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戦場スレpart1

840ガブリエル&アイゼルネ ◆zv577ZusFQ:2012/06/06(水) 13:14:26 ID:O22KuhQI
【屋久島周辺の海域。孤島群】
連邦の新造艦、甲斐が戦場に到着した。
パイロット各員は既にそれぞれの機体へと乗り込んでおり、出撃を待っている。

「アンノウン2機と宇宙海賊と思われる機体は既に海中にて戦闘中です。
海賊の機体編成は恐らく指揮官機と三機編成の小隊が三つだと捉えてあります。
どうしても水中へ有効な攻撃手段を持たない機体は海上でバックスに回ってください」

出撃前の指示を出すのは黒髪を一本に束ね、純白のパイロットスーツを着込んだ制服姿とはまた違った雰囲気の明智ライト大尉。
ライトの乗り込むその機体は欧州部隊で使われているレリエルシリーズの強化型である純白の神々しいフォルムを持った機械天使の様な機体である。
機体名称はガブリエル。ゆくゆくは連邦の主力の座を狙う高い汎用性を持ち合わせた高性能機であり、ライトが駆るのはその先行量産型のものである。

「それでは明智ライトがガブリエル出撃します。各機も順次出撃し、宇宙海賊を殲滅してください。
なお、あの水上の特機サイズ及び水中の方のアンノウンともどもこちらに仕掛けて来る様なら攻撃して下さい。邪魔です」

白いウイングを展開させ、ライトとガブリエルはカタパルトから勢い良く飛び出して行った。


――――――――

「やっと煩い天使が行った様ね。……では我が雄大な闇の眷属諸君。これからあなた達に私のプライベイトなミッションを言い渡すわ。
……天使は優先して賊を全滅させたい様だけど、ここで最優先すべきは実は破滅の女神なの。ああ、水中の方のアンノウンのことね。
女神はだんだん追い詰められている。彼女を敵の魔手から護り抜けなければこの戦い。……本当に勝てたとは言えないわ」

ガブリエルが出撃してから間髪いれず各員に音声を送っているのはレイナ・カーマインであった。貴金属等によりゴージャスに装飾された黒のパイロットスーツを着ており、こちらもいつものイメージとは大分違って見えるだろう。
レイナが操る機体は紅いゲシュペンストタイプと思われる機体。アイゼルネ・ブルート
頭部はATX計画アルトアイゼンやヴァイスリッターと酷似たツインアイのものとなっている。
しかし、なんと言ってもその機体が目立つのは背に生えた四枚の禍々しいまでの悪魔の羽であろうか。

「詳しく話せないけれど破滅の女神は誰の手にも渡す訳にはいかないの。それだけは我が魔眼リーディング・シュタイナーが見せてくれた真実。
しかし生憎、このアイゼルネは海中が駄目でね。……誰か私の代わりに女神を救出してこれる勇猛な眷属はいないかしら?
例え飛べなくても我がジェネラルに目標地点上空まではひとっ飛びで運ばせるわ」

指揮官の命令を無視する様な事を頼んだが、決してライトを困らせてやろう。とかそう言うおふざけは今回のワガママに限っては無い。
レイナは真剣に言っているのだ。
しかし、“見えていない”はずの皆はレイナをわかってくれるだろうか?
当然、自分が行ければ海中へ急行したであろう。しかし今回は自分が出しゃばるべきでは無いと理解しているレイナはこの一癖も二癖もある頼もしい眷属達を見回す。
さて、誰か聞いてくれるのだろうか?




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