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戦場スレpart2
116
:
レイナ・カーマイン
◆zv577ZusFQ
:2012/09/06(木) 10:04:16 ID:pXq3L3QA
>>114
【(ばいばい、私のゲシュペンスト……。重い子だったけど、あなたと過ごした時間は、そう悪いものではなかったわ)】
既に軽度の浸食を受け始めていたらしいアカリ機はユウセイ曹長のゲシュペンストの引き起こした前例を恐れ、完全消滅させる事が決定されたのだそうだ。
人体標本へとどめを刺した間違いなく今回のヒーローにしてアカリの相棒だったゲシュペンストが甲斐によって原型すら残らない塵と化してしまった。
重いだの何だの不平を言っていたが、アカリにもちゃんと機体に対する愛着と言ったモノが有ったのだろう。レイナはゲシュペンストと別れ宇宙を泳ぐアカリの後ろ姿へ声をかける。先程の戦闘での称賛も言えていないし、何より彼女を励ましたかったのだ。
「アカリ、あなたとあなたのゲシュペンスト。正に私の願っていた通りの素晴らしい活躍を魅せてくれたわ。
やっぱり、とどめは私の言った通りになったでしょ♪」
大層ご機嫌なレイナ。土壇場でレイナの無茶な機転すらも拾い、期待通りの対応を取って返してくれるアカリの力を頼もしく思っていた。
しかし、アカリだけで無く彼女の持ち物ゲシュペンストへも称賛する意思を示すあたり、レイナなりの気遣いが見られる。
「そして、あんなバケモノと戦って良くわかった筈よ自分自身のポテンシャルが。
たかが量産品のゲシュペンストMk-Ⅱ風情では、アカリの反応に追従出来ない。
……そんな半端な状態で出撃すれば事故を起こすわよ、アカリ。
あなたにはもっと相応しいものが有るはずなのよ。ささやかだけれど、私にそれを用意させて頂戴?」
先程の称賛とは転じて今度は少し棘のある言い方で現実を突き付ける。
今回の戦闘、特に超反射が最高の精度で行われていた終盤時で機体の方の制限で足踏みする事態が深刻化していたはずだ。
実際にアカリの挙動を間近で見ていたレイナにはそれが良く解った。
出撃前にはアカリに遠慮されてしまったが、レイナとしてはアカリの反応に応える新たな機体を喜んで提供させてもらう所存である。
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