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タブンネ刑務所15
1
:
名無しさん
:2024/05/17(金) 18:43:17 ID:OsJENNyk0
ここはタブンネさんをいじめたり殺したりするスレです
ルールを守って楽しくタブンネをいじめましょう。
721
:
名無しさん
:2025/02/14(金) 13:15:55 ID:W2aKHTjw0
加工職人は「シャリタツ飴」と「チョコシャリタツ」を50本ずつ作って陰干しにしたところで、
先程仕分けされた比較的大きいメスベビタツの箱の前に座り込み、胡坐をかきました。
箱の中のベビタツ達は、水飴漬けやチョコ漬けにされた仲間の悲鳴をさんざん聞かされ、
プルプル震えては抱き合ったり、涙を流したりしています。
職人はハサミを手にすると、その中の1匹の浮袋をつまんで持ち上げました。
「スシィー!ヤダァァァァー!」
甲高い悲鳴を上げるベビタツの浮袋を、根元のあたりからバッサリ切断します。
「シャリィィィィ!!」
床にボテッと落下し、激痛で転げ回るベビタツを別の箱に放り込むと、次々とベビタツの浮袋を切り取っていきます。
さっきの若い衆より手慣れており、性器よりは切り取りやすい尻尾ということもあって、
あっという間に30匹ほどの浮袋を切り終わりました。
箱には蓋が閉められ、この一団に対する今日の作業はここまでです。
とりあえず命拾いはしたわけですが、シャリタツにとっては命の次に大事な尻尾が切られてしまい、
痛みとショックでシャリシャリ泣き叫ぶ声は止みそうにありません。
もっとも、縁日まで寿命が延びたに過ぎず、この一団の用途はタツ焼きと決まっています。
醤油を塗られ、木の串を刺され、網の上で地獄の苦しみを味わいながら焼かれるのです。
今日行なったのは、焼く時に邪魔になる尻尾の切除作業でした。
薬臭くなるので、食用ベビシャリには傷薬は塗られません。曲がりなりにもドラゴンポケモン。生命力は強いのです。
ついでに、切り取った浮袋も冷凍されており、当日おつまみとして屋台で売られます。
一方、傷薬のおかげで少しだけ痛みはやわらいだものの、ショックでプルプル震えたりベソをかいたりしているオス、いや元オスのベビ達ですが、
彼らが入れられた箱の横に、別の箱が置かれるとぎょっとなりました。
そこには傷だらけで、あちこちに釣り針が刺さったたくさんのベビタツがチィチィ鳴いていたからです。
このベビタツは、「ミニスシ釣り」で運良く釣られることのなかったベビタツです。
しかし釣られなかったとはいえ、こよりの切れた釣り針が鰭や口に刺さったままになっていたり、釣り針で引っ掛けられた傷が大きく残っていたり、見るも哀れな有り様の者ばかりです。
特にやや大柄なベビタツは、たくさんの子供に狙われたせいか、両方の胸鰭・口・尾鰭にまで針が残ったままで、へたりこんでぐったりしています。
さっきの去勢を担当していた若い衆がやってきました。
箱の中をざっとのぞきこみ、無傷だったり、比較的傷が目立たないベビタツを選んで、去勢ベビタツの箱の中に放り込んでいきます。
新しい去勢ベビタツの一団とともに、再び「ミニスシ釣り」に送り出されるというわけです。
そして残ったのは、釣り針が刺さったり、傷物になったベビタツばかり。
選ばれずに残されたのが良い事なのか悪い事なのかわからず、不安そうにシャリシャリ鳴いています。
「おう、これは処分な」「へい!」
若い衆が言い渡すと、見習いは傷物ベビタツの箱を抱えて庭の方に行きました。
その先には焼却炉がありました。別の見習いが可燃性のゴミを放り込み、準備をしています。
傷物になったベビタツは焼却処分にされるのでした。
「スシッ!スシィィーーーーッ!」
涙を流していやいやをする傷物ベビタツ達を、見習いは箱をひっくり返して残らず焼却炉に入れました。
さっき若い衆が切除した性器と睾丸の入ったゴミ箱も持ってきて、それもざっと流し込みます。
そして新聞紙にライターで火をつけて放り込み、鉄製の蓋を閉めました。
ほどなく焼却炉の煙突から、もうもうと煙が立ちのぼってゆきます。
「スシィィィィィィィィ!!」「シャリィィィィィィィ!!」
生きながら焼却される絶叫が、去勢ベビタツの一団の耳にも聞こえてきました。
「ヤダァァァァ…!」
耳を押さえ目をつむり、ガタガタ震えるベビタツ達。
そこへ加工職人がやってきました。仕分けした内の大きくも小さくもないメスベビタツ達の箱を持ってきて、
去勢ベビタツの箱の上でひっくり返しました。
「シャリィィィィ!!」
メスベビタツ達はポテポテと、箱の中に落下していきます。全部入ったところでこちらも蓋がされ、
去勢組&生き残り組と一緒に、「ミニスシ釣り」行きになるのでした。
このまま餌も与えられず、縁日の日まで保管されるのです。
この中で何匹が1ヵ月後、いや1週間後まで生きていられるのかは神のみぞ知るところでしょう。
縁日で子供達を喜ばせるために、こうしてベビタツ達は命を散らせてゆくのです。
(終わり)
722
:
名無しさん
:2025/02/14(金) 17:56:49 ID:QqEF47S60
>>721
ベビンネの部分をシャリ虐に変えてて草
あとわいシブのシャリ虐作家やけどべビタツじゃなくて稚魚な?
細かいこと指摘して申し訳ないんやけどシャリスレで勉強してきてくれ
723
:
名無しさん
:2025/02/21(金) 09:52:32 ID:kP.T.plY0
燁ちゃんふたば荒らしやめちゃったね
タブ虐はもう飽きたンネ?それともこんなことしてる自分が惨めになったからンネ?
724
:
名無しさん
:2025/02/21(金) 17:35:31 ID:Dx8lnKJo0
>>723
ありゃ 辞めちゃったんだアレ
ま、変態集団の方が燁キチより一枚上手だったということw
燁キチがファビョるほどあの変態どもは喜んでたし良かった良かった
725
:
名無しさん
:2025/02/24(月) 23:35:52 ID:5.TNh4Eg0
ttps://bbs.animanch.com/board/4530634/
ようちゃんあにまんにも居るんだねぇ
726
:
名無しさん
:2025/03/02(日) 00:14:16 ID:hAwqXK620
タブンネミィミィ♪
727
:
名無しさん
:2025/03/02(日) 20:07:04 ID:pHXnADXU0
ミィミィ!ミギィーー!!
(燁なんて役立たずミィ!ミィたちを守れない燁はミィたちの代わりに氏ぬミィ!!)
