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【ミ】『泥喰らいのエンターテイナー』
1
:
『皇派』
:2024/02/05(月) 22:16:22
美学なき者に栄光は掴めない。
7
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/02/13(火) 06:08:35
>>6
夢見ヶ崎は『最中派』の観戦に行った事があるし、
その後も『最中派の職員』とは繋がりを持っていた。
『アリーナの底辺』のような場所を知っているからこそ、
一応の用心をする理由はあったという訳だ。
そして、『ドクター・アリス』は今日も絶好調。
うるせーしクセーな!!よし!!はいるぞ!!
トビラのむこうで『ウサギ』が『アリス』をまっている!!
「――――――おん??」
「『メイド』??『サキュバスメイド』??」
「あ!!なんだなんだ『フツーのメイド』か〜〜〜〜」
興味ありげに周囲を見渡しながら、
『ドクター・アリス』を出したまま店内に入っていき、『赤髪のメイド』の隣に座る。
まるで『ごった煮』みたいな印象の店だが、何でもありな雰囲気は気に入った。
ふと『オクタヴァリウム』という、
『夢に関わるスタンド』を持った『馬場ガド子』と名乗るメイドを思い出す。
『サキュバスメイド』も『ユメのナカ』だったし、
ひょっとしたら『ユメとメイド』は『ワンセット』なのかもしれない。
そこまでかんがえたとき、アリスはひらめいた!!
つまりココはゲンジツじゃなくてユメのカノウセイもあるな…………。
ホッペタつねってみようか??
「『ミカク』と『キュウカク』ってさぁ、けっこうカンケイあるらしいよ。
カゼひいてハナがバカになってると、アジとかわかんなくなるじゃん??
だから『クセーからウマい』!!」
「で――――そっちは『スメラギ』のヒト??」
「それとも『ババガドコ』のシンセキとか??」
他にいないというなら、多分『皇派』の人間なんだろう。
『仲介者の情報だけでは判断材料に欠ける』というのは、どちらかといえば建前だ。
『未知の派閥の人間と会ってみたかったから』というのが、本当の理由だった。
8
:
『雷獣チェイサー』
:2024/02/13(火) 14:20:17
>>7
「ごそさん」 チュルン
女が器に盛られたラーメンを完食し、隣に着席した『夢見ヶ崎』に向き直る。
化粧は薄くその顔立ちにはまだ幼さが残っており、
夢見ヶ崎と同年代あるいはやや上である事が推察できる。
「『久留米咲子(クルメ サキコ)』、
『皇』派の主に『交渉』や『事務』を担当してる。
ちなみに『神威(カムイ)』の『坊ちゃん』なら今日は来ないよ。
言っても『派閥』の『顔』だから滅茶苦茶忙しいし。
それに此処は『坊ちゃん』が来るには足元が悪過ぎる」
スイッ
『久留米』と名乗った『少女』が『夢見ヶ崎』の傍に立つ『ドクター・アリス』を指差し、
眉間に皺を寄せ険しい表情を作る。
「『アングラ』な世界とは言え、仮にも私達は『ビジネス』の話をしに来たんだ。
『交渉』の場において『武器』をチラつかせるのは『無粋』じゃないか?
こちらから依頼する立場ではあるが、お互い『マナー』を守るのが『ルール』だろう。
だから、『それ』をとっとと納めなよ」
9
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/02/14(水) 06:04:31
>>8
『久留米』の指摘に対してポンと手を打ちながら、『ドクター・アリス』を解除する。
「ウッカリしてた!!すまんすまん!!サンキュー!!」
こっちが出す事を許さないという事は、
向こうも出さないという意思表示として受け取れる。
少なくとも最初の印象よりは、比較的まともな派閥らしい事が分かった。
以前、試合をする前の段階で仕込まれた事があったが、そんなのはなさそうだ。
「なんか『アッセン』だっけ??
そんなのがあったみたいだけど、くわしいコトとかゼンゼンきいてないし、
アタマからセツメイしてくんない??
ここのハバツのプロフィールとか、そこらヘンもザザッときいときたいよね〜〜」
『ボッちゃん』ってナンだよ??
『ナツメソウセキ』か??
いや、『ヒグチイチヨウ』だっけ??
いやいや、『フクザワユキチ』だったかもしれんな。
わたしはフクザワユキチがナツメソウセキの10ばいスキだぞ。
「ソレとさぁ――――――」
「やっぱハナシきいてからでイイや。
そんじゃ、セツメイよろしく!!」
夢見ヶ崎は『夢見る夜の新星:ヴォーパル』という二つ名とリングネームで、
『フーヴィアン派』の正式なファイターとして登録されている。
だからといって、他所の試合に出てはいけないという決まりはない筈だ。
ただ、もし知られていないようなら、面倒な事にならないように説明は必要だろう。
10
:
『雷獣チェイサー』
:2024/02/16(金) 14:43:44
>>9
「『皇』派は元々『ヤクザ』の『代打ち』で『汚れ仕事』を行う『半グレ』集団だった。
当時は典型的な『チンピラ』の集団で『スタンド使い』もいなかったらしい。
だが数年前にウチの『神威坊ちゃん』とその右腕の『八女栞(やめしおり)』さんがいきなりやって来て、
『坊ちゃん』が政治手腕を、裏では『栞』さんがその『凶悪』なスタンドを発揮して、
瞬く間に組織を乗っ取っていった。
そうして気が付けば『ヤクザ』との立場関係が逆転。
今では私達が『ヤクザ』や『半グレ』連中に仕事を振ってやる立場なわけ」
『皇』派の成り立ちを抑揚のない語調で語る『久留米』。
「表のシノギは『MCバトル興業』や『アフィリエイト』、それに『メイド喫茶』とか諸々、
裏のシノギはちょっと此処では『言えない』。
勿論、『夢見ヶ崎』を呼んだって事は『アリーナ』にも携わっている訳なんだけども、
お話の通り派閥の出自がちょいと『アングラ』だし、
『栞』さんの強さで今の地位まで無理くりのし上がった組織だから。
どうにも『人員』と『人脈』に難があって『マッチング』にも中々に難儀しているのが現状。
だからマッチングを成立させる為に『アリーナ』母体や他の派閥に『闘士』の斡旋をお願いする事が多い」
「後、『皇派』主催のバトルはちょいとルールが『特殊』」
11
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/02/17(土) 05:56:31
>>10
カウンターに乗せた両手で頬杖をつきながら、
サングラス越しに大きく目を見開いて、久留米の説明に耳を傾ける。
「ほえ〜〜〜〜〜〜」
『タイトルロール』の『皇神威』が『ボス』なのは分かっていたが、
『右腕』の『八女栞』という名前は初耳だ。
派閥のカラーとしては、どちらかというと『最中派寄り』っぽい感じか。
一癖も二癖もある雰囲気で、面白そうな派閥だと思った。
もし『アリーナ』と関わるのが初めてだったら、
久留米の口から出てくる単語に驚いていたかもしれない。
しかし、いわゆる『汚い部分』も色々と見てきているので、
それを受け入れるだけの土壌は出来ている。
「――――そんでそんで??」
軽く相槌を打ち、『特殊なルール』とやらに関わるであろう話の先を促す。
12
:
『雷獣チェイサー』
:2024/02/18(日) 05:11:47
>>11
「『闘技場』関係は主に私の管轄。
『皇』派主催の試合では必然性のない『凶器』の持ち込みは厳禁でありデフォルトで試合後の怪我の『治療』を行っており、
たとえ腕が千切れようと目玉が抉られようと、試合中の負傷ならば瞬く間に『完治』させる事ができる。
この手の興業にありがちな『リング禍』の問題はある程度は解消できているわけだが、
こんなイかれた興業を観にくる観客もまた『イカレ』な訳で、
『勝敗』の判定に関しても非常に『シビア』な目で見ていて、
腕の1本や2本チョンパされた程度では試合は止まらない。
傷は治せるけれど、試合中に負った傷は間違いなく『本物』であり、相応の『覚悟』が要る」
「他にも」
「『集団戦』や『迷宮』など色々な対戦形式があるが、
今回はオーソドックスな『タイマン』で、ファイトマネーは『30万円』。
これは勝った相手にしか渡せないけれど、
夢見ヶ崎さんこの話受けてくれますか?」
13
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/02/18(日) 06:58:03
>>12
他の世界にだって『イカれた奴ら』や『シビアな場面』や『覚悟を伴う瞬間』はある。
「むかしむかしあるところに、うんてんせきから『トラック』を『バクハ』して、
『サイコキラー』もろとも『クロコゲ』になった『アリス』がいました」
『臨死体験』は経験済み。
要するに『いつもと同じ』。
なら、『返事も同じ』だ。
「『いいよ』っていいたいトコだけど、『ききたいコト』があってさぁ」
「シアイする『カイジョウ』ってデカい??
とうじつ『ギャラリー』どんくらいはいってるとおもう??
シアイちゅうの『ジッキョウ』とかやってる??」
どうせやるなら『派手な舞台』がいい。
14
:
『雷獣チェイサー』
:2024/02/18(日) 19:46:55
>>13
スッ
「それ以上は駄目」
『久留米』が指を揃えた右掌を『夢見ヶ崎』に向け、喋るのを制する。
掌の奥に見える『久留米』の表情からは何の感情も読み取れない。
「あんたが所属している『派閥』ではどうか知らないけれど、
『皇派』は『よーいドン!』での戦いがウリの一つだ。
試合前の『予習』や『準備』が行われた『お利口さん』な戦闘は求められていないし、
何より一方的に情報アドバンテージを得られるのは『フェア』じゃあないから。
実況は専属の人間がいる訳じゃあないからいたり居なかったり、
また『闘技場』を持っていないから『バトルステージ』はその日によって違うし、
参加者には当日まで『場所』は伏せる事にしている。
徹底した『秘密主義』で此処までのし上がった派閥だから。
当日の『対戦相手』や『場所』についての情報を伝えるのは、
あんたとの『商談』が成立してからだ」
15
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/02/20(火) 14:39:20
>>14
『おりこうさん』だって。
そんなにメンとむかってほめられたら、さすがのアリスもテレちゃうな〜〜。
イロイロおしえてくれたおかげで、またひとつ『おりこうさん』になってしまったぞ。
ところで『ヒミツシュギ』ってチョットいいにくくない??
