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戦場スレpart2
93
:
リリー
◆Tg./UqnJ52
:2012/08/28(火) 10:03:13 ID:5htEnSEE
>>91
リリーの帰還要請にヒツギは一旦躊躇したものの、最終的には甲斐への帰還の途についた。
おそらく、機体状況が許せば、彼はリリーの要請を蹴って誰かの救援に向かっていただろう。
仲間想いなのは良いが……同時にどこか危うい。何となく、のレベルではあるが、リリーはそう思った。
ともあれ、今は素直に帰還してくれるというのだ。こちらはその準備をせねばなるまい。
「ハンガー、こちらCICです。まもなく、大きな損傷を受けたバルクレイスが着艦しますが、ケージの用意は可能ですか?」
『動ける人員とダメコン班の奴らをかき集めれば、なんとか。応急修理が必要なんですかい?』
「いえ、状況は既に決着の様相を見せつつあります。そのままケージへ収容するだけで結構です」
『了解』
ハンガーに受け入れ体勢を整えさせたリリーは、再度バルクレイスに通信を繋ぎ、
「バルクレイス、受け入れ準備が出来ました。進入速度、角度に注意し、左舷カタパルトへと着艦してください。
あ、それと着艦後はあまり時間をおかずに医務室へ行って下さい。頭のそれ、放っておくのも危ないですから」
ヒツギの頭は、コミュニケーションウィンドウから見てもよくわかるくらい真っ赤だ。
見た感じ、出血多量でいつ貧血を起こしてもおかしくないくらいである。
>>85
,
>>92
「少尉、クーリマン機ですが、ロングレンジミサイルが使用可能とのことです。
現在、カタパルトレールへの機体の固定作業が完了しつつあります」
「やってくれるのですか」
「そのようです。それと、帰還中のバルクレイスについて、自機の補給機能を使えないかと打診を受けていますが……」
「補給機能を?」
「はい。バルクレイスに補給を施し、戦列に復帰させられないか、とのことです」
「わかりました。クーリマン機への回線をこちらへまわしてください」
「了解」
エフゼロとの交信を自分のヘッドセットにまわしてもらったリリーは、ヘッドセットの耳当て部分を押さえ、
「クーリマン軍曹、話は聞かせていただきました。バルクレイスへ補給できないか、とのことですが、残念ながらそれはできません。
かの機体は稼働しているのもやっとの状態で、補給を施したとしても、戦力には成り得ないのです。
申し出はありがたいのですが、バルクレイスのことはこちらに任せ、ともかくあなたはガブリエル援護に集中して下さい」
そう指示を出したリリーは、コンソールを操作し、次にライトへと通信を繋ぐ。
「明智大尉、こちら甲斐です。現在本艦は大尉への援護射撃の体勢を整えつつあります。
三式対空榴散弾、ティンダロス2艦対空高機動ミサイル、各種対空砲、クーリマン軍曹のエフゼロのロングレンジミサイルを用意してあります。
必要であれば、いつでも要請を」
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