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【ミ】『フリー・ミッションスレッド』 その4
108
:
空織 清次『エラッタ・スティグマ』
:2020/06/15(月) 12:36:38
>>107
(GM)
では中に入ろうか、と思って林檎君を振り返ると
彼女はすでに現場内に立ち入っていた。
さすがだ……。
であればブース内の精査は林檎君に任せて
調査範囲を分担したほうがよさそうだ。
わたしはブースとサブをつなぐドアの前で立ちどまる。
背中でわずかにドアを押して完全にブースが閉めきらないようにし、
わたしたちの肉声が鍋島氏に届くようにする。
そしてサブ側のささいな変化にも目が届くように。
それから室内に『小動物サイズ』の出入り口になるような
通風孔や換気機構のようなものがないかを、
入り口からざっと見渡す。
「マイクに特別、見た目の異常はないみたいだが……」
さきほど林檎君が指摘したように(
>>99
)、
スタンドの『像』なり『能力』が放送前からあらかじめ
機器に仕込まれていたのだとすれば、
『本体』は――
(1)-放送中の任意のタイミングでそれを自由に発現できたか、
(2)-あるいは放送中になんらかの条件が満たされて
自動的に能力が実行された、ということになる。
もしも後者だとすれば、その条件を探るには
事故当時の状況を順番にトレースしていくのが早そうだ。
サブ側の鍋島氏に視線を向けて訊ねる。
「事故当時の状態を可能なかぎり再現したいのですが、
放送時の手順どおりに、放送機器を
セットアップしていただくことはできますか?」
そうしてマイクを含むブース内の状況に
なにか変化が起こらないか、警戒しながら観察する。
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