ちゃんといえるかな??
「『ヒミチュシュギ』――――」
「『ヒミツシュギ』だったらしょうがないよねぇ〜〜〜〜」
「『あっち』もケッコー『ひみつ』おおいっぽいよ」
『一方的に有利な試合はしない』というのが聞けたのは良かった。
向こうは『ホーム』で、こっちは『アウェイ』。
その辺りが気になったというのもある。
きっぱりと言い切るくらいだから、そういう部分は信用してもいいのだろう。
スタンドの相性による有利不利なんかは、どんなバトルにもある要素だし、
それに関してはどうしようもない。
「そんじゃあさぁ、イッコだけ『おねがい』があるんだけど」
小首を傾げながら、おもむろに右手の人差し指を立てる。
「『マッチング』にナンギしてるのはわかったけど、
タブンほかにも『コウホシャ』はいたとおもうんだよね」
「『わたしをえらんだリユウ』」
「『シアイがおわったあと』で、ソレきかせてくんない??
もし『リユウはない』なら、おわるまでにかんがえといてよ」
斡旋に応じた一番の理由は『興味があったから』。
『賞金』は、せいぜい『三番目』くらいだ。
『なぜ呼ばれたか知りたいから』が『二番目』。
「イエスなら『コーショーセーリツ』。ノーなら『バイバイ』」
具体的な理由は何でも良かった。
実際、この人選に深い意味はないのかもしれない。
なんにせよ、『それを知る権利』はある筈だ。
16
:
『雷獣チェイサー』
:2024/02/22(木) 15:04:06
>>15
「無い」
『夢見ヶ崎』が予想していたかどうかは定かでは無いが、
質問に対する『久留米』の返答は非常に端的で、
そしてやはり一切の感情が伺えない平坦なものであった。
「こちらは『B級ランカー』を立てるから、
同じ『B級ランカー』あるいは『B級』戦へ挑む権利のある
『C級ランカー』を斡旋してくれないか?
私は『アリーナ』の人間にそれだけを頼んだ。
そうしたらアンタを紹介された訳。
私はアンタの試合を観た事がない。
スタンド能力も知らないし、探る気も毛頭ない。
初見同士で戦うのに『スタンド』が割れているのは『フェア』じゃあないし、
何よりも『八百長』の疑いを掛けられたら凄く腹が立つから。
今、私は『アリーナ』に斡旋された人間と『ビジネス』の話をしている。
この場においては、その事実しかない訳」
「あんたがウチの『ランカー』と良い試合をしてくれて、
私達に『来てくれたのが夢見ヶ崎さんで良かった』と思わせてくれれば、
『呼んだ理由』なんて後で幾らでも話すけれども……」
17
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/02/23(金) 16:59:02
>>16
別に『望んだ答え』なんてありはしない。
『誰でも良かった』とか、『最初に目についたから』とか、
『暇そうだったから』とか、大方そんな所だろうと予想していた。
心を読む力がなくたって、相手の様子を見ていれば、それくらいは何となく察しがつく。
そんなのはどうでも良かった。
ただ、『こちらの言葉を無視した事』に、ほんのちょっとムカついただけだ。
クル クル クル クル クル
一房の金髪を指先に絡めながら、カラフルな『ネイルアート』が施された爪を眺める。
「『シアイ』する」
あのな??ヒトのハナシきけよ??『おわったあとで』っつったろ!!
オメーのハートには『デリカシー』ってモンがかけてんじゃねーのかァ〜〜〜〜??
ニボシくえ!!ニボシ!!
まぁ、つっこむのもメンドくせーからユルしてやろう。
ウンがよかったな。
18
:
『雷獣チェイサー』
:2024/02/24(土) 13:38:24
>>17
スクッ
『夢見ヶ崎』から始まった『挑発』のラリーが終わり、
『商談』が成立するや否や、間を置くこと無く『久留米』が、
手元に置いていたクリアファイルから一枚の書類とボールペンを取り出し、
真横の席に座る『夢見ヶ崎』に差し出した。
「それじゃあよろしく、夢見ヶ崎さん。
ちょいと手間だけれど『書類』に目を通して、
ええと、此処と此処に名前書いて」
・戦闘中の傷はこちらで無償で治療しますが、アリーナ内での結果は全て自己責任です。
最悪死んでも文句は言いません。
・賞金は勝者にのみ支払われます。
・アリーナに出る事で其方が何かしらの不利益を被っても此方は責任取りません。
・上記の条件を呑める場合に限り書面にサインをお願いします。
提示された書類に記載されている文章を要約すると
上記の様な文面がこれでもかと堅苦しい言い回しで書かれており、
羅列された文章の一番下に日付と名前を記入する欄が設けられている。
「んで、次はこっち」
『久留米』が差し出した書類をぺろんと捲る。
「こっちには希望する名前とかリングネームとか書いてもらう感じ。
後、さっきも言った様に『皇派』の主催試合は『持ち物』に制限が掛かっているので、
何か持ち込みたければこの欄に書いて申請してみて
モノよっては却下されるかもしれないが」
「後、『リングネーム』と『異名』だけは互いに事前に知る事ができる。
持ち物やスタンド名とかは伏せておくので」
================================
『名前(登録名)』:
『スタンド名』:
『異名』:
『所持品』(3点まで):
『その他何かあれば』:
19
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/02/25(日) 20:58:18
>>18
よくわかんないけど、なんかイロイロかいてあるぞ。
コレって、なんてよむんだっけ??
にてるヤツだったら、みたコトあるんだけどなぁ。
まぁ、きにしなくていいか。
どうせサキコがいってたみたいなハナシだろうし。
「オッケー」
サラサラサラサラサラ
適当に目を通してから、指定の欄に日付と名前をサインする。
『適当に』というのは『長くて読むのが面倒だった』という意味ではない。
かつて『全盲』であった夢見ヶ崎は、
目が見えるようになってから『読み書き』を学ばなければならなかった。
端的に言うと『漢字』には極めて弱いのだ。
それゆえに、ほぼ『平仮名』と『カタカナ』しか読んでいない状態であり、
結果的に『適当な読み方』になっていたのである。
「――――――ほい」
スマホを使って、いちいち『漢字』を調べながら書いた書類を返す。
『名前(登録名)』:『ヴォーパル』
『スタンド名』:『ドクター・アリス』
『異名』:『夢見る夜の新星』
『所持品』(3点まで):オレンジジュース(500mlペットボトル)、
スマホ(トリプルカメラ)、絹糸(30m)
『その他何かあれば』:名前をつけてくれた二人に見守って欲しい
20
:
『雷獣チェイサー』
:2024/02/26(月) 08:59:39
>>19
「『夢見ヶ崎』さん改めて『ヴォーパル』さんね。
所持品もまぁコレなら問題なく許可おりるでしょう。
それじゃあよろしくお願いします」
記入された書類に不備がないか目を通し、
漏れが無い事を確認しクリアファイルに戻す『久留米』。
「今回の『ヴォーパル』さんの対戦相手は『B級』。
『皇派』の中では『古株』ではあるんだけれど、
ちょいと『事情』があって対戦頻度が少なくはあるんだけれど戦績は『優秀』。
目下『B級』で3連勝中でノリに乗っていて、アリーナのルールに則るならば
『C級』の『ヴォーパル』さんの『格上』の相手な訳。
名前は『真淵光』。職業は『芸人』。
付いた二つ名はーー『雷獣』(ザ・ライトニング)」
ーー『真淵光』、
結成12年の漫才コンビ『ラッキーストライカーズ』の『ボケ』担当。
『夢見ヶ崎』が知っているかは定かではないが、
数年前に全国放送の『漫才賞レース』に出場し、優勝こそ逃したものの
漫才中に矢継ぎ早に発す『ボケ』とバラエティでの軽快な喋り、
そしてスーツの似合うシュッとした見た目で世間の注目を浴び、
瞬く間に売れ初め、現在地上波でも数本のレギュラーを抱えている芸人だ。
「今ではそこそこ売れている芸人さんらしいけれど、
実は売れていない頃から『皇派』のランカー」
21
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/02/27(火) 07:38:35
>>20
ふと思い出したのは、前に戦った『レーン先生』だ。
本気の殴り合いなんか全くした事のない『塾講師』だが、
『上位ランカー』と対戦して『無傷』で勝利し、
『ジャイアントキリング』を達成した。
そういう事は何処だって起こり得る。
「ナマエはきいたコトあるかなぁ」
『真淵光』、『雷獣』、『ザ・ライトニング』。
幾つかの共通したイメージは思い浮かぶが、
これらだけで予測するのは難しいというか不可能に近い。
そうじゃなければ教えないだろうから。
「マンザイもきいたコトあるきがする」
同じ事は『夢見ヶ崎明日美』にも言える。
「『みた』のはサイキンだけど」
『ヴォーパル』というのは、
『鏡の国のアリス』に登場する『ジャバウォックの詩』の中で、
『怪物』を倒した『剣』の名前。
『夢見る夜の新星』は『アリーナ』という非日常的な戦いの場で、
『ランカー』として称号を得た『ニューフェイス』であり、
暗闇で一際輝く『ドクター・アリス』も表す。
それだけを聞いて『能力』を見抜ける人間はいない。
22
:
『雷獣チェイサー』
:2024/02/27(火) 17:00:31
>>21
「そうそう」
「この間朝の生の情報番組で、
『三多摩、二子玉川、ノンノン、私ノー玉、オカマ〜〜!!!』って
一発ギャグを披露してネットで大炎上していた
あの『ラッキーストライカーズ』の『真淵』さん」
かつて『戦場』で繰り広げた好敵手との戦い、
そして自らが『闘士』として歩んできた道程を追憶する『ヴォーパル』。
『B級闘士』との対戦は『ヴォーパル』にとっては『未知の領域』ではあるが、
例え相手が『格上』であろうと『スタンド』を用いての『戦い』である事には変わりはない。
対峙した相手を打ち砕く。ただ『それだけ』だ。
「『皇派』は賞金がショボいが『怪我』はその場で治療される。
それに先述の通りより『秘匿性』が高い。
なので『真淵』さんみたいに『メディア』に露出している『スタンド使い』達には、
ウチの派閥のルールが中々に都合が良いらしい。
集まって来る『スタンド使い』はどちらかと言うと『金』じゃなくて、
『名誉欲』や『ストレス解消』や『闘争欲』を目的としている人間が多い」
「集合場所を伝えておきたいから『連絡先』を教えてくれない?
