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遊戯王SS総合スレ Part.5

1名無しの決闘者:2016/02/08(月) 23:20:03 ID:3OACIysY
・遊戯王を題材としたSS及びそれに対する感想用のスレです。
・遊戯王が題材であればジャンルは何でもアリです。
・SSを書き込む際はコテを使っても構いません。
・クロスオーバー作品、オリジナル要素のある作品は最初に告知してください。
・長い作品は書き溜めてから投下してください。
・アンカーSSは専用のスレを立ててください。
・次スレは>>980から

※前スレ
遊戯王SS総合スレ Part.4
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/57512/1423310733/

702legend start:2016/12/23(金) 20:30:43 ID:/b5IyCYo
休日 黒咲家

瑠璃「……ふぅ…なんとか散らかした分の掃除は片付いたわね!」バサッ

瑠璃「さて…クラスの子から借りてた漫画、早く読んで返してあげないと。……それにしても…」

『キミの笑顔を独り占めしたい〜Heartful Love』

瑠璃「またすごいタイトルね。さすが今、話題沸騰中の少女漫画だわ!」ワクワク

703legend start:2016/12/23(金) 20:46:03 ID:/b5IyCYo
瑠璃「…………」

ヒロイン「やめて!!何故私の事でそこまで…!もっと自分を大切にして!」

男「俺はお前がいるから…お前が俺の側に居てくれたから挫けずに自分の気持ちと正直に向き合えたんだ!」

ヒロイン「……けど!あなたが傷付くのはもう見たくない!」

瑠璃「……なんてヒロインなの! 自分の事よりも相手の事をここまで想えるなんて!。この男性も素敵だわ!」

男「……俺には3つぐらい離れた妹が居てね。いつも俺の顔を見る度に引かれてる感じがしてね」
「あいつは君と同じで明るくて、いつも笑顔で…。けど…ある時、事故で死んで…」
「それから俺は益々荒んでいって…気付けばあいつの妄想をしてしまうようになっていった。」

瑠璃「…………ん?」

704legend start:2016/12/23(金) 21:01:29 ID:/b5IyCYo
男「あいつが俺の事をどう想っていたかは最後までわからなかった。だが…それでも俺は……すまない!君の前でこんな話を……」

ヒロイン「心配しないで!……むしろあなたが隠してた秘密を知れて…真剣に話を聞かせてくれて私は嬉しいわ!!」

瑠璃「(……この男性…誰かに似てるような……)」
「(気のせいよね!どうしたんだろう私!)」

ヒロイン「その大切な妹さんを私に重ねてたのよね。けどあなたのその妹さんを想う気持ちは間違ってない!」

ヒロイン「私にもね…親友によく明るく笑う女の子が居たの!!」

ヒロイン「今は訳あって遠くにいってしまったけど…その子は自分の事をありのままに話す子で私の悩みにも素直に目を見つめながら聞いてくれて…」
「ニコニコしながら何事にも挑戦してたの。」

瑠璃「(……あれ〜! なんか聞いた事あるぞ〜!)」モヤモヤ

705legend start:2016/12/23(金) 21:16:31 ID:/b5IyCYo
ヒロイン「その子もお兄さんとの関係に悩みを持っていたらしくてね。けど彼女はお兄さんとの関係は捨てようとしなかったわ。」
『「だって私にとって、どんな人だろうとあの人は私の大切な兄さんだから!」』って!」

ヒロイン「だから私は彼女に『その笑顔を忘れず大切にしていってね』と最後の日に言ったの?」

瑠璃「(嘘でしょ!? この内容…私がユートに相談して話した内容とほぼ似てるわ!!………って事はこの男性はまさか!?)」

男「そうか…あいつは俺の事を想っていてくれていたのかもな……」
「だからこそ…俺はもう迷わない!また崖っぷちに追い込まれても君を今度こそこの身で守れる男になってみせる!」

ヒロイン「私ももう逃げない! あなたともう1度真剣に向き合うわ!!」

706legend start:2016/12/23(金) 21:25:08 ID:/b5IyCYo
瑠璃「(やっぱり兄さんだわ!! 嘘でしょ! なんで!!?)」
「(それにヒロインもどことなくユートに似てるわ!!)」

ヒロイン「ねぇ……私達…まだキスした事なかったよね。しましょ!!」

男「ああ! もう君を放さない!」

瑠璃「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」バタハタバタ 

黒咲「瑠璃ィィィ!!!」バタハタバタ

瑠璃「いやぁぁぁぁぁ!!!!」グルグルグル

707legend start:2016/12/23(金) 21:33:35 ID:/b5IyCYo
黒咲「……ぐはっっ!!」バタンッ

瑠璃「に…兄さん!! ごめんなさい! 大丈夫!?」

黒咲「ああ……ところで一体何があったんだ!?」

瑠璃「な…何でもないわ!! ごめんね…」

黒咲「そうか……またお前が俺から遠くに離れていってしまうんではないかと怖くなった…」
「何か悩み事があるならユートだけでなくたまには俺にも相談してくれ。………邪魔した。」バタン

瑠璃「えっ!?……」

708legend start:2016/12/23(金) 21:41:08 ID:/b5IyCYo
《ヒロイン友人「だって私にとって、どんな人でもあの人は大切な兄さんだから!」》

瑠璃「……そうよね!」
「私が次元戦争の時に攫われたときも兄さんは命懸けで私の所まで来て、助けてくれた。」
「そんな人を怖がる必要なんてあるわけがないわ!…………私、もっと強くなる!!」

709legend start:2016/12/23(金) 21:50:00 ID:/b5IyCYo
近隣家

デニス「いや〜!!まさか僕が描いた漫画があそこまでこのヒットして偶然にも彼女の心に刺さるなんてね〜!!」ニヤニヤ

ユーリ「………感謝してよね 瑠璃のあのネタ、僕がユートとの心理戦に勝利した戦利品として拾ってきたんだから」

デニス「ハイハイ……まあいいじゃない!ご覧の通りお嬢様の心も熱くしてしまったみたいだし!」

セレナ「……いいなぁ!あれがかぞくか!!」
「わたしにもひとをあいするきもちというものをりかいしたいぞ!!」

ユーリ「……お嬢様はまず、彼氏…つまり恋人を作るとこからでしょ…」ハァァ

セレナ「なんだと!?わたしをみくびっているのか!!」

デニス「アハハハハ!!」

710legend start:2016/12/23(金) 21:54:08 ID:/b5IyCYo
警官「おい!そこの不審者3名!速やかに降りてこい!!」

デニス「やばっ!」

セレナ「おまえたち えらそうだな! わたしがやっつけてやる!」

デニス「ちょっとタンマァ〜!!」

ユーリ「………やれやれ」

警官「待てやコラァァ!!」

         《END》

711legend start:2016/12/23(金) 21:54:52 ID:/b5IyCYo
読んでいただきありがとうございました。

712名無しの決闘者:2016/12/28(水) 16:45:36 ID:1jn3.cGU
投下します。

「夢の決闘!!社長と王様(キング)!」

713名無しの決闘者:2016/12/28(水) 17:29:04 ID:1jn3.cGU
すみません 別ブログで書く事にしたので次の方に渡します。

714kaito:2017/01/01(日) 20:48:24 ID:4ZGqZ4QI
>>279から遊矢達が好感度の測定をするSSを描いたものです
では大晦日限定で描いたSSの続きを投下したいと思います
以前とは違いかなり短めですのでお付きあい下さい

