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虐待・虐殺小説スレッドPART.4

3へびぃ:2007/04/17(火) 00:36:41 ID:???
新スレ乙です。僭越ながらも1番乗りで申し訳ありませんが、早速新作投下させて頂きます。


【流石兄妹の華麗なる休日〜百ベビ組手〜 前編】



「父者〜。どこか遊びに連れてって欲しいのじゃぁ〜」

先日11歳の誕生日を迎えたばかりの妹者が甘えるような声を出して、父者の背中に抱きついた。
それはまるで木にしがみ付く蝉を連想させ、何だか暑苦しい。

「い、妹者・・・降りてくれないかな?私は腰を痛めてるんだ・・・」

妹者にしがみ付かれた父者が声を絞り出した。
それを聞いた妹者は慌てて、

「あ・・・ごめんなのじゃ」

父者の背中から離れたが、すぐに標的を変え、

「兄者〜。退屈で爆死しそうなのじゃ〜」

そばであぐらをかいてゲーム雑誌を読みふけっていた兄者の背中に飛びつく。
兄者は突如として飛びついてきた妹者の衝撃に少々驚きながらも、横に居た弟者に声を掛けた。

「弟者よ。何故妹者は退屈だと爆死してしまうのだ・・・?」

「さあ・・・それほど暇だという事だろうな」

弟者が冷静に返した。
時は6月。初夏だ。場所は流石家の居間。
状況は見ていただければ分かる通り。
妹者が退屈のあまり、父者にどこか連れてって貰うようにねだっていた所だ。
しかし父者は腰痛で療養中。久々の休みなのでゆっくり休んでいたいらしい。
そこで今度は兄者に矛先を変えたという事だ。

「兄者は何か用事でもあるのじゃ?」

妹者に訊かれ、兄者は答える。

「い、いや・・・別に無いが」

すかさず妹者は、兄者の体を背中から揺さぶり始める。

「じゃあどこかに連れてって欲しいのじゃ!お願いなのじゃ、ね〜ね〜ね〜ね〜ねぇ〜・・・」

ゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさゆさ・・・・・・・・・・。
妹者の必殺ヴァイブレーションに、兄者はたまらずギブアップ宣言。

「わ、わかった、妹者よ・・・わかったから止めてくれ・・・うぷ」

「わ〜い!兄者に勝ったのじゃ〜!」

どさりと倒れた兄者の横で妹者が勝利宣言。
そして即座に弟者にも声を掛ける。目をキラキラと輝かせて。

「ちっちゃい兄者も一緒に行くのじゃ!」

弟者は少し困った顔をしたが、目を輝かせる愛妹の前では断る事も出来ず、承諾。

「わかった。俺も行こう。妹者、支度して来なさい」

「やった〜!着替えてくるのじゃ♪」

妹者はピョン、と一つ跳ねてから、『ブーン』のポーズで部屋を出て行った。
まあ、俺も暇だったしな・・・とひとりごちてから、弟者は未だに床に伏す兄者に声を掛ける。

「兄者・・・大丈夫か?」

「あ、ああ・・・何とかな」

兄者が起き上がりながら答える。

「ところで、どこへ連れて行くんだ?金もあまり無いぞ・・・」

「そうだな・・・弟者よ、今日は何日だ?」

「今日か?」

弟者はちら、とカレンダーを見てから答える。

「今日は6月17日、日曜日だが」

そう告げると、兄者はポン、と手を叩いた。

「それなら丁度いい。今日はあれだ、町内広場で『百ベビ組手』の大会があるじゃないか」

「それだ!あれなら俺達も妹者も楽しめる、まさに打ってつけだな。金も掛からんし・・・」

その時、早くも可愛らしい服に身を包んだ妹者がバン!とドアを開けた。

「支度できたのじゃ!」

「早いな・・・妹者よ」

弟者は思わず苦笑するのだった。


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