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【他】『妄想クロスワード』【妄】

1名無しは星を見ていたい:2019/05/29(水) 23:39:51
※このスレはGMフリーのミニゲーム用スレッドです。
誰でも「パラレルミニゲーム」を企画・開催することが可能。

・「短編ミッション未満」程度の長さのミニゲーム企画向け。
・報酬目安は『1万円〜10万円以下』の範囲。
・投稿されたミニゲームのルールは他のGMも流用可能。
・新たなルールのゲームを投稿する際は本文かメール欄に、
 【★ミニゲームの企画】と表記すること。

基本ルールは以上の4つ。
それではゲームをお楽しみください。

76『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/03/27(金) 16:17:07
>>74(遊部)

「何?そんな話は知らないぞ。聞いているか?」

「いや……聞いてないな。どういう事だ?」

「中身を確認すべきだろう。『危険物』かもしれない」

「そこを動くなよ。なあに、すぐ終わる」

   ガタッ

予想していた通り、見張り達は不信感を露にしていた。
事前に連絡がない届け物が届く。
それを素通ししてしまっては、見張りの意味がない。
ゆえに、当然『チェック』が行われる。
だが、その『中身』は彼らの想定外だったようだ。

          ゴソッ

「な、何だ……?『人間』なのか……?」

「いや、よく見ろ。『人形』だ。よく出来てはいるが……」

「それに『これ』は……。不味いな……」

「ああ……。どうする?」

たとえ趣味だったとしても、それを『ここ』に送らせるのかどうか。
このような事が今までになかったとすれば、
その点も怪しくなってくる。
見張り達が落ち着いた状態であったなら、
そうした疑問が頭に浮かび、
この時点で『連絡』を入れていただろう。
しかし、彼らは冷静さを奪われていた。
『人形』と『道具』のインパクトが、
正常な思考能力を空の彼方へ吹き飛ばしてしまったらしい。

「――仕方がない。『万が一』という事もあるからな……」

「手間を取らせたな。もう行け」

                 ザッ ザッ ザッ

見張り達は遊部を帰らせ、『荷物』を運んでいく。
その中身が『人形』に成り済ました『密偵』である事を知らずに。
仮にも宛名が工場長になっている以上、
『通常の連絡』が行われる可能性は避けられない。
もっとも、そうなる前に役目を果たしてしまえば任務は完了だ。
『第一段階』は、既に終了した。

『フラジール・デイズ』は人間に酷似したスタンドだが、
『継ぎ目』が存在し、よく観察すれば『違う』と分かってしまう。
人間に見せかけるのであれば、隠すべき部分だ。
そして、遊部は『逆の手法』を取った。
これも『フラジール・デイズ』の活用法の一つと言えるだろう。
『品位』に欠けるのは事実だが、成功は成功だ。

          ⇒『CLEAR』

77『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/03/27(金) 17:05:19
>>75(斑鳩 翔)

  ブンブンブンブンブンッ

            ブ ォ ン ッ

                      バララララララァッ

『2mの鎖』を振り回し、『遠心力』を稼ぐ。
その先端には『6m分の鎖の塊』が繋がっている。
上空に放り投げると同時に『鎖の塊』を解除し、
雨のように『鎖』を降らせる。
それが斑鳩の計略だ。
結論から言うと――――策は概ね『成功』した。

                 「ぐッ!?」

             「おッ!?」

         「なッ!?」

    「がッ!?」

『鎖の五月雨』を受けた四人の見張りは、
ほぼ同時に地面に倒れ込んだ。
『影の腕』の精度に加えて『数を増やした』事が、
攻撃を成功に導いた。
当たった時点で解除した事で、不要な音も消している。

「――うッ……」

ただし、『完璧』とは言えない。
超人的な精度があっても、
『切り離した後の挙動』まで完全に制御する事は難しい。
どうしても攻撃に『ムラ』が出てくる事は避けられなかった。

    シュバッ

だが、それも『カバー』は可能だ。
重量のある『鎖の塊』を投げつけられ、
最後の見張りも意識を失う。
無線機は動作していなかった。
先程の『鎖の雨』で破壊されたらしい。
それを確認した斑鳩は、悠々と工場内に潜入する。

          ⇒『CLEAR!』

78『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2020/04/09(木) 19:24:12

◆問題名:『不可視の人狼』
◆出題者:高天原

◆主な状況:


   「ウ゛ルルル……」

 犬歯を剥き出しにして、凶暴な笑みを貴方に向ける。
 『人狼』化……どうやら、それが相手の能力らしい。

 鋭い爪と牙。
 強靭な膂力。
 毛皮に覆われた、分厚い皮膚。

 どうやら、最大の強みは、その何れでもないようだ。


  「イヌ科ってのはよォ〜〜〜〜〜ッ 『便利』だぜェ?」

    「優れた『嗅覚』ッ! そして『聴覚』ッ!!
      ついでに『動体視力』も優れている……まさに『無敵』!」


 『狼男』は、丸太のように太い腕を振るうと――――


      パ リ ィ イ ――――ン


 密室を照らしていた、『蛍光灯』を叩き割った。
 貴方は輪郭を失う。部屋は、『暗闇』に包まれる……。


  「テメェが死の恐怖に泣き叫ぶ面を拝めねェのは残念だが……
   『匂い』と『悲鳴』でよォ! 存分に『味わわせて』もらうとするかァ〜〜〜!」


 だが――――諦めるつもりは毛頭ない。

 隙を突いて、逃げ果せるか。
 それとも『一撃』、お見舞いするか。

 『不可視』の『人狼』。どうやって切り抜ける――――?

79『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2020/04/09(木) 19:32:21

◆問題名:『不可視の人狼』
◆出題者:高天原

◆成功条件:下記の状況を参照しつつ、以下のどちらかを達成する。

 一、『人狼』から確実に逃げ切る。
 二、『人狼』を確実に『行動不能』にする。

◆失敗条件:『人狼』から逃げ切れず、『行動不能』にもできない。

◆注意事項:
 一、ただの一度も、まともに『被弾』するな。『人狼』の一撃は、重い。(破ス精:BBC)
 二、『音』と『匂い』には気をつけろ。だが、『夜目』は利かないらしい。
 三、『時間』をかけるな。もたもたするうちに、殺られてしまう。

◆状況:
 簡素な木造の『コテージ』。2〜3人宿泊用。
 室内は、完全な『暗闇』。扉と窓はあるが、月明かりはない。
 必要最低限の『家具』、『日用品』、および『キャンプ用品』が手元にある。

 その他、不自然ではない範囲で言い切り可能。

 人狼のステータスは、『破ス精:BBC』の纏うタイプに等しい。
 人並外れた嗅覚、聴覚を持つ。確実な離脱には、『50m』は離れる必要があるだろう。

80石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2020/04/09(木) 20:38:42
>>79
回答

能力:不定形物の中を泳ぐ人魚のスタンド。破裂する泡を放ち、操作出来る。
また、生物に泡を纏わせこのスタンドと同じ『不定形物を泳ぐ』能力を与える事も可能。
(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/67-68)

着火剤かオイル……キャンプ用品なら当然コイツがあるはずだ。
俺はとっさにそいつを叩き割り、周囲を可燃性かつ異臭のガスが漂う環境に変える。
これで相手の『嗅覚』は封じた。
そして俺は空中を飛び泳ぐ。足音はなく、わずかな空を切る音が残るのみ。
これで相手の『聴覚』は封じた。

あとは逃げるだけだが、ここで一工夫。
『逃げる窓』とは『逆の窓』目がけて『泡』を発射し破壊、『逆の窓』から逃げたと思わせ、注意を引いた隙に『本命の窓』を割って、空中へと飛び、逃げ出していく。

気づいた時にはもう遅い。室内ならまだしも空中を飛べる狼はいない。
ついでなので、可燃ガスが充満した部屋目がけて『着火したライター』(もしくは『炎』を包んだ『泡』)を起き土産にしていく。

『怪物』には火炙りの刑がお似合いだ。

81斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/04/09(木) 21:11:32
>>79『Eye of a needle』回答

能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)


1.スタンドを左右の腕、服の下に部分展開、相手がベラ回している内に鉄球を両手内に二つ作成>暗闇になるまでの時間が不明なため内部の充填量不明。

2.暗闇になった時点でスタンド完全展開、片方の鉄球内部を分離解放して圧縮爆弾化

3.自分の耳を頭部の鎖を融合する事で塞ぎ、爆弾を自身の頭上に放り投げる

4.内部の鎖が分離され、融合していた鉄球内の全ての鎖がお互いを押しのけながら加圧、限界を迎えた鉄球外殻が砕けた鎖の鉄片となって破裂
爆弾破裂、周囲に『爆音』と『鎖の破片』を撒き散らす、自分に向かってくる鎖の破片は消すので自分はノーダメ、相手の『耳』を潰す。

5.爆破前に影の足を展開して移動開始(スC以上B以下)、記憶を頼りに左右への移動が限定される『廊下』へ移動

6.相手が恐らく匂いに探知方法を切り替え追跡、『廊下』に移動するまでにもう片方の鉄球を左手首から伸ばした1mの鎖に接続。内部に鎖を充填

7.廊下までの移動中に右手首の鎖で鉄球作成、内部に鎖を充填、廊下内で待機。

8.『4』での爆発により周囲にばら撒かれた『鎖の破片』を踏みしめる音で敵の位置及び接近を検知、充填した左腕の内臓された鉄球を遠心力で5*5発投擲(ス精BB)。残弾5。

仕留めきれなかったばあい、および、てきが警戒して何か別の物で鎖を鳴らし、投擲をスカされて上から殴りにきたばあい。
>右手の鉄球の内部を分離解放、分離方向を操作し『円形盾』として形成、ガード、敵の攻撃を受けた部分を融合>圧縮>分離>解放『爆発反応装甲(リアクティブアーマー)』として起動、爆破。
>吹っ飛んで転倒した相手に残弾5発+補充による投擲(ス精BB)で動かなくなるまで連射。流石に倒れてるといいですね。

 ――謙虚にふるまって「さっさととどめを刺せ」(byウェカピポ)

 ――勝っても負けてもこのコテージの『掃除』誰がするんだ?(by『僕』)

82<削除>:<削除>
<削除>

83 リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2020/04/09(木) 23:26:56
>>78『不可視の人狼』回答

(能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/299)

「……うん? あぁ、済まない。
耳栓をしてるので君の発言が余り聞こえないんだ」

発現するのはBERETTA DT-11 BLACK EDITION
そして本体の私がSKB M3000。どちらも『散弾銃』だ。
弾丸はスラッグ弾。簡潔に言えば大型の熊などを仕留める為のものだ。
『アタランテ・オーバーチュア』が放つのはね。

「まぁ……今日は月明かりもない。獣を追い詰めるにあたって
光源は必要な訳であって」

「――私が、その準備をしてないとでも?」

私の今、弾丸に詰めているのは『照明弾』だ。
ドラゴンブレス弾とかの焼夷弾と違い、照明弾の所持は日本で
明確に禁止されてない。
 そもそも、こう言った手合いを『狩る』と事前に決意してたのだ。
人の姿であろうと、人狼であろうと私の心に引き金に手をかける迷いは無い。

「……今からなら降参の意も認めるが」

私が照明弾を放つ。そして、続くようにスラッグ弾をアタランテが彼? に放つ。
 熊用の弾丸を直撃しても平然としてるような輩なら、素直に私も糧となろう。

此処が室内で良かった。平原などならば、分が悪かっただろうしな。

然し、出来れば撃ちたくはない。もし仮に上っ面だけ獣を演じてるだけのようなら
まだ人として引き返せるだろう。これが、本当に最後通牒だ。

84夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/10(金) 07:20:09
>>78『不可視の人狼』回答

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/56

  「へえ――――」

       パ リ ィ イ ――――ン

                「――――そりゃあ大変だね」

室内が『闇』に閉ざされる中、何気ない口調で小さく呟く。
この状態では、相手も目が見えなくなるのは必定。
しかし、敵は『超人的聴覚』と『超人的嗅覚』を兼ね備えている。
たとえ『闇の中』であっても、
何ら問題なく『獲物』の位置を捕捉することが可能だ。
まさしく『闇の世界に適応した能力』と呼べるだろう。

        ド シ ュ ン ッ

自らのスタンド――『ドクター・ブラインド』を発現する。
片手には瓶詰めの『調理用油』。
もう片方の手には火付け用の『アウトドアマッチ』。

息を殺し、『人狼』が襲い掛かる瞬間を待つ。
諦めた――――訳ではない。
『位置』は分かる。

盲目のスタンドである『ドクター・ブラインド』は、
『目の見えない本体』を補助するために備わっていた能力。
『超人的聴覚』・『超人的嗅覚』・『超人的触覚』・『超人的味覚』の、
『四つ』を兼ね備えている。
『センシング能力』だけで言えば、こちらが『上』だ。

『獣の臭い』と『僅かな呼吸音』。
その二つを頼りに、『超聴覚』と『超嗅覚』を用いて、
『人狼』の軌道を捕捉する。
重要なのは、こちらは『敵の能力』を知っているが、
『敵は知らない』ということだ。

そう、知らない。
『ドクター・ブラインド』は『闇の世界に適応した能力』。
その事実を知らないからこそ、
『タイミング』は完璧に合わせられる。

          ヒ ュ バ ッ

『人狼』の攻撃に合わせ、その進路上に『調理用油』を投げ放つ。
敵が持つ強靭な膂力。
それを利用して、瓶を『割らせる』。
当然、攻撃は回避する。
スピードは高速だが、事前に軌道は読めているし、
相手は『読まれていることに気付かない』。

          シュッ ボッ
                    ポイッ

回避した直後、『ドクター』で『マッチ』を点火して、
油まみれの『人狼』に放る。
普通なら、真っ暗闇でマッチを擦るというのは難しい。
しかし、『超触覚』ならば容易く実行できる。
『センシング能力では上』というのは伊達ではない。
そして、『ドクター・ブラインド』のようなスタンドと違い、
『纏うタイプ』は物理的な影響を受けてしまう。

だから、『人狼』も『燃える』。
ここは木造だから、火の勢いは更に増すだろう。
その間にコテージから脱出する。
念のため、『狼の丸焼き』が出来上がるまでは離れていよう。
今夜『悪い狼』を退治するのは、『猟師』ではなく『アリス』の役目だ。

85『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/11(土) 00:15:22

>>80(石動)


   ガ シャ ァ ン ―――!

      「ムッ! この『割れる音』……!?」

                    がばっ!


   「逃げやがったか!? だが無駄無駄ァ!」


 上手く隙を突いたようだ。
 警戒する『人狼』を他所に、貴方はもう一方の窓から飛び出した。

 そして、一度部屋から離脱してしまえば――――

 『7分間』のコーティング状態。
 空を泳ぐ魚を、『人狼』程度では捉えられないだろう。


       バチ
                パチ…


 眼下では、コテージが静かに燃えている。


 ⇒『CLEAR!』



>>81(斑鳩)

残念ながら、前回の回答と同様に不明点が多く、判定が出来ない。
誠に申し訳ない。

能力詳細に記載のない用語や能力の応用などは、
分かりやすく端的な言葉に置き換えてもらえると、より判定しやすい。

(『鉄球』『分離開放』『圧縮爆弾化』というのは、
 鎖の先端の方をぐるぐる巻きにして『鉄球』状にしたうえで切り離し、
 その状態で更に伸長し続けることで『鉄球』内部に圧力が生まれ、
 その圧力が限界を超えると爆発する、という理解で合っているでしょうか?)

86『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/11(土) 00:17:03

>>83(リカオン)


 『正当防衛』か。或いは『害獣駆除』か。
 『アタランテ・オーバーチュア』は、貴方に望む『狩猟道具』を授けた。

      ジャ キ!

 ……或いは、人狼ほどにもなれば、弾丸を防ぐことも可能だろうか?
 平時ならば、もしかするとそうだったかもしれない。

 だが。

 『照明弾』という予期せぬ光源。
 追い詰めたはずの獲物が、『散弾銃』を掲げている。
 狼が自分の置かれた状況を理解し、ガードを固めるよりも早く――――

        ド   キ゛ュ  ゥ   ウ  ン ――――!!

 貴方の指は、引き金を引くことができるだろう。


 ⇒『CLEAR!』


>>84(夢見ヶ崎)


 皮肉なことだ。

 超人的な感覚を自慢げに嘯く『人狼』を他所に、貴方は『ドクター・ブラインド』を発現した。

        ド シ ュ ン ッ
                       パリィ――ンッ

 『視覚』は封じられているため、狼の進路を正確に読むことはできないが……
 『超人的な聴覚』が、それを補った。恐らく、調理用油を正しくブチ撒けたことだろう。
 先手を取ったのは、貴方の方だ。


 が。


     ズ  バァ  ッ   !!
                                 ブシュ……

 『人狼』がやたらめったらに振り回した剛爪が、夢見ヶ崎の肌を裂く。
 直撃ではなかったが……ややもすると、熱にも似た痛みが傷口を苛んだ。
 『致命傷』ではないが、『軽傷』とは呼べないだろう。

 『超人的な聴覚』は、あくまで『聴覚』。
 『視覚』ではない。極めて鋭敏ではあるが、人に出来ないことはできない。
 故に、その眼球ほどに、正確な軌道を読むことは適わない。

 よしんば、軌道を読めていたとして……
 或いは、『足音』や『風切り音』で以て、攻撃のタイミングにはあたりを付けたとして……

 音を聞いてから反応するという『後手』は、かなり不利だ。
 『人狼』の攻撃(破ス精BBC)を掻い潜るほどに、本体が敏捷であることもなかった。


   「ッ……油断のならねえヤツだ……
     『何か』……仕掛けてやがったな……!?」


 ――――だが、互いが『超人的な知覚』を有するという状況。
 そして、それを知るのが夢見ヶ崎のみ、という『イニシアチブ』は、まだ崩れていない。

 『人狼』は、冷や汗を流している。
 あと『一手』で、届きそうな気がする……。

87シルク『トワイライト・トーン』&『トワイライト・ゾーン』:2020/04/11(土) 05:43:15
>>78『不可視の人狼』回答

『エコロケーション』と、それによって呼び出される『異次元生物』。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/121-122

『トワイライト・トーン』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:肉声で届く範囲
持続力:C 精密動作性:なし 成長性:なし

『トワイライト・ゾーン』
破壊力:B スピード:B 射程距離:C
持続力:E 精密動作性:D 成長性:なし

  「#$%*¥⊿∮※×〜〜〜〜〜♪♪♪」

突如として、『人を不快にさせる音程の狂った歌』を歌い始めたシルク。
もっとも、それは正確な表現とは言いがたい。
歌とは人を幸せにするものだと聞いたが、これは明らかに違う。
より相応しい呼び方をするなら、おぞましい『ノイズ』だ。
これを『歌』などと形容するのもおこがましい。

シルクの襟元には、『蝙蝠を象ったピンマイク』がくっ付いている。
『トワイライト・トーン』による『エコロケーション』。
これで、『地形』と『敵の居場所』が掴める。

      ズ ッ

そして――――シルクの傍に『異次元』が現出した。
『次元を越えた音痴』が『次元の壁を超えた』結果だ。
何よりも、それが『事実』だというのが恐ろしい。
その力は『異次元生物』を洗脳し、意のままに従わせる力を持つ。
『当事者』にとっては、もはや『悪夢』と呼んでも差し支えない。

          「#$%*¥⊿∮※×〜〜〜〜〜♪♪♪」

                   タッ タッ タッ タッ タッ

シルクは歌い続けながら、『未確認生物』から逃げるように距離を取っている。
敵は、歌っているシルクを狙ってくるだろう。
シルクを『囮』にして、そちらに敵の注意を引き付けておく。
このままやられてくれたら、どんなにいいか。
それを見過ごすことが出来ないのは『悲劇的』とさえ言える。

             ススゥッ

シルクの動きと平行して、『異次元』も移動を行う。
攻撃を確実なものにするため、敵の死角になる位置を確保するためだ。
『背後』がベストだが、時間的に難しければ『側面』で妥協しよう。
                                              
    『未確認生物』がシルクに近付こうとした時――――

              ズッ…………

          『異次元』を潜り抜け――――

              ズズッ…………

         ワ    タ    シ
   音もなく『トワイライト・ゾーン』が『召喚』される――――。

『匂い』があるのかは不明だが、この身体は『スタンド物質』で構成されている。
『通常の生物』のような、『まっとうな匂い』があるとは考えにくい。

                  ワ    タ    シ
『未確認生物』の死角には、『トワイライト・ゾーン』が待ち構えている。
シルクの『エコロケーション』で位置も探知済み。
確実に『先手』を打てる状況だ。

            ブ ォ ン ッ ! !

『未確認生物』の両足を狙い、叩き折る勢いで不意打ちの蹴りを放つ。
片足だけにしか命中しなくても構わない。
この一撃の目的は、あくまでも『体勢を崩すこと』なのだから。

      ドバババババババババババ
                 バババババババァァァァァ――――ッ!!

