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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
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とりあえずスレ立てです。
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弱気になるなブーン!
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+ +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
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必ず勝利を得てくると誓った。
この策が最善だと言い聞かせた。
今は、あまりに滑稽なことだったように思える。
ショボンが、攻めに来る素振りを見せた。
後ろへと自分の体が逃げかける。
アルファベットが動いていないことに気付いて踏みとどまった。
しかし、気付いたのはそれだけではない。
ショボンのアルファベットが襲ってこない。
その事実に対して、安堵してしまっている自分がいることにも気付かされた。
相手の、隙を狙う作戦だったはずだ。
ならば先ほどのショボンの動きも、好機と見なければならなかった。
それなのに、それなのに。
客観的に見て、分かる。
自分の気持ちが、挫かれつつあることは。
立て直さなければ。
自分の敗北は、国の敗北だ。
負けるわけには、いかないのだ。
その言葉も、今はただただ、空回りしていた。
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ブーンおい!カッコ悪いぞ!!
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ああああ・・・・
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ブーン!
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時よ止まれ、お前はカッコイイ
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ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!
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ブーン!
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ブーン…
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――双頭の森・南――
手綱を強く引くと、軽い嘶きと共に馬が止まった。
本当は、もっと近づこうと思っていたが、何故か自然と手綱を引いてしまっていたのだ。
これ以上、近づいてはならないと、自分の心が告げていたのだ。
<ヽ`∀´>「…………」
そもそも、決戦の地まで来る予定はなかった。
皆と同じように、ヴィップ城でブーンの帰りを待つつもりだった。
しかし、ブーンが出発した直後、モララーが自分に会いに来た。
そして、西に行かせてほしいと申し出てきた。
"一騎打ちに勝利したブーンを、真っ先に迎えてやりたい"。
そう言ったモララーの表情からは、切実な思いが感じ取れた。
だが、自分は許可しなかった。
モララーはまだ満足に動き回れる体ではない。
隻腕となった身では馬での長駆も難しいため、現実的ではなく、諦めてもらうしかなかった。
しかし、それ以上に。
モララーがいなければ、軍事的に重要な判断を迫られた際、それを下せる者がいなくなる。
すぐさま、自分はそう考えていた。
本来ならば、最終判断を下すのは自分の役目であるはずなのにも関わらずだ。
つまり、その時点でもう既に、自分は決戦の地へと気持ちが向いてしまっていた。
モララーではなく、自分が行きたいと思ってしまっていたのだ。
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弱気な部分がここにきて出ちゃうのか…根本がそう簡単には変わらないってことなのか
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支援
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頑張れ頑張れ
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焦れ焦れ
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四円
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相変わらずヴィップの将校は仲良いな
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もしかしてみんな集まってくるのか
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だから、尚更モララーには残ってもらわなければならなかった。
最善を尽くしてきたが、万難を排除できたわけではなく、まだ何が起きるか分からないという状態だからだ。
僅かな供だけを連れて疾駆してきた。
そして今、森を目にしているが、自分にできることは何もない。
ただ、勝利を信じるしかない。
何故、ここまで来てしまったのか。
不安だったのかと問われれば、首を捻ることになるだろう。
しかし、恐らくは、信じているからこそだ。
必ず、ブーンは勝利を得てくれると。
いつも見せてくれる、あの屈託のない笑顔で、戦勝を報告してくれると。
心から、信じている。
だからこそ、ここで待ちたくなったのだ。
心の底では、最初からここに来たい思いがあった。
ただ、皆が我慢しているからこそ、自分も口には出すまいと考えていた。
<ヽ`∀´>(モララーは、城で待つって言ってたのに、やっぱり我慢できねーって言ってきたニダね)
<ヽ`∀´>(……あっさり翻意して『行かせてほしい』って言っちゃうところが、モララーらしいと言えばモララーらしいニダ)
だが、おかげで気が楽になった。
ヴィップ城にいるよりも、ここのほうがまだ落ち着く。
無論、他の皆も同じ気持ちだったが、他は全員残してきた。
万一のことを考えると、やはりヴィップ城は固めておくべきだと考えたからだ。
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新着レスがお前らだったときのガッカリ感は異常
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支援!
