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( ^ω^)ブーンが遊戯王の世界で頂点を目指すようです

353名も無きAAのようです:2016/03/12(土) 14:57:51 ID:YG8I1ybo0
http://is.gd/4twCxM

354名も無きAAのようです:2016/03/15(火) 12:09:58 ID:aKLXu/rI0
場所が場所なら店長SSはもっと評価されてる

355名も無きAAのようです:2016/03/16(水) 23:05:10 ID:ix70N2y20
来月の制限改訂でインフェルノイドがお葬式

356名も無きAAのようです:2016/03/16(水) 23:22:37 ID:lX7SCqpQ0
http://urx.red/rNMm

357名も無きAAのようです:2016/03/16(水) 23:40:19 ID:xF3t5x/60
ショーン・マクアードル川上
xtw.me/Xw0Ew1h

358名も無きAAのようです:2016/03/17(木) 01:52:48 ID:WHKlXht.0
針虫ガン積みしてた頃以下になるんかね

359名も無きAAのようです:2016/03/19(土) 18:59:43 ID:Cx3mScvU0
チェイン禁止で満足も不満足に…

360名も無きAAのようです:2016/03/19(土) 19:13:49 ID:khGKv5NM0
満足スレ覗いて来い
あいつら逆に活き活きしてる

361名も無きAAのようです:2016/03/19(土) 23:01:15 ID:4EiW6oQE0
満足民は改定発表後が一番イキイキしてるからなぁ……
下手するとデュエル中よりイキイキしてる

362名も無きAAのようです:2016/03/20(日) 01:31:22 ID:/T8F7fbY0
福澤朗「開運!なんでも鑑定団」
xtw.me/Xw0Ew1h

363名も無きAAのようです:2016/03/20(日) 09:43:19 ID:OxbP6eMo0
http://is.gd/bM4zjX

364名も無きAAのようです:2016/03/26(土) 09:48:05 ID:eVBSv.fw0
リメイク版店長スレ人いすぎワラタ

365名も無きAAのようです:2016/03/26(土) 21:26:32 ID:igAaQ7es0
見てきたけど別スレでやってるのか…

366名も無きAAのようです:2016/04/01(金) 09:30:56 ID:QZpgJ8QM0
店長の作者はノンケという嘘

367名も無きAAのようです:2016/05/07(土) 21:04:12 ID:0UGV4k8.0
店長SS投下してもいい?

368名も無きAAのようです:2016/05/07(土) 21:07:19 ID:ZQ70sCLM0
乙!面白かったぜ!

369名も無きAAのようです:2016/05/07(土) 21:18:23 ID:0UGV4k8.0
ヒェッ…レス早すぎ…

370名も無きAAのようです:2016/05/08(日) 02:32:05 ID:TdFdfi2M0
おらッ!投下はどうしたッ!

371名も無きAAのようです:2016/05/11(水) 21:05:44 ID:Uj0x8uXA0
投下って?

372名も無きAAのようです:2016/05/14(土) 23:17:43 ID:dHNG2k5k0
ああ!

373名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:33:31 ID:xVzd4W620

☆NBRルール☆
NBRでは、《No.》以外のモンスターカードの使用に制限が課されている。この制限は所持しているナンバーズによって変動する。魔法・罠は特に制限なし。

●自身が所持しているナンバーズの番号を確認し、
・十の位の数字×100の攻撃力を持つモンスターカード
・一の位の数字×100の守備力を持つモンスターカード
どちらかの条件を満たしているモンスターのみが使用可能。どちらにも当てはまらないモンスターは、デッキに投入することができない。


例)《No.34 電算機獣テラ・バイト》を所有しているプレイヤーがデッキに入れられるモンスターカードは、
●攻撃力300
●守備力400
どちらかの条件を満たしているモンスターのみ。

例外として、《No.6 先史遺産アトランタル》など一桁の番号を持つナンバーズは、一の位を無いものとして、
●攻撃力600
のみが使用可能。

《No.101 S・H・Ark Knight》など三桁の番号を持つナンバーズは、10/1と番号を区切り、
●攻撃力1000
●守備力100
どちらかを満たすモンスターのみが使用可能。

374名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:34:32 ID:xVzd4W620
☆これまでのあらすじ☆

その1.
・( ^ω^) 「留年しそう」
・無人島でのバトルロワイヤルを勝ち抜けば留年を回避できることになった
・がんばって一戦目勝った

その2.
・( ^ω^) 「昔の知り合いもバトロワ参加してた」
・めっちゃ強かった
・めっちゃがんばって二戦目勝った

その3.
・いまここ




☆用語説明☆

強欲な壺 …
        _     ______
      , '´  `ヽ  ( ー――‐ - ‐  )
     .i' r‐…、 `ー/._/ ̄| | ̄| | ̄ヽ ヽ、
     i  i   `ー、/ `   ~  ~    ̄ `;
     i  !、    .,'、 ,r ―-、   , -‐‐ 、 ,'ゝ、
     ゝ  ゝ--, ,'ゝ i-=ミミ 、}.|lil|.{ z==- }'´  `,、
      `-,  i/ >.> ゝ,、__゛ノ.>ii<.ゞ、___ノ  <く ヽ、
        ) .i ,','  、___,イ>ヽ_/<ゝ、__,,,....  )) )、
      (`′ノ{ ゞ、ノヽ`ー-―…―-ー'"/ノ .レ'   i
        ̄ く ヽ`′ ヽいしじじじじじL// ,'  r‐ ノ
         { `ー`Y  ゞ`,;;ー‐-―;;;"´,' y-‐', '´ノ
        .‘ト- ’.)    ( ̄`i´ ̄) ./ノ( , -'ノ
         .`t_ー`ー、 __` _人_ ´__ ノ i'' -‐‐;;;!
           `ー、、 ___ノヽ、_ ノ ,' ,;;::"
             (_________)

375名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:35:12 ID:xVzd4W620



 内藤が図書室で死力を振り絞っていたそのころと、やや前後して。
 薄暗い闇の中で、ひとり思案をめぐらせる男がいた。


  _
( ゚∀゚)


 ――"モンスターを殺さなくても人は殺せる" それが信条のデュエリスト、ジョルジュ長岡である。
 無駄なことはしなくていい、何事も最短経路を通るべきという信念を持つ彼だが、このNBR《タタカイ》、激戦とプレッシャーで消耗しきっていたのだろうか。
 内藤とのデュエルを避けて寮の一室に潜り込んだ彼は、デッキの調整もそこそこに、今は体を休めていた――の、だが。

  _
( ゚∀゚)
  _
( ゚∀゚) (あんまり、頭のよくない計算では、あるが……)

376名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:36:01 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) (1日目――ナンバーズを1枚しか持ってないやつ同士が戦えば、勝ったやつは2枚のナンバーズを手にすることになる)
  _
( ゚∀゚) (2日目――ナンバーズを2枚持ってるやつ同士が戦えば、勝ったやつは4枚のナンバーズを手にすることになる)
  _
( ゚∀゚) (3日目――)

  _
( ゚∀゚)

  _
( ゚∀゚) (いや、まあ、単純に倍々ゲームで増えてくかっつったら、そういうわけでもないとは思うが……)
  _
( ゚∀゚) (なんであれ、戦いが進めば進むほど……ナンバーズは少数のデュエリストに集中していく、そのはずなんだよな……)


 ――実のところ、長岡はこう考えていた。
 負けたら留年、仮死状態。積極的に戦いたがる人間はそう多くないだろう。
 長岡の記憶する限りでは、このNBR、戦闘期間の指定などは特になかったはず。



 となれば、なんだかんだで1日1デュエル程度に落ち着くのではないか。
 そのくらいのペースでデュエルをこなしていくことに、まあ、なるのではないか。
 NBR初参加の長岡は、そんなふうに、どこか楽観的な考えを持っていた。



 しかし――――長岡は目撃しているのだ。

377名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:36:50 ID:xVzd4W620


〜〜〜〜〜〜〜


 とにかくまずは一戦だ、と、勢い込んで主戦場たる校舎内に乗り込んだ長岡――そこで、不良賭博師:杉浦ロマネスクと遭遇。
 記念すべき初デュエルという運びになる――が、その一戦で長岡は消耗しきった。

  _
( ;゚∀゚) (つ、疲れた……めっちゃ疲れた……疲れた……のに……し、しかし……)
  _
( ;-∀-) (こんだけ疲れといて……ッ!! 手に入ったのが、《No.7》……!! なんだ!? なんなんだよ俺は!? これで何をどうしろってんだよ!?)
っ《No.7 ラッキー・ストライプ》
  _
( ;゚∀゚) (正攻法で出せるとは思えねえし……かといって変なコンボ組んで出しても肝心の効果が運任せ……)
  _
( ;゚∀゚) (あげく一桁だからカードプールもロクに増えやしねえ! なんだってこんな目に遭うんだよ!?)
  _   _
(゚∀゚ )三( ゚∀゚) (っていうか、そう、そうだよ、逃げねえと……! この疲れ切った状況で連戦は無理だ! 絡まれたら死ぬ!)
  _
( ;゚∀゚) (今のこの戦力でこの戦場に立ち続けるのは無謀だ! いったん部屋まで引き返して作戦を―――)



< や、やめ…… やめろ! やめてく――


  _
( ;゚∀゚)  「!?」

378名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:37:37 ID:xVzd4W620


<ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ............




  _
( ;゚∀゚) 


  _
( ;゚∀゚) (なんだ今の……悲鳴……? どこから……)


  _
( ;゚∀゚) (……図書……室……)


  _
( ;゚∀゚) 


  _
( ;゚∀゚) 「……」  テクテク

379名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:38:18 ID:xVzd4W620


  _
カ |∀゚ )   ソー......
ベとノ



(´ ω `) 


⊂⌒~⊃。Д。)⊃


  _
カ |∀゚;)  「お……ッ」
ベとノ


(´ ω `) 「……4枚目……5枚目……」


  _
カ |∀゚;) 
ベとノ



(´ ω `) 「……ハズレか……次は……」


  _
カ |∀゚ ) 
ベとノ



  _
カ |∀゚ )))))
ベとノ))))) ガタガタガタガタ

380名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:38:58 ID:xVzd4W620

〜〜〜〜〜〜〜


 ”狂戦士”の姿を目にしてしまった長岡は、一も二もなくその場を逃げ出した。
 そして、逃げ出した先で出会ったのが――


〜〜〜〜〜〜〜


( ^ω^)「……しかし、5枚だっけ? さすがにこのくらいの時間になると強いやつも増えてくるおねー。1枚差かお」
  _
( ゚∀゚)「……ん?」

( ^ω^)「やってみてもいいんだけど、さすがに楽勝ってわけにもいかないだろうし……あ、いや、実質4枚だっけ。じゃあ2枚差かお……まあ、どっちにしても、微妙だけど」
  _
( ゚∀゚)「……へえ。2枚差、ねえ」

( ^ω^)「フフ……」


〜〜〜〜〜〜〜


 5枚で1枚差→4枚で2枚差→つまり6枚所持※の内藤である。もはや頭の中は真っ白である。
    ※長岡は『招待状』のハッタリにこそ気づいたものの、『6枚所持』も嘘である可能性にはまだ頭が回っていない。

381名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:39:44 ID:xVzd4W620


 薄暗い部屋の中、長岡はデッキを組みつつ考える。


  _
( ;゚∀゚) (まだ一日目だってのに……もう、2人も出くわしてる。やべえやつが、見ただけでも2人いる!)
  _
( ;゚∀゚) (待ってたところでなんにもならねえ、周りが強くなってくだけだ……ナンバーズが、一か所に集中する前に!
      《7》と《47》、この持ち札で勝てるうちに……ナンバーズが散ってる今のうちに、狩れるやつを狩っておかなきゃなんねえ……)


  _
( ゚∀゚) (――つまり夜襲だ!)