チィチィ!チィィィン!!チ?……チィヤァァァー!!
(ママぁ!ぼくしにたくないよぅ!!あれにんげんさん?……やだあぁぁぁたすけてええぇおにくんねになりたくないー!!)
728
:
名無しさん
:2025/03/03(月) 15:58:41 ID:6yyaZlFg0
燁ちゃんは正義執行されて住所特定されてお肉になっちゃったんだよー(笑)
燁ちゃんはステーキにされたし産んだ赤ちゃんはタタキ、旦那さんはこんな地雷女と結婚したくなかったこんなデブスの低学歴境界知能じゃなく賢くて痩せてる美人と結婚したかったと罵倒しながら煮込みになったよー
まあタブ虐を攻撃したらこうなるってことだよねー
燁ちゃんや旦那さんがミィミィ叫んだり赤ちゃんがチィチィ泣き叫ぶのは爽快だったなー
729
:
名無しさん
:2025/03/03(月) 15:59:13 ID:6yyaZlFg0
タブンネって世界を悪くするパヨクやフェミ豚によく似てるよね
タブンネは悪徳の象徴なんだろうね
730
:
名無しさん
:2025/03/05(水) 03:07:30 ID:bS.lXfdA0
Audino wants to playで画像検索してみてくれ
ワイらジャパニーズより海外勢がタブンネ虐待どころかグロ絵がひどすぎっしゅw
ちなみに海外掲示板でもAudinoさんは経験値サンドバッグ扱いや
731
:
名無しさん
:2025/06/01(日) 23:31:56 ID:xM5lz1u60
5/31はタブンネちゃんの日だったのにクソほど人気なかったね
pixivでも毎年描いてくれる人たち減って
かわいちょうだね
最近虐待すらされなくなって知名度もダダ下がりだね
732
:
名無しさん
:2025/06/07(土) 10:47:12 ID:/4fQFofc0
>>731
今ちい虐ヤンパアだからw
タブ虐もそっちに行ってる人ちらほらいるよw
733
:
名無しさん
:2025/06/09(月) 11:45:35 ID:Csa0kHKo0
タブ虐→公式最大手だがSVに出てないせいで話題もなし
新世代でどうなるか
ちい虐→公式最大手だがこちらは作者が露骨にちい虐、
作者の虐が二次虐民作品が全て霞むというとんでも展開
734
:
名無しさん
:2025/06/28(土) 20:36:44 ID:7wamidUo0
>>733
一応タブンネちゃんは先日のポケポケ新パックで実装したけど性能微妙すぎてポケスレで初期ピカexの劣化版のデブと書かれてたの見ただけであんま話題にならんごー
しかし当スレ名物の燁ちゃんが大嫌いなブイズパックからタブンネちゃんが出るなんて公式様が狙ってるとしか思えないっしゅ
735
:
名無しさん
:2025/08/13(水) 23:57:07 ID:Foh.Ihpc0
タブンネは本当にフェミにそっくりだね
ガソリンでたくさんタブンネを焼き殺せば世界は綺麗になるね!
736
:
名無しさん
:2025/08/21(木) 21:55:14 ID:b/KUzBmA0
タブ舎の続編マダー?
737
:
名無しさん
:2025/10/17(金) 08:44:56 ID:yGS7Ic260
昔はよく躾けられた女性が賢い妻として夫をたてて家計を管理しやりくりして家事を回し家族の為に一年中働いていた。
今は躾の出来てない愚かな女が妻となった途端に夫を虐げ家計を私物化し養われて当然の顔で一年中家に君臨している。
嫌がられているのは今のそういう女だろうな。まるでタブンネのようだ。
738
:
名無しさん
:2025/10/17(金) 08:46:09 ID:yGS7Ic260
自分は看護師やってっけど迷惑厄介患者は内心でタブンネ扱いして脳内で虐待してやってる
昔まだ時間があったころに投下したタブ虐のモデルも厄介患者だよw
739
:
名無しさん
:2025/10/17(金) 08:47:07 ID:yGS7Ic260
・働かず依存する
・夫を所有物のように支配する
・お小遣い額世界ダントツ最下位
・暴言で精神的に苦痛を与える
・ATM扱いする
・短期的関係には良い
やはりタブンネのモデルは愚かで醜い日本の女さんだなぁ
740
:
名無しさん
:2025/10/26(日) 20:48:43 ID:kWkGF6Wg0
ZAで野生のタブンネちゃん見つかったら全力で逃げるのかわいい。イッシュで狩られた個体の末裔なんやろうなぁ…
741
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/10/28(火) 07:19:04 ID:Fv/rkDtQ0
ポケモンとの共生を謳う街、カロスの大都市、ミアレシティ。とあるワイルドゾーンと呼ばれる隔離エリアのはずれ。
「このっ!このっ!カンネンしたかっ!」
「ふざけんなっ!!タブンネのクセに!!」
「はあっ、はあっ。もうさすがに攻撃できないな。マジで何だったんだコイツ...」
「ミゴッ... ミグフッ... ミ゛ッ、ミギィ...ッ‼︎」
3人の少年が、這い蹲る一匹のタブンネに罵声と共に強烈な蹴りを浴びせている。
少年は3人とも汗をぐっしょりとかいて、肩で息をしている。
少年達の後ろには彼らの相棒、それぞれリザードン、ヘラクロス、ルカリオが立っているが、彼らもまた疲弊した様でやや虚な目でタブンネを見つめている。
そこそこダメージも受けているが、幸いにも深傷という程ではない。
一般的な図鑑説明ではタブンネの体躯は1.1mとされているが、このタブンネは少年達よりも少し大きいくらい、1.6mはあるだろうか。
3 vs 1 の激戦、相性もよろしくない相手の猛烈な連打を浴びせられ続け、右膝は骨折して既に色味が猛毒を浴びた如く紫色に変色し、胴体、左腿の付け根から首にかけての半身は大火傷を負っている。
左手の蹄は完全に原型を留めていない。或いは既に失っていると表現した方が正しいかも知れない。
瞳はサファイアアイとは呼び難く、真っ赤に充血している(尤もこれはタブ生最期となる闘いを始める前からのことであるが)。
読んで字の如く死に頻している容態で、このまま治療をせず放置しておけば確実に数分で事切れるだろう。
「ミギィ~...ッ‼︎ ミギギィーーッ‼︎...」...ギリギリッ‼︎
それでもタブンネの瞳は全く正気を失っていない。
どころか歴戦の古豪の如く強烈な闘志と敵意を漲らせ、3体の子供とおぼしきニンゲンを睨みつけ、裂傷と内臓破損から血が流れる小さな口で、必死に歯を慣らして威嚇を続けている。
ーーー
これはある一匹のタブンネ(♂)の、やがて“オヤブン”と呼ばれるに至ったその個体のポケ生のお話。
742
:
名無しさん
:2025/10/28(火) 20:33:09 ID:FNXgSB0c0
新作キター
楽しみにしています
743
:
名無しさん
:2025/10/30(木) 20:01:46 ID:S9khbz7o0
久しぶりに来てみたら新作来てる!