後、『入場曲』とか付けて欲しかったら事前に教えて」
23
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/02/28(水) 17:58:14
>>22
「あぁ〜〜〜〜!!
アレつまんなかったなぁ〜〜〜〜。
『まわりがキタイしちゃってる』とか、
『なんかやんなきゃいけないフンイキ』とかもあるだろうから、
イチガイにホンニンだけワルいともいえないけどさぁ」
「『うれっコ』ってタイヘンそーだよねぇ〜〜〜〜」
久留米は『予習はなし』と言った。
ただ、夢見ヶ崎の場合は少し事情が違う。
相手の素性が分かっていれば、ある程度の『心構え』が出来るからだ。
今の段階でも『ヒント』に成り得る要素は複数あった。
まず『数本のレギュラーを抱えている』。
つまりは多忙であり、おそらく休みが少ないであろうと予想できる。
疲労が溜まっている人間は、
体内で処理しきれない『アンモニア』が表皮から漏れ出し、
『疲労臭』として発散される。
そして、『売れっ子の芸能人である』。
人前に多く出る仕事であれば、
それが心理的なストレスの要因になる可能性がある。
ましてや『大炎上』したばかりなら、尚更その可能性は高くなると言えるだろう。
ストレスを抱える人間からは、
『STチオジメタン』と呼ばれる物質に由来する『皮膚ガス』が放出される。
これは一般に『ストレス臭』と呼称され、焦げたような臭いが特徴だ。
さらに、『スーツの似合うシュッとした見た目』。
体型維持を意識しているとしたら、
『ダイエット臭』があるかもしれない。
これは脂肪を分解して合成された『ケトン体』という物質が原因であり、
『糖質制限』を初めとした『ダイエット』を行っている人間に多く見られる為、
そのような名前が付けられている。
そして、この果物が腐ったような甘酸っぱい臭いは、
比較的『芸能人』に多いとされるのだ。
やはり人に見られる職業である事が影響している。
まとめると『疲労臭』・『ストレス臭』・『ダイエット臭』。
提示された情報を読み込んだだけでも、これだけ候補が出てきた。
こんな風に、相手の事が少しでも分かっていれば、いくらでも考えられる事はある。
「いいよぉ〜〜〜〜」
とりあえず『連絡先』を伝える。
「『ニュージョーキョク』??」
「じゃあ『コレ』」
(ttps://youtu.be/IE7tI1MOkWQ?si=I3c0i8OjnVzbM74r)
24
:
<削除>
:<削除>
<削除>
25
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/01(金) 14:32:08
>>23
『理論上』では『ドクター・アリス』の卓越した『嗅覚』を用いれば、
対峙した相手の『臭い』を嗅ぐ事で『体調』を探る事は出来るかも知れない。
だが、それはあくまでも『理論上』の話であり、
現在の『ドクター・アリス』の鋭角な『四感』はあくまでも『人』の領域に留まっており、
『猟犬』の様に『匂い』で感情を汲み取る能力も、
『蝙蝠』の様に『反響音』で『周囲』を知覚する能力も『無い』。
"良く聴こえ""良く鼻が利き""良く味が分かり""良く感じる"
以上の能力は『無い』。
また、その様な『人智』を超えた能力を備えた『とて』、
そもそも未だ対峙すらしていない『真淵』が、
日常生活で『疲弊』し『ストレス』を感じ『ダイエット』をしていると言う情報は、
あくまでも『ヴォーパル』の『推測』に過ぎないし、
例え、その『推測』が『事実』だったとしても
対峙した状態で得たその情報は対戦相手の『スタンド能力』の
看破に役立つとは言えない『机上の空論』だ。
================================
翌日の夜に指定された『潰れたクラブ』の隠し階段を降り、
地下に作られた巨大な『闘技場』へと出向く『ヴォーパル』。
同行した『久留米』曰く、他の『派閥』から『レンタル』した会場らしく、
会場の作りは過去に『ヴォーパル』が立ったものとさしたる差異はないだろう。
『闘技場』へと続く通路からのぞき込むと、
巨大な投光照明が天井に吊り下がっており煌々と『戦場』を照らし、
場内を埋める『観客』達は今か今かと騒めいている…。
≪レディース&ジェントルメーンッ!!
今宵も『皇ランキング』にお越し頂きッ!
誠にッ!誠にッ!ありがとうございます!!
本日のメーンイベントッ!!あの【雷獣】がッ!!
久しぶりに戻ってきましたッ!!
その『牙』で『4連勝』なるかッ!!
はたまた【夢見る夜の新星】が!!
【獣】の牙をへし折り【雷】より輝くのか!?≫
『闘技場』内に設置された『スピーカー』から『実況』の男性の声が聴こえてくる…。
「今回は『実況』はアリ。
解説にもウチの『A級ランカー』が1人。
『青コーナー』の『ヴォーパル』さんから、
入場してもらう事になるけれど準備できたら言って。
私が『実況』の『神山』に合図を送るから」
『ヴォーパル』の横に立つ『久留米』の耳にはインカム。
その耳に付けたインカムで指示を送るのだろう。
「『ヴォーパル』さんを呼んで良かった、
と思える様な試合になる事を期待しているから」
26
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/03/03(日) 19:13:04
>>25
「なんかわかんないけど、スゲー『スメラギ』っぽいトコだな」
対戦相手は『B級』の称号を持つ強敵だが、
『フーヴィアン派』のファイターとして、『他派閥』に負ける訳にはいかない。
――――などという考えは一切なかった。
顔なじみの『ベリル・ストック』にも言った事だが、
『フーヴィアン派の構成員』になった訳ではないのだ。
『アリーナ』とコネを持っていると、色々と面白そうな話が入ってくるから、
こうして関わりを保っているだけ。
『ランキングで成り上がりたい』という意思もない。
自らを『アリス』と称する夢見ヶ崎は、この世界を自由に冒険するのが最大の望み。
『ヴォーパル』は一つの側面に過ぎず、
もし今後『足枷』になるような事があれば、その時は縁を切るかもしれない。
「あ、『エダゲ』みっけ」
久留米の言葉を聞きながら髪を弄り、『枝毛』を一本抜いてポケットに突っ込む。
「ほうほう」
絹糸を右手首に巻き付け、1mくらい垂らす形にする。
「ふむふむ」
ペットボトルのキャップは開栓し、緩く締め直して左手に持つ。
「なるほどなるほど」
スマホのカメラを標準レンズで起動して、右手に握っておく。
「つーワケで――――」
経験上、こういった場では『闘争心に満ちた』とか『血に飢えた』とか、
そういうノリが求められている事は知っている。
しかし、それに流される気はないので、好きなようにやらせてもらおう。
ただ、『やるなら期待に応えたい』という気持ちはあるし、
ここに来た以上は全力で『勝ち』を取りに行く。
「ジュンビできたよ」
27
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/04(月) 06:22:44
>>26
左手に『ペットボトル』、右手に『スマホ』を握り、
誰に言われる訳でもなく準備を整える『ヴォーパル』。
これで準備は『万端』だ。
≪青コーナーッ!!
【夢見る夜の新星】ッ!
ヴォォォーーーパルゥァァぁ!!!!!!≫
〜♪ ボロンッ ♪
〜♬ ボンボンッ
ドラムロールと同時に女性ボーカルのシャウト。
きっちりとリズムを刻むドラム、管楽器やキーボードなどの多彩な音を、
ベースが裏できっちりと破綻しない様に纏め上げる事により
ジャズ風の疾走感のあるミュージックを作り上げられており、
その音楽の上をパワフルな女性ヴォーカルが、
ロウからハイ、ハイからロウ、シャウトと縦横無尽に駆け巡る曲が、
会場に設置された『スピーカー』から流れてくる。
( ttps://youtu.be/IE7tI1MOkWQ?si=I3c0i8OjnVzbM74r )
わぁぁ!!
まだかァー!!
ヴォーパルゥー!!!
「いってらっしゃい。
『パフォーマンス』をするかしないかは任せる」
『久留米』が『ヴォーパル』の背中を軽く叩き送り出す…
28
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/03/05(火) 20:59:29
>>27
「そんじゃ、ひさしぶりにいってくるかぁ」
本来『ドクター・アリス』は、何もない状態でも戦えるスタンドであり、
それが長所の一つでもあった。
しかし、生まれ変わった『アリス』には、
まだまだ未知の領域が存在し、それを開拓する事が新たな冒険の扉に繋がる。
ただ、今回に限って言えば、持ち込んだ小道具よりも、
スタンド自体の使い方に重点を置いた戦略だ。
「イィエェ〜〜〜〜〜〜ス!!」
観客にアピールするように、周囲を見回しながら両腕を振って入場する。
それと同時に、さりげなく『スピーカー』の『数』と『位置』を確認しておこう。
全てを把握できなければ、ざっと見る程度でも構わない。
「みんなァ〜〜〜〜!!」
「ヨソでしってるヒトも、はじめてみるヒトも」
「ちゃあんと『ナマエ』おぼえてってくれよなァ〜〜〜〜!!」
「わすれたヤツのために、もっぺんだけいうぞ??」
「――――――『ヴォーパル』だ!!」
29
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/06(水) 23:05:06
>>28
ワーッ! ワーッ!
待ってたぞおぉーッ!
ワーーッ!! ワーーッ!!
うおぉーーッ!!
