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【場】『 湖畔 ―自然公園― 』 その3
1
:
『星見町案内板』
:2021/08/28(土) 08:40:03
『星見駅』からバスで一時間、『H湖』の周囲に広がるレジャーゾーン。
海浜公園やサイクリングロード、ゴルフ場からバーベキューまで様々。
豊富な湿地帯や森林区域など、人の手の届かぬ自然を満喫出来る。
---------------------------------------------------------------------------
ミ三ミz、
┌──┐ ミ三ミz、 【鵺鳴川】
│ │ ┌─┐ ミ三ミz、 ││
│ │ ┌──┘┌┘ ミ三三三三三三三三三【T名高速】三三
└┐┌┘┌─┘ ┌┘ 《 ││
┌───┘└┐│ ┌┘ 》 ☆ ││
└──┐ └┘ ┌─┘┌┐ 十 《 ││
│ ┌┘┌─┘│ 》 ┌┘│
┌┘ 【H湖】 │★│┌─┘ 【H城】 .///《//// │┌┘
└─┐ │┌┘│ △ 【商店街】 |│
━━━━┓└┐ └┘┌┘ ////《///.┏━━┿┿━━┓
┗┓└┐┌──┘ ┏━━━━━━━【星見駅】┛ ││ ┗
┗━┿┿━━━━━┛ .: : : :.》.: : :. ┌┘│
[_ _] 【歓楽街】 │┌┘
───────┘└─────┐ .: : : :.》.: :.: ││
└───┐◇ .《. ││
【遠州灘】 └───┐ .》 ││ ┌
└────┐││┌──┘
└┘└┘
★:『天文台』
☆:『星見スカイモール』
◇:『アリーナ(倉庫街)』
△:『清月館』
十:『アポロン・クリニックモール』
---------------------------------------------------------------------------
528
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/08(土) 11:42:27
自然公園内に存在する鈴蘭畑の近くに建てられている小屋の前
カチッ
10歳程の頭に鈴蘭が咲いてる少女が七輪に火を付けている
529
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/08(土) 17:19:56
>>528
そんなりんちゃんを、手品師じみた黄リボン付シルクハットを被った緑髪・右青目・左赤目・改造済清月学園黒制服の男装少年(16歳 女子)が見つけました。
(わー!あの後ろ姿は久しぶりのりんちゃんだ!よし!背後から驚かそう!)
発想がイタズラ少年です。
あやしいオオカミがそろりそろりと背後からりんちゃんに迫ります。あやうしりんちゃん!
530
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/08(土) 17:52:16
>>529
「♪」
どういった手で驚かすつもりかは分からないが、
そんな大神の接近には気付いていないりん
ジュー
七輪から煙が上がる
りんの背後にいる大神にも、その独特の魚の香りが届くだろう
そう、これは秋刀魚だ
ギロリ
りんは背後の気配に気付いていないが、
焼かれている秋刀魚の目玉は大神を恨めしそうに見ている
大神に秋刀魚の顔が見えるかは分からないが
531
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/08(土) 18:38:55
>>530
飯時に襲いかかるのは合戦の基本、水分補給の水辺で襲いかかるのはサバンナの基本です。油断したな!
さて、そんなご飯時のりんちゃんの無防備な背中目掛けてオオカミさんは襲いかかりました!
どんな襲い方かと言うと…
背後から両手で相手の目を塞ぐ…
極めてオーソドックスな…
マンガのバカップルとかがよくやるやつですね。
「だーれだ!」(↓↓↓とても低いハスキーボイス↓↓↓)
ただし、とても低い声でだ。
532
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/08(土) 19:02:06
>>531
それっておかしくねぇ?だって、ここ日本だし戦国時代でもないじゃん
「ひゃっ」
ともあれ、
呑気に魚を焼いていたりんは大神に気付かずに
まんまと目隠しされてしまった
これがもっと悪意のある人間だったら、頭の鈴蘭を引っこ抜かれていたかもしれない
>「だーれだ!」(↓↓↓とても低いハスキーボイス↓↓↓)
「え、だ、誰ぇ?」
こんな声は聞いた事無い
お前は一体何だ…?
ジュー
こんな事をしていたら、秋刀魚が焦げそうなのだが…
「ひょっとして、玄田信武君?」
533
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/08(土) 20:48:53
>>532
>これがもっと悪意のある人間だったら、頭の鈴蘭を引っこ抜かれていたかもしれない
これがセガールならば首を折られていたであろう…精進するがよい…
>「ひょっとして、玄田信武君?」
「コンバンハ トヨトミヒデヨシ デス」(ビーストウォーズの声で)
戦国武将の声聞いたことあんのかい!?
