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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

1管理団:2007/04/12(木) 23:32:19 ID:???

      AA ではない活字の並ぶ 虐待・虐殺系 の 新 し い ス タ イ ル 。
━━━━─────────────────────────────────━━━━
 皮を剥がされたしぃが、首筋に大きなフックを刺されて吊され、みぞおちから股間までを
切り裂かれている。裂かれた腹からは、勝手にニュルニュルと腸が飛び出て、こぼれた。
 吊された中には、ベビしぃも混じっている。

「ウゥゥゥ イタ イヨ、、、 モウ シナ セテ」  
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 「イチャ ヨ ナコ チテ マチャ リ チタ」
         |ミ|           |ミ|     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
      -、.   |ミ|、          |ミ|                       |ミ| :
        /;l   |ミ|;l           |ミ|    ,,、  ,.,,.,.,,.,,.,..,,     ,.,,. ,,.,,,.,,      |ミ|i | ̄ ̄| ̄
     /:;,.;ヽ,.,|ミ| |              |ミ|   /;,:l  ミ,,,,,(★)ミ     ミ(★),,,,,ミ     |ミ| :|    |
    ,:;´ ;::; ;: ; ;|ミ|.;`,、   、ー-- 、__、、ミ|_,,//,、|  <ヽ`∀´>   <`∀´* >、    i|ミ| :|    |
   l.,;:.ー、 ;;,:..;|ミ|;:..:.,;l   ヽ;.:;r :;;.,;: ;:、_:;:;ヽ;l ⊂ミ  北 )  m 北  ミmヽ  |ミ|i |    |
 ̄ ̄|;:.;゚-,.ilヽ|/:|ミ|,; :; ;|  ̄ ̄`l>:;,. ;:( ゚,0.`o ;l: ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ i |ミ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ヽっ ;i|;/lヽ|ミ|;;:; ;/    |;,.: ;(´ ̄`)" ゚。;:l   | 労働党 万歳  | .       |ミ|, ー--、
     >;:;: :;,. ;(O);:く       ヽ;;.:` - ´:;: ;: ;;/     |    ____    | .       |ミ| ;: ;: ;:、´
    /:: :; :,. ;:;l|iノ,.:;:.;;ヽ    /;":;:);)(;:(;(;:;`;:,   |    || ★ ||    |       i |ミ|:;: .:.,ー--、
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー、,:.;;i   | __ ̄ ̄__ |       ,(O) ;;: ;:;: ;;:,´
                    ::::::::::::::::::::::::::::::::::|/::::::::::::::::::::::::: \|::::::   /:;ヽi|l;;;: ;;: (゚ノ
「フォルフォルフォル、これが全自動畜産場ニカ?」     ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 突如、重く冷たい鉄の扉が開き、人が二人、中へ入ってきた。毛皮のコートに、これまた
毛皮の大きな帽子。その帽子に付けられた、大きな赤い星は、彼等が共産国家の兵士で
ある事を、何よりも雄弁に語っていた。
「はい、そのとおりでスミダ」
 先に入ってきた男――物腰の低さや、言葉遣いからして、後から入ってきた男の案内役
であろう――は、上機嫌な上官に、この工場の概要を説明し始める。
「ちびギコを使った種付けから、しぃのニクコプンでの飼育、屠殺、解体、全て奴らの手で行われまスミダ」
 鳴りやまない笑い声、絶えない悲鳴と怨嗟の声、、、
                                    ここは彼女らの故郷より西に在る、

          地       上       の       楽       園       。

2管理団:2007/04/12(木) 23:32:37 ID:???

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- 例 -
 (*゚ー゚)   ハニャーン。ベビチャン カワイイネ♪
 (*゚ヮ゚)   チィチィ!マンマナッコ!
 (・∀・ )  やあ今日は。
 (#゚ -゚)   ナニヨ クソモララー!ベビチャンヲ ナッコシナサイ!
 (・∀・#)  殺す!
 (*T0゚)   シィィィーッ!

