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【セ】ヴィーディン王国興亡記【GC】
1
:
GM
:2019/04/09(火) 23:23:06
ペルセナ神聖王国とバルドレイヤ帝国の永きに渡る戦いは、突如国境上空に出現した“何か”の墜落によって、終止符を打たれた。
国境線上に墜落したそれは、異界より投影された異物―――鋼鉄の“船”であった。
何故墜落寸前の姿で投影されたのか? 何故中には誰もいなかったのか? 今となっては、それは誰にもわからない。
周辺4国にとって重要なのは、そのような些末なことではなく―――超常技術の塊である“船”を如何に処するか、この1点であった。
東のペルセナ神聖王国は『今のアトラタンには過ぎたものである。破壊、ないしアカデミーに移譲すべきである。』と提唱した。
北に広がるプロセテオトル大森林の主は、神聖王国の提言を支持した。
西のバルドレイヤ帝国は『知らぬものを知らぬままでいるべきではない。解析し、有用な技術は利用すべきである。』と提唱した。
南のヴァルテック共和国の盟主は、帝国の提言を支持した。
7日7晩に及ぶ会議の末、4国はついに合意に至る。
4つの大国に囲まれ、そのどれにも属さぬ新たな国を作ろう。
“船”の管理と守護を委ね、超常技術の氾濫を抑止しよう―――
かくて生まれたのが、竜骸の眠る地―――ヴィーディン王国である。
274
:
牧田切緒
:2020/02/28(金) 23:43:01
『敵を倒す』『陛下の役に立つ』『ベアトリスさんの剣として戦う』を誓いとして立てておきましょう
275
:
クォーツ・ユニオンジェム
:2020/02/28(金) 23:59:49
『陛下のために戦う』……これは王姉殿下の『弟の助けになる』及びキリの『陛下の役に立つ』と共有できるな。
『盗賊を打倒する』……これも同名誓い及びキリの『敵を倒す』と共有できるだろう。
それと、個人的に『プロセテオトルを見極める』を取得しておくかな。
エルフたちとの外交についてもそうだし、はぐれ里の者たちの受け入れについても、慎重に見極めねば。
あとルリハリに『メイン:警戒/サブ:尽力』で因縁を取っておこう。
危なっかしいので警戒は必要だが、頼って来た者を無碍にはできんからな!
276
:
赤竜童子
:2020/03/11(水) 22:41:42
『雇い主(スィル)の要求に応える』:ベアトリスやキリの『弟の助けになる』『陛下の役に立つ』と共有可能だと思う。
あと『敵を倒す』も入れとくよ。
最後に『後味の悪いことを行わない』・・・微妙に『民を救う』とかと被るけどルルハリとかをこっちの都合で一方的に切るみたいなことになった場合達成できないみたいな誓いだ。
ヤるんなら気持ちよくだ!
277
:
『森の盟約』
:2020/03/11(水) 23:19:27
ルリハリ:
「うう、すいませんでした。森の案内役としてお役に立たちますので!」
軟禁から解放されてやってきたルリハリはシュンとしているが、
ヴィーディンに来たばかりの時より血色のいい顔をしている。
聞くところによると、はぐれ村をエルフの領域の一部と認めてもらうために、
村の代表である自分は「まともなエルフ」らしく振舞おうと、
好物の肉や乳製品断ちをして無理な菜食粗食をしていた反動らしい。
「あぁ、乳粥が胃に沁みる……」
「」
《誓いの内容(★、◎=誓いの共有)》
ベアトリス → 【民を救う】【★盗賊を打倒する】【◎弟の助けとなる】
クォーツ → 【★盗賊を打倒する】【◎陛下のために戦う】
キリ → 【★敵を倒す】【◎陛下の役に立つ】【ベアトリスさんの剣として戦う】
赤竜童子 → 【◎雇い主(スィル)の要求に応える】【後味の悪いことを行わない】
278
:
『森の盟約』
:2020/03/12(木) 00:55:07
――ベアトリス率いるヴィーディン軍は数日間の行軍の後、
ブラウン領を経由し手続きを経てから、プロセテオトルの大森林内部へと進むことになる。