『未確認生物』が体勢を立て直す前に、追撃の『ラッシュ』を放つ。
『ワタシ』が心から望んだことではないが、『そうしなければならない気がする』。
シルクがそれを微塵も理解していないのは、『悲しみの極致』と呼べるだろう。

88ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2020/04/11(土) 18:52:56
>>78『不可視の人狼』回答
能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/123

(1/2)

いえーい。まゆです。
暗い部屋。助けはきそうにない、服とか脱いだかんじの毛むくじゃらのケモノのような男。
間違いないわ…私食べられちゃう…わたしがちょっとくらいカワイイからって…

  「え、嫌よ…けだもの…」
 
私の『スタンド』、『ミスティカル・ガイド』(破ス精CBCA)を発現。
なんか面積広めの、二つある…やつ…うん、『雑誌』を二つ手に入れる。
そして、『相手の方向に向かって歩く』。

 「『嗅覚』『聴覚』…ふうん、素晴らしいですね」
 「ちなみにわたしは『透視能力』です。(ウソだけど)」


『ミスティカル・ガイド』は『温度を視る』。(透視能力?ないわよ)
『室温』と温度差がある限り、
『体温を持つ生物』は『色のついた輪郭』ではっきり視える。たとえ闇夜であっても。

  「あなたの事ははっきりと見えています…それと」


雑誌の一つのページを広げ、『ミスティカル・ガイド』の手で触れることで、
雑誌から『出せる限り最大の水晶』を生やす。
能力の制限で長さは1mまでだけど。
ちなみに世界最大の水晶って長さ6m、直径1.5mらしいわよ。
だから、私が出せる水晶の最大サイズ…たぶん1m×1mくらいなんじゃないかしら。


     ミキィ
         パリン

で、もう一冊の雑誌を広げて、『最大の水晶』をパシパシ何回も勢いよくはたく。
歩いて相手と距離を詰めながら、水晶をはたく。

私の生やす『水晶』は、『生えたものと同じ温度の物体』に対して『土並み』に脆い。
『雑誌』から生えたデカい水晶は、別の雑誌ではたくだけで『砕ける』。

 「『大量の水晶片』を『散弾のようにブっ飛ばしまくる』」 

       バリン

         バリィ
 
 「ご自慢の『動体視力』で避けられまして?
  負傷とか血の匂いとかであなたの鼻とか、鈍くなってきたんじゃない?」
 「あら、あなた、『真っ赤』ね。血が上ってるのかしら」

89ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2020/04/11(土) 18:54:07
>>88
(2/2)

そして『水晶片』は『マキビシ』でもある。お互い、厚い靴底でもあるまい。
大量に散らばった水晶片。床は、人間が安心して歩ける場所ではなくなった。
――ただし、『スタンド』である『ミスティカル・ガイド』には関係ない。自由だ。

 「で、あなたの『腕っぷし』ですが」

 接近すれば相手は殴ってくるだろう。
それについては、持ってる雑誌の空いてる面をまた広げて、
大きな『水晶』を生やし。『盾』のように構える

    ガギィィィィンッ

  「それも無駄です」

『水晶』の生えた『雑誌』より相手の『変態毛むくじゃら男』のほうが『温かい』。
『温度差のある物体』を、『水晶』は『無効化』する。獣のような力だろうと、無意味。


 「空間認識、破壊力、移動力、防御力、すべてにおいて互角以上」
 「知力?ケダモノより私のほうが高いに決まってるじゃない。
  だから、『占い師』の勝ちね」

あとは『同じ温度』以外には無敵の『水晶』で殴るだけ。
『水晶片の散弾』を何回もやってもいいわね。そんな流れで相手をズタボロにしておしまい。


「………結局、こいつ、何なのかしら。
 毛むくじゃらになって身体能力が上がる変態の能力?コンセプトがよくわからないわね。」

「…ケダモノ…イヌ科…?………えっこいつ『狼男』?」

「……ふふふ、そんなのオカルトじゃない。
 オカルトなんて99.98%存在しないわ。ありえない……ありえない……ただの変態男よ…」

90白町 千律『ハード・タイムス』:2020/04/12(日) 01:04:30

詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/126

>>78 『不可視の人狼』→回答

「すごいです。お見事ですよ。『イヌ科』の力、確かに……素晴らしい。
 ですが、お忘れですか? 素晴らしいのは――あなたの判断あってこそです!
 『優れた嗅覚』と『聴覚』。確かに敵を探知出来ます。だからこそ!
 『暗闇』を作ってそれらを活かす、あなたの『頭脳』を誇っていいと思います。
 あなたじゃなければ、きっと電気を潰すなんてこと、思いつきませんでした。」

透き通るような、それでいてよく通る声が暗闇に響く。

「なんてっ、素晴らしいんでしょうか!

         ――――わたくし、あなたのことを、好きになってしまえそうです!」

段階1。
すでに、付近の『窓のカーテン』を手に取っている。スタンドで目の前に緩やかに『放る』(精B)
この『カーテン』には、中心と上下左右の辺の中点、計『5か所』に既に『マーク』を付けている。
そして本体は踵を返して、狼男から一目散に『逃げる』ように動く。狼は逃げたら追ってくるものだ。

段階2。
まだカーテンが『滞空』しているうちに、『上』と『左右』の計3つの『マーク』から『引っ張り伸ばす』(左右:パスDC 上:パスBC)
この時点では『強く引く必要』は一切存在しない。上から強めに伸ばしっぱなして空中に留め、左右からも伸ばしっぱなしにして『拡げておく』のが狙いだ。
空中に広がる布に突っ込めば、それは『暖簾に腕押し』。カーテンはくるまって遊ぶ子供に対してそうするように、狼男を『包み込む』だろう。
腕から触れて来た場合でも上半身は包み込める。隙を生むだろう。同時に――――『白町千律が支配(マーキング)した繊維』に、無防備に触れるという事だ。


「だからこそ――――あなたには、さらなる『是正』の余地が、あるとは思いませんか?」

        「わたくしは」

                「思うのですよ」

段階、3。
狼男の衝突で、一度伸ばされたカーテンは再び『たわんで』しまう。それを『引っ張り伸ばす』――――『全力』で。全てのマークから(パスBB)
衝突の瞬間、つまり『たわんだ』瞬間には『マーク』の位置がブレる。位置関係の変化で瞬間を直感的に把握できる。つまり、『衝突と同時に引ける』。
それが引き起こすのは、『全力でぶつかって自分の体にまとわりついた布が、いきなり凄まじいパワーで元の形に戻る』現象。

――――カーテンは、『トランポリン』に似た動きをする事になる。

暖簾だと思って突っ込んだそれが突然『トランポリン』のように作用すれば、どうなるか。答えは『抵抗できずに吹き飛ぶ』だ。
                                          
「わたくし……やりすぎてしまってませんよね? まだまだ立てますよね? きっと、追いかけてきてくださいね!
 わたくしと一緒の『得難い時間』を経れば、あなたはもっと『是正』された、もっともっと素晴らしいあなたになれるんですから」

その後はスタンドで浮いているカーテンを拾い、本体が窓を開け、外に出て出来るだけ遠くに逃げる。外に出る際にはカーテンを窓の前に『段階1〜2』と同じ形で、窓をふさぐように浮かせておく。
単に浮いていて形が戻り続ける布を人間以上に夜目が効かない身で排除するのも厄介だろうし、強硬に抜けようとするなら、また『全力で伸ばして弾く』……言葉とは裏腹に『追う事をさせない』

91蛙石河子『クワイエット・ドライブ』:2020/04/12(日) 01:30:44
>>78『不可視の人狼』回答
「“ワタシ”ハ……『音』モナク忍ビ寄ル死神…!
 地球上ノ大気中、ドコニデモ存在スル……!」
『!?』

――闇の中、“スタンドを通した声”だけが響く。
しかし、狼男の聴覚をもってしても、音源は分からない。
スタンド音声は、部屋中から響いてきている。

                   ・ ・ ・ ・ ・ ・
……電球が割れた時に漂う、あの独特の臭いが室内に充満している。
今しがた蛍光灯を破壊したから?いや、それにしても臭いが『濃すぎ』る。
獲物の体臭が覆い隠され……いや、『完全に消えて』しまっている、見失ってしまった!

「“酸化の力(パワー)”ダヨ。能力デ、“タンパクを分解して『脱臭』”シタ」」

                 『……バキッ!ガララッ!』

部屋の隅で、“棚が崩れる音”が響く――そっちか!?
音のした辺りに飛びかかり暴れまわったかもしれないが、でたらめな攻撃は空ぶるだけだ。

「能力ノ『濃度』ヲ高メレバ……コノ、ヨーニ!
 “ネジや木材を『腐食』して”家具ダッテ、壊セル!」

――敵スタンドは、敵本体は!いったいどこに!?
闇の中では狼男の感覚をもってしても「このスタンド」は見えず、聞こえず、嗅ぎとれない。
いいや……『嗅ぎ取る』ことはできた。
暴れるうちに荒くなる狼男の呼吸に乗って、『高濃度の刺激臭』が鼻腔に流れ込む――

                ・ ・ ・ ・ ・ ・
「……そう、部屋を満たす臭いそのものがアタシのスタンドの像(ヴィジョン)だ」

「スタンドで空間を満たせば、暗闇の中でも相手の動きが読めるし、腐食の毒が相手を冒す。
 オゾンガスそのものなのさ――――そいつは『静かに駆ける(クワイエット・ドライブ)』」

「今、『濃縮したオゾン』となってアンタの鼻粘膜に触れた。
 そんなに臭いに敏感なら、しばらくはマトモに動けないんじゃないかな……それじゃあね」

(能力詳細 ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/124-125)

92『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/12(日) 13:56:21

>>87(シルク)


   「ぐああッ この『音痴』……頭が割れるッ!!」


 反響定位、別名『エコロケーション』。
 音の反響を特殊な器官によって察知する、一部の動物のみが持つ機能。

 
    「テメェエエ――――っ この『奇妙な音』をどうにかしやがれッ!
     老いぼれのヤギがファッ〇してる音の方がまだマシだぜェ〜〜〜〜〜っ……」


 シルクと『トワイライト・トーン』は、歌声への酷評と引き換えに、相手の位置を正確に把握した。

 あとは、『貴方』の出番だ。
 『異次元』を通じ、『人狼』へと襲撃を仕掛ける。

 筋量も敏捷性も互角。動きの精度ではわずかに『人狼』が優るだろうか。
 先手の有利こそ取ったが、確実に打倒できる、とは言い難い。
 格闘戦は、もつれ込むことは必至だろう。

 ……だが。そんなことは、重要なことではない。

 『貴方』と『人狼』の勝負に引き込んだ時点で――――シルクは、『50m』を容易に離脱できるだろうから。


 ⇒『CLEAR!』


>>88-89(石繭)

 どれほどの優れた『嗅覚』と『聴覚』があったところで。
 五感において、『視覚』よりもモノの輪郭を把握するのに優れたものはない。

 暗闇となって有利なのは、貴方の方だ。


      パ リ ィ  イ  イ    ン  !


     「うぉッ 何だッ  『硝子』か!?」 ザク
                               「イデェ!」


 雑誌で叩いた程度では、『散弾』ほどの威力とはいかないが……
 『マキビシ』としての役割は、十分に果たしたらしい。

    「フーッ、フーッ……!」

 後は、赤子の手を捻るようなものだ。

 如何に、強靭な肉体を誇るといえども。
 目隠しをされ、足も碌に動かせないような状態で。
 武器を持った相手に勝て、というのは、無茶な話だろう。
 

 ⇒『CLEAR!』

93『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/12(日) 13:57:05

>>90(白町)


   「へっへっへ! これから食べちまう『赤頭巾』の言葉でもよォ……
     『褒められる』のに、悪い気は、しねェなぁああ〜〜〜〜〜……っ!」


         シュル……
                      バ サ ァ ッ ・・・


 得意げな『人狼』を他所に、貴方は『カーテン』を放り投げた。

 布の擦れる音は聞こえたのだろうが……
 どうやら、大した脅威ではない、と侮っているらしい。床を蹴る音が、真正直に近づいてくる。

 『カーテン』。
 窓を覆ってしまうほどの大きさの布を『Φ』マークで精緻に操り、盾として正面に展開する。
 これを掻い潜って攻撃するのは、至難の業だ。

     ぐ  ん !

           「う、ごぉオオッ!!?」
      
                ド ガシャ  ア ァ ッ !
                                        ビリッ!

 合気道の妙技でも食らったかのように、『人狼』の身体が真後ろに吹っ飛んだ。

 ……唯一、誤算を挙げるとすれば。
 人狼の鋭い爪に触れたか、或いは布の耐久性以上の力で『ピン!』されたためか。
 カーテンが大きく裂かれ、使えなくなってしまった点だが……

      「っぐ……!  テ、ッメェ……!」

 それ以上に、与えたダメージはデカい。今なら余裕で離脱できるだろう。


 ⇒『CLEAR!』



>>91(蛙石)

    「……ヒヒ、ヒヒヒッ!!
      追い詰められて、精神やられちまったのかァ〜〜〜??」


    シュ   ウ  ウ ウ ウ ・・・・・・


       「……ンだ、この『臭い』…… あァ、『蛍光灯』の……?」


 此処ならば逃がすまい、と、『人狼』は貴方を追い詰めた心算でいたことだろう。

 夜間。狭い密室。
 それは果たして、どちらの『領分』だったのか。


     「――――――エ゛ン゛ッッッ!!!」
                                     ド サ ・・・


 一瞬の吸引ですら、粘膜への激痛や眩暈を引き起こす『毒』。
 『蛍光灯』を壊したことさえも、彼自身を騙して時間を稼ぐ、都合の良い『めくらまし』。

 自らを調理して皿の上に載せて差し出したようなものだ。
 そのことに彼が気付くのは、再び目覚めたあとか、それとも永遠に……


 ⇒『CLEAR!』

94『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/13(月) 23:11:07
◆問題名:『Five Seconds Later』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

「――まさか、ここまで踏み込まれるとはな……」

後方に控えるリーダー格の男が口を開いた。
ここは、ある『組織』のアジトだ。
中枢部に潜入した直後、待ち構えていた敵に包囲されてしまった。
敵の数は、ざっと『50人』程はいるだろう。
その全員が『拳銃』を構えている。

  「だが、ここまでだ。今から『五秒』だけ待つ。
   その間に投降しなければ道は一つしかない」

正方形の室内は広く、天井は吹き抜けになっているらしい。
現在地は部屋の中心付近で、周囲を敵に取り囲まれている。
一人一人との距離は、およそ『10m』。
リーダーの言葉通り、『五秒後』には全員が発砲すると見て間違いない。
彼らは銃の扱いに慣れており、狙いは正確だ。

この状況――――どう切り抜ける?

◆所持アイテム:日用品の範疇。
◆成功条件:銃撃の回避。策があるのなら投降も可能。
◆失敗条件:死亡・無策の投降。
◆備考:敵の中に『スタンド使い』はいない。細かな条件は言い切り可。

95ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2020/04/14(火) 15:11:01
>>78『不可視の人狼』回答

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/127

「フッ――」

「フフッ、『獣の皮を被った人間』ですか」

「ウフフフフ――――」

「私、妙な『親近感』を覚えてしまいました」

自然と込み上げる笑いを抑えながら、『人間の皮を被った鳥』が、手近の椅子を掴む。
その体からは、普通の人間とは違う『妙な匂い』が漂っていた。
だが、『正体』まで分かる筈もない。

「テメェガ シノキョウフニ ナキサケブツラヲ オガメネェノハ ザンネンダガ……
 『ニオイ』と『ヒメイ』デヨォ!ゾンブンニ『アジワワセテ』モラウトスルカァ〜〜〜!」

たった今『人狼が発した言葉』を繰り返し、『姿』と『声』を『再現』する。
これは『リアルタイム再現』であるため、精度は『ほぼ100%』。
驚かせて隙を作ると同時に、『声』か『音』を出させ、その位置に椅子を投げつける。

間髪入れず窓に向かって走り、全力で体当たりしてブチ破る。
『ハロー・ストレンジャー』に『ダメージフィードバック』は存在しない。
よって、傷を負う事も痛みを感じる事もなく、即座に次の行動に移行できる。
窓を破った直後に『ハロー・ストレンジャー』を解除。
急上昇して一気に高度を上げ、夜の闇に消える。

96斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/04/14(火) 17:00:35
>>94『Five Seconds Later』回答

能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

(……ところで拳銃というものは想像以上に『命中率が悪い』物だ)
(現行の特殊部隊でも使用距離は6〜7m、ニューヨーク市警の拳銃使用時の射撃命中率は、距離7mを超えた時点で『9%』を切る、無論素人ならそれ以下)

(何も映画の中のヤのつく自由業達が、態々至近距離で銃口押し付けて引き金を引いているのは、そもそも『当たらない』という理由からだ。)
(つまりこの『10m』という距離だと『スタンドの拳銃』という物が有れば別だろうが……『命中弾はほぼあり得ない距離』。)

(とはいえ、その9%が当たるまで撃ち続ければいいというのもまた事実、数を撃って当たった一発が致命傷になりかねないのもまた事実。)
(28m以上先の物体を狙って撃つ場合の命中率が2%を切ろうと、有効射程が50mあるという事も、紛れもない事実なのだから。)

 (ま、此方も踏み込んできている以上は、『相応の準備』をしたのだが。)

  ガキン       ガキン
     ――ガキン!

 「――――3秒やるからお祈りしな。」

  ―――V v V v o o o O O O !!!

 「……さて、理不尽だと思うので説明を始めよう」

 「今、僕が手に持っている物は『斥力/引力誘導式弾体加速構造体』と名付けた。」

 「これは三つの鎖の輪を△状に接続した物を、徐々にずらしながら並列接続してねじれた△のバレルとして作成した物だ」

 「鎖は『融合しない』故に、『途中で停止して融合状態にならないような斥力及び引力』が働くと考えれば、その構造体内に別の鎖を△を構成している全ての鎖に連結させるように動かせば……
 構成している全ての鎖への引力が均等に働き、中央を維持しようと前進する、そしてその引力で中央から僅かにズレた瞬間連結を停止して分離させれば『融合しないが故に』即座に、更に前方へ押し出されて鎖の輪は加速する」

 「あとはケツから胴体の鎖を引きずり出して接続、伸ばすと同時に構造体内に切り離して触れている『事になっている』鎖の輪という名の弾丸付近の鎖の連結と分離を繰り返し
 融合しないようにする斥力と引力を利用し、コイルガン、あるいはムカデ砲の如く鎖の弾丸を加速して射出する。」

 「無論、本来ならコイルガン自体は武器として適さない だがそれは一つ一つ加速器の電力限界とそれによる加速能力の限界があるからだ
 ……この構造体は違う、電力を必要とせず『融合への否定』のみを原動力として物理法則を無視し、何処までも加速させ続ける」

 「欠点としてはどうしてもバレル兼加速装置の大型化と、射撃シーケンスの複雑化……脳内で3*3M分の鎖全てのオン/オフを切り替えなくてはいけない事だが。」
 「構造体自体は……1m事に一部を分離して折りたたみ、腰に付けておけばいいし」
 「脳内のオンオフの件は、フォン・ノイマン…という前例、そして『彼に脳みそは2つもなかった』というただ二点のみで彼の上を行かせて貰おうか。」

 「……現行の軍用レールガンの終点弾速がマッハ5で、この構造体はそれらの欠点がない以上4分の1の初速でもおつりがくる威力…或いはそれ以上を叩きだす事も可能だろう」
 「なにせこれの弾薬と連射速度は、弾丸となる鎖を胴体部の鎖を構造体に接続して供給できる以上は、実質ほぼ無限と言って差し支えないのだからな。」

 「後は敵より早くばら撒けばいいだけだ、5秒もあれば掃射で一掃する事など実に容易い。」

 「……鎖の同位置への多重接続融合が出来れば、そもそも鉄球の大量投擲なり、即座に防御壁なり、その後ろから爆弾也、溶鉱炉の建造から圧縮溶解鉄の高圧放射とかできたんだが。」
 「ま、できない事を嘆くよりは、潔く斬り捨てて一点に特化しなくてはな?」

 「――ご清聴ありがとう。」



 「あぁ、そうそう ついでに言っておくならば……『道という物は私の歩いた後に出来る物』さ。」

97鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/04/14(火) 17:53:20
>>78-79 『不可視の人狼』 回答


【記】『スタンド能力詳細まとめスレ』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/103


「『味わう』?今からお前が味わうのは、自分の血の味だけだ」
「そしてオレは生憎お前の汚い死に顔を見たくはない。暗闇に感謝をしなければな」

手元にあった防虫スプレー、『ハッカ油』で作られたそれを『シヴァルリー』に巻き散らさせる。
周囲に強烈な匂いを振り撒くことで、人狼の『嗅覚』を鈍らせる。
そして暗闇にいる人狼は気付いていないだろうが、ヤツの『牙』、並んだその『殺傷力』を既に奪っておいた。
『シヴァルリー』の口元に発現されているのがそれだ。

「『三式』」

その『牙』を本体の手で握り締め、『解除』。
すると『殺傷力の刃』は元の場所、即ち人狼の牙へと戻っていく。本体は生物であるが故に、透過することもない。
それの力は『シヴァルリー』の膂力に等しく、人間一人持ち上げるなど造作もない。これで音も可能な限り断つ。
『シヴァルリー』は前方に立たせ、本体の向かう先にスプレーを巻き続ける。
もし『ハッカ油』のスプレーが直撃したなら、人間の皮膚に触れても影響のあるものだ。
人狼の顔面に触れたなら、その強烈な効果は計り知れないだろう。
スプレーとは反対側の手には、同じくキャンプ用品から殺傷力を奪っておいた『ナタ』を発現し、振り上げておく。

そして人狼が目視できたなら、あるいは『シヴァルリー』が直接接触できたなら。
その『ナタ』を牙の収まった箇所、即ち頭蓋へと振り下ろす。パス精BCC


「牙を見せびらかさなければ、こうなることもなかったものを」

98石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2020/04/14(火) 18:05:19
>>94
回答

能力:不定形物の中を泳ぐ人魚のスタンド。破裂する泡を放ち、操作出来る。
また、生物に泡を纏わせこのスタンドと同じ『不定形物を泳ぐ』能力を与える事も可能。
(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/67-68)

「5秒なら……25mってとこかな」
石動は『不定形物を泳ぐ』ことができる。

「ジャンプッ!」
床を蹴って上空の『吹き抜け』へと大きく飛び、宙を泳ぐ!

……ただの水泳なら、オリンピック選手でも25m10秒がいいところだ。
しかし、彼には『パイオニアーズ・オーバーC』がいる。

「『泡』の炸裂による、加速!」
泳ぎながら、『泡』を足元で破裂させ、加速!
本体の泳力+『泡』の破裂(破壊力C)による、加速!
それにより、石動は常人の約2倍の泳力を得る!

↑ 上に25m
  → 横に10m

これにより、5秒間で離せる距離は約27m!

そして、通常、拳銃の有効射程は10〜25m!
また、上に撃った場合は重力で有効射程が更に下がる!
ゆえに、拳銃という武器のギリギリ射程外に出られる!