 そういうわけで、長岡は組み上げたデッキを握りしめると部屋を出た。
 昼間のデュエルの疲労はまだ残っている。が、それでも戦うことを選ぶだけの理由はあった。

  _
( ゚∀゚) (そりゃまあ、俺も疲れてるがね……それは、他の連中だって同じはず!)
  _    イキル  シヌ
( ゚∀゚) (進級か留年かのこのデュエル、体力にしろ精神力にしろ、普段以上の消耗がある……が、それは何も俺だけに限った話じゃねえだろう)
  _
( ゚∀゚) (桁外れの狂人※ならどうか知らねえが……普通の神経してりゃ、一勝するだけでもそれなりに精神力使うはずだ!)
     ※(´・ω・`)

382名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:40:50 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) (今は夜。なんとか初戦勝つには勝ったが、今日はもう勘弁してくれ……ってやつも多いはず。そこを狙い撃つ!)
  _
( ゚∀゚) (なんせ、ここに来てる連中は全員留年寸前のクズ学生なんだ……! 皆が皆あんなやべえやつ※ってこたあねーだろう!)
                                                               ※(´・ω・`)

 夜と夕方の境界線、薄い闇の中に紛れ、音を立てず森を駆け抜ける――
 アカデミアの体育で習った技術をフル活用し、長岡は戦場へと向かう。


           | ̄l\     .| ̄l\
      | ̄l`|  | | ̄ ̄ ̄ ̄|  |  \
     TTTTT.|  | | (┘)   |  | TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTlヽ
    [二二二|  | |        |  | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]\lヽ
    `l []l[] .|  | | 日日日 |  | | 田田 田田 田田 田田 田田 田田 田田 |   \l
    [二二二|  | |        |  | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]   |i-i-i-i-i、
    `l []l[]. |  | | 日日日 |  | | 田田 田田 田田 田田 田田 田田 田田 |     |二二二]\
    [二二二|  | |        |  | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]   | 田田 |  |
    `l []l[] .|  | | 日日日 |  | | 田田 田田 田田 田田 田田 田田 田田 |     l二二二]  |
    [二二二|  | |        |  | [二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二]   | 田田 |  |
    `l []l[]. |  | l| ̄| ̄|ニl .|  | | 田田| ̄| ̄| 田田 田田 田田 田田 田田 l     l二二二]  |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |  |] _|_| [二二二|  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               |  |  |/         |  |  
               |  |  |           |  | 
               |  |  |____, _ _ |  |  
               |  |  |           |  |
 _______|_l/        .    .|_|__________________________

  _
( ゚∀゚) (……さて……)
  _
( ゚∀゚) (ここだ……この時間、この門の周辺で待ち伏せてりゃあ、ここから拠点に帰ろうとするやつと鉢合わせる可能性は高いと見た……)
  _      _
(゚∀゚ ) 三( ゚∀゚) (ヘトヘトに疲れ果てて、ほうほうの体でここから出ていこうとするやつと、だ! どこか、身を隠せる場所は――)
  キョロキョロ

 潜伏場所を探して、長岡は校舎の門をくぐる――

383名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:41:30 ID:xVzd4W620










【――敵性ナンバーズを感知! 敵性ナンバーズを感知! これよりデュエルモードに移行します!】








  _
( ;゚∀゚) 「――!?」


 突如、長岡のデュエルディスクが警戒音を発し――
 閃光と共に、デュエルフィールドが出現する。

384名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:42:32 ID:xVzd4W620

  _
( ;゚∀゚) (な、なんっ……なんだ? なんだ!? 誰だ! これは――)
  _
( ;゚∀゚) (――――待ち伏せか!? 同じこと考えてたやつの……!?)


―――――
・デュエルディスクを装備した者と接近した場合、強制的にデュエルモードとなる。
―――――


  _      _
(゚∀゚; ) 三( ;゚∀゚) (だが、待ち伏せてたヤツはどこに……!)


【【――敵性ナンバーズを感知! 敵性ナンバーズを感知! これよりデュエルモードに移行します!】】


 未だ鳴り続ける警戒音が、微妙にブレて――ハモって聞こえる。
 そのことに気付いた長岡が、音のする方向に目を向けると――

  _
( ;゚∀゚) (どこ……に……)


  _
( ;゚∀゚)

385名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:43:16 ID:xVzd4W620
  _
( ;゚∀゚) 




                  zzz...
             (-、-トソン:. _ 
            r'⌒と、j ミ ヽ 
           ノ ,.ィ'  `ヽ. /
          /       i!./
           (_,.         //
          く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
            `~`''ー--‐'



  _
( ;゚∀゚) ……


 門のすぐ裏、塀の陰で――ひとりのデュエリストが、眠っていた。
 そしてそのデュエリストは、けたたましく鳴り響くデュエルディスクの警戒音に、しぶしぶといった様子で目を覚ます。


                  パチリ
             (゚、゚トソン:. _ 
            r'⌒と、j ミ ヽ 
           ノ ,.ィ'  `ヽ. /
          /       i!./
           (_,.         //
          く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
            `~`''ー--‐'

386名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:44:04 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン
  _
( ;゚∀゚) 

(゚、゚トソン 「……ああ。デュエルですか……」
  _
( ;゚∀゚) (……)

 のそのそと布団から這い出すその”敵”と、長岡は今改めて対峙する。
 そして、長岡は――向き合ったその顔に、見覚えがあった。


(゚、゚トソン 「改めまして、おはようございます。……えっと、その……闘り合う前に自己紹介とか、したほうがいいんですかね?」
  _
( ゚∀゚) 「……いや、おまえのことは知ってる。都村トソン……だろ」

(゚、゚トソン 「おや、ひょっとして顔見知り? いかにも私はみんなのアイドルトソンさんですが……」
  _
( ゚∀゚) 「……名前より、『こっち』で呼んだほうが、いいか?」
  _
( ゚∀゚) 「――”強欲な壺”、って」

387名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:44:50 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 

  _
( ゚∀゚)


(-、-トソン  ハァー.......


(-、-トソン 「前々から、思ってましたけどね。ずっと思ってたんですけどね」

  _
( ゚∀゚) 「……」



(-、-;トソン 「うら若き乙女につけるあだ名が《強欲な壺》ってあなた、それ普通にいじめですよ。本当に。なんで誰も止めなかったんですか」
  _
( ;゚∀゚) 「って言われてもな。俺がつけたわけじゃねえんだから……」






-遊戯王NBR-
 その3.「銀弾ロシアンルーレット」

388名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:45:30 ID:xVzd4W620

 一年次、都村と同じクラスだった長岡は、彼女の自己紹介を聞いている。


 ――そりゃあ、デュエルも好きですけど。
 どちらかというと私は、パックを開けるのが好きで。だからカードゲームが好きなんです。


 そんな自己紹介を、入学早々に聞いている。


(゚、゚*トソン  〜〜♪

 
 パックを開けるときのワクワク感が好きで、カードゲームに魅せられた――そう語る都村。
 だからまあ、当然と言えば当然なのかもしれないが――

389名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:46:13 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「ほうほう、これがデュエルアカデミア名物と噂のドローパン。入ってる具が食べるまでわからないリスキー極まりない昼食……」

ミセ*゚ー゚)リ 「えーっと……。この中にひとつだけ、アカデミアで飼ってる黄金のニワトリが産んだ黄金の卵を使った、黄金のタマゴパンってのがあるらしいんだよね」

(゚、゚トソン 「それが大当たり、と。ふむ……」

(゜д゜@ 「覚悟しとくことだよ〜。よっぽど引き運の強いデュエリストじゃなきゃあ、黄金のタマゴパンは引けないからね。で、どれを買うんだい?」

(゚、゚トソン 「では、50個ほど貰えますか?」

(゜д゜@ 

(゜д゜@ 「ご……?」

(゚、゚トソン 「ええ、ドローパンを。50個ほど」

ミセ;゚ー゚)リ 「……あんた、それ全部食べるの……?」

(゚、゚トソン 「ええ。意地で」

ミセ;゚ー゚)リ 「意地って、いや……」


 都村は、パックの開封に限らず。
 ギャンブルというか、クジの類がめっぽう好きだったのである。

390名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:46:54 ID:xVzd4W620

(゚〜゚トソン 「……ですから、当たりの率が低いならとにかく試行回数を増やすのが勝利への近道なんです。単純な話でしょう?」
 モッシャモッシャ

ミセ*゚ー゚)リ 「いや、それはわかるけど。わかるけど。わかるけど……」

(゚、゚トソン 「それに、よくある話でしょう、縁日の夜店、くじ引き、一等はプレイステーション4! みんなが大当たりめがけて殺到する!
 ゴクン   ……でも、実はクジの中に当たりなんて入ってない。一等なんてお飾りにすぎない……そんな悪徳商人に客の立場から対抗するには、どうすればいいか?」

(゚〜゚トソン 「……これも簡単な詰めデュエルです。クジを全部買い占めてしまえばいいんですよ。その上で当たりクジがないことを指摘すれば向こうには逃げ場がない」
 ムシャムシャ

ミセ*゚ー゚)リ 「それもわかるんだけどね? 理屈の上でならわかるんだけどね?」

(゚、゚トソン 「ただ、これを実践するとその夜店から出禁を食らうのが困ったところですが……」
 ゴックン

ミセ;゚ー゚)リ 「実践、したことあるっていう事実がね? どうしても理解できないんだよね……?」


 新しいブースターパックの発売日には、ショップからBOXを抱えて出てくる都村の姿が必ず目撃される。
 商店街が福引を始めれば、『いつ見ても都村が行列に並んでいる』『おかしい』『本当にいつ見てもそこにいる』という噂がアカデミア校内を駆け巡る。
 年末ジャンボの時期になると、『どの売り場でも一度は見ている気がする』『宝くじを買う都村の姿が同時刻に別々の売り場で目撃された』など、噂は都市伝説へと昇華、都村は妖怪になる。