アピールをしながら入場し、2m程の高さの金網のフェンス越しに、
試合を観覧している観客を沸かす『ヴォーパル』。
ついでに場内に設置された『スピーカー』の位置を確認するが、
1m程の大きさの物が『2つ』。
設置位置はそれぞれ『闘技場』の中心部からの左右に一つずつ、
フィールドの内側に置かれ、白ビニール被覆の『針金』で『フェンス』に固定されている。
≪おーッ!こりゃあ派手なパフォーマンスですねぇ!
これは期待できそうだァー!!
続きましてェーッ!赤コーナーァー!!!
【雷獣】真淵ぃぃーッ!ひィーかァーるウゥーーッ!!!!≫
テッテッテッテッテッテテテテテ…… ♪ ♪
『ダッ』 『ダダンッ』
テッテッテッテッテッテテテテテ『ダン』『ダンダン』テッテッテッテッテッテテテテテ…♪ ♪
〜〜〜〜♪ ♪ ♪
軽快なギターリフから始まり、細かく刻んだドラムのリズムが合流。
嗄れた声質の男の情緒に満ち溢れたノスタルジックな歌が『スピーカー』から聴こえてきた。
『真淵』の『入場曲』ーー『10-FEET』の『RIVER』だ。
ttps://m.youtube.com/watch?v=MPfOYr5YkiM
「どうもーッ!!『ラッキーストライカーズ』の『真淵』でーす!!
皆さん、今日は名前だけでも覚えていってくださいねぇ〜〜ッ!!
三多摩、二子玉川、ノンノン!ノー玉、
私〜〜〜〜〜〜〜〜〜?????せーの!!!!」
【「「「「オカマー!!!!」」」」】
「よくできましたァーーーーーッ!!!
2丁目でナイチンゲール!!!!イェイェイ!!!!」
わあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
もはやお決まりの『コール&レスポンス』なのか、
マイク片手に入場してきた『真淵』が例の炎上ギャグを披露し、
フェンスの外で試合を待ち侘びる観客達を沸かす。
30
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/06(水) 23:23:25
「はいッ!と言うわけでェーッ!
今日はお漫才ではなくておバトルの方を頑張って行こうと思うんですがッ!!!
いやァーーッ!ヴォーパルさん、今日はよろしくお願いしますね!!
僕、『真淵』って言います!
名前だけでも覚えて貰うとうれピーなァー!!!」
所定の位置に着くと握ったマイクを切り、スーツのケツポケットに捩じ込み、
柔和な笑みを『ヴォーパル』に向け一礼する。
≪ま、真淵選手は久し振りの参戦ですが、
こちらも『ヴォーパル』選手に負けず劣らずのド派手なパフォーマンス!
やはり人前に立つと『芸人』の血が騒ぐのかァ!!≫
≪ほぇー、本当あの人相変わらずだなぁ…
私のガッコのクラスメイトでもファンはいるけれども…≫
≪本日の試合の実況は私『神山久寿』ッ!
解説には先日『A級』に昇格された【地獄少女】こと『牧瀬三陽』(マキセミヨ)選手を、
お呼びしています!よろしくお願いします!≫
≪お、お願いします!頑張ります!!≫
≪はい!!よろしくお願いしますッ!!!
ではッ!!『ヴォーパル』ッ!!『真淵』!!初めてくれェェーーッ!!!!≫
ボオォォォォォーーーーーーーン!!!!
片側のスピーカーから銅鑼のSEが流れる。
ーーー『試合開始』の『合図』だ。
31
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/06(水) 23:24:02
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□夢□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴◇□□□□□□□□□◇∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□真□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
□:闘技場内の床、材質はコンクリで1マス1m×1m想定
■:闘技場と観客席を仕切る金網フェンス、高さは2m程
◇:スピーカー。1m程の大きさの物でフェンスの内側、床に置かれ針金でフェンスと括り付けて固定されている。
32
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/03/08(金) 18:56:18
>>29-31
真淵が入場した事を確認してから『頭上』を一瞥し、
真淵がこちらに挨拶してきた後で正面に向き直る。
別に『天井』が見たかった訳ではない。
『ヴォーパルが天井を見ていた』という事実を、真淵に伝えておきたいのだ。
「 『 Y O 』 」
「 『 R O 』 」
「 『 S I 』 」
「 『 K U 』 」
真淵に挨拶を返しながら、ペコリとお辞儀をする。
「『ヴォーパル』は『ジャバウォック』をやっつけた『ツルギ』」
スピーカーから響く『試合開始』の合図と共に、傍らに『ドクター・アリス』を発現する。
頭部から流れる豊かな『金髪』。
全身を飾る鮮やかな『光のリボン』。
両手の指先を彩る半透明のカラフルな『ネイル』。
『色』に溢れた華やかで有機的なヴィジョンは、
無機質で『医療従事者』の雰囲気が強かった『ドクター・ブラインド』を知る者が見れば、
極めて対照的に感じられるだろう。
「『ヴォーパルソード』の『キレアジ』をみせてあげるよ」
『人間』と同じように、『スタンド』も最初の判断材料は『外見』。
『ドクター・アリス』の場合、まず『人型』である事が分かる。
最も目につくのは、やはり『爪』だろう。
『それが攻撃に使われる』と思われるのは当然だし、
その為には『格闘の間合いまで接近しなければならない』と考える事は自然な流れ。
ただ、確かに近付く必要はあるが、『至近距離』まで踏み込む必要はない。
お互いの距離は『10mちょっと』。
『ドクター・ブラインド』は『腕が届く間合い』まで接近する必要があったが、
『ドクター・アリス』は一味違う。
『スタンドの射程』が『5m』で『ネイルの射程』が『5m』だから、
もう少し距離が縮まれば『射程内』に収められる。
でも、それは最初にするべき事じゃない。
ポケットに突っ込んでおいた『枝毛』に、『超人的聴覚』を移植。
これによって『会場内の騒音』を緩和したい。
鋭敏な感覚を持つ『ドクター・アリス』にとっては、
この環境自体がマイナスになりかねない。
さらにもう片方の手で、『本体』に『超人的触覚』を移植する。
33
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/09(土) 13:43:14
>>32
トゥエンティースリー
「『アレクサンダー23』」
キイィィーーン!!
『ヴォーパル』の『ドクター・アリス』の発現と全く同じタイミングで、
対峙する『真淵』が傍に『人型スタンド』を発現。
(継ぎ目の配線の露出がない丸みを帯びた『ロボット』のようなヴィジョンで、
目鼻口の造形はオミットされている)
≪互いにスタンドを召喚ーーッ!!!
『ヴォーパル』選手のスタンドはオーソドックスな人型の様ですがァ、
なんとなんと『爪』を備えています!
真淵選手の『アレクサンダー23』とは対照的にかなりド派手なデザインッ!
…おお〜?いきなりスタンドにポケットに手を突っ込ませてェ〜?
牧瀬さん、これはどう見ますかァ?≫
わぁぁぁ〜ッ!
≪うーん…ポケットの中に仕込んだ武器をこっそり握りしめてるとか?
あー…でも直接的な『武器』の持ち込みは禁止ですよね?
ちょっとまだわからないかなァ…≫
カリッ
『ドクター・アリス』の手をポケットの中に突っ込み隠し持っていた『枝毛』を傷付け、
その『超聴覚』を『移植』する。
いくら『アリス』が『超聴覚』を持っていようが発現していただけで、
騒音で『鼓膜』が破れるなどの状況は起こり得ないだろうが、
熱狂する観客の歓声、(向かって)左のスピーカーから聴こえる『神山』の実況、それに伴う『ハウリング音』、
これから起こるであろう『肉弾戦』による音等、
集中力を阻害する『雑音』の要素は防ぐ事ができるだろう。
(現在の『ドクター・アリス』の聴力は耳の中に『濡れた布』を入れた程度に落ちている)
「ふぅ」 スゥーッ
そして同時に『アリス』で自らに『超触覚』を移植しようと触れた刹那、
この距離からでもわかる程の破顔一笑の表情を見せ、『真淵』が動いた。
「いやぁ『ヴォーパル』さんの切れ味楽しみですねェ。
なんだかわからないけど滅茶苦茶派手で強そうじゃないですか!
とぉ〜〜〜てもカッくいィ〜〜んだから〜〜〜!
すっごい『お洒落』!それに比べて見て僕の『アレクサンダー23』!
目も鼻も口もなくてとっても『地味』!
よく見たら、なんか『iQOS』に似てませんか?」
ザムッ! ザムッ!