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その代わりに、皆の分まで、ブーンを祝福すると誓ってきた。
<ヽ`∀´>「……みんな、信じて待ってるニダよ、ブーン大将」
<ヽ`∀´>「だから……いつもどおりの笑顔で帰ってきてニダ」
声が、届くはずはない。
それでも、届けと願いながら口にした。
いつしか陽は落ちかけ、空は鮮やかな黒に染まりつつあった。
――双頭の森――
一騎打ちが始まる前から、森にはランタンの灯りがあった。
既に陽は落ちたが、変わらずに明るいまま戦うことができている。
ランタンはこちらでも用意していたが、自分が到着する前にショボンが準備していたようだ。
つまり、ショボンも長期戦は考えていた、ということになる。
自分としては、最初からそのつもりだった。
覚悟は、できていた。
しかし、実際に戦いが長引くにつれ、自分を侵食しはじめたのは疲労感と恐怖感だった。
(;^ω^)「…………」
この寒さのなかでも、両手からは汗が滲み出ている。
荒ぶる呼吸も隠したいが、既に肩が軽く上下してしまっていた。
ショボンが涼しい顔をしているのとは、あまりに対照的だ。
そのショボンが、動いた。
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支援
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>>260
お互い様だなw
気持ちはよく分かる
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支援
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大将!
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その時ショボンが動いた!
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左足の踏み込みよりも先に、右のZが振り上げられる。
自分の視線は、思わずそちらへと向いた。
死角となる位置から、左のZが地を這うように迫っている。
それに気付いたときには、ショボンの踏み込みも十全だった。
後退すべきだ。
分かっていたが、気付いた時点では、既に最善の選択肢ではなくなっていた。
アルファベットを両手で強く握り、二の腕を膨らませる。
ショボンのZを、その場で受け止めた。
衝撃で、両手に僅かな痺れが走る。
しかしまだ、一撃。
左を受けたが、右が残っているのだ。
Yを強引に突き出せば、ショボン自身を狙える。
だが、ショボンの右と、果たしてどちらが速いか。
分からない。賭けは、打てない。
ショボンの右は、引いて躱した。
あと一瞬でも迷っていたら、自分の胴は斜めに裂かれていただろう。
攻め込んだ末の危険ならば、まだいい。
今の自分は、回避することさえ充分ではないのだ。
ショボンの表情に視線を向ける。
相変わらず、無が貼り付いている。
失望感を顕わにしているようにも、見える。
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>>260
その分喜びも一入だろ?
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短期決戦も出来ず長期戦も不利とか厳しいな
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支援
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ブーン頑張れ
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天下の帰趨を決する戦い。
ショボンの気概も、並ではなかっただろう。
だからこその、失望だろうか。
"自分から決戦を提案しておいて、こんなものか"と。
そう思われているのだろうか。
自分にとってはどうでもいいはずのことが、思考を支配する。
活路を見出すために使わなければならない時間を、空費してしまっている。
勝利を、諦めたわけではない。
諦めていいはずがない。
だが、自分の心構えは、進むべき道を逆行しようとしている。
それでも、戦わなければ。
もはや、ただの義務感であっても構わない。
最後まで戦い抜かなければ。
まずは、確実に守りを固めて、隙を――――
(;゚ω゚)「ッ!!」
――――手のひらに、熱を、感じた。
瞬間、死を覚悟した。
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絶望的過ぎる
勝てよブーン
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ショボンこええ
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うわぁぁああ
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しぬなブーン!
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熱だと…
まさか
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うわあああああああ
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あああ…
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おいまさかやめろ
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熱だと?
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ランク?