スィル率いる隊は「古きエルフ達のため混沌討伐に協力する」という名目で誓約書を交わし、
古きエルフたちの同意を得た後に、ハインリヒの兵も加え、古きエルフの領域へと向かった。
ハインリヒ:
「僕の負債を完全に押し付けてしまう形になって済まない、ベアトリス」
「可能なものなら、キミこそ目いっぱいの兵を付けてから送り出したかったのだがね…」
……残るベアトリスたちの部隊は、契約書の上では「スィルの後方支援の部隊」として扱われる。
はぐれ村を『盟約の範囲』――森の正統な住民と認める訳にはいかないためだ。
これからベアトリスたちの行う戦いは、アカデミーの認めるところの“ロードの戦争”としては扱われない。
爵位(カウント)の査定とは無縁の名誉なき戦いだ。
戦いで生じた消耗や被害を、エーラムが補ってくれることもない。
なにより、ベアトリスたちが差し伸べようとしている手を、はぐれ村の住人が取るかもわからない。
しかし、若き君主たちは征く――己の誓いを果たさんがために。
279
:
『森の盟約』
:2020/03/13(金) 22:39:37
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
……ところ変わって、魔境の森の城砦内。
略奪品が狭しと並ぶ薄暗い部屋に、十数人の盗賊が集まっている。
広間に集う盗賊たちの視線は、部屋の最奥部で宝箱(チェスト)に腰掛けている、
リーダーの盗賊騎士ブライストに注がれていた。
眼光鋭い邪紋使いの部下:
「偵察に出ていた連中からの報告だ。ヴィーディン王国が兵を起こしたらしい」
「おそらく、こちらに本隊を向かわせてくることはないだろうが……」
ブライスト:
「村ごと団に取り込みたかったが、予定は切り上げだな」
「――火を放って焼け跡から混沌核を頂くとしよう。
あの程度の村、攻め落とすだけなら訳はねえからな……」
ブライストの手の甲に赤黒い聖印の輝きが灯り、部屋を照らす。
「さぁ、野郎ども。手柄を上げてこい!
一番の働き者には騎士位と領地を与えてやるぞ。クハハ、ハ!」
【シーン終了】
280
:
『森の盟約』
:2020/03/17(火) 23:04:49
●ミドル3 シーンプレイヤー:全員 混沌レベル:5
※ここから先は、混沌の森を進み合計4種類の判定が行われる。
シーン中、判定を行えるのは1人1回だけで成否に応じて、ボーナス・ペナルティが発生する。
【判定項目】
・混沌に怯える兵士たちを鼓舞する 〈感性〉〈聖印〉10
・村を襲っている盗賊の排除 〈重武器〉〈射撃〉他、〈攻撃可能な技能〉14
・村を封鎖している住民たちの説得 〈話術〉〈聖印〉16→12
・砦までの進軍ルートを探す 〈隠密〉〈軍略知識〉10
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
――ルリハリの案内の元、一行は森の道を進んでゆく。
盗賊団の物見から姿を隠しつつも魔境に踏み込見過ぎない、ギリギリの外縁を道に選んでいるが、
天蓋のように密集した枝葉が日差しを遮っているため、辺りは昼間でも薄暗い。
混沌の影響からか、木々が奇妙にねじくれた成長を見せており、
歩くものに道を誤らせたり、同じ場所を巡っているような錯覚を与える迷宮と化している。
兵士たちの中には、幻聴や幻覚を訴え出すものもあらわれる始末だ。
兵士たち:
「うおっ!?す、すまん……なんでもない。あそこの木の影か怪物みたいに見えて――」
「ヒッ!いま、木陰で誰かが笑っていたぞ!」
◆第一の判定 → 混沌に怯える兵士たちを鼓舞する 〈感性〉〈聖印〉10
281
:
クォーツ・ユニオンジェム
:2020/03/31(火) 23:56:24
では私が<聖印>で判定しよう。
diceBot : (2D6+7) → 7[4,3]+7 → 14
うむ、成功だ。
「うろたえるな小僧ども!!」
「なるほどここはある種の魔境には違いない――――が!」
「ここにおわすをどなたと心得るか!」
