[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
戦場スレpart2
657
:
◆zwG.6Bg2jY
:2013/03/21(木) 09:01:31 ID:ZHdKhqkk
>>656
>「だからと言って……意味が解りませんよ。じゃあどうするんですか……?何が出来るのですか……?」
「何が出来るかどうかなんて分からない、実は今も迷ってるよ」
ライトの問いかけにヒツギは自分の心中をそのまま言葉として伝え始めた。
今も迷っている、結局どちらかに立っても敵と味方に割れるのは決まっているのだ
その証拠に先ほどまでヒツギは二者択一に悩まされまともに戦う事も出来ない状況だった。
だが、今こうして立っているという事はその答えを出したという事を物語っている。
「・・・『仲間』とは戦いたくない、でも『仲間』を守るためなら戦える」
一見すれば矛盾している様でいてその心理を読み解けば矛盾している訳ではない言葉
ヒツギが出した答えがこれだった
彼が取ったのは善悪という立場ではなく、それを超越した仲間という繋がりだったのだ
>「ヒツギ、私と再契約して。今度は絶対に私が死ぬまで未来永劫私の眷属として……。
>そして。もし私が契約を裏切る様な事が有れば罪を背負う。……この右目の邪王真眼を抉り抜いて、君に差し出そう」
「その契約は成立しない、釣り合わないからだ」
ヒツギが意外にも出した否定的な言葉に肝が冷えたが、その後に続く言葉が負を全て吹き飛ばした
「その内容なら見返りもその眼も必要ない・・・そういうもんだろ?」
対価が釣り合わないのはレイナ側ではなくヒツギ側の話。
たったそれだけの為に受け取る事なんて出来ない、対価など得られずとも当然の事なのだから
とんだ正直者の悪魔が居たのもである
『明智少尉、何をちんたらと・・・
君は少なくともこの戦場では指揮官なんだよ、離反者にご高説を聴いてどうするつもりなんだい?』
ライトの機体に通信がかかる、それはこの戦場に居る智天使からのものだった。
この状況で動きを止めてしまったライトを見かねたらしい
いや、煽り立てていると言った方が正しいか・・・その目的こそ不明だが
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板