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( ^ω^)は嘘をついていたようです
352
:
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/11(日) 20:48:13 ID:atY4S5wY0
>>349
まとめてくださりありがとうございます!乙です!
偉そうに「まとめのときは〜」とか言いながら、まとめられなかったらどうしようかとひやひやしておりました。
>>351
ありがとうございます。どこかで見たIDだと思ったら……
酉は同じでしょうが、一応書いておきますね。
353
:
名も無きAAのようです
:2012/03/11(日) 22:30:39 ID:ZomfGiLoO
(´・ω・`)偽りの根城見っけ
354
:
名も無きAAのようです
:2012/03/12(月) 01:14:05 ID:zQcygYogO
>>1
昔書いたのってこれ?
( ^ω^)は遺言を受け取るようです
http://sogomatome.blog104.fc2.com/blog-entry-172.html?cr=0dfd2759e6e8f5bdf0a3556c0dc98401
355
:
354
:2012/03/12(月) 01:17:22 ID:zQcygYogO
タイトル違ってた
受け取る×
受け取った○
356
:
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/12(月) 20:17:11 ID:Dd9RmVmw0
>>354
そうですよ! まとめられていたのですね。
見つけて下さりありがとうございます。
357
:
名も無きAAのようです
:2012/03/15(木) 00:23:37 ID:AJDVnQgc0
読み終わった
乙乙
358
:
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 11:51:01 ID:Kmq2MzGs0
今夜9時から番外編(後日談?)を投下します。
359
:
名も無きAAのようです
:2012/03/15(木) 15:04:30 ID:.9T7p.pAO
楽しみに待ってる
投下の時はageてくれよな
360
:
名も無きAAのようです
:2012/03/15(木) 16:10:41 ID:96sOdYUQO
>>358
( ^ω^)把握したお
361
:
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:14:19 ID:Kmq2MzGs0
ageてほしいとの要望があったので。
後日談、投下します。
362
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:16:04 ID:Kmq2MzGs0
2010年 9月25日(土) 14時 A市――
死刑囚の遺体は、昔こそひどい扱いを受けていたが、今では普通の遺体と同じように、遺族に渡される。
しかし大抵の遺族は、死刑囚の遺体なんぞもらいたくないといって受取を断ってしまう。
引取手のいない遺体は、刑務所が使用している墓地に埋葬される。
内藤ホライゾンは死刑を執行されたわけではない。
しかし、彼は獄中で死んだ。この場合も、上記の死刑囚のときと同じ扱いである。
すなわち最初に内藤ホライゾンの遺族に遺体が渡されるのであるが、内藤にはすでに遺族がいない。
ジョルジュとつーも、正式に結婚していたわけではないので、遺族とは言えない。
したがって、内藤ホライゾンは、彼の死後から一週間と経たないうちに、
B市のとある霊園の一角に埋葬されたのである。
世間ではジョルジュとつーが逮捕された。
やがてつーが、自らの知る内藤ホライゾンの過去を語り、あの殺人の本当の動機を語った。
ニダーと内藤の関係を知ることになった世間では、内藤の行動の当否が時々議論された。
内藤は悪なのか、正義なのか。
事件の側面だけを知ったのでは、決してたどり着けない結論なのに、議論は起こる。
いや、たとえ事件の全容を知っていたとしても、結論など出せない問題なのだ。
('A`)「……」
363
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:18:03 ID:Kmq2MzGs0
鬱田ドクオは内藤ホライゾンの墓を見つけたようだ。
おそらく、このあたりで刑務所に所有されている墓を調べたのだろう。
よほどの物好きでなければ寄りつかないであろう、死刑囚の墓である。
ドクオはじっと手を合わせて、お墓の前で立っている。
何を思っているのだろうか、顔はつらそうでもなく、楽しそうでもなく、ただ眼を閉じているばかりである。
その思考の中で様々な想いが浮かび、せめぎ合っているのだろう。特定することが出来ないくらいに。
(´・ω・`)「ドクオ君、かな」
ショボンが声を掛けると、ドクオは思った以上に驚いた。
あまりにも反応が素早く、小動物的なので、ショボンはつい面白くなってしまう。
(´・ω・`)「そんなに驚かなくてもいいじゃないか。
私の名前はショボンだ。一度会っただろう」
('A`)「あ……あぁ、そういえば」
ドクオの様子から察するに、思いだしたようだ。
一週間以上前の、あの日のことを。
ジョルジュによって、モララーが呼び出され、ドクオが銃を構えたあの日。
ショボンはヘリから降り立ち、ジョルジュを捕えた。
その後、ドクオはショボンに連れられて、県警察署へ赴いたのである。
364
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:19:37 ID:Kmq2MzGs0
>>362
場所が間違いです。B市です
365
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:21:53 ID:Kmq2MzGs0
('A`)「あの日は、その、あんまりショボンさんのこと憶えていない、です」
たどたどしいのは、失礼が無いように言葉を選んでいるのだろう。
普通、憶えていないと言われていい気になる人はいない。
それに、ドクオから見ればショボンは随分と年輩だ。恐らく自然と、身構えてしまっているのだろう。
(´・ω・`)「憶えていなくとも構わないさ、ドクオ君。
あんな状況で、そんなに話すわけにもいかないだろう」
ショボンが顔の筋肉を緩め、温和な表情を示すと、ドクオもつられて、幾分か表情を和らげた。
素直な青年だな、ショボンはふと思う。
そして、自分の身の周りにこのようなタイプの若者がいないことが思いだされ、溜息となって押し出された。
ドクオにとっては、何故ショボンが溜息をついたのかわからなかっただろう。
(´・ω・`)「ああ、いや。別に君が悪いのではない」
やや怯えている様子のドクオに対して、ショボンがなだめるように言う。
(´・ω・`)「私の周りの若者は、碌な奴がいないのだよ。それを嘆いたまでさ」
('A`)「はぁ……」
(´・ω・`)「ところで、わざわざ墓参りに来てくれたのだね。ありがとう」
('A`)「お彼岸ですし、ね。もっと早くに来たかったんですけど、なかなか動け無くて」
366
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:24:02 ID:Kmq2MzGs0
無理もない、とショボンは心の中で応えた。
内藤ホライゾンが自殺して、その反動であのような事件が起きた。
ジョルジュによるモララー殺害未遂。それに対するつーの幇助。
二人は共に罰を受けることを粛々と受け入れた。抗う気は無かったのだ。
ただ、内藤ホライゾンのことが世間に知られれば、それでよかったのである。
そのような動揺が生じている中、ドクオは一人で衝撃を受け止めていたのだろう。
疲労したことだろう。世間の内藤に対する話を聞くことが。
世間は賛否両論に分かれてはいたが、どちらも真実とは遠い。
真実はごく少数の者だけが知っている。
その者たちは、余程心が強くない限り、世間の声から耳をふさぐだけで精いっぱいなのだ。
(´・ω・`)「内藤に、言うことはあるのかい?」
ショボンはドクオに問いかける。
ドクオは思案した。言いたいことそのものはたくさんあるのだろう。
ただ、それを一つの言葉にするのは難しい、そんな様子である。
('A`)「一つだけ、気になっていることがあるんです」
ようやく思いついたドクオが、内藤のお墓を振り返る。
('A`)「どうしてブーンさんは、逮捕されてから5年後に捕まったのでしょう。
なんで、そんなときになって死んでしまったのかなって」
367
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:26:03 ID:Kmq2MzGs0
(´・ω・`)「……つーは知ってるよね」
('A`)「昔、ブーンさんと暮らしていたという人ですか」
頷くショボン。
(´・ω・`)「彼女は、逮捕されて1週間してから真実を明かした。
内藤についての過去を、ニダーとの確執を、明らかにした。
いったいどうしてその時間差は生じたと思う?」
ドクオは怪訝そうな顔をする。
自分は内藤のことを質問したのに、どうしてつーのことを聞くのか、といった顔つきだ。
それでもショボンはじっとドクオを見つめた。
やがて、ドクオは目線を上の方でゆらゆらさせながら、答えを紡いでいく。
('A`)「んー……なんでしょうね。つーさんは、その……
内藤のことをずっと考えて、考えているうちに時間が経っちゃって
やっと言えたときが、あのときだった、んじゃあないですかね」
(´・ω・`)「うむ、私もそう思う」
傍からすれば、要領を得ない答えだったことだろう。
だけど、ショボンにはその内容がよくわかっていた。
368
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:28:07 ID:Kmq2MzGs0
(´・ω・`)「一人で考えるのは、時間が掛かるものだ。
その悩みが大きければ大きいほど、時間はより掛かっていく」
(´・ω・`)「内藤が何故5年後に死んだのか、もはや知るすべは無い。彼は死んでしまった。
