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戦場スレpart1
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>>159
「不意打ちで無ければ!!」
振り下ろされる刃を見越してか、此方も右手に握る『ガンキャリバー』合わせる様に振りかざし、切り払わんと動いた。
実剣であるそれぞれの獲物は、ビーム刃のように反発しあうなどということは無かった
だが実体剣であるが故に
金属と金属が打ち付けあう甲高い金切り音を響かせたのだ。
互いが従える赤と青の炎が2人の周囲を彩る――
「お前もっ……俺を知っているのか?」
どちらが押し勝っても押し負けてもおかしくない鍔迫り合い。
その最中、自らの名を呼んだ敵パイロットへと声をかけた。
アストの声は押し負けまいと力の篭ったものであったが、確かにケネスの知る男の声そのものであった。
>>156>>157
「ぐあっ!!」
そんな2人の邂逅に少女の一撃が割り込む。
押し合いに必死になっていたアストの横腹に電磁ランチャーの弾は突き刺さり
爆炎を立ててアストを吹き飛ばしたのだ
「また……あの子か!」
追撃を防ぐために左手の盾を前に出し、青い炎の障壁をその上から張った
そしてガンキャリバーの切っ先を飛び回る少女……エリスへと合わせる
「君は俺の何だったんだ……いや、俺は君の何だったんだ!!」
唇を噛み締め、虚しく叫びながら青い光弾がエリスへと放たれる。
実践の中で少しずつ感覚が戻っているのだろうか、その射撃は前回に比べればしっかりと狙いを絞れていた
【HP59%】
>>160
「ごめん、さすがに抑えられそうに無い……!」
機体を見れば一目瞭然、この2機は明らかにエースであろう
だが、そんな2機を相手に無理やりながら立ち回るその動きは只者ではない。
一朝一夕の技術ではなさそうだ
――― 調べてみれば、彼が何者なのか分かるかもしれない
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