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【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】 その2
1
:
『星間通信局』
:2023/07/10(月) 17:28:20
現代の星見町においては学生から老人までスマホを携帯し、
距離や時間は、もはや『連絡』や『交流』の制約とはならない。
遊びの誘いや他愛ない雑談、仕事や任務の伝達まで、今日も電波が駆け巡る。
★―――――――――――――――――――――――――――――――――――――☆
このスレはPC間の電話、メールアプリなどでの連絡に使用するスレです。
特定の相手を指定して連絡する場合、相手にそれが分かるように書くことを推奨します。
また、連絡ではないネット上の活動は『 インターネット ―電脳星海― 』で、
PCを介さない、PL同士の連絡は『点呼スレッド』でどうぞ。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051129/
マナーを守って、楽しいネットライフを!
☆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――★
※前スレ ⇒ ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/
2
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/15(土) 04:53:05
「気にはなるから聞きに行こー」
ジーコ シャー ジーコ シャー ジーコ シャー
「いちおー、知らない仲ではないからな……とはいえ」
トゥルルルルルル トゥルルルルルル
「今、繋がるかな……『一抹貞世』」
3
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/15(土) 10:31:30
>>2
「はァ〜い! 一抹貞世です! お久しぶりですね!」
「もしかして何かありましたか…?」
4
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/15(土) 12:54:05
>>3
「おっもしもし一抹?僕、斑鳩。」
声が遠くなると同時に間延びした声が響く
「おーいばあさん!ちゃんと繋がったぜ、『100年物』」
その声の背後ではヒグラシの鳴き声が混ざっていた。
7月……蝉が鳴き始める季節、もはや春の残滓すらなくなった日々。
再び声が近づく。
「まあちょっとな、どーよそっち?」
「最近はちゃんと夜毎に夢を見れてるのか?」
5
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/15(土) 14:40:12
ひぐらしの鳴く声に物思いに耽りそうだか今はその時じゃない。
斑鳩先輩が声を掛けている相手は祖母だろうか?
「不思議なことに夢で死んでから一切夢を見ないのです…」
「元気どころか氷山先輩の身代わりに人柱になったり最中派なる
外道な集団の一員にされて大変でした…」
今年は今のところは平和だがいつ何時、自分の身に再び厄災が迫るとは限らない。
6
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/15(土) 19:39:41
>>5
「Oh……」
受話器の向こう側から(オイオイマジかよ)と(よく生きてるな)という
二つの感情がない交ぜになった感嘆が漏れる、前者は兎も角、後者は流石に予想外だったらしい。
できてたまるか。
「大活躍だな?ダイ・ハードにブルース・ウィリスの代わりに出演する時は知らせてくれ。」
「サイン貰いに行くから。」
ダ イ ・ ハ ー ド
実質、君は『中々死なない』なと言ってるのと同じである。
「まぁー夢を見ないのは僕も同じだが、その辺りは今度ゆっくり話すとして……」
「今日君と話すのは3つだ。」
7
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/15(土) 21:56:06
>>6
「ダイ・ハードに巻き込まれてるのか巻き込んでるのか時々ですが
よく分からなくなります」
「夏のクリスマスとか大暴れしたのに街中の協力で救われたり…」
自分に人望など欠片も無いとは思っているが街は自分を助けてくれた。
だが、星見町の片隅で途方もない年月を『夏の風物詩化』に費やした『夏の魔物』を打ち倒す最初のちっぽけな原因の一部だったはずだ。
「斑鳩先輩も夢を見てないのですか。もう『夢世界』へは行けない
のは良いのか悪いのか分かりませんが…寂しいです」
「3つですか? 今年はまだ何もしてないのにおかしいな…」
いよいよ何もしてなくても何かしらの厄災を引き寄せるように…?
8
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/15(土) 22:48:19
>>7
受話器の向こうから苦笑が漏れる
「寂しい……ねぇ?」
異常事態に対しての感想が寂しいなあたり、
一抹 貞世という人間は紛れもなくスタンド使いなのだろう。
「まぁ神様が忘れてなけりゃ、何時か治るさ たぶん(ボソッ)」
いい夢も見なけりゃ悪夢も見ない。いい夢については兎も角
すくなくとも悪夢を見ない方に限っては、斑鳩は感謝したい気分だった。
「ところで話についてなんだが。」
ラッパ型の受話器を頭と肩で挟む。
「『いい話』と『悪い話』と『どうでもいい話』がある。」
「どれから聞きたい?」
9
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/15(土) 23:17:15
>>8
「うーん、まぁ、こればかりは神頼みですね」
「どこからそんなにネタを仕入れてきたんです…」
ここ一年は何事もなく平和に暮らしてきたはずだ。
まさかとは思うが最中派が何かしたのかもしれない。
「『どうでもいい話』からでお願いします。後の2つを聞くのが怖い
ですよ…」
しかし、『どうでもいい話』とは一体なんだろうか?
