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チラシの裏 3枚目

360俺的アレンジの入ったロックマンゼロ2 第七話:2009/05/11(月) 02:54:17
「お願いエルピス、考え直して!この作戦は危険すぎるわ!!」
司令室のエルピスに向かい訴える。
「その作戦はあまりに無謀で危険すぎる…もう少し機会を見た方がいい」
「今までどおりのゲリラ作戦でいいはずだ。シエルのエネルギー研究ももうじき完成する」
セルヴォとゼロもまた。

「うるさい!!」
エルピスが吼える。
「…… …すみません」

エルピスから別の本音が漏れる。
「…私だって… 私だって皆さんのことをこうやって考えているつもりなんだ
 なのにどうして……」
エルピスの気持ちは真っ直ぐ……だが、色んなことを見落としていた。
考えてもどうしようもないことが堆積し、いつしか一つの目的のみに動いていた。

「……全軍、…作戦開始!」
通信で、持ち場についたレジスタンスたちに命令を下す。
「ネオアルカディアを倒せ!!」

「はっ!!」
足並みを揃え、全員揃っての敬礼。…そして彼らは突撃を始める。
「私も向かいます。シエルさん、私の戦いを見ていてください!」
エルピスもまた…姿を消した。


「お願い、ゼロ!エルピスを止めてあげて!」
「私からもお願いします。ゼロさん、どうか…」
「そのつもりだ」
ゼロが転送される。



…その先はネオアルカディア・市街地。
「………!」

辺りはすでに死体の山。そしてパンテオンたちがひしめいている。
「……」
解っていたことだった。

レジスタンスの生き残りを探すべく、彼は力を発動する。
ゼロの体が…青く変化する。
「『エックスフォーム』!」

町を駆け抜ける。バスターショットを乱射、パンテオンを撃ち倒していく。
チャージショットを一度放てばあらゆる敵が一撃の下に沈んでいく。

エックスフォームの能力はバスターショットの強化、連射力、攻撃力共に増加するというもの。
敵のボディに弾丸を撃ち込み蜂の巣に変える。
更に先へと進む。段差のある町をバスターショット一つで潜り抜けていく。

「…」
だが生きているものは…いない。
扉の奥にいたのはゴーレム達。
「貫け!」
氷の力を纏ったチャージショットでタイプEを倒す。
「痺れろ!」
電撃の力を得たチャージショットでタイプFを倒す。
「…」
タイプIには弱点はない。その雪玉を回避、ツララの刃を回避、チャージショットを頭へと当て続け…倒す。
「こんなところだな」

まだタイプIの作った雪玉が残っているが…問題なく飛び越えようとした時。
「おじゃーーーーーる!!」
巨大な雪玉が割れ、聞き覚えのある声がこだまする。
「麻呂の名は『マハ・ガネシャリフR』! 前回のような不覚は取らないでおじゃーるよ!」

彼のパワーアップは思った以上であった。
上下に爆発する爆弾をばら撒きながらの突進、突進のパターンも跳ねるものが追加され
張り手をしながら前進するため、バスターショットなどで押し返す必要が出てくる。
ぶら下がっての攻撃は、以前以上に重くなったボディでのものであるため、落下の際に地震を発生させる。
Rと名乗るだけはあり、純粋強化とは言え中々の実力。
…しかし、ゼロの攻撃の前に沈むのであった。
「……」

扉を潜ると、そこには軌道エレベーターが見える天窓のある部屋。
「おいおいゼロー!ちょっと遅かったんじゃねえのか!?」
腕をガツンとあわせるはファーブニル。
「レジスタンスは、ここにいる元ネオアルカディアの落ちこぼれ以外みーんなやられちゃったわよ」
レヴィアタンの足元には倒れたエルピス。
「…ゼロ。コイツを助けに来たのか」
そしてハルピュイア。

エルピスへと近づく。
「その通りだ。 生きているようだな …ベースへ運ぶ」
「…いいのか こいつを助けることで、こいつの作戦のせいでまた沢山のレジスタンスが犠牲になるんだぞ」
「ハッキング装置をしかけたお前に言われたくはない」
「それはすまなかったな …なら詫びるついでにもう一つ忠告しておこう」
「何だ」

「お前達のベースへ向けて、特殊爆弾を搭載した爆撃機が向かっている」
「こんなやり方、私達も大嫌いなんだけどねぇ」
「俺らより格下の癖に、やるやるってウルサい奴がいてよー!」
「…俺の命令でも責任でもない。 『奴』が覚悟してのことだ」

「………オペレーター、急げ」
「了解しました」




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