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【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】 その2

1『星間通信局』:2023/07/10(月) 17:28:20

現代の星見町においては学生から老人までスマホを携帯し、
距離や時間は、もはや『連絡』や『交流』の制約とはならない。
遊びの誘いや他愛ない雑談、仕事や任務の伝達まで、今日も電波が駆け巡る。

★―――――――――――――――――――――――――――――――――――――☆

  このスレはPC間の電話、メールアプリなどでの連絡に使用するスレです。
  特定の相手を指定して連絡する場合、相手にそれが分かるように書くことを推奨します。

  また、連絡ではないネット上の活動は『 インターネット ―電脳星海― 』で、
  PCを介さない、PL同士の連絡は『点呼スレッド』でどうぞ。
  ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051129/

  マナーを守って、楽しいネットライフを!

☆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――★

※前スレ ⇒ ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/

144美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2024/05/16(木) 16:39:02
>>143

今は必要ないが、『他派閥の連絡先』はもらっておいても良さそうだ。
何かの時に使えるかもしれない。
しかし、とりあえず目先の目的を優先しよう。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

七篠さんの能力にも興味はあるけど、今回は一抹君に頼もうかな。
細かい作業が得意なら心強いし。
もし良かったら、これから駅前の駐車場に来てくれる?
そこで詳しい話をしましょう。
あなたに会えるのを楽しみにしてるから。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

返信のメールを送り、『待ち合わせ場所』に向かう。

145美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2024/05/21(火) 21:06:26
>(りん)

涙音の助言と一抹の協力を得て作成したアクリル製ペンダントトップ。
それにチェーンを取り付けて、『鈴蘭のペンダント』に仕立てた。
自ら着用した『自撮り写真』にメッセージを添えて、りんに送る。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

りんちゃんにもらった鈴蘭の押し花をアクセサリーにしたの。
今度、大きな仕事があって、成功祈願のお守りにしたくて。
とっても綺麗だから、また会えた時に見せてあげるわね。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

アクリル素材で作られた精巧な『鈴蘭の彫刻』の中に、
りんの一部である『鈴蘭の押し花』が封入され、
まるで『鈴蘭の中に鈴蘭がある』ように見えるデザインだ。

146りん『フューネラル・リース』:2024/05/22(水) 18:08:49
>>145
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うわすっげー!
これうちの押し花?うちじゃこんなの作れないよ
うちの押し花を進化させてくれてありがとう!
お仕事うまくいったらお祝いするよ、頑張ってね!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

自分の体の一部が魔改造されてお守りにされてる写真を送られてくる
こう書くとやや猟奇的に感じるが、りんの場合はそうでもなく

人間の文化が好きなりんは、人間の作り出す芸術にも関心が深い
自分が送ったあの鈴蘭を、こんな綺麗な芸術品に加工した
人間の技術力に大いに感心する


「鈴蘭の中の鈴蘭かぁ」

こんな物を見せらると、自分も何か作ってみたいと創作意欲が沸き上がって来る
しかし何を作ろうかイメージが定まらない

そうだ、美術館に行こう

過去の芸術家達からインスピレーションを得ようと美術館に向かったりん
この後、美術館がとんでもない事になるのをりんはまだ知らなかった…

147真雅致 ありや『デビルズインレイ』:2024/05/23(木) 21:57:52
>コヤシキコヤネ『サイレント・ライト』様

【場】『 大通り ―星見街道― 』 その3 より
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1664796340/500-518)


 なんと!
 『鷲津ヨハネ』様が
 試験への『協力』を申し出てくれた!
 (うれし〜〜〜〜〜〜)


 さっそくコヤシキに吉報を伝えるべく、
 メッセンジャーアプリで鬼連する。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


{ コヤコヤ様! }

{ 協力してくださる方が
  いらっしゃいました!! }


{ (天使がラッパ吹いてるスタンプ) }


           ポコッ



{ どうしましょう!? }

{ 今からお会いできますか? }

{ こちら大通りです!!! }

{ そっちに行きましょうか!?!? }


{ (きゅうりが車に乗り込むスタンプ) }

{ (きゅうりが通話待ちしているスタンプ) }


           ポコッ
           ポコッ

148コヤシキコヤネ『サイレント・ライト』:2024/05/24(金) 11:46:27
>>147(ありやさん)

――――――――――――――――――――――――――

[ (おどろき顔で布団から跳ね起きる狐耳の女の子のスタンプ) ]