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まさか
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おいおいおい
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(;゚ω゚)「…………」
アルファベットYの、発熱。
決戦間際で届いたはずの高みから、拒否された。
気持ちの部分で、Yに達していないと、アルファベットに判断されてしまった。
そう、思った。
しかし、違った。
アルファベットに拒否されたわけではない。
かつて、入軍試験で感じたアルファベットの熱とは、明らかに違う。
さっきの熱は、人の熱だ。
出立前に、将校全員から貰った熱だ。
皆が、信じてくれた。
信じて、自分に全てを託すべく、手を交わしてきた。
その熱が、自分のなかに残っていたのだ。
( ω )「…………」
専守で活路を見出そうとした。
それが、完全に間違っていたとは思わない。
ただ、そのまま戦って勝てるとも思えなかった。
アルファベットYを構える。
そして、すぐさま突き出した。
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バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
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専守に入るような奴はYにふさわしくないと?
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弱気がランクダウンを引き起こした・・・?
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うわあああああああブーーーーン!!!!
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うおおおおおおおおおおおおおおおお
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良かったあああ!
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うおおおお頑張れ頑張れ!!
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うおうおおおおおおうおお
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行け!
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うおおおおおおおおおおおおお!!!!右手えええええええ!!!
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展開熱い
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まじで目が離せん
ジャンプ買うはずだったけど今日は読む気がしねえくらいだ
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ショボンの不意を突いたわけではない。
しかしショボンは、受け止めずに躱した。
回避して反撃、ではない。単純に、反応が遅れていたのだ。
自分でも分かった。
先ほどまでより明らかに、鋭い一撃となっていることが。
守備のなかで隙を見出す。
そのためだけの牽制で、ショボンが隙など見せるはずがなかった。
攻めるしかない。
攻めて、攻め続けて、ショボンを討ち取るしかない。
それに、気付かせてくれた。
皆が、教えてくれたのだ。
奮起させてくれたのだ。
自分ひとりでは、とても戦えない。
今までずっと、そうだった。この決戦でも変わることはない。
皆の支えがあったからこそ、今の自分があるのだ。
もう、迷う必要などなかった。
(´・ω・`)「……いい顔になったな」
ショボンが無表情を崩すことはない。
ただ、その声は、森を包んだ暗さとは対極の位置にいるように思えた。
言葉は返さない。
きっと、自分の表情を見て、ショボンは忖度するだろう。
今一度、アルファベットを構え直した。
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ファットマンもドラルの時も攻めたから勝てたんだ!
思い出せブーン!
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ここからが本番だ
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本番ktkr
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ブーンの手のひらも熱いが展開も熱い。
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畜生ショボンがいちいちかっこ良い
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すでに泣けてきたしえん
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プギャーとギルバードの時の勇敢さで...!
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ブーーーーン!ガンバレーーーー!
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――双頭の森――
地面に置かれている灯りもあれば、木に提げられている灯りもある。
数は充分、用意してあった。
自分が置いたが、馬に括り付けられた荷を見るに、ブーンも準備はしていたようだ。
暗闇の中、戦場だけが煌々と照らし出されている。
(#^ω^)「おぉッ!!」
長尺のYを豪快に振り回してきた。
範囲外の距離だが、風圧で僅かに反撃が遅れる。
その間に、ブーンは距離を詰めてきた。
突き出される。
冷静にZで跳ね上げようとしたが、片方では無理だ。
両のZで、挟み込むようにして防ぐ。
そのままYを押し上げようとするも、動かない。
ブーンは、このまま自分を討とうとしている。
機を見て、力を抜いた。
同時にYの矛先から自分の体をずらす。
そして、ブーンに迫った。
Yの刃は、自分の側面。
ブーンはすぐさまアルファベットを戻そうとしているが、自分のほうが僅かに速い。
左のZを、薙いだ。
ブーンの首を狙って。
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ガンガレ!
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V・I・P!
V・I・P!