715kaito:2017/01/01(日) 20:50:18 ID:4ZGqZ4QI

ズァーク「」ビクン��

遊矢「あれ…どうしたんだ。ザァーク?そんな俯いたりして」��

ズァーク「う、ワ、」��

ズァーク「我と好感度の測定をしろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」��

遊矢「ひぃ」��

ユーゴ「おいおい…ズァークの野郎、また俺等を飲み込むつもりじゃねーだろうな!」��

ユート「いや、違う…あれは」��

ユーリ「恐らく年内にレイという少女と遊矢との好感度を測れなかった事に対して不満が爆発したのかと」��

ユーゴ「子供か!!」��

ズァーク「今コソ心ヲ通ワセ一ツニ」��

遊矢「って言われても好感度測定装置は次元に飛ばされてしまってもう測りようなんて無いからな」��


キュイーン バタン

スタスタスタ

716kaito:2017/01/01(日) 20:54:21 ID:4ZGqZ4QI

ユート「」

ユーゴ「どうしたよ…ユート?」��

ユート「いや…あれが見えないのか」��

ユーゴ「あん?」��

ユーリ「あれは、次元が開いて…あの少年は……」��

??「そうなるだろうと思って探して来ましたよ。ARで次元を超えて3千年前まで」��

遊矢「えっ君って」��

 チャリン(テワタシ

遊作「あなた達の関係性がこのまま悪化してしまったら俺の出番遠のくじゃないですか」

遊作「俺的には目立ちたくないからそれでもいいですけど…4月にパック販売も決まってるし、もうこれ以上待たせられませんからね」��

ユーリ「これはD・ゲイザーですか……よくもまぁ探して来れましたね」

遊作「これ位出来ないと遊矢さん達に俺なんか霞んでしまいますし……」

717kaito:2017/01/01(日) 20:59:07 ID:4ZGqZ4QI

遊矢「…ありがとう。君の想い受け取った…さぁ決めるぞ!ズァーク!俺達の好感度の最後の測定を始めよう!!」��

柚子「待って!」��

遊矢「柚子…どうしてここに?」��

セレナ「だれかわすれてるんじゃないのか?」��

レイ「私も居るんだけど…」��


 ………………………��

遊矢「あっ」��

遊作「って、驚いてないでそろそろ測らないと!!」��

遊矢「そ、そうだった!今度こそ遊星さんが言ってた俺達の関係性を結び合わせ絆を証明する時」ピッ��

前回同様コンマ判定(SS速報vip板で測った結果を反映させてます)

遊矢からズァークへの好感度��
↓1 コンマ判定�� 結果:57

ズァークから遊矢への好感度��
↓2 コンマ判定�� 結果:81

ズァークからレイへの好感度��
↓3 コンマ判定�� 結果:86

レイからズァークへの好感度��
↓4 コンマ判定�� 結果:23

遊矢から遊作への好感度��
↓5 コンマ判定�� 結果:95

遊作から遊矢への好感度��
↓6 コンマ判定�� 結果:90

718kaito:2017/01/01(日) 21:06:26 ID:4ZGqZ4QI

覇王龍ズァーク「我ト統合シ好感度ヲ一ツn」��

 ダキッ��

ズァーク「遊矢…何ヲする……」��

遊矢「もう俺とお前は繋がってる決して離れない絆が芽生えたんだ」��

ズァーク「コノ結果は……」��

遊矢「俺達の信頼の証明になってる…だろ?」��

 パァー��

ズァーク「ゆう…や……遊矢!!!」��

レイ「あれ?私忘れられてない?」ガビーン��

セレナ「存在薄いからな」��

柚子「あれセレナが普通にしゃべってる!!」(*_*;��

ズァーク「(アイツ(レイ)は無かったものにしたい)」��

遊作「あの…話割り切ってすみません。てっきり、俺は測らないかと思ってたんですけど」��

遊矢「いいじゃないか。次のシリーズは君にかかってるんだから俺からの好感度という名の期待度を測るのも間違いじゃないだろ?」��

海馬「ふぅん…確かに、その通りと云えるな」��

719kaito:2017/01/01(日) 21:13:53 ID:4ZGqZ4QI

遊矢「あっ…えっ、何で」コンワク

遊作「着いて来られました」��ションボリ

海馬「奴と測っている最中にコイツに割り込まれて俺の不満も高ぶっていたのでな」

海馬「その装置をどうしても必要だと言って聞かないこの輩に貸しだと言う証明として俺が着いて来てやったまでだ」

ズァーク「執念深さは敵に回したく無いな…こっちの社長の方は……」��


零児「クシュンッ」��

零羅「どうしたの兄様?」��

零児「馬鹿にされた気分だ」グスン��


海馬「それよりも見ていた限り今の間にこの世界では年を越し2017年になったようだが…」��

遊矢「えっ」��


2017/01/01 00:19:34:22

ユーゴ「あっマジだ!!」��

ユーリ「では〆るとしますか」��

柚子「それ何度目よ?」��

カイト「知らん。そんな事は管轄外だ」��

720kaito:2017/01/01(日) 21:14:29 ID:4ZGqZ4QI

ユート「うわっカイト、唐突に出て来るな!!」��

黒咲「俺も忘れられては困る」��

瑠璃「兄さん出しゃばらないの!」��

遊矢「では最後に閉幕と致しましょう!遊戯王はまだまだこれからも続きます!

遊矢「皆さんも期待不安の未来あるでしょうが俺達の戦いを最後まで見届けて下さい!��

遊矢「そして6代目の彼、藤木遊作に繋ぎましょう!!」��

皆「お楽しみはこれからだ!」��

海馬「フゥン。貴様分かっているな?帰りは任せるぞ」��

遊作「年跨いでの遊矢さんへの測定結果はまずまずな結果に終わったか…ま、内気な俺らしいっちゃ俺らしい結果だけど……」

遊作「スケボーでこの人を連れて帰るのか…古代エジプトまで……気が重いな……」��

ユーゴ「ん……?どうしたリン」

スタスタスタ

リン「」バシッ��

ユーゴ「うぉっ、イテー!(>_<)一言もしゃべれなかったからって俺にブツなんてあんまりだろぉーーーー」

end

721kaito:2017/01/01(日) 21:19:35 ID:4ZGqZ4QI
これにて終わりです
あちらの方で建てたスレが落ちてなかったので大晦日限定でコンマ判定で皆さんに御協力致いたものを反映させて描いたものをこちらに挙げ直したものです
?マークは空欄です。特に意味はありません
今年も色々と描くと思いますがその際は宜しくお願い致します(m(__)m

722名無しの決闘者:2017/01/12(木) 12:37:44 ID:J7MX2yjI
今年に入って前の投稿者の感想も新たなSSの投下も全く無いぞ

723cloth over:2017/01/29(日) 20:41:55 ID:JTNyeIZs
過疎って居たので投下します。

瑠璃「遊戯王Arc-v(アークファイブ)?」

724cloth over:2017/01/29(日) 20:49:08 ID:JTNyeIZs
〈アニメ本編が始まる前のエクシーズ次元での話です。〉
夜 黒咲家 瑠璃の部屋

