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【他】『妄想クロスワード』【妄】

1名無しは星を見ていたい:2019/05/29(水) 23:39:51
※このスレはGMフリーのミニゲーム用スレッドです。
誰でも「パラレルミニゲーム」を企画・開催することが可能。

・「短編ミッション未満」程度の長さのミニゲーム企画向け。
・報酬目安は『1万円〜10万円以下』の範囲。
・投稿されたミニゲームのルールは他のGMも流用可能。
・新たなルールのゲームを投稿する際は本文かメール欄に、
 【★ミニゲームの企画】と表記すること。

基本ルールは以上の4つ。
それではゲームをお楽しみください。

2川瑞:2019/05/29(水) 23:42:21
【★ミニゲームの企画】

ゲーム名:『幸運のスタンドパズル』
基本ルール:スタンド能力を使って解決する『問題』を自由に投稿できるシステム。

        「ライターの火を消さずにボディチェックを通過しろ」
        「所持金ゼロの状態から二十四時間以内に50万円用意しろ」
        ……といった『問題』やそれに対する『回答』を、誰でも・いつでも投稿できる。

報酬形式:出題者と観客は、回答の中から面白いと思ったレスを選んで、
       《◎グッド!》の評価を付けることができる。

       回答者は自分のレスに、出題者は自分の作った問題に付いた、
       「《◎グッド!》×1万」円のPLマネーを獲得する。

       《◎グッド!》によるPLマネーが発生するのは、『出題から一週間まで』とする。
       出題時にGMが自分のPLマネーを『懸賞金』として掲げて、最優秀回答者に支払ってもいい。

       ※出題者が自分の問題に解答しても良い。ただし自解答への評価マネーは発生しない。

開催期間:他ゲーム企画開催時以外の常時

ルール改変:OK
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以下は『問題作成』のテンプレ

◆問題名:
◆出題者:
◆主な状況:
◆所持アイテム:
◆成功条件:
◆失敗条件:
◆備考:
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3瑞川:2019/05/29(水) 23:44:03
>>2 『幸運のスタンドパズル』遊び方の例)

   62 名前:『幸運のスタンドパズル(出題:SPW)』投稿日:20XX/0X/0X(X)00:00:00 [出題]

   ◆問題名:『空高く3000m』
   ◆出題者:SPW
   ◆主な状況:町の上空3000mから単独スカイダイビングだ!

                    『 ド ヒュアアァ――z__ 』

        ヘリから空中に身を躍らせた直後、キミは自分が背負っていたのは、
         パラシュートバッグではなく「登山リュック」だったことに気づいた……スタンド攻撃か!?
          ヘリはすでに十メートルは上方に遠ざかりつつある。このままでは地面に激突だ。

   ◆所持アイテム:リュックにはキャンプ用品がいろいろ入っていた
   ◆成功条件:かっこよく生存。
   ◆備考:特になし。落下先はこの町の中である程度調整可能(精密:E)


   63 名前:東方 仗助『クレイジー・ダイヤモンド』投稿日:20XX/0X/0X(X)00:00:00 []
     >>62(『空高く3000m』回答)

    「なっ なにィーッ(いつの間に!?)
     だが『クレイジー・D』!ドラララララララァッ!」 ズ ドドドドドドド

    登山用リュックを中身ごとスタンドラッシュでバラバラに破壊し……『直す』
    ちぎれ飛んだリュック・レジャーシート・寝袋・着替えなんかの切れ端を、
    融合させるように修復して「一枚布の落下傘」を作ることで問題なく降下する!

    「……『パラシュート』ならよォー、ちゃ〜んと背負ってたみたいだな」ジャンッ

   64 名前:●● 投稿日:20XX/0X/0X(X)00:00:00 []
     >>62 >>63
     絵面が奇妙で面白い解答。
     出題者と回答者に《◎グッド》。

4『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2019/05/29(水) 23:47:18
◆問題名:『エンカウント8』
◆出題者:瑞川
◆主な状況:
            バキバキ ……ボトッ――― ゴロン

                  『 ブブブブブ…… 』

山道を歩いていると木の上から「何か」が落ちてきて、キミの前方に転がる。
サッカーボール大でうす褐色のシマシマがある「いびつな球状の物体」だ。
こ、この『形状』と『羽音』はもしや……!?

          「 ブ ブブブブブブブブ! ブウゥゥゥ――z__ ン! 」

やっぱり!『スズメバチの巣』だああアァーッ!
百数匹のハチが巣の中からあふれだし、キミを「巣を攻撃する敵」と認定して襲い掛かってくる!
ヤ……ヤバイ……こいつらに刺されるのはスゴく痛いし、命にかかわるぞッ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

森           巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森    巣    巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森    ↑    巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森     5m     巛 崖/高さ20m(下は急流)
森    ↓    巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森    キミ    巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森          巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

 ↓ 200m先に山小屋
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆成功条件:生存。刺されず逃げきれ!
◆備考:100mも引き離せればハチ(移動速度:C)は追ってこないだろう。

5牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2019/05/30(木) 20:01:06
>>4(『エンカウント8』回答)


>         「 ブ ブブブブブブブブ! ブウゥゥゥ――z__ ン! 」


  「ヤバイッ! 『ウェイト・アンティル・ダーク』!!」


                  ド  ル ルゥ〜〜〜〜 ッ !!


 『スタンド』の両手から生み出した『蝋』で、即座に『蝋人形』を作成!(ス精:AA)
 『小型犬』に生命を与え、蜂の巣に突っ込ませて攻撃させる!

「この隙に、アタシは全力で逃げるッ」

 巣を守ろうとする『スズメバチ』にとっての脅威を上書きする。

 害意を持たず全速力で遠ざかる人間と、ひたすらに攻撃を続ける犬。
 明確な外敵となるのは、優先順位が高いのは、後者のはずだ。

 そして『蝋』で生み出した動物は、腹部の『灯火』が消えない限り動き続ける。
 毒針で刺されようとも、ものともしない。囮にはもってこいだろう。


(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/16-17)

6杉夜『D・E・D』:2019/05/30(木) 21:15:08
>>4(『エンカウント8』回答)
(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/193)


刺されず逃げきれだって? 知るかよ。ブンブンブンブン喧しい音を立てやがって

もう四日はまともに眠れてねぇ。お袋が夜は悲鳴上げて昼は超過労働だからな
山に入って安月給の日雇いだ。こんなクソ虫如きに、俺とお袋の生活の生計を
邪魔される筋合いねぇだろ。

 ズンッ――!  ブゥン!

『D・E・D』の『全力』の殴打。蜂では無い 俺がおもむろに脱いだ『上着』だ。
そして、それを我武者羅に見える範囲から襲い掛かって来る蜂共を巻き込むように
頭上から振り回しつつ前進して転がった巣まで前進する。

勿論、上着を回避して俺に触れて刺そうとしてくる奴等も当然何匹か居るだろう。
……『無駄』だけどな。

上着及び杉夜の体に触れた蜂はその瞬間、『飛行』能力を喪失して地面に垂直へ
落下する。死んだ訳ではない、困惑するように再び羽を振るわせて飛行しようとする
大多数の蜂の群れは、もう飛び立てない。

「泣きっ面に蜂って言うがよ。涙すら流せない程に絶望してる俺に
てめぇ等は及びじゃねぇよ」  グシャ

『撃墜』された奴等は念入りに踏みつぶしてやった。本当に ほんの少しだけ
フラストレーションが緩和されたよ。

7瑞川 碇之助『ゴールデン・リザレクション』:2019/06/02(日) 07:53:42
>>4(『エンカウント8』製作者自己回答)

「うおおおっ!かっ、数が多い〜〜〜!」

森の方に逃げながら、地面の下生えの草花に目を凝らす。
(この問題が出題されたリアルタイムに合わせるなら)ここは5〜6月の山!
どこかにあるはずだ……極めてありふれた植物が!

           ・ ・ ・ ・ ・ ・  ・ ・ ・
「あったぞッ、ギザギザの葉に白い花!『ゴールデン・リザレクション』!」

    ドゴドゴドゴドゴォ     プ シュウウゥゥゥゥ〜〜〜!

目当ての植物を殴って地面に沈めこみ『化石化』する。
そのままラッシュで地面を殴り砕けば、土の下から「無色の煙」が噴き出す!
寄ってきたスズメバチたちは、ボトボト地面に落ちてゆくだろう。

「逃げながら探していたのは山に自生する『キク科の植物』だ。
 それを粗雑な『天然ガス』に変えて噴出させた…………」

「ヨモギとかキクにはピレトリンという成分が豊富に含まれている。
 これが昆虫の神経に致命的なダメージを与える!なおかつ人体への影響は最小限!」

「――――ご存知、“蚊取り線香”の材料さ」



まぁキク科植物が見つからなくても山ゆずのリモネンとか、他の植物で小難しくイイ感じに解決する!
(スタンド能力: ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/107)

8『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2019/06/02(日) 08:06:10
>>5 《◎グッド!》

       『 ブブブブブブッ! ドスドスドスッ! 』

巣を襲う『蝋人形の小型犬』にスズメバチの大部分が殺到する!
十数匹ほどが依然変わらず牡丹を追ってきているようだがこの数が相手なら、
振り払うなりして何とか逃げ切れるかもしれない……。


>>6 《◎グッド!》

          『 ブブブブブ……! ジジジジッ 』グシャッ

振り回される上着越しに伝播するスタンドエネルギーを受けたスズメバチたちは、
次々と『撃墜』され、ネズミ花火のように地面を這いまわることになる。
キミの能力との相性は「飛んで火に入る」といった感じだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●『エンカウント8』問題解説
第一問目なので分かりやすい脅威への対応がお題。
パワーのあるスタンドは「攻め」の姿勢で行けばけっこう何とかなるかも。
変化球な解決法を目指すとなるとなかなか難しいかもしれないが、まずは準備運動。

【その他の解答例】
・すごい防御力で防ぐ
・木や土中に溶け込んで追跡を振り切る
・『ハチは高低差の移動は苦手』『フェロモンで混乱させる』などの生態の弱点を突く

9『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2019/06/02(日) 23:59:22
◆問題名:『実況準備中、CM放送中』
◆出題者:瑞川
◆主な状況:
時刻は深夜0:57――アニメ最終回の放送開始まで残り3分!

キミはシティホテル4階の部屋に宿泊中だ。
この部屋のTVは画面がデカくて高画質・高音質。
「1時から始まるアニメ」を観るのに最高の環境だ。

SNSで実況しながらのアニメ視聴を楽しもうかと思っていたら……ゲゲッ。
さっき寄った「ホテル1階のカフェ」にスマホもノートパソコンも置いたままだった!

今からダッシュで階段降りてカフェまで行くと、戻ってくるのに『4分』は掛かりそうだ。
『1分』間に合わない……実況視聴は諦めるしかないのか!?


◆所持アイテム:旅行に持ち歩く範囲。
◆成功条件:SNS実況しながら高画質TVでアニメを観たい。

◆備考:ホテルの間取りは適当。
1Fカフェとの直線距離は「階段・壁を無視すれば30m」くらい。

10芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2019/06/03(月) 17:19:53
>>9『実況準備中、CM放送中』回答

(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

「ウィゴーちゃん ウィゴーちゃん ウィゴーちゃあぁぁ〜ん。もうちょい恥ずかしからず
寄りなってぇのぉ。水入らずの旅行なんだからよぉ〜〜〜おぉ」

『来るなぁぁあああ! 私の側に来るんじゃねぇ!! 下半身のベルトを外しながら
それ以上近づいてみろ!! 舌噛み切ってお前も道連れにしてやるぅううう!!
あと、ウィゴーちゃんじゃなくウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトぉおおおお!!!』

「!! ……ウィゴーちゃん、舌あったのかよ……! つーっ事はディープなキスも
夢じゃねぇって事じゃねぇかぁぁぁ・・・! あぁぁぁぁあああ興奮してきたぜぇえええ!!!」

『私の能力、成長しないかなぁ……本体のみは適用する改変って言うか改竄っつうか……
こいつの産まれて来た事を無かった事とかに出来ないかなぁ』

「とりあえずよぉ、スーツケース? or 俺のダンディーな匂いのするいかしたGジャンにする?」

『その二択ならスーツケース一択だよ ゴミ野郎』

          ジジ  ズギュン

ウィゴーちゃん改め『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』の能力はダイジェスト『過去改変』
これによって、荷物とか改めてる『スーツケース』なら『ノートパソコン』が入ってた状態まで
改変され、一階カフェに置き忘れたと言う過去は無くなる。旅行してんだからケースに収納してた
昨日ぐらいの記録は『フィルム』にも入ってんだろ。
まぁ、脱ぎっぱなしの他の色んなものも戻っちまうから。再度出すの面倒だけどな。

あとよぉ! ウィゴーちゃんが拒否するって事はねぇぜ! ウィゴーちゃんも
アニメ好きなんだよ、これが!! いやぁ口では下らないとか言いつつ目線がアニメに
釘付けなウィゴーちゃん見てるとムラムラって狂っと来るぜぇ!

スマホはアニメ見終わったら、カフェでウィゴーちゃんと感想言い合いながら食事する
ついでに拾っておくとすっかぁ〜 いやぁ、良い旅行だぜ!

『私にとっちゃあ一生に残るトラウマなんですが……あぁ、こいつのスタンドになった時点でか』

11石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2019/06/03(月) 19:16:52
>>9『実況準備中、CM放送中』回答

能力:不定形物の中を泳ぐ人魚のスタンド。破裂する泡を放ち、操作出来る。
また、生物に泡を纏わせこのスタンドと同じ『不定形物を泳ぐ』能力を与える事も可能。
(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/67-68)

「ゲゲッ、大事なモン、1階に忘れてきちまったァーッ!」

「しょうがねぇなぁ〜、行くぜパイオニアーズ!」
そう言うと少年は窓を開いて、30m下の地面めがけ飛び降りた……否、飛び込んだ!

「水泳の飛び込み競技の応用だ!魅せるぜ!」

   クルクルクルゥ〜〜!

パイオニアーズの能力を使用!
空中を泳ぐ能力を使い!
重力で一気に加速!
地面との激突直前で方向転換!
速度を落としつつカフェの前へと着地する!

「飛び込み100点!……ここまでで数秒もかかってねぇよな?」
ここまでで数秒。

「持ち帰るぜ、俺の忘れモンをよ〜」(帰りは徒歩)
あとは2分かけて部屋に戻る。

12『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2019/06/08(土) 22:35:48
>>10
全力疾走して息を切らせながらTV前に戻ったのでは折角の最終回も楽しめない。
過去改変でパソコンを取り寄せることで難なく『クリア』、スマートだね!

隣の部屋の客:
「オイッ、うるっせーぞッ!何時だと思ってんだ!」 ドン ドンッ

ホテルマン:
「お、お客様……いかがなされました?大丈夫ですか」

それはそうと深夜のカフェで大声で『独りごと』言ってる客……だいぶヤバいぞ、キミ。

>>11 《◎グッド!》

           『 スィ――――ッ ・・・・・・ 』

華麗な飛び込みと空中水泳で1階に降り、素早くカフェに到着!
とても静かな飛び降りと着地……キミのショートカット移動に気づいた者はいないだろう。
「片道分」の時間が大幅短縮されれば、放送開始に十分間に合うはずだ。

13『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2019/06/08(土) 22:55:06
>>9 【その他の解答例】
本体名:松土 万世 スタンド能力:洗脳のスタンド『トレスパス』
(能力詳細 ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/110-111)

「なっ、なんだとォー!?だが……『トレスパス』!
 だがこの私が汗だくになって走り回ってたまるかァーッ!」

        『 トウゥルルルルン――― ズギュンッ  ズギュンッ 』アバババッ!?

ホテルの電話回線にスタンドの『電気触手』を潜り込ませつつ、1階フロントに電話をかける。
フロントスタッフが電話に対応した瞬間、受話器からスタンド触手が飛び出す。
耳に触手が潜り込み――――暗示洗脳を行うッ!

「『命令』するッ!……カフェに置いてある白のマックブックだ。
 そいつを405号室に今すぐもってこいッ、2分以内にッ!」ポロロロン♪

洗脳能力のスタンドを使って、部屋にいながら労せずパソコンを回収だーっ!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●『実況準備中、CM放送中』

文明の中での環境を利用した問題。
その場でスマホやパソコンを瞬時に手に入れられる能力でもなければ、
「片道の移動時間」をいかに短縮するかがポイントになるだろう。
やっぱり簡単なのは「窓からダイブ」、壁を伝うか?落下衝撃を消すか?
深夜のシティホテルだし、できるだけ静かな移動手段が理想。

スマートな手段なら「他の客のスマホを失敬する」というパターンもアリかも。

14『幸運のスタンドパズル(出題:薬師丸)』:2019/11/11(月) 23:54:05
◆問題名:『1年11月11日、1番長い1分間』
◆出題者:薬師丸
◆主な状況:

            チッ
                 チッ

                     チッ

――――『1分』。

激戦で出入り口が崩壊し脱出不可能となった『地上から200mの屋上』が、
そこにただ一人残されたあなたと共に、『時限爆弾』で塵と化すまでの時間だ。

この爆弾を仕掛けたテロリストは既に倒した。幸いにして、あなたは『無傷』だ。
爆弾の重さは? 内部が詰まっているのか、『10kg』はある。
大きさはバスケットボール程度だが……人力で通常の遠投は難しい。
それにここは市街地だ。生き残れはするが、最優の手ではないだろう。

爆発の及ぶ距離は? 『30m』は離れなければ命があるかは怪しい。
場所は……円形の屋上だ。爆弾の位置が円の中心で、『半径15m』。
爆弾を急いで隅に追いやって対角線上に逃れたとしても、範囲内。

       チッ
            
             チッ

爆弾をなんとか排除するか? 
内部構造の解析でもして止めてみるか? 
爆発から何とか身を守るか? 
ビルから飛び降りでもして爆発圏から逃れるか? ……転落死しない方法は?

                     ――――『1分』。命の期限は待ったなし。

◆所持アイテム:日用品。無ければないほどスマート。
◆成功条件:死なないこと。爆弾の爆発を防止、または爆発による被害を抑制出来ればより良い。
◆失敗条件:死ぬこと。生きている必然性は高いほど良い。爆弾は爆発しても良いし、建物や通行人の犠牲は問わない。
◆備考:初期位置自由。一般的なビルの屋上にあってもおかしくない設備や間取りなどは、好きに設定して構わない。

15三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』:2019/11/12(火) 00:34:08
>>14『1年11月11日、1番長い1分間』回答

(能力詳細
 ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/43)


「――――ふう」

未だに信じられませんが、『千草の勝ち』のようです。
しかも『無傷』で勝ってしまいました。
『人生の幸運』を全て使い切ってしまったのでしょうか?
でも、まだ一息つくには早いようです。
千草は『悲惨な死に方』はしたくないですから。

    「『イッツ・ナウ――――』」

              「『――――オア・ネヴァー』」

     ザクッ
             ザクッ
                     ザクッ

やる事は簡単です。
床に『シャベル』を突き立てて、『墓穴』を掘ります。
力そのものは非力ですが、千草の『墓堀人』は床の強度を無視できます。
『墓穴作り』と『爆弾』の『埋葬』。
残された『一分間』を、その二つのために使います。
『爆弾』は、千草が『墓穴』に押し入れましょう。
少し重いですが、これなら『墓掘人』の腕力不足も関係ありません。

「――――『ご愁傷様』です」

『墓穴』に『埋葬』された『生物以外の物』は、『仮死状態』になります。
別の言い方をすると、『時間が止まる』という事です。
『仮死状態になった爆弾』が爆発する事は有り得ません。
後は、そのまま『墓穴』を解除してしまいましょう。
『墓穴』が消えた時、『埋葬中の物体』も一緒に『昇天』します。
だから、これで『爆弾』は消えてなくなります。
『お別れ』を言いましょう。

16斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2019/11/12(火) 22:17:10
>>14『1年11月11日、1番長い1分間』回答

(能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/116)


テロリスト『ビル・バクハ・スール』は、全身の骨を砕かれて再起不能となった、長く、苦しい、戦いだった
……その安堵感は息をつく暇もなく、彼の体の下から出てきた、カウントダウンタイマーの明滅で木端微塵になった。

時間が凍る音と血の気が引く音、そして2つの脳みそが酷使されてるHDDばりに回転する音が同時に聞こえる
逃げようにも、出入り口は戦闘の余……もとい、『不幸な事故』で封鎖されている
きっと速めの有給休暇を取ったんだろう、じきに僕も有給休暇どころか首になって行く羽目になりそうだが。

 「『ロスト』……!」 (……えっと。)

まず考えたのは『投擲』だった、普通に投げるのが駄目なら、ハンマー投げの要領で投擲すればいいじゃない。
マリー・ムロフシもそう言っている、たぶん。

何せ200m、JPタワー並みの高層ビルなのだ、周囲に同じレベルの建築物が早々乱立しているとも考えにくい
斜め45の角度で勝利の花火を打ち上げよう、たーまやー!……と、しようとしたがこの爆弾、『重い』。

ハンマー投げで使われる重量は約『7㎏』、それでも投擲時には背筋に『400㎏』の凄まじい負荷がかかる
ましてや爆弾の重量『10㎏』など何をも言わんや、起爆前に背筋が爆発して再起不能と化すのがオチだ
僕のスタンドが強化してくれるのは器用さだけで、体力や筋力はそのままである、60秒で筋肉の神様が『ザ・ラン』してこない限り無理だろう。
勿論待つ時間は無い、現実と時限爆弾のタイマーは無情である。

……ではビルから自分が落下してみようか?

何処で爆弾が爆発しようが、爆発半径にいなければ何も問題はないのは自明の理である
絵画の人々が血を流しているからと言って、その絵を見ても自分の腕から血は流れまい。

……ところが高層ビルと言うのは一面頑丈なガラス張りで、着地できそうなベランダだとか、そういう飛び降りる人間用の
気の利いた建造物及び掴まれそうな突起は、心のぜい肉だと言わんばかりに削ぎ落とされている、建築デザイナーはこういう時に配慮してくれないのだ
ちゃんと『高層ビル屋上の爆破から逃げる人の為の都合のいいベランダ』を用意してくれと、今度天国からクレームを入れとこう。


結論:お前にはパワーが足りない。


『鎖』をロープ代わりにするか?だが『ロスト・アイデンティティ』の長さは最大でも『15m』で
爆破した時に結び付けていた部分が吹っ飛んだら、もれなく僕も地面に向けて吹っ飛ぶことになる、落下するとも言う。

鎖を巻き付けて閉じ込めようか?
強度が足りず、手榴弾の如く周囲に爆風と鉄片が飛散するのがオチである。

他のビルに綱渡り?高層ビルにお隣があるとお思いか。

爆弾の解体はもちろん論外である、だって僕は爆弾解体の素人なんだぜ?

詰んだ、屋上からも出れない、略してツンデレ。


 「――と、なると『コレ』しかないかな。」

   ヒュルルルルル

                 ドボン

上記の並列思考をコンマ0.02で終えて
ぼやきながら、僕は爆弾を落とした ……ビルの屋上に備え付けられている『貯水槽』に。

ビルの屋上に配置されている物は、法律上設置位置が厳格に記載されており、そのフロアから高さ『10m』
そのビルの居住者たちが、『1時間で使う水の総量程』の水が溜まっている、そしてここは『市街地』である、ビルに住む人間が『多い』ほど、タンクも『大きく頑丈』になる。

後は貯水槽の蓋をわざと開けておけば、爆発は大量の水で軽減されながら、それを支える強靭なタンクを砲身にして
炎と爆風の大部分を、飲料水と共に上空に逃がせるだろう……という魂胆である。

後は急いで一番遠い、高層ビル用の馬鹿でかい『室外機』の後ろにテロリストと一緒に隠れながら祈るだけだ
爆弾が爆発してうまい事いけば、トイレの水が流せなくなるのと引き換えに、この辺りの空に虹がかかるだろう。

上手くいかなかったら?懐の遺書の出番だよ
原型を留めてたらの話だけどね。



(そういえば、『ロスト・アイデンティティ』、全然使ってないなあ……
タンクの南京錠ぶっ壊す時と、室外機の影に急いで逃げる時と、爆弾持ちながら貯水槽の梯子昇る時くらいかな?便利だったけど。)

17朝空と星を追う者:2019/11/12(火) 22:47:55
>>14『1年11月11日、1番長い1分間』回答

(少々強引だが、過去改変とかで安直に解決するより良いかなと思ったので)

小林:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/114
朝山:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/34

朝山「わーい! テロリストもけちょんけちょんにしたっス!
これにて悪の首領の経験値は最大アーップ っス!」

少女が小躍りする。テロリストはニュー・エクリプスを名乗る妙な子供に
倒されズダボロだ。子供如きに圧倒された歯痒さと憎悪の表情を浮かべてる。

小林「爆弾の回線は赤と青……まぁ、私の能力なら解除出来ますでしょう。
悔しいですね、結局 何も成せなかったようで」

青年が爆弾の蓋を開き回線のある部分を見せびらかすように
テロリストの数メートル前に置いて明後日の方向に顔を向ける。
 余裕な態度にテロリストは激怒する。こんな学生と子供に舐められ
世界に自分の怒りを刻めなかった憎悪と共に。
 幸いにも『近くにまだ凶器』が転がってる。未だ踊る馬鹿な少女が
気付かず落とした奴だ。ただでは敗北しない
お前達二人とも道連れだとばかりに爆弾の回線目がけ……投げつける。
この距離ならハズさん、起爆と解除の線同時に当たる軌道だ。解除だけ
じゃなく起爆する線も切れれば結局爆発するのだ。

         シュ オォ!

小林『――今だ!』   朝山「ザ・ハイヤー! キャプチャーチェンジ!!」

        キィィンッ!  フワ・・・フワ。

小林「よしっ! その『回線』が当たりか!」


小林『リヴィング・イン・モーメント』に爆弾を解除する能力など当然無い。
ゆえに、まだ意識のあるテロリストに あえて挑発させ爆弾が起爆する
回線を狙うように『ザ・ハイヤー』の能力を予めかけた凶器を手元に落とし
その回線に当たる前に小林が合図、それと同時に速度を再分配させ
速度を落とさせ、狙った回線を確認すると共に反対の線
……爆弾を解除する線へゆっくり飛行する凶器を俊敏に掴み取り
小林は直ちに切った。何とかギリギリ一分以内に出来ただろう。

合図はビー玉サイズのリヴィング・イン・モーメントを朝山の耳に
嵌め込んで戦闘を優位に補助する為に付けてた事が幸いした……。
投げる時も、死角からリヴィング・イン・モーメントで監視してたから。

朝山「今回はぜーーーーーんぶ私のお陰だったっスね! 褒め称えるっス!!」

小林「えぇ えぇ。本当に、貴方なくしては無事に済みませんでした。
感謝しかありません。
親友(ヤジ)がもう少ししたら、知り合いのスタンド使いなり呼んで
出入口を元に直してくれるでしょう(※芦田)」

朝山「……そのスタンド使いさんがいれば、爆弾もシュンッて
解体するの楽だっただろうっスね」

小林「ま、それは蛇足と言う事で」

18名無しは星を見ていたい:2019/11/13(水) 02:22:06

「おい >>14

 チッ、チッ、チッ。

「何『時限爆弾』のフリしてんだ」

 チッ、チッ、チッ。

「そーやって『カウントダウン』っぽく鳴いてりゃあ」

 チッ、チッ、チッ。

「みんなビビって近づかねえ、と思ってんだろう」

 チッ、チッ、チッ。

 チッ、チッ、チッ。

「……いや実際、イイ作戦だとは思うよ。マジで。
 『時限爆弾』に襲い掛かろう、なんて命知らずはいねえからな。
 誰もいなくなってから、こっそりと逃げだしゃあ、イタズラの通報だと思われる」


 ……チッ、チッ、チッ。


「だが、俺の苦悩も考えてみてくれ。
 弁当食おうとしたら、割り箸がミミズみてーにのたうって暴れたことはあるか?
 ゲームのコントローラーに、両手をそっと握り締められたことは?
 道路標識ってのは、どいつもこいつも、あんな気味悪ィ笑みを浮かべてんのか?」


 …………、…………。


「もうウンザリだ。
 何で俺が見てる時だけ暴れるんだよ、お前ら。
 追い出しても、ブッ壊しても、次から次から俺の生活圏を侵しやがる。
 アレだろ? 人間ナメてんだろ? 俺をおちょくって、遊んでんだよな?」

「そんなキモい生物に囲まれてるのを知って、正気で生きていけると思うのか?
 おかげで、すっかり狂人扱いだよ。
 親には心配かけるし、前の学校じゃクソほど馬鹿にされて、彼女にもLINEを晒された」


「だから――――お前みたいな輩は、こう呼ぶことにしたよ」


  グロテスキュアリー
「『不 快 な 怪 異』」


  ≼۩۞۩≽◟  ◞≼۩۞۩≽◟


 ……!、…………!!、!

19名無しは星を見ていたい:2019/11/13(水) 02:25:30


「視てる」

 爆弾の『擬態』を見破り、元の『怪物』の姿に戻す。
 この『目』について、まだ分からないことは多いが―――、

「視てる」

 俺に見られている間は、『擬態』の姿に戻れない。
 そして、どうやら『擬態』中の「複雑な機構なんかも消失する」らしい。

「まだ視てる」

 つまり、こいつは今、カウントも爆発も出来ない、ただの『怪物』だ。
 ひと呼吸ほど『目』を離すと、また『擬態』してしまうが……瞬きくらいなら、問題ない。

「ずーっと視てる」

 視線を外さないように気をつけつつ、携帯を取り出して、警察と消防に連絡を取る。
 なぜか鉄条網でグルグル巻きにされている、哀れな爆弾魔ごと、屋上から回収してもらう。

「ずーっと、視てる」

 この『怪物』は、ひとまず俺の所有物ってことにしておこう。
 警察の皆様の手を煩わせるのも申し訳ない。
 散策がてら、人気のない海辺にでも連れて行って、そっと沈んでもらおうじゃないか。


「死ぬまで、視てる」

 さて、この町じゃあ、上手く生きていけるといいんだが。



宍戸 獅堂『グロテスキュアリー』
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1458304459/713)

20ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2019/11/13(水) 03:47:48
>>14『1年11月11日、1番長い1分間』回答
(能力詳細ではないかもしれませんが ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/302)
見ながら触れた場所に、『同じ温度ではない物理的干渉』を無効化する『水晶』を生やす。

こういう時こそ、熱くならずに対処だわ、いもしない神に祈るなんて愚か者のすること。

爆弾は『外箱』付き?密閉性は高そう?なかったら周囲から密閉性の高そうな『箱』を見つけてくる。
最悪の場合はダンボールとかでいい、ロッカーでも、とにかく爆弾を入れる『密閉できる容器』を調達。

容器ををちょっとだけ開けて、『ミスティカル・ガイド』で見て、触れる。
そして『容器の内側』に能力による『水晶』を生やす…それも『晶洞』状に。
晶洞って何って?『火山岩とか堆積岩の内側に水晶がびっしり生えてるやつ』よ
岩の断面に水晶がびっしり生えてるアレよ、パワーストーン屋とか博物館とかにあるやつ。

離れた場所にできるだけ大きな(太さ90cm、長さ1mくらいが限界かしらね)『水晶』を生やし、
爆弾に対して『壁』になるように、蹲るわ。
遮蔽に気絶してる『テロリスト』も置いておく。なにも死なせることはない。
体の端っことかは遮蔽しきれないかもしれないけれど、急所は隠せるんじゃないかしら。、

…晶洞って『1個〜3個の水晶』として生やせるやつなのかしら。
無理?晶洞なんてこのスタンドにそんな応用はない?だったら諦めるわ。
素直に、できるだけ幅が大きい、長さ1mの『水晶』3つ生やして爆弾を三方向から囲む。
これで爆発力は『上下』にのみ逃げるはずね。

ふう、クールに対処できたわね。じゃああとは、

「うぇ〜〜〜ん神様仏様たずげでぇ〜〜〜〜〜っ」

うずくまってガタガタ震え、おいのりする。もう祈るしかないのよーーーッ!!

21松土 万世『トレスパス』:2019/11/13(水) 22:55:39
>>14『1年11月11日、1番長い1分間』回答

爆弾を設置したテロリストたちは既に倒されている。
……では、テロリストたちは「いかにして倒された」のか?

「私のスタンド、『トレスパス』の能力は――――」


                 ポ ロ ロォ―――z__ ン ・・・ ♪


「肉体を『麻痺』させる……そして音によって『暗示を与える』事ができる!」

麻痺を食らって棒立ちになっていたテロリストたちが『トレスパス』の演奏に合わせて、
ゼンマイを巻かれたブリキ人形のように動き出す!

                          ・ ・ ・
「散らかしたのはお前たちだ……。なら、片付けも自分でやらなくっちゃあな」
「――【命令】するッ、【爆弾のタイマーを停止させる】のだ!!」

爆弾を作ったり起動させたのはテロリストたちだ。
ならば当然、爆弾の仕組みや停止させる方法も知っているだろう?

22『幸運のスタンドパズル(出題:薬師丸)』:2019/11/19(火) 04:00:47
>>15(三枝)

     ザクッ
             ザクッ
                     ザクッ

奇をてらうばかりが『スタンド』の活用ではない。
三枝の『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』は、全てを『埋葬』し、
そして『昇天』させる……テロリストの悪行は、二度と『日の目を見ない』!

                      →『CLEAR!』

>>16(斑鳩)


      『   ド

                 ボ    
                        オオオオオン
                                  !!!!』

凄まじい――――骨の芯まで響くような轟音と共に、貯水槽は『虹』と化した。
全身ずぶぬれになる羽目にはなったが、結果としてはすべて『上手くいった』のだ。
生身の人間で、それは出来たか? 答えは『否』だ。『ロスト・アイデンティティ』……!
縛る鎖と縛られた影は作業速度の高速化を助ける。それが無ければ……虹の『赤』が増えていただろう。

                      →『CLEAR!』

>>17(朝山・小林)

偶然『二人』で共闘していて、事前の戦闘で準備を済ませており、
敵が思い通り凶器を拾ってくれ、行動も予定していた作戦通り、
投げられた『凶器』もまさしく理想通りの軌道を描き、
爆弾の仕組みも『考え通り』。全ては筋書き通りうまくいった。

・・・無数の偶然のおかげでは、あるが。それでも命あっての物種だ。

                        →『CLEAR』

>>18-19(宍戸)

その男の視る世界を、共有出来る者は未だ存在しない―――
宍戸獅堂の『グロテスキュアリー』は、『真実』を映し出す。

真実とは『偽り』が無いという事だ。
そして、それが『現実』かどうかは別の話だ。

              『 ・ ・ ・ 』

いずれにしても、一つの事実がある。

時限爆弾の正体であった『怪物』は、もうヘタな『鳴き真似』なんてしない。
例えどうもがこうと、あがこうと、『それ』はずっと、『視つづけている』・・・

                            →『CLEAR!』

>>20(ラフィーノ)

『ミスティカル・ガイド』は――――『水晶』の魔術を自在に行使する。
そう思えるほどに水晶の『現実の生え方』というのは多種多様なものだ。
今回扱う『晶洞』という在り方についても、その一つと言って差し支えはない。
そして、爆発という激烈な『温度』を伴う攻撃は『水晶』を打ち破る事は不可能だ。 

――――『現実的』な知識が、現実を超越する『神秘』を先導する。

スタンド能力の応用もまた、ラフィーノのこれまでの仕事に近い物があるのかもしれない。

                            →『CLEAR!!』  

>>21(松土)

「! !!  ! ・・・  !  ッ  !!!」

               ガクッ 

                   ガガガガッ

松土の操る『トレスパス』は、無傷のままにして全てを制圧する。

       ガクガクッ

                 『がこっ』

                        ガチャガチャ

勿論仕掛けた爆弾を解除する必要が出る可能性は、彼らとて予想していたはず。
問題は、そのために何か道具が必要だったりしないか……それくらいだろう。

あとは暗示のままに、彼ら自身が、止めてくれる……はずだ!

     チッ…
          チッ…

                             →『CLEAR!』

23『幸運のスタンドパズル(出題:薬師丸)』:2019/11/24(日) 04:06:26
◆問題名:『ちょっと通りたいだけなのに』
◆出題者:薬師丸
◆主な状況:

―――――――――――星見町から遠く離れた『山間部』にて。

目の前には『向こう岸まで10m』ほどの『崖』がある。
高さは『30m』以上はあり、下は森。落ちるのは流石にまずい。
まあそこはいい。古びたつり橋がある・・・もとい、『まだある』。
 
                ギシ ・ ・ ・

                          ギシ ・ ・ ・

そう、つり橋は今ほとんど『落ちはじめている』状態なのだ。

全体がぼろい上、橋を『向こう岸側』に固定するため杭が、今にも抜けかけている。
向こう岸に人間がいるなら杭を押し込んで押し込みなおせばそれで済む話で、
それであなたが一度橋を渡るため程度には直せそうだが、ここからは当然手が届かない。

さて、その肝心の向こう岸には『先に渡った老人』が待っている・・・彼は耳が遠いと言っていた。
声で呼びかけてみても、一切聴こえている様子は無く、こちらを見てもいないようだった。
彼が渡った時点ではまだつり橋は揺れる程度だった。ゆえに彼はまだ問題に気付いていない。
逆に言えばなんとかしてこちらに気づいてもらえば、とても向こう岸で上手く押し込みなおしてもらえそうだ。

・・・もちろん、橋など無視して10mの距離をジャンプするような手も、悪くはないだろう!

◆所持アイテム:日用品〜アウトドアに持っていくレベルの品
◆成功条件:向こう岸に渡る。安全性が高いほどいい。
◆失敗条件:向こう岸に渡れない。

24ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2019/11/24(日) 08:24:22
>>23『ちょっと通りたいだけなのに』回答

「呼んでも聞こえない上に余所見までしている。
 全く、これ以上ないくらい『最高の道先案内人』ですわね」

耳が遠いのを良い事に、橋の手前で皮肉を吐く女が一人。
『鳥を模した衣装』に身を包んだ奇妙な風貌の女だ。
それから目を細めて、眼前の『トラブル』を見やる。

    ザッ

幅『10m』の崖に架かる崩れかけた吊り橋。
おまけに同行者は頼りにならないと来ている。
非常に困難な状況と言えるだろう。

    …………『人間にとっては』だ。

このブリタニカにとって、崖が『1m』だろうと『100m』だろうと、
そこに違いなど存在しない。
何故なら『人間ではないから』だ。
ブリタニカの正体は『ハゴロモセキセイインコ』である。
即ち、『鳥』だ。
『鳥』には『翼』が備わり、『翼』は『飛行するための器官』である。

「私にとっては『トラブル』にさえならない」
 
「ただし――――」

「『正体を曝す危険性』は最小限に抑えなければ…………」

     フッ――――
              バサバサバサッ

こちらを見ていないのなら好都合。
その隙に『ハロー・ストレンジャー』を解除し、
『ハゴロモセキセイインコ』に戻る。
間髪入れず、即座に『高度5m』まで上昇する。

                 シュンッ

               バ サ ァ ッ

『高度5m地点』に達すると同時に『ハロー・ストレンジャー』を再発現。

                                グライド
両腕を覆う『羽毛』と背中に生えた『羽衣』を駆使し、『滑空』を行う。
ハトなどは高度を『1m』失う間に『5m』程の距離を滑空可能だ。
『高度』が五倍になれば、当然『飛距離』も五倍。
少なくとも『10m』程度は余裕で届く。

                       ――――トンッ

橋を使う事なく、極めて静かに崖の向こう岸に着陸する。
何の問題もない。
あるとすれば、老人の肩を叩いて耳元で次のように告げる事くらいだ。

「もしもし?帰りは『別の道』を使った方が宜しいですわ」

「――――『あなたのため』に」

25ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2019/11/24(日) 08:27:50
>>24

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/208

26宍戸 獅堂『グロテスキュアリー』:2019/11/28(木) 00:12:40
>>23

「サボるのが悪いってコトじゃあない」

「『楽をしたい』って思うのは当然のことだ。
 それどころか、人類の文明は『楽』をするために発展してる」

「自分の足で歩くのがダルイ。自転車が生まれた。
 直接会って話すのがしんどい。電話が生まれた。
 楽をしようとする心意気は、もっと認められるべきだと思う」

「でも、『お前』はダメだ」


 今にも抜けかけている『向こう岸側』の杭……に、『擬態』している『怪物』。
 その正体を暴き、服従させる。


「仕事をやっているようで、実はサボっている。
 そういう『楽』の仕方は困る。周りが気付けねえからな。
 表面化していない問題ってのは厄介だ。見えないと対処もできない」


     グ  ググ  ッ !

                  ギシッ !   ギシィッ ・・・!


「だから暴いてやるよ」

 杭、もとい『怪物』を身じろがせて、つり橋を揺らし、軋ませる。
 ……あまり激しすぎると橋が自壊したり、穴から外れてしまいそうなので、ほどほどに。

 問題に気づいていないのなら、もっと目立たせてやればいい。

 大きな音を立て、不自然なほどに揺れだした『10m』ほどの橋。
 ぐらぐらと不安定に動く杭。
 耳の遠い老人でも、さすがにこの異変には気がついてくれるだろう。

 老人に杭を押し込んでもらってから、いそいそと橋を渡り、丁寧に礼をする。
 実に『楽』だ。


宍戸 獅堂『グロテスキュアリー』
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1458304459/713)

27小石川文子『スーサイド・ライフ』:2019/11/28(木) 01:25:29
>>23『ちょっと通りたいだけなのに』回答

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/62

  「――あの……」

老人に向かって、遠慮がちに声を掛ける。
しかし、返事が返ってくる様子は見られない。
自力で何とかするしかないようだ。

     スラァァァァァ―――――z_______

手の中に発現した『ナイフ』――『スーサイド・ライフ』を軽く振るう。
その軌跡に沿って、さながら『人体切断マジック』のように、
いとも容易く胴体が切り裂かれる。
奇術と違うのは、『本当に真っ二つになる』ということだ。
その状態から、まずは『下半身』を解除して目立ちにくくする。
これによって、その場には『上半身』だけが残ることになる。

          ズパァッ!

続けざまに『ナイフ』を操り、刃で自分の『首』を掻き切る。
重力に従い、『本体』である『頭』が落下していく。
それが地面に落ちる前に、
『部位』に指定した『上半身』の両腕で受け止める。

           フワ……

切り離された『部位』は『浮遊能力』を持つ。
『本体』となった頭は、ただ地面に転がっていることしかできないが、
『部位』で『本体』を運搬すれば何ら支障はない。
宙に浮かぶ『上半身』が『頭』を支え、そのまま崖を渡り切る。

  ――良かった……。

老人に気付かれていないのは幸運だった。
もし見られていたら、『その後の対応』に困っていただろう。
両腕で『頭』を持って、
『帽子の試着』をするように首の断面と繋ぎ合わせてから、
『下半身』の再生を待って老人に近付く。

    スッ

  「……お待たせしました」

  「『案内』をお願いします……」

28ディーン『ワン・フォー・ホープ』&ヨシエ『一般人』:2019/11/28(木) 23:11:43
>>23『ちょっと通りたいだけなのに』回答

いつも通り、ヨシエはリュックサックを背負って歩いている。
そして俺は、いつも通りリュックの中にいた。
だが――『場所』の方は、いつも通りとはいかなかった。

    ザッ

街が遠い。
思えば、随分と遠くまで来ちまった。
小さな子供にとってはハード過ぎる場所だ。

    タンッ
            タンッ
                    タタタタタタタタタッ

『ワン・フォー・ホープ』の能力がなければ、だが。
今のヨシエは、人間以上の『スピード』と『精密性』を兼ね備えている。
だからこそ、過酷な山中行軍にも何とかついて行ける訳だ。

「あのー!ちょっとー!すいませーん!」

《もう止めとけ。疲れるだけだ》

ヨシエが爺さんに声を張り上げたが、聞いちゃいないだろう。
つまり、俺達で何かする必要があるって事だ。
『この橋を渡った最後の生き物』になる気はない。
いや、『渡ろう』としたと呼んだ方が正しいか。
まぁ、橋が途中でなくなったとすれば同じようなもんだ。

「ねー、ディーン。どうしよー?」

《ヨシエ、周りを見ろ。『木』が沢山ある。それを使えばいい》

「――え?」

ヨシエは、ぐるりと周囲を見渡した。
その視界の中に、俺が探している物がある。
ここは『山の中』だ。
必ずあるとは言わないが、あっても不思議じゃあない。
俺が欲しいのは『植物の一種』だ。

《そう、『これ』だ。待ってろ。すぐに『準備』は出来る》

ヨシエとの接続を一時的に外し、『光の紐』で『蔓』を確保する。
木の表面を這うようにして巻き付いているヤツの事だ。
こういう『蔓』には、かなり長い物がある。
種類によっては、10mを超える事も珍しくない。
昔の人間は、『紐』の代わりに使う事もあったらしいな。

《――よし……これでいい》

手に入れた『蔓』を俺の首輪に結び付け、
『ワン・フォー・ホープ』を再発現する。
『光の紐』の『射程距離』は、
首輪に繋がっている『紐の長さ』に依存する。
『長い紐』を調達すれば、
その分だけ『射程距離』を上乗せ出来るって寸法だ。

          グイッ――――

『光の紐』の先端に備わっている『手』で、杭を押し込む。
そして、俺を背負ったヨシエに橋を渡らせればいい。
気掛かりなのは、俺達が帰ってきた時に、
まだ『コイツ』が残ってるかどうかって事か。

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/280

29常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2019/11/28(木) 23:19:29
>>23 『ちょっと通りたいだけなのに』回答(1/2)

『裁縫道具』を発現し、加工した物を『手縫い製』…ヌイグルミのようにに変える能力
詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/47

 「そちらの旦那様、聞こえておられますか!
  俺です!このメイドめに橋を渡らせていただきたいのですが!」
 「聞こえていらっしゃらない!俺の想いは届いていないようです!」

だが問題ない。自分の『ドリーム・ウィーバー』は射程が長いスタンドだ(20m)。
向こう岸に行って杭を押し込むくらいはできる…と信じます!
非力(破壊力D)ではあるが…『老人』にできるくらいの力仕事ならできる。と信じますよ!!!

さらに、能力を行使して足元の地面を『手縫い化』。
2m×2mの地面が『縫いぐるみ』のようになり、表面をはがすことで同じ大きさの『布』が手に入る。
端っこを切って帯状の布を何本か手に入れ、時間をかけて編み合わせれば

―――2mの『ロープ』の完成!!

これの両端を輪にして、
一端を『自分の体』に結び付ける。
もう一端は、吊り橋の上にかかっているであろう『命綱用に渡されたロープ』へ結ぶ!
即席の『命綱』だ!!

(こんな古い橋に命綱用の設備なんてない?だったら諦める。腰からロープぶらさげて普通に渡る)

 「うおおおおおおおおお!今そちらに向かいますよ!
  上手くいけばですがね!!」

30常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2019/11/28(木) 23:21:18
>>23『ちょっと通りたいだけなのに』回答(2/2)
もしも>>29が失敗したとしても…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 「上手くいきませんでした!!!!!!!!!!!」
 「吊り橋が!!!!!壊れましたよ!!!!!」
 「しかし!!『家政婦』たる俺であります!!すでに策を講じております!!!!」

既に以下の工程を行った。

>>29 メール欄
余る布3枚に切 本体縫い針で刺す 布を裁縫でムササビ状に固定

能力で『縫い針』を発現、本体に軽く刺した。
すなわち体が『手縫い化』…今の常原は『ヌイグルミ』のようになっている!!!
この体であれば、重量もせいぜい特大ヌイグルミ級…『10キロ以下』。
そもそもヌイグルミのように柔らかい。
つまり、30m落下しても、『体への損傷は抑えられる』。痛みはあるが、死亡率は低い。

さらに、先のレスにてロープを作るため地面から剥がしてきた布、
それでロープを作る際に余った部分を、
裁縫を用い、常原のヌイグルミ化したボディ、その両手と両足の間に固定しておいた。
この姿はまるで『ムササビ』のようで…そう、これは即席の『ウィングスーツ』!
ただでさえここは『山間部』、風や空気抵抗を用い、落下時の衝撃をさらに低くできる!!!
 
「これで死にはしませんよ!!!俺!!!!
 着地の衝撃、布を手足に縫い付けた影響で、全身痛いですが!!!痛い!!!」


結局『向こう側』には渡れていない?それも、問題ありません!
―――――『崖登り』を行います!
装備なしだと不可能?いえ、問題ありません!!

 能力で『手芸用の洋ハサミ』を発現、両手に持つ。
『手縫い化』を用いれば崖にハサミを『突き刺す』ことができる。
 また、手縫い化を解除することで、ハサミは崖に『固定』される。
 これを両手で繰り返すことで、容易に物理的な『手がかり』を得ることができる。

 また『洋ハサミ』は持ち手が『輪』になっている。
 ドリーム・ウィーバーを数m先行させてハサミを『固定』し、
 腰に巻きつけた『命綱』と結び付けさせれば、これは即席の『ハーケン』として使える。

 また、繰り返し言うが今の常原ヤマトは『手縫い化』したヌイグルミ人間。
 体重は軽いし、衝撃で死ぬこともない。

以上の手法や性質を用いれば、『崖登り』は
『不可能』ではなく『ちょっとした苦難』だ!

「やってやりますよ俺は!!!俺!!!!!!!!」
「うおおおおおおお!!!!うおおおおおおおおおおおお!!!!!俺!!!!!」

31三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』:2019/11/29(金) 21:00:53
>>23 『ちょっと通りたいだけなのに』回答

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/43

「一つだけお聞きしたいのですが――――」

「――――他に『道』はないんでしょうか?」

聞こえていないみたいです。
このまま渡ったら、橋が落ちて死んでしまうでしょう。
見るに耐えないような無残な姿になるのは嫌です。
では、何とかしてみましょう。
千草の『墓堀人』を使って。

「『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』」

    ズッ…………

『墓堀人』の射程距離は『15m』です。
スタンドだけなら、渡るのには何の問題もありません。
なので、まずは『墓堀人』に向こう側へ渡ってもらいましょう。

           ザック ザック ザック

向こう岸に着いたら、シャベルで地面に『墓穴』を掘ります。
『墓堀人』は地面の強度を無視できますので、
作業はスムーズです。
といっても、今回は『墓穴』そのものは使いません。
使うのは、『墓穴』を掘った時に出る多量の『土』です。
『墓穴』が深くなる度に出る『土』を、
どんどん杭の上に被せていきます。

                     ザック ザック ザック

その『盛り土』の重量で、杭を地面に『固定』します。
少し時間を掛ければ、帰る時も使える程度には『直せる』でしょう。
仕事が済んだら、千草が橋を渡ります――――おそるおそる。

「ハァ――――ッ」

「ハァ――――ッ」

「――――はぁ…………」

「帰りも渡る事を考えると……気が重いです……」

「ものすごく…………」

32斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2019/11/30(土) 02:21:35
>>23『ちょっと通りたいだけなのに』回答

(能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/116)

 「お祖父ちゃーん!」

反応が無い、祖父は興味深そうなフリをした。

 「おうコラ、クソじじぃ!聞こえないふりしてんだろテメェ!!!」

僕の『愉快な』祖父は、まったく手を貸すつもりがないらしい

 コォ――ン

僕が自力でこの崩れかけた橋を
如何にかしなければならないらしい、なんてこったい。

 コォ――ン

さて如何した物か?僕のスタンド『ロスト・アイデンティティ』
射程20M、余裕で届きそうなものだが、肝心の向こう側が抜けかけている
これでは鎖を引っかけても、途中で抜けてしまうだろう。

 コォ――ン

別の樹木を探して、鎖を渡すという手もある
綱渡りならぬ、鎖渡りくらい僕には簡単な事だ、問題はその樹木が無い事だが。

 コォ――ン

 「だから、コレしかなさそうかな。」

 コォ――ン

杭は埋まった。

放物線をえがいて投げられた『鉄球』……ロスト・アイデンティティの鎖が結合した塊……を杭のちょうど真上から
ハンマーで叩くように投げ落とす、その程度のコントロールは僕に造作もない事だ(精密動作B)、鎖、すなわち投擲用の『鉄球』は幾らでも作れるのだから。

さあ、つり橋を渡ろう、維持の悪い顔をした祖父が待っている
『こんな事、なんでもないだろう?』とでも言いたげそうな顔で。

あまりにも失敗して木の杭が抜けたら?

鎖を結合させて、2本の『鎖製の杭』を作って投擲、此方と向こうの地面に突き刺し、其処に向けて『10M分の鎖を結合した鉄球』を投げつければいい
投擲された『鉄球』は途中で結合した鎖を引きずり出しながら飛び、対岸の杭に結合する頃に、10Mの一本の鎖を綱渡りの要領で渡る。

結構、僕のスタンドも役に立つものだ。

33志田忠志『イヴ・オブ・サルヴェイション』:2019/11/30(土) 23:47:50
>>23 『ちょっと通りたいだけなのに』回答

四つの目を持つ人型スタンド。
四つ目それぞれの視線の先に球状の『サイト』を形成し、
それらを結ぶように『糸』や『網』を張ることが出来る。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/54

「目の前には『崖』。そして、今にも崩れ落ちそうな『吊り橋』か」

「――――それじゃあ渡ろうかな」

何気ない調子で呟き、そのまま足を踏み出した。
そして、たった今『自分で架けた橋』を渡り始める。
仕組みは単純。
『イヴ・オブ・サルヴェイション』の『四つ目』で崖を睨み、四つの『サイト』を設置した。
その四つを『糸』で繋ぎ、こちら側と向こう側の間に『網』を張ったのだ。
『網』の強度は人間一人を支えるには十分。
この『網の橋』を足場にして崖を渡り切る。

「この力を得てから、『持っていて良かった』と思う瞬間があるんだ」

「例えば――今みたいな時なんかは特にね」

34小石川:2019/12/01(日) 20:43:13
>>30

安全に渡る事を示唆する出題に対して、
落ちてから登るという解法が面白いと感じた。
射程距離を活かすのも間違いなく一つの活用だと思うが、
少なくとも絵的なインパクトでは上ではないだろうか。
自身を手縫い化して衝撃を和らげるのは、
『ドリーム・ウィーバー』の基本技の一つだと考えているが、
登る手段にも能力の応用が光っている。

回答者と出題者に《◎グッド!》を進呈。

35『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2019/12/06(金) 23:38:34

◆問題名:『Leap of Faith -信じて跳べ-』
◆出題者:高天原
◆主な状況:


君は『スパイダーマン』だ。


◆所持アイテム:自由。跳躍しながら携帯可能なものに限る。

◆状況の詳細:上空100m。『ニューヨーク』の市街地。
       何らかの手段で跳躍した後、放物線を描きながら落下中。
       空高く跳躍する前に、あらゆることを仕込む時間はあった。
       その他、現実の『ニューヨーク』で起こり得る状況なら『言い切り』可。

◆成功の条件:『カッコよく』着地する。何故なら『スパイダーマン』だから。
◆備考:『スパイダーマン』は親愛なる隣人なので、通行人や周囲の建物に被害を出してはならない。

36『幸運のスタンドパズル(出題:薬師丸)』:2019/12/06(金) 23:43:45
>>24-25(ブリタニカ)

     フッ――――
              バサバサバサッ

                 シュンッ

               バ サ ァ ッ

                       ――――トンッ

地形に縛られるのは、地に足着けねば生きられないものだけだ。
人間は『鳥』に『自由』の象徴を託す。身勝手な事だが、事実として『空』は自由だ。

                             →『CLEAR!』

>>26(宍戸)

     グ  ググ  ッ !

                  ギシッ !   ギシィッ ・・・!

『老人』:
「おッ、おッ……な……なんじゃ、地震か!? ……はて……今ので杭が緩んだ、かの?」

「ちょっと待っておれよッ、今渡ると杭が抜けそうで危険じゃッ! すぐに直すからのォ〜〜〜」

暴かれた『怪物』は、その身じろぎで別の大きな問題を『暴きだす』。
無生物が『動き出す』という事は、『一般人』にも『問題』を明らかにすること。
それは時に弱みにもなるだろうが、使い方次第ではこのように、大きな強みにもなる。

                                →『CLEAR!』

>>27(小石川)

     スラァァァァァ―――――z_______


          ズパァッ!

   …ズシッ

           フワ……

                        スッ

人間の頭はなかなか、重い。が、持てないような重さではない。
この障害を切り開くのは『スーサイド・ライフ』に習熟仕切った小石川には造作もない事だ。

『老人』:
「ホッホッ、それほど待ってはおらん……お気になさらんでくだされ。では、行こうかのォ」

もしその光景を見れば卒倒していたであろう老人は、
何も知らないがゆえにノンキな笑顔で再び先導を始める・・・

                               →『CLEAR!』

>>28(ディーン&ヨシエ)

          グイッ――――

偶然に『10m』近い蔓があったのは、『幸運』と言えるだろう。
そしてもちろん幸運を手繰り寄せたのは『ディーン』の知識と発想の賜物だ。
長く伸びた『救いの手』は、何も問題なく『杭』を押し込み、橋の危険を排除した。

                             →『CLEAR!』

37『幸運のスタンドパズル(出題:薬師丸)』:2019/12/06(金) 23:43:56
>>29-30(常原)

まず――――『ドリーム・ウィーバー』の仕事であれば、10m先の杭を押し込むくらい容易い。
片手で押し込んだりは出来ないが、全身を使えばパワー不足になる事はない。これで『1つ』だ。
そして……『命綱』がある。床が抜ける、といった完全に不測の事態もこれで防げる。

                          ブチ

                            ぃぃっ!!!

『老人』:
「お、おおぉっ!? 橋が―――――――」

                      「ちぎれ……つ、常原」

常原の『ガタイの良さ』と、この吊り橋の欠陥を考えれば無意味ではない。『2つ』目だ。

                  ・・・そして。

         ヒュゥゥゥゥ ――――

                  ――――

                       __

                          ボ

                           スンッ

3つ目。ぬいぐるみの体は軽く、落下にも強い。足場を失うリスクを更に下げていた。
それでも落ちてしまう橋はある。『不運だった』と諦めるより先に、常原は準備していた。
4つ目。『縫製』を司るスタンドにとって『ウィングスーツ』への改良はたやすい。
もちろん、その『奇策』を思いつき……実行できる常原の頭脳と心根があってこそのことだ。

                ザシュ…    

        ザシュ…

そして……5つ目。もし万が一の落下のリスク軽減を『失敗度合いの軽減』で終わらせず、
『崖上り』で『成功』に繋げる。やはりその『発想力』と『前向きさ』――それがメイドの心意気。

「…………い、生きとった…………か!?」

あらゆる意味で茫然の目付きで崖下を眺めていた『旦那様』にその威容を見せつける事が出来た……!!

                             →『CLEAR!』
>>31(三枝)

    ズッ…………

           ザック ザック ザック
                     ザック ザック ザック

        『ズ…』

盛り土――――土の重さは、案外馬鹿にならないものだ。
地面に固定することは容易に可能であり、しかしそれはそれとして、
こんな危なっかしい吊り橋なんて、『死の恐怖』は避けられないものだ・・・

                             →『CLEAR!』

>>32(斑鳩)

 コォ――ン

 コォ――ン

 コォ――ン

 コォ――ン

 コォ――ン

鎖の輪と輪を連結させ、ヴィジョンから切り離したそれで『球体』を作り出す。
斑鳩が編み出した『ロスト・アイデンティティ』の応用は、その高い精度に支えられ、
今回の『窮地』も見事に救ってくれそうだ。考えていた第二のプランを使うまでもない。
『ロスト・アイデンティティ』の精度は高い。しかし『何でも』は出来ない。シンプルな案が、見事な解決を描いた。

                                    →『CLEAR!』

>>33(志田)

            『ピ
                  ィィーーー
                       ン』

崖。危険だ。『常人』には。
だが志田と『イヴ・オブ・サルヴェイション』ならば問題は無い。本当に無問題だ。
落ちる事は無い。 ……自分も、そして、今は他の誰かも。

                             →『CLEAR!』

38葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』:2019/12/06(金) 23:58:23
>>35(『Leap of Faith -信じて跳べ-』)

      フワ   フワ

             フワ   フワ

それは『自由落下』というにはあまりに緩慢だった。
穂風の体を覆うのは黒い『レインコート』だ。

「……傘、の方が、それっぽかった……かな?」

          ≪お嬢様、『傘』では風に弱い故。
            仕方のう事で御座います……≫

『雨具』を身につける限り、その身は『1kg』まで軽量化する。
それが成し遂げるのは『グライダー』の如き滑空降下。

強風に煽られても問題は無い。
レインコートなら『手放す』という事が無い。
まあ、風が強くない日なのを確認してるから、
こういう『無茶』を従者が許してくれたのだけど。

        フワ

             フワ

                      スパイダー
      ≪然しお嬢様、私めらは『蜘蛛』と言うよりは≫

「あ、う……わざわざ言わなくていいよ……そんなの」

地上まであと何秒か知らないが――――
従者とぽつぽつ会話を交わしながら、雨粒のように静かに着地する。

†能力詳細†
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/5

39日沼 流月『サグ・パッション』:2019/12/07(土) 01:02:05
>>35(『Leap of Faith -信じて跳べ-』)

「うっひぃぃぃーーーーーーーーーッ、この状況やばい!!」

          「ぷぷっ、『逆境』すぎて」

                 「『逆に』ウケるッ」
    ビュ
          オオオオオ

   「けどッ」
                  っ!!!!

「れいッ、冷静になりたいんだけどなァーーーッ、流月ムリかも!」

跳んだのはよかった。
だが着地は……考えてはいたが、
これはなかなかどうして『怖い』!

「『サグ・パッション』! 『叛逆』ののろしを上げちゃおうじゃん!」

日沼が『掴まっている』のは、人一人が乗れるサイズの『看板』だ。
跳躍の前に『ビルの屋上』にあったそれを豪腕で『むしって来た』。


            ググ

「冷静じゃなくっても出来る……簡単な方法ではあるケドさ〜〜〜ッ」

         ギュオッ

                       「『重力』にも『叛逆』する!」

落下しながら時折、あらかじめ『看板』に付けておいた『痕』を1つずつ起動。
落下を『上昇』に逆転させて勢いを殺し、頃合いを見て解除。再度落下。

あとは必要なら途中で『痕』を追加しつつ行けば、着地までこれを続ける事は可能だろう。


■能力詳細□
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/104

40不知火琥珀『ポスティルヨネン』:2019/12/07(土) 02:07:36
>>35

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/117-118

「ふむ、高いねやっぱり」

「じゃあ、共に行こか『ポスティルヨネン』」

           パチンッ

指を鳴らして出現する黒い騎士。
手には白い槍、ドライアイス。

「親愛なる人たちの元へ!」

白い槍を『噴射』して減速(パスBB程度)
勢いが殺しきれなくても着地して問題ない速度であればいい。
せっかくなら格好よく滑り込むような感じで着地しようか。
片膝を地面すれすれに下ろして、もう片方の足はしっかり伸ばす感じ。
空中から地面にキックしながら落ちていく雰囲気の。

「コル・スコルピイが流星の如く……なんてね?」

41志田忠志『イヴ・オブ・サルヴェイション』:2019/12/07(土) 20:45:45
>>35(『Leap of Faith -信じて跳べ-』)

四つの目を持つ人型のスタンド。
四つ目それぞれの視線の先に球状のサイトを形成し、
それらを結ぶように『糸』や『網』を貼ることが出来る。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/54

「もちろん悪党退治も大事だけど、ヒーローにとっては、
 それと同じくらい重要な仕事があるんだ」

「――――ショーの最後をクールに締め括るって仕事がね」

空中を舞う青年の傍らには、
紫色に光る『四つの目』を持つ漆黒のスタンド。
その両手には、二枚の硬貨が握られていた。
ここ合衆国の通貨である『25セント硬貨』だ。

        ビシッ

残りの高度が半分を切った段階で、
片手の『25セント硬貨』を前方に発射する(破ス精BCA)。
指弾の要領で飛ばされた硬貨の表面には、
『蜘蛛の巣模様』の『サイト』を設置済みだ。
『イヴ・オブ・サルヴェイション』は、ただ視線を向けさえすればいい。
それ以外に設置した『サイト』は二つ。
『もう片方の硬貨』と、
発射された指弾の前方に聳える『高層ビル』だ。

    「そして――――」

              ピシ
                 ィィィィィ――――ッ

一瞬の内に、手の中に一本の『糸』が出現する。
正確には、『三つのサイトを繋ぐ糸』と言うべきだろう。
『糸の先端』は、
硬貨と共に『イヴ・オブ・サルヴェイション』が握っている。
『糸の終点』は、ビルの壁面から突き出すように設置され、
街全体を見渡している『ガーゴイル』だ。
指弾の位置から見て、丁度『斜め上方向』に当たる。

                     ガーゴイル
                       /
                     /
                    /
                  /
    硬貨――――――指弾

       ブ
         ワ
           ッ

      「――――コイツはゴキゲンだね」

『蜘蛛の糸』を両手で掴み、本家さながらの『スイング』を行う。
『糸』は人一人分を支えるには十分な強度を備えている。
『イヴ・オブ・サルヴェイション』の『超人的なパワー』と、
『超人以上の精密性』が加われば、そう難しくもない芸当だ。
だけど、これは『本番』じゃあない。
そのための手も、既に考えてある。

42志田忠志『イヴ・オブ・サルヴェイション』:2019/12/07(土) 20:46:59
>>41

        バッ

『糸』を解除して、『スイング』の勢いのままに『飛び降りる』。
当然このまま地面に激突するつもりはない。
落下しながら、『イヴ・オブ・サルヴェイション』の『四つ目』が、
眼下に見える『四本の街灯』を捉える。

「さあ、『フィニッシュ』だ」

             シュバ
                 ァァァァァ――――ッ

落下する直前には、既に『網』が張られていた。
四つの『街灯』に、それぞれ『サイト』を設置したのだ。
そして、その四点を『糸』で結び、こうして『網』を作成した。
道路を跨ぐ形になったが、ちゃんと『下』は空けてある。
ニューヨーク市警から、『交通妨害』の罪で検挙される事もない。

    「よっと」

           バ ウ ン ッ
                    ――――ズザァッ

そして、危なげなく『網』の上に着地する。
全ての衝撃は、『網』が受け止めてくれる。
だけど、せっかくだから『それ』も利用しようか。
着地と同時に身を沈めて、『網』を両足で蹴り、
さながら『トランポリン』のように歩道に跳躍する。
この『第二の着地』を以って、『今作』の終了としよう。

「だけど、何か『違和感』が…………」

改めて、自身の傍らに立つスタンドを眺める。
深い黒色のボディと、紫に灯る四つの目。
やがて、納得したように両手を打ち合わせた。

「ああ――――」

        ポンッ

「このヴィジュアルだと、
 『ヒーロー』よりも『ライバル』の方が向いてたかな?」

43『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2019/12/16(月) 00:11:13
『Leap of Faith -信じて跳べ-』 回答編

>>38:葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』


  「HEYッ! アレを見ろ!!」

          「何だ あの『シルエット』は……?」


 『雨具』となった『スタンド』を身に纏い、優雅に降下。

 自重がなければ、着地時の負担も少ない。
 このまま安全に着地できるだろう。


 「『メリー・ポピンズ』じゃない??」
           「それ『ロンドン』でしょ」

    ザワ   ザワ ・・・
                ザワ  ザワ ・・・


 民衆の視線も釘付けだ。
 明日には『NYタイムス』の一面を飾るに違いない。

 ・・・それが、葉鳥にとって望ましいかは分からないが。


                             →『CLEAR!』



>>39:日沼 流月『サグ・パッション』


    ビュ   オ オ オ ・・・


 加速する落下スピード。
 君を重力という枷に縛り付ける、この『地球』。

  ―――――実に、『尊大』だ。故に、『叛逆』する。


             ・・・ オ オ オ


     『グンッ!!』

                 『グンッ!!!』


 衝突する寸前に『痕』を起動して、落下方向を『反転』させた。
 幾度かの派手な空中ジャンプを繰り返すうちに、その勢いは死ぬ。
 衝撃を可能な限り薄れさせて、着地することはできるだろう。


   「うぉぉッ 『バウンドマン』か!?」
             「違うね、『魔法のじゅうたん』だ!」

      「……アレ、うちの会社の『看板』じゃね?」


(※◆備考:『スパイダーマン』は親愛なる隣人なので、通行人や周囲の建物に被害を出してはならない。)


 ……次は、もうちょっと隣人に優しい素材を選ぶといいかもしれない。

44『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2019/12/16(月) 00:17:13
>>40:不知火琥珀『ポスティルヨネン』



   『ド  シュウ ウ ゥ ゥ ・ ・ ・  』


 『白い槍』から噴き上がる、大量の『二酸化炭素』。
 その勢いに、落下スピードは『減速』する。


       ひゅううううう・・・


 最大出力でも身体を支えるには、ちと勢いが足りないが……


     「なんだッ ジェット噴射ァ!?」
              「そこは『リパルサー』でしょ」

          「ひょえっ 冷てェええ〜〜〜〜!!」


 ……だが、確実に『ド派手』だ。
 『ライブパフォーマンス』並みの演出。

 きっと君という象徴を、民衆の心に刻み込めたはず。


(能力詳細について、破スBBは『噴射』の威力ではなく、
 攻撃時に『噴射』の勢いを乗せた場合の威力の最大値、という理解。
 ただ今回は『減速』が目的とあったので、結果には影響なしとして判定。)




                             →『CLEAR!』


>>41-42:志田忠志『イヴ・オブ・サルヴェイション』


     「た、」
         「『ターザン』だァアーーーーーーッ!!!」


   ギシッ !
          ギシッ  !   


 『糸』の強度は『破壊力C』。一般人の腕力相当だ。
 落下中で勢いを増している人間の全体重を支えられるか、厳しいところだが・・・


     ぶんっ

             
        ヒュ   オ  ――――


 『二段構え』の『ショーマンシップ』。
 勢いを殺した『スイング』と、重さの負担を分散する『ネット』。

 今回は、それが功を奏したようだ。
 『スタンド』の精密性もあって、網の中心に上手く着地できた・・・


     「おいッ そこの君!
      『ニューヨーク市警』だ!!」

                「……写真、一緒にいいかね?」



                             →『CLEAR!』

45『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2020/02/16(日) 23:16:21
◆問題名:『汝は魔弾の射手なりや』
◆出題者:高天原
◆主な状況:


 ……私の名前は、■■■■■。
 私立探偵だ。

 とある凶悪犯の潜伏先を辿り、この町に辿りついた。
 地元の『スタンド使い』の協力を取り付けて、発見には至ったが……


  「く、くるなァ〜〜〜〜〜〜ッ!!
     この“女”の脳漿ブチ撒けられてェのかよーーーッ!!?」


      チャキ!
             ゴリッ…


 下手を打ってしまい、相手にも見つかってしまった……
 それどころか、後頭部に銃口を突きつけられている。
 『絶体絶命』、というやつだ。

 どのみち、潜伏先を知った私たちを生きて帰すつもりはないだろう。

 しかし、幸いなことに……
 私の『拳銃』は『スタンド使い』に預けている。
 私ごと犯人を撃ち貫けば、彼/彼女だけは逃げ延びられるかもしれない。


   「……撃って。」

       「私には、あなたを無事に生きて帰す『責任』があるから」



◆成功の条件:

・『凶悪犯を無力化する』 および 『私立探偵が無事に生還する』

46『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2020/02/16(日) 23:20:22
◆問題名:『汝は魔弾の射手なりや』
◆出題者:高天原


◆状況の詳細(必読):

・『スタンド使い』である貴方は、凶悪犯と向かい合っている。
 互いの距離は『10m』、遮蔽物はなし。
 凶悪犯は私立探偵の身体を拘束しており、その後頭部に銃口を突きつけている。

・貴方の射撃技術では、凶悪犯のみを撃ち抜くことは『ほぼ不可能』。
 狙いをつけても、私立探偵が無事で済むという保証はない。

・凶悪犯は一般人。『スタンド使い』ではない。
 しかし、『スタンド』に関する知識は持っている。
 不審な動きを見せれば、すぐに気取られるだろう。

・懐に入っている『拳銃』を使う場合、それを取り出すために、凶悪犯の気をそらす必要がありそうだ。

・凶悪犯は、『殺してもかまわない』。

・その他の詳細な条件は、よほど突飛なものでない限り、『言い切り』で決めて構わない。


◆所持アイテム:

・拳銃(銃弾は装填済 有効射程『10m』)×1

・その他、日用品といえる範囲内

47朝山:2020/02/16(日) 23:21:33
>>45

多分、愚問な質問ですが。凶悪犯は『スタンド使い』?
そこら辺は、こちらの任意で決めても問題ありませんか?

48朝山:2020/02/16(日) 23:23:30
すいません! >>46投下される前に質問しちゃったもので!
質問については了解です! 有難う御座います!

49ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2020/02/17(月) 01:17:43
>>45『汝は魔弾の射手なりや』

頭部に本体を格納する『実体化した人型スタンド』。
鳥語を人語に翻訳出来るが、あえて『鳥語で人語を再現する』ことで、
その再現もとになった人間の姿を、このスタンドのヴィジョンに再現できる。

『ハロー・ストレンジャー』
破壊力:C スピード:B 射程距離:E(格納)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:B

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/208

「…………『いいえ』」

「『お願い』がございます。
 その方の代わりに、私を撃っては下さいませんか?
 私は一切の抵抗を行いません。
 『覚悟』は出来ております。
 『私の命』と引き換えに、彼女を放して頂きたいのです」

凶悪犯に対して、そのように持ち掛ける。
『自分が死ぬ代わりに探偵を解放して欲しい』という提案だ。
続いて、探偵の方へ顔を向ける。

「『私が死んだら』――――この件からは手を引いて下さい。
 私からの『最後のお願い』です」

探偵に『遺言』を告げてから、再び凶悪犯に向き直る。
拳銃は取り出さない。
無防備なまま、ただ立ち尽くす。

        「いつでもどうぞ……」

           「その代わり」

         「私が死んだ後で」

      「必ず彼女を解放して下さい」

おそらく、探偵を捕まえたままでは撃たないだろう。
こちらに銃口を向けた時に抵抗される可能性があるからだ。
だから、撃つ前に探偵を突き飛ばすと予想する。
拳銃を持っているなら、近くで捕らえておく必要はない。
距離が離れていれば、どちらにせよ一方的な状況なのだから。

        「――――うッ…………」

無抵抗の状態で、飛んでくる弾丸を受けて前のめりに崩れる。
うつ伏せに倒れてピクリとも動かない。
だが、実際は密かにチャンスを待っていた。

    (危うく死ぬ所でした)
                    (私が『人間』なら)

『ハロー・ストレンジャー』は人間に酷似した『実体化スタンド』。
そして、『ダメージフィードバック』は存在しない。
頭を撃ち抜かれようと胸を貫かれようと痛くも痒くも無いのだ。
出血が無い事を誤魔化すために、うつ伏せに倒れた。
いずれは気付かれるにしても、多少は時間稼ぎになるだろう。

(交渉は単なるデコイ。
 彼は、こんな取引に乗る種類の人間では無い)
 
(私を『殺した』後、次は間違いなく彼女を撃つ)

探偵に銃口を向けようとした瞬間、超人的な速度で起き上がり、
凶悪犯と探偵の間に割って入る。
言うまでも無く、自らの体で射線を遮るためだ。
凶悪犯が発砲しようが、ダメージも無ければ痛みも無い。
そのまま凶悪犯に肉薄し、高速の蹴りを叩き込む。
相手の体勢が崩れた所で拳銃を抜き、逆に突きつけ返す。

「『武器を扱う知性』と『他を苛む暴力性』。
 これら相反する二つの要素が、
 数々の生物を絶滅に追いやってきた原因なのかもしれない」

「…………今後の『研究』の参考にさせて頂きましょう」

50『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2020/02/18(火) 18:33:09
>>49:ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』


 「・・・・・・」
           ジリ…


 拳銃を構えたまま、逡巡する凶悪犯。
 ブリタニカの読み通りに動くか、ある種の『賭け』ではあったが―――


      チャキ!


             ダ  ァ  ン ・ ・ ・  !


   「テメーが何考えてるかはわからねーッ!
     だが死んじまえば無駄無駄の無駄よォ〜〜〜っ」


           「 !!  そ、んな、」


 凶悪犯の心理は、ブリタニカを先に排除することを選択した。
 そして、その意識は排除された危険因子に、再び注がれることはないだろう。
 野生であれば、『擬死』というやつだ。

 知性と暴力で驕る人間。
 動物たちの賢しさを知る貴方にとっては、『隙だらけ』だ・・・いつでも不意を打てるに違いない。


  ⇒『CLEAR!』

51斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/02/18(火) 21:55:44
>>45『汝は魔弾の射手なりや』

(能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/116)

 ……トントン

 僕が言った。
(やっぱり、拳銃は僕ではなくて、探偵さんが持っていた方がよかったんじゃないかなあ。)

 俺が言った。
(とはいえ、俺としても否は無かったがな、こういう手合いは先手を取って頭を吹き飛ばすに限る)

いくらなんでも、流石に一緒に吹っ飛ばすのは心が痛む、たぶん。

(問題は、その先手を取られているって事なんだけど。)
(むこうは台詞までガッタガタじゃねーの、下手にこれ以上ビビらせると、引き鉄を引きかねねぇ。)

こういう時こそ笑顔を崩してはならない、余裕というのはそういう事だ。

 「……わかった、わかったよ」
 「両手の武器を離して、後ろに下がる、いいか?よく見といてくれよ?」

そう言うと俺達は両手を上げた、バンザーイ。
その手には俺達の武器……さっきから構えてた『鉄球』が二つ

 「――放した」

 ゴゴン コロコロコロコロ……

 「アンタ知ってるよな?それじゃ、下がるぞ? 『1』 『2』 『3』……」

相手を向きながら後ろ歩きする、というのも中々難しい事だ
地面に落ちた『鉄球』は、別にすっ飛んだりはしない、慣性のままに犯人の両脇に転がっていくだけだ
そもそもそのまま飛ばすと相手に見え見えだし、10m飛ぶ間にBANGBANG!!……されても意味がない。

 「『4』 『5』 『6』」

 コロコロ……

 「『7』 『8』 『9』」

つまり、僕達が探偵さんを助けるにせよ、俺達が犯人を殺すにせよ
問題は、『距離』と『射線が通らない事』にある……ところで俺の『鉄球』だが、実体化してる間には本物のようにしか見えないだろうな
だって、見えているんだから 勿論、中身に金属が押し込められてて、破裂寸前だなんて事も ……今回『は』爆発しないが。

 「――『10』」

 コロ…………ピシッ 
             シュパァア――――ッ!!!

――スタンドの鎖は消す事が出来る、何時でも何処でも、どの位置でも、僕達の任意で

犯人の横まで転がっていった鉄球が、内圧を表面に刻んだスリットから噴射して、アポロ13のように犯人に向けてすっ飛び、体当たりする。
狙いは犯人の腕と胴体、通常の投擲と違って、それは犯人を押し続けながら点灯させる、鉄球二つで10m、残りの5mは?
壁が意味を無くし、射線が通ったのならば……実体化していない腕の投石紐が唸りをあげる


上手くいったら、相手の銃を吹っ飛ばし、踏みつけて、こう言ってやるだけだ――『Do you know what time is it?』(これから何の時間か解るよな?)

とはいえ、お上品になら殺しは無しだな……人目がある事だし、ね、『運のいい奴だ』。

52遊部『フラジール・デイズ』:2020/02/18(火) 22:55:37
>>45『汝は魔弾の射手なりや』

能力詳細→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/6

凶悪犯が探偵に銃を突きつけ、こちらに恫喝する姿を目視して
遊部は、口元を手で覆い。涙目になり首を振る仕草をする。

「そ……そんなっ  撃つなんて出来ません そんな事っ!」

ボソッ   「タンテイ ハイゴ 1メートル イドウ ナイフ カマエ」
      「リョウテ アゲ アイズ カイジョトドウジ ターゲット クビ キレ」

「お……お願いですっ、拳銃なら 捨てます……いま、捨てますっ
だ、だから……っ 探偵さんを解放して下さい」

ゆっくりと、撃つ意思がないことを示すように。震えつつ
拳銃の銃身部分を摘まむようにして、地面に置く。
 そして、また再度立ち上がり。犯人に対し一歩足を進めつつ『両手を上げる』

「お願いっ!!
――そして さようなら」         ザシュッ――!!



……普通に考えてだ。私が犯人を追い詰めるにあたって
『舞台外指定』を前もってフラジール・デイズにスタンドで
照準しておかない理由が無い。私の護衛としての役割で傍に従順しつつ
ナイフを携行させておく準備だって間違いなく『私』はする。

あとは簡単だ。気弱で攻撃の意思が殆ど無い『演技』など日常茶飯事だ。
口元で手を覆い、小声で犯人より背後へ移動指示。意識と拳銃の向きが
探偵より私のほうに向けたと確信すると同時に両手を上げる。
舞台外を解除、目の前の存在を掻っ切るよう命じたフラジールは必ず遂行する。


(……私の真実を知る者、深遠に足を踏み入れる存在は必ず消す。
例えどんなに時が経とうとも必ず)

「よ、良かったですぅ。探偵さんが助かってぇ〜」

(この”探偵”もいずれ……今でなくとも、いずれ)

53芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2020/02/18(火) 23:21:24
>>45『汝は魔弾の射手なりや』

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62


>く、くるなァ〜〜〜〜〜〜ッ!!
>この“女”の脳漿ブチ撒けられてェのかよーーーッ!!?

「おっしゃあああああああああああ!!!!
俺が許す!!! 脳味噌ぶち撒けさらせええええぇぇいい!!」

『なに言っちゃってんの!!!? いや本当なに言ってんの!!??』

「ウィゴーちゃん、だって私立探偵って事はだ!
つまり、今 この目の前で絶体絶命状態の”女”は俺の事を何時も
扱き使う”糞上司”って事だっっ!! てか俺より数倍強いのに
後ろとられるようなヘマすんだな、目の前の間抜け上司様はよぉ〜 ㇷ゚プッ!
って事はだぜぇぇぇ〜〜〜?! 今こいつが目の前の犯人に
ぶっ殺されたらよぉぉ〜〜! 探偵事務所は助手の俺が運営して
ウィゴーちゃんとのハッピーライフがステップアップって事だよ、おいっ!!」

『さ……最低だ、最低すぎて何も言葉が出ねぇ こいつっ……!
あと、私のネームはウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトッッ!!!
話すすまなくなるから、とりあえず とっとと助けろ馬鹿っ!』

「いやっフゥー――――zノウゥええええぇぇぇえい!!」

拳銃!? 知ったこっちゃねぇ、思いっきりクソ上司と犯人野郎の
頭上を通過するように空へ投擲するぜ!

ついでに持ってる財布とかスマホとか ズギュン!
薄汚れて縛っている黒いごみ袋とかな!

 あんっ?? 凶悪犯が頭可笑しい奴でも見てる様子で俺を見てるって?
それなら、それで最高だね!! 何でって?

 ヒュルルルルルゥゥゥ・・・・・・メキャッッ!!

「本日は晴れ時々めっちゃくせぇ生ごみが頭上落下注意ってねぇ〜〜
ヒャッハァアアィィ!!!」

頭に降りかかる災難(生ごみ)にも気付かないでくれるしな!!

