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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

1健二:2005/04/04(月) 17:31:05 ID:Y.fkKfAQ
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/772/1101664264/l100

74020:2005/06/02(木) 17:54:42 ID:67Nq1Pv.
・・・ヴェノム使いの私はどうすればいいんだろうか。。

>>全職人
みんな超GJ!!数が多くてレスしきれないww
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>>713-714

-放課後-

「愛、帰らないの?」

「ん?あぁ、悪いな。起きるまで待ってるわ」



そういって愛が目線を向けた先には、昼間パイルCHを喰らって死に掛けた松瀬の姿。
よく気絶している。。かれこれ4時間くらいだろうか・・・。


「本人に知らせないんじゃマズイだろ?」

「ふ〜ん、それじゃあたし達は帰るね。」
「ばいばーい。」


そういって教室に残った愛。
今教室に残っているのは愛を含めて計6人。


「緒土のせいで残ることになっちゃて、悪いわね。」
「いいって、これが俺の仕事だし。」

そう言って、聖が愛に謝る。
もとを正せば誰が原因なのかは一目瞭然なのだが・・・、


「あ、そうだ。カイでコスプレするっていう件なんだけど、あれ参加で良かったのかな?」


2秒の沈黙の後。
気がつくと聖の手には封雷剣が握られていた。


「いや、ほらコスプレとかって、私そういう柄じゃないっていうか・・・、
 やっぱりそういうことはワザワザ私がやることでもないかな〜って。」

「はぁ、、?」


(そうは言ってるけどさぁ、、
 その封雷剣スゲー似合ってるわけなんだけど・・・。

 あの腐女子の反応を見るに・・・、引きずりこんだほうがイベントは盛り上がるな。)


「やれよ、聖。」


「あ、松瀬おはよ〜。」
「・・・鳩尾がまだ痛む。」


いつ目が覚めたのか、松瀬が目を開けていた。

(やっと起きたか、4時間30分・・・おそるべし江辻 聖。)

74120:2005/06/02(木) 17:55:15 ID:67Nq1Pv.

「カイのコスプレだろ?部活見学の時に一回やったんだからやれよ。」
「ちょっと緒土、あのとき私がどれほどの屈辱を受けたと思ってるの?」
「でも、似合ってたぜ。なぁ?」


松瀬が周りの面々に同意を求める。
三綾、紙野両名とも大きく頷いている。

(聖の方は若干頬が赤く染まっているが・・・、あぁ、窮地に立たされて焦ってるんだな。)



「で、参加・・・するの?」





「・・・そこまで言われたら、、してあげてもいいかなぁ〜。」

顔を赤く染めて半ばヤケクソ気味に参加を表明した。


(・・・あぁ、そういうことか、俺もまだまだ鈍いな。
 っと、そうだ、本題はこっちじゃない。気絶してた方だ。)


「で、松瀬君の方なんだけど・・・」
「ん?なんで俺が?」


気絶していたので、郁瀬に仕組まれたことは知る由もない。
知らない方が幸せなこともあるというが、、正にこのことだろうか。

(・・・さっきから郁瀬の目が爛々と輝いてるな。
 わざわざ俺が説明するまでもあるまい、5秒後には郁瀬が喋るだろう。)



「兄貴ぃ〜、わ、わた、私が、、」


「――――!!?
 わ、悪い、俺今急用を思い出した。かっ、帰らないと・・・!」


「私がヴェノム、兄貴がエディのコスプレですよフォォォォォォォォォ!!!!!」
「ぃぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

そう叫ぶと郁瀬は松瀬に飛び掛かって動きを止めた。


(!!恐ろしい、、噂には聞いていたが・・・ここまで恐ろしい人種だったとは!?
 まるでこの2人は、、女性向け同人誌から飛び出してきたかのようだ・・・。)


「で、、参加・・・?」
「ふざけんな!自分からディエルタ・エンドに突っ込むようなもんだ!!」
「・・・正直回避不能参加一択に見えるんだけど。」


松瀬の上にはいまや『フォモード』に突入した郁瀬が跨っている。
おそらく、これでも力をセーブしているに違いない。


(たぶん、この場に誰もいなかったとしたら・・・やめよう、考えたくない。)

74220:2005/06/02(木) 17:55:48 ID:67Nq1Pv.

自分からディエルタ・エンドに突っ込む、
松瀬は郁瀬とペアでザトーのコスプレをすることをそう比喩した。

愛は知っている。大会で一二三のディエルタ・エンドに突っ込んだジャスティスを・・・。
確かに、あれはどうしようもなく恥ずかしい。


「ちょっと緒土、あたしだけコスプレやらせるつもり?」
「兄貴、エディ無きヴェノムは正につがいを失ったようなものっすよ!」


半ば脅迫、拷問とすら取れなくも無い説得が始まった。
なにより、聖が封雷剣を持っているのが怖いところだ。

(あの封雷剣・・・ホントに雷出たりしないよな・・・?)


「俺はやらないと言ったらヤラn「スタンエッジ!」

「ピリッとキターーッ!」


(・・・出た!?
 危険だ・・・!俺の直感だが、先ほどのパイルも加味して考えると、江辻 聖には十分な殺傷能力がある。。)


「くっ、何と言われようが俺はコスプレなぞしない!!右渡にちか・・・いや、F氏に誓う!」


以前右渡に誓いをたてて即破ってしまったことを思い出したらしい。
咄嗟に現在の主力戦術『F式』立案者『F氏』に誓いをたてる。

だが、その横では両手を胸の前でクロスし、封雷剣を構える聖の姿があった。




「・・・これを使うとh「それはヤメロー!!」




(・・・チャージアタックも出せるのか!?
 この調子だと・・・いつセイクリッドエッジやライジングフォースを放つか解らないな・・・。)


「・・・わかったよ、やってやるよ。"エディ"だろ?」



遂に観念したのか、松瀬がギブアップを告げる。

またしても彼の誓いは人知を超えた外的要因によって破られてしまった

郁瀬が雄たけびを上げているが、まぁここは触れないでおこう。


「それじゃ、俺は仕事が終わったから帰らせてもらうわ。」
「あ、ちょっと残ってくれないか?話があるんだ。」
「・・・?」


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