だけど推測することはできる。彼は悩んでいた。
どうやったら自分は、罪を償うことが出来るのか」
('A`)「モララーさんを殺しかけたことですか?」
(´・ω・`)「それも含むが、それだけではない。
ツンに何も告げずにG村を出ていかなければならなくなったこと、
ジョルジュやつーを置いてD市を離れなければならなくなったこと
君や、再会したツンにもう会うことが出来なかったことだ」
(´・ω・`)「彼にニダーが憑いたのは、モララーを殺しかけたせいだ。しかし、その原因は自分の行動。
故に彼は誰も恨むことが出来ず、自分自身を恨んでいた。
彼は、刑務所内では品行方正だったそうだよ。きっと必死で罪を償いたかったんだろう」
ショボンは一息つく。
彼もまた内藤の墓を眺めた。その墓石は簡素なものだ。
そのうちボロボロになってしまうのだろうか。誰にも相手されない者の墓というものは。
(´・ω・`)「彼は自殺する直前に面会したそうだ。
そのことを伝え忘れた刑務所官は後でちょっとドヤしといたけどね」
369
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:30:04 ID:Kmq2MzGs0
(´・ω・`)「それは、つーだった」
え、という声がドクオから漏れる。
恐らく無意識に漏れた声なのだろう。
見ると、呆然としているドクオの顔があった。
(´・ω・`)「彼女を見た内藤は何を思ったのだろうな。
彼女を見て、その数日後に内藤は自殺したわけだが……」
(;'A`)「つーさんは、ブーンに何と言ったのですか?」
(´・ω・`)「まず、つーの話をしなければならない」
ドクオの質問を断ち切って、ショボンは話をする。
(´・ω・`)「彼女と出会った時、内藤は死にたがっていたのだろう。
モララーを殺してしまった罪、それを感じた内藤は、だからこそつーを助けた。
罪を贖う為だ。そういうことをする人はたまにいる。
自らの犯した罪を晴らすため、自らを苦しめ、ときには死んででも、だれか他人に尽くそうとする人だ」
(;'A`)「……つーさんを救ったのは、そのためなのですか?」
(´・ω・`)「私は知らないよ。さっきも言ったように、知るすべは無い。
それに、人の気持ちは一義的なものではない。
ひょっとしたら、単純につーのことが好きだったから助けた、そんな気持ちも強かったことだろう。
ただし、言っておくが、内藤が死にたがっていたのは逮捕された後につーから聞いた事実だよ」
370
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:32:04 ID:Kmq2MzGs0
(´・ω・`)「だからこそ、つーは面会の時に、内藤が『そろそろする』と言っただけで死ぬとわかったんだ。
前々から死を仄めかすような発言をする者相手でなければ、そのような発想は思いつかない。
つーは死にたがっていた頃の内藤と同じような顔をする内藤を見たのだろう。
罪を自覚する内藤の顔を」
(´・ω・`)「その一方で、内藤はつーを見ていた。
だからこそ彼は気付いてしまった。思いだしてしまったんだ。自分の犯した罪に。
そして、目の前で再会を喜び、泣いているつーに対して、途端に申し訳ない感情が浮かんだ」
(´・ω・`)「彼はもはや死ぬしかなかった。死刑は確定だった。
それにもかかわらず、再びつーと会ってしまった。
内藤にはもはや、彼女の涙を止めることはできない。彼女と共に暮らすことは敵わぬ身となってしまった。
そう、それが新たに生まれた内藤の罪だ。彼はもう、未来を見ることはできなかった」
(´・ω・`)「と、ここまで私の妄想だ。結構考えたから真に迫っているとは思うが」
(;'A`)「つまり、つーさんとの面会が引き金になったのですか……」
(´・ω・`)「内藤が自殺した件については、そうなるな。
ただ、彼が死なずともジョルジュはあの犯行をするつもりだったようだから、結果は変わらないだろう。
内藤が死んでも、死ななくても、今回の事件は発生したはずさ」
そうだけど、とでも言いたそうにドクオは俯く。
会いたいのに、会えない。このありふれたフレーズが、かくも重くのしかかってくるとは思ってなかったに違いない。
ショボンは、俯くドクオを見て、ちょっとやりすぎたかなと後悔した。
371
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:34:04 ID:Kmq2MzGs0
(;´・ω・`)「ああいや、さっき言ったようにこれ全部妄想だし。
そんな悲しまないで良いよ、人生いろいろあってさ。いろんなこと考える人がいるんだよ」
「ショボン警部」
突然掛けられる声。
ショボンは咄嗟に振りむいた。聞き慣れた声だ。
(゚、゚トソン「用事は終わりましたか。
そろそろ職務に戻らないと、上が煩いですよ」
(´・ω・`)「あー、長居し過ぎたね。
伝えてくれてありがとう、都村刑事」
('A`)「刑事、さん?」
落ち着きを取り戻したドクオが、女性を見つめて言う。
(゚、゚トソン「初めまして、都村トソンです」
赤みがかった髪をシンプルに束ねた女性が警察手帳をドクオに示す。
歳はまだ若い。ドクオより少し上といったくらいだ。
(´・ω・`)「私の部下だよ。私のわがままをよく理解してくれている。
まだ就いて間もないというのに立派なものだ」
(゚、゚トソン「いえいえ、ようやく扱いに馴れて来たところですよ。
それでいつ仕事に戻られるんですか?」
(´・ω・`)「ああ、一応線香だけは供えさせてくれ。
すっかりここで話こんでしまったから、まだ何もしてやれていないんだ」
372
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:36:04 ID:Kmq2MzGs0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ショボンが墓に近づき、入れ替わってドクオが離れていく。
ドクオはトソンに近づく形となった。
(゚、゚トソン「ショボン警部から、いろいろと話は聞いていますよ」
トソンからそう話しかけられて、ドクオは内心ほっとする。
やはり自分から話しかけるのは苦手なのである。
(゚、゚トソン「内藤さんのこと、ちゃんと憶えておいてあげてくださいね。
死刑囚のお墓にお参りする人がいること自体、珍しいことなのですから」
('A`)「はあ、僕の中ではその、ブーンさんはブーンさんですから」
その発言を聞いて、トソンはくすっと笑った。
(゚、゚トソン「お優しいんですね。
今日はお一人で?」
('A`)「ああ、いえ。実は」
言いかけて、ドクオは思いだす。
つい、うっかり、忘れていたことを。
慌てて墓を振り返ったときには、もう遅かった。
373
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:38:01 ID:Kmq2MzGs0
(#´・ω・`)「墓前で何をしとるんだ貴様わああああぁぁぁあああああああああ!!!」
(;・∀・)「だあああああ、ちょ、火ぃ向けんなおいいいいいい!!!」
墓の前で、二人の中年が乱舞している。
その光景はまさしく異様で、ドクオもトソンも呆然とその姿を見るしかなかった。
(;'A`)「あー、あれと一緒に来ました、はい」
ようやくドクオは、さっきの問の答えを絞り出す。
トソンは何とも言えない表情を浮かべている。
(゚、゚;トソン「お互い、碌な中年が周りにいないようですね」
(;'A`)「ああ、ショボンさんもやっぱりあんな感じの人なんですね?」
(゚、゚トソン「あ、わかります?」
('A`)「ええ。モララーさんと仲いいから、そんな感じなのかなって。
こっちのもだいぶアグレッシブなので。もう40なのに、なんなんですかね」
(゚、゚トソン「ですよねー」
374
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:40:02 ID:Kmq2MzGs0
暫く時間が経った。
(´・ω・`)「それで、墓の裏でこそこそしていたわけは?」
( ・∀・)「お前と会いたくなかった」
(´・ω・`)「墓の前に突然飛び出してきたわけは?」
( ・∀・)「脅かしたら面白いかなと思った」
(´・ω・`)「…………貴様、友達の墓をなんだと思ってるんだ」
( ・∀・)「へへー、墓は墓さ。そこに私はいませんっていうじゃんか」
(#´・ω・`)「……ッ」スッ
(;・∀・)「ちょちょちょ、悪かったって。脅かしてごめんて」
(´・ω・`)「そこじゃないわ」
(゚、゚トソン「警部ー、いつ帰るんですか?」
(´・ω・`)「ああ、もう仕方ない。
線香は撒いてしまったし、また後で供えるか。
おい、モララー。ちゃんとかたしておけよな」
やりとりをした後に、ショボン警部とトソンは帰っていく。
後に残されたのはドクオと、モララー。
375
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:41:03 ID:Kmq2MzGs0
( ・∀・)「だからよぉ、あいつは絶対怖がってたんだって。
それが恥ずかしいからって隠しちゃって、あいつったらもー」
ぼやきながらも、屈みこむモララー。
撒かれてしまった線香を、ショボンに言われたとおりにちゃんと片付けるようだ。
その様子を見て、ドクオはやや笑顔になる。
( ・∀・)「ん、どーした、ドクオ」
('A`)「え、ああ、僕も手伝いますよ」
我ながらうまくごまかせたと思いながら、ドクオもまた屈みこむ。
ついでに墓石の前の草をむしりとり、簡単な掃除を行った。
('A`)「ショボン警部って、モララーさんとどういう関係なんです?」
思い浮かんだ疑問をドクオは口にした。
モララーは苦笑いをする。呆れているような、恥ずかしがっているような、そんな表情だ。
( ・∀・)「俺、昔あいつに逮捕されたことあんだわ。そんだけ」
あまりにもさらっと言ってしまうモララーに対し、ドクオは面食らう。
もっともこの人と話していると、そんなことはしょっちゅうなのだが。
(;'A`)「ええ!? な、何かしたんですか」
( ・∀・)「いやいや、冤罪だよ冤罪。
結局は参考人って扱いされたんだけど、俺も相当取り乱していたからなー。
