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各国報道スレッド
1
:
ヤーディシア・フェザーン大陸有志
:2014/11/15(土) 22:12:35
・内政、外交のロールプレイングのためのスレッドです。
・各国のテレビ、ラジオ、新聞や、政府のスポークスマンになりきった書き込みを心がけましょう。
・世界情勢はこのスレッドだけ流し読みしていれば把握できるようなゲーム進行が望ましいです。
・次スレは
>>950
が責任を持って立てること。
2
:
Stackburgh Tribune(立憲王政アーカルソン=リペルニア)
:2014/11/15(土) 23:50:04
[国内]王室属領セレントス、立憲王国政府に統合
数百年の長きにわたりアーカルソン王の下、形式的には絶対君主制を取っていた王室属領セレントスが立憲王国政府に統合された。
今回の統合の進展により、既に事実上の自由主義思想の支配下にあったセレントス島は形式的にも立憲主義体制の下に入ることになる。
[国際]カラシュ・セヴェリン、独立都市ウラナを征服 大陸東部の自由主義危殆に瀕する
絶対君主制を取る東方の国家カラシュ・セヴェリンが自由主義を掲げる南ヤード海沿岸の都市ウラナを制圧した。
自主自尊の理念を無視し、隣国チーシャの反発にも関わらず実行されたこの政策が、大陸東部における自由主義を危機に瀕せしめるものであることは明白である。
諸国民の権利と自由と独立の下での平穏な生活のため何ができるか、我々は考える必要があるだろう。
3
:
名無しさん
:2014/11/16(日) 19:55:52
iphone6plus case
スレに迷惑なんやけどな!
www.aao.org/careers/iphone6sale.html
4
:
南ヤーディア人国・新聞「南の同胞!」
:2015/11/05(木) 12:18:43
・西の老いた帝国が滅んだと同様に東の帝国の崩壊は近い
東の帝国は死んだ。亡骸に貪りつくネズミ共を駆除せよ!やつらは黒死病ぞ!黒死病を持ち込む悪魔だ!
民族議会にて第一馬鳥兵連隊の連隊長であるミルコヴィッチ卿は声を荒げ北の帝国諸邦の動きと南の
死骸に向かい叫んだ。民族議会は若き男爵の言葉を全面的に支持し、「南ヤーディア人の独立した国家」
を成し遂げたウラジーミル陛下に対する忠誠に満ちていた。我ら記者団はミルコヴィッチ連隊長の意志に感化し、
南ヤーディア人としての、南ヤーディア人の国家建設を成し遂げよねばならないという意志一つであった!
5
:
デア・シュティンメ(リーゼンバウム侯国)
:2015/11/05(木) 19:50:24
【「帝国議会」開かれる】
フォロノワ帝国帝都ヴォスメールにて旧大フォロノワ帝国諸邦諸国による代表者会議
通称「帝国議会」が開催された。
議題は旧帝国崩壊後のヤーディシア大陸秩序の枠組みの形成とされている。
帝都出発前の記者会見にてヨアヒム侯子は
「皇帝陛下もかつての帝国がそのまま蘇ることはお考えではないでしょう。私は帝室の
家臣としてではなく侯国の代表としてわが国の立場をしっかりお伝えするつもりだ」
と話された。
6
:
ルーンラント公国
:2015/11/05(木) 20:47:38
【各社新聞】
・人民は不満しかない。
フォロノワ帝国の首都ヴォスメールで、フォロノワ帝国、そのかつての構成国の
会議が開催された。政府は議会と協議したが、結局人員の派遣について意思決定
できなかった。議会が決定できなかったので、ルーンラント公がアルツィエ辺境伯
を帝国議会に送り出した。首相はこの行為に不満を抱いたが、政府と議会は王党派
と議会派の間で紛糾し、結局公式な抗議は見送られた。結局議会も政府も何も決定
することができなかった。税金泥棒の議会と政府にうんざりしている。今年
提出された100件の法案のうち、2件のみが成立した。後は何ひとつ成立できなか
った。成立した法案も、貴族を優遇する法律だけだ。はっきり言って人民はうんざ
りしている。脳無しで傲慢で怠慢な議会にも政府にも、貴族も、この国にはいらない。
彼らは豚だ。人民の犠牲の上に成り立つ寄生虫だ。人民は彼らを排除するべきだ。
貴族により成り立つ議会はスクラップにし、人民の議会が設立されなければならない。
7
:
ノイエ・ヴァレニエ王国
◆0kEzUbPFq6
:2015/11/08(日) 18:06:57
●Varenie Allgemeine Zeitung「王国政府は退出す」
頑迷な老大国が主導したヴォスメール会議から王国政府は退出した。最早フォロノワに価値はなく、土台の腐った納屋は入り口を一蹴りするだけで倒壊することだろう。
すでにヤーディシア全土においては民衆反乱が続発しており、帝国正規軍が何等効果的な対処が出来ていないにも係らず、民族問題を根本的に解決する施策も提示できないままに皇帝は帝国の再統合を唱えた。正に世迷言である。
すでに諸民族は行政権や司法権、独自の議会を持つ高度な自治国としての権利を求めており、旧態依然とした帝国の仕組みではその要求に応えられないのは明白である。
皇帝の施策はいずれ、栄華を誇った帝国を血で血を洗う内戦へと導くだろう。その犠牲となるのは皇帝ではない。ブランシュ子爵曰くの「民衆」である。
●王国官報
参謀本部はズーベ方面に新たに第六軍、及び第七軍を新設する事を決定す。
▼第六軍
ゲオルク・フォン・アイネム大将麾下 兵員85,000
▼第七軍
アレクサンダー・ベロウ大将麾下 兵員112,000
南部方面軍司令官にはフリッツ・フォン・レメルセン上級大将。
8
:
ルーンラント公国
:2015/11/08(日) 22:34:38
【各社新聞】
・ノイエ・ヴァレニエ王国、ヴォスメール会議退出
4重帝国が主催したヴォスメール会議から、ヴァレニエ王国が退出した。ヴァレニエ
王国は帝国の新しい形態としての独立と、連邦制を提案したが、4重帝国皇帝陛下はの
やや感情的に反発した。これに対してヴァ二エレ王国は現状の民衆の独立、自治権要求
に対して、強力な帝国再興は無為無策として反発し、会議からの離脱に繋がった。
4重帝国皇帝陛下は冷静にヴァ二エレ王国の提案を聞き、落ち着いて話し合ってこの
優れた王国と議論を深めるべきであったのに、王国に対して思慮を欠いて感情的に反撥
し、王国の会議離脱をまねいたのは4重帝国にとって大きな損失であろう。
・ノイエ・ヴァ二エレ王国、ヤーディシア連邦設立会議の開催を提案。
ヴォスメール会議から退いたヴァ二エレ王国は、ヤーディシア連邦という新秩序を
提案し、各国に招待を送った。公国政府はこれに対してスウェンメーリン氏を派遣した。
ルーンラント公はこの決定に難色を示したが、公国政府は政府の権限内の対応である
としてこれを無視した。
・帝立第8軍でストライキ
ビラカンサに駐留する帝立第8軍でストライキが発生した。ビラカンサはノイエ・
ヴァ二エレ王国と国境を接しており、帝立第8軍司令部は4重帝国と王国の対立から、
「帝国から動員命令が下される可能性がある」として、軍隊の戦闘準備を
独断で開始しようとした。が、帝国と公国貴族からなる将校に反発を抱く兵士が命
令を拒否し、現在、多数の兵士が命令の撤回と待遇改善、貴族将校の排除を要求して
第8軍各駐屯地で抗議活動を実施している。
帝立第8軍司令部は命令違反に対して強力な手段をとることを予告しているが、
公国政府の命令無しに行動したことに対して司令部自身も処罰される可能性がある。
9
:
デア・シュピーネ(リーゼンバウム侯国)
:2015/11/09(月) 00:07:37
「ブランシュ子爵閣下 堂々と会場を退出」
今後のヤーディシア大陸秩序に関する内容を議題として4重帝国皇帝陛下主催の
旧帝国領邦代表者会議(ヴォスメール会議)からノイエ・ヴァレニエ王国代表である
ブランシュ子爵閣下が会議から退出した。
会議では皇帝からのこれからの帝国の方針をどうすべきかとの諮問に対し
ブランシュ子爵が「連邦化」を提案しヨアヒム侯子が同調したところで
皇帝が前言を一蹴し全てを包括する帝国と絶対的な帝権が世界を平和に
するとおしゃられた。
すると子爵はそれ犠牲になるのは民であるこの会議に有意性は認められない
と発言後,立ち上がり議場を去った。
ある侯国外交官は「皇帝に「離婚届」を提出したようだった。3年前の女房を
思い出すよ」と涙を流して震えながらに語った。
「移民・難民大量流入で食料難の危機」
大帝国崩壊のあおりを受け,侯国領に無政府状態の旧帝国領から大量の移民と難民が
流入している。これをうけてケスラー農務大臣は「ここままでは侯国内の在庫の底が
つく懸念がある」と記者会見で語った。
この問題の背景にはそもそも侯爵家の領地は食料を領民が食べていける量を確保する
ことを命題にしていたがそのキャパシティ上が限界を迎えたと考えれる。
これを受けて政府はリーゼンバウムベルクとアルデナ周辺での農地開墾及び改良計画を
行っているが,底を尽きるまでに間に合うのか懸念が広がっている。
10
:
ブランデー王国
:2015/11/10(火) 21:10:18
「2重帝国の平和」
王がいなくなった今、民1人1人が今後のことについて考えなければいけない。と各社新聞社は報道した。
その報道に対して、内戦の影響でブレンデー王国は武装解除をしていたが、今こそ自衛のために
武装解除をなくすべきと国民は考えた。そして、義勇軍ではあるが正規軍が編成された
・第1軍、2500人 ・第3軍、2000人
・第2軍、2000人 ・遊撃部隊、500人
・斥候部隊、50人 ・工兵部隊、200人
・追撃第1軍、1000人 ・追撃第2軍、700人
・予備兵322人
と言う小規模ではあるが、今後の方針により増えていくことは明白である。しかし兵器に限って後進国と言っても
過言ではない、遥か遠くの国で開発されている染料を使った火薬に対して援助金を出している。
この火薬を手に入れれば海に進出しても大丈夫であろう大砲を作ることができると考えられる。
11
:
デア・シュティンメ(リーゼンバウム侯国)
:2015/11/11(水) 00:03:14
【侯国軍ポルメランカ進駐】
内戦によるハンフルト及び侯国領へのポルメランカ難民流入問題に対し
侯国議会にてポルメランカ進駐と政府再建の支援を行うことを全会一致で可決した。
シュライト宰相は「侯爵殿下の認可が下り次第,即日実行を行う」と話した。
既に在ハンフルト侯国軍の偵察部隊が旧ポルメランカ領に到着したと情報があり
今後一週間以内に侯爵殿下の裁可がおり主力が進駐する予定。
【チーシャ四重帝国食糧難 食糧援助へ】
旧フォロノワ帝国の後継国家であるチーシャ四重帝国で食料不足による暴動が各地でおこり
一時帝国会議議場である宮殿中庭まで暴徒が押し寄せる状況となった。
これに対し侯国政府は備蓄していた食料の緊急援助を開始,また侯爵家は荘園に備蓄していた
分を放出すると発表。合わせて4万トン以上が帝国へ送られる予定。
12
:
カラシュ人民日報
:2015/11/11(水) 12:40:51
(発禁の為地下出版)
【チーシャにて人民の蜂起】
人民に圧政を強いていたフォロノワ帝国の中枢ヴォスメールにて、自由とパンを求める人々が行列を組み、食糧の拠出と貧民への援助を求めた。
平和的なデモはチーシャ当局の抑圧的な取り締まりにより解散、逮捕されていたが、ヴォスメール会議に出席していたヴァルデマール公女フィアッセが「彼らはパンがなければクロワッサンでも食べるように」と発言。
伝え聞いた人民は激昂し暴動に発展した。
「フィアッセを引き摺り出せ」「ヤーディシア連邦万歳」の掛け声のもと、自由を求める市民は宮殿中庭を制圧。
これに対し、同会議に出席していたリーゼンバウム侯ヨアヒムは食糧の緊急援助を人民に約束した。
この日はまさにヤーディシアの全人民の偉大なる勝利の日であり、フォロノワの終焉の日となった。
13
:
ナシュール朝グラーンダ王国
:2015/11/11(水) 18:58:57
【ゼーロルク解放】
王国政府報道官は旧フォロノワ帝国のゼーロルク(ヤーディシア側呼称ゼロルク)から海賊を放逐し、当該地を支配下に置いたと発表した。
ゼーロルクは先のフォロノワ帝国による海賊の放逐と要塞建設ののち、フォロノワの衰退により再度海賊によって支配されていた。
海賊は王国の交易船などを攻撃し、被害を出していた事と住民の安全確保などから王国は最優先目標としていた。
今後は島の再建と新たなる交易拠点化に向けて人員を派遣するとしている。
【国王、対ヤーディシア政策を発表】
アブドラ国王は昨日、国民との対話ラジオの中で対ヤーディシア政策を発表なされた。
大まかにはヤーディシア側とは無闇に争わず、同じ"啓典の民"として共存する考えである。
具体的にはゼーロルクの統治指針がそれにあたるであろう。ジズヤを求めず、同じ王国臣民として扱う方式である。
これによってイスラームの寛大さは世界に広がってゆくだろう。アッラーの名のもとに。イスラーム万歳!国王万歳!
الله أكبر
14
:
ルーンラント公国
:2015/11/11(水) 19:20:48
【各社新聞】
・ビラカンサの工場で大規模サボ、帝立第8軍部隊関与で公国第1軍介入へ
ビラカンサの工場で工場労働者による大規模なサボタージュがあり、工場が炎上
消失した。工場労働者は以前から労働環境の悪さに不満を抱いており、帝立第8軍
兵士のストライキに合わせてストライキを実施した。これに対して工場経営者が
縁故のある第8軍司令部関係者に協力を依頼し武力で弾圧。これに反撥したストラ
イキ中の第8軍兵士が工場労働者に加勢して戦闘になり、工場が炎上、工場経営者
が殺害され、捕虜になった司令部側の将校を人民の敵として処刑した。
一連の問題を受けて公国政府は公国第1軍の投入を決定、アルドリアン将軍の
指揮権を凍結して第1軍部隊による武装解除を開始した。62ターンにはストライキ
部隊と第1軍の第11ベルセルク師団による衝突が発生したが、ベルセルク師団が
戦闘したストライキ兵士と労働者を皆殺しにし、全ての捕虜を斬首するか絞首し
て小銃で刺し貫いたため、現在第8軍は大人しく武装解除を受けている。
・チーシャ4重帝国で食料飢饉による大規模な暴動。2国が援助
チーシャ4重帝国で食料飢饉による大規模な暴動があり、ヴォスメール会議の
開かれる首都ヴォスメールで大規模な暴動が発生した。これを受けて、カラシュ、
リーゼンバウム侯国がそれぞれ膨大な食糧援助を行い、暴動は終息した。
この暴動を受け、ヴォスメール会議に出席していたルートヴィッヒ・フォン・
アルツィエ辺境伯は、
「人徳の深い皇帝陛下は食料を与える事で人民を宥められたが、これは偉大な皇
帝陛下の徳の深さを御示しになったものだ。本来、暴動がひとたび起こったの
なら、10万人の暴動ならば100万人を、100万人の暴動ならば1000万人の貧民を斬
首せねばならぬ。
暴徒など貧民のあばら家に住まうゴキブリのようなものであるから、徹底的に
叩きのめして付け上がるすきを与えてはならぬものだ。それをしないのは、偉大
な皇帝陛下が慈しみ深い所以であろう。」
と述べ、フランチェスコ皇帝陛下の徳の高さを称えた。なお、公国政府は事態を
静観した。
15
:
ブランデー王国
:2015/11/12(木) 19:51:25
「海軍設立」
陸軍の設立に遅れ、海軍が設立された。このことについて各社新聞はそんなにまだ余裕はないのではないのか?