『あの……犯人と共に探偵さんも昏倒したんですけど』

「――これは致し方が無い正義の行使による副産物だ」キリッ

『絶対確信犯だよね!!』

つまり、どう言う事かってぇ言うとよ。拳銃捨てて相手の警戒心ダウン
更に財布とかスマホとか上空に投げて、更にこいつ頭やべぇと
俺に意識を集中。んでもってウィゴーちゃんに『フィルム』引き出させた
ごみ袋。今は空だが、つい先日にはめっちゃ色々つまってたもんさ。
射程距離8m、俺より離れたら即フィルム解除だが。勢いつけて
袋を犯人のほう向けて上空に投げれば、慣性も付いて残り2m時点で
能力発動して生ごみつまった状態に戻してもだ。
 犯人と俺のゴミ上司の頭にクリーンヒットするだろ。

『……探偵さんが目覚めた時が怖いっ!』

「だいじょーぶだって、ウィゴーちゃん。何とかなるもんよ こー言うの!」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトっ! あ〜!
やっぱ、こんな本体と一緒なの本当嫌だ!!』

54『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2020/02/19(水) 03:27:30

>>52: 遊部『フラジール・デイズ』


 君子は。
 虎穴に『無策』では近寄らない。
 『スタンド』を発現した遊部にとって、それは当然の防衛本能だ。

 そして、不可視の第三者は、不敵な暗殺者となる。


     カツ  カツ  カツ

                 ヒュ
                       パッ

   「へっ、へへ・・・従順になるってのは
     獲物にしちゃあイイ態度だぜ・・・
      だがよォ 捕食者がすな オ  ・・・ カハ? 」



       ブ  シャア  アアア ア ア―――――


 ナイフを携えた『フラジール・デイズ』には、最期まで見向きもせず。
 勝利を確信して声高に叫ぶ様は、舞台の外からはさぞや間抜けに映っただろう。

 役者の不足で、とんだ三文芝居となってしまったが――――

 一先ずは、無事に『閉幕』して何よりだ。


   ⇒『GOOD!』



>>53: 芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』


   「こ、コイツ・・・イカれてるのか、この状況で・・・」


 そう言い放ったのは探偵だったか、凶悪犯だったか。
 或いは、二人の気持ちはひとつだったか。

 知ったことではない芦田は奇声を上げながら、犯人の頭上めがけて投擲を開始する。

      ポーイ

                ポポーイ


       「うぉッ あぶねッ!!」


 明らかに『スタンド使い』か、さもなくば異常者の言動。

 当然、凶悪犯の警戒心はMAXだ。
 投擲物そのものを訝しむ可能性も十分あったが・・・
 今回は、咄嗟の奇行に判断が鈍ったようだ。ホントやべーな君。


    「て・・・、テメェーーーーッ!!
      どうやらマジにイっちまってるようじゃあねーか!!
        上等だッ この女の頭ブチ   ま゛ッッッぶ!!!!」

 放物線を描いたゴミ袋が、哀れな二人の頭上へ。
 市販のゴミ袋に詰め込んだ生ごみ程度のサイズや重量では、
 彼らの意識を奪うことは難しいだろうが・・・
 怯ませることで『突破口』にはなる、かもしれない。ひどく生臭いが。


     ⇒『CLEAR!』

----------

>>51: 斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』

・実体化した『鉄球』とは何か?(能力詳細等には記載なし)
・どのようにして、また何のために『鉄球』の中身に破裂寸前まで金属を押し込めたのか?
・スタンドの鎖を消したことで、何故『鉄球』が放たれたのか?また、その鎖はどこに発現していたのか?
・地面に転がる『鉄球』が放たれる際、どのようにして凶悪犯に向かって飛ぶように狙いを定めたのか?
・「内圧を表面に刻んだスリット」とは何か?

等々、不明点が多くあるため、今回は『判定なし』。
こちらの読解不足・見逃しがあった場合は申し訳ない。

55三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』:2020/02/20(木) 23:18:31
>>45『汝は魔弾の射手なりや』

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/43

「はッ……は、はい……!分かりました。
 その……全部おっしゃる通りにしますから……!」

恐怖で声が上ずるのを抑えられませんでしたが、
ゆっくりと後ずさっていきます。
目の前に出している『墓堀人』は前進しましょう。
『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』の射程距離は『15m』です。
今の所、お二人との距離は10mですね。
千草が5m下がり切る間に『墓堀人』が10m進めれば、
準備は終えられます。

「あの……この度はお邪魔してしまい、本当に――――」

       スゥゥゥ

「――――申し訳ありませんでした!」

            ザ ス ッ

懐の拳銃を意識しながら頭を下げると同時に、
斜めの角度で突き入れた『シャベル』で、
犯人の方の『足元付近の床』を抉ります。
こちらに注意が向いた状態で急に足元の状態が変化したら、
多少なりともバランスを崩されるのではないでしょうか。
その瞬間に拳銃を抜き取り、全力で前にダッシュして構えます。

「ちッ、千草は殺されたくありません。
 だ……誰も殺したくなんてありません。
 誰かが死ぬ所なんて見たくありません……!」

「だ、だから……もうこれで終わりにして頂けませんか……?」

56俵藤 道標『ボディ・アンド・ソウル』:2020/02/21(金) 22:36:42
>>46(『汝は魔弾の射手なりや』回答)(1/2)

「あっスイマセンスイマセン!ほら手ェ上げました!なんもしませんOK!?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
物体の燃料や動力を代替し、操作する『心臓』のビジョン。

『ボディ・アンド・ソウル』
破壊力:D スピード:C  射程距離:C(15m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C

能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/87
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


…人気を避けるような僻地にポツンとたたずんでいた下手人の『隠れ小屋《セーフティーリトルハウス》』…
俺と探偵さんは我が愛車で二人っきり、ここまでやってきた訳で…
…車に『ボディ・アンド・ソウル』を取りつかせていた…燃料タンク代わりにね…コイツで車をチョっと、操作する。
『後退』『ブレーキ』『前進』『ブレーキ』『エンジン停止』『右ドア開』『左ドア開』。


「…シッ…そのまま聞いて欲しい…」
「というのも…聞こえます?外の音…」



   ズザザザザザ…キキッ
ズザザザザザ…キキッ

ブロロロロロロ……ン

……ガチャ
    ガチャ

「今」
「仲間達が到着しました…クルマでね」
「アンタのこの隠れ家に突入してから扉が空きっぱなしなのは…逃げ道の確保ってのも勿論あるんすけど」
「単純に仲間がいつでも入ってこれるように開けといてあったんですよね」


(…さてここからは…仕込みの時間だ…時間稼ぎもさせてもらう…)

「シッ…落ち着いて、俺のいう事を聞いて欲しい…」
「アンとボブ…仲間の名前だ…は、俺の合図で突入する手筈になってる…まだ入ってこない…外で待機してる…んですが」
「未だアンタが人質を取って俺たちを『脅迫』してるのは変わらない…このままアンとボブが突入してきたらアンタは探偵さんを撃つでしょう?」
「…俺の『助手席』に乗せた奴を見捨てるのは…嫌でして…」

「それにボブも銃を持ってる…このままだと泥試合って奴です…ので」
「ちょっと電話していっすか?…ああポッケに入ってるスマホです。あダメ。そっすか。そりゃ当然ですよねぇ…。」
「じゃあちょっと大声出しますゴメンネ」

(つづく)

57俵藤 道標『ボディ・アンド・ソウル』:2020/02/21(金) 22:37:27
>>46(『汝は魔弾の射手なりや』)回答(2/2)
>>56のつづき)


      「アン!ボブ!?ド―ユーヒアミー!?ハンニン ジュウ ハブ モテル! ホントホントリアリーリアリー!」

「…アンとボブはまだちょっと疑ってるっぽいです…あんたの持ってるそれが本当に実銃なのか…」
         「アッ勿論俺は信じてますよ!もうパーフェクトに実銃ですよね!ウンウン!」


      「…オーケー!アン!ボブ!マイ321アイズ ヒーシュート!センキュー!」

「…えっと…俺の、321の合図で、一発だけ…ドアのほうに『威嚇射撃』してみてくれません?」
「それでアンとボブも、アンタの危険性を理解してくれる…悪い話じゃないだろ?」

「…アッ探偵さん、下手人に『シッカリ』、捕まっといてください……」


このやったら長々とした会話の最中、車から『ボディ・アンド・ソウル』を脱出させ、開けといたドアから悠々と室内に侵入。

(銃ってのは…火薬という『燃料』で弾を撃つという『仕事』をする機構…)
(つまり『ボディ・アンド・ソウル』で操作できるモノだ…)

下手人に接近し、相手の持っている銃にスタンドを取りつかせる。これで銃が操作可能になる…

「じゃーカウント始めますよー」

「…3(さぁん)」

「…2(にー)」

「…1(いーち)」

「…ドンッ!」
               (今だッ!)

相手が威嚇射撃をする瞬間、彼の銃を操作。マガジンリリースボタンを押して弾倉を落とさせる。
その後、念のため、できればセーフティーも操作、トリガーをロックしてしまう。



(セーフティーだけでも良かったかもしれないが…)
(下手人が銃の扱いに慣れてるなら、セーフティー掛けても稼げる時間は微々たるもんだし…)
(だから弾倉も抜かせてもらった…その上で、)
(銃がオートマだとマガジン抜いても薬室に一発だけ銃弾残っちゃうらしいからね…『威嚇射撃』でその一発も消費させてもらった)
(これで銃を完全に無力化だ…)


「…さあどうする?別に何してくれてもかまいませんけど」

 スッ…

「ホラ…実は俺も、銃持ってるんですよね。あんたが何をしようが、俺が近づいてアンタを撃ち殺す方が速いですよ」
「アン!ボブ!そこで待機だ!アリ一匹逃げないよう見張っといてくれ!」


「立場は完全に逆転したんだ…『脅迫』を行っているのは、既に俺たちなんだぜ」
「…探偵さん、下手人に『シッカリ』、捕まっといてください…こいつを逃がさないようにネ…」

58『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/02/22(土) 16:30:02

◆問題名:『無邪気な風は午後に吹く』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

昼下がりの星見町。
大通りを歩いていた貴方は、偶然にも知人と再会する。
相手は『ヨシエ』という名前の幼い少女であり、
貴方と彼女は幾らかの立ち話をした。

「あ、そろそろ行かなきゃー。
 お買い物してきてねって言われてるのでー。
 また今度お話してくださいねー」

         ニコッ

リュックを背負った『ヨシエ』は笑顔で手を振り――――
次の瞬間、『バイクに匹敵する速度』で走り出した。
ふと地面を見下ろした貴方は、
彼女が『財布』を落としている事に気付く。
それを拾い上げた時には、既にそれなりの距離が開いていた。
少女の位置は『10m』ほど前方で、今も走り続けている。
ちょうど通りかかった『街頭宣伝車』が、
大音量でキャンペーンを行っているせいで、
普通に大声で呼び掛けても聞こえそうにない。

手の中にある『財布』を、落とし主の少女に返さなければならない。
どうにかして彼女に追いつくか、または何らかの手段を用いて、
財布を落とした事を教える必要があるだろう。
それ以外の方法を用意する事も出来るかもしれない。

◆所持アイテム:日用品程度
◆成功条件:『ヨシエ』に財布を返すor財布を落とした事を伝える
◆備考:『ヨシエ』の速度はバイクと同等(スピードB相当)
     細かな条件は言い切りで決めて構わない

59『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2020/02/24(月) 13:16:26
>>55: 三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』


 『10m』。

 星見町を寝座とした、『スタンド』の脅威を知る凶悪犯が
 未知の力を警戒して、必死に確保した距離ではあったのだろう。

 だが……三枝の特異な『才能』にとっては、もう『5m』の不足があった。



            ザ ス ッ


      「お   おォッ!!?」

                   「ッ!!」


                   グ ラ ・ ・ ・

    シュ  バッ



 凶悪犯と私立探偵が、同時によろめく。
 その間隙を縫って、拳銃を手に距離を詰めるが――――


      「……っっぶねェエエ〜〜〜。
       まるで地面が掘り起こされたかのように
       不自然にグラついたような気がしたが……
       さては、『妙な力』でも使いやがったか……?」


 『膠着』。

 凶悪犯の体勢を崩したことにより、一瞬の隙を稼ぐことはできたが……
 彼の手には拳銃があり、その銃口は私立探偵に向けられたままだ。

 いや、拳銃を取り出した分、いくらか状況は前進しただろうか?
 とはいえ、引き換えに犯人の警戒心を引き上げてしまっている。

 打開するには、もう『一手』必要だろう。




>>56-57: 俵藤 道標『ボディ・アンド・ソウル』

 ……星見町を根城にした凶悪犯には、懸念があった。

 『スタンド』という不可知の力。
 そして、それを操る住人たち。
 潜伏先を割り出されたこともあって、彼の警戒心はMAXだ。


   「ち 近づくんじゃあねェーーーッ!!!
     『くるな』と言ってるんだぜ俺はァ〜〜〜っ!!?」


       ゴリ
         「ッ……」


 後頭部に押し当てられた冷たい金属の感触に、探偵が顔を歪める。

 距離を詰めるどころか、さらに拳銃に触れるというのは……
 少なくとも、言葉巧みに言い含めるのみでは、気を許してくれることはなさそうだ。


      「て、っめぇ〜〜〜〜ッ……
        そのボブとやらが踏み込んできたら、
         俺は真っ先にこの女を始末してやっからな……」


 だが、『ボディ・アンド・ソウル』を活かした渾身の演技によって、
 外に仲間がいる、ということを信じ込ませることは上手くいったらしい。

 もう『一手』で、届きそうな気がする……。

60須々木 遠都『スモールタウン・ヒーロー』:2020/02/24(月) 23:34:27
>>58『無邪気な風は午後に吹く』回答


 これは、無理だ。諦めよう。
 走って追いつくのは不可能だろうし、何よりその労力も惜しい。
 では代案を考えるか?
 思いつく頃には、彼女は彼方に消えている。それに億劫だ。
 大声を出すというのも性に合わない。
 ただでさえ、嫌いな街宣車が【彼女の横を】通り過ぎたところだし、


 …………、



    「 『スモールタウン・ヒーロー』 」


 『装甲形態』の状態で、『スタンド』を発現。
 地面に落ちている財布を拾い上げ、街宣車の後部あたりに狙いを済まして投擲する(破ス静BCB)。
 のちにキャッチしやすいように、緩やかな放物線を描いて。


    「街宣活動で主義主張宣伝を行うのは勝手だけど……
     それは、公共の福祉に反しない場合に限り、だ。
     そして、【星見町には迷惑防止条例・騒音規制条例がある】」


 『装甲形態』を解除し、即座に『人型形態』へ移行。
 出現場所は【条例で定められている以上の騒音を響かせている】、迷惑な街宣車の真後ろだ。

 そして先程、狙いをつけて投げた財布を『人型形態』がキャッチ。
 ヨシエの正面にトスを放るようにして優しく投げ、気づかせる。
 サッカーなら『アシスト』、バスケットなら『一人アリウープ』になるだろうな。


  (……まあ、だからといって僕が何かを裁くわけではないけれど)


『スモールタウン・ヒーロー』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/38

61<削除>:<削除>
<削除>

62『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/02/25(火) 13:17:10
>>60(須々木 遠都)

  ポォォォォォ――――ンッ

緩やかに投じられた財布が宙を舞う。
『次の行動』に繋がる『計算された動き』だ。
『装甲形態』の持つ優れた精密性が、それを可能にする。

               ドシュンッ

続けざまに現れた『人型形態』が、危なげなく財布を受け止めた。
『違反者』である『街頭宣伝車』を利用し、
ヨシエの近くに発現させる事に成功している。
残った手順は、財布をヨシエに返す事だけだ。

        ポスッ

      「――――?」

           「あ!」

             ヒョイ

            「ありがとー!」

            「ございますー!」

                 ブンブン

財布を拾い上げたヨシエが、遠くから元気よく手を振った。
『力』を持つとはいえ、一般の学生である須々木には、
『ルール違反』を罰する権限はない。
だが、ここに須々木が居合わせなければ、
『小さな不幸』を未然に防ぐ事は出来なかっただろう。

          ⇒『CLEAR!』

63宍戸 獅堂『グロテスキュアリー』:2020/02/27(木) 23:51:02
>>58『無邪気な風は午後に吹く』回答


 嫌いな相手に頼み事をしなければならない時。
 多くの人間は、頭を下げることに抵抗を覚えるらしい。

「……その点で言うと、俺は幸運だったな。
 この『眼球』があるお陰で、お前らを問答無用で下僕にできる」

 錆びて変色した道路標識。
 レストラン店頭の食品サンプル。
 誰かの捨てたビニール袋。
 干からびたミミズの死骸。

 最悪なことに、【星見町の大通りは『擬態』中の『怪物』で溢れ返っている】。

      ・・ ・・・・・・・・  ・・ ・・・・・・・・・
 そして、『擬態』するということは、『視覚』があるということだ。

 何故なら、外見を欺くという発想は、目の見えない生物には起こりえないからだ。


 というわけで、『怪物』たちから『ヨシエ』の目撃情報を集める。
 便利なもので、この『眼球』の視線から、こちらの意図は上手いこと察してくれるらしい。
 とはいえ、発声器官を持たない『怪物』と、言語のコミュニケーションは出来ないが……

 たとえば体を捩じらせて、方角を示させることは出来るだろう。
 或いは、動物の死骸に『擬態』しているのなら、起き上がらせて道案内させる、くらいは容易そうだ。

 そうやって、彼女が「どこから来たのか」を割り出して、家を突き止める。
 あとは、郵便受けにでも財布を突っ込んでおけばいい。

「お使いが出来ないのはカワイソーだが……そいつは別に、俺のせいじゃあねーしな」


『グロテスキュアリー』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/119

64『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/02/28(金) 14:52:04
>>63(宍戸 獅堂)

この世は『擬態した怪物達』で溢れている。
その『事実』を知るのは、
『グロテスキュアリー』の本体である宍戸ただ一人だ。
それは居心地の良い世界とは言えないかもしれないが、
『役には立つ』。

        ザッ ザッ ザッ

程なくして――――宍戸は『目的地』に到着した。
たとえ後を追えずとも、『住所』が分かれば返却は容易い。
流石に迅速とまではいかなかったが、
問題なく目的を達する事が出来そうだ。

           ガシャン

郵便受けに財布を放り込む。
ほぼ同じタイミングで、エプロン姿の女性が玄関から歩いてきた。
彼女は宍戸には気付かず、郵便受けから財布を取り出して、
スマートフォンで何処かに電話を掛けている。
おそらく、彼女からヨシエに連絡がいくのだろう。
お使いに多少の遅れは出るだろうが、
宍戸の行動が少女を助けた事に疑いの余地は無い。

          ⇒『CLEAR!』

65『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/02/29(土) 23:53:19

◆問題名:『電波はペンよりも強し』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

「――――動かないでちょうだい」

人気のない裏通りで、貴方は『一人の女』と対峙していた。
相手は『スタンド使い』ではあるが、
直接的な戦闘力は全く持たない。
いわゆる『情報系』と呼ばれるタイプだ。

「私のスタンドは凄く貧弱で、パワーもなければスピードもないわ」

「その代わり――破壊なんかより『もっと恐い事』が出来るのよ」

      スッ

女の手の中には、『スマートフォン』が握られていた。
彼女の能力によって、既に『貴方の情報』は収集されており、
『送信準備』も整っているようだ。
ほんの少し指を動かしただけで、
それらが『全世界』に公開される事になる。

「もし貴方が『暴力』に訴えようとしたら、
 私も『これ』を使う事になってしまうでしょうね」

お互いの距離は『10m』。
二人の間に障害物は存在しない。
女は油断なく警戒しており、
不審な動きをすれば即座に情報を拡散されてしまうだろう。
どうにかして、それを防がなければならない。
情報を流された後では手遅れだ。

◆所持アイテム:日用品程度
◆成功条件:情報漏洩の防止
◆備考:事前の準備を含む細かな条件は自由

66遊部『フラジール・デイズ』:2020/03/04(水) 22:29:07
>>65『電波はペンよりも強し』回答
能力詳細→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/6

『歯を打ちつつ』『舌打ち』をする。こう言う手合いが一番厄介だ 
厄日だな……私の深淵を土足で踏み荒らそうとする、こう言う奴と遭遇するとは。

カチ チッ チッ カチ
「で?」
カチ チッ カチ カチ カチ
「睨み合いが目的じゃなかろうに」
チッ カチ
「金か? アリーナの情報か?」
カチ チッ カチ カチ
「または……あー 『もういい』 」

 シュッン…パッ

「――貴様は私の逆鱗に触れた」

『和文モールス符号』・=チッ -=カチッに変換し
『マエイケ』 前行け  ……私の前を歩くように事前に
目の前の対象を『舞台外指定』させたフラジールが、情報能力者の
体と重なると認識した瞬間に『解除』を命じる。
能力詳細にも書かれてる通り、【望まぬ相手の指定】7の記述通り
フラジール・デイズは指定した対象と『干渉不可』の解除でパスCCで弾く。
どの方角に弾かれるかは神のみぞ知るものの、衝撃で飛ばされてる時に
スマートフォンで正確に送信出来るとは、とてもではないか思えん。
吹き飛んだと理解した瞬間には、私自身も目の前の明らかな障害たる
こいつの腕目掛け蹴りを叩き込む。フラジールに命じ、完全に拘束させよう。

「――さて
『動かないでちょうだい』」

「私のスタンドは凄く『脆弱』で、パワーもスピードも人の域だが……」

「その代わり――貴様が描く未来より『もっと恐い事』が今から待ち受けている」

さて、こいつを飼うか……フラジールの食事として解体して、この世から痕跡を消すか。
今はこの場から去る事を念頭に入れよう……こいつの仲間が来ないとも限らない。

嗚呼 今日は厄日だ……。

67『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/03/05(木) 14:07:17
>>66

「私も驚いたわ。貴女に、こんな『秘密』があったなんて。
 いずれにせよ、『これ』がある限り手出しは……」

    ド ン ッ !

突如として女の体が弾き飛ばされ、
その衝撃でスマートフォンを取り落とす。
『役割』を命じられた『フラジール・デイズ』が、
己の使命を果たした結果だ。
『モールス信号』という目に見えない合図によって、
敵に悟られる事無く行動を完遂させた。

          バ ッ !

同時に、本体である遊部も動く。
『完全自立型』の利点を活かし、タイミングは完璧だ。
『二対一』に追い込まれた女に為す術はない。

「ひッ…………!」

『フラジール・デイズ』に拘束された女が、
恐怖の表情を浮かべて身を固くする。
後は煮るなり焼くなり、好きなように出来るだろう。
狡猾な相手ではあったが、
その点では遊部の方が一枚上手だったようだ。

         ⇒『CLEAR!』

68彩木ミサオ『レインボウ』:2020/03/05(木) 22:58:24
>>65 『電波はペンよりも強し』回答
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106

         キョウダイ
「や、やめようぜ姉妹……(クソッ、スマホをちょっと落としただけでこんな事に!)」

覆面アーティストとしてのピンチ!                 ・ ・ ・
相手の一挙一動を見逃すまいとにらみ合いが続き、緊張感に手に汗がにじむ。
……手に汗?そうか――――こいつで勝負を仕掛ける。

「うおおおおおっ!くらえっ、『レインボウ』!」


人型スタンド『レインボウ』が女に突っ込みながら、能力で『スプレー』を発現させる。(ス精BA)
取り出されたのはカラフルなおもちゃの水鉄砲―――【子供用スプレーガン・長距離タイプ】
こいつを女目掛けて、超精密な狙いでブッ放す!

               『 ブ ジャアアァ―――z___!! 』ベシャアッ

「……ヤケを起こしたと思ったか?違うね。     ・ ・ ・ ・ ・ ・
「ボクが狙ったのはお前の無力化じゃない………スマホの画面の方だ!」

「“静電気”なんだ――最近のスマホのタッチ画面はさぁ〜。
 画面が弱い電気を帯びていて、ソイツが指の湿り気に反応して動いてるんだって」

「『冬場の乾いた指』とか『洗ったあとのビチャビチャの手』だと……反応しないよなッ!」

狙いすまして発射した水鉄砲で、女の手にしているスマホ画面をべちょ濡れに!
あとは距離を詰めて操作に手間取っている女を殴り倒す。

69『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/03/06(金) 15:12:44
>>68(彩木ミサオ)

「フフッ。明日からは、もっと有名になれるわよ?
 世界中の皆に、貴女の『素顔』が知れ渡る事になるんだから」

緊迫した空気の中で、静かに対峙する二人のスタンド使い。
肌が焼け付くような雰囲気は、
『ガンマン同士の決闘』を思わせる。
膠着した状況を打ち破るべく、彩木が動いた。

「『人型』ね。だけど、この『距離』なら攻撃は――――!?」

素早く『スプレー』を発現させ、神業的な精度で狙い撃つ。
その動作は人間の比ではない。
だが、女も行動を起こす。
人間の域を出ないとはいえ、
相手も一瞬に近い動作で『攻撃』が可能なのだ。
『スプレー』の発現を目撃した瞬間に、
液晶をタップするべく指を動かす。

                       ベシャァッ

              「こッ、これはッ……!」

                   ヌルッ

        「画面に『液体』が……!」

              ヌルッ

      「――――はッ!?」

  ドグシャァッ!!

間一髪で紙一重の『射撃』を成功させたのは、
『レインボウ』の『速度』と『精度』だった。
そして、『レインボウ』の『拳』によって攻防の幕が下りる。
『覆面アーティスト』としての『秘密』は、無事に守られたのだ。

          ⇒『CLEAR!』

70『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/03/07(土) 22:48:25

◆問題名:『Mousetrap』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

ここは『倉庫』の中だ。
広さは一般的な『教室』程度。
出入り口は一つだけ。
窓は何処にもない。
そこに入った貴方は、床に転がる『死体』を発見した。

   ド タ ド タ ド タ
                ド タ ド タ ド タ ッ ! !

その直後、外から大勢の足音が迫って来た。
どうやら『警官隊』のようだ。
タイミングが良すぎる所を見ると、
貴方は『真犯人』に陥れられてしまったらしい。
警察が突入してくるまでの時間は、およそ『30秒』。
その時間を過ぎれば、
警官達が倉庫の中に雪崩れ込んでくる事になる。

    ド タ ド タ ド タ
                 ド タ ド タ ド タ ッ ! !

倉庫だけあって物は多く、
一時的に身を隠せそうな場所には事欠かない。
しかし、警察が踏み込んできて調べ始めれば、
いずれ見つかってしまうだろう。
やり過ごすか、それとも脱出するか。
あるいは別の方法を編み出すか。
残された時間は少ない。

◆所持アイテム:日用品程度
◆成功条件:警官隊から逃れる
◆備考:突飛でない限り倉庫内の条件は自由

71遊部『フラジール・デイズ』:2020/03/11(水) 00:36:32
>>70『Mousetrap』回答

能力詳細→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/6

ゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴゴ ゴ

(……謀られた
ダイヤ:3 『メイド』の『トレ』
スペード:10 『創傷』の『ネオン』
クラブ:5 『フーリガン』の『ウー』
どれ一つとして、今の状況を改善する役には立たない。十数人いる警官隊を
この手元にあるナイフで応戦してみせるとでも? ――出来るわけがないっ)

服装は、地味な普段着にレインコートで容姿を隠すといった簡易的な装束。
私の能力では、どう逆立ちしてもだ。この最悪で切羽詰まった状況を脱出は出来ない。
素早く『フラジール・デイズ』と共に物陰に隠れながら自分が来ていたレインコートと
上半身を素早く脱ぎつつ、フラジールデイズに適当な物品のタオル等で自身に猿轡と
目隠しを施すのと同時に演技指定を下す。

(ならば……『ハートの7』 ――『デルシー』だ)

ハート:7 『夢想家』の『デルシー』
日常的な命令に対しても、まともに応じない。ただ『有り得ないような指示』
(例:君はスーパーマンだ!)には目を輝かせ応じる。
デルシーに『君は恐ろしい正体不明の男性のような低い声の犯罪者で
警察に捕まるようなら、堂々と捕まらないと宣言しつつ自死して解除し行方を晦ます。
今は私を拘束して人質にしてナイフで脅しながら巨額の富を警察に要求するところだ。
と言った具合で指示を下す。

……後は、上半身裸にされ目も口も封じられた哀れな私を『デルシー』が
ナイフで脅しながら、物陰から警官隊の前に姿を現すだろう。
『死体』もデルシーの仕業だと思うだろうし、デルシーが撃たれても
不利を悟り物陰に身を隠し、私は誰にも捕まらないと言いつつ自分をナイフで刺して
スタンド体が解除されてもどちらでも構わない。私自身は『被害者』なのだから。

警察に保護される私。嗚呼 それでも誘拐された遊部の経緯に死体の事や犯人の
細かい情報についても尋問される。
 嗚咽を漏らしつつ滝のような流す、この涙は陥れた奴へ向ける雪辱を誓う『私』の涙だ。
例え、幾ら時間が掛かろうとも。この私を罠にかけた奴には必ず報復してやろうとも。

72『幸運のスタンドパズル(出題:小石川):2020/03/11(水) 18:19:50
>>71(遊部)

外には警官隊が大挙して押し寄せている。
『フラジール・デイズ』は、
その包囲網を強行突破するような力を持たない。
『舞台外指定』の能力を使ったとしても、
対処が出来るのは一人だけだ。
だが、切り抜ける事は『不可能』ではない。
本体である遊部の『知略』が、不可能を『可能』にする。

    ザザッ!!

「――――もう逃げられんぞッ!!人質を解放しろ!!」

警官達が一斉に銃を抜き、
『フラジール・デイズ』――『デルシー』に警告を発する。
だが、『デルシー』は動じない。
『人質』にナイフを突きつけたまま、
あくまでも堂々たる態度で警官隊と対峙する。

「嗚呼、何と哀れな有様か……。
 『自分自身の意思で思考する権利』を放棄し、
 『正義』という名の陳腐な伴奏に合わせて、
 死ぬまで踊らされ続ける惨めな『飼い犬』の群れ……」

『デルシー』に与えた指示は、
今この場において十分な効果を生み出した。
警官達も、遊部が犯人であるなどとは微塵も思っていない。
全ては遊部の思惑通りに進んでいる。

「だが、『私』は違う。
 自らの意思で思考し、自らの考えによってのみ行動する……。
 そう――――『このように』ッ!」

         グ サ ァ ッ ! !

「フ……フフ……。
 私を支配出来るのは……『私自身』だけなのだ……」

                 ドサッ

演説を終えた『デルシー』が、己の胸にナイフを突き立てる。
そして、そのまま物陰に倒れ込んだ。
同時に、『フラジール・デイズ』のヴィジョンが解除された。

      「なッ……!?『自殺』だとッ!?」

        「急いで救急車を呼べッ!!」

  「馬鹿な!?奴の姿がないぞッ!!どうなっているッ!?」

現場は大混乱に陥った。
自害した筈の『犯人』が突如として『消失』したのだから当然だ。
その後、遊部は参考人として警察から事情聴取を受けた。
だが、『被害者』である遊部を疑う人間は一人もいない。
ほどなくして遊部は自由の身となり、
報復の決意と共に『次の目的』に向かう事になる――――。

          ⇒『CLEAR!』

73『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/03/22(日) 17:57:03

◆問題名:『Eye of a needle』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

  ――――ザッ

今、貴方は『工場』の前に来ていた。
この場所で、
『武器の密造』が行われているという情報を入手したからだ。
貴方の目的は、工場の内部に侵入し、
『証拠』を確保する事にある。
適当な物陰に身を潜め、慎重に辺りの様子を窺うと、
『10m先』に『入口』が見えた。
他に侵入可能な箇所は見当たらないため、
そこから入る以外にないらしい。

     「…………」

        「…………」

           「…………」

              「…………」

だが、それには『問題』があった。
入口の付近に『見張り』が立っているのが見える。
合計で『四名』。
その中に『スタンド使い』がいない事は、既に分かっている。
しかし、見張りは『無線機』を所持しており、
異常を察知すれば証拠を隠滅されてしまうだろう。
そうされる事なく、入口を通り抜けなければならない。
『そのための手段』は一任されている。

◆所持アイテム:日用品程度の品物。
◆成功条件:出来る限り警戒されずに入口を通過する。
        不審に思われたとしても、
        連絡される前に対処出来るのであれば問題ない。
◆備考:よほど突飛でなければ周辺の細かな条件は自由。

74遊部『フラジール・デイズ』:2020/03/26(木) 20:49:10
>>73『Eye of a needle』回答

能力詳細→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/6

ブルルルゥゥ……キキ―ッ

スタ スタ スタ  ピタッ


「――お疲れさまでーす。判かサイン ここにお願いしまーす」

ただ堂々と、能天気な声で『配達員』としての制服を着こなした
新人アルバイトらしい『私』は見張り四人へ人が一人入るサイズの
段ボール箱を荷車で引きつつ領収の紙を渡す。宛名は工場長宛てだ
間違いなく、密造がある工場を支配するのだから偽名だろうが。

四人は怪訝な顔、または警戒を露わにするだろう。何せ事前の配達は
間違いなく連絡が入ってないし、入る筈はない。
 危険性が無いか、その場で点検を始める筈だ。私も関与してないか
調べる為に、動かないよう命じられるだろうが……まぁ『意味はない』

「あ、ちょっと困りますってー。宛名の人以外で開封しないように
言われ……あっ」

――そして、開かれて全員の目に映えるのは、だ。

『かなり精巧な、生きてる人形とも思えるが良く目を凝らせば
皮膚の所々に継ぎ目がある全身に衣服を纏わない人形』
           +
『明らかに、男性器を催したような玩具や。それ関連の性的な道具
(※その中に、フラジール・デイズ用のナイフや連絡用の機器を忍ばせてる)』

「あ、あっ・・・ ///
っじ、自分なんも見なかったんで! 大丈夫です! こちらの上司の方の
プライベートな情報は絶対漏らさないんで!」

(……やり方としては下の下に近いものだが、こう言った方法は
真のリアルを感じさせ、且つ血を見ないで済む)

要は、『ラブドールを配達しにきた』と見せ掛ける。見張りも、この工場の
支配人の趣味を暴いたなどと末恐ろしい事を公開する筈ない。急いで開封し直し
自分に絶対に言いふらすなと念押しして足早にプライベートな倉庫に荷物を
持ってこうとするだろう。

(懸念は、その倉庫が約100m圏内にあるか……見張りが余程性狂いで
私がフラジールに命令する前に襲うような愚かな真似をするかと言った
心配もある。私の見えぬ場所でもスパイとして演じられる人格は教え込んだが……)

一先ず、工場には入れられた。後は脆弱な未来に吉報を期待しよう。

75斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/03/27(金) 00:26:02
>>73『Eye of a needle』回答

能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

――手段は一任されていた

射程20m以内にはいれてしまった
僕のスタンドには、彼らを騙して通り抜けるような力もなければ
音をたてずに屋根伝いに忍び寄るような力もなかった
ただ、4名を一瞬のうちに音をたてずに『排除』する方法だけはあった。

……だから、こうなるのは必然だった。

 「……もしかしたら、生き残るかもしれないな」

 「60発の『鉄球』が20m上空から雨のように降ってきたところで、僕の腕前では偶々当たらないかもしれない、致命傷を避けて『運よく』生き残り」

鎖を振り回す音は、スタンド使いでない彼らに聞こえはしない
2m分の鎖で作った両手のスリングに、6mの分の鎖を内包した鉄球を融合し、放り投げる一瞬で『60発』に分離させながら4人の頭上に『曲射』する
銃のように発砲音も無く、正確に、凄まじい速度でそれは落下し(ス精BB)頭部を通り越して地面に到達する瞬間にはアスファルトに当たって音をたてないために鉄球を消し去る。

音もなく降る雨のように、人の倒れる音だけが有ればよい。

 「そうして――無線機に手を伸ばす寸前かも。」

        シュン
                     ドグシャァ

瀕死で生きていた最後の1人に鉄球の投擲でとどめを刺し、無線機が動いていない事を確認し、先へ進む
善悪などと自分にはどうでもいい事だ。

連絡される前に対処し、入口を通過する、大きな音をたてては意味がない、爆破は論外、僕にしては……よく出来たほうだろう。

76『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/03/27(金) 16:17:07
>>74(遊部)

「何?そんな話は知らないぞ。聞いているか?」

「いや……聞いてないな。どういう事だ?」

「中身を確認すべきだろう。『危険物』かもしれない」

「そこを動くなよ。なあに、すぐ終わる」

   ガタッ

予想していた通り、見張り達は不信感を露にしていた。
事前に連絡がない届け物が届く。
それを素通ししてしまっては、見張りの意味がない。
ゆえに、当然『チェック』が行われる。
だが、その『中身』は彼らの想定外だったようだ。

          ゴソッ

「な、何だ……?『人間』なのか……?」

「いや、よく見ろ。『人形』だ。よく出来てはいるが……」

「それに『これ』は……。不味いな……」

「ああ……。どうする?」

たとえ趣味だったとしても、それを『ここ』に送らせるのかどうか。
このような事が今までになかったとすれば、
その点も怪しくなってくる。
見張り達が落ち着いた状態であったなら、
そうした疑問が頭に浮かび、
この時点で『連絡』を入れていただろう。
しかし、彼らは冷静さを奪われていた。
『人形』と『道具』のインパクトが、
正常な思考能力を空の彼方へ吹き飛ばしてしまったらしい。

「――仕方がない。『万が一』という事もあるからな……」

「手間を取らせたな。もう行け」

                 ザッ ザッ ザッ

見張り達は遊部を帰らせ、『荷物』を運んでいく。
その中身が『人形』に成り済ました『密偵』である事を知らずに。
仮にも宛名が工場長になっている以上、
『通常の連絡』が行われる可能性は避けられない。
もっとも、そうなる前に役目を果たしてしまえば任務は完了だ。
『第一段階』は、既に終了した。

『フラジール・デイズ』は人間に酷似したスタンドだが、
『継ぎ目』が存在し、よく観察すれば『違う』と分かってしまう。
人間に見せかけるのであれば、隠すべき部分だ。
そして、遊部は『逆の手法』を取った。
これも『フラジール・デイズ』の活用法の一つと言えるだろう。
『品位』に欠けるのは事実だが、成功は成功だ。

          ⇒『CLEAR』

77『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/03/27(金) 17:05:19
>>75(斑鳩 翔)

  ブンブンブンブンブンッ

            ブ ォ ン ッ

                      バララララララァッ

『2mの鎖』を振り回し、『遠心力』を稼ぐ。
その先端には『6m分の鎖の塊』が繋がっている。
上空に放り投げると同時に『鎖の塊』を解除し、
雨のように『鎖』を降らせる。
それが斑鳩の計略だ。
結論から言うと――――策は概ね『成功』した。

                 「ぐッ!?」

             「おッ!?」

         「なッ!?」

    「がッ!?」

『鎖の五月雨』を受けた四人の見張りは、
ほぼ同時に地面に倒れ込んだ。
『影の腕』の精度に加えて『数を増やした』事が、
攻撃を成功に導いた。
当たった時点で解除した事で、不要な音も消している。

「――うッ……」

ただし、『完璧』とは言えない。
超人的な精度があっても、
『切り離した後の挙動』まで完全に制御する事は難しい。
どうしても攻撃に『ムラ』が出てくる事は避けられなかった。

    シュバッ

だが、それも『カバー』は可能だ。
重量のある『鎖の塊』を投げつけられ、
最後の見張りも意識を失う。
無線機は動作していなかった。
先程の『鎖の雨』で破壊されたらしい。
それを確認した斑鳩は、悠々と工場内に潜入する。

          ⇒『CLEAR!』

78『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2020/04/09(木) 19:24:12

◆問題名:『不可視の人狼』
◆出題者:高天原

◆主な状況:


   「ウ゛ルルル……」

 犬歯を剥き出しにして、凶暴な笑みを貴方に向ける。
 『人狼』化……どうやら、それが相手の能力らしい。

 鋭い爪と牙。
 強靭な膂力。
 毛皮に覆われた、分厚い皮膚。

 どうやら、最大の強みは、その何れでもないようだ。


  「イヌ科ってのはよォ〜〜〜〜〜ッ 『便利』だぜェ?」

    「優れた『嗅覚』ッ! そして『聴覚』ッ!!
      ついでに『動体視力』も優れている……まさに『無敵』!」


 『狼男』は、丸太のように太い腕を振るうと――――


      パ リ ィ イ ――――ン


 密室を照らしていた、『蛍光灯』を叩き割った。
 貴方は輪郭を失う。部屋は、『暗闇』に包まれる……。


  「テメェが死の恐怖に泣き叫ぶ面を拝めねェのは残念だが……
   『匂い』と『悲鳴』でよォ! 存分に『味わわせて』もらうとするかァ〜〜〜!」


 だが――――諦めるつもりは毛頭ない。

 隙を突いて、逃げ果せるか。
 それとも『一撃』、お見舞いするか。

 『不可視』の『人狼』。どうやって切り抜ける――――?

79『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2020/04/09(木) 19:32:21

◆問題名:『不可視の人狼』
◆出題者:高天原

◆成功条件:下記の状況を参照しつつ、以下のどちらかを達成する。

 一、『人狼』から確実に逃げ切る。
 二、『人狼』を確実に『行動不能』にする。

◆失敗条件:『人狼』から逃げ切れず、『行動不能』にもできない。

◆注意事項:
 一、ただの一度も、まともに『被弾』するな。『人狼』の一撃は、重い。(破ス精:BBC)
 二、『音』と『匂い』には気をつけろ。だが、『夜目』は利かないらしい。
 三、『時間』をかけるな。もたもたするうちに、殺られてしまう。

◆状況:
 簡素な木造の『コテージ』。2〜3人宿泊用。
 室内は、完全な『暗闇』。扉と窓はあるが、月明かりはない。
 必要最低限の『家具』、『日用品』、および『キャンプ用品』が手元にある。

 その他、不自然ではない範囲で言い切り可能。

 人狼のステータスは、『破ス精:BBC』の纏うタイプに等しい。
 人並外れた嗅覚、聴覚を持つ。確実な離脱には、『50m』は離れる必要があるだろう。

80石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2020/04/09(木) 20:38:42
>>79
回答

能力:不定形物の中を泳ぐ人魚のスタンド。破裂する泡を放ち、操作出来る。
また、生物に泡を纏わせこのスタンドと同じ『不定形物を泳ぐ』能力を与える事も可能。
(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/67-68)

着火剤かオイル……キャンプ用品なら当然コイツがあるはずだ。
俺はとっさにそいつを叩き割り、周囲を可燃性かつ異臭のガスが漂う環境に変える。
これで相手の『嗅覚』は封じた。
そして俺は空中を飛び泳ぐ。足音はなく、わずかな空を切る音が残るのみ。
これで相手の『聴覚』は封じた。

あとは逃げるだけだが、ここで一工夫。
『逃げる窓』とは『逆の窓』目がけて『泡』を発射し破壊、『逆の窓』から逃げたと思わせ、注意を引いた隙に『本命の窓』を割って、空中へと飛び、逃げ出していく。

気づいた時にはもう遅い。室内ならまだしも空中を飛べる狼はいない。
ついでなので、可燃ガスが充満した部屋目がけて『着火したライター』(もしくは『炎』を包んだ『泡』)を起き土産にしていく。

『怪物』には火炙りの刑がお似合いだ。

81斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/04/09(木) 21:11:32
>>79『Eye of a needle』回答

能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)


1.スタンドを左右の腕、服の下に部分展開、相手がベラ回している内に鉄球を両手内に二つ作成>暗闇になるまでの時間が不明なため内部の充填量不明。

2.暗闇になった時点でスタンド完全展開、片方の鉄球内部を分離解放して圧縮爆弾化

3.自分の耳を頭部の鎖を融合する事で塞ぎ、爆弾を自身の頭上に放り投げる

4.内部の鎖が分離され、融合していた鉄球内の全ての鎖がお互いを押しのけながら加圧、限界を迎えた鉄球外殻が砕けた鎖の鉄片となって破裂
爆弾破裂、周囲に『爆音』と『鎖の破片』を撒き散らす、自分に向かってくる鎖の破片は消すので自分はノーダメ、相手の『耳』を潰す。

5.爆破前に影の足を展開して移動開始(スC以上B以下)、記憶を頼りに左右への移動が限定される『廊下』へ移動

6.相手が恐らく匂いに探知方法を切り替え追跡、『廊下』に移動するまでにもう片方の鉄球を左手首から伸ばした1mの鎖に接続。内部に鎖を充填

7.廊下までの移動中に右手首の鎖で鉄球作成、内部に鎖を充填、廊下内で待機。

8.『4』での爆発により周囲にばら撒かれた『鎖の破片』を踏みしめる音で敵の位置及び接近を検知、充填した左腕の内臓された鉄球を遠心力で5*5発投擲(ス精BB)。残弾5。

仕留めきれなかったばあい、および、てきが警戒して何か別の物で鎖を鳴らし、投擲をスカされて上から殴りにきたばあい。
>右手の鉄球の内部を分離解放、分離方向を操作し『円形盾』として形成、ガード、敵の攻撃を受けた部分を融合>圧縮>分離>解放『爆発反応装甲(リアクティブアーマー)』として起動、爆破。
>吹っ飛んで転倒した相手に残弾5発+補充による投擲(ス精BB)で動かなくなるまで連射。流石に倒れてるといいですね。

 ――謙虚にふるまって「さっさととどめを刺せ」(byウェカピポ)

 ――勝っても負けてもこのコテージの『掃除』誰がするんだ?(by『僕』)

82<削除>:<削除>
<削除>

83 リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2020/04/09(木) 23:26:56
>>78『不可視の人狼』回答

(能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/299)

「……うん? あぁ、済まない。
耳栓をしてるので君の発言が余り聞こえないんだ」

発現するのはBERETTA DT-11 BLACK EDITION
そして本体の私がSKB M3000。どちらも『散弾銃』だ。
弾丸はスラッグ弾。簡潔に言えば大型の熊などを仕留める為のものだ。
『アタランテ・オーバーチュア』が放つのはね。

「まぁ……今日は月明かりもない。獣を追い詰めるにあたって
光源は必要な訳であって」

「――私が、その準備をしてないとでも?」

私の今、弾丸に詰めているのは『照明弾』だ。
ドラゴンブレス弾とかの焼夷弾と違い、照明弾の所持は日本で
明確に禁止されてない。
 そもそも、こう言った手合いを『狩る』と事前に決意してたのだ。
人の姿であろうと、人狼であろうと私の心に引き金に手をかける迷いは無い。

「……今からなら降参の意も認めるが」

私が照明弾を放つ。そして、続くようにスラッグ弾をアタランテが彼? に放つ。
 熊用の弾丸を直撃しても平然としてるような輩なら、素直に私も糧となろう。

此処が室内で良かった。平原などならば、分が悪かっただろうしな。

然し、出来れば撃ちたくはない。もし仮に上っ面だけ獣を演じてるだけのようなら
まだ人として引き返せるだろう。これが、本当に最後通牒だ。

84夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2020/04/10(金) 07:20:09
>>78『不可視の人狼』回答

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/56

  「へえ――――」

       パ リ ィ イ ――――ン

                「――――そりゃあ大変だね」

室内が『闇』に閉ざされる中、何気ない口調で小さく呟く。
この状態では、相手も目が見えなくなるのは必定。
しかし、敵は『超人的聴覚』と『超人的嗅覚』を兼ね備えている。
たとえ『闇の中』であっても、
何ら問題なく『獲物』の位置を捕捉することが可能だ。
まさしく『闇の世界に適応した能力』と呼べるだろう。

        ド シ ュ ン ッ

自らのスタンド――『ドクター・ブラインド』を発現する。
片手には瓶詰めの『調理用油』。
もう片方の手には火付け用の『アウトドアマッチ』。

息を殺し、『人狼』が襲い掛かる瞬間を待つ。
諦めた――――訳ではない。
『位置』は分かる。

盲目のスタンドである『ドクター・ブラインド』は、
『目の見えない本体』を補助するために備わっていた能力。
『超人的聴覚』・『超人的嗅覚』・『超人的触覚』・『超人的味覚』の、
『四つ』を兼ね備えている。
『センシング能力』だけで言えば、こちらが『上』だ。

『獣の臭い』と『僅かな呼吸音』。
その二つを頼りに、『超聴覚』と『超嗅覚』を用いて、
『人狼』の軌道を捕捉する。
重要なのは、こちらは『敵の能力』を知っているが、
『敵は知らない』ということだ。

そう、知らない。
『ドクター・ブラインド』は『闇の世界に適応した能力』。
その事実を知らないからこそ、
『タイミング』は完璧に合わせられる。

          ヒ ュ バ ッ

『人狼』の攻撃に合わせ、その進路上に『調理用油』を投げ放つ。
敵が持つ強靭な膂力。
それを利用して、瓶を『割らせる』。
当然、攻撃は回避する。
スピードは高速だが、事前に軌道は読めているし、
相手は『読まれていることに気付かない』。

          シュッ ボッ
                    ポイッ

回避した直後、『ドクター』で『マッチ』を点火して、
油まみれの『人狼』に放る。
普通なら、真っ暗闇でマッチを擦るというのは難しい。
しかし、『超触覚』ならば容易く実行できる。
『センシング能力では上』というのは伊達ではない。
そして、『ドクター・ブラインド』のようなスタンドと違い、
『纏うタイプ』は物理的な影響を受けてしまう。

だから、『人狼』も『燃える』。
ここは木造だから、火の勢いは更に増すだろう。
その間にコテージから脱出する。
念のため、『狼の丸焼き』が出来上がるまでは離れていよう。
今夜『悪い狼』を退治するのは、『猟師』ではなく『アリス』の役目だ。

85『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/11(土) 00:15:22

>>80(石動)


   ガ シャ ァ ン ―――!

      「ムッ! この『割れる音』……!?」

                    がばっ!


   「逃げやがったか!? だが無駄無駄ァ!」


 上手く隙を突いたようだ。
 警戒する『人狼』を他所に、貴方はもう一方の窓から飛び出した。

 そして、一度部屋から離脱してしまえば――――

 『7分間』のコーティング状態。
 空を泳ぐ魚を、『人狼』程度では捉えられないだろう。


       バチ
                パチ…


 眼下では、コテージが静かに燃えている。


 ⇒『CLEAR!』



>>81(斑鳩)

残念ながら、前回の回答と同様に不明点が多く、判定が出来ない。
誠に申し訳ない。

能力詳細に記載のない用語や能力の応用などは、
分かりやすく端的な言葉に置き換えてもらえると、より判定しやすい。

(『鉄球』『分離開放』『圧縮爆弾化』というのは、
 鎖の先端の方をぐるぐる巻きにして『鉄球』状にしたうえで切り離し、
 その状態で更に伸長し続けることで『鉄球』内部に圧力が生まれ、
 その圧力が限界を超えると爆発する、という理解で合っているでしょうか?)

86『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/11(土) 00:17:03

>>83(リカオン)


 『正当防衛』か。或いは『害獣駆除』か。
 『アタランテ・オーバーチュア』は、貴方に望む『狩猟道具』を授けた。

      ジャ キ!

 ……或いは、人狼ほどにもなれば、弾丸を防ぐことも可能だろうか?
 平時ならば、もしかするとそうだったかもしれない。

 だが。

 『照明弾』という予期せぬ光源。
 追い詰めたはずの獲物が、『散弾銃』を掲げている。
 狼が自分の置かれた状況を理解し、ガードを固めるよりも早く――――

        ド   キ゛ュ  ゥ   ウ  ン ――――!!

 貴方の指は、引き金を引くことができるだろう。


 ⇒『CLEAR!』


>>84(夢見ヶ崎)


 皮肉なことだ。

 超人的な感覚を自慢げに嘯く『人狼』を他所に、貴方は『ドクター・ブラインド』を発現した。

        ド シ ュ ン ッ
                       パリィ――ンッ

 『視覚』は封じられているため、狼の進路を正確に読むことはできないが……
 『超人的な聴覚』が、それを補った。恐らく、調理用油を正しくブチ撒けたことだろう。
 先手を取ったのは、貴方の方だ。


 が。


     ズ  バァ  ッ   !!
                                 ブシュ……

 『人狼』がやたらめったらに振り回した剛爪が、夢見ヶ崎の肌を裂く。
 直撃ではなかったが……ややもすると、熱にも似た痛みが傷口を苛んだ。
 『致命傷』ではないが、『軽傷』とは呼べないだろう。

 『超人的な聴覚』は、あくまで『聴覚』。
 『視覚』ではない。極めて鋭敏ではあるが、人に出来ないことはできない。
 故に、その眼球ほどに、正確な軌道を読むことは適わない。

 よしんば、軌道を読めていたとして……
 或いは、『足音』や『風切り音』で以て、攻撃のタイミングにはあたりを付けたとして……

 音を聞いてから反応するという『後手』は、かなり不利だ。
 『人狼』の攻撃(破ス精BBC)を掻い潜るほどに、本体が敏捷であることもなかった。


   「ッ……油断のならねえヤツだ……
     『何か』……仕掛けてやがったな……!?」


 ――――だが、互いが『超人的な知覚』を有するという状況。
 そして、それを知るのが夢見ヶ崎のみ、という『イニシアチブ』は、まだ崩れていない。

 『人狼』は、冷や汗を流している。
 あと『一手』で、届きそうな気がする……。

87シルク『トワイライト・トーン』&『トワイライト・ゾーン』:2020/04/11(土) 05:43:15
>>78『不可視の人狼』回答

『エコロケーション』と、それによって呼び出される『異次元生物』。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/121-122

『トワイライト・トーン』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:肉声で届く範囲
持続力:C 精密動作性:なし 成長性:なし

『トワイライト・ゾーン』
破壊力:B スピード:B 射程距離:C
持続力:E 精密動作性:D 成長性:なし

  「#$%*¥⊿∮※×〜〜〜〜〜♪♪♪」

突如として、『人を不快にさせる音程の狂った歌』を歌い始めたシルク。
もっとも、それは正確な表現とは言いがたい。
歌とは人を幸せにするものだと聞いたが、これは明らかに違う。
より相応しい呼び方をするなら、おぞましい『ノイズ』だ。
これを『歌』などと形容するのもおこがましい。

シルクの襟元には、『蝙蝠を象ったピンマイク』がくっ付いている。
『トワイライト・トーン』による『エコロケーション』。
これで、『地形』と『敵の居場所』が掴める。

      ズ ッ

そして――――シルクの傍に『異次元』が現出した。
『次元を越えた音痴』が『次元の壁を超えた』結果だ。
何よりも、それが『事実』だというのが恐ろしい。
その力は『異次元生物』を洗脳し、意のままに従わせる力を持つ。
『当事者』にとっては、もはや『悪夢』と呼んでも差し支えない。

          「#$%*¥⊿∮※×〜〜〜〜〜♪♪♪」

                   タッ タッ タッ タッ タッ

シルクは歌い続けながら、『未確認生物』から逃げるように距離を取っている。
敵は、歌っているシルクを狙ってくるだろう。
シルクを『囮』にして、そちらに敵の注意を引き付けておく。
このままやられてくれたら、どんなにいいか。
それを見過ごすことが出来ないのは『悲劇的』とさえ言える。

             ススゥッ

シルクの動きと平行して、『異次元』も移動を行う。
攻撃を確実なものにするため、敵の死角になる位置を確保するためだ。
『背後』がベストだが、時間的に難しければ『側面』で妥協しよう。
                                              
    『未確認生物』がシルクに近付こうとした時――――

              ズッ…………

          『異次元』を潜り抜け――――

              ズズッ…………

         ワ    タ    シ
   音もなく『トワイライト・ゾーン』が『召喚』される――――。

『匂い』があるのかは不明だが、この身体は『スタンド物質』で構成されている。
『通常の生物』のような、『まっとうな匂い』があるとは考えにくい。

                  ワ    タ    シ
『未確認生物』の死角には、『トワイライト・ゾーン』が待ち構えている。
シルクの『エコロケーション』で位置も探知済み。
確実に『先手』を打てる状況だ。

            ブ ォ ン ッ ! !

『未確認生物』の両足を狙い、叩き折る勢いで不意打ちの蹴りを放つ。
片足だけにしか命中しなくても構わない。
この一撃の目的は、あくまでも『体勢を崩すこと』なのだから。

      ドバババババババババババ
                 バババババババァァァァァ――――ッ!!

『未確認生物』が体勢を立て直す前に、追撃の『ラッシュ』を放つ。
『ワタシ』が心から望んだことではないが、『そうしなければならない気がする』。
シルクがそれを微塵も理解していないのは、『悲しみの極致』と呼べるだろう。

88ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2020/04/11(土) 18:52:56
>>78『不可視の人狼』回答
能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/123

(1/2)

いえーい。まゆです。
暗い部屋。助けはきそうにない、服とか脱いだかんじの毛むくじゃらのケモノのような男。
間違いないわ…私食べられちゃう…わたしがちょっとくらいカワイイからって…

  「え、嫌よ…けだもの…」
 
私の『スタンド』、『ミスティカル・ガイド』(破ス精CBCA)を発現。
なんか面積広めの、二つある…やつ…うん、『雑誌』を二つ手に入れる。
そして、『相手の方向に向かって歩く』。

 「『嗅覚』『聴覚』…ふうん、素晴らしいですね」
 「ちなみにわたしは『透視能力』です。(ウソだけど)」


『ミスティカル・ガイド』は『温度を視る』。(透視能力?ないわよ)
『室温』と温度差がある限り、
『体温を持つ生物』は『色のついた輪郭』ではっきり視える。たとえ闇夜であっても。

  「あなたの事ははっきりと見えています…それと」


雑誌の一つのページを広げ、『ミスティカル・ガイド』の手で触れることで、
雑誌から『出せる限り最大の水晶』を生やす。
能力の制限で長さは1mまでだけど。
ちなみに世界最大の水晶って長さ6m、直径1.5mらしいわよ。
だから、私が出せる水晶の最大サイズ…たぶん1m×1mくらいなんじゃないかしら。


     ミキィ
         パリン

で、もう一冊の雑誌を広げて、『最大の水晶』をパシパシ何回も勢いよくはたく。
歩いて相手と距離を詰めながら、水晶をはたく。

私の生やす『水晶』は、『生えたものと同じ温度の物体』に対して『土並み』に脆い。
『雑誌』から生えたデカい水晶は、別の雑誌ではたくだけで『砕ける』。

 「『大量の水晶片』を『散弾のようにブっ飛ばしまくる』」 

       バリン

         バリィ
 
 「ご自慢の『動体視力』で避けられまして?
  負傷とか血の匂いとかであなたの鼻とか、鈍くなってきたんじゃない?」
 「あら、あなた、『真っ赤』ね。血が上ってるのかしら」

89ラフィーノ石繭『ミスティカル・ガイド』:2020/04/11(土) 18:54:07
>>88
(2/2)

そして『水晶片』は『マキビシ』でもある。お互い、厚い靴底でもあるまい。
大量に散らばった水晶片。床は、人間が安心して歩ける場所ではなくなった。
――ただし、『スタンド』である『ミスティカル・ガイド』には関係ない。自由だ。

 「で、あなたの『腕っぷし』ですが」

 接近すれば相手は殴ってくるだろう。
それについては、持ってる雑誌の空いてる面をまた広げて、
大きな『水晶』を生やし。『盾』のように構える

    ガギィィィィンッ

  「それも無駄です」

『水晶』の生えた『雑誌』より相手の『変態毛むくじゃら男』のほうが『温かい』。
『温度差のある物体』を、『水晶』は『無効化』する。獣のような力だろうと、無意味。


 「空間認識、破壊力、移動力、防御力、すべてにおいて互角以上」
 「知力?ケダモノより私のほうが高いに決まってるじゃない。
  だから、『占い師』の勝ちね」

あとは『同じ温度』以外には無敵の『水晶』で殴るだけ。
『水晶片の散弾』を何回もやってもいいわね。そんな流れで相手をズタボロにしておしまい。


「………結局、こいつ、何なのかしら。
 毛むくじゃらになって身体能力が上がる変態の能力?コンセプトがよくわからないわね。」

「…ケダモノ…イヌ科…?………えっこいつ『狼男』?」

「……ふふふ、そんなのオカルトじゃない。
 オカルトなんて99.98%存在しないわ。ありえない……ありえない……ただの変態男よ…」

90白町 千律『ハード・タイムス』:2020/04/12(日) 01:04:30

詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/126

>>78 『不可視の人狼』→回答

「すごいです。お見事ですよ。『イヌ科』の力、確かに……素晴らしい。
 ですが、お忘れですか? 素晴らしいのは――あなたの判断あってこそです!
 『優れた嗅覚』と『聴覚』。確かに敵を探知出来ます。だからこそ!
 『暗闇』を作ってそれらを活かす、あなたの『頭脳』を誇っていいと思います。
 あなたじゃなければ、きっと電気を潰すなんてこと、思いつきませんでした。」

透き通るような、それでいてよく通る声が暗闇に響く。

「なんてっ、素晴らしいんでしょうか!

         ――――わたくし、あなたのことを、好きになってしまえそうです!」

段階1。
すでに、付近の『窓のカーテン』を手に取っている。スタンドで目の前に緩やかに『放る』(精B)
この『カーテン』には、中心と上下左右の辺の中点、計『5か所』に既に『マーク』を付けている。
そして本体は踵を返して、狼男から一目散に『逃げる』ように動く。狼は逃げたら追ってくるものだ。

段階2。
まだカーテンが『滞空』しているうちに、『上』と『左右』の計3つの『マーク』から『引っ張り伸ばす』(左右:パスDC 上:パスBC)
この時点では『強く引く必要』は一切存在しない。上から強めに伸ばしっぱなして空中に留め、左右からも伸ばしっぱなしにして『拡げておく』のが狙いだ。
空中に広がる布に突っ込めば、それは『暖簾に腕押し』。カーテンはくるまって遊ぶ子供に対してそうするように、狼男を『包み込む』だろう。
腕から触れて来た場合でも上半身は包み込める。隙を生むだろう。同時に――――『白町千律が支配(マーキング)した繊維』に、無防備に触れるという事だ。


「だからこそ――――あなたには、さらなる『是正』の余地が、あるとは思いませんか?」

        「わたくしは」

                「思うのですよ」

段階、3。
狼男の衝突で、一度伸ばされたカーテンは再び『たわんで』しまう。それを『引っ張り伸ばす』――――『全力』で。全てのマークから(パスBB)
衝突の瞬間、つまり『たわんだ』瞬間には『マーク』の位置がブレる。位置関係の変化で瞬間を直感的に把握できる。つまり、『衝突と同時に引ける』。
それが引き起こすのは、『全力でぶつかって自分の体にまとわりついた布が、いきなり凄まじいパワーで元の形に戻る』現象。

――――カーテンは、『トランポリン』に似た動きをする事になる。

暖簾だと思って突っ込んだそれが突然『トランポリン』のように作用すれば、どうなるか。答えは『抵抗できずに吹き飛ぶ』だ。
                                          
「わたくし……やりすぎてしまってませんよね? まだまだ立てますよね? きっと、追いかけてきてくださいね!
 わたくしと一緒の『得難い時間』を経れば、あなたはもっと『是正』された、もっともっと素晴らしいあなたになれるんですから」

その後はスタンドで浮いているカーテンを拾い、本体が窓を開け、外に出て出来るだけ遠くに逃げる。外に出る際にはカーテンを窓の前に『段階1〜2』と同じ形で、窓をふさぐように浮かせておく。
単に浮いていて形が戻り続ける布を人間以上に夜目が効かない身で排除するのも厄介だろうし、強硬に抜けようとするなら、また『全力で伸ばして弾く』……言葉とは裏腹に『追う事をさせない』

91蛙石河子『クワイエット・ドライブ』:2020/04/12(日) 01:30:44
>>78『不可視の人狼』回答
「“ワタシ”ハ……『音』モナク忍ビ寄ル死神…!
 地球上ノ大気中、ドコニデモ存在スル……!」
『!?』

――闇の中、“スタンドを通した声”だけが響く。
しかし、狼男の聴覚をもってしても、音源は分からない。
スタンド音声は、部屋中から響いてきている。

                   ・ ・ ・ ・ ・ ・
……電球が割れた時に漂う、あの独特の臭いが室内に充満している。
今しがた蛍光灯を破壊したから?いや、それにしても臭いが『濃すぎ』る。
獲物の体臭が覆い隠され……いや、『完全に消えて』しまっている、見失ってしまった!

「“酸化の力(パワー)”ダヨ。能力デ、“タンパクを分解して『脱臭』”シタ」」

                 『……バキッ!ガララッ!』

部屋の隅で、“棚が崩れる音”が響く――そっちか!?
音のした辺りに飛びかかり暴れまわったかもしれないが、でたらめな攻撃は空ぶるだけだ。

「能力ノ『濃度』ヲ高メレバ……コノ、ヨーニ!
 “ネジや木材を『腐食』して”家具ダッテ、壊セル!」

――敵スタンドは、敵本体は!いったいどこに!?
闇の中では狼男の感覚をもってしても「このスタンド」は見えず、聞こえず、嗅ぎとれない。
いいや……『嗅ぎ取る』ことはできた。
暴れるうちに荒くなる狼男の呼吸に乗って、『高濃度の刺激臭』が鼻腔に流れ込む――

                ・ ・ ・ ・ ・ ・
「……そう、部屋を満たす臭いそのものがアタシのスタンドの像(ヴィジョン)だ」

「スタンドで空間を満たせば、暗闇の中でも相手の動きが読めるし、腐食の毒が相手を冒す。
 オゾンガスそのものなのさ――――そいつは『静かに駆ける(クワイエット・ドライブ)』」

「今、『濃縮したオゾン』となってアンタの鼻粘膜に触れた。
 そんなに臭いに敏感なら、しばらくはマトモに動けないんじゃないかな……それじゃあね」

(能力詳細 ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/124-125)

92『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/12(日) 13:56:21

>>87(シルク)


   「ぐああッ この『音痴』……頭が割れるッ!!」


 反響定位、別名『エコロケーション』。
 音の反響を特殊な器官によって察知する、一部の動物のみが持つ機能。

 
    「テメェエエ――――っ この『奇妙な音』をどうにかしやがれッ!
     老いぼれのヤギがファッ〇してる音の方がまだマシだぜェ〜〜〜〜〜っ……」


 シルクと『トワイライト・トーン』は、歌声への酷評と引き換えに、相手の位置を正確に把握した。

 あとは、『貴方』の出番だ。
 『異次元』を通じ、『人狼』へと襲撃を仕掛ける。

 筋量も敏捷性も互角。動きの精度ではわずかに『人狼』が優るだろうか。
 先手の有利こそ取ったが、確実に打倒できる、とは言い難い。
 格闘戦は、もつれ込むことは必至だろう。

 ……だが。そんなことは、重要なことではない。

 『貴方』と『人狼』の勝負に引き込んだ時点で――――シルクは、『50m』を容易に離脱できるだろうから。


 ⇒『CLEAR!』


>>88-89(石繭)

 どれほどの優れた『嗅覚』と『聴覚』があったところで。
 五感において、『視覚』よりもモノの輪郭を把握するのに優れたものはない。

 暗闇となって有利なのは、貴方の方だ。


      パ リ ィ  イ  イ    ン  !


     「うぉッ 何だッ  『硝子』か!?」 ザク
                               「イデェ!」


 雑誌で叩いた程度では、『散弾』ほどの威力とはいかないが……
 『マキビシ』としての役割は、十分に果たしたらしい。

    「フーッ、フーッ……!」

 後は、赤子の手を捻るようなものだ。

 如何に、強靭な肉体を誇るといえども。
 目隠しをされ、足も碌に動かせないような状態で。
 武器を持った相手に勝て、というのは、無茶な話だろう。
 

 ⇒『CLEAR!』

93『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/12(日) 13:57:05

>>90(白町)


   「へっへっへ! これから食べちまう『赤頭巾』の言葉でもよォ……
     『褒められる』のに、悪い気は、しねェなぁああ〜〜〜〜〜……っ!」


         シュル……
                      バ サ ァ ッ ・・・


 得意げな『人狼』を他所に、貴方は『カーテン』を放り投げた。

 布の擦れる音は聞こえたのだろうが……
 どうやら、大した脅威ではない、と侮っているらしい。床を蹴る音が、真正直に近づいてくる。

 『カーテン』。
 窓を覆ってしまうほどの大きさの布を『Φ』マークで精緻に操り、盾として正面に展開する。
 これを掻い潜って攻撃するのは、至難の業だ。

     ぐ  ん !

           「う、ごぉオオッ!!?」
      
                ド ガシャ  ア ァ ッ !
                                        ビリッ!

 合気道の妙技でも食らったかのように、『人狼』の身体が真後ろに吹っ飛んだ。

 ……唯一、誤算を挙げるとすれば。
 人狼の鋭い爪に触れたか、或いは布の耐久性以上の力で『ピン!』されたためか。
 カーテンが大きく裂かれ、使えなくなってしまった点だが……

      「っぐ……!  テ、ッメェ……!」

 それ以上に、与えたダメージはデカい。今なら余裕で離脱できるだろう。


 ⇒『CLEAR!』



>>91(蛙石)

    「……ヒヒ、ヒヒヒッ!!
      追い詰められて、精神やられちまったのかァ〜〜〜??」


    シュ   ウ  ウ ウ ウ ・・・・・・


       「……ンだ、この『臭い』…… あァ、『蛍光灯』の……?」


 此処ならば逃がすまい、と、『人狼』は貴方を追い詰めた心算でいたことだろう。

 夜間。狭い密室。
 それは果たして、どちらの『領分』だったのか。


     「――――――エ゛ン゛ッッッ!!!」
                                     ド サ ・・・


 一瞬の吸引ですら、粘膜への激痛や眩暈を引き起こす『毒』。
 『蛍光灯』を壊したことさえも、彼自身を騙して時間を稼ぐ、都合の良い『めくらまし』。

 自らを調理して皿の上に載せて差し出したようなものだ。
 そのことに彼が気付くのは、再び目覚めたあとか、それとも永遠に……


 ⇒『CLEAR!』

94『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/13(月) 23:11:07
◆問題名:『Five Seconds Later』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

「――まさか、ここまで踏み込まれるとはな……」

後方に控えるリーダー格の男が口を開いた。
ここは、ある『組織』のアジトだ。
中枢部に潜入した直後、待ち構えていた敵に包囲されてしまった。
敵の数は、ざっと『50人』程はいるだろう。
その全員が『拳銃』を構えている。

  「だが、ここまでだ。今から『五秒』だけ待つ。
   その間に投降しなければ道は一つしかない」

正方形の室内は広く、天井は吹き抜けになっているらしい。
現在地は部屋の中心付近で、周囲を敵に取り囲まれている。
一人一人との距離は、およそ『10m』。
リーダーの言葉通り、『五秒後』には全員が発砲すると見て間違いない。
彼らは銃の扱いに慣れており、狙いは正確だ。

この状況――――どう切り抜ける?

◆所持アイテム:日用品の範疇。
◆成功条件:銃撃の回避。策があるのなら投降も可能。
◆失敗条件:死亡・無策の投降。
◆備考:敵の中に『スタンド使い』はいない。細かな条件は言い切り可。

95ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』:2020/04/14(火) 15:11:01
>>78『不可視の人狼』回答

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/127

「フッ――」

「フフッ、『獣の皮を被った人間』ですか」

「ウフフフフ――――」

「私、妙な『親近感』を覚えてしまいました」

自然と込み上げる笑いを抑えながら、『人間の皮を被った鳥』が、手近の椅子を掴む。
その体からは、普通の人間とは違う『妙な匂い』が漂っていた。
だが、『正体』まで分かる筈もない。

「テメェガ シノキョウフニ ナキサケブツラヲ オガメネェノハ ザンネンダガ……
 『ニオイ』と『ヒメイ』デヨォ!ゾンブンニ『アジワワセテ』モラウトスルカァ〜〜〜!」

たった今『人狼が発した言葉』を繰り返し、『姿』と『声』を『再現』する。
これは『リアルタイム再現』であるため、精度は『ほぼ100%』。
驚かせて隙を作ると同時に、『声』か『音』を出させ、その位置に椅子を投げつける。

間髪入れず窓に向かって走り、全力で体当たりしてブチ破る。
『ハロー・ストレンジャー』に『ダメージフィードバック』は存在しない。
よって、傷を負う事も痛みを感じる事もなく、即座に次の行動に移行できる。
窓を破った直後に『ハロー・ストレンジャー』を解除。
急上昇して一気に高度を上げ、夜の闇に消える。

96斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/04/14(火) 17:00:35
>>94『Five Seconds Later』回答

能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

(……ところで拳銃というものは想像以上に『命中率が悪い』物だ)
(現行の特殊部隊でも使用距離は6〜7m、ニューヨーク市警の拳銃使用時の射撃命中率は、距離7mを超えた時点で『9%』を切る、無論素人ならそれ以下)

(何も映画の中のヤのつく自由業達が、態々至近距離で銃口押し付けて引き金を引いているのは、そもそも『当たらない』という理由からだ。)
(つまりこの『10m』という距離だと『スタンドの拳銃』という物が有れば別だろうが……『命中弾はほぼあり得ない距離』。)

(とはいえ、その9%が当たるまで撃ち続ければいいというのもまた事実、数を撃って当たった一発が致命傷になりかねないのもまた事実。)
(28m以上先の物体を狙って撃つ場合の命中率が2%を切ろうと、有効射程が50mあるという事も、紛れもない事実なのだから。)

 (ま、此方も踏み込んできている以上は、『相応の準備』をしたのだが。)

  ガキン       ガキン
     ――ガキン!

 「――――3秒やるからお祈りしな。」

  ―――V v V v o o o O O O !!!

 「……さて、理不尽だと思うので説明を始めよう」

 「今、僕が手に持っている物は『斥力/引力誘導式弾体加速構造体』と名付けた。」

 「これは三つの鎖の輪を△状に接続した物を、徐々にずらしながら並列接続してねじれた△のバレルとして作成した物だ」

 「鎖は『融合しない』故に、『途中で停止して融合状態にならないような斥力及び引力』が働くと考えれば、その構造体内に別の鎖を△を構成している全ての鎖に連結させるように動かせば……
 構成している全ての鎖への引力が均等に働き、中央を維持しようと前進する、そしてその引力で中央から僅かにズレた瞬間連結を停止して分離させれば『融合しないが故に』即座に、更に前方へ押し出されて鎖の輪は加速する」

 「あとはケツから胴体の鎖を引きずり出して接続、伸ばすと同時に構造体内に切り離して触れている『事になっている』鎖の輪という名の弾丸付近の鎖の連結と分離を繰り返し
 融合しないようにする斥力と引力を利用し、コイルガン、あるいはムカデ砲の如く鎖の弾丸を加速して射出する。」

 「無論、本来ならコイルガン自体は武器として適さない だがそれは一つ一つ加速器の電力限界とそれによる加速能力の限界があるからだ
 ……この構造体は違う、電力を必要とせず『融合への否定』のみを原動力として物理法則を無視し、何処までも加速させ続ける」

 「欠点としてはどうしてもバレル兼加速装置の大型化と、射撃シーケンスの複雑化……脳内で3*3M分の鎖全てのオン/オフを切り替えなくてはいけない事だが。」
 「構造体自体は……1m事に一部を分離して折りたたみ、腰に付けておけばいいし」
 「脳内のオンオフの件は、フォン・ノイマン…という前例、そして『彼に脳みそは2つもなかった』というただ二点のみで彼の上を行かせて貰おうか。」

 「……現行の軍用レールガンの終点弾速がマッハ5で、この構造体はそれらの欠点がない以上4分の1の初速でもおつりがくる威力…或いはそれ以上を叩きだす事も可能だろう」
 「なにせこれの弾薬と連射速度は、弾丸となる鎖を胴体部の鎖を構造体に接続して供給できる以上は、実質ほぼ無限と言って差し支えないのだからな。」

 「後は敵より早くばら撒けばいいだけだ、5秒もあれば掃射で一掃する事など実に容易い。」

 「……鎖の同位置への多重接続融合が出来れば、そもそも鉄球の大量投擲なり、即座に防御壁なり、その後ろから爆弾也、溶鉱炉の建造から圧縮溶解鉄の高圧放射とかできたんだが。」
 「ま、できない事を嘆くよりは、潔く斬り捨てて一点に特化しなくてはな?」

 「――ご清聴ありがとう。」



 「あぁ、そうそう ついでに言っておくならば……『道という物は私の歩いた後に出来る物』さ。」

97鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/04/14(火) 17:53:20
>>78-79 『不可視の人狼』 回答


【記】『スタンド能力詳細まとめスレ』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/103


「『味わう』?今からお前が味わうのは、自分の血の味だけだ」
「そしてオレは生憎お前の汚い死に顔を見たくはない。暗闇に感謝をしなければな」

手元にあった防虫スプレー、『ハッカ油』で作られたそれを『シヴァルリー』に巻き散らさせる。
周囲に強烈な匂いを振り撒くことで、人狼の『嗅覚』を鈍らせる。
そして暗闇にいる人狼は気付いていないだろうが、ヤツの『牙』、並んだその『殺傷力』を既に奪っておいた。
『シヴァルリー』の口元に発現されているのがそれだ。

「『三式』」

その『牙』を本体の手で握り締め、『解除』。
すると『殺傷力の刃』は元の場所、即ち人狼の牙へと戻っていく。本体は生物であるが故に、透過することもない。
それの力は『シヴァルリー』の膂力に等しく、人間一人持ち上げるなど造作もない。これで音も可能な限り断つ。
『シヴァルリー』は前方に立たせ、本体の向かう先にスプレーを巻き続ける。
もし『ハッカ油』のスプレーが直撃したなら、人間の皮膚に触れても影響のあるものだ。
人狼の顔面に触れたなら、その強烈な効果は計り知れないだろう。
スプレーとは反対側の手には、同じくキャンプ用品から殺傷力を奪っておいた『ナタ』を発現し、振り上げておく。

そして人狼が目視できたなら、あるいは『シヴァルリー』が直接接触できたなら。
その『ナタ』を牙の収まった箇所、即ち頭蓋へと振り下ろす。パス精BCC


「牙を見せびらかさなければ、こうなることもなかったものを」

98石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2020/04/14(火) 18:05:19
>>94
回答

能力:不定形物の中を泳ぐ人魚のスタンド。破裂する泡を放ち、操作出来る。
また、生物に泡を纏わせこのスタンドと同じ『不定形物を泳ぐ』能力を与える事も可能。
(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/67-68)

「5秒なら……25mってとこかな」
石動は『不定形物を泳ぐ』ことができる。

「ジャンプッ!」
床を蹴って上空の『吹き抜け』へと大きく飛び、宙を泳ぐ!

……ただの水泳なら、オリンピック選手でも25m10秒がいいところだ。
しかし、彼には『パイオニアーズ・オーバーC』がいる。

「『泡』の炸裂による、加速!」
泳ぎながら、『泡』を足元で破裂させ、加速!
本体の泳力+『泡』の破裂(破壊力C)による、加速!
それにより、石動は常人の約2倍の泳力を得る!

↑ 上に25m
  → 横に10m

これにより、5秒間で離せる距離は約27m!

そして、通常、拳銃の有効射程は10〜25m!
また、上に撃った場合は重力で有効射程が更に下がる!
ゆえに、拳銃という武器のギリギリ射程外に出られる!

50人も居たら確率的に1発ぐらいは当たるかもしれないが、それはそれ。
分が悪かろうが、命には代えられないのである。

99鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/04/14(火) 19:44:12
>>97 訂正

パス精BCC→パス精BCB

100遊部『フラジール・デイズ』:2020/04/14(火) 23:02:55
(成程……つまり、見張りを通過した後の続き[>73]だね?)
>>94『Five Seconds Later』回答
能力詳細→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/6

50の人と拳銃が向けられた中心にいるのは、『奇妙』な恰好の人物だった。
 十代前半か、後半か。第二次性徴が差し掛かる程の年若い少女であり、ぷかぷかの
男性のコートの下には何も身に着けてない様子で。銃口に囲まれても全く
動揺する事なく、耳元にある無線機のようなものを片手で弄り もう片方の手は
何やら大分詰め込まれ膨らんだポケットに差し込まれている。

 「はい、取り囲まれました。逃走は不可能です」

『そうか……だが、映像は問題なく送信された。アリーナにも連絡は出来た
もう十分程には拠点のそちらへ向かう。……有難う』

           『――さぁ 最後の仕上げだ』

 「はい、マスター 貴方の仰せのままに」

          カチ      ボォォォ―――zノッン!!

……『武器密造の工場』へフラジール・デイズをラブドールとして通過させた。
 その間の彼女の探索で、密造品の『爆弾』を証拠品として写真で送らせると共に
押収する為に携行させ、更に有力な情報を探らせようと中心に移動させたが。

「流石に藪蛇か。すまないな……だが、君はよくやってくれた」

 もう、100mも離れた場所で通信をしていた『私(本体)』には
自爆させたフラジールが居た場所の顛末は推し量れない。
 ただ、かなり大型の爆弾らしいのは映像から判別されてたからな……。

「……やれやれ、もう少し強い力を得る事が先決だがな」

101『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/15(水) 12:07:57
>>96(斑鳩 翔)

供与者から『不可能』という裁定が出ているため、
今回は判定しない。
ご理解頂きたい。
別の回答があれば受け付ける。

>>98(石動 織夏)

  ダンッ!

力強く床を蹴り、跳躍する。
『パイオニアーズ・オーバーC』の能力により、
石動は大気中を泳ぐ事が可能になる。
それだけではない――――。

         パ ァ ン ッ !

破裂する『泡』による推進力の上乗せ。
その勢いは、単純計算で『二倍』に達する。
加速した石動の体は、
吹き抜けに向かって一気に上昇していく。

                    ガァァァン!
           ガァァァン!
  ガァァァン!

上空の石動に『五十発』の銃弾が放たれるが、
ほとんどは外れている。
一発は真横を通り過ぎ、一発は頬を掠める程度に留まった。
概ね『狙い通り』だ。

        ビスゥッ!

だが――やはり全てを避けきるのは難しかった。
放たれた一発が脇腹を貫通し、鈍い痛みが走る。
それでも、『五十分の一』だと思えば、
『安い出費』なのは間違いない。

          ⇒『CLEAR!』

>>100(遊部)

「待て……誰と喋っている?さては『仲間』が――――」

多数の銃口に包囲された女に、リーダーが告げる。
投降する様子は見えない。
そして、まもなく『五秒間』が経過しようとする時だった。

    ド ッ
        ガ ア ァ ァ ァ ン ッ ! !

女――『フラジール・デイズ』が、
隠し持っていた『爆弾』を作動させる。
爆音と共に発生した強力な熱波と衝撃が室内を焼き払い、
並み居る敵を一掃した。
同時に『半身』も犠牲になったが、
十分な仕事は果たしたと言える。

      ヒ ュ オ ォ ォ ォ ォ ォ ………………

本体である遊部は全くの無傷。
事前の『仕込み』と『爆弾』の入手。
その二つが作戦を成功に導いた。
どちらが欠けても、『策』は成り立たなかっただろう。
『幸運』に助けられた部分もあったが――成功は成功だ。

          ⇒『CLEAR』

102『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/21(火) 00:05:03
◆問題名:『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

      ザワザワザワ
                 ザワザワザワ

貴方は、『隠し芸大会』の会場に来ていた。
『特別ゲスト』として、運営側からオファーを受けたのだ。
会場を盛り上げるために、『プロの大道芸人』として『芸』を披露して欲しいのだという。

貴方の出演はイベント中盤。
その時間にステージに上がり、集まった観客達の前で『芸』を見せる必要がある。
ただし、幾つかの『条件』が出されていた。

まず当然として、『会場や観客に被害を出さない』こと。
そして、『余りにも常識から外れた内容は避ける』こと。
これは、大会のメインが、あくまでも『一般参加者』であるためらしい。

「――はいッ!ここで『特別ゲスト』のご紹介です!どうぞッ!」

イベントも前半戦が終了し、いよいよ『出番』がやって来た。
現在の盛り上がり具合は、『そこそこ』といったところだ。
大会の成功は、貴方の手腕に掛かっている――――。

◆所持アイテム:日用品の範囲で調達可能な品物。
◆成功条件:条件を満たしつつ芸を披露してイベントを盛り上げる。
◆失敗条件:条件を満たせない・盛り上げられない。
◆備考:会場内にスタンド使いはいないものと考えて良い。

103『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2020/04/22(水) 19:19:04

>>95(ブリタニカ)

 「うぉッ 『俺そっくりの声』……!
  『録音機』でも使いやがったか……?
   ナメた挑発をしやがってよぉォオオ〜〜っ」


      ひゅ
               バ  キ っ !


 困惑した様子を見せる『人狼』に向かって、イスを投げつけたが……
 音からすると『人狼』ではなく、硬い床か何かにぶつかったようだ。

 貴方の聴覚では、『音』のみで相手の位置を把握し、さらに投擲を命中させることはできない……。


       ダダダ・・・
                   ガ  バッ!!