瑠璃「ふぅ〜!今日も疲れたな〜!!」

瑠璃「あ…!? そうだ忘れてた!」バタバタ



クラスメイトA「黒咲さんって本当にデュエル大好きだよね!」

瑠璃「……え!? えぇ……ありがとう!」ニコニコ

瑠璃「(どうしよう! 男子から声かけられた事あまりないのに…)」

725cloth over:2017/01/29(日) 20:57:52 ID:JTNyeIZs
クラスメイトB「おい!黒咲さんちょっと困ってるだろ!!」

クラスメイトA「ああ……ゴメンゴメン! 突然声かけて…」ワサワサ

瑠璃「大丈夫よ 気にしないで。 ところで私に何か用かな?」ドキドキ

クラスメイトA「ああ実は今『Hジャンプ』で連載してるこの漫画が面白くてさぁ…」

クラスメイトB「本当に面白いよなこれ!!」

瑠璃「(いい笑顔だなぁ…本当に面白そう…)」

クラスメイトA「実は今日単行本持ってきててこれ黒咲さんに貸してあげるよ!」

726cloth over:2017/01/29(日) 21:05:53 ID:JTNyeIZs
瑠璃「え!? いいの?」

瑠璃「……でもそれ『少年漫画』だよね。私に合うかなぁ…」

クラスメイトB「大丈夫大丈夫! それにこれ女子もよく読んでるし話の中でデュエルも出てくるよ!」

瑠璃「本当!? ならお言葉に甘えて借りてみようかしら。」

時は戻り…

瑠璃「人から借りた物だし早く読んで明日にでも返してあげないと」ベッドニゴロン

瑠璃「うーん…なになに」

727cloth over:2017/01/29(日) 21:15:57 ID:JTNyeIZs
数秒後…

瑠璃「うわぁ…この『ファントム』って主人公カッコいいなぁ…」ペラッ

瑠璃「『榊遊矢』って名前もまたいいねぇ!」ペラペラッ

瑠璃「(『ファントム』っていったらユートを思い浮かぶわね!)」ドキドキ

瑠璃「……あれ?」

翌日 スペード校にて

瑠璃「……これありがとう とっても面白かったわ!」

クラスメイトA「えっ!?もう全部読んだの?」

クラスメイトB「お前に気を遣って早く読んでくれたんだろ!」グリグリ

728cloth over:2017/01/29(日) 21:24:54 ID:JTNyeIZs
クラスメイトC「なんだ瑠璃もArc-v読んだの?やっぱ『ファントム』カッコいいよね!!」

瑠璃「ええ…カッコよかったわ…」ブツブツ

クラスメイトC「(今日はなにか不機嫌みたいね)」

クラスメイトA「わかってねぇなぁ…一番はヒロインが可愛いことだろ!」

瑠璃「………なんですって!!!」ゴゴゴゴゴ

クラス全体「…………!!!」ビクビク

729cloth over:2017/01/29(日) 21:40:42 ID:JTNyeIZs
昼休み

ユート「最近バタバタしてたからお前とこうやって話すのも久しぶりだな」 

黒咲「そうだな……ところでユートよ、さっきから変な足音がしないか?」

ユート「……言われてみたら確かに………ん?」

瑠璃「やっと…やっと見つけたわ!兄ィさぁん!!ユートォォ!!!」イライラ

ユート 隼「『瑠璃!?』」

瑠璃「『柊柚子』って誰よ!! 彼女とどんな関係なのよぉ!!!」バンバン

隼「お…落ち着け瑠璃!! ユートの知り合いか?」バタバタ

ユート「さ…さぁ…? 俺も知らん」ビクビク

瑠璃「嘘言わないで!!昔彼女が受けた暗算大会に出場してたりリクルートスーツ着た途端にカッコつけ始めたり…下心丸出しよ!」ムキー

ユート「だから何の話なんだかさっぱり」

黒咲「まるで意味がわからないぞ!!」

瑠璃「問答無用〜!!覚悟しなさい!!」イカリノハラパン

黒咲「ぐはっ!!」

730cloth over:2017/01/29(日) 21:50:37 ID:JTNyeIZs
ユート「隼!」

瑠璃「ユートもユートよ!! くらいなさい!」イカリノハラパン

ユート「ぐわぁぁぁ!!」


クラスメイトA「そ……そういえば登場キャラにユートと黒咲さんのお兄さんに似たデザインのキャラが居たような」

クラスメイトB「おいおい!それってまさか…」

クラスメイトC「冗談でしょ!?」

一同「(現実とフィクションの区別が付かなくなっちゃった!!?)」

瑠璃「いやぁぁぁ!! もうみんないなくなっちゃえぇ〜!!!」ヤケクソ

       
       〈END〉

731cloth over:2017/01/29(日) 21:51:16 ID:JTNyeIZs
読んでいただきありがとうございました。

732cloth over:2017/01/29(日) 21:54:19 ID:JTNyeIZs
修正を1つ
リクルートスーツ→メンズスーツ

733名無しの決闘者:2017/02/17(金) 22:32:11 ID:YSNqWzX.
ここモンスターSSはセーフ?

734名無しの決闘者:2017/02/17(金) 22:37:14 ID:xks8B48U
大丈夫だと思いますよ。

735ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 19:59:50 ID:k2hxytKw

投下します。

女の子「君、何処かで会ったけ?」 凌牙「は?」

736ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:01:23 ID:k2hxytKw

神代家……

璃緒「凌牙、悪いけどおつかいお願い」

凌牙「は? 買い物ならさっき自分で行って来たんじゃねえのか?」

璃緒「買い忘れがあったのよ。晩御飯は麻婆豆腐作ろうと思ってたんだけどお豆腐が無くて」

凌牙「何でそれを忘れんだよ。悪いが今日は出掛ける気分じゃねえんだ、お前が行け」

璃緒「あら、そういう態度取る? いいわ、じゃあ今晩は麻婆豆腐の代わりにピーマンの肉詰めでも作るから」

凌牙「…………」

737ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:03:19 ID:k2hxytKw

商店街……

凌牙「あーくそ面倒臭え。何で学校一の札付きと呼ばれてるこの俺がパシリなんてしなくちゃいけねえんだよ」ブツブツ

凌牙(だが家事は全部璃緒に任せてるからあんまり強くはいえねえんだよな。第一夕飯にピーマンなんて食いたくねえし)

凌牙(仕方ねえ、さっさと買って終わらすか……ん?)

女の子「えっと、道さえ教えてくれればいいんだけど……」

不良A「だから俺らがそこまで案内してやるって言ってるじゃん」

不良B「そのまま俺らと遊ぼうぜ。俺達面白い場所たくさん知ってるからさ」

凌牙(何だ、あれ? サングラス掛けた女が男2人に絡まれてる……何かのテンプレか?)

738ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:08:38 ID:k2hxytKw

女の子「本当に場所を教えてくれるだけでいいんだよ」

不良A「そんな冷たい事言うなよ。場所なんかよりもっと良い事教えてやるぜ」

凌牙(何か揉めてんな。まあ話を聞く限り女の方からあんな連中に声を掛けたみたいだし、ある意味自業自得だな)

凌牙(そもそも俺には関係ねえ事だ。さっさと豆腐買って帰ろう)トコトコ

不良B「1人なんでしょ? 俺らと楽しい事しようよ」

女の子「きゃ! ちょっと、おさわりは駄目だよ!?」ビックリボー

不良A「騒ぐなよ。いいから俺らと来いってば」グイッ

女の子「痛い! は、離してよぉ〜」ジタバタキオン

凌牙「…………」

凌牙「……仕方ねえな」ハァ

739ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:11:07 ID:k2hxytKw

凌牙「おい、お前ら。その女を離してやれ」

不良A「ん、何だお前?」

凌牙「誰でもいいだろ。それよりもう一度だけ言うぞ。その女を離せ」

不良B「いきなり現れて何処中だよ、お前? 調子に乗ってんじゃねえぞ」

凌牙「あーイラッとするぜ……おい、そこのお前」

女の子「え?」

凌牙「10秒、目を閉じてろ」

女の子「へ? あ、はい」

不良A「はあ? いきなり何を訳の分からん事を……!?」



バシィ! バキィ! ボコォ!

740ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:12:39 ID:k2hxytKw

女の子「……えっと、10秒経ったと思うんだけどもう目を開けてもいいんだよね?」

凌牙「ああ、好きにしろ」

女の子「じゃあ開けるね……って、あれ?」パチクリ

不良A&B「」チーン

女の子「……死んでる!?」ビックリボン

凌牙「死んでねえよ、気絶してるだけだ。それより……」

女の子「…………」ジー

凌牙「ん、何だよ?」

女の子「君、何処かで会ったけ?」

凌牙「は?」

741ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:14:45 ID:k2hxytKw

女の子「もしかしてこの前の……いや、それとは違う様な……でも……」ブツブツ

凌牙「何ブツブツ呟いてんだよ? 悪いが俺はあんたなんか知らねえぞ、初対面だ」

女の子「あ、そうだ! 危ない所を助けて頂きありがとうございました! おかげで助かりました!!」ペコリ

凌牙「話が急に変わったな、おい。まあこれに懲りてこれからは道を聞くなら人を選べよ。でないと今みたいに痛い目見るぞ」

女の子「うん、気を付けるよ! 任せて!!」

凌牙(何だ、この女? 地味に調子狂うな……)

凌牙「分かったんならいい……じゃあな」

女の子「あっ、ちょっと待って!」

凌牙「何だよ? 礼ならさっき聞いたぞ?」

女の子「道教えて下さい!」

凌牙「…………」

742ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:16:53 ID:k2hxytKw

凌牙「お前、人の話を聞いてたか? 道を聞くなら人を選べよ」

女の子「うん? 選んだ結果だけど?」

凌牙「……何処行きたいんだ?」

女の子「ありがとう! 君は良い人だね♪」

凌牙「いいから早く言え」

女の子「待って、今メモ見せるから……えっと、ここの住所なんだけど分かる?」

凌牙「あー……分かるがここからだとちょっと歩くぞ」

女の子「マジですか!? 具体的には何分くらい?」

凌牙「15分くらいだな。教えるのは構わんが1回しか言わねえから覚えろよ」

女の子「任せて! 記憶力には自信あるから! 歌詞覚えるのも得意だし!」フンス

凌牙「さっき俺に会った会わないが思い出せないとか言っていた気がするんだが?」

743ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:20:16 ID:k2hxytKw

…………

女の子「ごめんね、わざわざ案内して貰って」

凌牙「あれだけ説明しても覚えられねえのは逆にすげえよ……まあこれで別の奴に道を聞いてまた絡まれたら俺としては目覚めが悪いしな」

女の子「やっぱり君は良い人だね。さっ、じゃない、私の目に狂いはなかったよ!」

凌牙「黙れ」

凌牙(畜生、変な女に絡まれちまった。璃緒にしろこいつにしろ俺の調子を狂わせる女が多すぎじゃねえか、この町は?)

凌牙(しかし性格に反して地味な恰好してるな、こいつ。おまけにサングラスと帽子とかまるで変装してるみたいだが……)

女の子「あれ?」ピタッ

凌牙「おい、何急に止まってんだよ? 住所の場所はまだ先だぞ」

女の子「ちょっとストップ・ザ・モーション! そこの公園で女の子が泣いてるの」

凌牙「は?」

744ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:22:11 ID:k2hxytKw

公園……

幼女「ひくっ……ひくっ……」

女の子「ふむふむ、成る程。せっかく貰った風船が飛んでそこの木に引っ掛かっちゃった訳だね」

凌牙「たくっ、たかが風船くらいでびーびー泣くなよ」

女の子「こら、そういう事言わないの。君にとってはたかが風船でもこの子にとっては大切なものなんだからね」メッ

幼女「うぅ、わたしの風船……」グスッ

女の子「任せて。お姉ちゃんがすぐに貴女の風船を取って来てあげるから」

幼女「ほんと?」

凌牙「取って来るってまさかこの木を登る気か?」

女の子「当然でしょ。知らない? 私これでも小さい頃は『木登りさっちゃん』って呼ばれるくらい木登りが得意だったんだよ!」ドヤァ

凌牙「いや、知らねえよ」

745ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:24:39 ID:k2hxytKw

…………

女の子「うんしょ! うんしょ!」ヨジヨジ

凌牙(本当に登りだした)

幼女「お姉ちゃん……」

女の子「うんしょ! うんしょ!」ヨジヨジ

凌牙(結構ハイペースだな。もうすぐ風船まで届く……木登りが得意って言うのは本当だったんだな)

女の子「よし、届いた! って、あっ!」スルッ

風船「」フワー

凌牙&幼女「あ」

凌牙(惜しいな。ギリギリで風船が外れて木の枝の先の方に移動しちまった)

凌牙(あれを取るのは無理だな。ただでさえ近づくのは難しいし、下手に揺らすと今度こそ風船は空に飛んで行っちまう)

女の子「…………」

凌牙「残念だが回収は無理だな。諦めな」アタマポンポン

幼女「うぅ……」ナミダジワッ

746ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:26:00 ID:k2hxytKw

女の子「……まだだよ」

凌牙「何?」

女の子「私は諦めない……要は飛んで行っちゃう前に一気に取ってしまえばいいんでしょ?」

凌牙「お前まさか……やめっ!?」

女の子「行きます! てえーい!!」ピョーン!!

凌牙&幼女「飛んだぁー!?」キョウガクェーサー

パシィ!!

女の子「よしっ、取った……って、きゃあああぁぁ!?」

凌牙「あの馬鹿!?」ダッ

ヒューン……ガシャーン!!!