と懸念の声を示した。
政府側としては海の守りがあれば沿岸防備の必要が少なくなりその分の経費が減るということだった。
・ドショータン型装甲艦3隻
・ドショータン型水雷艇2隻
・ドショータン型駆逐艦1隻
・ドショータン型輸送艦4隻(貿易のため)
の建造を発表、その他研究は動く機雷などの研究を始めているそうです。
海軍を作り国民の指揮を上げたいという思惑があると考えられます。
16
:
ルーンラント公国
:2015/11/12(木) 22:13:25
【各社新聞】
・公国、ヤーディシア連邦設立会議を退席。
ノイエ・ヴァレニエ王国が開催したヤーディシア連邦設立会議について、
公国側は「意思疎通がうまくゆかず、適切な議論ができなかった。このため、
信頼関係を構築する事が出来ず、連邦に参画する価値は見いだせなかった。」
として、派遣したヨハン・スウェンメーリンを召還した。
・ビラカンサ暴動の関係者10000人処刑
ターン67、公国第1軍はビラカンサの工場のストライキ、軍のストライキと暴動
の主要関係者10000人を処刑した。帝立第8軍の司令部関係者も中には含まれるが、
第8軍司令官は自殺している。
この処刑について政府、裁判所は裁判を経ておらず、ジェノサイドであり違法
行為だとしているが、公国第1軍はやむを得ない処置であるとして正当性を主張
している。
・公国第2軍編成
ビラカンサ暴動で解隊された帝立第8軍に代わり、公国第2軍が編成することを
議会は決定した。公国第2軍は暴動に関与しなかった第8軍将兵により再編成される
予定で、このうち公国に忠誠を宣誓する将兵に限られる。この決定により、軍内部
の帝国帰属派勢力が減衰するものとみられる。
17
:
カラシュ人民日報
:2015/11/16(月) 19:05:55
(発禁の為地下出版)
【帝国、ブランデー王国への侵略を計画】
先般、南ヤーディアを軍事的に恫喝し、ブリャーニカを制圧せしめたカラシュ軍事政権は、次なる侵略の魔の手をブランデー王国に伸ばし始めている。
犯罪者部隊は増強されており、海路、陸路双方について侵略ルートの選定が行われている模様。
特にリーゼンバウム侯国の動向については注意が必要であり、侯国がカラシュ犯罪政権に通行許可を行えば、カラシュ軍は直ちにブランデー王国に侵攻するだろう。
この脅威にあってブランデー王国は中立宣言を行っており、自ら孤立無援の境地の立たされている。
カラシュ人民はブランデー王国政府に対し、中立宣言を取り下げ、カラシュ外道政権への戦いに備えるべきと警告する。
18
:
デア・シュテンメ(リーゼンバウム侯国)
:2015/11/16(月) 22:40:27
【国家総動員法制定へ】
侯国議会は与党の賛成多数で国家総動員法を可決した。この法律は戦時において
侯国政府及び軍に「人的」と「物的」の両資源を統制運用する権限を与えることが
書かれており,制定の背景にはノイエ・ヴァレニエ王国の崩壊に伴う軍事バランス
の崩壊と大帝国主義国家の横入れに対する備えだと考えられている。
シュライト宰相は「侯国も大人になる時が来た,自らの身を自らの力で守れてこそ,
未来を切り開くことができる。今回の法律はその準備の一環である」と話した。
【ブランデー王国中立宣言 侯国も同調】
ブランデー王国は世界に対し世界の平和と新秩序の樹立を願いどの陣営にも関与
しない中立を宣言した。ブランデー王国と国境と接するわが国とルーラント公国は
賛同し,ともに平和条約締結を打診した。これに対し,シャハト外相は
「王国崩壊による混乱も落着き始めたころであり,大陸北西部の平和を頑固として
守護しなければならない。ブランデー王国の試みは賞賛に値する」と話した。
19
:
ブランデー王国
:2015/11/17(火) 15:59:24
「祖国防衛」
中立宣言をし国は祖国防衛のため国民に対し義勇軍をさらに集った。
主力部隊は師団化し約2万もの兵力の充実化に成功したがこれは民兵と同レベルであり
鬼のような訓練が日々続いている。そして旧軍の人々は親衛隊として再出発した。
さらに遠い異国で開発されていた、火薬が完成したそうだ。これをライセンス生産をし
大砲の生産を始めたいところだ。海岸を大砲で埋め親衛隊のみの防衛戦力で守りたい考え
のようだ、この少しの間でブランデー王国は遅いながら近代化してきた。
「2重帝国の終わり」
ブランデー王国領の無政府地帯でブランデー王国に入りたいという意見がたくさん出てきたようだ
そのかいもあって陸海軍は再編し全法律はブランデー王国のを適用し
ブランデー王国内戦の跡は消え去ったと言える。
20
:
デア・シュピーネ(リーゼンバウム侯国)
:2015/11/17(火) 19:51:07
【ブランデー侵攻案浮上 国防省一蹴】
チーシャ・カラシュ上層部で侯国を主な侵攻ルートとするブランデー侵攻を検討としていることが弊紙の独占取材で判明した。
情報によるとアルデアル(№26)を出発したカラシュを主力とする帝国軍がマールリンゲン(№25)に進駐後侯国領を横断し,
ハンフルト(№9)街道を経由してブランデー王国領に侵攻・占領するのが基本方針の模様だ。
また情報筋によると
「カラシュは侯国が通過を拒否した場合,分離主義者の烙印を帝国に押してもらったうえで侵略しリーゼンバウム銀行を
はじめとする侯国内の資産を略奪するつもりだ」と話した。
国防省に取材を申し込んだところ
「また君たちか,しつこいな。侯国は国であって道じゃなんだ わかる?」と返答した。
21
:
ルーンラント公国
:2015/11/18(水) 19:54:41
―布告―
ルーンラント公国全国民に告ぐ。
売国奴ルートヴィッヒ・フォン・アルツィエは帝国皇帝を唆して
帝立軍による反乱を企てた。帝立軍は議会を急襲し、議員を殺戮し、
無辜の人々を10000人も惨殺した。公国軍は勇敢に立ち向かい、
甚大な損害を被ったが、帝立軍と帝国帰属派の売国奴20000人を殺した。
アルツィエは斬首した。帝立軍は降伏し、公国軍はこの騒乱に勝利した
ことを宣言する。公国は人口第2位から第5位に転落したが、復活するだろう。
平和は回復された。ただし、政府機能が破壊されたため、憲法の規定
により新政権発足までの間はルーンラント公による親政が実施される。
以上
公国第1軍司令官シグリーズル=シュライエリン・ハールヴダン
22
:
ナシュール朝グラーンダ王国
:2015/11/18(水) 23:37:19
[号外]四重帝国、ブランデー王国を恫喝
中立宣言と言う歴史的な宣言をブランデー王国が発表したのを受け、四重帝国はあろうことか恫喝の手段を採ったことが判明した。
四重帝国は歴史的な大国であり、ヤーディシア統一を果たした雄であったが、この行為はかの帝国の形骸化の象徴と言っても良いだろう。
王国報道官は「自由と平等に対する深刻な脅迫であり、私たちはこれに断固として対抗していかねばならない」と強い警戒感を示した。
23
:
ナシュール朝グラーンダ王国
:2015/11/19(木) 00:02:22
[号外2]ルーンラント公国にて内乱
ヤーディシア大陸西北部のルーンラント公国にて自立派と親四重帝国派の内乱が発生し、親四重帝国派が敗北し大半が殺害されたとみられる。
然しながら当内乱は親帝国派のクーデターに端を発するもので、その際に自立派の議員や一般市民などを虐殺している。これは四重帝国側の許可の下であった可能性があるとされる。
この内乱に王国外務省は「内乱の死者に対して哀悼の意を捧げる」と発表し、「親帝国派による虐殺は非常に痛ましいものであり、これが四重帝国の許可の下であるならばこれは人類の基本的な尊厳に対する冒涜である」とした。
24
:
デア・シュティンメ(リーゼンバウム侯国)
:2015/11/20(金) 23:17:29
【平和条約締結】
ブランデー王国首都カルヴァドスにてブランデー王国並びにルーンラント公国との平和条約が締結された。
条約の内容は相互の不可侵と条約相手国に対する攻撃目的を有する第3国の軍隊通行拒否であり,
締結後の記者会見でヨアヒム侯子は「この条約は大陸北西部の平和を確約するものであり,またその脅威と
なり得る存在を入れさせないことを誓うものである。3か国とその民に幸あれ」と語った。
【カラシュ 侯国内通行を要請 侯国は拒否】
四重帝国首都で開かれている帝国議会においてカラシュ公女たるフィアッセ殿下が侯国内通行を要請した。
侯国代表であるロイエンタール大使は大陸北西部に脅威となる存在は低くその必要性はないとしてこれを
拒否した。提案の背景には先の内乱で独立派が勝利したルーンラント公国とブランデー王国への懲罰及び
侵攻を視野に入れたものとされる。
【侯国各地で反帝国デモ】
先に起こった「赤い夜」と呼ばれるルーンラント内乱のきっかけを作った分離主義者の虐殺を認めた勅令を
発布したことを受けて侯国各地で反帝国を訴えるデモが発生した。
最大となった侯国首都のエルリック広場にて3万人の市民が集結し「悪逆皇帝を許すな」「退位セヨ」と書かれた
プレートを持ち「フランチェスコ・ジョセフ親政を許さない」と叫んだ。参加者は「食糧確保を怠りそれを
独立派の陰謀に仕立て,ついには虐殺を命令した。彼は帝国と大陸のおできだ。」「少しでも良心があるなら
退位しろ」「帝国はすでに死に体でありそれに施す必要なし」と話した。
25
:
ブランデー王国
:2015/11/21(土) 06:56:07
「平和条約締結」
ルーンラント公国、リーゼンバウム侯国、ブランデー王国の3国で平和条約が締結された
これは歴史的条約であり未来永劫語たり続けられるでしょう。
これにより我が国は安泰になったが、政府としては支援攻撃しなければいけない時が来る
と軍拡を進める模様です。
「ブランデー火薬」
異国の地からライセンス生産する予定の火薬それをアレンジして「ブランデー火薬」
を生み出した、このブランデー火薬は量産には適していないがかなりの威力が
あることが判明した。
これによりようやく他国に劣らない砲弾を手に入れた。と軍はとても喜んでいた。
26
:
ルーンラント公国
:2015/11/22(日) 22:26:37
各種新聞
・ブランデー王国、リーゼンバウム侯国と平和条約を締結。
ルーンラント公国臨時軍政は、外交で前政権が交渉していた平和条約締結を
継承し、ブランデー、リーゼンバウム両国との平和条約締結を達成した。
これによりルーンラント公国の南部、西部の国境は画定され、内政の強化を
行うことが可能になるだろう。
・カラシュ、リーゼンバウム侯国通行を要請、侯国は拒否。
ブランデー王国の再軍備、公国の帝国からの事実上の決別を受けて、カラシュ
はリーゼンバウム侯国に通行を要求した。だが侯国はこれを拒否した。
セヴェリンゲン(※カラシュ人の事)は侯国を道路かなにかと勘違いしている
様子だ。カラシュは公国やブランデー王国を敵視し、脅威しようとしているよう
だが、愚かしい事だ。誰も貧しいカラシュを歯牙にかけるものはいないのに。
醜いオタクが「かっこいい服を着たら笑われるのでは…」と卑屈なくせに自意
識過剰なように、カラシュも相手にされる事は無いのに卑屈にブランデーや公国
の脅威を恐れている。カラシュも同様に自意識過剰なのだ。醜いオタクが口を開
けば痛みしかないように、南ヤーディア人国を恫喝し、侯国を道路としか思って
いないカラシュの行動もまた、痛々しい。軽蔑されないためには、黙っている事だ。
人は黙っていれば、愚かでも賢く見える。
・臨時軍政、教育改革を宣言。義務教育を導入へ。
臨時軍政は、ルーンラント公の名のもとに義務教育の導入を決定した。
臨時軍政は、今日のルーンラント公国の混乱と、前政権時代の議会の混乱は
国民の教育水準が低く、低識字率のために民主主義が機能しなかった為である
としており、民主主義体制の再導入のために国民教育水準の劇的な向上を目標
に掲げた。
このため臨時軍政は義務教育制度の導入を決めた。義務教育のための予算は
叛乱に加担した帝国帰属派の財産の没収により確保する予定。
27
:
ルーンラント公国
:2015/11/24(火) 20:41:54
―布告―
公国軍は次のごとく布告する。
公国は、公国情報部の情報分析により、帝国、カラシュ・セヴェリンは
公国に対する侵略の決心ありと判断し、公国は憲法規定に基づく戦争の為の
動員命令を発する。
28
:
南ヤーディア人国
:2015/11/24(火) 22:07:56
・国王の失策に軍上層部が蜂起、 クーデター勃発
元帥会議会館に集まる元帥七名並びにウラジーミル国王を拘束
南ヤーディア人国は臨時政府を発足。セミョノフ子爵率いる「王国防衛会議」
が全権を掌握した。
王国府、内務省、及び行政省庁の大半は王国防衛会議並びに臨時政府に
忠誠の誓いを表明した。同臨時政府の主張は二つ
・失地回復
・帝国主導によるヤーディア統一の否定である
一時的な国王空位の状態であるが、ダンニコフ公爵を摂政とし
これにより一時的な政治的混乱を収めることに成功した。
29
:
ブランデー王国
:2015/11/25(水) 21:33:22
「ブランデーの平和」
各国が戦争に巻き込まれている、これに我が首相は
「自分たちの国を自らの手で守ることのできない国など、他国は認めはしない。
我々は自分たちの手で未来を守らなければいけないのだ。」
と言葉を残し全国民に対し
「中立は守るが自分たちに害があるような戦争は介入を考える、
これは宣言撤回ではない自国防衛のため必要な事なのだ、自国に被害が
出ないうちに敵をうつ、これこそ理想ではないか。」
などたくさんの言葉を残した。これにより全世界に対する平等をさらに推し
我々を守り民の理想へと・・・
これに対し国民も答えなければいけない、少なからず我が国の文明は開花し
他国と胸を張るほどに成長したが、まだ足りない世界平和を目指し国民が
一丸となり国を支えなければいけない。
30
:
ルーンラント公国
:2015/11/25(水) 22:13:19
―リーゼンバウム侯国防衛戦争―
この戦争をルーンラント公国はリーゼンバウム侯国防衛戦争と命じた。
カラシュ・セヴェリン、チーシャ四重帝国が公国と、ブランデー王国を
侵掠すべくリーゼンバウム侯国に通行を要求したのを、リーゼンバウム
侯国は名誉ある拒絶を行った。公国軍は、リーゼンバウム侯国を防衛し、
侯国軍を援助するために侯国派遣軍を編成し、リーゼンバウム侯国に
差し向けた。
会戦が行われた。カラシュ軍は、おそらく世界で最も強力な砲兵部隊を
備えており、殆ど単独で共戦国軍(リーゼンバウム、ルーンラント軍)を
打ち破った。共戦国軍はそれぞれ撤退し、戦争法規に基づく強制停戦を発動した。
この会戦で共戦国軍は敗れた。だが、これは戦争の敗北を意味するだろうか?
否、これは公国の存亡をかけた戦争の始まりに過ぎない。今日の戦争は、
一度の決戦によって決せられるものではない。公国軍は、カラシュ軍よりも大き
い損害をうけてはいるが、戦費における支出はカラシュよりも負担が少なかった。
公国軍は軍隊を再編成し、陣地を築城してターン148の強制停戦期間の終了を
待っている。
公国軍は強制停戦期間中に20の砲兵部隊を確保し、しかも投射に十分な砲弾を
割り当てられるだろう。公国にはカラシュには無い、十分な経済基盤と、森林が
あり、それらが長期間の砲撃戦に耐えうる資金を供給してくれる。
公国軍は勝利を確信している。敵はカラシュ軍だけでなく、帝国軍も侵掠の
触手を伸ばしてくるであろう。だが断固とした決心を以て、国家の総力を挙げて
戦い抜こう。公国が帝国に滅ぼされるか、さもなくば存続を勝ち取るかの戦いで
ある。虫けらのように殺戮されるのを待つか、名誉ある死を遂げるかの戦いだ。
そして、勝利しよう、敵兵士に名誉の死を、敵の首脳に虫けらのような死を!