楽しみにしてます
744
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/10/31(金) 13:53:03 ID:WT2Vd7Dg0
遡ること3時間ほど前、ミアレ、いやカロスの名門、エトワール校の一室で、最上級生を相手にオリエンテーションが行われていた。
「さあ成績優秀者の皆さん、いよいよ最終試験の日です!内容を説明します。今から3人一組になって、それぞれパートナーのポケモンを連れて、ワイルドエリアに向かってもらいます!」
講師である女性が生徒を相手に話し始める。
ここにいる生徒は全部で12人。皆キラキラと目を輝かせ講師の話を聞いている。
「試験の内容は、“オヤブンを倒す、もしくは捕獲すること“。みなさんオヤブンの特徴は授業で教わりましたね?他の個体よりもサイズが大きく、本来自力では習得できないはずのワザをひとつ覚えているとされています。」
生徒たちに若干の緊張が走る。
皆これまで授業でのバトルや、カリキュラムの一環として少しZAロワイアルに参加したことはあったが、子供だけでワイルドエリアに入ったことは無い。
ましてオヤブンポケモンが強力な強さであることは授業で散々教わってきた。
トレーナー同士の闘いとは違い、野生は加減を知らないことが多いうえ、人間を攻撃してくる可能性も充分にある。
講師が続ける。
「捕獲、倒すいずれの場合でも、必ずバトルの内容をスマホロトムで記録して下さい。ズルは許されませんよ!!最終試験の合格報酬は、みなさんお待ちかねのメガバンクルとキーストーンです!」
おーっ!と生徒たちから歓声が上がり、顔から緊張が消え再び希望に満ちた顔を皆取り戻した。
エトワールのトレーナー養成クラスでは、入学と同時に学校から一匹のポケモンがプレゼントされる。
種類は様々で、自由に生徒が選択するのだが、ポケモンはいずれもメガシンカが確認されているものに限られる。
これは“強いメガシンカ使いを増やす”というミアレシティ公の方針に基づいてもいる。
とにかく生徒達にとっては、長く時間を共にしてきた相棒とのキズナを形にする待望の瞬間であった。
745
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/10/31(金) 13:55:10 ID:WT2Vd7Dg0
説明を終えると、講師は順に3人ずつの組み分けと、それぞれ向かうワイルドエリアの内訳を発表する。
なお闘うオヤブンの種族は指定されていない。
公の調査では各エリア数種、数個体のオヤブンの存在が確認され、その数は増えている。
「はい最後はリンタロー君、マナブ君、キョウヤ君の3人ね。向かう先は19番エリアです!割と新しく増設された所ね。それじゃあ、グッド、ラック!」
講師は生息が確認されているポケモンの種類が載ったリストと、ハイパーボール、かいふくのくすりそれぞれ10個を支給品として手渡す。
「はい皆さん!心の準備はよろしいですか?これまで何度も教えている通り、野生のポケモンはとてもキケンです。まして今日皆さんが相手にするのはオヤブンポケモンです!常にパートナーはボールから出しておくこと。そして皆さんはなるべく距離を置いて闘うこと。近くには本校の講師が待機していますので、危険な状況になったらすぐに連絡して下さいね!」
生徒たちは皆力強くキッと頷く。
ポケモンバトルを含む成績優秀者のみで実施される試験で3人で徒党を組むとはいえ、まだ齢の幼い少年少女のみで獰猛な野生ポケモンの生息域へ向かわせたり、また夜間のみで行われるロワイアルへ参加させたりと中々リスキーで、地域によっては非常識かも知れないカリキュラムだが、それほどミアレの野生ポケモン事情は逼迫していた。
ホープトレーナー達はゾロゾロと教室を後にすると、それぞれ校舎前に停められているスクールバスへと乗り込んでいった。
746
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/10/31(金) 13:57:25 ID:WT2Vd7Dg0
目的地に向かう車内。
「19番エリアってどこ?」
「ジョーヌの公園だったとこだよ。最近仕切られたらしいよ。」
「この街野生ポケモン増えすぎじゃね?そこって誰居んの」
「えーっとトリミアン、イーブイ系、ガルーラ、ジジーロン、ピッピ系とあとタブンネだって。」
「えー俺ブイズかガルーラだったらゲットしたい!」
「ねえゲットしたポケモンって誰が貰えんだろ?貰ったハイパーボールって試験のオヤブンにしか使っちゃいけないんでしょ?」
「そりゃあ倒したヤツのもんだろ。サイアクじゃんけんな。」
ちなみにだがこのクラスでは学校から支給された以外のポケモンの所有、捕獲が認められていない。
解放条件はこの試験のクリアである。
「てかここノーマルばっかじゃん。だから俺たちこの組み合わせになったのか。そんじゃお前のリザードン腐んじゃね?」
「ばーかピクシーとか出てきたらリザードン頼りだぜ?そうなったら俺らでサポートだぞ」
わいわいガヤガヤと少年達の談義が続く。
この3人はポケモンバトルに特に自信を持っていて、緊張感も他の班のそれより薄いようだ。
車はだんだんと目的地に近づいてきた。
・・・
「はーい着いたぞ。充分気をつけるんだぞ。それじゃあみんな頑張ってな!」
「「「はーいありがとうございまーす!」」」
ドライバーに元気よく返事をし、3人は車を降りる。
時刻は夕刻、まもなく日が沈むころ。
ゲートを抜け、3人は胸を躍らせながらワイルドエリアへ足を踏み入れる。
747
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/10/31(金) 14:01:16 ID:WT2Vd7Dg0
19番ワイルドエリア。
ミアレに増え続けるワイルドエリアの中でも2番目に新しく、先の少年達の会話にもあったように元はジョーヌ地区の一画の公園。
生息ポケモンはある程度ミアレで管理されているのだが、ここは他と比べてもよく調和が取れており、種族間、同族間での争いがほぼ存在しない。
丘型の立地で高くはないが実のなる木がひしめき死角も多く、少年達には全く関係のないことだがタブンネのような非好戦種のポケモンには絶好の住処であるのだが、それ故に個体の増えすぎが危惧されるエリアでもあった。
ーーー
少年達は時折近寄ってくるトリミアンを牽制しながら歩みを進めていた。
ガサガサ...