真淵が、スタンドと共に小走りで距離を詰めてくる。
現在の彼我の距離は『6m』。後少しで『アリス』の『射程距離』だ。
(『聴触覚』の『移植』は完了している)
34
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/03/11(月) 21:09:45
>>33
真淵のスタンドは『人型』。
SF映画に出てくる『ロボット』のようなヴィジョン。
異名は『雷獣』――『ザ・ライトニング』。
そのツルッとした外見は少し引っ掛かったものの、『能力』は全くの未知数。
本体ごと近付いてくるなら、射程距離は長くても『5m以下』だろう。
それなら『近距離型』だと解釈できる。
次に考えるのは、どれくらいのスペックを備えているか。
最悪、全てにおいて上を行かれているくらいは考えよう。
ともかくこういう相手が一番やりそうなのは『射程内に入ったら殴る』。
スタンドを引き連れた真淵は『小走り』で来ている。
確実に距離を縮めながら『対応できる余地』を残した動きだ。
『斬る』にせよ『撃つ』にせよ、正面から攻めたら対処されてしまう可能性が高い。
だから、『正面から攻めない』。
『斜め前方』に向かって『全力疾走』。
『実況が流れるスピーカー』がある方だ。
なるべく距離を保ったまま、真淵と『すれ違う形』になる事を目指したい。
右手首を軽くクルクル回し、そこに巻き付けた『絹糸』を伸ばしながら移動する。
多分、さほど意識せずとも行えると思う。
人間の脳には『専門分野』が存在し、『視覚情報』は『視覚野』で、
『聴覚情報』は『聴覚野』で、『触覚情報』は『体性感覚野』で処理されている。
では、『目の見えない人の視覚野』は、全く機能していないのだろうか。
答えは『ノー』だ。
本来なら受け取れる情報を受け取れない視覚野は、
その代わりに『専門外の情報』を処理するようになり、
結果的に『視覚以外の感覚』が鋭敏になる。
『異種感覚間可塑性』と呼ばれる現象。
例えば、先天盲の人が『点字』に触れた時、それが『触覚情報』であるにも関わらず、
『体性感覚野』と同時に『視覚野』が活性化され、
まるで目で見るような感覚で字を読めるように。
今試しているのは、『それ』と似たような事だ。
『振動』を伝えやすい『絹糸』は『糸電話』に最適の素材。
『真淵の両足』から発生する僅かな振動は、『コンクリの床』を伝わり、
『床に垂れた糸』を伝わり、『糸を巻いた手首』に伝わるだろう。
この『触覚情報』を『視覚情報』と照らし合わせ、
『超触覚』で得られた『距離』と『方向』が、
実際に『目で見た光景』と比べて、どれくらい誤差があるのか確かめたい。
『ドクター・アリス』は複数の『センサー』を持つが、
『超聴覚』は騒がしい場所では使いにくいし、
『超嗅覚』は事前のマーキングがないと効果が薄い。
『アリス』の両足を床に触れさせても、『超触覚』による探知は出来る。
ただ、『動きながら』では難しくなるし、
スタンドの両手は空けておきたかったので、『本体』を使う事にした。
『アリス』は両腕を構えておき、『射程内』に入ったら真淵を『爪』で斬る準備をする。
だが、どちらかというと『カウンター』狙い。
真淵のスタンドが殴るなり蹴るなりしてきたら、
最小限の動作で腕や足に『爪』を接触させたい。
『十本のメス』を思わせる『爪』は、
軽く触れただけで皮膚が裂ける『切れ味』も強みだが、その真価は『能力』。
もし傷を付けられたなら、やるのは『視覚移植』。
しかし、あくまで『すれ違う』のが目的なので、
これは近寄らせない為の牽制の意味合いが強い。
真淵が『小走り』の間に『全力疾走』して追い抜きたいのが本音。
35
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/11(月) 22:31:04
>>34
ザムッ ザムッ!!
≪うぉーーッ!!!!!
ヴォーパル選手も動いたァーーッ!!!
これはすれ違う形になるのかぁーー!?≫
勢い良く斜めの方向へと駆け出す『ヴォーパル』。
右手首に巻き付け床に垂らした『絹糸』を通して『振動』を探知できーー『ない』。
確かに絹糸は『糸電話』の素材に適しているかもしれないが、
糸を『糸電話』にするには適度な『張力』と『送受信』の為の『紙コップ』が必須であり、
地面に垂らした糸はただの『糸』に過ぎず、『振動』を伝える道具にはなり得ない。
また例え奇跡的な確率で『振動』を『超触覚』で感知できた『とて』、
数m先の相手の『小走り』の『足音』など、
自らの『全力疾走』の足音で掻き消されるのは『明々白々』であり、
万が一聴き分けられたとしても、
対峙する相手との距離を測る事において『視覚』に勝る『情報』には決してなり得ず、
『視覚』に不自由していない現状、やる意味など全く『ない』。
「あれま」スゥ
それに加えて、本体で駆けながら『探知』に気を張りつつ『スタンド』で、
まだ来てもいない攻撃に備える行動は明確な『同時行動』であり、
当然非常に『集中力』を割く行為でありこの『白兵戦』においての『同時行動』はーー『命取り』だ。
「んもう、ちょっと待ってくださいよ。
僕の軽快なトーク聞いていってくださいよぉ〜。
お話だけでも聴いていってください!
『アレクサンダァ〜〜トゥエントゥィトゥリー』!!」
ヒュンーー
『 ゴ ッ !! 』
がしゃあ あぁあああぁ!!!!!!
≪【雷獣】が潰したあぁーーーーーッ!!!!!!≫
『ヴォーパル』の進路に『真淵』が立ち塞がり、
傍の『アレクサンダー23』が『ヴォーパル』の胸部に稲妻と錯覚する程の速度(スA)の拳を放つ。
『迎撃』の体制こそ取っていたがやはり『同時行動』により『集中力』が欠けた
『ドクター・アリス』では防御が間に合う訳がなく、
『爪』の先端で触れる事すら叶わず金網に叩きつけられた(パB)
36
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/11(月) 22:33:21
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□夢■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴◇□□□□□□□□□◇∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□真□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
□:闘技場内の床、材質はコンクリで1マス1m×1m想定
■:闘技場と観客席を仕切る金網フェンス、高さは2m程
◇:スピーカー。1m程の大きさの物でフェンスの内側、床に置かれ針金でフェンスと括り付けて固定されている。
37
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/11(月) 22:44:34
>>35
スA表記はミス。正しくは『スB』です。
申し訳ありません。
38
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/03/14(木) 20:44:33
>>35
よし!!いきてるな!!
せっかくイロイロかんがえてきたのに、タダなぐられただけじゃねーか!!
ダレだよ、こんなのかんがえたヤツ!!でてこいよ!!
まぁ、いいや。
『100かいシッパイしても1000まんかいセイコウすればハッピー』。
それが『アリス』のポリシーだし。
『超触覚』を解除してスタンドに戻し、後ろ手に『親指以外のネイル』を外して両手に隠し持つ(片手に四つ)。
上面(丸みを帯びた側)が下になるように持つ。
この作業をやりやすくする為に触角を戻す。
39
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/14(木) 21:44:05
>>38
一度の『失敗』で折れるものかと、
内心奮起しつつも立ち上がる『ヴォーパル』。
一度、自らに付与した『触覚』を回収し『アリス』に後ろで手を組ませ作業をさせる。
「あんれェ〜〜〜?
スタンドにそんなにマゴマゴさせちゃって〜〜ッ。
ひょっとして『告白』してくれたり〜〜?
うッわぁ〜〜、若手の頃はファンに手を出す劇場の先輩とか、
すっごいバカにしてたんですけどぉ〜〜!」
≪おおっと、『ヴォーパル』が立ち上がり、
何やら後ろ手で『仕込み』をしてぇーー?
その隙に『真淵』は位置を変えますー?≫
≪うーん、真淵さんは追撃をしないんだぁ…。
もう1発くらい当てられそうだけどなぁ≫
だが敵も『案山子』ではない。
いくら『アリス』が技巧に優れていようとも、
後ろ手に回した『爪』を取り外し、向きを揃えて握り込む複雑な作業には、
数秒の『時間』と『集中力』を要す。
その隙を付き、『真淵』と『スタンド』が右に移動。右肩を金網に付ける形で作業する『ヴォーパル』を視界に捉える。
また『爪の取り外し』の作業は極力『真淵』に見えない形で行えたが、
そもそもの『挙動』が相手に丸見えだった為、
『爪』を命中させるには何かしらの『工夫』が必須だろう。
「あぁあ、緊張するなあ〜〜!
告白されるのかぁ〜〜!縄文土器!土器!
深呼吸しちゃお〜〜〜!
す〜〜〜は〜〜〜!す〜〜〜は〜〜〜!」
ざわ ざわ ざわ ざわ……
≪これは『膠着状態』だぁーー!
仕掛けるのは『ヴォーパル』『真淵』どっちだぁ!?≫
40
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/03/18(月) 20:56:51
>>39
殴りかかってきたら仰向けに倒れて避けるつもりだったが、来ないならいい。
人間が一瞬で数えられるのは4つまで。
ネイルを取り外し終わったら、二つのネイルを密かに本体の背後に落とし、入場直後の時のように真淵の頭上を一瞥する。
この時に接近してきたら即座に攻撃 (メール欄)するが。
わざと隙を作って近付かせるためだけに上を向く訳じゃない。
試合開始前から天井を見ていたのは、床から注意を逸らしたかったから。
丸みを帯びた側が下になるようにしたのは、鋭利な側が上になるようにするため。
試合前に考えた仮想敵は撃っても当たらない敵だった。
真淵の頭上を見てもまだ真淵が動かないなら、ペットボトルを胸の高さに持ち上げて親指でキャップを外し、落下するキャップをスタンドの足で真淵の顔面に蹴り飛ばす。
41
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/18(月) 22:11:08
>>40
(*『メル欄トリック』は何でも隠せる『暗幕』ではない。
相手の行動を予想しての『予告行動』的な使い方をする場合、
その行動を成功させるためのある程度の『根拠』の提示は勿論、
『メル欄』で『言ったもの勝ち』で済ますのではなく、
予告が失敗した場合の『リスク』を背負うのは必須)
≪おぉーっと、ヴォーパルゥ〜〜?
何やらまた天井を注視していますがぁ〜〜〜ッ?≫
『真淵』の頭上に視線を送り注意を逸らそうと試みるが、
言葉も交わさずに『目線』だけで相手の五感を操作するには、
現状圧倒的に『説得力』が足りず『真淵』の瞳は依然『ヴォーパル』を捉え、
その場で『深呼吸』を続けている。
「す〜〜〜は〜〜〜〜〜
す〜〜〜は〜〜〜〜〜
す〜〜〜は〜〜〜〜〜」
ニヤリ
「ダヴァイッッ!!!!!!!!!(来い)」
ヒュッ
会場内に響く程の『真淵』の絶叫。
その『裂帛の気合い』に呼応するかのように『アレクサンダー23』が、
大きく右脚を振りかぶりーーー
メゴッ! メギッメギッ!
ブチッ ブチッ!! ブチブチッ!!
≪おぉぉおー!?雷獣がスピーカーに蹴り ブツッ
『ブツッ ザッ ザザザザザザザザ!!!!』≫
『実況』と繋がっている足元の『スピーカー』を思い切り蹴り、
メゴオォーーッ!!