391名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:47:37 ID:xVzd4W620


(^、^トソン 〜♪


 幸せそうな顔で、パックを、クジを買いあさるその姿から、畏敬の念を込めてつけられたあだ名が――――

  _
( ゚∀゚) 「――――”強欲な壺”」

(゚、゚トソン ……

(-、-;トソン 「……ほんっと、不名誉な称号ですよ……誰ですか、最初に言い出したの」
  _
( ゚∀゚) 「……まあ、なんだよ。デュエリストにとって強欲な壺っつったら神様みてーなもんだし。な?」

(゚、゚トソン 「にしたって壺はないですよ壺は……貪欲な壺じゃなくてよかったとは思ってますけど……」
  _
( ゚∀゚) 「アド取りまくってるやつ、金回りのいいやつだなあって、みんな羨ましがってたぜ」

(゚、゚トソン 「それだってそうです。羽振りがいいとかよく言われましたけど、私そんなに変なことはしてないですよ?
       バイトだって普通にやってましたし。たまにどっかの大会へ出て優勝賞金さらってくるとか……。やりようはいくらでもあるでしょう?」
  _
( ゚∀゚) (……そう、そこだ)
  _
( ゚∀゚) 「わかんねえのはそこだ。おまえがなんでここにいる?」

392名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:48:17 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「なんで……と、言われましても。それこそ、なんで、ですよ。なんでそんなことを気にするんです?」
  _
( ゚∀゚) 「たしかに、金遣いの荒いやつだとは聞いてる。でも、成績はそう悪くない……腕だって、いいもん持ってるって聞いてた」
  _
( ゚∀゚) 「少なくとも、赤点がどーとか出席がどーとか……留年、なんて話が出るほどの不良だとは、聞いてなかったぜ」

(゚、゚トソン 「ああ……。まあ、たしかに私は優等生ですよ。ちょっとばかり、こう、衝動買いじみた出費が多いだけで。それ以外はいたって優等生です。
       っていうか、なるほど、そうですか。傍から見ても私は優等生だったわけですね? なるほど我ながら鼻が高い。えっへん」

(゚、゚トソン 「えっへん……ですが、まあ、いろいろと事情がありましてね……。聞きたいですか?」
  _
( ゚∀゚) 「聞かせてくれんのか?」

(゚、゚トソン 「湿っぽい、くらーい話が嫌でないなら――の、話ですけど」
  _
( ゚∀゚) 「なら、やめだ。あんまり変なこと聞くと気持ちよくデュエルできなくなる。同情しちまうとトドメ刺すとき嫌な気分になるだろう? 後味が悪いのは嫌なんだ」

(゚、゚トソン 「そう言わずに。ちょっと聞いてくださいよ――」

393名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:48:59 ID:xVzd4W620

〜〜〜〜回想〜〜〜〜


(゚、゚トソン 「ふむ……デジタルなゲームにはまだいまいち慣れませんね……」 ポチポチ

ミセ*゚ー゚)リ 「あれ、トソン。なにやってるの?」

(゚、゚トソン 「ああ、いえ。ちょっとですね、クラスメイトから招待されたもので」 ペチペチ

ミセ*゚ー゚)リ 「招待? スマホの? ああ、ゲームかなんか……やって……」

ミセ*゚ー゚)リ 

ミセ*゚ー゚)リ 「グランソイルー……ファンタジー……」

(゚、゚トソン 「はい、なかなか面白いと聞いたので。これを機にですね、最近流行りのソーシャルゲームというやつを始めてみようかと」 パチパチ

ミセ*゚ー゚)リ 「……うん、らしいね、面白いらしいね。でもトソン、悪いこと言わないから。ほんと悪いこと言わないから、アンタは、アンタだけはそういうタイプのゲームやっちゃ
  _
( ゚∀゚) 「待て。待って」


〜〜〜〜中断〜〜〜〜

394名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:50:17 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) 「……え、つまりおまえ……」

(゚、゚トソン 「……ええ。その通り」





(゚、゚トソン 「奨学金をソシャゲで使いこんで学費が払えなくなりました」
  _
( ゚∀゚) 「マジモンのクズじゃねえかよ」



(´、`トソン 「いやあ、デジタルな世界って怖いですね……。天井がない。青天井。あれ以来雲一つない青空っていうのがトラウマになりまして……」
  _
( ゚∀゚) 「……それでここまで落ちてきたってわけだ」

(゚、゚トソン 「ええ。このNBRで勝ち上がれば、そのへんの話はどうにかしてくれると。そういうふうに言われてます」

395名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:51:34 ID:xVzd4W620

  _
( ;゚∀゚) (……こういうタイプのクズに限って……変に強かったりするんだよなあ……! クソっ!)

(゚、゚トソン 「どうせ近付けば強制デュエルなんですから、門のすぐそばで待つなら起きてても寝てても同じかなーと思ってました。
       あれです、ログインボーナスを待つ感じで。登校《ログイン》してきた人たちをゆっくり狩っていこうかと。そろそろ目も覚めてきましたよ」
  _
( ;-∀-) (実力は元から折り紙付き、この土壇場で肚も据わってる。たぶん、かなりの強敵ではある……が――――)


 目の前の強敵と対峙して、その頬には冷や汗が浮かぶ。しかし――

  _
( -∀-) (一度、こうして対峙した以上は……今から、泣いても、喚いても、無意味)

 
 彼の名は、ジョルジュ長岡。

  _
( ゚∀゚) (息を吸って、腹をくくって――後は、ただ闘うだけだ!)

 無駄なことはしなくていい、何事も最短経路を通るべきという信念を持つデュエリスト。
 向い合った二人のデュエリストが、今、デュエルディスクを展開する。

396名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:52:35 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「……あ、そういえばあれですね。私だけ自分語りしましたけど、あなたのほうはいいんですか?
       なんか、身の上話とか、そういう……遺言とか、あっ遺言って失礼ですね。こう、なんかないんです?」
  _
( ゚∀゚) 「聞きたいか?」

(゚、゚トソン 「いえ、全然」
  _
( ゚∀゚) 「だろうよ。そんな無駄な話はしねえ……やることは、シンプルに、たったひとつ――――」




  _
( ゚∀゚) 「「――デュエル!!」 (゚、゚トソン

397名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:53:27 ID:xVzd4W620


・TURN 1-
  _
( ゚∀゚) 「先攻は、こっちだ。俺のターン!」

 先攻1ターン目。長岡は5枚の手札に目を通すと、その内1枚のカードに手をかけて――そこで少し止まる。
  _
( ゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「どうかしましたか? なぜ初手から長考?」
  _
( ゚∀゚) 「……いや、なんつーか、皮肉な初手だなあって……魔法カード発動」
  _
( ゚∀゚) 「強欲で謙虚な壺!」


《強欲で謙虚な壺》
通常魔法
「強欲で謙虚な壺」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分のデッキの上からカードを3枚めくり、
その中から1枚を選んで手札に加え、
その後残りのカードをデッキに戻す。


(゚、゚トソン 「む」
  _
( ゚∀゚) 「デッキの上から3枚チェック!」

っ《業炎のバリア-ファイヤー・フォース-》
っ《炎王獣ガルドニクス》
っ《ゾンビキャリア》

398名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:54:08 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) 「俺はその中から1枚を選んで手札に加えるわけだが……」

(゚、゚トソン 「ふむ。SR、N、HNってとこですか」
  _
( ゚∀゚)
  _
( ゚∀゚) 「……あの、HNってなに?」

(゚、゚トソン 「ハイノーマル」
  _
( ゚∀゚) 「……」
  _
( ゚∀゚) 「はい……のーまる……?」

(゚、゚トソン 「まあ、カードゲームじゃあんまり聞き慣れないレア度かもしれませんね」
  _
( ゚∀゚) 「……とにかく! 《炎王獣ガルドニクス》を手札に加える!」

(゚、゚トソン 「え、それですか? なんで好き好んでSRを捨てますかね……」
  _
( ゚∀゚) 「……念のため聞くけど、SRってのもたぶん、スピードロイドのことでは、ない……ん、だろうな……?」

(゚、゚トソン 「当たり前じゃないですか。スーパーレアってやつですよ」
  _
( ;゚∀゚) 「(……文化が違う!)とにかく。とにかく! モンスターと伏せカードを1枚ずつ出して、これでターン終了!」

399名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:54:53 ID:xVzd4W620


・TURN 2-

(゚、゚トソン 「では、私のターンですか。ドロー」
  _
( ゚∀゚) (さあ……どう出てくる……?)

(゚、゚トソン 「魔法カード。ワン・フォー・ワンを発動します」

(゚、゚トソン 「手札のレベル・スティーラーを墓地に送り、デッキから――レベル1、イービル・ソーンを特殊召喚」

(゚、゚トソン 「で、イービル・ソーンの効果発動。分裂!」
  _
( ;゚∀゚) 「いてっ」LP:8000→7700


《ワン・フォー・ワン》
通常魔法(制限カード)
(1):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。

《イービル・ソーン》
星1/闇属性/植物族/攻 100/守 300
このカードをリリースして発動する。
相手ライフに300ポイントダメージを与え、
自分のデッキから「イービル・ソーン」を
2体まで表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚した「イービル・ソーン」は効果を発動する事ができない。

400名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:55:44 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) (……《スティーラー》? ソリティア狙いか……)
  _
( ゚∀゚) (……このカードプールで? いや、っていうか《イービル・ソーン》……)


【(゚、゚トソン】
《イービル・ソーン》 ☆1
《イービル・ソーン》 ☆1


(゚、゚トソン 「では、さっそく。2体並んだレベル1、イービル・ソーン2体で――オーバーレイ」
  _
( ゚∀゚) (――――いきなりか! なんだ……!?)