また茂みから、今度は小さなポケモンが飛び出した。
キュールリ♪
「あー!イーブイだ!マジで欲しい!ねえボール1個だけ投げちゃダメかな?」
「ばーかソイツも明らかオヤブンじゃねえだろ。早くしないと日ぃ暮れちゃうし、余計な体力使ってらんないよ...」
一人がポーチからクラボのみを取り出してポイっと投げ、イーブイが食いついているウチに撒いた。
目的であるオヤブンが見つからないまま、歩き続けること間もなく30分が経過しようとしていた。
「ねえオヤブン戦まで体力温存するってハナシだったけどさ、次出てきたヤツといっぺん闘おうよ?みんな鈍ってそうだぜ。」
一人の少年が言うように、リザードンもルカリオもさながらねむけ状態のようだった。
ヘラクロスは自生するきのみをつまみ食いしたりして楽しんでいた。
「うん、サンセー!俺ガルーラとかと闘いたいな。」
「このままオヤブン出てこなかったらどうする?再試なんだっけ?」
「え〜俺今日メガバンクル欲し〜。。」
そんな会話の最中、ちょうど木棚の端の切れ目で、ばったり鉢合わせるように1匹のポケモンと遭遇した。
748
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/10/31(金) 14:03:38 ID:WT2Vd7Dg0
ミッ...?
「あータブンネだ!でもコイツもオヤブンじゃないどころかちょいチビじゃね?」
「ねえ知ってる?タブンネって倒すとめっちゃ経験値もらえるらしいよ。俺ヘラクロスのエサにしちゃお。」
「あーズルい!俺も!」
現れたタブンネ(♀)は成体であるがSサイズの中でも特に小さい、さながらXSサイズと言ってもいいほどの個体であった。
さっさとオヤブンを見つけ出し倒すことにしか興味のない少年達は全く意に介していないが、サイズの小さなポケモンを厳選しているトレーナーやコレクターであれば高値でも買い取ってくれたかも知れない。
その小さなカラダの短い両腕には粒の小さなオレンやモモンのみを沢山抱えていた。
タブンネはとても驚いた様子で暫しポカンと口を開けて突然鉢合わせた一行をマジマジと眺めていたが、やがて表情を緩めると
ミッミッ♪
持っていたきのみをひとつ、小柄なニンゲンさん達に差し出そうとしたのも束の間。
彼らの感情がよくわからない事と、その後ろに居る如何にも強そうなポケモンさん達の臨戦態勢をヒヤリングし、慌てて踵を返し両腕のきのみを諦め、ポテポテと走り出した。
これも少年達の感知するところではないが、ミアレのワイルドエリアに居るタブンネは皆人間を確認すると即逃げ出すことが常なので、人懐こいこの個体の行動はとてもレアであった。
というか誰も自分達にきのみをくれようとしていたことに気づいてもいなかった。
タブンネは一直線に距離を置こうとするわけではなく、迷った様子で螺旋を描くように辺りをドテドテ周回している。
逃げる目的で走り出したのだとしたらかなり呆けているが、例によって少年達は全く意に介していない。
749
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/10/31(金) 14:05:57 ID:WT2Vd7Dg0
「ヘラクロス!ロックブラスト!」
「リザードン、オマエもワザプラスでだいもんじだ!」
「あっ!オマエら!ルカリオ!!しんk...」
ゴッ!ゴッ!....
ミ゛ッ⁉︎...ミゴッ!...ッ....
ワンテンポ先に指示を受けたヘラクロスのロックブラストがタブンネの右脚に命中。
短い脚はすぐにバランスを崩すとドテン!と転び、続いて第二打が脚の付け根から胴体にかけて、第三打がカラダのど真ん中。
背後を突かれよく鍛えられたポケモンの攻撃でこの時点タブンネはもう戦闘不能状態であったが、続けて第四打が頭部にモロ、第五打も頭頂をかすめてへんてこなハゲができた。
ゴォぉぉぉっ.......!
キィーーーッ!.....ッッ゛....エ゛ッ...........
既に視界がブラックアウト寸前の状態から追い討ちをかけるように、強烈な業火がヒット。
気道を火傷するほどのダメージで、反射的に上げた悲鳴はタブンネのそれとは思えない、奇声と成り果てた。
少年が支持したワザプラスとはメガエネルギーを使い技の威力を上げる術である。
彼らには名門校のホープトレーナー。
ダメージの加減というものは解っているし、別に加虐心があったわけでもない。
しかしながら特別な試験の最中である故のテンションと、複数で徒党を組んでいる状況が相まって、このオーバーキルを生み出した。
タブンネにとっては不運としか言いようがない。
......ジ.......ミ゛ギッ.....
「やりー!経験値ゲット!」
「いや今の絶対貰ったの俺のリザだろ!」
・・・・
脚は砕け脳震盪は起き体内までというレベルの大火傷を負った小さな野生ポケモンなどには目もくれず、少年達は陽気な様子で歩みを更に進めていく。
尤も倒したポケモンの容態を鑑みて彼らの持ってるかいふくのくすりを使ったとて、タブンネが助かることはなかっただろうが。
750
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/11/02(日) 14:37:59 ID:8oAB.jMQ0
.....チィ?....
.....チィッ....チィチィ‼︎.......
少年達が去っておよそ1分後、重体となり横たわるタブンネから約10メートル先、強度のある蔦の下、地面の窪みから、体高20cmにギリギリ満たないくらいであろうか、小さなタブンネが2匹、姿を現しとポテポテと飛び出した。
これはかのタブンネの巣穴であった。
このエリアは特定の技でしか壊せない頑丈な蔦が到る箇所に生い茂っているのだが、タブンネをはじめイーブイなどもこの下に穴を掘り、寝床としていることが多かった。
2匹はまだ二足歩行にも慣れていない齢であろうか、何度もトテンと転びながら、それでも必死に走っている。
身体のピンク部分に黄色を塗ればタブンネというよりデデンネと見紛うほどの小ささである。
このサイズのベビンネが歩けることは珍しい。
少年達が自身のポケモンに命じて攻撃したタブンネは、子引きのママンネであった。
最初の産卵で2つのタマゴを産みオスとメス、双子のようなかわいいベビちゃんに恵まれて間もなかった。
ここでは詳述しないがパパンネは既に死亡。
人為的な理由である。
多くの野生ポケモンは、危機を感じるとまず帰巣本能が発動する。
ママンネが途中逃げ出す道を迷い、徘徊したのはベビの存在が見つかってはまずいと判断したからである。
それが最後の親心となった。
チィッ‼︎チィッ‼︎
チィッ‼︎チィーーッ‼︎
2匹は倒れるママの元へ辿り着くと、その変わり果てた身体にしがみつき、必死に呼びかけている。
半身は焼けつき胴体と頭部には生命的に危険な窪みができ、右脚は不自然に伸びていて体内外からというレベルで何かが焦げたような異臭を放ち、これは直接の攻撃に依るものではないがクルンと巻いているはずの触覚はダラリと伸びてもはや異形といえる姿のそれを小さなきょうだいがママだと判断できたのはその恋慕の強さからだろうか。
ベビきょうだいは必死にママを揺すりながらすぐに危機感と焦燥感を抱いた。
タブンネは他のポケモンや人間とは違い、視覚や嗅覚ではなく聴覚で第一感を認知する生き物である。
産まれて間もないベビンネならばそれは尚更かも知れない。
いつも抱っこされるとトクン、トクンと優しく聞こえるママの心音はベビ達の触覚を以ってしてもほぼ聞こえないというレベルであった。
751
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/11/02(日) 14:39:10 ID:8oAB.jMQ0
....チィッ!...チ⁉︎....チィッ!チィチィ‼︎
...チ?...チィッ!