      ポコッ

[ ありやちゃんすごい!かわいい!とってもかわいい! ]

      ポコッ

[ (目をハートにしたキツネのスタンプ) ]

      ポコッ

[ ありがとね!お礼だけで2時間くらい言い続けたいけど! ]

      ポコッ

[ それはまた今度にする!
  歩いてもらうの悪いしあたしがそっち行くよ!
 大通りのどこかならなら多分すぐいけるはず〜! ]

      ポコッ

[ (駅前広場のオブジェの写真。やや手ぶれしている) ]

      ポコッ

[ 今ここから大通りに出る方に歩き出したたこ! ]

      ポコッ

[ (走る狐耳の女の子のスタンプ。「向かいます!」と書いている) ]

      ポコッ

[ 待っっててもらう方が悪い感じだったら
 駅の方に向かってくれたらすぐ合流できるかも〜! ]

      ポコッ

[ 土地勘ないから近くにあるお店とか教えて〜!
 地図あぷりでそこ調べて向かっちゃうから〜! ]

――――――――――――――――――――――――――


慌てているようで、やや乱れた文面での返事が鬼連返しで返ってきた。

           とりあえず『またの機会に』とはならなくて済みそうだ!

149真雅致 ありや『デビルズインレイ』:2024/05/24(金) 14:23:23
>>149 (コヤコヤ様・メッセージ)

 やった〜! 喜んでもらえてるみたい〜!
 でへへ……。

 返信を打ち込む指先が踊る。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

{ わたくし大荷物なので! }
{ コヤコヤ様を待ちます!! }


{(きゅうりが爆散して「ごめん……」って言ってるスタンプ)}


         ポコッ


{ 今いるのはこのへんです!!! }

{(目抜き通りからすこし外れの街並を映した写真)
 (リヤカー越しに喫茶店の看板が見える)}


         ポコッ


{ わたくし今ラッパを持ってるので }
{ いざとなれば吹きまぁす!!! }

{ (天使がラッパ吹いてるスタンプ) }


         ポコッ
         ポコッ


{ 到着をお待ちしてますね!!(キス顔の絵文字) }


         ポコッ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 あとは無事に着くのを待つのみ!

150コヤシキコヤネ『サイレント・ライト』:2024/05/24(金) 18:33:57
>>149(ありやさん)

―――――――――――――――――――――

[ 場所わかった!すぐ行くね〜(パーティ帽子を被った絵文字) ]

          ポコッ

[(OK!と描かれた、ハンドサインをするキツネのスタンプ)]

―――――――――――――――――――――

そのスタンプを最後に連絡は止まる。
移動に集中し始めたということだろうから、もうすぐにでも来るはずだ!

151小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/05(水) 21:06:08
>朱鷺宮笑美

『サロン』を作るに当たって、中核となる『会員』を集める必要があった。
これに該当するのは『小石川文子の友人』。
まず一人目の笑美にメッセージを送る。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

こんにちは、笑美さん。
一つ考えている事があるのですが、それについてお話させて下さい。
よろしければ、私の家まで来て頂けませんか?

152小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/05(水) 21:21:06
>朝山

それに続いて、『朝山佐生』に以下のメッセージを送信する。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

朝山さん、お元気ですか?
今日はお伝えしたい事があって連絡させて頂きました。
お茶とお菓子を用意しておきますので、私の家でお話しさせて下さい。

153朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2024/06/05(水) 22:17:11
>>151
「あら…文…小石川さんから…」
送られてきたメッセージを確認する。

「小石川さんの家にか…
 なんだかお世話になりっぱなしだなぁ。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

こんにちは、小石川さん。
考えていることと言うと、何でしょうか。とても気になります。

せっかくだからお話をお伺いしましょうかね。おうちに行かせていただきます。
いつ頃にする予定ですか?