 窓があったと思しき方向へ、記憶を頼りに暗闇の中を走り抜けたが……
 その途中で、体当たりしてきた『人狼』に押し倒された。
 『超人的な感覚』が、貴方の足音や体臭を追跡し、その位置を大まかに割り当てたのだろう。

 『声真似』によって、一瞬の虚を突くことはできたのかもしれない。
 しかし、『人狼』の行動を制限するような劇的な効果は、どうやらなかったようだ。

 激痛。生暖かい感覚。意識が、薄れていく……



>>97(鉄)


   「グっ! 鼻の孔を突き抜けるような『ハッカ油』の匂い……っ」
      「何か企んでいやがるなぁ〜〜〜〜ッ!!」


 『狼の牙』。
 獲物を骨ごと噛み砕くほどに強靭な、鋭く尖った『鏃』。
 『超人的な感覚』などに頼らずとも、貴方はそれを放つことができる。


      ズ   ドッ   ! !
                          「――――がッ!!!?」


 それを握りしめた『拳』が、元に戻ろうとする力を伴って、『人狼』の横っ面をぶん殴った。

 『不可視の人狼』、仔細はない。
 問答無用、必中必倒のテレフォンパンチ。

 一方で、硬く鋭い『殺傷力の刃』が、貴方の指や手のひらを傷つけた。
 凄まじい威力を伴って、戻ろうとする『狼の牙』。
 その動きに抗わなかったとはいえ、手放さずに握りしめていた代償だろう。

 ……とはいえ、ダメージはあちらが遥かに『上』のようだ。


    「う、ぉ、ご…………!!!」


 もはや、如何な鈍らであっても、その命を奪うことができるだろう。
 最後まで爪を隠し続けた、貴方の勝利だ。


 ⇒『GREAT!』

104宍戸 獅堂『グロテスキュアリー』:2020/04/22(水) 19:29:36
>>102 (『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』 回答)

「手品しまァ〜〜〜〜〜〜ス!!!!!」

 ヤケクソである。
 誰が『プロの大道芸人』だ、誰が。
 こちとら人前に出るだけで行動にデバフがかかる陰キャの王だぞ。

 こうなったら、手品道具に化けている『怪物』のみなさんに、『ご協力』いただくしかねーな。

「『スプーン曲げ』」

 おらっ! 曲がれ!
 この『スプーン』に化けた、薄気味悪い『怪物』が!

「『ナイフの丸呑み』」

 テメーもだ! 『ナイフ』のフリしやがって。
 ナイフの柄を掴んで、その刃を口の中に全部押し込んでいく……
 ……ように見せかけて、その切っ先から巻物上に、ぐるぐる折り畳んでやる。
 ゆ〜〜〜〜っくり入れるから、間違っても口の中切るんじゃねーぞ。

「『ハト』」

 プラスチック製のハトの人形。……の、『怪物』。
 飛び立て。そして二度と戻ってくるな。

「『ラッキー君』」

 マギー〇司でお馴染み、フェレットのラッキー君です。
 こいつも『怪物』なので、訓練された指の動きがなくとも勝手に動き回る。
 気持ち悪いので、俺は触らないけどな。


「以上!!!!!」

 以上。小ネタばかりだが、中盤の冷やかしとしてはちょうどいいだろう。
 あとは舞台裏で、差し入れの和菓子でもパクついていたい。

105斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/04/22(水) 21:46:25
>>102 『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』回答

能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

 「――やってみようか、いけるいける 斑鳩翔はオトコノコ。」

 (『シルクハット』だけは用意して貰ったけどね、流石に『最後』は隠さないといけないし)

……音楽がかかる。

滑稽に歩いてステージの上で一礼し、両手を合わせて左右に開く
するとたちまち何もない所から『一本の鎖』、当然だ。

スタンドは目には見えないが、切り離せば実体化する僕の鎖は『誰にでも見えるようになる』
両の手首を合わせ、1度切り離し、接続し、そのまま伸ばせば傍目には。

手首から一本の鎖がするすると出てきたようにも見えるだろう

そのままそれを切り離し、右手で振り回した後に宙に放ってキャッチする
――何故か『鎖が棒のように固まっている』

実際には一部が接続により接着されてるのだが。彼らにはやっぱり手品にしか見えない、だってそれ以外に考えられないのだから。

そのままジャグリングの要領で、宙で回しながら右手へ左手へと交互に回し、何時の間にやら2本、3本と増えていくジャグリング。

これも僕のスタンドのせいで、『切り離せば人にも見えるが、切り離していなければ透明な鎖にすぎない』
ジャグリングの最中に手首から伸ばし、腕の動きで回し、可動部を結合したうえで切り離す。

僕からすれば当然のように増えてはいるが、観客から見ればいつの間にやらどんどんと増えていくのだ。
目を皿のようにしたところで、その瞬間を見る事さえない。4本、5本、6本、7本。

そんなに増やして大丈夫か?動画で見て覚えただけのジャグリングだが、精々達人LVだというなら僕が真似るのは容易い事
このスタンドは僕の『精密動作』だけはその道の達人級(B)に強化するのだから、人間が出来る以上は、精密機械のような動作など必要ないのだ。

そうして観客を魅了したら、後はフィナーレ
全ての鎖を空に放り、被っていたシルクハットを脱いでその中へ。

シルクハットを裏返しながら一礼を。
当然、中から何かが零れ落ちる事も無ければ、金属音がする事も無いし、鎖がシルクハットの底を突き破る事も無い。

『切り離した鎖は、僕の任意で消滅させる事が出来る』、中に入れた端からそれを消滅させているのだから
これにて手品はすべてが終了、種も仕掛けもございます。

 (それが見えないからこそ面白い 人生の先とかもそういう事だよね。)

106星を追う者:2020/04/22(水) 23:25:42
>>102 『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』回答

能力詳細→ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/114

朝山「わーい! 隠し芸っス!!
それじゃあ、今こそ!!! この日の為に切磋琢磨で鍛えぬいた
ニュー・エクリプスダンスで……っえ? ちょっと待ってっス!!
飛び入り参加をするっス〜〜〜〜!!!」   ズルズルズルズル……

芦田「おーっ 良いねぇ隠し芸! そんじゃあ、ウィゴーちゃんに
惚れ直して貰う為に……『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだ戯けがっ!
んでもって、何かぶっ壊して過去改変して、あら不思議なんて言う即興芸は
ほぼ全部私のお蔭だし、何時誰が惚れ直したんだボケ!』あ〜ろぉ〜」 ズルズルズル……

目の端で、従業員とスタンドによって引き摺られるように退去された少女と
30前後の男性を尻目に、小林は壇上に参上した。

「……えー、ちょっとしたハプニングがありましたが、宜しくお願いします」

一礼と共に、後ろでスマホなりで曲をスピーカーにセットしている親友(ヤジ)に合図。


 〜〜♬

(ttps://www.youtube.com/watch?v=zPkxWqLgZ0Y)

『水晶玉(リヴィング・イン・モーメント)ジャグリングパフォーマー』だ

隠し芸大会ならば、適当な屋台は並んでる。当然コーラや色付きの炭酸の
飲み物なども売られてるだろうから、それをソフトボールサイズ水槽で発現。
 本物のパフォーマーと比べれば、少し拙い手つきなどもあるだろうが
作家は指が命ゆえ、ある程度柔軟に手を動かせるように常日頃意識はしてるし
リヴィング・イン・モーメントならば、ある程度小刻みに周りを動いても
頭の上に設置した『水槽』が零れ落ちないと言う芸当も出来る。
 彼(ヤジ)のセンスの効いた音楽と、イカサマ(スタンド)の芸

(目が肥えた観客の反応は平坦かも知れない危惧はあるが、会場の熱を
冷ます程に練度は低くないと思いますが……)

 音楽に沿って回りつつ、体を動かし五つ程の水槽を直列で縦に肩の上に乗せる
等と言った荒業なども繰り出してみよう。

107逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/04/23(木) 06:06:46
>>94
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

起点となる『ガンジャ・バーン』の花を生やした植木鉢を足元に置き、フードを取って変異した姿を見せる。
潜入前に花を二本も摂食した自分は銃弾など痛くも痒くもない。
が、流石に化物めいた怪力を得ようが武装した50人との真っ向勝負は分が悪い。

「『美しさ』は『恐怖』と表裏一体。君たちと僕の今の光景って映画的じゃない?」

「でもね、自分が感じている『美しさ』は、決して他の誰かと共有することは出来ない。決してね…?」

ジャンパーを脱ぎ捨て、私の身体を埋め尽くさんばかりの足長蜂たちを見せつける。
潜入前に『ガンジャ・バーン』の蜜を足長蜂に巣まで持ち帰らせ連鎖的に支配し、見つからないようジャンパーの内側に潜ませておいたのだ。

「しかし、この『ガンジャ・バーン』を通して『恐怖』は共有できる」

「ちなみに私が死んでも花は消えない。この蜂の軍勢が好き勝手に暴れるだけだね」

「下手したら『草食恐竜蜂』なんてトンチキ生物が誕生しちゃうよ?」

足長蜂は一つの巣に1000匹も潜んでいるらしい。
男達を包囲するように『ガンジャ・バーン』の強化と支配を受けた蜂の大群を展開する。
雀蜂の毒に劣るが数回刺されれば、何らかの後遺症を患うだけでなく、死に至る可能性もある。

「今から『5秒』待つ。蜂の巣になるか、刑務所行きになるか。2つに1つだ」

「私は、どっちでも構わない」

ついでに出口のドアノブを握り潰し心理的な圧力をかける。
私なりの優しさだが理解してもらえるだろうか?

108逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/04/23(木) 06:11:45
>>102
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

本番の5分前に『ガンジャ・バーン』を自分の靴に発現する。
運営側には広がる花畑はホログラム映像だと事前に話をつけておいた。

「皆さま、ご来場ありがとうございます。これより皆さまにお見せするのはドッグ・アジリティ」

なるべく本物っぽく徹夜で作成した障害物を並べる。
本場に比べたら少し障害物の数と質も落ちるが仕方ない。

「私には動物と心を通わせる力があります。で、彼が私の愛犬エルフくん」

「柴犬って良いよね…」

エルフは本番前のおやつに刻んで混ぜた『ガンジャ・バーン』の花を一本摂食している。
人間ですら超人的な力を得る『ガンジャ・バーン』の恩恵を受けた柴犬パワーは計り知れないものがある。
前日に練習もしておいたので失敗する要素は
極限まで削り減らした。

「始めようか、エルフ! 柴犬のファンを増やそう!」

『ガンジャ・バーン』の能力でエルフを『支配』しているのでコースアウトはあり得ない。
犬という種のスペックが底上げされた彼は疲れに強くなっている。
私の指示通りにコースを走ってもらうだけで良い。

(ドッグ・アジリティの参考映像です) ボソッ
ttps://m.youtube.com/watch?v=hxMsVbFr1Bc


アジリティが終わった頃に腹を空かせたメジロ、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、雀が甘い香りに誘われ『ガンジャ・バーン』を食べているかもしれない。
花の状態は本体である私に感知できる。
減れば食べられている可能性が高いので上空に摂食した鳥たちを集合するよう命令。

「これだけだとつまらないなぁ。バードショーも追加でやっちゃうか」

会場の上空で隊列を組んで飛ばせたり希望した子供と触れ合わせてみる。
勿論、フンは会場から遠くで済ますように命令しておく。

「それじゃあ良い子のみんなは手洗いを忘れずに〜」

パフォーマンス後は町外れで『ガンジャ・バーン』を焼却処理する。
本当はこれが自分にとって最高の楽しみだから参加要請に応じたのだが…

109『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/25(土) 13:11:59
>>104(宍戸 獅堂)

何故こんな事になってしまったのだろうか?
だが、今更どうする事も出来ないのが現実だ。
自分自身を捨て去る勢いで、『宍戸』がステージに立つ。
次の瞬間、一斉に観客達の眼差しが注がれた。
そして、宍戸の『芸』が始まる。

      グニャ 
             グニャリ

「ふーん、『スプーン曲げ』かぁ。
 ま、最初だしこんなモンなのかな」

「ほら、見て見て。曲がってる曲がってる」

「スプーンを振ると、錯覚で曲がったように見えるって知ってる?
 それだったら私も出来るけど」

       ズッ
              ズズッ

「うおッ、『ナイフを飲み込んでる』ぞ!
 ああいうのって危なくねーのかなァ〜?」

「危なかったらやらないでしょ。何かトリックがあんのよ」

「わー、マジで入っちゃったよ……。スッゲ」

           バササササッ

「あれって『人形』……だよね?飛んでっちゃったよ?」

「本物を人形みたいに見せてたってコトじゃないの?
 あらかじめ調教とかしといてさァ」

「いや、オレ全然分かんねーわ。これヤバくね?」

     ピョコッ 
             ピョコッ
                     ピョコッ

「あッ!あれ知ってる!カワイイ〜」

「簡単そーに見えて、ケッコー難しいのよね。アレって」

「なぁ、アレは『本物』じゃねーよな?」

   パチ    パチ    パチ    パチ    パチ
      パチ    パチ    パチ    パチ    パチ

全ての演技を終えた宍戸に、観客からの拍手が送られた。
万雷の拍手とまではいかないが、及第点だ。
宍戸が参考にした人物のように、
庶民的で親しみやすい雰囲気がウケたのかもしれない。

「――お疲れ様でした。
 こちらに『差し入れ』を用意させて頂きました。
 どうぞ、遠慮なく召し上がって下さい」

宍戸がステージから戻ってくると、『和菓子』が準備されていた。
老舗として有名な高級店の『羊羹』だ。
早速パクついて――――。

       ウゾ

気のせいだろうか?
今、何か『動いた』ような気がしたが……。
『宍戸の眼』だけは、その『正体』を知る事が出来た。

  ウゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾソ
     ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ
         ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ

『怪物』だ。
『羊羹に擬態した怪物』が、不気味にのたくっている。
『宍戸の受難』は終わらない――――。

          ⇒『CLEAR!』

110『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/25(土) 13:13:29
>>105(斑鳩 翔)

小粋なシルクハットを携えて、『斑鳩』は舞台に上がる。
細工は流々。
あとは、それを予定通りに行うだけだ。

   ジャララララララララララァァァァァ――――――ッ

『鎖』を発現し、流れるような動作で切り離す。
慣れたものだ。
観客からは、何もない所から鎖が現れたようにしか見えない。

   カシンッ
         ポォ――――ンッ
                      パシィッ

更に切り離し、空中に投げ上げ、受け止める。
ただ、ここで小さな『手違い』が生じた。
『鎖同士』を繋げて出来上がるのは、一本の『長い鎖』だ。
従って、接続したとしても『棒』のようにはならない。
だが、どちらにせよ観客には分からないため、
それが評価を下げる要因には成り得なかった。

         ポォ――――ンッ

         ポォ――――ンッ

         ポォ――――ンッ

         ポォ――――ンッ

         ポォ――――ンッ

続けざまに行われる『鎖』のジャグリング。
『ロスト・アイデンティティ』の精度を活かした巧みな技だ。
それを見守る観客達は、斑鳩の芸に引き込まれている。

          ジャララララァッ

          ジャララララァッ

          ジャララララァッ

          ジャララララァッ

          ジャララララァッ

シルクハットの中に吸い込まれるようにして、『鎖』が消えていく。
何の問題もない。
この場にいる人間の誰一人として、
斑鳩の『芸』を見破れる人間は存在しない。

     ワァァァ――――ッ
                 ワァァァ――――ッ

あちこちで惜しみない歓声が上がる。
会場を盛り上げる役目は十分に果たしたと言えるだろう。
その声を背にして、斑鳩はステージを降りていった。

          ⇒『CLEAR!』

>>106(小林)

「ちょっと君達!こんな所に入ってこられちゃあ困るんだよ!
 はい、さっさと出てって!」

二人のトラブルメーカーが、係員によって摘み出されていく。
幸いにも、これが『本命』に支障を来たす事はなさそうだ。
そして、本命である『小林』がステージに進み出た。

                  ス ス ス ッ

          ス ス ス ス ス ッ

  ス ス ス ス ス ス ス ッ

テクノ調の音楽に乗せて繰り広げられる、
色とりどりの『水晶ジャグリング』。
その摩訶不思議な動きに、
観客達の視線は釘付けにされている。
『本職の人間』と比べれば、
手捌きに劣る部分があるのは否定できない。
しかし、小林には『本職にはない力』があるのだ。
『リヴィング・イン・モーメント』――
球状の『水槽』を自在に操る能力が、
このパフォーマンスを自然に見せる事を可能にしていた。

    パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!
    パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!
    パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!

演技を終えた小林に、賞賛の拍手が降り注ぐ。
観客の反応は上々だ。
先程までと比べて、確実に盛り上がっているのが分かる。
来年も、引き続き『依頼』が来るかもしれない。
その時のために、新たな技を開発しておくべきだろうか?

          ⇒『CLEAR!!』

111『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/25(土) 15:08:01
>>107(逢瀬 泰葉)

『一本の花』は『人間を超えた膂力』を与え、
『二本の花』は銃弾さえも通じない『鋼の鎧』を与える。
それが『ガンジャ・バーン』の能力だ。
今の『逢瀬』は、『人間という枠組み』から、
大きく逸脱した生命体と言える。

  ブゥゥゥンッ

       ブゥゥゥンッ

            ブゥゥゥンッ

                 ブゥゥゥンッ

                      ブゥゥゥンッ

そして、この周囲に広がる『蜂の群れ』も同様だ。
異形に変化した大群を目の当たりにし、敵が浮き足立つ。
この奇襲が逢瀬にとって想定外だった以上に、
『未知の生命体』の襲撃など、
敵にとっては全くの『イレギュラー』だった。

        メキバキィッ!!

『駄目押し』に、鱗に覆われた手がドアノブを握り潰す。
威嚇としては十分過ぎる程だ。
リーダー格の男が、額に汗を滲ませながら口を開いた。

「――『司法取引』する。大事な証人だ。丁重に扱ってくれ」

しばらく躊躇っていた五十人の部下達が、静かに銃を下ろす。
こうして、事件は終幕に向かう。
何よりも、『逢瀬の知略』あってこその解決だ。

          ⇒『CLEAR!』

>>108(逢瀬 泰葉)

『花畑』については、事前に話を通した事もあり、
何ら問題はなかった。
問題があるとすれば、『エルフの外見』だ。
鱗で覆われた姿は、どう見ても『まともな柴犬』には見えない。
だが、ここが『イベント会場』であった事が幸いした。
パフォーマンスの一環だと思われたらしく、
観客から大きな突っ込みが入る事はなかった。

    タ ン ッ
            タ タ ン ッ
                      バ バ ッ

障害物の設置されたコースを、
無駄のない洗練された動きで走破する『エルフ』。
観客からの反応も中々のものだ。
純粋な『芸の質』が、『外見の不気味さ』を帳消しにした。

追加で『鳥』を呼ぼうとした時、『問題点』に気が付いた。
始まる前に摂食させていた『エルフ』と違い、
観客達の目に触れずに鳥達を変異させる事は不可能に近い。
余りにも『不自然過ぎる』。

         パチパチパチパチパチパチ

      パチパチパチパチパチパチパチパチパチ

   パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

ともかく、『逢瀬の芸』は無事に終了した。
夜を徹して用意した甲斐あって、会場の盛り上がりは悪くない。
『柴犬のファン』を増やせたかどうかは定かではないが。

          ⇒『CLEAR!』

112樋口兎丸『チェーンソー・ロマンス』:2020/04/27(月) 23:35:54
>>102

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/130

 ドクンッ
        ドクンッ

   ドクンッ 

          ドクンッ
「大道芸、ね」

        ドクンッ
  ドクンッ
          ドクンッ
      ドクンッ

「……はぁ」

ドクンッドクンッドクンッドクンッ

「やろうか」

ドッドッドッドッドッドッドッドッドッ

音が響く、それは鼓動のドラム。
そして彼女の持つ刃が駆動する音。
チェーンソー、樋口兎丸の唯一の荷物。

「今からするのは簡単な手品」

用意されたテーブル、その上にはペットボトル。
そして樋口の手には一枚のトランプ。
柄はスペードのエースだ。

「スペードは剣の象徴、だからこのトランプも潜在的に剣の素質がある」

手に持ったトランプをペットボトルの底側に当てる。
『チェーンソー・ロマンス』
ペットボトルがチェーンソーと化したトランプによって底を切り落とされる。

「ほらね」

そして切れたペットボトルを手に持ち、トランプをその側面に突き刺す。
ちょっとした手持ちの斧である。

「さぁ、ここからが本番」

後はこの簡単な斧で手近なものを切ってしまえばそれでいい。
切っていいものなら何でも切る。

「簡単でしょ?」

そう、言ってのけた。

113『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/28(火) 07:53:59
>>112(樋口兎丸)

スタンド使いのみに聞こえる、無骨な『エンジン音』が鳴り響く。
それは『樋口』の精神が奏でる音色だ。
彼女の手が掴んだものは、全て『チェーンソー』と化す。

         ズ パ ァ ッ !

『スペードのエース』が、いとも容易くペットボトルを切り裂いた。
本来ならば有り得ない事だ。
『チェーンソー・ロマンス』の能力が、それを可能にする。

  ザ グ ッ

カードとペットボトルを組み合わせ、手製の『斧』を作成。
普通の斧と違うのは、非常に『軽量』であること。
そして、その切れ味は『斧以上』だ。

                      ス パ ン ッ !
        ス パ ァ ン ッ !

『カード・チェーンソー』が、瞬く間にテーブルをバラバラに寸断した。
集まった観客達は、一様に驚きの表情を浮かべている。
樋口のパフォーマンスは、間違いなく『成功』と呼べるだろう。

          ⇒『CLEAR!』

114鉄 夕立『シヴァルリー』:2020/04/28(火) 20:42:48
>>102 『星見町商店街主催・第二回隠し芸大会!!』
 解答


【記】『スタンド能力詳細まとめスレ』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/103


神主のような衣服を身につけて、壇上へ上がる。この服装は、『芸』の内容を話したら
運営側から、学生服よりはその方がいい、と勧められたものだ。
なるべくお客さんとは目を合わせないようにする。間違いなく、その中に1人くらいは女性がいるだろうから。

「皆さま、初めまして。これからお見せするのは、一本の『妖刀』です」

そう言って、一本の『柳刃包丁』を台の上に置く。
もちろんただの『ホームセンター』で買った、それなりに切れる普通の包丁だ。
個人的にはウソはあまり得意ではないが、お客さんもそれを踏まえた上で楽しんでくれるなら、やむを得ないだろう。

「では、この切れ味をご覧下さい」

そう言って、台の上に置いた刺身を切っていく。
切れ味に特化した柳刃包丁は、刃を前後させずともサクを綺麗に切断できる。
しかしそれでも、この時点ではただの包丁だ。お客さんもそう思っているだろう。

「…おや。妖刀が暴れ出したようです」

包丁から手を離し、数歩下がって『シヴァルリー』を発現。包丁を握らせ、自分へと向けてそれを振り回させる。
一人でに動き出して、宙を切り裂く包丁。まずこれが第一の見せ場。

「このままでは危険です。なので、この『妖刀』から危険な力を奪ってしまおうと思います」

そう言って、『シヴァルリー』の片手に包丁を持たせたまま、逆側の手を自分の目の前へ。
包丁の『殺傷力』を、その手へ向けて奪わせる。『殺傷力』の刃は『実体化』したスタンド物質だ。
つまり一般人にも目視できる。包丁から瓜二つの同じ包丁が飛び出して、壇上の自分の目の前で消えるのだ。これが第二の見せ場だ。

力を奪った包丁は、『シヴァルリー』によってゆっくりと台の上へ戻す。あたかも力尽きて倒れるかのように。

「…これによって、この『妖刀』は切る力を失いました。もう安全です」

そう言って、その包丁を握り力強く自分へと突き刺す。しかし『シヴァルリー』によって『殺傷力』を奪われた刃は、何も傷付ける事はできない。
台の上の食材も切ろうとして見せた後、お客さんの方を向いて言う。

「確認してみたい方は、どなたでもこちらへいらっしゃって下さい。力を奪われたのがお分かり頂けると思います」

そして最後に、それをお客さんに体験して頂く。これが第三の見せ場。
どの食材を切ろうとしても、必ず切ることはできないだろう。直に包丁に触れる事で、不思議な出来事を体験してもらう。
皆に納得して頂けたなら、一礼して下がるとしよう。

115『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/04/29(水) 08:38:14
>>114(鉄 夕立)

芸の世界において、見た目は重要だ。
『鉄』は、仮にも『プロの大道芸人』として、
このステージに立たねばならない。
運営の読み通り、制服で行うよりは説得力が増すだろう。

「おー、何かスゲー。あれ自前かな?」

「思ってたより若いわねえ。なかなか雰囲気出てるじゃない」

「私、結構好みかも〜。写真とっとこ」

                   パシャッ

会場内の男女比は半々くらいだ。
ここで動揺しては、演技にも支障を来たすかもしれない。
平常心を保ちつつ、鉄の芸が始まる。

  サクッ サクッ サクッ

長い柳刃包丁で刺身を切る。
当然、切れる。
当たり前の事だ。
だが、これは『準備段階』。
そう思うからこそ、観客も文句を言うような事はない。

      ブ ン ッ
             ブ ォ ン ッ

「わッ、何!?勝手に動いてるよ!?」

「糸で操ってんじゃねーの?透明なヤツでさ」

「でも、普通あんな風に動く?」

包丁が独りでに動き出すと、観客席も賑やかになり始めた。
とはいえ、これも『序の口』。
まだシヴァルリーの『真価』は見せていない。

                    ド ン ッ !
        シ ュ バ ッ !

「今の見た!?スゴすぎでしょ!」

「包丁が増えて……しかも消えた……?」

「……わっかんねえ。どういう仕組みだよ?」

『殺傷力の刃』を使ったトリックは十分に観客の興味を引いた。
一般人にも見える点を、メリットとして活かしている。
そして、鉄のパフォーマンスは『フィナーレ』へ向かう。

「はいはーい!私やりたいで〜すッ!」

『確認』のため、大学生風の若い女が壇上に上がった。
始めに写真を撮っていたのと同一人物だ。
包丁を手に取り、やや危なっかしい手つきで、
まな板に乗った刺身を切ろうとする。

  トスッ
       トスッ トスッ

「――――あれ?『切れない』!ホントに切れなくなってる!」

その後、数人が同じように試したが、結果は変わらなかった。
『殺傷力』を奪われた包丁は、何物も傷付ける事は出来ない。
やがて、盛大な拍手の中で、鉄は退場していく。

        パシャ パシャ パシャ

…………先程の女は、その時も写真を撮っていた。
何やら熱い眼差しで、立ち去る鉄を見つめている。
舞台に上がったのも、
『好みの相手』に近付きたかっただけなのかもしれない。

          ⇒『CLEAR!』

116『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/07(木) 22:53:43
◆問題名:『Chapter of Accidents:Scene1』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

  ザァァァァァ
          ァァァァァ
                 ァァァァァ
                        …………

貴方は『豪華客船』に乗っていた。
幸運にも懸賞が当選し、優雅な『船旅』に出たのだ。
出航してから特に問題もなく、
平和で穏やかな日々が続いている。
ある静かな夜、貴方は一人で『屋上デッキ』を歩いていた。
ここは大海原の中心付近に当たるようだ。
漆黒の海面が、何処までも果てしなく続いている。
その直後、平穏な時間は『終わり』を告げた。

  ド ッ 
      ガ ァ ァ ァ ァ ァ ン ッ ! !

唐突に爆発音が響き渡り、凄まじい振動が船体を襲った。
どうやら、船内で何らかの『事故』が起きたらしい。
詳細は不明だが、危機的状況なのは明らかだ。

  ズズゥッ……!

                  ズズゥッ……!

船は徐々に『沈み始めている』。
おそらく、完全に沈没するまで『五分』程度だろう。
この船の『最下層』には、
緊急避難用の『ボート』が搭載されており、
そこまで行けば脱出できる。
しかし、この船は非常に『広い』。
各階を繋ぐエレベーターは先程の衝撃で停止し、
今から全力で走ったとしても、
間に合うかどうかは『微妙』なところだ。

          ズズゥッ……!

だが、迷っている時間はない。
何とかして『確実』に『ボート』まで辿り着く必要がある。
海に浮かぶ巨大な『天秤』の上に、
貴方の『命』が載せられた。

◆所持アイテム:日用品の範疇。
◆成功条件:船が沈没するまでにボートへ辿り着く。
◆失敗条件:ボートに乗れない。
◆備考:船は『七階建て』。ワンフロアの広さは『広大』。
     現在位置は『屋上デッキ』。ボートは『最下層』。

117芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2020/05/07(木) 23:26:43
>>116『Chapter of Accidents:Scene1』
(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

(ttps://www.youtube.com/watch?v=9WYqX2of1Ys)
芦田「てて〜て〜〜〜♪ てれてれててぇて〜〜〜〜♬ てれてーーーーー♪ 
てれてぇ〜〜〜♬♪
――うぉおおおおおおおおお!!!! 俺のウィゴちゃーーーーーん!!」

『海の藻屑になれよ(ガチボイス) いや本当名前を訂正するよりも先に
名曲を一点の余地なく穢された殺意が迸ったわ
なにワレ 私をローズに仕立て上げてるねん』

よぉ! 俺の名前は芦田 裕 何処にでもいるでも30前後な
ちょっとだけスタンドへの愛が重いナイスガイさ!!

『ナレーション詐欺やめてくれませんかね。おめーの愛じゃねーよ 
あい、って書いてドブって読むんだわ その想いは。
あと、無理やりタイタニックごっこさせられてデッキから落ちかけた
私の心的外傷とかって何処で請求できんの??? 妖甘様ですか??
またはスタンド板の管理人か、したらば運営に頼めばいいの?』

芦田「…………ウィゴーちゃん、流石にメタ発言よくねーと思うよ?」

『しね』  ズギュン 『……チっ 豪華客船とか面倒くせーけど
こいつ死ぬと私まで、これから飯とか面白い美術品巡り出来なくなるからな』

芦田「ウィゴーちゃん……口悪くなっちゃったね。
俺 ウィゴーちゃんが不良になって…………全然アリだな」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだ……っ゛!! 
頼むから人類の為にも口を噤めっ……喋るな!!』

まぁ、真面目な話。豪華客船って言うぐらいだからデカいし時間もかかるか。
 他にも人が乗ってるだろうし、心の優しいウィゴーちゃんなら
人助けの為にも、嫌がるでかい乗り物でも『過去改変』で直してくれると思うぜ。

芦田「俺を助ける為に(強調)!」

『いや、あんただけなら助けなかったわ(確信)』

118宍戸 獅堂『グロテスキュアリー』:2020/05/08(金) 00:50:56
>>116(『Chapter of Accidents:Scene1』 回答)

「ったく、嫌な予感は……してたんだよなぁああ〜〜〜〜っ。
 『怪物』だらけの『豪華客船』に乗っちまった時点で……『運の尽き』ってコトか」

 最悪だ。

 恨みがましく『屋上デッキ』内を見渡して、その『怪物』を一匹、引っ掴む。
 気持ち悪いが、背に腹は代えられない。


         グ       リン !


 『グロテスキュアリー』。その『擬態』を見破る。

 ここが『屋上デッキ』なら、乗客が誤って海に落ちてしまう可能性がある。
 そのために、法定備品として『ロープ付きの救命浮き輪』が必ずあるはずだ。

(参照URL:ttps://jci.go.jp/inspection/houteibihin_engan/fukan.html)

 それに『擬態』した『怪物』。
 『ロープ』部分の一方が、船の柵などにしっかりと結び付いていることを確認する。
 そして、自分自身は『怪物』の頭部……もとい、『浮き輪』部分にしがみつく。

 『怪物』は、その全身が筋肉のようなものだ。
 『ロープ』部分は、いわば同じ長さの『大蛇』に等しい。……その割には、『怪力(破B)』だが。
 頭部につかまった自分を持ち上げさせ、船の外側を経由して、より下階にゆっくり降ろさせる。

 『豪華客船』というならば、屋上以外にも『デッキ』はあるだろう。
 もしなければ、自分ごと頭部を叩きつけさせて、窓ガラスなどを割って入ればいい。
 ボートのある最下層まで、大きくショートカットできるはずだ。

能力詳細URL:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051228/152-153

119彩木ミサオ『レインボウ』:2020/05/08(金) 22:07:06
>>116(『Chapter of Accidents:Scene1』 回答)
「大丈夫。すぐにそっちに合流するよ」
「エレベーターは故障、非常階段からは離れているけど……」

「今、ボクのスタンドが船体にスプレーで『避難用のはしご』を描いている」

「“お前のスタンドは壁に落書きをするだけの能力じゃないか”って?」フフン

       『 シュ ウゥゥゥ―z_! ベタッ ペタァッ ベタァッ 』

「画材と使い方次第かな、こーゆーのはさ……!」

「コンクリや金属を接着するのに使う【工業用接着スプレー】だ。
 数平方センチの僅かな接着面だけで、数十キロの重さを支えられるぜ」

手、足、服の袖、腹――全身で粘着剤だらけの壁面に貼り付く。

       スプレー
「そして、接着剤はボクのスタンドだから解除も自在」ベリッ ペタッ
「渡れる虹(レインボウ)ってこと。お分かり?」

移動に合わせて接着液のハシゴを描く→接着面の解除(精密:A)を繰り返し、
ヤモリやクモ男のように垂直な船体をスルスルと這い降りてゆく。
これで最下層まで大幅ショートカットだ!

(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106)

120『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/09(土) 13:14:23
>>117(芦田)

  ズズズズズ
           ズズズズズ
                    ズズズズズッ

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』の能力は、
物体から『フィルム』を抜き出し、
そこに記された『記録』を読み取る。
だが、小型船ならまだしも、『豪華客船』というのは、
ほぼ『建物』と同じだ。
当然『フィルムの抜き取り』には、相応に長い時間を要する。
もう少し遅かったら間に合わなかったかもしれない。
しかし、どうにかギリギリで『出来上がった』ようだ。

      ――――ズギュンッ

引き出された『フィルム』から、『破壊の瞬間』を切り取る事で、
『過去』を『改変』する。
それによって、船の破壊は『なかった事』になった。
本来ならば『不可能※』な行動であったが、
未曾有の危機的状況が、それを『可能』にしたようだ。

  ザァァァァァ
          ァァァァァ
                 ァァァァァ
                        …………

事態を解決した芦田達は、何事もなかったかのように、
元の平和な船旅に戻る。
多くの乗客や乗務員の命を救った彼らだが、
その存在を誰も知る事はない。
『何か忘れている』ような気もするが――――。

◆成功条件:船が沈没するまでにボートへ辿り着く。
◆失敗条件:ボートに乗れない。

          ⇒『条件未達成』


1:『フィルム』に出来るものの大きさの限界を教えてくれ

フィルムを引き出せる物の話だよな?
あくまでフィルムを対象から引き出す能力だから大きさの限界とかはない。
……あぁ、ただ『建物』とかは建てるの自体に時間がかかるしフィルムも長くなるから、多分
そいつ自身が嫌がると思うぜ。

3:【フィルム】の対象として、ウィゴーちゃんが建物自体は
拒否しても、建物の1部屋だけを限定として【フィルム】にするのは可能?

それも拒否されるから現状不可能。
やったとしてもお目当てのシーンが見つかるとは限らない。

121『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/09(土) 13:14:58
>>118(宍戸 獅堂)

『浮き輪の付いた丈夫なロープ』――
当然、それは常備されていた。
視界に収める事で『正体』を暴き、
『本来の姿』である『怪物』に変える。
一端をデッキに固く結び付け、それを『命綱』として、
下に降りていく。

  グ ニ ャ

                      グ ニ ャ ッ

          グ ニ ャ ァ ッ

宍戸の読み通り、『力』に関しては何の問題もない。
問題があるとすれば、一時とはいえ、
『怪物』に身を預けなければならない事か。
気色悪くのたうつ『怪物』にしがみついているのは、
あまりいい気分とは言えない。
だが、『命』には代えられない。
このまま『下の階』へ――――。

     ズルルルルルゥゥゥゥゥ――――――ッ!

問題は『もう一つ』あった。
『怪物』の精度は『極端に低い』。
したがって、『繊細さ』を要する命令を実行するのは、
いささか難しかったようだ。
思いの他『勢い良く』降ろされてしまい、
少々肝を冷やす事になってしまった。
しかし、この後の行動に支障はない。

            ――――ダンッ

大幅な『ショートカット』に成功し、そのまま『目的地』へ向かう。
行く先で、乗務員が避難誘導を行っているのが見えた。
程なくして『ボート』に乗船した宍戸は、
ようやく一息つく事が出来たのだった。

          ⇒『CLEAR!』

>>119(彩木ミサオ)

      プシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

『スプレー』というジャンルは存外に幅広く、
何も『着色』に限った話ではない。
工業用の『接着スプレー』も、その一つと言える。
船体に塗布された『それ』は、まさしく『虹の梯子』だ。

  ベタッ
     ベリッ
           ベタッ
              ベリッ
                    ベタッ
                       ベリッ

『レインボウ』の神業的な精密性を活かし、
『梯子』を伝って下層に向かう。
ちょっとした『フリークライミング』だ。
本来は掴む場所のない垂直な壁だが、
『接着面』が体重を支えてくれる。

                     ――――――タンッ

こうして彩木は、無事に『最下層』まで到達する事が出来た。
時間にも、まだ余裕がある。
乗務員の誘導に従い、『路上のアーティスト』は、
慌てる事なく『ボート』に乗り込んだ。

          ⇒『CLEAR!』

122『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/09(土) 13:43:42
◆問題名:『Chapter of Accidents:Scene2』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

気付いた時、貴方は『無人島』にいた。
乗っていた『ボート』が嵐で難破してしまい、
見知らぬ浜辺に打ち上げられていたのだ。
辺りを見渡すと、バックパックが落ちていた。
ボートに積んであった『非常用持ち出し袋』のようだ。
中には水と食料・携帯ラジオ・懐中電灯などが入っている。

  ザザァァァァァ……
                   ザザァァァァァ……

ここは『絶海の孤島』らしく、
この島以外の陸地は全く見えない。
少なくとも、しばらくの間は、
救助が来ない事を覚悟した方がいいだろう。
『島』の中央は森のようになっており、
もしかすると水源や食料が見つかるかもしれない。
ひとまず、ここを調べてみる必要がありそうだ。
バックパックを背負い、貴方は『島』の探索を開始した。

        ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ

しばらく歩くと、『洞窟』が見つかった。
この場所なら雨風を凌ぐ事も出来るだろう。
懐中電灯を手にして、『洞窟』の奥へ進んでいく。

                    ――――――ズルゥッ

『最深部』に到達した時、明かりの中に動くものが見えた。
それは、毒々しい色彩の『蛇』だった。
記憶が間違っていなければ『毒蛇』だった筈だ。
体内に『猛毒』を持ち、一度でも咬まれると、
大型の動物でも死に至らしめる。
それも一匹だけではなかった。
よく見ると、あちこちに潜んでいるらしい。
これだけ沢山いて、今まで襲われなかったのが不思議だ。

            ズルッ…………
                        ズルッ…………
       ズルッ…………
                    ズルッ…………
  ズルッ…………
               ズルッ…………

今の所、『毒蛇』が襲ってくる様子はないが、
何かの拍子に彼らの『気が変わる』可能性もある。
そうなる前に、この『巣窟』から脱出しなければならない。
悪戯に彼らを刺激する事は非常に危険だろう。
だが、手を出さなかったからといって、
向こうから襲ってこないという保障はない。
何とか『安全』に切り抜けられる手段はないものだろうか?

◆所持アイテム:『非常用持ち出し袋』に入っていても、
           不自然ではない品物。
◆成功条件:『毒蛇の洞窟』から出来るだけ安全に脱出する
        (100%安全でなくても良い)。
◆失敗条件:脱出できない・手段の安全性が低い。
◆備考:洞窟の地面・壁・天井に『多数の毒蛇』が存在する。
     具体的な『総数』は不明。

123逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/10(日) 01:58:51
>>116
「おっと、この状況は好みだ。『末路』は美しさが足りないから嫌いだけどね」

軽く右足の靴を蹴って『ガンジャ・バーン』を発現しながらエレベーターを目指す。
『1分後』に増えた花を摘み取り摂食。
肉体を『柔らかな鱗』が覆ってスタミナが上がり身のこなしが軽やかになる

「よくこんなものを『草食恐竜』は食べたね。虚無感しかない味だ」

『2分後』に増えた花を摘み取り二回目の摂食を行う。
閉ざされたエレベーターの扉を怪力で抉じ開ける(パス精:BCC)
『柔らかい鱗』が『硬い鱗』に変質したのを確認してワイヤーロープに飛び乗る。

「せーのっ…GRYYYYYYYYYYYYYYYYY――――――――ッ!!!!!」

この恐ろしく『硬い鱗』を滑り止めに使いつつ、それなりの速度で最下層を目指す。
身近に存在する物では欠けもしなかった硬さ(パA三回以上で破壊)なら摩擦で肉を傷つけることはないだろう。
途中で止まったエレベーターが有ったら減速して着地。
天井上の脱出口を抉じ開けて中の人々に『ガンジャ・バーン』を差し出す。

「花を食べたら『怪力』を得られる。で、扉を開けてね」

志願者が居れば花を与えて扉を抉じ開けさせる。
そして、自分は続けて最下層を目指す。

「ワイヤーロープってグリス臭いんだ…」

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

124逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/10(日) 02:01:36
>>122
「君は無人島初の朝ご飯だ」

どう考えても危険な無人島探索に用意無しで挑むのは『超能力者』として失格。
探索前に起点となる『ガンジャ・バーン』を漂着地点で発現し、充分に待ってから花を二本摂食しておいた。
今の私は『硬い鱗』に覆われた肉体と優れた体力、『嗅覚』と軽やかな動作を獲得している。

「実は『嗅覚』で居場所を知ってたんだ。明かりも無しに来れたのはおかしいよね? ふふっ…」

「とても美味しそう。明日も来るからね。逃げても追跡するから無駄だよ」

「卵もよろしくね?」

平べったい石2つを拾って『ガンジャ・バーン』の花を擦り、花の油分を滴らせ落ち葉に染み込ませた後は、石2つをぶつけた時に生じる火花で着火。
蛇を炙って食べ終えたら漂着地点に戻ろう。

「『ガンジャ・バーン』が根絶されなきゃ肉体は戻らないし、砂浜を花畑にして船の注意でも引くかな」

「その前に無人島の生物を『支配』しなきゃね」

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

125彩木ミサオ『レインボウ』:2020/05/10(日) 08:05:28
>>122(回答 『Chapter of Accidents:Scene2』)
「――ハッ!」ババッ
「ううっ(天井にも……!)」サッ

以前、アートの図案にしようと図鑑で調べたから知っている。
この派手な体色は、猛毒の種類の〇〇スネーク!
治療手段の無い無人島でかまれた場合、致死率100%!

「図鑑を読んでて良かった……お陰で対処法も分かる」
「ヘビはとてもニオイに敏感な生き物だから――――」シュウウゥゥ

万能スプレーのスタンド『レインボウ』で、農家が使う【毒蛇除けスプレー】を出して、
ヘビのニガテなニオイを辺りに散布し安全地帯を作る。
(“殺蛇用スプレー”ではない所がポイント……強い毒スプレーだと、逆に刺激して反撃を受けてしまうから)

「これでヘビはボクの周りに近づこうとしない」

合わせて、2本目の『スプレー』を発現して発射。

            『 プジュルルル…… ボヤアアァ〜  』

          (ttps://www.lumica.co.jp/2018/12/18/8131/)

「停電時や夜間のヘリ誘導に使う【発光スプレー】!」

ライブの応援に使う『サイリウムライト』と同じくらい明るく光る化学ジェルを出すスプレーだ。
5〜6m先まで噴出できる発光ジェルで、床や壁に光源を作ってゆく。

「この辺りの壁にヘビの姿は……なし!」

2種のスプレーで安全な道を描きながら、出口を目指す。

(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106)

126リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2020/05/10(日) 22:09:10
>>122(回答 『Chapter of Accidents:Scene2』)

(能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/299)

「そう言えば、アタランテ。私達はどうやって豪華客船のデッキから
ボートへ辿り着いたのだっけ? 」

「漁網をロープにして下るにしても、私はターザンじゃないから
危ないしね……っと、どぅどぅ君達。
 私達は君達と争う気はないんだ 安心してくれ」

ズギュン

発現するのは『箱罠』と『漁網』だ。イノシシが入る程のサイズに
私自身が入る、その前に漁網を箱にかけて毒蛇達が侵入する隙間は
限りなく減らす。

 ズリ ズリ

「恰好はつかないが、別にこの島にはアタランテ
私達しか居ないしね。蛇達が喋れるなら、今頃穴に入りたい心境だったろうけど。
まぁ、穴でなくて絶賛 箱に入ってるんだけどね 私達」

あとは、そのままゆっくり箱を引きずりつつ出口まで移動するだけ。
蛇達も興奮して襲い掛かろうとするが、箱とソレを覆う網が防壁となる。
日の当たる場所まで出たら、巣から出てまで私を攻撃する気は蛇達も
無くなるだろう。何物も傷つけず、これが一番良い方法だ。

「……しかし、これからどうやって過ごそうかなぁ」

食料に関しては、私の能力ならば全く持って不安は無い。
 
ただ山篭りは慣れてるものの、こういった状況は初めてだ。
……早く町に戻り、彼にも会いたいものだな。

127『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/11(月) 21:14:23
>>123(逢瀬 泰葉)

二本の『花』を接触した事で、
逢瀬の肉体は『大きな変貌』を遂げる。
手に入れたのは超人的な『怪力』と『持久力』、
そして弾丸さえも通さない『鋼の鱗』だ。
『半恐竜化』した逢瀬が、エレベーターの扉に手を掛ける。

     ギギギギギ…………
                     ガコンッ!

『鱗』に覆われた両手で力を込めると、
扉は容易く口を開けた。
目の前には、『ワイヤーロープ』が存在している。
それを両手で掴み、逢瀬は躊躇する事なく身を躍らせた。

  ザリザリザリザリザリィィィィィィィィィィ――――――ッ!!

滑り降りる勢いで、『ワイヤーロープ』が『鱗』と擦れ合い、
激しく火花を散らす。
まともな人間には困難な芸当だが、
『恐竜人』と化した逢瀬には十分に可能だ。
途中でエレベーターを発見し、内部を確かめるが、
生憎『無人』だった。
誰もいなかったのは幸いだ。
『人命』という点は勿論、『パニック』という点でも。
今の逢瀬は『怪物じみた外見』になっている。
この異常事態の最中に現れたら、
『火に油を注ぐ結果』になっていてもおかしくない。
『花』を差し出したとしても、
素直に受け取ってもらえるかどうかは疑問だ。
まず『警戒』されるのが自然だし、
それを『食べる』事は更に考えにくい。

           ――――――ズザァッ

まもなく、逢瀬は無事に『最下層』に到達する。
自らの『能力』を活用し、
『ワイヤーロープ』という環境も利用した。
機転に富んだ『見事な脱出』と呼べるだろう。
前方に視線を向けると、
速やかに避難が行われているのが見えた。
人目につく前に、『元の姿』に戻っておいた方が良さそうだ。

          ⇒『CLEAR!!』

128『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/11(月) 21:16:07
>>124(逢瀬 泰葉)

    ズ ン ッ
                ズ ン ッ

『豪華客船沈没』の危機を乗り越え、
堂々たる足取りで洞窟に踏み込んだ逢瀬の周りを、
『毒蛇』の群れが取り囲む。
しかし、逢瀬に抜かりはなかった。
既に『変化』を終えていた肉体は、
『人間を超えた力』を発揮する。
優れた『嗅覚』は蛇の匂いを探知し、
強靭な『鱗』は蛇の牙を通さない。
まさしく万全の体勢だ。
とはいえ、『明かり』はあった方が便利だろう。
『超人的な肉体』を獲得しているといっても、
『ガンジャ・バーン』は『夜目』が利く訳ではないのだから。

                    ゾワ……
            ゾワ……
    ゾワ……

『得体の知れない雰囲気』に恐れをなしたのか、
蛇達は大人しくしている。
一匹が果敢に噛み付いたものの、
今の逢瀬には全く通用しない。
強力な腕力で掴み取られた蛇は、
逃れようとして必死でもがいている。
それを意に介さず、逢瀬は着々と『準備』を進めていく。
『ガンジャ・バーン』の『油分』を活用して火を起こし、
蛇を炙り始める。

         ジュワァァァァァ…………

ほど良く焼き上がった蛇を食べようとした時、
不意に『疑問』が浮かんだ。
『ガンジャ・バーン』は、
逢瀬の『筋力』と『皮膚』を変化させている。
裏を返せば、『それ以外』は『元のまま』だ。
加熱によって『猛毒』が消えているという確証もない。
もし体内に入れば、その『毒』は内側から逢瀬を蝕み、
『命』さえも脅かす危険がある。
『恐竜は毒で滅んだ』――
その『仮説』を再現するのが『ガンジャ・バーン』の能力。
あるいは、この無人の島で、
『仮説』が『事実』に変わるかもしれない…………。

          ⇒『CLEAR!』

・花2本分の毒の摂取で、全身が『硬いウロコ』に覆われる。

 牙や尻尾が生えたりはしない。
 あくまで、元の生物の形状のまま筋力と皮膚が変化したものである。

(以上の点から、変化するのは筋力と皮膚のみであり、
 体内は人間の状態の時と変わらないと解釈する)

129『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/11(月) 21:23:05
>>125(彩木ミサオ)

                    シュル……

           シュルルル…………

  シュルルルルル………………

沈没寸前の『豪華客船』から脱出した彩木を、
更なる受難が待ち受ける。
足を踏み入れた先は、『猛毒蛇』の巣窟だった。
『致死率100%』――もし噛まれてしまえば命はないだろう。
だが、彩木は慌てない。
その手の中には、既に『解決策』が用意されているからだ。

  プッシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

極めて冷静に『蛇除けスプレー』を散布。
その匂いを嫌がった蛇達が、徐々に遠ざかっていく。
狙い通り、『安全地帯』を作り出す事に成功した。
『刺激しすぎない』点も功を奏している。
彩木の『策』は、それだけではない。

           プジュルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

もう片方の手に『発光スプレー』を発現し、
洞窟内に『光源』を設置する。
それによって、『安全確認』は容易になった。
『レインボウ』が描き出す『虹の道』を通り、
彩木は出口に向かう。

        ザッ ザッ ザッ
                  …………ザッ
 
やがて洞窟を抜けた彩木を、眩しい太陽の光が出迎えた。
状況に合わせて適切な『スプレー』を選択しただけではなく、
二つの異なる『スプレー』を併用する事で、
無事に危機を乗り切ったのだ。
それは『スタンド使いとしての才能』か、
または『アーティストとしての才覚』か――――。

          ⇒『CLEAR!!』

>>126(リカオン)

『豪華客船』を出て『ボート』に乗り込んだのも束の間、
リカオンは新たな危険に見舞われてしまった。
この危機を脱する手段は、
『アタランテ・オーバーチュア』の『能力』だ。
『彼女』は、あらゆる『狩猟道具』の発現を可能とする。

       ズギュンッ
                ズギュンッ

その力を駆使して、『箱罠』と『漁網』を発現。
本来ならば『獲物』を捕らえるために用いられるものだが、
今回ばかりは使い方が違う。
自ら『罠』の中に入ると同時に、更に『網』を被せて、
可能な限り隙間も埋めておく。
客観的に見ると、まるで捕らえられているようにも映る。
リカオンの持つ『背景』からすると、
やや『皮肉』な趣は感じられるものの、
『目的』を考えれば問題はない。

  ズリ ズリ ズリ…………
                   ズリ ズリ ズリ…………

地面を這い進む音と、その物珍しい姿に、
蛇達の注目が集まる。
何匹かは『箱罠』に近付いてきたが、
『網』のお陰で侵入される事はなかった。
そうしている内に、彼らも諦めたようだ。
リカオン自身も、そして蛇も傷付く事はない。
悪戯に命を奪うことを良しとしない『気高い信念』が、
実を結んだと言える。

        ――――ザザッ

『移動手段』の都合上、多少の時間は掛かったが、
リカオンは無事に『毒蛇の洞窟』からの脱出に成功した。
これから考えなければならない事は多い。
慣れ親しんだ町や思い人の事も、その一部だ。
それらのためにも、
まずは『生存』のために行動するのが第一だろう。
とりあえず、食べられる『野草』でも探すべきだろうか。

          ⇒『CLEAR!』

130『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/11(月) 21:54:27
◆問題名:『Chapter of Accidents:Scene3』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

  ザザァァァァァ……
                   ザザァァァァァ……

『無人島』に漂着してから『一ヶ月』が経過した。
幸い、水源と食料の確保には成功しており、
生存する事に支障はない。
今や『島』での生活にも慣れ、
大きな不自由を感じる事は少なくなっている。
だが、肝心の『救助』は一向に来る気配がなく、
手持ちの携帯ラジオからは、
『捜索の打ち切り』を報じるニュースが流れてきた。
このままだと、ここに骨を埋める事になるかもしれない。

              バババババババババ………………

諦めかけていた時、
不意に『ローター』の回転音が聞こえてきた。
その方向に目を向けると、
遠方に『ヘリコプター』が飛んでいるのが見える。
しかし、『島』には近付いてこない。
助けに来た訳ではなく、
偶然この付近を通りがかった地元の民間機のようだ。
おそらくは、ここに人がいる事など、
想像すらしていないに違いない。

  バババババババババ………………

『ヘリ』に救助を求めれば、『島』から脱出する事が出来る。
そのためには、
パイロットに自分の存在を知らせなければならない。
時間は限られている。
今は見えているが、
あと『一分』足らずで視界の外に飛び去ってしまうだろう。
このチャンスを逃せば、
本格的に『永住』の道を考える事になる――――。

◆所持アイテム:『無人島』で手に入るもの・
           それらを使って作れるもの。
◆成功条件:『ヘリ』に自分の存在を気付かせて、
         救助を求める。
◆失敗条件:救助されない。
◆備考:『ヘリ』は『島』の『3km先』を飛んでいる。

131リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2020/05/11(月) 22:20:35
>>130(回答『Chapter of Accidents:Scene3』)

(能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/299)

> バババババババババ………………

「ふーっ! やっと天の配剤がやってきたよ アタランテ」

 さて、僕達の助けを届かせよう。


 ズガァ――――zノッン!!

 ズガァ――――zノッン!!

三キロメートル先となると、無風の状態でもライフルの銃声では
ヘリの旋回音も相まって操縦者には聞こえないだろう。

「だが、今は『夜』だ」

発砲する弾丸は『信号弾』 それをライフル銃でアタランテと共に発射。
ライフル銃の込められる制限は一丁につき六発。発現出来る猟銃は私と
アタランテで一つずつだが、十二発もの光源が夜空へと打ち上れば
流石にヘリの操縦者も気づいてくれるだろう。

「街へ戻ったら、久しぶりに温かいご飯に麺類が食べたいね」

132彩木ミサオ『レインボウ』:2020/05/12(火) 00:39:11
>>130(回答『Chapter of Accidents:Scene3』)
「へ、ヘリとの距離が遠すぎる……」
「うわあぁ、【発光スプレー】目印程度じゃ見つけてもらえない〜ッ!」

「そうだ……火だ!大きな火と煙を起こせば気づいてもらえるはず」

     『 ガシッ ガシンッ グシャッ! プシュゥゥゥ…… 』

バーベキューの火おこしに使う【着火剤スプレー】を3本ばかし発現。
その辺の石で缶を叩き潰して、内容物を漏出させる。
スプレー缶をその場に積み上げると、導火線状に燃料の線を引いて距離を取って……

「素早く火を付ける【バーナースプレー】!」

これは、ガスボンベにバーナーノズルが付いた炙り料理に使うスプレーだ。
ノズルを操作して着火……燃料に引火させる。

「着火したッ、いけぇーッ!」 シュボォォ―z_!

                 『BOM!BOM!BOOOOM!!』
                                                    ・ ・
導火線のように撒かれた燃料の上を炎が走り、離れたところに積まれたスプレー缶が3回、立て続けに爆発炎上!

「“三”角形の焚火!“三”度繰り返し吹く笛の音!“3(スリー)”!」
「“3回”繰り返す信号は世界共通の救難信号だ……即興だけどなんとか届いたかな」

巨大な火柱と破裂音、濛々と上がる煙によってヘリの注意を引き付ける。
サバイバルのクライマックスを飾る派手な絵になった。

(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106)

133逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/12(火) 01:29:15
>>130
無人島に1人の外来種が漂着して『1ヶ月』。
『ガンジャ・バーン』の花を摂食した野性動物や昆虫を観察、あるいは世話をしながら過ごしていた。

「G……………………GGGAAAA…………………GRGRGRGRRRRRR………………AAAA…………GAA……」

だが、どれだけ『硬い鱗』を纏い無人島を支配しようが孤独だけには勝てなかった。
そんな時にやって来た最後の希望。
即座に立ち上がり事前に準備しておいたプランを実行に移す。

「この『破滅的』な状況の打破こそがッ! 私の人生を、さらなる高みに導く…!」

このような機会に備えて支配した野性動物の突進と自分の拳で木を折り、浜辺に積み重ねて巨大なSOSの文字を作り上げておいた。
さらに『ガンジャ・バーン』の花を絞ってペットボトルに溜めた油を木々に浴びせる。

「GRGRGRYYYYYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAA――――!!!!!!」

初日と同じく石と石のぶつかる時に生じる火花で着火。
集めた木々と花を燃やして巨大なSOS火文字を作り上げる。
そして、ヘリコプターが来るまでに起点となる花を動かしつつ、森林に燃え移らないよう『ガンジャ・バーン』の花畑を焼き尽くす。
必要なら海を泳いでも構わない。

「流石に気づくだろうけど『根絶』までは時間が必要かも」

海水に沈んだ花が『密封状態』による生殖不能となれば、枯れて解除されるかもしれない。
念のためにフードを被って正体を隠しておこう。

「ばいばい…!」

もしも、助かったら無人島の野性動物たちに手を振りながら脱出。
なんだかんだで自殺に至らなかったのは野性動物たちが居てくれたからだ。
あっちには迷惑だったと思うが…

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

134逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/12(火) 07:34:16
>>130
誤→さらに『ガンジャ・バーン』の花を絞ってペットボトルに溜めた油を木々に浴びせる。
正→さらに『ガンジャ・バーン』の花を絞ってペットボトルに溜めておいた油を木々に浴びせる。

135『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/12(火) 21:41:04
>>131(リカオン)

『狩猟道具』とは、
主として鳥獣を獲る目的で使われる道具を指す。
だが、リカオンは知っている。
『アタランテ』のもたらす道具の使い道が、
それだけではない事を。

  ズガァァァァァァァァァァ――――――ンッ!!

        ズガァァァァァァァァァァ――――――ンッ!!

号砲が轟き、星々の煌く夜空に一際眩い『星』が輝いた。
二丁の『猟銃』から撃ち出された『照明弾』が、
煌々たる光を放っている。
それに気付いたパイロットが、機体を『島』の方向に向けた。

   ――――――バババババババババババババッ

リカオンを乗せたヘリコプターが、再び空に舞い上がる。
高度を増すにつれて、眼下に見える『無人島』が、
少しずつ小さくなっていく。
一ヶ月のサバイバル生活を終えたリカオンは、
久方ぶりに『文明の世界』へ戻っていった。

          ⇒『CLEAR!』

>>132(彩木ミサオ)

『島』に来た当初、彩木は『発光スプレー』を使って、
『毒蛇の洞窟』から脱出した。
しかし、今度ばかりは距離が遠すぎる。
これだけ離れていては、
『発光スプレー』で見つけてもらうのは不可能だ。
脱出のチャンスは今しかない。
素早く判断を切り替え、迷う事なく行動に移る。

     ガシッ! ガシッ! ガシッ!
     ガシッ! ガシッ! ガシッ!
     ガシッ! ガシッ! ガシッ!
     ガシッ! ガシッ! ガシッ!
     ガシッ! ガシッ! ガシッ!

『レインボウ』の優れたスピードと精密性を活かし、
『工業機械』さながらの無駄のないスムーズな動きで、
『着火剤スプレー』に穴を穿つ。
程なくして、内部に充填されていた『着火剤』が、
缶の表面から流れ出てきた。
それを利用して地面に『導火線』を引き、
『到達点』となる位置に三つの缶を設置する。

  シュボッ
       ボボボボボボボボボボォォォォォォォォォォッ

『バーナースプレー』から噴き出た火が、
一瞬で『導火線』に燃え移る。
火が向かう先には、中身の漏れ出た『着火剤スプレー』。
次の瞬間――彩木の目論見は達せられた。

  ドッガァァァァァッ!!

         ドッガァァァァァッ!!

              ドッガァァァァァ――――ンッ!!

激しい爆発音が響き渡り、炎と煙が噴き上がる。
その爆発が、このトラブルの発端となった、
『豪華客船沈没』を想起させた。
嫌な事を思い出してしまったが、『狼煙』としては十分だ。

   ババババババババババババババババッ

進路を変えたヘリコプターが、『無人島』の浜辺に着陸する。
現地人らしきパイロットに促され、彩木はヘリに乗り込んだ。
こうして『路上のアーティスト』は、
『キャンバス』である『星見町』へ舞い戻るのだった。

          ⇒『CLEAR!』
          ⇒『ALL CLEAR!!』

136『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/12(火) 21:43:41
>>133(逢瀬 泰葉)

長い『一ヶ月』だった。
この『島』の頂点に立つ逢瀬は、
もはや『無人島の主』と呼べる存在だ。
しかし、『鋼の鱗』に覆われた体の奥底には、
『人間の心』が宿っている。
いつか帰還のチャンスが巡ってくる事を信じ、
逢瀬は待ち続けた。
そして、遂に『機会』が訪れる。

  ゴ オ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ ! !

この時のために準備しておいた『火文字』が、
逢瀬の絶叫に劣らぬ勢いで燃え上がった。
不要となった『ガンジャ・バーン』の『花畑』も焼き尽くし、
跡形もなく処分する。
一手で二つ分――『一挙両得』だ。

    バババババババババババババ………………

炎に気付いたヘリコプターが、『島』に近付いてくる。
事前に『花畑』を始末しておいたため、
パイロットに『未知の生物』と勘違いされてしまう心配もない。
ヘリが離陸し、徐々に『無人島』が遠ざかる――――。

                    「………………」

           「………………」

  「………………」

既に『ガンジャ・バーン』は『根絶』され、
動物達は『支配』から解き放たれた。
だが、彼らは浜辺から立ち去る事なく、
まるで別れを惜しむかのように、
飛び立つ逢瀬を見守り続けている。
その動物達に手を振りながら、
逢瀬は一路『星見町』を目指すのだった。

          ⇒『CLEAR!』
          ⇒『ALL CLEAR!!』

137『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/13(水) 20:01:47
◆問題名:『オープン・セサミ!』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

  ブロロロォォォォォ…………

ツツジの花が咲き誇る長閑な田舎道を、
一台の自動車が走り去る。
その奥に、何の変哲もない『一軒家』が立っていた。
たった今『家主』は出掛けたため、今は誰もいない。
この家には大きな『秘密』が隠されていた。
事前に入手した合鍵を使って玄関に入り、
『地下室』に続く階段を降りていくと、正面に『扉』が見えてくる。

           コンッ コンッ

分厚い『扉』は樫製で、かなり頑丈に作られているようだ。
厳重に施錠されており、手元に『鍵』はない。
しかし、この家の何処かにあるという事は分かっている。
ただ、闇雲に探し回っても見つける事は難しいだろう。
ある程度『効率的な手段』を用意する必要がある。

       シィィィィィ――――…………ン

静まり返った家の中で、
『家主』が帰ってくる前に『地下室』へ侵入し、
密かに『秘密』を探り出す。
それが果たすべき『目的』だ。
どうにかして『扉』を開けるか、それとも『鍵』を探し出すか、
あるいは『強引な手』を使うか。
『方法』は自由だが、『条件』が二つある。
出来るだけ『手早く』する事と、可能な限り『証拠』を残さない事。

◆所持アイテム:一般家庭で手に入る品物(現地調達)。
◆成功条件:『地下室の扉』を開ける。
        早ければ早いほど、また痕跡が少ないほど良い。
◆失敗条件:『扉』を開けられない。
◆備考:家は『二階建て』。広さは『標準』。
     『鍵の隠し場所』は自由。
     ただし、『どうやって見つけたか』を明記する事。

138俵藤 道標『ボディ・アンド・ソウル』:2020/05/14(木) 00:37:41
>>137(『オープン・セサミ!』回答)

 「『樫の木のドア』…に、『錠前』…ヴィンテージだなぁ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
物体の燃料や動力を代替し、操作する『心臓』のビジョン。

『ボディ・アンド・ソウル』
破壊力:D スピード:C  射程距離:C(15m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C

能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/87
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「家主サマが防犯に敏感なお方で助かった…」
「…しかし家の中に『財布』を置いて外出ッて…どういう用事なんだろう?」
 
家主の『財布』の中に発見したのは、カード型の『スマートタグ』。わずか1.28㎜の薄さながら、電気で動く立派な防犯グッズ。
貴重品の中に仕込んでおけば、そいつが何処にあるか、そして何処で無くなったかをトラッキングしてくれる。
だいたい5000円ぐらいで財布を守ってくれる番人だ。しかもUSBで再充電可能。えらい。
こいつに『ボディ・アンド・ソウル』を憑依させ…


 「…『ドア』って奴は必ず、どこかに『隙間』があるモノなんだ」
 「…でないと、地面に擦っちまうし、そもそも空気圧で開かなくなっちゃうハズだから…」

床とドアの『隙間』に『スマートタグ』を滑り込ませて、『ボディ・アンド・ソウル』を内部で発現。
…『鍵穴』のちょうど裏側に、『サムターン』があるはずだ。そこに『スタンド燃料』を噴射して(パ精DC)、内部から開錠。
一回では無理だろうけど、回数を重ねれば必ず開くはずだ。

(無いとは思うが、『錠前』が電気式…例えば指紋認証とか…の、素敵なドアに似合わない小癪なロックが掛かっている場合は、
 機構そのものに『ボディ・アンド・ソウル』を憑依させ、操作して開けちゃう。立派な最先端セキュリティーが仇になったな。)


あとは地下室侵入して…『秘密』GETして…上記作業の逆回しで鍵掛け直して…『一軒家』を出て…玄関の鍵掛けて…

 「…最後に」

「この『玄関の合鍵』がどうやって作られたものか知らないケド…」
「『合鍵』を作る作業は、錠前に『傷』を…『痕跡』を遺してしまう事が有るらしい」

  「『侵入者』の『痕跡』は極力消してった方が良いよなァ…」


………………近くの電柱の影から、あんぱん片手に『一軒家』を監視し………………………………


「…おッ帰ってきた帰ってきた」「…古っちいクルマ転がしてやがんな…」
「よっしゃ行ってこい『ボディ・アンド・ソウル』、あのイケ好かねーヴィンテージカーを芸術品にしてこいッ」

『家主』の乗った『自動車』が家の前で止まった瞬間、『ボディ・アンド・ソウル』を『自動車』に憑依させ…
自動車を全速力で『玄関』に衝突させ、『玄関』ごと『合鍵の痕跡』をぶっ壊す。
家主をケガさせることで『侵入者』の発覚も遅らせられて一石二鳥。

…『自動車事故』というでっかい痕跡については…

「『マヌケなドライバー』が『勝手』に玄関をぶっ壊しただけだ」
「俺には関係ないね」

139『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/14(木) 20:40:13
>>138(俵藤 道標)

車で出掛けたからといって、何も金を使う用事とは限らない。
例えば、何かを運ぶためという事も有り得る。
『家主』の行き先は定かではないが、
それは俵藤の行動とは無関係だ。

  ゴソ

『スマートタグ』――あらかじめ貴重品に取り付けておけば、
紛失時に位置を知らせてくれる小さな『機械』。
それをドアの隙間に忍ばせ、
内部に『ボディ・アンド・ソウル』を発現する。
『スマートタグ』の燃料である『電気エネルギー』を放出し、
内側の『サムターン』を回しに掛かる。

     バチチチィィィィィ――――――ッ!!

         バチチチィィィィィ――――――ッ!!

『サムターン』の位置は外からでも分かる。
しかし、それでも少しばかり手間の掛かる仕事だった。
パワーの問題もあるが、『場所の感知』は可能とはいえ、
『視聴覚』のない『ボディ・アンド・ソウル』では、
どうしても狙いの精度が落ちる事は避けられない。

                     ――――カチリ

何度か繰り返す内に、小気味良い音と共に『開錠』が成された。
それほど長い『時間』を掛けず、侵入の『痕跡』も残さない。
文句なく『スマート』な解決方法と呼べるだろう。

      ブロロロォォォォォ………………
                        キキィッ

そして、俵藤は更なる『詰め』を行う。
『ボディ・アンド・ソウル』を『家主の車』に憑依。
そのまま『玄関』に向かって、猛スピードで『突撃』を敢行させる。

                ガァァァァァ――――――ッ!!

  ド グ ッ

        シ ャ ァ ァ ァ ァ ァ
 
                   ァ ァ ァ ァ ァ ン ッ ! !

俵藤の目論見通り、
『合鍵の痕跡』は『木っ端微塵』に砕け散った。
だが、これは少々『オーバーキル』だ。
今まで気付かれなかったという事は、
『合鍵の痕跡』は無視されていたと考えられる。
おそらく、そのままにしておいたとしても、
大きな問題は起こらなかったであろう。
むしろ、この『自動車事故』によって、
『別の痕跡』が残る事になる。
当の『家主』は『車に何かされた』と感付くだろう。
もし『スタンド使い』であれば、
それが『スタンド攻撃』だと気付く可能性も高い。
手を出さずに立ち去っていれば、
『家主』に『自分が狙われている事』も悟らせなかった。
その点が、やや『惜しい』と言える。

          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『時間を掛けずに扉を開けた』⇒『ピッキング名人』
『証拠を残さずに扉を開けた』⇒『プロの犯行』

140逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/05/15(金) 05:46:57
>>137
家主が外出したのを確認したら事前に用意した『合鍵』を手に玄関へと向かう。
とある事情で『手早く』『痕跡を残さず』『気づかれない』まま秘密を知る必要がある。

「君は田舎の鼠と都会の鼠。どっちを選ぶ?」

堂々と玄関から不法侵入した自分は一匹のクマネズミに問いかける。
このクマネズミは私が送り込んだスパイだ。
登攀力に優れ、髭と体毛によって振動を鋭く感知し、優れた聴覚は2万Hz以上の周波数を聞き取り、犬の数倍は優れた嗅覚を持つ。
まさにスパイにうってつけの生物だ。
私はクマネズミ二匹に『ガンジャ・バーン』を摂食させた。
一匹は私の手元に。もう一匹はスパイとして。

「うーん、取り敢えずは地下室の鍵まで案内して。『一分以内』に済ませたい」

鼠同士の会話は超音波で行われているそうだ。
つまり、私は手元の鼠を通して潜入中の鼠と情報交換ができる。
家主の行動サイクルから地下室を除く全ての部屋を調査してくれた。

「臭いはしない。トイレは外で済まさせたし、食料は私が外に置いて食べさせた」

「流石は縄文時代から人類と駆け引きをしてるだけはあるね。ゴキブリより厄介」

そして、秘密の地下室の施錠音と家主が鍵を隠しに向かう先を鼠の聴覚、嗅覚、振動感知で探らさせてある。
施錠音がしてから向かう先のどれかが『正解』だろう。
クマネズミに案内をさせて地下室の鍵を入手しよう。

「分厚い扉だ。二段階目の怪力を駆使したら痕跡が絶対に残るね」

と、言いつつも探し当てた鍵で『地下室』に入る。
『秘密』とやらをスマホで撮影するなどしたら鍵を戻して撤収。
帰宅した家主の様子を観察した後は…

「あのまま家に棲む? それとも私と一緒に来る?」

「人間の祖先である猿は木の上という安全地帯から好奇心に従って降りたから進化したらしいよ」

「幸せは人それぞれ。だけど、『対応者』に未来は無い」

遠くに安置してある『ガンジャ・バーン』の基点となる花を始末に向かう。
鼠たちが追いかけてくるかは自由だ。

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/128-129

141樋口兎丸『チェーンソー・ロマンス』:2020/05/15(金) 11:26:58
>>137

「これ、マスターキー」

合鍵の先端部を『チェーンソー化』させて地下室に続く扉の鍵穴に突っ込む。
扉の隙間に差し込んでデッドボルトを破壊しても良かったが太くて入らないのなら、鍵穴の破壊でいい。
最小最速で扉を止めるものは破壊する。

「ご解錠……あ、ご開帳か」

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/130

142『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/05/15(金) 14:08:28
>>140(逢瀬 泰葉)

『ガンジャ・バーン』を摂食した者は、
強靭な『膂力』と強固な『装甲』を得る。
だが、今回に限っては、それらの出番はなさそうだ。
目的遂行のため、逢瀬が用意したのは『別の手段』だった。

       チュチュッ
                  チュチュッ

『クマネズミ』――事前に送り込んだ『密偵』は、
『鍵の在り処』を掴んでいた。
手元に残したネズミを経由して、
その情報は逢瀬に伝えられる。
無事に『鍵』を手に入れた逢瀬は、
『力技』に頼る事なく『地下室』へ下りていく。
『家主が出掛ける前』から、
『密偵』を仕込んでおいた事が功を奏した。
これが『既に出掛けた後』だったら、
『鍵』を見つける事は出来なかっただろう。

         ――――パシャッ

スマホのカメラで『秘密』を撮影し、
逢瀬の仕事は大部分が終了する。
長い『時間』は掛かっておらず、『証拠』も残していない。
『上出来』だ。

                チュッ
          チュッ

仕事を終え、逢瀬と別れる二匹の口元に、
『狡猾な笑み』が浮かぶ。
『田舎のネズミと都会のネズミ』――
そんな規模の小さな概念は既に『時代遅れ』だ。
何故なら『この世界そのもの』が『俺達の巣』なのだから。
古い観念に囚われて生きる者に『未来』はない。
一瞬――そんな『メッセージ』を受け取ったような気がした。

          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『時間を掛けずに扉を開けた』⇒『密偵の仕業』
『証拠を残さずに扉を開けた』⇒『腕力より知力』

>>141(樋口兎丸)

  ド ク ン ッ

  ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ ドクンッ

  ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ
  ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ
  ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ ド ッ

力強い鼓動は徐々に音色を変え、
重厚な『エンジン音』となって響き渡る。
樋口の精神が生み出す力――『チェーンソー・ロマンス』。
『合鍵』の先端部分を『チェーンソー化』して、
『鍵穴』に突っ込む。

  ギャリギャリギャリギャリギャリィィィィィィィィィィッ!!

『不可視のソーチェーン』によって、
見る見る内に『鍵穴』が破壊されていく。
『痕跡』が残る事は止むを得ない。
しかし、開ける手段としては間違いなく『最速』だ。
破壊も最小限に留めている。
近くで見ない限りは気付かれないだろう。

                       ギィィィィィ…………

樋口が考えた通り、すぐに『扉』は口を開けた。
地下室に下りて『秘密』を入手し、
『家主』が戻る前に家を立ち去る。
いずれ『侵入』には気付かれるだろうが、
それは樋口が立ち去った後の話だ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『時間を掛けずに扉を開けた』⇒『マスターキーは持っている』

143突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/05(金) 03:08:07

◆問題名:『大きな桃がどんぶらこ』

◆主な状況:

むかしむかし、あるところに。
おじいさんとおばあさんが住んでおりました。

ある日のこと。
おじいさんは山へ芝刈りに。
おばあさんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんが川で洗濯をしていると、
川上から大きな桃が、どんぶらこ、どんぶらこ、と流れてきました。

おばあさんは、大きな桃を家に持ち帰ろうと手を伸ばします。
しかし、おばあさんの年老いて弱った足腰では、大きな桃を引き上げることはできません。
そして、その桃の中にテメーがいるわけだ。そう、『スタンド使い』のテメーがな。

◆成功条件:『桃』に入った状態で無事にババァに引き上げてもらう
◆失敗条件:ババァに引き上げてもらえない、『桃』の破壊、ババァの損傷・死亡

◆詳細:

テメーは、大きな桃の中にいる。
『スタンド』のヴィジョンがある場合は、桃の外側に出るから安心しろ。

そして、テメー入りの『桃』は、成人男性(パC)が両手でどうにか抱えられるくらいの大きさ・重さだ。

『桃』の破壊は禁止だが、「ちょっと穴を開ける」「力強く握ったので痕が付いた」くらいならセーフだ。
形が崩れなきゃ、何をしてもいい。

その他の状況は、自由に決めていい。だが、あまりに突飛なモンは弾くからな。

◆備考:7日間も待たねえ。『スマートで有効な解決策』が出た時点で、次の問題に進むぜ。

144突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/05(金) 03:37:30
>>143(追記)

言い忘れたが、陸に上がるためには必ずしもババァを使わなくってもいい。
もちろん、上手く使った方が評価は高いかもしれんがね。

そして『所持品』だが、『桃』の中だしな……
『片手』に収まる程度のものなら、まあ持ち込めたってことにするか。

145日沼 流月『サグ・パッション』:2020/06/05(金) 04:21:32
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/104

       ルナ
「え!! これ流月マジでヤバいやつじゃん!!!!」

川を、流されている。しかも桃の中にいる。
恐るべき情報を日沼は理解した。

「あ、そゆこと、あのババァに拾って貰えばいいワケね」
 
「……いやァァ〜〜無理無理!!
 絶対あのババァじゃムリじゃん、このサイズ!
 重さもデカさもさぁ……持ち上がらないでしょ……
 流月も入ってるし! 流月重くないけど!
 ぷぷっ、てかほんと、大きすぎてウケる……え、どーしよ?」

「ヤバすぎて『かえって』笑えてきたし……とりあえず」

そして…………『どうするべき』なのかも。スタンドで、桃を殴る。
軽くだ、本当に軽く……『精D』で可能な限り、殴る力は加減する。
身体制御が素人並みでも、ある程度の『手加減』は可能なはずだ。

「『サグ・パッション』!」

……そうして桃に『痕』を付け、備える。
ババァの筋力では、桃を持ち上げることは出来ない。
少しも上がらない、ならば下がることもないだろう。
そこを反転させて『桃を上昇させる』という手は使えない。

ならば、どうする?

   「……『叛逆』の狼煙、よろしくっ!」

ババァが引き上げを諦め、桃が彼女の前を通り過ぎた瞬間に『反転』を引き起こす。
そうすると桃の動きは川の流れという『力』に逆らい始める。『川上』へ向かうという事だ。
川上。それはつまり『高所』……川の水源は、『山』にあるのが相場というものだ。

その水源まで……すなわち『山』まで、遡上することを狙っている。なぜか。

「自力じゃ持ち上げられないお婆……ババアに無理はさせられないからさァ〜ッ!
 流月的にはむしろ『逆』! 『ジジイの方に桃を見つけてもらう』ってのはどーよ!?」

                     ジジイ
そう。『山』だ。山には芝刈りをしている『成人男性』がいる。
『引き上げられる奴がいるところまで行ってしまえばいい』のだ。
疲れて水源に水を飲みに来て、腹も空かせてるであろうジジイに賭ける…………!!

…………あえてババァに『叛逆』開始の瞬間を見せつけたのは、保険だ。
もし山まで遡れなかったり、今日の間にジジイに遭遇することが出来なくとも、
異様な動きで『川上』に向かったデカい桃のことをババァが後でジジイに報告してくれれば、
貴重な『食糧』を求め、明日にでも探しに来てくれる可能性はあるだろう…………

146白町 千律『ハード・タイムス』:2020/06/05(金) 04:59:43
>>143-144(『大きな桃がどんぶらこ』)
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/126

「なんて、大きな桃なのでしょう…………大自然の恵み、豊かで素晴らしい!
 あぁ……しかし、このまま自然に身を任せていては、わたくし死んでしまいます」

「それは、困ってしまうのです」

白町千律の『ハード・タイムス』は、比較的長い射程距離を有する。
桃が老婆の元に流れつくより早く、スタンドを彼女の元へ先行させて準備しておく。
つまり、老婆の『両袖口一つずつ』と『背中四ヶ所』に触れ、マークしておく。
背中四ヶ所は、背を『長方形』に例えるとして、四隅に当たるような位置を取る。

そして老婆が『桃』を抱え、引き揚げようとしたタイミングを見計らって……

「わたくしの言葉が、あなたに聞こえているかは分かりません。
 ですが、一つだけ。あなたは『是正』するべきなのです。
 つまり桃を『引き揚げる』ための力をその腕に込めるよりは、
 両手に力を入れて……この桃を、しっかりと、『掴んで』いなさい」

両袖に付けたマークからは、どちらもごく最小限の『パスEE』……
そして背のマーク×4からは、それぞれ『パスBC』で――引っ張る。
背中側の方が圧倒的に『強い』ため、老婆は桃を掴んだまま後ろに力強く引かれる。
つまり掴んでさえいて貰えれば、桃は老婆ごと後方に引かれ、川から引き揚げられる。

なお、これによって老婆が後ろにひっくり返ってしまうような事態に備えて、
マークを付けた後の『ハード・タイムス』は彼女の背後に控えさせおく。
非力なスタンドでも、倒れそうになったら支えるくらいのことは可能だろう。
最悪、『自分自身が怪我をする』事については、なんら問題はないのだから。

147逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/06/05(金) 10:49:10
詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/137-138

>>143
流石に息苦しいので少し穴を空けて空気の出入口を作る。
上流から下流へ流れ始めていた時から『ガンジャ・バーン』を発現。
外に出られずとも花は生殖範囲を拡大し続ける。
いずれは山に生息する野生動物たちが花を摂食するはずだ。

「この桃を栽培できれば、パパを越えられ…無理か…」

運良く洗濯していた老婆に引き上げてほしいが非力な老人には無理がある。
なので、支配下においた動物たちに協力してもらう。

(老婆を傷つけるな。猪はスタンバイ)

桃を引き上げようとする老婆が川に転落しないよう猿たちにも桃を引っ張りあげさせる。
もし、猿たちの力で桃が傷つくようなら川に飛び込ませ、『恐竜化』で底上げされた身体能力と力で陸に押し上げさせる。
これでも駄目なら猪を川に飛び込ませて泳ぎながら押し上げさせよう。

(非力な老婆、巨大な桃、助ける動物たち。
童話より神話っぽい感じになってる…)

仕事を終えた動物たちは山に帰らせておく。
この甘ったるい空間から早く出してもらいたいので機会を待つ。

(絵本だと老婆は鉈で桃を割ってた気が…)

嫌な予感がする。いや、たぶん大丈夫だろう。
きっと丁寧に切ってくれるはずだ。
そう信じたい…

148樽谷杏子『ライオンハート』:2020/06/05(金) 12:00:32
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
能力:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051228/147

杏子「どんぶらこっこアタシ♪どんぶらこっこアタシ♪……って言ってる場合じゃないね。早速ピンチだよ!」

杏子「行くよ、『ライオンハート』!」
   『ライオンハート』で周囲の適当な魚などの生物から『勇気』を抜き取る。視聴覚リンクあり+破ス精CBB+射程E

杏子「ババァッ!今お前に『勇気』をブチ込む!『無謀』になれ!その身体!限界まで燃やし尽くせ!ババァバーニング!!」

   『勇気』を『ババァ』にブチ込んで『無謀ババァ』へと変貌させる!(ギャキィ)

   『無謀ババァ』「うおおおおおっ!やぁぁぁってやるぜぇぇぇぇ!!バババババババババババァバーニング!!!」(漫☆画太郎の画風になったババァ)

   説明しよう!『無謀ババァ』は『無謀なババァ』である!身体の無理など省みないその心意気!まさにバーニングババァである!年老いて弱った足腰に鞭打ってでも必ずや桃を陸に引き上げるであろう!

   『無謀ババァ』「うおっきゃああああああああああああああ!ぶんぼるあきゃああああああああああああああああああっ!」(漫☆画太郎の画風になったババァ)

杏子「がんばれ、ババァ!たとえ、その身が砕けようとも!」

149石動玲緒『チア・アクシデント』:2020/06/05(金) 12:01:34
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/132-133

玲緒「どんぶらこっこのワタシ♪どんぶらこっこのワタシ♪……これはちょっとピンチかもしんない!」

玲緒「でも、『チア・アクシデント』なら!」

   『チア・アクシデント』「がんばれ!がんばれ!ババァ!桃を引き上げろ、ババァ!」

   15体の『チア・アクシデント』の『応援』で『ババァ』の『破壊力』・『スピード』・『持続力』を1段階向上させる!(一般人も応援できる)

   そして、誕生するのは『ババァ』改め『マッスルババァ』である!(ギャキィ)

   『マッスルババァ』「ふおおおおおっ!力が湧き上がってくるようじゃああああ!バババババババババババァバーニング!!!」(漫☆画太郎の画風になったババァ)

   説明しよう!『マッスルババァ』は『マッスルなババァ』である!向上した身体能力は破壊力B・スピードB・持続力Bにも相当する!まさにバーニングババァである!その圧倒的パワーとスピードでもって必ずや桃を陸に引き上げるであろう!(漫☆画太郎特有のコピペ原稿)

   『マッスルババァ』「ワシの戦闘力は53万じゃああああああああああああああああああ!!爺さんよ、待っておれ、夜のワシはもっとすごいゾ☆!!」(漫☆画太郎の画風になったババァ)

玲緒「うーん、ちょっとやりすぎたかもしれない!」

150氷山『エド・サンズ』:2020/06/05(金) 17:48:37
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/139

「不味い状況ですよ、これ!」

密閉された桃の中・・・・川を流されている!
このまま川を下っていけば川下にある『落差900mの滝』に落ちて確実に死ぬだろうッ!

