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戦場スレpart2

32アカリ&リリー ◆Tg./UqnJ52:2012/08/07(火) 08:32:27 ID:VLHbLtKQ
>>25
「バルクレイス、こちら甲斐です。先ほどのあなたの援護がなければ本艦は多大な被害を被っていたところでした。
 援護に感謝します」

ユウセイへの援護砲撃後、一段落付いたらしい甲斐から通信が入る。
モニターに映るリリーの顔はヒツギにとっては見覚えのない顔だろうが、甲斐内部の通信を聞いていたのであれば、
その声が姫に代わって艦の指揮を掌握した人物のものと同じだと判断できるだろう。

「損傷と怪我が見受けられますが、大丈夫ですか?
 ハヤミ曹長の元に向かうのであれば、何とか彼を引っ張って共に本艦へ帰還して下さい。
 こちらも出来うる限りの援護はします。言うことを聞かないのであれば、一発引っぱたいても構いません。
 妙な色気を出してしまっては、あなたかハヤミ曹長、もしくは両方を失う結果となりかねませんので」

言っていることは物騒だが、両機の破損状況から考えれば当然の物言いである。

>>27-28
敵の弾幕はかいくぐったが……その代わりに今度は狙いがエクセリオンに向いてしまったようだ。
何とか援護をしたいものだが、フェンサー二基に未だにつけ狙われている以上、それも難しい。
このままではジリ貧か。そう考えたアカリは、甲斐に通信を入れる。

「甲斐、こちらクレマチ。三式対空榴散弾の用意をお願いします!」
『こちら甲斐。了解しました。一番副砲へ装填します』

甲斐との通信を切ったところで、迫り来ていたフェンサーを機体に身をよじらせて回避したアカリは、今度はレオンハルトに通信を繋ぐ。

「シュナイダーさん、甲斐に三式弾を用意させました。甲斐の艦首側に敵を引きつけましょう。
 指向性散弾のシャワーを相手に浴びせてやるんです」

今し方回避したフェンサーに対し、M950マシンガンを撃ちかけながら、アカリはそう提案する。
三式対空榴散弾は目標の手前で炸裂し、多数のベアリング弾を扇状に射出する砲弾だ。
甲斐の副砲は主砲と同じく三連装であるので、それら全てから発射される三式弾のベアリング弾の量は計り知れない。
その量はあのアルトアイゼンのスクエア・クレイモア以上のものだろう。それだけの散弾、どれほど高機動であろうとも避けられる術はない。


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