3へびぃ:2007/04/17(火) 00:36:41 ID:???
新スレ乙です。僭越ながらも1番乗りで申し訳ありませんが、早速新作投下させて頂きます。


【流石兄妹の華麗なる休日〜百ベビ組手〜 前編】



「父者〜。どこか遊びに連れてって欲しいのじゃぁ〜」

先日11歳の誕生日を迎えたばかりの妹者が甘えるような声を出して、父者の背中に抱きついた。
それはまるで木にしがみ付く蝉を連想させ、何だか暑苦しい。

「い、妹者・・・降りてくれないかな?私は腰を痛めてるんだ・・・」

妹者にしがみ付かれた父者が声を絞り出した。
それを聞いた妹者は慌てて、

「あ・・・ごめんなのじゃ」

父者の背中から離れたが、すぐに標的を変え、

「兄者〜。退屈で爆死しそうなのじゃ〜」

そばであぐらをかいてゲーム雑誌を読みふけっていた兄者の背中に飛びつく。
兄者は突如として飛びついてきた妹者の衝撃に少々驚きながらも、横に居た弟者に声を掛けた。

「弟者よ。何故妹者は退屈だと爆死してしまうのだ・・・?」

「さあ・・・それほど暇だという事だろうな」

弟者が冷静に返した。
時は6月。初夏だ。場所は流石家の居間。
状況は見ていただければ分かる通り。
妹者が退屈のあまり、父者にどこか連れてって貰うようにねだっていた所だ。
しかし父者は腰痛で療養中。久々の休みなのでゆっくり休んでいたいらしい。
そこで今度は兄者に矛先を変えたという事だ。

「兄者は何か用事でもあるのじゃ?」

妹者に訊かれ、兄者は答える。

「い、いや・・・別に無いが」

すかさず妹者は、兄者の体を背中から揺さぶり始める。

「じゃあどこかに連れてって欲しいのじゃ!お願いなのじゃ、ね〜ね〜ね〜ね〜ねぇ〜・・・」

ゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさ・・・・・・・・・・。
妹者の必殺ヴァイブレーションに、兄者はたまらずギブアップ宣言。

「わ、わかった、妹者よ・・・わかったから止めてくれ・・・うぷ」

「わ〜い!兄者に勝ったのじゃ〜!」

どさりと倒れた兄者の横で妹者が勝利宣言。
そして即座に弟者にも声を掛ける。目をキラキラと輝かせて。

「ちっちゃい兄者も一緒に行くのじゃ!」

弟者は少し困った顔をしたが、目を輝かせる愛妹の前では断る事も出来ず、承諾。

「わかった。俺も行こう。妹者、支度して来なさい」

「やった〜!着替えてくるのじゃ♪」

妹者はピョン、と一つ跳ねてから、『ブーン』のポーズで部屋を出て行った。
まあ、俺も暇だったしな・・・とひとりごちてから、弟者は未だに床に伏す兄者に声を掛ける。

「兄者・・・大丈夫か?」

「あ、ああ・・・何とかな」

兄者が起き上がりながら答える。

「ところで、どこへ連れて行くんだ?金もあまり無いぞ・・・」

「そうだな・・・弟者よ、今日は何日だ?」

「今日か?」

弟者はちら、とカレンダーを見てから答える。

「今日は6月17日、日曜日だが」

そう告げると、兄者はポン、と手を叩いた。

「それなら丁度いい。今日はあれだ、町内広場で『百ベビ組手』の大会があるじゃないか」

「それだ!あれなら俺達も妹者も楽しめる、まさに打ってつけだな。金も掛からんし・・・」

その時、早くも可愛らしい服に身を包んだ妹者がバン!とドアを開けた。

「支度できたのじゃ!」

「早いな・・・妹者よ」

弟者は思わず苦笑するのだった。

4へびぃ:2007/04/17(火) 00:37:21 ID:???
家を出た兄妹3人組は、早速町内広場へ向かって歩き出した。

「〜♪」

鼻歌を歌いながら上機嫌な妹者がどんどん歩いてゆくので、続く兄者と弟者は付いて行くだけで精一杯だった。

「い、妹者よ・・・随分とご機嫌だな」

弟者が尋ねると、妹者は笑顔を崩さずに答えた。

「だって、久しぶりのお出掛けなのじゃ!」

言いながらもどんどん歩調が速くなる妹者。
兄2人はついに小走り状態で付いていく事となった。
道中、兄者が思わず弟者に漏らした。

「まったく、我が妹ながらなんてパワフルなんだ・・・」

それを聞いた弟者も、肩を軽く竦めながら言う。

「禿同だ、兄者。伊達に母者の血は引いてないな・・・」

「ああ、その元気を1割でいいから俺に・・・」

「兄者〜!早くするのじゃ〜!」

妹者の大声で会話を遮られた兄者と弟者は、互いに苦笑一つしてから、妹者の待つ方向へ駆け出した。
町内広場は、もうすぐそこだ。

5へびぃ:2007/04/17(火) 00:37:56 ID:???
パン!パン!パン!

