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チラシの裏 3枚目

183俺的アレンジの入ったロックマンX6 11話後半:2009/04/19(日) 13:53:55
ゼロは博士に一つ…聞きたいことがあった。
「ゼロ。蘇ったようじゃな」
「気がついたら傷一つない体で目覚めていた…貴方が蘇らせたのではないのですか」
「残念ながらそれは違う…。 私自身君の体がどのようになっているか解らんのでな」

「となるとあの老人…か」
「それもよくは解らんな…エイリアという子にシャドーアーマーのプログラムを渡してはくれんかな。」
「解りました」


先へと進む…と。
「………………」
「また?」
「坂道の上だな」

……赤き蛇は3度現れた。
一回の戦闘に割りと時間のかかる相手。
出るたびに正直ため息をつかざるを得ない。


「…………4度目だ。しかもマグマが下から迫っているぞ」
「ご愁傷様」

マグマの中から姿を現し、攻撃を仕掛ける。
場所が場所であるだけに…輪の4箇所にあるこのコアを攻撃するチャンスは限りなく少ない。
「少し本気を出してみようか」

ガードシェルを発生させる。
これは…エックスにはタダの光の壁でしかないが、ゼロにはもう一つ使い方が存在する。

ゼロがそれを使う場合、セイバーにもその効果は及ぶのだ。
セイバーを光が包み込み……威力が倍増…いや、それどころではないものとなる。
もっとも、相手は柔らかなメカニロイドに限られるのだが。


「食らえ!!」
コアは一撃で破壊される。次に飛び出したときには反対側を破壊する。
ナイトメアスネークはいとも簡単に敗れたのであった。
「…………もういないだろう」



だがまだいた。
「全く…」


今度はマグマから飛び出してくる。前回よりは楽なものだったが…さすがにゼロの怒りが頂点に達した。
「この技はゲイト戦まで取っておくつもりだったが…気が変わった」

ゼロが拳に力を溜める。
「食らええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

レプリロイドの世界に降り立った破壊の神…ゼロ。
彼が使う技の中で…恐らく最強とされる2つの技のうちの1つが今放たれる。
片方は幻夢零。エックスには見せなかった…ゼロナイトメアが用いた幻夢零・改の元となった技。
アースクラッシュから始まる、これに類する一連の技の中で最強とされるものである。
改とは言うものの、エネルギーの消費を少なくして威力を削り放つものであり、元の技の威力には届かない。

そして今そのもう一つが放たれるのだ。
この技をエイリアが見たら、思ったであろう。
エックスとの戦いで…この技を使用されなくて本当に良かったと。


拳を地面へと叩き付けると…そこからエネルギーは噴出しない。
遥かそらの上から、巨大な光の滝が降り注いだのだ。
その大きさは、大小ある様々な滝の中で間違いなく大きな部類。

辺り一面…見渡す限りそのすべてが、光の滝に覆いつくされ……覆いかかる全てを突き抜け、注ぎ込み…飲み込み……通り抜けるのだ。
回避のしようもないその究極の技。


ナイトメアスネークは一瞬にして消し炭と化した。
その技の名前は……


「…烈光覇。」
知らずオペレーターは震えていた。



「ゴッドバーード!!」
マグマのナイトメアを操る力を持った調査員、ブレイズ・ヒートニックスとの戦いだが、やはりゼロの敵には非ず。
炎を纏い恐るべき勢いで駆け巡る技を軽々とかわし…
「旋墜斬!」

落ちながらセイバーを振り、その首を掻き切ったのだった。
「ぎぁぁぁぁああああ!!」




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