50人も居たら確率的に1発ぐらいは当たるかもしれないが、それはそれ。
分が悪かろうが、命には代えられないのである。

99鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/04/14(火) 19:44:12
>>97 訂正

パス精BCC→パス精BCB

100遊部『フラジール・デイズ』:2020/04/14(火) 23:02:55
(成程……つまり、見張りを通過した後の続き[>73]だね?)
>>94『Five Seconds Later』回答
能力詳細→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/6

50の人と拳銃が向けられた中心にいるのは、『奇妙』な恰好の人物だった。
 十代前半か、後半か。第二次性徴が差し掛かる程の年若い少女であり、ぷかぷかの
男性のコートの下には何も身に着けてない様子で。銃口に囲まれても全く
動揺する事なく、耳元にある無線機のようなものを片手で弄り もう片方の手は
何やら大分詰め込まれ膨らんだポケットに差し込まれている。

 「はい、取り囲まれました。逃走は不可能です」

『そうか……だが、映像は問題なく送信された。アリーナにも連絡は出来た
もう十分程には拠点のそちらへ向かう。……有難う』

           『――さぁ 最後の仕上げだ』

 「はい、マスター 貴方の仰せのままに」

          カチ      ボォォォ―――zノッン!!

……『武器密造の工場』へフラジール・デイズをラブドールとして通過させた。
 その間の彼女の探索で、密造品の『爆弾』を証拠品として写真で送らせると共に
押収する為に携行させ、更に有力な情報を探らせようと中心に移動させたが。

「流石に藪蛇か。すまないな……だが、君はよくやってくれた」

 もう、100mも離れた場所で通信をしていた『私(本体)』には
自爆させたフラジールが居た場所の顛末は推し量れない。
 ただ、かなり大型の爆弾らしいのは映像から判別されてたからな……。

「……やれやれ、もう少し強い力を得る事が先決だがな」

101『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/15(水) 12:07:57
>>96(斑鳩 翔)

供与者から『不可能』という裁定が出ているため、
今回は判定しない。
ご理解頂きたい。
別の回答があれば受け付ける。

>>98(石動 織夏)

  ダンッ!

力強く床を蹴り、跳躍する。
『パイオニアーズ・オーバーC』の能力により、
石動は大気中を泳ぐ事が可能になる。
それだけではない――――。

         パ ァ ン ッ !

破裂する『泡』による推進力の上乗せ。
その勢いは、単純計算で『二倍』に達する。
加速した石動の体は、
吹き抜けに向かって一気に上昇していく。

                    ガァァァン!
           ガァァァン!
  ガァァァン!

上空の石動に『五十発』の銃弾が放たれるが、
ほとんどは外れている。
一発は真横を通り過ぎ、一発は頬を掠める程度に留まった。
概ね『狙い通り』だ。

        ビスゥッ!

だが――やはり全てを避けきるのは難しかった。
放たれた一発が脇腹を貫通し、鈍い痛みが走る。
それでも、『五十分の一』だと思えば、
『安い出費』なのは間違いない。

          ⇒『CLEAR!』

>>100(遊部)

「待て……誰と喋っている?さては『仲間』が――――」

多数の銃口に包囲された女に、リーダーが告げる。
投降する様子は見えない。
そして、まもなく『五秒間』が経過しようとする時だった。

    ド ッ
        ガ ア ァ ァ ァ ン ッ ! !

女――『フラジール・デイズ』が、
隠し持っていた『爆弾』を作動させる。
爆音と共に発生した強力な熱波と衝撃が室内を焼き払い、
並み居る敵を一掃した。
同時に『半身』も犠牲になったが、
十分な仕事は果たしたと言える。

      ヒ ュ オ ォ ォ ォ ォ ォ ………………

本体である遊部は全くの無傷。
事前の『仕込み』と『爆弾』の入手。
その二つが作戦を成功に導いた。
どちらが欠けても、『策』は成り立たなかっただろう。
『幸運』に助けられた部分もあったが――成功は成功だ。

          ⇒『CLEAR』

102『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/21(火) 00:05:03
◆問題名:『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

      ザワザワザワ
                 ザワザワザワ

貴方は、『隠し芸大会』の会場に来ていた。
『特別ゲスト』として、運営側からオファーを受けたのだ。
会場を盛り上げるために、『プロの大道芸人』として『芸』を披露して欲しいのだという。

貴方の出演はイベント中盤。
その時間にステージに上がり、集まった観客達の前で『芸』を見せる必要がある。
ただし、幾つかの『条件』が出されていた。

まず当然として、『会場や観客に被害を出さない』こと。
そして、『余りにも常識から外れた内容は避ける』こと。
これは、大会のメインが、あくまでも『一般参加者』であるためらしい。

「――はいッ!ここで『特別ゲスト』のご紹介です!どうぞッ!」

イベントも前半戦が終了し、いよいよ『出番』がやって来た。
現在の盛り上がり具合は、『そこそこ』といったところだ。
大会の成功は、貴方の手腕に掛かっている――――。

◆所持アイテム:日用品の範囲で調達可能な品物。
◆成功条件:条件を満たしつつ芸を披露してイベントを盛り上げる。
◆失敗条件:条件を満たせない・盛り上げられない。
◆備考:会場内にスタンド使いはいないものと考えて良い。

103『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/22(水) 19:19:04

>>95(ブリタニカ)

 「うぉッ 『俺そっくりの声』……!
  『録音機』でも使いやがったか……?
   ナメた挑発をしやがってよぉォオオ〜〜っ」


      ひゅ
               バ  キ っ !


 困惑した様子を見せる『人狼』に向かって、イスを投げつけたが……
 音からすると『人狼』ではなく、硬い床か何かにぶつかったようだ。

 貴方の聴覚では、『音』のみで相手の位置を把握し、さらに投擲を命中させることはできない……。


       ダダダ・・・
                   ガ  バッ!!


 窓があったと思しき方向へ、記憶を頼りに暗闇の中を走り抜けたが……
 その途中で、体当たりしてきた『人狼』に押し倒された。
 『超人的な感覚』が、貴方の足音や体臭を追跡し、その位置を大まかに割り当てたのだろう。

 『声真似』によって、一瞬の虚を突くことはできたのかもしれない。
 しかし、『人狼』の行動を制限するような劇的な効果は、どうやらなかったようだ。

 激痛。生暖かい感覚。意識が、薄れていく……



>>97(鉄)


   「グっ! 鼻の孔を突き抜けるような『ハッカ油』の匂い……っ」
      「何か企んでいやがるなぁ〜〜〜〜ッ!!」


 『狼の牙』。
 獲物を骨ごと噛み砕くほどに強靭な、鋭く尖った『鏃』。
 『超人的な感覚』などに頼らずとも、貴方はそれを放つことができる。


      ズ   ドッ   ! !
                          「――――がッ!!!?」


 それを握りしめた『拳』が、元に戻ろうとする力を伴って、『人狼』の横っ面をぶん殴った。

 『不可視の人狼』、仔細はない。
 問答無用、必中必倒のテレフォンパンチ。

 一方で、硬く鋭い『殺傷力の刃』が、貴方の指や手のひらを傷つけた。
 凄まじい威力を伴って、戻ろうとする『狼の牙』。
 その動きに抗わなかったとはいえ、手放さずに握りしめていた代償だろう。

 ……とはいえ、ダメージはあちらが遥かに『上』のようだ。


    「う、ぉ、ご…………!!!」


 もはや、如何な鈍らであっても、その命を奪うことができるだろう。
 最後まで爪を隠し続けた、貴方の勝利だ。


 ⇒『GREAT!』

104宍戸 獅堂『グロテスキュアリー』:2020/04/22(水) 19:29:36
>>102 (『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』 回答)

「手品しまァ〜〜〜〜〜〜ス!!!!!」

 ヤケクソである。
 誰が『プロの大道芸人』だ、誰が。
 こちとら人前に出るだけで行動にデバフがかかる陰キャの王だぞ。

 こうなったら、手品道具に化けている『怪物』のみなさんに、『ご協力』いただくしかねーな。

「『スプーン曲げ』」

 おらっ! 曲がれ!
 この『スプーン』に化けた、薄気味悪い『怪物』が!

「『ナイフの丸呑み』」

 テメーもだ! 『ナイフ』のフリしやがって。
 ナイフの柄を掴んで、その刃を口の中に全部押し込んでいく……
 ……ように見せかけて、その切っ先から巻物上に、ぐるぐる折り畳んでやる。
 ゆ〜〜〜〜っくり入れるから、間違っても口の中切るんじゃねーぞ。

「『ハト』」

 プラスチック製のハトの人形。……の、『怪物』。
 飛び立て。そして二度と戻ってくるな。

「『ラッキー君』」

 マギー〇司でお馴染み、フェレットのラッキー君です。
 こいつも『怪物』なので、訓練された指の動きがなくとも勝手に動き回る。
 気持ち悪いので、俺は触らないけどな。


「以上!!!!!」

 以上。小ネタばかりだが、中盤の冷やかしとしてはちょうどいいだろう。
 あとは舞台裏で、差し入れの和菓子でもパクついていたい。

105斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/04/22(水) 21:46:25
>>102 『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』回答

能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

 「――やってみようか、いけるいける 斑鳩翔はオトコノコ。」

 (『シルクハット』だけは用意して貰ったけどね、流石に『最後』は隠さないといけないし)

……音楽がかかる。

滑稽に歩いてステージの上で一礼し、両手を合わせて左右に開く
するとたちまち何もない所から『一本の鎖』、当然だ。

スタンドは目には見えないが、切り離せば実体化する僕の鎖は『誰にでも見えるようになる』
両の手首を合わせ、1度切り離し、接続し、そのまま伸ばせば傍目には。

手首から一本の鎖がするすると出てきたようにも見えるだろう

そのままそれを切り離し、右手で振り回した後に宙に放ってキャッチする
――何故か『鎖が棒のように固まっている』

実際には一部が接続により接着されてるのだが。彼らにはやっぱり手品にしか見えない、だってそれ以外に考えられないのだから。

そのままジャグリングの要領で、宙で回しながら右手へ左手へと交互に回し、何時の間にやら2本、3本と増えていくジャグリング。

これも僕のスタンドのせいで、『切り離せば人にも見えるが、切り離していなければ透明な鎖にすぎない』
ジャグリングの最中に手首から伸ばし、腕の動きで回し、可動部を結合したうえで切り離す。

僕からすれば当然のように増えてはいるが、観客から見ればいつの間にやらどんどんと増えていくのだ。
目を皿のようにしたところで、その瞬間を見る事さえない。4本、5本、6本、7本。

そんなに増やして大丈夫か?動画で見て覚えただけのジャグリングだが、精々達人LVだというなら僕が真似るのは容易い事
このスタンドは僕の『精密動作』だけはその道の達人級(B)に強化するのだから、人間が出来る以上は、精密機械のような動作など必要ないのだ。

そうして観客を魅了したら、後はフィナーレ
全ての鎖を空に放り、被っていたシルクハットを脱いでその中へ。

シルクハットを裏返しながら一礼を。
当然、中から何かが零れ落ちる事も無ければ、金属音がする事も無いし、鎖がシルクハットの底を突き破る事も無い。

『切り離した鎖は、僕の任意で消滅させる事が出来る』、中に入れた端からそれを消滅させているのだから
これにて手品はすべてが終了、種も仕掛けもございます。

 (それが見えないからこそ面白い 人生の先とかもそういう事だよね。)

106星を追う者:2020/04/22(水) 23:25:42
>>102 『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』回答

能力詳細→ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/114

朝山「わーい! 隠し芸っス!!
それじゃあ、今こそ!!! この日の為に切磋琢磨で鍛えぬいた
ニュー・エクリプスダンスで……っえ? ちょっと待ってっス!!
飛び入り参加をするっス〜〜〜〜!!!」   ズルズルズルズル……

芦田「おーっ 良いねぇ隠し芸! そんじゃあ、ウィゴーちゃんに
惚れ直して貰う為に……『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだ戯けがっ!
んでもって、何かぶっ壊して過去改変して、あら不思議なんて言う即興芸は
ほぼ全部私のお蔭だし、何時誰が惚れ直したんだボケ!』あ〜ろぉ〜」 ズルズルズル……

目の端で、従業員とスタンドによって引き摺られるように退去された少女と
30前後の男性を尻目に、小林は壇上に参上した。

「……えー、ちょっとしたハプニングがありましたが、宜しくお願いします」

一礼と共に、後ろでスマホなりで曲をスピーカーにセットしている親友(ヤジ)に合図。


 〜〜♬

(ttps://www.youtube.com/watch?v=zPkxWqLgZ0Y)

『水晶玉(リヴィング・イン・モーメント)ジャグリングパフォーマー』だ

隠し芸大会ならば、適当な屋台は並んでる。当然コーラや色付きの炭酸の
飲み物なども売られてるだろうから、それをソフトボールサイズ水槽で発現。
 本物のパフォーマーと比べれば、少し拙い手つきなどもあるだろうが
作家は指が命ゆえ、ある程度柔軟に手を動かせるように常日頃意識はしてるし
リヴィング・イン・モーメントならば、ある程度小刻みに周りを動いても
頭の上に設置した『水槽』が零れ落ちないと言う芸当も出来る。
 彼(ヤジ)のセンスの効いた音楽と、イカサマ(スタンド)の芸

(目が肥えた観客の反応は平坦かも知れない危惧はあるが、会場の熱を
冷ます程に練度は低くないと思いますが……)

 音楽に沿って回りつつ、体を動かし五つ程の水槽を直列で縦に肩の上に乗せる
等と言った荒業なども繰り出してみよう。

107逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/04/23(木) 06:06:46
>>94
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

起点となる『ガンジャ・バーン』の花を生やした植木鉢を足元に置き、フードを取って変異した姿を見せる。
潜入前に花を二本も摂食した自分は銃弾など痛くも痒くもない。
が、流石に化物めいた怪力を得ようが武装した50人との真っ向勝負は分が悪い。

「『美しさ』は『恐怖』と表裏一体。君たちと僕の今の光景って映画的じゃない?」

「でもね、自分が感じている『美しさ』は、決して他の誰かと共有することは出来ない。決してね…?」

ジャンパーを脱ぎ捨て、私の身体を埋め尽くさんばかりの足長蜂たちを見せつける。
潜入前に『ガンジャ・バーン』の蜜を足長蜂に巣まで持ち帰らせ連鎖的に支配し、見つからないようジャンパーの内側に潜ませておいたのだ。

「しかし、この『ガンジャ・バーン』を通して『恐怖』は共有できる」

「ちなみに私が死んでも花は消えない。この蜂の軍勢が好き勝手に暴れるだけだね」

「下手したら『草食恐竜蜂』なんてトンチキ生物が誕生しちゃうよ?」

足長蜂は一つの巣に1000匹も潜んでいるらしい。
男達を包囲するように『ガンジャ・バーン』の強化と支配を受けた蜂の大群を展開する。
雀蜂の毒に劣るが数回刺されれば、何らかの後遺症を患うだけでなく、死に至る可能性もある。

「今から『5秒』待つ。蜂の巣になるか、刑務所行きになるか。2つに1つだ」

「私は、どっちでも構わない」

ついでに出口のドアノブを握り潰し心理的な圧力をかける。
私なりの優しさだが理解してもらえるだろうか?

108逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/04/23(木) 06:11:45
>>102
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

本番の5分前に『ガンジャ・バーン』を自分の靴に発現する。
運営側には広がる花畑はホログラム映像だと事前に話をつけておいた。

「皆さま、ご来場ありがとうございます。これより皆さまにお見せするのはドッグ・アジリティ」

なるべく本物っぽく徹夜で作成した障害物を並べる。
本場に比べたら少し障害物の数と質も落ちるが仕方ない。

「私には動物と心を通わせる力があります。で、彼が私の愛犬エルフくん」

「柴犬って良いよね…」

エルフは本番前のおやつに刻んで混ぜた『ガンジャ・バーン』の花を一本摂食している。
人間ですら超人的な力を得る『ガンジャ・バーン』の恩恵を受けた柴犬パワーは計り知れないものがある。
前日に練習もしておいたので失敗する要素は
極限まで削り減らした。

「始めようか、エルフ! 柴犬のファンを増やそう!」

『ガンジャ・バーン』の能力でエルフを『支配』しているのでコースアウトはあり得ない。
犬という種のスペックが底上げされた彼は疲れに強くなっている。
私の指示通りにコースを走ってもらうだけで良い。

(ドッグ・アジリティの参考映像です) ボソッ
ttps://m.youtube.com/watch?v=hxMsVbFr1Bc


アジリティが終わった頃に腹を空かせたメジロ、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、雀が甘い香りに誘われ『ガンジャ・バーン』を食べているかもしれない。
花の状態は本体である私に感知できる。
減れば食べられている可能性が高いので上空に摂食した鳥たちを集合するよう命令。

「これだけだとつまらないなぁ。バードショーも追加でやっちゃうか」

会場の上空で隊列を組んで飛ばせたり希望した子供と触れ合わせてみる。
勿論、フンは会場から遠くで済ますように命令しておく。

「それじゃあ良い子のみんなは手洗いを忘れずに〜」

パフォーマンス後は町外れで『ガンジャ・バーン』を焼却処理する。
本当はこれが自分にとって最高の楽しみだから参加要請に応じたのだが…

109『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/25(土) 13:11:59
>>104(宍戸 獅堂)

何故こんな事になってしまったのだろうか?
だが、今更どうする事も出来ないのが現実だ。
自分自身を捨て去る勢いで、『宍戸』がステージに立つ。
次の瞬間、一斉に観客達の眼差しが注がれた。
そして、宍戸の『芸』が始まる。

      グニャ 
             グニャリ

「ふーん、『スプーン曲げ』かぁ。
 ま、最初だしこんなモンなのかな」

「ほら、見て見て。曲がってる曲がってる」

「スプーンを振ると、錯覚で曲がったように見えるって知ってる?
 それだったら私も出来るけど」

       ズッ
              ズズッ

「うおッ、『ナイフを飲み込んでる』ぞ!
 ああいうのって危なくねーのかなァ〜?」

「危なかったらやらないでしょ。何かトリックがあんのよ」

「わー、マジで入っちゃったよ……。スッゲ」

           バササササッ

「あれって『人形』……だよね?飛んでっちゃったよ?」

「本物を人形みたいに見せてたってコトじゃないの?
 あらかじめ調教とかしといてさァ」

「いや、オレ全然分かんねーわ。これヤバくね?」

     ピョコッ 
             ピョコッ
                     ピョコッ

「あッ!あれ知ってる!カワイイ〜」

「簡単そーに見えて、ケッコー難しいのよね。アレって」

「なぁ、アレは『本物』じゃねーよな?」

   パチ    パチ    パチ    パチ    パチ
      パチ    パチ    パチ    パチ    パチ

全ての演技を終えた宍戸に、観客からの拍手が送られた。
万雷の拍手とまではいかないが、及第点だ。
宍戸が参考にした人物のように、
庶民的で親しみやすい雰囲気がウケたのかもしれない。

「――お疲れ様でした。
 こちらに『差し入れ』を用意させて頂きました。
 どうぞ、遠慮なく召し上がって下さい」

宍戸がステージから戻ってくると、『和菓子』が準備されていた。
老舗として有名な高級店の『羊羹』だ。
早速パクついて――――。

       ウゾ

気のせいだろうか?
今、何か『動いた』ような気がしたが……。
『宍戸の眼』だけは、その『正体』を知る事が出来た。

  ウゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾソ
     ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ
         ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ

『怪物』だ。
『羊羹に擬態した怪物』が、不気味にのたくっている。
『宍戸の受難』は終わらない――――。

          ⇒『CLEAR!』

110『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/25(土) 13:13:29
>>105(斑鳩 翔)

小粋なシルクハットを携えて、『斑鳩』は舞台に上がる。
細工は流々。
あとは、それを予定通りに行うだけだ。

   ジャララララララララララァァァァァ――――――ッ

『鎖』を発現し、流れるような動作で切り離す。
慣れたものだ。
観客からは、何もない所から鎖が現れたようにしか見えない。

   カシンッ
         ポォ――――ンッ
                      パシィッ

更に切り離し、空中に投げ上げ、受け止める。
ただ、ここで小さな『手違い』が生じた。
『鎖同士』を繋げて出来上がるのは、一本の『長い鎖』だ。
従って、接続したとしても『棒』のようにはならない。
だが、どちらにせよ観客には分からないため、
それが評価を下げる要因には成り得なかった。

         ポォ――――ンッ

         ポォ――――ンッ

         ポォ――――ンッ

         ポォ――――ンッ

         ポォ――――ンッ

続けざまに行われる『鎖』のジャグリング。
『ロスト・アイデンティティ』の精度を活かした巧みな技だ。
それを見守る観客達は、斑鳩の芸に引き込まれている。

          ジャララララァッ

          ジャララララァッ

          ジャララララァッ

          ジャララララァッ

          ジャララララァッ

シルクハットの中に吸い込まれるようにして、『鎖』が消えていく。
何の問題もない。
この場にいる人間の誰一人として、
斑鳩の『芸』を見破れる人間は存在しない。

     ワァァァ――――ッ
                 ワァァァ――――ッ

あちこちで惜しみない歓声が上がる。
会場を盛り上げる役目は十分に果たしたと言えるだろう。
その声を背にして、斑鳩はステージを降りていった。

          ⇒『CLEAR!』

>>106(小林)

「ちょっと君達!こんな所に入ってこられちゃあ困るんだよ!
 はい、さっさと出てって!」

二人のトラブルメーカーが、係員によって摘み出されていく。
幸いにも、これが『本命』に支障を来たす事はなさそうだ。
そして、本命である『小林』がステージに進み出た。

                  ス ス ス ッ

          ス ス ス ス ス ッ

  ス ス ス ス ス ス ス ッ

テクノ調の音楽に乗せて繰り広げられる、
色とりどりの『水晶ジャグリング』。
その摩訶不思議な動きに、
観客達の視線は釘付けにされている。
『本職の人間』と比べれば、
手捌きに劣る部分があるのは否定できない。
しかし、小林には『本職にはない力』があるのだ。
『リヴィング・イン・モーメント』――
球状の『水槽』を自在に操る能力が、
このパフォーマンスを自然に見せる事を可能にしていた。

    パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!
    パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!
    パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!

演技を終えた小林に、賞賛の拍手が降り注ぐ。
観客の反応は上々だ。
先程までと比べて、確実に盛り上がっているのが分かる。
来年も、引き続き『依頼』が来るかもしれない。
その時のために、新たな技を開発しておくべきだろうか?

