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戦場スレpart2
18
:
名無しさん
:2012/07/20(金) 22:09:18 ID:1mrf2tas
>>15
このメンバーで足を引っ張っているのは明らかにヒツギだ。
SCIも使えず満足に宇宙空間に適した戦闘を行うこともできない
持ち前の機動力を発揮できたとしても既に亜光速近い2機をこのシチュエーションで追いかけることは不可能である
「こんなところで・・・!!」
諦めてなるものか、歯を食いしばりそう口の中で飲み込んだ瞬間それは起こった
>>14
>しかしその黒きエネルギーの奔流は渦巻き巨大な弾丸となって甲斐の方向へと向かっていく
なんと甲斐の元に攻撃が放たれているではないか、このままでは直撃コース
それに気づいたヒツギはすぐさま助けに向かおうと機体を走らせようとする、だが・・・
(ユウセイを放って置いていいのか・・・!?)
距離的にどちらも助けに向かうのは不可能、ここで二者択一を行う以外ない
だが考え込んでいる猶予すら与えられていない、とるべき選択は・・・
「悪いユウセイ・・・死ぬなよ!!」
甲斐の元へと全速力で向かう、だがそれでも速度は足りない。
SCIが停止している状態では速度のセーフティが効いている、いつものパイロットのことなど完全に無視した常識外の加速度を出すことは不可能
さらにバルクレイスは宇宙そのものが苦手だ。
「もっと速く・・・!!」
それを諸共しない『加速』を見せ始めた、ヒツギの精神が可能にした加速ということか。
確かに先ほどよりもずっと早い、光が尾を引くほどだが・・・つぶさんとするほど思い切り踏み込むがそれでもダメ。
「間に合わない!!」
バルクレイスの速度よりも黒い弾丸のほうがずっと速く、後出しに近いこの状況で追いつくことは既に不可能だと断言できた
「ふざけんなよ・・・!肝心なときにいつもいつも・・・このポンコツ!!」
レイナを助けたときもそうだ、いつもいつも大切なところでその力を発揮することができない
不安定なシステムをつんだこれは兵器としては不十分な存在だ。
悔しさと怒りをこめて思い切りモニタを殴りつける
それはいつかと同じように突然起こった。
全天候モニタが突如として強烈に光りを放ち、視界が生まれ変わったかのようにクリアーになる。
SCIの再起動したのだ、奇跡のようなまるでそのようにこさえられたかのようなタイミングだった
まるでヒツギの感情に呼応したかのように活力を取り戻した悪魔は、先ほどとは段違いの加速を始める。
その加速は地上で見せたものに寸分の違いすらないほどの速さ。
尾を引いていた光はさらに巨大になり赤く輝く流星のごとく。
スラスターはら吹き出る炎は轟音を通り越し雷鳴のごとく。
だが先ほども言ったとおり『後出しに近いこの状況で追いつくことは既に不可能』、限界を超えた性能を見せるこの状況であってもだ
バルクレイスの胸に赫々とした波動が溜まっていく、波動はやがて強大なエネルギーの塊となった。
黒い弾丸がオーバースマッシャーの間合いギリギリに入り込む、その瞬間機体を急停止し
収束させていたエネルギーがたがを外され陽光のように真っ赤な閃光を放ちながら濁流となって放たれた。
急停止とオーバースマッシャーからくる負荷がヒツギに叩きつけられ、ビリビリとその身体を締め付ける
しかし先ほどからバルクレイスは命中に難があった、この状況で当たるとは限らない。
一か八かに近い賭けであるこの行動。
「当たれえええぇぇぇぇ!!」
Gを諸共せずに有りっ丈の思いを込めて叫ぶ。
ヒツギの底力によるものか、放たれた赤の弾道は一切のズレ無く真っ直ぐに黒へと伸びていた。
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