ベビのウチの一匹、妹ンネの方がママの脚先に何かを見つけ小さな手で合図をすると、兄ンネが呼応した。
ママンネの身体の4,5メートル先、逃げる時に投げ出した沢山のきのみが落ちていた。
小さなきょうだいはハァハァ息を切らしながら走りきのみを両手一杯に抱えると、また必死にママの元へ走る。
両手が塞がると上手くバランスが取れず2匹ともドテン!と転んだが、それでも決してきのみを離さなかった。
チィッ!チィッ!
チィチィ!!
兄ンネの方が先にママの元へたどり着くと、その短いおててに小さなオレンを掴み、ママの口へ入れようとする。
ひと足遅れた妹ンネもその傍らへ佇み、小さなサファイアブルーを輝かせキッと頷く。
きのみをママに食べさせてあげて、回復させてあげようとゆうのだろう。
ベビ知恵も甚だしいが、小さなきょうだいの表情は真剣そのものであった。
兄ンネの手がダラリと空いたママの口へ触れようとした瞬間
ア゛‼︎...ア゛ア゛ア゛ッ‼︎...オ゛オ゛オオオアアア゛ッ‼︎!.....
ビチャビチャ‼︎
ママンネの小さなベビちゃん達への返答は残酷なものだった。
生命の最期の咆哮というような低くて重厚な雄叫びと共に、お兄ちゃんの全身に赤や黄色の混じったドロドロの液体を浴びせかけた。
...チ?........チィ?......
.......チィ.....
きょうだいはママの吐血と叫びに一瞬硬直し、おそるおそるといった様子でまたそのカラダへ縋りつき触覚を当てると、さっきまでかろうじて聞こえていた体音が完全に無くなったことを確認した。
チ....チュビャーーーーン‼︎‼︎チ゛ィヤ゛ーーーーン‼︎!
チ゛イェーーーーーン‼︎‼︎!チィエエエ゛ーーーーン‼︎‼︎
日が暮れたワイルドエリアの一画で、小さなきょうだいの大きな泣き声がこだました。
ここいらには他のポケモンの巣はなかったらしく、その声は誰の耳にも届かなかった。
......ある一匹のオヤブンポケモンを除いて...。
752
:
名無しさん
:2025/11/02(日) 19:51:23 ID:DYRdZsGs0
乙
珍しくママンネが出オチ担当だ
オヤブンネとは親友だったのかな?
753
:
名無しさん
:2025/11/06(木) 17:22:11 ID:eSmAbjDw0
サイドミッションで手持ちに入れてるトレーナーもいたし野生の個体はなかなか捕まえるのが面倒だから割といい役もらったよねZAのタブンネ
754
:
名無しさん
:2025/11/06(木) 23:15:51 ID:3JToYAxk0
メガシンカはそれ以上進化出来ないポケモンがなる設定がZAで語られたせいでタブンネ進化絶望的になっちゃったね
まあリージョンフォルム作ってそっちが進化するカモネギパターンあるかもだけど
755
:
名無しさん
:2025/11/07(金) 13:34:56 ID:Czp296e60
もしリージョンタブンネが出るなら何タイプになるんだろうな
個人的にはゴーストタイプが良いな
虐待して死んだ後もなお痛め続ける事が出来るから
756
:
名無しさん
:2025/11/08(土) 15:32:50 ID:QQJwOI2A0
オヤブンタブンネは絶好のお肉なんだろうな
バカでアホで媚豚のタブンネがオヤブンになったところでなぁんにも怖くないし人間でも簡単に殺せるのだから
757
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/11/09(日) 16:38:12 ID:1qzbBtWw0
「オヤブンどころかポケモンすら出てこなくなってきたじゃ〜ん。マジでもう足パンパン。」
「試験終了日ぃ明けるまでってイカレてんだろ。。俺眠くなってきたよ。。」
「バーカよく昼寝しとくようにって前から言われてたろ。まぁまさかワイルドエリアに来るとは思わなんだけど。」
歩き疲れた少年達は少し開けた草むらの倒木に腰掛け、焚き火を囲んでおいしいみずを飲んでいる。
こういう時炎ポケモンを連れて居ると実に便利だ。
リザードン、ヘラクロスもパートナーの隣に腰掛け、のんびりポフィンを齧っている。
ルカリオだけ少し離れた位置に座って、膨れっ面で弱いしんくうはをそこいらのピンクの結晶に向かってポツポツと放っている。
先ほど自分だけワザを撃ちそびれてフテっているようだ。
さながらキャンプファイヤーのようで実に楽しそうな空間だ。
-----
「ねえ、そういやお前リザードナイトXとY、どっちもらうん?」
「Yだよ。Y一択。俺のリザードン、ぶつりよりとくしゅ攻撃の方が圧倒的に強いからさ。てか両方貰えたりしないかな〜。」
「リザードンだけ何で2種類もキーストーンあるわけ?ズリぃだろ。2つとも貰えるとか調子乗んなww」
少年達は完全にまったりモードに入ってきて、リザードンも自分の腕枕で眠り始める。
ヘラクロスは惚けた顔で夜空を眺め、ルカリオは一団に加わりはしたが背を向け、チビチビとポフィンを齧っている。
もうこのままオヤブンを見つけられなかったら今日は諦めて再試かな。
暗にそんな空気感が流れ始めた頃
....ドッ....ドッ....ドッ.....
「んっ?なんか聞こえる?」
「空耳じゃね?俺ちょっと仮眠していい?」
一団のうち一人しか認知しないような小さな音ではあるが、遠くから何かが近づく音がする。
ドスッ!.....ドスッ!......ガサガサ......
音は確実に大きくなり、徐々に近づいてくる。
「本当だ。俺らの来た方から!」
「重い足音だぞ!ガルーラとかじゃねえか!?」
758
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/11/09(日) 16:39:41 ID:1qzbBtWw0
「グミバギャーーーーッ!!!」
「「.......................ッ........!?」」
最終試験官のお出ましと言わんばかり、暗闇の茂みから現れたのは、巨大なタブンネであった。
少年達は完全に虚をつかれ一瞬息を呑む。
リザードンは片肘をついたままだし、ヘラクロスもポカンと口を開けている。
背を向けていたルカリオは声を聴いてようやく振り向いた有様。
いくらなんでも、ワイルドエリア内で気を抜きすぎていたかも知れない。
「ブミギギィ~~~ッ‼︎」.......