          ⇒『CLEAR!!』

111『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/25(土) 15:08:01
>>107(逢瀬 泰葉)

『一本の花』は『人間を超えた膂力』を与え、
『二本の花』は銃弾さえも通じない『鋼の鎧』を与える。
それが『ガンジャ・バーン』の能力だ。
今の『逢瀬』は、『人間という枠組み』から、
大きく逸脱した生命体と言える。

  ブゥゥゥンッ

       ブゥゥゥンッ

            ブゥゥゥンッ

                 ブゥゥゥンッ

                      ブゥゥゥンッ

そして、この周囲に広がる『蜂の群れ』も同様だ。
異形に変化した大群を目の当たりにし、敵が浮き足立つ。
この奇襲が逢瀬にとって想定外だった以上に、
『未知の生命体』の襲撃など、
敵にとっては全くの『イレギュラー』だった。

        メキバキィッ!!

『駄目押し』に、鱗に覆われた手がドアノブを握り潰す。
威嚇としては十分過ぎる程だ。
リーダー格の男が、額に汗を滲ませながら口を開いた。

「――『司法取引』する。大事な証人だ。丁重に扱ってくれ」

しばらく躊躇っていた五十人の部下達が、静かに銃を下ろす。
こうして、事件は終幕に向かう。
何よりも、『逢瀬の知略』あってこその解決だ。

          ⇒『CLEAR!』

>>108(逢瀬 泰葉)

『花畑』については、事前に話を通した事もあり、
何ら問題はなかった。
問題があるとすれば、『エルフの外見』だ。
鱗で覆われた姿は、どう見ても『まともな柴犬』には見えない。
だが、ここが『イベント会場』であった事が幸いした。
パフォーマンスの一環だと思われたらしく、
観客から大きな突っ込みが入る事はなかった。

    タ ン ッ
            タ タ ン ッ
                      バ バ ッ

障害物の設置されたコースを、
無駄のない洗練された動きで走破する『エルフ』。
観客からの反応も中々のものだ。
純粋な『芸の質』が、『外見の不気味さ』を帳消しにした。

追加で『鳥』を呼ぼうとした時、『問題点』に気が付いた。
始まる前に摂食させていた『エルフ』と違い、
観客達の目に触れずに鳥達を変異させる事は不可能に近い。
余りにも『不自然過ぎる』。

         パチパチパチパチパチパチ

      パチパチパチパチパチパチパチパチパチ

   パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

ともかく、『逢瀬の芸』は無事に終了した。
夜を徹して用意した甲斐あって、会場の盛り上がりは悪くない。
『柴犬のファン』を増やせたかどうかは定かではないが。

          ⇒『CLEAR!』

112樋口兎丸『チェーンソー・ロマンス』:2020/04/27(月) 23:35:54
>>102

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/130

 ドクンッ
        ドクンッ

   ドクンッ 

          ドクンッ
「大道芸、ね」

        ドクンッ
  ドクンッ
          ドクンッ
      ドクンッ

「……はぁ」

ドクンッドクンッドクンッドクンッ

「やろうか」

ドッドッドッドッドッドッドッドッドッ

音が響く、それは鼓動のドラム。
そして彼女の持つ刃が駆動する音。
チェーンソー、樋口兎丸の唯一の荷物。

「今からするのは簡単な手品」

用意されたテーブル、その上にはペットボトル。
そして樋口の手には一枚のトランプ。
柄はスペードのエースだ。

「スペードは剣の象徴、だからこのトランプも潜在的に剣の素質がある」

手に持ったトランプをペットボトルの底側に当てる。
『チェーンソー・ロマンス』
ペットボトルがチェーンソーと化したトランプによって底を切り落とされる。

「ほらね」

そして切れたペットボトルを手に持ち、トランプをその側面に突き刺す。
ちょっとした手持ちの斧である。

「さぁ、ここからが本番」

後はこの簡単な斧で手近なものを切ってしまえばそれでいい。
切っていいものなら何でも切る。

「簡単でしょ?」

そう、言ってのけた。

113『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/28(火) 07:53:59
>>112(樋口兎丸)

スタンド使いのみに聞こえる、無骨な『エンジン音』が鳴り響く。
それは『樋口』の精神が奏でる音色だ。
彼女の手が掴んだものは、全て『チェーンソー』と化す。

         ズ パ ァ ッ !

『スペードのエース』が、いとも容易くペットボトルを切り裂いた。
本来ならば有り得ない事だ。
『チェーンソー・ロマンス』の能力が、それを可能にする。

  ザ グ ッ

カードとペットボトルを組み合わせ、手製の『斧』を作成。
普通の斧と違うのは、非常に『軽量』であること。
そして、その切れ味は『斧以上』だ。

                      ス パ ン ッ !
        ス パ ァ ン ッ !

『カード・チェーンソー』が、瞬く間にテーブルをバラバラに寸断した。
集まった観客達は、一様に驚きの表情を浮かべている。
樋口のパフォーマンスは、間違いなく『成功』と呼べるだろう。

          ⇒『CLEAR!』

114鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/04/28(火) 20:42:48
>>102 『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』
 解答


【記】『スタンド能力詳細まとめスレ』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/103


神主のような衣服を身につけて、壇上へ上がる。この服装は、『芸』の内容を話したら
運営側から、学生服よりはその方がいい、と勧められたものだ。
なるべくお客さんとは目を合わせないようにする。間違いなく、その中に1人くらいは女性がいるだろうから。

「皆さま、初めまして。これからお見せするのは、一本の『妖刀』です」

そう言って、一本の『柳刃包丁』を台の上に置く。
もちろんただの『ホームセンター』で買った、それなりに切れる普通の包丁だ。
個人的にはウソはあまり得意ではないが、お客さんもそれを踏まえた上で楽しんでくれるなら、やむを得ないだろう。

「では、この切れ味をご覧下さい」

そう言って、台の上に置いた刺身を切っていく。
切れ味に特化した柳刃包丁は、刃を前後させずともサクを綺麗に切断できる。
しかしそれでも、この時点ではただの包丁だ。お客さんもそう思っているだろう。

「…おや。妖刀が暴れ出したようです」

包丁から手を離し、数歩下がって『シヴァルリー』を発現。包丁を握らせ、自分へと向けてそれを振り回させる。
一人でに動き出して、宙を切り裂く包丁。まずこれが第一の見せ場。

「このままでは危険です。なので、この『妖刀』から危険な力を奪ってしまおうと思います」

そう言って、『シヴァルリー』の片手に包丁を持たせたまま、逆側の手を自分の目の前へ。
包丁の『殺傷力』を、その手へ向けて奪わせる。『殺傷力』の刃は『実体化』したスタンド物質だ。
つまり一般人にも目視できる。包丁から瓜二つの同じ包丁が飛び出して、壇上の自分の目の前で消えるのだ。これが第二の見せ場だ。

力を奪った包丁は、『シヴァルリー』によってゆっくりと台の上へ戻す。あたかも力尽きて倒れるかのように。

「…これによって、この『妖刀』は切る力を失いました。もう安全です」

そう言って、その包丁を握り力強く自分へと突き刺す。しかし『シヴァルリー』によって『殺傷力』を奪われた刃は、何も傷付ける事はできない。
台の上の食材も切ろうとして見せた後、お客さんの方を向いて言う。

「確認してみたい方は、どなたでもこちらへいらっしゃって下さい。力を奪われたのがお分かり頂けると思います」

そして最後に、それをお客さんに体験して頂く。これが第三の見せ場。
どの食材を切ろうとしても、必ず切ることはできないだろう。直に包丁に触れる事で、不思議な出来事を体験してもらう。
皆に納得して頂けたなら、一礼して下がるとしよう。

115『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/29(水) 08:38:14
>>114(鉄 夕立)

芸の世界において、見た目は重要だ。
『鉄』は、仮にも『プロの大道芸人』として、
このステージに立たねばならない。
運営の読み通り、制服で行うよりは説得力が増すだろう。

「おー、何かスゲー。あれ自前かな?」

「思ってたより若いわねえ。なかなか雰囲気出てるじゃない」

「私、結構好みかも〜。写真とっとこ」

                   パシャッ

会場内の男女比は半々くらいだ。
ここで動揺しては、演技にも支障を来たすかもしれない。
平常心を保ちつつ、鉄の芸が始まる。

  サクッ サクッ サクッ

長い柳刃包丁で刺身を切る。
当然、切れる。
当たり前の事だ。
だが、これは『準備段階』。
そう思うからこそ、観客も文句を言うような事はない。

      ブ ン ッ
             ブ ォ ン ッ

「わッ、何!?勝手に動いてるよ!?」

「糸で操ってんじゃねーの?透明なヤツでさ」

「でも、普通あんな風に動く?」

包丁が独りでに動き出すと、観客席も賑やかになり始めた。
とはいえ、これも『序の口』。
まだシヴァルリーの『真価』は見せていない。

                    ド ン ッ !
        シ ュ バ ッ !

「今の見た!?スゴすぎでしょ!」

「包丁が増えて……しかも消えた……?」

「……わっかんねえ。どういう仕組みだよ?」

『殺傷力の刃』を使ったトリックは十分に観客の興味を引いた。
一般人にも見える点を、メリットとして活かしている。
そして、鉄のパフォーマンスは『フィナーレ』へ向かう。

「はいはーい!私やりたいで〜すッ!」

『確認』のため、大学生風の若い女が壇上に上がった。
始めに写真を撮っていたのと同一人物だ。
包丁を手に取り、やや危なっかしい手つきで、
まな板に乗った刺身を切ろうとする。

  トスッ
       トスッ トスッ

「――――あれ?『切れない』!ホントに切れなくなってる!」

その後、数人が同じように試したが、結果は変わらなかった。
『殺傷力』を奪われた包丁は、何物も傷付ける事は出来ない。
やがて、盛大な拍手の中で、鉄は退場していく。

        パシャ パシャ パシャ

…………先程の女は、その時も写真を撮っていた。
何やら熱い眼差しで、立ち去る鉄を見つめている。
舞台に上がったのも、
『好みの相手』に近付きたかっただけなのかもしれない。

          ⇒『CLEAR!』

116『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/07(木) 22:53:43
◆問題名:『Chapter of Accidents:Scene1』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

  ザァァァァァ
          ァァァァァ
                 ァァァァァ
                        …………

貴方は『豪華客船』に乗っていた。
幸運にも懸賞が当選し、優雅な『船旅』に出たのだ。
出航してから特に問題もなく、
平和で穏やかな日々が続いている。
ある静かな夜、貴方は一人で『屋上デッキ』を歩いていた。
ここは大海原の中心付近に当たるようだ。
漆黒の海面が、何処までも果てしなく続いている。
その直後、平穏な時間は『終わり』を告げた。

  ド ッ 
      ガ ァ ァ ァ ァ ァ ン ッ ! !

唐突に爆発音が響き渡り、凄まじい振動が船体を襲った。
どうやら、船内で何らかの『事故』が起きたらしい。
詳細は不明だが、危機的状況なのは明らかだ。

  ズズゥッ……!

                  ズズゥッ……!

船は徐々に『沈み始めている』。
おそらく、完全に沈没するまで『五分』程度だろう。
この船の『最下層』には、
緊急避難用の『ボート』が搭載されており、
そこまで行けば脱出できる。
しかし、この船は非常に『広い』。
各階を繋ぐエレベーターは先程の衝撃で停止し、
今から全力で走ったとしても、
間に合うかどうかは『微妙』なところだ。

          ズズゥッ……!

だが、迷っている時間はない。
何とかして『確実』に『ボート』まで辿り着く必要がある。
海に浮かぶ巨大な『天秤』の上に、
貴方の『命』が載せられた。

◆所持アイテム:日用品の範疇。
◆成功条件:船が沈没するまでにボートへ辿り着く。
◆失敗条件:ボートに乗れない。
◆備考:船は『七階建て』。ワンフロアの広さは『広大』。
     現在位置は『屋上デッキ』。ボートは『最下層』。

117芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2020/05/07(木) 23:26:43
>>116『Chapter of Accidents:Scene1』
(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

(ttps://www.youtube.com/watch?v=9WYqX2of1Ys)
芦田「てて〜て〜〜〜♪ てれてれててぇて〜〜〜〜♬ てれてーーーーー♪ 
てれてぇ〜〜〜♬♪
――うぉおおおおおおおおお!!!! 俺のウィゴちゃーーーーーん!!」

『海の藻屑になれよ(ガチボイス) いや本当名前を訂正するよりも先に
名曲を一点の余地なく穢された殺意が迸ったわ
なにワレ 私をローズに仕立て上げてるねん』

よぉ! 俺の名前は芦田 裕 何処にでもいるでも30前後な
ちょっとだけスタンドへの愛が重いナイスガイさ!!

『ナレーション詐欺やめてくれませんかね。おめーの愛じゃねーよ 
あい、って書いてドブって読むんだわ その想いは。
あと、無理やりタイタニックごっこさせられてデッキから落ちかけた
私の心的外傷とかって何処で請求できんの??? 妖甘様ですか??
またはスタンド板の管理人か、したらば運営に頼めばいいの?』

芦田「…………ウィゴーちゃん、流石にメタ発言よくねーと思うよ?」

『しね』  ズギュン 『……チっ 豪華客船とか面倒くせーけど
こいつ死ぬと私まで、これから飯とか面白い美術品巡り出来なくなるからな』

芦田「ウィゴーちゃん……口悪くなっちゃったね。
俺 ウィゴーちゃんが不良になって…………全然アリだな」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだ……っ゛!! 
頼むから人類の為にも口を噤めっ……喋るな!!』

まぁ、真面目な話。豪華客船って言うぐらいだからデカいし時間もかかるか。
 他にも人が乗ってるだろうし、心の優しいウィゴーちゃんなら
人助けの為にも、嫌がるでかい乗り物でも『過去改変』で直してくれると思うぜ。

芦田「俺を助ける為に(強調)!」

『いや、あんただけなら助けなかったわ(確信)』

118宍戸 獅堂『グロテスキュアリー』:2020/05/08(金) 00:50:56
>>116(『Chapter of Accidents:Scene1』 回答)

「ったく、嫌な予感は……してたんだよなぁああ〜〜〜〜っ。
 『怪物』だらけの『豪華客船』に乗っちまった時点で……『運の尽き』ってコトか」

 最悪だ。

 恨みがましく『屋上デッキ』内を見渡して、その『怪物』を一匹、引っ掴む。
 気持ち悪いが、背に腹は代えられない。


         グ       リン !


 『グロテスキュアリー』。その『擬態』を見破る。

 ここが『屋上デッキ』なら、乗客が誤って海に落ちてしまう可能性がある。
 そのために、法定備品として『ロープ付きの救命浮き輪』が必ずあるはずだ。

(参照URL:ttps://jci.go.jp/inspection/houteibihin_engan/fukan.html)

 それに『擬態』した『怪物』。
 『ロープ』部分の一方が、船の柵などにしっかりと結び付いていることを確認する。
 そして、自分自身は『怪物』の頭部……もとい、『浮き輪』部分にしがみつく。

 『怪物』は、その全身が筋肉のようなものだ。
 『ロープ』部分は、いわば同じ長さの『大蛇』に等しい。……その割には、『怪力(破B)』だが。
 頭部につかまった自分を持ち上げさせ、船の外側を経由して、より下階にゆっくり降ろさせる。

 『豪華客船』というならば、屋上以外にも『デッキ』はあるだろう。
 もしなければ、自分ごと頭部を叩きつけさせて、窓ガラスなどを割って入ればいい。
 ボートのある最下層まで、大きくショートカットできるはずだ。

能力詳細URL:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051228/152-153

119彩木ミサオ『レインボウ』:2020/05/08(金) 22:07:06
>>116(『Chapter of Accidents:Scene1』 回答)
「大丈夫。すぐにそっちに合流するよ」
「エレベーターは故障、非常階段からは離れているけど……」

「今、ボクのスタンドが船体にスプレーで『避難用のはしご』を描いている」

「“お前のスタンドは壁に落書きをするだけの能力じゃないか”って?」フフン

       『 シュ ウゥゥゥ―z_! ベタッ ペタァッ ベタァッ 』

「画材と使い方次第かな、こーゆーのはさ……!」

「コンクリや金属を接着するのに使う【工業用接着スプレー】だ。
 数平方センチの僅かな接着面だけで、数十キロの重さを支えられるぜ」

手、足、服の袖、腹――全身で粘着剤だらけの壁面に貼り付く。

       スプレー
「そして、接着剤はボクのスタンドだから解除も自在」ベリッ ペタッ
「渡れる虹(レインボウ)ってこと。お分かり?」

移動に合わせて接着液のハシゴを描く→接着面の解除(精密:A)を繰り返し、
ヤモリやクモ男のように垂直な船体をスルスルと這い降りてゆく。
これで最下層まで大幅ショートカットだ!

(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106)

120『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/09(土) 13:14:23
>>117(芦田)

  ズズズズズ
           ズズズズズ
                    ズズズズズッ

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』の能力は、
物体から『フィルム』を抜き出し、
そこに記された『記録』を読み取る。
だが、小型船ならまだしも、『豪華客船』というのは、
ほぼ『建物』と同じだ。
当然『フィルムの抜き取り』には、相応に長い時間を要する。
もう少し遅かったら間に合わなかったかもしれない。
しかし、どうにかギリギリで『出来上がった』ようだ。

      ――――ズギュンッ

引き出された『フィルム』から、『破壊の瞬間』を切り取る事で、
『過去』を『改変』する。
それによって、船の破壊は『なかった事』になった。
本来ならば『不可能※』な行動であったが、
未曾有の危機的状況が、それを『可能』にしたようだ。

  ザァァァァァ
          ァァァァァ
                 ァァァァァ
                        …………

事態を解決した芦田達は、何事もなかったかのように、
元の平和な船旅に戻る。
多くの乗客や乗務員の命を救った彼らだが、
その存在を誰も知る事はない。
『何か忘れている』ような気もするが――――。

◆成功条件:船が沈没するまでにボートへ辿り着く。
◆失敗条件:ボートに乗れない。

          ⇒『条件未達成』


1:『フィルム』に出来るものの大きさの限界を教えてくれ

フィルムを引き出せる物の話だよな?
あくまでフィルムを対象から引き出す能力だから大きさの限界とかはない。
……あぁ、ただ『建物』とかは建てるの自体に時間がかかるしフィルムも長くなるから、多分
そいつ自身が嫌がると思うぜ。

3:【フィルム】の対象として、ウィゴーちゃんが建物自体は
拒否しても、建物の1部屋だけを限定として【フィルム】にするのは可能?

それも拒否されるから現状不可能。
やったとしてもお目当てのシーンが見つかるとは限らない。

121『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/09(土) 13:14:58
>>118(宍戸 獅堂)

『浮き輪の付いた丈夫なロープ』――
当然、それは常備されていた。
視界に収める事で『正体』を暴き、
『本来の姿』である『怪物』に変える。
一端をデッキに固く結び付け、それを『命綱』として、
下に降りていく。

  グ ニ ャ

                      グ ニ ャ ッ

          グ ニ ャ ァ ッ

宍戸の読み通り、『力』に関しては何の問題もない。
問題があるとすれば、一時とはいえ、
『怪物』に身を預けなければならない事か。
気色悪くのたうつ『怪物』にしがみついているのは、
あまりいい気分とは言えない。
だが、『命』には代えられない。
このまま『下の階』へ――――。

     ズルルルルルゥゥゥゥゥ――――――ッ!

問題は『もう一つ』あった。
『怪物』の精度は『極端に低い』。
したがって、『繊細さ』を要する命令を実行するのは、
いささか難しかったようだ。
思いの他『勢い良く』降ろされてしまい、
少々肝を冷やす事になってしまった。
しかし、この後の行動に支障はない。

            ――――ダンッ

大幅な『ショートカット』に成功し、そのまま『目的地』へ向かう。
行く先で、乗務員が避難誘導を行っているのが見えた。
程なくして『ボート』に乗船した宍戸は、
ようやく一息つく事が出来たのだった。

          ⇒『CLEAR!』

>>119(彩木ミサオ)

      プシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

『スプレー』というジャンルは存外に幅広く、
何も『着色』に限った話ではない。
工業用の『接着スプレー』も、その一つと言える。
船体に塗布された『それ』は、まさしく『虹の梯子』だ。

  ベタッ
     ベリッ
           ベタッ
              ベリッ
                    ベタッ
                       ベリッ

『レインボウ』の神業的な精密性を活かし、
『梯子』を伝って下層に向かう。
ちょっとした『フリークライミング』だ。
本来は掴む場所のない垂直な壁だが、
『接着面』が体重を支えてくれる。

                     ――――――タンッ

こうして彩木は、無事に『最下層』まで到達する事が出来た。
時間にも、まだ余裕がある。
乗務員の誘導に従い、『路上のアーティスト』は、
慌てる事なく『ボート』に乗り込んだ。

          ⇒『CLEAR!』

122『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/09(土) 13:43:42
◆問題名:『Chapter of Accidents:Scene2』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

気付いた時、貴方は『無人島』にいた。
乗っていた『ボート』が嵐で難破してしまい、
見知らぬ浜辺に打ち上げられていたのだ。
辺りを見渡すと、バックパックが落ちていた。
ボートに積んであった『非常用持ち出し袋』のようだ。
中には水と食料・携帯ラジオ・懐中電灯などが入っている。

  ザザァァァァァ……
                   ザザァァァァァ……

ここは『絶海の孤島』らしく、
この島以外の陸地は全く見えない。
少なくとも、しばらくの間は、
救助が来ない事を覚悟した方がいいだろう。
『島』の中央は森のようになっており、
もしかすると水源や食料が見つかるかもしれない。
ひとまず、ここを調べてみる必要がありそうだ。
バックパックを背負い、貴方は『島』の探索を開始した。

        ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ

しばらく歩くと、『洞窟』が見つかった。
この場所なら雨風を凌ぐ事も出来るだろう。
懐中電灯を手にして、『洞窟』の奥へ進んでいく。

                    ――――――ズルゥッ

『最深部』に到達した時、明かりの中に動くものが見えた。
それは、毒々しい色彩の『蛇』だった。
記憶が間違っていなければ『毒蛇』だった筈だ。
体内に『猛毒』を持ち、一度でも咬まれると、
大型の動物でも死に至らしめる。
それも一匹だけではなかった。
よく見ると、あちこちに潜んでいるらしい。
これだけ沢山いて、今まで襲われなかったのが不思議だ。

            ズルッ…………
                        ズルッ…………
       ズルッ…………
                    ズルッ…………
  ズルッ…………
               ズルッ…………

今の所、『毒蛇』が襲ってくる様子はないが、
何かの拍子に彼らの『気が変わる』可能性もある。
そうなる前に、この『巣窟』から脱出しなければならない。
悪戯に彼らを刺激する事は非常に危険だろう。
だが、手を出さなかったからといって、
向こうから襲ってこないという保障はない。
何とか『安全』に切り抜けられる手段はないものだろうか?