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戦局が一気に動く
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恐らく、後方に逃れようとするだろう。
そう思って繰り出した一撃。
しかしブーンは、身を屈めて回避してきた。
一瞬、勝ったと思った。
左を使ったが、まだ右が残っている。
体勢不充分なブーンを、存分に狙える状態で。
だがブーンは、側方に向かって地面を転がることで右のZから逃れた。
そこまでは、まだ良かった。
(´・ω・`)「ッ!」
先ほどまでのブーンと違ったのは、逃れると同時に攻め込んできたことだ。
地面を転がりながら、長尺のYを振り回してきたことだ。
完全に、不意を突かれた。
(´・ω・`)「くっ!」
体を大きく仰け反らした。
自分の残像を、切り裂くY。
後ろへと倒れこみそうになったところを、後方への宙返りで堪えた。
そして着地と同時に、ブーン目掛けて駆け出す。
既にブーンは起き上がり、Yを大きく後ろに引いていた。
またも、豪快に振り回してくる。
それを、ブーンと同じように屈んで回避した。
懐に、飛び込むべく。
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いやあああ
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こんなに更新を連打したのは初めてだよ
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視点変わりまくりで熱すぎる
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攻めのブーンに転じたな!
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転がりながらY振るなんてスゲー
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はよ続きを
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転がりながらアレ振れるのかww
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ブーンは戻ってきたYから右手を離し、柄の腹を掴むことで、Yの刃を引き寄せた。
あれならYでも接近戦ができる。
望むところだ。
(´・ω・`)「ハァァァァァッ!!」
(#^ω^)「オオオォォォォッ!!」
二つのZで間断なく攻め込む。
ブーンは巧みに防ぎながらも、僅かな隙を逃さずに反撃を打ってくる。
釘を打っているときのように、音が連続して響いていた。
この打ち合いだけで、既に二十合を軽く超えている。
そしてまだ、続く。
右のZを最小限の動きで振るい、次いで左のZを大きく振るう。
だが、変則的な動きにもブーンは確実に対処してきていた。
右を軽く弾いてから左をしっかりと受け止めることで、こちらの攻撃を通さない。
全力での打ち込みだが、ブーンのYは押し切れなかった。
反撃の隙はさほど与えていないものの、既に三度はYが自分に迫った。
いずれも力はなく、容易く防げたが、もし通ってしまえば例え力がなかろうとも体を貫かれる。
正確な数は分からないものの、この短い間だけで、打ち合いは五十合を超えていた。
一騎打ちの開始当初とは、明らかに違う。
ブーンの一撃の鋭さと重さが、はっきりと増している。
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熱い応酬ktkr
支援
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ブーンが攻勢に出て違う緊張感になったな
熱いぞ
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すげえなおい
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クソ・・・昼飯食いに行けねえ
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行動の選択は先ほどまでと変わっていない。
ただ、一撃の厚みだけで、戦況が変わった。
簡単に見切れていた薙ぎも、弾けていた突きも、決して容易ではなくなった。
(´・ω・`)(何があったのかは知らんが……)
心情の変化があったのだろう。
ただ、その切っ掛けが何だったのかは分からない。
しかし、手応えは自分を充足させるものがあった。
(´・ω・`)(……本来、そうあってはならないのかもしれない)
切れのある動きを見せるようになったブーンは、簡単に倒せる相手ではない。
先ほどまでは、勝利の道筋さえ見えたと思っていたが、いつの間にかかき消されている。
一騎打ちとしては、多少難しくなったと言っていい状況だ。
だが、高揚していた。
本来、そうあってはならないのかもしれないが、滾るものがあった。
およそ完調には程遠い相手。
そう思っていた。好都合だ、とさえ考えた。
だが、心のどこかで蟠っていたのも事実だ。
そして、その蟠りを抱えたことで、自分は自分なのだと感じることもできていた。
(´・ω・`)(……悪くはない)
(´・ω・`)(完全な状態のお前に勝つことで、俺は胸を張って帰ることができる)
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>>324
俺なんてこれから面談だぞ…行きたくないのに強制だっての…
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しえしえしえ
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いけいけ支援
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ショボンはやっぱり軍人じゃなく武人だな
くそう・・・かっこいいじゃないか
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>>326
攻めの気持ちでいけよ!