自分にとっても斑鳩先輩にとってもどうでもいい話とは一体…
10
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/15(土) 23:29:48
>>9
「オッケー『どうでもいい話』からな」
正直、斑鳩としては最後に話したかったチョイスではあるが
まぁこれも運命だろうと彼は思う事にした。
「おたく、『20歳以上40歳未満』で『成人女性』の『親族』っているか?」
そして一つ、一抹 貞世は誤解している点がある。
斑鳩 翔は自分にとって『よい』『わるい』を決定しているのであって。
受話器の向こうの相手の心情などは、推し量る事が出来ないのだから
最初から相手の事は考えてないという事である。
11
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/16(日) 00:24:22
>>10
「えっ、義理の祖父母としか繋がりはありませんよ?」
「仮にいるとしたらそれは私を捨てた『母親』ぐらいです」
『どうでもいい話』というより『不思議な話』だったのでホッとする。
それより何故、斑鳩先輩が私の親戚を気にしているか。
今はほんのちょっぴりだが嫌な予感がし始めた。
12
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/16(日) 01:30:58
>>11
「へー、僕も母方の祖父母んとこに世話になってるから……おいおいおい。
オイオイオイオイ、ジョージ・A・ロメロ監督からキャラ被りだっていう追及が避けらんねーじゃーぁ……ねぇーか」
右手首に巻いた時計が針を刻む。
「今の内に僕たちが新手のプリキュアだってことにしとくか!フレッシュ夢死!マックスゾンビバリュー!」グッ
脳みそ使用率0%の反射神経だけの答えの裏では
斑鳩は二つの脳みそをフル回転していた。
(まず状況を整理するか。)
チッチッチッ
(僕は一抹によく似た顔の30くらいの女を見た。)
(そして当の一抹本人は、祖父母とつながりがあって母親に捨てられたと言っている)
チッチッチッ
(と、なると…僕の眼がガラス玉でない限りはあの女性は8割方捨てた方の母親だろうな
捨てられた息子はイイ思いは無いだろ。)
チッチッチッ
(しかしそうなるとあの母親、捨てておいて今頃戻ってきたって事か?何故?
……いや、子供の僕に理解できる訳ねぇんだけど。)
チッチッチッ
(兎に角このファミリーボード案件に口突っ込むのは、
一抹の傷口にマイナスドライバー突っ込んでぐりぐりした挙句、荒塩と日本酒ぶちまけるが如き所業。)
チッチッチッ
(いや、『どうでもいい』から突っ込んでもいいんだけど。その勇気ちょっとない。)
チッチッチッ カチン
「よっしこの話終わりな!」オワリオワリ
「次どっち?『いい』ほう?『悪い』方?」
13
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/16(日) 11:33:21
>>12
「あのぅ、あのー、斑鳩先輩…?」
「ちょっと考え事でもしてましたか?」
よく分からないが斑鳩先輩なりに何か考えていたのだろう。
「そうですね。次は悪い方をお願いします」
14
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/16(日) 12:23:51
>>13
何とか誤魔化せたかもしれない。
そうでないかもしれないが、次に追及されるまでは心の内にしまっておこう。
「おたく、ショートケーキの苺最後に食うタイプだろ。悪い方ね……悪い方。」
そして何故悪い方から聞かれるのか……いや、既に理由は聞いていたな。
「…………。」
しばしたたずむ。
「ばあさん!きなこ棒とボンタン飴、あとスプライト……ない?じゃあサイダーでいいよ!」
電話を借りてる駄菓子屋のばあさんに注文をつけると
心の何かを奮い立たせることにした、正直僕にとっては恐ろしい事でしかないからだ。
「なんだったっけな……ああ、悪い方ね。」
「……『アリーナ』っておたく、知ってる?」
15
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/16(日) 12:35:22
>>14
「アリーナですか? たくさん派閥が存在してるヤクザみたいな組織
でした。私は無理やり最中派閥とやらに入れられましたよ…」
「少なくとも味方ではないけど敵ではない人達ですね」
めちゃくちゃおばあちゃんに注文してるが品揃えが良い。
さては今居るところは品揃えからして…
「駄菓子屋のおばあちゃん品揃え良いですね」
「苺は好きじゃないので最初から食べちゃうタイプです」
16
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/16(日) 13:57:47
>>15
「だろ?学校の近くだけど穴場なんだよ此処……失礼」
瓶の蓋を歯で取ると、そのままラッパ飲みする
冷えた炭酸がこの季節は最高に気持ちがいい。きなこ棒も押し流せるし。
「まあモナカ派だの何だのは僕には関係ないけど……その、なんだ」
奥歯に何か挟まったように……いや、唐突にそれは冷めた声で切り出した。
「『アリーナ』で俺と戦ってくれる『スタンド使い』が一人欲しい」
「知り合いで血気盛んな奴、いないか?」
17
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/16(日) 14:25:13
>>16
『アリーナ』に参加するぐらい血気盛んなスタンド使いの知り合い。
よく考えたら今まで日常を愛するスタンド使いばかりとしか連絡先を交換してこなかった。
「血気盛んとまでは行かずとも私のお願いとしてなら行きそうな
方々が少し」
「近距離パワー型ですが特殊な枠に入る宗像さん。
アリーナで再開した夢見ヶ崎さん。アリーナに慣れてるようでした」
「最後にリクエスト通りの血気盛んなスタンド使いの鷲見さん。
人外の膂力とスピードを併せ持つ纏うタイプのスタンド使いです。
しかし、今彼は『アリーナ』との面接があるから空いてません」
「お力になれずすみません」
18
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/16(日) 15:06:28
