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チラシの裏 3枚目

42俺的アレンジの入ったロックマンX2 8話中盤:2009/04/02(木) 02:29:45
サブタンクにより回復を行った後。
ガスが吹き抜ける狭い洞窟内を上へと昇り続け、外へ出たエックスは
マグマを制御するコントロールルームへの扉を開いた。

扉の先にはなんと足場が無い。
真っ直ぐに落下したエックスは、縦長の大きな部屋で彼の名を叫ぶ。
「出てきてくれ… スタッガー!!!」

その瞬間、小刻みに部屋が揺れた。
ダンッ、ダンッ…と、確かな音を響かせ、降りてきたのは…
「フレイム・スタッガー…特Aランクのハンターね 第17部隊きっての格闘家!」

「炎を使う、も入れておいてはくれねえかな。
 ナウマンダーのような奴よりかは使い慣れてると俺は思うがなぁ…
 まさか、お前がシグマ隊長を倒すとは思わなかったぜ。」
「スタッガー。もう、マンドリラーもクワンガーも倒した。残るはお前だけだ!」

「ハッ、俺を倒せる気でいるのか?お前は確かにシグマ隊長を倒した。
 一方の俺はお前にあっけなく倒されたマンドリラーと互角な仲と以前は言われていたよ。
 だがな…俺はこうやって生きて、俺の力だけを信じ、ひたすらに腕を磨いてきた!
 今の俺を越えられる奴がいると思うなぁ!」

スタッガーの拳が炎に包まれる。
「お前を倒したらこの装置を破壊する。あらゆる火山を制御するこの装置を破壊したら、どうだ?
 すぐに各地で噴火が起き、空も陸も地球全て火山灰で覆われる、氷河期が来るのさ!
 この世で一番熱い奴ァこの俺様だ!」
「…そんな事が本当に出来るのか」

「俺が勝ったらお前にいくらでも見せてやるさ!
 ああ、だからってわざと負けるなんて冷めるこというんじゃねえぞ!」
「エックス…彼が持つエネルギー、半端なものではないわ!気をつけて!」

その瞬間、スタッガーの体が爆発した。…かのように見えた。
とてつもない勢いの燃え盛る炎を纏い、スタッガーがエックスに突進してきたのだ。
残り火が地面をも焦がす程の灼熱。
「わぁあっ…」
「情けねえ声出してんじゃねえ!」
スタッガーのアッパーがエックスに命中。
「うぐっ!」
「どうしたどうしたぁ!」

エックスは壁を蹴り、反対側の壁際へ移動。
「当たれ!!」
チャージショットを放つ。
「なかなか痛いじゃねえか!」
スタッガーはそう言って拳を振るうと両手から離れた炎が弾となりエックスまで届く。
拳を飛ばしているかのようだ。
1発目は飛び越し、二発目をくぐりまたショットを撃つ。

「ほう、やるねぇ!」
炎を纏いまたエックスを追いにかかる。
三角跳びの習性はエックス自身よく解っている。
同じ壁をけり続けるなど、シグマにも出来やしない。
だから、それが出来るエックスにとっては無駄の多い三角跳びは取るに足らない能力だろうと。
だが。

「何怠けてやがる!!!」
壁を垂直にスタッガーは登ってきた。炎を纏い地面を焦がしたのと同じく、今度は壁で。
燃え盛るアッパーを食らい、エックスは空中へ打ち上げられ、床へ叩き落される。
「さっきからだらしねぇ奴だな、もっと楽しませろよ!」

床へと飛び降り、また炎の拳を繰り出す。
エックスはまた壁へと逃げ、スタッガーはそれを追う。
今度もまたアッパーを繰り出す…が、今度はエックスはそれに反応し、壁を蹴り、空中からアッパー中のスタッガーへ向けてショットを撃つ。
「いい動きすんじゃねえか!」

今度はハイスピードで壁を蹴り上がる。
スタッガーもまた三角跳びを駆使し上へ上がる。

そして交差したところでチャージショット。
「なっ!?」
相手が降り出したところで向こうの壁を滑り、飛び降りながらもう一発。
「うぉおおおおおおお!」




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