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チラシの裏 3枚目
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ドップラー研究所に突入する。そこにはおびただしい数のスクラップがある。
「ゼロさとの合流ルートは上の階よ。メカニロイドの数も多いけど何とか乗り切って!」
そう。ここは敵の本拠地。敵の数も多く、エックスを串刺しにすべくドリルのついた天井が下がるなどの罠も満載。
上の階でもエックスを押しつぶすべく天井が動く部屋があった。そしてそこがゼロとの合流ポイント。
「エックス!俺は後ろからトラップを破壊する。お前はコイツを倒せ!」
「なるほど…こいつはシグマのアジトにいた巨大メカニロイドを小型化して歩行可能にしたものね
大した攻撃方法は持たないわ すぐに倒せる!」
ミサイル射撃、口からのマシンガン。どちらも問題になどならず、エックスのクロスチャージショットの前に沈んだ。
「エックス。ここはドップラーの奴に改造されたイレギュラーがウヨウヨいやがる。気を抜くな!」
そしてゼロはまた去っていった。
それから下のフロア。スクラップ排出口から、代わりに鉄球が転がるフロアにてオペレーターが口を開いた。
「エックス!その下に空間があるわ、カプセルの反応もする!」
「カプセル…?」
カプセルの色は赤。…意味するものはチップだ
「エックス。とうとうここまで来たか…ここではお前にハイパーチップを授けよう。
ヘッド、ボディ、アーム、フットの全ての能力を一つにしたものじゃ。
…だが、このチップは…今のお前には少し無理がある。…90分の間だけしか効果が続かない。
もしその時間を越えて着用すれば……アーマー自体が崩壊を始める。いや、それだけではない。
お前の体や精神をも蝕む可能性もある。…考えて使うことじゃ」
アーマーが壊れるのならば過去2回とて同じこと。決着をつける時間が早まったのみ。
…あと90分の間に決着をつける。果たして、出来るのだろうか。
いや、つけるしかない。エックスはひとまずスクラップ場から抜け出しに先へと進む。
そしてスクラップ場の最深部にてするりと着地して現れたのは。
「ヴァジュリーラ…!」
「すでに死んだ俺も、これから死ぬお前にもこの墓場は相応しい。」
ゼロが一度倒した相手だ、新しい力を持った自分ならばきっと…だが。
「全力を出しても俺はゼロに敗北した。
ならば…新しい力を手に入れたお前には全力以上で相手をしてやろう!」
たん、と地面を蹴り、ヴァジュリーラの体が宙に浮く。
「マンダレーラの仇は、共に討たせてもらう!」
ヴァジュリーラの体が眩い光に包まれ…エックスの視界全てを覆い尽くす。
その真っ黒な中でヴァジュリーラのシルエットだけが黒く映る。
そのヴァジュリーラに何かがガシャガシャとくっつき…一つになっていく。
そして…光の中から現れたものは。
「…その姿は!!」
マンダレーラの首から下が腹、脚となり…
ヴァジュリーラの上半身とマンダレーラの首とが腹で結合。
ヴァジュリーラの頭と胴体の間をマンダレーラの顔が首として融合し…
マンダレーラの背負っていた金の輪はヴァジュリーラの背に注す後光となり。
ヴァジュリーラの顔は……美しき純白の狐の面へと進化していた。
そして人やレプリロイドのものではなくなった声が響き渡る。
「…我こそは、業深き者より生でし鋼鉄の神。
新たなる存在となった我が力、とくと見るがいい!!」
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