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【個】『サロン』【他】

238小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』【5/7】:2025/10/23(木) 14:56:07
>>237

笑美の手が心地良かったのか、だんだん撫子の両目が閉じていき、再び眠りに落ち始めた。

  「涙音さんがスタンドを得た背景は教えていただきましたが、
   『どのような方法で引き出されたのか』という点は聞きませんでした。
   もし可能であれば、知っておきたいと思っています」

笑美に同意を示しながら、『サマー・フォーエヴァー』の最期を思い出す。
彼が行った所業は許されないものだった。
それに対して、相応の報いが与えられるのは当然の結果だろう。
しかし、最終的には説得に応じてくれたことも事実だ。
あくまでも平等に判断するなら、魔物と呼ばれていた存在にも、
相手を理解しようとする『心』があったことを忘れてはならない。

  「――『ゴールデン・キャンドルス』……」

その名前が笑美の口から出た時、意識が現実に引き戻された。

  「笑美さんも覚えていらっしゃると思いますが、
   あれと似た光景は『民家』に踏み込んだ時にも体験しました。
   だからこそ、私は誘惑から逃れることができたのかもしれません」

以前、『夏の思い出』の世界に引き込まれたことがある。
もちろん笑美も同じ場所にいた。
そして、涙音も。

  「確かに……『ゴールデン・キャンドルス』と『サマー・フォーエヴァー』には、
   それぞれ共通する部分が多く見当たります。
   本体が子供であり、肉体と精神に影響を及ぼし、単純な攻撃は意味を成さない。
   能力が影響を及ぼす規模を除くと、かなり似通っていると言えるでしょう」

ふと『黄金時代』に招かれた笑美が、姿が変わっていなかったことを思い出した。

  「……あの世界でも、笑美さんは『今のまま』でしたね」

『何故なのか』と聞く前に、その理由が何となく分かった。


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