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チラシの裏 3枚目

713サガフロンティア×アイマス T260GP編 第一話2/3:2009/10/27(火) 01:45:08 ID:Dfa0qyWc0
「性能情報:移動性能最悪、攻撃性能最悪、防御性能最悪、移動性能最悪、攻撃性能最悪、防御性能最悪、移動性能最悪…」
「最悪最悪ってひどいな…」
うさぎはその場でぺたんと耳を垂らしてしまう。

「任務確認:不能 任務確認:不能 任務確認:不能 任務確認:不能 任務確認:不能 任務確認:不能 任務確認:不能…」
思ったとおり。コンピュータに近い、メカという種族としては原始的な知能を持ったものだった。


「…移動、攻撃、防御、任務…もしかして戦ってたのかな?」
真美は腕を組んで考察。
「せんとーよーってヤツ!?すっごいじゃん!わー、カッコいいの見つけちゃったかも!」
亜美はぐるりと回って喜ぶ。
「動作不良、修理を要します」

修理されたばかりのロボットはそう言って作業台から飛び降りる。
そして、目の前にいる人々から情報を得ようとする。…会話だ。

「戦闘用っていうと…なんか怖いかも」
真美は冷静。

「亜美は亜美!姉(c)を掘り出したんだかんね!」
「『亜美…』 所属と階級は?」
「しょぞく?かいきゅー?…なに?それ」
「では、亜美様とお呼びします」

「んふふー…亜美様なんてなんか照れちゃうよー。」


その様子を見て、真美も観念しました。
「…はぁ。そんなこと言ってるより、亜美!そのロボットの姉(c)連れてガラクタ集めに行ってきて!」
「お嬢様。所属と階級は?」

くるりと首を回して丁寧に聞くロボット。
「んきゃー!おじょうさまだってー!」
「亜美ーー!!
 …私は双海真美。亜美のお姉ちゃんなんだ。真美でいいよ」

彼女には、姉妹という言葉のデータが登録されていないようだ。
「……では、真美様の方が上官なのですね?」
「あーーははっはっは!上官だって!そうかも!」
「うさちゃん笑わないでよー!」

「…この方は」
「この人?はうさちゃん。凄く機械技術に詳しくてね、
 姉(c)を直したのもうさちゃんなんだよ。解ると思うけど」

「技術仕官ですね、ウサちゃん様」
「ウサちゃん様だってー!」
「…何でも様つければいいものでもないんだけどなー…
 ウサで十分だよ」
「ウサ様ですね」

そして、自己紹介が終わった所で真美はロボットに聞く。
「…で、姉(c)は何ていうのさ。 …名前くらい覚えてるよね…?」
「制式形式番号765  認識ID9172−6253−2012」

…帰ってきた答えは無機質なもの。真美はため息をつく。
「…何て呼ぼうか」

「んっとね! …それじゃ、765!」
「あ、頭にPつけてみて、その方がカッコいい気がするから。ボクの意見も聞いてよ…」


…こうして、彼女はP765と呼ばれることになった。
ひとまず、そんなやり取りの後に、亜美とロボットは外へ。

「真美にあちこち行くな、って言われてるけど
 もう一人じゃないしねー よし!これからは亜美探検隊!亜美が隊長だよー!」
「解りました、亜美様」

「違う違うー!たいちょーだよ!」
「はい、亜美隊長」




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