154小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/05(水) 22:38:30
>>153

『お茶』と『お菓子』を準備しながら、届いたメッセージに返信する。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ありがとうございます。
そちらの時間が空いていれば、今から来て下さいませんか?
朝山さんにも声を掛けているので、
彼女から返事があるまで少し待っていて下さい。
実は、スタンド使いの親睦を深める『サロン』を作ろうと思っているのです。
詳しい話は、また後ほどさせて頂きます。

155朝山『ザ・ハイヤー』:2024/06/05(水) 23:17:31
>>152

 「あっ・・・小石川おねーさんからっス」

   少し、朝山は珍しく上の空気味でスマホを取り出して
友達の小石川 文子のメッセージをじっくりと見詰める。

 正直、彼女はある事情により何時も通りパワフルに真っ直ぐ向かおうと
言う気分では無いのだが……。

 少し、考えてから。こう返信をした。
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――

小石川おねーさん、この前は皆でのパーティ楽しかったッス
 改めて、お礼を言うっス。

また、お茶会っスね! わかったっス。それじゃあ、今から向かうっス

156朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』:2024/06/05(水) 23:25:34
>>154
「朝山さんも…
 他にも来るのかな…」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

私は特にやることがあるわけでもないので
今から行くのでも問題はありませんよ。
こちらもちょっと準備があるので待っていただければと思いますが

それじゃあちょっとまっててくださいね。
準備ができ次第出発します。
朝山さんにもよろしくお伝え下さい。

157小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/06(木) 00:15:52
>>155(朝山)

私も朝山さんが来て下さって嬉しかったですよ。
笑美さんにも声を掛けていますから、一緒にお話しましょう。
それでは準備をして待っています。

>>156(笑美)

朝山さんから返信がありました。
これから来て頂けるそうですから、笑美さんもいらっしゃって下さい。
楽しみにお待ちしています。

158小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/15(土) 23:32:17
>(一抹)

先日、朝山から受け取った『一抹の連絡先』に『電話』を掛ける。
同じ事件に深く関わっていたが、今まで一度も顔を合わせる事はなかった。
そういう意味でも、丁度いい機会と言えるかもしれない。

159一抹貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2024/06/16(日) 00:41:55
>>158
「なんか平和ですね。夏が近いし何か起こりそうな…」

「あっ、電話が鳴ってる! 近所のナツエさんかな?」

一方で一抹は平和を謳歌していた。
呑気にしていたが電話が鳴ったので急いで手に取る。

「もしもし、一抹貞世ですが…」

特に何も無いので明るい声で電話に出る。
もしかしたら小林先輩の情報かもしれない!

160小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/16(日) 07:00:01
>>159

  「――はじめまして、一抹貞世さん……」

電話口から聞こえてきたのは、聞き覚えのない女の声だった。
しかし、『笑美から聞いた連絡先』を登録してあるなら、相手が誰かは分かるだろう。
それを織り込んだ上で言葉を続ける。

  「……私は『小石川文子』と申します。
   友人の朝山さんと笑美さんから一抹さんの電話番号を聞いて、
   こうして連絡を取らせて頂きました」

  「『共通の友人』を持つ者として、一抹さんと是非お話がしたいのです。
   つきましては、近々『私の家』に招待したいと思うのですが……
   ご都合はいかがでしょうか?」

161一抹貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2024/06/16(日) 07:43:39
>>160
「あぁ! 夏のクリスマスの中心部に居た小石川さんですね!
 あの件では大変な迷惑を掛けました…」

毎年、夏ぐらいに訪れる命の危機を前に連絡を迷ったが本人から連絡してくださって助かった。
命の危機を前に命の恩人にお会いできそうだ。

「他には夕立先輩や朝山さんもそちらのご友人でしょう!
 同じ戦友を持つ者としてお話できたら嬉しいです」

「午前の礼拝堂の掃除も終わったのですぐにでも!」

同じ戦友を持つ者と会えるのが嬉しいのか声が弾んでいる。
この様子ならすぐに会えるだろう。

162小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/16(日) 11:59:37
>>161(一抹)

  「一抹さんが身体を張ってくれたからこそ、『夏』は終わりを迎えたのです。
   少しでも助けになれたのでしたら、私が動いた意味もあったのでしょう……」

電話の向こうから聞こえる声は複雑な響きを帯びていた。
一抹が救われた事を快く思っているのは確かだ。
それとは別に悲しみのようなものが言葉から滲んでいる。

  「ありがとうございます。
   私もお会い出来る事を楽しみにしていました。
   もう一人……『あの事件』に関わった方をお呼びしたいと考えていますので、
   そちらの確認が取れるまでお待ち頂けますか?
   それが済み次第、改めてご連絡します」

  「……ここの『住所』は、先にお伝えしておきますね」

口頭で伝えられたのは、いわゆる『高級住宅地』の一画だった。

  「――では、失礼して『もう一人の方』と連絡を取ります……」

>(空井)

