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戦場スレpart2

98ヒツギ ◆zwG.6Bg2jY:2012/08/28(火) 23:50:40 ID:AlXzqdPM
>>93>>94
>「バルクレイス、受け入れ準備が出来ました。進入速度、角度に注意し、左舷カタパルトへと着艦してください。
> あ、それと着艦後はあまり時間をおかずに医務室へ行って下さい。頭のそれ、放っておくのも危ないですから」

「了解」
どうにも擬態ASSSとの戦いが気になってしまっているらしい、仲間の下に行きたいという気持ちが強いのか
しかしヒツギは自分の状態が分からないほど愚かではない、損傷は深刻な域にまで達している。
邪魔が入らないようにとシャドウストライカーを抑えていたのだ、自分が邪魔として入っては元も子もない
目に血が入らないようにパイロットスーツを使って血をぬぐった、ちょうどその瞬間だった

>>96
>残像を伴いながら、ゆらりとバルクレイスの方角へ傾けると、
>瞬時にバルクレイスの背後へと付き、両方のトンファーをその首もとへあてがっていた

「!!」
気を緩めた一瞬を突いてバルクレイスの背面へ肉薄していた
ヒツギが生み出した隙は秒にも満たない出来事であり、シャドウ・・・即ち影のような速さで標的を切り替え回り込んできたのだ

>ユウセイ?「よく会うねぇヒツギ君。辛そうだから、そろそろ楽にしてあげるよ」

鋏のように重ねられたトンファーの刃がデーモンの首を刈り落とそうと振るわれる。
(避けきれない!!)
避けることが無理ならば被弾を減らす、ヒツギが咄嗟に考えたのはそれだった
肩から直接生えている高周波ブレードを備えた角のような形状のスラスター、これを立てる
それに平行し、数少ない推進器官に鞭を打って機体を前面に倒すように動かした。

両側から振るわれるトンファーは持ち上がるスラスターに下からぶち当たり上方に逸れ始める。
そして前面に倒れることによって、バルクレイスが背負った巨大な複合ブースターポが頭部の代わりとして下から競りあがるのだ

「ぐぅっ!!」
デーモンの頭の代わりとして差し出されたブースターはその被さった屋根のような部位をスパリと切り落とされる。
切断されたところからは内部の機械がむき出しとなり、損傷からの発火を防ぐためにその機能の一部をシャットアウトした
これには戦艦に使われるような大型のテスラドライブの他に5機以上もの推進器官を有している
このバルクレイスの突撃を可能とする加速力の要、この機体の生命線そのものだ
首こそ落とせなかったが刃は翼に傷をつけたのである

(終わりが見えない・・・だけど!!)
だがデーモンは前のめりに倒れながらも後方へと左足を突き出す。
即ち後ろ蹴り、その胴を脚部に内臓したステークで貫くつもりなのだ
ヒツギの性格を考えれば、ただでは言葉無いということだろう

HP20%


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