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タブンネ刑務所15

765あるオヤブンタブンネの生涯 チビンネ期:2025/11/23(日) 03:21:40 ID:E1LzH.1E0

ババンネ
「どうしたミィ?みんなそんな剣幕で...。おや?これはフシデの毒にあたったミィね。あ、お姉ちゃん。ちょっと持ってるきのみを見せてミィ....」

老齢なババンネは全く動じる素ぶりも見せず、♀チビが抱えていたきのみを物色し始める。

ババ
「Aチビちゃん、おクチは動かせるミィ?このきのみを食べてごらんミィ。」

ババンネはモモンのみを掴み取ると、Aチビに促した。

「チィチィ......チュビチュビ.......」

弱っていたAチビンネはおちょぼ口でなんとかきのみを咥えると、なんとか咀嚼しそれを呑み込んだ。

Aチビ
「チィ.....チ!?おててのはれがなおったチィ!ババさんすごいチィ!でもどおして...?」

ババ
「ミフフ。このタブンネさん色のきのみは“モモンのみ”って言うんだミィよ。フシデの毒なんてサッパリミィ。どれどれAチビちゃん、身体も弱ってるミィよね。おまじないしてあげるミィ」

ポオッ....

ババンネはAチビに両手を翳すと、いやしのはどうを施した。
これを使えるのは群れの中でババンネ1匹である。
Aチビは元気いっぱい。
チビンネらしい調子の良さを取り戻した。

「みんなきいてきいて!きょうボクわるいフシデをやっつけたチィよ!!」

さっきまで瀕死に近かったことをもう忘れたように今日の出来事を自慢げに語り出し、ババンネは目尻を一杯に下げニコニコとそれに相槌を打って聞いている。

なんやかんやで日も暮れだし、チビ達はきのみを仲良く分けると、それぞれの巣へ向けて歩き出した。


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