(゚、゚トソン 「さて……本って、読みますか?」
  _
( ゚∀゚) 「……あ?」

401名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:56:33 ID:xVzd4W620



(゚、゚トソン 「本。そう、本です。本。よく言いますよね、『本を読め』って」

(゚、゚トソン 「でも、本がその力を十分に発揮するには、本棚が必要なんです。わかりますか?」
  _
( ゚∀゚) 「……」


(゚、゚トソン 「知識――力というものは、十分な種類を蓄えた上で、さらに。
       それを必要な場面で必要なだけ引き出すことができて、初めて意味を持つ。そういうものです」


(゚、゚トソン 「まあ、何が言いたいかというと―――――」

402名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:57:17 ID:xVzd4W620







            /`l _
            ,、.   l  |/ 〉
         ,l |  l  |レ'
         ,! L.-ヾ=,'
      ,.-'´  _, - '_´
     (_,.- '´| L-'´ _)    ___
       ,.-'´  ,.-'"   ◯(___  .)     _
      {,.- '´| |        / /   ., ´ _ `ヽ
          、|,i       / /    ( _,´◯`、_)
                ( _/      ., ´  ̄ `ヽ   _,,..、       ,..、
                         {  ( ̄)  }  ヽ `ー、   / ア
                         ヽ._  ̄ _ノ   ヽ、  'l  / /
                            . ̄        `ー',/  /
                                        /  /´
                                      「  /
                                     `''"

403名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:58:19 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「『本棚』をさらに拡大すると、それは『書庫』になる、って話です」


《No.78 ナンバーズ・アーカイブ》
ランク1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0 【No.】
レベル1モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のエクストラデッキのカードを相手はランダムに1枚選ぶ。
それが「No.1」〜「No.99」のいずれかの「No.」モンスターだった場合、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

  _
( ;゚∀゚) 「ナンバーズ・アーカイブ……!」

(゚、゚トソン 「その点で行くと、この書庫は役立たずもいいところです。まだNBRも序盤の序盤、私個人の蔵書量なんかたかが知れてるってもんですし」

(゚、゚トソン 「何より、何を引き出してくるかがランダムってのがもう話にならない。レファレンスサービスのレの字もない。
       というかもうこれ書庫じゃないですよ。どっちかというとガチャとかそういうものに近いですよ。それもかなり粗悪な」
  _
( ;゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「でも、そこで気付いちゃったんですね、私は」

404名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:58:59 ID:xVzd4W620

  _
( ;゚∀゚) (《ナンバーズ・アーカイブ》……このNBRルールにおいては、かなりアクの強いナンバーズ……)
  _
( ゚∀゚) (……それを……)



(゚、゚トソン 「”これがガチャだというのなら、むしろ私の得意分野なのでは……?” ……と。――――エクシーズ素材を1つ使い、ナンバーズ・アーカイブ効果発動!」


  _
( ;゚∀゚) (……一番持ってちゃダメそうなやつが持ってるってのはどういうことだよ!)


(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のエクストラデッキのカードを相手はランダムに1枚選ぶ。
それが「No.1」〜「No.99」のいずれかの「No.」モンスターだった場合、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。


(゚、゚トソン 「さあ! 私のエクストラデッキは今《アーカイブ》を出したので1枚減って――
       残り14枚! あなたには、この14枚の中から1枚ランダムに選んでもらいます!」

(゚、゚トソン 「そして選んだその1枚が、もしも《ナンバーズ》だった場合……《No.1》から《No.99》までの、どれかに当てはまる《ナンバーズ》だった場合!」

(゚、゚トソン 「そのモンスターを! その場で! この《ナンバーズ・アーカイブ》の上に重ねて! エクシーズ召喚することができる!」

405名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 17:59:39 ID:xVzd4W620



(゚、゚トソン 「さあ……さあ。さあ! 選んでもらいましょうか!」


【(゚、゚トソン's EX deck】
 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

  _
( ;゚∀゚) (14枚……14枚!)


――――

(゚、゚トソン 『私個人の蔵書量なんかたかが知れてるってもんですし――』

――――

  _
( ;゚∀゚) (――とは言ってたが! 言ってたが!!)
  _
( ;゚∀゚) (……こいつ、何枚くらい持ってんだ……!?)

(゚、゚トソン 「わかっています、わかっています。あなたが言いたいことはわかっています。
       誰が引こうとランダムはランダム。何が出るかはわからない。ガチャに流れなんてない!」

406名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:00:20 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「しかし、しかし、しかしですよ。人並みにゲームをやったことがあれば、誰でも一度は感じたはずです! 『物欲センサー』の存在を!」

(゚、゚トソン 「あれが欲しい、これが欲しいと望んだものに限って手に入らない! 何かのセンサーが働いているかのように!」

(゚、゚トソン 「ゆえに私は他人に轢かせる! 物欲にまみれた自分ではなく、そのゲームをろくに知りもしない、
       何がアタリなのかも知らないような他人に引かせたほうがいいものが出る!」

(゚、゚トソン 「……いや、むしろこの場においては! 『ナンバーズが出ないほうがありがたい』と望むあなたに選ばせれば!
       そこであなたの物欲センサーが作動し――逆にナンバーズが呼べる!!」
  _
( #゚∀゚) 「ごちゃごちゃごちゃごちゃうっせーんだよ!! 一番左端!! そいつを出せ!」

(゚、゚*トソン 「よくぞ選んでくれました! このカードは――――」






デレレレレレレレレレレ.............





デン!!!!!

407名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:01:00 ID:xVzd4W620









《波動竜フォノン・ドラゴン》
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1900/守 800 【シンクロ/チューナー】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
1〜3までのレベルを宣言して発動できる。
このカードのレベルは宣言したレベルになる。
この効果を発動したターン、
自分はこのカードをシンクロ素材としたシンクロ召喚以外の特殊召喚ができない。
自分は「波動竜フォノン・ドラゴン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。



(´、`トソン 「モンスターを1体守備表示でセットして、ターンエンドです」
  _
( ゚∀゚) (……シンクロチューナー……?)


・TURN 2- 終了
  _
( ゚∀゚) 手札:3 LP8000
場:《裏守備》 / 伏せ:1枚

(゚、゚トソン 手札:3 LP8000
場:《-No.78-ナンバーズ・アーカイブ*1》@DEF 0 《裏守備》

408名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:01:44 ID:xVzd4W620

・TURN 3-

  _
( ゚∀゚) 「俺のターン、ドロー。……」
  _
( ゚∀゚) (……リクルーターの《ガルドニクス》を手札に入れた、ってのを見せてから裏守備で出せば、殴るだけ無駄だろうと思ってスルーしてくれるかも……とは、思ってたが)
  _
( ゚∀゚) 「(そもそも攻撃されないってのも、それはそれでなんかアレだな)裏守備モンスターを反転召喚。このモンスターは――」


《ステルスバード》
星3/闇属性/鳥獣族/攻 700/守1700
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
このカードが反転召喚に成功した時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。

  _
( ゚∀゚) 「――ステルスバード! その効果で、おまえに1000ポイントのダメージだ!」

(゚、゚トソン 「む」 LP:8000→7000
  _
( ゚∀゚) 「さて……(アーカイブの守備力はゼロ。伏せカードもない……)」
  _
( ゚∀゚) 「バトルフェイズ。ステルスバードで、ナンバーズ・アーカイブを攻撃!」

  _
( ゚∀゚):《ステルスバード》@ATK 700
(゚、゚トソン:《-No.78-ナンバーズ・アーカイブ*1》@DEF 0

409名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:02:26 ID:xVzd4W620




《-No.78-ナンバーズ・アーカイブ *1 → 0 》



(゚、゚トソン 「ナンバーズ・アーカイブの効果は――相手ターンでも発動可能!」
  _
( ;゚∀゚) (まあ、そうなるよな……!)

(゚、゚トソン 「私のエクストラデッキは、依然として残り14枚。さて……」

(゚、゚トソン 「どれが、ナンバーズだと思います?」

【(゚、゚トソン's EX deck】
 ■ ■ ■ ■ ■
 ■ ■ ■ ■ ■
 ■ ■ ■ ■  
  _
( ;゚∀゚) 「『どれがナンバーズ"じゃない"と思います?』って聞けよ。俺の気持ちも考えろ……」
  _
( ゚∀゚) 「……右から2列目の下から2番目!」

(゚、゚トソン 「向かって右ですか? 私から見て?」
  _
( ゚∀゚) 「俺から見て右だ!」

410名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:03:56 ID:xVzd4W620






――――――――――――――― "Screenshot Is Being Saved......." ――――――――――――――――


                          _
                         ., ´ _ `ヽ      
                        ( _,´◯`、_)     | ̄ ̄ )
                        ./´ )        L _j ̄   .        ,、    <フ    ,、  ./ 7 / 7
                        (   ̄ ̄ )    l´`、◯,´`!       <二、ニ>     / /  /_/ /_/
                          ̄ ̄ ̄      ヽ _  ̄ _ノ    .      <二、 ニ>  <二_/  <> <>
                                     . ̄           `┘


―――――――――――――――― ".......By Force Focus" ――――――――――――――――――――


  _
( ;゚∀゚) 「!?」



(゚、゚トソン 「大当たりです。と、いうわけで――」

411名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:04:39 ID:xVzd4W620


             | ̄ |\
            └、┘ .| r─r、
    ,-‐=‐-、、/ニ/二l-|  |-l__ll ̄,'ヽ
  ,イ二ニ=-ニム`丶、..二二二二| 弋__',ノ  _
 ,イニク'    ,r|i:::::::::::ヽ、`ヽ  |\___r‐''''''/ヽ l\
 {三{    /;;;;;}}:::::::::::::',::::',::', . | {;;;;,':::i::::::::i   i.l\l
 マニム   .弋;;∥:::::::::::::,'::::::i::::i::| .};;;',:::i::::::::',  ,'.i、 .l
  ゙マlム_ _../ノ:::::::::::::ノ:::::::ノ::i:::| ゝ-イ ゝ--ゝイ|::::::ヽ
   `゛ー‐, イ::::::::,, -'':::::::ノ::ノ::::|  |       .|:::::, ---lニニニl──‐ァ
        ̄ ̄ |゙ーニニイ:::: |  |       .|:::,'::::::::::iニニニl:::::::::/
..        { ̄|       .|  |       .|:::',::::::::::i、ニニニl::::::/
           ̄|  .,-‐-、   |  |       .|:::ニl二二‐‐‐‐イ ̄
   ∧     _ |  { 25 }   .|  {≧、_    .|、,'::::::::::::::::|
  (三〉=-‐''" `゙|.  ゙--‐"  .|  |  _\-=:::',___|
   ∨       |二二二二二|二二二ニ=-'''\、彡
              ||    ||     _| |_ .\.、
        {三三三)⊃  (i ii i) ,, -''"Y`ヽ } \\
                      iooi ''",, -''",, -''" ゙‐-=()=-‐"
                  (◎) (◎)"


(゚、゚トソン 「あなたが選んだのは、25番。《ナンバーズ・アーカイブ》は、このたびめでたく《重装光学撮影機フォーカス・フォース》に進化しました」


【(゚、゚トソン】
《-No.78-ナンバーズ・アーカイブ*1→0》
  →《-No.25-重装光学撮影機フォーカス・フォース*1》


  _
( ゚∀゚) 「……」

412名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:05:23 ID:xVzd4W620

《No.25 重装光学撮影機フォーカス・フォース》
ランク6/光属性/機械族/攻2800/守2400 【No.】
レベル6モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上のレベル5以上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。