「ヴィーディン王国が王姉殿下、ベアトリス・ヴィーディン様であらせられるぞ!」
「見よ王姉殿下が宿す聖印の輝きを! 形すら得ない混沌など恐るるに足らずッ!!」
「諸君はヴィーディンの輝きに守られていると知れッ!!」
私自身は聖印を使えないが、まぁ聖印の威光を借りる形だな。
我らが君主様はすごいのだぞ、と保障して兵の不安を取り除くわけだ。
282
:
『森の盟約』
:2020/04/01(水) 00:20:25
兵士たち:
「なんと眩く暖かい光……そうだ!俺たちはヴィーディンの印の元にいる」
「たかだか森の混沌程度、何するものぞ!」
「よく考えてみりゃ、おれた茶魔法師殿の召喚する投影体を見慣れているんだ!」
ベアトリスの聖印の輝きとクォーツの言葉に奮い立った兵たちは、恐れを振り払い勇ましく行進を続ける。
★判定成功 → 士気の減少を回避!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ルリハリ:
「もう間もなく村です。でも、あの明かりは……炎!?」
……木立の向こう側に、チラチラと松明の明かりが漏れているのが見えてきた。
斥候が先行して見に行ったところ、集落が山賊の襲撃を受けているらしい!
襲撃にやってきている山賊の数は10数名……およそ1部隊程か。
集落は捻じれた木と太い蔦で組まれた強固な塀に覆われているが、
山賊たちはそこに次々に火を放ってゆく――集落内は大混乱だ!
山賊たち:
「どうだ、火矢だ!油だ!植物を操る混沌憑き共もこいつは防げまいっ」
「あぶり出しだァ〜〜!逃げ出してきたところを草刈りだぜェ〜〜!」
これ以上山賊たちを野放しにできない。ここで速やかに排除しなければ!
◆第二の判定 → 村を襲っている盗賊の排除 〈重武器〉〈射撃〉他、〈攻撃可能な技能〉14
283
:
赤竜童子
:2020/04/01(水) 00:33:10
ほなMP35→29に減らして《我が身は竜なり》
〈格闘〉使って当身するわ。
(3D6+12) → 9[5,1,3]+12 → 21
『グキッ』『ベキベキ!』『ボギッ』『ブチィ!』『グシャッ!!』
「・・・当身!」
284
:
『森の盟約』
:2020/04/01(水) 00:52:11
赤竜童子率いる部隊……というか部隊を振り切って赤竜1人が山賊たちに躍りかかる!
山賊たち:
「ゲェッ、ヴィーディンの分隊!?引きあげろっ」
「あ、慌てるな!この森の中なら大部隊は展開できな……グエッ!?」
「邪紋使い……!?あいつ、このまえ首を刎ねたはず―――ブギャッ!」
時間にして二呼吸の内に、山賊たちの首が跳ね飛ばされた。
★判定成功 → マスコンから敵部隊を1部隊取り除いた!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
敵が速やかに排除されたことで火は燃え広がる前に消し止められ、森が丸焼けになるのは防げた。
しかし……肝心のはぐれ村の村民たちは、赤竜の凄まじい戦いぶりに震え上がり、集落の入り口を固く閉ざしてしまった。
これでは彼らをヴィーディン領に招くこともできない。
ルリハリ:
「みんな、私よ!ヴィーディンのロード様が助けに来てくれたのよ!」
村民:
「う、うそじゃ。領主様はワシらを見捨てた……今更ロードなど信じられるか!」
「邪魔になった俺たちをいよいよ始末しようってんだ!ルリハリも無理やり従わされているに違いねぇ!」
「あんな凶悪な邪紋使いを引き連れてくる大将なんて、信じていいものか…」
・村を封鎖している住民たちの説得 〈話術〉〈聖印〉12
285
:
ベアトリス・ヴィーディン
:2020/04/01(水) 22:13:15
「汝らとしても言いたいことが山とあろう。我々を信じられぬのも道理だ。」
「だが汝らを滅ぼすつもりなら、ただ燃え上がるままにしておけば良いだけのこと。」
「態々無駄な手間を掛けてまで汝らを甚振りに訪れるほど、私も暇ではない。」
「私はベアトリス・ヴィーディン。盗賊騎士を討伐するべく、ヴィーディン王国より遣わされた騎士である。」