>>17
すみませんの『す』で待ったまったと止めに入る。
「あーいや、言い方が悪かった。」
「アリーナに参加する必要があるんじゃなくて、僕と戦ってくれりゃあいいのさ。」
まあ、最善はアリーナで戦う事だろうが……なにせあそこはいざという時の治療もあるし
ファイトマネーも入るし。『便利な闘技場』それ以外の印象はアリーナにほぼまったくない。
「僕ぁここ最近の日常、美人とご一緒することばっかりでさ。これじゃあ何時までも怠けるままだ。」
「自分をぶん殴って活を入れないと、いざという時目が死にそう。」
うんだりぐだぐだと言いながら、ボンタンアメを口に放る
この周りの透明な紙はなんだろか?中で溶けるけど。
「いや、いけねぇのかな……」ボソ
「参加要項がなぁ……2勝だもんな。」ボソボソ
19
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/16(日) 15:22:25
>>18
「なるほど勝ち星が欲しいのですね。それに2連勝が必要…
もしかしてB級ファイターに挑むおつもりで…?」
「むむっ、私がお相手でもよろしいなら…いや、ちょっと忙しいか…
うーん、無理をしたら…いや、鷲見さんの件が始まったら…」
「誘えば戦ってくれそうなのは宗像さん、夕立先輩、夢見ヶ崎先輩
鷲見さんしか思い浮かびませんね」
「ちなみに斑鳩先輩は何勝ですか? 私は1勝だけです」
20
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/16(日) 16:30:04
>>19
「1勝。」
「…………。」
「勘違いすんなよ、あの勝利は……僕達にとってなにより価値のある1勝だった。」
「でも僕にとってどんなに価値のある1勝でも、規定数にはトドカネエンダナー。」
「あのキサンドリア相手だったんだから2勝分にならねぇかな?ダメカー。」
「アリーナ持ちじゃないとファイトマネーもでねぇし、下手したら致命傷だし。メンドイナー。」
塗装の禿げたベンチにごろごろしながらきなこ棒をぱくつく。
実に美味しいが、この美味しさで問題は解決しないのである。
「50万まで自腹斬るか…いや…うーん……入院費……いや、斬ろう、50。あと夢見ヶ先と女の子はナシな。ナシ。」
「というかおたく、ホント顔広いし1勝ってなにしたの?聞いていい?」
21
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/16(日) 19:17:59
>>20
「どんなにヤバい相手でも1勝は1勝ですからね…
私も忙しくなかったら戦いたいものですが」
ちょっと今はやることを増やすとキャパオーバーだ。
自分の出来る範囲で事を済まさせねばならない。
「えっとですね。今所属させられてる最中派閥のトップの最中に
捕まり安っぽいAVっぽくて敗者には何をしても許される試合に
出させられまして…」
「たぶん、私が負けるの期待したのでしょうが勝ちました」
「相手のスタンド使いは人外の膂力とスピードを兼ね備えた特殊な
スタンド使いで煙草の副流煙を飛ばして劣化させる能力持ちで…」
「普通に考えたら勝敗は明らかなんですが靴下に尖った岩と砂を
詰め込み縄跳びで結んでチクチクと本体にダメージを与えて強引
に勝ちました」
「斑鳩さんの勝ったキサンドリアって方もヤバかった感じですか?
スペックの差を突きつけられたりすると能力で補わないといけない
からみんな大変ですよね…」
22
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/17(月) 03:08:14
>>21
「いや、やっぱやだな。」
「50万はなぁ、あと10万あれば大人を二ヵ月入院させることができる金額だからな……」
それにしてもAVの例えは無いだろAVは……
品が無い連中におたくが引っ張られる必要ないだろ?と続ける
「にしても言っちゃあなんだが、面白過ぎないかその状況。」
「決まり手が即席ブラックジャックと縄とびぃ?……パワーと速度差をリーチで補ったのか?」
おたくブチギレてるな?と斑鳩はケラケラ笑う
なんならその場で見たかった。即席BJ鞭で打たれた相手の間抜け面も。
「……キサンドリアの能力については『敬意』を表して言わないが」
「バカでかい『石柱』が頭上すれすれを飛んでったことは今でも覚えてるぜ。」
「最終的に腕一つ犠牲にして、頭突きで勝ったけどな!……あー、僕も人のこと言えないな。」
瓶の中身を飲み干すと、口を拭う。
「さて……残ったのは、『いい話』だったな。」
23
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/17(月) 15:06:57
>>22
「最後は『慈悲の刃』を振り降ろしながら縄跳びで相手の傷口を
開いて胴体まで真っ二つです」
「あっ! アリーナの石柱ですね! 最高クラスのパワーを持つなら
ブンブン振り回せますからね…」
「よくそんな恐ろしい相手に接近して頭突きを決めましたね。凄い…」
やはり、Cランクでも恐ろしい相手が跋扈しているのがアリーナだ。
自分も斑鳩先輩みたいに機転て手札が用意できれば…
「そう言えば最後に良い話が残ってましたね。
どんなお話なんですか?」
24
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/18(火) 08:37:22
>>23
ヒューッ
事の顛末に口笛を捧げる。
対戦相手が自分じゃなくてよかったという所だ。
「うん、まあ……忙しそう何で先になると思うが。」
脚を組み直す、『カナリア』はいいことを教えてくれた。
今は楽しむべき季節だって事をだ。
「おたく『釣り』は好きか?海は?」
「落馬した人間は、さっさと馬に乗らないと生涯乗れなくなるという話だ。
要は学生らしく夏を楽しもうぜという誘いだぜ。」
25
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/18(火) 09:55:03
>>24
「釣りですか…? 食料確保という面では好きです!」
「う、海は最近になって泳げるようになったから好きな方ですよ!」
鱗が邪魔だが取り除いて塩だけで焼いた時の美味しさ!
