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戦場スレpart1

882レイナ&ライト ◆zv577ZusFQ:2012/06/09(土) 07:50:55 ID:VuWnHzUk
>>879
【「なめてるんじゃねェ!!」】

「私に挑み倒してみるがいいさ」

どうやらレイナの態度が気に入らないらしい敵パイロットの怒号と共に再びハープーンの一撃がアイゼルネ・ブルートを襲う。
レイナの見る右肩を貫く筈の未来のヴィジョンを回避する為に、効率的な機体の僅かな捻りだけで直撃コースをかわし、掠めるだけに止める。
反撃と行きたい所だが相手機体はそのまま海中にまた帰って行き、手が出ない。

【アイゼルネ・ブルート HP70%/回復禁止(小)継続】

「よく動き回る奴ね。そんなに我がアイゼルネの報復が恐ろしいかしら?」

更に海中からの砲撃を繰り出す指揮官機だと思われる機体。通常のミサイルと更に今度は射出して来た例の悪魔殺しのハープーン。
しかし、そう何度も当たってやる訳には行かない。
魔眼の力により知り尽くしているミサイルの弾筋。それらは無駄の無い動きで1つ、2つと安全に回避。
そして敵も流石である。ミサイルの回避コースを読み切っての本命の射出ハープーンが既にアイゼルネ・ブルートの胸を打ち抜くコースで迫って来ている。
しかし、レイナには見えている。

「流石に心の臓に杭は打たせないさ」

予めコースを読んでの成果だろうか。突っ込んで来たハープーンをその右手で掴み取って無力化させてしまった。

「どうやら我が魔眼リーディング・シュタイナーは君達の事を海賊以下のクズ犬君と認識している様だ。
こちらは後にまだ“脅威”が控えてるのでね、悪いが手短に躾をしてあげる♪」

蝙蝠型の自動小機6機程を周りに侍らせ、アイゼルネ・ブルートは両手を大きく開く十字のポーズを取っている。
あくまでも相手を挑発するだけに過ぎない隙だらけの決めポーズであり、戦略的にはなんの意味も無い。

そしてどうやら宇宙海賊の手先だとばかり思っていたこの正体不明機達。
先程のハープーンの攻撃を受けた事でレイナは彼らの正体に気付きつつあった。
しかし理解したとは言え、その見据えた醜悪な正体を晒したりはしない。今は事態を混沌とさせるだけだ。
アイゼルネ・ブルートがパチンと指を鳴らすと唯一、水中攻撃を難なくこなせるナイト・フライヤー達が水中の敵指揮官機へ向けて一斉に強襲。
囲ませ、その牙、その翼にて蹂躙させる。



>>875
【「こちら、ラウディ・クーリマン軍曹。
 これより“甲斐”の指揮下に入ります、指示をどうぞ」】

「甲斐機動兵器隊の指揮官。明智ライト大尉です。あなたには小早川少尉のフォローで艦の周りの敵部隊の攻撃を頼みます」

ライトはすでに現地合流のパイロットの事を聞いていたので、直ぐ様戦力として起用する算段であった。




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