タブンネは歯をギリギリと鳴らしながら、敵の陣容、ルカリオ、ヘラクロスをそれぞれ一瞥した後、リザードンを見つけるや何故かその1匹だけに敵意を集中し始めたようで
「グミャーーーーッッ!!」
唐突にすてみタックルを仕掛ける。
!!
リザードンは慌てた様子で空へ舞い上がり攻撃をかわしたが、そんなことをするまでもなく、勢い余ったタブンネは途中でズテンと転び、燻り消えかかっていた焚き火に腹から突っ込んだ。
少し焦げ臭い匂いが立ち込めタブンネは腹部、腕の付け根あたりに軽い火傷を負う。
火傷を負うとポケモンは打撃攻撃に力が入らなくなる。
ひょっとして今後のバトルの勝敗に影響したかも知れない痛手だが
「グミミィ〜〜〜ッ。。」....ギリギリ.....
タブンネは意にも介さずといった様子で、立ち上がって身構えるとまたリザードンを威嚇するが
「おいおいおいマジかよ。。これタブンネ?さっき出てきたヤツの倍はあるぜ?」
「なんか、、声も低いし、尻尾も変な色だし、股ぐらんとこ赤黒いし、、不気味じゃね?タブンネってヒーリングポケモンだろ?」
「“ヒヤリング”な。まあ似たようなもんだ。てか確実にコイツオヤブンだろ。ラッキーだぜ!向こうから出てきてくれてさ!」
759
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/11/09(日) 16:41:42 ID:1qzbBtWw0
「グヒャッ!?.....」
その恐い形相から一変、タブンネは少年達の声に気づきその姿を確認すると、驚いた様子であんぐり口を開け、間抜けな声を漏らす。
登場した時点で気づかなかったのが寧ろ不思議な位置関係だが、それほどタブンネは興奮状態であった。
タブンネは口元をグニャリと歪ませ口角を上げて不敵な笑みを浮かべ
「ブミヒヒヒッ.....!グミャーーッハッハッ!!ブミャーーーッッ!!」
ムクムクムク......
タブンネのそれとは思えぬ低く籠もった声で大きな高笑いをし、先ほど少年が視認した股ぐらの突起物が大きく隆起し始める。
通常の♂タブンネのそれを考えると信じられないデカさであった。
「......おいおい。マジかよ?あの赤黒いヤツってタブンネのチンコ?」
「キショい!コイツマジでキショい!おい捕まえんのとかナシな!コイツはブッ殺そう!」
タブンネは急に高笑いを止めるとキッとまた顔に闘志を浮かべ、一団の位置関係を見て少しドタドタと走って位置を変え、立ち止まると両手に力を込めていきみ始めた。
「ブミャーーーッッ!!」
!!「うわっ!あぶねっ!」
暫しの溜めの後、タブンネは大口を開き、強大な光線を撃ち放った。
少年の内の一人を狙ったようだが、明らかに遠距離攻撃を仕掛ける構えと距離が災いし、少年は華麗なローリングでそれをかわす。
しかし同方向にはルカリオが居て、反応するも腕の一部を掠めてしまった。
ドーーーーォン!!
760
:
あるオヤブンタブンネの生涯 アバン
:2025/11/09(日) 16:43:51 ID:1qzbBtWw0
的を射抜きそびれた光線は先ほどルカリオが叩いていたメガカケラに命中、巨大な音を立ててそれを粉微塵に消し飛ばした。
「チッ!」
光線が掠ったルカリオは右腕をパタパタと振って、不機嫌さを露わにしている。
鋼の肉体を持つルカリオといえど、まともに喰らっていたら結構なダメージであっただろう。
「......おいおいおい、マジかよ?タブンネってぶつりもとくしゅも貧弱なポケモンだよな?」
「本来自力では覚えないワザをひとつって.....、タブンネならマジシャとかシャドボとか、そんなんじゃねえの?今のってはかいこうせんだろ?」
「グヒヒィ〜ッ....!」
攻撃が外れたが惜しいといった素振りも見せず、タブンネはドヤンネ顔で笑みを浮かべる。
今のは挨拶代わりだと言わんばかりだ。
「まあこれでこそ最終試験に相応しいってもんだろ!コイツきっと結構強いぞ!」
タブンネの挨拶が効果覿面、まどろんでいた少年達はしっかりと気概を取り戻し、ヘラクロスもリザードンも臨戦体制だ。
ルカリオに至っては早く殴りたくてウズウズしている。
「ルカリオ、ヘラクロスが前衛で殴りまくるぞ!リザードンは後衛から攻撃しながら、2人をサポート!はかいこうせんだけ気をつけろ!一応みんなスマホロトム回そう!行くぞ!!」
「「おう!!!」」
ミアレを背負う3人のホープトレーナーの最終試験が、いよいよ始まる!