なぜ、海を泳ぐ生き物はあんなに美味しいのだろうか?
「遊びですか。これまでずっと誘われたことが無かったので新鮮です」
去年にやろうものなら『夏の魔物』を喜ばせてしまう危険行為だった。
音仙にも学生らしくしろと言われてるからには誘いに乗ってみようか…
26
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/18(火) 18:03:19
>>25
僕が人間について一つ理解してる事があるとすれば。
「そうそう、テメーで釣ったものをテメーでさばいて頂くのもいいし!」
人間は『メモリー』で構築された生き物だという事だ。
苦しいメモリーで構成された人間は、自罰的な生き物になるなら。
美しいメモリーで構成された人間は、素敵な生き物になれると信じている。
「素敵な女の子をグラサン越しに引っ掛けに行くのもオールオッケー!」
運命とやらが、何処かに消え失せたくなるような苦い思い出を飲み込ませるなら
僕達は、それに耐えられる思い出をアリのようにため込まなければならない。
「僕らの学生時間は一過性の現在進行形なんだ、過去形になる前に誰か暇な奴もついでに誘ってさ」
「キラキラした青春のメモリーってヤツ、作りに行こうぜー?」
糞みたいな戦いに明け暮れる後輩は、本当なら戦う努力なんざしなくてもよかった筈だ。
……じゃあこれも先輩の務めだろう、たぶん。
27
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/18(火) 20:18:34
>>26
「ちょっと見かけが焦げてるぐらいが最高なんです!」
家が有るだけと言われかねない食生活ノウハウに光が当たった瞬間である。
野草を分別して野草サラダを作れるのは一抹ぐらいのものだろう。
「ナンパってやつですか? 斑鳩先輩はナンパ経験アリです?
ナンパが青春だとして出来る…か…な…」
電話越しでも分かるほど自信の無さが伝わってくるだろう。
見た目は良いが隠れファンなど一切存在しない悲しい後輩のナンパ術などお察しなものだ…
「よく見ると私の連絡先って歳上の女性ばっかりだ…
夢見ヶ崎先輩とか美作さんや小石川さんを誘ったら来るかな?」
28
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/19(水) 01:38:14
>>27
魚の焼き方に一家言有りそうな後輩殿だ
まぁ好みは人それぞれだものな……世の中にはキノコかタケノコかで争える人間もいる。
「チョコの箱を開けなければ中身は解らない、何事も挑戦だぜ。一抹後輩!」
ナンパは数だと考えている斑鳩は失敗するつもりが無い……いや、仮に失敗しても
挑戦したことを思い出にすべきである、何か起こったらその時考えよう。切迫した状況でもないのだから。
「まぁ、行くなら7月の終わりくらいか……楽しみだな?」
「そんじゃ、他におたくからなければ切るぜー。」
29
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/19(水) 16:04:36
>>28
「色々な情報を斑鳩先輩ありがとうございます!」
「七月の終わり…大丈夫かな…」
それはそうと面倒見の良い先輩が揃って後輩としても頼もしい。
夏を満喫…去年は叶わなかったそれを楽しめるのは幸せなことだ。
「それじゃあまたお会いできたらしましょう!」
斑鳩先輩の方から切ったのを確認したら鐘を鳴らしに行かねば…
30
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』
:2023/07/19(水) 16:27:44
>>(笑美)
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1664796340/274-275
大通りのオープンカフェで、
適度に冷えたアールグレイティーを傾けながら、笑美に電話を掛ける。
31
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/07/19(水) 18:43:18
>>30
着信音が少しの間鳴り響いたあと
ピッ
「もしもし?小石川さんですね。」
電話越しから笑美の声が聞こえてきた。
「なにか助けが必要なこと…ですか?」
笑美は自分に何かしらの用事があるのだと考えたようだ。
32
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』
:2023/07/19(水) 19:40:40
>>31
「こんにちは、小石川です。
小林さんの消息に関して『手掛かり』を掴みました。
それをお知らせしておきます……」
「少し長い話になりますが、ある『特殊な筋』から情報を得ました」
そのまま自分が行った事を口頭で説明する。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1606787541/502-523)
『工場』について語る事に若干の躊躇はあったが、笑美は信頼できる人物だ。
話してもいいだろうと考えた。
「――つまり、小林さんが『病院』に運ばれた事は確実です。
今も入院しているかどうかは分かりませんが、調べる価値はあるでしょう」
33
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/07/19(水) 20:16:20
>>32
「小林さんの手がかりですか…
詳しく聞きましょう。」
そう言って小石川の話をじっくり聞くことにした。
「…」
しばらく笑美の声は聞こえなかったが
何かしら驚いている姿が電話越しから伝わってくるかもしれない。
「あ、いえ…すいません。
なんというか、その特殊な筋というのは…
随分とこう、メルヘンなお話だなぁと思いまして。」
想像するとどこか不思議な世界に思えたのだろう。
「病院、ですか…だとしたらやはり小林さんは生きている可能性がありますね。」
「今も顔を出さないとしたらまだ入院しているかもしれませんね。
…でも、『例の件』があるとしたら、身を隠してる可能性も…」
夏の魔物の戦いの最後、小林はアリーナの最中派につくと、スタンド使いたちの能力の情報を提供すると言っていた。。
それ絡みであれば、身を隠す理由は充分にありえると笑美は感じているようだ。
34
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』
:2023/07/19(水) 20:58:47
>>33
