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【ミ】『A to Z』part2

926ニア『セレクター』:2025/11/04(火) 00:01:15
>>925

「よし」

長くなりそうなので、探偵っぽく咳払いをしてみてから話し始める。

「まず、アンタが『レインコート』の情報を出し渋った理由。
 最初は『謎がぜんぶ解けちゃうくらい重要な情報だから』かと思ってたけど、
 ならそれを知ってるロダンは『常連客』の席替えの目的も分かるはずだ。
 だから、2つ目の可能性を考えた」

「『レインコート』の正体は僕らが知ってる人間だ、ってね」

確かにそれなら、正体を教えるのはつまらないとロダンが考えたのも頷ける。
その謎の答えをニア達は既に知っていたのだから。

「で、次は瑞月がくれた目撃情報について。
 重要なのは『いったん扉の方を振り返った』って部分だ、そこに書いてる通りね。
 アンタも、その行動の意味が分かったからわざわざ書いたんでしょ?」

「そのとき、瑞月は開店直後にこのカフェに来たんだろうね。
 つまり、そいつは『ドアプレート』をひっくり返してから立ち去ったんだ」

それが瑞月からは見えなかったから、単に『振り返った』と言ったのだろう。
ニアも当初はその情報の重要性に気付いていなかった。
何気なく『ドアプレート』に目を遣ることがなければ閃かなかったかもしれない。

「『僕らが知ってる人間』。『ドアプレートをひっくり返した』。
 『伏線回収』はミステリーの醍醐味だね」

一気に喋って呼吸が疎かになったので、そこで軽く深呼吸をする。
ビシッとロダンを指差そうかと一瞬だけ考え、目立つので止めようと思い直してから。

「『レインコート』の正体は『エンジ』だ」


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