ちょっと迷惑かけたわけだ。ま、そんだけさ」
愉快そうな口調だが、モララーの顔つきはどこか寂しそうだった。
その翳りが何を意味しているのかはわからない。
376
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:43:04 ID:Kmq2MzGs0
( ・∀・)「さて、この線香まだ使えるよな。
俺ももってきたんだ。一緒に火をつけようか」
モララーはそういって、懐からライターを取り出した。
タバコは吸わないモララーだが、今日は自分でも線香を供えるために、用意してきたのである。
集めた線香に火をともし、モララーはそれを墓の前においた。
細々とした煙が僅かに見えて、すぐに空気にまみれてしまう。
手を合わせ、目をつぶる。
目の前の探偵のその仕草を、ドクオは何の気なしに眺めていた。
さっき自分も行った動作。故人の墓を前にして人がする礼。
ドクオはさっき、ブーンさんにいろいろなことを言おうとした。
自分が今でも元気なこと、ブーンさんの過去を知ってしまったこと。
母親のこと、シュールのこと、事件のこと。
最終的にまとまらず、困り果てた挙句に
ドクオはありったけの感謝の念を込めてブーンさんに送っていたのである。
自分が抱いている感情は、つまるところそれなのであるから。
ブーンさんに様々な葛藤があったことはもう聞いている。
そして、嘘をつくことに疲れてしまい、命を断ったこと。
だけど、ドクオにとってその笑顔は真実だった。
ドクオを支えてくれた笑顔は確かに存在したのだ。
それで十分だ、ドクオはそう想い、ブーンさんの冥福を祈っていたのだ。
377
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:45:02 ID:Kmq2MzGs0
(*゚ー゚)「あら、お二人さん……」
声に気付いて、モララーとドクオは振り返る。
久しぶりに見る上品そうな笑顔。
( ・∀・)「しぃさんですか。お久しぶりです。
どうしてここに?」
(*゚ー゚)「内藤さんのお墓に、お花を添えようとね」
そう言って、しぃは手に提げた数輪の花を掲げ、モララーとドクオに示す。
白くて大き目な花弁のある、かわいらしい花だ。
(*゚ー゚)「玉簾という花よ。彼岸花の仲間なの。
内藤さんには、この花の方が似合っていると思ったのよ」
そういうと、しぃはブーンさんの墓前に向かい、花を添えた。
( ・∀・)「もう内藤とつーさんのことは知っているんですね」
(*゚ー゚)「ええ、事件のこともすっかりききました。
つーにも近々面会に行こうと思っています」
そう言って、しぃは墓前で手を合わせる。
(*゚ー゚)「私は思います。
内藤さんは本当につーのことが好きだったんだって。
だからつーを更生させようとした。そのことは事実だって」
そういって、しぃはお墓に一礼した。
378
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:47:03 ID:Kmq2MzGs0
(*゚ー゚)「いつか父親もこの墓に来たいと言っていました。
当分仕事に追われているようですけど」
一度落ちた信用を取り戻すのは、長い時間のかかることである。
長岡グループはつーの犯行によって信用を落とし、モナー会長はその埋め合わせに日々活動していた。
('A`)「もうずいぶん経つのに」
(*゚ー゚)「ふふ、人に信じてもらうのって大変なことなのよ」
しぃは恐らくモナー社長のことを考えていったのだろう。
だけど、ドクオの頭にはブーンさんのことがあった。
世間の関心は確実にブーンさんから離れている。
一度想起したとはいえ、やはり過去の人、記憶にいつまでもとどめておくことはできない。
そのことは咎めるべきではない。だけど、モナーはまだ忙しいままだ。
そのギャップがどうにももどかしかった。どうしようもないことなのだけど。
(*゚ー゚)「そういえば、今更になってしまうけど、あなたたちにもご迷惑をおかけしました」
そういって、しぃはドクオとモララーに頭を下げた。
唐突な謝罪に、二人は面食らってしまう。
379
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:49:07 ID:Kmq2MzGs0
(;・∀・)「いえいえ、もうずっと前のことですし」
(*゚ー゚)「あら、でもお詫びでもしようかと思ったのに」
( ・∀・)「あ、そういうことなら遠慮なく」
(;'A`)「ちょ」
( ・∀・)「……って感じの眼をドクオがしています」
(;'A`)「ふえぇ!?」
(*゚ー゚)「うふふ、相変わらずね」
品の良い笑い声が、爽やかな風と、金木犀の香りをまとって流れた。
金木犀は霊園の端に並び立っているものだ。
秋のこの頃になると突然咲き、その香りを人々へ運んでいく。
(*゚ー゚)「いい金木犀の香り……」
ドクオがちょうど考えていたその花の名前を、しぃが口にする。
(*゚ー゚)「それじゃあ私はこれで。
お二人は、まだここにいらっしゃるの?」
380
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:52:04 ID:Kmq2MzGs0
( ・∀・)「ええ、ちょっと。人を呼んであるので。
ちょっと長々と待っていますけどねえ」
日は少しずつ傾いていく。
二人はお昼過ぎからここにいて、お墓の掃除をしていた。
だけど、時刻は既に3時に迫ろうとしている。
(*゚ー゚)「わかりましたわ。
お礼の際にはまた連絡します」
そういって、しぃは頭を下げ、帰っていった。
381
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:54:03 ID:Kmq2MzGs0
3時を回って、ようやく待っていた人たちが来る。
( ・∀・)「奴ら、堂々と遅れやがった……」
('A`)「あ、お花とかいろいろ買っていたみたいですよ。
何か持っているのが見える」
遠くから、こちらへ向かってくる様子を確認する男二人。
lw´‐ _‐ノv 「やあ、変態」
('A`)「やあ、シュール」
( ・∀・)「……馴れねえなあ」
ξ゚⊿゚)ξ「お墓の掃除、終わった?」
( ・∀・)「ああ、大丈夫だ。
てかずいぶん遅かったなー」
こうして姿を見るのはひと月ぶりだった。
シュールとツン。
二人とも、モララーとドクオの墓参りに付き合ってくれることになっていた。
382
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:56:20 ID:Kmq2MzGs0
('A`)「揃いましたねー」
誰に対してでもなく、ドクオは言う。
ブーンさんのお墓の前に、その親友と、お世話になった二人が来ている。
ブーンさんのいないところで、僕らはブーンさんについてのことで、繋がっている。
そんなことを心の中でドクオは思った。
さきほどショボンは言っていた。
内藤は死ぬつもりでいたと。つーとの面会が引き金になったと。
もう会うことができない身だから、その申し訳なさから死を選んだと。
でも会えなくなってもこうして繋がっているじゃないか。
実際に会わなくても、僕らはブーンさんのことを語り合える。
それが最も良いことなんじゃないか。
ドクオは、今度ははっきりと、ブーンさんに対してそう言っていた。
その感情が、ドクオの眼を滲ませる。
( ・∀・)「どうしたドクオ、急に俯いて」
モララーの言葉に気付いて、ドクオは急いで顔を上げる。
(;'A`)「な、なんでもありません!
ただなんというか、ブーンさんにこの光景見せてあげたかったなって思って」
383
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 21:58:05 ID:Kmq2MzGs0
ξ゚⊿゚)ξ「ずいぶんと優しいこと言うじゃないの、ドクオ」
ツンがそう言い放つ。
こみ上げる恥ずかしさを必死で隠しながら、ドクオは苦笑いした。
ツンもドクオにほほ笑む。
ξ゚ー゚)ξ「だったら、代わりにあんたが憶えておいてあげなさいよ」
なるほどなぁ、とドクオは思い、頷いた。
ツンはそれから、モララーの方を向く。
ξ゚⊿゚)ξ「お花選ぶのに手間取って遅れちゃった。お線香はあるんでしょうね」
( ・∀・)「遅れたこと詫びるわけじゃないのかよ。
お線香ならあるよ、ほら」
モララーが線香を差し出して、ツンはよし、と頷く。
384
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:00:58 ID:Kmq2MzGs0
ξ゚⊿゚)ξ「あら、誰かもう置いていったのね。
綺麗な花……」
墓前に供えられた玉簾を見て、ツンが言う。
( ・∀・)「ああ、つーの妹さんがな」
ξ゚⊿゚)ξ「なるほどねえ」
それから、ツンは自らの花を手提げ袋から取り出した。
白い小さな花弁がいくつも重なり、まるで球体のようにも見える花が三本。
ξ゚⊿゚)ξ「百日草。最近じゃあんまり花屋さんで売ってないのよね」
三本のそれを、ツンは愛おしそうに優しく墓に供えた。
ξ゚ー゚)ξ「あたしと、あんたと、ブーンの分」
自慢げに、ツンがモララーに言ってのける。
385
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:02:06 ID:Kmq2MzGs0
lw´‐ _‐ノv「あ、私も」
そういって、シュールも花を取り出す。
小さな紫色の、落ち着いた雰囲気を醸し出す花が二本。
lw´‐ _‐ノv「吾亦紅。これは私と、ドクオの分」
それから静かに、シュールはその花を墓前に供える。
墓の前で手を合わせるツンと、その横に立ち、手を合わせるシュール。
三種類、六本の花が墓前を彩る。
さきほどまで寂しかったお墓が、今では賑やかそうに見えた。
しばしの時間ののち、二人は満足そうに顔を上げる。
再びそよ風が流れ、金木犀が想起される。
秋が深まろうとしているのだ。
心地よい空気が漂う中、モララーが切り出した。
( ・∀・)「さて、お墓参りはこれでいいだろ。
いくぞー、ドクオ」
386
:
名も無きAAのようです
:2012/03/15(木) 22:02:58 ID:dU0iUhAg0
>>366
最後の文おかしくない?