  _
( ゚∀゚) 

  _
( ゚∀゚) 「で?」


(゚、゚トソン 「で、と言われましても……。バトルフェイズ、どうするんですか?」

【(゚、゚トソン】
《-No.25-重装光学撮影機フォーカス・フォース*1》@ATK2800
《裏守備》

《ステルスバード》@ATK700
【( ゚∀゚)】

  _
( ゚∀゚) (……いや、まあ、ステルスバードじゃ勝てねえんだけど……裏守備は……)

413名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:06:05 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) 「(……ATK700ぽっちで無理に殴ることもねえか……)バトルフェイズは終了だ。メインフェイズ2、ステルスバードの効果発動」
  _
( ゚∀゚) 「ステルスバードは1ターンに1度、裏守備表示にすることができる。加えて、さらにモンスターを1体、裏守備表示でセット」
  _
( ゚∀゚) 「俺は、これでターン終了……」


(゚、゚トソン 「そして、この書庫もどきが粗悪なものである一番の理由……」


自分のエクストラデッキのカードを相手はランダムに1枚選ぶ。
それが「No.1」〜「No.99」のいずれかの「No.」モンスターだった場合、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

”この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。”


(゚、゚トソン 「ナンバーズ・アーカイブは、1〜99までの範囲であれば、どんなナンバーズであろうと召喚できる可能性を秘めている……が、そのかわり」

(゚、゚トソン 「この効果で召喚したナンバーズは、そのターンのエンドフェイズが来ると、ゲームから除外されてしまう。
       1ターンしかもたない幻像、書面で得られる知識なんかその程度ってことですかね」

(゚、゚トソン 「にしても読んだ本の内容が1ターンで抜けてちゃ世話ないですよ。好きなキャラガチャで引くだけ引いてそれで満足して育てないアレと似てます」
  _
( ゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「……あ、私のターンですよね?」
  _
( ;゚∀゚) 「そうだよ……(いまいち何がしたいのか読めねえ……)」

414名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:06:50 ID:xVzd4W620


・TURN 3- 終了
  _
( ゚∀゚) 手札:3 LP:7700
場:《裏守備(ステルスバード)》 《裏守備》 / 伏せ:1枚

(゚、゚トソン 手札:3 LP:7000
場:《裏守備》



・TURN 4-

(゚、゚トソン 「では私のターン、ドロー。魔法カードを発動、おろかな埋葬」

(゚、゚トソン 「グローアップ・バルブをデッキから墓地に送ります」
  _
( ゚∀゚) (……《No.78》と《No.25》は見えてる。それで使用可能になる分と、それに加えて……)
  _
( ゚∀゚) (スティーラーが600/0。……バルブが100/100、イービルソーンが100/300……そのあたりがまだ残ってる……)

(゚、゚トソン 「で、私の場のこの裏守備モンスター、なんだと思います?」
  _
( ゚∀゚) 「は?」

(゚、゚トソン 「反転召喚、Xセイバー・パシウル。☆2チューナーです」

《X-セイバー パシウル》
星2/地属性/戦士族/攻 100/守 0 【チューナー】
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):相手スタンバイフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
この効果はこのカードがモンスターゾーンに
表側守備表示で存在する場合に発動と処理を行う。

415名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:07:32 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) (100/0……いや、チューナー?)

■⊂(゚、゚トソン 「そしてこの手札、なんだと思います?」 ペラリ
  _
( ゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「なんと、マジック・ストライカー。墓地のワン・フォー・ワンを除外して、手札から特殊召喚しますよ」

《マジック・ストライカー》
星3/地属性/戦士族/攻 600/守 200
このカードは自分の墓地に存在する魔法カード1枚を
ゲームから除外し、手札から特殊召喚する事ができる。
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。


【(゚、゚トソン】
《X-セイバー パシウル》 ☆2 [チューナー]
《マジック・ストライカー》 ☆3

  _
( ゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「で……何が出ると思います?」
  _
( ゚∀゚) 「……さあ? 見てみなきゃわかんねーな」

(゚、゚トソン 「そう、引くまではわからない。☆2のパシウルで、☆3のマジック・ストライカーをチューニング。何が出るかな、何が出るかな――」

416名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:08:13 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「☆5。まあRってとこです、Xセイバーウェインをシンクロ召喚」

《X-セイバー ウェイン》
星5/地属性/戦士族/攻2100/守 400 【シンクロ】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。
  _
( ゚∀゚) (……守備400! 《No.X4》……)

(゚、゚トソン 「ひとつしか効果のない☆5シンクロ。ガチャで引いたとしたら嬉しいかどうかは微妙なとこですが、だからって使えないわけじゃありません」

(゚、゚トソン 「ウェインがシンクロ召喚に成功したことで、私は手札の戦士族モンスター1体――マックス・ウォリアーを特殊召喚。で!」

《マックス・ウォリアー》:星4/風属性/戦士族/攻1800/守 800
  _
( ゚∀゚) 「?」

(゚、゚トソン 「単発で満足できますか? ガチャというのは運試し。1回回してそれで終わりじゃつまらないですよね。正月のおみくじだって5回くらいは引くでしょう?」
  _
( ゚∀゚) 「は?」

(゚、゚トソン 「そうでしょう引くでしょう。というわけで、墓地の虫と球根の効果を発動です」
  _
( ゚∀゚) (いや、おみくじは普通1回……)

417名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:08:56 ID:xVzd4W620

《レベル・スティーラー》
星1/闇属性/昆虫族/攻 600/守 0
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを1つ下げ、
このカードを墓地から特殊召喚する。

《グローアップ・バルブ》
星1/地属性/植物族/攻 100/守 100 【チューナー】
「グローアップ・バルブ」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合に発動できる。
自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、
このカードを墓地から特殊召喚する。


(゚、゚トソン 「ウェインのレベルを☆5から☆4に下げることで、レベル・スティーラーが。
       私のデッキの一番上、《ボルト・ヘッジホッグ》を墓地に送ることで、グローアップ・バルブが。それぞれ蘇ります」

【(゚、゚トソン】
《X-セイバー ウェイン》 ☆5→4
《レベル・スティーラー》 ☆1
《グローアップ・バルブ》 ☆1 [チューナー]
《マックス・ウォリアー》 ☆4

418名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:09:36 ID:xVzd4W620

(゚、゚トソン 「というわけで、何が出ると思います?」
  _
( ゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「レベル・スティーラー、グローアップ・バルブ。どっちも☆1で、バルブのほうはチューナーです。ですから――」

(゚、゚トソン 「シンクロ召喚。フォーミュラ・シンクロン!」

《フォーミュラ・シンクロン》
星2/光属性/機械族/攻 200/守1500 【シンクロ/チューナー】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。

(゚、゚トソン 「ユーザーに優しいフォーミュロンくんは、ログインボーナスで1枚チケットを渡してくれます。カードドロー。しかし悲しいことに!」

(゚、゚トソン 「フォーミュロンくん自身も、強化アイテムなので――ログインボーナスを貰うだけ貰って、
       後は用済みとばかりにすぐ素材に使って終わりにしてしまう。そんな非道なプレイヤーも多い」

(゚、゚トソン 「というわけで、☆4マックス・ウォリアーと☆2チューナーフォーミュラ・シンクロンで――何が出ると思います?」
  _
( ゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「今度は、なかなかいいカードですよ。SSRとまでは言いませんが、当たりと言ってさしつかえない。レベル6シンクロ、その名は――」

419名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:10:16 ID:xVzd4W620

(゚、゚トソン 「瑚之龍(コーラル・ドラゴン)」


《瑚之龍(コーラル・ドラゴン)》
星6/水属性/ドラゴン族/攻2400/守 500 【シンクロ/チューナー】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「瑚之龍」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、手札を1枚捨て、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。


(゚、゚トソン 「即戦力として採用です。手札のカードを1枚捨てることで、コーラル・ドラゴンはその伏せカードを破壊する!」
  _
( ;゚∀゚) 「ぬぐ……」
[ destory! →《魔法の筒》 ]

(゚、゚トソン 「魔法の筒。ふむ……」
  _
( ;゚∀゚) (……そりゃこのご時世、そう簡単に発動できるとは思っちゃいなかったが……貴重なダメージソースが……)

(゚、゚トソン 「まあ、それはそうと。今捨てたカード、何だと思います?

420名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:10:57 ID:xVzd4W620


《ヴォルカニック・バレット》
星1/炎属性/炎族/攻 100/守 0
このカードが墓地に存在する場合、
自分のメインフェイズ時に1度、500ライフポイントを払う事で、
デッキから「ヴォルカニック・バレット」1体を手札に加える。

  _
( ゚∀゚) 「……弾丸まで完備してるってわけだ」

(゚、゚トソン 「やっぱり大事なのは物量であり回転数なんですよ。500ポイントのライフを払って、デッキから2枚目のバレットを補充します」LP:7000→6500


(゚、゚トソン 「さて、それではバトル――と、行く前に」

(゚、゚トソン 「コーラルドラゴンは、シンクロモンスターであると同時に、チューナーモンスターでもあります。そう、フォーミュロンくんと同じタイプのユニットです」

(゚、゚トソン 「ですから――彼は、《特訓》ができる」
  _
( ゚∀゚) 「……あ?」

(゚、゚トソン 「同じカードを重ねて特訓。よくある仕様でしょう?」


【(゚、゚トソン】
《X-セイバー ウェイン》 ☆4
《瑚之龍》 ☆6→☆5 [チューナー]
《レベル・スティーラー》 ☆1

421名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:11:38 ID:xVzd4W620

  _
( ;゚∀゚) (――スティーラーを噛ませた単独シンクロ! 上級チューナーの特権か!)
                                    チューニング
(゚、゚トソン 「☆1レベル・スティーラーを、☆5になった瑚之龍で《特訓》!」

(゚、゚*トソン 「何が出ると思います? 何を引くと思います!? 特訓によって《瑚之龍》は新たな姿を得て強くなる――」

《フレムベル・ウルキサス》
星6/炎属性/炎族/攻2100/守 400 【シンクロ】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
また、このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
このカードの攻撃力は300ポイントアップする。

(゚、゚*トソン 「――☆6! フレムベル・ウルキサスをシンクロ召喚!」
  _
( ;゚∀゚) (貫通!)