◆所持アイテム:『非常用持ち出し袋』に入っていても、
           不自然ではない品物。
◆成功条件:『毒蛇の洞窟』から出来るだけ安全に脱出する
        (100%安全でなくても良い)。
◆失敗条件:脱出できない・手段の安全性が低い。
◆備考:洞窟の地面・壁・天井に『多数の毒蛇』が存在する。
     具体的な『総数』は不明。

123逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/10(日) 01:58:51
>>116
「おっと、この状況は好みだ。『末路』は美しさが足りないから嫌いだけどね」

軽く右足の靴を蹴って『ガンジャ・バーン』を発現しながらエレベーターを目指す。
『1分後』に増えた花を摘み取り摂食。
肉体を『柔らかな鱗』が覆ってスタミナが上がり身のこなしが軽やかになる

「よくこんなものを『草食恐竜』は食べたね。虚無感しかない味だ」

『2分後』に増えた花を摘み取り二回目の摂食を行う。
閉ざされたエレベーターの扉を怪力で抉じ開ける(パス精:BCC)
『柔らかい鱗』が『硬い鱗』に変質したのを確認してワイヤーロープに飛び乗る。

「せーのっ…GRYYYYYYYYYYYYYYYYY――――――――ッ!!!!!」

この恐ろしく『硬い鱗』を滑り止めに使いつつ、それなりの速度で最下層を目指す。
身近に存在する物では欠けもしなかった硬さ(パA三回以上で破壊)なら摩擦で肉を傷つけることはないだろう。
途中で止まったエレベーターが有ったら減速して着地。
天井上の脱出口を抉じ開けて中の人々に『ガンジャ・バーン』を差し出す。

「花を食べたら『怪力』を得られる。で、扉を開けてね」

志願者が居れば花を与えて扉を抉じ開けさせる。
そして、自分は続けて最下層を目指す。

「ワイヤーロープってグリス臭いんだ…」

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

124逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/10(日) 02:01:36
>>122
「君は無人島初の朝ご飯だ」

どう考えても危険な無人島探索に用意無しで挑むのは『超能力者』として失格。
探索前に起点となる『ガンジャ・バーン』を漂着地点で発現し、充分に待ってから花を二本摂食しておいた。
今の私は『硬い鱗』に覆われた肉体と優れた体力、『嗅覚』と軽やかな動作を獲得している。

「実は『嗅覚』で居場所を知ってたんだ。明かりも無しに来れたのはおかしいよね? ふふっ…」

「とても美味しそう。明日も来るからね。逃げても追跡するから無駄だよ」

「卵もよろしくね?」

平べったい石2つを拾って『ガンジャ・バーン』の花を擦り、花の油分を滴らせ落ち葉に染み込ませた後は、石2つをぶつけた時に生じる火花で着火。
蛇を炙って食べ終えたら漂着地点に戻ろう。

「『ガンジャ・バーン』が根絶されなきゃ肉体は戻らないし、砂浜を花畑にして船の注意でも引くかな」

「その前に無人島の生物を『支配』しなきゃね」

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

125彩木ミサオ『レインボウ』:2020/05/10(日) 08:05:28
>>122(回答 『Chapter of Accidents:Scene2』)
「――ハッ!」ババッ
「ううっ(天井にも……!)」サッ

以前、アートの図案にしようと図鑑で調べたから知っている。
この派手な体色は、猛毒の種類の〇〇スネーク!
治療手段の無い無人島でかまれた場合、致死率100%!

「図鑑を読んでて良かった……お陰で対処法も分かる」
「ヘビはとてもニオイに敏感な生き物だから――――」シュウウゥゥ

万能スプレーのスタンド『レインボウ』で、農家が使う【毒蛇除けスプレー】を出して、
ヘビのニガテなニオイを辺りに散布し安全地帯を作る。
(“殺蛇用スプレー”ではない所がポイント……強い毒スプレーだと、逆に刺激して反撃を受けてしまうから)

「これでヘビはボクの周りに近づこうとしない」

合わせて、2本目の『スプレー』を発現して発射。

            『 プジュルルル…… ボヤアアァ〜  』

          (ttps://www.lumica.co.jp/2018/12/18/8131/)

「停電時や夜間のヘリ誘導に使う【発光スプレー】!」

ライブの応援に使う『サイリウムライト』と同じくらい明るく光る化学ジェルを出すスプレーだ。
5〜6m先まで噴出できる発光ジェルで、床や壁に光源を作ってゆく。

「この辺りの壁にヘビの姿は……なし!」

2種のスプレーで安全な道を描きながら、出口を目指す。

(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106)

126リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2020/05/10(日) 22:09:10
>>122(回答 『Chapter of Accidents:Scene2』)

(能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/299)

「そう言えば、アタランテ。私達はどうやって豪華客船のデッキから
ボートへ辿り着いたのだっけ? 」

「漁網をロープにして下るにしても、私はターザンじゃないから
危ないしね……っと、どぅどぅ君達。
 私達は君達と争う気はないんだ 安心してくれ」

ズギュン

発現するのは『箱罠』と『漁網』だ。イノシシが入る程のサイズに
私自身が入る、その前に漁網を箱にかけて毒蛇達が侵入する隙間は
限りなく減らす。

 ズリ ズリ

「恰好はつかないが、別にこの島にはアタランテ
私達しか居ないしね。蛇達が喋れるなら、今頃穴に入りたい心境だったろうけど。
まぁ、穴でなくて絶賛 箱に入ってるんだけどね 私達」

あとは、そのままゆっくり箱を引きずりつつ出口まで移動するだけ。
蛇達も興奮して襲い掛かろうとするが、箱とソレを覆う網が防壁となる。
日の当たる場所まで出たら、巣から出てまで私を攻撃する気は蛇達も
無くなるだろう。何物も傷つけず、これが一番良い方法だ。

「……しかし、これからどうやって過ごそうかなぁ」

食料に関しては、私の能力ならば全く持って不安は無い。
 
ただ山篭りは慣れてるものの、こういった状況は初めてだ。
……早く町に戻り、彼にも会いたいものだな。

127『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/11(月) 21:14:23
>>123(逢瀬 泰葉)

二本の『花』を接触した事で、
逢瀬の肉体は『大きな変貌』を遂げる。
手に入れたのは超人的な『怪力』と『持久力』、
そして弾丸さえも通さない『鋼の鱗』だ。
『半恐竜化』した逢瀬が、エレベーターの扉に手を掛ける。

     ギギギギギ…………
                     ガコンッ!

『鱗』に覆われた両手で力を込めると、
扉は容易く口を開けた。
目の前には、『ワイヤーロープ』が存在している。
それを両手で掴み、逢瀬は躊躇する事なく身を躍らせた。

  ザリザリザリザリザリィィィィィィィィィィ――――――ッ!!

滑り降りる勢いで、『ワイヤーロープ』が『鱗』と擦れ合い、
激しく火花を散らす。
まともな人間には困難な芸当だが、
『恐竜人』と化した逢瀬には十分に可能だ。
途中でエレベーターを発見し、内部を確かめるが、
生憎『無人』だった。
誰もいなかったのは幸いだ。
『人命』という点は勿論、『パニック』という点でも。
今の逢瀬は『怪物じみた外見』になっている。
この異常事態の最中に現れたら、
『火に油を注ぐ結果』になっていてもおかしくない。
『花』を差し出したとしても、
素直に受け取ってもらえるかどうかは疑問だ。
まず『警戒』されるのが自然だし、
それを『食べる』事は更に考えにくい。

           ――――――ズザァッ

まもなく、逢瀬は無事に『最下層』に到達する。
自らの『能力』を活用し、
『ワイヤーロープ』という環境も利用した。
機転に富んだ『見事な脱出』と呼べるだろう。
前方に視線を向けると、
速やかに避難が行われているのが見えた。
人目につく前に、『元の姿』に戻っておいた方が良さそうだ。

          ⇒『CLEAR!!』

128『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/11(月) 21:16:07
>>124(逢瀬 泰葉)

    ズ ン ッ
                ズ ン ッ

『豪華客船沈没』の危機を乗り越え、
堂々たる足取りで洞窟に踏み込んだ逢瀬の周りを、
『毒蛇』の群れが取り囲む。
しかし、逢瀬に抜かりはなかった。
既に『変化』を終えていた肉体は、
『人間を超えた力』を発揮する。
優れた『嗅覚』は蛇の匂いを探知し、
強靭な『鱗』は蛇の牙を通さない。
まさしく万全の体勢だ。
とはいえ、『明かり』はあった方が便利だろう。
『超人的な肉体』を獲得しているといっても、
『ガンジャ・バーン』は『夜目』が利く訳ではないのだから。

                    ゾワ……
            ゾワ……
    ゾワ……

『得体の知れない雰囲気』に恐れをなしたのか、
蛇達は大人しくしている。
一匹が果敢に噛み付いたものの、
今の逢瀬には全く通用しない。
強力な腕力で掴み取られた蛇は、
逃れようとして必死でもがいている。
それを意に介さず、逢瀬は着々と『準備』を進めていく。
『ガンジャ・バーン』の『油分』を活用して火を起こし、
蛇を炙り始める。

         ジュワァァァァァ…………

ほど良く焼き上がった蛇を食べようとした時、
不意に『疑問』が浮かんだ。
『ガンジャ・バーン』は、
逢瀬の『筋力』と『皮膚』を変化させている。
裏を返せば、『それ以外』は『元のまま』だ。
加熱によって『猛毒』が消えているという確証もない。
もし体内に入れば、その『毒』は内側から逢瀬を蝕み、
『命』さえも脅かす危険がある。
『恐竜は毒で滅んだ』――
その『仮説』を再現するのが『ガンジャ・バーン』の能力。
あるいは、この無人の島で、
『仮説』が『事実』に変わるかもしれない…………。

          ⇒『CLEAR!』

・花2本分の毒の摂取で、全身が『硬いウロコ』に覆われる。

 牙や尻尾が生えたりはしない。
 あくまで、元の生物の形状のまま筋力と皮膚が変化したものである。

(以上の点から、変化するのは筋力と皮膚のみであり、
 体内は人間の状態の時と変わらないと解釈する)

129『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/11(月) 21:23:05
>>125(彩木ミサオ)

                    シュル……

           シュルルル…………

  シュルルルルル………………

沈没寸前の『豪華客船』から脱出した彩木を、
更なる受難が待ち受ける。
足を踏み入れた先は、『猛毒蛇』の巣窟だった。
『致死率100%』――もし噛まれてしまえば命はないだろう。
だが、彩木は慌てない。
その手の中には、既に『解決策』が用意されているからだ。

  プッシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

極めて冷静に『蛇除けスプレー』を散布。
その匂いを嫌がった蛇達が、徐々に遠ざかっていく。
狙い通り、『安全地帯』を作り出す事に成功した。
『刺激しすぎない』点も功を奏している。
彩木の『策』は、それだけではない。

           プジュルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

もう片方の手に『発光スプレー』を発現し、
洞窟内に『光源』を設置する。
それによって、『安全確認』は容易になった。
『レインボウ』が描き出す『虹の道』を通り、
彩木は出口に向かう。

        ザッ ザッ ザッ
                  …………ザッ
 
やがて洞窟を抜けた彩木を、眩しい太陽の光が出迎えた。
状況に合わせて適切な『スプレー』を選択しただけではなく、
二つの異なる『スプレー』を併用する事で、
無事に危機を乗り切ったのだ。
それは『スタンド使いとしての才能』か、
または『アーティストとしての才覚』か――――。

          ⇒『CLEAR!!』

>>126(リカオン)

『豪華客船』を出て『ボート』に乗り込んだのも束の間、
リカオンは新たな危険に見舞われてしまった。
この危機を脱する手段は、
『アタランテ・オーバーチュア』の『能力』だ。
『彼女』は、あらゆる『狩猟道具』の発現を可能とする。

       ズギュンッ
                ズギュンッ

その力を駆使して、『箱罠』と『漁網』を発現。
本来ならば『獲物』を捕らえるために用いられるものだが、
今回ばかりは使い方が違う。
自ら『罠』の中に入ると同時に、更に『網』を被せて、
可能な限り隙間も埋めておく。
客観的に見ると、まるで捕らえられているようにも映る。
リカオンの持つ『背景』からすると、
やや『皮肉』な趣は感じられるものの、
『目的』を考えれば問題はない。

  ズリ ズリ ズリ…………
                   ズリ ズリ ズリ…………

地面を這い進む音と、その物珍しい姿に、
蛇達の注目が集まる。
何匹かは『箱罠』に近付いてきたが、
『網』のお陰で侵入される事はなかった。
そうしている内に、彼らも諦めたようだ。
リカオン自身も、そして蛇も傷付く事はない。
悪戯に命を奪うことを良しとしない『気高い信念』が、
実を結んだと言える。

        ――――ザザッ

『移動手段』の都合上、多少の時間は掛かったが、
リカオンは無事に『毒蛇の洞窟』からの脱出に成功した。
これから考えなければならない事は多い。
慣れ親しんだ町や思い人の事も、その一部だ。
それらのためにも、
まずは『生存』のために行動するのが第一だろう。
とりあえず、食べられる『野草』でも探すべきだろうか。

          ⇒『CLEAR!』

130『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/11(月) 21:54:27
◆問題名:『Chapter of Accidents:Scene3』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

  ザザァァァァァ……
                   ザザァァァァァ……

『無人島』に漂着してから『一ヶ月』が経過した。
幸い、水源と食料の確保には成功しており、
生存する事に支障はない。
今や『島』での生活にも慣れ、
大きな不自由を感じる事は少なくなっている。
だが、肝心の『救助』は一向に来る気配がなく、
手持ちの携帯ラジオからは、
『捜索の打ち切り』を報じるニュースが流れてきた。
このままだと、ここに骨を埋める事になるかもしれない。

              バババババババババ………………

諦めかけていた時、
不意に『ローター』の回転音が聞こえてきた。
その方向に目を向けると、
遠方に『ヘリコプター』が飛んでいるのが見える。
しかし、『島』には近付いてこない。
助けに来た訳ではなく、
偶然この付近を通りがかった地元の民間機のようだ。
おそらくは、ここに人がいる事など、
想像すらしていないに違いない。

  バババババババババ………………

『ヘリ』に救助を求めれば、『島』から脱出する事が出来る。
そのためには、
パイロットに自分の存在を知らせなければならない。
時間は限られている。
今は見えているが、
あと『一分』足らずで視界の外に飛び去ってしまうだろう。
このチャンスを逃せば、
本格的に『永住』の道を考える事になる――――。

◆所持アイテム:『無人島』で手に入るもの・
           それらを使って作れるもの。
◆成功条件:『ヘリ』に自分の存在を気付かせて、
         救助を求める。
◆失敗条件:救助されない。
◆備考:『ヘリ』は『島』の『3km先』を飛んでいる。

131リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2020/05/11(月) 22:20:35
>>130(回答『Chapter of Accidents:Scene3』)

(能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/299)

> バババババババババ………………

「ふーっ! やっと天の配剤がやってきたよ アタランテ」

 さて、僕達の助けを届かせよう。


 ズガァ――――zノッン!!

 ズガァ――――zノッン!!

三キロメートル先となると、無風の状態でもライフルの銃声では
ヘリの旋回音も相まって操縦者には聞こえないだろう。

「だが、今は『夜』だ」

発砲する弾丸は『信号弾』 それをライフル銃でアタランテと共に発射。
ライフル銃の込められる制限は一丁につき六発。発現出来る猟銃は私と
アタランテで一つずつだが、十二発もの光源が夜空へと打ち上れば
流石にヘリの操縦者も気づいてくれるだろう。

「街へ戻ったら、久しぶりに温かいご飯に麺類が食べたいね」

132彩木ミサオ『レインボウ』:2020/05/12(火) 00:39:11
>>130(回答『Chapter of Accidents:Scene3』)
「へ、ヘリとの距離が遠すぎる……」
「うわあぁ、【発光スプレー】目印程度じゃ見つけてもらえない〜ッ!」

「そうだ……火だ!大きな火と煙を起こせば気づいてもらえるはず」

     『 ガシッ ガシンッ グシャッ! プシュゥゥゥ…… 』

バーベキューの火おこしに使う【着火剤スプレー】を3本ばかし発現。
その辺の石で缶を叩き潰して、内容物を漏出させる。
スプレー缶をその場に積み上げると、導火線状に燃料の線を引いて距離を取って……

「素早く火を付ける【バーナースプレー】!」

これは、ガスボンベにバーナーノズルが付いた炙り料理に使うスプレーだ。
ノズルを操作して着火……燃料に引火させる。

「着火したッ、いけぇーッ!」 シュボォォ―z_!

                 『BOM!BOM!BOOOOM!!』
                                                    ・ ・
導火線のように撒かれた燃料の上を炎が走り、離れたところに積まれたスプレー缶が3回、立て続けに爆発炎上!

「“三”角形の焚火!“三”度繰り返し吹く笛の音!“3(スリー)”!」
「“3回”繰り返す信号は世界共通の救難信号だ……即興だけどなんとか届いたかな」

巨大な火柱と破裂音、濛々と上がる煙によってヘリの注意を引き付ける。
サバイバルのクライマックスを飾る派手な絵になった。

(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106)

133逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/12(火) 01:29:15
>>130
無人島に1人の外来種が漂着して『1ヶ月』。
『ガンジャ・バーン』の花を摂食した野性動物や昆虫を観察、あるいは世話をしながら過ごしていた。

「G……………………GGGAAAA…………………GRGRGRGRRRRRR………………AAAA…………GAA……」

だが、どれだけ『硬い鱗』を纏い無人島を支配しようが孤独だけには勝てなかった。
そんな時にやって来た最後の希望。
即座に立ち上がり事前に準備しておいたプランを実行に移す。

「この『破滅的』な状況の打破こそがッ! 私の人生を、さらなる高みに導く…!」

このような機会に備えて支配した野性動物の突進と自分の拳で木を折り、浜辺に積み重ねて巨大なSOSの文字を作り上げておいた。
さらに『ガンジャ・バーン』の花を絞ってペットボトルに溜めた油を木々に浴びせる。

「GRGRGRYYYYYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAA――――!!!!!!」

初日と同じく石と石のぶつかる時に生じる火花で着火。
集めた木々と花を燃やして巨大なSOS火文字を作り上げる。
そして、ヘリコプターが来るまでに起点となる花を動かしつつ、森林に燃え移らないよう『ガンジャ・バーン』の花畑を焼き尽くす。
必要なら海を泳いでも構わない。

「流石に気づくだろうけど『根絶』までは時間が必要かも」

海水に沈んだ花が『密封状態』による生殖不能となれば、枯れて解除されるかもしれない。
念のためにフードを被って正体を隠しておこう。

「ばいばい…!」

もしも、助かったら無人島の野性動物たちに手を振りながら脱出。
なんだかんだで自殺に至らなかったのは野性動物たちが居てくれたからだ。
あっちには迷惑だったと思うが…

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

134逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/12(火) 07:34:16
>>130
誤→さらに『ガンジャ・バーン』の花を絞ってペットボトルに溜めた油を木々に浴びせる。
正→さらに『ガンジャ・バーン』の花を絞ってペットボトルに溜めておいた油を木々に浴びせる。

135『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/12(火) 21:41:04
>>131(リカオン)

『狩猟道具』とは、
主として鳥獣を獲る目的で使われる道具を指す。
だが、リカオンは知っている。
『アタランテ』のもたらす道具の使い道が、
それだけではない事を。

  ズガァァァァァァァァァァ――――――ンッ!!

        ズガァァァァァァァァァァ――――――ンッ!!

号砲が轟き、星々の煌く夜空に一際眩い『星』が輝いた。
二丁の『猟銃』から撃ち出された『照明弾』が、
煌々たる光を放っている。
それに気付いたパイロットが、機体を『島』の方向に向けた。

   ――――――バババババババババババババッ

リカオンを乗せたヘリコプターが、再び空に舞い上がる。
高度を増すにつれて、眼下に見える『無人島』が、
少しずつ小さくなっていく。
一ヶ月のサバイバル生活を終えたリカオンは、
久方ぶりに『文明の世界』へ戻っていった。

          ⇒『CLEAR!』

>>132(彩木ミサオ)

『島』に来た当初、彩木は『発光スプレー』を使って、
『毒蛇の洞窟』から脱出した。
しかし、今度ばかりは距離が遠すぎる。
これだけ離れていては、
『発光スプレー』で見つけてもらうのは不可能だ。
脱出のチャンスは今しかない。
素早く判断を切り替え、迷う事なく行動に移る。

     ガシッ! ガシッ! ガシッ!
     ガシッ! ガシッ! ガシッ!
     ガシッ! ガシッ! ガシッ!
     ガシッ! ガシッ! ガシッ!
     ガシッ! ガシッ! ガシッ!

『レインボウ』の優れたスピードと精密性を活かし、
『工業機械』さながらの無駄のないスムーズな動きで、
『着火剤スプレー』に穴を穿つ。
程なくして、内部に充填されていた『着火剤』が、
缶の表面から流れ出てきた。
それを利用して地面に『導火線』を引き、
『到達点』となる位置に三つの缶を設置する。

  シュボッ
       ボボボボボボボボボボォォォォォォォォォォッ

『バーナースプレー』から噴き出た火が、
一瞬で『導火線』に燃え移る。
火が向かう先には、中身の漏れ出た『着火剤スプレー』。
次の瞬間――彩木の目論見は達せられた。

  ドッガァァァァァッ!!

         ドッガァァァァァッ!!