31
:
カラシュ人民日報
:2015/11/27(金) 00:43:21
(発禁のため地下出版)
ついにフォロノア帝国の最後の時がきた。
勇猛なるルーンラント解放軍がヤーディアの自由と正義のために立ち上がったのだ。
我々カラシュ人民はこれに呼応し、内外から帝国を打倒しなければならない。
戦場となったノイエ・ヴァレニエではカラシュ占領軍による相次ぐ虐殺により人口が激減している。
13歳の少年少女たちが狩り集められ、アンタンジルの貴族たちの退廃の玩具として供されているという。
暗雲に覆われたヤーディシアを救うのはわれわれしかいないのだ。
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%AD%E5%85%B5#/media/File:Jacques_callot_miseres_guerre.gif
(写真:占領地の様子)
32
:
デア・シュピーネ(リーゼンバウム侯国)
:2015/11/28(土) 08:05:37
【カラシュの巨砲を追え!】
先の防衛戦争にて遺憾ながら我が侯国軍陣地を吹き飛ばしたカラシュ軍の
恐るべき大砲について今回は独自の取材ルートで追ってみたいと思う。
我が侯国軍そしてルーンラント公国軍は陣地をアルデナシュタットより西へ
30㎞離れた侯爵家荘園内の大平原に陣地を敷き待機していた。
ところが戦闘開始直後カラシュ軍は砲撃によって我が侯国軍陣地を吹き飛ばした。
カラシュ軍が使用したのは自国の名門重工業メーカーが開発した「28㎝攻城臼砲」
である。これはかつて帝国大博覧会で当時のヴァルデマール公が皇帝陛下に献上
した大砲を基に開発されたものだ。カラシュ軍はこれを20門以上用意して挑んだ
と考えられる。
カラシュ軍のある将校は「一か八だった。本格的な軍備をそろえる帝国領邦との
戦いは初めてで,こちらが食い殺される可能性の方が高かった」と話した。
33
:
ブランデー王国
:2015/11/28(土) 16:09:35
「BRYⅠ野砲量産開始」
ブランデー王国はBRYⅠ(ブランデー1型野砲)の量産を開始し、一個旅団分の用意ができた
この砲はブランデー火薬とは違い量産性が優れていることが利点だ。
「第1遠征軍」
勇敢なる我が軍は自国防衛のため指揮烈々に士気があるようです。
第1遠征軍は最新鋭野砲「BRYⅠ」1個旅団を含む精鋭師団のようです。
しかも、指揮をする将軍は内戦でも活躍した。カチューシャ元帥率いる決死隊
も含まれており、指揮は絶頂であるようです。
34
:
ルーンラント公国
:2015/12/01(火) 22:12:46
―戦争の準備は整った―
ルーンラント公国軍はその戦争準備を整えた。カラシュ・セヴェリンもおそらく
あらゆる資財を売却し、戦争資金を調えた。彼らは旧ノイエ・ヴァレニエ領都市
23で虐殺の限りを尽くし、レンスベルクへの輸送路を整えた。公国軍は第147ターン
に都市19に進軍し、攻撃発起点とする予定だ。カラシュ軍は今のうちに暴虐の限りを尽くす
べきだ。そうでなくては、カラシュ軍将兵は何もしない内に公国軍にそれをされる
事になる。公国軍は勇敢なる侯国軍、そしてブランデー王国第1遠征軍とともに
攻撃を開始するだろう。山脈を挟んで南側では、ヤーディア軍、グラーンダ王国軍
がカラシュに攻撃を開始する。反撃の準備は整った。148ターンの開戦が楽しみだ。
35
:
リーゼンバウム侯国
:2015/12/02(水) 18:50:31
・侯国中央放送(ラジオ)
「(非常事態時に流れるチャイムが2回なる)
臨時ニュースを伝えします 臨時ニュースをお伝えします
侯国軍参謀本部発表 本日未明 フルスウーファー近郊に砲弾が着弾
市民数千人が犠牲になったが詳しい被害はいまだ不明。
侯国軍はこれを帝国軍による攻撃と断定。帝国と戦闘状態に入れり。」
」
36
:
ブランデー王国
:2015/12/02(水) 19:30:34
「BR大本営発表」
我が国は。カラシュ・セヴェリンに対し宣戦を布告、陸海軍ともに15に進軍もうじき
戦闘に入ると思われます。先陣を切るはBRYⅠの砲兵旅団と決死隊とブランデー連合艦隊
で砲兵射撃と艦砲射撃を始めアウトレンジ戦法を使用し敵軍を消耗させる模様。
第1遠征軍本体は都市周辺に塹壕を構築し敵の攻撃に備えている。
ブランデー王国親衛隊はルーラント王国とカラシュ・セヴェリンの国境に配備している。
37
:
ナシュール朝グラーンダ王国
:2015/12/04(金) 17:33:35
【号外】王国軍、カラシュ・四重帝国に壊滅的打撃を与え勝利
王国軍は継続戦争勃発と同時に同胞南ヤーディア人国からヤーディシア大陸の病巣、カラシュ・セヴェリンに対し同盟三カ国と共に猛烈な砲火を浴びせ掛け、防衛拠点をほぼ完全に破壊せしめた。
これにより同国はほぼ完全に継戦能力を失い、ブライダルベール(都市番号21)より撤退した。その後王国軍は勢いを止めずに第二の病巣である四重帝国にも攻撃を仕掛け、損害を与えることに成功。
同時に行われた上陸作戦も成功した結果、四重帝国東部の良港であるジャルカ(同37)の解放に成功した。王国政府は緊急会見を開き、勝利を高らかに発表し、同日を戦勝記念日として休日にすることを決定した。
更に国家体制の再編を発表し、ナシュール朝をグラーンダ王国と聖ヨファン騎士団領の二カ国による連合国家として再編し、ジャルカを独立した自由共和国として三カ国目に加えるとした。
この発表に対しジャルカの住民は歓迎の声を挙げている。
38
:
ルーンラント公国
:2015/12/04(金) 17:57:11
―継続戦争に勝利―
チーシャ四重帝国軍のリーゼンバウム侯国攻撃から再開された戦争は、南北両戦線
で激烈な戦闘に発展したが、戦争は共戦国の勝利に終わった。北部戦線では、侯国軍
と帝国軍が激烈なる戦闘を繰り広げたが、公国軍が敵軍を分断するためにブライダル
ベールを猛攻、公国海軍とブランデー王国海軍、ブランデー遠征軍と公国軍第12軍団
がレンスベルクを猛攻し、カラシュ軍に強力な打撃を加えた。
南部戦線では南ヤーディア人国軍がカラシュ軍との戦闘の矢面に立ち、甚大な損害
を被ったものの、グラーンダ王国軍の援助によりカラシュ軍は南北戦線で完全に崩壊
した。
カラシュ軍はブライダルベールを放棄し強制停戦を発動。またマールリンゲンを
アーカルソン・リペルニアに売却して緩衝地帯の構築を図ったが、レンスベルクと都市
20は完全に孤立した。
帝国軍は侯国軍との戦闘で大きく損耗していたうえ、さらにグラーンダ王国軍が
南部戦線で攻勢に出たことにより戦力が枯渇し、ジャルカを放棄して強制停戦を図った。
継続戦争はリーゼンバウム侯国、南ヤーディア人国が甚大な損害を受けたとはいえ、
160ターンまでの強制停戦期間中に再建できないほどの手ひどい損害をカラシュ軍は
被った。もはや戦争の勝利は目前である。
39
:
ブランデー王国
:2015/12/04(金) 19:08:14
「独立保持への一歩」
「我々は勝利した。長いあいだ我々が努力した結果だ」と首相からのお言葉を筆頭に
各地で独立を守ったことに対し喜びの声を上げている。我が方の損害は決死隊の消耗率
30%ほどであり圧倒的勝利と言える。カチューシャ元帥によると
「砲兵はすごい、砲兵の支援なしにこの勝利はなかった」
と発言している。
が防衛省ではは都市を取れなかったことに対し不満を持っているものが多く
町々を破壊尽くしたから我が国の管轄に入れ復興させたいという考えを持っている人が
多いらしい。
40
:
デア・シュテンメ(リーゼンバウム侯国)
:2015/12/04(金) 21:26:01
【侯国軍 帝国軍に勝利】
「北伐軍」を名乗る四重帝国軍北部方面軍の宣戦布告なしの攻撃に対し侯国軍は反撃を開始した。
5ターンに渡る熾烈な戦闘で侯国は工業生産能力の5分の2と農業生産能力の8割を消失,国民5万人
以上が死傷し総兵力の4割を消耗する甚大な被害を及ぼしたが,北部方面軍は壊滅し撤退した。
またルーンラントとブランデー軍がカラシュ占領地域に対し猛攻。ブライダルベールを占領。
これによりカラシュ軍と帝国北部方面軍残党はレンスベルクとアルデナ=シュタットに孤立した。
同時期に南ヤーディア人国とグラーンダ王国が帝国とカラシュに対して宣戦を布告。カラシュ軍を
主力とする「南伐軍」が南ヤーディア人国に猛攻するも背後を突いたグラーンダ王国軍が打ち破り
さらにカラシュ・帝国本土を強襲したことで帝国陣営が戦闘継続を諦め強制停戦を図った。
また帝国陣営は講和会議の開催を計画しているとの情報があり戦争は共戦国陣営の勝利で終わりそう
だがその場合カラシュが占領したアルデナ=シュタットの返還に応じるかが焦点になる。
【マル―リンゲン アーカルソン編入】
カラシュ・セヴェリンは北伐軍の根拠地にしているマルーリンゲンをアーカルソン=リペルニアに割譲した。
マル―リンゲンは帝国本土とカラシュのある大陸東部と大陸北西部を短距離でつなぐルート上にあり,
これにより侯国はカラシュの影響をほぼ受けなくなると考えられる。
41
:
ナシュール朝
:2015/12/05(土) 15:22:54
【号外訂正】
先日の記事において四重帝国から割譲された都市の名前を誤っておりました。
正しくは"マルチア"であり、"ジャルカ自由共和国"も"マルチア自由共和国"となります。
多大なるご迷惑をお掛けしたことに謝罪し、訂正とさせていただきます。
42
:
デア・シュティンメ(リーゼンバウム侯国)
:2015/12/05(土) 21:05:49
【アルデナ=シュタット奪還】
アルデナ=シュタットで抵抗していた「北伐軍」を名乗るカラシュ軍及び帝国軍残存部隊が
侯国軍に投降した。これによりアルデナ=シュタットは42ターンぶりに侯国に復帰した。
これにより北部戦線での帝国陣営はレンスベルクを残すだけとなった。
リーゼンバウム侯爵は「我らが故地が侯国に復帰したのをうれしく思いたい,と同時に
コン戦いで失われたすべての人々に哀悼の意を表したい」と話された。
【フルスウーファー再建開始】
先の第2次リーゼンバウム防衛戦役(別名:継続戦役)にて甚大な被害が出たフルスウーファー
東部地域の再建が始まった。同地では帝国軍が宣戦布告なしの砲撃を行い,侯国軍が反撃。
5ターンに渡る激しい戦の末帝国軍が壊滅し撤退するも戦場になった東部地域一帯が廃墟と
化した。これにより侯国は工業生産能力の5分の2を失った。
これを受けて侯国政府は議会に「フルスウーファー東部地域再建法」とその補正予算を
提出した。法案・補正予算案共に幾つかの細かい修正がなされた後賛成多数で可決した。
またリーゼンバウム銀行も再建のために低金利及び無金利の融資を行うと発表した。
43
:
ブランデー王国
:2015/12/07(月) 16:47:31
「BRYⅠ、ブランデー火薬の大量生産」
ブランデーが誇るBRYⅠとブランデー火薬を総動員して大量生産された。
決死隊の人員を補充しそこに砲兵1個連隊を加えた。
そして、各方面に砲兵が行き渡るように砲兵部隊を編成し歩兵部隊に配備することが
決まった。今回はすべての砲兵にブランデー火薬が使われるようだ。
「派遣予定の軍」
歩兵科師団3個、歩兵科旅団5個、砲兵旅団1、砲兵連隊3、砲兵大隊5、決死隊
「飛行艇の生産」
空を飛ぶものが生産を開始したらしい
44
:
チーシャ四重帝国
:2015/12/08(火) 21:30:54
【ヴォスメールでクーデター 宰相ら死亡、皇帝陛下は消息不明、宮廷内に幽閉か】
昨日未明、ルミ=カルア・ジャルカ公爵が近衛騎兵隊第一、第三連隊を掌握、皇帝陛下の避暑地である離宮シャン・ブロン宮殿を攻撃、制圧したことが明らかとなった。
カルア公の声明によると、クーデターの目的は「帝国の完全な刷新と分離主義者の完全撃滅遂行」。侍従らは抵抗せず、「帝国迷走」と「盲目的な正統主義」の元凶とされた宰相グラッヘン=ティリー・チクレシュッテン公爵は「反抗的態度を示したため処刑」されたという。
戦争中にもかかわら(検閲)休暇中であったフランテェスコ・ジョセフ皇帝陛下は同日より行方が分からなくなっている。声明では具体的な情報は得られていないが「君を扶け大罪を断じ忠節を尽くすのみ」としており、宮廷内で何らかの形で軟禁されていると見られている。
カルア公はシャーレン地溝帯の安定化に伴い叙任された新興貴族だが、前半生については謎に包まれている。本人は「シャーレンの長の直系の子孫」としているが、実は若い頃に南方の大陸にあった一国の「王か何か」であったのが宗教的融和を唱えて追放されフォロノワ帝国最後の十字軍に乗じてヤーディシアに渡って来た「元異教徒」である、というのが定説となりつつある。(検閲放棄)
実態はまだ不明だが、彼自身宗教政策では極左的態度を取り続けて皇帝陛下が敬遠なさっておられたこと、政権掌握後最初の施策がグラーンダへの都市譲渡であったことから読み取れるものは無いだろうか。
人望厚く老練の域に入るカルア公は同日中に首都周辺の全軍の指揮権を抑えた。早くも体制を固めつつある。混乱はほとんど見られず、外征中の帝国軍にも目立った動きはない。
45
:
デア・シュテンメ(リーゼンバウム侯国)
:2015/12/26(土) 18:46:24
【侯国軍 カルヴァドス進駐】
ブランデー王国が無政府状態になったことを受けて侯国政府は
軍に治安維持を目的として首都カルヴァドスに進駐させた。
シュライト宰相は
「防衛戦争の戦友にして大陸北西部の同胞を救うため派兵した。
なるべくはやく新政府が樹立できるように協力する」と話した。
しかし内乱が再び勃発した王国を平定するのに時間がかかると
思われる。
【帝国で大規模動乱】
四重帝国にて大規模動乱が勃発した。
動乱そのものは沈静化したものの先の戦争で消耗した軍備を更に
消耗した模様だ。講和会議にて帝国代表のメクスフォルト公爵が
「皇帝が宮殿を脱出して挙兵」「カルア公と戦闘」と小声で発言
したことからクーデターで幽閉された皇帝による政権奪取を目的
とするものであると考えられる。
46
:
ルーンラント公国植民地領
:2016/05/03(火) 22:03:21
―核兵器開発基地建設の情報―
閣下、ルーンラント公国のごろつき共が、植民地に大量殺戮兵器である核兵器の
開発基地を建設しているという情報を間諜から入手しました。
ルーンラント公国軍に核兵器を開発する技術があるとは思えませんが、
放射能の人体への影響を調べるために、現地人を使って人体実験を繰り返している
という情報もあります。十分注意してください。
47
:
サフラヴィー朝ホーゼルフマーダ
:2016/05/05(木) 00:13:24
【突然の食糧不足 隣国の工作か 目立った混乱は起きず】
23日頃から昨日25日ごろにかけて、政府内の食料の備蓄状況が極めて悪化し、底をついていたことが分かった。
宰相府は各国に救援を要請し、ブバスティなどからの援助を取り付けたとしている。
詳しい原因は不明だが、内務省は「とある隣国が食糧庫の役人を買収し、どこへともなく盗み出したとみられる」と発表、内務部の容疑者らが昨日逮捕され、人道的な取り調べの後、同日に死刑を執行された。
また、食糧不足を政府の石油産業との癒着とする流言を流したとして、ガズヴェッッツヤーン市民数人が拘束された模様。
帝国保安院によると、「食料不足にもかかわらず、国内は至って平穏。反乱分子はすべて即席裁判により処分したので問題ない」としている。
(市民の声)
「一昨日から何も食べていないが、我々ラーメン人は陛下の威光があれば生きていける」
「街から一歩出れば、どこもかしこも物凄い悪臭がする。さしずめ、裏切り者が運びきれなくなった食料を腐らせたんだろう」
48
:
アル・プラガヴィア
:2016/05/05(木) 09:56:39
【カトゥラ 首長国連合加盟】
首長会議並びに連合議会は満場一致でカトゥラの連合加盟を承認した。
同国は連合結成前から加盟を検討していたものの国内の制度を連合内の
統一ルールに合わせる作業に手間がかかり結成時には間に合わなかった。
バンコレ代表首長は「カトゥラの連合加盟は喜ばしいことであり大いに
祝おうではないか」とコメントした。
【サフラヴィー朝食糧難 援助へ】
食糧難による暴動で混乱が続くサフラヴィー朝に対して首長国連合は怪獣の卵の加工食品等の
食糧を3000万tを緊急援助を行った。またブバスティも2000万tの援助を行った。
食糧難の背景には過度な油田開発政策があると考えられている。
アデート宰相は記者会見で「おなじ大地に住むものとして国は違えてど支えなければならない」
とコメントした。
【リーゼンバウム ルーンラントに厳重抗議】
ルーンラントが分離独立を果たしたファタハに対して化学兵器を投入し再占領したことに
対しリーゼンバウム外務省は駐在しているルーンラント大使を呼び出し厳重抗議を行った。
ロイエンタール侯国外相は記者団に対し「民間人に対する毒ガス散布はどの時代においても
許されられない人類史に残る大犯罪だ」と話した。
侯国議会はルーンラントに対する経済制裁を協議を開始した。一方、ルーンラント議会議員が
多く利用しているとされているリーゼンバウム銀行は経済制裁強化に難色を示している。
49
:
カナン王国
:2016/05/05(木) 23:46:55
ミトラスタイムズ朝刊
【ホーゼルフマーダの豚どもを駆逐せよ】
我がカナン最大の仇敵にして悪魔の国家、ホーゼルフマーダは我が国を名指しで批判。
これに対して王国行政府は
「自国民への食糧をも確保できぬ国家が我が国を批判とは笑止千万。王国はいつでも刃を交えよう。もっとも自軍の兵士への食糧を確保できればの話だが」
と同国をけん制した。
【祭司王陛下が軍をご視察】
祭司王陛下は陸軍第114師団第514連隊が駐屯するイン・ムー駐屯地をご視察なされた。
駐屯地司令のリータ・ドコロ大佐は記者のインタビューに対して
「陛下が直々にご視察とか全国民の羨望の的ってそれ一番言われてるから。」
と答えた。
視察を終えて基地をお出になられる陛下は民衆に手を振るなど王者の風格にふさわしいお姿であられた。
50
:
ルーンラント公国植民地領
:2016/05/06(金) 12:43:40
―リーゼンバウム侯国から厳重抗議、ルーンラント公国政府謝罪―
ルーンラント公国植民地義勇軍がファタハに侵攻、毒ガス投射とジェノサイド
を起こした問題について、ルーンラント公国政府は正式に謝罪した。
「ルーンラント公国政府は本件について全く関与しておらず、本件は植民地義勇軍
と総督府の独断によるものであります。公国政府としては、被害を受けた民間人に
心から哀悼の意を表し、真摯に謝罪いたします。また植民地総督府に対する監理責
任も、果たしてまいります。」
―???―
?「もしもし、バルター監査官?私だ」
バルター「は、議長閣下」
議長「対応が決まった。フラウベリカは用済みだ。始末しろ」
バルター「は、畏まりました。後任の総督は如何なさいます?」
議長「ローレンスを充てる。」
バルター「はい。畏まりました。ファタハで接収した金は、リーゼンバウム銀行でロンダリング後、議長の口座に送金致します」
議長「よろしく頼む…では、ごきげんよう…」
…
51
:
自治北域ヴァルシャウ
:2016/05/07(土) 02:35:01
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
プラガヴィア暦15年 Stormbringer《嵐運ぶ月》
ヴァルシャウ進歩公論紙(Varshau Liberal Consensus - VaLC)
VaLCは通称ヴァルク紙として
大衆に親しまれているヴァルシャウのクオリティーペーパーです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【◆国際 - International aspect:大陸南部におけるカナン王国とサフラヴィー朝ホーゼルフマーダの対立が激化】
プラガヴィア大陸南部の国家であるカナン王国とサフラヴィー朝ホーゼルフマーダの対立が深刻化している。
サフラヴィー朝ホーゼルフマーダは、カナン王国を「蛮族」として指弾し、複数の要求を付帯。カナン王国も鋭い反論を行い、両国の口戦は激しさを増している。
首席行政官のイェジ・グンドラフ氏は本件について「当事国が冷静な判断をもって一連の騒動収拾を行うものと認識している」とのコメントに留めた。
【◆社会 - Social aspect:猫教徒の実数、調査開始へ】
自治領符・四人委員会はStormbringer《嵐運ぶ月》月初めの委員会で、ヴァルシャウにおける猫教徒の実数を調査するとともに
猫がどの程度ヴァルシャウに生息しているかの調査を行うことを決定した。また、野良猫問題についても速やかな対処を行う事で一致した。
本件は猫教徒が強い勢力を占める、海を隔てた東の隣国であるブバスティ首長国に配慮したと見られている。
【◆広告 - Advertising】
君も祖国を護る勇士となろう! ヴァルシャウ国境警備隊は君の入隊を歓迎している。 - ヴァルシャウ国境警備隊
ヴァルク紙では広告の掲載を承っております。観光者通信まで。 - ヴァルシャウ進歩公論新聞社
52
:
ザウーク社会主義共和国
:2016/05/07(土) 18:25:51
・カナン・ルーンラントは神の天罰を受ける
我々プラガヴィア同胞を等しく虐殺続ける全ての白人並びに
ホーゼルフマーダの民族的同胞を使役する全ての異教徒に告ぐ、
ここは我々の大陸であり、植民地主義と白人によるエゴによって
支配されるべきではない。
我が神に栄光あれ、プラガヴィアの大地よ等しく褐色の同胞らを称えん給え。
社会主義万歳!