幼女「お姉ちゃん! お兄ちゃん!?」

女の子「あ痛たた……君、ナイスキャッチ♪」b

凌牙「……いいから早く降りてくれ」ムギュ‐

747ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:29:53 ID:k2hxytKw

…………

幼女「ありがとー」ノシ

女の子「もう離さない様にするんだよ〜」ノシ

凌牙「…………」

女の子「いや〜良かった、良かった。これにて一件落着……って、どうしたの? 何か難しい顔してるけど?」

凌牙「お前人の事を良い人だとかほざいてたが自分も大概だろ。というか行き過ぎてお人よし……いや、ここまで来るとただの馬鹿だな」

女の子「むむ、馬鹿は酷いんじゃないかな? これでもそういう言葉は人並みに傷つくんだぞー」

凌牙「馬鹿だろ。たかが風船でここまで身体張るなんて……俺が受け止めてなきゃ大怪我してたかもしれないんだぞ?」

女の子「だからさっきも言ったでしょ? 『たかが』じゃないんだよ、あの風船は」

凌牙「…………」

女の子「風船を返してあげた時、あの女の子とってもいい笑顔をしてた。もし木に引っ掛かったままだったらあの子はずっと泣いたままだったかもしれない」

女の子「そう考えると大きな違いでしょ? 『たかが』なんて言えないよ。あの子の笑顔を取り戻せたんだから……これくらい身体張った価値はあると思うなぁ、私は」

748ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:32:27 ID:k2hxytKw

凌牙「だからってあそこまでやるか? 枝の方に移動した時点で普通は諦めてるぞ」

女の子「でも諦めなかったから風船を取る事が出来たんだよ。それに私、諦めるのって嫌いだし」

凌牙「…………」

女の子「諦めたらそこで終わり。だけど諦めなければ何度だって挑戦できるし、幾らだって道は開ける……何でも出来るんだよ♪」

凌牙「……かっとビングか」ボソッ

女の子「ん、何か言った?」

凌牙「別に。何でもねえよ」

女の子「それよりごめんね、急に受け止めさせちゃって。そこは反省してる……えっと、怪我とかしてない?」

凌牙「大丈夫だ。正直重くて押しつぶされるとは思ったがな」フッ

女の子「あ、酷いー! そこは嘘でも重くないって言う所だよー!!」プンスカブックス

749ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:35:13 ID:k2hxytKw

…………

凌牙「ほら、あのビルが住所の場所だ」

女の子「着いたー! 本当にありがとう! 助かったよ〜」

凌牙「しかしあんなビルに一体何の用があるんだ?」

女の子「んーまあ色々ね。色々あるんですよ」ウンウン

凌牙「……とりあえず道案内はこれで終わりだな。じゃあ俺はもう行くぞ」ノシ

女の子「あっ、待って! ここまで案内してくれたんだから何かお礼させてよ」

凌牙「別に礼なんて要らねえよ。気にするな」

女の子「そう言われても気になるよ。そうだ、私のサインとか要る?」

凌牙「何でだよ。要らねえよ、そんなもん」

750ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:37:00 ID:k2hxytKw

女の子「あ、そろそろ時間がやばいなぁ……じゃあ今度改めてお礼に行くから住所教えてくれる?」

凌牙「断る。今日あったばかりの奴にそう簡単に住所教える馬鹿が何処いる」

女の子「じゃあせめてお名前だけでも! 思えばまだ知らないし! 教えて、プリーズ!」

凌牙「……神代凌牙だ」

女の子「神代凌牙、神代凌牙君だね! よし、覚えたよ! 私、記憶力いいから!!」

凌牙「明日には忘れてそうだがな……それよりマジで礼は要らねえからな。別にそういうの目的で案内してやった訳でもねえし」

女の子「じゃあ何目的だったの?」

凌牙「最初に言っただろ。迷われたら目覚めが悪いと思ったからだ」

女の子「うん、やっぱり君は良い人だね……おっと、流石にもう行かないと」

751ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:38:46 ID:k2hxytKw

女の子「じゃあね。短い間だったけど話せて楽しかったよ」

凌牙「おい、ちょっと待てよ」

女の子「ん、何? もしかしてやっぱり私のサイン欲しくなった?」

凌牙「違う。お前なんて名前なんだ? こっちも教えたんだからそっちも名乗れよ」

女の子「ああ、そういえばそうだね。私は……」

凌牙「?」

女の子「夢見る乙女とだけ言っておきましょう」ニンマリ

凌牙「は?」

女の子「バイバイ凌牙君! また何処かで会いましょうね〜♪」ノシ

凌牙「……いきなり下の名前かよ」

752ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:41:13 ID:k2hxytKw

…………

女の子「おはようございます! すいません、遅くなりました!」

社員「いやいや、時間ぴったりだよ。迷わず来られた?」

女の子「それが少し迷っちゃって。でも通りがかりの人に案内して貰いましたから」

社員「え? それ大丈夫だったの?」

女の子「はい、とても良い人でしたから。『さなぎアンテナ』がビビッと来るくらい……ですから何も問題ないです!」

社員「まあ問題ないならいいけど……じゃあ来たばかりで悪いけど早速打ち合わせやろうか、さなぎちゃん」

さなぎ「はい! 蝶野さなぎ、頑張ります!!」

753ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:43:29 ID:k2hxytKw

再び神代家……

凌牙(何か滅茶苦茶疲れたな……今日はもう家から出ねえぞ。早く部屋で休もう)

璃緒「おかえりなさい、凌牙。遅かったわね」

凌牙「おう」

璃緒「あれ、お豆腐は?」

凌牙「え?」

璃緒「いや、凌牙それ買いに出掛けたんでしょ?」

凌牙「あ」

凌牙&璃緒「…………」

璃緒「はい、今日の夕飯はピーマンの肉詰めに決定ー」

凌牙「MA☆TTE! すぐ買いに行く! あーくそっ、イラッとするぜ!!」

<おわり>

754ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/04/10(月) 20:45:29 ID:k2hxytKw

読んでくれた人、ありがとうございました。

デュエル・カーニバルのさなぎちゃんルート、とても面白いのでまだやってない人は是非。では。

755名無しの決闘者:2017/04/10(月) 21:53:56 ID:2faQzFbY
乙です。
さなぎちゃん可愛いですよね

756名無しの決闘者:2017/04/11(火) 01:31:51 ID:48fcHSWg


757ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:25:24 ID:jo6cJ6YY

投下します。

IV「璃緒のデュエル飯」

758ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:27:15 ID:jo6cJ6YY

神代家……

璃緒「これはまた随分と炊いてくれましたわね、ドルベ。お釜からあふれ出しそうですわよ」ヤレヤレクス

炊飯器「」モッサリ

ドルベ「すまない。自ら手伝うと言ったのに……米の分量を間違えた非力な私を許してくれ」グヌヌ

璃緒「やってしまった事は仕方ありませんわ。でも困りましたわね、このご飯の量は」

璃緒(今日は凌牙、朝から遊馬の家に泊まりに行って居ないからドルベと2人だけですし……半分以上は何とか保存するとして……)

璃緒「あ、そうだ! ドルベ、ちょっとお留守番頼めますか?」

759ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:28:49 ID:jo6cJ6YY

某デュエル会場・控え室……

IV「疲れた……何で1日のデュエル回数がこんなに多いんだ、この大会?」

III「何か時間と経費の削減の為みたいですよ」

IV「でかい会場使ってる割にはケチくせえ話だな」

III「大きい会場使っているから削れる所は削るんですよ……そういえばお昼に出されたお弁当まだ食べてないんですか?」

IV「あんまり腹減ってねえんだよ。夏バテかもしれねえ」

III「夏バテの時期にはまだ早いんじゃないんですか? 午後からも試合ありますし、無理にでも食べといた方がいいと思いますけど」

760ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:30:38 ID:jo6cJ6YY

IV「だから要らねえんだって。安心しろ、昼抜いたくらいで俺のファンサービスは衰えねえから」

III「そうですか。じゃあこのお弁当はスタッフの人に返して来ますね」

IV「いや、返さなくていいだろう。家に持って帰れば夕飯代が浮く」

III「トーマス兄様も大概ケチですね」

トントン……

III「あ、どうぞー」

V「邪魔をする」ガチャ

761ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:32:36 ID:jo6cJ6YY

III「あれ、クリス兄様?」

IV「珍しいな、兄貴がこんな所に来るなんて。どういう風の吹きまわしだ?」

V「お前に会いたいという人物がいてな。ここまで連れて来た」

IV「俺に? 誰だよ?」

璃緒「やっほー♪」ヒョコ

III「あれ、いらっしゃい」

IV「うげっ、神代璃緒!?」ビックリボー

璃緒「ちょっと、わざわざ来てあげたのにいきなり『うげっ』とは何ですか、『うげっ』とは」ムゥ

IV「わ、悪い。ちょっと驚いてな……おい、兄貴! こいつ連れて来るなら先に連絡くらい寄越せよな!!」

762ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:34:27 ID:jo6cJ6YY

V「そうしようと思ったんだが、お前を驚かせたいから彼女に内緒にしておくように頼まれてな」

璃緒「ふふふっ、驚いたでしょう! あっ、色々とありがとうございました、クリスさん」ペコリ

V「これくらいお安い御用さ」フッ

IV(なんか兄貴と璃緒が親しげに話してるのを見るとムカつくな……)イライラ

III「それで急にどうしたんだい? それにその手に持ってる紙袋は何?」

璃緒「ああ、実はトーマスが今日試合があるって凌牙から聞いてまして。それで差し入れにデュエル飯を握って持って来たんです」

IV「なんだって!?」ガタッ

III「そうなんだ。わざわざありがとうね」

763ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:37:36 ID:jo6cJ6YY

璃緒「あ、でももうこんな時間ですしお昼の後でした? ごめんなさい、もう少し早く来てれば……」

IV「いや、昼飯はまだだ。むしろちょうどいいタイミングだぜ、神代璃緒。今の俺、滅茶苦茶腹減ってるから」キリッ

璃緒「あら、それは良かったですわ♪」

III「あれ? でもトーマス兄様さっきまで食欲ないって……」

ゴスッ!(無言の高速腹パン)

III「〜〜〜!」

璃緒「あら、どうしましたのミハエル? 突然蹲って?」

IV「気にするな、持病の癪だ。それよりすぐに食べよう。今すぐ食べよう」

V「大丈夫か、ミハエル? お前、持病の癪とかあったのか?」オロオロットン

III(あのクソ兄貴、何時か殺す……)

764ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:38:28 ID:jo6cJ6YY

◇◇◇◇

璃緒「さあ、召し上がれ♪」

デュエル飯「」キラキラ☆

3兄弟「おー」

V「お寿司……ではない。デュエル飯が弁当箱にぎっしりだな」

III「デュエル飯だけかと思ったら唐揚げや玉子焼きまで……もう立派なお弁当だね、これ」

IV「これが璃緒の弁当……略して璃緒弁か!」グスッ

III「何で略すんですか? というか涙ぐまないで下さいよ、気色悪い」

765ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:40:04 ID:jo6cJ6YY

璃緒「何だか少し気恥ずかしいですわね。そんな大した物でもないんですのよ?///」テレテレッ

III「いやいや、本当に美味しそうだよ。じゃあ早速頂きまーす♪」スッ

IV「待て、ミハエル!」パチ-ン!