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支援
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いかなる形であっても、勝利は勝利だ。
美しくとも、泥臭くとも、ブーンの胴と頭を斬り離せればそれでいい。
しかし、相手が全てを出し切った末に、破ることができたならば。
自分は、武人としても軍人としても頂点に立ったことになる。
そして、頂点からの景色こそが、天下なのだ。
ラウンジの天下を得る、ということなのだ。
(´・ω・`)(ここからが本番……そう思ったほうがいいな)
暗闇の中で炯々とした眼光を放つブーン。
百を超えた打ち合いのなかでも、決して怯むことはない。
高い集中力を維持して、常に隙を狙ってきている。
今のところまだ、身を脅かされるところまでは来ていない。
自分が押している、と主観的にも客観的にも判断できる状況だ。
ただ、盛り返されたことで多少苦しくはなっている。
今度は、自分が押し返さなければならない。
(´・ω・`)(……この打ち合いでは、首は取れんな)
疲弊させる効果はあるが、同じ人間である以上、動きが鈍ってくるのはブーンだけではない。
何刻でも戦い続けてやる、とは思っているが、気概だけでは戦えないのだ。
距離を取った。
(´・ω・`)「…………」
( ^ω^)「…………」
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支援…
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狡猾でいながらこの武人の風格
これだからショボンは
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熱すぎる・・・
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お互い、頬には薄っすらと汗が浮かんでいる。
夜闇の静寂のなかでは、呼吸の音も隠すことはできない。
灯りは充分とはいえ、陽が落ちる前に比べれば、多少なり視界は悪くなっていた。
一騎打ちに影響を及ぼすとは思えないが、それはあくまで現状の話であり、長引けばどうなるか分からない。
疲労で判断力が鈍れば、僅かな視界の悪ささえ命取りになる可能性もあるだろう。
(´・ω・`)(……力か)
思考力や判断力という、目に見えない力。
どちらが優れているのか劣っているのかも分からない。
アルファベットは、そういう部分も見ているのだろうか。
人が武器を選ぶのではなく、武器が人を選ぶ。
だから、この世界では実力が目に見えて分かりやすい。
掲げている武器を確認するだけでいいのだ。
しかし果たして、目に見えない力までもが反映されているのか。
この戦いでそれが分かる、とは思わない。
絡み合う要素は、あまりにも複雑だ。
ただ、答えの手がかり程度は得られるかも知れない。
再び距離を詰めて、打ち込んだ。
ブーンは一度受けたあと、詰めさせまいと下がる。
最大の危機は、遠距離から瞬時に懐へ飛び込まれたとき、と分かっているのだろう。
最初は、懐に飛び込もうとしても回避されていたが、次第にそうもいかなくなってくるはずだ。
ただ、それはブーンに限った話でもない。
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身長2m近いのに後方宙返りできるショボンさんの身体能力もまた凄まじい
支援
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え!?進行形!?
やったぁあああああああああああああ!!
支援!!!!
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ついにショボンにも汗が
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気概だけでは戦えないが、気概が欠ければ敗北は必至だ。
失っていいものは何ひとつとして無い。
(´・ω・`)「ぬんッ!」
体を開いて、左を突き出す。
ブーンも同じように半身になってZを躱し、流れのままYを振り回してきた。
右のZで、受け止める。
左のZで追撃を見舞うが、頭を沈めたブーンに空を斬らされる。
その刃を追うようにブーンが体ごと動かしてきた。
Yの柄が、自分に迫る。
(´・ω・`)「悪くはないがな」
長尺の柄で、自分を押し倒そうとしてきた。
発想としては、悪いものではない。
ただ、自分としても身を引くだけで容易く回避できる攻め方だ。
右のZで拘束していたYが自由になる。
すかさず、ブーンは振り下ろしてきた。
高みからではない。脚を狙った一撃だ。
左のZを支えにして、脚を浮かせた。
ブーンのYは地面を抉る。
そして浮かせた脚をそのまま、蹴り出す。
(;^ω^)「ッ!!」
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