387
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:04:03 ID:Kmq2MzGs0
ξ゚⊿゚)ξ「あんた、ホントに手伝えるの?」
ツンがドクオに尋ねる。
('A`)「んー、やってみたいから、やるだけのことはやろうかなと」
ドクオは何とか言葉をつなげていく。
ξ゚⊿゚)ξ「まあね、ちょっと変わったバイトと思えばいいけどね」
どことなく不安そうな顔をするツンを見るのが、ドクオには妙に新鮮だった。
母親であるツンはいつもドクオには強気な態度を示している。
そういう性格なのだとドクオは理解していたし
だからこそ、こんなにも心配そうな顔をするツンが新鮮だったのだ。
lw´‐ _‐ノv「私はなんだかんだで上手くいきそうだと思う」
シュールはさらりと言ってのける。
lw´‐ _‐ノv「やるときはちゃんとやる人だからね」
( ・∀・)「やらないときはとことんダメだけどなー」
照れそうになったドクオの顔が、モララーの一言で妙に引き攣る。
(;'A`)「も、モララーさん。僕大丈夫ですかね?」
388
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:07:04 ID:Kmq2MzGs0
( ・∀・)「最低限のカバーはするよ。
そりゃあ、勝手に変なことになっちゃ困るものな」
その言葉を聞いて、少しだけドクオの気持ちが落ち着く。
('A`)「と、とりあえずやるだけのことはやってみます」
( ・∀・)「うん、それがいいよ」
しかしなあ、と、モララーは顔をほころばせる。
( ・∀・)「まさかお前が探偵の助手になりたいなんて言ってくるなんてな」
その言葉を耳にして、ドクオはやや顔が赤くなる。
('A`)「ちょっと興味が湧いて、それでです」
( ・∀・)「あんまりいい仕事じゃないし
お前もそう思うって言ってなかったか?」
('A`)「そりゃあ……いいましたけど」
ドクオにはそれ以上言葉が続けられなかった。
本当に、ただ何となくでしかない。それでいいのかは知らない。
でもやってみたいという気持ちが確かに湧いていた。
だから、モララーに頼んでみたのである。
自分を助手にしてくれと。
モララーは渋々ながらも、バイトの一環としてOKをだした。
この秋から、ドクオはモララーの助手になったのである。
389
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:09:20 ID:Kmq2MzGs0
>>386
なるほど。間違ってますね。
誤;逮捕されてから5年後に捕まったのでしょう。
正;逮捕されてから5年後に自殺したのでしょう。
390
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:11:04 ID:Kmq2MzGs0
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオのこと頼むわよ。
変なことに巻き込んだら訴えてやるから」
(;・∀・)「物騒なこと言うなあ」
ξ゚⊿゚)ξ「当然」
lw´‐ _‐ノv「それで、これからドクオはモララーさんのとこに行くわけね」
('A`)「ああ、探偵事務所を紹介されるみたい」
そうして、四人は霊園から離れていく。
ξ゚⊿゚)ξノシ「それじゃあねー」
lw´‐ _‐ノvノシ「頑張れよー」
駐車場で二人の女性は車に乗っていく。
男はそれを手を振りながら見送るだけ。
('A`)「…………」
( ・∀・)「…………乗せてけよ」
('A`)「あの、車は?」
( ・∀・)「そんなの無い。
ほら、走るぞ!」
391
:
名も無きAAのようです
:2012/03/15(木) 22:12:01 ID:dU0iUhAg0
>>389
投下中にすまんな
支援
392
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:13:05 ID:Kmq2MzGs0
あまりにも急のことで、ドクオは反応が鈍った。
モララーは突然道路へと走り出してしまったのだ。
慌ててモララーを追おうとするが、ドクオの体力が無いのも事実。
山育ちのモララーの足腰は、40歳であろうともドクオとは比べ物にならない。
ドクオがへとへとになりながらも、二人の間は離れていった。
街の中でもすいすいと走ってしまうモララーをドクオは感心しながら見ていた。
とはいえ走りながらで、直視できるわけではない。
それでも彼が、人々を軽々と避けながら進んでいくのがよくわかる。
(;'A`)「な……なんでこんなことに……」
よろけて、ドクオは傍の塀にもたれかかる。
荒いでしまった息を整えるためだ。
モララーとの差はもう500m近い。
きっとあのまま駅まで行くというのだろう。
ドクオもお金は持っていたから、モララーと離れていても帰ることはできた。
しかしF市まで今から赴いて、探偵事務所へ向かうのも疲れる話だ。
早くも諦めてしまおうかという気持ちが起こっている自分がいて、ドクオは情けなくなる。
393
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:15:36 ID:Kmq2MzGs0
('A`)「……?」
モララーの遠ざかる後ろ姿を見ていたときだ。
一人の人影が、路地裏から出てくるのに気付いた。
いたことには全く気付かなかった。
それでもその人は確実にモララーの方を見ている。
モララーを追っている――そんなフレーズがドクオにはすぐ思い浮かぶ。
ずいぶんと物騒な発想が浮かぶようになってしまったと、ドクオは思った。
と、その人は顔をドクオの方に向ける。
正確には、ドクオのいる方角へと体を向けたのだ。
走っていってしまったモララーとは、反対の方角へ。
少女はドクオに気付いたのかどうかはわからない。
しかしすぐに道に出てきて、今度はドクオの方に歩いてきた。
ノパ⊿゚)
明るい赤みがかった髪の奥に、はっきりと少女の顔があった。
まだ10代のようだ。ずいぶんと幼い。
そしてどうも、ドクオは自分にとって苦手なタイプの人のように感じた。
元々女性と接するのは苦手ではあるのだが。
394
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:17:01 ID:Kmq2MzGs0
ドクオは身を強張らせた。
が、少女は特にドクオに関心を示さずに、そのまま通り過ぎてしまう。
呆然としながら、ドクオはその後ろ姿をちらっと見た。
自分の思いすごしだろうか。
彼女がモララーを追っているなんていうのは。
しかしどうもそれだけではないように、ドクオには感じられてしかたがなかった。
('A`)「誰なのかな……」
ぽつりとつぶやく。
もう少女は歩いて行ってしまった。
その言葉は誰にも届いていない。
やがて、息が整っていることに気づき、ドクオは伸びをした。
そろそろ駅に向かわないといけない。日が暮れてしまう。
そう思い立ち、ドクオは駅へと進んでいった。
ほどほどに走りながら。
395
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:19:06 ID:Kmq2MzGs0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
16時半 F市 モララー探偵事務所――
( ・∀・)「……こねえなあ」
事務所の椅子に座り、背もたれにだらっと寄りかけながら、モララーはドクオの帰りを待っていた。
広い窓から差し込むオレンジ色の陽光。日が傾くのもだいぶ早くなってきた。
残暑はそろそろ終わりをつげ、秋が半ばにさしかかろうとしている、そんな時期であった。
さきほどA市で思いっきりドクオを突き放してしまったのは、多少申し訳ないとモララーも思ってはいた。
走り出したのに特に理由は無い。強いて言うならもうブーンの墓の前でだらだらと感傷に浸りたくなかったということだけだ。
先程、モララーはブーンの墓の前ではっきりと告げた。
これからブーンのことは絶対に忘れない。自分が追い込んでしまったことをちゃんと憶えておく。
その上で、いつまでも友達でいよう、そうはっきり念じたのだ。
想いと言うのがどこまで届くかわからない。届かないかもしれない。
それでも想わないわけにはいかない、そんなことをひと月以上前にも考えていたことを、モララーはふと思い出す。
ブーンの墓の前で、ようやく形にした気分だった。
懺悔の気持ちは、今になって始まったのである。
そして、だからこそ、これ以上ブーンの件に囚われるわけにはいかない。
自分は自戒の念を抱きながら、前に進まなければならない。
そうでないとブーンも浮かばれないだろうから。
396
:
名も無きAAのようです
:2012/03/15(木) 22:20:22 ID:96sOdYUQO
軽すぎず、重たくもなくいい感じだな
397
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:21:06 ID:Kmq2MzGs0
突如、事務所の電話が鳴る。
仕事の依頼だろうか。タイミングがいいな、なんてモララーは想いつつ受話器を取った。
( ・∀・)「はい、モララー探偵事務所です」
「モララーですね」
その言葉には聞き覚えがある。
懐かしい気持ちが湧くとともに、若干肩を落とす。
彼が事件の依頼をするなど考えられないからだ。
気を取り直して、モララーは返事をする。
( ・∀・)「久しぶりだなあ、マス」
( <●><●>) 「憶えていてくれて何よりです」
( ・∀・)「そりゃあ、一緒に一時期暮らしていた奴を忘れるかよ」
( <●><●>) 「普通ならそうですが、君はどうも飄々としていますからねえ。
ひょっこりまた記憶を失ってしまったりしてるんじゃないかと思ったんです」
(;・∀・)「不幸すぎるわ」
言いながら、どこか安心しているモララー。
このやりとりはもう、ずいぶんと懐かしいものだった。
398
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:23:01 ID:Kmq2MzGs0
( ・∀・)「しかしお前から電話なんてなあ。
いつも俺から電話していたのに」
( <●><●>)「しかも碌に話をしないままで、お金の催促ばっかりだったんです。
君がそのままニートでありつづけるというなら、困ったものなんです」
( ・∀・)「探偵やってるじゃん。いいじゃないかそれでー」
( <●><●>)「…………あの」
( ・∀・)「あ、そういえば、どうして電話なんかかけてきたんだ?