民族同胞よ銃をとれ!
白人に死を、侵略者に死を!!
53
:
ルーンラント公国植民地領
:2016/05/07(土) 22:00:45
・フラウベリカ総督斬首
植民地義勇軍によるファタハ共和国に対する毒ガス攻撃とその後の虐殺事件
の責任を問われ、フラウベリカ総督が斬首された。後任はローレンス元議員が
総督に就く。
・イーゼンステイン王国、公的にクロヴス王国軍を支援へ
クロヴス王国独立時代に同国を支援していたイーゼンステイン王国は、
ファタカの毒ガス攻撃など一連の問題を受けて「クロヴス王国独立を全面的に
成し遂げるために」独立武装勢力「クロヴス王国軍」を公式に軍事支援する事
を明らかにした。既にイーゼンステイン王国は特殊部隊をクロヴス王国軍支配
地域に派遣しており、更に80輌のT-26S軽戦車をクロヴス王国軍に派遣する
模様だ。これに対してルーンラント公国はイーゼンステイン王国に激しく抗議し
支援の中止と謝罪を要求しているが、イーゼンステイン王国側は一蹴した模様だ。
54
:
アル・プラガヴィア
:2016/05/08(日) 00:55:58
【リーゼンバウム 銀行法改正へ】
リーゼンバウムのドッピュシー宰相は銀行法改正案を本年度中に議会に提出すると明らかにした。
主な内容として「犯罪に関わるお金を取り扱った場合,その顧客情報を侯国政府に通告すること」とあり
リーゼンバウム銀行を利用した資金洗浄の疑いのあるルーンラント議会議員に対する経済制裁の下準備が
背景にあるとみられている。
【猫教徒大規模集会 数十万人集結】
アルハージュで隣国のブバスティを本拠地とする猫教徒の集会が開かれ数十万人の国内猫教徒が集結した。
主催したイナン導師はファタカの虐殺で亡くなった人々への哀悼の意とカナンとサフラヴィー朝の対立の
平和的解決を望んだうえで「祈りと信仰が試されている今だからこそ,より深く猫を崇めようではないか」
と話した。
55
:
アル・プラガヴィア
:2016/05/08(日) 01:18:08
以下の誤字があったので修正いたします
誤)ファタカ 正)ファタハ
56
:
ルーンラント公国植民地領
:2016/05/08(日) 22:13:51
・ルーンラント公国でリーゼンバウムに大規模な亡命事件
ルーンラント公国とリーゼンバウムの国境に500人を超える市民が押し寄せ、
亡命を要求した。この国境にはルーンラント公国軍の歩兵中隊が国境警備に
あたっていたが、この歩兵中隊は市民を制止せず、リーゼンバウム側に市民の
受け入れと自分たちの亡命を希望した。
リーゼンバウム侯国で銀行法改正案の議会提出案をうけて、ルーンラントの
資本家、議員は資金を引き揚げており、銀行法改正後、議会により市民への
重税課税を恐れての行動とみられる。以前リーゼンバウム侯国による議会議員
への経済制裁が科された際には、貧困層に特別税90%が課され、多数の餓死、
凍死者が出ていた。
・ルーンラント公国で反議会デモ
ルーンラント公国首都では亡命希望事件を受けて議会への不満が頂点に達し、
多数の市民が民主主義への不満と議会の閉鎖、公王親政への復帰を求めるデモが
発生した。人々は口々に「議会を閉鎖しろ」「民主主義は滅べ」「女公による
親政を!」などとシュプレヒコールを上げた。このデモはデモ主催者側発表で
50万人、治安当局によると15万人近くが参加したとみられる。
ルーンラント国民の間では負担の大きい植民地支配に対する不満が高まっている
・公国軍、内閣に辞職と議会の解散を提案。
ルーンラント公国軍は公国軍の能力的に植民地支配は限界であり、内閣と議会は
解散して公王親政によりリーゼンバウム侯国との関係を回復すべきだ。と内閣
に通達した。内閣はこれに対して「軍の行動は文民統制の原則に反する非常識だ」
と一蹴した。
・独立の希望・若い鷹旅団、植民地義勇軍基地を襲撃
ルーンラント公国植民地領の植民地義勇軍基地を若い鷹旅団が襲撃した。
襲撃は失敗し、若い鷹旅団の構成員16名が射殺、植民地義勇軍3名が死傷した。
57
:
アル・プラガヴィア
:2016/05/10(火) 23:58:06
【アルハージュ・クフェルトで大地震 900万人が死傷】
アルハージュ及びクフェルト首長国で大地震が発生し900万人が死傷した。
連合軍と駐留しているリーゼンバウム侯国軍が出動し支援活動を行っている。
また侯国は緊急支援物資輸送と追加の軍派遣を決定した。
【ディルレーン 首長国連合加盟】
同じ言語を話すプラガヴィア半島対岸のディルレーン首長国が連合加盟を決断した。
背景には隣国のトゥムハ系首長国が革命により社会主義政権が成立しディルレーンを
同化しようとしている事に対しての対抗と考えられる。
58
:
パルマン地方紙
:2016/05/11(水) 21:49:35
【パルマン騎兵隊 レジスタンス活動激化】
パルマン地方独立を指導する、パルマン騎兵隊は、各地の総督軍拠点を襲撃。
いくつかの拠点においては、パルマン騎兵隊の支配下となった模様。
サンマルコ本国の対応として、サンマルコ国王から親愛なるパルマン領民に宛てる手紙を発表。
総督軍への物資等の支援はなかなか進んでいない状況である。
59
:
フィナンシャル・テレグラフ紙(アトリオン)
:2016/05/12(木) 23:12:16
・世界の猫展開催。世界中の猫がポート・エンジェに集結
アトリオンの交易ネットワークや各地に点在する植民地を介して世界中から集められた猫が一同に会し、世界の猫展が開催されている。
期間は3月末まで。訪問客に話を聞くと「私が来るのはこれで5度目。色々な猫に触れられてとても幸せで何度きても飽きない」とのコメント。このようにリピーター率も非常に高い。
なお、博覧会終了後には参加した猫はポート・エンジェ市内に存在する猫カフェ79店舗などに引き取られる予定とのことだ。
・ジャンドゥーヤ産コーヒーの試飲会実施。評判は上々
ジャンドゥーヤ産コーヒー「ビチェリン」について、同国自治政府が独占契約を提案していることから試飲会が行われた。
あるコーヒー評論家は「さわやかな香りと強い酸味のある味わい。堂々たる風味で、正式に契約が行われた折には是非我が家にもストックしたい」と語るなど、その評判は上々だ。
APTC本部はこの成功を受けて、独占契約について前向きに検討するとしている。
【広告】
・交易船の船籍登録はぜひポート・エンジェ自治領に。税制で有利な上、世界中のアトリオン領での活動に有利です。
・アトリオン電子工業が世界に送り出す、世界初のLSI電卓E-3800型発売。価格は89,999ショコラ。
60
:
ブバスティ首長国
:2016/05/12(木) 23:42:57
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【*:ポート・エンジェにて猫の祭典】
アトリオンはヤーディシアに於いて最も善良かつ文化的であり、優れている。
彼らは猫教の教えあらずにして猫の可愛さと聖性を理解し、独自の猫崇拝を行っているのだ。
3月に入ってポート・エンジェにて開催されている世界の猫展も、アトリオンにとって重要な祭典である。
アトリオンは世界中の猫を集めるために世界に植民地を求めた。祭典ではプラガヴィア大陸以外からの猫を崇めるために多数のブバスティ人が訪れている。
特に猫の絵葉書及び写真は人気が高く、ブバスティ人が買い漁るために価格が高騰している。
13日、アン広場では猫教徒による"無原罪の聖猫"に捧げる祈りがとり行われ、
この日は世界からの美しい猫の数々によって締めくくられた。
61
:
ルーンラント公国植民地領
:2016/05/13(金) 01:33:44
―核兵器開発計画―
閣下、情報部からの報告によりますと、ルーンラント公国植民地領で
すすめられていた核兵器開発は完成が迫っており、第100ターンには
巨大隕石相当の破壊力を持つ核兵器が連続して配備される見通しです!
厳重に警戒して下さい!
62
:
アル・プラガヴィア(首長国連合)
:2016/05/13(金) 23:16:14
【首長国連合軍動員令発令】
カナンとサフラヴィー朝・ザワークの戦争を受けてザワークと国境を接する首長国連合は
連合軍と各首長国軍の動員令を発令した。同時に駐屯するリーゼンバウム軍も警戒レベルを
引き上げ軍関係者の基地外出を禁止する「ツーシュタント・グリューン」を発令した。
【連合内最大の猫教モスク完成】
首長国連合内で最も猫教徒の多いオルカーンにて連合内で最大となる猫教徒モスクが完成した。
イナン導師は「ブバスティにあるモスクと比べるとかわいらしいものではあるが我らが信仰を
内外に示すものができて安堵している。今回の地震で犠牲となった人々の魂が安息できる場に
したい」と話した。
モスクの建設にはリーゼンバウム銀行がモスクの建設に融資しその背景にはブバスティに
接近するアトリオンに対抗するものとみられる。
【ルーンラント プラガヴィアに核兵器配備】
リーゼンバウム侯国議会国防委員会にてミュラー侯国国防相が「ルーンラントがプラガヴィア
植民地に核兵器を配備したことを確認した」と発言した。
さらに国防相は「ルーンラントは首長国連合全域を作戦行動半径に含む250機以上の爆撃機を
配備し,いつでも発進できる状態にある」と発言した。
共同体ではエタリア・ルーンラント有事に対しての軍備計画を重視していたが首長国連合防衛に
不備があることが浮き彫りになった。
委員会では「首長国連合に核兵器を搭載した爆撃機か弾道ミサイルの配備をすべきではないか」
という声が出た。
63
:
カナン王国
:2016/05/16(月) 18:23:06
・蛮族サラフヴィー軍攻勢の限界!戦線で敵を撃破する勇猛なる我が軍!
東の蛮族サラフヴィーが我が王国に侵攻して20ターン近くになるがいまだ我が軍は健在であり各地で激しい抗戦を続けている。
王国軍は当初こそ劣勢であったが徐々に体勢を立て直し、順調に反撃している。
すでに敵の構成は限界点に近づきつつあり、もはや形勢は逆転している。
国際社会もサラフヴィーに対する冷たい態度を決め込んでおり事実上我が国への支持を表明したも当然である。
アッセル・アリエル外務大臣は「この戦いは、神の御前に捧げられる聖戦である。伝統を軽んじ、神の土地を荒らす侵略者どもに、我々が鉄槌を下すのだ。侵略者どもに屈服してはならない。我々は戦って死すことによって、神の御許へ導かれるだろう。」と述べ、国民に徹底抗戦を呼びかけた。
・国内の動物を食用に
戦時下における食糧不足のため、農務省は国内にいる犬・猫などのペットを含む動物を食用として差し出すよう全国に通達した。昨日の時点で全国から犬10万匹、猫44万匹が集まり、すぐさま加工され前線の兵士に振舞われた。
農務省は「さらなる増産で国民の分も生産する予定だ。また、屠殺の際に出た毛皮は加工して安価で販売する」と発表し、国民生活向上のために努力するとしている。
64
:
ザウーク社会主義共和国
:2016/05/16(月) 18:44:00
・我等、戦車部隊が前進する
T-26戦車は前進する、民族の生存をかけた戦いのために
異教徒たちを一人も残すな、T-26戦車を見た異教徒の軍隊は持ち場を離れ
T-26の砲火にひれ伏せた。T-26戦車部隊中隊長ホッセ・アブラヒ大尉は
我々従軍記者団の前にT-26の手法を手で指しながらこう我々に述べた
「神、民族、平等、ザウークの民族は知っているこの戦車のすばらしさを
ザウークの怒りの鉄槌をカナンの異教徒に叩き込んだこの戦争によって
我が戦車部隊の優位性と能力に舌を巻いただろう、さあ進もうミドラーシュまで」
65
:
パルマン地方紙
:2016/05/16(月) 21:22:21
【パルマン騎兵隊 最高指導者 処刑】
サンマルコ王政の反体制派勢力として大きな影響力持っていたパルマン騎兵隊であったが、
総督軍が本国の支援到着後、巻き返しを続け、パルマン騎兵隊の本部を占拠。
最高指導者を捕まえ、その場で処刑を行った。
パルマン騎兵隊の戦力は壊滅に等しく、パルマン内戦は、サンマルコ王政側の総督軍の勝利で
集結した。今後本国より多額の支援金と物資が送られ復興が行われるとのことである。
66
:
ブバスティ首長国
:2016/05/25(水) 21:01:23
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【*:猫愛護法改定】
猫カフェで猫を酷使した場合
→猫愛護法により100万ショコラ以下の罰金
企業で人間を酷使した場合
→労働基準法により30万ショコラ以下の罰金
67
:
ジャンドゥーヤ猫泰平天国
:2016/05/28(土) 20:49:55
☆彡ねこねこブロードキャスト☆彡
・ジャンドゥーヤ自治政府を打倒、猫の猫による猫のための政治を実現!
ジャンドゥーヤ地域の猫は5000万匹以上を数え、最も当該地域で数の多い原住民であることは言うまでもなく、崇高なる民族である。
猫による正当なクーデターによりピエモンテの影響力を排除し、同日議会が設置され、初の選挙が実施。にゃんこ解放党が第一党として政権を獲得し、党首ミネッテが初代首相として就任した。
ミネッテ首相は議会演説にてサフラヴィー朝による軍事攻撃で猫が多数殺害されたことを糾弾し、また飼い主が捕虜として連行されたためにその愛猫が引き離されるという常軌を逸した猫権侵害行為が多く発生していると言及。
サフラヴィー朝に対し今後は猫泰平天国政府を地域を代表する主体として承認すること及び侵略の停止、並びに強制収容所に捕虜として収容されている飼い主の解放を要求していく方針。
68
:
カナン王国
◆IPU8SGkvmQ
:2016/05/29(日) 13:00:29
・大本営陸海軍部発表
大本営っ!王国陸海軍部!ターン172午前十一時五分発表ぅ!