              ドッガァァァァァ――――ンッ!!

激しい爆発音が響き渡り、炎と煙が噴き上がる。
その爆発が、このトラブルの発端となった、
『豪華客船沈没』を想起させた。
嫌な事を思い出してしまったが、『狼煙』としては十分だ。

   ババババババババババババババババッ

進路を変えたヘリコプターが、『無人島』の浜辺に着陸する。
現地人らしきパイロットに促され、彩木はヘリに乗り込んだ。
こうして『路上のアーティスト』は、
『キャンバス』である『星見町』へ舞い戻るのだった。

          ⇒『CLEAR!』
          ⇒『ALL CLEAR!!』

136『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/12(火) 21:43:41
>>133(逢瀬 泰葉)

長い『一ヶ月』だった。
この『島』の頂点に立つ逢瀬は、
もはや『無人島の主』と呼べる存在だ。
しかし、『鋼の鱗』に覆われた体の奥底には、
『人間の心』が宿っている。
いつか帰還のチャンスが巡ってくる事を信じ、
逢瀬は待ち続けた。
そして、遂に『機会』が訪れる。

  ゴ オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ ! !

この時のために準備しておいた『火文字』が、
逢瀬の絶叫に劣らぬ勢いで燃え上がった。
不要となった『ガンジャ・バーン』の『花畑』も焼き尽くし、
跡形もなく処分する。
一手で二つ分――『一挙両得』だ。

    バババババババババババババ………………

炎に気付いたヘリコプターが、『島』に近付いてくる。
事前に『花畑』を始末しておいたため、
パイロットに『未知の生物』と勘違いされてしまう心配もない。
ヘリが離陸し、徐々に『無人島』が遠ざかる――――。

                    「………………」

           「………………」

  「………………」

既に『ガンジャ・バーン』は『根絶』され、
動物達は『支配』から解き放たれた。
だが、彼らは浜辺から立ち去る事なく、
まるで別れを惜しむかのように、
飛び立つ逢瀬を見守り続けている。
その動物達に手を振りながら、
逢瀬は一路『星見町』を目指すのだった。

          ⇒『CLEAR!』
          ⇒『ALL CLEAR!!』

137『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/13(水) 20:01:47
◆問題名:『オープン・セサミ!』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

  ブロロロォォォォォ…………

ツツジの花が咲き誇る長閑な田舎道を、
一台の自動車が走り去る。
その奥に、何の変哲もない『一軒家』が立っていた。
たった今『家主』は出掛けたため、今は誰もいない。
この家には大きな『秘密』が隠されていた。
事前に入手した合鍵を使って玄関に入り、
『地下室』に続く階段を降りていくと、正面に『扉』が見えてくる。

           コンッ コンッ

分厚い『扉』は樫製で、かなり頑丈に作られているようだ。
厳重に施錠されており、手元に『鍵』はない。
しかし、この家の何処かにあるという事は分かっている。
ただ、闇雲に探し回っても見つける事は難しいだろう。
ある程度『効率的な手段』を用意する必要がある。

       シィィィィィ――――…………ン

静まり返った家の中で、
『家主』が帰ってくる前に『地下室』へ侵入し、
密かに『秘密』を探り出す。
それが果たすべき『目的』だ。
どうにかして『扉』を開けるか、それとも『鍵』を探し出すか、
あるいは『強引な手』を使うか。
『方法』は自由だが、『条件』が二つある。
出来るだけ『手早く』する事と、可能な限り『証拠』を残さない事。

◆所持アイテム:一般家庭で手に入る品物(現地調達)。
◆成功条件:『地下室の扉』を開ける。
        早ければ早いほど、また痕跡が少ないほど良い。
◆失敗条件:『扉』を開けられない。
◆備考:家は『二階建て』。広さは『標準』。
     『鍵の隠し場所』は自由。
     ただし、『どうやって見つけたか』を明記する事。

138俵藤 道標『ボディ・アンド・ソウル』:2020/05/14(木) 00:37:41
>>137(『オープン・セサミ!』回答)

 「『樫の木のドア』…に、『錠前』…ヴィンテージだなぁ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
物体の燃料や動力を代替し、操作する『心臓』のビジョン。

『ボディ・アンド・ソウル』
破壊力:D スピード:C  射程距離:C(15m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C

能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/87
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「家主サマが防犯に敏感なお方で助かった…」
「…しかし家の中に『財布』を置いて外出ッて…どういう用事なんだろう?」
 
家主の『財布』の中に発見したのは、カード型の『スマートタグ』。わずか1.28㎜の薄さながら、電気で動く立派な防犯グッズ。
貴重品の中に仕込んでおけば、そいつが何処にあるか、そして何処で無くなったかをトラッキングしてくれる。
だいたい5000円ぐらいで財布を守ってくれる番人だ。しかもUSBで再充電可能。えらい。
こいつに『ボディ・アンド・ソウル』を憑依させ…


 「…『ドア』って奴は必ず、どこかに『隙間』があるモノなんだ」
 「…でないと、地面に擦っちまうし、そもそも空気圧で開かなくなっちゃうハズだから…」

床とドアの『隙間』に『スマートタグ』を滑り込ませて、『ボディ・アンド・ソウル』を内部で発現。
…『鍵穴』のちょうど裏側に、『サムターン』があるはずだ。そこに『スタンド燃料』を噴射して(パ精DC)、内部から開錠。
一回では無理だろうけど、回数を重ねれば必ず開くはずだ。

(無いとは思うが、『錠前』が電気式…例えば指紋認証とか…の、素敵なドアに似合わない小癪なロックが掛かっている場合は、
 機構そのものに『ボディ・アンド・ソウル』を憑依させ、操作して開けちゃう。立派な最先端セキュリティーが仇になったな。)


あとは地下室侵入して…『秘密』GETして…上記作業の逆回しで鍵掛け直して…『一軒家』を出て…玄関の鍵掛けて…

 「…最後に」

「この『玄関の合鍵』がどうやって作られたものか知らないケド…」
「『合鍵』を作る作業は、錠前に『傷』を…『痕跡』を遺してしまう事が有るらしい」

  「『侵入者』の『痕跡』は極力消してった方が良いよなァ…」


………………近くの電柱の影から、あんぱん片手に『一軒家』を監視し………………………………


「…おッ帰ってきた帰ってきた」「…古っちいクルマ転がしてやがんな…」
「よっしゃ行ってこい『ボディ・アンド・ソウル』、あのイケ好かねーヴィンテージカーを芸術品にしてこいッ」

『家主』の乗った『自動車』が家の前で止まった瞬間、『ボディ・アンド・ソウル』を『自動車』に憑依させ…
自動車を全速力で『玄関』に衝突させ、『玄関』ごと『合鍵の痕跡』をぶっ壊す。
家主をケガさせることで『侵入者』の発覚も遅らせられて一石二鳥。

…『自動車事故』というでっかい痕跡については…

「『マヌケなドライバー』が『勝手』に玄関をぶっ壊しただけだ」
「俺には関係ないね」

139『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/14(木) 20:40:13
>>138(俵藤 道標)

車で出掛けたからといって、何も金を使う用事とは限らない。
例えば、何かを運ぶためという事も有り得る。
『家主』の行き先は定かではないが、
それは俵藤の行動とは無関係だ。

  ゴソ

『スマートタグ』――あらかじめ貴重品に取り付けておけば、
紛失時に位置を知らせてくれる小さな『機械』。
それをドアの隙間に忍ばせ、
内部に『ボディ・アンド・ソウル』を発現する。
『スマートタグ』の燃料である『電気エネルギー』を放出し、
内側の『サムターン』を回しに掛かる。

     バチチチィィィィィ――――――ッ!!

         バチチチィィィィィ――――――ッ!!

『サムターン』の位置は外からでも分かる。
しかし、それでも少しばかり手間の掛かる仕事だった。
パワーの問題もあるが、『場所の感知』は可能とはいえ、
『視聴覚』のない『ボディ・アンド・ソウル』では、
どうしても狙いの精度が落ちる事は避けられない。

                     ――――カチリ

何度か繰り返す内に、小気味良い音と共に『開錠』が成された。
それほど長い『時間』を掛けず、侵入の『痕跡』も残さない。
文句なく『スマート』な解決方法と呼べるだろう。

      ブロロロォォォォォ………………
                        キキィッ

そして、俵藤は更なる『詰め』を行う。
『ボディ・アンド・ソウル』を『家主の車』に憑依。
そのまま『玄関』に向かって、猛スピードで『突撃』を敢行させる。

                ガァァァァァ――――――ッ!!

  ド グ ッ

        シ ャ ァ ァ ァ ァ ァ
 
                   ァ ァ ァ ァ ァ ン ッ ! !

俵藤の目論見通り、
『合鍵の痕跡』は『木っ端微塵』に砕け散った。
だが、これは少々『オーバーキル』だ。
今まで気付かれなかったという事は、
『合鍵の痕跡』は無視されていたと考えられる。
おそらく、そのままにしておいたとしても、
大きな問題は起こらなかったであろう。
むしろ、この『自動車事故』によって、
『別の痕跡』が残る事になる。
当の『家主』は『車に何かされた』と感付くだろう。
もし『スタンド使い』であれば、
それが『スタンド攻撃』だと気付く可能性も高い。
手を出さずに立ち去っていれば、
『家主』に『自分が狙われている事』も悟らせなかった。
その点が、やや『惜しい』と言える。

          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『時間を掛けずに扉を開けた』⇒『ピッキング名人』
『証拠を残さずに扉を開けた』⇒『プロの犯行』

140逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/15(金) 05:46:57
>>137
家主が外出したのを確認したら事前に用意した『合鍵』を手に玄関へと向かう。
とある事情で『手早く』『痕跡を残さず』『気づかれない』まま秘密を知る必要がある。

「君は田舎の鼠と都会の鼠。どっちを選ぶ?」

堂々と玄関から不法侵入した自分は一匹のクマネズミに問いかける。
このクマネズミは私が送り込んだスパイだ。
登攀力に優れ、髭と体毛によって振動を鋭く感知し、優れた聴覚は2万Hz以上の周波数を聞き取り、犬の数倍は優れた嗅覚を持つ。
まさにスパイにうってつけの生物だ。
私はクマネズミ二匹に『ガンジャ・バーン』を摂食させた。
一匹は私の手元に。もう一匹はスパイとして。

「うーん、取り敢えずは地下室の鍵まで案内して。『一分以内』に済ませたい」

鼠同士の会話は超音波で行われているそうだ。
つまり、私は手元の鼠を通して潜入中の鼠と情報交換ができる。
家主の行動サイクルから地下室を除く全ての部屋を調査してくれた。

「臭いはしない。トイレは外で済まさせたし、食料は私が外に置いて食べさせた」

「流石は縄文時代から人類と駆け引きをしてるだけはあるね。ゴキブリより厄介」

そして、秘密の地下室の施錠音と家主が鍵を隠しに向かう先を鼠の聴覚、嗅覚、振動感知で探らさせてある。
施錠音がしてから向かう先のどれかが『正解』だろう。
クマネズミに案内をさせて地下室の鍵を入手しよう。

「分厚い扉だ。二段階目の怪力を駆使したら痕跡が絶対に残るね」

と、言いつつも探し当てた鍵で『地下室』に入る。
『秘密』とやらをスマホで撮影するなどしたら鍵を戻して撤収。
帰宅した家主の様子を観察した後は…

「あのまま家に棲む? それとも私と一緒に来る?」

「人間の祖先である猿は木の上という安全地帯から好奇心に従って降りたから進化したらしいよ」

「幸せは人それぞれ。だけど、『対応者』に未来は無い」

遠くに安置してある『ガンジャ・バーン』の基点となる花を始末に向かう。
鼠たちが追いかけてくるかは自由だ。

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

141樋口兎丸『チェーンソー・ロマンス』:2020/05/15(金) 11:26:58
>>137

「これ、マスターキー」

合鍵の先端部を『チェーンソー化』させて地下室に続く扉の鍵穴に突っ込む。
扉の隙間に差し込んでデッドボルトを破壊しても良かったが太くて入らないのなら、鍵穴の破壊でいい。
最小最速で扉を止めるものは破壊する。

「ご解錠……あ、ご開帳か」

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/130

142『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/15(金) 14:08:28
>>140(逢瀬 泰葉)

『ガンジャ・バーン』を摂食した者は、
強靭な『膂力』と強固な『装甲』を得る。
だが、今回に限っては、それらの出番はなさそうだ。
目的遂行のため、逢瀬が用意したのは『別の手段』だった。

       チュチュッ
                  チュチュッ

『クマネズミ』――事前に送り込んだ『密偵』は、
『鍵の在り処』を掴んでいた。
手元に残したネズミを経由して、
その情報は逢瀬に伝えられる。
無事に『鍵』を手に入れた逢瀬は、
『力技』に頼る事なく『地下室』へ下りていく。
『家主が出掛ける前』から、
『密偵』を仕込んでおいた事が功を奏した。
これが『既に出掛けた後』だったら、
『鍵』を見つける事は出来なかっただろう。

         ――――パシャッ

スマホのカメラで『秘密』を撮影し、
逢瀬の仕事は大部分が終了する。
長い『時間』は掛かっておらず、『証拠』も残していない。
『上出来』だ。

                チュッ
          チュッ

仕事を終え、逢瀬と別れる二匹の口元に、
『狡猾な笑み』が浮かぶ。
『田舎のネズミと都会のネズミ』――
そんな規模の小さな概念は既に『時代遅れ』だ。
何故なら『この世界そのもの』が『俺達の巣』なのだから。
古い観念に囚われて生きる者に『未来』はない。
一瞬――そんな『メッセージ』を受け取ったような気がした。

          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『時間を掛けずに扉を開けた』⇒『密偵の仕業』
『証拠を残さずに扉を開けた』⇒『腕力より知力』

>>141(樋口兎丸)

  ド ク ン ッ

  ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ

  ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ
  ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ
  ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ

力強い鼓動は徐々に音色を変え、
重厚な『エンジン音』となって響き渡る。
樋口の精神が生み出す力――『チェーンソー・ロマンス』。
『合鍵』の先端部分を『チェーンソー化』して、
『鍵穴』に突っ込む。

  ギャリギャリギャリギャリギャリィィィィィィィィィィッ!!

『不可視のソーチェーン』によって、
見る見る内に『鍵穴』が破壊されていく。
『痕跡』が残る事は止むを得ない。
しかし、開ける手段としては間違いなく『最速』だ。
破壊も最小限に留めている。
近くで見ない限りは気付かれないだろう。

                       ギィィィィィ…………

樋口が考えた通り、すぐに『扉』は口を開けた。
地下室に下りて『秘密』を入手し、
『家主』が戻る前に家を立ち去る。
いずれ『侵入』には気付かれるだろうが、
それは樋口が立ち去った後の話だ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『時間を掛けずに扉を開けた』⇒『マスターキーは持っている』

143突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/05(金) 03:08:07

◆問題名:『大きな桃がどんぶらこ』

◆主な状況:

むかしむかし、あるところに。
おじいさんとおばあさんが住んでおりました。

ある日のこと。
おじいさんは山へ芝刈りに。
おばあさんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんが川で洗濯をしていると、
川上から大きな桃が、どんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました。

おばあさんは、大きな桃を家に持ち帰ろうと手を伸ばします。
しかし、おばあさんの年老いて弱った足腰では、大きな桃を引き上げることはできません。
そして、その桃の中にテメーがいるわけだ。そう、『スタンド使い』のテメーがな。

◆成功条件:『桃』に入った状態で無事にババァに引き上げてもらう
◆失敗条件:ババァに引き上げてもらえない、『桃』の破壊、ババァの損傷・死亡

◆詳細:

テメーは、大きな桃の中にいる。
『スタンド』のヴィジョンがある場合は、桃の外側に出るから安心しろ。

そして、テメー入りの『桃』は、成人男性(パC)が両手でどうにか抱えられるくらいの大きさ・重さだ。

『桃』の破壊は禁止だが、「ちょっと穴を開ける」「力強く握ったので痕が付いた」くらいならセーフだ。
形が崩れなきゃ、何をしてもいい。

その他の状況は、自由に決めていい。だが、あまりに突飛なモンは弾くからな。

◆備考:7日間も待たねえ。『スマートで有効な解決策』が出た時点で、次の問題に進むぜ。

144突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/05(金) 03:37:30
>>143(追記)

言い忘れたが、陸に上がるためには必ずしもババァを使わなくってもいい。
もちろん、上手く使った方が評価は高いかもしれんがね。

そして『所持品』だが、『桃』の中だしな……
『片手』に収まる程度のものなら、まあ持ち込めたってことにするか。

145日沼 流月『サグ・パッション』:2020/06/05(金) 04:21:32
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/104

       ルナ
「え!! これ流月マジでヤバいやつじゃん!!!!」

川を、流されている。しかも桃の中にいる。
恐るべき情報を日沼は理解した。

「あ、そゆこと、あのババァに拾って貰えばいいワケね」
 
「……いやァァ〜〜無理無理!!
 絶対あのババァじゃムリじゃん、このサイズ!
 重さもデカさもさぁ……持ち上がらないでしょ……
 流月も入ってるし! 流月重くないけど!
 ぷぷっ、てかほんと、大きすぎてウケる……え、どーしよ?」

「ヤバすぎて『かえって』笑えてきたし……とりあえず」

そして…………『どうするべき』なのかも。スタンドで、桃を殴る。
軽くだ、本当に軽く……『精D』で可能な限り、殴る力は加減する。
身体制御が素人並みでも、ある程度の『手加減』は可能なはずだ。

「『サグ・パッション』!」

……そうして桃に『痕』を付け、備える。
ババァの筋力では、桃を持ち上げることは出来ない。
少しも上がらない、ならば下がることもないだろう。
そこを反転させて『桃を上昇させる』という手は使えない。

ならば、どうする?

   「……『叛逆』の狼煙、よろしくっ!」

ババァが引き上げを諦め、桃が彼女の前を通り過ぎた瞬間に『反転』を引き起こす。
そうすると桃の動きは川の流れという『力』に逆らい始める。『川上』へ向かうという事だ。
川上。それはつまり『高所』……川の水源は、『山』にあるのが相場というものだ。

その水源まで……すなわち『山』まで、遡上することを狙っている。なぜか。

「自力じゃ持ち上げられないお婆……ババアに無理はさせられないからさァ〜ッ!
 流月的にはむしろ『逆』! 『ジジイの方に桃を見つけてもらう』ってのはどーよ!?」

                     ジジイ
そう。『山』だ。山には芝刈りをしている『成人男性』がいる。
『引き上げられる奴がいるところまで行ってしまえばいい』のだ。
疲れて水源に水を飲みに来て、腹も空かせてるであろうジジイに賭ける…………!!

…………あえてババァに『叛逆』開始の瞬間を見せつけたのは、保険だ。
もし山まで遡れなかったり、今日の間にジジイに遭遇することが出来なくとも、
異様な動きで『川上』に向かったデカい桃のことをババァが後でジジイに報告してくれれば、
貴重な『食糧』を求め、明日にでも探しに来てくれる可能性はあるだろう…………

146白町 千律『ハード・タイムス』:2020/06/05(金) 04:59:43
>>143-144(『大きな桃がどんぶらこ』)
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/126

「なんて、大きな桃なのでしょう…………大自然の恵み、豊かで素晴らしい!
 あぁ……しかし、このまま自然に身を任せていては、わたくし死んでしまいます」

「それは、困ってしまうのです」

白町千律の『ハード・タイムス』は、比較的長い射程距離を有する。
桃が老婆の元に流れつくより早く、スタンドを彼女の元へ先行させて準備しておく。
つまり、老婆の『両袖口一つずつ』と『背中四ヶ所』に触れ、マークしておく。
背中四ヶ所は、背を『長方形』に例えるとして、四隅に当たるような位置を取る。

そして老婆が『桃』を抱え、引き揚げようとしたタイミングを見計らって……

「わたくしの言葉が、あなたに聞こえているかは分かりません。
 ですが、一つだけ。あなたは『是正』するべきなのです。
 つまり桃を『引き揚げる』ための力をその腕に込めるよりは、
 両手に力を入れて……この桃を、しっかりと、『掴んで』いなさい」

両袖に付けたマークからは、どちらもごく最小限の『パスEE』……
そして背のマーク×4からは、それぞれ『パスBC』で――引っ張る。
背中側の方が圧倒的に『強い』ため、老婆は桃を掴んだまま後ろに力強く引かれる。
つまり掴んでさえいて貰えれば、桃は老婆ごと後方に引かれ、川から引き揚げられる。

なお、これによって老婆が後ろにひっくり返ってしまうような事態に備えて、
マークを付けた後の『ハード・タイムス』は彼女の背後に控えさせおく。
非力なスタンドでも、倒れそうになったら支えるくらいのことは可能だろう。
最悪、『自分自身が怪我をする』事については、なんら問題はないのだから。

147逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/06/05(金) 10:49:10
詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/137-138

>>143
流石に息苦しいので少し穴を空けて空気の出入口を作る。
上流から下流へ流れ始めていた時から『ガンジャ・バーン』を発現。
外に出られずとも花は生殖範囲を拡大し続ける。
いずれは山に生息する野生動物たちが花を摂食するはずだ。

「この桃を栽培できれば、パパを越えられ…無理か…」

運良く洗濯していた老婆に引き上げてほしいが非力な老人には無理がある。
なので、支配下においた動物たちに協力してもらう。

(老婆を傷つけるな。猪はスタンバイ)

桃を引き上げようとする老婆が川に転落しないよう猿たちにも桃を引っ張りあげさせる。
もし、猿たちの力で桃が傷つくようなら川に飛び込ませ、『恐竜化』で底上げされた身体能力と力で陸に押し上げさせる。
これでも駄目なら猪を川に飛び込ませて泳ぎながら押し上げさせよう。

(非力な老婆、巨大な桃、助ける動物たち。
童話より神話っぽい感じになってる…)

仕事を終えた動物たちは山に帰らせておく。
この甘ったるい空間から早く出してもらいたいので機会を待つ。

(絵本だと老婆は鉈で桃を割ってた気が…)

嫌な予感がする。いや、たぶん大丈夫だろう。
きっと丁寧に切ってくれるはずだ。
そう信じたい…

148樽谷杏子『ライオンハート』:2020/06/05(金) 12:00:32
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
能力:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051228/147

杏子「どんぶらこっこアタシ♪どんぶらこっこアタシ♪……って言ってる場合じゃないね。早速ピンチだよ!」

杏子「行くよ、『ライオンハート』!」
   『ライオンハート』で周囲の適当な魚などの生物から『勇気』を抜き取る。視聴覚リンクあり+破ス精CBB+射程E

杏子「ババァッ!今お前に『勇気』をブチ込む!『無謀』になれ!その身体!限界まで燃やし尽くせ!ババァバーニング!!」

   『勇気』を『ババァ』にブチ込んで『無謀ババァ』へと変貌させる!(ギャキィ)

   『無謀ババァ』「うおおおおおっ!やぁぁぁってやるぜぇぇぇぇ!!バババババババババババァバーニング!!!」(漫☆画太郎の画風になったババァ)

   説明しよう!『無謀ババァ』は『無謀なババァ』である!身体の無理など省みないその心意気!まさにバーニングババァである!年老いて弱った足腰に鞭打ってでも必ずや桃を陸に引き上げるであろう!