まさかお前ほど頭の切れる奴が、俺に事件の相談なんてしてくるわけわるまい。
今や大企業の重鎮にまで上り詰めている、分手マスさんが」
( <●><●>)「ずいぶん棘のある言い方ですね」
( ・∀・)「いやいや、ずいぶん遠いところまでいっちゃったんだなって、思っただけだよ」
( <●><●>)「……事件のことをきいたんですよ」
( ・∀・)「電話の理由?」
( <●><●>)「ええ」
( ・∀・)「ふーん、お優しいことで」
399
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:25:04 ID:Kmq2MzGs0
( <●><●>)「ちょっと前に、ショボン警部に会いました」
(;・∀・)「えっ」
( <●><●>)「1か月ほど前、君が命を狙われた日ですよ」
( ・∀・)「あー、ショボンがうちの実家に寄ったときか」
( <●><●>)「そうなんです。
僕はたまたま休暇を取って、父の手伝いをしていたんです」
( ・∀・)「言ってくれればよかったのに、ショボンの奴め」
( <●><●>)「今更ですが、生きてておめでとうなんです」
(;・∀・)「お、おう。なんだいきなり」
( <●><●>)「命を狙われた人に何も言わないのも失礼かなと思ったんです。
ま、君がなかなか死なない男だということはよくわかっているんですけどね」
(;・∀・)「言ってくれるねえ」
( <●><●>)「話を戻すんです。
とにかくショボン警部と会い、君の話をしました」
( ・∀・)「……何かあったっけな」
400
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:27:02 ID:Kmq2MzGs0
( <●><●>)「探偵をやっていることは、父から聞いていました。
ショボン警部と会って、まだやっていることがはっきりとわかりました」
( ・∀・)「なんだよ、知っていたんだろ?」
( <●><●>)「さっきも言ったように、君はお金の催促でしか僕と連絡を取りませんでした。
だから君が今現在どうやって生きているのかまでははっきりとは知らなかったんです」
( ・∀・)「なーるほどねえ」
( <●><●>)「…………で」
( ・∀・)「ん?」
( <●><●>)「君はいつまで探偵をやっているつもりなんです?」
( ・∀・)「…………」
( <●><●>)「…………」
401
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:29:02 ID:Kmq2MzGs0
( ・∀・)「まだだ」
( <●><●>)「何が、まだなんです?」
( ・∀・)「まだ俺は知らない。だから、まだする」
( <●><●>)「モララー、あなたという人は……
まだ信じているというんですか」
( ・∀・)「おうよ。
それに今回の事件で、俺は昔の親友のことを知ってしまった。
あんな話を知っちまったからよ、俺は改めて思ったんだ。
これからはいろんなものを、ちゃんと信じてやろうってな」
( <●><●>)「簡単に言いますね」
( ・∀・)「言わなきゃ前に進めねえからな。
とりあえず言って、行動してりゃなんとかなるって」
( <●><●>)「進めるというんですか、君が」
402
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:31:10 ID:Kmq2MzGs0
( ・∀・)「おいおい、今日はやけに攻撃的じゃないの」
( <●><●>)「君はもっと現実的になるべきなんです。
僕の眼には、君はいつまでたっても、過去にとらわれて生きているように見えてしかたないんです」
( ・∀・)「なんでそんなことわかるんだよ?」
( <●><●>)「一緒に暮らしていたからですよ」
( ・∀・)「お前こそ簡単に言うな」
( <●><●>)「ふふ、確かにそうですね」
それから、お互い暫く黙っていた。
モララーはそれほど怒ってもいない。むしろこの微妙なやりとりを楽しんでいた。
分手マスの考えていることはよくわかる。自分はもう40歳。そろそろ真面目に定職についてほしいということなのだろう。
( <●><●>)「とりあえず気が済むまで、お金は出しておいてやるんです」
( ・∀・)「あ、おお。ありがとよ」
403
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:33:11 ID:Kmq2MzGs0
( <●><●>)「いえいえ、元より説得など上手くいくはずないと思っていました」
( ・∀・)「さすが」
( <●><●>)「どうもなんです。
たまには父に、ビロードに顔でも見せてあげるんです。
心配そうでしたから」
( ・∀・)「あの顔はいつでも何かしら心配していそうだがな」
( <●><●>)「それを言っちゃかわいそうなんです」
( ・∀・)「とにかく、わかったよ。今度挨拶でも行くわ。
仕事も一段落ついたしな」
( <●><●>)「それじゃ、さよならなんです」
( ・∀・)「おう。ありがとさん」
受話器を下す。
窓の外は赤々としている。
ずいぶんと話しこんでしまっていたようだ。
404
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:35:05 ID:Kmq2MzGs0
( ・∀・)「てかドクオまだこねえのかよ」
静かな事務所の中で、ぽつりと呟く。
返事はもちろんない。
一人でいるのがこんなにしんみりしたものだったかな、なんてことをちょっと考えてしまう。
過去にとらわれている――思いついたのはこのフレーズだ。
先程の電話の中で、分手マスがモララーに対して言った言葉。
何を指しているのかはよくわかっている。
それはこの事務所が、モララーだけのもので無かった頃の話。
この事務所はそもそも『分手探偵事務所』だった。
モララーとマスが創始したのである。
しかし、マスがこの事務所を離れる際に、名称を変えた。
モララーだけの探偵事務所という意味で、『モララー探偵事務所』に。
モララーは椅子に深々と座る。
妙に疲れた気分だ。
きっとあんな話を分手マスとしたからだ、モララーはそう決めつける。
405
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:37:10 ID:Kmq2MzGs0
わかってるさ――
モララーは心の中で応えた。
マスは本当に、よくモララーのことをわかっていたのだ。
自分が過去にとらわれていることはわかってる。
モララー自身そう感じていた。
わかっているけど、やめるわけにいかない。
ブーンのことを知るずっと前の話。
あの雪の降りつもる冬の夜の日。
真っ白い冬化粧が、轟音とともに火炎に包まれたあの日。
モララーは忘れるはずが無かった。
406
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:39:10 ID:Kmq2MzGs0
「信じてくれるだろ」
記憶の隅に寝かしつけておいた言葉が、今日はよく蘇る。
「お前がそういう奴だってことを、あたしはよく知ってるんだ。
だからあたしは安心できるのさ」
( ∀ )「信じてるさ、ハイン」
返事はもちろん、無い。
何度も何度も、独りの時に口にした名前。
407
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:41:19 ID:Kmq2MzGs0
突然ドアがノックされる。
「モララーさん! ちょっと、開けてください!」
この慌ただしい感じ、モララーはほっとする。
ひどいセンチメンタルな気分に陥りそうな自分を、まるでこの声が救ってくれたみたいだ。
そう思って、我ながらアホみたいなことを思いついたなと、モララーは自嘲した。
「ねえちょっと、聞こえてますか!」
はいはい、と言いながら、モララーはドアノブに手を掛ける。
( ・∀・)「はいよ! どうしたドk――」
名前が途切れてしまう。
目の前の光景があまりにも不可思議だったからだ。
408
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:43:05 ID:Kmq2MzGs0
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● |
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、`\
/ __ ヽノ /´> )
(___) / (_/
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
( ・∀・)「…………」
(;'A`)「あ、モララーさん! 手伝ってくださいよ。
この事務所に届けものだって、下の大家さんに言われて持って来たんですから」
( ・∀・)「……なにこれ?」
(;'A`)「クマの置物ですね」
( ・∀・)「この作者、AAくっそ苦手なの知ってる?」
(;'A`)「ずれててもきっと勘弁してくれるって思ってますよ。
それと、メタ発言はやりすぎると煩いからもうやめましょう」
409
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:45:20 ID:Kmq2MzGs0
全長1mほどの巨大なクマの剥製だった。
ドクオとモララーで、何とかしてそれを事務所に引き入れる。
(;'A`)「ひぃ、ひぃ。
何なんでしょうねえ、これは」
( ・∀・)「いやー、わからんなー。
誰から送られてきたって、大家さん言ってた?」
('A`)「聞いておきましたよ。
『杉浦ロマネスク』って宛名が書いてあったそうです」
( ・∀・)「……誰だっけそれ」
(;'A`)「え、知らない人からのなんですかこれ」
( ・∀・)「んー、どこかで聞いたことあるような、どこだったっけ」
(;'A`)「あ、危なくないんですかねえ」
( ・∀・)「どうだろうなあ。
でも宛名が書いてあったんならすぐ調べられるだろ」
( ・∀・)「よし、とりあえず事務所に飾っておこう。
縁起いいかも! 全く知らんけど」
410
:
名も無きAAのようです
:2012/03/15(木) 22:45:37 ID:96sOdYUQO
話の引き出し豊富だな
411
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:47:11 ID:Kmq2MzGs0
それからしばらく、モララー探偵事務所には謎のクマの剥製が飾られることとなる。
最初こそ警戒はしていたものの、特に変化はない。
送られてきた名前はわかったが、住所はわからなかった。
というのも、そこに書かれていた住所はとある学校のものだったからだ。
その学校にも問い合わせてみたが、やはりクマの置物に心当たりなど無いらしい。
イタズラなのだろうか。
疑った時期もあったが、何も起きないとあれば、そうそう興味は続かない。
それよりも、モララーの関心は、ドクオをどうにかして探偵の助手へと育てることにあった。