(アバン、終)
761
:
名無しさん
:2025/11/10(月) 20:26:33 ID:koipzVSQ0
乙〜
戦闘前に勃起とかお下品なオヤブンネだなぁ…
どのように戦って散るのか楽しみ
762
:
あるオヤブンタブンネの生涯 チビンネ期
:2025/11/23(日) 03:12:54 ID:E1LzH.1E0
《チビンネ期.パレの並木道編》
(以下、アバンで登場したオヤブンタブンネをタブンネと呼称。その他の個体をタブンネとの続柄により呼称。前スレ別作品様の手法を使わせていただきます。種としてのタブンネも『タブンネ』と記すため紛らわしいと思いますがご容赦ください。)
ーーー
タブンネはカロス地方の6番道路、通称“パレの並木道”で、10組のつがいからなる群れのリーダー格を担う夫婦ンネの第一子としてこの世に生を受ける。
群れはパパンネ(長ンネとも呼称)がここに住み着きママンネと出会って間もない頃ご近所さんとの付き合いから始まり、次第に1匹また1匹と徐々に個体数を増していき、ここでつがいとなった者もいる。
自然とパパンネを中心としたコミュニティを形成するようになり、タブンネは群れ全体でも最初のタマゴ、子どもであった。
タブンネは孵化の時点から比較的身体が大きく、よくママのミルクを飲み、きのみもすぐに食べるようになり歩けるようになるまでも早く、すくすくと成長していった。
タブンネ爆誕を皮切りに、次第に他のつがいもタマゴを授かっていく。
ここからは群れ全体でチビンネが計4匹、ベビンネ2匹、孵化前のタマゴが2つになるまで発展した後のおはなし。
ーー
群れチビA(♂)
「チィチィ!あいたたた.....。お兄ちゃんやっぱつよいチィ!ぜんぜんかてないチィ!」
タブンネ
「ミフフッ。でもAちゃんもどんどん力が強くなってるミィ。きのみをもっといっぱい食べて、一緒にパパみたく強いタブンネさんになるミィよ!」
群れのチビンネはタブンネを含め男の子が3匹、女の子が1匹という構図で、みんなとても仲良しだった。
少しだけ齢が進み、身体も大きなタブンネはチビンネの中で兄貴分的な存在。
みんなで群れから少し離れた場所まで遊びに出掛けては、よく“バトルごっこ“と称し体当たり相撲のような遊びをしていた。
763
:
あるオヤブンタブンネの生涯 チビンネ期
:2025/11/23(日) 03:15:33 ID:E1LzH.1E0
群れチビB(♀)
「チィチィ♪お兄ちゃんたちしょうぶはおわったチィ?みてみて!きのみをたくさん拾ったチィよ!みんなきっとおどろくチィ!」
群れチビC(♂)
「わーいきのみきのみチィ!」
タブンネ達の元に残る2匹のチビンネがやってきた。
それぞれは違うつがいの子供である。
改めてタブンネが長兄的立ち位置。
AとBがほぼ同時に生まれ、Cがまだベビ上がりで弟分のような存在。
まだよちよち歩きが抜けず、言葉も覚束なかった。
タブ
「ミィ〜!ふたりともすごいミィ!たいりょーミィね。みんなで帰るミィ♪」
みんなで仲良く巣へ帰る途中
「ゲジゲジ....」
チビA
「あー出たな!わるいフシデだチィ!」
チビB
「あーほんとだ!やっつけるチィ!」
道すがら、1匹のフシデが現れた。
まだサイズが小さく、タブンネ達と同じくらいの齢、或いはもっと幼いであろうか。
キッとタブンネ達を睨みつけている。
きのみを狙っているのか、単に好戦的なのか。
タブ
「BちゃんとCちゃんはきのみを守るミィ。Aちゃん!ボク達でやっつけるミィよ!!」
タブンネの号令で、ふたりはペシペシとフシデをはたき始める。
チビンネレベルの大した威力ではない攻撃だが、フシデもまだおそらく赤ちゃん。
2vs1の猛攻に徐々に弱り始め
フキュ~~.....
絶命まではしないものの、完全にのびてしまった。
タブ
「やったミィよAちゃん!ミィ達の勝ちだミィ!」
チビA
「ざまあみろチ.....、チィ⁉︎チビャーん!!チィのおててが!」
どくのトゲをくらい、Aチビンネの手先が腫れ、紫色に変色し始める。
4匹は最初オロオロと狼狽えたが、徐々に容態が悪化し、急いで群れへと走った。
764
:
あるオヤブンタブンネの生涯 チビンネ期
:2025/11/23(日) 03:19:01 ID:E1LzH.1E0
群れタブA(♂)
「おっ。おチビちゃん達が帰ってきたミィ。みんなおかえりミィ〜。ん?どうしたミィ?みんなそんなに慌てて...」
群れの外れ、切り株の上に腰かけた1匹の群れンネが子ども達の帰りを迎える。
彼は見張りの役割である。
ー
「チッ、チィッ!チッ!チィ」
群れタブB(♀)
「はーい、アンヨがとってもうまくなってきたミィ!もうちょっとでお兄ちゃん達とおソトに遊びに行けるミィよ!」
「チィ...チビィ.....チヒィ....」
群れタブC(♀)
「疲れちゃったミィかな?ちょっと休憩しようミィね。キミはもうちょっと時間がかかりそうミィね。ゆっくり頑張ろうミィ!」
群れの草むらで、2匹のベビンネの歩行訓練をしている最中であった。
ベビの世話は実母がするのが主だが、日向ぼっこや排泄処理など、群れの雌ンネみんなで協力しながら行っていた。
ベビを巣の外に出す際は必ず見張りを立てていた。
これは長であるパパンネの方針である。
ー
タブ
「たいへんミィ!Aチビちゃんのおててがはれちゃったミィ!おばあちゃんはいるミ!?はやくよんで!」
チビA
「チィ....チヒィ...チヒィ.....」
Aチビンネは息が弱り自力で歩けず、タブンネが抱っこしていた。
いわゆる猛毒とは違いただの毒状態なので大したことではないが、何もしなければ弱る一方ではあり、まだチビンネの齢である事を考えれば放置していれば命の危険はある。
群れタブA
「ミィ〜!大変ミィ!ババンネさん!はやく来てミィ!チビちゃんがケガしちゃったミィ!!」
群れンネが呼びかけると、タブンネの巣から1匹の、高齢な個体がのっそりと出てきた。
765
:
あるオヤブンタブンネの生涯 チビンネ期
:2025/11/23(日) 03:21:40 ID:E1LzH.1E0
ババンネ
「どうしたミィ?みんなそんな剣幕で...。おや?これはフシデの毒にあたったミィね。あ、お姉ちゃん。ちょっと持ってるきのみを見せてミィ....」
老齢なババンネは全く動じる素ぶりも見せず、♀チビが抱えていたきのみを物色し始める。
ババ
「Aチビちゃん、おクチは動かせるミィ?このきのみを食べてごらんミィ。」
ババンネはモモンのみを掴み取ると、Aチビに促した。
「チィチィ......チュビチュビ.......」
弱っていたAチビンネはおちょぼ口でなんとかきのみを咥えると、なんとか咀嚼しそれを呑み込んだ。
Aチビ
「チィ.....チ!?おててのはれがなおったチィ!ババさんすごいチィ!でもどおして...?」
ババ
「ミフフ。このタブンネさん色のきのみは“モモンのみ”って言うんだミィよ。フシデの毒なんてサッパリミィ。どれどれAチビちゃん、身体も弱ってるミィよね。おまじないしてあげるミィ」
ポオッ....