蹴られた『スピーカー』が『ライズボール』の軌跡を描いて『ヴォーパル』に迫る(スB)。
狙いはかなり『荒い』(精D)が、
蹴りの威力だけで固定用の針金が引き千切られるのを見るに、
『スピーカー』には先程の拳とは『桁違い』の『殺傷力』が乗っている事は明らかであり、
『ヴォーパル』はスピーカーの『直撃』は『敗北』に直結する事を確信する。
42
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/03/22(金) 18:28:29
>>41
まず狙われているのが『上半身』の場合。
スタンドと共に仰向けに倒れ、その上をスピーカーが通過していく形にしたい。
倒れ込んで避けるという考えは、前の時点から頭の中にあったから、おそらく咄嗟に出来るだろう。
そして、もしも出来るのなら、倒れ込みつつ攻撃を行いたい。
両手に握った『六つのネイル』を、本体の真淵めがけて全て『同時』に投げ放ち、接近を阻止したい。
そんな余裕がないと判断した場合は、いったん回避に専念し、倒れ込んだ直後に同様の攻撃を行いたい。
もし『下半身』めがけて飛んでくるなら、狙いの粗さに期待しつつ、全力で横に跳んで回避するしかない。
この場合は回避だけに注力した方がいいだろう。
避けられたなら、避けた直後に両手から『六つのネイル』を投げ放ち、『足元のネイル』から注意を逸らしたい。
スピーカーを避けられなかったら『敗北コース』だ。
だから避けられなかった時の事は考えても仕方ない。
一発ずつ撃ってたら、真淵には対処される。
だから、『全弾発射』で命中率を上げるのだが、この行動の真意は『数撃ちゃ当たる戦法』ではない。
だって、多分これも対処されると思ってるから。
『本当の目的』は、両手を空けて『弾切れ』を『アピール』する事だ。
真淵は『弾切れ』にならないと近付いてこないから、『もう弾が尽きた』と思わせて安心させる。
ここから先はあくまで予定でしかないけど、自分の中で考えを纏めたいので、自分自身に言い聞かせておく。
『本命』は『床に設置したネイル』。
近付いてきた『真淵のスタンド』に踏ませて、能力を発動させたいと思っている。
もし踏ませる事に失敗しても、『足元のネイル』に気付かせれば、一瞬の隙は生まれるかもしれない。
『親指だけ』残したのは、目の前で『リロードするフリ』をして接近を誘いたいのと、万一踏ませられなかった時の為に、足元のネイルに気付かせた上で直接斬り掛かりたかったから。
でも、まずは回避できるかどうか。
もし失敗したら、その先なんかない。
こうして考えている事は全部無意味になる。
分かってる。
そういうものだって事は。
43
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/23(土) 06:28:20
>>42
先程の『神の声』の啓示の通り『予測行動』には外した場合の『リスク』が伴う。
その『リスク』を受け入れない安易な『たられば行動』が成功する可能性は限り無く低かったが、
『アレクサンダー23』の精密の悪さに助けられた。
ガッ
ジャアアアアアーーン!!!!
蹴られた『スピーカー』は仰向けになった『ヴォーパル』(『アリス』)の
顔面スレスレを通過、そのまま放物線を描きながら落下し、
凄まじい破壊音と共に『ヴォーパル』の入場口付近に落下した。
ぱらららららら……
「んん〜〜?」
その後『アリス』の掌の中に隠していた『爪』を放るが、
いくら鋭利な切れ味を持とうがただ放り投げただけの『爪』に破壊力が乗っかる筈はなく、
機関銃の『薬莢』かあるいは放った鳩の餌のようにその場にパラリと落ちて、
『真淵』がそれを真顔で眺めるだけの結果に終わった…
「あーッ、あ〜〜ッ、んッ
あーあー、マイクテスト、マイクテスト」
追撃する事もなくその場に留まった『真淵』が、
これでもかという『苦笑い』を浮かべながらマイクを取り出し、
無事な片方の『スピーカー』を通して、観客と『ヴォーパル』に語り始める…。
「≪『ヴォーパル』さんはスタンドバトルは初めてなんですかねェー。
なんて言うか、もう全然駄目!ダメダメ!!!
まず、第一にこの闘いが『興行』だってのを理解してないですねー。
今日いるお客さん達はサウナみたいにあつーいスタンドバトルは勿論、
多少臭くても漫画やアニメみたいな台詞の駆け引きを、
聞いてみたかったりするんですから〜〜、
『無言』で戦いを進めるのは本ッ当〜〜〜にナンセンス!!ゼロポインツ!!!!≫」スゥ〜〜ッ
「≪僕だって『ベジータ』みたいに、
「な、なにいっ!オレのギャリック砲にそっくりだ!?」とか、
「オレは…超マブーチだ!いちいち説明するの面倒だ!」とか、
もんのすげェェ〜〜〜言いたいの!!!!!
だってさァ〜〜〜、この戦いに勝ったとて『ファイトマネー』なんてたかが知れてるでしょ?
最近は皆様のお陰でバイトもせず芸事一本で食っていけていますし、
アリーナなんて出ずに営業の一本でも入れたほうが、
よ〜〜〜〜っぽど実入りがいいんだけれど、でもそうじゃないじゃん。
此処に居る皆さんに『エンタメ』を提供したいから立ってるんだからさァ。
もうちょっと僕ちんと楽しくお喋りしましょうよ〜〜≫」 スゥ〜ッ
「≪それとさぁ、ヴォーパルさんさァ、
さっきから『視線誘導』したりしてるけれどそれ意味ないっすよ。
まず僕、君のスタンドの事知らないしさぁ〜〜。
その足元の『爪』だって露骨だしさぁ〜〜〜、
そもそも『スタンド』ってふんわり浮いてるし『撒菱』にゃならないよ?
あッ、でも爆弾とかだったらわからないかもねぇ〜〜!
隙を作る事に執着して、肝心の攻防が『お粗末』だったら意味ナシオ君じゃん?
そういう『達人』ぽいムーブは、君にはまだ速い!!
バットの握り方すらわかってないんだから、
バントやホームランなんて打てないよぉ〜〜!!≫」
「≪あのさ、目下三連勝中の『B級ランカー』対『他派閥の新星』ってこの構図、
勝っても負けても美味しいシチュエーションなのさ。
こんな素材にハチミツをぶち撒けるのは勿体ないじゃ〜ん?
もうちょっとだけ頑張ってよおォーん。
ほら!そのゴミみたいに落ちてる『爪』拾い直して仕切り直し!!
僕が『ピッコロさん』みたいにレクチャーしながらお相手するからさぁ〜〜〜。
あ!そうだ!『ハンデ』とか要りますかァー?
とにかくさァーーッ、
オジサンに早く『ヴォーパルソード』の切れ味見してくれよぉ〜〜〜〜ッ!!≫」
マイク片手の『真淵』がニッコリと満面の笑みを浮かべる。
44
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/03/27(水) 21:34:07
>>43
実戦だったら死んでた。
出来ると思った事が出来なかったのは、なんというかビックリした。
今回は色々ベンキョーになるなぁ。
そういえば前回はタッグ戦で、このスタンドで一対一は初だ。
いわば初戦も同じなのだから、分からない事も色々と出てくる。
それにしたって、こんなに何も出来ないのは、我ながらどうかしてる。
ショージキかなしいキモチになってくるぞ。
こういうときは、おもいっきりガッカリしよう。
いったんしずみきったら、あとはうかびあがるだけだから。
(『アリス』――――――)
(ちがう)
(――――――『ドクター』)
ふと『ドクター・ブラインド』の事を思い出す。
盲目の医者を思わせるスタンドだった。
『アリス』よりも長く一緒に戦ってきた相棒。
(そうだよね)
『ドクター』は『アリス』より出来る事は少なかったが、立派に戦ってきた。
それは証明されている。
『ドクター』に出来た事が『アリス』に出来ない訳がない。
「――――――アリガトーございます」
神妙な面持ちで真淵に礼を言って立ち上がり、素直にネイルを拾って両手に四つずつ持つ。
落ちたままにして再利用するとかは考えないので全部拾う。
余計な事を考えるのはやめた。
(ありがと、『ドクター・ブラインド』)
なんで上手くいかないか分かった気がする。
気がするだけだから、また失敗するかもしれないけど、その時はその時。
夢見ヶ崎明日美に気合を入れ直してくれたのは、真淵でも観客でもなく、過去の半身だった。
45
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/28(木) 13:35:21
>>44
スピーカーを通しての真淵の言葉を聴き、
今までの行動の失敗は全て『必然』だった事を理解する『ヴォーパル』。
かつて傍に立っていた『ドクター・ブラインド』に想いを馳せる。
「どーいたしましてェ〜。
頭冷えましたかぁ〜〜?」
だがそれはもう『過去』だ。
打破しなければならないのは『今』。
進むべき道は『未来』。
目の前の『道化』を演じる『格上』の『闘技者』を倒し、
『未来』を切り開く為には『今』傍に立つ『ドクター・アリス』に頼るしかない。
「1つ、喋る事を意識する。
2つ、無意味な事はしない。
3つ、基本をしっかり。
この3つを意識して頑張ってくだつぁ〜〜い」
「≪神山さぁん!三陽ちゃぁん!それにご来場の皆様〜〜〜!!!
実況席に繋がるスピーカーをぶっ壊しちゃいましたのでェ〜、
この僕が実況解説をやらせていただきますねぇ〜〜ッ≫」スゥ〜
ざわざわ ざわざわ ざわざわ……
勝利確定の状況にも関わらず、一切の追撃をせず、
それどころか対戦相手を『鼓舞』する、
イレギュラーな現状に観客達は明らかに困惑する様子を見せているが、
そんな事など何処吹く風と言った表情でマイク片手に、
『アレクサンダー23』と共に踵を返し元の位置に戻る『真淵』…。
「≪ーーと、言う訳でこれからの実況・解説・対戦は、
『ラッキーストライカーズ』の『真淵光』が担当させていただきまぁす!
観客の皆さん、ハイ拍手ーー!!!!≫」
パチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチ
パチパチパチパチ パチパチパチパチーー!!
スゥ
「≪と、言う訳で『ヴォーパル』さんが爪を回収しましたがッ!
握り込んだ物を投げつけるより、
一度指に付け直したほうがいいと思うんですが、
解説の『真淵』さん、どう思いますか〜〜?≫」
「≪ん、んッ、はい!(裏声)
刃をふわっと投げるよりも、
付け爪の状態で飛ばした方が怖いですねー!