王国陸海軍は、王国陸海軍は本ターン未明パルパット海峡においてルーンラント軍と戦闘状態に入れり。
一、王国海軍はパルパット海峡海戦に於て多大なる戦果を挙げるに至れり。
一、敵沿岸部砲台要塞は我が軍の猛攻により陥落寸前なり。
一、陸に於ては勇猛なる我が王国陸軍将兵により敵に重大な被害を与えたり。
69
:
リーゼンバウム侯国
:2016/07/07(木) 21:31:09
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Die Stimme
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【ルーンラント軍 カルヴァドスに化学兵器投入】
侯国軍が進駐した旧ブランデー王国首都カルヴァドスにルーンラント軍が
化学兵器を投入し多くの市民が犠牲になった。
侯国とルーンラント間戦争の休戦期間が終了し再開されたことを受けて
大陸北西部の拠点を確保すべく侯国がカルヴァドスに進軍。これを受けて
ルーンラント空軍部隊が化学兵器搭載の誘導弾を投下した。
ある軍事専門家は「ルーンラントが侯国”絶滅”を諦めていないことを内外に
アピールすることと主戦場をプラカンサ(8)=ハンフルト(9)間に限定したかった
のではないか」と分析している。
【侯国軍 カルヴァドスを放棄】
侯国軍はカルヴァドスが化学兵器により壊滅したことを受けて放棄を決定。
侯国軍はハンフルトに防衛ラインを引き直しを図るとみられる。
70
:
ルーンラント公国
:2016/07/07(木) 22:02:18
―ルーンラント・リーゼンバウム戦争再開―
20年間の休戦期間を経て、両国の終わりなき戦争は再開された。当初休戦期間
の終了とともに電撃的に南進する予定であった公国軍は諸方の手筈が整わず、
リーゼンバウム軍がカルヴァドスへ進出したことを受けて行動を開始。
公国軍第2軍はアルマニャックへ進出後、同地を中立国アトリオン王国に売却して
転進、カルヴァドスへの化学兵器投射後、機甲部隊を前衛に進軍した。
カルヴァドスのリーゼンバウム軍は市民の混乱の為十分な対応が出来ず、
公国第2軍は第25ターン、カルヴァドスを占領した。これによりピラカンサに
展開する公国第1軍、カルヴァドスに展開する第2軍はハンフルトを包囲した。
―カルヴァドス一般命令―
カルヴァドス占領を受けて、公国第2軍は次のように発令した。
・カルヴァドス残留のリーゼンバウム人は、軍民にかかわらず全て殺す。
・同市残留のリーゼンバウム人を故意に匿ったものは、国籍に関わらず、殺す。
・同市残留のリーゼンバウム人に秘匿を強制された諸外国人は、申し出る事。
・ブランデー人及び諸外国人は、保護する。身分の証明できるものを携行し、
公国軍へ申し出ること。
―南ヤード人共和国、戦争の和平仲介を開始―
南ヤード人共和国は、ルーンラント・リーゼンバウム戦争の和平仲介を開始した。
71
:
南ヤード人共和国:民族の連帯
:2016/07/11(月) 19:19:44
・リーゼンバウム侯国による南ヤード海制海権奪取に民族派団体抗議
南ヤード民族運動革命的連帯派代表ポリノヴィッチ氏は
リーゼンバウム侯国大使館前にて支持者数十名を引き連れ「民族のうみを汚す
海賊に死を」「ルーンラント、革命評議会連合ともに連帯し地獄の淵まで追いやってしまえ」
等々のシュプレヒコールを上げた。
政府与党である南ヤード民族同盟は非公式的な通達によりリーゼンバウム侯国より情報は
伝わっており、これが両国間の関係悪化にはつながらないと声明を発表
対する野党南ヤード人民戦線は「仲介してやった和平の代償はこれだ」「政府は
弱腰すぎる」と批判の嵐だ。政府支持率も下がっているが一方で政府高官は
これ以上のリーゼンバウムの南進政策はない、我々は今回の状況をコントロール
していると我々に伝えた。
72
:
ルーンラント公国
:2016/07/11(月) 19:43:50
―ルーンラント・リーゼンバウム戦争終結―
南ヤード人共和国の仲介により、70年間続いた戦争は幕を閉じた。ルーンラント
公国軍はリーゼンバウム侯国の侵掠の意思を完全に粉砕し、国土を防衛し、見事
勝利した。汚染物質まみれのゴキブリ共を絶滅するには至らなかったが、公国政府は
侯国を外交上抹消することで、70年前の一般命令を達成した。
公国各地で戦勝祝賀が開催され、公国軍の戦勝パレードも予定されている。
―カルバドス一般命令完了―
公国第2軍はカルヴァドスにおける一般命令を完了し、カルヴァドス内における
全てのリーゼンバウム人を絶滅したことを宣言した。この汚染物質まみれの汚物は
軍民問わず発見次第直ちに殺処分された。現在カルヴァドスでは化学兵器の
除染が開始され、復興が推し進められている。
73
:
ザリアルカエ=フォロノワ共和政府
:2016/07/11(月) 21:08:41
【リーゼンバウムと条約締結 大陸南岸の安定した除染に期待】
我が地溝の民とリーゼンバウム侯国の間で結ばれたザリアルカエ条約により、南ヤード海の調査航行と大陸南岸の広い範囲での除染活動が現実味を帯びてきた。
先の核戦争で核の一閃により灰燼と帰した旧チーシャ連邦地域はチクラスタルの西方にも広がっているとみられ、我が地溝の民の指導者は、チーシャの後継者として責任を果たすべく管理地帯の拡張を強く望んでいた。
この条約により南ヤード人共和国で反対運動が発生しているとの情報について、我らがジェイカセルヴェリ首相は「南岸地帯の広い範囲は我々の責任下にあり、我々の手で除染されなければならない。もし南ヤード人の方々が我々よりも先に汚染地域へ足を踏み入れて被曝なさってしまったとしたら申し訳が立たない」と述べた。
今条約では両国の不可侵条項が明記されているが、我が地溝の民がフォロノワの継承者とみなされている昨今の国際見解から鑑みると、これはフォロノワ帝国内戦で帝国とリーゼンバウム侯国が決別して以来実に200年ぶりの和平成立となる。
74
:
リーゼンバウム侯国
:2016/07/11(月) 23:39:33
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Die Stimme
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ルーンラントとの講和成立】
南ヤード人共和国ルガズィ市で開催された講和会議にて両国の相互不可侵と国交断絶及び外交上の抹消を条件として
講和が成立した。これにより70年間続いた戦争に終止符が打たれた。
【ザリアルカエ=フォロノワ共和政府と条約締結】
南ヤード海での洋上活動とその利害調整についてザリアルカエ=フォロノワ共和政府と協議を進めザリアルカエ市にて
条約が締結された。これにより侯国は共和政府と共同で南ヤード海を管理することとなった。
リヒター宰相は記者会見にて「フォロノワ帝国の事実上の後継国家との条約締結により200年続いた紛争状態は解消された。
先日のルーンラントとの講和を含め父祖の悲願であるリーゼンバウムと大陸北西部の平和は正式に回復された。」と述べた。
南部進出について南ヤード人共和国内で反発の声が上がっていることに対して「我々は南ヤードの主権と領土を侵すつもり
はないしありえない。南ヤードは南ヤード人によって統治されるのは当然である。」と反論した。
弊社記者が「南ヤードとの国境が明確ではない地域はどう扱うのか」と質問したところ「リーゼンバウム侯爵殿下が元首を
務められているポルメランカ公国のヤーディシア大陸領土は現在の統治領域のみでそれより西側は全て南ヤード人共和国領
である」と述べ南ヤードとの国境が明確ではない都市12周辺が南ヤード領であることを示唆した。
しかし南ヤード海の諸島とフェザーン大陸北部については言及を避けた。
【反ヘイト法取締者過去最多】
ルーンラントによるリーゼンバウム人虐殺報道をうけて侯国内のルーンラント系市民に対する虐待が再び発生しはじめた。
警察発表によると検挙数は70年前に施行された「出身等による差別を撤廃する法律(反ヘイト法)」による検挙が過去最多と
なった。
国内各地でルーンラント系とされる人々に罵声やリンチが発生し警察が取り締まりにあたった。ゼンゼンブルク内務相は
「ルーンラント系市民も侯国国民でありフォロノワ系とルーンラント系は明確に区別できない。そもそもルーンラント人
とともに同じフォロノワ帝国臣民だった時代のほうが長く,父祖をたどれば一人以上は必ずルーンラント出身者はいる。
確かにルーンラントの憎悪は常軌を逸しているがそれを理由に同じことをやるのはもっと愚かな行為だ」と述べた。
75
:
ルーンラント公国
:2016/07/17(日) 22:21:26
―国内復興進む―
リーゼンバウム侯国との和平が締結され、まだ一年の月日も経過していないが、
公国の戦後復興は急速に進んでいる。政府は自由主義経済で産業の自然発展に
任せた為に国内主要産業は農業が中心を占め、国民の約半数は農家といった状
態でその経済力は各国に比べるまでもないが、国営遊園地の開園などで収入の
増大を図っている。政府経済産業大臣は
「公国の経済は極めて安定している。この国には見渡す限り畑しかなく、外国
と比較しても家畜ばかりが多いが、それはルーンラント本来の姿だ。諸国から
貧農国家と嘲られようと、われわれは自由な経済で自然に発展してゆく。」
と語った。
76
:
労働者評議会連合中央人民委員会
◆vxT68/weio
:2016/07/17(日) 22:52:57
【政治】ローゼンベルク議長、隣国情勢に言及
ローゼンベルク中央評議会議長は、定例記者会見でリーゼンバウム・ルーンラント戦争が終結したことに言及し、以下のようにコメントした。
「われわれ進歩的革命勢力の隣でつい先日まで野蛮な帝国主義者同士の争いがあったことは記憶に新しいと思う。評議会としては正直帝国主義の共食い戦争など心底どうでも良いが、戦時中、民族浄化政策が行われていたことは、強く批判せざるを得ない。特にルーンラントの絶滅政策は常軌を逸している。このような蛮行を許しては、人類の文明そのものを否定することにつながる。断固として非難する。同時に、われわれ革命政権は虐げられし人民の受け皿になることもあわせて表明する。亡命者、難民は無条件で市民として受け入れよう。われわれは非道な強盗帝国主義者どもとは違う。不正義は正し、弱きを助けるのが革命の真にあるべき姿であるからだ。全革命的市民の同志諸君にはこのことをよくよく心に刻んでいただきたい。」
【経済】連合勢力が世界第一位の国力に
ターン85現在、総合国力ランキングが発表され、われわれ評議会連合が世界一の国力を有することが判明した。
発表によれば既に軍事力は世界最強となったとのことで、商業規模並びに発電量も世界最大となったという。
レンネンカンプ経済委員は「これもすべて勤勉なる市民諸君のおかげである」と人民の団結の強さを改めて絶賛した。
77
:
ルーンラント公国
:2016/07/21(木) 08:04:53
―大災害―
ターン92に首都北部に巨大隕石が落下、続けてターン100に隕石落下に関連したと
みられる巨大地震が発生し、レクスヴェコニア、ユズリアが壊滅した。
この災害で膨大な人的被害が生じ、ルーンラント公国経済は完全に麻痺している。
公国政府は本災害を激甚災害に指定し、軍を動員して事態の収拾にあたっているが、
余りにも被害が膨大な為に復興にはかなり時間がかかる見通しだ。
78
:
リーゼンバウム侯国
:2016/07/26(火) 00:48:40
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Die Stimme
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【南ヤードへ人道支援決定】
リーゼンバウム政府は核汚染の広がる南ヤード共和国国民へ1兆ショコラ
規模の緊急人道支援を決定した。
リヒター宰相は「南ヤードで汚染が広がっている。核戦争のきっかけを作った
責任国家として後始末はしっかりとやるのは責務である」とはなした。
しかしフォロノワ共和政府の発表は虚偽であり実際には彼らが汚染物質を
散布しているという情報があると質問したところ言及を避けた。
また政府は侯国軍のNBC兵器対応部隊を派遣することも検討している。
【侯国軍動員令発令】
隣国のルーンラント・労働者評議会連合間で戦争が勃発したことを受けて
不測の事態に対処すべく侯国政府は動員令を発令した。
クルピンスキー国防相は「動員令は侯国が戦争に参画するものではなく
戦争巻き込まれた場合に備えるためだ」としている。
関係筋によるとすでに国境では労働者評議会連合及びルーンラント軍と
小競り合いが起こっているとされているが国防省及び参謀本部は言及を
避けた。
79
:
ルーンラント公国
:2016/07/26(火) 00:58:59
―労働者評議会連合の軍事侵略を粉砕―
適当な因縁をつけて侵略してきた労働者評議会連合であったが、シェメシュ、
アントーノフなどの周辺諸国の来援を受けて、評議会連合は撃破され、公国軍は
敵の掃討戦に移った。現在、共戦国との戦後処理会議が開催されており、労働者
評議会の崩壊後の領土分配が話し合われている。
80
:
労働者評議会連合中央人民委員会
◆vxT68/weio
:2016/07/26(火) 07:46:36
【中央評議会声明】
ピー…ガー…親愛なる同志諸君そして全労働者階級に告ぐ。
中央評議会は、ガー…後の公式声明として以下のことを通達する。
今次戦役に於ガー…わが人民軍の勝利ピー…ガー…ぼ絶望的となった。しかしここまで善戦したのは兵士諸君の絶え間ない努力と銃後の労働者の支えあってのことである。
我ガー…諸君に敬意を表したい。
しかしピー…ガー…らと言って我々に正義がなかったとは断じていうまい。
我々は正義を欠いていたのではない。運と実力が僅かにガー…りなかっただけである。
そのことは諸君らガー…でに周知のことと思う。
この上は全同志には総玉砕のガー…で最後の一兵まで侵略軍を一人でガー…地獄に引きずり落とすこガー…期待するものである。
それでは諸君、社会主義に乾杯!ブツッ…
81
:
Stackburgh Tribune紙(立憲王政アーカルソン=リペルニア)
:2016/07/26(火) 14:52:57
・海軍、西ヤード海への再配置進む
合同立憲王政海軍は制海権協定に基づき今回の戦争に際してはセント・ミカエル海上城砦とポルトーアルマニャック基地に海上戦力を集中、対労働者連合作戦に戦力を集中するルーンラント海軍のバッファーとしての役割を担っていたが、三正面作戦に直面した労働者連合が次第に敗勢となり、ルーンラント海軍に余力が発生していることが明らかなため、北ヤード海に集中配置されていた海上戦力を西ヤード海に戻すことを指示した。
これは一見単なる動員解除のようにも見えるが、ベレエイスよりもスタックバラ・オードヴィーへの再配置が多数であることを考慮すると、ルーンラント・リーゼンバウム国境での緊張の高まりを警戒しての積極的な対応としての配置転換であると考えられる。
なお、これについての記者会見でルーンラントとリーゼンバウムとの間で戦争が再開する危険性について質問を受けた海軍の広報官は「内政干渉の排除という理由のあったルーンラントならともかく、リーゼンバウム側から仕掛ける理由はないはずだし、何より条約により断絶したことでそれは終わったはずだ。また全面核戦争を勃発させるリスクを冒すほど、リーゼンバウムが愚かとは思わないが…」とコメントしている。
・歴史上かつてないほど活発化した北西ヤード海交易とアトリオン海運業の活況
ルーンラントとの制海権協定の締結以来、ポルトーアルマニャックの建設、北ヤード海諸島の平定などにより、急速に西北ヤード海交易が活発化している。
これを反映して、ターン137期現在合同立憲王政の商業規模は世界最大となり、国富も世界最多となったと報じられている。また、海上ならびに航空戦力の充実から軍事力についても世界最大との評価を得ている。
また、北ヤード海諸島への入植も順調に推移しており、現在のアトリオンは西方の海上帝国としての地位に関して言えばアン5世時代に並ぶ繁栄を遂げているといえるだろう。
82
:
ルーンラント公国
:2016/07/27(水) 21:25:41
―労働者評議会連合戦に勝利―
ルーンラント公国軍はターン144、侵略者労働者評議会連合の最期の拠点を
化学兵器により爆撃し、労働者評議会連合の絶滅を完了した。最後の足掻きとして
労働者評議会連合は地上軍を公国に投入してきたが、公国軍により速やかに掃討さ
れるだろう。公国は各国の支援を受けて戦争に勝利した。労働者評議会連合が
不法占拠した土地は公国に統治する余力が無いため、これらは絶大な支援によって
公国の勝利をもたらした共戦国、アントーノフ大公国、シェメシュ探査開発院に
より分割統治される。
―小ルーンラント主義の採択へ―
公国政府は本次戦争の勝利を受けて、今後の政策に小ルーンラント主義を掲げ、
先ずは公国の復興を優先する旨を明らかにした。本次戦争は、リーゼンバウム侯国
との戦争に続く核戦争になったが、公国の損害は想像されていたより少なく、今後
領土の売却代金なども獲得できることから、公国の復旧は速やかに進むと想定され
ている。
83
:
シェメシュ探査開発院
:2016/07/28(木) 02:52:10
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シェメシュ学術公論(Shemesh Academic Public Opinion - SPO)
SAPOはシェメシュの新聞社です。
国際情勢とシェメシュの情報をお伝えしていきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【国際面:労働者評議会連合との戦争に勝利 友好国の復興支援も視野】
シェメシュ警備部直属のシェメシュ海外派遣軍(Shemesh Expeditionary Force:SEF)は
ターン144、労働者評議会連合軍最後の都市にルーンラント公国、アントーノフ公国軍と共に進軍し、これを撃滅した。
シェメシュは旧労働者評議会連合領のうち、都市15・16・19を獲得。西方の安定を構成する一員となった。
ティアリス・ヴェクサー開発院行政長官は戦勝記念パーティーで
「今後は共戦国であるルーンラント公国、アントーノフ公国の復興を支援していきたい」と述べ
特に戦争で甚大な被害を受けたルーンラント公国への援助を惜しまない考えを示した。
【南ヤーディシア情勢社説:南ヤード人民共和国を許すな】
労働者評議会連合戦中、南ヤード人民共和国は度重なる労働者評議会連合への支援を行ってきた。
これは明らかに、対労働者評議会連合戦に参加した国々への敵対行為に他ならない。
我々はこのような行為を許してはならないが、安易な武力懲罰は西ヤーディシアの安定を損ねることになるだろう。
84
:
Stackburgh Tribune紙(立憲王政アーカルソン=リペルニア)
:2016/08/04(木) 13:06:28
・第一次宇宙開発計画ならびに第二次核弾道弾迎撃計画完了
ターン190、アトリオン宇宙局は、一連の人工衛星打ち上げに成功し、第一次宇宙開発計画が完了したと発表した。