『大丈夫ダゼ・・・・ドウヤラ親切ナ「おばあちゃん」ガ助ケテクレ・・・・何ィィ―――――ッ!?』


桃の外に発現した『エド・サンズ』・・・・彼は共有したスタンド視覚で外の様子を見ていた

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう・・・・『おばあちゃんが非力すぎて桃を上げられない光景』を・・・・・ッ!


『ダケドヨォォォ〜〜〜・・・「力」ガ弱クテ上ゲラレナイナラヨォォォ〜〜〜〜〜ッ!
「道具」ヲ使エバイインダゼ! 「弱い力」デモ物ヲ持チ上ゲラレルヨウニヨォォォ〜〜ッ!

      ・・・
さあ・・・・・「大捕物」ノ時間ダゼ!』

桃を持ち上げようとしてあたふたする『おばあちゃん』
確かに一抱えもある桃を川辺の不安定な体制で引き上げるのは難しいだろう

しかし!
        この『熊手』があれば!

                    川に浮かんだ桃くらい簡単に引っ張り上げる事ができる!

         そう! 『熊手』があれば!

        ズギュンッ!

おばあちゃん「・・・・・・・!? なんじゃ? なんじゃこれはァァ―――――z______ッ!?」

『ヨウ!「おばあちゃん」!
俺ハコノ桃ノ精霊ッテ奴ダゼ・・・・・おばあちゃんガ困ッテルミテーダカラ、一丁助太刀シテヤルゼ!
ソイツヲ使イナ!』

『熊手』がおばあちゃんの掌中に出現した瞬間
おばあちゃんはスタンドを見る事ができるようになる!
『エド・サンズ』はおばあちゃんとコミュニケーションを取りつつ、桃を引き上げる手伝いをする!

151斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/06/05(金) 19:28:54
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

――思うんだが、年老いたBBAを自己の生存の為に利用する桃太郎って主人公なのか?

 「どうしたのいきなり。」

前提条件が違うだろ?桃太郎の場合は『赤ん坊』で非力な存在なわけだ、親切なおばあさんに助けて貰うのは仕方ねぇ
――話始まらねぇもんな。

だが〜〜〜?その桃太郎が既に刀を振り回せる年齢と体躯だったらぁ?
最初から桃を破壊して出てこいよ。余命いくばくもないお年寄りに頼るとか『他人を気遣う』という気持ちがねぇんじゃねぇのか?
そんなヤツ主人公と呼べるのか?

 (―――ブーメランかな?)

結論!この世界の桃太郎は主人公じゃねえ!否、主人公だと俺が認めねえ!
そういうわけで今日から俺が主人公だ。まあ俺の話なんだから当然だな。

 「――うん、まあ児童用の昔話に喧嘩売るのはそこらで終わりとして、このままだと僕ら流されて『川に流され桃太郎〜完〜』なんだけど。」

だがBBAの腕力じゃ引き上げられなさそうだな、主人公交代の弊害か
まあ溺れる時に藁を態々掴む奴はいねぇ、掴むなら『鎖』だ。

 「桃を軽くする方法かぁ……どうする?『ナイフで手足を切り落とす』か?ミンチにして覗き穴から流せば…。」

所要時間で失血死するからやめとけ
それに…方法は軽くするんじゃねぇ、逆だ――『重くする』ッ!『ロスト・アイデンティティ』!

スタンドの発動、鎖の伸縮と切り離し。
切り離した鎖は質量をもつ、存在として実体化する『5m』でも振り回すのには重労働、それを…『15m』
大量の金属を内包して質量を増した桃は川の流れに流されず、川底に到達する

 『後はこのまま切り離した鎖…もとい桃の重心を固めたり千切ったりしながら移動させ川から上がる、【川底を転がりながら】な』
 『最初にババアが引き上げようとして引っ張った以上は地上の方向も解ってる……何も問題はねぇ。』
 『俺流桃太郎は年寄りの手を必要以上に借りねぇ、桃から年寄りについていく!』

 「……ところで鎖を固めながら移動させる作業とそれに従事する僕が『船酔い』しそうな点について一言」

 『――主人公に苦労はつきものだな!』「手伝えよッ!」

152突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/05(金) 21:11:45
>ALL 『大きな桃がどんぶらこ』 回答!

>>145(日沼)

 『叛逆の意志』を与えられた『桃』は、グングンと川を遡っていく。
 今までが環境に身を任せるだけの怠惰な豚だとしたら、まるで流れに逆らう鮭のように!

      こんぶらどっ

                 こんぶらどっ

 ……だが、ジジィに見つけてもらえるかどうかは『運次第』ってことになる。
 『桃』が流れてくるタイミングでジジィが川に寄る必要があるから、かなり分の悪い賭けになりそうだ。
 『発想』はスゲー面白いがな。


>>146(白町)

 ババァの着物に『マーク』を縫い付けた!

      ―――― シュピピピ !

 あとは、ババァが桃を川から引き上げるタイミングで、衣服を引っ張ってやりゃあいい。
 さながら、『パワードスーツ』のようにな。

 ……だが、凄まじいパワーで着物を後ろに引っ張られたババァは無事だろうか?
 転ぶのもそうだが、布に自重で締め付けられっちまうかもしれねーな。
 とはいえ、重傷ってほどでもねーだろ。これも『上手くいきそう』だ。

 無理にババァに頼らず、近くにあるだろう『洗濯物』を使ってもよかったかもな。


>>147(逢瀬)

 うーん、『ガンジャ・バーン』の小さな花は、テメェの『踏んだ場所』から出現するモンだからな。
 上流から下流に流れ始めたタイミング……はたして、テメェが『桃』の外にいたのかどうか。

 どこから『桃』が流されたのか、どの時点で『桃』に入っていたのか、そもそもなんで『桃』の中にいるのか……
 その辺は、この問題じゃあファジーな部分だ。今回は『分が悪かった』と思ってくれ。

153突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/05(金) 21:13:53
>ALL 『大きな桃がどんぶらこ』 回答!

>>148(樽谷)


 ババァに無理させんな!!!


>>149(石動)

 ババァの足腰が弱くて、『桃』を持ち上げられないってんなら……
 そう! ババァを『応援』で『パワーアップ』させちまえばいいよなぁ!!!

 パワーB相当のババァなら、片手でも『桃』を持ち上げちまうだろうな。
 かなり『スムーズ』で、無理のない解決策だ。

 ⇒『採用!』


>>150(氷山)

 素手で無理なら『道具』に頼ればいいってのは『イイ線』だ。

 だが……『熊手』を使ったからといって、『桃』が軽くなるわけじゃあねーしな……。
 そもそも、『人間』を捉えるための道具だ。捕物用の『熊手』は、先端の爪も小せぇ。
 川を流れている『桃』を取るのは、ちぃと苦労しそうだぜ。


>>151(斑鳩)

 ババァが抱えられないほど『重い』ってんなら……
 それ以上に『重く』なって、流されなくなりゃあいいよなぁ!!! い〜い『発想』だぜ!
 『桃』の浮力とか計算すんのはめんどくせーから、今回は『上手くいった』とするぜ。
 自分から浅瀬のところまで転がっていきゃあ、あとはどうとでもなるだろ。


 ……ところで、『質量』については【能力詳細】に載ってなかったぜ。
 結構大事な情報っぽいから、質疑の内容を踏まえて更新した方がいいかもな。

154彩木ミサオ『レインボウ』:2020/06/05(金) 21:48:29
>>143-144(『大きな桃がどんぶらこ』回答)
(能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106)

桃の外に人型スタンド『レインボウ』を発現ッ。
ババアから死角になる位置で、左右の手に『スプレー』を発現するぞォーッ!

まず右手に発現――――【赤ちゃん用・温水スプレー】ッ。
おしり拭き用に適温のお湯を出す商品だ!

           『バブバブバブ、ウォーーーーーム!(温かい)』

ただし、拭ってやるのはババアのケツの方だがなァーッ!

左手に発現――――【医療用・液体窒素スプレー】ッ。
イボとかの病巣を凍らせる用に使う、-196℃の液体が充填された取り扱い注意なスプレー。
そしてこの二種類のスプレーの中身を……川の中に注ぎ込む!

         『 ブシュゥ――ブクブクブクッ……グツグツグツ! 』

なんだと……真っ白な煙を上げながら川の水が泡立っている!?
お湯の温度で、-196℃の液体窒素が一気に気化しているのだ!

         『 ボシュワ シュワアアアァァァ――――z___ 』

                                     ・ ・ ・
ジャグジー風呂やメントスコーラの比ではない、この爆発的泡立ちはッ!
新生児入りの巨大な桃をババアの元まで押し流し水面に浮き上がらせる程の、
圧倒的推進力&浮力を生み出せるはずだァーッ!

155突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/06(土) 04:11:40
>>154(彩木)

 『液体窒素』の沸点は『-196℃』!
 水に溶けにくいみてーだし、川の水の温度でも十分に沸騰するだろうぜ。

 そして、俺は知らなかったんだが、窒素の液体と気体の体積比って700倍なんだってな。
 ちょっとやそっとの『泡のジャグジー』程度じゃあ、『桃』を岸まで押しのけることは出来ねーだろうが……

 「700倍」だぜ? なんか余裕そうに見えるよなぁ!

 ところで、まさか赤ちゃんと『バブ』をかけて、……いや、なんでもねぇ。すまなかった。

156突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/06(土) 04:24:12

◆問題名:『桃の中からこんにちは!』

◆主な状況:

 おばあさんは、大きな桃をどうにかして家に持ち帰りました。
 家に帰ってきたおじいさんは、大きな桃を見て、あらビックリ!

 さっそく桃を食べてみようと包丁を取り出して切ってみると、当然中にいるテメーは死ぬわけだな。
 そう、『スタンド使い』のテメーのことだ。ジジィにぶった切られる前に、『桃』の中から脱出してーところだが……

 とはいえよぉ!!!

 老い先短けえジジィとババァに、美味しい桃を食わせて冥途の土産にしてやりてーよなぁ!!!
 出来るだけ『桃』の形状を崩さずに、綺麗に脱出するイイ案はないもんかね……。

 おっと、気を付けろ。
 ジジィはもう、包丁を取ってきたみてーだ。チンタラしてると、真っ二つになるかもな。

◆成功条件:生存、『桃』からの脱出、『桃』の形状を大きく失わない
◆失敗条件:死亡、『桃』からの脱出失敗、『桃』がぐっちゃぐちゃに崩れたり食べられない状態になる、等々

◆詳細:

テメーは、大きな桃の中にいる。
『スタンド』のヴィジョンがある場合は、桃の外側に出るから安心しろ。

おっと、人型のヴィジョンで包丁を借りて中心を避けて切った、みてーな解決法はやめてくれよ。

◆備考:この問題も、7日間も待たねえ。『スマートで有効な解決策』が出た時点で、次に進むぜ。

157樋口兎丸『チェーンソー・ロマンス』:2020/06/06(土) 06:57:10
>>156

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/130

「やば」

「……これマスターキー」

右手首を左手で掴み『チェーンソー化』
そして桃を内側から……切る(パスBB)
もうろくジジイの包丁など危なっかしい、桃をどう切るかはこっちが決める。

「おぎゃあ」

158彩木ミサオ『レインボウ』:2020/06/06(土) 07:33:08
>>156(『桃の中からこんにちは!』回答)
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106

『ズバアッ!』

『レインボウ』の手刀は鋭い(パス精CBA)
人体を切断する原作スタたち程でないにしても桃くらいならいけるんじゃあないかッ!

159樽谷杏子『ライオンハート』:2020/06/06(土) 08:13:29
>>156(『桃の中からこんにちは!』回答)
能力:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051228/147

杏子「またまたピンチだよ、アタシ!」

杏子「行けっ、『ライオンハート』!」

『ジジィ』から『勇気』を抜き取って『臆病ジジィ』にする。視聴覚リンクあり+破ス精CBB+射程E

杏子「ジジィ!お前はもう『臆病ジジィ』だ! これからはもう去勢された○○○みてーな、『臆病』な動きしかできねー!」

   『臆病ジジィ』「はうああああああっあっあっあっあっ、なんか『桃』の中身が心配になってきた……臆病に臆病に『包丁』でゆっくり切ろう……。」

説明しよう!『臆病ジジィ』とは『臆病なジジィ』である!『臆病』であるがゆえに攻撃的な行動には時間をかけ、じっくりこなすようになる!感覚も『鋭敏』になるから、桃の中の存在にも気付くかもしれない!

   『臆病ジジィ』「ゆっくりゆっくり……」

杏子「そして、ゆっくり切るなら『包丁』を受け止めやすくもなるよなぁ! アタシに刃が届く直前に、『ライオンハート』で『白羽取り』だ!」

視聴覚リンクあり+破ス精CBB+射程E

160石動玲緒『チア・アクシデント』:2020/06/06(土) 08:29:17
>>156(『桃の中からこんにちは!』回答)
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/132-133

玲緒「またまたピンチかもしんない!」

玲緒「『チア・アクシデント』!第一フェイズ、『ジジィ』を応援して!」

   『チア・アクシデント』「がんばれ、がんばれ、『ジジィ』! 上手く切るんだ、『ジジィ』!」
   5体の『チア・アクシデント』の応援で『ジジィ』の持続力を1段階上昇かつ『上手く切る』ことを投げだせなくする。

   『ジジィ』「ふおおおおっ、なんか桃を『上手く切らねばならん』気がしてきたぞ!」

>・このスタンドの『応援』を受けた者は、その身体的・精神的能力を大きく向上させるが、『応援』された事柄を『投げ出せなくなる』。

玲緒「『チア・アクシデント』!第二フェイズ、私を応援して!」
   『チア・アクシデント』「がんばれ、がんばれ、玲緒! 『包丁』受け止めろ!」
   10体の『チア・アクシデント』の応援で『石動玲緒』の破壊力・スピードを1段階上昇させる。

   パワーアップした『石動玲緒』のステータスは破壊力B、スピードB、精密動作Cにも相当する!
   そして、それに見合った強度や運動神経も得る!
>・『応援』を受けた者は『強化された能力値』に耐えるだけの強度や運動神経を得る。

玲緒「つまり、どういうことかって?上手く入ってくる『包丁』を『白刃取り』するくらいわけないってことだよ!」

   私目掛けて、上手く切ってくる『包丁』を破壊力Bに耐える強度かつスピードBで白刃取りする!

161斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/06/06(土) 10:34:17
>>156(『桃の中からこんにちは!』回答)
能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

――取りあえず、第一話!完!は防げたみたいだね。

   ガキン!

 『いてぇ、所で今日の晩飯何にする?桃は嫌なんだが。』

   ガキン!

お婆さん次第かな……いたい、あの、これどうするの?脱出

   ガキン!

 『……【なにもしなくていい】んじゃねーの?』

   ガキン!

 『ロスト・アイデンティティは【全身を覆う鎖のスタンド】たかが包丁で切断可能な強度してねぇよ』
 『チェインメイルなんて斬撃に強い鎧も歴史上あることだしぃ?』『【果報は寝て待て しかして希望せよ】ってことだな。』

混ざってるまざってる。……一応桃の中から包丁の左右にレールみたいに切り離した鎖を固めて
【刃のガイドレール】を作っておこうかな…後は力を籠めれば奇麗に切れると思うよ。

 『包丁の刃だけ俺達が奪って(精密動作B)切り離してもいいし、ナイフで包丁の切断跡に正中線上へプスプスと刺してもいいかもな』
 『昔のピラミッド建設時に、そうやって石を奇麗に切り出したと言うぜ』『詳しく言うとすげー長くなるけど。』

…………君、何処出身だっけ?

 『てめーと同じく生粋の日本人だバカヤロウ』

162氷山『エド・サンズ』:2020/06/06(土) 22:08:53
>>156(『桃の中からこんにちは!』)
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/139

「『試し斬り』ってありますよね?
刀剣の切れ味や剣術の腕前を証明するために『罪人の死体』を斬って確かめるヤツ
二つ斬れたら『二ツ胴』、三つ斬れたら『三ツ胴』って感じで〜〜・・・・・・

え?私、今、おじいさんの包丁の切れ味を証明しようとしてます?
もしかして、私、おじいさんの包丁が『一ツ胴』の業物だって事を証明しようてしてます?

い、嫌ですよそんな末路! 『さんずさん』!どうにかしてください!」

『仕方ネェェナァァァ!』

この状況・・・・打破するためには二つの要素が必要となる!
一つ!包丁による斬撃を回避、または防御すること!

『ソレダケダッタラ簡単ダゼ・・・・「微塵」デモ「馬針」デモ使エバイイ・・・ダガ!』

                            ・・・・・・・・・・・・・・
そう!包丁を防ぐだけでは包丁が途中でとまってしまい・・・・『桃を切り分けることができない』!
桃を切り分けなければ脱出することも、桃を美味しくいただく事もできないのだ!
それをどうにかするための二つ目の条件・・・・それは!

『内側カラ切れ込みヲ足シテ、外ト内カラ桃ヲ切リ分ケル!
ツマリ・・・・「はさみうち」ノ形ニシナケリャナラネェ・・・・!』

外からの包丁を受け止めつつ・・・・同時に内側から桃を切り進む!
『鈍』と『鋭』を同時に行うようなその行動・・・・手段はあるのか!?

・・・・・ある! あるのだッ!
『鈍』と『鋭』を併せ持つその『道具』の名は―――――

    ・・・・・・・・
『 「 機械十手まろほし 」 ! 』 

ttps://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/machida77/20190522/20190522201017.jpg

複雑怪奇な構造をしたこの捕具は、刀に対する『受け』『なえし』とともに
先端に突き出した槍状の穂先による『突き』『斬り』を行う事ができる!

『刃先ノ位置ハ俺ガ指示スルカラヨォ、ガンバレ!あきは!』

「結局は私が頑張るしかないんですね――――ッ!」

視覚共有した『エド・サンズ』の視界で桃の外の包丁の位置を把握しつつ
中にいる氷山は必死になって包丁を『なえし』、隙を見て桃を『切り』進んでいく!

163突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/06(土) 23:57:42
>>157(樋口)


 ぶ  じょ   あああ   アアアア


 回転する鋸刃で、多少は果肉が飛び散るかもしれねーが……
 先にこっちからおぎゃあしておけば、切られる理由もねーな。やっぱこの手に限るわ。


>>158(彩木)


 そうだな!! 確かに!!!


>>159(樽谷)

 ジジィから『勇気』を抜き取ったッ!

 『臆病』ってのは、言い換えりゃあ『慎重』ってことだからな。
 包丁をそーっと入れて、何やら違和感に気づいてくれるかもしれねえ。
 絶対とは言い切れないが、アリっちゃアリだ。俺は好きだね。

 ……だが、『白刃取り』した後はどーする?

 包丁が動かせなくなっちまってるよな。そんで、手を離せば切られるかもしれねぇ。
 つーことは、外に出るためにはもう一手、必要なワケだ。


>>160(石動)

 ジジィの持続力、テメーの破壊力、テメーのスピードを『応援』する。
 『白刃取り』なら、精密動作じゃねーか? とも思うが……

 とはいえ、上昇した破壊力に耐えうる『強度』や『運動神経』を伴うなら、
 多少動作性が落ちても、包丁自体は防げっちまうような気がするぜ。
 『応援』はこっちで正解なのかもな。

 ……だが、『白(ry


>>161(斑鳩)

 【なにもしない】ってのは、まあ面白ェーな。
 初出だからこその魅力でもある。
 アボカドを種に沿ってくるっと切るように包丁を入れるから、鎖に覆われた箇所は無事だろうぜ。

 ただ、覆ってるのは『全身』じゃあなくって、『両腕・両足・頭部』だな。

 とはいえ鎖を伸ばしゃあ、覆えるんだろうが……
 敢えて書いてないことはやっていない、ってのが原則だ。『例外』は、山ほどあるがね。


>>162(氷山)

 包丁も日本刀も、よく肉を切れる刀って意味では似たようなモンだろうな。
 つーことは、それをいなすための『道具』だって、同じモンだっていいワケだよなぁ!!

   『機械十手まろほし』!

                槍の穂先! 大きな鍔! 金属の鉤!!

 これならよぉ! 『桃』ン中の空間に出すにしても、全然不自然じゃあねーし……
 美味しく『桃』を切り分けるための工夫も、老いぼれ共への気遣いがあっていいよなぁ!!!

 ⇒『採用!』

164突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/07(日) 01:24:19

◆問題名:『お腰に付けたきびだんご』

◆主な状況:

 桃から生まれた赤ん坊に、おじいさんとおばあさんは『桃太郎』という名前を付けました。
 それはそれは可愛がって、我が子のように大切に育てたんだそうな。

 十五になった桃太郎は、身体も大きくなって、勇敢に育ちました。
 そして、村人たちを苦しめる悪い鬼を退治するために、『鬼ヶ島』へ向かうことを決意します。

 おばあさんは、旅の道中でお腹が空いてはいけないと思い、『きびだんご』をこしらえました。
 『きびだんご』を受け取った桃太郎は、おじいさんとおばあさんに別れを告げて、家を後にします。

 さて、桃太郎がずんずんと道を歩いていくと、草むらの中から「ワン、ワン」という鳴き声が。


 犬:「桃太郎さん♪ 桃太郎さん♪
    そう、お腰に『きびだんご』を付けた『スタンド使い』、テメーのことだな」

 猿:「お供になってほしいんなら、ひとつ私に下さってもいいんじゃあねーか?」

 雉:「ケーン!!!」


 …………『きびだんご』ってのはよォ。

 モチを搗(つ)くみてーに、杵と臼を使って黍をつぶして粉にしなきゃあいけねーんだと。
 餅つき機なんて便利なモンはねーから、重たい重たい杵を持ち上げて、何回もすりつぶすってことだな。

 『桃』すらもロクに持てねえ、よぼよぼのババァが!!

 テメーの旅の無事を一心に祈って一生懸命に作ってくれた、クソ不味そーな団子だが!!

 我が身惜しさで犬畜生に食わせてやるよーな、安い弁当じゃあねーよなぁ!!!!!


◆成功条件:『きびだんご』に変わる報酬を用意する。
◆失敗条件:『きびだんご』に変わる報酬を用意できない。

◆詳細:

 先に言っとくが、『口八丁(ロールプレイ)』だけじゃあ動物の心は動かせねえ。
 どんな形でもいいが、ちゃあんと『報酬』を用意して、あいつらをお供にするんだぜ。
 ところで、犬、猿、雉だが……どうやら、腹が減ってるらしいな。

165斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/06/07(日) 02:44:22
>>164(『お腰に付けたきびだんご』回答)
能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)


 『いやぁ……うっかり手足がさよならしかけた!なにもしねぇのは良くねぇな!』

 「お陰で死にかけたようなそうでもないような……ところでどうす」
 
   ―――ヒュンッ  ドグシャァア!

【桃太郎は『鎖』を固めて作った『鉄球』を投げ、雉を殺してその肉を犬と猿に振舞いました】


 「……えっ?」


 『失敗条件:『きびだんご』に変わる報酬を用意できない。殺しちゃいけないとは書いてねぇもんな』
 『鎖を固めて狩猟道具のボーラを作った、遠心力で投げて雉に搦めて縛り上げて(暫定パス精CBB)…まあ今日の飯にはなるだろ。』
 『おう犬と猿、今日は雉鍋だぜ!一つと言わずくれてやるから仲間になれや!』

 「いや、ちょ、え? ――ソレ仲間!仲間なんですけど!!?ノット食料!これ児童文学!!!」
 
 『いや犬と猿は喋ってんのにこの鳥だけ【喋ってねぇし】、迷い雉だったんじゃねえの?』
 『きっとモノホンの雉は俺らがピンチの時に後からもったいつけて合流するんだよ、追加戦士ってそんなもんだよな。』

 『ま、雉の分の報酬だが……会ったその時考えようぜ!』


 「…………いいのかなあ。」


 『(ま、言外に脅し兼ねてんだけどな……逆らったら殺すって感じの。喋る犬と猿とかきもちわりぃし?)』

166逢瀬 泰葉『ガンジャ・バーン』:2020/06/07(日) 04:41:36
>>164
詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/137-138

鬼達を皆殺しにするなら『ガンジャ・バーン』で兵を増やした方が手っ取り早い。
しかし、知性を持つ味方はいた方が良い。

「うん、分かった。肉を食べようか?」

流石にきびだんごだけでは『鬼ヶ島』に到着する前に飢え死にしてしまう。
それを見越して出発時から『ガンジャ・バーン』の起点となる花を自分の足に発現しておいた。
広範囲に生える花を摂食した野生動物に来てもらう。

「今夜は焼き肉にしようかな。『鱗』と石を擦り合わせて火花で花を燃やしても良いからね」

夕食の献立を考えながら花を2本食べる。
『恐竜人化』して怪力で野生動物を解体。

「USHYAAAAーーッッ!!」

「GRGRGRYYYYYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAAA――――!!!!!!」

鮮血に染まった姿で振り向き三匹に『肉』を差し出す。
命だったものが周辺に散らばっているのは仕方ない。

「君たちの臭いは特徴的だね。別に強要してるわけじゃないから断っても良いよ」

「そうだ。蜂蜜も欲しくなってきたから彼等を呼ぶか」

『ガンジャ・バーン』の花の蜜を吸った蜂を巣に帰らせ、それを別の蜂がシェアし、これの繰り返しで連鎖的に蜂たちを支配しておいた。

「もし、君たちが花を食べても目鼻は無防備だから気をつけてね。蜂は怖いから」

視線を雉から犬、猿の順に移して返事を待つ。
そして、最後に上空の『恐竜化』した鴉を見上げる。

167彩木ミサオ『レインボウ』:2020/06/07(日) 04:47:23
>>164(『お腰に付けたきびだんご』回答)
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106

「う〜〜ん、代わりに【甘味付きホイップクリームスプレー】をあげるから許してね」

深く考えず食べ物スプレーを出して問題解決。
芸術家らしく直感に従った選択だね!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●桃太郎さん 桃太郎さん♪
→外見的情報から初対面の人間の情報を類推
→対面した経験が無い=伝聞の記憶からこの人物が「桃太郎」であると判断

●お腰に付けた きびだんご♪
→布袋の中身が「きびだんご」であると推理
(※イヌの嗅覚による判断?情報共有を行える社会能力)

●ひとつ わたしに くださいな♪
→「ひとつ」「鬼の征伐についてくるなら」=取引を用いた高度な問題解決能力
→エネルギー効率に優れた炭水化物を好んで摂取する=脳容量の高い生物

以上の点から、このイヌ・サル・キジは極めて『脳化指数の高い畜生』であると推察される。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

――脳は『脂肪』でできた臓器だ。
大きな脳になるほど、それを動かすために大量のエネルギーを消費する。
それゆえ、発達した脳を持つ動物たちの多くは(※カラス、イルカ、ゴリラなどを想像してほしい)、
脂身・糖度の高い果物・ナッツ類・マヨネーズなど、高カロリーな食物を好む。

 ・ ・ ・    ・ ・ ・   ニクヅキ  ウマ       アブラ                 ・ ・
「あまい」は「うまい」、「 月 」に「旨い」と書いて脂……頭の良い生き物ほど、そう感じてしまうのだ!
そう、【甘味の付いたクリーム】は知性化アニマル共への最適解の贈り物!!

……加えて、舞台となっているのは『砂糖』がまだ超高級品とされている、甘味の乏しい時代。
畜生共が産まれて初めて味わう『砂糖(スクロース)』の甘さは、
野山の果物の比ではない強さで、脳の報酬系を刺激し強烈な快感と依存症を与える。
クイーンズランド工科大学のマウス実験結果も、そうだそうだと言っています。
(ttps://mog-lab.com/2018/10/post-61.html)

一週間もすればこの畜生共は、鬼が島から帰っても彩木ミサオの作り出す甘味の奴隷だ。
別に計算してやったことではないが。

168突発式・連作スタンドパズル型ミッション『桃太郎の奇妙な冒険』:2020/06/09(火) 02:08:42
>>165(斑鳩)


 雉:「え、ちょ! 待っ  ケェ゛ーーーーン!!?」


 雉も鳴かずば撃たれまい、ってのはこのことだな。
 相手は野生動物だが、油断してる。
 『ボーラ』って狩猟道具もいいアイデアだ。テメーの動作性なら、当てるくらいワケないだろう。

 ところで、犬と猿だが……雉を縛り上げているうちに、とっくに逃げたぜ。

 自分と同じように仲間になろうとしていた動物を、目の前で殺されたんだ。
 お供なんてしてたら、いつ自分もサクッと殺されちまうか分かったもんじゃねーし……
 どれだけ腹が減っていようが、命の心配を優先するのがフツーだよな。

 条件の裏を突こうとするのは、俺も好きだ。だが、何でもかんでも評価するわけじゃあねえ。
 今回は、ぶっ飛んだアイデアが裏目に出ちまったな。

 『ボーラ』が作れるんなら、その辺の『木の実』とか『うさぎさん』とかを狩るだけでもよかったかもな。


>>166(逢瀬)

 犬:「肉!!!」

 猿:「うひょォオオーーーッ アンタに一生ついていくぜェ〜〜〜〜ッ!!」

 雉:「けっ! 俺は誇り高き鳥類!
    獣の肉なんてよぉ〜〜〜〜ッ ……えっ、爬虫類もあるんですか!?」

 どうやら、入れ食い状態のようだぜ。
 出発時から『ガンジャ・バーン』を生やしていたこともあって、かなりの種類の動物が引っかかったな。
 まるでジビエ肉料理のバイキング形式だ。獣たちの舌を満足させることは間違いなし!

 『恐竜』の膂力を活かしたワイルドな調理法や、『ハチミツ』もお気に召したみてーだな。
 同じ釜の飯を食う、ってのも、仲間っぽくていーよな。

 ⇒『採用!』


>>167(彩木)

 ところで、犬って『ホイップクリーム』めっちゃ好きらしいな。
 俺もスタバで犬専用のカプチーノ買ったことあるよ。

 猿は『ソフトクリーム』を食うこともあるらしいし……
 雉は分かんねーが、文鳥が『牛乳を好んで飲む』っていう話もある。

 つまり、三匹とも『ホイップクリーム』が大好きになるだろうって話だ!


 犬:「あンまぁぁあああ〜〜〜〜い!」

 猿:「なァんですかこれわァ〜〜〜〜〜!!」

 雉:「ギブミー・チョコレ! ギブミー……チョッコレ!!!」


 味覚の暴力で知能が退化しちまってるようにさえ見えるが……
 まあ一時的なモンだろう。お供として連れて行く分には問題ねーよなぁ。

169俵藤 道標『ボディ・アンド・ソウル』:2020/06/22(月) 01:02:26
>>164(『お腰に付けたきびだんご』)
(6/26に金ローでBTTF3やるらしいので、今更ながら折角だし投稿)

鬼が島への道中…電車もバスも通ってねぇ山道で、
『スーパーカブ』(スズキ産の野暮ったいオートバイ。爺さんがくれた)をえっちらおっちら引いてたら…
一般通行獣三匹とエンカウント。

「俺が偶々ウォーキングじゃなかったら轢死体が三つ増えてたよオイ!」
「右左確認と声掛けしてから手ェ挙げて横断してくれ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
物体の燃料や動力を代替し、操作する『心臓』のビジョン。

『ボディ・アンド・ソウル』
破壊力:D スピード:C  射程距離:C(15m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C

能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/148
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

…そういや『バックトゥーザフューチャー3』で、デロリアンの燃料タンクに酒突っ込んでたっけ…

「…じゃあ『お酒』あげるからこのカブ引いてってくれる?」
「山道バイクで走んのイヤなんだよね…」

タンク内から燃料のガソリンを『ボディ・アンド・ソウル』で抜き取る、
そして空っぽのスーパーカブを動かす、代わりの燃料として…
『純バイオマスエタノール』、要は『燃料用の蒸留酒』をチョイス。

で『バイオマスエタノール』を『スタンド燃料』で代替させ、カブから抜き取ることを繰り返せば、
俺の精神力が続く限り、『ボディ・アンド・ソウル』からいくらでも『お酒』が湧いてくるわけだな。


「『麦焼酎もどき』とか『芋焼酎もどき』とか出せるぜ…ちょいと度数高いケド」
「…最近『伊予』のほうでは『みかんの搾りかす』で燃料造ってるらしいぜ、どんな味なんだろうな」
「でも食いものは出せないやゴメン」

…スーパーカブならまぁ『サラダ油』でも走るし…
山道で鹿とか轢いたらそれで焼いて食わせっか。

170『幸運のスタンドパズル(出題:太田垣)』:2020/07/03(金) 23:29:47
◆問題名:『一般的な川渡り問題』
◆出題者:太田垣


 『農夫』がいる。『オオカミ』1頭と『ヤギ』1頭を連れている。
 そして、『キャベツ』が1ある。
 目の前には『川』。農夫たちのいる岸には1艘の『ボート』がある。

 ボートを漕げるのは『農夫』だけだ。。
 ボートは小さい。動物1頭か、キャベツ1個しか乗せられない。

 農夫がいないときにオオカミとヤギを岸に残すと、オオカミはヤギを食べてしまう。
 農夫がいないときにヤギとキャベツを岸に残すと、ヤギがキャベツを食べてしまう。

 すべてを無事に向こう岸に渡すには、どうしたらよいか?


……って『クイズ』があるんだけどよォ〜〜ッ
ツッコミどころが多いしよォ…船が小さくともキャベツ一個なら抱えて行けねえのか、とかさァ
意味わかんねーよな?クソッ腹が立つぜッ!

………ところでお前、『スタンド使い』なんだろ?
お前がもしこの『農夫』だったら、まだるっこしい手順とか踏まずに、
川を渡れるんじゃねーの?



◆成功条件:上記内容の『クイズ』を解け!

◆所持品:デカすぎない、常識の範疇、じゃねえの?
     農夫っぽいアイテムだと、それっぽくて面白いかもな?

◆その他:年代?場所?川の幅?知らん。常識の範疇で『言い切り』で構わんぜ。
    
    ふつうは、農夫とボートをセコセコ往復させて解くクイズらしいぜ。
    なるべく、往復の回数が減る手順だといいな。

171小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2020/07/04(土) 06:05:52
>>170

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』Suicide Life
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』Be Hurt.
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

―――――――――――――――――――――――――

目の前にあるのは、大きな『川』と一艘の『ボート』。
そして、傍には『キャベツ』と『ヤギ』と『オオカミ』。
改めて状況を確認し、『右手』に『ビー・ハート』を発現する。

  「ごめんなさい……」

         ド
            シ ュ ッ

『不殺の刃』――『ビー・ハート』で、
『オオカミ』の『首』を『切り落とす』。
そして、まず『キャベツ』を乗せて向こう岸に渡る。
『操作権』を得た『オオカミの首』は、
『浮遊』でボートに追随させる。
後に残されるのは、『ヤギ』と『首のないオオカミ』。
本来なら『良くない組み合わせ』だが、
『頭』がなくては『食べること』は出来ない。

    スッ……

『キャベツ』を対岸に置いて引き返し、
『首のないオオカミ』をボートに乗せて向こう側に渡る。
続いて、残った『ヤギ』をボートに乗せ、
同じように対岸に運ぶ。
最後に、『オオカミの首』を『首のないオオカミ』に戻す。

  「――……行きましょう」

172芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2020/07/04(土) 22:25:01
>>170『一般的な川渡り問題』

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62

モシャ モシャ モシャ  

「やっぱキャベツ単体だと、自然の味100パーじゃ物足りねぇなぁ。
赤味噌とか欲しいわなぁ、やっぱりなあ。どう思うよウィゴーちゃん?」

『私は、ドレッシングでさっぱりと……って、ちゃうわ。
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトと言う正式名称だってーの』

「最近は色んな調味料あるしよぉ。この仕事終わせたついでて
市場を見回って適当に買ってみるか」 ゲップ。

『キャベツ』を『ヤギ』と共に俺も喰う。あぁ、『キャベツの芯』が残る程度な。
ボートでちまちま一個ずつって事は、相当でかいキャベツなんだろ。でも、芯程度なら
俺が抱えて狼とかと一緒に乗せても沈まねぇだろ。
 『狼』と『キャベツの芯』で川を渡り、戻って『ヤギ』連れる2往復で川を全員渡り終える。
勿論、このままじゃ『キャベツ』は駄目だが……。

 ㇲ……ズギュンッ!

「ウィゴーちゃんの力なら、朝飯前ってよぉ〜〜ってな」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだってーの。
はぁ、ヤギさんも行き成り満腹だったのが突然無くなって狼狽して可哀そう』

「到着したら、狼共々腹いっぱい餌はやるって」

『キャベツの芯』を『過去改変』 無事な状態に戻って一件落着。

もっと上手い使い手なら、一度でいっぺんに渡りきるのも夢じゃねぇんだろうけどよ。

173三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』:2020/07/05(日) 05:00:42
>>170『一般的な川渡り問題』

『シャベル』を持った人型のヴィジョン。
人型自身はひ弱だが『シャベル』はどんなものも掘ることが出来る。
掘った場所は『墓穴』となり、埋めたものを『仮死状態』となる。
『仮死状態』になったものをスタンドは何もない場所から掘り起こせる。

『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』
破壊力:D スピード:C  射程距離:B(15m)
持続力:C 精密動作性:D 成長性:C

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/43

―――――――――――――――――――――――――

こんにちは、千草です。
今日は、この川を渡って向こう岸に行きたいのですが、
ボートが小さいようです。
ですので、『あの手』を使いたいと思います。

         ズズ…………

『墓堀人』を発現して、『シャベル』で『墓穴』を掘ります。
数は『二つ』です。
一つは小さくても大丈夫です。
でも、もう一つは大きいサイズのものが必要です。
少し時間が掛かりますが、頑張りましょう。

  ザック ザック ザック
                ザック ザック ザック

作業が済んだら、
それぞれの『墓穴』に『キャベツ』と『オオカミ』を埋めて、
『仮死状態』にします。
そして、ボートに『ヤギ』を乗せて対岸に渡りましょう。
大事なのは『ここから』です。
岸に着いたら、地面に『シャベル』を突き立てて、
『その場』で穴を掘ります。
千草の『墓堀人』は、対象を意識しながら掘る事で、
埋めたものを『位置に関係なく』掘り出せます。

  ザック ザック ザック
                ザック ザック ザック

向こう側に埋めた『キャベツ』と『オオカミ』を掘り起こします。
付いてしまった土は払っておきましょう。
これで、お仕事は『完了』です。

174牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2020/07/13(月) 22:57:24

>>170

 『ウェイト・アンティル・ダーク』から大量の蝋を分泌して『蝋細工』を製作。
 『農夫』、すなわちアタシ自身を作る(精A)。
 (一度に片手から『2.5㍑』ずつしか蝋を出せないので、何度かに分けて材料の『蝋』を出してから加工するぞ。)

 『人間の蝋細工』に『燈火』を与えることはできないので、生ける『蝋人形』にはできないが……
 『獣避けのカカシ』があるように、人型であれば動かなくても効果はあるだろう。

 この『農夫の蝋細工』を、まずはこちら側の岸に設置。
 最初に向こう岸に渡ったときに、そちら側にも『農夫の蝋細工』を設置しておく。

 どちらの岸にも『農夫』がいるので、オオカミもヤギも悪さはしないはず。
 なので、一匹(もしくは一玉)ずつフツーに運ぶって寸法だ。

 ただ、オオカミは賢くて、嗅覚も鋭いイメージだ。
 念のため、アタシの汗を拭った『手ぬぐい(農夫アイテム)』でも首に掛けておくか。

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/16-17

175『幸運のスタンドパズル(出題:太田垣)』:2020/07/15(水) 05:41:07
『一般的な川渡り問題』回答

>>171(小石川)
 ドシュッ。きみはオオカミの首を切り落としてしまいました。
 これではオオカミはしんでしまいます。

 ………普通はそうなるッ!しかし、君は『スタンド使い』ッ!

   ワンッ

 ……『生きている』!
 オオカミの首は君の横にフワフワと浮かび続ける!

 そして、君は最初にキャベツを運んだ。
 本来、オオカミとヤギが一緒に残るとヤギは死亡するのだが、

   メェ〜ッ   

 ……こっちも『生きている』!
 オオカミの首から上は、完全に君の『支配下』だ!
 ヤギを襲い、食らうことは出来ない!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……って感じで『CLEAR!』だろうな。
川を渡った回数は『5回』かな。

いやあ、急にオオカミの首を切り落としたときは、
『オオカミを生かして川を渡れと問題文には書いてない』
『よってオオカミをバラバラ死体にして運べば問題ない』
みたいな、トンチ解答かと思ったぜ!



>>172(芦田)
 モシャ、モシャ、モシャ。きみはヤギと一緒にキャベツを食べてしまいました。
 キャベツはちょっぴりしか残っていません。

 ………普通はそうなるッ!しかし、君は『スタンド使い』ッ!

 君は、オオカミ、ヤギを順番に船で運んだのちに、『能力』を発動し、


   メ メェ〜ッ!?

 君とヤギさんの胃袋が急に軽くなった。
 『過去改変』で、キャベツを取り出したのだ!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……って感じで渡河できたんだろうな。
川を渡った回数は『3回』かな。

『キャベツを生かして…生かして?川を渡れと問題文には書いてない』
『よってキャベツを胃袋に収納して運べば問題ない』
的な、レギュレーションのスレスレを攻める解答かなって思っちゃったぜ!

176『幸運のスタンドパズル(出題:太田垣)』:2020/07/15(水) 05:43:33
『一般的な川渡り問題』回答

>>173(三枝)
 ザック、ザック、ザック。君は川を渡らなきゃいけないのに、
 急に穴を掘り始めました。
 そして、オオカミ、キャベツを生きたまま埋めてしまいました。
 こんな事をして一体何になるというのでしょうか。

 ………普通はそうなるッ!しかし、君は『スタンド使い』ッ!


 君はヤギと一緒に川を渡ったのち、もう一度穴を掘る……
 すると、対岸に埋めたはずのオオカミとキャベツが発掘された!

  ワンワンッ!!
        キャベツ

 両方とも『生きて』いる!
 君の能力で埋めたものは、『仮死』こそすれど、死なない!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……って感じで『CLEAR!』だろうな。
川を渡った回数は『1回』かな。

シャベルの能力か。『農夫』っぽくていいね!
え?『墓掘人』のスタンドなの?そっかあ……


>>174(牡丹)
 ドロドロドロ。君は川を渡らなきゃいけないというのに、
 急に蝋細工を作り始めました。。
 こんな事をして一体何になるというのでしょうか。

 ………普通はそうなるッ!しかし、君は『スタンド使い』ッ!

 君の能力によって作られる『蝋細工』は極めて精巧!
 佇まいや毛穴、スリーサイズまで完璧に再現されている。
 
 更に、君の香りが染みついた『手ぬぐい』を、両方に引っ掛けておく。

  ワンワンッ
        メメェ〜〜ッ

               キャベツキャベツ

 『精巧な見た目』、そして『香り』。
 これによって、君のお供たちを見事に騙すことができた!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

……って感じで『CLEAR!』だろうな。
川を渡った回数は『5回』かな。

蝋人形だけで騙せるのかなって思ったけど、
農夫アイテムで香りまで偽装する、って念を推すのはいいね。
無理は感じなくもないが『通し』ちゃうね。

…あんたの香り付き蝋人形か…売ってくれないかい?
せめて汗がたっぷり染みた手拭いだけでも欲s

(ログはここで途絶えている)

177『幸運のスタンドパズル(出題:朝山)』:2020/07/15(水) 22:47:54
◆問題名:『うっパゥ〜! と、怖がらせたい!』
◆出題者:朝山
◆主な状況

夏だ! 『お化け屋敷』だ!
『貴方』は、お化け屋敷を盛り上がらせるためのゲストとして呼ばれた。
中々本格的で、貴方はおどろおどろしい雰囲気の10数メートルある数人が
通れる程度の小道をポジションとして驚かせるのが役目だ。
 
のりさん「うわー、本格的だね。早くムーさんやサッちゃんと合流しよう」

エッ子「なーに、大丈夫さ! なんだって権三郎君が先頭にいるんだから
お化けなんてへっちゃらだよ!」

権三郎「パウッ!」(∪^ω^)

ゲゲッΣ 困った事が起きた。女の子二人組と、連れの犬は少し前に貴方が
少々出店なり何処かで軽く世間話をして、犬のほうは貴方にちょっとした
おやつなりを貰って仲が良くなった関係だ。
貴方のお化けの衣装が本格的だとしても、『犬は貴方の匂いをまだ覚えてる』
きっと貴方に気づき、尻尾を振って先程見たいにジャレついてきたら
怖さは半減だ! 何とかしなければ……。

◆成功条件:最低ラインとして犬には気づかれないよう女子二人を驚かす。
一番良いのは、犬も纏めて全員吃驚させられれば尚良い。

◆失敗条件:当たり前だが、驚かせるだけ。怪我させるような真似は駄目

◆備考:驚かせる演出として、お化け屋敷なので隠れられる所や小道具は
不自然でない範囲で準備は既に出来て問題ない。

178斑鳩 翔 『ロスト・アイデンティティ』:2020/07/18(土) 00:00:07
>>177(『うっパゥ〜! と、怖がらせたい!』回答)
能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/120)

 「――やっべ。」

氷入りの水桶に脚を突っ込みながら、『斑鳩 翔』は考える
『どう考えても聞いた事のある声じゃね?』と。

 「しかもご丁寧に犬の先導付きだって…!?そんなミステリー小説読んでる途中で犯人の名前にサインペンで〇するような所業を……!」

メロスは激怒した、セリヌンティウスはもっと激怒してもいいと思う
斑鳩は激怒する暇も無く考えるしかなかった。右手のこんにゃく付き釣竿を見たが 流石にこれでは無理だろう むしろ犬に食べられそうだ。

 「……やりたくねぇけど 仕方ねえな 後輩を楽しませるのも先輩の務めだぜ。」



1:何時ものジャケットとスカーフを脱ぐと、『ロスト・アイデンティティ』で形成した『鎖の衣服スタンド』にそれぞれを着せ、通路の順路にチラッと見えるように置いておく
2:脚を突っ込んでいた氷水を頭からそっと被る、水も滴るいい男だ これで『自分の匂いが強いほう』は残されたジャケットとスカーフになる
3:天井のヘリか何かに跳躍なり鎖を引っかけて登るなりした後に 足の鎖を巻き付けてコウモリの如く宙づりになる 準備完了。

後は単純 あの2人と一匹がジャケットに気づき、近づいた後に背後から鎖を伸ばして宙づり状態で近づき何かオバケッぽい声でも言えばよい。
振り返った瞬間『イケメンの溺死体が宙づり』みたいな感じに映る…筈だ!

 (水滴できづかれないかな…いや、お化け屋敷は暗いし ホラーのアクセントになる事を…祈れ!)

179小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2020/07/21(火) 18:16:44
>>177

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』Suicide Life
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』Be Hurt.
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

―――――――――――――――――――――――――

二人と一匹が進む先に、『何か』が落ちている。
それは『見慣れたシルエット』を持っていた。
近寄ってみれば、それが『人間の手首』であることが分かる。

    ピクッ……
           ガササササササササァッ

地面に落ちている『手首』が独りでに動き出し、
まるで大きな『蜘蛛』のように這い回る。
これが『人形』の類ではないことは明らかだ。
さらに『怪奇現象』は続く。

        カツ カツ カツ カツ カツ……
                           ピタッ

不意に聞こえてきた『足音』が、少女達の背後で止まった。
振り返れば、人間の『下半身』が立っているのが見える。
腰から上は『ない』。

            フワ……

そこに浮遊してくる、髪の長い女の『生首』。
顔の前に垂れ下がった黒髪の隙間から、
『空っぽの眼窩』が覗く。
あるはずの『眼球』は、二つとも『抉り取られ』、
空洞となった眼窩が犬と少女達を見下ろす――。

―――――――――――――――――――――――――

『スーサイド・ライフ』――自らの身体を切り離し、
『遠隔操作』する能力。
『右手』・『右目』・『左目』・『下半身』・『頭』を、
事前に分離させておいた。
二人と一匹の様子は、
道の左右に潜ませている『両目』で把握している。
髪を下ろして乱れさせたのは、顔立ちを隠すためだ。
『本体』である『残りの部分』は、
5m離れた『職員専用扉』の向こう側に『置いてきた』。

        パーツ
切り離された『部位』は一般人にも視認できる。
『スタンド』を知らなければ、『怪奇現象』にしか見えない。
たとえ匂いが分かったとしても、
『視覚のインパクト』が上回れるだろう。
『お化け屋敷』を経営する知人が、
人の入りの減少に悩んでおり、
『お化け屋敷に打ってつけの能力』だと言われ、
断りきれずに『依頼』を受けてしまった。
承諾した以上は『精一杯の手』を尽くしたものの、
内心では、あまり気は進まなかった――。

180『幸運のスタンドパズル(出題:朝山)』:2020/07/22(水) 22:05:50
>>178(斑鳩PC)

今年の日本も暑い。猛暑のお化け屋敷で氷水の桶だって置かれても不思議でない。

エッ子「あれ? 誰か隠れてないかい??」

のりさん「私達より先に入った人か、スタッフの人かも」

『ロスト・アイデンティティ』によって貴方が来てた服を『囮』にするのも
難なく成功した。女子高生二人は何の違和感も覚えてない。

『ジャッ シュルシュルッ』 ギギィ……

権三郎「パウッ?」

   う〜〜〜ら〜〜〜め〜〜〜し〜〜やー!

『え? きゃーーーーーー!!』

成功だ! 女の子二人は、貴方の声にビクッと振り向き。宙づりのお化けに驚いて
小道を走り去っていく。護衛としての柴犬も慌てて追いかけていく。

……ただ、犬って言うのは『タぺタム層と呼ばれている鏡のような層なもので
暗闇の中を人間より把握する力に長けており、聴覚や嗅覚も優れてる』

匂いは誤魔化せただろうが、スタンドの鎖で自分を吊り上げる時。ヘリの重みなどの
音を少し勘づいて貴方が驚かすより先に振り向いた感じもした。
女の子たちの悲鳴で、済し崩し的に犬が貴方の正体を看破する前に去ったが
少しだけ危ない事もあったと言うのも確かだ……。

⇒『CLEAR』

>>179(小石川pc)

   ピクッ……
           ガササササササササァッ

権三郎「Σッ パウゥ……ッ」

例え、どんなに親しい匂いの相手だとしても。近距離で、目が悪い犬でも
『人の手首でのみが動く』と言う異常な物体を、幾らか賢い事も災いして
人より発達した嗅覚が、普段優しく接してくれる相手の手のみが動く『奇妙』さに
動揺して、警戒した感じで唸る。女の子二人も、流石に良く出来た作り物だろうと
常識に依った思考が判断するも、余りにリアルな所為で恐怖も煽られる。

カツ カツ カツ カツ カツ……
                           ピタッ

のりさん「ぁ   あ    あっ゛」

エッ子「  っ    うっ――」

権三郎「パゥ〜〜〜〜〜(きゃーーーーーー)!!!!」

効果は『覿面』 多分、このお化け屋敷最大の恐怖演出として、一日で
口コミで大いに貴方の怖さは知り渡ったであろう。

権三郎「パゥウゥ・・・」

朝山「あっ 小石川おねーさん、久しぶりっス! 
? どうしたっスか、権三郎! 何時もの小石川おねーさんっスよ!!」

一つ、懸念があるとすれば。仕事が終わった後、普段親交のある小さな友人と
先程の飼い犬と出会った時、衝撃が未だ尾を引いて尻尾を丸め先程の飼い犬が
怖がってた事であろうが……まぁ、喉元過ぎれば熱さも忘れるだろう。

⇒『CLEAR!!』

181『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/08/22(土) 15:35:13
◆問題名:『How to Find&Catch:前編』
◆出題者:小石川
◆主な状況

ある夏の日、あなたは『ピグミーマーモセット』を探していた。
しかし、ここは別にジャングルでも何でもない。
場所は『自然公園』。
ペットして飼育されているピグミーマーモセットが脱走し、
この付近に潜伏しているそうだ。
それを見つけ出して捕獲する仕事を飼い主から引き受け、
あなたは『現場』に赴いている。

    ………………カサッ

注意深く辺りを見渡していた時、微かな物音が聞こえた。
その方向に視線を向けると、
高さ10mほどの木の上に、小さな猿の姿が見て取れる。
ピグミーマーモセットに間違いない。

                 バッ!

目が合った瞬間、ピグミーマーモセットは木立に紛れ、
姿を晦ましてしまった。
完全に見失った状態だ。
だが、そうなる前には『僅かな時間』があった。
その時に、
猿の居場所を突き止められるような『策』を仕込んでおけば、
それを頼りに再び見つけ出す事が出来るだろう。
『能力』によっては、
事前の『仕込み』なしで発見する方法もあるかもしれない。

◆成功条件:ピグミーマーモセットを見つけ出す。
        より手早く、より確実性が高いほど高評価。

◆失敗条件:ピグミーマーモセットを見失う。
        対象を傷付ける可能性がある行動を取る。

◆備考:場所は『森の中』。木までの距離は『20m』。
      遭遇した時点で『必要な準備』は終えている。
      飼い主からは、
      『絶対に傷付けないように』と頼まれているため、
      それに反してはならない。

182『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/08/27(木) 21:06:20
◆問題名:『How to Find&Catch:後編』
◆出題者:小石川
◆主な状況

ある夏の日。
あなたは木の下にいる。
場所は自然公園内の森の中。
木の上には、一匹の猿がいる。
『ピグミーマーモセット』だ。
ペットとして飼育されていたが逃亡し、
この場所へ逃げ込んでいた。
あなたは飼い主から小猿の捕獲を依頼され、
ここに赴いている。

          ガサッ…………

『ターゲット』は、高さ『5m』の枝の上にいる。
足を掛けられる場所もあり、
上ろうと思えば出来ない事はない。
『方法』は自由だ。

◆成功条件:『ピグミーマーモセット』の捕獲。
        出来る限り対象を傷付けてはならない。
        危険性のある手段であったとしても、
        対象を傷付けないフォローが出来ればクリア。
        
◆失敗条件:フォローなしで、
        対象を傷付ける可能性の高い行動を取る。

◆備考:現在地は『木の下』。
     『ピグミーマーモセット』は地上から『5m』の枝にいる。
     故意に驚かすような事をしなければ動かないが、
     あまり派手な事をすると逃げられる可能性がある。

183三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2020/08/30(日) 17:25:51
>>182(『How to Find&Catch:後編』回答)
能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/150)

「困ったねぇ 困ったねぇ・・・ 彼がいないと執筆もままならないのだけど」

弊誌連載中の人気作品・・・『こざるのマーモ』
ピグミーマーモセットと暮らす日々を面白おかしく描いたエッセイ漫画なのだが・・・
今朝、作者宅からモデルの小猿が逃げ出してしまったとの連絡を受けたのだ

「まさか逃げ出してしまうなんてねぇ
 われらが『主人公くん』には悪いけど、さっさと捕まってもらうよ!」

「『ブラック・アンド・ホワイト』ッ!」

     ズギャァンッ!


現在位置は『ピグミーマーモセット』の真下
普通に登ろうとすれば対象を驚かせてしまい、逃げてしまうだろう
捕獲は『一瞬』で済ませなければならない

   「それじゃあ、捕まってもらおうか!」

         バッヂィィィッ!

スタンドの真下の地面に『コマ』を設置する
描く絵柄は・・・『落下途中の飛び込みキャッチ』だ
そして『それ』を・・・・・発動する!

   シュッ!
            ・・・・・・・・・・!?


『ッブラック・アンド・ホワイト』は『100%の行動を保障するスタンド』
しかし、保証されるのは『行動の完遂』だけではない

         ・・・・
行動の起点となる『開始位置』もまた保障の対象なのだ!
コマを発動した瞬間に『ピグミーマーモセット』の直上に出現
(射程距離はギリギリだが本体がちょっとジャンプすればなんとかなるはず)
そのまま、不意をうって対象の捕獲を行う!

184『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/08/31(月) 23:53:56
>>183

ここに至るまでの経緯を思い返しながら、
頭上の『小猿』を見上げる三刀屋。
『主役』である彼を連れて帰らなければ『休載』は確実!
場合によっては、
『打ち切り』の可能性さえも浮上してしまう……!
『こざるのマーモ』は人気作品であり、
その行く末は『売り上げ』に多大な影響を及ぼす。
『編集者』の三刀屋としては、
是が非でも『捕獲』を成功させなければならない所であった。

    ズギャァンッ!

                   バッヂィィィッ!

自らのスタンド――『ブラック・アンド・ホワイト』を発現!
間髪入れず、足元に『コマ』を設置するッ!
そこに描かれるのは、『落下途中の飛び込みキャッチ』!!

            シュッ!

『コマ内で行う動作』は『絶対』であり、
それは『行動そのもの』だけに限らない。
能力の範囲には、『行動』の『開始位置』も含まれているのだ。
『開始位置』――――即ち『上空』!!
これにより、『ブラック・アンド・ホワイト』は、
『5m上空』に『瞬間移動』するッ!!
当然、『それだけ』ではない。

             ――――パ シ ィ ッ !

『コマ』の絵柄通り、即座に『飛び込みキャッチ』が行われる。
『ピグミーマーモセット』は、今や三刀屋の手の中にいる。
小さな体でジタバタしているものの、
『ブラック・アンド・ホワイト』のパワーに敵う筈もない。
逃げ出す時間も気付く暇も与えず、
傷付ける事なく『捕獲』を成功させた。
『こざるのマーモ』の連載は、
『一人の編集者』の尽力によって守られたのだった……!!

          ⇒『CLEAR!』

185『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/09/01(火) 21:52:36
◆問題名:『死因:交通事故』
◆出題者:小石川
◆主な状況

君は一般的な『道路』の上に立っていた。
周囲に人影はない。
今ここにいる人間は君だけだ。

  ガ 
      ア ァ ァ 
              ァ ァ ァ――――――ッ ! !

そして、正面方向から、
『大型トラック』が猛スピードで突っ込んできている。
奇妙な事に、運転席には誰も乗っていない。
君の命を狙う何者かの『能力』だ。

このまま何もしなければ激突して死ぬだろう。
しかし、距離は既に近い。
残された時間は『数秒』程度だ。

普通に走ったり跳んだりして避けられるかどうかは、
『微妙』な所だ。
生存を確実なものにするためには、
何かしらの手を講じる必要がある。
手段は問わず、『死』さえ回避できれば何ら問題はない。

◆所持アイテム:日用品。

◆成功条件:死なない。
        重症を負ったとしても死ななければクリア。

◆失敗条件:死ぬ。

◆備考:使える時間は激突までの数秒間。
     道路の広さは一般的なレベル。
     周囲にありそうなものは言い切りで利用可能。
     事前の準備は常識的な範囲で可能。

186俵藤 道標『ボディ・アンド・ソウル』:2020/09/03(木) 19:50:03
>>185 (『死因:交通事故』回答)

『ボディ・アンド・ソウル』を憑依させた俺の愛車(普通車)を路肩に止め、
来訪者を待ち構えていたのだが…


> ガ 
>     ア ァ ァ 
>             ァ ァ ァ――――――ッ ! !

「な…あッ…!」
      (『同じタイプのスタンド』!?)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
物体の燃料や動力を代替し、操作する『心臓』のビジョン。

『ボディ・アンド・ソウル』
破壊力:D スピード:C  射程距離:C(15m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C

能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/87
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

トラックに俺のスタンドを憑依させても…船頭多くして舟山に登る!
既に何者かが操作してる以上、マトモにコントロールできるか怪しい…!

そもそもコントロールできた所で…
…ブレーキをかけて…重いクルマは急には止まれない!
…ハンドルを切って…大きいクルマは急には曲がれない!
          大容量の荷台が横倒しにでもなったら、余計に危ない!


「…『無理』だッ!『重さ』と『大きさ』は絶対的!」
「…諦めて…『交通事故』を受け入れるしかない…」

せめて対ショック姿勢…両手を後頭部に当て、頭とクビだけは守る…あとクチ開けて内臓破裂防止…


 「…ただしッ!」

      『ドッ』『ドッ』『ドッ』『ドッ』


「『交通事故』は…『トラック→俺』じゃないッ!『愛車→俺』だぁ!」


  「『ボディ・アンド・ソウル』ッ!」
  「スロットル全開だッ『俺』を跳ね飛ばせッ!」


スタンドで愛車を操作し……突っ込ませる…『俺』に!
大質量のトラックに圧し潰される前に、それよか軽めの普通車で自分を跳ね飛ばす!
…そしてグッバイ愛車!俺の代わりにスクラップになってくれッ!

重くて大きい車よりも、軽くて小さい車のほうが小回りが効くのは当然だ…
俺の軽くて小さい愛車なら、相手より速く、そして手加減して『交通事故』を起こせるッ!

187『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2020/09/04(金) 21:57:26
>>186

  ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

            ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

人気のない道路上で二台の車が対峙する……!
一台は大型トラック。
もう片方は、俵藤の愛車である普通自動車だ。
『同じタイプのスタンド』!!
俵藤の驚愕を他所に、
トラックは速度を増して容赦なく詰め寄ってくるッ!!

  ガ ァ ァ ァ
           ァ ァ ァ 
                 ァ ァ ァ――――――ッ ! !

『ボディ・アンド・ソウル』の能力であれば、
大型トラックを『乗っ取る』事は容易い。
しかし、トラックを操作して『急ブレーキ』を掛けたとしても、
既についてしまった勢いは殺せない……!
ハンドルを切ったとしても同じ事だ。
やはり『無傷の回避』は不可能……!!
このまま潰されるしかないのかッ!!

    ギュアァァァァァッ
                ――――――ド ン ッ ! !

覚悟を決めた俵藤の体は、
強い衝撃を受けて吹っ飛ばされた。
突っ込んでくるトラックではなく、『自らの愛車』によって!!
衝突の勢いで、敵車進路上からの退避を行うッ!!

    ド ッ
          グ シ ャ 
                   ァ ァ ァ ァ ァ ッ ! !

その直後、大質量の体当たりを受けた愛車は、
哀れにも無残な『スクラップ』に変わり果てた。
路上に転がった俵藤は、胸に鈍い痛みを感じた。
手加減したとはいえ、
ある程度の勢いは必要だったがために、
肋骨が何本かイッてしまったようだ。
だが、その痛みこそが『生存の証拠』。
『愛車の忠義』が『所有者の命』を救ったのだ……!!

          ⇒『CLEAR!』

188『幸運のスタンドパズル(回答:高天原)』:2021/01/27(水) 22:34:33

◆問題名:『密と唾』
◆出題者:高天原
◆主な状況:


 寒風吹きすさぶ、一月の末。

 あなたは、狭い路地を歩いている。

 正面から、若者三人衆がやってくる。


  キャイ キャイ

     「あ゛ーマジ 喉いた〜い! カラオケやっぱ止めね?」
        「でさー! ユリコってば彼 ぶ ェ くシュッ!! お゛ぁア!」
            「うわ、きったね〜〜〜! ツバ、飛んでるんですけど!」

                                          ドヤ ドヤ


 ありえねえ……

 インフルエンザ! 溶連菌! マイコプラズマ!
 悪名高き『感染症』が連日ニュースに名を連ねているというのに!

 目の前の奴ら、どう考えても『風邪症状』を訴えている……マスクもしてねえ!


◆詳細な状況:
 道幅は『4m』。路地の両側は『コンクリートの壁』。
 若者は『1m』おきに並んでおり、こちらとの距離は現在『10m』。
 あなたには気付いているが、道を譲ったりだとか、そういう素振りはみせない。

 若者の病気の詳細は分からない。
 『空気感染』や『接触感染』は、少なくとも避けた方が良い気がする……。

◆所持品:
 冬の買い物、散歩などの理由で、持ち歩いていても不自然ではないもの。

◆成功条件:より確実な『感染』しない方法の提示

◆失敗条件:
 1、『道を引き返す』とかはナシ。何故なら若者に負けた感じがするので。
 2、器物損壊や傷害行為はほどほどに。『スタンド』だからバレないとか、そういう問題じゃない。
 3、あなた自身が身動きが取れなくなったり、路地が通行不可能になってしまうような回答は×。目的地に辿り着こう。

◆備考:
 1、能力詳細必須。URL張ってね。

 2、若者に対してアクションを仕掛けるのは自由だが、その反応を細かく指定している場合、「確実性が低い」と判断する。
   例えば、「声をかけて足を止めさせる」「足を払って転ばせる」程度の簡単かつ必然的に起こりうるものはよいが、
   「脅して〇〇させる」だとか「侮辱して怒らせて殴りかからせる」といったようなものは、相手に選択の余地があるので確実性が低い。

   どんだけ怖く脅しても、ダメなものはダメ。スタンドの能力で解決してね。

189小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2021/01/27(水) 23:18:49
>>188『密と唾』回答

能力詳細↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/?q=%A5%EA%A5%F4%A5%A3%A5%F3%A5%B0

やはり『買い物』をしてきて良かったなと思える。
それに、今年は性質の悪いウイルスが蔓延していて同居してる親友も含めて
『アルコール消毒液』など、幾ら購入しても足りないぐらいだ。

(『だから』 『水槽』で携行しておいて本当に良かったと思いますよ)

寒い時節、彼等はしてないが自分はマスクをしてる。そのマスクと口元に
直接滑り込むようにして『アルコール消毒液』の水槽を解除。
これにより口元と鼻の部分、そしてマスクが直接アルコールで殺菌。
更に、マスクと口元から零れた残る消毒液を片手で受け止めて直接目を閉じて
その消毒液で濡れた手で目元を覆い目も閉じる。
 それでも歩行は、私の残る『水槽』を提げてる買い物袋から少しはみでる
程度で、スタンドの視線で前を向けておけばぶつかる恐れはない。

吹雪いてるゆえに、雪を手で遮りつつ歩いてくる買い物帰りの男性。それが私自身であり
会話をしてる彼等を邪魔する事もない。
 完全に彼等が視界から遠ざかったら、視界の代わりとしてた『水槽』の消毒液を
頭上に上昇させ解除させ念のために衣服毎飛沫した菌の散布もしておこう。

(もっとも、彼等自身の心構えが周囲に配慮する方針をとって貰うのが
一番なのですが)

人の心とは難儀なもので、スタンドでも変えるのは難しいものだと
寒空の中で思案しつつ家路の寮へと足を進めるのだ。

190御影憂『ナハトワハト』:2021/01/28(木) 00:19:04
>>188『密と唾』回答

能力詳細
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/158

「――――――………………」

『闇の中』に潜み、近付く者に『恐怖』を与える事。
それこそが『御影憂』のライフワーク。
その日、御影は『獲物』を求めて街を歩いていた。

ゆえに、今は『夜』だった。
『ナハトワハト』を発現し、全身を『幽体化』する。
視認される事も、干渉を受ける事も無い。
それが何であろうが、
『闇の衣』を纏った御影憂に触れる事は決して無い。
『夜の世界』の『ナハトワハト』は『無敵』だ。

目の前で不意に消える事で、奴らを軽くビビらせてやろう。
どう反応しようが、『次の行動』には関係ない。
『幽体』となって人外の速度で路地を駆け抜け、
三人を正面から『擦り抜ける』。

191石動織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/01/28(木) 12:41:15
?>188(『密と唾』)
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/67-68

?2.『不定形物』から直接にダメージを受ける事もない。毒等の影響も受けない。
?  誤って体内に吸い込んでしまう事も無い(コーティングが自動で体内に入らないようにしてくれる)

  『 毒 無 効 』

自分に『泡』の『コーティング』をかけて普通に通り過ぎる。

192氷山『エド・サンズ』:2021/01/29(金) 23:55:11
>>188
能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/139

「最近はとくに寒くなってきましたね、『さんずさん』
 東京の方にも雪が降ってきたみたいで・・・・・・・はっ!?」

氷のように乾いた風が吹き付け、身体から体温を奪う中で、
前方から歩いてくる三人組を確認した

見るからに不健康そうな『風邪ぎみ集団』だ!
こんな時に外に出なくてもいいのに!

真正面から交差すると『接触』は免れない・・・・手を打つ必要がある!

「・・・・・・『さんずさん』」 『オウッ!』

『エド・サンズ』の能力で『大捕物』を起動!
氷山と若者3人を対象としてその手の中に『3mの四方梯子』を発現させる!

   ドッジャァァァアア〜〜〜〜〜〜ッ!!

193氷山『エド・サンズ』:2021/01/30(土) 00:12:36

当然、合図もなく手の中に『梯子』が発現すれば、それを地面に落としてしまうだろう!
3人組に発現させた『梯子』は地面に落ちた際に梯子同士が噛み合いながら、引っかける
(位置関係は発現時に予め、そうなるように調整しておく)

その隙に、氷山は動く!
素早く、『コンクリ壁』に近づき・・・・・『梯子』を塀にかけて登るのだ!
そのまま、塀を駆け抜け若者たちの後ろに飛び降りる!
ちなみに、若者たちに発現した『梯子』については集団が足をひっかけた瞬間に解除して消す

『壁』を上るだけなら『梯子』ひとつあれば事足りる・・・・・
しかし! 目の前で突然女の子が梯子で塀を上り始めたら、
『あン? なんだぁ、アイツ・・・・頭がおかしいのか?』と思われてしまう・・・・・それは流石に恥ずかしい!

恥ずかしい行動から目を逸らすためにも『攪乱』は必要なのだ!

194『幸運のスタンドパズル(代理:小石川)』:2021/03/20(土) 10:51:13
>>189(小林)

『アルコール消毒液』の『水槽』によってマスクを殺菌し、
『危険』を最小限に抑える。
更に万全を期すため、小林は両目を閉じた。
狭い通路ではぶつかってもおかしくないが、
『リヴィング・イン・モーメント』の視界がカバーしてくれる。
通過した直後に、目の代わりに使った『水槽』を解除。
降り注ぐ『消毒液』が全身を清めたのを確認し、
小林は『清月館』に戻る。

          ⇒『CLEAR!』

>>190(御影)

『夜は無敵』。
それが『ナハトワハト』の能力だ。
全身を『非実体化』し、『幽霊』の如く若者達を『すり抜ける』。
当然、『接触』を恐れる必要もない。
『闇の衣』の前では、それが何であろうと『無意味』と化す。

          ⇒『CLEAR!』

>>191(石動)

『スタンド』と『シチュエーション』には『相性』が存在する。
言い換えれば、得手不得手の概念が存在するという事だ。
『泡』は、『気体』や『液体』などの『不定形物』を、
完全にシャットアウトする特性を持つ。
無論、『呼気』や『唾』も例外ではない。
目の前の状況は、『パイオニアーズ・オーバーC』にとっては、
まさしく『絶好球』だった。

          ⇒『CLEAR!』

>>192(氷山)

      ドギュンッ! 
              ドギュンッ! 
                      ドギュンッ!

突如として、若者達の手に発現される『四方梯子』!
驚いた三人は、思わず梯子を取り落としてしまう。
『計算通り』だ。

         ――――バッ!

そして、氷山は同時に動く。
壁に掛けた梯子を上り、『安全地帯』への退避を行う。
これが氷山の『脱出経路』!

     ガッ!
           ドッシャァァァンッ!!

その前方で、三人組が梯子に躓いてブッ倒れた。
『不審な行動』を見られてはいない。
『撹乱』は成功だ。
立ち上がった若者達は、『さっきのは何だった』だの、
『具合が悪いせいで幻覚でも見た』だの、
ブツブツ文句を言いながら通り過ぎていく。
それを見送ってから、氷山は再び地面に降り立った。

          ⇒『CLEAR!』

195『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/04/10(土) 07:35:23
◆問題名:『美作くるみ絶体絶命』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

「あぁ〜ッ!!『間に合わない』ッ!!」

『星見FM放送』のパーソナリティーである『美作くるみ』は、
未曾有の窮地に立たされていた。
仕事場のスタジオに向かう途中で、
愛車のスクーターが『エンスト』してしまったのだ。
このままでは、『番組』の放送時間に遅刻してしまう。

「お願いしますッ!!
 このお礼は必ずしますから、
 私を『星見FM放送』まで送り届けて下さいッ!!」

           バッ!!

切羽詰った美作は、必死の表情で頼み込んできた。

◆所持アイテム:持ち歩いていても不自然ではない範囲の品物。
◆成功条件:『美作くるみ』を『星見FM放送』に送り届ける。
◆失敗条件:『美作くるみ』を送り届けられない。
◆備考:周囲の状況は自由。
     『早さ』と『確実さ』が高い程いい。
     後の放送に差し支えない範囲なら、多少危険でもいい。

196石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/04/10(土) 11:32:20
>>195
我々は山の中にいた。

「マジかよ。あらオルカ君、こんな山の中でくるみさんに出会った?」

「あーふんふん。この山から見てラジオ局はあの辺ね。位置エネルギーよし」

「くるみさん泳げる?まぁ、泳げなきゃ浮いててくれ」

「まぁ、今必要なのは位置エネルギーなんで『浮いてれば着く』んじゃねえかな」

スタンドがオルカとクルミに『泡』を当てる。
彼らは空中を泳ぐ能力を得て飛ぶ。
ここは山だ。ラジオ局は麓だ。
ならば、後は山から下る『位置エネルギー』を活かして落ちるのが最速だ。
とは言っても『泡』による加速と方向の微調整は怠らない。
まぁ、かなりの速さで着くのではないだろうか。

ドヒュゥッ!!!

(中略)

ドカーン!!!

彼らはラジオ局前に着陸した。
途中のスピードはマジで自由落下速度に近かったが、最後の方は『泡』で減速していたから、着地の衝撃はそんなでもないだろう。

「着いたぞ、ラジオ局。オルカタクシーのご利用ありがとうございました。いやー、遠くから見えて良かったな、ラジオ局。まぁ高い建物だからな」

「ああ、急いでるから後でいいけど、放送が終わったらサインくれよ」

197ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/04/10(土) 11:54:42
>>195

「……わしか?」


頼み込む『美作くるみ』に怪訝そうな顔を返すのは、
大人ものの服を適当に着たような金髪の子供だ。
不法入国残留浮浪孤児に見えなくもない。
こんな相手に頼み込むとは相当切羽詰まっている。


「そんなの……別の乗り物で行ったらええじゃろ。
 バスは近くに……無い?
 今はタクシーもアプリ?で呼べるんじゃろ?
 呼んでから来る時間で間に合わんのか?」

「うーん、じゃあ、そうじゃな。
 家に他の乗り物とかあるかの? 車とか。
 それをわしに『くれ』
 いや、くれというのは違うの……『交換』じゃ『交換』……
 わしは同意したものを『交換』できる。『位置』ごとの」

「この飴と車を『位置ごと交換』すれば、
 飴はくるみちゃんの家に送られ、
 家にあった車が今、この場に『出現』する。
 それがわしの『ベター……なんて名前じゃったっけか? まあいい」

「もちろん『交換』した車はもうわしのものじゃが、貸してやろう。
 それで移動すればよい。……どうせわしは運転できんしの」


家に車が無ければネットで即決で買うとかもアリかもしれない。
いくらするのか知らんが……
エンストを直す工具を『交換』で取り寄せるとかも可能だ。
直す時間があるのか知らんが……

198七篠 譲葉『リルトランク』:2021/04/10(土) 12:28:33
>>195
 七篠が街中を歩いているときだった。
 『エンスト』した『スクーター』の前で困っている女性、『美作くるみ』が助けを求めてきた。
 急いで『星見FM放送』まで行かなければならないようで、たまたま近くを歩いていた七篠に話しかけてきたのだった。

「えと、歩いていったら……間に合わないですよね……?
 ……一つ考えがあります。ちょっと『道交法違反』になっちゃうかもしれないんですが、それでも大丈夫ですか?」

 そう言って、七篠は美作にスクーターに跨がらせる。
 そして自身は後ろ側に座り、『リルトランク』に『ルーズリーフ』を『予備を含めて10枚』、紙のどこかが露出するように持たせ自分と背中合わせーー後ろを見るようにさせる。

「かなり力業ですし、揺れると思いますがそしたらごめんなさい!」

 そう言うと美作に『スクーター』のスタンドを上げさせ、それを確認後、『リルトランク』で『樫の木の枝』を『5m』、斜め下に向けて生成した。(パス精CBA)
 地面を押した瞬間に次の『木の枝』を生成、先に作った『木の枝』が折れる度に新たな『木の枝』を作り、もし折れなければ解除を繰り返す。
 障害物があれば避けるようにひたすら繊細で雑な運転が続いた。
 時には衝撃で『ルーズリーフ』が破れたり『リルトランク』の手から放れることがあったが予備も利用し無事たどりつくことができた。

「間に合いそうですか??
 頑張ってきてください!」

 と、美作を送り出してから気付く。

「……どこかで聞いたことある声だったけど、誰だったんだろう?」

199小翠『タキシードムーン』:2021/04/10(土) 12:42:48
>>195

「わかったぜ! おねえさんのその頼み、この俺が聞いてやる!」

小翠蒼輝は小学生である
にも関わらず、彼女は必死になって頼み込んでいる・・・・
きっと、死に物狂いにならざるを得ない『事情』があるのだろう

・・・・ならば、それを見捨てては男が廃る!

とはいえ、ここは車の通りも少ない閑静な住宅街だ
流しのタクシーを探そうにも、そうそう見つかるものではない
近くにいるのは家事に忙しい主婦の方々くらいで・・・・

「そうだ! あのおねえさんに手伝ってもらおう!」

駐車場に車が停車しているお宅の中から、奥さんが庭仕事などで外に出ている家を探す・・・・そして!

『タキシードムーン』の『光』で変身!
その奥様にとって最ッ高〜〜〜にマッチする超絶イケメンスーパーダーリンとなる!(10頭身くらい)

「ボンジュ〜〜〜〜〜ル、マダム・・・・
 実はこの私・・・・道の途中で立ち往生してしまって困っているのです・・・・
 この、哀れな私に手を貸して・・・・シルブプレ?」

イケメンの魅力をフルに使って、車を借りる
小翠自身は小学生で運転免許なんてもってないが、
イケメン化した今なら『国際スーパーライセンス』とかも持ってると思うから、大丈夫じやないかな?

200『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/04/11(日) 23:57:58
>>196(石動)

「あぁッ!!
 よりにもよって、『こんな場所』でエンストするなんてッ!!」

美作は状況を嘆くが、それで何か変わる訳ではなかった。
ここは山の上である。
通常の手段では、どう考えても放送には間に合わない。

「そ、そうね……。
 泳げるし、体力にも自信はあるけど……」

           ポンッ

                ポンッ

『パイオニアーズ・オーバーC』の能力によって、
石動と美作の体が『泡』で包まれる。
それは、二人に『空中遊泳』の力を与えた。
そして――――――。

   「えッ――――」

         「えええええぇぇぇぇぇ――――――ッ!?」

美作の絶叫が響き渡り――――
二人は『星見FM放送』に到着していた。

「あ…………あはははは…………」

「ま…………『間に合った』みたい…………」

「あ、『サイン』ね…………」

          サラサラサラ

『最短距離』で来ただけあって、
時間にはそこそこ余裕があったらしい。
まだ『落下』のショックが抜けきれていないようだが、
それでもサインを忘れないのはプロ根性というべきか。
笑顔には、まだ固さは残っていたが。

「それじゃ、ここで…………」

「あの…………ありがとう」

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『早く辿り着いた』⇒『フリーフォール』
『確実に辿り着いた』⇒『割れないシャボン玉』

>>197(ナイ)

「バスもないし、タクシーもダメ……!!あぁ〜ッ!!」

美作は、ナイの横で頭を抱える。
実際、相当追い込まれているのは間違いない。
そうでなければ、
こんな小さな子供に頼み込んだりはしなかっただろう。

「『車』ね!ええ、あるわ!!
 この前、知り合いから『20万円』で譲ってもらったの!」

本来、美作の家に『車』はないが、
『この時空』においては存在したようだ。
異様に安い所を見ると、事故車かもしれない。
ともかく――――。

「背に腹は変えられないわね……。
 分かったわッ!『交換』お願いします!!」

         ド シ ュ ン ッ

ナイの手元から『飴』が消え、
代わりに『軽自動車』が『出現』する。
それは、『交換』が滞りなく完了した事を意味していた。
ドアを開けた美作が運転席に乗り込む。

「さ、乗って!
 後で、あなたに『返さなきゃならない』から!」

        バァァァァァ――――――ッ!

やがて、二人は無事に『星見FM放送』まで辿り着いた。
そして、『車』は『ナイの所有物』となる。
置き場所やら何やら、色々と困りそうではあるが……。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『確実に辿り着いた』⇒『交換するのは物だけにあらず』

201『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/04/12(月) 00:03:24
>>198(七篠)

「仕方ないわね……!!
 ホントはダメなんだけど…………」

「今は『緊急事態』だからッ!!」

         ザンッ

スクーターに二人乗りし、『リルトランク』を発現!

    ズ ド ド ド ド ド ォ ォ ォ ォ ォ ッ ! !

『ルーズリーフ』から発生した『樫の枝』が、
二人が乗るスクーターを押し出す!
スクーターそのものの重量に加え、
人間二人分の体重がプラスされているため、
やはり『パワー不足』は否めない。
それを伸びる枝のスピードでカバーしつつ、
『目的地』に向かって突き進む。
文字通りの『力技』だ。
強引な手段ではあるが、それを完遂出来たのは、
神業的な精度があったからだろう。

         バッ

「――――『着いた』ッ!!まだ間に合うッ!!」

「どうもありがとう!!」

         タッ タッ タッ タッ タッ…………

スクーターを駐車場に停めると、お礼もそこそこに、
美作は『星見FM放送』に向かって全力疾走していった。
七篠の力添えのお陰で、
『緊急事態』とやらは回避できたようだ。
『声』は聞いた事があったが、誰だったのだろう……?

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『確実に辿り着いた』⇒『繊細な力技』

>>199(小翠)

「どうにかしなきゃ……!!
 このままだと『放送』に間に合わないのッ!!」

目の前に立つ美作は、なりふり構わない様子で頼み込む。
よほどの『理由』があるようだ。
小翠は一人の『男』として、彼女の願いを聞き入れた!

     バァァァァァ――――――ンッ!!

『タキシードムーン』の能力で、
『千年に一度の美男子』に変身ッ!!

「あらまぁ、そうでしたのォ〜〜〜。
 それは、もうさぞやお困りでしょうねェ〜〜〜。
 ウチの車でよろしければ、
 どうぞご遠慮なくお使い下さィィ〜〜〜ンッ」

『イケメンの後光』に当てられた主婦は、
猫撫で声で『車のキー』を差し出した。
溢れんばかりの魅力によって、
見事『虜』にする事に成功したようだ。
とはいえ、『元小学生』に運転させるのは不安だったのか、
運転席には美作が乗り込んだ。

「ありがとうッ!!さぁ、行くわよッ!!」

            グンッ!