一抹との通話を一時中断し、『空井イエリ』にメッセージを送信する。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

空井さん、先日はありがとうございました。
『サロン』の準備が整いましたので、ご連絡を差し上げました。
詳しく説明させて頂く為に、一度こちらにいらして下さらないでしょうか?
それから、同じように『魔物事件』に関わった方を、もう一人お呼びしています。
空井さんにとっても、新たな交友関係を広げる機会になればと思い、お声がけを致しました。

163空井イエリ『ソラリス』:2024/06/16(日) 13:36:09
>>162(小石川)

―――――――――――――――――――――――

小石川さん、先日はありがとう。

連絡を貰ったのに悪いが大学の関係で今すこし忙しい。
その『もう一人』とおまえさんだけでやってくれると嬉しい。

それと、おれへの説明は『個別』でしてくれるだろうか。
『サロン』について気になってることがある。
他のメンバーがもう集まってるなら、
そいつらにあえて聴かせるべきじゃないとも思ってる。

これを踏まえておれが『いま』必要なら、
それはそれで大丈夫だ。
大学を優先しなくても大問題ってほどでもない。

もしそうなら、すぐに行く。

―――――――――――――――――――――――

164小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/16(日) 23:32:35
>>163

ご用事があるのでしたら、そちらを優先して頂いて構いません。
ただ、今すぐでなくても空井さんの手が空くようなら、こちらにいらして下さい。
『住所』をお伝えしますので、『離れ』でお待ち頂けますか?
入口は開けておきます。
もう一人の方がお帰りになられた後で、改めてご説明いたします。

165空井イエリ『ソラリス』:2024/06/17(月) 00:44:49
>>164

今すぐじゃあないなら、空く。空けるよ。
着いたら別で連絡を入れる。
それじゃあ、よろしく頼む。

166小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/06/17(月) 03:27:48
>>165(空井)

――――――――――――――――――――――――――――――――――

     分かりました。お待ちしています。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

>>161(一抹)

再び一抹に電話を掛け、以下の内容を伝える。

  「――話が纏まりました。
   もう一人の方は都合が合わないという事で、一抹さんだけお呼びします。
   『お茶』と『お菓子』を用意して、お待ちしています……」

それを聞いた後は、『教えられた場所』に向かえばいいだろう。

167小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/07/01(月) 05:20:12
>(空織)

かつて受け取った『名刺』を見ながら、記載されている番号に電話を掛ける。
手元には、綺麗に洗濯された『ハンカチ』がある。
あの日の別れ際、『いつか返す』と言っておいたものだ。

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/20-21

168空織 清次『エラッタ・スティグマ』:2024/07/01(月) 15:40:13
>>167 (小石川)

 Trrrr……

「ん? 知らん番号だな……
 (買い替えの時にまた誰かバックアップし損ねてたか?)」

    Pi!

「もしもし。空織ですが」

 語尾をわずかに上げ、誰何のニュアンスを込めた応答。

169小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/07/01(月) 17:54:28
>>168

  「――もしもし、『小石川文子』です。
   以前、『自然公園』でお会いしました……。
   覚えておいででしょうか?」

『思い出してもらう時間』を空けてから、その数秒後に先を続ける。

  「あの時にお借りした『ハンカチ』をお返ししたいと思うのですが……
   よろしければ何処かで御一緒できませんか?
   場所と時間を指定して下されば、そちらに伺います」

        「――にゃあ……」

電話の向こう側で、微かに『猫の鳴き声』が聞こえた。

  「……お耳に入れたい事もありますので」

170空織 清次『エラッタ・スティグマ』:2024/07/02(火) 15:59:34
>>169 (小石川)

「『小石川』? あ――」

 その名を忘れようはずもない。
 わたしにとって『小石川文子』は、
 それほどまでに衝撃的な出会いをした相手だ。


 握りしめた白磁の手、濡烏の黒髪――
 そして生々しい鮮血の『赤』。

 熱を帯びた電話口からあの日の色彩が滲み出すようだ。
 首を振り、目の前の景色が侵食されていく幻視を振り払う。


「……失礼。
 まさか本当に返却の連絡がくるとは
 思わなかったので驚いた」


「だがあれは最初から君に差し上げるつもりで渡したものだ。
 だからどうぞお気遣いなく。
 不要ならそのまま捨てて―――

>        「――にゃあ……」

 ………んんッ。捨ててもらっても構わない」


 愛らしい横槍に遮られ、
 やんわりとした辞去の句点を打つタイミングがズレる。
 座りの悪さに咳払いしつつも、
 付け加えられた最後の言葉に片眉を上げる。

 彼女の『本命』は、どうやらハンカチとは別にありそうだ。


「それは……今この電話口ではできない話なのか?」

「―――今日の仕事は一通り済んでいるから、
 待ち合わせなら今日の午後からでもできる。
 わたしは駅前にいる」

171小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/07/02(火) 16:59:10
>>170