排除するだけなら、そこらの盗賊の仕業としておいたほうがよほど楽だ。
少しでも冷静になって考えることさえできれば、そのくらいは思い至れるだろう。
だが彼らは、疑心暗鬼になって裏を読もうとするあまり、そんな事さえできなくなっているのだ。
故に、甘言を弄する事なく、ただ事実のみを淡々と伝える。
「汝らが現状維持を望むならば、我々は汝らに何もしない。」
「協力を強制もしないし、殊更に痛めつけもしない。我々のみで討伐を続行し、討伐が成ればこの地を去ろう。」
「だが、もし汝らの中にこの地を離れ、これまでの生活を捨てる覚悟ある者がいたならば。」
「我々はその者らを、王国の民として迎える用意がある。即ち―――」
淡々と連なる言葉は、さほど大きな声でもないが、スルスルと耳から潜り込み、心を揺さぶる。
頭から疑っているはずなのに、無意識にその言葉を信じようとさせてしまうのだ。
・ .・ ・ .・ .・ ・ .・ ・ .・ .・ ・ .・ .・ .・ .・ .・ .・ ・ .・ .・ ・ ・ ・
「―――土地を分配し、税を徴収し、混沌の驚異から庇護しよう。」
〈聖印〉で判定。軍楽隊Lv2の能力修正で【精神】に+1されるため、判定は3d+8。
diceBot : (3D6+8) → 9[2,6,1]+8 → 17
判定は成功。
286
:
『森の盟約』
:2020/04/01(水) 23:07:43
ベアトリスの聖印(クレスト)は采配(ルーラー)の力。
剣の一振りで城壁を断ったり騎馬を風のような速さで駆る事は出来ないが、
自分の指揮する軍団を1つの生き物のように操る事ができる型(スタイル)だ。
聖印はその君主の信念・才能・生き様を反映した形で顕れる。
超自然の力に頼らずとも、ルーラーのロードは人を動かす王才(カリスマ)を発揮する!
村民:
「もう……ワシたちは野党や混沌から逃げ回る生き方をしなくていいのか」
「邪紋使いになった俺たちを、傭兵としてではなく民として受け入れてくれるだって…?」
「いいや、あれほどのお方の元でなら……俺も兵として戦ってみてぇ!」
――――村を囲っていた蔓草の塀がスルスルと解かれてゆく。
半植物化した身体を持つ異形の住人たちは、ヴィーディンを受け入れたのだ。
……邪紋使いの村民たちの中には戦いへの協力を申し出てくる者たちもいる。
ヴィーディンの部隊は寡兵だが彼ら邪紋使いの力を借りれれば、
敵の一部を抑えて対等の戦いに持ち込めるだろう。
★判定成功 → マスコンから敵部隊を1部隊取り除いた!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はぐれ村内に陣を張っていよいよ反抗の準備に移る。
先ほど倒した山賊どもはおそらく先遣隊。
彼らが戻らないと分かれば、ブライスト率いる敵本隊が村に火矢で攻撃を仕掛けてくることだろう。
ヴィーディンの部隊は今、勢いに乗っている。
このまま時間を与えず敵の砦に攻め入って、先制攻撃を仕掛けるのが得策だろう。
問題は、この入り組んだ森をどう進めばよいかだが……。
◆第四の判定 → 砦までの進軍ルートを探す 〈隠密〉〈軍略知識〉10
287
:
牧田切緒
:2020/04/05(日) 23:53:05
【蒼き星の住人】を使用(MP52→48)
〈隠密〉で判定(2d6+5→3d6+5)
diceBot : (3D6+5) → 6[1,3,2]+5 → 11
「……山狩りの経験があります」
「迅速に殺しにいく技術というのも知っています」
「行きましょう。全ては我が王と姉君、それから人々のために」
288
:
『森の盟約』
:2020/04/06(月) 00:29:48
猟師、レンジャー、ニンジャ――かの『青き星の民』たちは幼子でさえも生活の中で、
ギルドや学院が秘匿しているような、高等技術の知識に触れることができるという。
混沌による断絶を経験することがない、数百年分の経験値パワー。
キリの発揮する隠密や山歩きの知識もその一部なのだ!
