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【ミ】『クレアデルネ』

68『常寂の檻』:2022/12/19(月) 16:42:16
>>64-67

スタンド能力とは……人の想像しえる産物の数程に、出来ない能力を探す方が
難しい程に、多種多様だ。
 君達が出逢った人々、いま現在でも多少似通ってたり、自分の相性と天敵の存在。
長い経験を経てる君達だからこそ、『無謀』な行動が命の危機に繋がる事を理解してる。

故に……。

 パッ!

氷山は、エド・サンズに『四方梯子』を蟹の大群に放り込むよう命じ。
 烏丸は、『シュリンガラ』を発現。30㎝の鉄輪は小型の自転車程度の輪程で
いま現在車道を横断する蟹達のサイズと比べても十分に大きい。

普通の蟹であるなら、江戸時代の大捕物である木製の梯子。
 木製だとしても、重量は足で踏みつけられる程度のサイズの蟹が下敷きになれば
身動きが取れなくなって可笑しくない。
 投げ込まれた四方梯子。多少、ガシャッと行進する蟹達と投げ込まれた梯子が
当たる音と共に、投げ込まれた梯子地点の蟹達は数秒、起き得る現象としては
特筆する事なく普通に、まごついて身動きが取れないように思えた。

 ――だが、その状況も瞬時に変化する。

  カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ
      カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ
  カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ
     カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ
   カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ カシャシャ

     ――『ザ  シュゥ』    ギシィ……     バキィ……ッッ゛

 ……梯子に対し、今まで横断する為だけに歩行していた蟹達が一斉に
梯子に群がり(スB)、その自分達のハサミを突き出した。
 まるで、横断する際に異物が出現したら、そうプログラムされてるかのように
淀みのない行動だった。頑丈そうな木の梯子は軋み、崩壊する。
淡い粒子を伴うようにして消失する梯子を見て、冷や汗交じりに目撃していた
ハナナは呟いた。

「も、もし無防備に。あの中に入ったら、一瞬で蟹達に……」

君達の内の誰か、又は自分が蟹の中に入り込んだ時の結末を
瓦礫の最期で思い描いたのだろう。震え声になりつつ、彼女は鉄刀を強く握った。


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