美作が力強くアクセルを踏み込み、
『レンタカー』が発進する。
まもなく、車は『星見FM放送』に到着した。
『小翠の能力』と『主婦の助力』が実を結んだ結果だ。

          ⇒『CLEAR』

202『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/07(金) 19:35:14
◆問題名:『1/53』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは、ちょっとした『手品』を披露する事になった。
『トランプ』を使った手品だ。
使われるトランプは持参したものであり、
事前に『仕込み』を行う事は簡単に出来る。

今、一つのテーブルを挟んで、
あなたと一人の男が向かい合っている。
あなたは男に一組のトランプを手渡し、
男はそれを入念に調べ、
普通のトランプである事を確認する。
男はトランプをシャッフルした後、
裏向きの状態で一枚ずつテーブルの上に並べていく。
あなたは、その中から一枚を選び、
裏向きのまま『表面の絵柄』を宣言する。
男がカードを引っくり返すと、見事に当たっている。

以上が、この手品の流れだ。
要点は二つ。
選んだカードの『表面』を確実に当てる事と、
『トリック』の存在を悟られない事。

◆所持アイテム:持ち歩いていても不自然ではない範囲の品物。
◆成功条件:選んだカードの表面を言い当てる。
         事前の準備は自由。
         確実性が高く、
         相手にバレる可能性が低いほど高評価。
         男はスタンド使いではないが、
         あなたの動きやカードには十分に気を配っている。
         不自然な動きや露骨な仕込みは見破られる可能性が高い。
◆失敗条件:言い当てられない・相手にタネがバレる。
◆備考:トランプは市販の品で、ジョーカーを含めた一組53枚。
      カードのサイズや材質などは常識的な範囲で自由。
      テーブルの形や材質なども常識の範囲内で自由。

203大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/05/07(金) 19:55:59
>>202
能力詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/122-123

>あなたは、その中から一枚を選び、裏向きのまま『表面の絵柄』を宣言する。

裏向きのカード一枚を選ぶ時に、指先で少し触れ、『嘘の毛皮』で包む。

   (※場合によっては『裏向きのまま』、少しカードを持ち上げて『包む』。 『裏向きのまま』とは書いてあるが、『持ち上げてはいけない』とは書いてない。)

「『ハートの8』だよ。」 (↓ハスキーボイス↓)

『嘘の毛皮』でカードの『表面の絵柄』を宣言した通りに、変える。   当たらないはずがない。



「はてさて、びっくりの的中率100%。」 (↓ハスキーボイス↓)

「『知らなければびっくりの魔術(マジック)、知ってればただの手品(マジック)』、お父様が言ってた。」 (↓ハスキーボイス↓)

204『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/08(土) 10:32:45
>>203(大神)

「――――――おっと、『そこから先』は私がやりましょう」

『嘘の毛皮』で包むためにカードを持ち上げた直後、
男から制止の声が入った。
彼は大神の動きに気を配っている。
そして、『引っくり返す』のは彼の役目だ。
『カードを持ち上げる』という仕草は、
『引っくり返す』という動作を連想させやすい。
大神に裏返す気はなかったが、
相手にはそう受け取られたようだ。

また、『ネヴァー・グローイング・アップ』の精度は人間以下。
繊細に『ほんの少し持ち上げる』という事が出来ず、
どうしても大雑把な動きになってしまう。
その点も、『何かあるのではないか』と思われる要因になった。

                  だが、『仕込み』は済んだ。

               スッ

「………………確かに」

カードを裏返した男が、納得したように頷く。
その絵柄は『ハートの8』。
『実際の絵柄』は不明だが、『嘘の毛皮』が『真実』を作り出した。
的中率は『100%』だ。
ちょっと危ない所はあったが……『成功』に傷を付ける程でもない。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『確実に言い当てた』⇒『嘘から出た真』

205大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/05/08(土) 10:44:01
>>204
>また、『ネヴァー・グローイング・アップ』の精度は人間以下。
>・発現する場所はスタンドの手か本体の手で、意識することで瞬時に表れる。
本体の手使ってるよ

206『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/08(土) 12:19:48
>>205

207『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/08(土) 12:45:19
>>203(大神)

「――――――おっと、『そこから先』は私がやりましょう」

『嘘の毛皮』で包むためにカードを持ち上げた直後、
男から制止の声が入った。
彼は大神の動きに気を配っている。
そして、『引っくり返す』のは彼の役目だ。
『カードを持ち上げる』という仕草は、
『引っくり返す』という動作を連想させやすい。
大神に裏返す気はなかったが、
相手にはそう受け取られたようだ。
男から、それ以上の追及はなかった。
ただ、多少なりとも疑念が生じる隙には成り得る。

                  だが、『仕込み』は完了した。

               スッ

「………………確かに」

カードを裏返した男が、納得したように頷く。
その絵柄は『ハートの8』。
『実際の絵柄』は不明だが、『嘘の毛皮』が『真実』を作り出した。
的中率は『100%』だ。
完全無欠という訳にはいかなかったが……『成功』に傷を付ける程でもない。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『確実に言い当てた』⇒『嘘から出た真』

208『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/15(土) 10:10:18
◆問題名:『落とした指輪』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

壁と接するように設置された自販機の前に、
一人の女性が座り込んでいる。
何やら困っている様子だ。
見ると、自販機の下に『指輪』が落ちていた。
それは女性の物らしい。
サイズが合っていなかったせいで指から抜け落ち、
自販機の下に転がってしまったのだ。
かなり奥の方に落ちているため、
手を伸ばしても腕の長さが足りない。
どうにかして『指輪』を拾ってあげられないだろうか?

◆所持アイテム:持ち歩いていても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:指輪を拾って女性に返す(能力を活かし、確実であるほど高評価)。
◆失敗条件:指輪を返せない。
◆備考:自販機は飲み物を扱う一般的なタイプ。
     自販機と地面の間の隙間は腕一本がギリギリ入る程度。
     指輪は奥に転がっており、手を伸ばしても届かない。
     周囲の細かな状況は自由。
     物理的な被害を出す事は、出来るだけ避けるのが望ましい。

209ソラ『ステインド・スカイ』:2021/05/15(土) 10:42:17
>>208
能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/177-178

(たまには人助けとやらをしてみるか……)

杖型スタンドで自販機の下を探り、『指輪』に引っ掛けて取る

「はいよ、もう落としちゃ駄目だぞ」

「つかぬ事を聞くんだけど、何でサイズの合わない『指輪』なんて嵌めてたの?
 あ、いや、言いたくないんならいいけど」

210七篠 譲葉『リルトランク』:2021/05/15(土) 11:14:51
>>208

能力詳細: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

 七篠は女性が指輪を落としてしまったところに通りかかった。
 サイズが合わない指輪というのは意外とあるものだ。合わない故に気になってしまうことも七篠には覚えがあった。

――指の節は通るけど、そこから下が細いとぶかぶかしちゃって気になるんだよね…。

 女性が気になった七篠は手に『手のひら大の付箋』を貼り、声をかけた。

「あの、指輪落とされたんですか…?
 ちょっと取れるか、やってみてもいいですか?」

 こっそりと『リルトランク』を『付箋』に触れさせ、『白いモッコウバラの枝』を指輪に向けて生やす。
 『薔薇』は基本的に落葉するが、『モッコウバラ』は珍しく落葉しない種類であり、トゲもないものが多い。なんとも特殊な薔薇である。
 そんな『モッコウバラ』でも例外的にトゲがあるものがある。白い花を咲かせるものだ。

 七篠は薔薇のトゲを指輪に引っかけるようにして指輪を引きずり出す。
 取れたら『白いモッコウバラ』を消し、女性に声をかける。

「あの、取れました。どうぞ。
 指輪って結構気になって触っちゃいますよね」

211クスモ『ロングナイツ&ヘヴィハーツ』:2021/05/15(土) 17:30:45
>>208
「ちょっと失礼。
 横にどいててもらっても……」

仕事帰りに通りかかった。
女性と位置を変わり、自販機の下を覗き込みながら、ポーチから取り出した巻き尺の先端を差し込む。
「自分でも届かなかったのにどうやって(こんなゴツイ体格の男が)とったの!?」と、
余計な勘繰りをされたくないためで、これはただのフリである。


(『ヘヴィハーツ』……)

『 ズ オ オオォォォ 』

(……『ロングナイツ』)

『――カシュンッ』


背後に現れる巨躯の『ロボットスーツ』型の『スタンド』、『ヘヴィハーツ』。
自販機へ向けて剛腕を振るって障害を排除する――訳ではなく、
その掌から『小人』型の『スタンド』であり『搭乗者』、『ロングナイツ』を『排出』させた。
『ロングナイツ』を自販機の下に潜り込ませ、『指輪』を拾わせ、巻き尺の先端に引っ掛けさせて回収する。
もし泥やほこりが付いてたら、拾うついでに『ロングナイツ』で払っておく。
そして、さも自力で引っ掛けて取ったように、女性に『指輪』を返す。

「オレも小銭をこの間落としてしまってね。
 あの時助けられたのが巡り巡ってきたかな」

(スタンド能力 ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/383-384)

212小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2021/05/15(土) 18:54:08
>>208

ヤジ「おっ? どしたの、おねーさん。
指輪ぁ? そりゃ、大変だな。ちょっと待ってな、俺ならギリギリ腕長いし
届くかも知れねぇ」

何時ものように人助けか、異能の事件が街で起きてないかの帰り道だ。

親友が、そう言って女性に一旦どいて貰うのを見遣りつつ。その間に私は
常に携行してる『水筒』なりで、一番小さいビー玉サイズの『水槽』で
『リヴィング・イン・モーメント』を発現させ。女性の意識が親友に
向かってる間に、自販機の下に滑り込み。指輪を見止めると共に、彼が
伸ばす指の先に指輪を押し出すように水槽を移動させる。

ヤジ「ぬぅ……あと……もうちょいっ。
うっし! 取れたぜっ。大事なもんなら、ちゃんと嵌めておいたほうがいいぜ」

「そうですね。それじゃあ、私達はこれで」


通りすがりの善意に対し、謝辞の一声以外で何も求めはしない。

また私達は普段の日常の情景の一つに戻るだけだ。

213一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/05/16(日) 07:01:01
>>208
『能力詳細』:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/153

「………」

(『インダルジェンス』ッ! 自販機の下に百円玉を2つ
 転がせ…自然に入ったように…)

困った様子の女性に話し掛ける前に『インダルジェンス』に百円玉を自販機下に転がしてもらう。
これは『狩り場』に入場するための必要な投資だ。

「うわぁぁぁ!! お金が自販機の下に〜〜ッ!!」

「ちょっと退いててくださいね。
 ついでにお姉さんの落とし物も取り出しますから」

スタンドで指輪の持ち主であろう女性に触れて『不安』を『鎮静』して私を信じさせる。
自販機の下を覗き込んで取るようなフリをしつつ、『慈悲の刃』を展開して百円玉を刃先で突き飛ばす。

「こうやって落ちた百円玉を壁にぶつけて…」

弾いた百円玉をビリヤードの玉に見立てて自販機を支える部分の金具や後ろ側の壁に当て、狙った角度から跳ね返らせることで指輪に当てて自分の手元に押し出す(パス精:BCA)
他に落ちた百円玉などが有れば、『慈悲の刃』をキューに見立ててビリヤードのプロがするようにトリックショットを決め、硬貨を自販機下から叩き出せるだけ叩き出す。

「指輪が取れましたよ! ついでに小銭も取れたから
 軽く飲みましょうか。お姉さんも疲れたでしょうし…」

多少は歳を召されていようがお姉さんと呼ぶ。
一抹にとっては五十路までが『お姉さん』である。
そのように幼い頃から通う美容院の『お姉さん』に教えられているからだ…

214大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/05/16(日) 09:04:19
>>208
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/174-175

「いいぜ、ボクの真の力をお見せしよう。」 (↓ハスキーボイス↓)

「この力は、一日一回しか使えないんだけど、『一日一善』には十分ってやつさ。」 (↓ハスキーボイス↓)

「Magic-Show!」 (↓ハスキーボイス↓)

『真の毛皮』で『トリモチ棒』を作リ出す。
ttps://www.askul.co.jp/p/X215545/

 ※リンク先は伸縮式のものだが、固定式のものもあるようなので、そちらを『作成』する。なぜって『機構』が単純なものしか作れないから。

持続時間『10秒』なので、状況をあらかじめ見極めた上で、『トリモチ棒』で、ササッと『指輪』を取り出すよ。

「いやはや、地味なマジックだ。でもまぁ、ちゃんと取り出せただろう?」 (↓ハスキーボイス↓)

215松土 万世『トレスパス』:2021/05/16(日) 19:55:22
>>208(回答)
能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/110-111)

近くのゴミ捨て場だとか溝に『トレスパス』の触手を這わせる。
暗がりに潜んでいる小さな生き物に接触して洗脳。

   ポロロン、ポロロン♪ カサカサカサカサ―――ッ

「黒くて平べったくて素早いヤツ」を操って指輪を拾い、そのまま女性の元へと送り届ける。

ん、わざわざ名乗り出て自分で手渡すなんて……。
そんな恩着せがましいことしませんよ。ばっちいし。

216『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/17(月) 17:54:23
>>209(ソラ)

『ステッキ』のヴィジョン――その『形』は、
まさに『打って付け』だった。

         ヒョイッ

苦もなく『指輪』を回収し、
持ち主に渡す事が出来たのだから。

「ご親切に……ありがとうございます」

感謝の言葉を述べた女性は、
自身の『右手薬指』に『指輪』を戻す。
『質問』に対しては、どこか曖昧な微笑みが返ってきた。
それはそれとして『成功』だ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『確実に指輪を拾った』⇒『魔法のステッキ』

>>210(七篠)

       ズズズズゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

付箋から生じた『モッコウバラ』の枝が、
『指輪』に向かって伸びていく。
薔薇のトゲと神業的な精密性が合わさり、
上手く『指輪』を引っ掛ける事に成功した。
後は、隙間に差し入れた枝と一緒に引っ張り出すだけだ。

「……本当にありがとうございます」

『指輪』を受け取った女性は、
大事そうに『右手薬指』に戻した。
棘は触れるものを傷付けるが、
使い方によっては誰かを助ける事も出来る。
それを証明したのは『リルトランク』の能力だ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『能力を活かした』⇒『才色兼備』
『確実に指輪を拾った』⇒『細やかな配慮』

>>211(クスモ)

巨体を誇る『ヘヴィハーツ』は、
人間を遥かに凌駕する『圧倒的な破壊力』を秘めている。
だが、決して器用なタイプではない。
今回の適任は『別』にいた。

     シュタッ

          トッ トッ トッ トッ トッ

『ロングナイツ』――
狭い場所に入り込める小型のヴィジョンと、
精密機械に匹敵する器用さが、見事に役割を遂行する。
それらを以ってすれば、
『指輪』を取り戻すのは造作もない事だった。
地面を転がった際に軽く汚れてしまっていたが、
『ロングナイツ』の超精密性によって綺麗に取り払われる。

「助けていただいてありがとうございます……」

手渡した『指輪』は、無事に女性の『右手薬指』に収まった。
傍目からは巻尺で拾ったようにしか見えない。
拾った際の『クリーニング』も含めて、
『行き届いている』と言えるだろう。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『確実に指輪を拾った』⇒『適材適所』

217『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/17(月) 18:00:57
>>212(小林)

『連れ』が自販機の下に手を伸ばし――――。

            コツンッ

『水槽』で『指輪』を押し出し――――。

         スッ

『連れの手』が『指輪』を拾い上げる。

「――……どうもありがとうございました」

女性は丁寧にお礼を述べ、
『指輪』は彼女の『右手薬指』に収まる。
『二人がかり』ではあるが、今回に関しては、
一人でやったとしても同じ結果を得られただろう。
いずれにせよ、二人の好意が、
一人の女性を助けられた事に間違いはない。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『確実に指輪を拾った』⇒『小粋な計らい』

>>213(一抹)

        コロロロロロロ…………

地面を転がっていく百円玉。
それを行うのは『インダルジェンス』だ。
神がかり的な精密さによって、
完璧に自然な流れで自販機の下に送り込む事に成功した。

「――はい、分かりました……」

女性に呼び掛けると共に、
『インダルジェンス』で触れて『沈静化』を行う。
彼女は一抹に対して不信感を抱いていないため、
その点に関しては特に必要なかったが、
不安な気持ちを和らげる役には立つだろう。
『本番』はここからだ。

      ドシュンッ

             ――――カコンッ!

『慈悲の刃』を伸ばし、事前に配置した百円玉を打ち込む!
壁に当たって跳ね返った百円玉が、
後ろから百円玉を弾き飛ばした。
『インダルジェンス』の精密性と、
『慈悲の刃』という特性が遺憾なく発揮された形だ。

「……拾って下さってありがとうございます」

『指輪』は、無事に女性の『右手薬指』に戻る。
彼女の年齢は『二十台後半』のようだった。
ささやかな問題を解決した一抹は、
感謝する女性と共に一息つく。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『確実に指輪を拾った』⇒『ハスラーのテクニック』

218『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/17(月) 18:01:41
>>214(大神)

         フッ――――

『真の毛皮』が、一瞬の内に『トリモチ棒』に変化する。
種も仕掛けもあるトリック。
ついでに『時間制限』もあるが、後の手順は簡単だ。

                  ペタリ

隙間からトリモチ棒を差し入れて、くっつけて取り出す。
一緒に百円玉も取れてしまった。
前に来た誰かが落としたか?

「ありがとうございました……」

大神に対し、女性は感謝の言葉と共に深く頭を下げる。
手渡した『指輪』は、彼女の『右手薬指』に戻った。
小さな『マジックショー』は、こうして幕を下ろす。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『能力を活かした』⇒『真実の発露』
『確実に指輪を拾った』⇒『品質はお墨付き』

>>215(松土)

『連中』は世界中どこでもいる。
無論、ここも例外ではない。
適当な奴に『触手』で触れて『麻痺』させ、
肋骨の『ハープ』を奏でて『暗示』を与える……。

――――と、ここで一つの『疑問』が生じた。
『暗示』を仕込む相手には、
最低でも『鳥獣レベル』の知能が必要。
『奴ら』の知能は、
果たして『そのライン』に達しているのだろうか……?

   …………コロンッ

                「――……?」

とりあえず、今回は『成功』したようだ。
『指輪』は元通り、女性の『右手薬指』に収まる。
『感謝すべき相手』が視界に入らなかったのは、
果たして幸か不幸か。

          ⇒『CLEAR』

※達成した条件
『能力を活かした』⇒『黒い代理人』

219『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/22(土) 01:20:27

今回の問題は、能力を活かす事と確実性に焦点を当てた。
ヴィジョンの形質を利用するのは良い手だと思うが、
能力の範疇とは言えないため、
能力を活かすという評価からは外す方針にした。
確実性に関しては、
精密性の高いスタンドが有利になるのは間違いなく、
やはり高精度のスタンドが散見された。
両方の条件を達成したのは、七篠PCと大神PC。
インパクトではトリモチの方が上であると感じたが、
より確実性が高いという点で、
今回は七篠PCに 《◎グッド!》を進呈したい。

七篠 譲葉『リルトランク』⇒PLマネー『一万円』獲得。

220『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/23(日) 23:35:38
◆問題名:『お嬢様は低血圧』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは、ある富豪の屋敷で仕事をする事になった。
そこに暮らす『令嬢』の世話係だ。
朝食の支度が整い、あなたは彼女を起こしに来た。

          スゥ………………

ところが、『令嬢』は極度の『低血圧』。
非常に寝起きが悪く、なかなか起きてくれない。
このままだと、せっかくの『エッグベネディクト』が冷めてしまう。
しかし、雇い主の娘を乱暴に起こしては不味い。
出来る限り優しく彼女を目覚めさせる必要がある。

◆所持アイテム:持ち歩いても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:朝食が冷める前に令嬢を起こす(出来るだけ手早く、そっと起こすのが理想)。
◆失敗条件:乱暴に起こす・朝食が冷める。
◆備考:場所は令嬢の寝室。
     細かな間取りは常識的なレベルで自由。
     寝室にありそうな品物や設備であれば、常識の範疇で言い切り可。

221七篠 譲葉『リルトランク』:2021/05/24(月) 00:10:50
>>220

能力詳細: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

「お嬢様、モーニングティーのお時間です。
 起きてくださいまし」

 そう言いながら世話係として働き始めた七篠は『リルトランク』を発動し、ベッドの木製部分からお嬢様を取り囲むように『ローズマリー』を咲かせた。
 ローズマリーは見た目は針のような葉をしているが、実際は広葉樹の一種である。
ttp://kawasakimidori.main.jp/webzukan/rosemarry.html

 ローズマリーは低血圧によく効くハーブでもあり、香りが強く目覚めを促すものだ。
 心臓の拍動を強め、低血圧の人は枕元にローズマリーを置いて朝一番に嗅ぐと活動的な朝を迎えられるという。

――葉っぱをちぎって…。お湯に散らして…。

 七篠が作っているのは『ローズマリーの白湯』である。
 枝から離れた葉は3分で消えてしまうが、たくさん葉があるのでいざとなればまた白湯に入れて作り直せばいい。

「お嬢様、いい香りですよ。ほら、嗅いでみましょう…?
 飲んだらもっと目が覚めますよ」

 白湯を鼻先に持って行きながら声をかける。

222りん『フューネラル・リース』:2021/05/24(月) 07:49:37
>>220
能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/168-169

「お嬢様起きて〜」

強心の薬効にだけ絞った鈴蘭毒の唾液を、口付けでお嬢様に飲ませる

お嬢様起きてくれるかなぁ?

223『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/05/24(月) 10:35:27
>>220『お嬢様は低血圧』(回答)


(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

『えーっと、低血圧の方を起こす方法。朝一でシャワーを浴びる
軽い運動、適度なたんぱく質と塩分を摂取、チェダーチーズ、カフェインを試す
飲酒をしない……と、ふぅむ 起こし方として余り参考になりませんね、この本は。
いえ、とにかく血行を解すと言うのが大事。あの×××本体に半ば無理やり
覚えさせられたマッサージを試してみるか』

 モミ モミ モミ モミ モミ。

不愉快にならない程度に、私の技量(パス精:DCC)で精いっぱい指圧をかけ
体を解していきましょう。30分程丹念にすれば流石に私のまだ未熟な腕でも
血行が広がり気持ちよく目覚める筈です。

ですが、このままでは『エッグベネディクト』は完全に冷めてます。
××××本体に喰わせるならまだしも、お嬢様に食べさせると言う仕事において
このウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト。抜け目はありません

 ズギュン……。

『過去改変』により『エッグベネディクト』を出来立てに戻す。

『さぁ、お嬢様。朝食にいたしましょうっ
今日からスケジュール通りにウォーキング、食事にはチーズと緑茶も付けますし
お嫌いかも知れませんけど、少しは肉料理も食べませんと私が居ない時に
早起き出来なくなりますよ』

小言が多くなってしまうのは、あの本体と過ごしてしまった癖なので
お嬢様にはうっとうしいかも知れないが我慢して頂きたい。

ん? その本体(芦田)は随分静かじゃないかって?

『え? お嬢様、その壁の隅に転がってるシーツで包まれたでかい物は
なんですかって? ほほほ……ただの粗大ゴミですよ。あとで執事さんに
頼んで外へ放り投げますので』

今回の仕事に関して、あの本体の余計な行動に発言は全部要らないと
心から確信出来ていた。だから、最初に速攻で簀巻きにしましたよ。えぇ


 モガモガモガッ!(ウィゴーちゃん、酷い! でも、そんな冷たすぎる
ウィゴーちゃんもすげぇキュートだぜ!)

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだっ! っと、すみませんお嬢様
行き成り怒鳴ったけど、お嬢様に怒鳴ったわけじゃないんですよ! ほほ……』

224小翠『タキシードムーン』:2021/05/24(月) 18:59:53
>>220

「お嬢様ー!そろそろ起きないと遅刻するぜー?」

ちょっとした縁で、病気で寝込んでいる世話係の代わりに『令嬢』のお付きとなった小翠
お小遣いで新しいゲームが買える、やったー!と思ったのだが、
『令嬢』のあまりの我儘っぷりに、少しうんざりとしてきたところだ
何せ、冷めた『エッグベネディクト』を食べると怒るくせに、低血圧で寝起きが悪いときたものだ

「あーあ、このままじゃあ、また朝飯が冷めちゃうよ
 仕方ないなぁ・・・・・」

ベッド際に寄り添い、お嬢様とともに『タキシードムーン』の光を浴びる
すると小翠の姿は徐々に大きくなり、『変身』する・・・・・『令嬢の理想像』へと!

「おいおい、お嬢様・・・・そんな事やってると・・・・喰っちまうぜ(超絶イケボ」

小翠は知っている・・・・
『令嬢』が夜な夜な『某有名声優のASMR音声』を聞いている事を!
『令嬢』が理想とする声質となり、耳元で囁きかける事で心拍数を一気に上げ!(ずきゅんどきゅん)
血圧を急上昇! 爆裂的に起床してもらう!

225甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/05/25(火) 07:56:06
>>220
能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/172

「お嬢様、もう朝ですよ」

着馴れないメイド服に身を包んだあま公こと、甘城天音
御令嬢にその能力を気に入られ、お嬢様のお世話係兼デザート係として召し抱えらる事になったのだ

しかし、お嬢様は寝起きが悪い!このままでは『エッグベネディクト』が冷めてしまう!
仕方が無いので、とりあえず『エッグベネディクト』に熱々の『ホットケーキ』被せておく事にする
お嬢様が起きたらそっと消しておこう…

次にあま公は、お嬢様の周りに香りの強い『チョコミント』を大量に配置した
その異様な光景は、傍から見ると何らかの儀式(あるいは嫌がらせ)の様にも見える
実際、枕元に大量の『チョコミント』を置かれるなんて嫌がらせにも程がある

『ミント』は眠気覚ましに効くというし、これだけの強烈な『ミント』の芳香を嗅げば、流石に起きるかもしれない
いやしかし、低血圧の人間に『メントール』は逆効果かもしれない…!
これで起きたとして、『ミント』の香りに包まれた爽やかな目覚めとなるか
あるいは、朝っぱら激烈な『ミント臭』で叩き起こされ最悪な目覚めとなるかは、お嬢様のお好み次第だろう

最後に、お嬢様の耳元でそっと囁く
「早く起きないとご褒美(デザート)あげませんよ?」

226一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/05/25(火) 08:55:21
>>220
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/153

「寝首を掻きたくなるほど気持ち良く寝ておられる…」

こっそり寝室に忍び込んで『インダルジェンス』を発現。
『令嬢』の手をスタンドに握らせて本体は部屋のカーテンを開く。

「朝です。ご飯が冷めてしまいますよ。
 まだ寝てたい…? では、私がお嬢様の『足』となりましょう」

二度寝を決め込むようなら『インダルジェンス』で『令嬢』を持ち上げ、あたかも本体が持ち上げているかのようにしつつ食堂に彼女を持ち込む。
朝食の香りさえ嗅げば意識が覚醒するはずだ。
『インダルジェンス』が彼女に触れている限りは『鎮静』が発動し続けるので怒りを買うこともないだろう。

「朝食でございます。沢山食べないと大きくなれませんよ」

静かに彼女を降ろして離れる。なんとなく機嫌を損ねたら『空気椅子』にされる気がしたからだ。
最悪の場合は拳を叩き込まれかねない…

227大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/05/25(火) 10:05:02
>>220
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/174-175

「はてさて、今朝のショーの観客は、寝ぼけ眼のお嬢様。」 (↓ハスキーボイス↓)
今日の大神さんは『執事』の格好をしていた。お嬢様の趣味だ。

「Magic-Show!」 (↓ハスキーボイス↓)
『嘘の毛皮』で、お嬢様の理想の『絵』を作り出して、お嬢様に見せる。

「もしもし、お嬢様。
 お嬢様の大好きな『白執事』(※この世界での大人気コミック)の最新刊が出ましたよ。
 神話的にやべー表紙のやつが『ここ』にあります。
 お嬢様の大好きなカップリングが絡んで、まさに美の化身。」   (↓ハスキーボイス↓)

>c.【嘘の毛皮】
>03. 『嘘の毛皮』で『変化』する『姿』は『本体が想像できる固形の範囲なら自由自在』。
>   たとえ『神話や伝承にしか存在しないような非現実的なモノ』であっても、『その姿を本体が想像できるモノ』ならその『姿』に『変化』できる。
>05. 『嘘の毛皮』で何かの『姿』を『再現』した場合の『再現精度』は『一般人を騙せるが、専門家・機械を騙せない程度』。
>  『見た者の感情に影響を与えるような芸術作品』を『再現』した場合、一般人であれば感情に『影響』が出る。

『ソレ』は実在しなくてもいい、神話的でもいい、お嬢様の頭の中にしかないはずの『モノ』、大神の頭で想像できる限りの『お嬢様の感情を最大限に揺さぶる、最上のニセモノ』。

お嬢様に雇われ、その世話をする上で知った、『お嬢様が求めて止まないモノ』を見せる。

まぁ、『お嬢様の寝ぼけた頭』を覚ますに足れば、なんでもいいのだ。

もし、既に大神の能力を知っていたとしても、『その寝ぼけた頭』で、目の前の『現実』(偽)を疑うことは難しいだろう。

『お嬢様に、最上のニセモノを見せて、感情を揺さぶり、目を覚ます』、やりたいことはそれだけだ。

「さて、『真実のねぼすけお嬢様』、今日も目を覚まして『ニセモノ令嬢の仮面』を被ってくださいな。」 (↓ハスキーボイス↓)
お嬢様の着替えを手伝い、朝食へと向かわせる。



「はてさて、どうにも世の中ニセモノばかりで困ったものだ。」 (↓ハスキーボイス↓)
大神さんは呟くのでした。

228円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/05/27(木) 12:39:44
>>220(『お嬢様は低血圧』)

能力詳細:
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/181

なぜ、『円谷 世良楽』のようなヤツをメイドに採用したのか?
気難しいお嬢様の世話役に、学友なら向いていると思ったのか、
度重なる『クビ』の果てに、『富豪』が何かご乱心したのか……

「あ! うそー! まだ寝てるー! せっかくあたしがご飯作ったげたのにー!」
 
「おじょーさまが食べたいって言ってた『エッグベネディクト』!
 Youtubeで見た通りに綺麗に作れたんだからさー、
 早く起きて、見てー、撮って、ちゃんと食べてほしいでーす!」

ともかく、メイド服を着込んだセララがそこにいて、解決に当たる。

要は布団が暖かいのがダメなのだ。
つまり――――布団の中を寒くして、自発的に起きてもらう。

まずはベッドの足側に移動し、二つの『リトル・スウィング』を操作。
二つとも『30cm』ほどの大きさの『氷輪』まで成長させて、
布団の足元あたり、足が触れない位置に配置して回転させ続ける。

「もーっほんと早く起きて起きて!
 あーあ、あーあ! たまご冷めちゃって、おいしくなくなっちゃうなー!」

そのまま、布団の足元を軽く捲り…………
足元から布団の中へ、『氷の高速回転』による『冷風』を流し込む。

布団の快適度が布団の外を下回れば、自ずと出て来るはずだ。
別にそのためのスタンドではないので、大した効き目はないわけだが…………

「てゆーかあたしまで遅刻しちゃうんだからさー! 早く起きてくださーい!」

……しかし、乱暴に起こせない今回は、冷たい風くらいで『ちょうど良い』だろう。

まあ、もっとスマートにやる使用人もいるかもしれないわけだが、
――――――――今回はセララの仕事なので、文句は雇った人に言ってもらう。

229喜古美礼『ビトウィーン・2・エンズ』:2021/05/28(金) 21:02:39
>>220

『令嬢』の耳元で。

 「はやく起きないと――――
   深夜3時28分のあの『秘め事』、バラしちゃいますよ?」

●能力詳細●
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/401-402

230『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/30(日) 17:32:14
>>221(七篠)

『植物』および『植物製品』から『枝』を生やす。
それが七篠譲葉の――――『リルトランク』の能力。
今、その力が『最大限』に発揮される。

             ズズズズゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

          ズズズズゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

        ズズズズゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

     ズズズズゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

  ズズズズゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

木製の『ベッド』から『枝』を生やす事で、
令嬢の周囲に『ローズマリー』の花を咲かせる。
古来からハーブとして重宝されてきた植物だ。
豊かに生い茂る葉から漂う力強い香りが、
寝室の中に満ちていく。
その香りは『血行促進』の効果を持つ。
『御伽噺』を思わせる優美な光景の中で、
令嬢が緩やかに目を開けた。

        パチリ…………

「――――ふぁ…………おはよ…………」

体を起こした令嬢が欠伸交じりで挨拶する。
そして、ただ起こしただけではない。
すかさず『モーニングティー』を差し出し、
一気に畳み掛ける。

「ん…………いい香り…………」

残っていた眠気も、
『ハーブティー』のお陰で霧散したようだ。
極端な『低血圧』の彼女が、
これほど爽やかな目覚めを迎えたのは、
今朝が初めてだったかもしれない。
『世話係』としての役目を完璧に果たしたと言えるだろう。

          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『令嬢を優しく起こした』⇒『スリーピング・ビューティー』
『朝食が冷める前に起こした』⇒『目覚めは芳香と共に』

>>222(りん)

声を掛けても、令嬢は一向に目を覚ます気配がない。
このままでは肝心の朝食が冷めてしまう。
『りん』は令嬢の口元に顔を近付けていき――――。

        ――――チュッ

口移しで『鈴蘭毒』を飲ませた。
普通に考えれば『毒殺』と言っても差し支えない行為だが、
幸いにして『フューネラル・リース』の『鈴蘭毒』は、
『効果』を選ぶ事が出来る。
『強心作用』のみに絞れば、令嬢の命に別状はない。

                  「 ! ? 」

    ガ バ ァ ッ ! !

ただ、本来『強心剤』というのは、
衰弱した心臓の機能を高めるために用いられる薬品。
『健康な人間』を眠りから起こすには、
少々『刺激』が強すぎたようだ。
結果、令嬢は飛び起きる事にはなったが……
『役目』は果たした。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『朝食が冷める前に起こした』⇒『キルorキス』

231『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/30(日) 17:37:55
>>223(ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト)

この役目には不向きな本体に代わり、
『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』は、
テキパキとモーニングルーティーンをこなす。

「ん…………」

       パチ…………

「ふわぁ…………おはよ…………」

行き届いたマッサージのお陰で、
令嬢が緩やかに目を覚ます。
非力な『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』だが、
指圧程度であれば大きなパワーは必要ない。
また、十分な時間を掛けた事も、
力の不足を補う事に繋がった。

「そのゴミ、朝食が終わる前には片付けておいてね」

「邪魔だから」

         ――――ガチャ

辛辣な一言を残して、令嬢は寝室を出て朝食に向かう。
普通ならばすっかり冷めている筈の『エッグベネディクト』も、
『過去改変』のお陰で作り立ての温かさを保っている。
ただ…………『本体』が何かをやらかしたのが、
雇い主の耳に入ったらしく、
この仕事の報酬は『無し』にされてしまったようだ。

          ⇒『FAILED』
(『朝食が冷める』のは失敗条件に含まれている)

※達成した条件
『令嬢を優しく起こした』⇒『献身的奉仕』

>>224(小翠)

世話係として過ごす内、
小翠は『令嬢の秘密』を知ってしまった。
そして、小翠には『タキシードムーン』がある。
だからこそ、この『策』が成り立った。

「ハッ!その力強くも透明感のある『お声』は――――」

          ガバッ!!

        「『神楽坂悠斗』様ッ!?」

令嬢の理想像に変身した小翠の『声』が、
令嬢の耳に入るやいなや、彼女がベッドから跳ね起きた。
何を考えているのか左胸に手を当て、頬を赤らめている。
見事に『目的』は果たしたが――――
『この後』どうしようか?

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『令嬢を優しく起こした』⇒『蛍火の王子様』
『朝食が冷める前に起こした』⇒『恋に恋するお年頃』

232『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/30(日) 17:42:47
>>225(甘城)

  ――――ガチャッ

お仕着せのメイド服を着て、あま公は寝室にやって来た。
入室と同時に、
自らの分身である『ビター・スウィート・シンフォニー』を発現。
何を思ったか、突然『チョコミント』を大量生産し始める。
なかなか起きてくれない令嬢に対する嫌がらせか?
いや、『違う』。

     ポンッ ポンッ ポンッ ポンッ ポンッ

            ポンッ ポンッ ポンッ ポンッ ポンッ

まもなく、ベッドの周りは『チョコミントの海』と化した。
ミントの香りには、寝起きを良くする効果が期待できる。
ただ、『ビター・スウィート・シンフォニー』が出すのは、
あくまでも『チョコミント』なので、
『ミントそのもの』に比べると効果は薄れる。
だが、最大発現数の上限まで生み出した事で、
その点はカバー出来たようだ。
ミントの匂いに誘われるように、
令嬢が眠たそうに目を開いた。

         パチ…………

「………………なにこれ?」

自分の周囲を見て、困惑の表情を隠せない令嬢。
『能力』を買われているとはいえ、
この光景は予想外だったらしい。
しかし、無事に『お役目』は果たせたようだ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『令嬢を優しく起こした』⇒『スイーツビュッフェ』
『朝食が冷める前に起こした』⇒『メニューは一種類』

>>226(一抹)

一抹は屋敷に雇われている身なので、
忍び込む必要は全くなかったが、
ともかく『仕事』をしなければならない。
カーテンを開いて朝の光を採り入れるが、
令嬢は目を覚まさない。
力強さと精密さを兼ね備える『インダルジェンス』で、
まだ起きない令嬢を抱え上げ、
そのまま朝食の元へ運んでいく。
彼女は簡単に寝首を掻けそうな程に眠っているため、
『沈静』を発動せずとも怒りを買う事もない。
そして、令嬢を椅子に降ろす所までは、
上手くいったのだが…………。

「すぅ…………」

令嬢は椅子に座ったまま、重い瞼を開こうとしない。
朝食の匂い程度では起きないからこそ、
『極度の低血圧』なのだ。
乱暴に運んではいないし、朝食もまだ冷めていない。
その意味では決して『失敗』ではない。
だが、『成功』するためには、
『別のアプローチ』が必要になりそうだ。

⇒『NOT CLEAR』
(寝室内で解決するのが趣旨であるため、今回は成功でも失敗でもない)

>>227(大神)

「ハッ!そ、それは…………『白執事』最新刊!!
 我が心のオアシスにして最も尊き人生のバイブルッ!!」

         ガバッ!!

「どうしてもっと早く持ってこないのッ!!
 あぁ…………なんと麗しい…………」

大神は令嬢の好みを把握している。
ゆえに、それを利用した。
そして、首尾よく上手くいくはずなのだが…………。

        Zzzzzz…………

実際には、令嬢は『まだ』眠っている。
『白執事』を見せるためには、
彼女を夢の世界から引っ張り出す必要がある。
『嘘の毛皮』で作った『それ』さえ見せる事が出来れば、
眠気は一気に吹き飛ぶであろうが……。
朝食は冷めていないし、乱暴な手も使っていない。
『もう一声』だ。

⇒『NOT CLEAR』
(成功条件は『令嬢を起こす』事。
 令嬢は起きていない前提であるため、今回は成功でも失敗でもない)

233『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/30(日) 17:48:12
>>228(円谷)

何故セララが雇われたのか……。
その理由は定かではないが、一つだけ確かな事実がある。
目の前の問題を解決するのは、
他でもないセララ自身だという事だ。

    クルクルクルクルクル

           クルクルクルクルクル

『リトル・スウィング』を操作し、高速回転を開始。
目的のサイズまで達するのは、ほんの僅かな時間で済む。
瞬く間に、二つの『氷輪』が完成する。

            フワァァァァァ〜〜〜〜〜ッ

                   フワァァァァァ〜〜〜〜〜ッ

掛け布団を軽く持ち上げ、隙間から『冷風』を送り込む。
即席のクーラーだ。
気温の高い時期は重宝するかもしれない。
元々『冷やす事』を主体とした能力ではないので、
もちろん効き目は程々だが……。
『優しく起こす』という条件付きの今回に限っては、
それが上手く噛み合ったと言えるだろう。

「………………さむッ」

              ノソッ…………

快適さを奪われた令嬢が、
のっそりと布団から這い出てきた。
令嬢の体は冷めてしまったが、朝食は温かいままだ。
遅刻の方も…………まぁ、何とか大丈夫だろう

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『令嬢を優しく起こした』⇒『急速冷却』
『朝食が冷める前に起こした』⇒『手を焼かせないで下さい』

>>229(喜古)

寝室に踏み入った喜古は、ただ令嬢の耳元に囁き掛けた。

「…………?」

その言葉が寝ぼけきった意識に浸透するまでには、
しばらく時間が掛かった。

「…………!」

          ――――ガバッ!!

次の瞬間、令嬢は勢いよくベッドから飛び起きた。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『令嬢を優しく起こした』⇒『明け方の魔法』
『朝食が冷める前に起こした』⇒『乙女の秘密』

234『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/05/31(月) 01:32:44

おそらく早く起こすだけなら難しくないので、
特に起こし方に重きを置いた。
これによって、
かなり向き不向きが変わってきたのではないかと思う。
今回、最も良かったと思うのは七篠PCの解答。
能力の相性もあるが、ベッドの上という状況を活用し、
令嬢に不快感を与える事なく目覚めさせた所を評価したい。
また、生み出したローズマリーを、
そのままハーブティーに繋げたのも無理がなく、
一連の流れとして自然で美しいと感じた。
小翠PC・甘城PC・円谷PC・喜古PCの解答も捨てがたかった。
ただ、より優しく起こしたという点で、
今回は七篠PCを選ばせていただきたい。

《◎グッド!》七篠 譲葉『リルトランク』⇒PLマネー『一万円』獲得。

235『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/13(日) 08:34:24
◆問題名:『スタンディングオベーション』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

ある舞台で、あなたは『代役』に抜擢された。
詳しい役柄は『     』だ。
持てる力を駆使して、完璧な演技を披露する事が、
あなたに課せられた役割となっている。
開演を告げるブザーが鳴り始めた。
いよいよステージに上がる時が近い。
役者の登場を待つのは満員の観客。
この舞台が成功するもしないも、あなたの『演技力』次第。

◆所持アイテム:舞台の小道具として通じる範囲の品物。
◆成功条件:役を演じきる(能力を活かし、観客の満足度が高い程いい)。
◆失敗条件:観客を飽きさせる・観客や会場に対して被害を及ぼす行為。
◆備考:演じる役柄は自由。
     場所は劇場内にあるステージの上で、正確な大きさは自由。
     大道具類は常識レベルで言い切り可能。

236七篠 譲葉『リルトランク』:2021/06/13(日) 12:10:09
>>235

能力詳細: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

――どうして、こうなっちゃったんだろう。

 そう考えているのは怪しげなローブに三角帽を被った少女――七篠だ。
 劇団員の一人が怪我をして舞台に立てなくなったということで、声が掛かったのだがそもそもなぜ七篠が選ばれたのかわからない。
 だが、選ばれて今ここで立っている以上、『いばら姫』の『悪の魔女』の役は全うしなければならない。

「陛下、もてなしは結構です。金の皿が足りなかったのですものね。
 わたくしを呼ばなかったのはその為だとか…」

 七篠は低い声を作って王女を呪う。

「わたくしからも王女様に贈り物を差し上げましょう。
 美しく誰からも愛される、素晴らしい王女様…。
 だが貴女は…15歳の誕生日…糸車の針が指に刺さって死んでしまうのです」

 そのまま高笑いのまま舞台を去り、舞台の上手と下手で『リルトランク』を『フローリング(木)の床』に触れさせ、
『白のモッコウバラ』をできるかぎりゆっくりと舞台全体を覆うように生やし始めた。(スE)
 まだ、観客からは『モッコウバラ』の蔦は見えないはずだ。

 そして、舞台の中盤、七篠は老婆に扮して『糸車』を回す。
 やってきた『王女様』が『糸車の針』に触れたところで視認していた『モッコウバラ』を急成長(スC)させ、当初の予定通り舞台全体を覆った。

「呪いは成った!
 王女は永遠の眠りにつくだろう…!」

 暗転の中、高笑いをあげる。『悪の魔女』としての出番はここまでだ。
 役者を傷つけないようにトゲのない『白のモッコウバラ』を選んだが、観客からみればまさしく『いばら姫の呪われた城』になっただろう。

 そして、物語が終わりに近付き、『王子様』が『呪われた城』に近付く。
 七篠は『モッコウバラ』を解除し、『王子様』は『王女様』を目覚めさせ、物語はハッピーエンドを迎えた。

――…な、なんとか、乗り切れた…?

237名無しは星を見ていたい:2021/06/13(日) 19:38:21
>>235
一つ質問
役柄は自由との事ですが、演目は実際にある物に限られますか?
こちらのオリジナルでもいいのでしょうか?

238『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/13(日) 19:47:04
>>237

その役を演じきる事が出来るのであれば、
実在するしないに関わらず演目は自由。

239名無しは星を見ていたい:2021/06/13(日) 19:50:34
>>238
迅速な回答ありがとうございます
オリジナル、考えてみようかなと思います

240甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/06/14(月) 11:18:34
>>235
          創作舞台『おかしな魔女のシャルロット』

今回、甘城天音がやらされる事になったのは
お菓子の世界からやってきた魔女『シャルロット』
本来演じるのは子役だが、身長が低い(148)のと童顔が理由で押し付けられた(あま公は傷付いた!)

とある国のお姫様の元へやってきたシャルロットは、お姫様と一緒に魔法のお菓子で様々な事件を解決してきた
魔法の杖(『BSS』で作った『キャンディケイン』、観客には突如手に現れたように見える)
を振るい、巨大なマジカル☆ケーキ(ウェディングケーキ)を出して襲い来る敵をケーキ塗れにしたり
お仕置き用激熱クリームパイ(熱くない)を敵の顔面にぶん投げて火傷させてぶっ殺したり(役者は死んでない)して大活躍だ

舞台は終盤――
ある日、姫は信じていた隣国の王子に裏切られ
シャルロット共々捕らわれ幽閉されてしまった

姫「しゃる公よ…妾はもう誰も信じられぬでおじゃる…」
しゃる公「姫……元気を出してくださいなのです!」

しゃる公が魔法の杖を振るうと
部屋中に姫が好きなお菓子がぽんぽんと現れた(あらかじめ舞台のあちらこちらをタッチして仕込んでおいた)

しゃる公「そうだ、姫様!わちき、こんな物も作れるようになったのですよ!」

ポンッ しゃる公が姫様の目の前に出したお菓子は
姫様が大好きな、だが今までしゃる公が作れなかった「ちいずけえき」なる菓子
姫「こ、これは…!」

パタリ 魔力を使い果たしたしゃる公倒れてしまい、お菓子は全て消えてしまう

姫「しゃる公…!」
しゃる公「わちき、今はこんな事しか出来ないけど、絶対姫様を、『大和国』を救ってみせますからね!」

第1幕、これにて閉幕!
しゃる公の勇気が『大和国』を救うと信じて、第2幕にご期待ください!

しゃる公「…また私が演るの?」(口では嫌がりつつ内心わくわく)

241氷山『エド・サンズ』:2021/06/14(月) 16:04:42
>>235

能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/183-184


    『いよぉ―――――っ!!』

              ポンッ ポンッ!

―――本日の演目は『稲生物怪録』
武士の子息、稲生平太郎が1か月もの間、夜な夜な寝所を訪れる『物怪』達に驚かされる話だ
平太郎は勇敢な青年であり、『物怪』達の恐怖に平然とした態度を取った
終には『物怪』達の親玉である”魔王”山ン本五郎左衛門にその勇気を認められる

さて、氷山はちょっとした縁によりこの公演の主演を務める事になったのだが、
これはいい機会だ、とばかりに、少しだけ演出を変えさせてもらった
そのため、パンフレットの終わりにはこんな文言が追加される事となった・・・・

【演目の終わりに、『灯り』が差しだされます】
【是非ともお手を触れてください・・・・・”魔王”の姿が見られます・・・・】


「ええい! ひと月もの間、我が寝所に『物怪』どもを指し向けし者よ!出てこい!」

物語の終盤、氷山はここまで目立ったミスもなく主演を演じきっている
そして、いざ”魔王”が現れるその時・・・・会場の照明がカツンッと落とされた!

非常灯のみが客席を照らす闇・・・・

    ぽっ

  ぽっ     ぽっ
      ぽっ       ぽっ

その時、客席に5つの灯りが灯される・・・・それは『大捕物』で出現させた『提灯』だ
事前の告知の通りに、傍にいた観客たちはその灯りに手を触れる・・・・

   「わっ」
 
     「うわああ!」
                「なにこれ!」

客席で驚きの声が上がる!
『灯り』に触れた観客たちは何を見たのか!?

     『・・・・・・・・・。』


武士に扮した氷山の隣に立つ”魔王”・・・・『エド・サンズ』の姿だ!
『大捕物』で出した『捕具』を使う者はスタンドが見えるようになる・・・・
『提灯の灯り』で照らされる、幽鬼の如き『エド・サンズ』の姿はまさに”魔王”と呼ぶに相応しい

「何も見えないぞ・・・・?」
     「どうしたんだ・・・・?」

              「ん・・・・・?」

当然、『提灯』に触れていない人間にはその姿は見えない
これでいい・・・・見える者と、見えない者、両者の存在によって、”魔王”はこの世ならざる者として演出される


「そこにいたのか! ”魔王”山ン本五郎左衛門よ!」

数呼吸を終えた後、『大捕物』を解除
そして同時に、まだ『見えていない者』の所に『大捕物』で『提灯』を再発現する
これによって、順番に”魔王”の姿を見せていき・・・・本物の『幽霊』が演じる『稲生物怪録』は幕を閉じた

242りん『フューネラル・リース』:2021/06/15(火) 10:43:00
>>235
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/168-169

監督「最近の子役はどいつもこいつも駄目だな、『本物の花』になりきれる奴はいないのか?」
助監督「それだったら『鈴蘭畑』に『本物の花』みたいな子供がいますよ!」

               創作舞台『唄う花』

この舞台は『花の妖精』が歌を歌う『ミュージカル』だ
ところが主役の『花の妖精』役の子役が『花』になりきる事が出来ない不甲斐無い大根役者だったために
急遽、『鈴蘭畑』に住む『頭に鈴蘭を咲かせた少女』、『自分の事を人間だと思い込んでいる精神異常花』のりんが招致された
人間の役に立てるし、大勢の人間達に見てもらえるならと二つ返事で承諾したりん

(うちは『花の妖精』…うちは『花の妖精』…うちは『花』…)

いよいよりんの出番だ
自分に『うちは花の妖精』だと、自己暗示をかけるりん

「Wishing on a dream that seems far off
           Hoping it will come today♪」

(うちは…わたしは…『花』……)

今のりんは完全に『花の妖精』になりきっている
こんな事は『精神が異常な花』にしか出来ない芸当だ

「Is my star to come...」

               (『わたしは花だ』)

243『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/20(日) 05:51:07
>>236(七篠)

経緯はともかく、七篠は選ばれた。
『舞台』に立ったからには、『役』をこなさなければならない。
急ごしらえではあるが、低い声で演じる『悪の魔女』は、
なかなかのものだ。
無論、それだけではない。
自らの演技を引き立てる『演出』の用意にも抜かりはない。

   ズズズズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ―――――――ッ

見せ場と同時に、
事前に仕込んでおいた『モッコウバラ』を一気に咲かせる。
その光景は、まさしく『魔法』さながらだ。
今、『魔女の呪い』は結実した。

            ワァァァァァァァァァァ!!

客席からは歓声が上がる。
成功だ。
幕が下りた後も、『魔女の伝説』は語り継がれる事だろう。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『観客を満足させた』⇒『悪女の美学』
『能力を活かした』⇒『薔薇の効用』

>>240(甘城)

あま公は選ばれた。
舞台の『主役』である『魔法使い』として。
いよいよ幕開け――『一世一代の晴れ舞台』の始まりだ。

                      ポンッ☆

                ポンッ★

          ポンッ☆

    ポンッ★

自らの『魔法』で次々に難題を解決していく、
あま公こと『しゃる公』。
その度に客席から声が上がり、評価は上々だ。
終盤に差し掛かり、いよいよ『クライマックス』を迎える。

      ――――ポポポポンッ☆★☆★

次々にステージに現れるお菓子が姫としゃる公を取り囲む。
『トリ』を飾るのは、姫の大好物である『ちいずけえき』。
『しるくろおど』を通って製法が流入し、
高貴な者しか口に出来ないとされている幻の逸品だ。
そして、しゃる公は力強く誓った。
『大和国』を救うと!!

    パチパチパチパチパチ!!
                  
               パチパチパチパチパチ!!

『第一幕』は拍手喝采の内に終了した。
続く『第二幕』も、期待を持って迎えられるだろう。
文句なしに『成功』だ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『観客を満足させた』⇒『ひと時の魔法』
『能力を活かした』⇒『おかしなお菓子』

244『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/20(日) 05:52:32
>>241(氷山)

    ――――――ポッ ポッ ポッ ポッ ポッ

  「えっ!?」

        「何これ!?」

               「スゴーい!!どうなってんの!?」

突如として現れた『提灯』に観客席から驚きの声が上がる。
だが、あらかじめ広告を打っておいたお陰で、
氷山の『目論見』はスムーズに進んだ。
数人の客達が、『それ』に手を触れる――――。

               「うわッ!!ホントに見えた!!」

             「え、マジ!?」

  「何なに?何が見えてるの?」

『提灯』を手にした者には『魔王』――
『エド・サンズ』の姿が見えていた。
見えない者達は、困惑と興味が入り混じった感情を、
ステージと『見える者』に向ける。
中には『サクラではないか?』と疑う者もいたようだが、
『提灯』の出現と場の雰囲気に圧倒されて、
信じざるを得ない状態になったようだ。
こうして、舞台の初日は大盛況の内に幕を下ろした。
この話が口コミで広まれば、
翌日の公演も成功する事は間違いないだろう。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『観客を満足させた』⇒『怪物の正体』
『能力を活かした』⇒『御用の筋』

>>242(りん)

複雑な経緯を経て、ステージに立ったりん。
確かに、この舞台の『役者』としては打って付けだ。
りんは、ただ心を込めて『歌』を唄った。

     パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

その姿が胸を打ったか、その歌声が心に響いたか。
答えは、りんの演技を観た者達の心の中にある。
少なくとも分かる事は、
りんは彼女に出来る『精一杯』を尽くしたという事だ。

          ⇒『CLEAR』

※達成した条件
『観客を満足させた』⇒『花の詩』

245『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/20(日) 06:14:19

今回は『何かを発現させる』という能力が目立った。
やはり、この手の問題には、そういったスタンドが向いているように感じる。
りんPCは能力を活かしている訳ではないため、その点で評価を下げた。
残る七篠・甘城・氷山PCは、いずれも甲乙つけがたい。
今回は、物品を発現させるだけでなく、
それを利用してスタンドを目視させるという一捻りがあった氷山PCに、
《◎グッド!》を進呈したい。

《◎グッド!》氷山『エド・サンズ』⇒PLマネー『一万円』獲得。

246『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/20(日) 06:26:44
◆問題名:『睡眠不足が人体に及ぼす影響と対策に関する総合的検証』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは、ある『実験』に参加した。
実験場となるマンションの一室で、
『120時間眠らずに過ごす』という内容だ。
達成する事が出来れば、高額の謝礼が支払われる。
実験開始から、既に『119時間55分』が経過していた。
さすがに限界が近く、
今にも眠りの世界に落ちてしまいそうだ。
そうなれば報酬がパーになる。
襲い来る眠気に抗い、
短くも長い『5分間』を耐え抜かなければならない。

◆所持アイテム:なし。
◆成功条件:実験終了まで起き続ける。
  (すぐにも眠ってしまいそうなので、あまり時間は掛けられない。
   また、今の疲れ切った体で過度に自分の体を傷付けるような行動は、
   逆に意識を飛ばす要因になる恐れがある。
   出来るだけ手早く、なるべく穏便な方法が好ましい)
◆失敗条件:睡魔に負ける。
◆備考:実験場は標準的なワンルームマンション。
     細かな間取りは自由。
     日常生活に必要な品物や設備は一通り揃っており、それらの場所も把握済み。

247七篠 譲葉『リルトランク』:2021/06/20(日) 07:04:47
>>246

能力詳細: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

――もう、眠気が限界…。

 七篠は実験に参加していた。
 マンションの一室で120時間を眠らずに過ごすというその実験は既に残り5分、あと一歩というところまでやってきていた。

 だが、流石にもう限界らしい。
 頭をふらふらと揺らしながら、七篠は何度か頬を打つ。それでも眠気は飛ばない。
 ふと、七篠がなにかを決心したかのように前を見据え、『木製テーブル』に『リルトランク』で触れた。

――この手だけは…使いたくなかったんだけど…。

 『木製テーブル』から生えた一本の『木の枝』。そこから『葉』をちぎりとり、七篠はガムのように噛み始めた。

――『コカの葉』…。いわゆる『薬物』の原料…。
――流石にこれは禁じ手で、使いたくなかった…。

 常緑広葉樹である『コカの木』、その葉にはとても強い覚醒作用がある。
 もちろん、精製された『薬物』と比較すると弱いものだが、残り5分を乗り切るくらいの効果は期待できるだろう。

――『薬物ダメゼッタイ』

248甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/06/20(日) 13:47:08
>>246
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/172

「……」

眠いよぉ…
もう119時間55分も寝ていない
流石にもう限界だ
朦朧とする意識の中
睡眠の神『ヒュプノス』と夢の神『オネイロス』が、こっちへおいでと手招きをする幻覚を見る
おいであま公、こっちの世界は楽しいぞ…

駄目だ!まだそちらへ行くには早すぎる!
普段なら決して『BSS』の菓子は食わないあま公が、『ラムネ菓子』をポリポリと食べブドウ糖を摂取しながら眠気に耐える
背に腹は代えられぬ

そうだ、『チョコミントアイス』を食べよう
チョコレートに含まれている『テオブロミン』は『カフェイン』のような覚醒作用が期待出来る
ミントの『メントール』にも眠気を払う効果がある
それにアイスだから冷たい、その冷たさが夢の世界から現の世界へ引き戻してくれるだろう
食べながらうとうとすれば顔にくっついてひんやりした感覚が、あま公を叩き起こすはずだ

他にもシゲキックスやわたパチで刺激したり
何ならもっと危険なお菓子を作ってもいい、選択肢はいくらでもある

249ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/06/20(日) 15:51:34
>>246

能力:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/97


戸籍上の名前は、雪白 亡。公称17歳。
かつては街をさまよう不審な子供だったが、何があったのか……
『パラレル』ゆえに明かされる事は無いが、数多の経験を経て公的な身分をも手に入れ、
こうして堂々と『実験』にも参加できる。


「睡眠不足が体に及ぼす影響の実験なのに、寝たら報酬は無しって、
 納得いくかぁ〜? 私は全然納得いかねぇー……くそっ、くそっ、ナメやがって」


とはいえ、公的な身分は元々必要無かったかもしれない。
それくらい怪しい実験だ。


「『麻薬』……はさすがにマズいか。そもそもヤッたら逆に意識が落ちるかもしれん。
 ……ぐ、ぐぐう……こうなれば……」


かつて麻薬の量産のために謎の組織に遠い地から日本に連れてこられた彼女は、
その後の事件で一通りの麻薬の生産を可能にしていた……だが使う気は無い。
『電話』をかける。設備は一通りあるし、暇つぶしのネットとかもあるだろう。
通信は遮断されていないと思われる。


「わしじゃ……、頼みがある。お前さんの『オレキシン』を売ってほしい。
 わからんか? 簡単に言うと『脳内覚醒物質』
 日中に多く分泌される……誰でも持っておる神経伝達物質じゃ。
 それをわしの『メラトニン』と『交換』してほしい。5万出す。
 心配するな。体内ホルモンをほんの1つ変化させるだけじゃ。お前さんの影響は皆無と言っていい」


限界の眠気により子供時代の口調に戻りつつ、交渉する。
出費は問題無い。実験が成功して受け取る報酬に比べれば5万などはした金だ(言い切り)
そして『ベター・ビリーブ・イット』は、一度『交換』すれば、何度でも『交換』可能。
体内の睡眠物質である『メラトニン』を覚醒物質である『オレキシン』に『交換』しまくって眠気を吹き飛ばす。

問題はいくらなんでもそんな体内物質の『交換』とかやった事が無いということと、
ホルモンとか(PLが)ネットで3分で調べた知識でやってることだが……
思いついたので書きたかったのだ。許してほしい。

250八瀬『マウンテン・ライフ・ワーシップ』:2021/06/20(日) 22:07:01
>>246

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/171

「あかんわぁ・・・・眠気が」

人間社会から距離を置く八瀬が何故こんな『実験』に参加したのかわからない
恩人の頼みかもしれないし、やむを得ない事情があったのかもしれない
しかし、何らかの理由で『実験』に参加している事は確かだ

「ふぁ・・・・あ・・・・」

なんとか、ここまで耐えてきたが正直に言って限界が近い
あとは、この意識を手放し、甘露なる夢の世界へ・・・・・


    ズドォォオオオオンッ!!

「あっひゃぁ!」

睡魔に負け、一瞬意識を手放した瞬間にマンションの屋上から轟音が響いた!
そう・・・・この部屋の真上、マンションの屋上に『大岩』が落ちたのだ!
八瀬は既に自身の能力で『山犬』を作り、膝の上に待機させていたのだ

「あ、あぶなぁ・・・・」

『山犬』は本体の睡眠にともなう『意識消失』により自動的に『強制解除』
それにより、『大岩』が八瀬の真上10m地点に出現し、マンションを叩いた

その轟音は八瀬を覚醒させるのに十分な衝撃のはず

『山』から持ってきた『土』はまだある
新しい『山犬』を作って次の『睡魔』に備える

251一抹 貞世呀『インダルジェンス』:2021/06/21(月) 00:12:21
>>246
既に夢見ることもない私に不眠バイトを紹介するとは死にたいのだろうか。
冷房にうっとりしながらアイスを口に運ぶ殿様生活だ。
あっ、眠い。

「こんな時にッ! 『インダルジェンス』よォォ『睡魔』 を『鎮静』しろォオオオ!!」

『睡魔』に抗う感情以外を『鎮静』することで全力の抵抗を始める。しかし、これで駄目なら…

「『パラグライダー』するぜェーーーッ!!」

近場の毛布を『慈悲の刃』で改造して帆にする。
そして、地上目掛けて飛び出し飛行したい。

「お手軽エンコセットが有ればやばかったですね…」

奇天烈な行為に周辺も目覚めるだろう。
だが、金には変えられない。金! 金!

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/153

252扇原映華『シルバーダスト』:2021/06/21(月) 11:22:38
>>246
能力詳細:
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/387

――『コーヒー』を飲む。眠気を飛ばすにはこれしかない。
だがしかし、お湯が沸くまで待っていられるか予断を許さない状況だ。

だから『コーヒー』を飲む。
水が100℃になるまではとても待てなくとも、
『シルバーダスト』ならばコーヒーを淹れることが可能だ。

流石に『エスプレッソマシーン』は無さそうだが、『マキネッタ』ぐらいならばあるだろう。
(参考:ttps://kakakumag.com/sports/?id=12343)

諸々のセットを終えたならば、水を入れるタンク部分に『圧力レバー』を設置。
そしてレバーを引っ張り、最大限に『減圧』ッ!水は気圧が下がれば下がるほど、
『沸点』が下がるッ!とことんさげれば、50℃以下でも沸騰するッ!
(参考:ttps://www.tacmina.co.jp/library/coretech/242/)


「『圧力』祭りだッ!」

沸点を下げることで素早く抽出したコールタールのような
コーヒーに同量の砂糖をぶちこんで飲む。
多少生ぬるいかもしれないが、素早く『コーヒー』を飲むことが重要だ。
これで5分間を乗り切る。

253『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/26(土) 05:05:48
>>247(七篠)

容赦なく襲い掛かる極度の『眠気』。
肉体の疲労も精神の疲労も、既に限界に来ている。
それが七篠の『倫理感覚』を鈍らせてしまったのだろうか?

          ――――――ズズズズズゥッ

追い詰められた彼女は『禁忌』を破り、
遂に『踏み込んではならない領域』に手を染めた。

      ムグ…………
               
            ムグ…………

今や噛む事さえも億劫に感じる状態であったが、
急激に意識が鮮明になってくる。
『コカの葉』による『覚醒作用』の影響だ。
それにより、七篠は、
『120時間』の『実験』を終える事に成功した――――。

           ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・

願わくば、彼女が、
『代償』を払う事にならないのを祈るばかりである。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『素早く眠気を覚ました』⇒『禁断の果実』
『自分を傷付けずに眠気を覚ました』⇒『取締法違反』

>>248(甘城)

もはや『眠気』は限界に達していた。
神話の神々が手招きする幻覚さえ見えてくる程だ。
哀れあま公は、その誘惑に屈してしまうのだろうか?

         ――――ポンッ

残った僅かな気力をかき集め、
『ビター・スウィート・シンフォニー』の能力を発動する。
発現するのは『チョコミントアイス』だ。
『テオプロミン』+『メントール』+『低温』の三段構え。
さすがに一気に目覚めるまではいかないまでも、
『5分間』を耐え凌ぐだけの効果は得られる。
結果として、ギリギリの所で踏み止まる事が出来た。

「さらばだ、あま公よ。また会おう…………」

遠ざかる『ヒュプノス』と『オネイロス』の声を聞きながら、
あま公は『実験』を完遂させ、
『120時間の報酬』を受け取ったのだった。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『自分を傷付けずに眠気を覚ました』⇒『夜更かしのレシピ』

>>249(ナイ)

この『実験』の怪しさは否めない。
だが、ここで『落ちて』しまえば、
『120時間』の苦労が無駄になってしまう。
ゆえに、ナイは『奥の手』を使う事にした。

      ピッ ポッ パッ

                プルルルルルル…………

もちろん『電話』は通じるし、ネットも繋がっていた。

「…………『オレキシン』と『メラトニン』か?
 お前の頼みなら仕方ないな。分かった。好きにしろ」

交渉は成立し、『同意』は得られた。
同時に『交換』の条件も満たされた事になる。
確認の後、体内の『メラトニン』を、
片っ端から『オレキシン』と置き換えていく。
それによって、『眠気』が嘘のように引いていった。
さすがに『疲れ』までは消えないが、
この『実験』を最後まで乗り切るには十分すぎる効果だ。

          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『素早く眠気を覚ました』⇒『ご注文はお電話で』
『自分を傷付けずに眠気を覚ました』⇒『完璧な体調管理』

254『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/26(土) 05:07:17
>>250(八瀬)

おそらくは『複雑な事情』があったのだろう。
何はともあれ、『実験』は終了間近。
残り『5分間』を耐え切れば、八瀬の役目は終わる。

    ――――ガクッ

しかし、『五日間』ぶっ通しで起き続ける事は、
並大抵の疲労ではない。
とうとう『睡魔』に負けた八瀬の意識が闇に沈む。
『120時間』の苦労も水の泡…………。

             ズドォォオオオオンッ!!

           サウンド  インパクト
次の瞬間、壮絶な『轟音』と『衝撃』が、
八瀬の意識を現実世界に引き戻す。
『山犬』の『強制解除』によって発動した『大岩』が、
マンションの屋上に叩き付けられたのだ。
これによって、『眠気』は一気に吹き飛んでしまった。
最後の『5分間』を乗り切り、
八瀬の『実験』は無事に終了する。
ただし、『建物の修理代』を請求された事で、
『眠気』と一緒に『報酬』も『飛んでしまった』のが惜しい所だ。

          ⇒『FAILED』
(『睡魔に負ける』事は失敗条件に含まれている)

※達成した条件
『素早く眠気を覚ました』⇒『自動タイマー』
『自分を傷付けずに眠気を覚ました』⇒『物騒な目覚まし時計』

>>251(一抹)

『インダルジェンス』で『沈静』を試みるが、
『眠気』は『感情』ではなく『生理現象』。
『能力』の対象外であり、抑え込むのは『不可能』だ。
『極限状態』に陥った精神が、
一抹を『一つの行動』に駆り立てたッ!!

    バ サ ァ ァ ァ ァ ァ 
                  
                ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ッ

  「あれは一体!?」

         「鳥か!?」

            「飛行機よ!!」

               「いや、『パラグライダー』だッ!!」

マンションの外に飛び出した一抹を見上げ、
人々は口々に言い合った。
まるで鳥になったような気分だ。
何となく『爽やかな気持ち』になれた気がする――――。

          ⇒『NOT CLEAR』
(実験内容は『マンションの一室で120時間眠らずに過ごす』事。
 失敗条件には抵触しないが、外に出る事は趣旨に反する)

※達成した条件
『自分を傷付けずに眠気を覚ました』⇒『ショック療法』

255『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/26(土) 05:08:00
>>252(扇原)

眠気覚ましの定番といえば、やはり『コーヒー』だろう。
当然ながら、
そのためには『お湯』を沸かさなければならない。
しかし、『眠い』。
ひたすらに『眠い』。
今の状態では、湯が沸くのを待つ間に、
『寝落ち』してしまう可能性は十分に有り得る。

      ズギュンッ!

全身に『アナログメーター』を備えた人型スタンド――
『シルバーダスト』を発現!!
『コーヒー』を飲む必要があるッ!!
一秒でも早くッ!

               ――――ガシャンッ!

『能力』によって『マキネッタ』に『圧力レバー』を設置し、
即座に『減圧』開始!
『圧力』が下がれば『沸点』も下がるッ!!
この『現象』!!

         コポポポポポポ………………

程なくして『コーヒー』が出来上がった。
さながら泥水のような、とびっきり濃く淹れられた一杯だ。
それを飲むと、どうにか『眠気』は軽減されていく。
これだけで何時間も耐えるのは厳しいが、
ラストの『5分間』を凌ぐには十分だろう。
やがて『実験』を終えた扇原は、
『報酬』を受け取って『実験場』を後にした――――。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『素早く眠気を覚ました』⇒『時短の秘訣』
『自分を傷付けずに眠気を覚ました』⇒『名バリスタ』

256『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/26(土) 05:09:45

PCごとに多種多様な解答を見る事ができ、
出題者として楽しかった。
七篠PCはインパクトがあり、甘城PCと扇原PCは堅実な印象。
一抹PCは勢いは一番だったものの、
部屋を出てしまったために未クリアとなった。
特に良かったのは、ホルモンに目を付けたナイPCの解答。
これがミッションや場スレでも可能かどうかは別として、
スタンドパズルの解答としては秀逸だと感じた。
強制解除を利用した八瀬PCの解答も光っていたが、
失敗条件に抵触してしまったのが惜しいところ。
今回は、ナイPCに《◎グッド!》を進呈したい。

《◎グッド!》ナイ『ベター・ビリーブ・イット』⇒PLマネー『一万円』獲得。

257『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/06/26(土) 05:35:34
◆問題名:『アリススプリングスは遠すぎる』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは『オーストラリア』へ旅行に出掛けた。
今日の行き先は『エアーズロック』。
雄大な風景を堪能し、戻ろうとした時に『事件』は起きた。

              ブロロォォォォォ…………

乗るはずだったバスは既に発車した後であり、
一人だけ取り残されてしまったのだ。
最寄の『アリススプリングス』までは『450km』。
徒歩で向かうのは余りにも非現実的な距離だが、
他に手段はなかった。

   ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ

                 ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ

『覚悟』を決め、乾いた大平原を進み始めて『6時間後』。
一度も休まず歩き続けたため、体は疲労しきっている。
やがて、一筋の光明が差し込んだ。
日が傾き出した道路に視線を向けると、
およそ3km先から『大型トラック』が走ってくるのが見えた。
時速90km近いスピードで走行中だ。
完全に通り過ぎてしまうまでの時間は『2分間』。
これを逃せば、おそらく『次のチャンス』は望めないだろう。

    やるしかない――――――『ヒッチハイク』!!

◆所持アイテム:持ち歩いていても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:通り過ぎてしまう前にトラックを止める。
        (早さと確実さが高い程いい)
◆失敗条件:トラックの走行機能に支障を来たしかねない行動。
        (多少の傷が付く程度は可)
◆備考:場所は広大な平原。
     周囲の細かい状況は自由。
     歩き続けて著しく体力を消耗しており、
     走るなどの激しい動きは困難な状態。
     車は『10tトラック』。
     ドライバーは人がいる事に気付いていない。

258甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/06/26(土) 13:19:03
>>257
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/172

旅はいいぞ
日本では見られない動物達が沢山いるんだ
昨日はコアラと触れ合ったし、カンガルーもワニもエミューもポッサムも美味しかったし
特にワニは、淡泊なのにとても力強い、しっかりとした味で良かったなぁと
世界で2番目に大きいと言われる一枚岩『ウルル(通称エアーズロック)』から眺める景色を堪能しながら
旅の思い出を振り返るあま公だった

今日も良い旅になるはずだった
あの運転手の馬鹿が忘れなければ…!
何でちゃんと全員揃ってるか確認しねぇんだあのアホは!大失態だよ!
クビだクビだクビだ!

うだうだ言っていても始まらない
とにかくあの地平線に向かって、この広大な大地を歩くしかないのだ
あま公は歩いた、歩いても歩いてもゴールの見えない恐怖と絶望に抗いながら必死に歩いた

やがて疲れ果てて膝を落としたあま公の元に『希望(トラック)』が現れた!
このチャンスを、逃がすわけにはいかない!
トラックを止めるなんてのは簡単だ、造作もない事だ

『BSS』でトラックの進行方向にttps://jp.reuters.com/article/l3n0jo0sx-giant-gingerbread-idJPTYE9B803J20131209
を作り出す、ただこれだけで十分だ
嫌でも止まるしかないだろう

259眠目倫『ノワール・デジール』:2021/06/27(日) 07:20:12
>>257

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/187

「やっぱりぃ、アングロサクソン系ってメラニンが薄くて目が綺麗よねぇ…。
 ……それにしても…疲れたぁ…」

 歩き疲れた様子の女性――眠目だ。
 どうやら異国の地で目指す場所まで歩いていこうとしたが限界らしい。
 いつの間にか空は白み、夜明けを迎えていた。
 そんな眠目の前に遠くから『トラック』が走ってくるのが見えた。ヒッチハイクのチャンスだ。

 眠目はスタンド、『ノワール・デジール』を発現し、近場の『石ころ』五つに触れさせそれぞれを『硝子瓶』化。
 できた『硝子瓶』を道路を塞ぐように等間隔で地面に設置した。

 『ノワール・デジール』で作ることができるのは『硝子瓶』だ。
 形状は自在であり、今回は『ウランガラス製』の『高さ1mのエジプト香水瓶(容量:700ml)』だ。『エジプト香水瓶』は工芸品としての面も強く、香水瓶であるにも関わらず香水を入れる場所が極端に少ない。
 700ml入る硝子瓶であれば大きなものとなるのは道理だ。
(形状は下記URLのものを大きくしたイメージでいます。
ttps://store.shopping.yahoo.co.jp/kilimfine/mixl5.html)

 そして『ウランガラス』。
 『ウランガラス』は紫外線を当てることで光る性質を持つ。
 ブラックライトのない時代、昔の人は朝焼けや夕焼けにかざし、その『緑の光』を楽しんでいたそうだ。
 今は朝焼け時。
 発現した『硝子瓶』は当然のように緑に光っていた。まだ暗い道に光る瓶が五つ並んでいるのはなかなかに異様な光景だ。

 道路を塞ぐ『巨大香水瓶』を見つけたなら、運転手はそれを退かすために止まってしまうだろう。
 もし『よそ見運転』をしている等で止まらないようであっても『トラック』は『ガラス瓶』とぶつかり、多少なりとも衝撃を受けるはずだ。
 確認するために車を止めるだろう。

260眠目倫『ノワール・デジール』:2021/06/27(日) 07:24:04
>>259 
ttps://store.shopping.yahoo.co.jp/kilimfine/mixl5.html

261『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/03(土) 12:04:41
>>258(甘城)

運転手のミスを呪いながら、
あま公は果てしない大平原を歩き続けた。
無限とも思える長い道のり。
どれだけ歩いてもゴールは見えてこない。
ついに力尽きようとしていた時、天の助けが舞い降りた。
力を振り絞り、『ビター・スウィート・シンフォニー』が、
その能力を発揮する。

         ド   ン   ッ   !   !

次の瞬間、道路のド真ん中に、
超特大の『お菓子の家』が現れた。
名前だけ聞くとメルヘンチックだが、
実際に目の当たりにすると異様な迫力がある。
何しろ『本物』なのだから。

    キキィィィ――――――ッ!!

巨大な障害物を前にして、トラックが急停車する。
幸い正面衝突する事は避けられた。
親切なドライバーに乗せてもらい、
あま公は一路『アリススプリングス』へ向かったのだった。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『早くトラックを止めた』⇒『ヘンゼルとグレーテル』
『確実にトラックを止めた』⇒『衝突事故未遂』

>>259(眠目)

眠目は疲れていた。
疲れ切った体を動かし、何とか目的地に辿り着こうとしたが、
歩けど歩けど先は見えてこない。
やはり徒歩での走破は事実上不可能。
『ヒッチハイク』を決意するも、
トラックは眠目の存在に気付いていない。
このままでは…………。

    ポンッ ポンッ ポンッ ポンッ ポンッ

『ノワール・デジール』の能力で、
巨大な『エジプト香水瓶』を発現。
それも、ただのガラス瓶ではない。
紫外線に反応して発光する『ウランガラス』だ。
ドライバーは前方を見ており、
道路上に現れた『それら』は当然目立つ。
次の反応は、眠目の予測した通りのものだった。

        キキィ――――――ッ!

降車したドライバーに身振り手振りで事情を説明し、
眠目は『アリススプリングス』への道を進み始めた。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『早くトラックを止めた』⇒『芸術的通行止め』
『確実にトラックを止めた』⇒『神秘の輝き』

262『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/03(土) 12:12:08

実験的な意味もあり、今回は難易度を上げるつもりで、
意図的に制限を多く設けてみた。
まず、力ずくを難しくするために車を大型トラックにし、
スピードを上げた。
なおかつ時間制限を課し、
さらに体力面も万全ではない状態に設定した。
結果として思った事は、
やはり色々と条件を付けすぎるのは宜しくない。
出来のいい問題とは到底言えないが、
解答してくれた甘城PLと眠目PLには心から感謝したい。
甘城PCの解答はシンプルで分かりやすく、
見た目のインパクトが強烈なだけでなく、
実用的でもあると感じられた。
眠目PCの解答は、
大きさに加えて光で気付かせるという一工夫があり、
その点を評価して《◎グッド!》を進呈させていただく。

《◎グッド!》眠目倫『ノワール・デジール』⇒PLマネー『一万円』獲得。

263『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/04(日) 07:17:21
◆問題名:『お嬢様の熱中症対策』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは富豪に雇われて『令嬢の世話係』を任されている。
晴れた日の昼下がり、
令嬢は『庭園』で優雅なティータイムを過ごす。
まもなく、彼女が口を開いた。

「――――暑いわ!何とかして頂戴!」

今日は生憎の『猛暑日』。
とにかくひたすら無性に『暑い』。
屋敷内には冷房が効いているのだが、
令嬢はどうしても『庭園』で過ごしたいそうだ。
しかし、同時に『暑さ』も嫌だと言っている。
彼女の要望を可能な限り叶える事が、あなたの役目だ。

◆所持アイテム:持ち歩いていても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:令嬢を涼しくさせる。
        (出来るだけ手早く、なるべく優しい方法が好ましい)
◆失敗条件:乱暴な手段を使う・令嬢を庭園から離す。
◆備考:場所は庭園内の東屋。
     屋根と床はあるが壁はない。
     中にテーブルと椅子が設置してあり、令嬢はそこに座っている。
     テーブルの上にはティーセットが置かれている。
     それ以外の細かい状況は自由。

264眠目倫『ノワール・デジール』:2021/07/04(日) 10:15:19
>>263

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/187

「お嬢様ぁ、すこし『ピッチャー』をお借りしますねぇ」

 眠目は元々はお嬢様のネイルを整えるために来ていた。
 だが、気付けば『世話係』として共に過ごすことが増え、今日もせっせと世話を焼いていた。

 眠目はその辺に落ちている石を二つ拾い、それらを『硝子瓶』にし、片方をお嬢様の首に当てた。
 今回作った『硝子瓶』は『ひょうたん型(700ml)』だ。お嬢様の首の形にぴったりフィットするようにくびれを作っている。(精B)
(形のイメージ: ttps://www.rafuju.jp/products/detail.php?product_id=786406 )

 くっつけなかった方の『硝子瓶』はアイスティー用に持ってきていた『氷の入ったピッチャー』の中に突っ込んで冷やしておく。
 『硝子瓶』が温くなる度に交換すれば冷たさを維持してお嬢様の体温を下げることができるだろう。
 『硝子瓶』を入れたことで氷が溢れるようであればそれを一塊として『硝子瓶』化して『熱エネルギー』が失われないように保存しておこう。

「お嬢様ぁ、どうですかぁ?
 ひんやりしますかぁ?」

 首は血流が集中する場所である。
 血を冷やせば全身を冷やすことにつながる。
 他に冷やすのであれば心臓付近や腋下、太股、腰等が望ましいが、そこは『お嬢様』相手にはすこし破廉恥が過ぎるだろう。

265 芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/07/04(日) 17:14:53
>>263(『お嬢様の熱中症対策』 回答)

(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

「この前、お嬢様を起床させる時は。その前に屋敷内の高そうな
テーブルクロスとか、クソして洗ってビショビショになった手で
拭いたから給料貰うのを失敗したんだろうな。
ウィゴーちゃん、謝るよ。俺、改心したよ! ってな訳で俺とウィゴーちゃんの
愛の語らいを見せれば、お嬢様野郎も当てられて暑さも気にしな・・・」

『シャーラップ! マイ・ネーム・イズ・ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!!』

 そろそろ本体に対する殺意がやばくなったが、私も前回の反省を学んだのだ。

  シュッ  キィィンッ……    パァァ  ア

 『お嬢様……綺麗な【雪像】ですわね』

過去改変するのは『庭園』です。このような邸宅の庭となりますと
冬のシーズンも雪像なり建てているのは可笑しくない!
 『冬の庭園』を庭のフィルムを抜き出す事で改変して雪像のある映像まで
遡り発現させました! 流石に夏から冬にまでフィルムを出すのは少しばかり
お嬢様に我慢を強いりましたが、その分、この雪像達は納涼に貢献したでしょう!


「では、お嬢様に更に涼しくなって貰うために俺が一発ギャグでも・・・」

『やめてね!! 普通にイラッてきて怒りのボルテージで熱くなるから!』

邪魔してくる本体を一々制止しなくてはいけなかったが、まぁ何時もの事です。
今回は、ちゃんと給金を貰いますよ! ゆくゆく自立型となり本体をぶっ倒して
素晴らしい生活を築くためにも!

266円谷 世良楽『リトル・スウィング』:2021/07/06(火) 03:05:49
>>263

「えーっ! うそーっ、なにそれー!
お嬢様がお外で飲みたいって言ったんでしょー!もーっ。
 まーでもでも、あたしがいてよかったですねーっ!」

幸い、『冷やす』のは専門分野だ。

           ヒュルルルルルルルル

まずは『氷輪』を形成、それを高速回転させ、お嬢様へと冷風を送る。
それで『外から』冷やし――――

「小学校の時、ママに理科の本買ってもらってさー。
 それで読んだことあったんですよ! お嬢様知ってる!?
 あのねあのね、『飲み物を冷やすには回す方がいい』んだって! 不思議だよネ」

そして、『回す』のも専門分野だ。
富豪の家なら大き目の容器には事欠かないだろう。
そこに『最小氷輪』と『容器の内径に沿うサイズの氷輪』を入れ、
最も遅いスピードと勢いで、『回転』させる。

「お紅茶も美味しいけど、今日すっごい暑いしー、こーゆーのも飲んだ方がいーですよ!」

これにより『冷たい回転水流』を作り出し、即席の『シャンパンクーラー』を作成!
ここに高級な『ミネラルウォーター』や『コーディアル』を入れておけば冷たい飲み物を作り放題だ。
あるいは冷やして食べられるタイプの菓子なんかも良いだろう。

「何とかなってよかったよかったー。
 あ! もしかしてもしかしてっ、あたしが頼りになるからわがまま言うのかな? あはーっ!」

能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/181

267ソラ『ステインド・スカイ』:2021/07/06(火) 16:35:40
>>263
能力詳細
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/177-178

白髪、赤い瞳、経歴不明
よくこんな得体の知れない奴を雇う気になったな…
というか何故7・8歳くらいの子供用のメイド服があるんだ…?

「御意」

お嬢様の我儘に文句一つ言わずに我慢するソラ
仕事ならいくらキツくても金になるからなぁ

ピッチャー内の氷を4つ、お嬢様を囲う様に地面にぶちまけ
『ステインド・スカイ』の杖で触れる事で、『核』となった氷は
『浮上』し、お嬢様の周囲で『雪雲』に覆われ固定され『パウダースノー』を降らせた
真夏に見る雪というのも乙なものでは?

ここでテーブルから一つ、器を手に取り雪を受け止める
そうして器に溜まった雪に
徐に懐から取り出したかき氷シロップ(ブルーハワイ)をかけ
真っ白な雪を空色に染め上げた

「どうぞ」

不純物の無い綺麗な雪のかき氷、誰もが一度は想像した事があるのでは?

我儘なお嬢様の事だ

こ ん な 事 も あ ろ う か と

出掛ける前に予め用意していたのだ
お嬢様の行動パターンなどチャートに織り込み済みだ!
(シロップは流石に日用品として不自然だったか…?)

