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チラシの裏 3枚目

361俺的アレンジの入ったロックマンゼロ2 第八話 前半:2009/05/11(月) 23:51:14
「爆撃機に乗り込む!? …本気で言ってるの、ゼロ…」
シエルはハラハラしている。
「他に方法はないだろう」
「じゃあ、じゃあ私も連れて行って!」

シエルは突然突拍子もないことを言い始めた。
「!? …シエル、何を言っている」
「爆弾の解除なんて私にしか多分出来ない… お願い、私を連れて行って!」

「…簡易転送装置を使え 俺が深部まで乗り込む」


彼はレジスタンスの飛行機へと乗り込んだ。
「…雲の上まで来たな」
操縦はロシニョルおばさん。
「あいよ!この直下に爆撃機があるみたいだねぇゼロさん!」
「よし、落ちる」
「ぇえ!?ちょっと、ゼロさん!?」

雲を突き抜けゼロは一人落下。
雷雲の中を飛行するネオアルカディアの小型機に着地する。

「任務実行に移る」
ミッション開始。

まずは空を覆う無数の小型機を乗り継ぎ、先頭にある爆撃機本船へと移動する。

「侵入者ゼロ発見、迎撃体勢に移る」
てんとう虫型の小型機の戦闘に特化した機体がゼロへと飛来してくる。
「…」
撃ち出されたミサイルごと本体をチャージ斬りで迎撃。
絨毯爆撃はライズフォームに変化し、その機動力で回避する。

「終わりだ」
氷属性のチャージ斬りにより小型機はあっけなく沈められた。


だがその間にすでに敵は準備を整えていた。
甲板にはパンテオンが配備され、内部には電磁トラップが張り巡らされている。

雲の流れる中を駆け、敵を斬り裂く。梯子から落下、爆撃機内部へ。
電磁トラップのスイッチに衝撃を加えると一定時間の間、電磁バリアが解ける。

氷属性のチャージショットでスイッチを凍らせ、その間に移動。
氷が割れ、衝撃でスイッチが入る。

これによってタイムロスは少なく、電磁バリアを余裕を持って潜り抜けることが出来る。
「ここでまたお前か」
現れたのはゴーレム・タイプE。
氷属性のチャージ斬りで難なく沈め、小型機の格納庫を飛び降り船体下部へ。
更にバリアを解除、3属性砲台や盾を持ったパンテオンを倒して更に下へ。

…船底へと到着。扉を潜り、爆弾とコントロールパネルを前にしてシエルを呼ぶ。
「有難う。 …それじゃ、解除作業を始めるわね
 大体90秒かかると思うの …それまで、敵を引き付けておいて!」
シエルが人間の科学者だと知る者はそう居まい。
「ああ」

90秒の間、押し寄せる敵たちからシエルを指一本触れさせないこと。それが彼の役目となった。
早速、奇襲用パンテオンの影が見えてきた。

「『イレイスフォーム』」
ゼロの体が赤紫色に変化する。このフォームは如何なる能力を持っているのか?

答えはやはり名の通り。
敵の弾を消し、シールドブーメランの力を上昇させる機能。防御力も高い。

パンテオンを敵メカニロイドが撃ってくる弾と共に破壊する。
ゼロの攻撃の前ではこの場合、斬れない攻撃など存在しないことになる。

それでも間に合わない場合にもシールドブーメランが存在する。
近づく弾は破壊する、通り抜けた弾は跳ね返す。

鉄壁の守りの中、45秒が経過。
「あと半分くらいだから頑張ってね、ゼロ!」
回転斬りで応じ、時にダッシュ斬りで近づくパンテオンを攻撃。
余裕を持って倒し続け…
「あと10秒!」

あと少し。シエルの背中には激しい戦闘が繰り広げられ…そして。
「終わったわ!! ゼロ、有難う!」
「安全を確認、転送を開始します」

シエルから転送。だが…
「ら、乱気流に入りました!」
「転送できんか…まぁいい。下で待っていろ この機から飛び降りる。」




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