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戦場スレpart2
20
:
アカリ&リリー
◆Tg./UqnJ52
:2012/08/06(月) 06:04:28 ID:q8hQi1wc
>>17
フェンサーによる攻撃を躱したと思った矢先に、今まで見えなかった敵が姿を現して、両手に構えた射撃武器を乱射してきた。
運動性、機動力共にそれほど良くはないゲシュペンストが対する攻撃としては、非常によろしくない部類のものだ。
「ぐ……このぉ……!!」
重い機体を何とか動かして、弾幕と戻ってくるフェンサーの攻撃に対して投影面積を小さくするようにロールをうつが、
「!?」
加速しているアカリの認識が、予想外の攻撃を捉えた。
なんと、ゲシュペンストの周囲を飛んでまわるフェンサーに、敵の弾丸が直撃した瞬間、こちらへとその軌道が変わったではないか。
予想だにしていなかった敵の攻撃。なんとか機体を動かして回避しようとするが、その他の弾幕が機体の動きを阻害し、
結果、アカリは自機の左肩アーマーと、右側後部スカートアーマーに敵弾の直撃を食らってしまう。
口径の小さい弾を一発二発受けたくらいでそれらの装甲は抜かれはしないが、このままでは非常にまずい。
「回避に精一杯で、これじゃどうしようも…………?」
必死に回避を続けるアカリの目が、ふと、モニターに映り込んだ甲斐を捉える。
「……やるしかない、か」
敵機からの弾と反射された弾、フェンサーの位置を確認したアカリは、自機の装甲を頼みにして、
反射弾と弾幕の比較的薄い場所に飛び込んだ。
ロールやAMBACによる回避を伴わない、バーニア全開の移動は、ゲシュペンストの装甲のあちこちに敵弾を浴びせたが、
一時的にその包囲網から機体を抜けさせることに成功する。
それを見て取ったアカリは、全開のバーニアに加えて、姿勢制御スラスターまでもを推力に使い、
ゲシュペンストが想定する程度を越えた加速を、自機に強いた。
【ゲシュペンストMk−Ⅱ:HP70%】
>>14
>>18
一方、甲斐のブリッジは突如の無重力空間への突入による艦内の混乱や、
味方機の戦況の情報が錯綜し、全体の把握が出来ていない状況であった。
この混沌とした状況をまとめ上げる役目を負うのが艦長という役職の人間なのだが、その当の艦長、武田姫はというと。
「ああ……えっと、ええっと……ああ……」
次々と飛び交うオペレーターの報告に頭がパンクしたようで、涙目になっておろおろするばかりである。
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