III「痛っ!? 何するんですかトーマス兄様?」

IV「璃緒、食べる前に写メ撮っていいか?」

璃緒「え? あ、はい。別に構いませんけど……」

IV「サンキュー。それじゃあ……」カシャ!

IV「よし、上手く撮れた……これ今日のブログに上げてもいいか?」

璃緒「ブ、ブログですか? それはちょっと恥ずかしいから止めて下さい」

IV「そ、そうか……悪かった」ションボリチュア

III(そこまで残念がらなくても……)

766ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:42:46 ID:jo6cJ6YY

III「写真はもう撮りましたね? じゃあ食べますよ」スッ

IV「待てと言っている!」パチ-ン!!

III「痛っ!? 何なんですか、もう! 今日のトーマス兄様、ちょっと暴力的過ぎますよ? 暴力はいけないんじゃなかったんですか?」

IV「この弁当は璃緒が俺の為に、『俺の為に(強調)』作ってくれたんだ。まずは俺が食べるのが先だろ? 常識だろ?」

璃緒「あ、いえ。量を見たら分かると思いますが別に貴方の為だけという訳では……」

III「じゃあさっさと食べて下さいよ。僕もお昼まだでお腹空いているんですから」グ-

V「同じく」グ-

IV「分かってるよ……くっ、手が震えるぜ」プルプル

III(色んな意味で重症だな、こいつ)

767ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:44:21 ID:jo6cJ6YY

IV「い、いただきます」

璃緒「どうぞ」

IV(これが璃緒のデュエル飯……璃緒が俺の為に、素手で握ったデュエル飯……)ドキドキ

III(あの顔は何か気持ち悪い事考えてる顔だな)

IV「いくぜ……」

IV「…………」

IV「…………」

IV「…………」

IV「……これ真空パックに保存したらダメかな?」

III「さっさと食えよ!」テ-ブルドン!!

768ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:49:07 ID:jo6cJ6YY

IV「簡単に言うがな! 璃緒の手料理とか、そんなファンサービスは、俺には……俺には正直荷が重いんだよ!!」

III「訳わかんない事言わないで下さいよ! お弁当は食べる為にあるんだよ、トーマス!!」

IV「だから俺にとってこの弁当はそう簡単に食えるもんじゃねえんだ! 後さりげなく実の兄貴を呼び捨てにしてんじゃねえよ!!」

璃緒「あーもう! いい加減にして下さい!!」ドカ-ン!!

IV&III「!?」ビクッ

璃緒「何ですか! せっかく作ったのに中々食べてくれないなんて! こっちはこれでも食べてどう思われるとか色々不安ですのよ! 期待・不安の未来が動いてますのよ!!」プンスカブックス

III「ごめんね、璃緒。でもこれも全部トーマス・アークライトって奴のせいなんだ」

V「何だって? それは本当か?」

IV「わ、悪い。だけどさっきから言ってるようにせっかくお前が作ってくれた弁当を簡単に食べるのは何か勿体無い気がして……」アタフタキオン

769ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:51:38 ID:jo6cJ6YY

璃緒「そんな事ありません。むしろ私は早くトーマスに食べて欲しいんです。それに……」

璃緒「このくらいの手料理ならこれから幾らでもご馳走してあげますから」ニコッ

IV「!?」


手料理を幾らでもご馳走する→毎日手料理をご馳走したい→トーマスと暮らしたい→好き、抱いて!///


IV「お前、そこまで俺の事を……へへっ、いいぜ。お前のファンサービス、確かに俺の胸に届いたぜ///」

璃緒「?」

III(また変な事考えてるんだろうな……もういい加減疲れたよ)

V(デュエル飯美味い)モグモグ←こっそり先に食べてる


その後、デュエル飯はみんなで美味しく頂いた。

770ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:53:10 ID:jo6cJ6YY

その日の夜・アークライト家……

IV「…………」カタカタ

III「むにゃむにゃ……あれ? トーマス兄様、こんな夜中に何パソコン弄ってるんですか?」

IV「なっ、ミハエル!? お前何でまだ起きてるんだよ!」ビックリボン

III「トイレ行ってたんですよ……って、これ昼間に撮った璃緒のデュエル飯の写真じゃないですか」

IV「え、えっと……」

III「まさかブログに上げる気ですか? 璃緒が恥ずかしから止めてくれって言ってたでしょ?」

IV「いや、そうなんだが……どうしても誰かに自慢したいというか……」ゴニョゴニョ

771ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:56:00 ID:jo6cJ6YY

III「だからってこれ、記事を璃緒に見られたら一発でアウトですよ?」

IV「確かにそうだが……いや、璃緒に俺のブログを見て貰えるならそれはそれで……」ブツブツ

III「はぁ、どうなっても僕は知りませんからね」

IV「あ、待ってくれ、ミハエル。記事の内容なんだが肝心の文章がこれ以上浮かばないんだ。お前はどう思う?」

III「ん、何ですか?」チラッ


『タイトル:無題 本文:尊い』


III「……もういいんじゃないですか、これで」←心底どうでもいいという顔

IV「そ、そうか? まあシンプル・イズ・ベストって言うしな! よし、上げるぞ! 喰らえ、俺のファンサービスを!!」カタカタターン!



その後、デュエル飯の画像と『尊い』の二文字だけ書かれたこのブログ記事はIVのファンを中心にちょっとした話題となった。

その噂はあっという間に璃緒の耳にも届き、この記事は彼女の雷と共に削除される事となった。

そして璃緒がIVにデュエル飯の差し入れを持って来る事は二度となかった。

<おわり>

772ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/12(月) 17:57:16 ID:jo6cJ6YY

読んでくれた人、ありがとうございました。

773名無しの決闘者:2017/06/12(月) 19:09:28 ID:.GpqhRCY
Ⅲに暴力振るうなんて失望しました…Ⅳのファンやめます

774名無しの決闘者:2017/06/12(月) 22:51:39 ID:OOA6wnzs
マジかよフォー最低だな
でも腹パンされて悶えるミハエルを想像すると俺のゴールデンシャトルがビックリボン!(フィールスレに強制送還される音)

775名無しの決闘者:2017/06/12(月) 23:23:17 ID:nZ56icFI


776名無しの決闘者:2017/06/13(火) 18:21:47 ID:vDzn99sc
>>774
(ビックリボーさんの名前を下ネタに使うのは)やめろミザエル

777名無しの決闘者:2017/06/14(水) 14:15:44 ID:f39nE/0g
http://urx3.nu/D9mP

778名無しの決闘者:2017/06/14(水) 20:17:10 ID:KdISby/Q
>>776
ミザエルの本命は愛しいタキオンだけだろ!

779ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:45:25 ID:Gl.XWMdg

投下します。

遊作「イントゥ・ザ・短編集!!」

780ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:46:46 ID:Gl.XWMdg

『第1話のラスト』

Ai『飛び乗れ、Playmaker!!』

Playmaker「!」

ぴょーん←ジャンプした

さぁー!←Playmakerの足元を通り過ぎてボードだけ先に行った

Playmaker&Ai「…………」


<オドレーソノカカトデウチナラセー

781ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:48:09 ID:Gl.XWMdg

『初めてのリンクヴレンズ』

ブルーエンジェル(ここがリンクヴレンズ……凄い、本当に私の身体が設定した通りのアバターになってる)

ブルーエンジェル「…………」

ブルーエンジェル「…………」モミモミ

ブルーエンジェル「…………」

ブルーエンジェル(ここで余生を過ごしたい……)


彼女の名がリンクブレインズに広がる数日前の出来事である。

782ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:50:00 ID:Gl.XWMdg

『鬼塚との再会』

Go鬼塚「久しぶりだな、Playmaker!!」

Playmaker「お前はGo骨塚!」

Go鬼塚「フフフ、俺のゴーストデッキでリベンジしてやるゾ〜……って、違う! 俺はGo鬼塚だ!!」

Ai『流石エンターテイナー。ノリツッコミも完璧だな』

Playmaker「え? あ、ごめん?」

Ai『そして素で間違えたであろうPlaymaker様はおそらくネタが通じていない』

783ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:51:32 ID:Gl.XWMdg

『思春期』

遊作&葵「…………」←登校中

遊作(この大人しそうな女子の正体がブルーエンジェル)

遊作(つまりこの子があの派手なパフォーマンスをしているのか)


葵『みんなーいっちゃうよー!』

葵『次のライブまで良い子にしてるんだぞー♪』


遊作(何だ? 彼女の姿で想像したら急に動悸が……!?)ドキドキ

葵「?」


自分がギャップ萌えに目覚めている事に少年はまだ気づいていない。

784ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:52:52 ID:Gl.XWMdg

『ゴーストガール』

エマ「つまりこのPlaymakerについて調べればいいのね」

晃「頼む」

エマ「いいわ。この『ゴーストガール』に任せなさい♪」

晃「……ガール(少女)、か」ボソッ

2人「…………」

エマ「……何よ?」

晃「別に」

エマ「い、言いたい事があるなら言いなさいよ///」ポカポカ

晃「痛い、痛い」

785ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:54:12 ID:Gl.XWMdg

『子供は正直』

男児「いけーPlaymaker♪」

女児「鬼塚お兄ちゃんなんてやっつけちゃえ!」

先生「この前まで鬼塚君を応援していたのに……」

マネージャー「子供は正直ですから」

…………

男児「この前の発狂したブルーエンジェル……なんかいいよね」

女児「私も新しい扉が開けそう」

先生「…………」

マネージャー「子供は正直ですから」

786ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:55:46 ID:Gl.XWMdg

『リボルバーとスペクター』

スペクター「リボルバー様、報告書です」

リボルバー「ああ」

2人「…………」

2人「…………」

スペクター「リボルバー様?」

リボルバー「……ああ、すまん。リアルの方で猫に餌をやっていた」

スペクター「大きくなりましたか、栄吉?」

リボルバー「今3歳だ」

787ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:56:40 ID:Gl.XWMdg

『ホットドッグ』

遊作「…………」モキュモキュ←ホットドッグ食べてる

葵「美味しそうね」

遊作「……食べるか?」

葵「え! い、いいわよ! それにそれ食べたら貴方と、その……!?」アタフタ

遊作「草薙さんの店……これ売ってる所はすぐそこだから。1個くらい奢るよ」

葵「…………」

遊作「流石に食べ掛けは渡さないさ」モキュモキュ

葵「あ、ありがとう///」

788ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 16:58:29 ID:Gl.XWMdg

『連想』

草薙(遊作の奴、何で戝前葵をウチの店に……まあただホットドッグ食べるだけならいいけど)

葵「…………」wktk←ちょっと楽しみ

草薙「ど、どうぞ。熱いから気を付けてな」

葵「ありがとうございます……いただきます」

葵「あ、(ソーセージ)大きい……あむ」

草薙「…………」

葵「あむ……熱い……んっ、(ソースが)零れちゃう……」

草薙「……もう1個いる?」

葵「? いえ、そんなに食べれないので」モグモグ

789ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 17:00:19 ID:Gl.XWMdg

『デート』

留守番中……

Ai『暇潰しにTVで恋愛映画っていうの観てるがよく分からないな……それに観てるとなんかムカつく』

ロボッピ『ウラヤマシイノデスカ?』

Ai「は?」

ロボッピ『ワタシトデートシマスカ?』

Ai「何でそうなるんだよ! やっぱりお前馬鹿だろ、バーカ!」


この後部屋の中を2人で一周した。

790ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 17:03:33 ID:Gl.XWMdg

『入院中』

葵(まさかヒロインなのに顔芸しながらガチ悲鳴あげた挙句病院送りなんて……それにしても)チラッ

札付きっぽい人「入院は初めてか? まあ肩の力抜けよ」

札付きの妹っぽい人「ここは私達の別荘みたいなものですから気楽にしてください」

超能力使えそうな巨乳のお姉さん「この病室狭くないかしら? これじゃあデュエル出来ないじゃない」

葵(……お兄様に頼んで病院変えて貰おうかな)

791ビックリボー ◆6lM76zkyEU:2017/06/24(土) 17:04:34 ID:Gl.XWMdg

以上です。VRAINSとっても面白くて毎週楽しみです。

792名無しの決闘者:2017/06/24(土) 18:44:01 ID:U/Hww4mE


俺も毎週ヴレインズ楽しみ

793名無しの決闘者:2017/06/24(土) 20:04:18 ID:8hr/nx9I

病院を神代兄妹の別荘扱いするのはやめて差し上げろ

794高海水晶機巧:2017/09/30(土) 16:48:06 ID:pXm3jUDE
超短編です。シャークやアストラルがラブライブにはまるSSを読んで勢いで書きたくなりました。一応VRAINS×ラブライブサンシャインです

タイトル 草薙「遊作がAqoursのライブに行くらしい」

遊作「...」(コソコソ)

草薙「遊作、こんな朝からどうしたんだ?リンクヴレインズに行くわけでもないだろう?」

遊作「草薙さん。その、今日は修学旅行なんだ」

草薙「昨日も同じことを言っていたような気がするぞ?」

遊作「じゃあ、校外学習だ」

草薙「嘘をつくのが下手どころか嘘をつく気すらないのか、遊作...
でも俺は悲しいぞ。俺とお前の間柄じゃないか。そんな隠し事なんて」

遊作「すまない...だが」

草薙「Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR in 埼玉だろう?」

795高海水晶機巧:2017/09/30(土) 16:48:43 ID:pXm3jUDE
遊作「知っていたのか」

草薙「Aiが全て教えてくれたぞ?」

遊作「二度と姿を見せるなと伝えておいてくれ」

草薙「そう冷たいこと言ってくれるな。それに告げ口がなくてもリトルデーモンがどうだのじもあいがどうだの言ってたら誰でも分かるさ」

遊作「(草薙さんもサンシャイナーだったのか...)」

草薙「だが遊作...ライブはリンクヴレインズより大事なものなのか?」

遊作「草薙さんともあろう人がそんなこと...いや、優劣をつけられるものなんかじゃない。
...俺がライブに行かなければならない理由は3つある!!」

796高海水晶機巧:2017/09/30(土) 16:50:04 ID:pXm3jUDE
遊作「1つ!俺は今までAqoursの...μ'sのライブに一度たりとも行けたことがない。幸い今回は日程、会場などの条件が重なり二日とも運良く当選できた。俺はこの奇跡に応えなければならない」