「ええ――あそこは非常に特殊な場所です。
実は『魔物事件』の際にも協力して頂きました。
彼らの協力で『冬の味の金平糖』を作ったのです」
「小林さんに『姿を隠す理由』がある事については同意見です。
彼と対峙していた『もう一人』も気になりますが……今はいいでしょう」
「……まず病院に行って、
まだ小林さんが入院しているかどうかを確かめる必要があります。
それを笑美さんにお願いしたいのですが……」
「既に退院していた場合、
『病院の記録』を覗かなければならないかもしれません。
大きな病院には『電子カルテ』が導入されていると思いますので、
その内容を確認できれば、さらに詳しい情報が得られます。
そうなった時に備えて『機械に強いスタンド使い』の助けを借りたいのです」
「――どなたか……『心当たり』はありませんか?」
35
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/07/19(水) 21:18:35
>>34
「そうだったんですね。
小石川さんもなかなか…色んな人との付き合いがありますね。」
「対峙していたもう一人…
見当も付きませんね…私はあの時は
比較的早く去っていたと思いますし。」
小石川を介抱しつつ車に連れ帰っていたことを思い出す。
笑美の記憶でも何人も残っていたため絞りようがなさそうだ。
「知り合いとでも言えば退院したかくらいは聞けるでしょうけど…
結構危険ですね。病院の記録まで探りに行くなんて。
しかし、機械に強いスタンド使い。ですか…」
少し考えるような声が聞こえた。
「一応、心当たりはありますけど…
確か、美作さんは機器類に対して有効なスタンドを持っていたかと。」
彼女の知り合いを思い返した中で
対象となりそうなのはその辺りだろう。どこまで出来るかまでは詳しくはないが…
36
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』
:2023/07/19(水) 21:52:37
>>35
肉体的にも精神的にも限界を越え、
全ての力を使い果たした小石川は、意識を失って倒れ伏した。
笑美と涙音に支えてもらい、車まで運んでもらった事を覚えている。
小林の身に何かが起こったのは、あの直後なのだ。
「あくまでも『必要があれば』です。
あらゆる可能性を考慮した上で、
出来るだけの準備をしておきたいものですから……」
そうは言うものの、おそらく必要になるだろうとは考えていた。
『知り合いだから』という建前で探れる情報は底が知れている。
より深い所を知る為には、どうしてもリスクを負う事は避けられない。
「……では、後で笑美さんの方から、
『美作さん』に連絡を取って頂けませんか?
『こちらの事情』を説明して欲しいのです」
「具体的にどうするかは、それから改めて検討しましょう……」
37
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/07/19(水) 22:18:36
>>36
「もちろん、そこまでのことにならないのが一番ですけどね…
わかりました。美作さんには後で連絡しておきます。
協力が得られるかまでは微妙ですけど…」
笑美もリスキーな行動であることはわかっている。
たとえ協力が得られなかったとしても仕方ないと思っているだろう。
「小林さんの行方…なんとか掴めたらいいんですけどね。
うまくいくか…」
笑美も少し心配なようだ。
もし探りを入れることでなにか大変なことに巻き込まれないかという不安はあるのだ。
38
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』
:2023/07/19(水) 22:51:32
>>37
「――ええ、お願いします……」
「……笑美さん、辛い役目を頼んでしまって申し訳ありません」
必要な事を伝え終えた後、ぽつりと言い添えた。
「あの時、私が意識を失わなければ……」
仕方のない事だと分かっていても、やはり考えてしまう。
せめて笑美や涙音が残っていたら、何かが変わっていたかもしれない。
そう思うが、二人が現場から離れたのは小石川を助ける為だった。
自分がしっかりしていれば。
それを振り返ると、どうしても責任を感じる部分がある。
「いえ……大丈夫です。
笑美さんに頂いた言葉は、ちゃんと覚えています」
「『より多くの手のひらがあれば零れた命も救える』」
自分が思い悩んでいた時、湖畔で笑美から聞いた言葉を、呟くように繰り返す。
「もし――小林さんが一人で苦しんでいるのなら……
私は彼の助けになりたいのです」
理想論だと言われてもいい。
現実的ではないと思われてもいい。
今ある現実を少しでも理想に近付けていく事が、小石川文子の決めた道だ。
「――その為に笑美さんの力を貸して下さい」
39
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/07/19(水) 23:05:56
>>38
「まぁ、私も乗りかかった船というものですよ。
なんというか、小石川さんが思いつめないか心配ですからね。」
なんとなく彼女を放っておけないと笑美も感じているようだ。
もしかしたら昔の出会いをおぼろげに覚えているのかもしれない。
「あの時はたとえ小石川さんがそうならずとも
誰かを特定するのは難しかったでしょう…
気にしないでください。」
あの場にいる誰もが予想はしてなかっただろう。
気休めでもなく、笑美はそう思っているようだ。
「…その言葉、励みになったのであれば幸いです。
小林さんは…もしかしたら一人で苦しんでるかもしれませんね。」
姿を見せないのであれば…という想像はできている。
「もちろん。
協力させていただきますよ。
私のできる限り、ですけどね。」
40
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』
:2023/07/19(水) 23:29:16
>>39
「ふふ……そうですね。
私は笑美さんに心配を掛けさせてしまう所があるようです」
「そういえば――『あの時』は逆でしたか……」
「いえ……何でもありません……」
おぼろげに残る幼い頃の遠い記憶。
かつて荒れていた笑美の心を、まだ小さな子供だった小石川の存在が元気付けた。
しかし、今は逆になっている。
そう言いたかったのだが、敢えて言わないままにしておいた。
口に出さずとも伝わるものはあり、口に出さない方が伝わる事もあるからだ。
「――では、先程の件は笑美さんにお願いします」
「今、私は『オープンカフェ』にいます……。