この計画では、気象・観測・迎撃・軍事・防衛衛星、そしてイレギュラーの六種類の衛星が打ち上げられ、いずれもアトリオン以外の国家は現時点では開発に成功していない。
また、核弾道弾迎撃システムの開発も第二次計画を完了、現在の迎撃成功率はいまだおよそ40%程度に留まるとされるが、今後第三次計画以降によってこれは更に改善される見込み。
アトリオンの科学技術政策の結晶たるこれらのプロジェクトの成功によって、今回の大陸側の覇権が誰に帰するにせよ、合同立憲王政はヘレン1世のもとにこの西方の海上帝国の安寧を保障する能力を獲得したといえる。
85
:
鷹
:2017/06/01(木) 22:27:39
鷹国史話 第1話
鷹の国の王、文洋君はこれからの政治について相談するために、説客の郭階を招いた。
文「郭先生、態々お忙しい所、御出座しを賜り恐悦至極に存じます。先生、これからの鷹の国の進むべき道について御意見を御伺いしたい。」
郭「文洋君の御招きとあれば、この老い耄れはいつでも参上いたします。さて、わが君、国を安んじる要諦は賢者を招いて政を行い、穀倉を豊かにして人民の生活を安んじる事です。まずは田畑を耕し、人民が食うに困らぬよう致しましょう。」
文「外交はどうでしょうか?」
郭「鷹の国は南に弭間(ビマ)南東に満天星、東に昴海と面した国家です。これらの国々は何れも進んだ国々で、争っては百害あって一利有りません。鷹はこれらの国々と交わって友好を成し、北進して匪賊を退治し国を安んじるのが宜しいでしょう」
文「うむ。尤もです。先生の仰る通りに致しましょう」
86
:
xezem_veldi(昴海)
:2017/06/02(金) 02:37:37
昴海史本記第三十六 麗紅姫より
―このようにして、昴海を亡き者にせんとする奸臣たちは民の前に引きずり出され、民の手によって処断された。
しかし、王の血筋を持つ者は寧王の娘たる太晨琳一人のみとなった。彼女は老いた国を何処まで若返らせることが出来るのか信頼できる家臣数名と思案していた。
「やはり、周囲の国家への対策は必要だわね」
「はい、国力が衰えきっている現状、下手な動きは取れないでしょう。ただ、すぐそばの国だけではなく、遠方の国との関係性の深化も同時にすべきかと」
「遠方の国、ね。貴方は何処が良いと思うの?」
「まあ、例えば......かと」
「それはベターだしベストだと私も思うわ」
87
:
藍洋鼎王国
:2017/06/03(土) 09:42:38
王国鼎立記 第十二段より抄訳
-しかして三王、その志を相照らさんが為、海珠の港にて会合せり。
召蘭「…妾も老いたものだな。かつては坊主と呼ばわっていたそなた等に、こうして憂いを零すとは」
沙詰「仕方なかろうよ。少しばかり目端が利くならば、外洋の隆盛を素知らぬ顔は出来まい」
陽遼「今の俺達では、それらに伍する処か遠く引き離されているだろう事もな」
召蘭「北の弭間(ピマ)や満天星では『社会主義』なる思想が盛んだと聞くが、其れは王権を認めぬ理であると聞く。しかし国力は侮れるものではない」
陽遼「東の瑞穣や西の七星は主君を戴く体制があるから、付き合うには取り付き易いだろう。が、いずれ周囲は地力のある国々ばかりだ」
沙詰「ならどうすると。既に民は十のうち七が行く末を憂いていると聞く。下手な事をすれば亡国を招きかねんぞ」
召蘭「この際、島の内での小さな主導争いは棚上げし、外に向けては団結して誼を通じ当たるしかあるまい。呉越同舟という言葉もある」
沙詰「形の上でも争わずに済むなら、田畠や海路交易の安定は難くないからな」
陽遼「しばらくは涵養に徹する他ないか…」
88
:
七星
:2017/06/03(土) 19:15:58
七星市のビル群をかき分けるようにして、洒落た屋敷がある。それは七星特別行政区の総督府であり、植民地支配と帝国主義の象徴でもあった。
その総督府の主ダドリー・ハモンド総督は、ラッセル・ファン行政長官を呼び出していた。
「独立派を抑えることに成功したということだね?」
大寒波による東ヤーディシアの孤立。ハモンド総督は、それをきっかけに独立運動が起こるのではないかと懸念している。
「閣僚や議会も説得済みです。それに、急激な変化は大多数の市民が望むものではありません。」
「そうか、ありがとう。これからもよろしく頼む。」
「はい。では、閣議があるので失礼します。」
総督執務室を後にしたファン行政長官は、廊下を歩きつつ考える。
本国は統治にかなり気を使っている。東ヤーディシア系の自分が大学で学び、行政トップに就任できるのだ。現状で独立を急ぐ必要はないだろう。
大寒波のせいで他国がどう動くか分からない以上、内輪もめする場合ではないということもある。
さて、この難局を乗り切るためにも、付き合う相手を選ばなければならない。考えはあるが、まずは意見をまとめなければ。
89
:
沈陽帝国
:2017/06/03(土) 19:17:49
沈陽記 1巻
老人「シャンデラ帝は、人を殺します」
若者「なぜ殺すのだ」
老人「悪心を抱いている、というのですが、誰もそんな、悪心を持っては居りませぬ」
若者「たくさんの人を殺したのか」
老人「はい、はじめは帝様の妹婿さまを。それから、御自身のお世嗣を。それから、妹さまを。それから、妹さまの御子さまを。それから、賢臣の王允様を。今日は六人殺されました」
若者「驚いた。帝は乱心か」
老人「はい」
若者「呆れた帝だ。生かして置けぬ」
90
:
沈陽帝国
:2017/06/04(日) 19:01:10
沈陽記 2巻
侯景は激怒した。必ず、かの邪智暴虐のシャンデラを除かなければならぬと決意した。
侯景は沈陽の軍人である。六庫の治安を護り、徘徊するアンデッドへの対処を願いでるために西京へやってきた。
手勢を率いて宮殿に押し入った彼は、たちまちシャンデラ帝の不可思議な力によって捕縛された。
侯景の手から放たれた銃弾は帝の心臓を貫いたものの、心臓は初めから動いておらず、出血すらしなかった。
「沈陽を暴君の手から救うのだ」
侯景は捕らえられ、帝の前に引き摺り出されても悪びれずに言った。
「おなか、すいてるの。おいしい脳みそ、もっといっぱいたべたいの。後頭葉がすきだけど、小さいの」
シャンデラ帝は謀反の理由もなにも聞かなかった。ただ無邪気にこれから侯景をどう"料理"するか宣言した。
このような化け物が玉座にいるのか。
侯景は絶望し、そして命が惜しくなった。
「シャンデラ帝。私を、三日間だけ許して下さい。妹が、私の帰りを待っているのだ。西京に石工がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人を喰い殺して下さい。たのむ、そうして下さい」
91
:
藍洋鼎王国
:2017/06/04(日) 23:45:09
ttps://gyazo.com/edc7c9575e3a2662cab1377b82b5ab6b
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年4月20日(第20期)現在の各国領土地図
92
:
鷹
:2017/06/05(月) 21:02:38
膺国史話 第2話
鷹王文洋は、政治状況のもろもろの確認のために大臣、諸侯、将軍達を呼び出した。
文「経済はどうなっておるか?穀倉は満ち足りているか?」
内務「我が国の経済は安定した発展状況に御座います。しかしながら、今は穀倉は満ち足りるどころか、日々目減りしております」
文「それはいかなる理由によるものか?」
内務「はい、交易にかけるための食料の拠出に、生産が追い付いていないためであります。しかし、農地を拡大して生産量を拡大、間もなく食糧生産は上昇に転じます。」
文「うむ。国防は、どうか?」
単「大王の仰せの通りに、北進して鴻に城を築いております。」
李舜「鷹国革命軍は拡大を続け、いまや東ヤーディシア一の兵力を有します」
文「うむ。結構である。龍族の追討はどうか?」
単「鴻より西ににげました。恐れながら、閏を攻めて占領し、退路を塞ぎたく存じます。」
文「良きに諮らえ。外交は、どうか?」
外務「接触した北方異民族には、書簡を渡しました。返答を待つばかりです。満天星、昴海、弭間(ピマ)には国使を送り、国交を提案、弭間からは良い回答を得ました。」
文「昴海国には、早くから国使を送ったはずだが…返答はまだないのか?」
外務「どうも、昴海国の使者は誤って沈陽に向かったようです。」
文「…そうか…ところで、沈陽の国は、今どうなっているのか?不死者があふれていると聞くが」
内務「沈陽から食客を召し抱えております。そのものが詳しいでしょう」
文「すぐにそのものを召せ」
文洋君の命令により、食客が召し出された。
馬鄭發「御召しにあずかり参上仕りました。馬鄭發と申します。」
文「うむ。沈陽の国の事を聞かせてもらいたい」
馬「は、今沈陽はシャンデラ帝は惰眠を貪り、気分で人を殺しているので朝廷からは賢人が消え、諂い者と悪賢い邪なものであふれております。貧民街が拡大し、不死者は野放しで人々は困窮にあえいでおります。しかし軍隊はお構いなしに領土拡大に奔走しております。」
文「ふむぅ。威海は沈陽の下に恭順したが、このまま北上されると国境を接する事になるな。単公」
単「はい」
文「できる限りはやく閏を占領したい」
単「李珪画の軍を向かわせては如何でしょう」
文「うむ。李公に申し付けて閏の制圧を行う様に。その後は西進して沈陽に備えようではないか?各々方、どうか?」
諸氏「宜しいかと存じます。」
文「うむ。では引き続いて国内の発展と諸外国との親善に努めよう」
こうして、李珪画公の軍隊が閏への侵攻を準備する事となった。
93
:
藍洋鼎王国
:2017/06/05(月) 23:35:01
藍洋瓦版
『勝手伐採禁止令発布 秩序無き開拓を抑制』
王政府は4月26日(26期)、国内全土に勝手伐採禁止令を発布した。
これは国内において、森林環境の保護を促すためのものと見られている。
国内では近来、未開拓地を切り開いての入植・市街化が盛んに行われているが、行き過ぎた開発によって一部原生林をも勝手に伐採し市街化する事例が後を絶たないため、
政府としても抑制策を打ち出す必要に駆られたものとの見方が一般的である。
担当者によれば、この禁止令発布に伴って森林の伐採は許可制となり、当分は政府管理下での計画伐採が続くだろう、との事である。
94
:
沈陽帝国
:2017/06/06(火) 22:07:03
シャンデラ帝「香劉──! 香劉はいない?」
香劉「はは。御前に」
シャ「おなかすいたの。貴方は子供何人いたっけ?」
香劉「四人おりました。すでに皆、貴方様の胃袋の中におります」
シャ「残念ね。鷹のほうがどうなってるの?」
香劉「毒手は世論工作を行っていたようですが、その後目立った動きはございません。おそらくは…」
シャ「あの国を内側から崩壊させると言ったのは香劉よね? 闇石がささやくの。大言壮語者の舌は美味しいって」
香劉「…はっ。此度はわたくしめの妻を…」
95
:
藍洋鼎王国
:2017/06/07(水) 21:52:25
ttps://gyazo.com/6268b7624f3c90eced88ae26d8a4fff8
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年5月7日(第37期)現在の各国領土地図
96
:
七星
:2017/06/07(水) 23:30:54
亡命沈陽軍人に関する報告(抜粋)
閲覧制限 1級
(中略)
以上のことから、侯景の証言はほぼ真実と言っていいでしょう。シャンデラ帝が人食いの不死者であることも、
帝国内に相当数の不死者が徘徊していることも、各方面の情報と合致します。
ただ、彼が亡命に成功した理由は今だ不明です。身代わりを献上したとしても、皇帝自ら捕らえたクーデターの主犯を簡単に見逃すとは思えません。
また、友人を裏切ったとこや、家族を置いてきた後ろめたさがあることも不安材料となります。
彼の情報は有益ですが、護衛と監視を緩めるべきではありません。
97
:
瑞穣皇国
:2017/06/08(木) 00:59:47
昇日新聞
【三カ国会談始マル】
七星特別行政区首都ニオイテ同国ト我皇国ソシテ藍洋鼎王国ノ代表ニヨル
会談ガ開催サレル。本会談ノ目的トシテ七星側ハ互いノ友好ト発展ノタメト
シテイルガ沈陽帝国軍将校亡命事件等ノ大陸側ニオケル安全保障関連ノ問題
ガ主ニ話サレルト考エラレル。
【翠島鎮守府開府】
大陸ノ皇国領デアル翠島ニオイテ海軍拠点デアル鎮守府ガ開府サレタ。
施設ノ大半ハリーゼンバウム侯国海軍基地施設ヲ流用シテイル。
「コノ鎮守府ハ大陸間通商ノ保護と国防上ノ重要ナ拠点デアル」ト田中海軍
統帥部総長ハ式典デ発言シテイルガ共産諸国ニ睨ミヲキカセルノト侯国系
ロビー団体ガ嘗テノ勢力圏ヲ欲シタノデハナイカト分析サレテイル。
98
:
ピマ・評議会共和国
:2017/06/09(金) 11:40:51
・共和国軍、ピマ特別市で各独立国の大統領らの前で軍事パレード
共和国軍が誇る、装甲馬(西ヤーディシアでは戦車と呼ばれていた物)が
祝砲を撃ち鳴らし「最も偉大なる同盟」「自由と独立と武装権を保持した連邦」
の初の機械化された歩兵部隊第一自動車化狙撃兵連隊の行進を前に「全軍の機動化、
機械化は連邦の自由と自治と武装権を確保する」と訴えた。
5人の大統領は連隊長ウラジーミル・デミロヴィッチ・カリロフ中佐に対し
「人喰いは怖いか?」と問いかけると中佐は我々にこう高く訴えた「自由と武装権
がはく奪される方がはるかに恐ろしいです」と宣言した。
我々はこの共和国軍と武装した民兵、自由の連邦によって東ヤーディシアに君臨する
99
:
鷹
:2017/06/09(金) 23:51:03
膺国報道
・膺国革命軍李珪画軍、閏を出発し、南進
閏を占領したわが革命軍の李珪画軍14万は、公孫筏軍に閏防衛を託し、
崔を目指し、南進を開始した。第55期には崔に到達予定で、崔に到達後は
国境の防備を固め、馬賊、龍族の討伐を本格的に始動見込みだ。しかしながら、
沈陽軍もこれまで北進を続けており、状況によっては接触する可能性もあると
見られている。
・政府、膺国革命軍総動員命令を発動
膺国革命軍は李珪画軍14万が南進するに伴い、最悪の場合沈陽軍と接触、交戦
する可能性がある事から、政府は済し崩し的に全面戦争に突入する可能性を考慮し、
膺国革命軍全軍の総動員命令を発動した。徴兵対象者は、速やかに最寄りの革命軍
司令部に出頭する事。
・政府、沈陽に特別使を派遣
李珪画軍の南進に伴う偶発的戦闘を恐れ、政府は沈陽に特別使を派遣する事を
決定した。政府は現在の沈陽を不死者と経済的格差の為に極めて危険な状態である
とみなしており、生還の望みの少ない外交特使の派遣に際して使者に対する特別
待遇を定めた。特別使の目的は国交の提案と偶発的戦闘の回避、我が国が両国の
平和を希望していることを伝える事であるとしている。特別使は間もなく出発の
予定だ。
100
:
藍洋鼎王国
:2017/06/10(土) 03:11:49
藍洋瓦版
『島内各地で積雪 異常気象の前触れか』
雨季も始まらんとする5月21日であるが、この日各地確認されたのは雨ではなく雪であった。
海外では氷結した海がいよいよ融けんとする時期であるにもかかわらず、この様な気象状態となるのはきわめて異例。
折りしも大寒波が和らぎ、南方の島たる国内でも一段と温暖となっている中でのこの珍事に、一部では異常気象を指摘する声も出始めている。
政府は融けた雪による事故に気をつけるよう呼びかけると共に、急ぎ対策を行う予定との事である。
101
:
藍洋鼎王国
:2017/06/10(土) 23:33:47
ttps://gyazo.com/5c2ef42ea625b8de5ba44439e0a80c24
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年5月26日(第56期)現在の各国領土地図
102
:
藍洋鼎王国
:2017/06/11(日) 10:30:49
藍洋瓦版
『軍部暴発 昴海国への蛮行に国内外より批判』
5月26日深夜、国内軍部の一部が上層部に無断で昴海国所在の獣に対しミサイル攻撃を実行、これを撃滅する事件が発生した。
この事件により300万坪の森を含む700万坪の土地が焦土化、そのうち400万坪が火の海と化した。
この蛮行に対し昴海国は沈黙を保っているが、隣国の弭間(ピマ)評議会共和国は抗議声明を発しており、国際的非難は免れないと見られる。
政府は事態収拾のため閣議を招集、昴海国に対し謝罪および賠償を行った。
また嶺釧 軍務卿が責任を取っての免職を申し出たものの、処分は事態収拾後に行われる物として保留された。
今回の事態に対し、他国への軍事介入を行った反省を国として示すため、国内すべての関係機関および国民に1週間の謹慎を要請した。
期間中は全ての開発行動が停止される模様。
103
:
満天星人民共和国
:2017/06/11(日) 15:38:51
共和国日報
〈昂海国で顕著な治安悪化、周辺地域に流民で悪影響〉
共和国は今朝までの一週間の間に入国管理局に押し寄せた昂海国の流民は100万人に到達したと発表。
その全てが同国での正体不明の巨大生物による災害に起因するものとの証言が得られ、長らくベールに包まれてきた同国の状況が明らかとなった。
偉大なる柳将軍閣下は同国内政の不作為が我が共和国北方の安寧を脅かす重要な事態であると懸念し、これを是正させるためのあらゆる措置を取ると明言し、人民軍に対して治安出動への準備を整えるよう命令を下された。
また閣下は藍洋鼎王国が軍事介入に着手し、失態を犯したとの情報について、既に耳に入れているとしたうえで準備不足による拙速な軍事行動では事態を好転させることはできないと痛烈に批判した。
人民軍による入念なる作戦計画の下で同地域を解放し、平和と安定に導くことが唯一の選択肢であろう。
104
:
沈陽帝国
:2017/06/12(月) 19:20:30
沈陽記 3巻 趙朴から鷹本国へ宛てた書簡
その夜、シャンデラ帝は死した家臣とまだ生きている家臣達を集め、厳かにこういった。
「闇がささやいています。美味しい卵焼きが食べたいと」
こうしてピマへの侵攻計画が決定された。
そうではない。ピマへの侵攻はずっと以前から計画されていた。
侵攻計画を練っていて、航空写真から目聡く卵を見つけただけだ。
沈陽には焼肉強食という諺がある。弱い者は強い者に食べられるのだ。
弱いということはそれだけで喰われるに値する。
鷹は自らの武力にて、七星は卓越した政治力で強者であることを示した。
ピマはそうではない。ピマは弱者。
つまり強者たる沈陽の胃袋に収まるべきだと沈陽帝は言った。
105
:
満天星人民共和国
:2017/06/12(月) 20:24:41
共和国日報
〈昂海問題において藍洋鼎王国が口差し挿む余地なし〉
共和国による昂海国への治政改善通告に対して、藍洋鼎王国は五か条の弾劾なるものを発表した。
それには共和国外務委員会も「事実誤認甚だしい」と一蹴。我が国の決意を妨害する行為だと逆に批判した。
また本紙の報道は誤報でも何でもなく、事実をありのままに伝えたものである。
それはさておき、無通告攻撃というあるまじき不当行為を働いた同国が、しっかりと通告して猶予まで与えた共和国に警告を発するとは、彼らは恥を知らないのだろうか?