遊作「2つ!1日目、ついにデュオ曲トリオ曲が披露された。そこでは散々リンクヴレインズでクソ席クソ席と言われたスタンド、特にB席にとてつもない量のデータストームを呼んだ。2日目もきっと期待できるだろう」

遊作「そして3つ!ラブライブのライブと言えばライブ終盤で流れる新情報。1日目はサンシャイン2期の新PVだけに止まらずスクスタの新情報...μ'sの新規収録ボイスが聴けた!!2日目はこれ以上のものが用意されていると思うと...俺は...っ!」

草薙「(だから昨日の夜中に海未ちゃんって連呼してたのか)」

遊作「草薙さん...分かってくれ。デュエルを、リンクヴレインズを蔑ろにするわけじゃない。でも俺は、行かなければならない」

草薙「...はぁ」

草薙「そこまで言うなら仕方ない。行ってこい、遊作。誰に隠すこともなく、ライブに!!」

遊作「ああ!行ってくる、草薙さん!」

草薙「ところで遊作
...連番なのか?単番なのか?」

遊作「(無言のデコードエンド)」

797高海水晶機巧:2017/09/30(土) 16:54:39 ID:/sN6Me2.
メットライフドーム

Playmaker(以下プレメ)「ここが...メットライフドーム...大きいな」

プレメ「しかし驚いた。まさか会場ごとリンクヴレインズ化するなんてな」

プレメ「BOX席...か。ステージからは遠いが全体を一望できさらに昨日のじもあいのことを考えるとアリーナと同等...アリーナの場所によってはそれ以上ということもあり得る」

プレメ「...」

【回想】

草薙「遊作...連番も、楽しいぞ?」

【回想終わり】

プレメ「(Aiを連れてきても良かったのかもしれないな...)」

??「ここか...?あ、今日はよろしくお願いしま

プレメ「お前は...っ!」

798高海水晶機巧:2017/09/30(土) 16:56:14 ID:/sN6Me2.
プレメ「リボルバーッッ!!」

リボルバー「奇遇だな。プレイメーカー。しかし、今日はお前と争い合う気は無い」

プレメ「俺も同じだ。今日の俺たちはデュエリストではない」

リボルバー「この場限りだが我々は気持ちが通じ合うのかもしれないな」

プレメ「...推しは?」

リボルバー「イシュタル...スペルビア...虚無魔人...分かるな?」

プレメ「(無言の握手)」

おわり
デュエライバーもっと増えろ

799名無しの決闘者:2017/10/01(日) 21:15:03 ID:obuJ9jcs

ヨハネか

800名無しの決闘者:2018/09/14(金) 00:28:14 ID:yTtKtiF.

ペガサス城にて

海馬「ペガサス!お前にはこのデュエルディスクを使ったデュエルを受けてもらう!」

ペガサス「…コレをこうやって投げるのデスか?オー、疲れてしまいマース」

ペガサス「フフ…だから私の代わりに投げてくれる人を用意しましょう」

木馬「……」

海馬「なっ…!木馬だと!?くっ、木馬を相手にするなど…」

ペガサス「どうしますか海馬ボーイ?愛しい弟と戦いますか?」

海馬「…わかった、このデュエルディスクを使ったデュエルは取り下げよう」

ペガサス「フフフ…」

海馬「ペガサス…貴様、思ったよりもオッサンだったんだな」

ペガサス「……ホワッツ?」

海馬「デュエルモンスターズというゲームは柔軟な発想力が無ければ到底作り出せないものだ…」

海馬「薄汚い固定概念が凝り固まった大人などには不可能…俺はゲーム開発者としての貴様に、一定の敬意は払っていた」

海馬「だが…いくら柔軟な考えが出来る頭脳があっても、体はそれについていかなかったか。精神は幼いが体はガタのきたオッサン…」

ペガサス「待ちなサーイ!私が!オッサン!?」

海馬「ああ、デュエルディスクを投げるのも辛いんだろう。高校生という若い身で、貴様の衰えた体を考慮しなかった俺の浅慮だ」

ペガサス「聞き捨てなりまセーン!木馬ボーイ、そのディスクを渡しなサーイ!」

遊戯(海馬…なんて男だ。挑発で上手くペガサスを乗せて、自らの土俵に上げた!)



でもディスクは特にマインドスキャン対策にならなかったので普通に負けて魂奪われてた。by遊戯

801キカイ:2019/02/12(火) 23:50:28 ID:BTb1wTo2
遊戯王DMのちょっと後
海馬「ドラゴン・目覚めの旋律発動!加えるのは青眼の白龍と青眼の亜白龍」
表遊戯「海馬クゥーン・・・君はキサラちゅわんを愛していたよね。青眼の”亜”白龍って誰だい?」
海馬「え?」
表遊戯「もしかして愛人かい?海馬クゥーン・・・」
海馬「あ・・・あ・・・あ・・・」フルフル
表遊戯「僕の手札は0枚、墓地も効果を使えるモンスターはいないけど・・・場にはブラックマジシャンガールちゅわぁんがいればそれで充分」フィールドに顔を近づけて餌をなめる犬のようにブラマジガールをレローン♡
闇遊戯「フハハハ!お前を笑いに戻ってきたぜ海馬!」ドン☆
海馬「アテム・・・!」
闇遊戯「今お前の心の闇を感じたぜ海馬!その心を砕く!マインドクラッシュ☆」
闇遊戯「青眼の亜白龍を捨ててもらうぜ」
海馬「のああぁぁぁぁ!!!(手札から青眼の亜白龍1枚を捨てる)」ガシャーン☆
闇遊戯「フハハハ(どうせ青眼の白龍と意味☆不明なカード1枚だぜ)」
海馬「・・・。」スッ
海馬「龍の鏡」
闇遊戯「ゑ?」
海馬「龍の鏡発動」
海馬「ワハハハハ!墓地から青眼の白龍と青眼の白龍と青眼の亜白龍除外し現れよ真青眼の究極竜!」
闇遊戯「フッ・・・見たことないモンスターだぜ!どうせネオ負けフラグモンスターだぜ!」
海馬「3回攻撃」
闇遊戯「ゑ?」
海馬「融合召喚したこのカードが攻撃したダメージステップ終了時、自分フィールドの表側表示のカードがこのカードのみの場合、EXデッキから「ブルーアイズ」融合モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードは続けて攻撃できる。このカード名の効果は1ターンに2度まで使用できます。」
闇遊戯「・・・(静かに目を閉じる)」ティーン
千年パズルが光るーーーーーーーーーー
表遊戯「え」
闇遊戯「・・・コクッ(うなずく)」サラサラサラサラ
海馬「1回目の攻撃対象は小娘!2回目の攻撃対象は貴様だ遊戯!3回目の攻撃対象も遊戯!粉砕!」
表遊戯「僕のブラックマジシャンガールちゅわぁんがぁぁぁぁぁ・・・」
表遊戯「ぜ・・・・・ぜん・・・め・・・・・・・めんめつめつ・・・(ブラックマジシャンガールをパンツの中にしまう)」
海馬「玉砕!」
海馬「大喝采!」
テュゥン・・・ティリリリリリリリリ、ティン!
海馬「ワハハハハハハハ!!!」

本田「(結局青眼の亜白龍って誰なんだ!?)」

終わり

ふと、青眼の亜白龍って誰なのだろうと風呂に入りながら風呂桶を逆さにして頭上に被せて酸素がなくなりそうな罠にひっかかったゲームしながら思いついた作品です。個人的に表遊戯、闇遊戯表記が一番好きです。ありがとうございました。


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