多分、握り込んだのを投げつけても真淵選手に
ダメージを与えられませんよねー≫」
「≪ですってー。
これからは『全開』でいっちゃおー≫」スゥ
何にせよこれで一旦、戦いは『仕切り直し』だ。
ワザとらしい声色を作り『パフォーマンス』に徹する『真淵』だが、
その双眼は宛ら獲物を狙う『鷹』の様に『ヴォーパル』を捉えており、
『悪手』や『凡策』は即『敗北』に直結する事を『ヴォーパル』は確信する…。
46
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/28(木) 13:37:48
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□◆□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□夢■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴◇□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□真□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
∴∴∴∴■□□□□□□□□□■∴∴∴∴
□:闘技場内の床、材質はコンクリで1マス1m×1m想定
■:闘技場と観客席を仕切る金網フェンス、高さは2m程
◇:スピーカー。1m程の大きさの物でフェンスの内側、
床に置かれ針金でフェンスと括り付けて固定されている。
◆:『アレクサンダー23』が蹴り飛ばしたスピーカー。
蹴りによりひしゃげている。
47
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2024/03/29(金) 20:18:23
>>45
本体はその場から動かず、『ドクター・アリス』のみを最短距離で前進させる。
『ドクター・アリス』の射程距離は、近距離型の中では比較的長い。
『アレクサンダー23』のパワーは『アリス』より上で、スピーカーを蹴り飛ばした精度で判断するなら、精密さは『アリス』以下。
最初に殴られた理由は『同時行動』していたからで、『スタンドの操作だけ』に集中するなら、スピードが同じかつ不器用なスタンドの殴打や蹴りを、同スピードかつ器用なスタンドが避けるのは不可能じゃないはず。
夢見ヶ崎本体と真淵本体を結ぶ線の真ん中辺りに来たら、両手から『指弾』の要領で『ネイル』を撃つ(パス精DBB)。
一発は『真淵の顔面』を。
もう一発は『アレクサンダー23の胴体』を狙う。
スタンドを狙えば普通に避けられる。
本体を狙うにしても、露出している顔や手だけに絞られるので、当たらないようにしようと思えば難しくない。
だから、本体とスタンドを同時に攻撃する。
向こうの出方は分からない。
ただ、『本体とスタンドの同時行動は集中力を削がれる』というのは、さっき殴られた理由でもある。
メスと同等に切れる『ネイル』は、防御されても、ほんの僅かでも『傷』が付いたなら『能力』を発動できる。
だから、ガードするなり叩き落とすなりしてくれるのが一番都合がいい。
さっきの『スピーカー蹴り』から判断すると、『アレクサンダー23』は、あまり精度の高いスタンドではないように見えたので、傷を受けずに防ぐのはどうだろうか。
しかし、そもそも両方とも避けられるという可能性だってある。
その場合は多少なりとも『次弾』を当てやすくなるはず。
最低限こっちが不利になる事はないはず。
なお、接近する理由は『アレクサンダー23』の攻撃を誘うため。
よそ見はせず、『アレクサンダー23』をよく見る。
『アレクサンダー23』の能力が不明なので、夢見ヶ崎本体と真淵本体を結ぶ線の真ん中辺りまでの接近に留め、いざという時に対応できるようにしたかったというのもある。
48
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/30(土) 14:50:16
>>47
ピスッ! ピスッ!
『ドクター・アリス』を先行させ、掌に握らせた『爪』を2枚『指弾』のように飛ばす。
薄い『爪』の形状の都合上『弾丸』の様に飛ばすのは難しいが、
その鋭利な爪先が直撃すれば『剃刀』程度の威力にはなるだろう。
「≪あーっと、ヴォーパル選手爪を飛ばしましたァー!
勿論、僕はビート板でガードぉ!!≫」
だが『真淵』も『案山子』ではない。
真正面からの『当てる工夫』を放棄した牽制の攻撃は脅威にはなり得ず、
スピーカー越しの真淵の声に呼応するように『アレクサンダー23』が両腕をやたら滅多に振るい、
2枚の『爪』を容易く叩き落とす。
ピキッ! ピキッ!
『ヴォーパル』の指先に熱さと錯覚する痛みが走る。
『爪』が2枚、ぱっくりと割れた。
これで『爪』の弾丸は残りーー『8枚』。
『爪』は『ドクター・アリス』の非力を補う為の『武器』にはなるが、
『ドクター・アリス』の膂力で飛ばしたとて『たかが知れている』。
このままではーー『ジリ貧』だ。
「≪あ〜あ≫」
スピーカー越しに聴こえる真淵の素の声。
自らを観察するヴォーパルに、笑顔を向けーー
49
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/30(土) 14:51:36
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『ヴォーパル』と『真淵』の戦いから数ヶ月、あるいは数年の歳月が経過したある日。
某所の『ファミレス』にその女はいた。
紫、黒、真紅などの『破滅』を連想させる色合いを用いて、
その幼い顔立ちを隠すかの様に施された派手なメイク。
左目に着けた黒革の『眼帯』。
黒を基調とした『ゴスロリ服』に身を包み、まるで『蝙蝠』を連想させる若い女ーー『皇派』の【C級ランカー】『九十九宵闇』だ。
当日、試合を観覧していた『九十九宵闇』は胸元に『くまモン』のぬいぐるみを抱えたまま、
対面に座る『インタビュアー』の問い掛けに答える。
「え?真淵さんが強い?」
「いやいやいやァ〜〜!そらなかっしょー!!
真淵さんの『アレクサンダー23』は正直言うてたいぎゃ弱かばい!
うちもあん人んスタンド能力知った時はすらごつやろ!?って思うたけん!
ヴォーパルさんのスタンドもアリーナ向きじゃなかけれど真淵さんには負くるばい。
あん『スタンド』でB級ランカーまで登り詰めたんな努力ん賜物ばい。ね〜〜!」
胸に抱えたくまモンのぬいぐるみに猫撫で声で話しかけ、
その頭を撫でながら、語りを続ける『九十九宵闇』。
「さしより、仕切り直しにはなったばってんも
バトルに慣れとらんヴォーパルさんば、真淵さんが『経験』で圧倒しとった状況やったねー。
お互いんスペックは割れたばってん、ヴォーパルさんは能力ばまだ隠せとるし、
『一発逆転』ん芽もあった筈ばってん、
あん状況でん真淵さんの『奇手』にはほんなこつたまがったばい」
「いやぁ〜〜」
「やっぱり舞台に立つ人間として、『エンタメ』に誇りば持っとるんばいって思うたよ。
ヴォーパルさんも、たまがったんじゃあなかかなぁ…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
50
:
『雷獣チェイサー』
:2024/03/30(土) 14:53:14
スゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜〜
真淵の深呼吸。
「≪ギィィブア〜〜〜〜〜プッ!!!!!!!!!!!!!≫」
ズギュン!!!!
会場内に響く『真淵』の『降参宣言』。
その側に立つ『アレクサンダー23』を消し『マイク』を下ろす『真淵』。
「ギブ!ギブ!僕ちんの負けでェ〜す!!
みなさん、ごめんなさ〜い!
4連勝なりませんでしたぁ〜〜!
【雷獣】の連勝記録はストップでぇす!!
この試合はヴォーパルさんの勝ちです!」
ざわざわざわざわざわ……
おいおい…
なんだこりゃあ……
ざわッ ざわッ ざわッ ざわッ
圧倒的優位な状況からの真淵の『降参宣言』。
試合を見守っていた観客達は明らかに困惑している…。
51
:
『雷獣チェイサー』
:2024/04/03(水) 09:35:03
「どーも、どーも。
ハイハイ、すいませんねー」
突然の『降参宣言』に『絶句』しその場に立ち尽くす『ヴォーパル』だったが、
当の真淵本人は飄々とした『キャラクター』を崩さず、
明らかに不満げな観客に対しても愛想を振り撒いている。
「≪えー、皆様不甲斐ない結果となってしまい申し訳ありませんでした〜。
僕の事は嫌いでも、アリーナの事は嫌いにならないでください!!
なァ〜〜んって言ってみたりして、エヘヘ。
告知になるんですけれど、今週土曜日に『バッシュ』でライブをしますので、
東京にお越しの方は是非お立ち寄りくださ〜い!
お取り置きは僕か相方の『ジョージ』のインスタにDMくださ〜い!