★判定成功 → マスコンでPC部隊の開始初期位置が調整可能
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
敵の先遣隊が残してきた痕跡を追跡し、森に侵食されかけた古の砦を発見した。
敵に発見されることなく接近できるルートや襲撃を仕掛けるポイントも確保した。
いよいよ決戦の時だ……!
【シーン終了】
289
:
『森の盟約』
:2020/04/06(月) 00:36:05
【プレッジシーン2】
薄靄が漂う森の中をベアトリスの一行は無言で行進する。
ヴィーディンの兵たちの後ろには、森の混沌を取り込んだ半植物の邪紋使いの村人たちの姿もある。
……森の木立の向こう側に、盗賊騎士の砦の影が見えてきた。
キミたちは決戦を前に、新たな【誓い】を胸に抱いたかもしれない。
290
:
『森の盟約』
:2020/04/07(火) 22:52:29
・誓いの内容(★、◎=誓いの共有)
ベアトリス → 【民を救う】【★盗賊を打倒する】【◎弟の助けとなる】
クォーツ → 【★盗賊を打倒する】【◎陛下のために戦う】【プロセテオトルを見極める】
キリ → 【★敵を倒す】【◎陛下の役に立つ】【ベアトリスさんの剣として戦う】
赤竜童子 → 【★敵を倒す】【◎雇い主(スィル)の要求に応える】【後味の悪いことを行わない】
【シーン終了】
291
:
『森の盟約』
:2020/04/07(火) 22:53:38
●決戦 シーンプレイヤー:全員 混沌レベル:5
その石造りの砦は、森の中に溶け込むようにして佇んでいた。
数百年間、あるいは極大混沌期以前から風雨に晒されてきたことで、
森に飲まれ原形をとどめていないが、その造形は城塞都市の外壁の一部のようにも見える。
壁内には見張りたちが焚く、かがり火が灯っている。
敵兵の配置、人数、砦周辺の壁や罠の位置は既に調査済みだ。
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i:i:i:i//: /i:i/: :/ /i:i:i///ニニ爻淡淡ヘ::\\i:i:}i:i:i:i|-洲i:i:¨¨| |"~|¨| |i:i:i:i:i:i:i:i:|-r  ̄ | __」 -‐爻爻
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i:/:{i:i/_-==/:i:i:/:/淡淡淡ニiニi二| . . .~" '' ≠-.:.:.|-洲二洲i:i二匚]--| ̄|─| ̄ ̄|--一=ニ二三
〈i:i{/_-ニ三/i:i:i/:/二=----------爻 . . . . . . 爻爻-┴━爻爻二-─「 ̄「 ̄| ̄ ̄|二二二三三
∧{-二‐,イi:i:i:i{:i:辷 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ -二__ ……=ニ二二二─ ‐  ̄ 二ニ=-三三三三
\〉三三-弌i:乂i:i:≧ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ _ _ ¨¨ -=二__ -‐  ̄ - -二三三三
邪紋使いの村人たち:
「ここは俺たちに任せて、未来の領主さまはどうぞ先に!」
ルリハリ:
「……あの、ベアトリス様。彼らを『民』と呼んでくれてありがとうございます」
「この、村人の代表としてだけでなく……。
今まで影ながらはぐれ村に助けてくれていたハインリヒ様も、そう呼びたかったでしょうから」
「クォーツ――さん、もありがとう。道案内してもらった時から、迷惑の掛け通しになっちゃったわね」
「ここでの働きでせめて恩を返すわ。私も原始魔法師の端くれ。
見張りや背後を狙ってくる斥候共の相手は私たちがするわ!」