すり寄ってきた『帽子猫』を優しく撫でてやりながら、
アイロン掛けされているハンカチに目線を落とす。

  「……分かりました。では、このハンカチは大切に使わせて頂きます」

『空織清次』という人物に対面した機会は一度きりしかない。
しかし、寸時の邂逅であったとしても、
互いに『深い部分』に触れたような感覚を覚えていた。
無論、今も同じように思っている。

  「実際に会わなければ伝えきれない事もあります……。
   そして、私が話したいのは、そうした内容なのです。
   もし『夏のクリスマス』の真相をご存知でなければ――
   『知っておいた方が良い』と思っています」

かつて『真夏の街がクリスマスに染まる』という『社会現象』が起き、
一部メディアにも取り上げられていた。
あの奇妙な流行は、スタンド使いか否かに関わらず、
多くの住人達が認知しているところだろう。
一方、その裏側で起きた事を知る者は多くない。

  「それでは『駅前の喫茶店』でお会いしましょう。
   これから出ますので、少々お待ちを……」

向こうから呼び止められなければ通話を終え、待ち合わせの場所に向かうだろう。

172空織 清次『エラッタ・スティグマ』:2024/07/04(木) 23:35:13
>>171 (小石川)


「『夏のクリスマス』の、『真相』」


 彼女が電話越しに放った意味深な単語を復唱してみる。
 だがわたしの声はまるでリアリティを密封しきれず、
 言葉は気の抜けた風船のように彼方へ飛んでいく。


 というのも、それはわたしにとって実感のない
 『借り物の言葉』だからだ。


 ここ数年、わたしの夏は『輸送コンテナ不足』と『円安』、
 そして『紅海』に居着いた『クソッタレ海賊ども』のせいで
 非常に忙しかった。


 輸入生地の不足と高騰分を補填するため欧州中を飛び回り、
 現地のテキスタイルメーカーをひたすら探し回った。


 星見に腰を落ち着けられるような夏はずいぶん久しぶりになるが、
 その間に『何か』があったらしいことは遠巻きの伝聞で知るのみだ。


 『夏のクリスマス』――何かのメタファーだろうか?
 だがなんとなく、それは彼女にとって大事な何かを指している気がした。


「……わかった。先に店で待っている」


 はっきり言って、
 伝聞でしか知らぬ事象の『真相』とやらにさして興味はない。
 だが『小石川文子』という人間の『今』には興味があった。


 彼女は今も危うい白刃の上を歩き続けているのだろうか。
 自らの血を過去への標のように流しながら。


 通話を終えたスマホをしばし見つめ、やがて覚悟を決めて立ち上がる。
 近くの喫茶店へと歩き出し、わたしは扉を静かに押し開けた。

(⇒ ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1665841153/706-)

173鷲津イザヤ『メモリー・テープス』:2024/07/27(土) 05:39:13
>ヨハネ

『鷲津ヨハネ』のスマホに『メッセージ』が届いた。
『実兄』である『鷲津イザヤ』からだ。
『修道会』の会合に参加する為、ここ数日ほど教会を離れていたが、
もう少しで帰ってくる予定になっている。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

       今、ちょうど星見駅に着いた。
       これから教会に戻ろうと思っている。
       留守中、そちらは特に変わりなかったか?

