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チラシの裏 3枚目

917im@s fantasy9 第一章 第十四話 3/4:2009/11/28(土) 00:21:33 ID:UFuZ.9kw0
その様子を遠くから眺めていたある二人。
「のの、3号の戦いはどうですカー」
1人乗りの小型艇に、小柄すぎる2人で乗っている。
「ワー、どうやら勝ったようデスよ こちらに戻っ…」


「我ノ存在理由ハ勝チ続ケルコトノミ!!!」
恐ろしい形相で向かってくるではないか。


「…ののワーん…?」
「魔力を高めすぎたデス(です)よー(ヨー)!!!」


ののとワーの二人はそのままダイビング、撤退。
そんなことをして無事で済むのかはともかく…


「我ノ存在理由ハ勝チ続ケルコトノミ!!」
3号は小型艇を奪い、ハンドルを握る。



「…何とか倒した、かな…」
「美希ちゃん!!リンドブルムの南ゲートが見えてきた!!」
「よっし、もう少し!」

「…」
ビビが見つめるは甲板の端にかかった三角帽子…。
もう、空へ投げ出されていった船員達は戻ってこない。


「待て!!後ろから何か来ているぞ…!!」
「…さっきの奴!?どうしよう…!」

前方にはリンドブルム領への門、
後方には猛スピードで追跡してくる3号の小型艇。
「よっし、いけーーーー!!」



「思イ知レ……『サンダー』『サンダー』『サンダー』『サンダー』!!」

雷の使い手である3号にとってサンダーの乱射など朝飯前。


カーゴシップの周囲を旋回し、魔法を乱射。
しかし精度は低く…
「きゃ!!」
「危ない!」
「何てしつこい…」
いずれもカーゴシップを沈める決定打にはならない。

「『サンダラ』!!」
カーゴシップの屋根を吹き飛ばす。
そして魔力は更に高まり…


カーゴシップの前方に回りこみ…目標を捕捉…




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