雲が1つ2つ浮かぶ青空に、花火の音が響く。
抜けるようなスカッとした快晴の空の下、大勢の人だかり。
広場のあちこちに特設ステージや臨時のプレハブ小屋、大きな柵で囲まれた古代ギリシャのコロッセウムを思わせる闘技場らしきエリアなんかが作られている。
また、様々な食べ物や飲み物、射的に金魚すくい等のアトラクションの出店まで出展しており、文字通り『お祭り騒ぎ』状態だった。
さて、大人から子供まで入り混じっての人の波に、早速飲み込まれた流石兄妹達。

「妹者、はぐれるなよ〜!」

弟者の声に、

「大丈夫なのじゃ〜!」

割とそばから妹者の声が返ってきた。この分なら大丈夫か、と弟者はほっと一息―――ついてもいられなかった。
とにかく押し寄せる人の波、波、波。まさにタイダルウェイヴ。

「あ、兄者よ・・・とりあえず落ち着ける場所に行かないか?」

最早どこにいるかもわからない兄者に弟者が提案すると、

「う、うむ・・・そうしよう」

弟者から見て5時の方向から兄者の返答が返って来た。

「このままでは・・・あっという間に・・・ばらば、あ、いや、ちょ・・・弟者、助け・・・」

弟者に向かって話しかけていた筈の兄者の声がどんどん離れていく。
見れば兄者は、人の波に流されてどんどん弟者から離れて行ってしまっていた。
十代後半の健全男子ならこれくらいどうという事も無さそうだが、兄者の場合は日頃の運動不足が祟っているのだろう。
はぁ、とため息一つついてから、弟者は人の波を掻き分け掻き分け、ようやく兄者の左手首を掴んだ。

「まったく、しっかりしてくれよ。妹者より先に兄者がはぐれてどうする・・・」

「うむ・・・スマンかった」

兄者は弟者に陳謝。
そのまま弟者は兄者の手首を引きながら、これまた流されそうな妹者の手を握る。
そして2人の手を離さないように、弟者は人ごみからの脱出を図って歩き出した。
その姿はまるで、雪山で遭難者のソリを引っ張って走るセント・バーナード犬のようだった。

「それ・・・褒めてないだろ」

弟者は誰にとも無く呟いてから、弟者はまた歩き出した。
彼方に見えた、レストハウスを目指して。

6へびぃ:2007/04/17(火) 00:38:28 ID:???
「もうクタクタなのじゃ〜・・・」

折り畳み式テーブルに突っ伏した妹者が、力無く呟きながら、メロンソーダのストローを銜えた。

「まだ来たばかりなんだがな・・・まあ、この人込みでは無理も無いか」

弟者が同調しつつ、手に持ったアイスコーヒーをストローでかき混ぜる。
カランカラン、とグラス内の氷が涼しい音を奏でた。

「賑わっているとは思ったがな・・・まさか、ここまでとは」

兄者は一息でグラスの烏龍茶を半分ほど空け、一息ついてから言った。
弟者はどうにか人込みを脱出し、近くにあったこのレストハウスに辿り着いていた。
兄者達が囲むテーブルは折り畳み式の物で、中央にはビーチパラソル。それぞれの手には注文した飲み物のグラス。
おかげで中々に涼しい空間が出来上がっていた。
そんな中で、弟者は入り口で貰った地図付きパンフレットを広げた。

「・・・さて。この後はどうするんだ?いつまでものんびりしている訳にもいくまい」

弟者の言葉に、兄者が顎の先を摘みながら返答した。

「そうだな・・・やはりここはメインイベントの百ベビ組手本戦を見に行かないか。
 時間的にも丁度良いしな」

言いながら兄者は自らの左腕の腕時計を示した。
時計の針は9時32分を指していた。
パンフレットを見れば、本戦は10時からとなっている。

「では、そろそろ行ったほうがいいな。余裕があるに越した事は無いさ」

弟者が立ち上がろうとしたが、兄者がそれを引き止めた。

「まあ待て。少しくらい休んでからの方が良かろう。時間も無い訳ではないしな・・・」

弟者はそれを聞いて、再び椅子に腰を下ろした。

「・・・まあ、それもそうか」


―――10分後。
グラスを空にした3人は、そのまま本戦会場となっている特設ステージへと向かった。
(ちなみに飲み物代は壮絶なジャンケン対決の末、兄者が支払った)
レストハウスからも見える位置にあったので、今度は大して労せずに会場へと辿り着く事が出来た。
それは最初に来たときにも目に留まった、闘技場のようなステージだった。
入り口のゲートの前で、唐突に兄者が言った。

「弟者。せっかくだから、お前も出てみないか」

え、と軽く驚いた表情で弟者が振り向く。

「い、いや・・・急に言われてもだな・・・」

「見ろ。『飛び入り参加大歓迎!お気軽に受付にお申し付け下さい』と書かれているではないか。
 お前も最近家の周りにアフォしぃなんかが出なくて退屈していただろう?丁度良いじゃないか」