>サンマジュー
「グヘヘお嬢ちゃん(サンマが)美味しそうなニオイしてるねぇ」(↓↓↓とても低いハスキーボイス↓↓↓)
……という冗談は置いておいて、オオカミさんはりんちゃんの目隠しを解くのでした。
「ハズレー! 正解は 大神 或真(おおかみ あるま)ちゃんでしたー!」(16歳ニンゲン♀相応の声で)
534
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/09(日) 12:46:58
>>533
目隠しを解かれて首を後ろに向けるりん
「あ〜、久しぶり〜」
確か、密室で練炭を焚いた時以来だったか?
「今秋刀魚焼いてたとこなんだけど…」
何か、焦げ臭いが…
「ん?ああああ!焦げてる!」
急いで秋刀魚を回収しようとするが
「あちっ」
慌てて秋刀魚を後方の大神の方へ飛ばしてしまう
535
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/09(日) 13:55:10
>>534
>慌てて秋刀魚を後方の大神の方へ飛ばしてしまう
ぬぅ!あれは『UFGS』(アンアイデンティファイド・フライング・グリルド・サンマ)!
「きゃっ!」(驚いたときに出る素の16歳♀相応の声)
「よっ!」(とっさの一言)
オオカミさんは両手の間に『偽の毛皮』(瞬間発現可・破壊力Bまで耐久可・スタンド物質なので清潔)を発現し、空飛ぶサンマをふんわりとキャッチしました。
「このままだと熱いから粗熱を取ろうか」(『偽の毛皮』をキッチンペーパー代わりにしつつ)
レッツ・スタンドクッキング!(だが焼き魚としての調理はもう終わっている……)
536
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/09(日) 14:28:38
>>535
咄嗟に『偽の毛皮』で秋刀魚を受け止める大神
「おぉ〜」
パチパチ
その見事な手際に感嘆の声をあげ拍手する
いや人に秋刀魚ぶつけそうになって拍手してる場合じゃないんだが
「ごめ〜ん、火傷しなかった?」
上手く『偽の毛皮』で受け止めたので火傷はしていないだろうが
しかし、キッチンペーパー代わりにしてたら魚臭くならないか?
「ごめんね〜、お詫びに秋刀魚焼くから食べてって」
焦げた秋刀魚はりんが食べよう
大神から焦げた秋刀魚を回収して皿に乗せる
そこに醤油とポン酢をかけて、大根おろし乗せる
537
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/09(日) 15:14:01
>>536
>いや人に秋刀魚ぶつけそうになって拍手してる場合じゃないんだが
せやかて工藤、サンマ投げる原因作ったのコイツ(大神)やで
>しかし、キッチンペーパー代わりにしてたら魚臭くならないか?
『偽の毛皮』はこの防御性能で再発現したらダメージリセット・ノーダメージなんだわ…(しかも3枚出せるから重ねがけや味方援護にも使える)
>「ごめんね〜、お詫びに秋刀魚焼くから食べてって」
「あっ、どうもオカマいなく」(オカマいなくなれ、という意味ではない)
うわー!幼女に気を使われとる!いかんぞ16歳!お返ししなくては!
>焦げた秋刀魚はりんが食べよう
>大神から焦げた秋刀魚を回収して皿に乗せる
>そこに醤油とポン酢をかけて、大根おろし乗せる
それを見てオオカミさんはあることを思いつきました。
「あっ、りんちゃんは醤油・ポン酢派かい?
『塩』で良ければ最上級のモノを出せるよ。
10秒しかもたない魔法(マジック)だけどね。
『オイシイ思い出』は一生モノかもしれないし。
『驚かせちゃったお詫び』も兼ねて、りんちゃんには美味しいサンマを食べてもらいたいな。
ボクはもう何回か食べてるから遠慮は要らないよ。
この魔法(マジック)一日一回使わないと『クールタイム』的にムダになっちゃうし」
テレッテッテッテッ♪テレッテッテッテッ♪テッテッテッテッテテテテテッ♪(スタンドー3分クッキングのテーマ)
ポンッ!
オオカミさんの手元に『真実の毛皮』が現れました。
このまま放っておくと『最上級の岩塩』(効果時間10秒)などが出てきそうだが…。
538
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/09(日) 15:28:18
>>537
「えっ、じゅ、10秒?
