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戦場スレpart1
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>>348
「とりあえず、終わってくれたか・・・。」
はぁ・・・と大きな溜息を吐いて座り込む。
幾ら才能や体力が人並み以上とは言え、初の実戦だった上に相手は化け物じみた存在。
これで疲れるなと言うのは正直、酷な話であった。
(初の実戦にしてはよく動いた方かと思うが?)
「そりゃそうだろうがな・・・実際、これからは安芸だけの問題じゃなくなるだろ。これ・・・。」
少なくともあの化け物を何とか退けた自分と火流羅を安芸だけに留める気は連邦にも他んとこにもない筈だ。
しかも相手は未知数・・・あんな化け物がまだゴロゴロしている可能性が極めて高いと来ている。
「・・・鍛えなきゃな。今よりももっと強く・・・。」
(普通、恐怖で震えるところではないのか?)
火流羅の言に苦笑する。とことん安芸の為に動く事を前提としていた自分だが、普通なら恐怖で身動きも取れなかった筈なのだから。
「そう言えば、援護してくれた機体や方々に礼も言ってなかったな・・・通信機ないからこっちから連絡つけようがないし。」
余り得意ではないのだが、携帯買おうかな・・・と思案していると肉声が聞こえて来た。
>>351
「どうやら上手くやってくれたな!ヒツギにラウディ、えーと・・・。俺は伊豆基地預かり、レオンハルト。階級は中尉だ。君達は誰だ?」
・・・困った。さっきの承知の意は頭の動きだけで何とか示せたものの、今度は名前である。
『気』も相当消費しているので無駄に使いたくはない。通信機?そんなもん積んでません。
「どうしようか・・・んっ?」
少し壊れた文房具屋から、習字道具が顔を出していた。
「火流羅。」
(承知した)
短いやり取りと共に胸から外に出ると、習字道具で近くの和紙にこう書いた。
「私は毛利分家が長男、元鳳と申す。安芸を守る為に力を貸してくださった事、関係の方々に心よりお礼申し上げる」と。
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