今日はありがとうございましたァー。
では、では、しーゆーれーた〜〜〜〜≫」
真淵が『マイマイク』をスーツの内ポケットに仕舞い、
観客に愛嬌を振り向きながら会場を後にする…。
ざわッ ざわッ ざわざわっ……
ざわっ ざわわっっ
ざわ… ざわざわ……… どよどよ………
その場に残された『ヴォーパル』は『4連勝』の『名誉』と『報酬』、
そして『経験』を手に入れ『アリーナ』を後にした。
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』→『勝利』『30万円』入手
真淵光『アレクサンダー23』→『敗北』『再起可能』
九十九宵闇『?』→後日『インタビュー』を受ける
52
:
『雷獣チェイサー』
:2024/04/03(水) 09:50:02
【雷獣】『真淵光』のスタンド。
目鼻口がなく、繋ぎ目や歯車などの一切の機構がオミットされた機械的な人型。
視聴覚を共有している。
本体の『声量』に比例して『破壊力』を増加する能力を持つ。
本体が『絶叫』した際の瞬間的な『破壊力』は『絶大』で、
それに加え『数km』以上離れられる『射程』を持つが、
通常のスタンドと違い念じるだけでは動かす事ができない致命的な『欠陥』を持ち、
スタンドを操作するには本体が『喋り続け』、
その声をスタンドに聴かせなければならない。
前述の通り、かなりの射程を誇るが『声』が届かない位置では一切の操作を受け付けない上に、
本体が『喋り』に意識を割く性質上複雑な操作も難しい。
また『息継ぎ』や『咳き込み』のでも動きが止まる為、
可能な動作はおのずと『一挙動』に限られる非常に『脆弱』なスタンドであるが、
本体は『創意工夫』と漫才師としての『誇り』でその弱点をカバーしていた。
『アレクサンダー23』 Alexander23
破壊力:C〜A スピード:B 射程距離:A
持続力:E 精密動作性:D 成長性:C
53
:
【解説】と【寸評】
:2024/04/03(水) 22:19:34
【解説その1】
>>4
あくまでも『ロール』の一環だと承知はしているが、
こちらは『依頼形式』の『アリーナミッション』と事前に告知しているので、
此処で『索敵行動』をしたとしても今後のミッションに一切影響はないので、
せっかくなので『遊び』を入れてみる。
また
>>5
のGMレスで言及している通りあまりにも『抽象的』だった場合、
今後の判定が厳しくなる事を伝えておく。
『ドクター・アリス』の『超四感』は確かに便利ではあるが、
『都合の良い』書き方はレスを返すGM・相手の負担が非常に大きい上、
『リスク』を取らずに一方的に情報を得る行為は相手の『心象』を悪くする可能性もあるので、
『超四感』を用いる場合は『何を』どうしたいか『具体的』に書く事を勧める。
>>12
戦闘システムの説明。
尚『スタンド治療』を採用しているのは『怪我』を恐れずに果敢に攻めて貰い、
熱いロールをしてもらいたかった為。
その旨をきちんと伝えられなかったのは此方のミス。申し訳ない。
>>15
『久留米』の制止(
>>14
)に対しての『意趣返し』。
せっかくなので夢見ヶ崎の『挑発』に乗って『挑発返し』をする事にする。
手前味噌だが中々に良い返しだと思ったので、乗ってもらえなくて残念。
>>18-19
『ドクター・アリス』がどうしてもタイマン性能に劣る為、
『救済措置』の意も込めて『持ち物』の申請タイム。
所持品を3点までに制限したのは『無限』に持ち込まれても『興醒め』で、
あくまでも『スタンド』を用いてバトルをして欲しかった為。
『真淵』も『所持品システム』を用いて『道具』を持ち込んでいる(後述)
>>20
『真淵』のプロフィール開示。
『芸人』という情報は今回のミッション攻略の『要』なので、
とにかく『芸人』という情報を印象付ける為のレスをする。
ちなみに『雷』を連想させる名前・渾名は『意図的』なもの。
裏設定としては【雷獣】は『真淵』が自らの『アレクサンダー23』の能力を隠す為の『暗幕』として、
『アリーナ』に申請して自らに名付けた渾名である。
>>23
意図が不明。
>>23
でも言及した通り、『ドクター・アリス』の『四感』はあくまでも人の領域であり、
例えできたとて敵の能力の看破には一切役に立たないし、
前述の通り、毎レスこの密度の判定を返すのは正直な所『やってられない』ので、
>>25
で強く釘を刺しておく。
若干、強い言い方になってしまい申し訳ない。
54
:
【解説】と【寸評】
:2024/04/03(水) 22:23:11
【解説その2】
>>26
仕込みタイム。真淵も事前に『仕込み』をしているので問題なし。
>>27-28
ヴォーパル入場。さりげなくスピーカーの位置を探るのは良い判断。
>>29-31
真淵の入場。今回真淵が持ち込んだものは『マイク』及び『スピーカー』。
また今回は出番がなかったがスーツの中に『ペットボトルの水』を忍ばせていた。
中盤以降に真淵に飲ませる事で『喉』が弱点である事を示唆しようとしていた。
>>32
>「『ヴォーパルソード』の『キレアジ』をみせてあげるよ」
小気味の良いセリフ回し。かなり好きな台詞。
そして天井を見上げる『仕込み』と、枝毛を切っての『聴覚遮断』。
此処で視線を上げたり、『ドクター・アリス』の外見描写をして
対戦相手の『思考誘導』をする旨のレスをしているが、
この手の類のレスは『机上の空論』に過ぎず、
通ることはほぼないと思うので手を出さない方が無難。
>>33
『アレクサンダー23』発現。モチーフは『音声スピーカー』であり、
『アレク"サンダー"23』ではなく『"アレクサ"ンダー23』。
スタンドで本体のポケットに手を突っ込ませ弄らせて『枝毛』を傷付ける→更に本体に移植と
明らかに『手間』の掛かる行動だったので距離を詰めさせて貰う。
左右の『スピーカー』の描写及び真淵の『深呼吸』のレスを心掛ける。
>>34
判断早計。
>>32
や
>>23
でもそうだが、『想像の想定』が多々見受けられる。
目の前の敵という絶好の『情報』があるにも関わらず自身の事前の想定で動くのは『本末転倒』なので、
まずは目の前の敵の『動き』を見てそこから得た『生きた情報』を基に動くべき。
また『行動過多』も去ることながら『爪カウンター』の使い方がよろしくない。
「また。相手が◯◯した時に◯◯する」を羅列したレスは確かに合理的ではあるが、
直球な言い方をすると『格好悪い』ので通す事はまずない。
(承太郎が怪我をするのを恐れて全レス『スタープラチナ』でオラオララッシュしているようなもの)
序盤で負った怪我が『不利』になる事はほぼほぼ無いので果敢に攻めて欲しい。
>>35
『絹糸の探知』についての判定はレスの通り。
此処で一度状況をリセットする為に真淵に息を吸わせ、
『アレクサンダー23』でヴォーパルを迎撃。
尚、『スA』は表記ミス。申し訳ない。
>>38
気を取り直し、後ろ手で隠し『仕込み』を始めるヴォーパル。
『爪』は『ドクター・アリス』の非力を補え、かつ『リーチ』のある強力な『武器』であり、
投擲に使うのではなく『近接』でこそ活きる筈。
>>39
『爪』を当てるには『工夫』が必要だと警告。
ここで真淵が『深呼吸』をし『アレクサンダー23』の破壊力をあげる準備。
(
>>39
メル欄、h↑=破壊力アップ)
また、実況の『牧瀬』が真淵が追撃しない事について言及。これはヒント。
追撃してこない『不自然』さを意識したレス。
55
:
【解説】と【寸評】
:2024/04/03(水) 22:23:56
【解説その3】
>>40
メル欄トリックについては
>>41
で言及しているので割愛。
此処で再度視線を上に向け、真淵の隙を作ろうとするが『根拠』と『説得力』が無い為不可と判定。
また、例え通ったとてヴォーパルが一瞥する余裕があるという事は逆も然り。隙にはなり得ない。
尚、
>>41
でスピーカーを破壊したのは攻撃を目的としたものではなく、
『アレクサンダー23』の操作の邪魔になる『実況席』の音声を遮断する為。
>>42
回避するヴォーパル。
精密Dでの荒い行動なので基本的には余程無茶をしなければ回避は成功させる予定だった。
「◯◯すれば◯◯する」行動の羅列に関しては前述の通り。
また『ヴォーパル』は『爪』を弾丸と形容し『弾切れ』をアピールし隙を突く策を取るが、
真淵目線では『爪が取り外せる人型』以上の情報がないので正直厳しいと思う。
相手の心理を誘導する行動はかなりの高等テクな上、得られる物も少ないのでやらない方が無難。
>>43
真淵にマイクを握らせ、GMが感じた問題点を代弁して貰う。
まだ序盤も序盤で、夢見ヶ崎PLの巧みな『ロール力』があれば『逆転』も可能な盤面であった為。
真淵に仕切り直しを提案させる。
ちなみに態々『マイク』を通して喋らせているのは、
この後『スピーカー』を通して『アレクサンダー23』を遠距離型として動かす為の布石。
またメタ的な話をすると真淵とスタンドの距離を放す事で『隙』を作り、
ヴォーパルの『勝ち筋』を増やす為であった。
>>44
熱意の感じられるロール。格好良い。
>>45
真淵実質無行動。深呼吸を意識。
ちなみにこれ以降『マイク』と『スピーカー』を通し声量が増幅されているので、
『アレクサンダー23』のパス精はABDとなる予定であった。
(真淵の『全開』発言は破壊力向上の示唆)
>>47
基本的に言及しない限り、本体とスタンドは常に追従しているので、
この場合の本体スタンドの同時狙いは無意味。
今回は『無策』だった為、叩き落とされたと判定したが、
例えば『1発目を放って受けた相手が硬直した瞬間を狙って時間差で2発目放つ』や、
『一気に距離を詰め相手が殴りかかってきた隙を狙い、隠し持っていた爪を放つ』などの
多少なりとも工夫が感じられれば通していた。
また、レスの頻度や一切の『台詞』がない事から夢見ヶ崎PLのモチベーションの低下は明らかで、
これ以上拘束する事は心苦しいので『打ち切り』の判断。
56
:
【解説】と【寸評】
:2024/04/03(水) 22:25:28
【解説その4】
今回参加していただいた『ドクター・アリス』がアリーナに不向きのスタンドなのは明らかなので、
敵スタンドには『調整』及び明確な『弱点』を用意しました。
・スタンドの操作に本体の発声が必須な為、スタンドと本体が離れた状態で、
スピーカーを処理(オレンジジュースをかける等)すれば、
スタンドが棒立ちになり『隙だらけ』になる
・精密が低く『一挙動』しか行えず、『二挙動』以上は本体の呼吸を挟む為僅かに動き止まるので、
その僅かな隙を付き攻防で上回る
・『超聴覚』を付与する事で聴覚を『過敏』にし『マイク』のハウリング音を感知させ動きを止める
等、具体的な『攻略法』を挙げれば枚挙にいとまがなく、
正直な所どれも『危難CC』の範疇を超えておらず、
相手の能力の看破あるいは基本的な攻防で上回る等すれば充分に立ち回れるレベル。
>>53-54
の『解説』で指摘した点を意識すれば立ち回りが上達すると思います。
またミッションでレスに困ったり、判定に不服がございましたら
外部サービスのX(※旧Twitter)ではなく星見板でご相談のレスを頂けると助かります。
GMは参加者の『敵』ではなく参加者と同じくミッションを『成功』に導く為に動いていますので…。
最後になりますが、当ミッションにご参加頂き誠にありがとうございました。
私の『実力不足』で氏のモチベーションを下げてしまった事をお詫び申し上げます。
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