えーっと、お、お願いします?」
10秒…!あまりに短い!
そんな短時間で秋刀魚を食えというのか?
ちゃんと味わえるのか?
それにもう、醤油もぽん酢もかけてしまっているのに
そこに更に岩塩をかけるとか塩分過多じゃないか?
そして貴重な『真実の毛皮』、こんな事に使ってしまっていいのか?
ツッコミ所は色々あるのだが、
突然現れる『毛皮』や10秒で食えという言葉に焦らされたりんは
つい同意してしまう
539
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/09(日) 20:26:14
>>538
>そんな短時間で秋刀魚を食えというのか?
一口が限度かな…
>ちゃんと味わえるのか?
一口をよく味わえば…
>それにもう、醤油もぽん酢もかけてしまっているのにそこに更に岩塩をかけるとか塩分過多じゃないか?
一口なら…
んで飲み込んで10秒経つ頃にはお腹の中の塩分も消えるからヘルシー!
>そして貴重な『真実の毛皮』、こんな事に使ってしまっていいのか?
せやかて工藤!このスキル(?)って、ドラクエやFF(初期除く)みたいなMP制ではなく、FGOやグラブルみたいなCT(クールタイム)制だから、一日一回使わないと損やないか!
……というわけでオオカミさんは『真実の毛皮』で『塩』を召喚します。
「天光満つる処ところに我はあり、黄泉の門開く処に汝あり、出でよ高級感あふれる岩塩……」(いい感じの詠唱)
英字幕:"I stand in the place bathed in heavenly light" "Thou art where the gate to the Underworld opens" "Come forth, divine lightning!"
ガッ!(『一塊』しか発現できないので手の中でそれを割る音)
「【最強グルメ】おそらく世界一美味しい塩と書いてあった!東京都青ヶ島の『ひんぎゃの塩』!!」(ネット知識)
英字幕:"This is the end!" "Indignation!"
∴゜°バサッ\(゚∀゚ *)〔悪〕浄化(* ゚∀゚)/°゜∵
オオカミさんはセクシーな手付きでサンマの醤油やポン酢がかかってないいい感じのところに塩を振りました、セクシーな手付きで。
「……さて、めしあがれ。
10秒の魔法(マジック)だからせいぜい一口分、時間が惜しいからお返事も要らないよ。
こんな機会でもないと、高い塩なんて使わないでしょう?」(甘い声で)
りんちゃんの前に サンマ(↑↑↑味強化(10秒)↑↑↑)が あらわれた!
※編集部注:りんちゃんのバックグラウンド的に『清めの塩』は大丈夫なのだろうか…
540
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/10(月) 13:21:40
>>539
>りんちゃんのバックグラウンド的に『清めの塩』は大丈夫なのだろうか…
別に悪霊とかそういう存在ではないし、
塩でダメージ受けてたらとっくに消滅してるだろう
潮風とかだったら頭の花が塩害でヤバいかもしれないが
「い、い、いただきます!」
返事はいらないと言われたが、
これだけは言っておかなければ気が済まない
がぶっ
塩がかけられた部分に急いで齧り付く
バリ バリ バリ
「い、痛い…」
急いで食べたもんだから、勢い余って骨まで齧り取ってしまい
秋刀魚の骨が口の中を切り裂きまくる
咥内の傷に塩が染みて地獄みたいな事になっている
こんな事なら先に骨を取っておけばよかったなぁとか
そういえばすだち用意するの忘れたなとか思うりん
「あ、ありがとう、凄く美味しかったよ」
涙目で笑いながら礼を言う
正直、痛みでちゃんと味わう余裕など無かったが
鈴蘭酒を飲んで口を消毒し、
改めて鈴蘭を混ぜ込んだ大根おろしを乗せた秋刀魚をゆっくり味わう
やっぱり食事はゆっくりと味わわないと
541
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/10(月) 15:14:16
>>540
「そっか、美味しいなら良かった」
そんなりんちゃんの隣でサンマ食うオオカミさんだ。
モニュ…モニュ…
「うむ、やはりサンマは星見に限る」(知ったかぶり)
「そういえばりんちゃん、あの鈴蘭って売り物なの?」(鈴蘭畑を指差しながら)
食べる手を止めて、鈴蘭畑をじっと見つめるオオカミさんだ。
542
