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日記スレ
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雄黄と雌黄
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江戸期は、硫化ヒ素の化合物である鶏冠石 (realgar, As4S4)と、石黄 (orpiment, As2S3) が鮮やかな黄色顔料に使われた。
中国では前者を雄黄(ゆうおう)、後者を雌黄(しおう)と呼び石薬や装飾に使われ、これが日本に輸入された。
この名も古くから使われてきたのだが、この名にはいろいろ混同がある。
明治時代の和田維四郎による日本鉱物誌では、両者を取り違え、中国からクレームがついた。
大正時代の第2版では修正したのだが、粗悪な鶏冠石の表現に用いる「石黄」の名を orpiment に当ててしまった。
しかも、植物染料である藤黄に対しても、「雌黄」の名を用いることがあるため非常に間違えやすい。
現在では realgar には平賀源内による名の「鶏冠石」を、orpiment は誤訳の「石黄」をそのまま用いている。
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