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チラシの裏 3枚目

14俺的アレンジの入ったロックマンX1 10話後半:2009/03/30(月) 21:57:53
通路の先は大部屋でゼロはとうとうVAVAを追い詰めた。
そこにはカプセルと…ライドアーマー。
すばやい動作でVAVAはライドアーマーに乗り込む。
前回のそれと同じようなデザインをしているが…果たして違うのは色だけか。
「ハハハハハ!悪いなぁ、ゼロ!アンタとの戦いは楽しかったが、
 コレでおしまいにさせてもらおう!」
「ほざけ、そのアーマーの腕を俺に折られたことを忘れたのか?」
いつぞやのように青き矢のようなチャージショットを放つ。だが。

「忘れたな!」
ダッシュでゼロとの間合いを詰め、ゼロをその腕で殴ったのだ。
「くっ…」
「まともに動けないんじゃあないのか?
 今搭乗席に上手く当てていれば俺を倒せたかも知れないのになぁ…」

一撃だけだが結構な痛手である。だがゼロは力を振り絞り…跳んだ。
「消し飛べえぇええええええええ!」
「何ィ!?」
まだ跳べる体力があるとはVAVAは予想してはいなかった。
搭乗席めがけチャージショットを再度放つ。
だが…

「チッ…アブねえじゃねえかよ!!」
「ぐああああああ!」
わずかに体をずらすVAVAの操縦技術に、ゼロの攻撃は阻まれ、
その腕でゼロは振り払われた。

「さて…お前は大人しくしていてもらおうか。最強のハンターさんよ…」
「ぐ…あぁあああ!ああぁあああああああああ!ああああああああああ!」
強力な電流の流れる捕獲用カプセルの中にゼロを押し込む。


ふと、目の前の扉が開く音がする。
そして入ってきたのは…。
「ゼロ!?」

エックスだった。
「おお、お前が来たかエックス。
 ゼロの命が惜しければ俺の命令に従え…。」
「エックス、俺に構わずコイツを殺れ!」
「く……」

一瞬の後、エックスはバスターをVAVAのライドアーマーへ向ける。
「ほう、俺とやろうっていうのか?
 随分姿が変わり、強くもなったつもりだろうが…
 俺のライドアーマーもまた、格段にパワーアップしている!
 どこまでやれるか見てやろうか!」




「うっ…がはっ………!ぁ…!! …うっ」
結果は言うまでもない。

ゼロのバスターをもって、ゼロの俊敏性をもっても尚敵わなかったVAVAのライドアーマーに、
エックスが通用するはずなど…なかったのだ。
「ハハハハハハハハハハ!!!!」

超硬質のボディを持つ黒光りするライドアーマーの肩を震わせ笑うVAVA。
最早、エックスに成す術はない。
「う……ぐ……ぬううう…!」
「?」
「うぉおおおお!!」

カプセルが割れる。獣のようにライドアーマーの操縦席に赤きボディがしがみつく。
「貴様!! ゼロ、お前まだそんな力が!!」
そして腕にチャージを行う。
振り払おうと体を揺する。
「VAVA!」
腕でゼロの体にパンチを見舞う。
「お前の相手は…」
壁へぶつける。

「この俺だ!!!」
チャージをまだ続ける。限界まで力を貯め…そして。

「エックス…お前にしてやれるのは…これまでだ!!」
ゼロは自らのボディにバスターを撃ちこみ…そして。
…エックスもこれまで8度に渡り見た光景が展開される。


ボディの中心部から閃光が放たれ。

ボディの各所から炎が上がり…爆炎に包まれ。
そして…全てが真っ白な光に包まれる。
…特Aクラスのハンターの最期。9回目に見たのは…ゼロのものだった。

「ゼロおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」




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