時間のある時に、またいつかご一緒しましょう」
結びの挨拶を言い終えると、少し間を置いてから通話を切った。
41
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/07/19(水) 23:54:59
>>40
「あの時…なんだか記憶にあるような気がします…」
まだおぼろげながらその時のことをなんとなく思っていた。
小石川との縁は、ずっと前からあったのだろう。と考えていた。
「まぁ、心配をするのは母親の職業病みたいなものですよ。
これからもどんとこいですね。」
どこか自信満々に答えた。
「ええ、連絡はしておきます。
…次に会う時は一緒にお茶したいですね。
娘たちも一緒で。」
「…それではまた。」
そう告げると彼女は電話を切った。
「ふう…もうちょっと頑張ってみるか。」
電話の向こうでは気合を入れるように背伸びする笑美の姿があったとか。
42
:
美作くるみ『プラン9・チャンネル7』
:2023/08/15(火) 08:33:01
>>(高宮『リプレイサブル・パーツ』)
高宮一三のSNSアカウントに、美作くるみからDMが届いた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[ こんにちは。
しばらく連絡が出来なくてゴメンなさい。
『スタンド使いのアイドルショー』の件ですが、
まだ高宮さんの気持ちが変わっていなければ、
星見駅北口にある『門倉不動産』を訪ねてみて下さい。
『美作にスカウトされた』と伝えれば、
『主催者』の『門倉良次さん』が面談をしてくれる筈です。
私は同席できるか分かりませんが、もし取り次いで欲しい事があった時には、
こちらのアカウント宛にDMをお願いします。 ]
43
:
美作くるみ『プラン9・チャンネル7』
:2023/08/30(水) 13:21:16
>>(笑美)
「『人命』に関わる話だから、早めに動いた方がいいわね。
『興行』に集中する前に、他の案件は済ませておきたいし――――」
ピッ
職場である『星見FM放送』の休憩室から、笑美にメッセージを送った。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
こんにちは、毎日まだまだ暑いですねぇ。
『協力』の件ですけど、近い内に『病院』へ行ってみませんか?
二人で『道の駅』に出掛けた時と同じ場所に、
私の車を停めておきますから、そこで待ち合わせしましょう。
44
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/08/30(水) 18:10:31
>>43
メッセージを受け取った笑美は
少し考えてから返事を返す。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
こんにちは。こちらも暑くて日焼けしないか心配な日々です。
病院にですか?
うーん、アイドルの件はまだ進んでませんが、いいんですか?
もちろん、お誘いならお付き合いしますけど。
となると、小石川さんはご同行したほうがいいでしょうかね?
45
:
美作くるみ『プラン9・チャンネル7』
:2023/08/30(水) 19:10:55
>>44
美作にメッセージを送ると、すぐに返信があった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
いえ、気にしないで下さい。
もちろん『アイドル候補の紹介』はしてもらいたいと思ってますけど、
その約束は後回しでも構いません。
ただ、あまり大勢で向かっても目立ちますから、二人で行きませんか?
『私の力』があれば、そう長い時間は掛かりませんよ。
『依頼人』の方には、終わった後で報告する形にしておきましょう。
46
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/08/30(水) 20:14:29
>>45
少ししてから返信が送られてきた
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
後回しで良いということであれば承知しました。
お約束は守るつもりです。
じゃあ、小石川さんには連絡はまだせずに
一緒にいきましょうか。
とりあえず準備をしてきますので少し待ってください。
47
:
美作くるみ『プラン9・チャンネル7』
:2023/08/30(水) 20:39:23
>>46
『情報の閲覧』そのものは、美作が単独で行える。
しかし、『魔物事件』で活躍したとはいえ、美作は『外部の人間』の域を出ない。
笑美に声を掛けたのは、彼女が『最後の戦い』に加わっていたからだ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『魔物の一件』では私も結構働きましたけど、
『最後の場』に居合わせた訳じゃありませんからね。
私だけだと分からない部分があるかもしれませんから、
その場合は『関係者の視点』も必要になると思うんです。
だから、笑美さんが来てくれると心強いですよ。
それじゃあ、またお会いしましょう。
『アイドル候補』も期待してますから。
48
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/08/30(水) 21:34:32
>>47
最後の戦いを見た笑美の認識は
たしかに重要なものとなるかもしれない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
あのときのことはある程度話すことができると思います。
その時はぜひお役立てください。
じゃあまた会いましょうね。
アイドル候補に関しては、頑張ってみます。
49
:
朝山『ザ・ハイヤー』
:2023/08/31(木) 11:45:13
「よーし! 老舗で、干しブドウの美味しーい
お饅頭も買ったっス。これで何時でも小角っチのお見舞いに行けるっス!」
この前↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/582
入手した『四つの電話番号』を、公園とかの公衆電話から掛ける事にするっス。
わざわざ公衆電話を選んだのは、スマホからだったら知らない人に繋がったら
『何で携帯の履歴で、その子に掛けないの?』って聞かれると思うんで
お見舞いの、和菓子を買った後に。うっかりスマホを忘れて公衆電話から
思い出して、お見舞いの小角っチに掛けようとしたら間違えたっス!
