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SSの実力向上を目指すスレ 第8話

21名前が無い程度の能力:2013/05/13(月) 14:35:10 ID:IBd/Y.D60
>>15
③修飾がいちいち捻りすぎ・盛りすぎ
例えば、>砂粒のごとく小さな灯が掌へ山盛りにできるほど集められた街
この一文て、本作品の描写のほとんどが完備してる悪文の条件を、三つくらい備えてる
一つは、修飾する対象を、「灯」「街」と連続で変えてることで、「灯」が街にかかっていること
二つめは、修飾が捻った比喩表現であることで、これが連続すると、何を言いたいのかわかりにくくなる
三つめは、比喩表現が連続してるのに、主語が後ろ過ぎて比喩表現のイメージが殺されて無意味化してる
大事なことなので覚えて置いてほしいんだけど
人間の脳のVRAM(映像用のメモリ)は比喩表現一個分、もしくは簡単な修飾二個分までしか容量がないから、
比喩表現や修飾が連続すると古いキャッシュから消えていって、ちゃんと描画されないバグが発生する

じゃあ捻った比喩表現ってどういうことかというと
例えば「砂粒みたいな灯を掌で集めるってどんな感じかな」って考えてみてください
直感的にわかりにくいっしょ?
こういうのはもっと直感的にわかる言葉に置き換えちゃえば良い
例えば、「メガロポリスのきらびやかな夜景」なんて言葉で一発でわかりやすく表せる
こういう置き換えによって、文章の詩的な面から見た価値が下がると思うなら、そうじゃないわかりやすい言い回しを使えば良い


④イメージをそのまま言葉に置き換えて出力しちゃダメ
例えば>時折覗く貼り付けられたままの写真だけを脳で処理をしていく。
これ、「脳で処理をしていく」って意味わからないけど、作者さん的にはこれ以上適切な表現ないと感じたから、「脳で処理をしていく」にしちゃったんだろうなと
>脳の襞から削られた友人
これなんかもそうだね
脳の襞ってなんぞwwwってなる

作者さんのイメージをそのまま言葉にしちゃうと、他人には理解不能な電波文章化するから注意
小説における適切な表現っていうのは、作者のイメージを直接言葉に置き換えることじゃなくて、他人へイメージが伝わる言葉に置き換えること
去年のノーベル文学賞取り損ねた人も言っていたよね
「文章を書くのに必要なものは、他人と自分の間にある距離を計れる物差しだ」なんて
自分と読者が違う人間であり、差異(距離)があるのが大前提
だから、自分のイメージをそのまま出力しても、伝わらない
相手との距離を把握した上で、言葉を選ばなきゃいけない
その上で、どんな物差しを用意する必要があるのかを、日本最強の同人作家(一万円札に顔が描かれてる人)がこう言っている
「私は猿でもわかるように文章を書きたいと思っている」


ざっと思いついた主な問題点はこんな感じです
あとは状況のわかりにくさとか、物語の流れが把握しにくいとかもあるけど
文章のひどさに由来する部分が多大と思うんで、まずは文章をどうにかすることがマジ最優先


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