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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4
55
:
『伝播のG』
:2020/06/10(水) 21:54:01
>>53
(空織)
『紅儚』――本人は特に語らなかったが、偽名ではなさそうだ。
やたらと『赤』を強調しているのも、
単なる『好み』以上の意味はないらしい。
『性格』の方も、空織の分析通りだと思っていいだろう。
「…………お褒め頂いて恐縮です」
儚は少々照れ臭そうに頭を下げた。
汚れ一つない車体は、陽光を浴びて光り輝いている。
洗車したばかりのようだ。
ガチャ
――――バタンッ
そして、空織は助手席に乗り込んだ。
外観と同様に、車内も綺麗に片付けられている。
視線を上に向けると、
サンバイザーにチラシが挟んであるのが見えた。
『Pro-Wrestling Stargazer』――プロレス団体の宣伝ビラだ。
儚は『プロレスファン』らしい。
>>54
(林檎)
『毛のない猫』は、どことなく『知的』な顔立ちをしていた。
さも当然のように入っていった所を見ると、
やはり『看板猫』かもしれない。
少なくとも、勝手に上がり込んできた『野良猫』ではないだろう。
トスッ
後部座席に腰を下ろす。
助手席の空織は、車の内装に目を向けていた。
『興味』があるのだろうか。
とはいえ、心ここにあらずという状態ではない。
呼び掛ければ気付いてくれる筈だ。
>>(両者)
「では、『現場』に向かいます。
途中で渋滞がなければ、
三十分ほどで到着するかと思いますので」
儚がハンドルを握り、真紅のクーペが颯爽と走り出す。
幸い、道路は空いており、彼女も運転には慣れているらしい。
目的地まで軽快なドライブが続きそうだ。
そういえば、自己紹介は済ませたものの、
まだ互いの『能力』は把握していない。
時間がある今の内に伝えておいてもいいだろう。
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