と言う素晴らしき悪のロジックを組み立てて知らない番号の人を納得させる
寸法っス! なーんて素晴らしい悪の計画っス! ついでに通じた
間違えた人にも、今後ニュー・エクリプスの悪の首領である自分を
覚えて貰うっス!
「さて、いざパワフルに計画発信! ッス!!」 pi po pa po……
50
:
『焦熱を遮り鎧う』
:2023/08/31(木) 17:07:15
>>49
(朝山)
・・・
・・・
・・・
三つ目の番号まで、電話は一切繋がらなかった。
これは、『小角』だからどうこうとかじゃない。
よくよく考えれば見えてくる事情がある。
公衆電話から電話が来る覚えなど、大抵は無いのだ。
家族が出先で携帯を忘れて困っている……くらいか?
それも『自然な状況』でのみ成立する条件だろう。
『間違い電話を指摘して質問を返してくる』――
備えていた状況自体が、相当『甘い』見積りだった。
無論……朝山も公衆電話などほとんど使わない筈だし、
そのあたりの肌感覚を持っていないのは当然ではある。
とても、とても、皮肉な状況だ。
人探しに必要な人間を見つけるために、
人探しに必要な別の労力を支払い続ける。
prrr
prrrr
幸いだったのは、得た『四つの番号』はいずれも、
清月中等部に電話をかける用のある人間という点だ。
つまりかなりの確率で『家族のいる人間』という事。
四つ目の番号はしばらく経ってから『取られた』。
「もしもしぃ〜、『シャロ』ちゃんん〜?
ああ、それともママですかぁ?」
間延びした、優しげな男性の声が電話の向こうから聞こえてくる。
……呼ばれた名前からして明らかに『小角の番号』ではないが、どうする?
51
:
朝山『ザ・ハイヤー』
:2023/09/02(土) 14:25:29
>>50
(お待たせしました)
一回目……繋がらないっス。
二回目……またまた繋がらないっス。
三回目……ぜーんぜん繋がらないっス!
「この公衆電話、故障中じゃないっスか??」
思わず、三回目の時は受話器に向かってメッと言う感じで睨みつけてしまったスよ!
このままじゃ悪の名折れと言うものっス……四つ目も駄目なようなら
もう一度最初から繋がるまで電話チャレンジをするっス!!
と、意気込みを新たに誓いかけた矢先に繋がったス!
「あれ?? あ、御免なさいっス! 自分、朝山って言うものっス!
小角っチって言う、私の友達が風邪ひいてるんで
お土産を買ったから、今日会えないか電話して聞いてみようと思ったんスけど
スマホを置いて外に居たもので、いま公衆電話で掛けたら間違えちゃったス!」
そう、自分の事情を正直に喋りつつ謝罪するっス!
自己紹介と、ちゃんと意図があって悪戯じゃない事を伝えるのは大切っス!
「間違って電話しちゃって御免なさいっス。怒ってないっスか??」
優しそうな男の人の声っス。ちゃんと謝ったし、このまま仲良く
新たに友達になれるかも知れないっスよ!
52
:
『焦熱を遮り鎧う』
:2023/09/02(土) 16:47:16
>>51
(朝山)
「……あぁ、そうですかあ〜!
いえいえ、全然怒っちゃいませんよ。
公衆電話ってけぇっこう操作難しいですよねえ。
こちらこそなんだか、馴れ馴れしくすみません。
家の者が、何か困っていたのかと思いまして」
物腰柔らかな男性は朗らかにそう返してきた。
「ウチの娘も最近風邪引いてたんですけどね、
流行ってるみたいですから、予防は大事ですね。
それじゃ〜まあ、切りますね。
あ、今度は番号間違えないように気をつけて!」
……そして、そのまま話が打ち切られそうになる。
声や話し方で『子供』なのは分かられているのか、
それほど警戒をしているという風ではないが……
単純に、『間違い電話』の体裁を取った以上、
『正しい電話』を待たせていると考えるのは自然だ。
親切心から、話を切り上げようとしているのだろう。
この男を呼び止める必要があるのかはわからない。
『敵』がいて『目的』があるわけではなく、
『人を探す』の過程には『無限の選択肢』があり、
辿り続ければ『いつかは』辿り着けはするはずだ。
53
:
朝山『ザ・ハイヤー』
:2023/09/03(日) 15:26:30
>>52
朝山にとって、電話に出た男は『敵』では無い。
当たり前だが、朝山は小角と話したいだけだ。小石川に対する約束も含め
最近喋れてないなー、風邪も長引いてるし心配だなと言う気持ちも半分以上も
占めている。間違い電話の相手を引き留める理由も存在しないのだ。
「わかったっス! 今度は間違えないように気を付けるっス。
あ! 『シャロ』ちゃんって清月の子っスか?