ババンネはAチビに両手を翳すと、いやしのはどうを施した。
これを使えるのは群れの中でババンネ1匹である。
Aチビは元気いっぱい。
チビンネらしい調子の良さを取り戻した。
「みんなきいてきいて!きょうボクわるいフシデをやっつけたチィよ!!」
さっきまで瀕死に近かったことをもう忘れたように今日の出来事を自慢げに語り出し、ババンネは目尻を一杯に下げニコニコとそれに相槌を打って聞いている。
なんやかんやで日も暮れだし、チビ達はきのみを仲良く分けると、それぞれの巣へ向けて歩き出した。
766
:
あるオヤブンタブンネの生涯 チビンネ期
:2025/11/23(日) 03:24:25 ID:E1LzH.1E0
群れンネ達の巣は、それぞれ地中に穴を掘り柔らかいほし草を敷き、上に藁や蔦、しなりのある長い枝を器用に編み込み、ドーム状の屋根を成したモノを作り棲家としていた。
側から見れば明らかに何かしらのポケモンの巣であるとわかるので無防備といえば無防備だが、そこにはパパンネ(長ンネ)の戦闘能力への自信と、なにより住みごごちの良さがあった。
いわゆる“家”と呼ぶような広さではなく、匹数分の寝床に、タマゴ用のスペース、きのみを貯蔵する隙間がある程度のものだが、それで充分であった。
食事はみんな巣の前でお日様を浴びながら摂る、平和を絵に書いたような暮らしぶりであった。
中々上手く巣を作れない群れンネも居たが、そこは長ンネはじめ力自慢の個体で協力し合う、タブンネのくせに中々しっかりしたコロニーであった。
計10組のつがいが住んでいる群れだが森と言ってよいくらいの林地で、1ヶ所に全ての巣が集まっているわけではない。
それぞれが30メートル程の距離を置き三角形を成すように、各頂点に4つ、3つ、3つの巣を拵え小さい班を作り、三角の中央に生意気にも会議所的なスペースを作っているような形態であった。
木々が上手くブラインドになっているので、トレーナーや陸上ポケモンの襲来があったとしても、全ての巣が一気に見つかることは考えにくいことと、どこかの頂点に何かあればすぐにヒヤリングできる完璧な距離感(パパンネ考察)で群れが形成されていた。
上空を飛ぶ鳥ポケモンから見られてしまえばすぐに10個の巣がわかってしまうが、まあそれは仕方ないと暗黙の了解があった。
タブンネ一家は4つ巣の在る頂点に寝床を構えている。パパママを筆頭に一番戦闘力に長けた班である。
群れには外敵ポケに対するルールがあり、まず前提襲われた班はやむなし闘う。
見つかっていない班はヒヤリングした敵数や想像される強さによるが、隠れるか、或いは逃げる。
長ンネが住んでいる以外の班が襲われた場合には、状況にもよるが長ンネ班から複数の精鋭がサポートに向かう。
そもそも襲来をヒヤリングできるのだからその前に危機を回避すればよいだけのことではあるのだが、群れ全体でチビベビやタマゴを抱えていて身重なことと、そうでなくても脚が遅いので野生タブンネは被捕食種であるのだ。
767
:
あるオヤブンタブンネの生涯 チビンネ期
:2025/11/23(日) 03:27:19 ID:E1LzH.1E0
パパンネはイッシュの生まれ。
群れの中で一際身体が大きく(唯一のLサイズ)勇敢な性格。
体力もあり力も群れで一番強く、知恵も統率力もあり他の群れンネ達からも慕われていた。
パパンネはヤグルマの森で出生。
ここにありつくまでほぼ常に、複数のタブンネが集まるコミュニティの中で暮らして来た。
生まれて最初の群れはベビ上がりのチビンネ期にペンドラーの大群に襲われほぼ壊滅。
周りの大人ンネ達の必死の擁護で自身はほぼ無傷で生還。
最後は猛毒を浴び重体の母親を尻目に、泣きながら森から走り去った。
途方もなく走り次にたどり着いた先は迷いの森。
疲弊しきって居たところこれまた複数のタブンネ達に介抱され一緒に暮らし始める。
身体が大人になり始める頃イッシュ中で流行し始めたタブンネ狩りで群れがドンドン寂れていった。
自身もやがてトレーナーに見つかり、一泡吹かせようと意気込むが、エンブオーの気合いパンチであっさりやられ重体。
一命を取り留めるも知り合いは皆んな死ぬか廃タブとなり、この森にも見切りをつける。
イッシュ最後の住処はリュウラセンの塔付近の草むら。
ここでも複数のタブンネが近くに巣を張り暮らし、途中1匹の♀タブンネと懇意になりタマゴを授かったが、ある日食糧を調達し巣に帰ると♀タブは腹部を喰い荒らされた状態で死亡。
タマゴも破片を残すのみで喰われ、周りンネ達もみんな瀕死になるか死にタブと化していた。
言葉も出ず途方に暮れていると犯人である複数のクリムガンが襲来。
仲間に報いるため果敢に戦いを挑むも、種族の差を埋められず重体となった。
持ち前の再生力でなんとか復活したのち、とにかく遠くへという思いでたどり着いたのがここカロスであったが、イッシュを出るまでの間いきなり人間にバットで殴られたり食肉加工場に拉致されかけたりと様々であった。
略歴だけでも中々壮絶なタブ生だが、イッシュの野生タブンネなんてこんなんがテンプレである。
身体中に残る傷を勇者の証だと他の群れンネ達は称賛するが、その実状は敗北と逃げの歴史であった。
768
:
あるオヤブンタブンネの生涯 チビンネ期
:2025/11/23(日) 03:30:44 ID:E1LzH.1E0
ママンネはここパレの並木道で生まれる。
いわゆる“孵化余り”というやつで、タマゴの中にいた頃にトレーナーによってここに捨てられた。
ちなみに父親はメタモン。
れいせいな性格で、とくしゅ攻撃に優れている。
タマゴの段階でたまたま1匹のメスタブンネ(ババンネ)に拾われ、現在までこの界隈を出ることなく過ごす。
孵化後よりババンネから愛情深く育てられ、比較的高レベル帯のポケモンの少ない土地柄もあって、平穏なタブ生を歩んできた。
物心ついた頃にババンネより実子ではない事を告げられ、『一緒にパパとママを探そうミィ!』とババンネは懇意に親探しに奔走したが無論見つかるわけはなかった。
だがママンネ自身はそんなことをあまり気にしたことはなく、ババンネを本当の母親、それ以上の存在だと思い慕っている。
生体となったころ手負いのパパンネがこの地にやってきて、ババンネと懸命に介抱し、自然とつがいになった。
ー
ババンネについては詳述しないが、若い頃出会った雄タブとつがいになっていたものの、タマゴを授かる前に雄タブは目の前でトレーナーにゲットされてしまう。
運命のタブと思っていたダーリンが行方知らずとなり天涯孤独を決めていたが、ある日たまたまタマゴを見つけ継母となり、今に至る。
孫にも恵まれ他の群れンネ達からもよく慕われており、なんやかんや幸せなタブ生だと自分では思っている。
769
:
名無しさん
:2025/11/23(日) 18:08:11 ID:xKVQkbuM0
乙〜
イッシュから逃げても扱いは変わらないよタブンネちゃん。ババンネ以外癒しの波動使えないのはレベルが低いのかな?
770
:
名無しさん
:2025/12/08(月) 17:30:41 ID:Nc6UAJxs0
おお、新作 しかも結構面白かった
読んでたらなんか懐かしくなってきたなウィキを久々に覗いてみるか
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