(゚、゚トソン 「シンクロ召喚したコーラルドラゴンが墓地へ送られたので、私はカードを1枚ドロー。では――」

(゚、゚トソン 「――改まってバトルフェイズ。ガチャはあくまでガチャであり、ゲーム部分が本懐です。いま存分に振るうとき!」

422名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:12:21 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「フレムベル・ウルキサスで、ステルスバードを攻撃。その守備力を越えたぶんだけダメージを与える!」

(゚、゚トソン:《フレムベル・ウルキサス》@ATK2100
( ゚∀゚):《裏守備》→《ステルスバード》@DEF1700
  _
( ;゚∀゚) 「ぬぐ……!」LP:7700→7300

(゚、゚トソン 「そしてウルキサスは相手プレイヤーにダメージを与えるたびに攻撃力を上げていく……名付けて、”炎上商法”の能力を持ちます!」

【(゚、゚トソン】
《フレムベル・ウルキサス》@ATK2100 → 2400
《X-セイバー ウェイン》@ATK2100

《裏守備》@DEF ???
【( ゚∀゚)】

(゚、゚トソン 「で、まあ十中八九あれだと思うので、一応ウェインでも攻撃しておきます。その裏守備モンスター、たぶんガルドニクスに攻撃」
  _
( ゚∀゚) 「……当たりだよ。だが!」


(゚、゚トソン:《X-セイバー ウェイン》@ATK2100
( ゚∀゚):《裏守備》→《炎王獣ガルドニクス》@DEF1700

423名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:13:02 ID:xVzd4W620

《炎王獣 ガルドニクス》
星3/炎属性/鳥獣族/攻 700/守1700
自分フィールド上に表側表示で存在する
「炎王」と名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、
このカードを手札から特殊召喚できる。
また、このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから「炎王獣」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。

  _
( ゚∀゚) 「ガルドニクスが破壊されたとき、俺はデッキから炎王獣モンスター1体を特殊召喚することができる……。2体目のガルドニクスを召喚! これで場を繋ぐ!」

(゚、゚トソン 「まあ、同じカードを重ねて特訓とは言いましたけどね。しかしあなたのその《ガルドニクス》、
       それはいくら重ねたところで《炎王神獣》のほうのガルドニクスにはなりませんよ?」
  _
( ;゚∀゚) 「うるせー余計なお世話だよ!! あるもので戦うしかねーのがこのデュエルだろうが!」

(゚、゚トソン 「その気持ちは痛いほどわかりますが。私は、これでターンを終了」


・TURN 4- 終了
  _
( ゚∀゚) 手札:3 LP:7300
場:《炎王獣ガルドニクス》@DEF1700

(゚、゚トソン 手札:3 LP:6500
場:《フレムベル・ウルキサス》@ATK2400 《X-セイバー ウェイン》@ATK2100

424名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:13:43 ID:xVzd4W620

・TURN 5-

  _
( ゚∀゚)っ■ 「……俺のターン。ドロー!」 バッ
  _
( ゚∀゚)っ■ 「……」
  _
( ゚∀゚) (《ウルキサス》の300アップが地味に鬱陶しい……あれがなければさっくりと処理できたものを……)
  _
( ゚∀゚) 「(だが……)魔法カード、強欲で貪欲な壺、発動!」

《強欲で貪欲な壺》
通常魔法
「強欲で貪欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
  _
( ゚∀゚) 「デッキの上からカードを10枚裏向きのまま除外する。それと引き換えに、俺は手札を2枚補充!」

(゚、゚トソン 「……あだ名つけられたのが、これが出る前の話で。ほんとよかったと思いますよ」
  _
( ゚∀゚) (もともと、飛んで困るカードなんか、2枚目3枚目の《ガルドニクス》くらいしか……)

425名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:14:25 ID:xVzd4W620

       _
■■⊂( ゚∀゚) 「ねーんだ、よっ! ゾンビキャリアを召喚!」

(゚、゚トソン 「む」

【( ゚∀゚)】
《炎王獣ガルドニクス》 ☆3
《ゾンビキャリア》 ☆2 [チューナー]

  _
( ゚∀゚) 「そりゃ、俺だってわかってる。《ガルドニクス》にはなれねーなんて俺だってじゅーぶんわかってる! だがなあ、このガルドニクスだって鍛えりゃ立派な鳥になる!」
  _
( ゚∀゚) 「レベル3、鳥獣族のガルドニクスにレベル2チューナーゾンビキャリアをチューニング。シンクロ召喚!」

(゚、゚トソン 「……鳥獣族?」

  _
( ゚∀゚) 「そう、旋風の――――ボルテクス!」


《旋風のボルテクス》
星5/風属性/鳥獣族/攻2100/守 700 【シンクロ】
チューナー+チューナー以外の鳥獣族モンスター1体以上
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキからレベル4以下の鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。

426名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:15:07 ID:xVzd4W620


〜〜
  _
( ゚∀゚) チラッ
っ■■■■■


【No.47 ナイトメア・シャーク】【No.7 ラッキー・ストライプ】【旋風のボルテクス】【旋風のボルテクス】【旋風のボルテクス】

  _
( ゚∀゚)

  _
( -∀゚) =3 「………フゥ〜〜〜ーーーーー……………」
  _
(;;-∀゚) ブワッ
  _
(;;゚∀゚)(た、助かった……危なかった……!! 出せもしないボルテクスを数合わせに3枚も積んどいた甲斐があった……!!)

〜〜

  _
( ゚∀゚) (俺の命を救ったボルテクス……使えねーと思ってたが、《No.7》を手に入れてからは……出せないことはなくなったボルテクス!)
  _
( ゚∀゚) 「(頼む! 今度も俺の命を繋いでくれ……!!)バトルだ! ボルテクスでウェインに攻撃して相打ち!」

  _
( ゚∀゚) 《旋風のボルテクス》@ATK2100
(゚、゚トソン:《X-セイバー ウェイン》@ATK2100

427名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:15:49 ID:xVzd4W620



(゚、゚トソン 「む……っ」
  _
( ゚∀゚) 「相打ちは相打ちだが……ボルテクスには効果がある! テメーのウェインが手札から呼ぶなら、俺のボルテクスはデッキから呼ぶ!」
  _
( ゚∀゚) 「ボルテクスが戦闘で破壊されたとき、俺はデッキから☆4以下の鳥獣族モンスターを特殊召喚できる!
       デッキという巣から落ちた雛鳥、この場におけるその鳥の名は――」
  _
( ゚∀゚) 「ステルスバード! 2体目を特殊召喚だ!」

《ステルスバード》:星3/闇属性/鳥獣族/攻 700/守1700

(゚、゚トソン 「……」
  _                                ス  テ  ル  ス 
( ゚∀゚) 「ステルスバードはその名の通り1ターンに1度裏側守備表示にすることができる。リバースカードを1枚伏せてターン終了!」

・TURN 5- 終了
  _
( ゚∀゚) 手札:3 LP:7300
場:《裏守備(ステルスバード)》 / 伏せ:1枚

(゚、゚トソン 手札:3 LP:6500
場:《フレムベル・ウルキサス》@ATK2400

428名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:16:31 ID:xVzd4W620


・TURN 6-


(゚、゚トソン 「わたしのターン、ドローです。ひとまずはヴォルカニックバレットの効果、3枚目を補充しておきましょう」 LP:6500→6000
  _
( ゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「場のウルキサスのレベルを1つ下げて、レベル・スティーラーを特殊召喚します。……ここで速攻魔法」

(゚、゚トソン 「マグネット・リバースを発動」

《マグネット・リバース》
速攻魔法
(1):自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、
機械族または岩石族の通常召喚できないモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

(゚、゚トソン 「墓地、でなければ除外ゾーンにいるモンスターの中から……”通常召喚できない”機械・岩石族を、1体選んで復活させる」

(゚、゚トソン 「”通常召喚できない”……そう、たとえば、シンクロモンスターだとか、エクシーズモンスターだとか……
       そういうやつのことです。あれですね、限定ガチャからだけ出てくる感じの」
  _
( ゚∀゚) (……なるほど。《アーカイブ》から出たナンバーズは、どうせそのターン限りで除外されるが……)
  _
( ゚∀゚) 「除外された後も、これで使い倒そうって腹だったわけだ……!」
                             カ メ ラ
(゚、゚トソン 「まあ、その通りといえばその通り。《No.25》を呼び戻してもいいんですがね。ただ……」

(゚、゚トソン 「今のこのフィールドは、スクリーンショットを撮ってtwitterに上げるほど豪華なものでもない。カメラは必要ありません」
  _
( ゚∀゚) 「は?」

429名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:17:14 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「というわけで、磁力によって帰ってくるのは……墓地から《フォーミュラ・シンクロン》です」
  _
( ゚∀゚) 「……」

【(゚、゚トソン】
《フレムベル・ウルキサス》 ☆6→☆5
《レベル・スティーラー》 ☆1
《フォーミュラ・シンクロン》 ☆2 [チューナー]

(゚、゚トソン 「☆2のチューナー、フォーミュラ・シンクロン。☆1、レベル・スティーラー」

(゚、゚トソン 「……何が出ると思いま」
  _
( ゚∀゚) 「それはもういい」

(´、`トソン ショボン

(´、`トソン 「……☆3、チューナー……このゲームのマスコットキャラと噂の、《たつのこ》をシンクロ召喚します」

《たつのこ》
星3/水属性/幻竜族/攻1700/守 500 【シンクロ/チューナー】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

(゚、゚トソン 「で、もう1度、ウルキサスのレベルを1つ下げて、レベル・スティーラーを復活。で、何が出ると……は、もういいって言われたので……」

430名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:17:57 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「☆3たつのこと☆1スティーラーで、シンクロ召喚。波動竜フォノン・ドラゴン」

《波動竜フォノン・ドラゴン》
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1900/守 800 【シンクロ/チューナー】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
  _
( ゚∀゚) 「……」


【(゚、゚トソン】
《フレムベル・ウルキサス》 ☆4
《波動竜フォノン・ドラゴン》 ☆4 [チューナー]

  _
( ゚∀゚) 「……結局、おまえは何がしたい?」

(゚、゚トソン


(゚、゚トソン ハッ!


(^、^トソン 「――さて、なんだと思います?」 ドヤァ

  _
( ゚∀゚) 「あ?」

(゚、゚トソン 「2回レベルを下げたことで、ウルキサスのレベルは4になっています。で、フォノンドラゴンのレベルも4」

431名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:18:37 ID:xVzd4W620

(゚、゚トソン 「というわけで――この2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築。エクシーズ召喚!」
  _
( ゚∀゚) (……エクシーズ?)