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「――僕がいない間に羽目を外し過ぎていなければいいが……」

おそらく『うるさい兄が帰ってきた』と思われるだろう。
自分としては妹を大事にしているつもりなのだが、
大人になるに従って、互いの『距離感』が難しくなったのは否めない。
そんな事を考えながら、画面を見つめていた。

174ヨハネ『ゴッド・ノウズ』:2024/07/27(土) 20:31:00
>>173
「………」
スマホをじっと見ながら少しヨハネは首を傾げる。

「どうやら、戻ってくるみたいねぇ。
 お兄…兄キが」
色々複雑そうな表情を浮かべながら、ヨハネはメッセージを返してきた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

滞りなく問題なく教会は回っていたよ、兄キ。
なんなら兄キが居ないと多少楽だったかもね?静かで。

…というのは冗談。戻って来るなら少しは懺悔室の仕事が忙しくならなくて済むよ。

あ、そうそう。帰ってきたら色々驚くことがあるかもね。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

多少あたりが強い文章になったが、これがいつもの調子だ。
「…さて、どう説明をすべきかなぁ?」
教会に姿を見せるようになった『お人形さん』について話すべきか
少し考えているようだ。

「まぁ…いずれ鉢合わせになるか…」

175鷲津イザヤ『メモリー・テープス』:2024/07/28(日) 03:30:59
>>174

スマホを手にして駅前に立っているのは、
皮膚のように『修道服』を着こなした青年だった。
スクエア型フレームの眼鏡を掛けており、
どことなく『異国情緒』を感じさせる顔立ちと相まって、
見る者に怜悧な印象を与える。
今は『助祭』に任命されたばかりだが、
いずれは父の後を継いで『司祭』を目指すつもりだ。

        クイ…………

片手で眼鏡の位置を直し、以下の内容を送信する。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  僕がいない間に部屋が散らかっていて、
  その光景に驚くという意味じゃあない事を期待したいな。
  もし、今から急いで片付ける予定なのだとしても、
  その『記録』は鑑賞しないから安心していい。
  きっと、それは僕の耳に合わない『音楽』だろう。

  ともかく、これから真っ直ぐ帰るから、父さん達にも宜しく。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

イザヤが『スタンド使い』である事は、ヨハネも知っている。
『記録は嘘をつかない』――その『鑑賞』が『メモリー・テープス』の能力。
返信を終えると、置いてあった鞄を持ち上げ、
やって来たバスに乗り込んで『町外れの教会』に帰っていった。

176小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/09/28(土) 11:09:20
>(常原)

先日、涙音と話した時に『彼の名前』を出したが、おそらく多忙な身だろう。
『魔物事件』の際にも、『決行の直前』に加わったからだ。
連絡が取れるかは分からないが、信頼できる相手に話を聞いてもらいたい。

┌―――――――――――――――――――┐
 ☆・゚:*:゚ヽ        *:・'゚☆
      常原 ヤマト 

      家政婦やります
 
   電話番号 XXX-XXXX-XXXX
  E-mail *******************.com
 
└―――――――――――――――――――┘

その名刺に記載されている番号に『電話』を掛け、しばらく待つことにした。

177小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/10/02(水) 16:09:02
>(常原)

しばらく待ってから発信を中断し、以下の『メール』を作成して送信する。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ご無沙汰しております。
常原さんの方は、その後お変わりないでしょうか?
折り入ってお伝えしたいことがあり、連絡を差し上げました。
このメールをご覧になった時に、返信して頂ければ幸いです。
急な話で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

178<削除>:<削除>
<削除>

179<削除>:<削除>
<削除>

180常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2024/10/05(土) 01:57:55
>>177(小石川)
「奥様からの連絡を見過ごしていた……や……やってしまった!!!!!!!!!」」
――――――――――――――――――――――――――――――――――

  お世話になっております。
  家政婦の常原でございます。

  ご連絡ありがとうございます!
  この常原ヤマト、
  炊事、掃除、洗濯、潜入、戦闘など、
  各種サービスに柔軟に対応いたします。まずは何でもご相談ください!

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  次の月曜日からご予約可能となっております。
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「…なんだこの定型文は!!!!!!こんな文面を返そうなどと!!」

  ダンダンダンダン!!!

机を叩き悶える。実際どう返せばいい!?!?
異国のジャングルに用事があり、連絡とか見れていない期間があった…
……とか書いておこうか、いやさすがに無理があるか。

「!!!なんて俺は愚かなのだ!!!!!うおおおおおおおお!」
   ダンダンダンダン   ッターン

「あっ………」
「Enterキー………押してしまった…………」

メールを返信してしまった。

181小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/10/05(土) 10:52:57
>>180(常原)

