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【セ】ヴィーディン王国興亡記【GC】

298ベアトリス・ヴィーディン:2020/04/28(火) 22:40:55

G-3から、状況の推移を睥睨する。
『この前のヤツ』『首を刎ねた』―――連中は確かにそう言っていた。
どうやら連中、何か知っているようだが―――まあ良い。今は問題ではない。

仮に最悪の想定が的中していれば、なるほどアレは紛うことなき重罪人やもしれぬ。
場合によっては、途方も無い爆弾になりかねない―――が、そもそもここで負けてしまえば、何を論じようが無意味だ。
故に、その辺りは勝利した後でゆっくり追求するとしよう。目の前の明確な敵を捨て置いて論ずるような事ではない。


「うむ。歓待痛み入る。流石に後手も後手とあって、取り得る手一つ吟味するにも難儀したものだが。」
「その甲斐あってか、どうにか盤面を整えるくらいはできたと自負している。後は駒の質比べといったところだ。」


敵方を過剰に高く見積もるつもりはないが、これでもなお数的有利はあちらのものだ。
故にこちらは、質であちらを上回らなければならない。
ブライストは聖印を持つ騎士である。更に副官のワータイガーも手練と見るべきか。
そして雑兵の兵団が2塊ほど。多少渋く見積もって―――概ね互角。可能な限り渋く見積もって、やや不利と言ったところか。


「さて、軍団諸君。ここから勝利を掴めるかは、軍団の質で敵方の数的有利を覆せるかに賭かっている。」
「各々職分を果たし、可能な限り生還せよ。以上だ。」


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