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/10(月) 15:49:38
>>541
「ん?」
痛い思いをしながら秋刀魚を食べるりん
そのりんに、今は咲いていない鈴蘭畑を指差して、あれは売り物なのかと尋ねる大神
大神が何故そう思ったのかは分からないが、りんはそれに答えた
「うん、そうだよ〜
みんな売り物っていうわけじゃないけど
うちの家族、綺麗に育ったら業者の人に引き取ってもらってるの」
綺麗に育った家族を、多くの人に見てもらいたいという
自分の願望にもあった仕事だ
もっとも、育てているのは鈴蘭だけではないし
仕事は花を育てるだけではないのだが
そう話しているうちに秋刀魚を完食したりん
綺麗に頭と骨だけが残っている
いや、さっき骨を齧り取ってしまったのであんまり綺麗ではないか
秋刀魚の残骸は畑の肥料になり、鈴蘭の糧になる
一片たりとも無駄にはしない
「そろそろ松茸行こうかな」
座っている椅子の横の箱から、松茸を取り出す
543
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/10(月) 16:44:50
>>542
松茸……卑猥……
「ごちそうさま、おいしかったー」
オオカミさんもサンマを食べ終え、『偽の毛皮』で口元を拭きました。
「あ、やっぱりあの(前に咲いていた)鈴蘭って商品なんだ。
業者に出荷もしてる信用のある品……。
そして松茸にも手を出すなんて、りんちゃん流石のそろばん勘定」
「んで、なんでこんな話するかというとね。
私、アイドルにスカウトされちゃって」←ここだけ聞くとアイドル詐欺である
「まだデビュー前だけど、アイドルともなると今後、花の1本・2本、祝花の3個・5個必要になってきそうじゃん?
そこで『花屋さん』とのパイプがあるとこう…………
ソロバン勘定が儲かりまっかで、
取らぬ狸で丸儲けで、
濡れ手で明日を掴んでシャイニングフィンガー、
……って思わない?」
ポンッ
そう言うとオオカミさんの手の中の『偽の毛皮』(口元を拭いたやつ)が『ソロバン』に姿を変えました。
「つまり『ビジネスの話』なんですわ、りんはん」(↓ミナミの帝王の声で↓)
そうかと思ったら、また別の『偽の毛皮』が『サングラス』に姿を変えました。
「まだ本格的な話ではありませんけど『この街にそういう話がある』という一報くらいは、りんさんのお耳に入れておこうかと思いましてね……」
スチャッ(サングラス装着)
合体!アイドルwithサングラス!
544
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/10(月) 18:25:51
>>543
松茸を七輪に乗せると、独特の香りが漂ってくる
香り松茸味しめじと言うが、やはり松茸は味も良い
松茸の香りを好むのは日本人だけらしく
外国人にとっては、特に良い香りには感じないらしいが
そういう話を聞くと、日本人で良かったなぁとりんはしみじみ思う
松茸を箸で転がしながら大神の話を聞いて
「アイドルにスカウト!?本当に?」
知り合いがアイドルにスカウトされたと聞いて驚く
「へぇ〜おめでと〜、じゃあお祝いに松茸あげるね」
まだアイドルになると決まったわけではないのだが
焼けた松茸を皿に乗せて渡す
そこにバターと醤油が置いてあるのでかけたければかければ良いが
他の調味料が欲しければ自分で用意するしかない
秋刀魚に使ったぽん酢もあるが、ぽん酢は松茸に合うのだろうか…
「…えっ、ビジネス?」
2本目の松茸を焼きながら聞き返す
何か裏社会のヤバい話じゃなければ良いのだが
545
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/10(月) 21:54:00
>>544
中の人はそもそもキノコ全般苦手なので松茸の美味しさわかんない…およそ土じゃん…
>焼けた松茸を皿に乗せて渡す
「うーわ!やったー!」(カレーメシのノリで)
……というように中の人とは別の反応をすることができるのもロールプレイの1つの楽しみでありましょう。
>そこにバターと醤油が置いてあるのでかけたければかければ良いが
バター醤油はおおよそ無敵…カレー粉もおおよそ無敵…コンソメもわりと無敵…チキンスープの素もわりと無敵…。
「すごい!バター醤油松茸の味がする!」(美味表現のボキャブラリー不足)
パクパクですわ!
>…えっ、ビジネス?