412
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:49:06 ID:Kmq2MzGs0
こうして、月日が過ぎていく。
だけどモララー達は気付いていなかった。
すでに次の事件への扉は開かれており
生臭い人間の欲望と怨恨がうねり始めていたことに。
〜〜( ^ω^)は嘘をついていたようです 後日談 おわり 次の物語へ 続く〜〜
413
:
後日談
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/15(木) 22:55:00 ID:Kmq2MzGs0
読者の方々、指摘や支援してくださった方々、ありがとうございました。
これにて、『( ^ω^)は嘘をついていたようです』は本当に終わりです。
もともと、前に指摘された、ブーンはどうして五年後に死んだのか、という点について
詳しく説明しようと思いつき、そこからさらに次回作を仄めかすような物語に仕上げました。
こういうほのめかし方が苦手な人にとってはあまり宜しくないかもしれません。
また、次回作についても、現時点でぼんやりと思い浮かべている程度です。
投下は前に言ったように、来年のこととなってしまうでしょう。一年半は見積もって良いです。
ですがここまで書いてしまった以上は、必ず書こうと思いますので
どうか気長に待っていてください。
それでは指摘や質問がありましたらどうぞ言ってください。
414
:
名も無きAAのようです
:2012/03/15(木) 23:48:59 ID:96sOdYUQO
後日談にしては練った話で予想以上だったよ
次に質問です、ロマネスクどこで出てきたっけ
それと少女ハインの素性気になるモララーの娘かな?
ここからは脳内発言、文章が軽くも重くもなく
とても読みやすい、アルファと穴本の間くらいの感じ
伏線回収の巧みさとかもあるし
次の穴本になれる資質はあるよもっと作品書いてほしい
415
:
名も無きAAのようです
:2012/03/16(金) 00:10:51 ID:BE9eEINs0
次回作も楽しみにしてる
乙
416
:
◆GIfZM2iQHE
:2012/03/16(金) 00:25:10 ID:kzc8cXGs0
>>414
ロマネスクは次回作で登場します。
文章はそれなりに気を使っていますので、誉めていただけると嬉しいですね。
次回作ではもっと幅広い表現をしていきたいと思います。
417
:
名も無きAAのようです
:2012/03/16(金) 01:41:35 ID:c4LD9xwg0
後日談含めて面白かった、乙
こんなんされたら次回作に期待するしかないじゃないか!
418
:
名も無きAAのようです
:2012/03/22(木) 23:40:55 ID:Q0o/n2eY0
凄く面白かったよ、乙
3年くらいは全裸で待ってるから、俺が風邪ひく前に投下を頼むぜ!
419
:
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:39:46 ID:3rbh7k.Y0
「みなさーん」
パッ
从'ー'从「こんにちは? こんばんは?」
从'ー'从「どっちでもいいかな」
从'ー'从「どうも、劇中では数レス登場してさっさと退場してしまった不遇の少女ワタナベです!」
从'ー'从「あ、年齢は好き勝手に想像してね!」
420
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:41:20 ID:3rbh7k.Y0
从'ー'从「言い忘れましたが、本編呼んでない人は見ない方がいいよ」
从'ー'从「さてさて、いろいろな理由があって殺される役目となった私ですが
さすがに心残りだろうということで、この度の番外編で特別に登場することになりました!」
( ^ω^)「おいすー」
从'ー'从「あ! 一言もしゃべらずに死んでしまった不遇の中の不遇、ブーンさんだ!」
(;^ω^)「いやまあ、それなかったらこの話そもそも起こらなかったわけだし、勘弁してくれお」
( ^ω^)「というわけで、しゃべりたりないだろうということで
今回の番外編の司会をつとめさせていただくことになったブーンだお!」
421
:
名も無きAAのようです
:2012/04/18(水) 21:42:38 ID:/uiZQvqw0
番外編待ってた!
422
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:43:02 ID:3rbh7k.Y0
( ^ω^)「そもそももう次の作品まで書かない気じゃなかったのかって思っているかもだお」
从'ー'从「本来はそのはずだったのですが
4/18に一斉投下しようっていう掛け声もあり
『短編くらいなら書こうかなあ』なんて作者は考えたわけです」
( ^ω^)「でも思いつかなかったから、僕らが登場することになったんだお。
というか忙しさというのをなめていたお。今更ながら思うお」
从'ー'从「このスレで本編に全く触れない作品というのも、投下しづらいと思ったのね」
( ^ω^)「で、いったい何を投下しようかというと……」
デレデレデレデレデレデレ……
デーン
从'ー'从「ずばり、この作品がどのようにして完成されたかを語っていきます!」
423
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:45:02 ID:3rbh7k.Y0
( ^ω^)「こういう謎を引っ張るミステリー作品は気を使う部分が多いんだお。
それゆえ書きにくいとか思われていることが多いと思うんだお」
从'ー'从「実際セオリーも何も知らない作者は右往左往していましたし
そもそもブーン系でミステリーというのも結構マイナーなジャンルですしね」
( ^ω^)「だから、これからミステリー書きたいなと思っている人がいれば
ちょっとでもこの作者の書き方、考え方を参考にしてくれたら嬉しいんだお!」
( ^ω^)「既に書いてあるように、作品の主題、僕が出てこない物語というのは一番最初に考えていたことだお」
从'ー'从「語尾が固定されてるのも、いっつも笑顔なのも扱いづらいなあ
それならいっそ登場させなければ……という単純な発想でした!」
(;^ω^)「本来ならそういった特徴を活かした作品でも作れれば良かったんだお。
でも特徴にこだわりすぎたら作品の幅が広がらない……かといって普通に登場させるのは物足りない」
从'ー'从「そうしてさっき言ったように、出て来させない物語にしようとなり
その流れで、謎の死を遂げた人物として描こうとなったのです」
424
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:47:17 ID:3rbh7k.Y0
( ^ω^)「人が死ぬ話を描くとなって、思いついたのがミステリーというジャンルだお。
そうと決まれば僕の死にまつわるエピソード、事件、そしてそれを突き詰める探偵役が必要だお」
从'ー'从「ふと『ブーンの息子』というフレーズが思い浮かんで、そのまま採用。
となれば年齢の設定も事細かにやろうとなり、ノートにいろいろと書きこむようになりました。
今ではもう紛失してしまったんですけどねー」
(;^ω^)「傍から見たらただの黒歴史ノートなんだお。
当時はまだファンタジーとかSFとかにも発展可能だったから、様々なことを書きこんであったんだお」
( ^ω^)「話を戻すお。
まずはエピソード。僕が死ななければならない理由だお。
ミステリーの場合は特に理由が重要になってくるお。どうしてその人物がその行動をすることになったのかだお」
从'ー'从「普通の作品でもそれは同じでしょうけど、この作者は最後の最後まで理由づけに悩まされていましたからねえ。
このブーンの自殺の場合には、ブーンが死にたくなる理由ですね」
( ^ω^)「そこでいろいろ考えを巡らせたんだお。例えば死にたいって思うのはどんなときか。
大きなミスをしたとき、すごい後悔をしているとき、やがて思いついたのが『嘘をつく』というフレーズだお」
425
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:49:05 ID:3rbh7k.Y0
从'ー'从「嘘をついてまで何かを隠していた、ならその隠していたことは? 人を殺してしまったとかどうだろう
そうしてブーンの過去、モララーを殺したこと、そしてブーンはそれを隠し、ばれたから後悔して自殺という根本的な流れが思いついたわけです」
( ^ω^)「ちょっと前後するけど、この作者はある程度の小さい話をつなげて、そこから広げて考えていく人だお。
この作品も、僕のその過去が現在にどう影響してくるのか、と考えを広げていったんだお」
从'ー'从「その中でようやく探偵役のモララーが登場するわけです。
どーぞ!」
パッ
( ・∀・)「へ?」
(;・∀・)「え!? 俺出るの? マジで?」
426
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:51:04 ID:3rbh7k.Y0
( ^ω^)「おいすー、モララー久しぶりだおー」
( ・∀・)「お、おう。ブーンじゃねえか。
なんだかなあ、こうもあっさり会えちゃうと物語の余韻が台無しな気がするけど……」
从'ー'从「そこは番外編なんだし大丈夫よ!」
(;・∀・)「随分普通に話しかけてくれてるけど
俺あんたのせいで酷い目にあったんだよね?」
( ^ω^)「まあここでそんなこと気にしちゃいけないお。
番外編なんだし楽しくいかなきゃ損だお」
从'ー'从「モララー君は次の作品でも大泣きする予定なんだから、今のうちに笑っておいた方がいいよ」
(;・∀・)「まーじか。ああ、そう。そうですね」
427
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:53:59 ID:3rbh7k.Y0
( ^ω^)「話は戻って、とにかく作者はモララーは現在も生きていて、そして記憶喪失で
クライマックスで記憶が戻って何らかの事件の真相に気付くという筋を決めたんだお」
( ・∀・)「ちなみにあんまり描写されてないけど、俺のイメージは大泉洋らしいぞ。
まさか数年後に実際に映画で探偵役やるなんて思いもよらなかったけどな」
从'ー'从「探偵がいるなら当然助手もいる、ホームズにおけるワトソン君ね。
そして助手というなら、この方でしょう!」
パッ
(;'A`)「ふぇ!?」
( ・∀・)「おー、ドクオー」
('A`)「これ、このまま全員召喚するつもりなんですかね?」
428
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:55:24 ID:3rbh7k.Y0
('A`)「ちなみに僕にはそんな強固なモデルはいないです。
なんだかこう、ひょろっとした頼りなさげな青年を思い浮かべていただければいいんじゃないですかね」
( ^ω^)「そして探偵といったら警察側も登場してもらわなければだお!
