したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

リョナゲームブックを作ろう!

62名無しさん:2007/06/13(水) 01:45:34
館に到着した3人は執事に依頼を受けた冒険者だと伝えると、すぐに応接間へと通された。
そこで待っていたのは女性だった。おそらく私と同い年か、少し年上といったところだろう。
私たちが椅子に座ると、女性が口を開いた。落ち着いた、はっきりとした声だった。
「私がこの町の領主の娘、ロゼッタです。 父は現在病に臥せているため私が代理で依頼を出させていただきました。」
「リーダーのエルキスです。こちらは――」
仲間の紹介をする前にロゼッタの声に遮られた。
「すみませんが、時間があまりありません。依頼の詳細を説明いたします。セバスチャン!」
ロゼッタが合図すると、執事らしき男が書類を数枚持ってきて私たちに手渡した。
「詳しい内容はそこに書いてあります。
 死霊は2ヶ月ほど前から闘技場に現れ、そこに居座っています。
 この町も闘技場の町、かなりの猛者も死霊へと挑んだのですが、力及ばず…。
 1ヶ月前に古文書の中に今回と似たケースがあり、若い女性に対する対抗が低いことがわかったのですが
 女性で戦える者もこの町にはいないため、今回ギルドの方へ依頼をしたわけです。」
「しかし、何故2ヶ月も?ギルドの書類では、ギルドの方へ依頼の申請をされたのはほんの4日前のようですが。」
エルキスの質問に、ロゼッタは少し暗い表情をしながら答えた。
「父が依頼をしようとしなかったのです。
 この闘技場は歴史も古く、男と男の真剣勝負の場としてのみ使われてきました。
 そのため、たとえモンスター退治だとしても闘技場で闘技場に骨を埋める覚悟がないものが
 さらに女性が戦うなど許さん、と…
 今回の依頼も父が病に伏せているからこそ私が出すことが出来たのです。
 今もまだ父には知られていません。そのため、話が長引くと父にバレる可能性がありますので…
 また、もしもバレた場合、父があなたたちを追い出してしまう可能性もあります。
 申し訳ありませんが、早めに退治して、早めに出て行ってもらえると…」

その後も死霊に対する最低限の情報をもらい、3人は館を後にした。
「それでエルキス、これからどうする?町の事情もなんか複雑みたいだけど…」
リーファンが私に聞いてきた。
まだ外もそこまで暗くないし、体力もほぼ満タンに近い。このまま戦ってもいけると思うけど…

<さっそく闘技場へ>
<先に情報収集を>


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板