返信があったことに気付き、届いた文面を一読する。
それが仕事用の定型文であろうことは察しがついた。
普段の彼は、このようにして活動を行っているのだろう。
今まで知らなかった側面が分かったのは1つの収穫であり、
いずれにせよ返事を得られたのは幸いだったと言える。
心中で安堵しながら、続けて以下のメールを綴った。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  お返事を下さり、ありがとうございます。
  では、次の月曜日に自宅にてお待ちしています。
  こちらの住所はご存知と思いますが、改めてお伝え致します。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『小石川家』の住所を添えて、短いメールを送信した。

182百目鬼小百合『ライトパス』:2024/11/01(金) 23:48:40
>(風歌鈴音)

「ぼちぼち冷え込みが厳しくなる時期だけど、今頃どうしてるんだろうねえ」

        ――――ピッ

かつて真冬の大通りで出会い、
一夜の宿を提供した事を思い出しつつ、『風歌鈴音』の番号に発信する。
これは文字通り『生存確認』だ。
自分の知らない間に、何かが起こっていては寝覚めが悪い。

「さて、首尾よく繋がるかどうか…………」

183風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2024/11/02(土) 16:03:08
>>180
秋が深まり、というか秋が消し飛んで冬の始まりを告げたころ

記憶はないが死にかけて、自覚はないが悪運の強いホームレス、風歌鈴音は。
公園の聖域(注:小汚え住まい)にて、スマホを弄くって今日の日雇いを探していた。
良くも悪くも『ナンタラ横』やら、『アリーナ』などのヤクザな仕事とは縁の遠い日々を送りながら、日雇いガチャを行い、負のSRである闇バイトを引かないように祈りながら働く日々を送っていたのだ。
そんな折、久方ぶりに恩義ある知古から連絡があった――無論に出る

「はい、もしもーし どうかしたんスか」

少しばかりは社会性を身につけたが、やはり礼儀は足りてない口調である。

184百目鬼小百合『ライトパス』:2024/11/02(土) 16:36:11
>>183

一方の百目鬼小百合は、『数寄屋造り』の日本家屋で一服していた。
縁側に腰掛けて『枯山水』の庭を眺めながら、立ち昇る紫煙を燻らせる。
もし音信不通だと最悪の可能性も有り得たので、とりあえず繋がった事は幸いだ。

「随分と久し振りだねえ。
 別に急な用事はないんだけど、アンタが生きてるのか確認したくなったのさ」

      フゥゥゥゥ――――…………

言葉の合間に煙を吐き出し、話の先を続ける。

「最近どうしてた?
 アタシは『ヤクザの本拠地』に探りを入れる算段を練ってるところだよ」

風歌とは対照的に、こちらが抱えているのは『カタギの仕事』ではなかった。
もっとも、誰かに頼まれたという訳でもない。
強いて言うなら、自分自身に課したのだ。

185風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2024/11/02(土) 18:26:07
>>184

「ヒェー……」

ヤクザ……世間的には半グレに地位と名声を奪われ、今では社会からウジ虫として扱われる上に復帰も叶わないという、まさに弱者
しかし、腐っても鯛、腐ってもヤクザ。今ヤクザなどしているのは、変われないクズか、変わる必要のない外道か
あるいは、スタンド使いもいるかもしれない……

「プライベートで行かないことを願ってますよ……こと、相手に『厄介な』の」

厄介を、どのような意味に取るかは、任せるが

「いたら……ね。この街のヤー公、全員が歯抜けじゃないッスからね……」

186百目鬼小百合『ライトパス』:2024/11/02(土) 19:12:16
>>185

「ハハハ、歯抜けどころじゃないよ。
 相手は『指定暴力団』だからね。
 しかも『スタンド』が絡んでる事は『確定』してる。
 アタシが踏み込もうとしてるのは、アンタの言う『厄介な所』の見本なんだ」

様々な経緯を経て、百目鬼は『関星会』という組織に目星をつけていた。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1688977700/63-70)

「いつだったか『刀』について聞いた事を覚えてるかい?
 あれから有力な手掛かりを掴めたから、本格的に調べてみようとしてるのさ。
 事によると、これがアンタと話す『最後の機会』にならないとも限らない」

思い出したのは、『立ち食い蕎麦屋』で再会した時に交わした会話である。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/149-154)

「で――――アンタの方は元気でやってるのかい?
 何よりも、それが心配で連絡したんだからねえ」

187風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2024/11/03(日) 08:59:57
>>186