268『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/10(土) 10:19:54
>>264(眠目)

「あぁぁぁ〜〜ッ!暑い暑い暑い!」

茹だるような熱気に対し、しきりに愚痴る令嬢。
それを横目に、眠目は準備に取り掛かる。
適当な石ころを拾い上げ――――。

     ポンッ
 
            ポンッ

用意するのは二つの『硝子瓶』。
真ん中がくびれた優美なシルエットが特徴的だ。
片方をピッチャーで冷却する間、
もう一方を令嬢の首に触れさせる。

「んー……冷たいといえば冷たいけど……」

ないよりはマシだろうが、
さすがに冷えていない状態では効果は薄い。
そして、十分に冷たくなるまでには、多少の時間を要する。
少ししてから『冷却』が完了した。

       ――――ピトッ

「あっ…………これ気持ちいいわァ…………」

「よォォォ〜〜〜〜く冷えてるゥゥゥ〜〜〜〜」

冷えた硝子瓶を首に当てられると、
令嬢は満足げな表情で目を細めた。
血流の集まる首が冷やされた事で、全身の熱も引いていく。
あとは同じ事を繰り返していけば、
『世話係』としての役目を果たせるだろう。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『令嬢を優しく冷ました』⇒『適切な応急処置』

>>265(芦田)

「あぁ〜〜ッ!!うるさいうるさいうるさい!!
 あなたが喋ると余計に暑いのよッ!!
 もう一分だけでもいいから、その口を閉じてなさい!!」

      「Bloody!!Hell!!」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』と共に、
令嬢が芦田を怒鳴り飛ばす。
『前回の仕事』では、
図らずも本体のとばっちりを受けてしまったが、
今回は抜かりない。
いつものように『フィルム』を引き出し、
『過去改変』を開始する――――。

 パ ァ ァ ァ ァ
            ァ ァ ァ ァ ァ
                       ァ ァ ァ ァ ァ ッ

   「え――――――」

                 「えええええッ!?」

しばし呆気に取られた後に、令嬢が驚愕の叫びを発した。
真夏の庭園に突如として現れた、季節外れの『雪像』。
『過去の庭園』に存在していた『雪像』を、
能力によって『現在』に蘇らせたのだ!

       バフッ

「あぁー……気持ちいいー……」

フラフラと椅子から立ち上がった令嬢が、
倒れ込むようにして『雪像』に抱き付いた。
おそらく、すぐに熱気も引いていくはずだ。
『庭そのもの』を対象にした大掛かりな改変。
さすがに相応の時間は掛かったものの、『効果』は十分だ。
手当てに関しても、同じく『相応の額』が期待出来るだろう。

          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『令嬢を優しく冷ました』⇒『季節外れの冬景色』

269『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/10(土) 10:23:00
>>266(円谷)

「ええ、そうよ。
 でも、私が『暑くして』って頼んだ訳じゃないわ」

「だ・か・ら!!今すぐ何とかして!!」

『氷輪』が放つ『冷気』は、
『リトル・スウィング』が持つ『特性』の一つ。
物体を即座に凍り付かせる程ではないものの、
『令嬢の世話』には逆に好都合だ。
『前回の仕事』にも大いに活かされた力が、
再び発揮される事になる。

   クルクルクルクルクル

               フワァァァ〜〜〜〜

「あぁー……『コレ』いいわァー……」

まず、一つ目の『輪』で令嬢に『冷風』を送る。
『前回』は寒がらせたが、今回は『猛暑』の最中。
その『風』は暑さに苦しむ令嬢に心地良い『涼』をもたらした。

そして――――今回は『それだけ』では終わらない。

  クルクルクルクルクル
           クルクルクルクルクル
                    クルクルクルクルクル

『二つの輪』を用いて水を冷やすと同時に、
『回転』によって『冷却スピード』をアップ!
『冷気』と『回転』の合わせ技。
いつでも冷えた飲み物が取り出せる『冷蔵装置』の完成だ。

         グビグビィ

「プッハァァァ〜〜〜〜ッ!!
 さいッこおォォォォォ〜〜〜〜ッ!!」

『外』と『内』からの『二段構え』。
円谷の手腕に、令嬢は『ご満悦』だ。
この分だと、今後も何かと、
『ワガママ』を言われそうな気がする。

          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『令嬢を素早く冷ました』⇒『コンパクトファン』
『令嬢を優しく冷ました』⇒『ポータブルクーラー』

270『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/10(土) 10:25:41
>>267(ソラ)

雇い主は富豪――つまり『金持ち』だ。
ソラに合う『既製品』はなくとも、
『オーダーメイド』で仕立てる事は容易かった。
『経費』として扱われているため、
その分の代金を請求される事もない。
その辺りは成功者の余裕といった所か。
もっとも、ソラが選ばれた『理由』は定かではないが……。

        ハラ ハラ ハラ ハラ ハラ………………

「へぇ――――」

「なかなか『風流』じゃない。気に入ったわ」

「さっきよりも涼しくなってきた感じがするし…………」

夏の空から『雪』が舞い降りる。
その奇妙な光景は、見る者の心に確かな『涼』を与えた。
『雪』によって周囲の気温が下がっていき、
同時に令嬢の体温も適度に冷やされる。

         スッ

そして取り出すのは、
『こんな事もあろうか』と用意してあった『ブルーハワイ』。
手際よく準備を終え、特製の『空色かき氷』を完成させる。
『雪』が『実体化』しているからこそ出来る芸当だ。

「あら、随分用意がいいじゃない?」

    シャク シャク シャク シャク シャク

「――――控えめに言って『最高』って感じねェ〜〜〜〜」

                 キーン

             「あっ、頭が…………」

一気に食べたせいで令嬢が『こめかみ』を押さえているが、
それはソラの責任ではない。
首尾よく『役目』は果たした。
これなら『報酬』の方も期待できそうだ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『令嬢を素早く冷ました』⇒『局所的異常気象』
『令嬢を優しく冷ました』⇒『贅沢な一品』

271『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/10(土) 10:34:36

冷やすというお題だけに、円谷PCやソラPCのような、
冷気に関わる能力が有利になっていたのではないかと思う。
そうではない二人も、
それぞれの能力を活かした解答を導き出していた印象。
眠目PCの解答は堅実そのもので、
絵的には地味ではあるが、状況に合わせた瓶のチョイスと、
首を冷やすという的確な処置が光った。
逆に芦田PCの解答は大胆。
相応の時間は掛かるものの、
夏の庭園に雪像を出現させる発想は意外性があり、
アイディアとして素晴らしかった。

また、冷気を持つ二人も単純に冷やすだけに留まらず、
もう一捻りが加えてあり、見ていて楽しかった。
冷気と回転の両方を駆使した円谷PCの解答は、
絵的にも理論的にも説得力を感じさせる。
ソラPCが行った雪を食べさせるという解答は、
実体化している特性を活かしつつ、
体の内側から冷やす手段として手っ取り早く効果的。
今回、特に良かったと思えるのは芦田PCと円谷PCの解答。
ただ、早さという点において、
円谷PCの解答が一歩上であると判断した。

《◎グッド!》円谷 世良楽『リトル・スウィング』⇒PLマネー『一万円』獲得。

272『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/11(日) 08:40:37
◆問題名:『お掃除大作戦!!』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは『ハウスキーパー』の仕事を請け負った。
今日の依頼先はワンルームマンションの一室。
いざ現場に行ってみると、
足の踏み場もない程に散らかっている。
しかも、これから『急な訪問』がある予定なのだという。
『客』が来る前に、部屋を片付けなければならない。
ただし、必ずしも完璧である必要はないそうだ。
つまり、一見して『綺麗に見えさえすればいい』。

◆所持アイテム:持ち歩いても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:訪問者が来る前に部屋を片付ける。
        (手早く、確実性が高い程いい)
◆失敗条件:時間が掛かりすぎる・部屋に損害を与える行為。
◆備考:場所はワンルームマンション。
     玄関を入ると、キッチン・トイレ・バスルームがあり、
     その奥に部屋が存在し、外にはベランダがある。
     具体的な散らかり具合は自由だが、
     足の踏み場もない状態。
     部屋以外の場所を片付ける必要はない。
     家具の種類や配置は自由で、
     室内にある物も常識の範囲で言い切り可。

273七篠 譲葉『リルトランク』:2021/07/11(日) 10:16:52
>>272

能力詳細: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

 焦げ茶の髪を背中に流した少女――七篠がなぜハウスキーパーをしているのかはわからない。
 とにかく、やってきた部屋には『服』が足の踏み場もないくらいに散らばっていた。
 その上、このあと来客があるらしく、早急にここを誤魔化さなければならない。

 七篠はまず窓を全開にしはじめた。どうやらベランダに『服』を隠すことにしたようだ。
 そして『リルトランク』で玄関側の『木のフローリング』に手を当て『多く分枝した樫の木の枝』を生やしはじめる。
 床から生えた『枝』は散らばる『服』を掬い上げるように育ち、ベランダまで到達したのを確認し解除された。(パス精CBA)
 七篠は床が綺麗になるまで同じことを繰り返すようだ。

「これで、カーテンを引けばとりあえず誤魔化せるはず…」

――あとで洗濯たくさんしないといけないですね…。

274ナイ『ベター・ビリーブ・イット』:2021/07/12(月) 02:45:32
>>272

能力:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/97


「うーむ、一軒家だったら、空の家の方を増やしてやった方が早いんじゃろうが、
 マンションの一室ではな。そもそも賃貸とかいうやつで、所有しておるわけでもなし」


家を増やしても、土地をどうするんだという話ではあるが……
土地も所有権があるなら増やせるが、空間はさすがに無理だろう。
いや、空間に所有権があれば増やせるのだろうか?
空間を所有しているのなんて特殊なスタンド使いとか幽霊屋敷の類だろうが。


「仕方がない。一つ一つ『交換』してゆくか?
 手で片付けるよりは楽じゃろうが、しかしやはり面倒じゃな」


位置ごと『交換』すれば、移動させる手間は省ける。触る必要すら無い。
『交換』なので、物のあった場所に別の物が置かれることになるが、
空気とか音とか、形の無いものと『交換』すればいいだけの話だ。


「……そうじゃ。ジェンガがまとめて『交換』できるんじゃから、
 これはもうこういうゴミの山としてひとまとめで『交換』してしまえば良い」


『空気を吸って吐くことのように!
 HBの鉛筆をベキッ!とへし折る事と同じようにッ
 できて当然と思うことですじゃ! 大切なのは「認識」することですじゃ!
 スタンドを操るという事は、できて当然と思う精神力なんですぞッ!』

ナイの脳裏に、出会ったことも無い老婆のアドバイスが響く。
重要なのは『認識』だ。このゴミの山をひとまとめの物として『認識』するッ!
ゴミ山を置いておいても問題ない場所へ移動し、準備完了。


「これからわしが発する『拍手の音』と、お前さんの家の物を『交換』する。
 依頼者さんよ、『許可』をッ」

        パン!


一瞬、一手で部屋の中を一掃する!
その後、保管場所がないならそのまま逆に依頼者が『音』を、ナイがゴミ山を『交換』して消滅させてもいい。
後で取り戻したい物があるなら、『交換の記録』によっていつでも同じゴミ山を出せるのだ。

275赤月『サクソン』:2021/07/12(月) 12:15:28
>>272

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/160

「この部屋を片付けろっていうのか!?」

とある情報源から『アリーナの幹部』がこのマンションに住んでいると知った赤月
彼から情報を得る為に『ハウスキーパー』として潜入活動を開始したのだが・・・・
流石の彼女も目の前の惨状には閉口した

足の踏み場の無い程に『ダンベル』『バーベル』『ケトルベル』など
筋トレグッズが床に放置されて置かれているのだ
大きさはそこまでではないが、重量がかなりあるためすぐに片づけるのは難しい・・・

「重度のトレーニングマニアだとは聞いてたが・・・・まさかこれ程とは
 だが、ここで仕事に失敗してしまっては、せっかくのチャンスが水の泡だ・・・・ならば!」

        ズギャッ!

『サクソンのトレンチコート』を発現し、すぐに脱ぐ
そして、その『コート』をふろしきのように扱い、床に落ちている『筋トレ器具』に被せていく

「『重さ』が問題になるなら・・・・軽くしてやればいい!
 『ミルウォール・ブリック』だ!」

『筋トレ器具』を『暗器:ミルウォール・ブリック』に変化させる!

『ミルウォール・ブリック』とは近代に生まれた庶民的な『暗器』の一つだ
新聞紙を丸めて出来た『棍棒』であり、現代においては危険物をその場で作る事で
サッカー場のフーリガンなどに悪用された歴史がある

新聞紙で出来ているため、当然同体積の物体に比べて重さが『軽い』!

「とりあえず、バスルームに全部詰めておけばいいかな・・・・」

軽くなった『筋トレ器具』は全て適当なバスルームなどに放り投げていく

276『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/17(土) 20:21:33
>>273(七篠)

        ガララララ…………

部屋の様子を確認した後、窓を開ける。
そして、自らの傍らに『樹木の精霊』を発現。
『フローリング』に触れ、『枝』を生やす。

  ズズズズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

  ズズズズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

  ズズズズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

  ズズズズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

  ズズズズズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――ッ

勢い良く成長する『樫の枝』。
伸びると同時に、恐るべき正確さで『服』を拾い上げていく。
『リルトランク』の『スピード』と『精度』を活かした、
効率的な方法だ。

         ――――シャッ

あとは『カーテン』を引いて『目隠し』すれば済む。
いくらかの余裕を残し、ひとまず『掃除』は完了した。
『訪問者』が帰った後は少し大変だが……
そちらに使える時間は十分にある。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『手早く片付けた』⇒『ボタニカル・ファッションショー』
『確実に片付けた』⇒『試着室は立ち入り禁止』

>>274(ナイ)

この瞬間、ナイの脳裏に一つの『発想』が閃いたッ!
『認識』とは『理解』する事ッ!!
『理解』とは『法則』を我が物とする事だ!!

         ササッ

そのためには、まず移動する必要があった。
『バスルーム』でも『べランダ』でも、
『置いておく場所』は十分ある。
あとは依頼人に『確認』を取るだけだ。

「分かった。それで片付くなら『許可』するよ」

           パン!

ナイが手を打った瞬間!
突如として目の前に『ゴミ山』が出現したッ!!
『部屋中のゴミ』を『一つのゴミ山』として『認識』する事で、
室内を『一掃』したのだ!!
『訪問者』が来るまでには、まだ猶予もある。
『ハウスキーパー』としての『仕事』は、無事に完了だ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『手早く片付けた』⇒『お手を拝借』
『確実に片付けた』⇒『瞬きする暇も無し』

>>275(赤月)

床にバラ撒かれた『筋トレグッズ』の数々。
それらは相応に重く、一つ運ぶだけでも骨が折れる。
ならば、『軽く』すればいい。

    ズギュンッ!

              バ サ ァ ッ

『サクソン』を発現し、器具に『トレンチコート』を被せる。
そこに現れたのは『ミルウォール・ブリック』。
『新聞紙』製の『それ』は、
元々の重さとは比較にならない程に軽量化されている。

      ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ

そして、それらを片っ端からバスタブの中に放り込んでいく。
数こそ多いが、『軽量化』している事もあって、
作業効率は格段に向上している。
大した手間も掛からず、赤月の『仕事』は完了した。
まだ訪問者が来る気配もない。
『潜入』が成功するかどうかは赤月次第だが。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『手早く片付けた』⇒『消された証拠』
『確実に片付けた』⇒『偽装工作』

277『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/07/17(土) 20:23:53

能力を活かす事は条件に含めなかったが、
単純にスタンドのスピードで片付けたりする解答はなく、
どれも能力を活かしたものであったと思う。
七篠PCの解答は、片付けるものを服とした事で、
自身の能力を活かせる状況を作る辺りは抜け目がなく、
手馴れていると感じる。
ナイPCの解答は、おなじみの交換を駆使したものだが、
認識する事によって交換の範囲を変えるというのは、
一つの応用として上手いと思えた。
赤月PCの解答は、
変化させる暗器の種類に焦点を当てており、
掃除という目的を果たすためには必要十分であり、堅実。
今回は、ナイPCの発想力に《◎グッド!》を進呈。

《◎グッド!》ナイ『ベター・ビリーブ・イット』⇒PLマネー『一万円』獲得。

278『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/11/08(月) 19:41:26
◆問題名:『恋の駆け引き』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたには『意中の相手』がいる。
好感度は悪くないものの、今の所は『友人の一人』としか意識されていない。
このままでは『単なる友達』として終わってしまうだろう。
『恋人同士』になるためには、何らかの『アプローチ』が必要だ。
知恵と機転を駆使して『惚れさせろ』。

◆所持アイテム:持ち歩いていても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:『彼or彼女』を惚れさせる。
        (能力を活かし、確実性が高いほど高評価)
◆失敗条件:『彼or彼女』に危害を加える行為。
◆備考:『時間』・『場所』・『状況』は自由。
     相手は『一般人』で、今の関係は『友達の一人』。
     『アプローチ』に必要な準備は事前に済ませてある。

279『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/11/08(月) 19:59:34
◆問題名:『恋の駆け引き』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたには『意中の相手』がいる。
好感度は悪くないものの、今の所は『友人の一人』としか意識されていない。
このままでは『単なる友達』として終わってしまうだろう。
『恋人同士』になるためには、何らかの『アプローチ』が必要不可欠だ。
『知恵』と『機転』と『能力』を駆使して『惚れさせろ』。

◆所持アイテム:持ち歩いていても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:『彼』or『彼女』を惚れさせる。
        (能力を活かし、確実性が高いほど高評価)
◆失敗条件:『彼』or『彼女』に嫌われる。
◆備考:『時間』・『場所』・『状況』は自由。
     相手は『一般人』で、今の関係は『友達の一人』。
     『アプローチ』に必要な準備は事前に済ませてある。

280小翠『タキシードムーン』:2021/11/08(月) 20:27:35
>>279

   ―――――『ドキッ』!

「あ・・・・  あァ・・・・・」

その日・・・・俺は初めての『恋』をした
相手は近所に住む『おねえさん』・・・・小学生の俺なんて相手にしてくれなくて当然だ
だから俺は・・・・その日から行動を開始した

『タキシードムーン』
本体を『理想の男性』に変身させる能力
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/127

「や、やあ! 今日もいい天気ですね!」

おねえさんと朝の挨拶
あの人と出会った日から毎日がドキドキの連続だ・・・心臓に悪い
でも、その日はいつもと違う・・・一つの『目的』があるからだ

    ピカァァァアアアア!!

おねえさんが後ろを向いた隙を突いて『タキシードムーンの光』を浴びる!
その瞬間に俺の身体はおねえさんが理想とする『男性像』に変身する!
そのままの姿で俺は遠くへと逃げていく!

『タキシードムーン』の光を浴びる事で変身した『理想像』はおねえさんが好む人格・能力を持つ
俺は・・・その姿を鏡で見て・・・・この『姿』をしっかりと記憶した!

それから先は『特訓』の日々だ
おねえさんがどんな男を好むのか、俺はそれをしっかりと覚えている
車が必要なら働いてお金を貯め、免許を取り
筋肉が必要なら毎日毎日筋トレを繰り返す!
お金が必要ならちょっと怪しい『アリーナ』の仕事を繰り返して・・・・お金を貯める!

――――そんな生活を続ける事『8年』!
俺は・・・・とうとうおねえさんに似合う理想の姿を手に入れた・・・・!
だから今日は告白の日だ・・・・おねえさんに思いを告げるための・・・・!

(※おねえさんが結婚していたら略奪します)

281甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/11/12(金) 18:26:46
>>279
能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/172

季節は秋…騒がしかった夏が過ぎ去り、冬へと移り変わろうとしている
少し寂しくて物悲しい季節だ

そしてここは、あま公の実家の洋菓子店の裏手
――――物語はここから始まる

「今から手品を見せるから、手を出して」

あま公の言う通り手を出した相手の掌の上には
『マロングラッセ』がいつの間にか乗っていた

「食べて」

その『マロングラッセ』を口の中に放り込むと、
栗の上品な甘みと渋みが広がる
一流のパティシエが作ったような逸品だ

「…それ、私のじゃない
 私のは、こっち」

そう言って本当に自分が作った『マロングラッセ』を出し、相手に渡す
見た目はちゃんと『マロングラッセ』をしているが…
『マロングラッセ』を口の中に入れてみる相手
先程の物には及ばないものの、味は中々だ

ガリガリガリ

栗の皮が混じりまくっていて、口の中が切れて血塗れになってしまった事以外は何も問題無い

「ごめん…貴方のためにちゃんとしたお菓子が作れるように練習したんだけど…
 でも、いつかきっと、さっきのより美味しいのを作れるように頑張るから…」

そう言って、彼女の体を抱き締め、想いを告げる

「好きだよ」


ちなみに、『マロングラッセ』を贈る事には永遠の愛を誓うという意味がある
本来は男性が女性に贈る物なのだが、この際ご愛嬌で

282『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2021/11/12(金) 23:36:41
>>280(小翠)

『小翠蒼輝』の能力は、まさしく『プレイボーイ』の鑑。
それを使えば、どんな女性であろうと、
確実に『落とす』事が出来ただろう。
しかし、あくまでも小翠は『真剣』だ。
ハナから『能力』に頼るのではない。
『愛』のために自らを鍛え上げ、
自分自身を『彼女に見合う男』に成長させたのだ!

「――――『蒼輝』君…………」

一人の『男』となった小翠を見つめる『お姉さん』。
彼女の瞳に映る姿は、まさに『理想像』そのものだ。
ずっと『弟』みたいな存在だと思っていた。
いつの間にか、こんなに大きくなっていたなんて。
『お姉さん』の気持ちが大きく揺らぎ、頬を赤く染める。

「………………うん」

小翠の告白を受けて、『お姉さん』は小さく頷いた。
他にも気になる相手はいたのだが、彼女は小翠を選んだ。
『8年間』の努力が報われた瞬間だ。

「でも――――『浮気』したら許さないから」

恋人となった『お姉さん』は、小翠に釘を刺す。
何はともあれ、『目的』は達成された。
二人の将来に幸あれ――――。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『能力を活かした』⇒『理想の男』
『確実に惚れさせた』⇒『真実の愛』

>>281(甘城)

「――――美味しい!」

甘城天音のスタンド――『ビター・スウィート・シンフォニー』。
その能力によって生み出される御菓子は、
一流パティシエに匹敵する程の『美味』である。
『自作の品』として出したなら、
相手のハートを射止める事も可能だったかもしれない。

「…………えっ?」

だが、それは『本当の気持ち』と言えるだろうか?
甘城は、敢えて自分の『手料理』を披露した。
しかも、自らのスタンドが作り出した『マロングラッセ』の後に。
比較されるのは当然だ。
それを承知で『やる』というのは、
並大抵の精神力で出来る事ではないだろう。

「私も…………」

口の中が血だらけになった少女が、甘城を見つめる。

       「天音ちゃんが好きだよ」

            ギ ュ ッ

少女が甘城を抱き締め返す。
甘城の『覚悟』が、彼女の心に響いたようだ。
お互いの心が通じ合った瞬間だった。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『能力を活かした』⇒『偽りのない告白』

283『幸運のスタンドパズル』:2021/11/13(土) 20:50:48
◆問題名:『H列車で行こう』
◆出題者:甘城PL
◆主な状況:
今、スタンド使い達の間のトレンドは『自殺』!
自分達の持ちうる能力で如何にCoolな死に様を演出出来るかしのぎを削り合う、今一番Hotなスポーツで総合芸術だ!

そこで君達は、アリーナが主催するスタンド使い達の『自殺大会』に出場する事になった
魅せる『自殺』・壮絶な『自殺』・凄惨な『自殺』・悲壮感のある『自殺』
様々な『自殺ポイント』で最も得点が高かった奴が優勝だ!
優勝者には1万円と、地獄(Hell)行き列車への乗車券を授与!
閻魔大王は自殺者には厳しいから、地獄行き確定だ、天国(Heaven)に行けるわけがないだろ

『自殺』に挑戦出来るのは人生で1度限りだ、気を引き締めて死ね!
それでは、レッツ自殺!
◆所持アイテム:そのPCに用意出来る範囲
◆成功条件:スタンド能力を活かした『自殺』をする
◆失敗条件:死ねない
◆備考:
ヴィジョンのスペックだけで本体を殺すのは芸が無いので基本的には失格扱い
能力を活かしているのならそれでも可
場所・時間・状況は自由に設定可能
事前に『自殺』の演出をする為の仕込みをしておいても良い

284七篠 譲葉『リルトランク』:2021/11/13(土) 21:16:48
>>283

能力詳細: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

   シャクリ…

 静かな森の中、なにかを齧る音が響いた。
 焦げ茶の髪を背中に流した少女、七篠が『黄緑色の林檎』を口にしている音だ。
 『林檎』によるものだろうか、七篠の喉は腫れて塞がり、呼吸をすることもかなわない。

 ――そして少女は、息絶えた。

 『マンチニール』。
 『死の小林檎』とも呼ばれ、実一つで20人もの人間を死に追いやる実を彼女は『リルトランク』で生やし、自死を選んだ。

マンチニール:
ttps://jungle-time.com/mancinella-5216/

285大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2021/11/13(土) 21:17:04
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/174-175

「え、これ、マジックショーじゃなくて自殺ショーなのかい?
ホント、キミたちって趣味が悪いね。
さすがのボクもビックリさ」(↓ハスキーボイス↓)

「趣味が悪いから全員死のうか?」(↓ハスキーボイス↓)
このショーの全てを破壊しよう。

「罪状:命を弄んだ罪
 被告:キミたち、そしてボク」(↓ハスキーボイス↓)

『真実の毛皮』で『超質量体』を創り出す。
そこから発生する『超重力』と『放射線』で周囲の全てを破壊する。
もちろん大神自身もだ。

「これにて終幕」(遺言)

   〜Fin〜

>05. 『真実の毛皮』は『ある程度の破壊力・影響力・強度があるモノ』でさえも作ることができる。
>   例:名刀、氷、ドライアイス、毒物、熱源、岩、鉄、グラフェン、ジャイロイド、ダイヤモンド、ロンズデーライト、ウルツァイト窒化ホウ素、磁石、放射性物質、質量体、ゴム、バネ、ゼンマイ など。
>  ただし『度を過ぎた破壊力・影響力があるモノ』を作ることはできない。
>  ここで言う『度を過ぎた』の基準は『GM判断』とする。
>   度を過ぎかねないモノの例:固体水素(金属水素)、高温岩体、強力な毒物、理論上破壊不可能な物質、超強力磁石、高エネルギーを貯めた状態のゴム・バネ・ゼンマイ、強力な放射性物質(核燃料物質・デーモンコアなど)、超質量体(中性子星の核・白色矮星・縮退物質など) など。

GM判断で威力変動するよ!

286真白『ユキカゼ』:2021/11/13(土) 22:13:57
>>283
「み、皆様・・・う、観客の、皆様。
 今日は、私の・・・真白の、最後の日にお立ちあい、頂き、ありがとう、ございます」

『アリーナ』の中央、スポットライトを浴びる少・・・『功刀真白』は、観客に礼をする。
その様子は、普段の自信に溢れた、快活な物とはあまりにも違う、
怯え、震え、何もかもを諦めて、それでも縋り付くモノがある、そんな姿だ。

そんな彼女が身に付けるモノは一つを除き、何も無い。
文字通り、一糸纏わぬ、姿。
『白い刀』だけが、その手に握られている。

何故こうなったか?
『観客』は、スタンド使いの自殺を眺める連中は、
彼女に何があったのか、何をされたのかを知ってる。
その上で、その誰もが『面白いショー』を観ようとここに集まったのだ。
追い詰められた一人の少女が、最後に魅せる姿を。

「一度きり・・・ただ、一度きりの『芸』に、なります。
 見苦しいものを、お見せしますが・・・ご、ご容赦を・・・」

刀を携え、見せるものなど、彼女にとっては一つしかない。
誇り、と嘗て言ったそれを、蔑むような言葉を自ら発する。浮かぶ涙も歪む口元も隠せはしない。

「う、く・・・うぅ」

『ユキカゼ』を手に、目を閉じる。
その能力を、彼女が『極めた』モノを披露する。
そのための集中を・・・何度も何度も、しくじる。
溜息と嘲笑、罵声が飛び交う中で、数分をかけて漸く・・・色の無い世界が、現れる。

両手を突き出すように構えた刀を、抜き放ち・・・。
指先を使い、柄を回し、刀身を地面と水平に回転させる。
空間を断ち、全てを斬る刃が『首を抜ける』。

「は、は、み、皆様ッ! あっ、さ、最後、最後です。
 お、おわかれッ! う、や、ヤダッ、こ、おっ、おじい、ちゃん・・・!」

空間を断つ一閃。
『完璧に水平であれば』。
『身体を動かさなければ』。
『理論上』は・・・無事であるかもしれない。

しかしながら、やがて、叫ぶ声には血が混じり、目に見えて、首がずれていく。
ゴロリ、と。地面に落ちたそれに続いて、身体が覆い被さるように倒れ込む。
歓声、拍手、喝采。
真白と呼ばれた少女の末路は・・・血に塗れ、汚されたモノだった。

287三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/11/14(日) 00:14:25
>>284

能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/150)

「はあ・・・・・ やっちゃったなぁ・・・・
 まさかこんな風になるなんてねぇ・・・・」

夕暮れ時、窓から差し込む赤光がオフィスを照らす
この部屋には三刀屋以外に人はいない
いや・・・・そもそもこの会社は既に『倒産』をしており、こんな場所に用がある人間など誰もいない
ただ一人・・・・・三刀屋を除いては

  BRR・・・・
         BRR・・・・・

デスクに置かれたスマートフォンが断続的に震える
画面を見るまでもない・・・・SNSの通知だ

  BRRR・・・・
          BRR・・・・


きっかけは、三刀屋が不用意に行ってしまったある『発言』にある
何気なくSNSに流したその発言はネットの海を巡り巡って、無数のうねり・・・『炎上』となってしまった
既に三刀屋の個人情報はネットの住人達により特定され、勤めていた会社はその煽りを受けた
週刊少年ジャンプに連載されていた派出所勤務の警官を主人公にした漫画の様な劇的な結末だ

「やれやれ・・・・ギャグ漫画と違ってこっちは『リアル』だというのに」

あらゆる名誉は失われ、三刀屋の顔と名前は社会に対しての『パブリックエネミー』として認知されている
この事態を放っておけば、いずれは親類縁者にまで危険が及ぶ事になるだろう

だからこそ、三刀屋は一つの決断をした
仕込みを終え・・・・あとは彼がここで『他殺』されれば自動的に彼の名誉が回復する
そんな仕掛けをネットを通して用意しておいたのだ

「僕が死ねば・・・・か・・・・
 自慢じゃあないが、僕はとても臆病でねぇ・・・・そんな事軽々しくは出来ないよ・・・・」

「もっとも・・・・」

三刀屋の背後に人型のヴィジョンが現れる
彼のスタンド『ブラック・アンド・ホワイト』である・・・・その能力は・・・・

「『確実な成功』・・・・
 こんなスタンドを使いでもしない限りは・・・・ねぇ・・・・」

一般的に、自力での首絞めや頭部の殴打によって自死を行う事は難しい
死を間近にした人間は力も弱く・・・・死の存在を恐れて加減をしてしまうからだ
だが、彼のスタンド『ブラック・アンド・ホワイト』の能力は行動の成功率を100%にする
例え、後から止めようとしても、事前に取り決めた『動作』を完遂するスタンドなのだ

「さて・・・・僕の人生、それなりに色々とあったけど・・・・
 まあ悪くはない人生だったかな」

最後の最後でケチがついたけど、と自嘲する
その直後に地面に四角い『コマ』を設置・・・その内容は『デスクに座る男の頭を殴り続けて殺す』というものだ

「・・・・・・・じゃあね、みんな」

三刀屋は『能力』を発動する
彼のスタンドが行う凶行が始まる・・・・三刀屋が死ぬまで殴るのをやめない・・・・地獄の始まりだ

288赤月『サクソン』:2021/11/14(日) 00:35:01
>>283

そこは・・・・『アリーナ』の試合会場
数多くの観客が見守る中、会場に立っている者は『二人』だけである
一人は『赤月ナカレ』・・・・兄の復讐を誓い、『アリーナ』に立ち向かう少女
もう一人は・・・・顔が陰に隠れて見えない・・・・全身を黒いローブで覆っており、男か女かさえもわからない

だが一つだけ言えることがある
この者こそが赤月が長年追いかけ続けて来た『仇』であると・・・・

「あぁ・・・・アアア・・・・あ・・・・・」

憎き『仇』を目の前にして、赤月は両手を顔にあてて呻き声を上げるばかりであった・・・
何故このような事態が起きたのか・・・・それは数分前に『黒ローブ』が語った言葉による・・・
彼(または彼女)が語った『真実』・・・・それは赤月にとって予想だにしないものであった

「嫌・・・・だ・・・・私の行動に・・・・意味なんてなかった・・・・
 私はこんなもののために・・・・ こんな事のために・・・・・」

絶望の声を上げる少女を目にして、観客達は同情の涙を流す
『可哀想な子』を見るのは彼らにとって最大のエンターテインメントであるからだ
ドラマや映画では体験できない最高の『リアル』がそこにはあった

「疲れた・・・・・・もう・・・・限界だ・・・・・・」

ここに来るまでに多くのモノを犠牲にしてきた
心を擦り減らし、激情に支えられてようやく得た『機会』を無為に消費する
もはや、彼女に何か事を為せるような激情は残されていない

「ごめんよ・・・・・・・・」

『トレンチコート』のポケットから甘いキャンディを取り出す
なんて事もない既製品・・・・・しかし、これはかつて『友達』から受け取った物・・・・
今はもういない・・・・『友達』の・・・・・

    ごくり・・・・

彼女はそれを吞み込む
それは既に『暗器化』が施された一品だ
キャンディが喉を通り抜け、食道を通過するその一瞬・・・・・

「・・・・・・・ごほっ!」

キャンディは『袖箭』へと変化する
食道のすぐ傍には『心臓』がある・・・食道から放たれた『袖箭』は身体の内側から心臓を貫いた

「わたし・・・・ は・・・・ なんのため・・・・ に・・・・」

289ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2021/11/14(日) 02:08:35
>>283
能力:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/97

「はっ」


気が付くと、また裏路地で寝ていた。
ベター・ビリーブ・イット』で発現できる『屋敷』は、
いくらでも快適には出来るが、本体の意識がなくなると解除されてしまう。
寝泊まりすることが出来ないのだ。そんなもの家とは呼べない。


「うーむ、疲れたの」


それでも生きていく分にはなんとでもなる。
バリエーションは少ないが、食料ならいくらでも出せるし、服も沢山出して重ね着すればいい。
しかし『逃亡生活』には疲れてしまった。


「『ベター・ビリーブ・イット』……」


この能力は、素晴らしい。
問題は、素晴らしすぎたことだ。
誰もが欲しがるだけの利用価値があった。
もう諦めて捕まってしまおうか?
沢山『交換品目』も増えるだろうし、悪い待遇にはされまい。


「……」


しかし脳裏に浮かぶのは、『組織』から自分を逃してくれた人たち。
友人や、よく知りもしないのに命をかけて戦った人たち。
自分が捕まってしまえば、もう居ない彼らの戦いは無駄になる。


「もう、あれじゃな。あの……シオドキ?」


とはいえ、子供の足ではもう逃げるのも限界なのも確かだ。
ナイは小さく息を吐き、静かに目を閉じると、自分自身の体を『交換』する。
一瞬後には、裏路地に少女の姿は無く、小さな『火』だけがあった。
燃え移るものもない『火』は、しばらくすると消えて、後には何も残らなかった。

『組織』は名も無き少女の確保に失敗。
足取りは――煙のように――消えてしまい、永遠に行方不明になったのだった。

290石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』:2021/11/14(日) 14:23:55
「うおおおおおおおおーーー!!!
 これが俺の最終にして最高の飛びこみだあああーーー!!!」

石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』→高度10000mまで泳いでから(そこまで泳げなかったら飛行機とか建物とか使う)評価会場目掛けて飛び降り自殺、再起不能

破壊力:クレーターとか作りたい。ちょっと硬いものも持っていこう

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/67

291『幸運のスタンドパズル』:2021/11/20(土) 20:22:20
実況「さぁー始まりました『自殺大会』、解説は柘榴組リーダー『デスペナルティ』さん、実況は私『カンニバル・コープス』でお届けします」
解説「よろしくお願いします」
実況「今回は種目が種目なので人を選ぶ競技でしたが、意外と集まりましたねー」
解説「まさかこんなに異常…チャレンジャーがいるとは思いませんでした(ドン引き)
   こんなのが流行る世も末だよ…」
実況「審査員は柘榴派所属の『ミスティ』ちゃん、『レイニー』ちゃん、『ペインキラー』さんに来て頂きました」
審査員「「「よろしくー」」」
実況「審査員の方々には5点満点で評価していただきます」
実況「挑戦者の皆様はスポーツマンシップに則って正々堂々と死んでください」
解説「まぁ精々、華々しく散って行かれると良いと思います…」
実況「それでは、自殺開始ッ!!!」

>>284(七篠 譲葉選手)
自らのスタンド『リルトランク』が生やした『黄緑色の林檎』…
『マンチニール』を受け取る少女、七篠
白雪姫が毒林檎を手渡す老婆の役を自ら果たすように


   シャクリ…

最初は瑞々しくて甘い、果実の味と芳醇な香りが口の中に広がる
しかし『マンチニールの毒』は甘くはない…!
彼女の咥内にはすぐさま想像を絶するような激痛が走り
喉が燃えるような、引き裂かれるような感覚に襲われるッ!

呼吸困難に陥った七篠は、誰もいない森の中、一人静かに息絶えた…
彼女は一体何を想い、こんなに苦しい自死を選んだのだろう?
その死に顔は白雪姫のように美しいものか、苦痛に歪んだ見るに堪えないものか
それは分からない


実況「シチュエーションは綺麗でしたね」
解説「これは苦しいですよ、『マンチニール』はギネスに乗るほどの凶悪な毒で有名です
   救いなのは最初は美味いという事だけですね」
実況「何の救いになってませんねー」
解説「カエンタケとどっちが苦しいか気になりますね」
実況「七篠選手は何を考えていたんでしょうかね?」
解説「地の文でも何も語ってませんから、こちらで想像するしかありませんね
   今回、誰の目にも届かない森で人に迷惑かけずに死んだというのは評価ポイントですね」
実況「自殺する時点で迷惑ですけどね」
実況「審査員のみなさんの声も聞いてみましょう」

霧「ちょっと淡泊過ぎた」2点
雨「余計なセリフが無いから想像の余地があって良い」3点
痛「無駄に語らないから見やすかった」3点

合計8点

七篠 譲葉『リルトランク』→『CLEAR!』(孤独な白雪姫)

292『幸運のスタンドパズル』:2021/11/20(土) 20:23:53
>>286(真白選手)
『功刀真白』
何故彼女が一糸纏わぬ裸体を、衆目に晒すハメになったのか
どうしてこんな事に…
どんなに怯えても、逃げ場なんてない
真白に残された道は『死』あるのみだ

自分の誇りだったそれを、自分を殺す事に使うのは
どれだけの恐怖と屈辱か、それは計り知れないものだろう
『ユキカゼ』の能力――『空間ごと断つ剣閃』は
『理想的な抜刀の瞬間』にしか繰り出せない
これから自分を殺すという恐怖、絶望、飛び交う野次の声は
真白の心をかき乱し、焦らせ、構えを狂わせる

幾度となく失敗を重ねた真白は、ついに覚悟を決めたのか
彼女の周囲に『色の無い世界』が現れる

『色の無い世界』では全ての時間がゆっくりと流れる――ただし、思考や精神を除き
自らの首を斬る刃も、その痛みもゆっくり、ゆっくりと…

「は、は、み、皆様ッ! あっ、さ、最後、最後です。
 お、おわかれッ! う、や、ヤダッ、こ、おっ、おじい、ちゃん・・・!」

ゴロリ

彼女の剣技は、こんな事の為に極めたのか?
彼女は何の為に、誰の為に剣を極めたのだろう?


実況「いやぁ、芸術点の高い死に方でしたねー」
実況「しかし真白選手、何故全裸になる必要があるんでしょうか?」
解説「自殺するなら白無垢の方がそれらしかったでしょうね
   けどまぁ、色々あって全裸になったんじゃない?」
実況「審査員の声も聞いてみましょう」

霧「裸になる意味が分からない」1点
雨「かっこいい」4点
痛「武士らしく自分で斬首を選んでおいて最後はみっともく怯えるのが肝」5点

合計10点

真白『ユキカゼ』→『CLEAR!』(真白の走馬灯)

>>287(三刀屋選手)
誰もいない寂れたオフィス
こうなったのは元を正せば彼のせいだが
全ての責を彼に一人に問うのはいかがなものか

漫画なら「とほほ、SNSなんてもうこりごりだー!」でアイリスアウトで終わりかもしれないが
現実はそれで終わりというわけにはいかない

彼は自分の親類を守るために、
名誉挽回するための『他殺』に見せかけた『自殺』を行う事を決めた
だが、彼が殺されたところで、本当に名誉は回復するのだろうか?
それは死んでみなければ分からない事だが、死ねば分からない

臆病な彼を確実に殺してくれる『ブラック・アンド・ホワイト』
『コマ』に書き込まれた行動を絶対に完遂する処刑人だ

ドガッ バキッ ドゴッ バゴォッ!

何度も何度も、本体が死ぬまで殴り続ける『ブラック・アンド・ホワイト』
このまま殴り続ければ、三刀屋は死ぬ事が出来るだろう

だが

                バタン

『ブラック・アンド・ホワイト』の拳はあくまで人並みの力だったのが災いした
自分をコマ切れにするはずの地獄のような拳の連打に耐え切れず、三刀屋は意識を手放してしまった
『ブラック・アンド・ホワイト』がいくら『コマ』に書き込まれたアクションを完遂する能力があっても
本体が倒れてしまえば、そのスタンドは解除されてしまう
結果、『ブラック・アンド・ホワイト』は『デスクに座る男の頭を殴り続けて殺す』という行動を完遂する事が出来ずに消えてしまった

目を覚ました三刀屋は、只々痛い思いをしただけで死ぬ事は叶わなかった
臆病な彼は心のどこかで死を恐れていたのか?
本当に死ぬ気があるのなら、もっと確実に死ねる方法を考えるべきだった

彼はこれから先、周囲に迷惑をかけ誹りを受けながら生き続けるのか
それとも自殺に再挑戦するのか
それは分からないが、今回の自殺は失敗だったという事実だけは確かだ


実況「ラッシュのインパクトは凄かったんですが惜しかったですねー」
解説「発想は悪くないと思うけど、確実性に欠けてた」
実況「では審査員の方、どうぞ」

霧「絵面がバイオレンス」
雨「哀れ」
痛「ある意味一番悲惨だったかもしれない」

三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』→『Failure…』(白黒付けられなかった)

293『幸運のスタンドパズル』:2021/11/20(土) 20:25:16
>>288(赤月選手)
兄の復讐の誓い、『アリーナ』と戦い続けてきた少女『赤月』
ついに…ついに彼女の兄を殺した『仇』を見つけた…!

「あぁ・・・・アアア・・・・あ・・・・・」

だが、赤月に語られた『真実』は、あまりにも残酷なものだ…
『真実』は決して人を救うとは限らない
時として、人を傷付け、決して言えない痛みを与え、絶望に突き落とす事もある
だけど、確かに存在し決して変わらない事実、それが『真実』だ

『真実』を突き付けられ絶望する少女を見て同情の涙を流す観客達
娯楽のためにこの惨状を見て流す彼らの涙も、偽りの無い『真実』の涙だろう
あくまで税に浸るための同情に過ぎないが

ようやく見つけた『仇』を前にして、生きる気力も、何もかもをも失ってしまった赤月
最期の晩餐に選んだのは、今はもういない『友達』がくれたキャンディ…

    ごくり・・・・

『袖箭』へと変化したキャンディは、彼女の内部を傷付け、心臓を貫き死へと至らせた

たった一つの目的に向かって生き続けた人間が、生きる目的を失った時、一体何が残るのだろう
彼女は復讐以外に、何か残る物は無かったのか?これまでの人生で、他に得た物は何も無かったのか?
殺意を超えた先にある物、それを見る前に赤月は自らの人生を終わらせてしまった
人は生きる目的を失うと生きてはいけなくなるのだろうか?
少なくとも、心を擦り減らし疲れ切った彼女にはもう、生きる力は残っていなかった
それを責める資格は誰にも無い

彼女の人生は何だったのか
――それを語る資格があるのは赤月本人しかいないだろう


実況「悲しいお話でしたね」
解説「暗殺者らしく静かに、だけど強烈に印象に残る死に方
   内部からの攻撃で確実に死ぬやり方なのがポイント」
実況「では審査員の方どうぞ」

霧「何かかわいそうだった」2点
雨「友達から貰ったキャンディを使うのが好き」3点
痛「しっとりとしていて、それでいてべたつく後味の悪い終わりだ」5点

合計10点

赤月『サクソン』→『CLEAR!』(消えない真実の痛み)

>>289(ナイ選手)
『ベター・ビリーブ・イット』
『交換』という形を取る事で、ゴミからでも万物を創造出来る
古代錬金術師が求めた賢者の石のような能力だ

そんな能力を持っている事が知られれば、ナイを手中に収めようと目論む連中はごまんといるだろう
その能力を悪用されれば、大袈裟かもしれないが世界情勢が変わりかねない

故にいくら逃げ続けても、彼女を狙う『組織』は決して諦めずにどこまででも追い続ける
一生終わらない鬼ごっこだ
いっそ諦めて捕まってしまえばどれほど楽だろうか…
だが捕まってしまったら彼女を逃がすために戦った人々の犠牲が無駄になってしまう
しかしもうナイは限界を迎えていた

そしてナイは――

自分の体と小さな『火』を『交換』した

         ヒュウウウ

誰もいない裏路地に、小さく揺らめく『火』はほんの少しのそよ風で掻き消されてしまうほどか細いものだった

ナイの痕跡はもう、この世のどこにも存在しない


実況「これは他の人では真似出来ない散り様ですね」
解説「こういう事が出来るスタンドも凄いけど、これを思いつく発想も凄いですね」
実況「儚く切ない終わりでしたね」
実況「それでは審査員の方、どうぞ」

霧「しんみりした雰囲気が良かった」4点
雨「悲しいけど後味はそんなに悪くない」4点
痛「大胆な発想且つ静かで物悲しいラスト」4点

合計12点

ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』 →『CLEAR!』(儚い灯火)

294『幸運のスタンドパズル』:2021/11/20(土) 20:26:27
>>290(石動 織夏選手)
「うおおおおおおおおーーー!!!
 これが俺の最終にして最高の飛びこみだあああーーー!!!」

実況「ん?何か声がしましたよ」
解説「何ですかね?」

空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!
いや…オルカだァァァァァァァァァーーーーーーーッ!!!


ヒュウウウウウウウウウウウウン


わざわざ飛行機に乗って高度10000mまで泳ぎ、飛び降り自殺を図る石動!
その気合は凄まじかったが…

ドォォォン グシャッ

実況「何がしたかったんですかね?」
解説「さぁ?」

高度10000mから飛び降りて、会場をピンポイントに正確に狙えるものだろうか?
残念ながら目標を外してしまい近くにあった寺に落ちた
そのクレーターはそのまま埋められて石動 織夏の墓になった(墓石は持っていた漬物石を使用)

              £
            / ̄ ̄\
         〜& ∥   ∥
            ∥   ∥
            ∥   ∥
            |∬  ∬| チーン
            |ii≦≧ii|
           _|旦|==|旦|_
         W-|二二二二二二|-ff


            HAPPY END

実況「勢いはあったんですけどねー」
解説「意気込みは買います」

霧「びっくりした」1点
雨「気合だけじゃ駄目だった」1点
痛「気概は感じた」2点

合計4点

石動 織夏『パイオニアーズ・オーバーC』→『CLEAR!』(墓穴へGo!)

295<削除>:<削除>
<削除>

296『幸運のスタンドパズル』:2021/11/20(土) 20:28:47
>>285(大神 或真選手)
実況「さぁ、そろそろ終了の時間となってまいり

「趣味が悪いから全員死のうか?」

実況解説「ん?」


チュドオオオオオオオオオン


観客「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」「やめてくれえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

『超質量体』…
通常のミッションなら絶対通さない所だが、
お題・発想・意気込みを鑑みておおまけにまけて今回だけは特別に通った

『超質量体』から『超重力』と『放射線』が発生
色々あって結果的に『超大質量ブラックホール』が生まれ地球全てを破壊し尽くし終焉へと導く
この世の終わりみたいな光景だ…


                   めでたしめでたし


実況「大惨事でしたねー」
解説「やってくれましたねぇ(怒)」

霧「超迷惑」1点
雨「こんな景色初めて見た」4点
痛「やる事が派手だねぇ」5点

合計10点

大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』→『CLEAR!』(アルマゲドン)

解説「大神選手は会場からもこの世からも出禁で(怒)」

地球「トホホ、自殺はもうこりごりなり〜」

          (|li||il||)
          `|ニ|゛
      , -‐‐‐‐-、|
    , '´, '''`v'‐-、  \  
   , '  i OiO  |   ヽ 
   ,'   ヽ〇`、,ノ     ! 
   i  (_          .|  
   .i  ヽ ̄ ̄ ̄`ヽ   /  
   ヽ  i , ‐'""゛`|  ./  
     ヽ、`‐‐----',,/

        終
      制作・著作
      ━━━━━
       ⓃⒽⓀ

297『幸運のスタンドパズル』:2021/11/20(土) 20:29:43
イライラした勢いで投下しましたが
お題がお題なので、正直やる人いないんじゃないかと思ってました
投下後すぐにレスがついて背筋が凍る思いでした、こわい…
多種多様ながらも、トップバッターの七篠選手を始め直球なのが多かった印象
その中でも真白選手、赤月選手は直球だけどストーリー性を持たせていて見ごたえがあった
出禁になった大神選手は壮大過ぎて面白かったからオチに使わせてもらいましたが、普通こんなの通さない
出来たとしても大神選手一人だけ死んでスタンド解除で道連れは出せずに、おわり!
ナイ選手は便利過ぎて何でもありだなと思うけど、やっぱり発想が凄いと思うので優勝です
勢いのある大神選手とどっちが優勝か迷いましたが

ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』 →優勝『1万円GET!』

ちなみに死ねなかった三刀屋選手以外の参加者は全員地獄行きです、反省してください

次はもっとマイルドなのがやりたいなぁ

298『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/01/03(月) 23:03:06
◆問題名:モチツキ・キケン 〜前編〜
◆出題者:瑞川
◆主な状況:

司会者:
 『さぁ、始まりました。新春・おもち早食い大会!』ワアアアァァァ
 『各選手、凄まじい勢いでつきたてのお餅を平らげております!』

会場の盛況をよそに、ステージ裏の調理場ではお餅の調理が行われていた。

            ペッタンペッタンペッタンペッタンペッタン!

            ペッタンペッタンペッタンペッタンペッタン!

餅つき兄弟:
 「「うわあああーーっ! もう腕が限界だああああ! アンタ代わってくれェーッ」」バタバタ

不眠不休で餅つきを続けていた2人組の職人は、疲労困憊で倒れてしまった。

……この場にいるのはキミ1人。
大会準備に不備があった事を知られたくないので、人を呼んで助けてもらうのは避けたい。
キミだけの手で、なんとか餅を安定供給し続けなければ、大会が中止になってしまう!


◆成功条件:『つきたて餅』を供給する。
        「一般人の2人組が餅つきするのと同等」か「それ以上のスピード」で!

◆所持アイテム:杵と臼、炊き立てのもち米、その他餅つきに使う調理器具など色々
◆備考:徒歩1〜2分距離に営業中のスーパーがあるとしてもよい

◆締め切り:明日の23時半くらいまで

299三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2022/01/03(月) 23:23:46
>>298

能力詳細(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/150)

「ははは・・・・これは少し困った事になったねぇ」

不眠不休で餅を用意していた兄弟達の突然のドクターストップ
交代要員を用意していなかった大会運営に非難の目を向けても仕方がない
ここで大会を失敗に終わらせてしまっては、協賛している弊社にも何らかのダメージがあるだろう

「仕方ないか、僕が『二人分』になるよ」

     ズギャンッ!

通常・・・・スタンド使いは本体とスタンドの同時行動を行う事が出来ない
スタンドに行動をさせている時は意識がそちらに集中して、まともに動く事が出来ないからだ
しかし・・・・三刀屋路行の『ブラック・アンド・ホワイト』は違うッ!

「『餅を捏ねるコマ』・・・・ 『ひっくり返すコマ』・・・・」

『ブラック・アンド・ホワイト』はその能力により、予め決めた行動をパーフェクトに実行する!
つまり、三刀屋自身は一度動き出した『B&W』の動きによらずに自由に行動できるという事だ
地面に『餅を捏ねる』『ひっくり返す』の『コマ』を設置し、交互に動作を開始する

「僕の『ブラック・アンド・ホワイト』の利点の一つはね・・・・とても『安全』に行動できるという事だからねぇ」

『B&W』を『コマの動作』を実行している時は無敵となる
これはつまり、三刀屋がいくら素人臭い変なテンポで餅を搗いても怪我を負う事がないという事だ
だからこそ・・・三刀屋は己の腕力が許す限り全力の速さで餅を搗く事が出来る・・・・これは一般人の限界ギリギリの速さのはずだ!

「美味しいお餅が出来るといいねぇ」

300相模相生 中央『ビッグ・スター』:2022/01/03(月) 23:35:14
>>298
『参加希望』と宣言すればよいのでしょうか?

能力詳細>ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/168-169

『ビッグ・スター』を餅の中に突っ込んで絡めてしまいます。
そこから羽ばたいても逃げれないようにして・・・あとは横にいる職人に無茶な賭けの話を立て続けに提案してはやめての茶飲み話を繰り返します。
逃げようと羽根を動かして、賭けが提案されるごとに重くなって押し潰されてを繰り返されればなんかこういい感じにおもちをこねくり回されませんかね。破スDBです。

勝手にうねうねおもちが動いて気持ち悪い?なんかそういう餅つき機なんですよジャイロ。おもちの中に入っても『回転』が死なないんです。

301名無しは星を見ていたい:2022/01/03(月) 23:38:48
>>298

倒れている二人は近くにいると考えていい?

302『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/01/03(月) 23:47:06
>>301
その認識で問題ない

303 芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2022/01/03(月) 23:59:53
>>298(モチツキ・キケン 〜前編〜 回答)

(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

「ウィゴーちゃんっ 明けましておめでとう〜〜っ!!
今年こそ、ウィゴーちゃんを実体化して結婚して
ハネムーンはフランス辺りで行おうぜ!」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトって呼べ!
学習しねぇなっ この屑本体は!
 さてさて、餅つきですか……フィルムは何分掛かるやら」ズギュン

『つきたて餅』を何個も供給するのか? 一個だけで構わないなら
俺の天使『誰が天使じゃボケ!』が『臼を過去改変』して、そん中の
つきたて餅があった時までフィルムを切り取るぜ。
 不眠不休で何度も餅を作ってんだろ? なら、直ぐに過去改変で
発現出来るだろ。早食いしてた奴の誰か一人が腹が少し減るかも
知れないが、早食いなんぞ体に悪い事してるのを軽減してやってんだから
これも人助けだよね! ウィゴーちゃん!

『ナレーションや字の文でもウィゴーちゃん呼びは許さないからな!
 ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト! あんただけは絶対に正式名称で呼べ!』

304小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/01/04(火) 00:38:15
>>302

回答感謝します。

>>298

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

――――――――――――――――――――――――――――――――

  「――……ご苦労様でした」

         スッ

  「お疲れのところ大変申し訳ありませんが――」

  スラァァァァァ――――――z______

倒れている二人に頭を下げ、右手に『ビー・ハート』を発現。
『本体以外の生命体』を切り離し、『遠隔操作』する刃。
その能力を以って、『職人達の両腕』を切り落とす。

  「お二人の『手』を――お借りします……」

『四本の腕』を操作し、杵を掴んで振り下ろす。
『部位』は非力だが、文字通りの『手数』で補う。
また、『部位の性能』は固定されている(パス精DCC)。
職人達に疲労があったとしても、
パフォーマンスは『性能以下』にはならない。
無理に働かせるようで心は痛むが、
大会の進行を滞らせる事も出来なかった。

  「この埋め合わせは後ほど必ず……」

自分は『合いの手』を担当し、横から餅を捏ねる。
『ビー・ハート』は臼に突き刺しておけば邪魔にならない。
両手を使って餅に向き合い、
自身を含めた『六本の腕』を駆使して、
『つきたての餅』を供給する。

305甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2022/01/04(火) 18:27:34
>>298
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/172

「は?」

何故餅つき兄弟はこいつに代打を頼んだのか?
知り合いでも何でもなく、代わりをする義理も無いし
餅つきなんて出来るような筋肉の無さそうなこいつに

「五千万円」

五千万円で引き受けるらしい

餅を供給する…
それだけなら餅つきをする必要は無い

『BSS』の能力であんころ餅や黄な粉餅なんかを量産して食わせ続ければいい
小細工等必要無い

306高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2022/01/04(火) 19:41:46
>>298

 「餅つきに使う調理器具」は一式揃っているようだが・・・
 杵と臼のように「二人がかりでなければ使いにくい道具」ではなく、
 すりこ木とすり鉢、もしくは子供用の小さくて扱いやすい杵なんかもあるだろうか?

 この場になければ、近所のスーパーで調達しておきたいところだ。
 なにせ、今からたった一人で餅を捏ねなければいけないからな・・・


   「どもッ バイトの男子学生(19)です〜」  ノコノコ・・・


 材料と調理器具を持って、ステージ上に登場。
 参加者のすぐ傍でフツーに餅を作り始める。
 要は蒸した米を潰して整形すりゃいいんだから、作業自体は一人でも十分。
 問題は、「二人で役割分担するよりもスピードが圧倒的に遅い」ってことだな。

 ところで、わざわざ壇上で餅をつき始めたのは、
 参加者たちの目の前で出来立ての餅をスピーディに提供するため・・・

 なんて理由ではもちろんなく、参加者の『音』を間近でちゃんと聞くためだ。

   『 パク ッ !』   『モグ モグ モグ・・・ムッチャムッチャ・・・』

       『カチャカチャ!』     『ふーっ ふーっ ・・・!』

 咀嚼音、呼吸音、食器の金属音。
 それらを繰り返し『静止』することで、音源である参加者の動きを何度も停止させ、遅延を図る。

 (出来るだけ『餅を消費するペースが速い参加者』の近くに、その都度ごとに位置取りたいな。
  そいつを『静止』するのが、一番全体のペースを落とすことにつながるだろうし・・・
  あたかも「こいつに餅を提供するため効率的な場所にいますよ」って風を演出できる。)

 一人の作業じゃどうしたって、二人分の作業スピードには敵わないが・・・
 餅の消費ペースが半分以下に落ちてしまえば、“相対的な”供給ペースは二倍以上!
 食べるペースがゆっくりになれば、そのあいだに脳の満腹中枢も満たされるので、
 一人当たりの合計の消費量も、本来よりずっと減るはず。
 そうこうしているうちに制限時間が来てタイムアップ・・・って寸法だ。

 まっ、大会の見栄えは悪くなるだろうが・・・それについては責任持てねーな。
 この場をどうにかしただけで、バイト代以上の働きはしてんだろ。

(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/78-79)

307『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/01/04(火) 23:36:34
>>301(相模相生 中央『ビッグ・スター』)

回転や振動でもち米を練り上げる家庭用もちつき機。
それに近い効果を期待しての試み――動力は賭けの提案!

餅つき兄弟:
「……えっ、『お餅を200皿食べる選手がいるか賭ける』!? やめる?」 バサッ モチィッ

「えっ、『この商売道具の臼と杵を賭ける』? ……やめるのか」 バサバサッ モチィッ

「なにっ、『弟とのコンビの座を賭ける』? やっぱやめる?」 バサササッ モチィッ

「「つ……付き合ってらんねぇぜ〜〜……」」ガクッ


>>303(芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』)

             『―――――――――――!』ギャンッ

ウィゴーちゃんの手にかかれば要する時間は一瞬。
かつ、プロの職人の仕事と変わらない“つきたて餅”、一丁上がりだ。

早食い選手A:
「おっ、おおお〜〜〜〜っ!? なんだアッ」

早食い選手B:
「食ったそばから『腹が減っていく』ぞォ〜〜〜〜〜〜ッ!?」

司会者:
「これはスゴイ! 各選手、トップスピードを維持したまま食べ続けている!」
「まるで速度が変わりません。変わらない吸引力……人間掃除機だーッ」
「お餅のおかわりもどんどん出てきます。先の読めない展開になってまいりました!」

              ⇒『CLEAR!』


>>304(小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』)

          『ス パパァーッ』   『フワアッ』

餅つき兄弟:                        ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「もうダメだ……感覚がマヒしちまってるのか両腕がフワフワしてきた……」
「兄貴ぃ……俺もまだ腕が餅をつき続けているみたいな感覚があるぜ〜」

            ペッタンペッタンペッタンペッタンペッタン!

            ペッタンペッタンペッタンペッタンペッタン!

切り離された職人たちの腕4本を加えた、阿修羅のごとき六臂の餅つき!
4本腕によって振るわれる杵は、ブレることなくもち米を打ち、餅へと形成してゆくだろう。

早食い選手:
「ズルルーッ、モグモグッ(この食感……餅の味が途中から変わった?)」

                 ⇒『CLEAR!』

308『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/01/04(火) 23:41:35
>>305(甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』)

早食い選手A:
「モグモグッ………んっ!? いそべ焼きやおろし餅だけじゃないのか?」

早食い選手B:
「あ……あんこが腹にたまるッ。満腹感が“重く”のしかかってくる〜!」

早食い選手C:
「ゴフッ! き、きな粉餅の早食いはキツいでしょ……!」

司会者:
「ここでお餅のラインナップが変わってまいりました」
「ここからは苦しい戦いとなります! いわば箱根の上り坂〜!」
「(そんな話、聞いてないんだけどなぁ〜……)」

                 ⇒『CLEAR!』

>>306(高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』)

            ペッタンペッタンペッタンペッタンペッタン!

司会者:
「おっと、ここで調理チームがステージに上がってきた!」
「この大会で提供されるお餅は、臼でのつきたて、手作りです!」
「選手たちにも負けじの勢いでお餅をついております〜」

「(何のつもりだ〜? 今日のために呼んだ職人はどこに行っちまったんだ)」
「(このペースで選手が餅を食べてちゃ、1人の作業で供給が追いつくはずが……!)」

早食い選手A:
「ズルッ、ズルル――――」 ピタアッ

早食い選手B:
「モグモグ……(なんだ? 腹がいっぱいになったのか?)」モグモグ

司会者:
「おおっと、トップ選手がここでペースダウン! フリーズしてしまった!」

この調子ならなんとか、供給は追いつきそうだ……!


                 ⇒『CLEAR!』

309『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/01/04(火) 23:51:37
●寸評
まずはお試し。「クッキーを大量に焼く」問題のリメイク版。
状況に対応できる能力を持っていなかった『ビッグ・スター』には少々難しかったが、
皆、安定して2人分以上の生産効率を発揮できた様子。

手数を増やして手堅く成功した『スーサイド・ライフ』。
餅をつくことなくスタンドで餅を発生させた、
『ビター・スウィート・シンフォニー』と『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』。

こうした中で、選手のペースを落とす形で餅の供給を間に合わせた、
『ウィーピング・ウィロウ』は泥臭いながらも目の付け所の違う工夫を見せてくれた。

 高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』 → 《◎グッド!》


……スタンド使いたちの尽力もあって大会は続行できそうな様子。
次の問題もクリアできるかな?

310『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/01/04(火) 23:55:05
◆問題名:モチツキ・キケン 〜後編〜
◆出題者:瑞川
◆主な状況:


     早食い選手B:
      「                 」

     司会者:
      「い………息をしていない!」

              ザワ ザワ ザワ……

無茶な大会が続行されたばかりに、
選手の一人がお餅を喉に詰まらせ倒れてしまったようだ!
既に誰かが救急車を呼んだようだけど、救急隊員の手当が間に合うかどうか……。


◆成功条件:気管から餅を取り除く。あるいは10分以上生存させる。
◆失敗条件:2、3分以内に有効な処置が行えない場合は危険。
◆備考:細かな状況は言いきりで決めてOK。

311『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/01/05(水) 00:41:44
>>299(三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』)

     ズギャンッ!

           『ペッタン/ペッタン/ペッタン』 『ペッタン/ペッタン!』

           『ペッタン/ペッタン/ペッタン』 『ペッタン/ペッタン!』

餅つき兄弟:
「ううっ……誰か、2人組がそばで餅を搗いている……?」
「(俺たち並みに息の合った、恐れのない杵さばきのリズム――一体誰が?)」

人間の手で行える限界速度。
搗き手が疲労で杵先をあやまることなく、息継ぎ不要の連携作業。
兄弟以上の一心同体で繰り返される疾風迅雷の餅つき!
これなら、十分な供給ペースを維持できるだろう……。


                 ⇒『CLEAR!』

312 芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2022/01/05(水) 09:20:59
>>310(モチツキ・キケン 〜後編〜 回答)

(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

「おいっっ もっと燃えろぉ! 熱く成れよぉっ!
頑張れ頑張れ いけるいける! もっとやれる! 気持ちの問題だって!
俺だって頑張ってるんだからさ! だから気合でもっと餅飲み込んで
熱くなれよおぉぉぉ!!」

『喧しいんであっちいってくれる? そのまま戻って来なくて良いよ』ズギュン

対象⇒早食いで使用してる餅を乗せる器  因みに俺はエールを送ってる   

女神観音ウィゴーちゃん 『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだって、誰が観音様や』
が過去改変⇒喉に詰まった餅は消えて、つきたて餅は器に⇒選手意識取り戻す


「よし、意識を取り戻したな? ……さぁ早食いの限界に行くぜぇええええ!!!」

『控えめに言って鬼だね、ゴミ本体』

まぁ幾らか真面目に話すと、探偵事務所の何でも雑用係として こう言う緊急の
救命活動の時に何度か携わる事もあるから慣れたもんだぜ。

313甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2022/01/05(水) 18:38:05
>>310
毎年毎年、餅にぶっ殺されてる人が絶えないというのに
何故餅の早食い大会なんて無謀な催しを開いてしまうのか?
運営は馬鹿なのか?死人を出して炎上でも狙っているのか?

自分のスタンドが作った餅で死者が出るなんて冗談ではない!

無謀な選手共が食っているのは『BSS』によって作られた物だ
なら能力を解除してしまえば餅は…消える!
難しい事など何も無い

314高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』:2022/01/05(水) 19:12:59
>>310

「車の鍵! 貸せッ!!」

「ついでに最寄りの病院か消防署に電話で連絡!
 モチ詰まらせた急患が今から行くから待機しといてッ!」

 早食い選手Bを後部座席に乗せて、自分は運転席。
 『ウィーピング・ウィロウ』のヴィジョンで運転(精B)して、こっちから病院へ向かう。

 早食い選手の肉体の時間をどれだけ『静止』によって引き延ばしても、
 死に至るまでの『2、3分』を救急車到着の『10分』に届かせるのは至難の業だ。

 だが、救急車の走行速度はせいぜい時速40-60㎞。
 優先車両とはいえ、信号や道路交通法を守りながらの走行だ。
 それで消防署や病院からここまでかかる時間がだいたい『10分』ということは・・・

 信号も道交法もガン無視、時速120㎞以上のスピード、それもノンブレーキでぶっ飛ばせば!

 本来『10分』かかる距離を『2、3分』に縮めることだって不可能じゃない!

 ・・・問題は、「そんなリスキーな運転が実際に可能なのか?」ということだ。
 どれだけ運転が得意であっても、途中で事故ってしまう可能性が極めて高い。


   『キキキ―――――z_____ッ!!』    『アブねーなオラッ!』

              『きゃああああ〜〜〜ッ!!?』


 だが、無音の道路なんてありえない。
 暴走車両が猛スピードで走っているような状況であれば猶更だ。
 急カーブやブレーキによる『タイヤの摩擦音』、『クラクション』、人間の『悲鳴』や『罵声』・・・

 それぞれの音源から、自分の車とぶつかりそうなものを選んで、その都度『静止』。
 最悪、自分の車の『駆動音』を対象にして、この車の時間を必要なだけ止めてやってもいい。
 『静止』解除後は、対象は発動前と同じ速度で運動を再開するので、通常のブレーキと違って減速によるタイムロスも少ない。

 『ウィーピング・ウィロウ』の運転時に限っては、「車は急に止められる」。

 つまり、『ウィーピング・ウィロウ』は「もっとも危険運転が得意なスタンド」だということッ!!!

 ・・・まあ到着したその後は、危険運転の現行犯で一発逮捕だろうが、
 それより先に、『早食い選手B』が助かる方が早いだろう。

315赤月『サクソン』:2022/01/05(水) 22:07:18
>>310

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/160

「何だ・・・・・? 何なんだ・・・これは・・・?」

その日、赤月は餅つき大会の観客としてこの場にいた
この国の伝統食品をたくさん食べられる大会と聞いて飛び込み参加をするためにやってきたのだ

しかし、目の前に出てきたのはねばねばとした白い塊・・・・
初めてこの物体を目の当たりにした赤月はちょっとビビって観客席で様子を見る事にしたのだ
そうして試合経過を見る事数分・・・・案の定、事件は起こった

「あんな物をあれだけ食べて・・・・喉が詰まるのは当たり前だ!
 私は何か見落としているのか? それともこれがこの国の新年を祝う行事だというのか?
 新年から命を賭けて勇敢さをアピールしているのか・・・・!?」

思案に耽る赤月であったが、その間も目の前の選手は苦しそうに手足をばたばたさせている
窒息による呼吸停止は脳にダメージを与える・・・・迅速に処置をしなければ彼の命が危ない

「くっ・・・・ぼやぼやしてはいられないか!」

「どいてくれ!」

眼前の観客達をかき分けて倒れる選手の所へと向かう

「『サクソン』!!」

そのまま、『トレンチコート』のヴィジョンを出現させ、裾で選手の顔から喉を覆い隠す
『サクソン』の能力は着込んだコートによって隠された物体を『暗器』に変える
これにより、喉の奥の『餅』自体を能力の対象ととる作戦だ

「・・・・・『袖箭』!!」

喉の奥に引っかかった『餅』に、形状変化を起こさないまま『袖箭』の機能を与える
『袖箭』の機能とは、すなわち『射出』!
餅に対して『射出機能』を与える事で喉の奥から口の外に向けて餅を射出!
それによって気道閉塞を解除する!

316相模相生 中央『ビッグ・スター』:2022/01/05(水) 22:17:26
>>310
クリアしてないけどやっちゃえばいいんですかね?

とはいえ餅かあ。『ビッグ・スター』を突っ込んで中にある餅を喰わせるとかでなんとかなりませんかね?

317小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/01/05(水) 22:36:11
>>310

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

――――――――――――――――――――――――――――――――

  「――『救急車』を待つ時間はありません……!」

              タッ

倒れている選手に駆け寄り、その傍らに跪く。
右手に『ビー・ハート』を発現し、
速やかに『選手の両手』を切り落とす。
それらを『操作』し、選手自身の口を大きく開けさせる。

       ヒ ュ ン ッ

一瞬の躊躇もなく、選手の口内に、
『刃渡り25cm』の『刃』を突っ込む。

  「今すぐに――取り除きます」

素早く精密なナイフ捌きで、
喉に詰まっている餅を小さく切り裂き、同時に摘出していく。
そのままの大きさでは難しくとも、
幾つかに分割する事で取り出しは容易になる。
『ビー・ハート』は、
『本体以外の生命体』にダメージを与えないため、
選手が傷を負う事もない。

  「……どうか『ほどほど』になさって下さい」

  「もち米を作って下さった方々に感謝して……
   ゆっくりいただきましょう」

318『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/01/05(水) 23:45:07
>>312(芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』)
>>313(甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』)

            ―――ギュンッ

早食い選手:
「――はっ!? ハァッ……ハァ。ううん?」

司会者:
「び、びっくりした。息を吹き返したッ。ふぅ〜っ」

餅を出すのが一瞬ならば、それを消すのも一瞬!
まさにマッチとポンプ……いや、火を付けたのは企画者と選手だろうけど。

                 ⇒『CLEAR!』

>>314

         『キキィ―――――z__ッ!』

自動車のトップスピードを維持できるのはかなりの強みだろう。
現場に急行中の救急車も『停止』させれば、すれ違うことはあるまい。
『時速60kmの救急車』と『時速120kmで運ばれた患者』……。
“旅人算”なら、『2,3分目』に2台の車は遭遇することになる。

救急隊員:
「キミ、これで交通事故でも起こしたらどうするつもりなんだ!」
「一度、車を車道脇まで移動させます」
「患者を救急車に……吸引機! いそいで!」

                                ・ ・ ・ ・
出会うまでが『2,3分』――患者への処置は、ここから行われる。
ともあれ、君はできる範囲で最善を尽くした。
あとは救急隊の腕に期待することだ。


>>315(赤月『サクソン』)
早食い選手B:
「オグッ、オグッ……ぐおおっ?」

        『カチリッ…  シュポ―――z____ン !』

司会者:
「わっ!?」

観衆:
「餅が飛び出したぞッ」「助かったッ、バンザーーイ!!」

衆人観衆の目にも明らかな救命成功だ!

                 ⇒『CLEAR!』

319『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/01/05(水) 23:49:36
>>316(相模相生 中央『ビッグ・スター』)

早食い選手B:
「ガボボォーーーッ! ゴボッ、ゴボッ……!?」

早食い選手A:
「ヒイイイィィッ!? すごい苦しんでいるぞ!」

顎が外れんばかりに、早食い選手の口が押し開かれる。
「ブーツ程もの大きさがあるヨウム」を飲み込ませるのは無茶だった。
ギリギリ、喉奥までは入れても……流石に気管の餅までは、クチバシが届かない!

>>317
早食い選手A:
「なんてもっともな意見だ……」

司会者:
「ひえええっ! ……!? !?」

患者自身の“手を借りて”の姿勢保持。
本体以外の生命を傷つけることのない不殺の刃。
通常の医療器具による処置以上の速さで、餅の除去を行う事ができただろう。

            スッ  ズズッ  ――ネトォーッ

早食い選手B:
「はっ………プハァーーーーッ!」


                 ⇒『CLEAR!』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●寸評(短め)
連続でクリアできたスタンド使いたちには拍手。
状況を引き継いでの有利もあったろうが、シチュを大きく変えても対応したことだろう。
クリアできなかったPCも、レス数に余裕のあるミッションであれば成功にたどり着ける説得力を見せてくれた。
……『ビッグ・スター』はやっぱ難しいかな。こういうシチュだと。

今回のベスト解答は……絵的にも面白かった(>>315)の回答!

赤月『サクソン』 → 《◎グッド!》

320海辺の寡婦:2022/01/06(木) 08:25:54
>>298

 そう、この場にいるのはキミ一人・・・?

 本当にそうか?

 目の前に、今倒れたばかりの餅つき職人が2人転がっているではないか!
 コイツらが『復活』して役目を果たせば、不慣れな君が代わって手を汚す必要なんてない!

 なに? 不眠不休で作業し続けた疲労困憊のスタッフに鞭打って、
 奴隷のようにコキ使うのはさすがに気が引ける?

 ――――そこで便利なのがこの『エステティシャン』のスタンド能力!


    グググッ

           ゴリ ゴリ ゴリ・・・


 人型ヴィジョンの魔法の指先が、職人の肉体を『マッサージ』すると・・・あら不思議!


    『べろ ン !』


 勢いよく『抜け殻』がズル剥けて、生まれ変わった新品の職人が誕生だァアアア――――ッ!!

 『怪我』や『破損』だけじゃあなくって、『疲労』にも効くのが便利なところだな・・・

 ・・・ところで『ゴールドフィンガー’99』改め『ヴェルサーチェ・オン・ザ・フロア』としては、
 食べ物を提供する場所で老廃物の『抜け殻』を剥くのは衛生的にちょっと良くないんじゃないか、と心配している。

321海辺の寡婦:2022/01/06(木) 08:27:48
>>310


   ズ ギャン!


 君の傍らに現れた人型のスタンド・・・
 その魔法の指先が、『早食い選手B』の口の中に手を突っ込んだ!

 破壊力! スピード! 精密動作性!

 いずれをとっても平均以上のステータスを誇るこのスタンド・・・
 気道につまった餅を、多少強引に引っぺがすくらいはワケないだろう。
 ショックで目を覚ました早食い選手が抵抗したとしても、無理なく押さえつけられるからな。

 ・・・まあ、その過程でアゴが砕けたり、のどを傷つけたり、
 突然の出来事にビックリして暴れて怪我をしたりするかもしれないが・・・
 なんならちょっとくらい肉や粘膜をエグろうが、餅を取り除けりゃあそれでいい。

 気道さえ確保してやりゃあ、とりあえず急場は凌げるからな。
 『30秒』の短いあいだに死ぬほどの傷でなければ問題ないッ!
 その後に『マッサージ』を施せば・・・あら不思議!


   『べろ ン !』


 あっというまに『抜け殻』がズル剥けて、五体満足の若々しい選手が生還だァアアアーーーーッ!! 

 ・・・ええっ、回復能力持ちなのにパス精ACAの人型ヴィジョン!?
 半自立型スタンドなので、「本体と同時行動可能」の保証書付き!?
 今なら『抜け殻』もおまけで付いてくるって!!?

 こうしちゃあいられねーっ!
 雑談スレかどっかに供与案が投稿され次第、積極的に意見を書き込んで、君もこのつよつよスタンドをGETだ!!

(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1611147374/526-529)

322『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/01/07(金) 21:01:26
◆問題名:『小さな巨人』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

ある日の『商店街』で、その事件は起こった。

         ノッシ ノッシ ノッシ

アーケードの下を、一頭の『動物』が歩いている。
大きな耳と長い鼻が特徴的な草食哺乳類。
その姿を見れば、誰もが口を揃えてこう言うだろう。

  パォォォォ〜〜〜〜〜〜ン

                 ――――――『象』だ。

悠然とした足取りで闊歩しているのは、
まさしく『アフリカゾウの子供』だった。
大人と比べると、その体格は全体的に半分程度。
動物園に移送される途中でトレーラーが事故に遭い、
『脱走』してしまったらしい。
幸いな事に、まだ大きな被害は出ておらず、
代わりの車両も手配済み。
残る仕事は『専用コンテナ』に『仔象』を入れる事だけだ。

◆所持アイテム:持ち歩いても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:象がコンテナに入る(速やかで確実であるほど高評価)。
◆失敗条件:象を傷付ける行為は禁止。
        また、象を刺激しすぎると暴れ出す可能性がある。
        暴れてしまった場合は失敗。
◆備考:場所は商店街。
      細かな状況は言い切り可能。
      周囲の店から買い物も自由。

323七篠 譲葉『リルトランク』:2022/01/07(金) 21:45:07
>>322

能力詳細: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

「象さん、こっちですよ」

 七篠は鞄から『ルーズリーフ』を取り出すと『木の枝』――『樫の枝』を生やし、象の目の前でゆらゆらとさせ、注意を引いた。
 気を引けたのであれば『枝』を持って『コンテナ』に向かうつもりのようだ。
 途中、『枝』を食べられてもまた生やせばいいと考えているようで『ルーズリーフ』は束の状態で抱えている。

 象は『草食動物』であり、『木』や竹、草、果物等を食べる。
 目の前に食事があればそれを食べようとするのではないか、ということらしい。

ゾウが樫の木を食べている画像
ttps://hirakawazoo.jp/zooblog/staff/4048
樫の木
ttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B7

324りん『フューネラル・リース』:2022/01/09(日) 09:33:51
>>322
能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/168

子供とはいえ象だ、街中で暴れれば大惨事だ
死人が出る可能性も十分に在り得る
象が人を殺せば射殺も在り得る
新聞の一面を飾る事間違い無しだろう
逃がした職員は解雇処分では済まないかもしれない

それはそれとして

商店街へ買い物に来ていたりんは、丁度都合良く青果店で林檎を買っていた

「おやつだよ〜」
(ごめんね、ちょっと間だけ我慢しててね…)

りんは差し出した林檎に『鈴蘭の麻痺毒』を混ぜた自らの血を塗りたくっていた
元々真っ赤な林檎なので誤魔化せるかもしれない(匂いは分からないが…)
血を流すのはキツいが、犠牲者が出るよりはマシだ

毒林檎を食べさせて大人しくさせるまでがりんの仕事だ
コンテナに入れるのは、職員に任せよう…

325蛙石 河子『クワイエット・ドライブ』:2022/01/11(火) 21:11:30
>>322
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/124-125

「うわっ、本当にいた……!」

前にTV番組で見たけど、ゾウの嗅覚はイヌ並みか、それ以上に敏感らしい。
『離れた場所にどれだけの量の食べ物があるか』。
それを匂いだけで判断できるというから驚きだ。

「(さっき、輸送車の檻には、ゾウを誘導するための果物が積んであったのが見えた……)」


「なら……『クワイエット・ドライブ』――『匂い』を選んで消臭させる!」


                ブワアアァァァ―――z__ ……!

ガス状のスタンドを半径10mに展開しながら、商店街を歩いてゆく。

「子ゾウの好奇心を引く匂い……『八百屋の果物の匂い』なんかは完全消臭する」
「果物は古くなると『エチレンガス』の甘い匂いが出るんだ……コレは誘導の邪魔」

「逆に――ゾウが警戒を抱く、『自動車』や『人間』の匂いなんかは、選択して消す」
「“小象が輸送車まで移動するルート”だけを選んで消臭させるの」
「脇道には『オゾンの刺激臭』を付与して、近づかせない」

『クワイエット・ドライブ』は接触対象にオゾンの影響を、選択・強調して発現可能!

      ・ ・ ・ ・             ゾウ
「つまり、匂いの道を作ってやってるの。彼自身の意思で歩かせればいい」

「『自分が人間に誘導されている』と、意識させなければ暴れることもない。……ほら」

326一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2022/01/11(火) 22:31:20
>>322
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/188

「あわわわっ…子象だから大丈夫大丈夫…」
>>322
学校からの帰り道で遭遇してしまった象。
近くの八百屋からバナナを入手して試しに与えてみる。
まだ幼いがパワー自体は『インダルジェンス』と互角だろう。

「お母さんは居ない? 流石に二頭相手は手が届かない。 こういったときに役立ちますね、私のスタンドは…」

野生ではないので警戒心は薄いはずだ。
バナナを取ろうと子象が伸ばす鼻に『インダルジェンス』で接触して『鎮静』を発動。
『鎮静』を発動したまま本体は射程距離の限界まで離れてバナナを使って専用コンテナへと子象を誘導する。
誘導が失敗した場合は鼻から顔に手を当てて『安息』を発動。
輸送車に来てもらって『インダルジェンス』の力で緩慢な動きの子象を引っ張り、中に無理矢理だが入れてしまう。

「虎だったら詰んでましたね。八つ裂きにするしかない」

327『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』[:2022/01/15(土) 03:07:40
>>323(七篠)

白昼の商店街を『象』が歩く。
奇妙な光景を目の当たりにしても、七篠は落ち着いていた。
彼女には『手段』があるからだ。

        ズズズズズゥゥゥゥゥ――――――ッ

ルーズリーフから生えてきたのは『樫の枝』。
それを見た象が反応を示した。
引き寄せられるように、仔象が七篠に近付いていく。

         ムッシャ ムッシャ ムッシャ

伸ばされた鼻によって葉を毟り取られ、
『枝』自体も食べられていく。
しかし、『代わり』は幾らでも用意できる。
なくなる度に新たな『枝』を生やしながら、
最終的に象を『コンテナ』に入れる事に成功した。

            バタンッ

「ご協力に感謝します!!」

お礼の言葉を残して、
トレーラーは『動物園』に向かっていく――――。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『速やかに目的を達成した』⇒『有能なウエイトレス』
『確実に目的を達成した』⇒『お代わり自由』

>>324(りん)

突如として街中に出現した一頭の『象』。
この事件が各方面で話題になるのは確実だが、
りんが責任を負う必要はない。
面倒事に関わる必要がないのは幸いだ。

          ソッ

自らの『血液』――――
『麻痺毒』を仕込んだ『毒林檎』を差し出す。
上手く食いつけば、被害が出る前に動きを止められる。
象が傷付く事もないだろう。

             スンスンスン

鼻を伸ばした象は『林檎の匂い』を嗅ぎ、
まもなく鼻先を遠ざけた。
色は問題ないが、象の嗅覚を誤魔化すのは難しいようだ。
用心しているらしく、なかなか手を出してこない。
逆に言うなら、匂いさえ何とかできれば目的は遂げられる。
惜しいが、成功までは『あと一歩』といったところか。

          ⇒『NOT CLEAR』

328『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/01/15(土) 03:08:35
>>325(蛙石)

『象』――――地上で最大の巨体を誇る生物である。
いかにして『コンテナ』まで連れて行くか?
何かしらの方法で注意を引くか。
あるいは力尽くで運ぶのか。
蛙石が選んだ手段は『どちらでもない』。

    ブワアアァァァ―――z__ ……!

彼女が行ったのは『匂い』による『誘導』だった!
象が興味を持つ匂いを選択的に『消臭』!!
同時に象の警戒心を煽る『刺激臭』を漂わせる事で、
意図的に『進行ルート』を『制限』するッ!!