292
:
クォーツ・ユニオンジェム
:2020/04/12(日) 22:50:43
「(むむむ……邪紋使いの村人か……)」
「(戦力・労働力としては確かに有用だが……)」
「(諸々の危険性や既存領民の感情を考えると、ううむ)」
「(神聖王国やらに睨まれることも考えねば……)」
ペリュトンの背で、うむむと思案する。
元より投影体を扱う学派の人間、混沌については人一倍の知識があり――――だからこそ、悩ましい。
果たして王姉殿下の選択は正しかったのか。
魔法師たる私は常に、それを思考し続ける責務がある。
「……………む」
まぁ。
「ああ、いや……フッ、確かにそうだな」
「静止も聞かずに王姉殿下へと突撃した時はその場で首を刎ねようかと思ったが」
「頼りにしているぞ、ルリハリ殿」
――――やはり『切り捨てる』、という選択だけは間違いなのだろう。
君主として、人として。
そればかりは、考えるまでもないことだ。
293
:
キリ/牧田切緒
:2020/04/15(水) 22:58:45
「……」
「仕事の時間ですね?」
銃の準備は既に出来ている。
牧田切緒の戦闘態勢、即ち蜂の巣の構え。
ここにいる人々と接するのは自分の仕事ではないだろう。
この身は剣であり、敵を穿つ銃弾そのものだ。
「……必ず、お役に立ちますよ。ベアトリクスさん」
294
:
ベアトリス・ヴィーディン
:2020/04/15(水) 23:11:43
「礼ならば私ではなく、陛下に言うといい。」
「結局の所、陛下の裁可なくしては成立しなかった話だ。」
「なので、その、何だ―――」
「“未来の領主様”というのは、ちょっとよろしくないな。後で訂正しておかねば。」
現状で私が領主となるケースは、現領主が死ぬか、領地を裏切るか、或いは穏便に独立するかの三通りしかない。
そして現状、私はそのどれも選ぶ予定はない。周りがどう思っているかは知らんが。
なのでまあ、その、なんだ。“未来の領主”というのは、こと私に限って言えば少々不吉なわけだ。
勿論、周囲が受けるイメージもよろしくないだろう。やはり後で訂正しておかねばなるまい。
「―――ともあれ、こちらの盤面は整った。」
「それでは諸君、征くとしよう。」
砦の情報、兵の情報。両方あれば、地の利はある程度まで抑えられる。
あちらが盤面を整え切る前に駒を進め、敵陣に攻め入るとしよう。
295
:
赤竜童子
:2020/04/17(金) 21:59:33
「砦も人数も調査済みのはだかんぼうやねえ。」
「勝ち戦みたいなもんやね、ひっくり返したいなら・・・化けの皮剥がんとなあ?」
「ロードもなしにこんなところに根城を張る・・・ただの山賊風情なら命知らずのアホや、け、ど。」
「はてさて鬼が出るか蛇が出るか・・・」
296
:
『森の盟約』
:2020/04/17(金) 22:48:09
邪紋使いの村人たち:
「あぁ、スィル様には感謝してもしたりねぇさ」
「いずれ領地が大きくなっていけば、ベアトリス様も村を治めらるのでは?」ヒソヒソ
ルリハリ:
「……えぇ、任されたわ!」
「みんなも気が早いわ。まずはこの戦いで少しでも御恩をお返ししましょう」
「“――暗がりの小人よ、土の香(か)よ……”」
ルリハリが呪文を唱え始めると、辺りに茸の胞子が立ち込めて、
見張りに立っていた盗賊たちが、うつらうつらと舟をこぎ始める。
エルフ流の【スリープ】の魔法のようなものだろう。
「むにゃ………、ンムッ!?て、敵襲――――――」
樹木じみた外見で風景に溶け込んでいた邪紋使いの村人たちが、
見張り共の元へと忍び寄り、組みついて首を絞め落とす。
盗賊たちと村人たちの間で、戦いが始まった。
ルリハリ:
「さぁ、今のうちに!」
297
:
『森の盟約』
:2020/04/17(金) 22:57:06