   『無謀ババァ』「うおっきゃああああああああああああああ!ぶんぼるあきゃああああああああああああああああああっ!」(漫☆画太郎の画風になったババァ)

杏子「がんばれ、ババァ!たとえ、その身が砕けようとも!」

149石動玲緒『チア・アクシデント』:2020/06/05(金) 12:01:34
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/132-133

玲緒「どんぶらこっこのワタシ♪どんぶらこっこのワタシ♪……これはちょっとピンチかもしんない!」

玲緒「でも、『チア・アクシデント』なら!」

   『チア・アクシデント』「がんばれ!がんばれ!ババァ!桃を引き上げろ、ババァ!」

   15体の『チア・アクシデント』の『応援』で『ババァ』の『破壊力』・『スピード』・『持続力』を1段階向上させる!(一般人も応援できる)

   そして、誕生するのは『ババァ』改め『マッスルババァ』である!(ギャキィ)

   『マッスルババァ』「ふおおおおおっ!力が湧き上がってくるようじゃああああ!バババババババババババァバーニング!!!」(漫☆画太郎の画風になったババァ)

   説明しよう!『マッスルババァ』は『マッスルなババァ』である!向上した身体能力は破壊力B・スピードB・持続力Bにも相当する!まさにバーニングババァである!その圧倒的パワーとスピードでもって必ずや桃を陸に引き上げるであろう!(漫☆画太郎特有のコピペ原稿)

   『マッスルババァ』「ワシの戦闘力は53万じゃああああああああああああああああああ!!爺さんよ、待っておれ、夜のワシはもっとすごいゾ☆!!」(漫☆画太郎の画風になったババァ)

玲緒「うーん、ちょっとやりすぎたかもしれない!」

150氷山『エド・サンズ』:2020/06/05(金) 17:48:37
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/139

「不味い状況ですよ、これ!」

密閉された桃の中・・・・川を流されている!
このまま川を下っていけば川下にある『落差900mの滝』に落ちて確実に死ぬだろうッ!

『大丈夫ダゼ・・・・ドウヤラ親切ナ「おばあちゃん」ガ助ケテクレ・・・・何ィィ―――――ッ!?』


桃の外に発現した『エド・サンズ』・・・・彼は共有したスタンド視覚で外の様子を見ていた

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう・・・・『おばあちゃんが非力すぎて桃を上げられない光景』を・・・・・ッ!


『ダケドヨォォォ〜〜〜・・・「力」ガ弱クテ上ゲラレナイナラヨォォォ〜〜〜〜〜ッ!
「道具」ヲ使エバイインダゼ! 「弱い力」デモ物ヲ持チ上ゲラレルヨウニヨォォォ〜〜ッ!

      ・・・
さあ・・・・・「大捕物」ノ時間ダゼ!』

桃を持ち上げようとしてあたふたする『おばあちゃん』
確かに一抱えもある桃を川辺の不安定な体制で引き上げるのは難しいだろう

しかし!
        この『熊手』があれば!

                    川に浮かんだ桃くらい簡単に引っ張り上げる事ができる!

         そう! 『熊手』があれば!

        ズギュンッ!

おばあちゃん「・・・・・・・!? なんじゃ? なんじゃこれはァァ―――――z______ッ!?」

『ヨウ!「おばあちゃん」!
俺ハコノ桃ノ精霊ッテ奴ダゼ・・・・・おばあちゃんガ困ッテルミテーダカラ、一丁助太刀シテヤルゼ!
ソイツヲ使イナ!』

『熊手』がおばあちゃんの掌中に出現した瞬間
おばあちゃんはスタンドを見る事ができるようになる!
『エド・サンズ』はおばあちゃんとコミュニケーションを取りつつ、桃を引き上げる手伝いをする!

151斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/06/05(金) 19:28:54
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

――思うんだが、年老いたBBAを自己の生存の為に利用する桃太郎って主人公なのか?

 「どうしたのいきなり。」

前提条件が違うだろ?桃太郎の場合は『赤ん坊』で非力な存在なわけだ、親切なおばあさんに助けて貰うのは仕方ねぇ
――話始まらねぇもんな。

だが〜〜〜?その桃太郎が既に刀を振り回せる年齢と体躯だったらぁ?
最初から桃を破壊して出てこいよ。余命いくばくもないお年寄りに頼るとか『他人を気遣う』という気持ちがねぇんじゃねぇのか?
そんなヤツ主人公と呼べるのか?

 (―――ブーメランかな?)

結論!この世界の桃太郎は主人公じゃねえ!否、主人公だと俺が認めねえ!
そういうわけで今日から俺が主人公だ。まあ俺の話なんだから当然だな。

 「――うん、まあ児童用の昔話に喧嘩売るのはそこらで終わりとして、このままだと僕ら流されて『川に流され桃太郎〜完〜』なんだけど。」

だがBBAの腕力じゃ引き上げられなさそうだな、主人公交代の弊害か
まあ溺れる時に藁を態々掴む奴はいねぇ、掴むなら『鎖』だ。

 「桃を軽くする方法かぁ……どうする?『ナイフで手足を切り落とす』か?ミンチにして覗き穴から流せば…。」

所要時間で失血死するからやめとけ
それに…方法は軽くするんじゃねぇ、逆だ――『重くする』ッ!『ロスト・アイデンティティ』!

スタンドの発動、鎖の伸縮と切り離し。
切り離した鎖は質量をもつ、存在として実体化する『5m』でも振り回すのには重労働、それを…『15m』
大量の金属を内包して質量を増した桃は川の流れに流されず、川底に到達する

 『後はこのまま切り離した鎖…もとい桃の重心を固めたり千切ったりしながら移動させ川から上がる、【川底を転がりながら】な』
 『最初にババアが引き上げようとして引っ張った以上は地上の方向も解ってる……何も問題はねぇ。』
 『俺流桃太郎は年寄りの手を必要以上に借りねぇ、桃から年寄りについていく!』

 「……ところで鎖を固めながら移動させる作業とそれに従事する僕が『船酔い』しそうな点について一言」

 『――主人公に苦労はつきものだな!』「手伝えよッ!」

152突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/05(金) 21:11:45
>ALL 『大きな桃がどんぶらこ』 回答!

>>145(日沼)

 『叛逆の意志』を与えられた『桃』は、グングンと川を遡っていく。
 今までが環境に身を任せるだけの怠惰な豚だとしたら、まるで流れに逆らう鮭のように!

      こんぶらどっ

                 こんぶらどっ

 ……だが、ジジィに見つけてもらえるかどうかは『運次第』ってことになる。
 『桃』が流れてくるタイミングでジジィが川に寄る必要があるから、かなり分の悪い賭けになりそうだ。
 『発想』はスゲー面白いがな。


>>146(白町)

 ババァの着物に『マーク』を縫い付けた!

      ―――― シュピピピ !

 あとは、ババァが桃を川から引き上げるタイミングで、衣服を引っ張ってやりゃあいい。
 さながら、『パワードスーツ』のようにな。

 ……だが、凄まじいパワーで着物を後ろに引っ張られたババァは無事だろうか?
 転ぶのもそうだが、布に自重で締め付けられっちまうかもしれねーな。
 とはいえ、重傷ってほどでもねーだろ。これも『上手くいきそう』だ。

 無理にババァに頼らず、近くにあるだろう『洗濯物』を使ってもよかったかもな。


>>147(逢瀬)

 うーん、『ガンジャ・バーン』の小さな花は、テメェの『踏んだ場所』から出現するモンだからな。
 上流から下流に流れ始めたタイミング……はたして、テメェが『桃』の外にいたのかどうか。

 どこから『桃』が流されたのか、どの時点で『桃』に入っていたのか、そもそもなんで『桃』の中にいるのか……
 その辺は、この問題じゃあファジーな部分だ。今回は『分が悪かった』と思ってくれ。

153突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/05(金) 21:13:53
>ALL 『大きな桃がどんぶらこ』 回答!

>>148(樽谷)


 ババァに無理させんな!!!


>>149(石動)

 ババァの足腰が弱くて、『桃』を持ち上げられないってんなら……
 そう! ババァを『応援』で『パワーアップ』させちまえばいいよなぁ!!!

 パワーB相当のババァなら、片手でも『桃』を持ち上げちまうだろうな。
 かなり『スムーズ』で、無理のない解決策だ。

 ⇒『採用!』


>>150(氷山)

 素手で無理なら『道具』に頼ればいいってのは『イイ線』だ。

 だが……『熊手』を使ったからといって、『桃』が軽くなるわけじゃあねーしな……。
 そもそも、『人間』を捉えるための道具だ。捕物用の『熊手』は、先端の爪も小せぇ。
 川を流れている『桃』を取るのは、ちぃと苦労しそうだぜ。


>>151(斑鳩)

 ババァが抱えられないほど『重い』ってんなら……
 それ以上に『重く』なって、流されなくなりゃあいいよなぁ!!! い〜い『発想』だぜ!
 『桃』の浮力とか計算すんのはめんどくせーから、今回は『上手くいった』とするぜ。
 自分から浅瀬のところまで転がっていきゃあ、あとはどうとでもなるだろ。


 ……ところで、『質量』については【能力詳細】に載ってなかったぜ。
 結構大事な情報っぽいから、質疑の内容を踏まえて更新した方がいいかもな。

154彩木ミサオ『レインボウ』:2020/06/05(金) 21:48:29
>>143-144(『大きな桃がどんぶらこ』回答)
(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106)

桃の外に人型スタンド『レインボウ』を発現ッ。
ババアから死角になる位置で、左右の手に『スプレー』を発現するぞォーッ!

まず右手に発現――――【赤ちゃん用・温水スプレー】ッ。
おしり拭き用に適温のお湯を出す商品だ!

           『バブバブバブ、ウォーーーーーム!(温かい)』

ただし、拭ってやるのはババアのケツの方だがなァーッ!

左手に発現――――【医療用・液体窒素スプレー】ッ。
イボとかの病巣を凍らせる用に使う、-196℃の液体が充填された取り扱い注意なスプレー。
そしてこの二種類のスプレーの中身を……川の中に注ぎ込む!

         『 ブシュゥ――ブクブクブクッ……グツグツグツ! 』

なんだと……真っ白な煙を上げながら川の水が泡立っている!?
お湯の温度で、-196℃の液体窒素が一気に気化しているのだ!

         『 ボシュワ シュワアアアァァァ――――z___ 』

                                     ・ ・ ・
ジャグジー風呂やメントスコーラの比ではない、この爆発的泡立ちはッ!
新生児入りの巨大な桃をババアの元まで押し流し水面に浮き上がらせる程の、
圧倒的推進力&浮力を生み出せるはずだァーッ!

155突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/06(土) 04:11:40
>>154(彩木)

 『液体窒素』の沸点は『-196℃』!
 水に溶けにくいみてーだし、川の水の温度でも十分に沸騰するだろうぜ。

 そして、俺は知らなかったんだが、窒素の液体と気体の体積比って700倍なんだってな。
 ちょっとやそっとの『泡のジャグジー』程度じゃあ、『桃』を岸まで押しのけることは出来ねーだろうが……

 「700倍」だぜ? なんか余裕そうに見えるよなぁ!

 ところで、まさか赤ちゃんと『バブ』をかけて、……いや、なんでもねぇ。すまなかった。

156突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/06(土) 04:24:12

◆問題名:『桃の中からこんにちは!』

◆主な状況:

 おばあさんは、大きな桃をどうにかして家に持ち帰りました。
 家に帰ってきたおじいさんは、大きな桃を見て、あらビックリ!

 さっそく桃を食べてみようと包丁を取り出して切ってみると、当然中にいるテメーは死ぬわけだな。
 そう、『スタンド使い』のテメーのことだ。ジジィにぶった切られる前に、『桃』の中から脱出してーところだが……

 とはいえよぉ!!!

 老い先短けえジジィとババァに、美味しい桃を食わせて冥途の土産にしてやりてーよなぁ!!!
 出来るだけ『桃』の形状を崩さずに、綺麗に脱出するイイ案はないもんかね……。

 おっと、気を付けろ。
 ジジィはもう、包丁を取ってきたみてーだ。チンタラしてると、真っ二つになるかもな。

◆成功条件:生存、『桃』からの脱出、『桃』の形状を大きく失わない
◆失敗条件:死亡、『桃』からの脱出失敗、『桃』がぐっちゃぐちゃに崩れたり食べられない状態になる、等々

◆詳細:

テメーは、大きな桃の中にいる。
『スタンド』のヴィジョンがある場合は、桃の外側に出るから安心しろ。

おっと、人型のヴィジョンで包丁を借りて中心を避けて切った、みてーな解決法はやめてくれよ。

◆備考:この問題も、7日間も待たねえ。『スマートで有効な解決策』が出た時点で、次に進むぜ。

157樋口兎丸『チェーンソー・ロマンス』:2020/06/06(土) 06:57:10
>>156

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/130

「やば」

「……これマスターキー」

右手首を左手で掴み『チェーンソー化』
そして桃を内側から……切る(パスBB)
もうろくジジイの包丁など危なっかしい、桃をどう切るかはこっちが決める。

「おぎゃあ」

158彩木ミサオ『レインボウ』:2020/06/06(土) 07:33:08
>>156(『桃の中からこんにちは!』回答)
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106

『ズバアッ!』

『レインボウ』の手刀は鋭い(パス精CBA)
人体を切断する原作スタたち程でないにしても桃くらいならいけるんじゃあないかッ!

159樽谷杏子『ライオンハート』:2020/06/06(土) 08:13:29
>>156(『桃の中からこんにちは!』回答)
能力:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051228/147

杏子「またまたピンチだよ、アタシ!」

杏子「行けっ、『ライオンハート』!」

『ジジィ』から『勇気』を抜き取って『臆病ジジィ』にする。視聴覚リンクあり+破ス精CBB+射程E

杏子「ジジィ!お前はもう『臆病ジジィ』だ! これからはもう去勢された○○○みてーな、『臆病』な動きしかできねー!」

   『臆病ジジィ』「はうああああああっあっあっあっあっ、なんか『桃』の中身が心配になってきた……臆病に臆病に『包丁』でゆっくり切ろう……。」

説明しよう!『臆病ジジィ』とは『臆病なジジィ』である!『臆病』であるがゆえに攻撃的な行動には時間をかけ、じっくりこなすようになる!感覚も『鋭敏』になるから、桃の中の存在にも気付くかもしれない!

   『臆病ジジィ』「ゆっくりゆっくり……」

杏子「そして、ゆっくり切るなら『包丁』を受け止めやすくもなるよなぁ! アタシに刃が届く直前に、『ライオンハート』で『白羽取り』だ!」

視聴覚リンクあり+破ス精CBB+射程E

160石動玲緒『チア・アクシデント』:2020/06/06(土) 08:29:17
>>156(『桃の中からこんにちは!』回答)
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/132-133

玲緒「またまたピンチかもしんない!」

玲緒「『チア・アクシデント』!第一フェイズ、『ジジィ』を応援して!」

   『チア・アクシデント』「がんばれ、がんばれ、『ジジィ』! 上手く切るんだ、『ジジィ』!」
   5体の『チア・アクシデント』の応援で『ジジィ』の持続力を1段階上昇かつ『上手く切る』ことを投げだせなくする。

   『ジジィ』「ふおおおおっ、なんか桃を『上手く切らねばならん』気がしてきたぞ!」

>・このスタンドの『応援』を受けた者は、その身体的・精神的能力を大きく向上させるが、『応援』された事柄を『投げ出せなくなる』。

玲緒「『チア・アクシデント』!第二フェイズ、私を応援して!」
   『チア・アクシデント』「がんばれ、がんばれ、玲緒! 『包丁』受け止めろ!」
   10体の『チア・アクシデント』の応援で『石動玲緒』の破壊力・スピードを1段階上昇させる。

   パワーアップした『石動玲緒』のステータスは破壊力B、スピードB、精密動作Cにも相当する!
   そして、それに見合った強度や運動神経も得る!
>・『応援』を受けた者は『強化された能力値』に耐えるだけの強度や運動神経を得る。

玲緒「つまり、どういうことかって?上手く入ってくる『包丁』を『白刃取り』するくらいわけないってことだよ!」

   私目掛けて、上手く切ってくる『包丁』を破壊力Bに耐える強度かつスピードBで白刃取りする!

161斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/06/06(土) 10:34:17
>>156(『桃の中からこんにちは!』回答)
能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

――取りあえず、第一話!完!は防げたみたいだね。

   ガキン!

 『いてぇ、所で今日の晩飯何にする?桃は嫌なんだが。』

   ガキン!

お婆さん次第かな……いたい、あの、これどうするの?脱出

   ガキン!

 『……【なにもしなくていい】んじゃねーの?』

   ガキン!

 『ロスト・アイデンティティは【全身を覆う鎖のスタンド】たかが包丁で切断可能な強度してねぇよ』
 『チェインメイルなんて斬撃に強い鎧も歴史上あることだしぃ?』『【果報は寝て待て しかして希望せよ】ってことだな。』

混ざってるまざってる。……一応桃の中から包丁の左右にレールみたいに切り離した鎖を固めて
【刃のガイドレール】を作っておこうかな…後は力を籠めれば奇麗に切れると思うよ。

 『包丁の刃だけ俺達が奪って(精密動作B)切り離してもいいし、ナイフで包丁の切断跡に正中線上へプスプスと刺してもいいかもな』
 『昔のピラミッド建設時に、そうやって石を奇麗に切り出したと言うぜ』『詳しく言うとすげー長くなるけど。』

…………君、何処出身だっけ?

 『てめーと同じく生粋の日本人だバカヤロウ』

162氷山『エド・サンズ』:2020/06/06(土) 22:08:53
>>156(『桃の中からこんにちは!』)
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/139

「『試し斬り』ってありますよね?
刀剣の切れ味や剣術の腕前を証明するために『罪人の死体』を斬って確かめるヤツ
二つ斬れたら『二ツ胴』、三つ斬れたら『三ツ胴』って感じで〜〜・・・・・・

え?私、今、おじいさんの包丁の切れ味を証明しようとしてます?
もしかして、私、おじいさんの包丁が『一ツ胴』の業物だって事を証明しようてしてます?

い、嫌ですよそんな末路! 『さんずさん』!どうにかしてください!」

『仕方ネェェナァァァ!』

この状況・・・・打破するためには二つの要素が必要となる!
一つ!包丁による斬撃を回避、または防御すること!

『ソレダケダッタラ簡単ダゼ・・・・「微塵」デモ「馬針」デモ使エバイイ・・・ダガ!』

                            ・・・・・・・・・・・・・・
そう!包丁を防ぐだけでは包丁が途中でとまってしまい・・・・『桃を切り分けることができない』!
桃を切り分けなければ脱出することも、桃を美味しくいただく事もできないのだ!
それをどうにかするための二つ目の条件・・・・それは!

『内側カラ切れ込みヲ足シテ、外ト内カラ桃ヲ切リ分ケル!
ツマリ・・・・「はさみうち」ノ形ニシナケリャナラネェ・・・・!』

外からの包丁を受け止めつつ・・・・同時に内側から桃を切り進む!
『鈍』と『鋭』を同時に行うようなその行動・・・・手段はあるのか!?

・・・・・ある! あるのだッ!
『鈍』と『鋭』を併せ持つその『道具』の名は―――――

    ・・・・・・・・
『 「 機械十手まろほし 」 ! 』 

ttps://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/machida77/20190522/20190522201017.jpg

複雑怪奇な構造をしたこの捕具は、刀に対する『受け』『なえし』とともに
先端に突き出した槍状の穂先による『突き』『斬り』を行う事ができる!

『刃先ノ位置ハ俺ガ指示スルカラヨォ、ガンバレ!あきは!』

「結局は私が頑張るしかないんですね――――ッ!」

視覚共有した『エド・サンズ』の視界で桃の外の包丁の位置を把握しつつ
中にいる氷山は必死になって包丁を『なえし』、隙を見て桃を『切り』進んでいく!

163突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/06(土) 23:57:42
>>157(樋口)


 ぶ  じょ   あああ   アアアア


 回転する鋸刃で、多少は果肉が飛び散るかもしれねーが……
 先にこっちからおぎゃあしておけば、切られる理由もねーな。やっぱこの手に限るわ。


>>158(彩木)


 そうだな!! 確かに!!!


>>159(樽谷)

 ジジィから『勇気』を抜き取ったッ!

 『臆病』ってのは、言い換えりゃあ『慎重』ってことだからな。
 包丁をそーっと入れて、何やら違和感に気づいてくれるかもしれねえ。
 絶対とは言い切れないが、アリっちゃアリだ。俺は好きだね。

 ……だが、『白刃取り』した後はどーする?