(゚、゚トソン 「デジタルなガチャには天井がない。でも、アナログなほうのガチャガチャには、補充する人が必要です。ランク4」

(゚、゚トソン 「ダイガスタ・エメラル」

《ダイガスタ・エメラル》
ランク4/風属性/岩石族/攻1800/守 800 【エクシーズ】
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地のモンスター3体を選択して発動できる。
選択したモンスター3体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキからカードを1枚ドローする。
●効果モンスター以外の
自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。


(゚、゚トソン 「その効果で――」
  _
( ゚∀゚) 「…………回りくどい!」

(゚、゚トソン 「えっ」

432名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:19:18 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) 「さっきからまあ、ぐるぐるごちゃごちゃよくわかんねーシンクロばっか繰り返して、それで何をするかと思えば……」
  _
( ゚∀゚) 「やたらシンクロするのはいいが、最終的に出てくるカードはそこまで大したもんでもない! ランク4出すのにどんだけ手間かけてんだ!」

(゚、゚トソン 「と言われましても……」
  _
( ゚∀゚) 「ガチャ回すのが好きなら回せ、シンクロ回すのが好きなら回せ。だがなあ、あんまり回しすぎるとそれは空回りしてすっ転ぶ――」
  _
( ゚∀゚) 「リバースカード、オープン! 待って損した感はある、が、ここで食らえ――――《破壊輪》!」

(゚、゚;トソン 「!」
  _
( ゚∀゚) 「何枚も何枚も使ってシンクロ召喚した《フレムベル・ウルキサス》! 何体も何体も踏み台にして多段シンクロした《フォノン・ドラゴン》!」

  _
( ゚∀゚) 「そしてそれらを束ねて出された《ダイガスタ・エメラル》を――――」


《破壊輪》
通常罠(制限カード)
「破壊輪」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手ターンに、相手LPの数値以下の攻撃力を持つ
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを破壊し、
自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。

  _
( #゚∀゚) 「この1枚で爆破する!」



  ――ダイガスタ・エメラル爆散!

433名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:20:05 ID:xVzd4W620


(゚、゚;トソン 「く……」 LP:6000→4200
  _
( ゚∀゚) 「なるほど金遣いの荒いやつだよおまえは! 強欲な壺って言われるだけある! でもなあ、これは真剣勝負だ! 現実だ!」 LP:7300→5500
  _
( ゚∀゚) 「ばら撒いた金を! モンスターを! ガチャに突っ込んだ金ぜんぶサルベージしてさらにドローなんて都合の良い話は通さねえ!」
  _
( ゚∀゚)9m 「その財布のひも、俺が締めてやる。ほどけないままで死んでもらう固結びだ!」 バァ――z___ン!!!

(゚、゚トソン 「……」

  _
( ゚∀゚)9m (……よし! それなりに効いた! 効いたというか!! 流れはつかめた感がある!)
  _
( ゚∀゚) (実際のところ何枚ナンバーズ持ってるのかは結局わかんねえ、が、俺より多いのは間違いない……)
  _
( ゚∀゚) (真っ向勝負じゃ不利なんだ。こうして揺さぶりかけてやったこの流れのまま、押し切るしか――)

(゚、゚トソン 「……手札から、ジャンク・シンクロンを召喚」
  _
( ;゚∀゚) (まだそんなもんあんのかよォー!?)

《ジャンク・シンクロン》
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500 【チューナー】
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

434名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:20:47 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「効果で、墓地からボルト・ヘッジホッグを特殊召喚して……☆2ボルトヘッジホッグと、☆3ジャンク・シンクロンで――」

(゚、゚トソン 「シンクロ召喚。転生竜サンサーラ」


《転生竜サンサーラ》
星5/闇属性/ドラゴン族/攻 100/守2600 【シンクロ】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「転生竜サンサーラ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードが相手の効果で墓地へ送られた場合、
または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合、「転生竜サンサーラ」以外の
自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。


(゚、゚トソン 「守備表示です。カードを1枚伏せて、これでターンエンド」

  _
( ゚∀゚) (……サンサーラ。守りに入ったか……)


・TURN 6- 終了
  _
( ゚∀゚) 手札:3 LP:5500
場:《裏守備(ステルスバード)》

(゚、゚トソン 手札:3 LP:4200
場:《転生竜サンサーラ》@DEF2600 / 伏せ:1枚

  _
( ゚∀゚) (……なら……)

435名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:21:34 ID:xVzd4W620

・TURN 7-

  _
( ゚∀゚) 「俺のターン! ドロー!」
  _
( ゚∀゚) (……おそらくは、ここが……こここそが……攻めに転じるタイミング!)
  _
( ゚∀゚) 「墓地からゾンビキャリアの効果発――」

(゚、゚トソン 「リバースカードオープン!」
  _
( ゚∀゚) 「!?」

(゚、゚トソン 「エクシーズ・リボーン」

《エクシーズ・リボーン》
通常罠
(1):自分の墓地のXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを下に重ねてX素材とする。

(゚、゚トソン 「その効果で蘇るのは―――ナンバーズ・アーカイブ!」

【(゚、゚トソン】
《転生竜サンサーラ》@DEF2600
《-No.78-ナンバーズ・アーカイブ*1》@DEF 0

436名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:22:16 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) (このタイミングで《アーカイブ》の蘇生……? 何だ? 何のナンバーズが出したい……)
  _
( ゚∀゚) 「……それがどうした、ゾンビキャリアの効果! 手札を1枚、デッキの1番上に置くことで、ゾンビキャリアは自己再生する」


《ゾンビキャリア》
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200 【チューナー】
(1):このカードが墓地に存在する場合、
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールドから離れた場合に除外される。

  _
( ゚∀゚) 「そして――ステルスバードを反転召喚! 効果発動、おまえに1000ポイントのダメージを与え――」

【( ゚∀゚)】
《ゾンビキャリア》 ☆2
《裏守備》→《ステルスバード》 ☆3

(゚、゚トソン 「そこで私も。その効果に対し、ナンバーズ・アーカイブの効果を発動します!」
  _
( ;゚∀゚) (……ここでか!?)

(゚、゚トソン 「私のエクストラデッキは――残り5枚! さあ、選んでもらいましょう!

437名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:22:56 ID:xVzd4W620

【(゚、゚トソン's EX deck】

 ■ ■ ■ ■ ■

  _
( ゚∀゚) (さっきよりは当たりやすくなってるか……。……が!)
  _
( ゚∀゚) 「だが、何だろうと1ターン限りだ! 真ん中のカードを俺は選ぶ!」

(゚、゚トソン 「楽しい楽しい抽選タイム。選ばれたこのモンスターの名は――――」



デレレレレレレレレ..........









      / `)
     (._ /     .| ̄ ̄ )
   l´`、◯,´`!     L _j ̄
    ヽ _  ̄ _ノ   l´`、◯,´`! .       ,、    <フ    ,、  ./ 7 / 7
     . ̄     ヽ _  ̄ _ノ      <二、ニ>     / /  /_/ /_/
              . ̄.        <二、 ニ>  <二_/  <> <>
                        `┘

438名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:23:41 ID:xVzd4W620

(゚、゚トソン 「当たり枠、No.65! 裁断魔人ジャッジ・バスターをエクシーズ召喚します!」


【(゚、゚トソン】
《転生竜サンサーラ》@DEF2600
《-No.78-ナンバーズ・アーカイブ*1→0》
 →《-No.65-裁断魔人ジャッジ・バスター*1》@DEF 0

  _
( #゚∀゚) 「――――それが、どうした!! ステルスバード!」

(゚、゚;トソン 「む……っ」 LP:4200→3200

  _
( ゚∀゚) 「牽制のつもりでタイミング間違えたか、なんだか知らねえが……そもそもが!」


《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》
ランク2/闇属性/悪魔族/攻1300/守 0 【No.】
闇属性レベル2モンスター×2
相手の効果モンスターの効果が発動した時、
このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし、相手ライフに500ポイントダメージを与える。


このカードのエクシーズ素材を”2つ”取り除いて発動できる。

439名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:24:22 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) 「そいつの効果は、エクシーズ素材を2つ持ってなきゃ発動できねえ!」

(゚、゚トソン 「……」
      _
■⊂( #゚∀゚) 「エクシーズ・リボーンで復活した、素材の1個しかないアーカイブから出たところで! 何の意味もない――モンスター召喚!」

《ハウリング・ウォリアー》
星3/地属性/戦士族/攻 800/守 700
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのレベルは3になる。
  _
( ゚∀゚) 「ハウリング・ウォリアー! その効果で、ゾンビキャリアのレベルを3にする!」

【( ゚∀゚)】
《ステルスバード》 ☆3
《ハウリング・ウォリアー》 ☆3
《ゾンビキャリア》 ☆2→☆3

(゚、゚トソン 「……と、なると」
  _
( #゚∀゚) 「レベル3! ハウリング・ウォリアーと、レベル3になったゾンビキャリア。この2体で――オーバーレイ!」

(゚、゚トソン 「やはり、来ますか……」

440名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:25:04 ID:xVzd4W620


  _
( ゚∀゚) 「目のない鮫には周りが見えない! だから代わりに夢を見る! だが、その夢さえ、悪夢!」




――――――― "A Nightmare On Elm Sea" ―――――――

        ―- 、/ヽ.ハ
     /   ./! l l !
     `ー ', ./ .! / .レ'
.       / 'ー 、'       
      / / ̄ヽヽ          
       //   .j/        .    , ― 、
                       ./   |    ___
           ,,_         / / |  |  ◯(___  .)
          /   \ ,.‐、 ,.、  (    ̄)L _j    / /
         `ー、  /.j .!l }     ̄ ̄  ◯   ./ /
             〉 .〈 .</j.ノ           ( _/
.         /,、 ',
.          '"´ \_,〉 ,.、
               レ'._
                〈/

――――――――― "Dreamin' Shark" ―――――――――



  _
( ゚∀゚) 「どこへ行こうと逃れられない、悪夢から悪夢へと泳ぐ鮫! ――No.47!」

441名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:25:44 ID:xVzd4W620




            _ <::::/  ー─- _
         _ <:::::::/      マム\::: ̄ ー- _
       _ <:::::::::::/         マム:::: ̄> _::::::::::>. 、
    _ <::::::::::::::/  lヽ       マム:::::::::::::::::::> _::::::::::>.
  _ <:::::::::::/:/.    l::::::.       l::::l::::::::::::::::::::::::::::::> _::::::
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/:::::/::::::::/   、ヘ _/ヽ:::::/:ヘ__//-\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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    lー- 、弋 ∨ l::l\_ィ/ /     / ( ) `ヽ        \
    l  {_ } /  ∨. l::l\/l. /      `ー--、_/\
    /   }/   ∨.l::l   l/        \/...............\
   /  /7     ∨l:l  ',          \.................ヘ
  l ̄ ̄/l      ∨、  ',           \..............ヘ
  l............../       l..l\  ヽ{\           \...........ヘ
  l............/       /...}∠)  \l\          \........ヘ
  l.........、l       //',:::::l∠)  \ l\          \....ヘ
  l........l/          \l ∠).  \‐ゝ          ∨...ヘ
  l......./               ヽ   ',             ∨..ヘ
  l....、l                  ',   ',             ∨.ヘ
  l...、l                  l  .}             ∨.|l
  l...、l                 /l  /              ∨l
  l...、l                /ノ/               ',l
  l.....l               /ィ /
  l.....l           _ -≦_ -''"
  ',....l      -=ニ二 -‐  ̄
  ',..l   -=ニ二フ´/
   ',,l     //|/
.       / /
       //l|
       l/ ∧
       l///∧
       ∨///\


  _
( ゚∀゚) 「――――ナイトメア・シャーク!」

442名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:26:25 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「……これが、あなたのナンバーズ。あなたがチュートリアルガチャで手に入れた――ナンバーズ!」
  _
( ゚∀゚) 「さて、ね。チュートリアルとは限んねえぜ(当たってるけど……)――エクシーズ素材を1つ使って、ナイトメアシャークの効果発動!