「あ、そんなかしこまらなくていいよ。
ボクとしては『この街でアイドルビジネスが流行りそう』ってインサイダー情報(インサイダー情報?)を、幼女商売人のりんちゃんの耳に入れたかっただけでさ。
現段階じゃあ、そこまでビジネスビジネスした話はないよ」
アイドルサングラス解除!キャストオフ!する。
「ただ、今なんか『門倉不動産』のモヒカン門倉社長がアイドルを集めてるのは確かなんだよね。
ボクの他にもアイドル候補が何人かいるみたい。
門倉サンに関しては、少なくとも金払いは良さそうだよ。
ホウボウにお金と情報を流せる人ってのはもう分かってる。
それ以上はボクにもよく分かんないな。
当たって砕けろ、で門倉アイドルやってみようかと思ってるよ。
ボク自身こんな身なり(男装手品師)のショービジネス好きなヤツだからね」
なんか聞いてもいないのに星見町のトレンドをペラペラと喋ったぞ!
「……というわけで(どういうわけで?)、りんちゃん。
アイドル候補のボクに『オススメの花の一本』でも売ってくれないかな?
お守り代わりに『この帽子』にさしたいんだ。
どうかな? りんちゃん花屋の宣伝にもなるぜ?」
ビジネスチャンスビッグウェーブ!(ビジネスチャンスビッグウェーブ?)
546
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/11(火) 16:38:19
>>545
別に秘密というわけでもないのかもしれないが
仮にも組織の事を、全くの部外者にそんなにペラペラ話していいのだろうか…
熱々の松茸を食べながらビジネストーク(なのか?)に耳を傾ける
「オススメの花かー
うーん、ルピナスが良いけど時期が違うしなー」
松茸を噛みしめながら少し考え込む
「イヌホオズキなんかどう?
ちょうど今咲いてるよ」
イヌホオズキの開花時期は夏〜秋
大神が花言葉を知っているかは分からないが
花言葉は嘘吐き
りんは別に花言葉を意識しているわけではなく、
単に大神の見た目に合ってそうだと思っただけだ
547
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/11(火) 22:26:42
>>546
>仮にも組織の事を、全くの部外者にそんなにペラペラ話していいのだろうか…
確かに組織の長がモヒカンとバラすのは深刻な秘密漏洩罪かもしれん…
>「イヌホオズキなんかどう?ちょうど今咲いてるよ」
「イッヌいいねぇ! 組織の狗のボクにピッタリだ!」
「よし。その花を買おう、おいくら万円?」
おいくらだろう?
548
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/12(水) 18:00:18
>>547
「いいよ、アイドルデビューのお祝い」
今回はタダで良いようだ
いやまだアイドルデビューは決まっていないのだが…
「えっへへ、これもお祝いにどうぞ」
置いてあったシャインマスカットを2房取り、1房を大神に渡す
549
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/12(水) 20:15:06
>>548
>「いいよ、アイドルデビューのお祝い」
「ありがとう!出世払いの目論見だね!大切にするよ!」(汚い考え)
オオカミさんは イヌホウズキを 1個 手に入れた!
「これをりんちゃんだと思って、帽子に挿して一緒にステージに立って、月日が経って元気がなくなってきたら重い本で容赦なく挟んで閉じ込めて押し花にしてキレイな姿のままいつも使う栞にして心のアルバムに大切にしまうね…」(ユウジョウ!)
>「えっへへ、これもお祝いにどうぞ」
>置いてあったシャインマスカットを2房取り、1房を大神に渡す
「シャインマスカットまで!?」
「かたじけない……」
むしゃっ……むしゃっ……ブチッ……ブチッ……ゴリッ……モニュッ……
「……わかりました……オオカミさん今後もインサイダー情報を流しに来ます……」(決意の瞳(偽))
「おっといけない、そろそろ次の(自主)レッスンの時間だ」(露骨なアイドルムーブ)
「ありがとうね、りんちゃん!
サンマとマツタケとシャインマスカットおいしかったよ。
めっちゃアイドルエネルギー溜まっちゃった!」
550
:
りん『フューネラル・リース』
:2022/10/13(木) 16:04:33
>>549
「あっはは、最近の若い子は元気があっていいね…」
大神の謎テンションに付いていけず、自分も歳を感じるりん
「うん、アイドル頑張ってね」
シャインマスカットを一粒齧る
甘いが、くどさを感じない爽やかな甘酸っぱさだ
徒労感だとかそういったものを吹っ飛ばしてくれる
秋刀魚に松茸にマスカットと、秋の味覚を堪能して満足したりん
残念だったのは、口の中をズタズタに切り裂かれ終始痛かった事だった
551
:
大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』
:2022/10/13(木) 19:09:04
>>550
「じゃねー!」
オオカミさんはりんちゃんとわかれて、自主トレに向かうのでした。
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