領土的野心を疑るならばまず己を振り返ればいい。
〈沈陽帝国、ピマへ侵攻〉
突如宣戦を布告した沈陽帝国は怒涛の勢いで進撃を進めている模様であり、既にピマ領内の殆どを制圧しつつあると見られている。
友好国であるピマが占有されることがあれば由々しき事態であり、沈陽という得体のしれない国家の接近をより警戒心を持って監視しなければならないだろう。
106
:
鷹
:2017/06/12(月) 20:42:27
膺国史話 第3話
文洋君は周辺情勢の展開に頭を悩ませていた。そこで郭階を招いた。
文「先生、沈陽が弭間(ピマ)に進軍しました。沈陽に比べたら弭間など吹けば飛ぶような小国。弭間はあっという間に沈陽に征服されてしまうでしょう」
郭「それは仕方のない事です。君主、政府は国家国民に責任を負います。その責任とは諸国と交わり、国を豊かにし、人民を慈しんで軍隊を整えることです。沈陽が指摘したように、弭間は其れを怠りました。弭間に同乗の余地はなく、今の政権に国家を統べる資格はありません」
文「では、膺は沈陽の侵攻を消極的に支持するべきであろうか?」
郭「文王、沈陽は大国です。弭間を征服するのには何の困難もありません。これでは、ただ沈陽を太らせるだけで終わってしまいます。今でこそ沈陽は我が国に軍隊で劣勢なので攻めては来ませんが、今後我が国に匹敵する軍隊を持てばどうしてくるかはわかりません。」
文「では、どうしたらよかろう?」
郭「こうしては如何でしょう?御耳を拝借 ゴニョゴニョ」
文「うむ、成程、尤もである。では、そのように致そう」
郭「これで我が国はどう転んでも安泰でございます」
107
:
七星特別行政区
:2017/06/12(月) 23:16:07
セブンス・ジャーナル
・沈陽がピマに侵攻
先日、沈陽帝国が突如ピマへ侵攻した。皇帝自ら行った宣戦によると、ピマ国内にある怪獣の卵を処理するためとのことだ。
怪獣の卵は広い地域で地中から発見されるもので、放置すると怪獣が孵化して甚大な被害を及ぼす。
隣国であるピマが早急に処理を行わなかったため、沈陽が動いたというわけだ。
沈陽と同じくピマと国境を接する七星は、卵の放置という一大事を把握していなかったのだろうか。
軍高官への取材によると、「空軍の国境パトロールで卵らしき物を発見したと報告を受けていたが、対応を協議する前に
沈陽の攻撃が始まっていた。沈陽の対応があまりにも早すぎたため、何かする前に終わってしまった。」と話している。
また、政府は「行政府内で卵が発見された場合は、迅速に対処してきた。これからもそれは変わらないので安心してい
ただきたい。そして、卵を発見した場合は速やかに通報するように。」と発表している。
他のニュース
・昂海国問題で藍洋と満天星が激しく応酬。当の昂海は沈黙を続ける。
・鷹で地震。邦人の被災は今のところ確認できず。
・高まる戦車道人気。七星戦車道連盟は専用会場の建設を要望。
・料理コラム:あの人も食べた!?怪獣の卵で作るおいしい卵料理
108
:
満天星人民共和国
:2017/06/12(月) 23:41:05
共和国日報
〈藍洋鼎王国、妨害の裏に我が共和国への侵略の意図見え隠れ〉
同国は執拗なまでに我が共和国の行動に警告を重ねて来るが、その真意はどこにあるのだろうか。その答えは明らかだ。
「最後に、昂海国に対し我が国が領土的野心を抱いていると勘違いしているようだが、我が国は南方の島国ゆえ、わざわざ飛び地を維持する危険を冒してまで北方の離島を領土化しようとは思わぬ。」
この言葉が全てを教えてくれる
つまり隣国であれば北方の離島を領土化したいという思惑が隠れているのではないか。だとすればそれは我が共和国に対する戦争前夜を思わせる執拗な警告にも深い意味が伴う。
北方への進出、そして無主地化するであろう昂海国を併合するにはその間に存在する我が共和国がいってしまえば邪魔なのだ。
この隠し切れない野心は同国の矛盾に満ちた発言録を見る限り正しいと言わざるを得ないだろう。
なにしろ昂海国の人民を嘲笑い、運命とともに死ねといわんばかり冷酷な態度を取る同国は沈陽よりも警戒すべき鬼子である。
109
:
藍洋鼎王国
:2017/06/13(火) 02:25:33
藍洋瓦版
『満天星人民共和国との開戦危機回避 併せて満天星の我が国への誤認識が明らかに』
王政府は6月8日、満天星人民共和国との対話により、開戦の危機が回避されたと発表した。
本件については、満天星が発表した「昂海国に対する治政改善通告」に対し、6月6日に我が国が「五箇条之弾劾文」を突き付けて以降、
その是非を巡って今日まで激しい言い争いが続いていた。
しかし8日に至ってその論調に変化が見られ、昂海国が無政府状態であることの共通確認、および昂海国臣民に対する安全保障を満天星が明言した事により、
最終的に昂海国の安全保障が最優先であるとして我が国が弾劾文を取り下げ、昂海国を満天星支配下に置くことを容認することで合意に至った。
これにより危険視されていた鼎王国対満天星の直接戦争は回避され、第二種戒厳令も解除されることとなった。
一方、我が国の攻撃が昂海国の亡国の最初の引き金となっただけでなく、現政権を最後まで擁護した我が国が離脱したことで支援国の無くなった事が明白となり、
「昂海国を最も護るべき我が国が、かの国を見捨てるとは何事か」と一部軍人が現政府の対応を批判、高寧外務卿に詰め寄る騒ぎとなった。
直接詰め寄った者は営倉での重謹慎処分を課されているが、その沈静化には今しばらく時を要す見込みである。
なお、今回の開戦危機に際し、満天星側からは我が国を立て続けに非難・中傷する発言が出ており、かの国の攻撃的・支配的性格の表れとして引き続き警戒すべきとの声も出ている。
以下に列挙していく。
「日和見」「火種」「認識は甘い」「恥を知らない」これらはまだマシな方である。
「侵略の意図」「隣国を領土化したい」「戦争前夜を思わせる」「隠し切れない野心」。
極めつけは「昂海国の人民を嘲笑い、運命とともに死ねといわんばかり冷酷な沈陽よりも警戒すべき鬼子」。
断っておくが、これは意図された宣伝戦用の放送でも何でもなく、満天星の一般大衆が読む日報の文節である。
およそ的を射たものはないと言える。何せ、我が国から言い出した言葉は何一つ含まれては居ない。
満天星が瑞穣皇国をはじめ周辺各国を精神的に見下している事は周知のことだが、どうやら我が国はそれらの国と比べても格段に嫌われているらしい。
でなければ、「昂海国に対し暴力・掠奪による一切の領土的野心を持たぬ」と発言した後に、これ程とびきり悪辣な評価をされるとは思うまい。
市井の家庭内での兄弟喧嘩ですら、もう少し穏健であろう。かのような中傷を受けて、なおも平然としていられるなら、その人は聖人君子か、生粋の満天星人のいずれかに違いない。
言葉という物は、使える語彙は己が見聞きした物だけであるため、あらゆる場面で普段の発言の傾向が反映されるものである。
満天星の国内でお互いに上記のような発言をし合うのは一向に構わないが、せめて他国の者を形容する際には、鏡を見ながら記事を書くことをお勧めして、記事を締めさせて頂く。
110
:
瑞穣皇国
:2017/06/13(火) 13:29:20
瑞穣皇国 閣議議事録
場所:皇国首都 宰相官邸2階 会議室
特筆事項:外務大臣七星外遊のため欠席
宰相「昴海国の大陸領はそんなにひどいのか」
外務副大臣「ハイ、翠島からの情報と満天星の公式発表はほぼ一致してます」
宰相「その点に関しては彼らも針小棒大な発表ではないということか」
外務副大臣「彼らの軍の出動は治安維持目的が主でしょう。もっとも領土的野心が全くないわけではないと思いますが」
宰相「北湖島に満天星…いやそれよりも巨大不明生物が出現した場合はうちも行かないとならんな」
官房長官「ええ、そちらの可能性ははるかに大ですし第一に奴らが泳がないもしくは飛翔しないとは限りません」
宰相「そうなると我が国も打ってでないといかんな,軍務大臣そのあたりはどうなっている」
軍務大臣「現在,本島北方海域に空母機動部隊を派遣。北湖島南部に巨大不明生物が現れた場合即座に爆撃が可能です。」
宰相「思いっきり内政干渉で侵略行為だがそれしかあるまい。外務副大臣,昴海国と連絡はとれないのか」
外務副大臣「ハイ,連絡が取れない上に行政機能も停止しております。また未確認ながら太晨琳陛下のご容態が悪いと」
宰相「ン?吸血種だが人喰い種になると不老不死になるんじゃないのか」
外務副大臣「不老不死と病気なるならないとは別の話です。昴海国は極端なトップダウンの体制ですので上位が機能不全に
陥ると全体に波及するということです」
宰相「国際社会全体にも波及したわけか」
以下、省略
111
:
藍洋鼎王国
:2017/06/13(火) 22:45:37
藍洋瓦版
『鼎王陛下、静養へ 昨今の情勢を鑑みての消耗著しく』
王政府は本日、鼎王陛下が当分の間、静養に入られる旨を発表した。
静養の開始予定は六月十四日と伝えられているが、南藍国内の護国寺での修養が明かされた以外には詳しい日程は非公開との事である。
なお、鼎王陛下静養の間の公務は、延洋王・沙詰陛下が代王として務められるとの事である。
静養の理由については公式には「六月に入ってからの業務多忙よりの回復の為」とされているが、
一説には度重なる国際的地位の悪化、さらには諸外国からの執拗な攻撃による心の病の発症が絡んでいるとの見方もある。
なお本件に関して、瑞穣皇国より保養地を提供する旨の打診があったとの記者の質問に対し、有無をぼかした上で
「仮に招待を頂いたとしても、現状で国を離れるのは御身が安全上難しいだろう」との問答が見られた。
『社説・鼎王国は何処で進路を誤ったのか』
この度の鼎王陛下の静養は、見方によっては起こるべくして起こったとも言える。
国内にあっては国軍内の不穏分子による兵器使用、国外にあっては昴海国への着弾とそれに始まる一連の危機、
それら全ての責を国家元首として背負う事となり、しかも現在進行形でその責が増え続けているとあれば、それに耐えられる者がどれほど稀か。
そして今回の静養についても、病人に鞭を振るうが如く、諸外国は新たな批判材料としての扱いしかしないであろう事は予想に難くない。
今や国際外交では「藍洋」の名は地に堕ち、およそ考え付く限りの不義が「藍洋の蛮行に比べたら如何ほどでもない」と公に話される始末である。
巨大生物の脅威を除かんとした国内軍部、傷を負った昴海国を護持せんとした外交、それらの取り組みは尽く裏目に出た。
巨大生物の難を哀れんだ筈の「人民を嘲笑い」、望んだ事の無い「昂海国の併合」の謀略を立て、そして手にかけてすらいない「他国民の虐殺」を行った。
それらが今や藍洋が犯した公然の事実であるとして、諸外国の民はおろか元首の口からすら出ているのである。
一つだけ言える事は、我が国は最早この先どのような行動を取ろうとも、軽んじ疎まれ切った扱いしかされぬであろう、という事である。
歴史に「もしも」は存在しないが、昂海国に対し巨大生物退治を通告したのが当該国への公開通信ではなく域内全ての国への外交発信であったなら、歴史は変わっていたのだろうか。
そして、昂海国が満天星人民共和国より通告を受けた際、何も声を上げず見捨てていれば、今の悪鬼羅刹を揶揄するが如き批判は生じなかったのだろうか。
真相は最早、八海宮の海神のみが知っている。
112
:
沈陽帝国
:2017/06/14(水) 20:36:11
沈陽記 四巻
シャンデラ帝は気さくなお方だ。
夜食の際は家臣や客人も気軽に招く。
東ヤーディシア有数の食通であり、食材や歴史、調味料、調理法にも詳しい。
そして一流の料理人が生者にも死者にも舌鼓を打つ料理を絶え間なく提供する。
だがこのギョーザやチャーシューの肉は豚でも鶏でも牛でもないのだ。
「あのねあのね。私はこう考えるの」
シューマイを摘みながら沈陽帝は言う。
「自分の身体を作るのは食べたものから。私は人間であり続けたい。だから…」
貴方達もね?と屈託無い笑みで勧めてくるのだ。
沈陽帝はピマ・ガリルから入荷した"食材"──例の卵だけに留まらない──を
堪能したのか、次の美食の為に画策している。
しかしの準備というのは西ヤーディシアを二万三千年の荒野に変えた悪魔の兵
器の開発だった。
113
:
鷹
:2017/06/14(水) 21:57:30
―連邦制移管告知―
膺国はこの度、議会の承認を経てターン78を以て連邦制に移管する事が決定されました。
膺国の全ての諸都市は「国」として取りまとめられ、独立国として扱われます。
連邦構成国は完全に平等であり、構成国間の紛争は平和的手段によってのみ解決されます。
構成国外との外交交渉は、連邦外務局が一括して対応いたします。膺国と各国の平和的な
外交関係は、今後とも変更ありません。膺連邦は、諸外国との平和友好を継続して希望しています。
膺連邦は、ターン200(※ゲーム終了後)に、東ヤーディシア連邦に改称予定です。
現在、膺連邦は国家元首として膺国王文洋を臨時連邦議会議長として頂いています。
が、連邦議会議長選挙を実施予定です。連邦議会議長への立候補は、連邦への帰化を条件に
外国人でも可能です。ぜひ、ご応募ください。
114
:
藍洋鼎王国
:2017/06/15(木) 14:24:21
ttps://gyazo.com/cdc8bb7b454e9625632650976d876797
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年6月23日(第83期)現在の各国領土地図
編集局より:昨今の政治的混乱により、地図原本が一時差し押さえられた為、次版の発行が遅延致しました。
海運関係者ならびに関係各所に多大なご迷惑をおかけした事を、深くお詫び申し上げます。
115
:
満天星人民共和国
:2017/06/15(木) 19:28:21
人民軍は昂海国の都市25の◦外京西海府を文民保護のために接収する。
当該都市の名称を東海と改めるものとした。
116
:
鷹
:2017/06/16(金) 01:11:10
―膺連邦軍軍事パレード挙行―
連邦制に移管し、東ヤーディシア諸国最大の軍隊となった膺連邦軍の軍事パレードが
盛大に挙行された。旧式だが東ヤーディシア諸国相手には十分に通用するT-26戦車
の行進、装備を一新した膺連邦正規軍、国内軍の行進と、パレードは盛大に挙行された。
ルーンラント疎開出身の膺連邦軍参謀長ヘルベール将軍は次のように演説した。
「常備50個、戦時動員300個師団の陸軍、そして海軍、空軍の全将兵に告ぐ。
我々の任務は簡単だ。祖国を護れ!。それは連邦に侵略してくる敵軍を撃破し、
敵の国に侵攻し、敵を撃滅する事にある。
わたしは、私が在任している限り、膺連邦軍全ての兵士に命令する。
侵略者には、ルーンラント公国軍の様に戦え!
つまりそうだ。西ヤーディシアで、プラガヴィアで恐れられたルーンラント公国軍のように!
われわれは侵略者に容赦しない。侵略者を撃退し、侵略者の国に攻め込み、皆殺しにする!
敵兵は、殺せ!
敵の捕虜は、殺せ!
敵国の民間人は、殺せ!
敵の命乞いするものを助けるものは、中立国人であっても、殺せ!
わたしは処分する。
敵に情けをかけて助けようとする兵士がいれば、処刑する!
中立国に民間人を預けようとする兵士がいれば、処刑する!
わたしは容赦しない。
中立国の大使館が出国のビザを用意する様なら、大使館ごと皆殺しにしてやる!
年老いた老人も、保育器にはいったばかりの新生児も、我国に侵略した敵は、殺し尽してやる!
もし伝統的な膺軍のやり方にのっとって任務を全うしたいなら、やらせてやる!
捕虜の四肢を切り落とし、目玉を抉り出して殺していい!
子女を徹底的に強姦し、首を引き裂いて殺していい!
全裸にしたうえで念仏を体に書き込んで、河原で銃殺していい!
連邦を侵略するものがあれば死を振る舞え!
連邦に友好的なものがあれば紳士として振る舞え!
ルーンラント公国軍が西ヤーディシアで恐れられた以上に、プラガヴィアで恐れられた以上に
膺連邦の将兵は戦時には
アインザッツグルッペンよりも!
フン族の王よりも!
ルーンラント公国軍よりも残忍冷酷であると知らしめよ!
侵略者を殺す備えをせよ!
この演説の後、一斉に将兵が雄たけびを上げた。膺連邦軍の士気は益々高い。
膺連邦軍は、万一の侵略に備え、徹底したジェノサイドの準備を整えている!