ベアトリスたちが砦の敷地内に踏み込んでゆくと、
そこには数十名もの盗賊たちが、隊を組んで待ち構えていた。
一段高い城壁の上には盗賊騎士・ブライストの姿がある。
ブライスト:
「よーこそ、ようこそ。随分とお早いお付きですな、皆様方」
「なるほど、これほど少人数の部隊であれば、
オレたちが動き出すよりも早く、森の中を移動してこれるのも道理だ」
「しかしヴィーディン王もバカなことを……その程度の人数で、オレ達に敵うとでも思ったか」
さっと片手を上げ仲間に合図を送るブライストだったが、
数秒ほど間をおいて――その表情に困惑が浮かぶ。
ブライスト:
「外の隊の動きがねぇ。こりゃあ一体全体どういうことだ」
側に控える獣人の部下:
「グルルル……ブライスト、砦の外から〈はぐれ村〉の腐れどもの臭いがする」
「それに、ヴィーディン兵どもの中に妙な『臭い』が混じっている」
「竜だ!一匹は『鉄の竜』、そしてもう一匹は『この前のヤツ』だ!」
ブライスト:
「なんだと?」
ブライストの視線が、バイクに乗ったキリ。そして赤竜童子へと向けられる。
A B C D E F G
┌──┬──┬──┬──┬──■──┬──┐
│__│__│__│__│__■__│__│1
├──┼──┼──┼──┼──■──┼──┤
│__│__│盗長│人虎│__│__│__│2
├──┼──┼──┼──┼──■──┼──┤
│__│▽▽│__│後衛│__■__│宮廷│3
■■■■──■■■■││■■■■──┼──┤
│__│__│後衛│前衛│__│__│__│4
├──┼──┼││┼──┼──┼──┼──┤
│__│▽▽│前衛│__│__│__│__│5
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│宮廷│__│__│__│6
├──┼──┼──┼──┼──┼──┼──┤
│__│__│__│__│__│__│__│7
└──┴──┴──┴──┴──┴──┴──┘
盗長=ブライスト隊
人虎=ワータイガー隊
前衛&後衛=盗賊兵団(前:槍持ち、後:弓兵)
■=崩れた壁(通過必要移動力+2、視界を遮らない)
▽=トラップ(飛来する矢:Lv3)
298
:
ベアトリス・ヴィーディン
:2020/04/28(火) 22:40:55
G-3から、状況の推移を睥睨する。
『この前のヤツ』『首を刎ねた』―――連中は確かにそう言っていた。
どうやら連中、何か知っているようだが―――まあ良い。今は問題ではない。
仮に最悪の想定が的中していれば、なるほどアレは紛うことなき重罪人やもしれぬ。
場合によっては、途方も無い爆弾になりかねない―――が、そもそもここで負けてしまえば、何を論じようが無意味だ。
故に、その辺りは勝利した後でゆっくり追求するとしよう。目の前の明確な敵を捨て置いて論ずるような事ではない。
「うむ。歓待痛み入る。流石に後手も後手とあって、取り得る手一つ吟味するにも難儀したものだが。」
「その甲斐あってか、どうにか盤面を整えるくらいはできたと自負している。後は駒の質比べといったところだ。」
敵方を過剰に高く見積もるつもりはないが、これでもなお数的有利はあちらのものだ。
故にこちらは、質であちらを上回らなければならない。
ブライストは聖印を持つ騎士である。更に副官のワータイガーも手練と見るべきか。
そして雑兵の兵団が2塊ほど。多少渋く見積もって―――概ね互角。可能な限り渋く見積もって、やや不利と言ったところか。
「さて、軍団諸君。ここから勝利を掴めるかは、軍団の質で敵方の数的有利を覆せるかに賭かっている。」
「各々職分を果たし、可能な限り生還せよ。以上だ。」
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