「日々平穏ってかんじですよ。スタンドの戦いに巻き込まれるようなこともなくて、理解不能なトラブルに入り込むこともなくて」

ホームレスの人生において日々平穏とはなんともおかしなものだが……命あっての物種
さらに、何よりもーー

「日雇いが思ったより安定してましてね、いわゆる闇バイトに引っかかるようなこともなく。ま、なんとかなってるって感じです」

188百目鬼小百合『ライトパス』:2024/11/03(日) 18:19:27
>>187

「なら良かったよ。それが分かって一安心だ」

通話を終えようとしていたが、ふと思い付いて言葉を続ける。

「丁度いいから、1つ耳寄りな情報を教えておこうかねえ。
 実は『知り合い』が『商売』をやっていてね。
 『通販サイト』なんだけど――――――」

風歌に『関寿々芽の通販サイト』の存在を教える。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1635599855/2)
※関の素性や能力の詳細を知る事は出来ない。

「まぁ、こういう仕組みさ。
 アタシも利用した事があってね。
 『9000円』で『扇子』を買ったよ。
 参考までに実物の写真を送っておこうか」

風歌のスマホに『白百合柄の扇子』の写真を送る。
それを見る限り、値段に見合う品質のようだ。
ちなみに百目鬼の説明によると、『品質を下げれば安くなる』らしい。

「『食料品』と『日用品』なら何でも買えるから、
 必要な時があれば利用してやってくれるかい?」

189風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2024/11/04(月) 17:07:40
>>188
「へー」

それはいい、実に良い
ゴミすらも(少し前までは)食える風歌である。「食えれば」いい

「それは、マジで助かりますよ……早速、使ってみます」

安いものをまとめ買いしてーー緩やかに消費!
そして、節約!

「なんせ銭金にゃ余裕なんて無い身ですからね、こういうのはホント助かります」

190百目鬼小百合『ライトパス』:2024/11/04(月) 18:32:14
>>189

「『値段の指定』は自由だから、極端な話『1円』でも買えるんだ。
 『食品』なら、どれだけ安く買っても『安全性』は維持されてるそうだよ。
 もちろん『味は最悪』だろうけど、食ったとしても死にゃあしない」

本当の意味で『食えればいい』というなら、
『味』を極限まで落として『1円で買う』という方法も可能だ。
百目鬼の言うように『安全ではある』ので、
食べる事は不可能ではないが、まともな人間なら口に合わない。
それが実現できうるのは、たくましく生きる『宿なし』だからこそだろう。

「『日用品』に関しては、『安く買った場合の安全性』は保証されてないから、
 そこだけは注意しといた方がいいだろうね」

そちらはあまり利用しなさそうだとは思いつつ、念の為に付け加えておく。

「これから冷え込みが厳しくなるから、くれぐれも身体を大事にするんだよ。
 いずれ様子を見に行くかもしれないから、その時には元気な姿を見せてくれるかい」

191風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2024/11/05(火) 17:20:17
>>190

「へへっ、そん時はカイロの一つでも差し入れしてくださいよ。今年は地獄みたいに暑かったんだから、反動で寒くなりそうですし」

ホームレスにとって身体が資本であり、生命線。それがダメになれば、容易く死ぬ
まだ若いが、若さが防護壁になる事柄というのは思ったよりも多くはない、状況を侮れば、容易く死ぬのだ。

「見に来るときまで、元気でいますよ……それじゃ、そちらもお元気で!」

192百目鬼小百合『ライトパス』:2024/11/05(火) 18:21:28
>>191

「手ぶらで訪問ってのも無粋だねえ。
 ああ、分かったよ。
 その時は何か土産を持っていくから、期待して待ってな」

「アタシも節度ある生活を心掛けてる訳じゃないからね。
 肺やら肝臓やら、あちこちガタが来てるだろうさ」

そうは言っても、酒と煙草を止めると却って調子が悪くなるのだから困ったものだ。

「それじゃ、また近い内に会いに行くよ」

      ――――――ピッ

通話を終えると、指の間に挟んだ煙草を咥え直し、また庭を眺める。

「『カイロ』は『カップ酒』よりは健全だねえ」

193風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2024/11/07(木) 17:20:04
>>192

通話を終える。迫るは秋風ーーそれを通り越した冬の気配
懐に冬が来ないのがせめてもの救いか。
だが、冬が来ないための備えは、たった今教わったーー
なんとかなる、なんとかなるだろう、なんとかなれ
微妙な不安を、意気で押し切る決意と共に、風歌は冬の始まりを迎えるのだった


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