自分、中学二年っスけど。もし、今度学校で会えたら
友達になろうって声を掛けるっスよ!」
悪の首領としても、朝山の本質としても部下もとい友達作りは日常で
誰にでも行ってる誘い文句のようなものだ。
謝罪だけして、さっさと電話を切り上げる。と言うのも味気なく
感じた訳で、そう、電話口の男性が最初に言い放った単語から
そう告げてみる。普通の人ならば、そんな子供の言葉に対して
倦厭な態度は取らないだろうし……朝山もそうは思ってない。
(うーん、小角っチと繋がらないっスか。
とりあえず、この電話が終わったら、小石川おねーさんに
今までのあらすじを伝えるべきっスね)
そんな事を考えつつ、間違い電話の主の返答を待ち受ける。
54
:
『焦熱を遮り鎧う』
:2023/09/03(日) 16:02:01
>>53
(朝山)
「え? あ〜そうそう! キミと同じ年ですよ、シャロちゃんは!
クラスは違うんだろうけど、仲良くしてやってくださいね。
シャロちゃんってばちょっとツンケンしてるから、
パパは友達ちゃんと作れてるのかな〜って心配で心配でぇ!」
彼の娘も『清月中等部二年生』のようだ。
ただ、『朝山』の頭の中にパッとは出てこない。
マンモス校である清月は、同級生の数だけとってもかなり多く、
同じクラスでもなければ、基本的に名前だけでピンとくることは少ない。
もちろん、『朝山』の独特の明るさに集まってくる同級生もいるので、
『クラス外には知っている名前』がない、というわけではないにせよ。
「まあ、そうやって親離れしていくもんなのは分かってるんですけどねぇ。
っと、こんな話してもしょうがないですねぇ! ついつい……すみません!」
一応、娘の話は『気乗り』を引き出せたようだ。
友好的な姿勢もここではプラスに働いた。
『人間』同士のやり取りに、決まった間違いも正解もないものだ。
引き留める必要があるなら、もう少しは話が聞けるかもしれない。
・・・とはいえ。
根本的に、『小石川と小角』のほうが『朝山と小角』よりはずっと距離が近いのだ。
なぜ『朝山に頼んだ』のかといえば、それは『学校に侵入できるから』に尽きるだろう。
動機がなんであれ、不法に盗み出した番号である以上、
仮に連絡がつながったとしても『警戒』からのスタートは必定。
『それらしい連絡先の候補』は絞れた今、
余計な探索で『裏目』を引いてしまうよりは、
いったん、『依頼者』へと報告するのも正しいかもしれない。
55
:
朝山『ザ・ハイヤー』
:2023/09/04(月) 17:46:48
>>54
>シャロちゃんってばちょっとツンケンしてるから、
パパは友達ちゃんと作れてるのかな〜って心配で心配でぇ!
「そうなんっスか! 私の最近友達になろうとしてる子も
そんな感じなんっスよ。なんだか奇遇っスね」
朝山が電話番号を入手しようとした時、二人の知らない人物と出会った。
最初は自分が廊下を走って小角を呼びまわって注意してくれた人物。
次に、『従妹』だと紹介された女の子……。
(んん?)
「『グア』ちゃんって娘なんスよ。まぁ明日学校で再度
話しかけて、今度こそちゃんと友達になりたいと思うっス。
シャロちゃんにも、自分は二年〇組の朝山って娘が
是非会えたら友達になりたかったって伝えて欲しいっス!
友達が二人も増えたら自分も嬉しいっスからね!」
既視感を朝山は感じた。だからこそ、さり気なくそう話しつつ
間違い電話が終了しそうな区切りを示す。
意図した訳でない、直感で『グア』と『シャロ』に
何か繋がりがあるような気を、朝山は難しい思考をしない代わりに
本能のままに、感じた感性のまま、そう喋っていた。
56
:
『焦熱を遮り鎧う』
:2023/09/04(月) 18:50:02
>>55
(朝山)
「どこの娘さんもそんなもんとは聞きますけどねえ。
やっぱりツンケンされると心が痛みます!
でもそういう時はですね、無理に押そうとすると
かえって嫌がられるって教わりましたよ、妻に!」
『グア』と『シャロ』に繋がりがあるかは『謎』だが、
それを解く必要があるものとするなら、
世界の『謎』は比喩抜きで無限に満ちていると言える。
「え〜はいはい! もちろんぜひ!
機会があったら伝えておきますよぉ。
あんま普段学校の話はしないですから、
あ〜んまり期待しないではほしいですけどねぇ!」
ここまでの話の内容からして、
この男性が娘と朗らかな関係では無いのは読める。
『グア』という彼が『知らない』であろう名前も、
話の返答をなんとなく曖昧にさせた原因だろう。
「それじゃー切りますんでね。
長話に付き合ってくれてありがとうございました!
シャロちゃんと会ったらほんと、どうぞよろしく!」
プツッ
ツー ツー ツー
電話は切れた。
『シャロ』なる同級生が何か手掛かりになるか、
それについても『探す手間』と釣り合うか含めて謎だ。
ひとまず探し当てた電話番号については使い切った。
ここからどうするか……これは『仕事』ではない。
『判断基準』そのものが、『朝山』に一任されているのだ。
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