「ちっちゃい兄者、頑張るのじゃ!」

妹者にも後押しされた弟者は少しの間思案していたが、

「・・・まあ、俺も最近運動不足だったからな・・・。
 ――わかった、せっかくだから出よう。兄者と妹者は、観客席に先に行っててくれ。
 俺は自分の番が終わってから行くよ」

それから弟者は兄者と妹者を見送ると、受付へと向かった。

7へびぃ:2007/04/17(火) 00:39:11 ID:???
―――『百ベビ組手』。
名前から察した方も多いだろうが、この競技は、簡単に言えば空手なんかの『百人組み手』のベビしぃverだ。
無論、空手とは違い相手を虐殺する事が前提だ。
要するに、ベビしぃ100匹をいかに迅速に、かつ華麗に虐殺するかを競うのだ。
武器や方法などは基本的に自由。始めからフィールドに100匹放たれている場合もあれば、その都度追加される場合もある。これは、大会によって異なる。
この辺は後に説明があるのでこのくらいに。
本戦会場は、言うなれば野球場をそのまま小さくしたような感じだ。
観客席に囲まれて、直径25m程度の円形のフィールドが広がっている。
フィールドの隅には入退場口とベビ入場用の金網付きゲートがある。(無論、ベビの退場口は無いww
フェンスの一部にはガラス張りの所があるが、これは恐らく招待客や来賓が観戦するための席なのだろう。
また、他にも似たようなガラス張りの部分があるが、その向こうには席ではなく妙にガランとした、人が普通に立って歩き回れる程の広い空間が広がっていた。一体何の為なのか・・・?

受付で手続きを終えた弟者は、早速控え室へと向かった。
ちょっとしたホール並みの広さの部屋に、男女合わせて20人近くのAAが居た。
部屋には備え付けのロッカーや革張りの長椅子、自動販売機などと設備は充実している。部屋の上方には、大きなモニター。
さて、どうしたものかとキョロキョロ部屋を見渡していた弟者に、肩をチョンチョンとつつくと同時に不意に声がかかった。

「オイ、弟者!コンナ所デ何シテンダヨ?」

ややソプラノ気味な声に弟者が振り向くと、そこには弟者の高校のクラスメイトのつーが立っていた。その手には持ち込んだらしいナイフが握られている。

「ん?ああ、つーじゃないか。何してると訊かれてもな・・・百ベビ組手出場以外の目的で、ここにいるとは思えないだろう」

弟者が答えると、やや小柄で勝気なこの少女は腰に手を当てて笑った。

「アヒャヒャ!ソウジャネェッテ。オマエガコウイウ大会ニ出場スルナンテ珍シイナ、ッテ思ッテサ」

それを聞いた弟者は、頬をポリポリとかきながら言う。

「むう。俺も最初は観戦目的だったんだがな・・・兄者や妹者に薦められて、出る事にしたんだよ。俺自身、虐殺はご無沙汰だったしな。
 つーはこういうの好きそうだとは思ったが・・・まさか出ているとは思わなかったな。いつから出ているんだ?」

弟者の質問に、つーは少し声のトーンを落として言った。

「3,4年前クライカラカナ。ソレニ、出テイルモナニモ・・・ホレ」

囁きながらつーが取り出した物―――それは、首から下げる為のストラップが付いた、金色に輝くメダルだった。
それこそまさに、この『百ベビ組手』の覇者の証だった。そこには『第39回大会優勝者 つー』と刻まれている。
文字の上にはでかでかと、ベビしぃの死骸を踏み台にしてポージングするモナーが描かれていた。

「おいおい・・・優勝までしてるのか。凄いじゃないか。第39回って事は・・・丁度去年か」

弟者からの賞賛に、つーは顔を真っ赤にしながら、腕をパタパタと振った。

「オ、オイ・・・アンマリ大キナ声デ言ウナヨ。恥ズカシイジャネーカ・・・」

と、その時。
ブン、という低い音と共に、部屋の上部に取り付けられたモニターの電源が入った。
そこにはこれから自らがベビを屠殺して周るであろうフィールドが映し出されている。
少しではあるが、観客席の様子も見て取れた。
まじまじとモニターを見上げていた弟者に、つーが声を掛けた。

「ソロソロ開会式ガ始マルナ・・・オイ、チャント見テオケヨ?ルールノ説明ナンカモアルカラナ」

「ああ、わかった」

弟者が答えながら、そばにある2人用の椅子に腰掛ける。つーが寄ってきて、その隣に座った。
それから2人は、ほぼ同時のタイミングでモニターを見上げる。
モニターの中では丁度、1組の男女がフィールドの中心へ向かって歩いてきていた。


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