       ノッシ ノッシ ノッシ

『道』を用意されているとも知らず、
象は『自らの意思』で『コンテナ』まで歩いていく。
そこに疑問を抱かれる余地はなかった。
『フォーシング』という言葉がある。
観客に『選択の自由がある』と思わせておいて、
実際はマジシャンが観客を操るテクニックの事だ。
蛙石が用いた『策』は、
まさに『マジシャンさながら』だったと言えるだろう。

「素晴らしい!!ご助力に心より感謝しますッ!!」

賞賛の言葉を浴びながら、
蛙石は輸送車両の発車を見届けるのだった。

          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『速やかに目的を達成した』⇒『ヘンゼルとグレーテル』
『確実に目的を達成した』⇒『マインド・コントロール』

>>326(一抹)

『ディヴァイン・インダルジェンス』のパワーなら、
『象』の力にも対抗できる。
しかし、ここで暴れさせては不味い。
動物相手なら、やはり『餌』で釣るのが上策。

        パォォォォ〜〜〜〜ン

その考えは功を奏し、
象の意識をバナナに向けさせる事に成功した。
さらに一抹は『保険』を掛ける。
接触による『鎮静』を行い、
象の『悪感情』を消して落ち着かせたのだ。
スタンドで触れ続ける都合上、
本体の一抹は射程内にいなければならない。
歩みは幾らか遅くなるが、
バナナを奪われる前にコンテナに辿り着く事ができた。

「――――ありがとうございました!!」

誘導が成功したのは幸いだ。
『ディヴァイン・インダルジェンス』の腕力は、
『数百キロ』の物体を動かす事が可能だが、
子供とはいえ象の体重は『数トン』にも及ぶ。
超人的な『ディヴァイン・インダルジェンス』のパワーでも、
何の工夫もなしに動かせるものではなかっただろう。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『確実に目的を達成した』⇒『種族を越えた対話』

329『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/01/15(土) 03:10:33

相手が動物という事で、餌で釣るという解法が多かった。
その点で七篠PCには有利な状況だったと言える。
りんPCの策も能力を活かしたものだが、
匂いを誤魔化す手段を用意できなかったのが惜しいところ。
一抹PCは沈静を利用して象を抑え込んだ事を評価した。
蛙石PCの解答は非常にスマート。
誘導されている事を悟らせずに目的を達したのは素晴らしい。
今回は、蛙石PCに《◎グッド!》を進呈したい。

《◎グッド!》蛙石 河子『クワイエット・ドライブ』⇒PLマネー『一万円』獲得。

330『幸運のスタンドパズル(出題:氷山)』:2022/01/18(火) 21:40:49
◆問題名:『異常な登場、サプライズ・エントリー』
◆出題者:氷山
◆主な状況:

   「フン・・・・この程度の力しか持たないとは・・・・がっかりだ
    貴様など! 殺す価値すらないわァ――――――ッ!!」


              ドッゴォォ―――ンッ!!!


「・・・・・・・!?」
        ガバァッ!!

過去の悪夢と共に君の意識は覚醒する
君はかつて、狂暴なスタンド使い『ボックス・ジャック』と戦い・・・・そして敗れた
だが、敗れたままではいられない! 君は『リベンジ』の機会を虎視眈々と待ち続け、今日はその決行日なのだ!

      「『エスプレッソ』を一つ・・・・」

い、居たぞ・・・・『ボックス・ジャック』だ!
奴め・・・・暢気にカフェの『オープンテラス』で寛いでいやがる・・・・しかし、そのすまし面も今日までだ!
しかし、奴のスタンド『ライト・スタッフ』の前では『奇襲攻撃』は無意味だ・・・・ならどうする?

そうだ! 君は閃いた!
あの野郎の度肝を抜くような斬新な『登場』を演出して敵の意気を挫いてやろう!
機先を制された『ジャック』はきっと無惨な最後を迎えるだろう!

――――『敵の意気を挫くようなビックリするような登場演出』。
君はその計画を立てて・・・・実行した!

◆所持アイテム:日常品の類。または近くの商店でとっさに買える程度の物
◆成功条件:『ボックス・ジャック』がビックリした状態で戦闘に突入する
◆失敗条件:『ボックス・ジャック』がビックリしない
◆備考:『ボックス・ジャック』はカフェの『オープンテラス』で寛いでいる
また、『ボックス・ジャック』は自身のスタンド能力により奇襲攻撃を無効化する
そのため、戦闘の際は真正面から堂々と戦う必要がある
(ただし、敵をビックリさせる事は戦闘ではないため、戦闘前に驚かせる余地がある)

331小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/01/18(火) 22:57:35
>>330

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

――――――――――――――――――――――――――――――――

『スーサイド・ライフ』は『搦め手』を得意とするスタンド。
『奇襲』だけでなく『相手の意表を突く』事も。
『指一本』さえあれば『目的』は遂げられる。

  スラァァァァァ――――――z______

カフェの外に立ち、左手に『スーサイド・ライフ』を発現。

     ストンッ

右手の『小指』を切り離し、ポケットに入れておく。
『スーサイド・ライフ』を太腿に突き刺し、
スカートの内側に隠して『入店』。
何食わぬ表情で、『ボックス・ジャック』の背後を通り過ぎ、
空いている席に着く。

  「『ハーブティー』をお願いします……」

やってきた『ウェイター』に注文を出しつつ、
ポケットから密かに『小指』を飛ばす。
テーブルの下を通り抜け、椅子の陰を伝って進ませる。
狙いは『エスプレッソを運ぶウェイトレス』。

           トン トン

『小指』を『ウェイトレス』の背後に配置し、
その肩を背後から軽く叩く。
これぐらい小さなサイズなら、気付かれる可能性も低い。
『ウェイトレス』が振り返る動きに合わせて、
『小指』を彼女の前方に移動。

                  スィィ――……

『ウェイトレス』が『後ろ』を確認している隙に、
カップの中に『小指』を沈ませる。
『エスプレッソ』は『褐色』。
『異物』が入っていても気付けない。
多少熱いだろうが『熱湯』とは違う。
我慢できる範囲だ。

  「――ありがとうございます」

あとは、頼んだ『ハーブティー』を飲みながら、
『エスプレッソ』を注文した『ボックス・ジャック』が、
飲み物に口をつけるのを待つだけでいい。
『カップの中に指が入っている』という状況。
『驚かせる』には十分だろう。

  「……『ご無沙汰』しています」

『ボックス・ジャック』が『指』に気付くタイミングで、
席を立って彼の下へ向かう。

  「不躾なお願いですが――
   今日は是非あなたに『見ていただきたいもの』が……」

        スッ

左手でスカートの裾を持ち上げ、
太腿から『スーサイド・ライフ』を引き抜く。

  「『短剣二刀流』です」

  スラァァァァァ――――――z______

さらに、右手に『ビー・ハート』を発現。
『あの時』は『一振り』だったが、今は『二振り』となった。
『ボックス・ジャック』の知らない『新たな能力』で、
彼の体を『バラバラ』に『切り刻む』。

332大神 或真『ネヴァー・グローイング・アップ』:2022/01/19(水) 01:14:37
>>330
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/122-123

奇襲攻撃を防ぐスタンド『ライト・スタッフ』、
フェイクと奇策が能力の大神のスタンドとの相性は悪い、
ゆえに大神は一度負けた。

……ボックス・ジャックのスタンド、『ライト・スタッフ』は『奇襲攻撃』を無効化する、と言う。

だが、もしも、
『それ』が『攻撃でない』ならば?
『それ』を『認識すること自体が危険』ならば?
『それ』は『認識してなお防ぐことができない』ならば?
『それ』が『無効化能力を上回り圧倒するモノ』ならば?

「ねぇ、ボックス・ジャックさん」(↓ハスキーボイス↓)

その日、大神はボックス・ジャックの後ろの少し離れた所から声をかけた。
ボックス・ジャックが振り返ったならば、大神の傍らにある光景を目にするだろう。
そこには大神が『嘘の毛皮』で作った『3つのモノ』がある。

①ズジスワフ・ベクシンスキーの恐怖画
恐怖を描く画家ベクシンスキーの作品(を嘘の毛皮で作った贋作)だ。
絵から感じられる『恐怖』もさることながら、
『こんな所にベクシンスキーの絵が存在するはずがない』と言う『異様』も感じるだろう。

②錯視の絵
錯視、いわゆる『視覚が混乱する絵』(嘘の毛皮製)だ。
見て認識しようとすれば、色・数・距離感などに多少なりとも影響を与えるだろう。

③ボックス・ジャックの変態コスプレ写真集
ボックス・ジャックのあられもない姿が表紙を飾る写真集(嘘の毛皮製)だ。
作り方はアイドルコラ画像と大差ないが……
『馴染みのカフェの一角に、自分のヘンタイ画像が店内に突然デカデカと貼り出され、周囲・店員の目を集めるような状況』で人は冷静でいられるものだろうか?

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519311943/152
>d.『美しい絵』や『恐ろしい絵』など、見ただけで見たものになんらかの感情を与える創作物
> Lv1.一般人を騙せる(『贋作』程度には『真作』に迫っている)

『それ』は『攻撃』ではない。
『それ』は『認識すること自体が危険である』。
『それ』は『認識してなお防ぐことができない』。

そして、最後の一手。
上記の3品で、相手に一瞬の隙が生まれれば、十分。

テラスの屋根に潜んでいた大神のスタンドが『小石のようなモノ』を落とす。

その正体は『超質量体』(真実の皮製)、超重力の塊だ。

おそらく奇襲攻撃を無効化するスタンド、『ライト・スタッフ』は『落ちてくる石』を防ぐことができるだろう。
『ライト・スタッフ』はその能力ゆえに『絶対の自信を持って奇襲攻撃を防ぐ』ことができてしまうだろう。

だが、もしも、
『防いだ石が超重力の塊だったら』?

『防いだ石』は『もはや奇襲攻撃ではない』、『攻撃でも何でもなく、ただ存在するだけのモノ』だ。

そして『超質量体』は『存在するだけで発生する万有引力・重力で、周囲物を引きずり込み、押し潰す』。

『それ』は『無効化能力を圧倒する力』だろう。

  「サプライズを君に」
(サプライズ・フォー・ユー)

最後に、大神はそう呟いた。

333水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2022/01/20(木) 14:52:39
>>330
能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/201-202

かつて『ボックス・ジャック』に敗れた水色の髪の少女、水宮アリア
ついに見つけた…ここで会ったが100年目!
この時のために準備をしてきたのだ
細工は流々仕上げを御覧じろ!

             『ぼくらはみんな、生きている〜♪』
              『生きているから歌うんだ〜♪』


ジャックの目の前に堂々と現れるアリア
その顔は俯いていて表情は窺い知れない
その手には大きな『虫籠』を持っている

そして、その隣でスタンド『ブラッディー・マリー』が歌っている…

           『手のひらを太陽に透かして見れば〜♪』
            『真っ赤に流れる ぼくの血潮〜♪』

『虫籠』をジャックに投げ付けるアリア
衝撃で蓋が開いてしまった

『歌』によって『虫籠』の中にびっしり敷き詰められていた物が何だったかが分からなかった『ジャック』

カサカサ…
    カサカサ…
        カサカサ…

能力を解除された今ならはっきりと『分かる』
今、ジャックの視界を埋め尽くしているのは虫籠いっぱいにいた大量の『ゴキブリ』だッ!!!

          『ミミズだって オケラだって ゴキブリだって』

              『みんなみんな 生きているんだ』

               『ト モ ダ チ な ん だ』

334彩木ミサオ『レインボウ』:2022/01/20(木) 21:58:16
>>330
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/106


オープンテラスでお茶をしている『ボックス・ジャック』……。

             『ドギュンッ!』

その目の前を「全身銀色のペプシマンみたいな怪人」が、
キレイなフォームで走り抜け、すぐ側の路地へと逃げ込んでいった!
不審に思った『ボックス・ジャック』は、怪人を追いかけ路地を覗くだろう。

          『 ――シィ〜〜〜ン…… 』

しかし、そこに謎のペプシマンの姿は存在しない。
今のはスタンドだったのか? 訝しみながら帰ろうとすると……。

              『 ズズズズズズ…… 』

なんと……虚空から彩木ミサヲが姿を現した!
最初に頭、目元、口元、首、胸、胴……。
ダウンロード途中の画像のようにジワジワと出現し―――


★逆襲の少女! その能力とは――!? 【To Be Continued……(来月号に続く)】

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(そして次号、彩木が『ボックス・ジャック』をボコボコにした後の感想スレ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

読者A:
「彩木のスタンド、スプレーを出す能力だった」

読者B:
「前回ラストの瞬間移動する本体とペプシマンはなんだったんだよ」

読者C:
「彩木本人が『銀色のスプレー』を纏ってペプシマンになってたんじゃね?」

「路地に逃げ込んでから、纏っていた全身の銀ペイントを個別解除。
 銀ペイントの下には『精密Aで描かれた石壁ボディペイント』をしてて迷彩で見えなくなった」
「あとは精密Aで石畳迷彩をジワジワ解除して出現したと考えれば矛盾はないな」

読者D:
「サウンドマン並みに無理があんだろ」

読者E:
「本体の奇行ってことはカフェ店員や通行人もペプシマンを目撃していたのか……」

読者:F
「作者そこまで考えてないと思う」

335『幸運のスタンドパズル(出題:氷山)』:2022/02/05(土) 18:19:05
>>331

   トン トン

     「・・・・・・・?」

                 トプン・・・・

     「お待たせしました。ご注文のエスプレッソになります」

「うむ・・・・・・」

『仕込み』を済ませ、君はその時を待つ
カップの中に沈ませた『小指』からは火傷しそうな熱が伝わってくるが
『ボックス・ジャック』から受けた屈辱を思えば、この程度なんという事もないだろう

  カチャッ

      コプ・・・コプ・・・・

           「・・・・・!?」

目の前のカップに口をつけるジャック
しかし、その瞬間に液体の中に潜んでいた『小指』が蛇のように鎌首をあげる!

   ド ド ド ド ド ド ド ド ・ ・ ・

「これは・・・・・・まさか・・・・・・・!?」

  「……『ご無沙汰』しています」

「ぬううううううう!?貴様は―――――」

  「不躾なお願いですが――
   今日は是非あなたに『見ていただきたいもの』が……」

突然現れた敵の姿に『ボックス・ジャック』は明らかな動揺を見せている
『イニシアチブ』は完全にこちらのものだ! 場の空気を支配しているぞ!

「何度来ても同じ事だ! 食らえ、『ライト・スタ・・・・・」

  「『短剣二刀流』です」

  スラァァァァァ――――――z______

             「『二本目』だと――――!?」

―――――さあ、『開戦』だッ!

          ⇒『CLEAR!』

>>332

「何・・・・・貴様はあの時のッ!?」

「・・・・・・・・・ッ!」

ジャックが座っているテラス席からは少し離れた場所から声をかける大神
その声に反応し、振り返った『ボックス・ジャック』はそこにある物を見て、絶句する

芯に響くような『恐怖』を誘発する『ベクシンスキーの恐怖画』
正常な認識を狂わせるような『混乱』を招く『錯視の絵』
ジャックの尊厳と誇りを侮辱し、『怒り』を引き摺り出す『変態コスプレ写真』

どれもこれも『ボックス・ジャック』の心を惑わせるには十分だ・・・・・だが!

「お前は何がしたいんだ・・・・・?」

大神に誤算があるとすればそれは一つ
感情を誘発させる方向性がゴチャゴチャだったという事だ
『恐怖』は『怒り』に塗りつぶされ、『怒り』は『混乱』で有耶無耶になる
一つの方向性に特化すればより大きな『衝撃』を与えられただろうが、
こうもバラバラの方向性では効果が薄いようだ・・・・・・

「御託は十分だ
 貴様は俺と戦いに来たのだろう?」

「さあ・・・・・やるぞ・・・・・!」

大神の放った『超質量体』がジャックに迫る
この戦いの行方は君自身の目で確かめてくれ!

          ⇒『NOT CLEAR・・・』

336『幸運のスタンドパズル(出題:氷山)』:2022/02/05(土) 18:19:33
>>333

             『ぼくらはみんな、生きている〜♪』
              『生きているから歌うんだ〜♪』

「貴様は・・・・・あの時の・・・・・!?」

堂々とジャックの前に現れるアリア
謎の能力によって奇襲も不意打ちも通じない相手だ
さては万策尽きてバンザイアタックにでも打って出たのか・・・・?

           『手のひらを太陽に透かして見れば〜♪』
            『真っ赤に流れる ぼくの血潮〜♪』

「ふぅん・・・ただのガキかと思っていたが、なかなか天晴れな根性じゃあないか
 どれ・・・・正々堂々としたその精神に敬意を表して、楽に貴様を殺して・・・・」

    ガシャッ!

『シパァッ! シパァァ―――――ッ!』

       ベシッ
                  バシッ!

「貴様・・・・・挑発のつもりなら受けて立つ!」

ジャックに投げつけた『虫籠』が男のスタンド『ライト・スタッフ』によって払いのけられる
水宮は大きな勘違いをしているようだ・・・・

『ブラッディー・マリー』によって『言葉』が失われたとしても、
その『言葉』を名前として持つ物体が認識出来なくなるわけではない
『ゴキブリ』という言葉が失われていたとしても、
『それ』がうじゃうじゃとした気色の悪い動きをする『何か』である事はわかる

真っ正面に立つ『敵』から投げつけられた『何か』をまともに顔に浴びるものなどいない
投げつけた『虫籠』は中に詰められた『何か』ごと地面に転がる事となる・・・・

「食らってくたばれ!」

『開戦』・・・・・するしかないッ!

          ⇒『NOT CLEAR・・・』

>>334

「ふぅ・・・・・」

お気に入りの店。お気に入りの席。
穏やかな日差しの下、『ボックス・ジャック』は落ち着いた午後の一時を送る

             『ドギュンッ!』

目の前を通り過ぎる『ペプシマン』が現れるまではッ!

「はあっ!?」

怪しげな怪人に警戒心が働いたためか、
ついつい『銀の怪人』を追いかけて路地裏へ向かってしまう

          『 ――シィ〜〜〜ン…… 』

「誰も・・・・・いない・・・・?
 気のせいだったか・・・・そうだろうな・・・・あんな馬鹿みたいな姿をした者など」

              『 ズズズズズズ…… 』

「な、何ィィィ――――――ッ!?
 これはっ! 『保護色』!? 身に纏っていたのか!?」

           「クッ! 貴様―――――――ッ!!」

―――――さあ、『開戦』だッ!

          ⇒『CLEAR!』

337『幸運のスタンドパズル(出題:氷山)』:2022/02/05(土) 18:19:55

相手を、そして『読者』をもビックリさせる今回のお題
まず目に付いたのは小石川PCの『指inエスプレッソ』・・・・・コワイ!恐すぎる!
暢気に口にしたエスプレッソの中から指がぴょん!と出てきたら異物混入どころではありません
同様に周囲の風景に完全に溶け込む彩木PCの『迷彩』も、空間からズゾゾ・・・と人間が染み出してくるのが恐い
どちらも漫画で出てきたら『強敵』の風格漂う良い『登場』だと思います

惜しかったのは、大神PC
表現力の強い能力ではあるのですが、3つの『制作物』は流石にとっちらかった印象に
個人的には恐怖路線でたたみかけた方がより良い『サプライズ』になったかと思います

水宮PCも認識阻害を使うアイデアは面白いものの
能力詳細を読む限り、名前を失った物体は名前との結びつきを失うだけで、
そのもの自体の認識が阻害されるわけではなさそうですので、
(実物を見たときに、虫は気持ち悪いし、武器は危険だという認識までは阻害出来ない)
流石に敵対した状態から投げつけたところで、軽く払いのける事は出来ると判断しました

今回の≪◎グッド!≫は小石川PCに進呈
なかなか真似できる事ではありませんが、
以前戦った相手が突然『第2の能力』を引っ提げて現れたら流石にビックリすると思いました

裁定が遅くなり申し訳ありませんでしたが、
これにて『異常な登場、サプライズ・エントリー』の採点とさせていただきます

《◎グッド!》小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』⇒PLマネー『一万円』獲得。

338『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/03/19(土) 16:22:40
◆問題名:『月夜のV:アナザープレイヤーモード(前編)』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

深夜、あなたは『一人のスタンド使い』と対峙していた。
『紅儚(クレナイハカナ)』という名前の女だ。
『通り魔』である彼女を倒す依頼を受け、
薄暗い路地裏で戦っている。
『敵スタンド』は典型的な『近距離パワー型(パス精BBC)』。
正面対決に適した性能と言えるだろう。

          ザ グ ゥ ッ ! !

激しい闘争の最中、
紅のスタンド――『ナイトシェイド』に『噛み付かれてしまう』。
フード付きのマントを纏った『女吸血鬼』のヴィジョンは、
『月明かり以上の光』を浴びると、
『火傷』に似たダメージを負う性質を有する。
その能力は、傷付けた生物を『同族化』させる事だった。

「――ここからは少々『距離』を置かせてもらいます……!」

               ダッ

そう宣言した紅は、あなたが怯んだ隙に素早く後退した。
互いの距離は『5m』程度。
そして、彼女の手には『懐中電灯』が握られている。

         パ ッ

点灯した『懐中電灯の光』を向けられると、
『光』を浴びせられた箇所が焼けるように痛む。
スタンドを構えさせながら離れた位置からダメージを与え、
ジワジワと体力を削ってくる作戦らしい。
身を隠せそうな物陰はあるものの、『10m』後方だった。
普通に走って移動していては、
辿り着くまでに結構なダメージを食らってしまいそうだ。
これ以上の負傷を避けるためには、
なるべく早く『光』を防ぐ必要がある。


◆所持アイテム:持ち歩いても不自然ではない範囲の日用品。
           (必要な準備は事前に終えている)
◆成功条件:『光の攻撃』から身を守る。
        (受けるダメージを可能な限り減らし、
         能力を活かした手段であるほど高評価)
◆失敗条件:無策で攻撃する。
        (『懐中電灯』と『ナイトシェイド』の二重攻撃が控えているため)
◆備考:場所は薄暗い路地裏。
     そこにありそうなものであれば言い切り可。
     敵スタンドは(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1458304459/579)を参照。

339天之 月夜『レンブラント』:2022/03/20(日) 21:02:10
>>338
別に倒してしまっても構わんのだろう?
能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/414

『通り魔』と対峙するのは『通り魔』
銀色の右目と金色の左目の少女だ

「ん あつい」

敵から向けられる『懐中電灯の光』を浴びると
月夜の体はジリジリと焼け焦げていく
このまま浴び続けていたら人肉焼肉になってしまう

ではどうやって『光』から逃げるか?
月夜が取った手は逆だ!
『光』から逃げるのではない、自分が『光』になる事だ!

月夜が身に纏う漆黒の服…『レンブラント』
敵から浴びせられる『光』を発する『懐中電灯』と
『レンブラント』との間に『光の帯』が繋げられる
そして、その『帯』に沿って本体…天之 月夜自身が『光の粒子』となり、
超高速で光源である『懐中電灯』の元へ移動する
そして本体と接触した『懐中電灯』は、『レンブラント』へと取り込まれる

「吸血鬼の 焼ける音は どんな音?」


                『光の解放』

相手の体を掴んで離さないように捕らえ
『レンブラント』の取り込んだ『懐中電灯』を再度実体化させ
至近距離で敵へと光を浴びせる

この距離なら、バリアは張れないな!(ギャレン)

340遊部『フラジール・デイズ』:2022/03/20(日) 23:30:38
>>338

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/39

 「ぐ……っ うぅ……」 ボソッ『舞台外指定』

噛みつかれると共に、スタンドが解除されたように消失
……『したように見える』だろう。奴(紅儚)にはな。

 「次は、こちらの番だ……前進ッ!」タンッ

そして、そのまま私と『相手に舞台外指定したフラジール・デイズ』は
共に相手へ全力疾走で近づく。無論、私はフラジールの舞台外指定の
恩恵を受けない。よって、懐中電灯の光を受けるのは『フラジール』だ。

ただフラジール・デイズは発現時の本体をコピーするので、能力の
同族化の影響を受ける為に著しくダメージは受けるだろう。
だが愚直に自身の命令を実行するようにプログラムしてるので、幾らか
怯みつつも相手に近づければ、そのまま接触した瞬間に解除を行い
相手が体勢を崩せば、同族化によって多少は力が増した本体の力で
持ってる武器なりを振り下ろして昏倒させる事は出来る筈だ。

341世良久 逢生『バーンド』:2022/03/21(月) 06:17:25
>>338
「ぐっ、あうぅ…『同族嫌悪』の能力か…?」

穏やかな端正さがある顔を激痛で歪める。
と、同時に『光』を遮るように『バーンド』の大剣を地面へと斜めに突き立てる。
そこから道路を貫き地面の土を抉り、土埃を舞わせて大型ブルドーザーの如く紅儚に迫る(パス精:ACE)

「こう見えても以前は回復系スタンドだった…
 だが、今は違う…手加減の概念がない…」

紅儚の持つ『光源』を目指して『1.2m』の大剣で土を抉りつつ、土埃に隠れて近寄り必要な距離が埋まったら一気に大剣を地面に突き刺す。
やることは一つ。大剣を振り上げて彼女の足元を掘り起こして上空に吹き飛ばす。
大剣を破壊しようと接近してきても同じく足元を掘り起こして吹き飛ばす。

「ごめん。嘘ついた…まだ能力は使ってない…
 まぁ、多少はね…? 使えば君は死ぬし…」

比類なきスタンドのパワーによるゴリ押し。
やることは大剣と土埃に隠れ突き進んで足元の掘り起こしのみ。
大剣で土埃を舞わせてる時点なら、まだ普通の近距離パワー型と思うかもしれない。実際は重機並みのパワーだが…

スタンド詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/210-211

342遊部『フラジール・デイズ』:2022/03/21(月) 09:45:35
>>340

すまない、一部訂正する。

 『フラジール・デイズ』は発現時の本体の姿形をコピーするので
『ナイトシェイド』の同族化の影響は受けない。

よって、懐中電灯の光に対し何ら影響する事なぐ。私の光への肉盾となって
前進しつつ、紅儚の舞台外指定によって重なり。私の合図で解除されて
敵は反動で倒れ込み、私の一撃を受けるだろう。

343<削除>:<削除>
<削除>

344『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/03/27(日) 05:38:20
>>339(月夜)

      ジュゥゥゥゥ…………

『光』を受けた月夜の肌が、火で炙られるように焼けていく。
『天之月夜』も、また『通り魔』だった。
毒を以って毒を制すという事か?
もしくは縄張り争いなのか?
経緯は不明だが、ともかく月夜は戦わねばならない。

「『吸血鬼』が『光』を使うのはおかしな話ですが、
 このまま削らせて頂きます」

        ――――――――ズギュンッ!

                 「 は ッ ! ? 」

次の瞬間、紅の両目が驚愕に見開かれる。
自らを『光』に変える『レンブラント』。
その能力を発動させ、
互いの距離を一気に詰めて急速接近!!

        ズシュゥッ

さらに立て続けに、
終点である『懐中電灯』と接触する事で『取り込み』を行い、
『武器』を奪い取る事に成功した!

     ジュゥゥゥゥ…………

              「つッ!」

                     パァンッ!!

『光のダメージ』に表情を歪めながら、
紅は『ナイトシェイド』を動かし、
咄嗟に『懐中電灯』を叩き落した。
攻撃し続ける事は阻止されてしまったが、
同時に敵の武器も失われる。
ここからが『正念場』だ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『能力を活かした』⇒『深淵を纏う者』
『無傷で切り抜けた』⇒『一筋の光明』

345『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/03/27(日) 05:39:08
>>340>>342(遊部)

『実体化スタンド』である『フラジール・デイズ』を、
『光』を遮る『ヒューマンシールド』として利用し、
『遊部玲実』は紅に接近する!!

「――――――『通じない』ッ!?」

その様子を目の当たりにした紅は、驚いた表情を見せた。
特殊なタイプである『フラジール・デイズ』には、
『ダメージフィードバック』が存在しない。
ゆえに、『同族化』の『対象外』だったようだ。

                「それならッ!」

       ドシュゥッ!!

直接攻撃に切り替えた『ナイトシェイド』が拳を放つ。

   スゥゥゥゥゥゥゥゥ――――――………………ッ

         「消えッ…………!?」

しかし、それが『フラジール・デイズ』を叩く事はなかった。
その直前で能力を発動し、
『相互不干渉』の状態に入ったからだ。
ただ、『ナイトシェイド』の攻撃も中断されずに、
そのままの勢いで繰り出される。

            バゴォッ!!

その結果、『ナイトシェイド』のパンチは、
本体である遊部に命中する。
すぐに『本体の攻撃』に繋げる予定だったため、
『フラジール・デイズ』との距離が近かったのが災いした。
殴られた衝撃で姿勢は崩れたが、
『次の行動』に支障はない。

       ドンッ!

               「うッ!」

『舞台外指定』の解除によって、
紅の体が突き飛ばされるように揺らぐ。
不意に食らった一撃で、
『懐中電灯』も落としてしまったようだ。
『解除後の本体による攻撃』は不発に終わったものの、
『光の攻撃を防ぐ』という目的は果たされた。

「その『能力』…………侮れない相手のようですね…………!」

お互いに倒れた状態だが、
『フラジール・デイズ』が健在である以上、
状況的には遊部に分があるだろう。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『能力を活かした』⇒『忠実なる僕』
『無傷で切り抜けた』⇒『第四の壁』

346『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/03/27(日) 05:40:08
>>341(世良久)

「相当なパワーをお持ちのようですが、
 この距離ならば意味がありません」

    ジュゥゥゥゥ…………

火で炙られているかのように、
『光』を浴びた肌に焼かれる感覚が走る。
それだけでは大きなダメージにはならないが、
ずっと浴び続けていれば確実に削られるだろう。
紅と対峙する『世良久逢生』は、
どうにかして『光』を防がなければならない。

         ド ズ ゥ ッ ! !

『バーンド』を操作し、勢い良く『大剣』を突き立てる。
ここで計算違いがあった。
『バーンド』は『実体化』しておらず、『光』を透過してしまう。
ゆえに『盾』としての機能は果たせない。
その身を焼かれながらも、世良久は反撃に転じる。

  ズ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ ! !

圧倒的パワーによる『力押し』!!
『光のダメージ』は、少し食らっただけでは致命傷にならない。
だからこそ、世良久は無理を押して動く事が出来た。

     「正面から突っ込んで来て、
      私が何もしないとお思いですか?」

             バ ッ

だが、その攻撃が届くには至らない。
何故なら、紅は跳んで避けたからだ。
敵の目の前で『大剣』を突き刺し、
土を掘り起こしながら突き進む。
それを相手が待っている理由はなく、
遠距離攻撃が可能な状況で接近する意味もない。
広範囲に飛散した土を完全には回避しきれなかったが、
それも『ナイトシェイド』に防御されてしまった。

「少しヒヤリとしましたが…………障害には成り得ません!」

        ジュゥゥゥゥ…………

紅の手には『懐中電灯』が残っており、
依然として『光の攻撃』も継続中。
『搦め手』で攻める相手に対して、
『ゴリ押し』で勝とうとするのは無謀が過ぎた。
逆転するには、何らかの『策』が必要だ。

          ⇒『FAILED』
(ほぼ『無策』と変わらないため、今回は失敗扱い)

※達成した条件
『能力を活かした』⇒『突貫道路工事』

347『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/03/27(日) 05:45:20

こちらが提示した目標は防御だったが、
蓋を開けると全員がアグレッシブに動いてくれていた。
月夜PCの出した解答は、
『レンブラント』の使用法としては基本的なものだが、
だからこそ無駄がなく、
一連の動きをソツなくこなしていた印象。
遊部PCも、
実体化かつダメージ伝達のないスタンドの本体として、
間違いのない解答を出していたように思う。
世良久PCは、
パワーを活かすという方向性そのものは良かったが、
力押しだけでは成功させるための根拠としては乏しく、
確実性に欠けていたのが惜しいところ。
《◎グッド!》は懐中電灯を奪った月夜PCに進呈したい。

《◎グッド!》天之 月夜『レンブラント』⇒PLマネー『一万円』獲得。

348幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/03/27(日) 05:54:13
◆問題名:『月夜のV:アナザープレイヤーモード(後編)』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

『紅儚』との戦いは佳境に突入していた。
互いに少なからずダメージを蓄積している状態だ。
おそらく、もうじき『決着』を迎えるだろう。

「『これ』で終わらせますッ!!」

            バババババババババババババッ!!

最後の力を振り絞り、
『ナイトシェイド』が『ラッシュ』を放ってきた(パス精BBC)。
紅も消耗しているが、あなたの方が負傷の度合いは重い。
まともに食らってしまえば、敗北する可能性が高い。

だが、逆転の目は十分にある。
『ナイトシェイド』の全身を焼く程の『大きな光』を作り、
敵スタンドに浴びせるのだ。
『準備』は既に整っており、
あとは『実行』を残すのみとなった。

ただ、注意すべき点が一つある。
『同族化』の能力を受けている今、『光の対策』なしでは、
『二人とも焼かれてしまう』という事だ。
多少は食らっても耐えられるが、ダメージ量を考えると、
先に倒れるのはこちらになる。
『光』を用意すると同時に、
それを『敵だけが受ける状況』を作らねばならない。
難題ではあるが、これが『最後の関門』だ。

◆所持アイテム:持ち歩いても不自然ではない範囲の日用品。
           (必要な準備は既に終えている)
◆成功条件:『大きな光』を作る。
        (自分も『光』を浴びるとダメージを受けるため、
         敵だけに『光』を浴びせる必要がある。
         なるべくダメージを受けず、確実性が高いほど高評価)
◆失敗条件:『ラッシュ』を食らう・無対策で『光』を浴びる。
        (ラッシュを受ければ敗北する。
         相手の方が先に倒れる事が確実なら、多少は『光』を浴びてもいい)
◆備考:場所は薄暗い路地裏。
     そこにありそうなものであれば言い切り可。
     敵スタンドは(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1458304459/579)を参照。

349『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2022/04/05(火) 16:39:33
◆問題名:『やったか?』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは何者かに命を狙われ、苛烈な攻撃に曝された。
辛くも窮地は脱したが、なおも追っ手が迫っている。
残された時間は短い。
おそらく、そう長く経たない内に、ここへ駆け付けてくるだろう。
敵の虚を突くため、あなたは『死んだ振り』をする事にした。

◆所持アイテム:持ち歩いても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:死んだ振りをして敵を欺く
        (手早く、リアルである程いい)。
◆失敗条件:敵に見破られる。
◆備考:敵の数は一人。
     相手はスタンド使いだが、
     あなたがスタンド使いである事や能力は知らない。
     もう少しで追いつかれるため、
     準備に使える時間は長くはない。
     常識的な範疇で場所は自由。
     そこに存在する事が自然であるなら、
     品物や設備は自由。

350『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2022/05/01(日) 13:30:40

◆問題名:『   』
◆出題者:高天原(ガハラ)

◆問題文:

 202X年5月某日。
 星見町郊外に居を構える地元名家の豪邸にて、死体が発見された。
 死体の身元は、邸宅の主である四万十川八十兵衛太(60)。
 (以下、被害者Aと表記する)。

 死体発見時、邸宅には妻、息子夫婦、家事手伝いの4名が在宅していた。
 いずれも「身内以外の人物を邸内で目撃してはおらず、妙な物音なども聞いていない」と証言している。

 また、被害者Aは重度の偏執狂めいた被害妄想で、邸宅のすべての扉・窓には遠隔オートロック機能が施されていた。
 セキュリティ会社に確認したところ、死体発見から遡って数時間以上前に施錠されたのが最後の記録であり、以降オートロックが解錠された記録はない。

 尚、検死の結果、「死亡推定時刻と死体発見はほぼ同時刻である」ことが判明した。

「……つまり、アレか? この事件の犯人は」

 本事件の担当刑事として配属された五十山九十九は、現場からの簡易報告書を読んで不機嫌そうにタバコをふかした。

「“完全に密室状態だった” 四万十川邸にどうやってか忍び込み……
 “死体が発見される直前に” ガイシャ(※被害者のこと)を殺害して……
 “誰に気取られることなく” 現場を立ち去った……

 …………死因さえなけりゃあ、自然死じゃねえのか、と疑いたくなるところだ」

 被害者Aは殺人死体である。
 それは、彼の遺体の状況が証明していた。

351『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2022/05/01(日) 13:35:21

◆問題名:『   』
◆出題者:高天原(ガハラ)

◆問1.

 あなたはこの殺人事件の犯人です。
 『スタンド能力』を用いて、この事件を完成させてください。

 尚、この事件における空白は、以下の3点です。

 1:犯人はどうやって密室に忍び込んだのか?
 2:殺害方法と死因は?
 3:どうやって誰にも見つからずに事件現場を去ったのか?

 殺害方法の開示においては、このすべてに言及してください。

◆注意事項:

 現場の状況や登場人物の不確定な行動などは、不自然ではない範囲で『すべて自由』。
 事前準備や持ち込み、殺害日時、死体発見に至る経緯、諸々すべて『言い切りOK』です。

 但し、問題文との矛盾点があった場合は減点の対象となります。

 矛盾の例1…「妙な物音を聞いていない」という証言があるのに、絶対に大きな物音が発生するトリックで殺害した。
 矛盾の例2…「遺体の状況から殺人だと断言できる」にもかかわらず、心停止や窒息といった事件性のない自然死の疑いがある方法で殺害した。

◆報酬:

 こちらの独断と任意で『不可』『可』『秀』の3段階に振り分けます。
 『可』に対しては報酬『1万円』、『秀』に対しては『5万円』を進呈いたします。
 『5万円』の解答以外に判定は行わないので、ご容赦ください。

◆解答期限:5月5日 23時59分迄

◆評価基準:

 評価基準は『芸術点』と『オリジナリティ』です。

 芸術点は、事件の特異性を際立たせる演出を行った犯人に対する評価項目です。
 なぜこの事件で刑事が頭を悩ませているのか。
 陸の上の室内なのに溺死、停電しているのに感電死、地下1階なのに転落死・・・etc.
 単なる殺人事件では終わらない『プラスα』の要素を、あなたのスタンドによって演出してください。

 オリジナリティは、トリックの唯一性に対する評価項目です。
 スタンドのヴィジョンで直接殴った、一般人でも再現可能な技術や専門知識によって侵入した・・・
 こういった方法はオリジナリティの欠如として減点対象になります。
 「あなたの『スタンド』ならでは」の殺害方法を教えて下さい。

352瑞川 碇之介『ゴールデン・リザレクション』:2022/05/01(日) 19:35:00
>>351 (回答1/2)
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
●追加の状況設定

・十兵衛太氏が「頭頂から股にかけて真っ二つに裂けた状態」で発見された!

・惨殺体の下には、彼が収集していた伝説の古美術品、『火鼠の皮衣』が敷かれていた。

・『火鼠の皮衣』は1m四方の薄汚い布だ。死体と同じように、真っ二つに破かれていた。

 「ヒヒ。これは呪いだ……“鮮血のかぐや姫”の宝を壊した呪いなんだよ!」 (!?)

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

探偵:
 「この密室殺人事件の犯人……“鮮血のかぐや姫”は、この中にいる!」


                      ( !? )


 「それは――――瑞川 碇之助(みずかわ・ていのすけ)さん! アンタだよ!」


……なっ、なにを言い出すんだ探偵くん!
ボクは確かに【 事件前夜にこの家に招待されていた 】さ。
でも、死体が見つかった時間には【 現場から離れたコンビニにいた 】じゃないか。


探偵:                       ・ ・
 「そう……殺人が起きたのは死体発見の直前じゃない。
  死体発見のずっと前に、あんたの殺人は終わっていたんだ!」

 「アンタは『ゴールデン・リザレクション』で被害者を『化石化』して【 死亡時刻を偽装した 】のさ!」


      (能力:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/)


 「家の住人が起き出してくる時刻に合わせて、
  『真っ二つに破壊しておいた十兵衛太の化石』を解除して殺したんだよ……!」


                       ( !! )



フフ……面白い解除トリックを考えるね、探偵くん。

                   ・ ・   ・ ・
……だがね、僕のスタンドは地面や鉱物に物体を埋め込んで『化石化』する能力なんだ。

死体が発見された寝室は、全面が『壁紙張り』だ。
床も家具も木製! 化石を埋めて隠せる『鉱物』なんて【 現場には存在しない 】んだよ!

キミの語ったトリックは実現不可能な妄想ってことさ! ハハ……!

353瑞川 碇之介『ゴールデン・リザレクション』:2022/05/01(日) 19:38:36
>>351 (回答2/2)

探偵:
 「いーや、死体を隠せる『鉱物』だったら ちゃーんと あったぜ?」

    (ttps://www.sanipro.co.jp/news/photo/1015-2.PNG)

                    ( !? )

刑事(無能):
 「その真っ二つに裂けたボロ布は………。
  事件現場に落ちていた十兵衛太氏の収集品! 『火鼠の皮衣』!?」

探偵:
 「そう! 【 十兵衛太の死体の下敷きになっていた布 】さ。
  瑞川のヤツはこの魔法の布を使って死体を隠すことができたんだよ!」

            ポイッ   『 メラメラメラメラ……! 』

刑事(無能):
 「ああっ、探偵のヤツ! 5億円の布を、燃え盛る暖炉の中に放り込んじまった!?」


            『 メラメラメラ…… 』   ( !? )


刑事(無能)  ・ ・ ・ ・ ・ ・                       ・ ・ ・ ・ ・
  「もっ……『燃えていない』!? 炎の中でボロ布が全然燃えてない!
  メルヘンだっ、ファンタジーだ!
  あの薄汚い布は、本当に伝説の火鼠の皮で出来ていたのか!?」


探偵:
 「このボロ布、『火鼠の皮衣』の正体は“石綿(アスベスト)”!
  繊維状の『鉱物』で織られた不燃布だったのさ!」

    (アスベストについて:ttps://www.sanipro.co.jp/news/measurement/2020/1015145331.html)

                   ・ ・
 「『ゴールデン・R』は、鉱物の厚みに関係なく物を化石として『埋め込む』ことができるスタンドだ」


 「アンタは、この鉱物(アスベスト)の布に、十兵衛太を『埋め込み』閉じ込めることで……」

 「誰にも見られずに十兵衛太を運ぶことも、
  布ごと中身の十兵衛太を真っ二つに裂いて殺すことも、
  ドア下のスキマから死体入りの布を密室にねじ込んでおくことも、
  そして、『化石化』の解除で死亡時刻を偽装することも、できちまったのさ!!」


 「どうなんだ。答えてみろよ、瑞川……いや―――“鮮血のかぐや姫”さんよ!」


― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

瑞川(故):
……みなさん、四万十川邸殺人事件のトリックはいかがだったでしょうか?

ボクですか? えぇ……あの後、死にました。
暖炉から舞い上がったアスベストに肺をやられましてね。イタタ。

354赤月『サクソン』:2022/05/01(日) 20:42:53
>>350-351(1/3)

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453644099/160

その後、色々な事があった・・・・
すったもんだの末に名探偵の孫を名乗る少年『キンダイチ』が邸宅に現れ、
事件の真相を解明するために『推理ショー』を行う事となった

殺人事件が起きた邸宅・・・・その一室
暗く、隣に立つ人間の顔もわからないこの空間に数人の男女が集められた・・・・事件の関係者各位だ

そして、部屋の真ん中にはスポットライトが当たっているかのように照らされる領域がある
その中心に、一人の少年が立った
彼こそは名探偵の孫『キンダイチ』少年である

「お集まりいただきありがとうございます
 四万十川氏殺害の謎・・・・『完全なる密室』・・・・
 そして、姿見えざる殺人鬼『ブラッドムーン』の正体・・・・
 全ての真相を解明してみせます」

「――――じっちゃんの名にかけて。」

     「あー・・・・ちょっといいか?」

少年の宣言に合わせる様に、一人の男性が光の中に歩み出た
被害者である四万十川八十兵衛太の息子である


     「名探偵のお孫さんには悪いが、これはいくらなんでも自殺に決まってると思うぜ?
      だってそうだろ? 親父はあの時、一人で『地下室』に居たんだぜ?」

     「『地下室』は窓もなく、唯一の出入り口は何重もの鍵で完全にロックされていた
      『あの時間帯』は親父にとって癒しの時間だからな・・・・例え相手が誰であろうとも人を入れないはずだ」

     「親父は一人っきりで酒を飲むのが好きだったからな・・・・」

 「そ、そうよ!」

彼の言葉に応じる様に一人の女性が光の中に現れた
被害者である四万十川八十兵衛太と長年付き添った相手・・・・彼の奥方である


 「あの人は『至福の時間』だって言って、あの時間決して人を入れる事はなかったわ
  最後に『地下室』に人が訪れたのは・・・・あの人のおつまみを持って行った『お手伝いさん』だけですもの」

 「その彼女にしたって、『ガナッシュバー』を差し入れるだけで部屋に入る事もなかったし・・・・
  何よりも、彼女があの部屋に行ったのはあの人が亡くなる何時間も前ですもの」

 「きっとこれはあの人なりの『贖罪』なのよ!
  あの人なりの・・・・そのために『自殺』を・・・・・!」

   「で、でも変ですよ・・・・」

奥方の話を遮る様に、おずおずと若い女性が光の中に足を踏み入れた
被害者である四万十川八十兵衛太・・・・その息子の妻である


   「お義父さんの死因・・・・喉の奥から鋭い物で『頭部を貫通させた傷』が死因なんですよね・・・・?
    事件が起きた現場にはそんな『鋭い物』なんて何も落ちてませんでしたよ?
    落ちていたのはせいぜい『食べかけのガナッシュバー』くらいで・・・・」

   「『ガナッシュバー』なんかじゃあ、人を殺す事なんて出来ませんよね・・・・?」

「そう・・・・それこそが犯人の仕掛けたトリック・・・・盲点だったのさ!」

       
            『!?』

「『ガナッシュバー』で人を殺すことは出来ない・・・・
 そう思わせる事が殺人鬼『ブラッドムーン』が仕掛けた恐るべきトリックなんだ!」

「そうだろう? お手伝いさん・・・・・いや」

「――――『赤月ナカレ』さん!
 君こそが四万十川氏の命を奪った犯人『ブラッドムーン』の正体なんだ!!」

       
            『!?』

『キンダイチ』がその言葉を放った瞬間
暗がりの中にいたお手伝い・・・・『赤月ナカレ』の姿がパッと照らされる

「随分と・・・・面白い事を言うんだな『キンダイチ』
 私はあの時間、食器の片づけをするために『台所』にいた」

「『台所』に居た私がどうしたら四万十川を殺すことが出来るんだ?」

「出来るのさ・・・・赤月さん
 君の持つスタンド能力・・・・『サクソン』の力があればね!」

       
            『!?』

355赤月『サクソン』:2022/05/01(日) 20:43:24
>>350-351(2/3)

「事のあらましはこうだ
 君の持つスタンド『サクソン』は物体を『暗器』に変える能力を持つ」

「その能力で『ガナッシュバー』を『袖擶』にでも変えてしまえば・・・・
 大口を開けて『ガナッシュバー』を食べた被害者は口の中で変形した『袖擶』に貫かれて・・・・お陀仏というわけだ」

    「ま、待てよ『キンダイチ』!」

彼の推理を遮る様に場に現れたのは五十山九十九
ベテランの刑事であり、『キンダイチ』の推理力にはいつも助けられている

    「確かに、赤月さんのスタンド能力を使えばガイシャを殺害する事は可能だ
     だが、彼女は『台所』に居たんだぞ!?」

                    ・・・・・
    「ガイシャが『ガナッシュバー』を食べる瞬間がわからないのに
     どうやってタイミングを合わせて『能力』を発動させる事が出来たんだ!?
     今のお前の推理だと、タイミングがズレたら殺人は成立しないぞ!」

「それが出来たのさ!
 彼女のスタンド・・・・『サクソン』ならね!」

            『!?』

「普通のスタンドであれば、能力の発動は自分の意思で決めるしかない
 俗に言う、『接触発動型』や『任意発動型』ってヤツさ
 でも、赤月さん・・・・君のスタンドは違う!」

「『サクソン』は『使用をトリガー』にして『能力』を発動するタイプのスタンド・・・・
 つまり! 四万十川氏が『ガナッシュバー』を食べた時、『自動』で『能力』が発動されたんだ!」


            『!?』

「つまりこういう事さ
 赤月さん、君は四万十川氏が食べる予定の『ガナッシュバー』を能力で『袖擶』に変えた
 そして、何食わぬ顔でそれを四万十川氏に差し入れたんだ」

「後は四万十川氏が『ガナッシュバー』を食べるのを待てばいい
 彼がそれに被り付いた瞬間、『能力』が自動的に発動して変形した『袖擶』が彼の頭部を貫くのだから!
 ・・・・・そして、役目を終えた凶器は『能力』が解除され、『食べかけのガナッシュバー』に戻る」

「これが殺人鬼『ブラッドムーン』が仕掛けた残虐な『自動殺人トリック』の詳細だ!
 何か言い逃れの言葉はあるかな・・・・赤月さん」

彼の語る『真実』・・・・それを聞いた後、この場に数秒の沈黙が流れた
沈黙を破ったのは赤月の口から漏れる小さな笑い声であった

「は、はは・・・・やっぱり・・・・君の事は最初に殺しておくべきだったな、『キンダイチ』
 そうだ。 四万十川八十兵衛太を殺した犯人は・・・・この私だ!」


            『!?』

356赤月『サクソン』:2022/05/01(日) 20:45:58
>>350-351(3/3)

   「ど、どうして!?
    お義父さんは貴女の事をあんなに可愛がっていたのに!
    それに貴女だって、お義父さんの事を本当の肉親のように思って・・・・」

「私の肉親は『兄さん』だけだ!!
 くっ・・・・全て騙されていたんだ・・・・あの男は、私の兄を・・・・」

     「『兄さん』・・・・・?
      ま、まさか、お前・・・・『あの事件』の・・・・!?」

血相を変えて焦りの表情を見せる『息子』
周囲の人間は『あの事件』という言葉に不審な顔を浮かべている

「そうだ! 『あの事件』で兄さんは死んだ!
 そして・・・・『事件』の黒幕は『四万十川八十兵衛太』! あの男だったんだ!」

「最初は私も騙されていた・・・・でも!
 ある日・・・・あの男が口を漏らしたんだ・・・・『あの事件』を引き起こしたのが自分だって・・・・」

その言葉と共に、かつて赤月の『兄』が亡くなった『事件』について語られる
それは聞くに悍ましく・・・・まるで人間の悪性を凝縮したかのような恐ろしい真相であった
彼女の心情と共に、全ての真相が吐露された後、『キンダイチ』が彼女の前に立つ

「確かに・・・・四万十川氏は君の兄さんに酷い事をしたのかもしれない
 でも・・・・そんな奴らのために、君がこれ以上罪を重ねてはいけない!」


「確かに君の推理力は図抜けているようだ・・・・
 私が仕掛けたどんなトリックも、君の頭脳の前では見破られてしまう・・・・だが!」

赤月は構えを取る
目の前には『サクソン』が出現し・・・・『キンダイチ』の事を敵意の籠った目で見つめる

      バトル
「『スタンド戦』ではどうかな!
 『キンダイチ』・・・・如何に君とて私のスタンド『サクソン』を止める事は出来るか!?」


―――――『開戦』だッ!!

357遊部『フラジール・デイズ』:2022/05/03(火) 00:51:43
>>350-351

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/39

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

第一発見者は家政婦。被害者Aは『自室』にて『ベットで仰向けの状態』
『喉にボールペン』が突き刺さった状態で死んでいた。時刻は8:00
朝食の為に部屋へ呼びかけても応答が無いため、不審に思い入室した時には既に
その状態であったと言うのが調書の記録だ。
 部屋には被害者の所有する大き目のクローゼット、柱時計、机と椅子に寝台。
凶器は机に何時も置いてる本人のペンだった。

五十山刑事「周りの奴等は、第一発見者の家政婦はガイシャに常日頃
食事なり仕事の細かい部分に文句言われてたから、その鬱憤が溜まっての怨恨だろうって
口にしてるが……あの現場はそうじゃねぇ。あんな現場は長年色んな仏を目にしたが
初めてだった……恨みとか躊躇とかそういったもんが何一つもない。
『感情がない』現場なんてのは……」

捜査は早々に暗礁に乗り上げていた。それでも警察の意地として、容疑者として
挙げられそうな訪問客を調査し、そのファイルの中で一人だけ異色と感じられるものを
五十山は目に留めた。

「……この如何にも気弱そうな娘の名は『遊部 玲実』清月学園の生徒……ガイシャの
家にある貴重な蔵書を拝読したくて来訪。日にちはガイシャの死亡時刻の前日で
夕方ごろ。滞在時間は30分程で数冊借りた後に見送られた」

特に不審な点は見受けられる事はなかった。そして『アリバイ』もあった
被害者の死亡時刻に、半径100m内のコンビニにて遊部が買い物をしてるのが
防犯カメラに記録されてたからだ。限りなく明白なシロ。
それが五十山の長年培われた刑事の勘として余りに潔白だと疑惑を抱いた。

「山さん、また難題抱えてそうな顔してますね」

室内で夜間もファイルと睨み合っていると、コーヒーの匂いと共に
隣から掛けられた声で、幾らか親しく今は担当こそ違えど昔は助け助けられた
馴染みの人物に返答をする。

五十山「あぁ、『吉岡』 お前か。……今あたっている事件だが、この遊部ってのが
どうにも気になってなぁ……だが、動機と思える物もガイシャとの接点も
ほぼ無い。本部は、身内をクロとして強制捜査に移れってせっついてるがよぉ……」

吉岡「ふぅん…………この娘」

その写真を見て、吉岡は表情こそ大きく変えずも空気と呟きは
如実に停滞していた暗雲の流れが変わるのを物語っていた。

五十山「吉、お前
何か、この娘について知ってんのか?」

吉岡「……山さんは『スタンド』ってのを聞きかじった事ありますか?
それに『アリーナ』……そして」

 ――『エクリプス』ってのを。

358遊部『フラジール・デイズ』:2022/05/03(火) 01:41:09

遊部が清月の学園から寮へと戻る帰り道、その家路の門で
既にその夏近い時期に関わらず厚手のコートを着た二人の一人には
この前、被害者Aの事件で事情聴取をした時に見知ってた故に彼女は
挨拶と共に困惑した顔で呟いた。

遊部「あ、あの刑事さん。ま、また何か私、用、ですか?」

吉岡「……君、アリーナでは『フラジール』って名で活動してるらしいな。
……悪いとは思ったが、君の記録を見させて貰った。
『フラジール・デイズ』 自立型で演技が出来る。そうだね?」

遊部「え、あ、は、はいっ。ふ、フラジールには何時も助けて貰ってます
私、友達で……」

吉岡「単刀直入に言わせて貰うよ。
…………君のスタンドには『舞台外指定』って言う、1人を対象として
不干渉にする力がある。君は、被害者の家で本を見させて貰った。
 その時、四十万川氏の自室にも入る機会はあっただろう。机に置いてある
本はどんなのかなど理由を付けて。
 そして、四十万川氏の目を盗み『クローゼットの中にスタンドを入れさせた』
あとは、クローゼットの衣服に隠れるように立ち。開く音と共に視界に入った
存在を指定する事で不干渉にすれば悟られる事はない。クローゼットが閉められる
のを合図として、再度その指定を解除するように予め決めればね」

五十山刑事「あとは、射程距離って奴は。100m以上お前さんが犯行の時間と
共に離れれば強制的に解除されてスタンドってのは自然に現場から消える。
犯行のタイミングは、柱時計の音と共に仏さんに手近な物を凶器にするよう
仕込ませたんだろう? でなけりゃ、あんな風に一切の躊躇なく喉に刺される
ような光景は見られないからな。
 この時期は夜でもそれ程寒くない。コンビニ近くでも何でも、人目を
掻い潜って厚着でじっと屋敷近くで待機し。殺害の時間の数分前に
コンビニに入ってアリバイを作れば完璧だ」

刑事達の説明を聞き、沈黙していた遊部は自分が犯人であると迂遠ながら
告げられた事を理解して泣きじゃくると共に涙声で告げる。

遊部「ひ……ひぐっ ひ、酷い。わ、私……よ、四十万川さんとは
は、初めて会って、こ、殺す理由も、な、なに一つ」

吉岡「四十万川さんの素性も、深堀りしたんだ。……彼は
アリーナに多額の援助をしていた。それは、反対勢力の組織からすれば
少々厭わしいと思える程のね。君は……アリーナで活動してるが
幾らか、組織の監視下にないフリーな人物だ。
もしも、もしも君が敵対勢力のスパイならば……」

遊部「――ねぇ、刑事さん」

涙の混じった声は、既に収まっていた。
五十山は、自分の目に映る先ほどまでの気弱な何処にでもいそうな
少女の顔が、別人のように感じる事に秘かに慄きながら、その
微笑を見つめていた。

遊部「……全部、それは想像でしょう?
私、だってあそこには本を借りただけだもの。例え、それが全て
本当だとしても……『私』はそんなの、命じてないんだもの」

遊部は妖艶に笑って、詠う。
八つ股の袖ガラミ捕物道具を、そのトゲだらけのものを
わが肉体にうちこめ 私は肉を裂いてもまんまと逃げ去るだらう


それは、A邸にて借りたのだろう小熊秀雄詩集の一節だった。

そうだ証拠は無い、全ては二人の刑事が立てた推測でしか今はない。
だが、二つの正義は一つの悪を見据えたのだ。

五十山刑事「そうだな、今はあんたを逮捕は出来ない。
だが、必ず……あんたは日の下で裁かれる。
 俺でなくとも、吉岡、いや……この街の誰かが必ず、あんたを」

――必ず、な。

359『幸運のスタンドパズル(出題:高天原)』:2022/05/07(土) 19:47:01

>>352-353(瑞川)

「遺体は縦に真っ二つ……切断面もキレイなもんだ、人間業じゃねえ」

 五十山九十九は苛立たしげにタバコを灰皿に押し付けた。

「『切った』というより、『割った』だなこりゃ。
 直前まで部屋にいただろうに、痕跡も一切残ってねえ……
 オイ吉岡ァ! この書類全部、『マルスタ』のファイルに仕舞っといてくれ」 

⇒『CLEAR!!』『秀』『5万円進呈』

 ◎化石化した状態で割る、という斬新な殺害方法とそのフォローがグッド。

>>354-356(赤月)
>>357-358(遊部)

⇒『CLEAR!!』『可』『1万円進呈』

360『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/05/15(日) 21:02:40
◆問題名:『豆腐の角に頭をぶつけて』
◆出題者:瑞川
◆主な状況:


     クタバリヤガレ!(#`・д・)ノ--==≡≡ □ ← ※豆腐(パス精DCC)


◆成功条件:5mほどの距離から投擲された豆腐を潰さずキャッチしろ。
◆失敗条件:豆腐が食べれない状態になる。
◆備考:場所は調理場(キッチン)。
     その場にあって不自然でないものは即手に取れるものとする。詳細は自由。

361熊野『フォー・エヴァ・ロイヤル』:2022/05/16(月) 23:51:49
踏み出した場所に赤い絨毯を敷く、メイド風の半自立型スタンド。
空中に踏み出す事で、ヴィジョンのみ空中歩行を行うことも可能。

本体がこの絨毯の上に立って何か能動的な行動をすると、
その結果は『運命』に愛されたように、都合のいい物となる。

『フォー・エヴァ・ロイヤル』4Eva Loyal
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/206-207

>>360

         『お嬢様!?』

「わっ! わわわ・・・・それ!」

急に投げつけられた『豆腐』を
安全にキャッチするために熊野がやった事・・・・それは!

――――『とくにない』。

正確に言えば、彼女の従者である『フォー・エヴァ・ロイヤル』が地面を踏みつけ
熊野の足元に『赤絨毯』を設置した・・・・それだけである

「ああ・・・・危なかったぁ」

『赤絨毯』の上で熊野が行う行動は・・・都合よく『成功』する

投げつけられた『豆腐』を素人がキャッチできる確率はいったいいくつだろう?
100回に1回か? それとも、1000回に1回だろうか?

例えその可能性が那由他の彼方であろうとも・・・・人間が『運良く』掴み取れる可能性が一つでもあるなら
彼女はそれを最初の一回で『成功』してしまえる・・・・!

「次はもっと危険な事に挑戦してみたいわ」

362扇原映華『シルバーダスト』:2022/05/19(木) 02:49:52
全身に『アナログメーター』がデザインされた人型スタンド。

触れた物体に『圧力レバー』を設置する能力を持つ。
『圧力レバー』を操作することで、物体内部の『圧力』をコントロール出来る。

『シルバーダスト』Silver Dust
破壊力:A スピード:C 射程距離:E(1m)
持続力:D 精密動作性:C 成長性:C

能力詳細:
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/387


>>360
「食べ物は……人を傷つける道具じゃあないッ!」

『シルバーダスト』はフライパンで
豆腐を防御――そしてフライパンを『加圧』ッ!

圧力が上がったフライパンは、『反発力』を持ち豆腐を跳ね返すッ!
……が、流石に再加圧の反発力(破壊力:B)では粉々になってしまうだろう。
なので『半分』ぐらいの加圧にする。
細かい調整が出来るスタンドではないが、『半分』ならば感覚的に問題なくできるだろう。

飛んでくる豆腐の勢いと、半分ぐらいの加圧の反発力で
豆腐の勢いを相殺し、豆腐をダメにすることなくキャッチする。
これが理想だが……多少、反発力の下限を間違えて、豆腐が崩れても『問題はない』。

「『挽き肉』、『ネギ』、『ニンニク』、『しょうが』、『豆板醤』……
 僕が何を作るかわかるな?」 「豆板醤多めで食らってもらうぞ」

『圧力』を掛けながら調理を始める……時間はかからない……
食材を粗末に扱った報いは受けてもらおう――。

363甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2022/05/19(木) 18:43:42
食い物を粗末にするんじゃねぇ、殺すぞ
>>360
能力詳細:
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/172

『BSS』でバケツプリンを作り
向かってくる豆腐を受け止める
同じくらい柔らかいものなら大丈夫だろう


                                     多分

プリンで受け止め、落ちて来る豆腐をボウルでキャッチする

さて、これから豆腐を投げつけて来やがった凶悪犯をぶっ殺しにいかなくてはいけない
豆腐の角に頭をぶつけて死ね!

364ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/05/20(金) 15:16:45
>>360


「色々道具がそろっておるの。
 じゃが……わしの『屋敷』の方のキッチンの方が上じゃ!」


調理台の上に『ベター・ビリーブ・イット』の『屋敷』を発現!
外見内装は自由自在! 電気水道はスタンドパワーで賄われている!
『豆腐』が射程1m以内に到達した時、『豆腐』を『屋敷』に『転送』!

『屋敷』内部!
特製キッチンに『転送』された『豆腐』は、キッチンに不自然に備え付けられた大型ファンの送風により勢いを弱め、
そのまま大型油揚げ機の油にシュート! 超! エキサイティング!
空中での減速+液体で受け止めればキャッチは大丈夫だろう。
その上油で揚げ、『屋敷』の管理人、人型スタンド『ディスタント・ラバー』さんがサッとフライヤーで救出!

外でナイが皿を用意すれば、外への『再転送』で揚げ豆腐が出現するという寸法だ!


「ヘイオマチ!」
              ドン!


油揚げとか作ったことないからよくわからんけど、衣(薄力粉?)とか必要なのかな?
まあ、食えんこともないだろ……多分……調味料とかも外のキッチンにあるだろうし……

365ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/05/20(金) 15:19:23
>>364
能力! 能力!

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/97
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519311943/205

366『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/05/21(土) 22:06:46
>>361

          『 トゥ ルンッ 』

精密な手の動きでショックを吸収したか。
はたまた、絶妙な角度で豆腐を跳ね上げる幸運に恵まれたか。
崩れることなくキャッチされた豆腐は、熊野の手の上で揺れている……。

          ⇒『CLEAR!』

>>362

         『 ブワッ…… ビタァンッ! 』

フライパンという解放された容器から噴き出す『反発力』!
さながら「インドア・スカイダイビング」のジェット気流――、
不可視・不定形のマットが柔らかに、豆腐の激突衝撃を殺する。

精密性不足はキミも認めるところ……。
この「やや崩れた豆腐」を美味い麻婆豆腐にできるかはキミ次第だ。

          ⇒『・・・OK!』

>>363

              『 ピ チャ アァ―z_ ン ! 』

プリンと豆腐、同じ柔らかい同士が激突した。
辺り一面に飛び散った破片は、どちらのものだろう。
木綿なら耐えれたろうか? 絹ごしなら耐えられない……。


>>364-365 《◎グッド!》

          『 ド ジュウウゥゥ〜〜〜〜 ! 』

激突寸前で豆腐が魔法のように消失。
『屋敷』側で受け止められた豆腐は『ディスタント・ラバー』が、
油の中で爆発させることなくうまく調理してくれるだろう。

          (;゚Д゚)  『 ド ン! 』

しばらくの後、きつね色に揚がった豆腐が皿の上に再出現した!

          ⇒『CLEAR!』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●『豆腐の角に頭をぶつけて』

スタンドパズルの原点に近い瞬間的な対応力を問うお題。
無体な判定成功のほか、豆腐の勢いを減速させたり着水などを利用して、皆うまく受け止めようとしていた。
他にも、触れたものを変化させるスタンドで、豆腐の破壊を防ぐような解法もアリかも?

367『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/07/17(日) 13:42:50
◆問題名:『エンカウント90(キューマル)』
◆出題者:瑞川
◆主な状況:

             『クマァ〜〜〜〜〜!』

あっ、(>>4)の手直し問題が現れた!
ただし今回追いかけてくるのは体長2m超・体重250kg級のヒグマだ。
ヤツが時速60kmでキミを追いかけ始めるまであと5秒……4……3……。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

森           巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森    クマ    巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森    ↑    巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森    10m    巛 崖/高さ20m(下は急流)
森    ↓    巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森    キミ    巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴
森          巛∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴

 ↓ 200m先に山小屋
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆成功条件:生存。
◆備考:クマはパス精ABD。金メダルアスリート並みに足が速く、木登りも上手。
毛皮・肉・頭蓋骨全てが分厚い。ぶつかり合いは人間が不利。

368 リカオン『アタランテ・オーバーチュア』:2022/07/17(日) 18:19:31
>>367『エンカウント90(キューマル)』回答

(能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/299)

「これが、私の『使命』だ。この為に私とアタランテは存在してるんだ」

銃弾は当然ながらスラッグ弾。

愛用の村田式散弾銃を自身に。

そしてアタランテにレミントンM700を発現して貰い、互いに迫る熊の顔面に照準を。

(落ち着け、確実に顔面……奴の眼球、広げた口内を貫き脳に達する為には
約3〜4mまで……!)

 その範囲へ近づくと同時に……!

 ――ドゥン!!
     ドゥン!!
   ドゥン!!
     ドゥン――zノッン!!

アタランテと阿吽の呼吸で、互いに微妙な時間差を生じさせつつ
散弾を顔面目掛け発射!! 猟銃の規則として、一丁の装填数は二発。

四発の散弾で、この最上級の熊を仕留めるのはシビアだが
私とアタランテ。互いの存在理由とも称せる、この『狩り』の為の
力であれば、確実に倒せると信じている!

369茅ヶ崎『ザ・ローズ』:2022/07/18(月) 08:19:07
(能力詳細→ ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/218)

 「おっ」
          「えっ」
                    「おっ!?」

 「・・・・うおわァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!?!?!?!」

スタンドも月までブッ飛ぶ衝撃!本州にヒグマは居ないはずなのにッ!

 「畜生!」
 
 ズ ッギュ  ゥ  ン !

『ザ・ローズ』を発現!

香りをつける『みえないもの』に、細かく条件をつけることはできない!
『視線』や『殺気』に香りを乗せたり、『脂の匂い』や『焦げた匂い』を別の匂いに変えられても
『自分の』視線だとか、『目の前の奴』の殺気だとか、そういう細かい『絞り込み』は不可能なのだ!

だが今回は違う。こっちは『人間』、相手は『クマ』。決定的に『違うもの』がある!
それは『体臭』!

 「こっちに来るなよォォォォ〜〜〜〜〜ッ!!」

『クマの体臭』に対して能力行使!クマの体臭』を主成分『カプサイシン』・・・
つまり『トウガラシ由来の加工品』である『クマ撃退スプレー』に挿げ替える!
行使までの猶予は1秒よりも短い。十分に間に合うはずだ!

クマの嗅覚は警察犬よりも鋭いと聞く。そのハナで嗅ぐ自分の『濃い体臭』がそっくりそのまま『唐辛子スプレー』に変わるのだ。
元は自分の体臭。なにしようが取れない強烈な『刺激臭』に、鼻はもちろん目なんかも苛まれるわけだ。想像もしたくない。
下手すりゃ『呼吸困難』で死ぬんじゃないか?少なくとも追ってはこられないだろう。

 「頼む・・・・そのまま帰るんだ・・・!
 オレだってそれ以上は何もしないから・・・!」

そしてすぐさま『人間の体臭』に対して能力行使!
周囲の森にある『木』・・・もうなんでもいい!どうせ『スギ』だか何かだろう!
『人間の体臭』を『スギの香り』と挿げ替え、『自分の匂い』を消す。追跡防止に念のためだ。
死ぬほどビビっているが、焦らずゆっくりとあとずさりしながら距離を放し、『逃走』する。
『目をそらさない』、『急に動かない』。クマと対峙するときの鉄則だ。

370<削除>:<削除>
<削除>

371夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/07/18(月) 20:20:39
>>367

爪で切った相手に五感を『移植』したり、
爪で切った相手の五感を己に『接続』し、
リアルタイムで共有したりする事が出来る。
このスタンドの感覚は非常に鋭敏で精密だが、
視覚だけは平凡、かつ光に非常に弱いため、
視覚移植を受けた相手は視界を光に焼かれる。

『ドクター・アリス』
破壊力:D スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:E

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/219

  「『あるひモリのなか』――――」

       「『クマさんにであった』!!」

            「――――ら、どうする??」

                 ズギュンッ

慌てず騒がず、『ドクター・アリス』を発現。

  「わたしなら『こうする』」

         ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ

『崖』に向かって走りながら、
『ドクター・アリス』が小指の『ネイル』を取り外す。

         ビシィッ!

熊との距離が『5m』になった瞬間、
『指弾』で『ネイル』を発射(パス精DBB)!!
熊に当たった直後に『視覚移植』を発動。
『光に弱い性質』を付与し、『太陽の光』で『目を焼く』!!
当然、一瞬『怯む』だろうし、動きも止まらざるを得ない。
その間に走り続けて距離を稼ぎ、
同時に『崖の淵』まで到達する。

  「ほらほら!!コッチだコッチだ!!」

熊の『嗅覚』と『聴覚』は鋭い。
たとえ『視界』を失っていても、
『他の感覚』を駆使して追跡してくる事は明らか。
だから、それを『利用』する。

           バッ!

熊が突っ込んでくるタイミングに合わせて全力で跳び、
超重量級の突進を回避する。
動きは速いが、『不器用さ』に加えて『視界』を潰されている。
避ける事は難しくない。
そして、後ろにあるのは『崖』だ。
『匂い』と『音』に釣られた熊は、
そのまま転落する事になるだろう。

「うけとりそびれちゃった――『かいがらのイヤリング』」

372ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/19(火) 14:38:54
>>367

能力
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/97
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519311943/205



「!?」

「う、うわぁぁぁあぁ―――! クマじゃ!」



三枚のお札のように雑誌を千切りながら逃げる子供。
その足は遅いが……


和風煮物料理(猪の干し肉入り、塩味強め)
値下げシールがベタベタと貼られた『チョコクッキー』
チョコモ○カジャンボ(美味い。5分で消える)(スタンド物質/『ビター・スウィート・シンフォニー』)
うなぎのぶつ切り(焼きたて)
棒付きキャンディー(イチゴ味)
棒付きキャンディー(メロン味)
黄色い袋(ビニール製、リボン付き)に入ったマカロン4つ(苺、抹茶、コーヒー、レモン味)
舌が黒くなるガム(ブドウ味)
駄菓子詰め合わせ
おいしくてつよくなるビスケット
抹茶ムースケーキ
手作りアイスケーキ
餅パンケーキ
シカゴピザ
ミニアイスケーキ
みかんの実った枝(スタンド物質/『リルトランク』)
(女子高校生の)食べかけジャンボパフェ
ホタテ
巨大なクリスマスケーキ(スタンド物質/『ビター・スウィート・シンフォニー』)
アップルパイ(スタンド物質/『ビター・スウィート・シンフォニー』)
ブッシュ・ド・ノエル(スタンド物質/『ビター・スウィート・シンフォニー』)
ジンジャークッキー(スタンド物質/『ビター・スウィート・シンフォニー』)
シュトーレン(スタンド物質/『ビター・スウィート・シンフォニー』)
ガレット・デ・ロワ(スタンド物質/『ビター・スウィート・シンフォニー』)
クリスマスプディング(スタンド物質/『ビター・スウィート・シンフォニー』)
関の手作り弁当
藤色の三つ折りの財布(新品、空っぽ)
炙りフランスパン一切れ
お菓子の大袋複数種類(チョコレート菓子だとか三角パックに詰められたゼリービーンズだとかポテトチップスとか)個別
氷山の心臓
氷山の心臓
氷山の心臓
氷山の心臓
氷山の心臓


千切られたページがナイが持つ限りのラインナップの『食料』に姿を変えていく!
なんか包装されていて直に食えなかったり、射程とか時間で解除されるスタンド食料とか、ガキモツとかあるが、
これだけ食料があればわざわざ襲ってはこないだろう。

一応、それでも近づいてくるようなら防犯ブザー、催涙スプレーという手もあるが……
クマは臆病と聞く。食料が豊富にあって襲う必要が薄いなら、ちょっとびっくりさせるだけで十分効果的なはずだ。
『レディ・リン』の『最小金鈴』も鳴らしておこう。

菓子とか人肉の味を覚えたクマがこの後どうなるかなんて知ったことじゃあないしな……

373小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/07/19(火) 19:34:03
>>367

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

  「――……」

            ザグゥッ!

                    ストンッ

左手に発現した『スーサイド・ライフ』で『右目』を抉り出す。
さらに、続けて『右手』を切断。
『右目』を本体の背後に浮遊させ、
『右手』は地面に落としておく。

        クル……

そして、熊に対して『背中』を向け、ゆっくりと歩き始める。
肉食動物である熊は、『背を見せて逃げる相手』を、
本能的に追いかける習性を持つ。
本体を『囮』にする事で、
地面に残した『本命』から注意を逸らす。

            ……ジッ

熊の動向は、背後に回した『目』で観測する。
同時に、『右手』に『ビー・ハート』を発現。
『タイミング』を計る。

  「ごめんなさい……」

           ――――スパァンッ!

熊の進行方向に配置した『ビー・ハート』で、
『左前足』と『左後足』を切り飛ばす。
『分厚い毛皮』も、『強靭な筋肉』も、『頑丈な骨格』も、
『不殺の刃』の前では『障子紙』同然。
大きく動かす必要はない。
ただ『置いておく』だけで、
熊の方から『刃』に接触してくれるのだから。
こちらから行うのは、最低限の『軌道修正』だけでいい。

        コツ コツ コツ……

役目を果たした『右手』を接合し、
『熊の部位』を引き連れたまま、
『山小屋』に向かって歩いていく。
四肢の半分を失った状態では、
最早まともな動きは不可能だろう。
『山小屋』に到着したら『能力』を解除し、熊を解放する。

374『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/07/20(水) 22:42:45
>>368(リカオン『アタランテ・オーバーチュア』)

現代日本で行われる狩猟の中でも「クマ」は特別な狩猟対象だ。

軽トラック並の重量と勢いで突進してくる獲物。
それを相手に銃ひとつで向かい合わねばならない。
相対すれば、もはや逃走は不可能。

頭蓋骨を打ち抜ける銃を装備していようと、狙いを誤れば待っているのは不可避の死。
ベテラン猟師でも、クマ狩りだけは行わないという者も多い。
これは、極限の環境で行われる仕事だ。

               『 グオオオォ……! 』

――続けざまに響く銃声が四度。
スラッグ弾は狙い過たず、クマの頭骸を撃ち抜く。
ヒグマの巨体が崩れ、リカオンの目の前に跪くように倒れた。

>>369(茅ヶ崎『ザ・ローズ』)

        『ブオオオォォォッ!? ブシュッ…ブシュン!』

自身体臭が『強烈な刺激臭』に変わったのには、さしものヒグマも驚いたようだ。
激しくクシャミを繰り返し、臭いを払おうと顔を擦っている。

……熊は圧倒的なフィジカルと高い知能を持ちあわせた生き物だ。
狡猾で慎重――それは同時に臆病であることも意味する。
自分が不調の時に、危険度の不明な生き物に挑みかかる無謀は侵さない。

           『 ………ガサッ ガサガサ 』

一目散に森の中へと逃げ去っていった。

>>371(夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』)

          『 ブウウゥゥッ! ブオッ……!? 』

突進をしている所に突然浴びせかけられた『目くらまし』。
思わずひるむヒグマであったが、一度突進を始めた巨体の勢いは止まらない。

大きく腕を広げて、獲物に抱き付きにゆき――――その両腕は空を掻く。
音のする先に、獲物の姿は既に存在しない。
ダンスでも踊るようによろめきながら、ヒグマはそのまま前進し……。

         『  ガラガラッ…… ザパァ―――ン……! 』

崖下の急流へと姿を消した。

>>372(ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』)

           『 ブオオッ……! ………!? 』ビクゥッ

思わず追跡の足を止めてしまうヒグマ。
大量の物体がその場に出現したのにも少し驚いた様子だ。
僅かな逡巡のうちにも、ナイとヒグマとの脅威は開いてゆく。

そのうちヒグマは人間を追うのを諦め……残された食料を漁ることにした。

             『 グァツ  ガツ ガツ…… 』

なるほど、人間というのは食料を持ち歩く「美味しい獲物」らしい。
このヒグマは少し学習した。

>>373(小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』)

               『 ブオッ!? ズザザーーーッ! 』

熱したナイフでバターを削ぐかのように、いとも簡単に。
移動経路上に配置された『ビー・ハート』の刃が、クマの足を切り飛ばした。

ヒグマはその場に崩れ、ジタバタともがき続けている。
まだ自分の身に何が起こったかも理解できていない様子だ。
そのまま余裕をもって山小屋に到着……。

能力が解除されると、ヒグマは森の中へと逃げ去ってゆく。
痛みこそ与えてないが、危険な相手と判断させることはできたようだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●『エンカウント90(キューマル)』

格上のパワーを作戦でねじ伏せれてこその能力バトル。
専門技能で正面突破したリカオン『アタランテ・オーバーチュア』の回答もカッコいい。
この環境なら、ハチの大群相手よりも対処が楽だったという人も多かったかも。

375ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/07/22(金) 11:09:06

「ほう……? 今まで気にしていなかったが
 問題に《◎グッド!》をつけることができるのか」

「わしが参加したの全部つけておくか!」



 オラオラ   オラオラ   オラオラオラ  オラオラオラオラ
   オラオラ∧_∧ ∧_∧∧_∧オラオラ
    ∧_∧ω;;(∩( ∩;;ω),つ);ω∧_∧
   ( ω;;(とミ∧_il!|∧lll 彡_∧彡つ);;ω)
    ∧_∧ミ(∩ ∧__∧彡づ);;∧__∧⊂)オラオラオラ
   ( ω(と≡⊂( ^ω^)⊇≡づ);;ω )__ \
   (⊂  と=ど(⊂  っ)づ=つ≡⊃) \ )
   /ヘ_∧〃∧__i!l|ミヘ_∧ミ_∧ミ∧_∧\オラオラオラ
   ( ω(と彡(ω;;(し ミJ);;ω )つ);ω)ミ⊃);;ω) )
 オラ(っ  つ /    )(    )   \   ⊂)オラオラ
オラ /   ) `u-u'.オラ∪ ̄∪オラ`u-u'    \オラオラ
  ,( / ̄∪オラオラ オラオラオラ  オラオラオラ∪ ̄\ )



>>195◆出題者:小石川《◎グッド!》
>>246◆出題者:小石川《◎グッド!》
>>272◆出題者:小石川《◎グッド!》
>>283◆出題者:甘城PL《◎グッド!》
>>360◆出題者:瑞川《◎グッド!》
>>367◆出題者:瑞川《◎グッド!》

376『幸運のスタンドパズル(出題:氷山)』:2022/07/27(水) 17:02:04
◆問題名:『試合前の死闘(陰)』
◆出題者:氷山
◆主な状況:

   ――――戦いってのは闘技場だけでやるもんじゃない。
          全力で戦うっていうのは勝つためには手を抜かない事だ。


  ――――だからさ、全力で戦ってやる事にしたよ。
          お前には体力を落とした状態で戦ってもらう。


       ――――腸の粘膜を炎症させる程度の
                『アサガオの種』を食べてもらう。


『アリーナ』でのスタンド試合前夜、君は高級料理屋で『ある男』と晩餐を共にしていた
彼の名前は『卑劣丸 姑息(ひれつまる こそく)』・・・・最近、勢いのある新進気鋭のファイターだ

「明日になれば敵同士とはいえ、今日このひと時はノーサイド
 こうして飯を食いながら、スタンドバトルについて語り合うのもまた一興だ」

そう言いながら、彼は卓上に並んだ料理を口にする

「おっと、まずは『スープ』が来たみたいだな」

やがて、店の奥から本日のコース料理の先駆けとして『スープ』が運ばれてきた
運んできたウェイターは妙に図体のデカい強面の・・・・

・・・・・・・・・ッ!?
いや、この強面ウェイター・・・・どこかで見た事があるぞ!
確かあれは、卑劣丸と一緒にいたセコンドの・・・・・!

・・・・・どうやら、この会食には何らかの罠がありそうだ
特にあの『スープ』、きっと何かが仕込まれているに違いない!
戦いは既に始まっている・・・・君はこの場を切り抜けなければならない!

◆所持アイテム:日用品、料理屋でとっさに取得できるものに限る
◆成功条件:自然な応対で『スープ』を飲まないようにする
(ただし、無理やり断ろうとすると卑劣丸は君の事を『チキン野郎』として喧伝するぞ)
 また、能力を応用して逆に卑劣丸に『スープ』を飲ませると得点が高いぞ
◆失敗条件:断り切れずに『スープ』を飲んでしまう
◆備考:店の雰囲気、並べられた料理の種類などは自由に決めてよい
 成功条件を満たしつつ、卑劣丸をいい感じに煽ってやろう!

377芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2022/07/27(水) 18:36:47
>>376『試合前の死闘(陰)』 回答

(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

「よぉ、とりあえず一杯飲もうぜ」

卑劣丸と一緒に『ウイスキー』を飲む。度が強い奴な
『手の込んだスープ』作るんだろ? なら、2,3三杯は相手にも飲むよう勧める。
俺はボトルで直接飲むことにする。ウィゴーちゃんは行儀悪いって注意するけど。

「俺はよぉ……育ちが悪くてさ。こんな高級料理店の
スープなんぞ、滅多に昔は味わう事が出来なかった。。
 でも、今は横にいる女神のお陰で、ちょっと贅沢な生活も出来る。
生きてて良かった。ウィゴーちゃん、君の瞳に乾杯」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
すみません、こいつの言葉で吐き気がしたんでエチケット袋貰っても?』

「いやぁ、このスープめっちゃ大好きなんだよ。特に、俺って
『これ絞って一緒に混ぜて食べるの』めっちゃ好きなんだ。
――てな訳で『一つじゃ全然足りないぜぇ!!』」

パっ!! ごきゅごきゅごきゅう!!!

『きゃあっ 意地汚い!』

飲むな? いいやっ 限界だ! 飲むね!!

俺は銀杏の酢、『銀酢』をスープに混ぜると共に
『卑劣丸のスープも』奪って、俺は直接皿から口へと二つの皿の液体を嚥下する!

ウィゴーちゃんが悲鳴を上げても何のその!