《No.47 ナイトメア・シャーク》
ランク3/水属性/海竜族/攻2000/守2000 【No.】
レベル3モンスター×2
このカードが特殊召喚に成功した時、
自分の手札・フィールド上から水属性・レベル3モンスター1体を選び、
このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。
また、1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分フィールド上の水属性モンスター1体を選択して発動できる。
このターン、選択したモンスター以外のモンスターは攻撃できず、
選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できる。

  _
( ゚∀゚) 「自分の場の水属性モンスター1体を選び! このターン、そのモンスター以外の攻撃を放棄する。それと引き換えに――」
  _
( ゚∀゚) 「選んだそいつだけは! このターン、相手モンスターをすべて無視して、相手プレイヤーに直接攻撃することができる!」
  _
( ゚∀゚) 「選ぶのはナイトメアシャーク自身! 攻撃力2000のダイレクトアタックだ!」

(゚、゚トソン 「……サンサーラに構う気はないということですか」

443名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:27:09 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) 「行くぞバトルフェイズ! 行くぞナイトメアシャーク! ――行くぞ、ギャンブル中毒女!!」

  _
( #゚∀゚) 「ドブに捨ててきた諭吉と一緒に! ドブの中で、泳ぐ、夢を――――見ろ!!」


( #゚∀゚):《-No.47-ナイトメア・シャーク》@ATK2000
(゚、゚トソン:《ダイレクトアタック!》@LP3200


(゚、゚;トソン 「……くっ」 LP:3200→1200
  _
( ;゚∀゚) (――よし! 見えてきた! 見えてきたぞ! この勝負の終わり――見えてきた!) チラリ
っ■■
  _
( ゚∀゚) 「(ここからが勝負どころ……!)リバースカードを1枚セットして、ステルスバードを裏守備にする。俺はこれでターンエンド!」

(゚、゚トソン 「……アーカイブの効果で召喚された《No.65》は、このエンドフェイズで除外されます」

・TURN 7- 終了
  _
( ゚∀゚) 手札:1 LP:5500
場:《裏守備(ステルスバード)》 《-No.47-ナイトメア・シャーク*1》@ATK2000 / 伏せ:1枚

(゚、゚トソン 手札:3 LP:1200
場:《転生竜サンサーラ》@DEF2600

444名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:27:55 ID:xVzd4W620

・TURN 8-


(゚、゚トソン 「私のターン、ドロー」

(゚、゚トソン 「……」

(゚、゚トソン 「リ・バイブルを召喚」

《リ・バイブル》:星1/地属性/サイキック族/攻 700/守 300 【チューナー】

【(゚、゚トソン】
《転生竜サンサーラ》 ☆5
《リ・バイブル》 ☆1 [チューナー]

(゚、゚トソン 「レベル5のサンサーラに、レベル1のリ・バイブルをチューニング……」

(゚、゚トソン 「シンクロ召喚。瑚之龍」

《瑚之龍(コーラル・ドラゴン)》
星6/水属性/ドラゴン族/攻2400/守 500 【シンクロ/チューナー】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

  _
( ゚∀゚) 「2枚目、ね……」

445名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:28:36 ID:xVzd4W620

(゚、゚トソン 「ガチャを回すなら新キャラが欲しい、それは人情というものですが。それはそれとして、優秀なキャラはいつ引いても優秀なものです。効果発動」

(゚、゚トソン 「1ターンに1度、手札を1枚捨てて場のカード1枚を破壊する。バレットを捨て、その伏せカードを破壊」
  _
( ;゚∀゚) (……と、とことん発動の機会に恵まれねえ……)
[ destroy! → 《魔法の筒》(2枚目) ]

(゚、゚トソン 「例によって、墓地のレベル・スティーラーを使い――瑚之龍を特訓!」

【(゚、゚トソン】
《瑚之龍》 ☆6 → ☆5 [チューナー]
《レベル・スティーラー》 ☆1

(゚、゚トソン 「シンクロ召喚、レベル6、瑚之龍――――3凸!」

《瑚之龍(コーラル・ドラゴン)》
星6/水属性/ドラゴン族/攻2400/守 500 【シンクロ/チューナー】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
  _
( ;゚∀゚) (3枚目……!)

(゚、゚トソン 「カードを1枚ドロー! 効果発動、最後のバレットを墓地に送ってステルスバードを破壊!」
  _
( ;゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「例によって。例によって! この瑚之龍も、墓地のレベル・スティーラーで――《特訓》!」

【(゚、゚トソン】
《瑚之龍》 ☆6 → ☆5 [チューナー]
《レベル・スティーラー》 ☆1

446名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:29:28 ID:xVzd4W620

(゚、゚トソン 「特訓で自分と向き合うことによって得られる新たな姿……レベル6、大地の騎士――ガイアナイト!」


《大地の騎士ガイアナイト》
星6/地属性/戦士族/攻2600/守 800 【シンクロ】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

  _
( ;゚∀゚) 「……」

(゚、゚トソン 「海の悪夢を打ち払うのは……、珊瑚の龍に乗ってやってきた、元は大地の生まれの――騎士」


(゚、゚トソン:《大地の騎士ガイアナイト》@ATK2600
( ゚∀゚):《-No.47-ナイトメア・シャーク》@ATK2000


(゚、゚トソン 「完璧、でしょう?」
  _
( ;゚∀゚) 「ぐ……(わ、わかっちゃいたが1ターンもたねえか……! もう1回ダイレクトできればしたかったんだが……!)」 LP:5500→4900

(゚、゚トソン 「リバースカードを1枚セット、……私は、これでターン終了です」

  _
( ゚∀゚) 「……」

447名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:30:10 ID:xVzd4W620


  _
( ゚∀゚) (ライフでは、多少勝っているが……)

  _
( ゚∀゚) (……)



・TURN 8- 終了
  _
( ゚∀゚) 手札:1 LP:4900
場:なし

(゚、゚トソン 手札:0 LP:1200
場:《大地の騎士ガイアナイト》@DEF2600 / 伏せ:1枚


  _
( ゚∀゚)
  _
( ゚∀゚) (手札は、1枚……しかも、この1枚……)

《カードガンナー》
星3/地属性/機械族/攻 400/守 400
(1):1ターンに1度、自分のデッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
この効果を発動するために墓地へ送ったカードの数×500アップする。
(2):自分フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。

448名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:30:50 ID:xVzd4W620

  _
( ゚∀゚) (この場では、わりとどうしようもない……ただの、下級モンスター)
ぅ《カードガンナー》

  _
( ゚∀゚) (で、フィールドは、がら空き……)

  _
( ゚∀゚) (……《ガイアナイト》をひっくり返す手が、俺のデッキにあるか……?)


  _
( ゚∀゚)


  _
( ゚∀゚) (死ぬ)



(゚、゚トソン 「どうしました? そちらのターンですが……」

  _
( ゚∀゚) 

  _
( ゚∀゚) 「……俺のターン」
っ■  スッ.....

  _
( ゚∀゚) (……もう、この1枚のドローに賭けるしかない状況……だが…………)
っ■

449名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:31:31 ID:xVzd4W620






―――――――
  _
( ゚∀゚) 「……それがどうした、ゾンビキャリアの効果! 手札を1枚、デッキの1番上に置くことで、ゾンビキャリアは自己再生する」

―――――――



  _
( -∀-) (《ゾンビキャリア》の自己再生……次にドローするカードは、決まってる……俺の未来は、閉ざされている……)
っ■

  _
( -∀-)

  _
( -∀-) 「俺のターン」

(゚、゚トソン

  _
( -∀-) (……が―――――――)

450名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:32:12 ID:xVzd4W620








     _
■⊂( ゚∀゚) 「……ドロー」










・TURN 9-

451名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:32:53 ID:xVzd4W620











(゚、゚トソン 「……」

     _
■⊂( -∀-) 「リバースカードを1枚セット。モンスターを、1体守備表示」
  _
( ゚∀゚) 「これで……ターン終了だ」




(゚、゚トソン 



  _
( ゚∀゚)




・TURN 9- 終了
  _
( ゚∀゚) 手札:0 LP:4900
場:《裏守備(カードガンナー)》 / 伏せ:1枚

(゚、゚トソン 手札:0 LP:1200
場:《大地の騎士ガイアナイト》@DEF2600 / 伏せ:1枚

452名も無きAAのようです:2016/06/18(土) 18:33:34 ID:xVzd4W620


(゚、゚トソン 「死んでませんね。目が」
  _
( ゚∀゚) 「そうかね」

(゚、゚トソン 「……ううむ。もう少し、もーすこし取り乱したっていいでしょうに。あんまり超然としてると、なにか逆転の秘策でもあるのかって、私に疑われますよ」
  _
( -∀-) 「無駄なことはしない主義でね……。なんであれ、俺に残ってるのはこの伏せカード1枚だけだ」

(゚、゚トソン 「伏せカード1枚……”だけ”、ですか。裏守備モンスターはアテにできないと、バラしてしまって大丈夫なんですか?」
  _
( ゚∀゚) 「裏守備からこの状況ひっくり返すようなモンスターなんていねーよ。いたとしても、俺には使えねえ。わかってんだろ、そのくらい?」

(゚、゚トソン 「まあ……」
  _
( -∀-) 「いまさらジタバタしたりしねえさ。このリバース……これが逆転の切り札だろうと、それとも、なんにもなしのハッタリだろうと……。
       このリバースカードを破壊する手段が、おまえにあるなら……。どう転ぼうがそれで終わりだ。これ1枚割っちまえば、それだけで全部終わるんだ」
  _
( ゚∀゚) 「まさか、リバース1枚にビビって、攻撃してこないなんつータマでもねーだろうしよ……。そんだけの勝負なんだよ、もう」


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