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( ^ω^)達は今が楽しければなんでもいいようです
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从 ゚∀从「まぁそうがっかりしなさんな。何もドクオと同じように強くなる必要はねぇよ。それに……凡人がよくこんなメニューについてこれてるなと思うね俺は」
視界に広がった星の絨毯を、ハインの顔が遮った。
冷たく、細い指がぼくの額から頬を伝って滑る。
从 ゚∀从「こういう身の丈を越えた努力は、俺もドクオも出来ない。そういう意味じゃお前は俺らより優れてるのかもしれねぇぜ? 飲み込みもメチャクチャはえー方だしよ」
こういう時、涙でもこぼせば少しは絵になるのだろうか。
ぼくの感性はどうやら役者には向いていないようで、彼女の口から紡がれる言葉を淡々と受け止めていた。
从 ゚∀从「"人間"ってやつは皆違って皆良いんだろ? 強さの種類も一つじゃねぇさ」
それはある種の自虐なのだろうか。
一週間前、腐っても人間でいたいと言ったぼくを、ハインはどう思ったのだろうか。
それを考えるには、あまりにも疲れ過ぎていた。
( ^ω^)「ハインは……優しいお」
从 ^∀从「おう、慣れねぇこと言ったせいで牙がムズムズしてらぁよ」
ハインは口元を緩め、少しだけ長い犬歯を見せた。
もっと早く、早く強くなろうと、思った。
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