どーぞだお!」
パッ
(´・ω・`)「ふむ……君もこの召喚ができるのか」
( ・∀・)「もっと驚けよこいつめ」
(´・ω・`)「ふん。いちいち騒ぐような歳でもないんだ。
ちなみに僕のモデルは西村京太郎作品の十津川警部なんだけど、書き始めたときは十津川警部が40代だなんて知らなかったんだ。
この作品では僕は50歳だよ。でも正直モララーよりちょっと上くらいにとらえてくれたらいいかもね」
429
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:57:10 ID:3rbh7k.Y0
从'ー'从「さて、探偵の側には二人もいることですし、警察の側にも助手的な人を登場させましょーってことで、この方です」
パッ
_
( ゚∀゚) 「出ていいのかなあ?」
('A`)「まあまあ、こんな場だし」
(´・ω・`)「久しぶりだな、ジョルジュ。ちゃんと反省しろよ」
_
( ゚∀゚) 「どうもです。今はおとなしく服役中です。眉毛飛ぶのはマジで勘弁してくださいって作者が言ってた。
俺もモデルとかがはっきりいるわけじゃないけど、ほらなんか事件に首突っ込む少年役って結構いそうじゃないかな。
最初は部下の刑事になるはずだったけど、やっぱり自由に動かしたいし、年齢も考えて謎の少年となったんだ」
( ^ω^)「そう、このジョルジュという謎のキャラクターを考案し、
僕の過去を知る上でのキーパーソンとしたんだお」
从'ー'从「こうしてメインのキャラクターは揃ったの。
ブーンの過去の大まかな流れを考えて、紙に書いて、一応の流れはできました」
430
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 21:59:11 ID:3rbh7k.Y0
( ^ω^)「そうしたら今度は、現在何が起きているかを考えなきゃだお!
ここはどでかく事件でも起こしてやらなきゃ警察も何も動かないお」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと! そんな理由であたしのアパートは爆破されたの?」
(;^ω^)「ちょ、呼んでないのに出てくるなお……」
ξ゚⊿゚)ξ「ちなみにあたしのツンデレな性格はちょっとした迷いどころだったわ。
『40歳でツンデレってww』っていう理性が働き、結局は『かつてツンデレであったことを匂わせる強気な女性』で落ち着いたの」
( ・∀・)「すげぇ、強引に話が進んでいく」
('A`)「大人数に語らせるとまどろっこしくなりますものね。このくらいでいいですよ」
431
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:01:11 ID:3rbh7k.Y0
lw´‐ _‐ノv「では私も強引に出させてもらう」
(;^ω^)「うお、シュールちゃんおいすー」
lw´‐ _‐ノv「ドクオとブーンさんの関係を考える上で私は登場することになった。
なんでシュールを選んだのかは正直憶えていないそうだ。
そもそもドクオとのカップリングなんて思いつかんかったとな」
(*゚∀゚)「そしてジョルジュとブーンの関係を考えているうちにあたしがでてきたぞー」
_
( ゚∀゚) 「おー、母さん登場かあ」
(*゚∀゚)「あたしは裕福だけど活発な雰囲気のある女性として描かれてたね。
だいたい書き始めたときはまだ語彙力が貧弱だったから、ありきたりな描写しかできなくてちょっと作者悲しんでたね」
从'ー'从「もうなんかだいぶ自由になってきちゃいましたねえ」
432
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:03:03 ID:3rbh7k.Y0
(*゚ー゚)「つーの血縁としてあたしが出て来たわ。
このあたりでもうあたしの家での殺人事件も考え中でした」
( ´∀`)「そして大金持ちとして私が登場したモナ!
ぴったりの風格だと思うモナ!」
( ・∀・)ヒソヒソ「だいたいミステリーの富豪って悲惨な目にあう気がするんだけど」
('A`)ヒソヒソ「言っちゃだめです。ええ」
(,,゚Д゚)「そして主役級でもあるはずのこの俺があっさり捕まっちまったってのはどういうことなんだ」
从'ー'从「なんか、犯人ってすぐわかるようなキャラだと困るかなあと思っただけだそうですよ」
(,,゚Д゚)「え」
从'ー'从「ギコさんといったらしぃさんと絡ませるのが一般的ですけど、まあ特に書く必要もないかなと」
(,,゚Д゚)「ちょ」
433
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:05:07 ID:3rbh7k.Y0
ミ,,゚Д゚彡「あ、しぃはどっかの短編で俺が寝とっておいたから」
(,,#゚Д゚)「てめえ出てねえんだからすっこんでろやごるぁあああああああ」
( ^ω^)「話もどーれ、だお。
こうして登場人物はあらかた出て来たお。
あとは細かいところを詰めていけば終わるはずだったんだお」
从'ー'从「ところが、作者も忙しい時期に突入してしまい
結局二年もの間、作品の完成を放置する形となってしまったのです」
( ^ω^)「二年経って、読み返してみたら、そりゃあもう凄かったお。
面白いくらいに作品の欠点が見えて来たんだお。みんなもちょっと、自分の作品後で見直すと楽しいかもしれないお」
434
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:07:05 ID:3rbh7k.Y0
从'ー'从「何を隠そうこの物語
元々ラストの方では警察の機動隊とつーさんがコネを持つ軍団とが大バトルを繰り広げる
壮大なアクションストーリーを展開する予定だったのです!」
( ・∀・)「B級臭はんぱねえなおい」
(´・ω・`)「私も凄い勢いで機密漏洩していたからね。機動隊もバリバリ指揮していたし、何者だよと」
(*゚∀゚)「あたしがアパート爆破した理由も、最初はツンの口封じのためとか考えていたらしいね。
とてつもない悪役だったのさ」
_
( ゚∀゚)「これはねーよと思いつつ、五話目を投下するまでその理由を考え直していたんだよなー」
( ^ω^)「ああ、これはあかんわと思って、手入れ直ししたのが今年の2月だお。
しぃさんの屋敷での事件はこのあたりで細かく書いたかなと思ったお」
( ゚∋゚)「警察の側にももっと厚みがいるなと思い、鑑識の私が登場です。
鑑識といったら相棒の米澤さんの印象が一番強いので、作者のイメージもやはり米澤さんですね」
435
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:09:02 ID:3rbh7k.Y0
( ><)「モララー記憶喪失の間どこいってたんだ、という疑問から僕の登場です。
年寄りです。隠居しているおじいちゃん的な印象でいいと思います」
(*‘ω‘ *)「妻として想定されていたのはあたしだっぽ!
