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チラシの裏 3枚目

482俺的アレンジの入ったロックマン7 ワイリーステージ1 後半:2009/06/06(土) 23:39:43
「う…!!」
フォルテの体が大爆発を起こす。
「…ちっ、今日の所は引き上げだ!」
何とか引き返させることには成功した。

「………」
彼はまだ、自分が何をしたか…誰と戦ったか、何も実感が湧かないのだった。
奥で待っていたのは…


「ガッツじゃあああああああい!」
ワイリーによって改造を受けたあの時のガッツマン。
巨大なボディの腕は巨大なアームになっていて、脚はキャタピラになっている。
「…ガッツマン、僕がわかる?」
「解らいでか! …ワシは、何時の間に死んでおったんじゃい…?」

…ロボット博物館に展示されていたガッツマンは
今こうして、ワイリーにより目覚めさせられ…改造を受け、更なる力を以ってロックマンの前に立っている。
「ここを通してくれるかい」

「すまんがワシはお前をここで相手せねばならん 一応、恩があるからのう」
「……恩?…ガッツマン、忘れたの?ワイリーに操られたこと!」

「ああ、忘れることもない  …じゃがな」
そう。彼らは何故展示されていたか?
「どうせ死んでおった命じゃろう!!」

工業用ロボットの宿命『使用期限』。

彼らは…指定された期限まで働き、それが終わると…人間により機能を永遠に停止させられ、処分されるのだ。
「ワシは…ワシはまだ、働けるんじゃあ!!
 ワシはお前をここで追い返した後、ここを抜け出すんじゃ…」
「無茶だよガッツマン!」
全ては法律が決めたこと。

「ワシはなぁ 建てた建物を、人間が喜んで安心して使うてくれる…
 そんな人間の顔が、まだ見足りないんじゃあああああああ!」

…人間の安全のためだ。
人間のために生まれ、人間のために働き、人間のために死を迎えていく。
それは当たり前のこと。彼らが望む、幸せ。

それは当然のこと。その理由も簡単であり、子供たちのために書かれた、人間とロボットの関係を教える本にも書かれているのだ。
「…ガッツマン」

『ぼくらはロボット』。




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