117
:
藍洋鼎王国
:2017/06/16(金) 01:30:40
藍洋瓦版
『弭間・ステーパーシー市陥落 沈陽帝国は外洋港を獲得へ』
王政府は6月26日、弭間(ピマ)評議会共和国ステーパーシー市が沈陽帝国の攻撃により陥落したと発表した。
沈陽帝国はステーパーシー市の占領・編入を宣言しており、これにより同国は東矢海への玄関口を獲得、海を介して東矢諸国との障壁が尽く取り払われた。
一部では昨今の沈陽帝国の拡張的政策が他の沿海諸国にも及ぶ事を危惧する声も出ており、予断を許さない状況が続いている。
なお、王政府は今回の件に対し「海洋上の行動において、沈陽帝国には国家に相応しき振舞を希望する」とのみ言明した。
その他の記事
・南矢海上貿易、前年比四割減 情勢不穏の影色濃く
・弾劾処分発表 嶺釧軍務卿は退任、昂海国攻撃参加者は延洋島鉱山にて懲罰賦役従事
118
:
鷹
:2017/06/16(金) 20:46:31
―膺連邦軍、総動員命令発動へ―
膺連邦は、総動員命令を発動した。沈陽からチチウイカプイへ不明な金の流れがあり、
膺連邦情報部はこの金を「外国攻撃のための傭兵依頼料」であると判断したためだ。
膺連邦は、沈陽との平和共存を指向しつつも、第180期までに沈陽が東ヤーディシアで
覇権を獲得をめざすためには膺連邦が最大の障害であると判断していた。そこで沈陽が
取れる選択肢は3つであり、それらは
1、東矢海諸国への侵攻。
2、弭間(ピマ)、満天星への侵攻。
3、膺連邦への侵攻。
である。この内東矢海諸国への侵攻は、同盟諸国の軍事力との差で可能性が最も低く、
現実に弭間への侵掠が実施され、軍事力でも弱体で沈陽にとってリスクの低い事から、
次いで満天星への軍事進攻が想像された。
しかしここにきて沈陽がチチウイカプイへ資金を供与したことで、満天星への
軍事行動にチチウイカプイへの資金供与を行う必要性の少ない事から、
鷹連邦への軍事攻撃の蓋然性が格段に高くなったと政府は判断、軍の総動員命令を発動した。
資金をすでに提供していることから沈陽の軍事攻撃は目前とみられている。
ヘルベール参謀長は次のように警告した。
「鷹連邦軍は万全の態勢を整えている。沈陽との平和共存は我々の望むところだが、
イソップ童話の「猫と鶏」の話の様に、向こうが侵略を望むなら外交的オプションはほぼないだろう。
180期までに膺を抜いて覇権を握りたいのなら、そしてその手段として沈陽が我国に軍事攻撃を
選択するのなら、沈陽には時間がない。だから攻撃は目前だろう。
戦争が目前に迫っているが、連邦軍は防御する。沈陽は主導権を行使すればいい。
時間は連邦軍に戦術的優位をあたえてくれる。チチウイカプイに資金供与したのは、失敗だった。
連邦軍に状況を察知させ、連邦攻撃の蓋然性が高い事を示してしまった。
チチウイカプイと沈陽が攻撃してきて仮にわが軍が苦戦しても、チチウイカプイに
降伏して遅滞戦術を取ればいい。沈陽は領土を獲得できず、しかも、膺は時間を稼ぐ
ことが出来る。どのように膺をせめても、膺を攻めたてる手段をとる限り、沈陽が
覇権を得ることの蓋然性は、ない。可能性はあるにしても。だ」
119
:
瑞穣皇国
:2017/06/16(金) 23:24:57
皇国大本営海軍部発表。
皇国海軍戦艦戦隊は道奥地方に上陸した巨大不明生物に対し砲撃を行い
これを撃滅せり。
また巨大不明生物は上陸地点から昴海国領北湖島から来襲したと考えられる。
120
:
藍洋鼎王国
:2017/06/17(土) 14:01:49
藍洋瓦版
『鼎王陛下復帰の見込み 情勢不穏を考慮し静養切り上げの由』
静養中の鼎王陛下について、近々静養から戻られ公務に復帰される事が判明した。
これは漣桃内務卿が海珠での服務予定を公開した事により明らかになったものである。
鼎王陛下は7月8日(第98期)を目処に帰海なされ、代王陛下からの引継ぎの後に執務を再会するとの事である。
内務卿閣下は、東矢沿岸各国における情勢の更なる変化が静養切り上げの主因であるとするも、
予想に反し鼎王陛下に対する各国からの人格攻撃等が無かった事から、復帰が早まった事も一因であると話した。
以下、内務卿閣下の発言である。
「まあ、諸外国も、うちに文句つける時間を何時までも割くほど、暇じゃないって事じゃないの?」
・空席の軍務卿位に、棉晴氏就任
・嶺釧氏、親衛隊長に就任。政治的権限をほぼ返上
・電力不足が表面化、早急な対策が必要も予算捻出は困難か
121
:
藍洋鼎王国
:2017/06/18(日) 08:49:23
ttps://gyazo.com/dddadf0ea612f200ad21bf2fb8b86675
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年7月10日(第100期)現在の各国領土地図
122
:
藍洋鼎王国
:2017/06/18(日) 13:02:59
藍洋瓦版
『旧昂海国領下京雀翠府、瑞穣皇国に引渡しへ 昂海国崩壊に伴う統治一本化のため』
王政府は7月11日、我が国が保護した旧昂海国領・下京雀翠府を、瑞穣皇国に引渡す事を決定した。
これは旧昂海国の崩壊に伴う地域不安定化を食い止める為に我が国が行った臨時保護措置を終了し、
北湖島の統治に当たる組織を瑞穣皇国に一本化するための過程として行われた。
引渡しに伴い、瑞穣皇国からは協力金として1兆ショコラが支払われる事となっている。
またこれに際し、昂海国での巨大生物討伐参加者が下京雀翠府保護に積極的に志願し、成功させた事が判明した。
この事を知った市民や瑞穣皇国から参加者への恩赦が希望されたことを受け、
王政府は参加者の懲罰賦役を以後免除し、国防への復帰により名誉回復する事を認めた。
123
:
藍洋鼎王国
:2017/06/18(日) 14:46:59
藍洋瓦版(臨時)
先ほど報道した旧昂海国領・下京雀翠府の引渡しに関する報道について、王政府より修正があった。
発表によると、領有都市を譲渡する行為について、その手法が国際法に抵触する事が判明した為、当該都市の引渡しは無期延期となった模様。
また、八海宮において「旧昂海国の民のため、都市を再建し禊とすべし」との神託があった事も考慮された様である。
外務省では説明の為に高寧外務卿が一時姿を現す事態になったものの、昨今の周辺情勢の変化による業務過多も誤報の一因であったとして
「構いなし」との判断により不問に付される事となった。
なお、巨大生物討伐参加者が恩赦を受けた件については、下京雀翠府の保護そのものに功があった事が恩赦の理由である為、
その扱いは修正後も何ら変わる事はない、との事である。
124
:
沈陽帝国
:2017/06/18(日) 15:59:02
沈陽記 五巻
「──あと78期」
彩り野菜と生ハムのサラダ仕立てと、小海老の彩り炒めと、沈陽麻婆豆腐と、ジューシーなローストジンニクを摘みながら沈陽帝はそう呟いた。
周囲には死人のような顔をした家臣達。対面にはフードを目深に被った人物が座っている。
チチウイッカプイからの使者は腐敗もせずなめらかに動き、さも楽しそうに食事を続ける死人帝を見やる。
「あと三ヶ月足らずで、大寒波はその威を減じるの」
「それまでに、何らかの答えを出す必要がある。我ら」
「…そう。貴方達の背後にもよろしくね」
125
:
七星特別行政区
:2017/06/18(日) 17:10:12
セブンス・ジャーナル
・東ヤーディシア沿岸国連帯条約締結
ファン行政長官が満天星人民共和国を訪問し、柳康洙書記長と首脳会談を行った。会談では、急激に悪化する東ヤーディシア情勢について
話し合われ、危機を乗り越えるためには、東ヤ沿岸諸国が団結しなければならないという認識で一致した。
会談の結果、七星・満天星間で防衛協定を結ぶことが決定された。さらに、七星が七星条約加盟国に協定への加入を促したことで、4か国が
加入する東ヤーディシア沿岸国連帯条約が成立した。本条約は紛争の平和的解決、専守防衛、共存共栄を目的としたのもであり、今日の
臨時立法会にて全会一致で批准される見通しだ。
・沈陽・チチウイ、鷹に宣戦布告
沈陽帝国とチチウイッカプイが鷹に宣戦布告した。大陸の支配を巡る対立が原因と考えられている。
両陣営ともに核兵器を打ち合う激しい戦闘が行われており、その影響が懸念される。
隣国での戦争に対して七星防衛軍は警戒態勢への移行を宣言し、不測の事態に備えるとともに、市民へ不要な外出を避けるように通達している。
他のニュース
・七星市地下鉄新線の建設延期。臨時防衛予算が理由か
・特集オカルト:チチウイッカプイにまつわる様々な噂
・気温上昇の兆し。大寒波は終息するか?
126
:
鷹
:2017/06/21(水) 00:09:04
・反撃の準備をなせ。(ルーンラント疎開向け新聞)
沈陽、チチウイカップイによる侵略戦争は、緒戦に出遅れた膺連邦軍が
苦戦を強いられた。だが今や反撃の準備は整えられた。
膺は沈陽と講和し、覇権を譲って背後の憂いを断った。それは何のためか!
他でもない!チーシャのゴキブリ野郎を殺す為だ!子々孫々代々に受け継がれた
骨髄に染みた怨讐を思い出せ!
侵略し、強姦し、略奪したチーシャの連中に対する怨讐を!四重帝国に対する怨讐を!
サフラヴィ朝を背後で操り、戦争し、プラガヴィアの我が同法を殺した畜生に対する怨讐を!
そして今、チーシャのカスどもは知性の低いキチガイどもを操って、膺の友人を
殺している!強姦を愉しみ、殺人を愉しむサイコパス!フォロノワ人種の恥さらし!
それがチーシャだ!
膺連邦軍は反撃の準備を整えている!戦争を叫び殺戮を欲する狂犬を駆除するために!
立ち上がれ!ルーンラント疎開の戦士たちよ!地上からチーシャの屑を絶滅させるために!
奴らの手下を地上から永遠に抹消するために!
膺連邦軍は君たちを求めている!
オーディンは東ヤーディシアでエインヘリャルを求めている!
殺戮の準備をなせ!反撃の準備をなせ!東ヤーディシアの人々と共に!
戦おう!
127
:
藍洋鼎王国
:2017/06/21(水) 18:59:07
藍洋瓦版
『人工衛星打ち上げ成功 海洋の安定航行確保への大きな一歩』
王政府は7月30日、人工衛星の打ち上げに成功したと発表した。
打ち上げられた観測衛星「恵比寿」は主に海洋観測の為に用いられ、津波・地震の予兆を観測し早期の対策立案を促すことが期待されている。
これにより、理論上では鼎王国近隣の航海ルート上の船舶に対し情報提供することが可能となり、
船舶の難破や津波に遭遇するなどの被害を抑制できる一助になると考えられている。
人工衛星については、軍部が軍事目的にて製造した防衛衛星「常陽天」が打ち上げに失敗し、その技術の未熟さが浮き彫りとなっていただけに、
今回の衛星打ち上げ成功は「独自技術により衛星を周回軌道に乗せる」という技術上の大目標の達成として、大きく取り上げられる事になった。
なお科学技術庁の発表では、今後しばらくは公益民需に重きを置いた衛星開発を進め、技術力の養成を図っていく方針であると語られている。
128
:
藍洋鼎王国
:2017/06/22(木) 00:25:56
ttps://gyazo.com/683b8f485c22f71922f8a02d8c96508f
藍洋鼎王国測量院発行 ヤード歴21年8月2日(第122期)現在の各国領土地図
編集局より:都市2(ロフタングラード)についてはチチウイッカプイ国が領有主張しておりますが、
鷹王国の割譲宣言・チチウイッカプイ国の領有宣言が共に確認されない為、鷹王国領として記載しております。
129
:
藍洋鼎王国
:2017/06/23(金) 18:41:57
王国鼎立記 第二十三段より抄訳
-時は葉月中旬。三王、臨遥城に集いて曰く。
沙詰「国力首位だそうだ。良かったな、南藍王」
召蘭「どこから見ても位打ちだろう。真逆見抜けなんだとは言うまいな、坊主ども」
陽遼「首位なんぞ欲しい奴にくれてやるから、益体もない中傷で口撃するのは勘弁して欲しいんだがな…」
召蘭「昴海が滅び、弭間(ピマ)が滅び、いま大陸の国々は際限なく争おうと息巻いておる」
陽遼「散々に撃って撃たれてを繰り返した我が身が言うのもどうかと思うが、どの国もよく飽きないな」
沙詰「それだけ、思う所が山とある、という事だ。父兎一科賦井(チチウイッカプイ)はそうでも無さそうだが。」
陽遼「争う為に争う、というあれか。当事者は高揚して愉快なんだろうが、周囲にとれば傍迷惑極まりないな」
召蘭「一応言うが、彼らが大陸の民を散々に扱き下ろしたのは確かとしても、海洋の民は別に罵られてはおらんぞ?」
沙詰「大して変わらん。大陸の民が汚穢だと言うなら、それと交流せし我等はさしずめ乞食の立場なのであろうからな」
陽遼「他国を貶す事も生業のうちとは、文明人とは難儀なものよ」
130
:
沈陽帝国
:2017/06/23(金) 20:01:49
沈陽記 六巻
沈陽の国の方向に夕日が沈みきると同時に、厳重に封印された漆塗りの丸い棺桶がぱかと開き、死せる少女帝が起き上がる。
「大昔の魔女は言いました。食は人生の快楽の多くを占める。人間は死ぬまで豚のように喰わなければならないと」
死んでも豚のように喰っているとは誰も指摘しない。本人も気がつかない。
二十名ほどの伴を連れて、沈陽帝はニコニコと面の皮厚く藍洋のリゾートへやってきた。
北限の海では核ミサイルが降り注ぐ地獄が顕現していたが、帝は興味を示さなかった。
シャンデラ帝が望むのはこの国の豊富な魚介料理。夜景。露天風呂。大寒波のなかのオアシス。
核兵器が横行するこの時代、あらゆる汚染が人類の生存域を狭めているこの時代。明日残っているかは保証できないのだ。
「シャンデラ様」
「なぁに?」
「満天星が発狂したようでございます。満天星の同盟国たる藍洋も危険かと……グフッ!」
「片付けて置いて。じゃあ予定通り懐石料理いくよー」
131
:
藍洋鼎王国
:2017/06/26(月) 20:45:00
王国鼎立記 第二十八段より「鼎王の憤懣(上)」
ああ、忌々しい。
満天星の傲慢が、この上なく忌々しい。
沈陽のシャンデラ帝陛下が鼎王国にて羽を休めていた時、満天星は鼎王国に「伝達」を行った。
「シャンデラ帝を即時捕縛せよ、処刑せよ」と。
内容からして既に褒められたものではないが、これは今更であるのでとりあえず置いておく。
まず、これは「依頼」や「要請」ではなく、「伝達」である。
「伝達」とは、上位の者から下位の者に対し、命じたり指示したりする事を指す。満天星が我が国をどう思っているか、にじみ出ている。
そして、何故処刑せよ等と言うのかと思えば、「人民や将軍閣下の喜びのため」だという。
せめて「地域平和の為」とか適当な理由を取り繕っていれば、納得はせずとも察する程度はしたものを、
その程度の次元の理由で、他国元首を捕らえる、弑する等と云う大事を語ろうとしている。
呆れ果てる。満天星は我が国を、替えの利く突兵程度だと思っているのだろう。
そして何より、鼎王国を「外交圧力で靡かせ、他国元首に危害を加えさせられる国家」だと侮られたのが業腹である。
我が国に正式な手順で来訪された客人を、傷を負わされた訳でも無しに、何故我が国が害さねばならぬ。
それは国家として、客を迎えた立場として、人として、最もしてはならぬ事である。
余の妄想ではない証拠として、この時の満天星の言動を添付しておく事にする。
秘匿文書であるが、事実を世に残す為、非難を承知で敢えて写本を残そう。暇があれば、あるいは見る者が居るかも知れぬ。
ttps://gyazo.com/4bca7b84488f38f7ee37391603b60818
132
:
藍洋鼎王国
:2017/06/26(月) 20:45:43
王国鼎立記 第二十九段より「鼎王の憤懣(下)」
思えば、かつて連帯条約が結ばれた時、鼎王国は警告した。
「連帯義務の項は防衛に限られていない。他国侵略に加担させられる恐れがある」。連帯義務は、侵略への抗戦に限るべきと。
だが、「連帯条約は防衛条約である」との主張の前に警告は埋もれ、霧散した。
そして今まさに、満天星は牙を剥き、沈陽帝国に襲い掛からんとしている。
しかもそれは当初、締約国に何一つ相談せず、自国の領土を微塵も接することなく、七星政府領を前線とし、他国に派兵を強いる物だった。
沈陽帝国が指摘しなかったなら、七星政府が、瑞穣皇国が、鼎王国が参戦せなんだなら、連中はその言をどう実行しようと考えたのか。
鼎王国の外交下手は今に始まった事ではないが、今ほど己が国の国交の軟弱さを呪った時は無いだろう。
かような国でも、締約国として扱い、共に戦わねばならぬ。ああ、忌々しい。
133
:
藍洋鼎王国
:2017/06/26(月) 20:46:46
王国鼎立記 第三十二段より「鼎王の嘆息」
ああ、口惜しい。
沈陽帝国が強硬策に出てしまったことが、口惜しい。
満天星から宣戦された時、彼らは満天星とその領域を接していなかった。
ゆえに此の部分だけであれば、只の強気な発言と受け流し、少し空気が悪化するだけで済んだ。
沈陽帝国が七星に都市交換を申し出た時も、かつて彼らが領地拡大に勤しんでいた事を以って
その膨張を危ぶんだりはしたものの、まだ感情として理解は出来た。
ここまでであれば、満天星に自らの発言のけじめを付けさせれば、外聞はどうあれ収まる範囲だった。
しかし、沈陽帝国は七星に対し、武力で押し通る姿勢を見せてしまった。
七星領に攻め入れば、連帯条約は元より、相互防衛条約にも抵触してしまう。
基づく条約が違えど、沈陽帝国と沿岸国が対立したという事実が出来てしまう。
武力による更なる版図拡大を企んでいると、自らお墨付きを与えてしまう。
全て、満天星の思う壺の筋書きになってしまうのだ。
沈陽帝国は既に地域に冠たる大国なのだから、妄言など取り合わず、放置して置けば良かっただろうに。
その栄光は既に定まったも同然というのに、何故かような業に魅入られてしまったか。まこと口惜しい。
134
:
藍洋鼎王国
:2017/07/08(土) 11:02:05
王国鼎立記 第三十六段(最終章)より「平穏と懸念のはざまに」
-長月も閉じようとする頃。三王、黍原にて浦綱島主を引見せり。
召蘭「苦労をかけたの、敦の字よ」
敦堆「へい…おら、わたしはてぇした事はしてねえだ、です」
沙詰「沈陽帝の接遇を勤め上げただけで上出来という物だ。謙遜する事はない」
陽遼「あれは、外見は帝というか姫と呼んだほうが近いのだろうが、下手な者では顔を合わせるだけで身の危険を心配せねばならんからな…」
沙詰「しかし、天下は変わったな。良くも悪くも」
陽遼「満天星の狂犬が沈陽に喧嘩を売ったかと思えば、連中は我々にも戦えと迫ってきた」
召蘭「お前が条約を直し切れなんだせいでな」
陽遼「うるさいぞ婆。ところが蓋を開けてみれば、満天星以外はあっさり沈陽と停戦してしまった」
沙詰「加盟国の威を借っているのは明白だったからな。条約通り参戦し、さっさと引き上げたに過ぎん。何も間違ってはいない」
陽遼「冗談じゃないぞ延洋王。あの時俺の心境を考えてみろよ…」
沙詰「可笑しな話でもないがな。単に沈陽と満天星、どちらとの誼を維持すべきだったかという事だ」
召蘭「その意味では、そなたの為した事も無駄ではなかったという事だ、敦の字」
敦堆「ははあ。勿体無い言葉で、だす。だども、これっきりにしたいだ。島主なぞ漁師に比べたら、疲れるだけでいいことないだ。」
沙詰「無欲な者だな。だがそれも詮無き事か」
召蘭「ま、結局満天星は力に溺れてしもうたとしか言えぬな。元々国力の少なかった地である故に、外付けの力が眩しかったのじゃろ」
沙詰「それで三跪九叩頭礼をとらされ、亡国に導いていれば世話もない。加えて問題項も改正した以上、連帯条約を利用する輩も最早出ないだろう」
陽遼「だがこの先はそうも行かんぞ。父兎一科賦井の一件で証明済みだ。良きにしろ悪きにしろ、いずれ我等は東矢以外の者とも接する事となる」
召蘭「それが何時になるかは判らんが、その時はもう儂はおらんじゃろ。坊主共でどうにかするんじゃな」
陽遼「殺しても死にそうにないがな。とりあえずは、今の平穏を享受するか…」
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