 包丁が動かせなくなっちまってるよな。そんで、手を離せば切られるかもしれねぇ。
 つーことは、外に出るためにはもう一手、必要なワケだ。


>>160(石動)

 ジジィの持続力、テメーの破壊力、テメーのスピードを『応援』する。
 『白刃取り』なら、精密動作じゃねーか? とも思うが……

 とはいえ、上昇した破壊力に耐えうる『強度』や『運動神経』を伴うなら、
 多少動作性が落ちても、包丁自体は防げっちまうような気がするぜ。
 『応援』はこっちで正解なのかもな。

 ……だが、『白(ry


>>161(斑鳩)

 【なにもしない】ってのは、まあ面白ェーな。
 初出だからこその魅力でもある。
 アボカドを種に沿ってくるっと切るように包丁を入れるから、鎖に覆われた箇所は無事だろうぜ。

 ただ、覆ってるのは『全身』じゃあなくって、『両腕・両足・頭部』だな。

 とはいえ鎖を伸ばしゃあ、覆えるんだろうが……
 敢えて書いてないことはやっていない、ってのが原則だ。『例外』は、山ほどあるがね。


>>162(氷山)

 包丁も日本刀も、よく肉を切れる刀って意味では似たようなモンだろうな。
 つーことは、それをいなすための『道具』だって、同じモンだっていいワケだよなぁ!!

   『機械十手まろほし』!

                槍の穂先! 大きな鍔! 金属の鉤!!

 これならよぉ! 『桃』ン中の空間に出すにしても、全然不自然じゃあねーし……
 美味しく『桃』を切り分けるための工夫も、老いぼれ共への気遣いがあっていいよなぁ!!!

 ⇒『採用!』

164突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/07(日) 01:24:19

◆問題名:『お腰に付けたきびだんご』

◆主な状況:

 桃から生まれた赤ん坊に、おじいさんとおばあさんは『桃太郎』という名前を付けました。
 それはそれは可愛がって、我が子のように大切に育てたんだそうな。

 十五になった桃太郎は、身体も大きくなって、勇敢に育ちました。
 そして、村人たちを苦しめる悪い鬼を退治するために、『鬼ヶ島』へ向かうことを決意します。

 おばあさんは、旅の道中でお腹が空いてはいけないと思い、『きびだんご』をこしらえました。
 『きびだんご』を受け取った桃太郎は、おじいさんとおばあさんに別れを告げて、家を後にします。

 さて、桃太郎がずんずんと道を歩いていくと、草むらの中から「ワン、ワン」という鳴き声が。


 犬:「桃太郎さん♪ 桃太郎さん♪
    そう、お腰に『きびだんご』を付けた『スタンド使い』、テメーのことだな」

 猿:「お供になってほしいんなら、ひとつ私に下さってもいいんじゃあねーか?」

 雉:「ケーン!!!」


 …………『きびだんご』ってのはよォ。

 モチを搗(つ)くみてーに、杵と臼を使って黍をつぶして粉にしなきゃあいけねーんだと。
 餅つき機なんて便利なモンはねーから、重たい重たい杵を持ち上げて、何回もすりつぶすってことだな。

 『桃』すらもロクに持てねえ、よぼよぼのババァが!!

 テメーの旅の無事を一心に祈って一生懸命に作ってくれた、クソ不味そーな団子だが!!

 我が身惜しさで犬畜生に食わせてやるよーな、安い弁当じゃあねーよなぁ!!!!!


◆成功条件:『きびだんご』に変わる報酬を用意する。
◆失敗条件:『きびだんご』に変わる報酬を用意できない。

◆詳細:

 先に言っとくが、『口八丁(ロールプレイ)』だけじゃあ動物の心は動かせねえ。
 どんな形でもいいが、ちゃあんと『報酬』を用意して、あいつらをお供にするんだぜ。
 ところで、犬、猿、雉だが……どうやら、腹が減ってるらしいな。

165斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/06/07(日) 02:44:22
>>164(『お腰に付けたきびだんご』回答)
能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)


 『いやぁ……うっかり手足がさよならしかけた!なにもしねぇのは良くねぇな!』

 「お陰で死にかけたようなそうでもないような……ところでどうす」
 
   ―――ヒュンッ  ドグシャァア!

【桃太郎は『鎖』を固めて作った『鉄球』を投げ、雉を殺してその肉を犬と猿に振舞いました】


 「……えっ?」


 『失敗条件:『きびだんご』に変わる報酬を用意できない。殺しちゃいけないとは書いてねぇもんな』
 『鎖を固めて狩猟道具のボーラを作った、遠心力で投げて雉に搦めて縛り上げて(暫定パス精CBB)…まあ今日の飯にはなるだろ。』
 『おう犬と猿、今日は雉鍋だぜ!一つと言わずくれてやるから仲間になれや!』

 「いや、ちょ、え? ――ソレ仲間!仲間なんですけど!!?ノット食料!これ児童文学!!!」
 
 『いや犬と猿は喋ってんのにこの鳥だけ【喋ってねぇし】、迷い雉だったんじゃねえの?』
 『きっとモノホンの雉は俺らがピンチの時に後からもったいつけて合流するんだよ、追加戦士ってそんなもんだよな。』

 『ま、雉の分の報酬だが……会ったその時考えようぜ!』


 「…………いいのかなあ。」


 『(ま、言外に脅し兼ねてんだけどな……逆らったら殺すって感じの。喋る犬と猿とかきもちわりぃし?)』

166逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/06/07(日) 04:41:36
>>164
詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/137-138

鬼達を皆殺しにするなら『ガンジャ・バーン』で兵を増やした方が手っ取り早い。
しかし、知性を持つ味方はいた方が良い。

「うん、分かった。肉を食べようか?」

流石にきびだんごだけでは『鬼ヶ島』に到着する前に飢え死にしてしまう。
それを見越して出発時から『ガンジャ・バーン』の起点となる花を自分の足に発現しておいた。
広範囲に生える花を摂食した野生動物に来てもらう。

「今夜は焼き肉にしようかな。『鱗』と石を擦り合わせて火花で花を燃やしても良いからね」

夕食の献立を考えながら花を2本食べる。
『恐竜人化』して怪力で野生動物を解体。

「USHYAAAAーーッッ!!」

「GRGRGRYYYYYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAAA――――!!!!!!」

鮮血に染まった姿で振り向き三匹に『肉』を差し出す。
命だったものが周辺に散らばっているのは仕方ない。

「君たちの臭いは特徴的だね。別に強要してるわけじゃないから断っても良いよ」

「そうだ。蜂蜜も欲しくなってきたから彼等を呼ぶか」

『ガンジャ・バーン』の花の蜜を吸った蜂を巣に帰らせ、それを別の蜂がシェアし、これの繰り返しで連鎖的に蜂たちを支配しておいた。

「もし、君たちが花を食べても目鼻は無防備だから気をつけてね。蜂は怖いから」

視線を雉から犬、猿の順に移して返事を待つ。
そして、最後に上空の『恐竜化』した鴉を見上げる。

167彩木ミサオ『レインボウ』:2020/06/07(日) 04:47:23
>>164(『お腰に付けたきびだんご』回答)
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106

「う〜〜ん、代わりに【甘味付きホイップクリームスプレー】をあげるから許してね」

深く考えず食べ物スプレーを出して問題解決。
芸術家らしく直感に従った選択だね!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●桃太郎さん 桃太郎さん♪
→外見的情報から初対面の人間の情報を類推
→対面した経験が無い=伝聞の記憶からこの人物が「桃太郎」であると判断

●お腰に付けた きびだんご♪
→布袋の中身が「きびだんご」であると推理
(※イヌの嗅覚による判断?情報共有を行える社会能力)

●ひとつ わたしに くださいな♪
→「ひとつ」「鬼の征伐についてくるなら」=取引を用いた高度な問題解決能力
→エネルギー効率に優れた炭水化物を好んで摂取する=脳容量の高い生物

以上の点から、このイヌ・サル・キジは極めて『脳化指数の高い畜生』であると推察される。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

――脳は『脂肪』でできた臓器だ。
大きな脳になるほど、それを動かすために大量のエネルギーを消費する。
それゆえ、発達した脳を持つ動物たちの多くは(※カラス、イルカ、ゴリラなどを想像してほしい)、
脂身・糖度の高い果物・ナッツ類・マヨネーズなど、高カロリーな食物を好む。

 ・ ・ ・    ・ ・ ・   ニクヅキ  ウマ       アブラ                 ・ ・
「あまい」は「うまい」、「 月 」に「旨い」と書いて脂……頭の良い生き物ほど、そう感じてしまうのだ!
そう、【甘味の付いたクリーム】は知性化アニマル共への最適解の贈り物!!

……加えて、舞台となっているのは『砂糖』がまだ超高級品とされている、甘味の乏しい時代。
畜生共が産まれて初めて味わう『砂糖(スクロース)』の甘さは、
野山の果物の比ではない強さで、脳の報酬系を刺激し強烈な快感と依存症を与える。
クイーンズランド工科大学のマウス実験結果も、そうだそうだと言っています。
(ttps://mog-lab.com/2018/10/post-61.html)

一週間もすればこの畜生共は、鬼が島から帰っても彩木ミサオの作り出す甘味の奴隷だ。
別に計算してやったことではないが。

168突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/09(火) 02:08:42
>>165(斑鳩)


 雉:「え、ちょ! 待っ  ケェ゛ーーーーン!!?」


 雉も鳴かずば撃たれまい、ってのはこのことだな。
 相手は野生動物だが、油断してる。
 『ボーラ』って狩猟道具もいいアイデアだ。テメーの動作性なら、当てるくらいワケないだろう。

 ところで、犬と猿だが……雉を縛り上げているうちに、とっくに逃げたぜ。

 自分と同じように仲間になろうとしていた動物を、目の前で殺されたんだ。
 お供なんてしてたら、いつ自分もサクッと殺されちまうか分かったもんじゃねーし……
 どれだけ腹が減っていようが、命の心配を優先するのがフツーだよな。

 条件の裏を突こうとするのは、俺も好きだ。だが、何でもかんでも評価するわけじゃあねえ。
 今回は、ぶっ飛んだアイデアが裏目に出ちまったな。

 『ボーラ』が作れるんなら、その辺の『木の実』とか『うさぎさん』とかを狩るだけでもよかったかもな。


>>166(逢瀬)

 犬:「肉!!!」

 猿:「うひょォオオーーーッ アンタに一生ついていくぜェ〜〜〜〜ッ!!」

 雉:「けっ! 俺は誇り高き鳥類!
    獣の肉なんてよぉ〜〜〜〜ッ ……えっ、爬虫類もあるんですか!?」

 どうやら、入れ食い状態のようだぜ。
 出発時から『ガンジャ・バーン』を生やしていたこともあって、かなりの種類の動物が引っかかったな。
 まるでジビエ肉料理のバイキング形式だ。獣たちの舌を満足させることは間違いなし!

 『恐竜』の膂力を活かしたワイルドな調理法や、『ハチミツ』もお気に召したみてーだな。
 同じ釜の飯を食う、ってのも、仲間っぽくていーよな。

 ⇒『採用!』


>>167(彩木)

 ところで、犬って『ホイップクリーム』めっちゃ好きらしいな。
 俺もスタバで犬専用のカプチーノ買ったことあるよ。

 猿は『ソフトクリーム』を食うこともあるらしいし……
 雉は分かんねーが、文鳥が『牛乳を好んで飲む』っていう話もある。

 つまり、三匹とも『ホイップクリーム』が大好きになるだろうって話だ!


 犬:「あンまぁぁあああ〜〜〜〜い!」

 猿:「なァんですかこれわァ〜〜〜〜〜!!」

 雉:「ギブミー・チョコレ! ギブミー……チョッコレ!!!」


 味覚の暴力で知能が退化しちまってるようにさえ見えるが……
 まあ一時的なモンだろう。お供として連れて行く分には問題ねーよなぁ。

169俵藤 道標『ボディ・アンド・ソウル』:2020/06/22(月) 01:02:26
>>164(『お腰に付けたきびだんご』)
(6/26に金ローでBTTF3やるらしいので、今更ながら折角だし投稿)

鬼が島への道中…電車もバスも通ってねぇ山道で、
『スーパーカブ』(スズキ産の野暮ったいオートバイ。爺さんがくれた)をえっちらおっちら引いてたら…
一般通行獣三匹とエンカウント。

「俺が偶々ウォーキングじゃなかったら轢死体が三つ増えてたよオイ!」
「右左確認と声掛けしてから手ェ挙げて横断してくれ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
物体の燃料や動力を代替し、操作する『心臓』のビジョン。

『ボディ・アンド・ソウル』
破壊力:D スピード:C  射程距離:C(15m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C

能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/148
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

…そういや『バックトゥーザフューチャー3』で、デロリアンの燃料タンクに酒突っ込んでたっけ…

「…じゃあ『お酒』あげるからこのカブ引いてってくれる?」
「山道バイクで走んのイヤなんだよね…」

タンク内から燃料のガソリンを『ボディ・アンド・ソウル』で抜き取る、
そして空っぽのスーパーカブを動かす、代わりの燃料として…
『純バイオマスエタノール』、要は『燃料用の蒸留酒』をチョイス。

で『バイオマスエタノール』を『スタンド燃料』で代替させ、カブから抜き取ることを繰り返せば、
俺の精神力が続く限り、『ボディ・アンド・ソウル』からいくらでも『お酒』が湧いてくるわけだな。


「『麦焼酎もどき』とか『芋焼酎もどき』とか出せるぜ…ちょいと度数高いケド」
「…最近『伊予』のほうでは『みかんの搾りかす』で燃料造ってるらしいぜ、どんな味なんだろうな」
「でも食いものは出せないやゴメン」

…スーパーカブならまぁ『サラダ油』でも走るし…
山道で鹿とか轢いたらそれで焼いて食わせっか。

170『幸運のスタンドパズル(出題:太田垣)』:2020/07/03(金) 23:29:47
◆問題名:『一般的な川渡り問題』
◆出題者:太田垣


 『農夫』がいる。『オオカミ』1頭と『ヤギ』1頭を連れている。
 そして、『キャベツ』が1ある。
 目の前には『川』。農夫たちのいる岸には1艘の『ボート』がある。

 ボートを漕げるのは『農夫』だけだ。。
 ボートは小さい。動物1頭か、キャベツ1個しか乗せられない。

 農夫がいないときにオオカミとヤギを岸に残すと、オオカミはヤギを食べてしまう。
 農夫がいないときにヤギとキャベツを岸に残すと、ヤギがキャベツを食べてしまう。

 すべてを無事に向こう岸に渡すには、どうしたらよいか?


……って『クイズ』があるんだけどよォ〜〜ッ
ツッコミどころが多いしよォ…船が小さくともキャベツ一個なら抱えて行けねえのか、とかさァ
意味わかんねーよな?クソッ腹が立つぜッ!

………ところでお前、『スタンド使い』なんだろ?
お前がもしこの『農夫』だったら、まだるっこしい手順とか踏まずに、
川を渡れるんじゃねーの?



◆成功条件:上記内容の『クイズ』を解け!

◆所持品:デカすぎない、常識の範疇、じゃねえの?
     農夫っぽいアイテムだと、それっぽくて面白いかもな?

◆その他:年代?場所?川の幅?知らん。常識の範疇で『言い切り』で構わんぜ。
    
    ふつうは、農夫とボートをセコセコ往復させて解くクイズらしいぜ。
    なるべく、往復の回数が減る手順だといいな。

171小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2020/07/04(土) 06:05:52
>>170

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』Suicide Life
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』Be Hurt.
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

―――――――――――――――――――――――――

目の前にあるのは、大きな『川』と一艘の『ボート』。
そして、傍には『キャベツ』と『ヤギ』と『オオカミ』。
改めて状況を確認し、『右手』に『ビー・ハート』を発現する。

  「ごめんなさい……」

         ド
            シ ュ ッ

『不殺の刃』――『ビー・ハート』で、
『オオカミ』の『首』を『切り落とす』。
そして、まず『キャベツ』を乗せて向こう岸に渡る。
『操作権』を得た『オオカミの首』は、
『浮遊』でボートに追随させる。
後に残されるのは、『ヤギ』と『首のないオオカミ』。
本来なら『良くない組み合わせ』だが、
『頭』がなくては『食べること』は出来ない。

    スッ……

『キャベツ』を対岸に置いて引き返し、
『首のないオオカミ』をボートに乗せて向こう側に渡る。
続いて、残った『ヤギ』をボートに乗せ、
同じように対岸に運ぶ。
最後に、『オオカミの首』を『首のないオオカミ』に戻す。

  「――……行きましょう」

172芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2020/07/04(土) 22:25:01
>>170『一般的な川渡り問題』

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62

モシャ モシャ モシャ  

「やっぱキャベツ単体だと、自然の味100パーじゃ物足りねぇなぁ。
赤味噌とか欲しいわなぁ、やっぱりなあ。どう思うよウィゴーちゃん?」

『私は、ドレッシングでさっぱりと……って、ちゃうわ。
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトと言う正式名称だってーの』

「最近は色んな調味料あるしよぉ。この仕事終わせたついでて
市場を見回って適当に買ってみるか」 ゲップ。

『キャベツ』を『ヤギ』と共に俺も喰う。あぁ、『キャベツの芯』が残る程度な。
ボートでちまちま一個ずつって事は、相当でかいキャベツなんだろ。でも、芯程度なら
俺が抱えて狼とかと一緒に乗せても沈まねぇだろ。
 『狼』と『キャベツの芯』で川を渡り、戻って『ヤギ』連れる2往復で川を全員渡り終える。
勿論、このままじゃ『キャベツ』は駄目だが……。

 ㇲ……ズギュンッ!

「ウィゴーちゃんの力なら、朝飯前ってよぉ〜〜ってな」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだってーの。
はぁ、ヤギさんも行き成り満腹だったのが突然無くなって狼狽して可哀そう』

「到着したら、狼共々腹いっぱい餌はやるって」

『キャベツの芯』を『過去改変』 無事な状態に戻って一件落着。

もっと上手い使い手なら、一度でいっぺんに渡りきるのも夢じゃねぇんだろうけどよ。

173三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』:2020/07/05(日) 05:00:42
>>170『一般的な川渡り問題』

『シャベル』を持った人型のヴィジョン。
人型自身はひ弱だが『シャベル』はどんなものも掘ることが出来る。
掘った場所は『墓穴』となり、埋めたものを『仮死状態』となる。
『仮死状態』になったものをスタンドは何もない場所から掘り起こせる。

『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』
破壊力:D スピード:C  射程距離:B(15m)
持続力:C 精密動作性:D 成長性:C

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/43

―――――――――――――――――――――――――

こんにちは、千草です。
今日は、この川を渡って向こう岸に行きたいのですが、
ボートが小さいようです。
ですので、『あの手』を使いたいと思います。

         ズズ…………

『墓堀人』を発現して、『シャベル』で『墓穴』を掘ります。
数は『二つ』です。
一つは小さくても大丈夫です。
でも、もう一つは大きいサイズのものが必要です。
少し時間が掛かりますが、頑張りましょう。

  ザック ザック ザック
                ザック ザック ザック

作業が済んだら、
それぞれの『墓穴』に『キャベツ』と『オオカミ』を埋めて、
『仮死状態』にします。
そして、ボートに『ヤギ』を乗せて対岸に渡りましょう。
大事なのは『ここから』です。
岸に着いたら、地面に『シャベル』を突き立てて、
『その場』で穴を掘ります。
千草の『墓堀人』は、対象を意識しながら掘る事で、
埋めたものを『位置に関係なく』掘り出せます。

  ザック ザック ザック
                ザック ザック ザック

向こう側に埋めた『キャベツ』と『オオカミ』を掘り起こします。
付いてしまった土は払っておきましょう。
これで、お仕事は『完了』です。

174牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2020/07/13(月) 22:57:24

>>170

 『ウェイト・アンティル・ダーク』から大量の蝋を分泌して『蝋細工』を製作。
 『農夫』、すなわちアタシ自身を作る(精A)。
 (一度に片手から『2.5㍑』ずつしか蝋を出せないので、何度かに分けて材料の『蝋』を出してから加工するぞ。)

 『人間の蝋細工』に『燈火』を与えることはできないので、生ける『蝋人形』にはできないが……
 『獣避けのカカシ』があるように、人型であれば動かなくても効果はあるだろう。

 この『農夫の蝋細工』を、まずはこちら側の岸に設置。
 最初に向こう岸に渡ったときに、そちら側にも『農夫の蝋細工』を設置しておく。

 どちらの岸にも『農夫』がいるので、オオカミもヤギも悪さはしないはず。
 なので、一匹(もしくは一玉)ずつフツーに運ぶって寸法だ。

 ただ、オオカミは賢くて、嗅覚も鋭いイメージだ。
 念のため、アタシの汗を拭った『手ぬぐい(農夫アイテム)』でも首に掛けておくか。

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/16-17

175『幸運のスタンドパズル(出題:太田垣)』:2020/07/15(水) 05:41:07
『一般的な川渡り問題』回答

>>171(小石川)
 ドシュッ。きみはオオカミの首を切り落としてしまいました。
 これではオオカミはしんでしまいます。

 ………普通はそうなるッ!しかし、君は『スタンド使い』ッ!

   ワンッ

 ……『生きている』!
 オオカミの首は君の横にフワフワと浮かび続ける!

 そして、君は最初にキャベツを運んだ。
 本来、オオカミとヤギが一緒に残るとヤギは死亡するのだが、

   メェ〜ッ   

 ……こっちも『生きている』!
 オオカミの首から上は、完全に君の『支配下』だ!
 ヤギを襲い、食らうことは出来ない!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……って感じで『CLEAR!』だろうな。
川を渡った回数は『5回』かな。

いやあ、急にオオカミの首を切り落としたときは、
『オオカミを生かして川を渡れと問題文には書いてない』
『よってオオカミをバラバラ死体にして運べば問題ない』
みたいな、トンチ解答かと思ったぜ!



>>172(芦田)
 モシャ、モシャ、モシャ。きみはヤギと一緒にキャベツを食べてしまいました。
 キャベツはちょっぴりしか残っていません。

 ………普通はそうなるッ!しかし、君は『スタンド使い』ッ!

 君は、オオカミ、ヤギを順番に船で運んだのちに、『能力』を発動し、


   メ メェ〜ッ!?

 君とヤギさんの胃袋が急に軽くなった。
 『過去改変』で、キャベツを取り出したのだ!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……って感じで渡河できたんだろうな。
川を渡った回数は『3回』かな。

『キャベツを生かして…生かして?川を渡れと問題文には書いてない』
『よってキャベツを胃袋に収納して運べば問題ない』
的な、レギュレーションのスレスレを攻める解答かなって思っちゃったぜ!


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