しゃべってる姿が想像できないという理由で他界したっぽ!えげつねえっぽ」
( <●><●>)「そしてモララーに知識を与えた人物として、僕の登場です。
この考案により話が広がり、次回作へと繋がっていたりします」
*(‘‘)*「話が細かく決まっていくにつれてモブキャラも考案されていきますよー」
('、`*川「あたしらちょっとしか出てないけどねー」
ミセ*゚ー゚)リ「ただでさえミステリーは登場人物多いのに、AAをこう次々と使っていくのは気がひけたそうですよ。
でも、モブを作るよりは読者も親しみやすいかな、という理由で使われちゃいました」
( ・∀・)「いっぱいでてくるなあ」
('A`)「投下するのが平日だってことを作者が思いだして、畳み掛けてきているんですよ」
436
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:11:09 ID:3rbh7k.Y0
从'ー'从「そして悲しいお知らせが。
実はこの頃まだあたしは登場する気配はなかったのです」
( ^ω^)「モララーの姉というポジションは考えていたけど、配役で悩んでいたんだお。
すぐに退場となるのはわかっていたし、あまり自分の好きなAAは使いたくなかったんだってお」
从'ー'从「かといって、あまりにもモブなキャラだとインパクトが無さ過ぎる……
苦心の結果、このワタナベがこの悲劇のキャラとして登場することとなってしまったのです!」
( ^ω^)「それなりに人気があり、かつ次回に登場する見込みが無くても構わないキャラ
そんな考えからの妥協がワタナベだったんだお」
从;ー;从「あたしを主役においたスピンオフも書こうとしたけど、あまりにも暗いからやめたということです。
うぅ……」
<ヽ`∀´>「まあ、最初のうちウリだけを殺せば死刑になるんだろと思っちゃってた作者のせいでもあるニダ。
判例だと三人以上で死刑となるけど、せめて二人まで、じゃあ妻を殺そう、誰にしよう、っていう流れで死んでしまうこととなったニダ」
( ^ω^)「まーた普通に出てきちゃって」
437
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:13:07 ID:3rbh7k.Y0
从'ー'从「ぐすっ、とはいえこんな状況でも体裁が整ったため
晴れて『嘘をついていたようです』は投下されることとなります」
( ^ω^)「一週間一気に投下という無茶も、長期休暇だから出来た技だお。
もうこんな無茶できねえお」
从'ー'从「さて、と。キャラクターたちもあらかた登場しましたし
そろそろこの番外編も終わりとなりますね」
( ・∀・)「この作品シリアスだしな。ほどほどがいいかもなあ」
('A`)「今結構無茶してますものね」
(´・ω・`)「そうだな。はよ次回作書けやと思っている方もいるに違いない。
この作品を好きになってくれた方は特にな」
_
( ゚∀゚) 「今は草案をつくってるとこです。気長にお待ちくださいなっと」
lw´‐ _‐ノv「最初の方はわりと固まっているけど、後半をどうまとめるかで考え中らしい。
ミステリー作品はまとめるときが一番しんどい。矛盾が起きないように気をつけなければならない」
438
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:15:05 ID:3rbh7k.Y0
ξ゚⊿゚)ξ「これ、書き方になってるの?」
( ^ω^)「微妙なところだお……
物語ってのはそうそう丁寧に思い浮かんでいるものじゃないってのがわかってくれればいいんじゃないかお?」
从'ー'从「理由付けも、散々後付けしてますからね。
とはいえ後付けした上でさらに元の文章も書き変えてるから、設定を組み込んでいるといったほうが良いかもしれません」
( ・∀・)「特にミステリーだと論理展開重視されるから、書き変えはしょっちゅう起きるぜ。
売り出したときに発見された論理的矛盾を、文庫化した際に訂正するなんてのもよくある話だしな」
( ^ω^)「ブーン系でミステリーを書くときは、僕たちのキャラ付けがある程度設定されてしまっていることもむしろ難点だったりするお」
从'ー'从「簡単な叙述トリック、たとえば男っぽく描写されてるけど、実は女性だったみたいなことや
実はこっちの名前とこっちの名前は同一人物だったのさーとかいうことも簡単にはできないからね」
( ^ω^)「とはいえミステリーを書くこと自体が難しいわけじゃないお。
ぶっちゃけ金田一少年やバーローが展開しているもの、いや、ミステリーの古典が展開している推理さえほぼあり得ない突っ込みどころ満載なものはあるお。
江戸川乱歩の作品でも読んでみるといいお。トンデモ展開の連続だお」
从'ー'从「でも一番大切な、論理矛盾が起きていないから、ちゃんと推理小説や作品として存在できるんです。
そしてどこかで読者を驚かせられたら、それだけでミステリーは成功なんですよ」
439
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:17:40 ID:3rbh7k.Y0
( ^ω^)「さっきからミステリーミステリー言ってるけど、僕は気にせずに使っちゃってるお。
本来は『犯人を解き明かす』ことを主題とするのがミステリーだお。
最初から犯人がわかっていて、その犯人を追いつめる過程を楽しむのがサスペンスだお」
从'ー'从「要するに私たちがさっきから語っているのは推理小説全般のお話ですね」
( ^ω^)「トリックの種はそれこそ漫画、映画、小説、ドラマなんかでも簡単に知ることが出来るし
さっきも言ったように案外ぶっとんでても構わないものだお。
本格派や社会派の作品はそれぞれがそれぞれで勉強になるお。東野圭吾も西尾維新も本格派推理小説から始まったんだお」
从'ー'从「社会派と本格派できっちりわかれるというのでもないしね。
気楽に気楽に、これやったら面白いんじゃないかってのを再現するのが推理小説です」
( ^ω^)「偉そうに言ってるけど作者もそんなに読んでるわけじゃないお。安心してくれお。
というか身近な作家さんでも推理小説書いてる人は結構いるお。探してみると面白いお」
从'ー'从「さてさて、そろそろまとめに入らないと!」
( ^ω^)「完全にチラ裏の内容になってきていたお!」
440
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:19:18 ID:3rbh7k.Y0
( ^ω^)「みんな集まってくれだおー。
平日だから、はよ閉めないと作者きついおー」
从'ー'从「それでは、この作品を読んで下さったみなさま!
次回作を楽しみにしているみなさま!
本当にありがとうございます!」
( ^ω^)「今日はこのあたりで去ってしまいますお。
そもそも忙しいというのに無茶しすぎなんですお。ごめんなさいですお」
441
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:21:07 ID:3rbh7k.Y0
( ・∀・) ('A`) (´・ω・`) ( ゚∀゚)←剃った
ξ゚⊿゚)ξ lw´‐ _‐ノv (*゚∀゚) (*゚ー゚)
「ご愛読ありがとうございました!!」
「今後も作者の作品をよろしくお願いいたします!!!」
( ´∀`) (,,#゚Д゚)つとミ゚Д゚#,,彡 ( ゚∋゚)
( ><) (*‘ω‘ *) ( <●><●>) *(‘‘)* ('、`*川
ミセ*゚ー゚)リ <ヽ`∀´> ( ^ω^) 从'ー'从ノシ
442
:
番外編
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:23:42 ID:3rbh7k.Y0
「俺出ていいの?」
「やめといた方がいいぞ」
「まだまだ秘密なのじゃー!」
( ^ω^)「おっしまいです(お)!!」从'ー'从
443
:
名も無きAAのようです
:2012/04/18(水) 22:27:03 ID:OzAgdh4cO
>ちなみに僕のモデルは西村京太郎作品の十津川警部なんだけど
ちょ、なんという俺
楽屋ネタはあまり好きじゃないがとりあえず乙
いろいろ参考になったわ
444
:
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:28:15 ID:3rbh7k.Y0
おわりです。
思ったより時間余った。
4月頭にさらっと書いた番外編を特に変えることも無くそのまま投下です。
お祭り的な雰囲気を少しでも感じていただけたら嬉しいですね。
質問とか感想とかどうぞ書き残してくださいな。
445
:
名も無きAAのようです
:2012/04/18(水) 22:31:30 ID:OzAgdh4cO
質問というか
警部役にショボン使った理由とかあったら聞いときたい
446
:
◆GIfZM2iQHE
:2012/04/18(水) 22:40:42 ID:3rbh7k.Y0
>>445
警部というのはやはり重要な役どころだから、AAも有名どころから選ぼうという考えがありました。
そして、警部は中年だろうという勝手なイメージがあったので
よく見るAAの中で一番落ち着いた雰囲気を出しているキャラといったらショボンだろう、と思い至りましたね。
447
:
名も無きAAのようです
:2012/04/19(木) 00:31:03 ID:oza8jufE0
おつん
448
:
名も無きAAのようです
:2012/04/19(木) 20:29:12 ID:a5mELRsQO
乙!舞台裏楽しかった!
ストーリーと関係なくて申し訳ないんだがフサギコが寝取った短編って何か聞きたい
449
:
名も無きAAのようです
:2012/04/20(金) 04:31:33 ID:khuNDulIO
>>(´・ω・`)「そうだな、はよ次回作書けや。」
警部が言いたい事代弁してくれてるな
450
:
名も無きAAのようです
:2012/06/15(金) 18:11:49 ID:5gM1QdlQ0
終わり?
451
:
名も無きAAのようです
:2013/02/15(金) 15:46:21 ID:jjyz0Mh.0
俺の中では2012年ナンバーワンだ、今年中にくるかな?
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