「うめースープだぁ! お代わり貰うぜぇ!!」

『この、お馬鹿! ちゃんと座れよ、おい!! まだスープ以外に料理あるんだ。
考え直せ! それとキッチンに乗り込むな!』


「へーい、ウィゴーちゃんに言われちゃ仕方がないね。
――てな訳でだ。
 悪かったな。スープ『お代わり』。おまえの分持ってきてやったよ」

 カチャ……。

例え、毒物のスープで即効性が高いとしても。人間が消化するまでには
若干の猶予がある。

ウィゴーちゃんならば、スープを飲み干した俺を慌てて制止しようと
近づいた時に、さりげなく皿へ『フィルム』を発動するのは可能。

キッチンに走り込むと同時に。『フィルム』に『過去改変』を発動し。
『俺がスープを飲む前の状態』にする。これによって、俺は実質
卑劣丸のスープだけを消化する事になる。

しぶしぶキッチンから戻る感じで、スープ勝手に注いだ風な装いで
俺の明日の不戦敗相手の選手の前に過去改変してやったスープ置いてやるよ。
 

「いやー、美味いスープだったぜ。また試合後にでも食べに行こうぜ
ウィゴーちゃん! ……あん? 何だ卑劣丸てめー、その目。
俺にスープ三杯も飲ませようって言うのか? 腹タブタブでメインディッシュや
デザートをウィゴーちゃんと食べれねーだろうが、いま此処で殺すぞ」

『言葉遣いが荒い! ちゃんと今は仲良くしなさい!
それとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!
 卑劣丸さん、すみませんね……こんな本体で。
――どうぞ、気分を直してスープを味わって下さい』

アルコール+大量の銀杏。
銀杏に含まれる大量の物質とアルコールを摂取すると最悪、呼吸困難の
意識消失になる。まぁ最低でも腹痛、下痢、嘔吐の症状が現れるらしいぜ?

それ諸々と、スープに仕込んだもんが併合すりゃ……まぁ病院コースだろ。

ついでに酒の瓶も過去改変するかぁ。あんま酔っぱらたまま
美味しいディナーをウィゴーちゃんと食べるのは礼儀に反するからな。

『本当に礼儀を重んじるなら
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトと正式に呼んで欲しいんですけど』

378夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/07/30(土) 09:16:16
>>376

爪で切った相手に五感を『移植』したり、
爪で切った相手の五感を己に『接続』し、
リアルタイムで共有したりする事が出来る。
このスタンドの感覚は非常に鋭敏で精密だが、
視覚だけは平凡、かつ光に非常に弱いため、
視覚移植を受けた相手は視界を光に焼かれる。

『ドクター・アリス』
破壊力:D スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:E

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/219

「この『アルカラ』をうならせるようなショクジをたのむぞ」

対決の前夜――
『フーヴィアン派』のファイターである『アルカラ』は、
対戦相手の『姑息丸』との会食に臨んでいた。
無論、ただ食事を楽しむために、
こんな場所へノコノコやって来た訳ではない。
敵が何か仕掛けてくると踏んで、
それを逆に暴いてやろうという算段があったのだ。

「『スタンドバトル』について、かたりあいたいんだっけ??
 じゃあ、わたしの『ノウリョク』を、すこしだけみせてあげる。
 ちょうどいい『ハンデ』になるとおもうよ」

             ズギュンッ!

『スプーン』を取り、『ドクター・アリス』で『超人的味覚』を移植。

「わたしの『ドクター・アリス』は、『カンカク』がするどい。
 『ミミ』も『ハナ』も『ハダ』もビンカンにできてる」

              ス ゥ ッ
 
          「トーゼン、『アジ』も」

『超味覚』を付与したスプーンを、『スープ』の中に突っ込む。
無生物に『移植』した感覚は、
全て『ドクター・アリス』にフィードバックする。
文字通り『超人的な味覚』であれば、
『異物』が混入されている事は、即座に感知できるだろう。
実際に飲む訳ではないので、
その成分が体を害する事はない。
つまり、極めて安全な『毒見』が可能なのだ。

    「 N A R U ― H O D O 」

大きく表情を変える事なく、ゆっくりと顔を上げる。
『料理に毒を盛る』という手段は、
古来より使われている伝統的な『暗殺手段』。
しかし、『ドクター・アリス』には通用しない。

「『コレ』は『アルカラのクチ』にあわないね。
 だけど、『キミのクチ』にはあうんじゃないかなぁ??」

おもむろに、『スマホ』を取り出す。

「『ステキなリョウリ』をヨウイしてくれたオレイに、
 わたしはイマから、この『スープ』の『カンソウ』を、
 『アリーナ』に『センデン』しようとおもう。
 おもに『アルカラのノウリョクをしってるヒト』をチュウシンに」

「でも、キミがのんで『なんともなかった』ら、
 ハンタイに、わたしが『ウソツキ』だってコトになる」

       ニヤッ

「『よかった』じゃない。
 『いいがかり』をつけてきたアルカラの『ヒョウバン』を、
 イッキに『ガタおち』させられるチャンスだよ??
 こりゃあ、『たたかわずして』かっちゃうかもねェ〜〜??」

不敵な笑みを浮かべながら、
『スープを飲まなければ闇討ちの事実を喧伝する』と、
暗に卑劣丸を脅す。
もし『拒否』したら、『一服持った』事を認めたのと同じ。
飲んだら飲んだで、具合が悪くなった卑劣丸の様子から、
『混ぜ物』をした事は明るみに出る。

    どちらを選ぼうと――――『結末』は同じなのだ。

379夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/07/30(土) 21:52:52
>>376

爪で切った相手に五感を『移植』したり、
爪で切った相手の五感を己に『接続』し、
リアルタイムで共有したりする事が出来る。
このスタンドの感覚は非常に鋭敏で精密だが、
視覚だけは平凡、かつ光に非常に弱いため、
視覚移植を受けた相手は視界を光に焼かれる。

『ドクター・アリス』
破壊力:D スピード:B 射程距離:D(5m)
持続力:D 精密動作性:B 成長性:E

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/219

「この『アルカラ』をうならせるようなショクジをたのむぞ」

対決の前夜――
『フーヴィアン派』のファイターである『アルカラ』は、
対戦相手の『卑劣丸姑息』との会食に臨んでいた。
無論、ただ食事を楽しむために、
こんな場所へノコノコやって来た訳ではない。
敵が何か仕掛けてくると踏んで、
それを逆に暴いてやろうという算段があったのだ。

「『スタンドバトル』について、かたりあいたいんだっけ??
 じゃあ、わたしの『ノウリョク』を、すこしだけみせてあげる。
 ちょうどいい『ハンデ』になるとおもうよ」

           ズギュンッ!

『スプーン』を手に取り、『ドクター・アリス』を発現する。

「わたしの『ドクター・アリス』は『カンカク』がするどい。
 『ミミ』も『ハナ』も『ハダ』もビンカンにできてる」

「トーゼン、『ミカク』も『チョーいちりゅう』なんだよねェ〜〜」

            ソ ッ

「いま、『チューボー』に『3にん』いる。
 『オトコ』が『ふたり』、『オンナ』が『ひとり』。
 オトコのかたっぽは『おじいちゃん』、もうひとりは『おじさん』。
 オンナは『25〜30』くらい??」

「おじいちゃんは『フランベ』やってる。
 おじさんは『ペティナイフ』で『みじんぎり』。
 オネーサンは『ペッパーミル』まわしてるみたい」

『超人的聴覚』で、『厨房の音と声』を聞き取ってみせる。
普通なら絶対に聞こえないであろう音量。
しかし、『超聴覚』なら分かるのだ。

          ス ン

「この『スープ』は……『ウシすねニク』、『タマネギ』、
 『ニンジン』、『セロリ』、『しろワイン』、
 『ポルチーニ』、『ガーリック』」

「ふんふん、さすが『こうきゅうレストラン』。
 いいヤツつかってるじゃん」

  「それから――――『かくしアジ』がはいってるよね??」

続いて、『超人的嗅覚』で『スープの匂い』を嗅ぎ取り、
使われた『材料』を次々に並べ立てる。
常人を超えた『超嗅覚』だからこそ可能な芸当だ。
『ここまで』でも根拠とするには十分だろうが、
今後は同じ手が二度と使えないように、
さらなる『ダメ押し』を追加してやろう。

380夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』:2022/07/30(土) 21:54:03
>>379

      ス ゥ ッ
 
「わたしは『グルメ』だからさぁ。
 『クチにあわないモノ』はたべないコトにしてるんだ」

スプーンに『超人的味覚』を『移植』し、
『卑劣丸』の顔を眺めながら、『スープ』の中に差し入れる。
無生物に『移植』した感覚は、
全て『ドクター・アリス』にフィードバックする。
極めて繊細な『超味覚』を用いれば、
『異物』が混入されている事は、即座に感知できるだろう。
実際に飲む訳ではないので、
その成分が体を害する事はない。
つまり、極めて安全な『毒見』が可能なのだ。

    「 N A R U ― H O D O 」

大きく表情を変える事なく、ゆっくりと顔を上げる。
『料理に毒を盛る』という手段は、
古来より使われている伝統的な『暗殺手段』。
しかし、『ドクター・アリス』には通用しない。

「やっぱり『コレ』は、『アルカラのクチ』にあわないね。
 だけど、『キミのクチ』にはあうんじゃないかなぁ??」

スプーンを置き、おもむろに『スマホ』を取り出す。

「『ステキなリョウリ』をヨウイしてくれたオレイに、
 わたしはイマから、この『スープ』の『カンソウ』を、
 『アリーナ』に『センデン』しようとおもう。
 おもに『アルカラのノウリョクをしってるヒト』をチュウシンに」

「でも、もしキミがのんで『なんともなかった』ら、
 ハンタイに、わたしが『ウソツキ』だってコトになる」

       ニヤッ

「『ラッキー』じゃない。
 『いいがかり』をつけてきたアルカラの『ヒョウバン』を、
 イッキに『ガタおち』させられるチャンスだよ??
 こりゃあ、『たたかわずして』かっちゃうかもねェ〜〜??」

不敵な笑みを浮かべながら、
『スープを飲まなければ闇討ちの事実を喧伝する』と、
暗に卑劣丸を脅す。
もし『拒否』したら、『一服持った』事を認めたのと同じ。
飲んだら飲んだで、具合が悪くなった卑劣丸の様子から、
『混ぜ物』をした事は明るみに出る。

「――――しってる??
 ニンゲンは『ストレス』をかんじると、
 カラダの『ニオイ』がかわっちゃうんだよ。
 『STチオジメタン』っていって、
 『イオウみたいなニオイ』がするんだけどさぁ〜〜」

   「『キミのカラダ』から、
    『ソレ』がプンプンでてきてんだよねェ〜〜??
    せっかくの『オショクジ』なんだからさぁ、
    もっと『リラックス』しようぜ」

        「な??『ヒレツマルコソクくん』」

    どちらを選ぼうと――――『結末』は同じなのだ。

381『幸運のスタンドパズル(出題:氷山)』:2022/08/03(水) 22:43:43
>>377(芦田)

「おう、気が利くじゃん」

最初は敵から注がれる『ウイスキー』に不審げな目つきをしていた卑劣丸も
君が先にボトルに口をつけた事で警戒を緩めたのかぐいっと酒を喉に流し込む

「はあ・・・・ああ、そうか・・・・」
              モン
(なんだコイツ・・・・マジ者じゃあねぇかァァ〜〜〜〜!
 さっさと『スープ』を飲ましてこの場からオサラバしたいぜ)

君が『ウィゴー』ちゃんへと向ける情熱に
卑劣丸は若干引き気味な姿勢で受け答えしている

>パっ!! ごきゅごきゅごきゅう!!!

「・・・・・・・!!」

(良しッ! とんだイカレポンチだったが、予想以上に上手く『スープ』を飲んだな!
 その『スープ』には『アサガオの種』を仕込んでんだ・・・・今日は一晩、トイレから離れられねぇぜ!)

   ズズ・・・

「いや・・・・・」
「おい、お前・・・・俺の『スープ』に何をしやがった・・・・?」

『フィルム』を使った『過去改変』は上手くいった
だが、『卑劣丸のスープ』に『大量の銀杏』を仕込んだのはまずかったようだ
警戒している状況で、なおかつ『対戦相手がキッチンから直接持ってきたスープ』
加えて『銀杏による味の変化』に気づかない程に卑劣丸は愚鈍な男ではなかった

「けっ! 興が削がれたぜ!
 やっぱりお前とは明日の試合で雌雄を決するしかないようだな」

          ⇒『CLEAR!』

※『スープ』を飲まない事には成功したものの、
卑劣丸に気づかれずに相手の『スープ』を返す事は流石に難しかったようですね

>>379-380(夢見ヶ崎)

「ははは、ここの料理は『超』が付くほどに美味いからな
 存分に唸りをあげてもらうよ、『アルカラ』くん」
(もっとも、『唸り』をあげるのはてめーの『腸管』の方だけどなぁぁ!)

「ほうほう・・・・いいのかな?こんな所で俺に能力を見せてしまっても」

君の申し出に卑劣丸は若干の不信感を見せながらも、
能力のヒントが気になるのか大人しくその場の様子を見守る
しかし、余裕ぶった彼の態度は君が『スープ』の原料を開示するに従って怒気を孕むものとなった

「ぐ、グググ・・・・てめぇ・・・・この『スープ』に何か仕込まれてるって言うのかァァ?
 ここは『高級料理店』だぞ! 下手ないちゃもんは『訴訟』モンだ!
 それでも・・・・・」

>「やっぱり『コレ』は、『アルカラのクチ』にあわないね。
> だけど、『キミのクチ』にはあうんじゃないかなぁ??」

>スプーンを置き、おもむろに『スマホ』を取り出す。

「て、てめぇ・・・・・」

「いいぜ・・・・ いいぜ・・・・ 飲んでやらぁぁ!!」

        ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク!!

卑劣丸 姑息『???』→『酷い下痢』『再起可能』
              『翌日の試合は嘘のようにぼろ負けした』

          ⇒『GOOD!』

※根拠をもとにして上手く挑発し、相手の怒りを誘う事が出来ましたね

382遊部『フラジール・デイズ』:2022/08/05(金) 13:58:17
>>376『試合前の死闘(陰)』 回答 遅刻してすまないが
『最期』のフルコースを、是非わたしにも楽しませてくれ・・・。

(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/39)


『卑劣丸』の向かい側で、『フラジール』と言う名でアリーナの選手の募集を
主に活動してるが、今回の自分の対戦予定であり何回目かの『カモ』だ。
 慣れ親しんだオードブルを食べ、そして『アサガオのスープ』も目の前の女は
何も知る事なく食事を進め口をつけた。馬鹿な女だ
 そのままフルコースのポワソン・ソルベ・アントレと明日の試合についても
交えた雑談をしつつ和やかに食事はデセール。
今日のメニューは『すもものコンポート』だった。それを食べる前にフラジールと言う名の
女はトイレへ向かった。5分程戻ってこない
 腹でも早々壊したが。いや、女のトイレはこれぐらい長いかと考えてると
やっと戻ってきた。

フラジール「……『ゲーム』をしませんか? なに、明日の試合前の景気づけですよ」

出し抜けだった。何をする気かと警戒してみたが、ゲームの内容は少し肩透かしだ。
目の前に置かれた『すもものコンポート』を『どちらが多く丸呑みに出来るか?』

自分は甘いものに目がないし、勝てる自信もある。負けたら一万円支払うと言うので
女の馬鹿さ加減に苦笑しつつ、相手がデザートを丸呑みにするのを見る。
 大体一口サイズが10個程積まれてたが。口先だけだったのか女は
半分程度で、お腹一杯と自分の皿を戻す。ウェイターは、トイレから戻るがてら
フラジールが良いワインを最後に出して欲しいと言ってる為に戻ってこない。
 早めに、こんな茶番終わらせるかと。俺は目の前の自分の皿の適当な
コンポートを摘まんだ。女が何か仕掛けた様子は『全くない』
下らないゲームに余り付き合う気はないが、大した労力なく一万円馬鹿が渡すんだ。
 『普通に乗って』全部のコンポートを丸呑みし終える。
少々腹が苦しい気もするが、これぐらい本当になんて事なかった。
女も少しがっかりした様子を見せて金を渡す。これで、明日の試合も体調不良で
俺が有利になるか、棄権で不戦勝になる。まったく、人生ってのはこんな馬鹿な
連中が沢山いてくれて助かる。

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
『私』はデセールが来る前に『フラジール・デイズ』に予めトイレに
来るように告げていたので、其処で合流を果たす。自立型の、自分の演技を
させている際に体調に異変を感じても戻るように言い含めてたが、デザートまで
通じない毒らしく、遅効性がカプセルに入れてるのだろう。
 
待ってる間に、携行してた煙草。そして来る前に『薬局』で適当な
『カプセル錠』を中身を捨てて、代わりに煙草の『吸殻を詰めた錠剤』を
一旦フラジール・デイズを解除して、薬の影響も懸念してリセットさせつつ告げる。

「さぁ、『奴を終わらせよう』」

――『舞台外指定』 『卑劣丸』 舞台外指定中の『演技』
汝の役柄は『デルシー』 ハート:7 『夢想家』の『デルシー』

お前には『犯罪王』を演じてもらい。『すもものコンポート』に
私が食事の間に、別皿のほうへ『煙草カプセル錠』を挿し込んで貰う……!

ニコチンの致死量は成人で40〜60mg カプセル錠剤丁度一つ分。
トイレなら吸殻を水と混ぜ濃縮させたのをカプセル一つに入れるのは簡単だ。
更にそれをコンポートに一つだけとして。丸呑みにして十個。
『約600mgニコチン』をカプセルが胃の中で溶けると共に奴は摂取する。
それは、即ち  『最期』だ……!

「……私が、疑われるのは確かだな。だが……一番疑われるのは
用意した『ウェイター』じゃないか?」


――誰一人として、『私』に仇名す者を認めるものか

― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

(※PL本音:いい感じに煽るとかの問題じゃなくって、殺しとるやん。流石に駄目だろ
って言われると思ってたんで最初は没にしたんですけど
やりたくなっちゃったから、結局投下しました)

383『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/08/25(木) 21:38:50
◆問題名:『この過去問すき』
◆出題者:瑞川(※この問題はスタンド倉庫用掲示板の『倉庫番プログラム』からの引用です)
◆主な状況:
回廊を抜けた先には「広さが20×20m」「天井の高さ4m」の部屋が存在している。

床壁はコンクリート製で、どこまで掘り進んでも突き抜けることはない。
部屋の向かい側には『出口』が存在する。
あなたの目的は部屋の『出口』に到達し、先へと進むことだ。

    │□│GOAL
┌─┘▼└─┐
│□□□□□│
│□□□□□│
│□□□□□│      ▼=鏡写しのスタンド
│□□□□□│
│□□□□□│      ★=あなた
└─┐★┌─┘
    │□│START

しかし、『出口』の前には行く手を阻むように1体のスタンドが立っている。
─────────────────────────────────────
「あなた」と同じ外見、所持品、能力を持つ実体化したスタンド。
「あなた」の動きを『鏡写し』にしたかのようにトレースする。
「あなた」がスタンドを使えば、同じようにスタンド能力を使う。

『鏡写しのスタンド』
破壊力:同じ スピード:同じ 射程距離:同じ
持続力:同じ 精密動作性:同じ 成長性:同じ
─────────────────────────────────────
◆成功条件:部屋の『出口』に到達する
◆備考:以下の条件を追加した『イージーモード』での回答も可。
     「このスタンドは体内やポケットの中などの見えない位置の動きはマネできない」

384ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2022/08/25(木) 22:44:38
>>383

能力:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/97


「なんじゃお前? 邪魔じゃ!」

『なんじゃお前? 邪魔じゃ!』

「真似するな」

『真似するな』


しばらくぎゅむぎゅむと押し合い、性質を理解。


「お前はわしか?」

『お前はわしか?』


そうと分かれば話は早い。
自分と『鏡の自分』を『位置ごと交換』してしまえばいい。
相手も自分なのだから同意を取るのは簡単だ。
『位置交換』なら自分がゴール側、『鏡の自分』がスタート側の位置に逆転する。

この『位置交換』を同時に行った1回の交換とするなら、それでOKだ。
だが、意思発動(ス:一瞬)で、自分が先に行ってから、『鏡の自分』が2度目の『位置交換』するパターンもあるかもしれない。
そうするとまた同じ位置関係に戻ってしまうが、
その場合は『完全に同じものを交換できるのは1回まで』という縛りがあるので、発動しないはず。

さらにさらに、自分と『鏡の自分』が別物扱いで、2度目の『交換』が発動するパターンもあるだろう。
そこらへんどこまで同じと判定されるのか微妙なところなのだ。
それならそれで、『鏡の自分』は『交換済み』の――自分の所有物になっている。
その上で、真似である以上、本物側の『交換』が先に行われる構造。
で、あれば、『鏡の自分』を『チョコクッキー』にでも『交換』してやればいい。

同時発動ならそれで良し。
そうではないなら、本物側が先に処理されるので勝ち確だ。


「ワハハ。ゴールじゃ」

385御影憂『ナハトワハト』:2022/08/26(金) 04:31:15
>>383

纏うタイプのヴィジョン。
暗闇の中でのみ、高速移動と浮遊移動が可能で、
またあらゆるものに視認も干渉もされず、
闇がつながる限り狭い空間にも入り込める、
いわば『幽体』のような状態に移行する事が出来る。
この状態で、体の一部だけを任意で実体化させることが可能。

『ナハトワハト』
破壊力:C スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:B 成長性:D

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/158

―――――――――――――――――――――――――――――

白いワンピースを着た女が立っている。
長い前髪が顔の大部分を覆う異様な風貌は、
さながら『ジャパニーズホラー』から抜け出してきた亡霊のようだ。
そんな御影憂が立っているのは『薄暗い屋内』だった。

「………………『同じ』なら………………」

            ボソッ

「………………『分かってる』と思うけど………………」

闇色の帽子と外套のヴィジョン――『ナハトワハト』を発現する。
続けざまに『能力』を発動し、自らを『幽体』と化す。
この状態の本体を『視認』・『干渉』する事は不可能。

                 …………『何者であろうとも』。

    スゥゥゥゥ――――――………………

あとは、ただ『歩いていけばいい』。
お互いが同じように不干渉となり、同じように歩み寄る。
結果として、お互いに接触する事なく、お互いに通過しあう。

「………………私には………………『簡単すぎた』………………」

                 ボソリ

     「………………なーんちゃって………………」

386遊部『フラジール・デイズ』:2022/08/28(日) 02:43:46
>>383『この過去問すき』回答
(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/39)
所持品:ドッチボール
フラジール・デイズへの指示【自分の位置はボールを基点とする』

【私】が歩く。無論、鏡合わせのあちらも。共に、『フラジール・デイズ』を先頭で
自分の指示に従うようにしている。

距離、互いに30cm程度の間近。そして、指示。

「「ドッチボールを胸で受け止める形で上空に軽く投げろ」」 『『はい』』

そうする事で、ドッチボールを互いにフラジール・デイズは胸部分で
受け止め……『そして弾かれたボールは前の互いのボールにぶつかる』

互いのボールと鏡合わせのフラジール・デイズが壁となり何度が反発しあうだろうが
最終的に、互いのボールは同等の位置に収まる筈もなく物理学的な法則に基つぎ
『横に互いにずれ合って転がる』

これによって『最初の指示』が活きる。互いの『フラジール・デイズ』は
『横にずれあったボールの方向へ移動する』
そして、私自身も『スタンドの後に続いて移動する』

これによって互いの進行する軌道で、自分が障害となる事はない……これの要点は
フラジール・デイズと言う存在が自分の指示に忠実であると言う点で。
 ボールの位置を最優先であると告げるからこそ、これを本体がボールを持って
同じ様に行動しようとしても、失敗する。

フラジール・デイズだからこそ出来る活路だ。

「「じゃあな 私」」

さて、出口へ向かおう。また日は明るかったし、学園に戻ってボールを返しに行くか
それとも明日に回すか……少なくとも、体育よりは労力はなくクリア出来た。

387『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/08/29(月) 21:18:06
>>386(遊部『フラジール・デイズ』)

『鏡写し』も同じドッジボールを持って現れる。
表面の凹凸、傷、ゴム繊維の並びに至るまで『完璧なコピー』のボールだ。

         「「 ボォーン…  トォーン トーン 」」

形・重さ・速さ・角度……完全な同条件で投げ上げられた2つのボールは、
物理学的な法則に基づき「全く同じように跳ね転がった」。

             ⇒『FAILED…』

>>384(ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』)

自分と自分同士の交換。
微粒子レベルに至るまで『完全な等価』の物々交換だ。
人類史上初の本物のフェア・トレードが行われたのだ……!

           『ワハハ。ゴールじゃ』

交換を果たした2人のナイは、互いに背を向け『出口』へと向かう。

              ⇒『OK!』


>>385(御影憂『ナハトワハト』)

       『『スゥゥゥゥ――――――………………』』

闇に溶け込んだ同士なら干渉しあうという事もなく、
部屋の中心で対面した本物の御影とコピーは、問題なくすり抜け合う。
例え相手が自分であっても、『ナハトワハト』の障害にはなり得ない……。

              ⇒『OK!』


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●総評
解決できるスタンド、できないスタンドがはっきり分かれる問題。
移動能力だけでなく「命令を出す」「座標を指定する」ような能力は、解法があるカモ?
(※次の問題が来るか9月入るまでもうしばらく回答受付中)

388名無しは星を見ていたい:2022/08/29(月) 23:48:34
>>383
>◆成功条件:部屋の『出口』に到達する
>◆備考:以下の条件を追加した『イージーモード』での回答も可。
>「このスタンドは体内やポケットの中などの見えない位置の動きはマネできない」
この条件とイージーモードだと、目を閉じたら能力なしでもクリアできてしまうのでは?

389『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/08/30(火) 00:32:50
>>388
この場合の「見えない位置」とは『鏡写しのスタンド』の視点ではなく、
「周囲で挑戦者の様子を見ている第三者がいた場合、観測できない死角」と解釈してほしい(追記)

390小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/08/30(火) 07:46:31
>>383

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

――――――――――――――――――――――――――――――――

自分と瓜二つの姿を持つ『鏡写し』の『実体化スタンド』。
『もう一人の自分』と言える存在を前にして導き出したのは、
『小石川文子』だからこそ可能な解法だった。
『他のスタンド使い』には、決して真似の出来ない答え。

       その『理由』は『二つ』ある。

まず第一に、小石川は『二つのスタンド』を有している。
利き手である『左手』には『スーサイド・ライフ』が、
利き手ではない『右手』には『ビー・ハート』が発現するのだ。
そして、それら『二振りのナイフ』は、『左右』で『能力が違う』。

第二に、目の前に立つのは『鏡写しのスタンド』。
『鏡に映った像』は、『左右』が『反転』する。
すなわち、『小石川自身』が『左手』を持ち上げれば、
『鏡写しの小石川』が動かすのは『右手』になるという事。

   スラァァァァァ――――――z______

おもむろに掲げた『左手』から、
『第一の刃』――『スーサイド・ライフ』を発現する。
『本体』を容易く両断する『自傷の刃』。
当然、『鏡像』も同じように『ナイフ』を発現するだろう。

                『左手』ではなく、『右手』から。

    ザグゥッ!!

            ズブシュッ!!

                      ドズゥッ!!

握り締めた『ナイフ』を振るい、全身を『滅多刺し』にする。
『鏡像』ではなく、『自分自身の身体』を。
『スーサイド・ライフ』では『本体』を傷付けられないが、
『鏡写し』の『鏡像』が握るのは、
『第二の刃』である『ビー・ハート』だ。
その特性は、『本体以外』を両断する『不殺の刃』。
『本体』に対して使った場合、
『通常のナイフ』と『同じ結果』を招く。

        ス パ ァ ン ッ ! !

最後に、躊躇する事なく自らの『首』を『刎ねる』。
『スーサイド・ライフ』で切断された『頭部』は、
『無傷』のまま空中に浮かぶ。
同時に、『鏡像』の方は、自らの手で『喉を裂く』事になる。
文字通り『死ぬ程のダメージ』を負ってしまえば、
もう二度と邪魔する事は出来ない。
突破する事は簡単だ。

  「私にとって『あなた』は――」

『自分自身』を殺した後で、
『左手』の『スーサイド・ライフ』を解除する。

  「……『無意識の願望の表れ』だったのかもしれません」

              コツ コツ コツ……

倒れ伏した『過去の自分』を悼むように見下ろし、
『未来』に向かって歩みを進めていく。

391天之 月夜『レンブラント』:2022/08/31(水) 23:22:36
滑り込み失礼
>>383
能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463235536/414

「「ん」」

部屋の向こう側には自分そっくり…
というより、全く同じ姿の少女がいる

「「?」」

首を傾げると全く同時に首を傾げる

ペタペタ

近付いて手を合わせてみると、同じ様に動き手を合わせる
これでは物理的に向こう側には行けない

そこで月夜は、一旦入口辺りに戻り
懐中電灯を点灯させ床に置き、もう一人の月夜を照らす
するともう一人の月夜も月夜を照らす

―――『レンブラント』

懐中電灯と月夜の間には『光の帯』が繋がれる
その『光』に照らされた月夜は『レンブラント』の能力で
自らを『光の粒子』として『帯』を辿って移動出来る

『光の粒子』同士は、お互いに激突してミンチになるか?
ならないだろう

お互いの体をすり抜けて出口へ辿り着く月夜

「「じゃあ、また」」

392みずき『カラフル・クリーム』:2022/08/31(水) 23:35:08
>>383
能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1660224379/53

自分と同じ姿、鏡写しの自分
鏡の自分はきっと何者でもない
何者にもなれない、ただ写すだけ

きっと誰とも交わる事は無い

そう『思い込む』事にしたみずき

『カラフル・クリーム』の思い込みによる影響は自分にしか起こらない
だが、相手も同じ能力で同じ事を思い込んだのなら

お互いの体をすり抜けるのではないだろうか?

「ねぇねが言ってました、物は考えようだって」

393『幸運のスタンドパズル(出題:瑞川)』:2022/09/01(木) 22:16:33
>>390(小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』)

『鏡写し』は鏡に映したようにコピーされた存在だ。
顔のホクロの位置や、手指のシワの形も左右逆の鏡像だ。
……さて、『鏡写し』にとっての“左腕”はどちら側なのだろう。
刃の左右は、反転することのない概念なのだろうか?

    「「ザグゥッ!!」」

            「「ズブシュッ!!」」

                      「「ドズゥッ!!」」

はたして発現したのは『スーサイド・ライフ』か、それとも『ビー・ハート』の方か……。


>>391(天之 月夜『レンブラント』)

『鏡写し』も同じように『レンブラント』を発動。
両者は、光の『帯』を辿るように超高速で接近し――

                      「「スゥーッ……」」

……光と光はぶつかり合っても、跳ね返ったり消滅することはない。
光の粒子と化した2人の月夜はすり抜けて、それぞれ部屋の『出口』へと到達する。

              ⇒『OK!』

>>392(みずき『カラフル・クリーム』)

部屋の中央で向かい合う2人。
『カラフル・クリーム』を通して見た、歪められた自分へと手を伸ばせば……。

                  スルリ

みずきが強く思い込めば、『鏡写し』も同じように「交わることはない」と思い込むようだ。
2つの虚像は触れ合うことなく部屋の『出口』へと向かった。

              ⇒『OK!』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

透過手段を持ったスタンド使いたちが順当にクリアしていった模様。
今回の回答の中では「左右非対称の能力を使う」というアイデアが面白い。
他にも『精確な地球上の座標』や『鏡文字』を利用できる能力なら、『鏡写し』に対抗可能かもしれない。

394小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2022/09/21(水) 16:33:06
>>383

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

――――――――――――――――――――――――――――――――

全身を覆う『マント』を着用し、『鏡像』の前に立っていた。
両手に『ナイフ』を発現。
『鏡像』も同じように『ナイフ』を発現する事になる。

          ス ル ッ

その後、両手を『マントの中』に隠し、
その中で『左右のナイフ』を入れ替える。
極めて『単純なトリック』ではあるものの、
『鏡像』には『トレース不可能』。
再び両手を出した時、『本体』と『鏡像』には、
『明確な差』が生じていた。

         ド ス ゥ ッ

微塵の躊躇もなく、
『右手のナイフ』を自らの『心臓』に突き立てる。
『本体』は『スーサイド・ライフ』を、『鏡像』は『ビー・ハート』を。
その『結果』は――言うまでもないだろう。

395『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/02/22(水) 01:42:56
◆問題名:『十年に一度』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

近年では稀に見る『大寒波』。
酷寒によって降り積もった多量の『雪』が、
『50坪』の『駐車場』を全面に渡って覆い隠している。
停まっている車を動かせるように『除雪』を行う事が、今日あなたに与えられた仕事だ。
車の上に積もった雪も退かす必要があるが、もちろん車を傷付けてはならない。
『出来るだけ早めに済ませて欲しい』と言われているので、『報酬アップ』を期待するなら、
なるべく時間を掛けずに片付けた方がいいだろう。

◆所持アイテム:持ち歩いても不自然ではない範囲の日用品と、
        一般的な除雪作業に用いられる道具。
◆成功条件:大部分の雪を取り除く(早い程いい)。
◆失敗条件:車を傷付ける。
◆備考:駐車場の面積は一辺が13m。10台の車が駐車中。
    車が通る通路の幅は4m。雪は膝の高さまで積もっている。

396『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/05/16(火) 16:58:32
◆問題名:『お嬢様を笑顔にしよう』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは『富豪の屋敷』で働いている。
そこに暮らす『令嬢』の世話係だ。
今日は年に一度の『写真撮影日』。
『娘の成長記録』として、毎年の恒例行事になっているらしい。
今回は『大物写真家』に撮影を依頼していた。
だが、写真家は気難しい。
どんな写真にも『芸術性』を求める彼は、
完璧な『ベストショット』でなければ納得できないそうだ。

「ねぇ…………私らしくないけど、なんだか上手く笑えないの。
 あなた、どうにかしてくれない?」

そう――――何よりも重要なのは『笑顔』。
しかし、令嬢は緊張しているせいで、表情が固くなってしまっている。
『お嬢様の魅力』が最大限に発揮されるように、
君の助けで『最高の笑顔』を引き出そう。

◆所持アイテム:持ち歩いても不自然ではない範囲の日用品。
◆成功条件:令嬢を笑顔にする。
◆高評価ポイント:令嬢を疲れさせない為に可能な限り手早く済ませ、
         なおかつ自然な笑顔であるほど高評価。
◆失敗条件:撮影の邪魔になる行為。
◆備考:場所は屋敷内の庭園。
    樹木・噴水・花壇・彫刻・生垣などがある。
    その他ありそうなものであれば言い切り可。

(※現在、板の流れが緩やかなので、この問題は二週間ほど受け付けます)

397芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2023/05/20(土) 11:37:17
>>395-396(『十年に一度』も、口上で既に行動は終わっているんだ!
で済まさせて頂きます)
(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

芦田「いやー、あん時は失敗したよね。大寒波 そう大寒波よ。
ウィゴーちゃんの『過去改変』で直ぐに車を通れるようにしたけど。
 思わず、怒りの弾みでボンネット叩いて凹ませて。いやー、逆に
修理費請求されちゃってさー。本当、俺ってばおっちょこちょいだよね☆ ウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだってーの。
 ……そー言えば、なんで苛々してたの? 下痢ピーでもしてたの?
それとも何時もの電波を受信してですか??』

芦田「PC人気投票で、一票も入らなかったからさ……」

『後者でしたか、そーでしたか。もうどう反応するかの気力も失せるわ。
で? お嬢様が、苛々した様子で待ってますよ? どーすんの
良い方法を屑本体様は思いついてるんでしょーね』

芦田「――今こそ 俺とウィゴーちゃんの夫婦漫才を」

     ――ドスゥ!

『やっぱ、私一人でやるしかないか』

役に立たない本体をボディブローで沈めた後に、わたくし
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト。
 ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトめは馬鹿と話しつつも撮影される写真家の
後ろの樹木へと『フィルム』を仕込んでおりましたよ。

 『お嬢様、こちらの木に向かって視線を向けてくださいませ。
写真家の方、撮影の準備をして宜しいですよ。
 ――3    2    1        はいっ!』

          ズギュンッ


         パ    ァ     ァ    ァ

                パシャッ

 『初夏に【満開の桜】……お嬢様は、この桜を好きなのは
以前にも色々と世話をした時に既にリサーチ済みですとも』

 樹木は、既にシーズンを過ぎて散った桜。ですが、散った時期も
一週間かそこらであります故に、すっとこどっこいの本体と喋りつつ
フィルムで絶好の桜の咲き誇るシーンまで伸ばせました。

撮影寸前に、枯れ木に花では非ずとも瞬く間に蘇る満開桜!
 このサプライズならば! 以前に雪像を贈呈しようとして失敗してしまった
雪辱も灌ぐ事が出来たでしょう!

芦田「言うて、あん時の判定は成功扱いだったし、そんな気にしなくても
ウィゴーちゃん」

『後で妖甘様に能力を推敲して貰いましたし。セーフかアウトかで言えば
アウト寄りですし、こう言った催しでもしっかり裁定を己に施しませんと。
 あと、さり気なく呼びかけても許さねーから! 
 ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです!!」

398斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/05/23(火) 02:55:35
>>396
(能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/116)

残念ながら、彼の『ロスト・アイデンティティ』に人を楽しませる能力なんて備わってはいない。
当人も只のバイトに、そんなやる気はない……筈だった。
 
 (『娘の成長記録』……家族に愛されている、子供の記録か。)

それが何の琴線に触れたかは。当人にもわからない。
わからないが、斑鳩は駆けだしていた。

 (例年起こる行事、前の年に問題がなかったとしたら……笑えなくなった問題は今年中だ)
 (記録が残っているアルバムは……屋敷の中。)

脚部と頭部の鎖を解除し影を発現。
腕から鎖を投射して適当なとっかかりに引っ掛け、4脚の脚力と2つの頭脳による身体操作、精密動作でアクロバティックに屋敷内の目的の部屋へ

アルバムを引っ張り出し、常時互いにフィードバックされる並列思考処理により
視界内の世界を一流選手のゾーンに入ったかのような減速状態で目的の写真を見つける。

 (この写真からだ……家族の写真に一人いない。)

部屋内の額縁のに入った写真の一つを、鎖で絡めとり。
適当な柱に巻き付けた鎖を命綱に、窓から飛び降りて最短ルートでお嬢様のもとへ。

 「どうぞお嬢様。過ぎ去った彼に思い出を、残された貴女に心からの笑みを。」

それは『死んだ犬』の写真だった。小ぶりだが立派な額縁に入れられたそれを、お嬢様に手渡して下がる。
やった事を考えればこの割の良かったバイトはクビになるだろう、それでも後悔はない筈だ。

 (彼は緊張を解させて、笑顔にできるのだろうか?残された人は、過ぎ去った家族の思い出の為に笑えるのだろうか?……わからない。)
 (人の心に刺さった釘は、現実の釘抜きで抜くわけにもいかない……それでも、もし自分が心からの微笑みを求めるなら。)

                            スタンド
 「家族の事は、家族に解決してもらうしかない……どんな超能力や奇跡よりも……『最善』だと信じる。」

これが斑鳩 翔という子供の信じた最善、あるいは感傷である。

399妖狐『キン・コン・ユウ』:2023/05/23(火) 14:10:58
>396
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/199-200

「世話の焼ける非常食だな」

人に化け、人に紛れ、人を食らう古狐
狐がこの屋敷にいるのは、いずれ機会を伺い屋敷の主人も令嬢も
まとめてぶっ殺してやるためだ

そのため、この家族の事はよく調べ把握している
令嬢の性格についてもだ
令嬢がこういう場で緊張してしまう事は予測済みだ

表情が固まって笑えない令嬢の前に、
既にスタンバイしていた狐が登場する
亡くなった母親の姿で

「ほら『   』、緊張しないで笑って笑って」

緊張を解きほぐすように優しく撫でる母親に化けた狐
狐の変化の術は旦那も公認の能力
ゲホゲホ咳き込みながらも頑張って母親に予め化けていたのだ
耳と尻尾が隠しきれていないのはご愛顧だ

まぁ、令嬢の性格によっては効果無いかもしれないし気持ち悪がられる可能性も高い
「貴様如きが母を騙るな!」とか「死者を侮辱するな!」とか逆上されたら
それはその通りなので反論のしようがない

400勇者『リィン・カーネイト』:2023/05/23(火) 17:35:40
>>396
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/233

緊張して表情が強張るお嬢様
そんなお嬢様の前にやって来たのは

                 ガリガリガリガリガリ

聖剣をガリガリと音を立てながら引き摺りやって来た勇者
しかし持っているのは聖剣だけではない
鉄バットやバールや、屋敷の金の力で購入した米軍横流しのベレッタM92
様々な凶器をリアカーに入れている

ドンッ!

リアカーの中身をお嬢様の前にぶちまける勇者

「今日は私を思い切り殴っていいから緊張しないで!」

この令嬢、緊張したりイライラしたり事あるごとに癇癪を起して物を破壊する危ないアバズレ野郎だ
特に人を死ぬ程ぶん殴ると気分がスッキリしてとびっきりの笑顔になれるのだ

前にお嬢様に
「勇者は戦車に轢かれても死なないのよね!」と言われ
実際にお嬢様の操縦する戦車に轢かれてもなんとか生きていた勇者だ
バットやハンドガンで撃たれたくらいでは死なないだろう

ただ、体は頑強だが痛いもんは痛い!
戦車に轢かれた時だって体や内臓が圧し潰され、骨がバキバキに砕け血反吐を吐きそうなくらい痛かった!
今回も死ぬ程痛い目に合わなきゃならないのは、いくら超高額の仕事といっても割に合わない気がする
あまりにもブラック過ぎる職場にいい加減勇気を持って退職届出そうかなと真剣に考え始める勇者だった

(ハンドガン辺りは持ち歩いていても不自然ではないの範囲を超えているかもしれないので削除してもらっても構いません)

401一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/05/24(水) 01:04:21
>>396
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/188

「ここで写真家さんに当たらないとは絶不調なんですね…」

『大物写真家』という圧倒的な実力者の圧にお嬢様は飲まれてしまったのだろうか?
であれば、自分がお嬢様にしてあげられることは一つしかない。

「お嬢様。人間は自然体が一番。私がおまじないをかけてあげます。
 さすればお嬢様も『自然体』の笑顔を浮かべられるはずです」

「た、たぶん…」

最後に自信なさげに呟きながら『インダルジェンス』を発現。
お嬢様に触れて『鎮静』で『悪感情』を鎮める。
これで不安による緊張は消え去り自然体で微笑むことができる。

「では、私は撮影の邪魔にならない程度に近くに居ますから」

射程距離限界までスタンドを移動させて自分は撮影を見守る。
それにしても『インダルジェンス』に目覚めてから初めて真っ当な
『鎮静』の使い方をしたような気がする…

402常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2023/05/28(日) 00:17:52
>>396
(1/2)
 「いまの笑顔もお綺麗にございます!!!!!!!!!!!!!!」
 「しかし!!!……どうにかしてみせますよ!!!この常原!!!!!」

 24歳、漢(おとこ)、鍛えぬいた肉体、『家政婦』。
 『女物のメイド服』をはためかせ、走り出す。

能力詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/47
『裁縫道具』を発現し、加工した物を『手縫い製』…ヌイグルミのようにに変える能力

そう確か………庭にあったはずだ。
『ライオンの彫像』。
能力で『ハサミ』を発現『手縫い化』を行い、
ヌイグルミと化したライオンの頭部だけを切り落とす。

 「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
  スポッ

『被る』。
被ってお嬢様の前に姿を現す。

 「………」
 「……………………」

  ガポッ
『脱ぐ』。
綿まみれの筋肉メイド服男性の顔が出てくる。

 「…………………………もとに戻して参ります」

お嬢様の視界から消える。

403常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2023/05/28(日) 00:18:40
>>396
(2/2)
普段は大声の大柄の男性が、急に静かになって『被り物』をする、
この『ギャップ』で笑いを誘ってみたのだった。反応はどうだっただろうか。

ただこの常原、それだけで終わらない。
『ライオンの彫像』の首を『裁縫』でつなぎ合わせる前に、
ライオン彫像くらいの大きさの『岩』をさらに『手縫い化』。
ヌイグルミと化した岩を切り裂き、『綿』を引きずりだし、
ライオン彫像ヌイグルミの腹に『綿』を詰められるだけ詰め込み、
首をつなぎ合わせ、お嬢様のもとに運搬。
重さもヌイグルミなので、もとが岩や彫像だろうと、運ぶのは簡単だ。

 「…………………………もとに戻して参りました」


 『綿(岩)を詰め込まれ、なんかデブになったライオン彫像』

を、何食わぬ顔で抱えて戻る。
さいごはデブライオン彫像をお嬢様の傍らに置き、
一緒に写真を撮っていただいて、終わりだ。

 「お嬢様!!!!」
 「いつ見ても素敵な笑顔でございます!!!!!!!!!!!」

すばらしい写真が撮れるだろう。

404『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/05/29(月) 11:07:07
>>397(芦田)

「敢えて票を入れないのが、
 『愛情表現』とか『愛情の裏返し』なんじゃないの?」

      「――――どうでもいいけど」

少し離れた位置に立つ令嬢は、面倒くさそうに言葉を返した。
ここで働き始めてから、『そこそこの時間』が経過している。
さすがに彼女も慣れてしまったらしく、
最早いちいちツッコミを入れる気も起きないようだ。
しかし、この本体に任せると、また何をしでかすか分かったものじゃあない。
ゆえに、再び『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』の出番となった。


          ズギュンッ


         パ    ァ     ァ    ァ

                パシャッ

  「――――わぁ…………綺麗…………!」

一瞬の内に現れる『満開の桜』。
それを見る令嬢も『満面の笑顔』となり、
狙い澄ました絶好のタイミングで写真家がシャッターを切る。
令嬢の魅力を自然な形で引き出し、芸術的な一枚に仕上がった。
雇い主の富豪も満足する筈だ。
今度こそは『まともな給金』を受け取る事が出来るだろう。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『お嬢様を待たせない』⇒『使用人の心得』
『自然な笑顔を引き出した』⇒『満開の笑顔』

>>398(斑鳩)

斑鳩翔は考える。
『笑えなくなった原因』がある筈だと。
それを突き止めれば、あるいは道が開けるかもしれない。

     ――――ズズゥ

『二つの頭部』と『四本の足』を展開し、目的の部屋を目指して駆ける。

          ジャララララッ

勢い良く『鎖』を放ち、アクロバットを思わせるアクションで、
開いている窓から室内に飛び込む。

             バッ バッ バッ

『二重の思考能力』を駆使して、一枚の写真を見つけ出す。

                   ダンッ

絡んだ『鎖』に額縁を確保させ、素早く窓から飛び降りる。

「………………!!」

戻ってきた斑鳩を前にして、令嬢は驚きの表情を見せた。
正確には、斑鳩の手元にある『額縁の写真』を見て。
しばらくの間、令嬢は何も言わなかった。

「――――ありがとう」

それは『犬に対する言葉』ではない。
令嬢を笑顔にしようとした『斑鳩の行動』に対する謝意だ。
だから、今の彼女の笑顔も『彼』ではなく、
『斑鳩翔』に向けられたものであった。

          ⇒『CLEAR』

※達成した条件
『自然な笑顔を引き出した』⇒『屋敷専属顧問探偵』

405『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/05/29(月) 11:13:54
>>399(妖狐)

来たるべき時の為には然るべき準備が必要だ。
見事に目的を果たした暁には、この屋敷を乗っ取る事も出来るだろう。
『人食い狐の城』としては申し分ない。
だが、まだ牙を剥くには時期尚早。
十分な信頼を得て、こいつらの油断を誘わなければ。

「えっ…………!?」

今は亡き母親の声を聞き、その手が触れた瞬間、令嬢の顔に戸惑いが生じた。
無理もない事だ。
『決しているはずのない人間』が現れたのだから。
『尻尾』はまだしも、『狐耳』はバレる可能性が高い。
実際、令嬢には気付かれただろうが、それでも『演出』としては抜群だった。

           ツゥ………………

一筋の涙が頬を伝う。
しかし、それを彼女は手の甲で拭い、カメラの前で顔を上げた。
優しく、柔らかく、とびきりの『笑顔』を。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『お嬢様を待たせない』⇒『老獪な策謀』
『自然な笑顔を引き出した』⇒『つかの間の安らぎ』

>>400(勇者)

「誰が野郎ですって?」

まるで誰かの心を読んだかのように片眉を上げる令嬢。
アバズレを否定しなかったという事は、そっちは自覚してるのか?
まぁ、本筋に関係ない話はどうでもいいだろう。
屋敷内ならともかく、バールだのバットだのは庭園にはない。
実銃など論外。
幸いなのは庭園の一部が工事中だった事だ。
勇者が運んできたリヤカーには、色々な『ガーデニング用品』が積んであった。

  バキッ!!

    『シャベル』でブン殴り――――。

       ドゴォッ!!

         『レンガ』をブン投げ――――。

             メシャアッ!!

            ――――『ガーデンフェンス』を叩きつける。


「フゥ〜〜〜〜〜〜ッ!スッキリしたわ!ありがとう!」

勇者をサンドバッグにして令嬢はニッコリだ。
かたや勇者は全身が痛むが、『聖剣』と互角の耐久力を誇る肉体には、
大したダメージは入らない。
とはいえ、この屋敷にいる限り、今後も同じ扱いをされる事だろう。
このペースでエスカレートしていくと、
そろそろ痛いだけでは済まなくなるかもしれない。
『退職』を願い出るなら今の内だ。

          ⇒『CLEAR』

※達成した条件
『お嬢様を待たせない』⇒『よりどりみどり』
『自然な笑顔を引き出した』⇒『隠された一面』

406『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/05/29(月) 11:24:30
>>401(一抹)

「…………しょうがないでしょ。
 怒って帰っちゃったらマズいんだから…………」

さすがの令嬢も、名のある大物が相手だと、いつものように強く出られないようだ。
しかし、一抹にとっては面目躍如の好機だった。
『低血圧』の令嬢を起こす時には手こずったが、今回は違う。

         ソ ッ

一抹貞世のスタンド――――『ディヴァイン・インダルジェンス』。
その能力は『悪感情の鎮静』。
『不安』・『緊張』・『焦り』・『苛立ち』・『恐怖』といった、
ありとあらゆる『悪感情』を鎮める事が可能。

         ニ コ ッ

「あなたを側においておいた私の慧眼ね!フフン!」

見事に『緊張』を取り除かれた令嬢は、
普段と変わらない極めて自然な笑顔で、カメラに向かって微笑んでみせた。
スタンドは多種多様だが、『精神』に作用する能力は少ない。
今日の仕事は、まさしく『うってつけ』のシチュエーションだったと言えるだろう。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『お嬢様を待たせない』⇒『慈悲の両腕』
『自然な笑顔を引き出した』⇒『よく効くおまじない』

>>402(常原)

『常原ヤマト』は『男性メイド』である。
現代は男女平等の時代であり、『看護婦』は『看護師』に、
『スチュワーデス』は『キャビンアテンダント』になった。
ならば男性のメイドがいたとしても何らおかしくはない…………のだろうか?

ともかく常原はクビにされる事なく令嬢に仕えている。
それは『メイド』としての実力ゆえだろう。
最初は『距離』があった彼女も、今では常原の手腕に信頼を寄せているらしい。

        ――――――『多分』。

「どうせなら『執事』が良かったんだけどねぇ…………」

背後から溜め息交じりの呟きが聞こえる中、常原は行動を開始した。

       フ ワ ァ ッ

             ジャキジャキジャキィ

『手縫い化』した『ライオン像』の頭部を『ハサミ』で切り離し、
あたかも『着ぐるみ』のように装着!
『メイド服を着たライオン頭の男性』が誕生するッ!!
見る者に与える『インパクト』は絶大だ!!

「――――…………」

無言のまま見つめる令嬢の眼差しからは、
言葉では言い表せない『圧力』が感じられた。

          ⇒『NOT CLEAR』

※達成した条件
『お嬢様を待たせない』⇒『暴走メイド超特急』

407『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/05/29(月) 11:28:58
>>403(常原)

期待していた程の効果は得られなかったが、常原には『第二の策』があった。

    ジ ャ キ ィ ッ

『ヌイグルミ岩』をハサミで切り開き、綿を取り出す。

          グイグイグイグイグイ

『ライオン像ヌイグルミ』の中に、ありったけの綿を詰め込む。

                 ――――――シュルリ

最後に『ライオン像ヌイグルミ』を元に戻す。

       バァァァァァァァァァァァァン!!

今ここに『パンパンに膨らんだライオン像ヌイグルミ』が完成する!!
ギリギリ原型を留めているかどうかというレベルのボリュームアップ!
さぁ、お嬢様の反応は………………!?

「………………プッ」

笑った!
『お嬢様が笑った』ぞッ!
口元に手をやり、クスクスと優雅に微笑んでいらっしゃる!!

「こんな事を思い付くなんて、あなたって本当にバカよね」

投げ掛ける言葉こそ辛辣だが、令嬢の表情は柔らかい。
常原の活躍で十分に『リラックス』出来たようだ。
もちろん撮影が成功した事は言うまでもなかった。 

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『お嬢様を待たせない』⇒『メイド流の抜け目なさ』
『自然な笑顔を引き出した』⇒『ヌイグルミ職人』

408芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2023/05/29(月) 12:35:50

>>396と共に、お嬢様シリーズの問題に《◎グッド!》

あと、一抹! また場スレなりミッションで一緒に遊ぼうぜ!
 やっぱ、お前居ないと調子出ねーよ!

409『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/05/30(火) 21:35:29

今回の問題に対する解答は大きく二種類に分けられる。
令嬢を喜ばせるか、緊張の要因を取り除くか。
なお、場所は庭園と明記しているのは、
そこで解決して欲しいという意図によるもの。
別の場所に移動したり、その場に相応しくない物品を出してくるのは、
どうしても評価が下がらざるを得ない。
不成功にするには惜しいので、今回は大目に見た。

芦田PCは手堅い印象。
応用というよりは基本的な扱い方に近いが、
能力を上手く使って対処した印象で、非常に安定感がある。
斑鳩PCは解決に至る流れが面白い。
移動の仕方や写真の探し方など、能力を駆使した場面は良かったものの、
趣旨からは外れる為に評価が下がった。
妖狐PCの解答は、いい意味で予想外。
狐耳や尻尾に対するフォローがあれば、さらに評価は上がっていたと思う。
勇者PCに関しては、持ってきた物品が惜しい。
せっかくリヤカーという庭園にもありそうな物を出したのなら、
いくらでも相応しい選択肢はあったと感じたので、
このような形で処理させていただいた。
一抹PCは適材適所で、本人が語ったように、まさしく本来の使い方が成された形。
これ以上に最適な能力は少なく、有利である事は間違いないので、
その点には自信を持っていいだろう。
常原PCも能力面では有利な方だったと思うが、
それに甘んじず積極的に解決策を見出そうとしているように感じた。
単にヌイグルミにするだけではなく、綿を詰め込んで膨らませるというのは、
無理のない自然な一工夫。
全体を総合的に見ると、明らかに不可能という解答はなかった。

今回は、令嬢の母親に化けるというアイディアが光った妖狐PCにグッドを進呈。

《◎グッド!》妖狐『キン・コン・ユウ』⇒PLマネー『一万円』獲得。

410『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/05/30(火) 22:12:56
◆問題名:『生存確率0.0001%の恐怖!
      ヤツらの飢えが満たされるまで絶叫が終わる事はない…………。
      衝撃のモンスターパニックムービー最新作!!の予告編』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

レジャーか、仕事か、個人的な問題か。
ともかく君は『海中』にいた。
『ウェットスーツ』を身に纏い、
『レギュレーター』と繋がる『タンク』を背負い、
足に『フィン』を装着している。
いわゆる『スキューバダイビング』だ。
現在の状況を端的に言おう。

            ――――――『鮫』だ!!

ダイビングの途中で、一匹の飢えた『ホオジロザメ』と遭遇してしまった。
幸いな事に、まだ見つかっていないが、いずれ発見されるだろう。
そうなれば間違いなく攻撃を受けると確信できる。

先手を打てるアドバンテージを活かせば、上手く撃退できるかもしれない。
もちろん『地の利』が相手に傾いている事は留意すべきだ。
周囲の岩陰や生い茂る海藻を利用し、隠れてやり過ごしてもいいだろう。
しかし、ただ隠れただけでは不安が残る。
自信があるなら、海上の『ボート』まで逃げ切る事も考えられるが、
普通に泳いでいては間に合わない。

『生存』する為に必要なのは、より『確実』な方法だ。

◆所持アイテム:スキューバダイビングの装備一式。
       (不自然な物品でなければ言い切り可)
◆成功条件:生き残る。
◆高評価ポイント:確実性と迅速性。
◆失敗条件:時間が掛かりすぎる手段や、
      あまりにも確実性の低い方法は、
      成功しない可能性が高い。
◆備考:場所は海中。
    細かな環境は常識の範囲で言い切り可。
    海上にはボートが停泊している。

(※現在、板の流れが緩やかなので、この問題は二週間ほど受け付けます)

411一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2023/05/30(火) 23:08:31
>>410
スタンド詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/188

妙に運良く商店街のクジ引きでリゾート宿泊券が当たり両親と水入らずの旅行初日。
一抹は『ホオジロザメ』と遭遇して……『美味しそう』と思った。

(フカヒレって高級食材なんですよね…これは殺るしかない…!)

どのような生物もそうだが食事には頭を近づける必要がある。
飢えて近寄って来た『ホオジロザメ』の近くまで海藻に紛れて近寄り『インダルジェンス』で奇襲。
そして、頭部に触れて『安静』に導いて船にまで引っ張り上げる。
一抹を喰らうには頭を近寄らせなければならない。
逆に襲われても顎を抑えながら頭に少しでも触れてしまえば勝ちだ。

(顎も頭の一部…なのか…?)

自分の能力の判定に謎の疑念を懐きながらも鮫を持ち替える。

412斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』:2023/05/31(水) 00:00:24
>>410
(能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/116)

『ジョーズ』を考えたスピルバーグはいずれアシカに輪廻転生して
風評被害のバツとして鮫達にモグモグされるであろう。

(その順番が、先に僕に来るのは……聞いてねぇけどな!)

鮫、時速50㎞の速さを叩きだし顎の力はおよそ391㎏に到達する海の掃除屋。
およそ逃げ切れる速度ではなく、噛みつかれれば重症か即死は免れない。
そうでなくてもおおよそ5トンの物体が時速50㎞で突っ込んできたらだいたいは死ぬ。

(考えろ、僕の手札と奴の手札を。)
(水中で射撃は論外、相手の速度の方が上な以上、此方から間合いには持ち込めない)
(となれば相手の移動経路を限定したうえでの……カウンターか、奇襲。)

スタンドはスタンド使いにしか視認できない。
岩壁付近の岩橋二つに鎖で網を貼り、ヤツに自分をエサに突進させれば、奴自身の速度と質量で
視認できない鎖が奴の肉体をバラバラに引き裂く事だろう。そうでなくても絡みついた鎖と岩が、僕が船に帰るまでの足止めをする。

サブプランとしてエアボンベに鎖をぐるぐる巻きにし、
突進してきた奴に盾として嚙みつかせれば、内圧で吹っ飛んだ鎖と鉄片が奴の弱点である神経の集中した鼻部分をズタズタにする。

普通なら手間取る作業でも、増えた頭部・脚での実質二倍の脚力での移動とロスト・アイデンティティの好きに分離・接続可能な鎖には造作もない事。
完璧だヴィンセント……こいつ脳みそいっぱい詰まってる。

(…………まてよ、海藻に紛れてアイツの尻尾と適当な岩だの錨だのを鎖でぐるぐる巻きにしたら、25m前後なら逃げ切れるんじゃないかな?)

まぁ、どれでもいいだろう。
サメは家族とシアターで見るに限るのだから、奴には深海にお帰り願おう。

413ソラ『ステインド・スカイ』:2023/06/01(木) 16:32:37
>>410
能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/203-204

                  ターゲット確認

市からの依頼で海水浴場に出没した人食い鮫を駆除しに来た
こいつを狩れば高額の報奨金が入って来る

殺り方は簡単だが、水中戦じゃ部が悪い
あの軟骨野郎を水上まで誘い込んでやらなきゃならない

まず、『杖』を出して次にタンクを外す
そしてダイビングナイフで自分の腕を切り付ける
鮫は血の匂いに反応して襲い掛かって来るはずだ

鮫がこちらを確認し襲い掛かって来た瞬間、タンクを『浮上』させる
そのタンクにつかまり、タンクの『浮上』と解除を繰り返し海上を目指す

水面へ上がった後はタンクの上に乗り、
大口を開けて追って来やがった来た鮫の口の中へスBで敢えて突っ込み

グサァッ

硬い『杖』で一突き

「ターゲット沈黙、撤収〜」

414勇者『リィン・カーネイト』:2023/06/03(土) 15:11:51
>>410
能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/233

勇者「じゃあちょっと潜って来るね〜」
とうか「お土産のホオジロザメお願いねー!」
まほ(こいつら、ちょっとコンビニ行ってくるみたいに気軽に言うなよ…)


                ドボン

ゴボ ゴボボボボ

                                    居た!

海のモンスター、ホオジロザメとエンカウントした勇者
こいつは強そうだ!

今なら不意打ちで倒せそうだが、
敢えて勇者は相手に気付かれるように近付いて行く!

戦闘はホオジロザメの先制攻撃で始まった
しかし『聖剣』を装備した勇者には殆どダメージが入らない

(ごめんけど、経験値と素材になってもらうね)

勇者を噛み殺そうと喰らい付くホオジロザメを
『聖剣』で突き刺し、そのまま胴体を両断するッ!!!


                 ザパン

勇者「ただいま〜、お土産取ってきたよ〜」
とうか「おぉ、良さげなホオジロザメだね、流石ゆうちゃん」
まほ(よく考えたらこれ漁業権の侵害じゃないかな…)

415『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/06/07(水) 18:45:46
>>411(一抹)

旅行中に鮫と出くわす。
普通なら災難だが、一抹貞世は違った。
何故なら、彼には『ディヴァイン・インダルジェンス』があるからだ。

             …………ゴポポ

生い茂る海藻を隠れ蓑として利用し、大胆に接近を図る。
しかし、敵の感覚は鋭い。
狙い通り頭部に触れるより早く、牙を剥いて突っ込んできたッ!

        ガ シ ィ ッ

そこを『ディヴァイン・インダルジェンス』で取り押さえる!!
相手にはスタンドを認識する手段がない。
人間を超えたパワーと神業的な精密性を以ってすれば、
正面からの攻撃を防ぐのは簡単だった。

    ソッ………………

同時に『全ての感情』を鎮静!
これによって『安息』を与えようとした一抹だったが、少しばかり誤算が生じた。
鮫を突き動かしているのは『食欲』という『強烈な生存本能』だ。
動物にも『感情』は存在するので、『鎮静』そのものは無意味ではなかった。
だが、大元の部分にある『食欲』が残り続ける限り、『完全な無力化』には至らない。

       ――――ビタンビタンッ

しかし、気持ちを落ち着かせた事で、敵の動きは確実に鈍化した。
『ディヴァイン・インダルジェンス』に『獲物』を掴ませ、
一抹はボートを目指して浮上する。
今夜のメインディッシュは『フカヒレ』だ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『迅速性』⇒『正面対決』
『確実性』⇒『永遠の安息』

>>412(斑鳩)

水中は鮫のテリトリーだ。
この環境下において、斑鳩の動きは大きく制限される。
『影の四肢』を駆使しても向こうの方が速く、
『遠心力』を利用した戦術も意味をなさない。

   だが、斑鳩には『地の利の差』を埋める『知略』があった。

       ジ ャ ラ ラ ラ ラ ラ ァ ッ

すなわち自らを『囮』にし、『鎖』を伸ばして『罠』を張る。
二人分のマンパワーを有する『ロスト・アイデンティティ』なら、
苦もなく楽にこなせる作業だ。
切り離す前の『鎖』は実体化していない。
ゆえに、獲物に食らいつこうと突進してきた敵は、当然ながら気付けなかった。
そうであれば『結果』は明らかだ。

       ――――――ギシィッ!

鮫は『鎖の網』で絡め取られ、その動きを妨害される。
バラバラにするには至らなかったが、時間稼ぎとしては十分だ。
さらに斑鳩は、空気が充填されたタンクを『盾』にしていた。

          ボ ン ッ ! !

噛みついた鮫自身によってタンクが破裂!
至近距離から衝撃と破片を食らい、敵は大きなダメージを負った。
その隙に斑鳩は浮上し、ボートに乗り込んで事なきを得る。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『迅速性』⇒『ブービートラップ』
『確実性』⇒『手製爆弾』

416『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/06/07(水) 18:47:45
>>413(ソラ)

人の味を覚えた凶暴な鮫の討伐を目的として、
ソラは敵が根城にしている海域にやって来た。
海は鮫のホームグラウンドだ。
陸上では十分に発揮される『ステインド・スカイ』のスピードも、
水中では思うように活かす事が出来ない。
仕留める為には相応の『策』が必要になる。
もちろんソラには『それ』があった。

       ツツゥ――――…………

自らの腕をダイビングナイフで傷付け、出血させる。
それは敵を誘き寄せる餌だ。
予想通り、鮫は敏感に血の匂いを察知し、
縄張りに入り込んだ獲物を食らうべく、速度を上げて接近してきた。
しかし、ソラは慌てない。
冷静にタンクに掴まり、そのまま『浮上』させる!

    ドッシュゥ――――――――――ッ!!

タンクの上昇スピードは、鮫の遊泳速度を上回っていた。
地上で『浮上』を解除した場合、重力に従って落下してしまうせいで、
高度を稼ぎ続ける事は出来ない。
だが、ここは海中であり、『浮力』が働いている。
一時的に解除したとしても高度は失われない。
本来は不利な水の中という環境が、逆にソラの有利に働いた結果だ。

       ザ バ ァ ッ

やがて『海上』に到達したソラは、タンクの上に陣取った。
小さな身体を飲み込まんばかりに、大きく口を開けて迫る鮫。
次の瞬間、自らを弾丸と化した『杖』の一撃が、
鮫の口内めがけて勢い良く打ち込まれた。

      グォォォォ………………!

かくして人食い鮫は退治され、ソラは報奨金を受け取る為に、
陸で待つ市長の下へ向かうのだった。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『迅速性』⇒『急速浮上』
『確実性』⇒『スピアフィッシング』

>>414(勇者)

地理的な面から言うと、この辺のエリアは割と初期の段階から行く事が出来る。
それゆえに、何も知らない冒険者達が、
十分な経験値や装備を整えない内に入り込んでしまい、
強力なモンスターの餌食と化してしまう魔の海域だ。
しかし、勇者は逃げも隠れもせずに、堂々と正面から近付いていく。
当然のように気付き、当然のように襲い掛かる鮫!
あの牙に食らいつかれたら、人体など容易く引き千切られてしまう!!

    ――――――ドグシャアッ!!

『モモゾノ』が『勇者』でなければ。
筆舌に尽くしがたい激痛が勇者を苛むが、その身体は『無傷』だ。
痛みを意に介さず即座に反撃とはいかないものの、
『覚悟』していた分だけ立ち直りは早かった。

      ズ ッ バ ァ ッ ! !

『聖剣』の切れ味と勇者の剛力。
それら二つが合わさり、『海の怪物』は一刀両断されたのだった。
『素材』と『経験値』は上々だ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『迅速性』⇒『魔法の鎧』
『確実性』⇒『会心の一撃』

417『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2023/06/12(月) 16:57:24

不利な環境を克服する方法がポイントになる問題。
どちらかというと鮫退治よりは、そちらがメインだろうか。
方法は違えど、全員が危なげなく解決した印象だった。

『安息』を持つ一抹PCや強固な『耐久力』を持つ勇者PCは、
積極的に攻める行動に出られるので、水中という環境は、
それほど戦力低下にはならなかったかもしれない。
ただ、今回は飢えた動物だったので、
やや『安息』は効きづらくなる方向で処理させていただいた。
反対に、斑鳩PCとソラPCにとっては、足枷の多い環境だったように思う。
斑鳩PCが使った自身を餌にした『鎖』の罠からのタンク破裂は、
一つの見本のように綺麗な流れ。
ソラPCは『浮上』を重ねて鮫の上を取ったのが好印象。

水中という相手が有利なフィールドを逆に利用したソラPCに《◎グッド!》を進呈したい。

《◎グッド!》ソラ『ステインド・スカイ』⇒PLマネー『一万円』獲得。

418『幸運のスタンドパズル』:2023/06/14(水) 18:19:06
◆問題名:『変態野郎Hチーム THE MOVIE』
◆出題者:甘城PL
◆主な状況:
今、スタンド使い達の間のトレンドは『自殺』!
自分達の持ちうる能力で如何にCoolな死に様を演出出来るかしのぎを削り合う、今一番Hotなスポーツで総合芸術だ!
だが、一回死んだら終わりの死はもう古い!今、自殺通の間での最新流行はズバリ寸止め!
自分を死ぬ寸前までぶっ殺して他界一歩手前で止める、これが中々力加減が難しいのだが上手く行くと爽快で気持ちが良い!

そこで君達は、アリーナが主催するスタンド使い達の『自殺大会』に出場する事になった
脳死だったり再起不能だったりすると獲得ポイントが高いぞ!生温い死に方する奴は失格!
優勝者には入院費1万円を授与!後の事は自己責任でどうぞ!

◆所持アイテム:そのPCに用意出来る範囲
◆成功条件:スタンド能力を活かした『自殺』をする、ただし死亡寸前で止めなければいけない
◆失敗条件:死亡する、または死亡寸前までいけない
◆備考:
>>283のリメイク
ヴィジョンのスペックだけで本体を殺すのは芸が無いので基本的には失格扱い
能力を活かしているのならそれでも可
場所・時間・状況は自由に設定可能
事前に『自殺』の演出をする為の仕込みをしておいても良い

419『幸運のスタンドパズル』:2023/06/16(金) 21:03:27
>>418
司会「参加者は0人ですね」
解説「まぁ、良いんじゃないですか?
   好き好んで自殺するアホが居なくて平和な事で…」
司会「それもそうっすね、星見町は今日も平和だなぁ」

だが二人は、この時思いもしていなかった
事態は、自分達が思っているよりも深刻になっている事に

アナウンサー「番組の途中ですが、たった今臨時ニュースが入りました」
司会・解説「「臨時ニュース…?」」
アナウンサー「世界中のスタンド使いが自殺チャレンジに失敗して死亡しました
       これによって世界人口が大幅に減少しました」
司会・解説「「何だって!?」」
アナウンサー「臨時ニュースをお伝えしました、引き続き番組をお楽しみください」

司会「これは大変な事になりましたね…」
解説「いや、これで良かったんだ、これで世界は救われた」
司会「えっ、どういう事ですか!?」
解説「考えてもみろ、わざわざ好き好んで自殺をするようなアホが一斉に大量にこの世から居なくなったんだ
   それは増加し過ぎた世界人口、食糧、エネルギー諸々の問題が一気に解消された事になる
   それにアホの遺伝子を後の世代に残さないという事にもなる」
司会「なるほど、つまり彼らは……自殺をする事で世界を救ったという事ですね!」
解説「そういう事になるな、我々は彼らの犠牲の元に救われたこの平和を守り続けなければならないな」

だが二人は気付いていなかった
スタンド使いが居なくなるという事は、アリーナの存在意義も無くなるという事に

そして、失業した二人は貧困に喘ぎながら餓死するのだった!

             HAPPY END

420『幸運のスタンドパズル』:2024/04/03(水) 19:07:59
◆問題名:『エロフォース・ワン』
◆出題者:甘城PL
◆主な状況:
ここは、星見警察署の取調室

ここでは今、ある被疑者に対して拷問を行っている
星見町では被疑者に拷問をかける事は主流の方法だ
拷問による自白は証拠として認められない?
余所じゃどうか知らないが、星見じゃ拷問は有効なんだよ!
小学校で習わなかったかな!!!???

しかし、今回の相手はかなり強情で中々口を割ろうとしない
そこで警察は秘密兵器を投入する事に決めた

スタンドを使った拷問のプロフェッショナル
令和の紅林麻雄こと君、コードネーム『エロフォース・ワン』だッ!!!!!!

スタンド能力を駆使してターゲットの口を割らせろ!
ただし、殺しちゃ駄目だ!殺したら情報を引き出せなくなる!
死なない程度にぶっ殺すのはアリだ!
じわじわと嬲り殺すのも良いし、精神的に痛めつけるのもありだぞ

成功すれば報酬として1万円は警察から支給されるぞ!
ルールを守って楽しく拷問!

◆所持アイテム:一般人が持っていても許される程度
◆成功条件:ターゲットの口を割らせる
◆失敗条件:ターゲットの心を折れない、ターゲットを殺してしまう等
      逆に言えば、死ななきゃ何をしても許される
◆備考:ターゲットがどんな人物か、どういう状況なのか、何を聞き出すのか
    大まかな設定は言い切りで決めてしまって良い
    好きなシチュエーションで好きに拷問しよう

421鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2024/04/05(金) 00:48:09
>>420
「よっ! 俺の名前は鷲見健治。フリーのスタンド使いってとこだ」

気さくな挨拶と同時に『2NDハンド・ファイア』を発現して先ずは拷問対象の顔面に一発入れて『赤熱』を発生させる。
最初はお試しコースの『500℃』で顔面を根性焼きだ。
煙草を吸って一分待っても口を割らないなら二発目で『1000℃』。

「俺のスタンドは中身まで焼きはしねェから安心してくれ。
 ずっと表面だけ『根性焼き』するだけだからよぅ」

まだ口を割らないのなら3発目で鉄さえ熔ける『1500℃』の超高温で顔面を『根性焼き』しよう。
これでまた一分待っても口を割らない場合は手袋を取り出し拳を打ち合わせて手袋に『赤熱』を生じさせる。

「なァ、アンタも煙草吸いてェだろぉ? 俺のオリジナル銘柄だ。
 咽び泣いて喜ぶだろうよ。あっ、リタイアは失禁で頼むぜ」

『赤熱』した手袋から生じる『黒煙』を吸い込んで拷問対象の鼻辺りに吹きかける。
吸い込めば肺やら何やらが幼児並みのパワーで内側から叩かれまくるだろう。
先に猿轡を頼んでおいたから自殺であの世に高飛びも叶わねェ。

「俺はギャングの鉄砲玉で恨みを買うことも多かった。
 だけどよぅ、俺が喧嘩より拷問が得意だと知った奴等はみんな
 して頭下げて戦うのを嫌がンだわ…」

「俺は喧嘩の方が好きなんだけどなァ〜」

暇つぶしに喋りながら定期的に『赤熱』が弱まったら一発ぶん殴る。
拷問対象の咳が治まったら『黒煙』を吸い込んでまた鼻に吹きかける。

『能力詳細』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/237

422グリム『グリム・ランタン』:2024/04/05(金) 21:54:32
>>420
「まず結論から言うと、お前はちゃんと『死ねる』」

無表情に、そして無慈悲に、拷問する相手に告げる。
そこを誤魔化しても仕方がないからだ。

「一度死んでから、『190時間』後に。それは俺のスタンドの持続時間と同じ長さだ。
 その時間だけ、『生きられる』。俺の能力で、お前は『生かされる』」

傍らに、スタンドが――『グリム・ランタン』が発現する。
首のない『騎士』のスタンド。それはまるで、死神めいている。

「世の中には――二種類の『拷問』がある。
 一つは『口を割らせる』為のモノ。これは難しい。殺してはいけないからだ。
 一つは『殺す』為のモノ。報復、見せしめ、刑罰――殺して良いから、簡単だ」

「だが――どちらにせよ、お前は『死なない』。『190時間』は。
 俺が何をしても。どんな事をしても。肉体と、尊厳と、お前が生きる為に必要なモノを全て剥ぎ取ったとしても――」

「――命の『火』だけは、消えない」

俺は、目の前で拘束されている少女の顔に手を当てて、親指で流れる涙を拭ってやった。
彼女は猿ぐつわをされており、今はその荒い呼吸音しか聞こえない。

「まずは『1時間』だ。耐えてみてくれ。
 そうしたら、『聞かせて』貰う。お前の選択を――」

「――安心しろ。まだ『死なない』」

423『幸運のスタンドパズル』:2024/04/11(木) 18:12:56
>>421
『2NDハンド・ファイア』の拳で拷問対象の顔に触れる。

              ジュー…


『500℃』


相手もこれまで幾度も修羅場を潜り抜けてきた筋金入りのヤクザだ。
表皮をちょこっと焼かれる程度では音を上げたりはしないだろう。

が…


『1500℃』


「……ッ!!」


顔面の頬肉が音を立てながら焼かれていくのが分かる。
その部分のみが熱々の鉄板の上に乗せられているような
生きたまま焼肉されているような感じだ。
ただし、食べるために焼いているわけじゃないので……
肉が焦げてしまってもお構いなし。
顔の肉から漂う焦げた肉の悪臭が鼻の奥に入り込み吐き気に襲われる


『1500℃』


表皮のみとはいえ、鉄が融解するほどの高温に晒される
この世で味わうお試し版焦熱地獄といったところだろう。

極めつけは鷲見オリジナル煙草


顔に吹きかけられ、鼻孔から体の中に入ってくる『黒煙』
赤ちゃんにペチペチされる程度のそれは普通なら大したものではないが
体の内側から叩かれては話が違う。
寄生虫に内側から肉を、内臓を食い荒らされるような痛みが拷問対象を襲う。

猿轡を嚙まされているために、咳をして吐き出す事も出来ず…

ゴホッ、ゴホッ

咳をすると猿轡で口が塞がれているせいで喉に大きなダメージが反射してくる


「―――〜〜〜……ッッ!!!」


声にならない悲鳴とともにリタイアを表明した



          ⇒『CLEAR!』

トロフィーを獲得しました!
☆ジュウジュウにくコース
☆ヤニカス

424『幸運のスタンドパズル』:2024/04/11(木) 18:13:41
>>422
どれだけの時間が経ったのだろう?

人間の感覚というのは不思議なもので
楽しい時間はあっという間に、苦しい時間は長く感じるらしい。

『190時間』
ただでさえ長い時間だというのに、拷問の時間となると……
たったの1分でも少女には1時間のように感じられる。


「いッ…た……」
「あァ……め……」

何が言いたいのだろうか?
永い、永い時間の中で絶えず続く拷問
本来なら100回以上は死んでいるであろうそれを受け続けていればそうもなろう。


――『命の延長』
『死神』のような姿の『グリム・ランタン』が持つ能力
『死神』とは、命を終えた魂をあの世へと導く存在だが
命を管理する存在であるが故に、命を延ばす事も出来るのかもしれない。

だが少女からすれば、『グリム・ランタン』は
無間地獄で自身を苛む悪鬼のように見える。


永遠に続くような苦しみの果てに『死』という希望が待っている。
少女には、耐えた。
『1時間』

彼女には絶対に話してはいけない秘密を守る為に。


………
あれから何時間経ったのか少女にはもう分からない。
思考する能力はもはやとっくに失われていた。
それでもここまで耐え続けられたのは、大切な約束があるから

そして『死』という希望をチラつかせられていたから

だがそれも、もう限界が来ていた。
いくら耐えても訪れない希望を掴むために彼女は


「お…ネガイします……
 ハナすから…死なせて……」


――――『189時間』
    残り1分の事だった




          ⇒『CLEAR!』

トロフィーを獲得しました!
☆無間地獄
☆涙を拭う

425『幸運のスタンドパズル』:2024/04/11(木) 18:15:10
総評

この度は両名ご参加ありがとうございました
ここから個人的な評価をさせていただきます
なお、拷問対象に関してはお二人共詳細な描写はされていなかったので
こちらである程度勝手にキャラ付けさせて頂きました


鷲見さん
特に細工せずとも能力を使って殴るだけで拷問になる
元から拷問向きの能力
飾り気の無いシンプルな根性焼きだが徐々に温度を上げていくのが効果的
決まり手は体の内側からジリジリとスリップダメージを与える回避不能の黒煙

鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』⇒報酬『一万円』



グリムさん
対象の延命という、本来守るための能力を拷問に使う悪趣味でえげつなさ

どういう拷問を行うのか具体的な事は一切書いていないが
この場合、描写しない方が
一体何をされるのかという想像力を掻き立てられてグッド

涙を拭う絶妙なキモさも見逃せないポイント

グリム『グリム・ランタン』⇒報酬『一万円』+優秀回答『一万円』

426『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/04/29(月) 14:15:45
◆問題名:『お嬢様と接待ゴルフ』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは『令嬢の世話係』として、『富豪の屋敷』で働いていた。
今日は屋敷を飛び出し、郊外の『ゴルフ場』を訪れている。
当然のように『貸し切り』なので、他のプレイヤーは一人もいない。

「フフフ!私をガッカリさせないで頂戴ね!」

特注の最高級クラブを握った令嬢が得意気な表情を見せる。
しかし、彼女は『超』が付く程の『ド下手クソ』だ。
果たしてボールがカップインするまで、
どれだけ打数が掛かるか分かったものではないだろう。

「『ティーショット』は、あなたから打つ?」

そして、これは単なるゴルフではなく、令嬢を満足させる為の『接待ゴルフ』。
すなわち『令嬢を勝たせなければならない』が、
あからさまに手を抜いたりすれば、却って機嫌を損ねてしまう。
令嬢に気付かせる事なく、あくまでも自然に負ける必要がある。

◆所持アイテム:ゴルフ用品一式(不自然な物品でなければ言い切り可)。
◆成功条件:気付かれずに令嬢を勝たせる。
◆高評価ポイント:なるべく令嬢を待たせず、バレにくい方法が望ましい。
◆失敗条件:露骨に手を抜いたプレイは気付かれる。
◆備考:場所はゴルフ場のコース。
    その他の詳細は現実的な範囲で言い切り可。
    ルールは実際のゴルフと同じく、
    より少ない打数でボールをカップに入れた方が勝ち。

427『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/05/02(木) 18:37:12
◆問題名:『お嬢様と接待ゴルフ』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは『令嬢の世話係』として、『富豪の屋敷』で働いていた。
今日は屋敷を飛び出し、郊外の『ゴルフ場』に来ている。
当然のように『貸し切り』なので、他のプレイヤーは一人もいない。

「フフフ!私をガッカリさせないで頂戴ね」

         ザ ッ

最高級クラブを握った令嬢が、『フェアウェイ』に立って得意気な表情を見せる。
しかし、彼女は『超』が付く程の『ド下手クソ』だ。
ボールが『カップイン』するまで、
どれだけ打数が掛かるか分かったものではないだろう。
そして、これは『ただのゴルフ』ではなく、令嬢を満足させる為の『接待ゴルフ』。
すなわち『令嬢を気持ち良く勝たせなければならない』。

    「『ティーショット』は私からよ!」

                    ――――――グォンッ!

『先行』を宣言した令嬢が勢い良くクラブを振り上げ、
渾身の力を込めた『フルスイング』を繰り出す態勢に入る。
ゴルフにおいて、『第一打目』である『ティーショット』は非常に重要だ。
逆に『ここ』さえ上手く乗り切れたなら、後は何とかなるだろう。
飛距離だけは中々のものなので、真っ直ぐ飛べば『グリーン』の手前に落ちるが、
狙いの精度が最悪な令嬢の腕前では、
『池ポチャ』か『バンカー』になるのは目に見えていた。
令嬢のプライドを傷付けて機嫌を損ねないように、
こっそり手助けして『軌道修正』してやる必要があるようだ…………。

◆所持アイテム:ゴルフ用品一式(不自然な物品でなければ言い切り可)。
◆成功条件:令嬢に気付かれないようにティーショットを手助けする。
◆高評価ポイント:令嬢はクラブを振ろうとしているので、
         それに間に合うような方法が望ましい。
         事前の準備は言い切り可。
         また、出来るだけバレにくいほど高評価。
◆失敗条件:令嬢に気付かれやすい方法は失敗する可能性が高い。
◆備考:場所は一般的なゴルフ場のコースで、地面は全体的に芝で覆われている。
    周囲には木々・草むら・池や、
    カップの位置を示す旗・砂で満たされた窪地などが見えた。
    その他の細部は現実的な範囲で言い切り可。

428エリー『サドゥンリー・アイ・シー』:2024/05/05(日) 15:27:19
>>427
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/149

令嬢のお世話係をさせられているのはエリー
年齢は5歳
エリーが被っている帽子はベースボールキャップだ
ゴルフをしに来たのに野球帽?妙だな…

さて、ゴルフ場に他のプレイヤーはいないが
キャディーだとかはちゃんと居るわけだ

クラブを持ち上げ、大きく振りかぶる令嬢
令嬢は当然目下のボールに集中が向く

この瞬間だ、エリーは野球帽を目深にかぶり…

                 『隠影』

帽子のツバから影が落ち、エリーの姿は影に包まれる
こうなると周囲の生物からエリーの姿は認識されなくなる

突然エリーが居なくなったら令嬢は不自然に思うだろうが
そこはキャディーとかに誤魔化してもらう事にする

「はぁ…無駄に飛ばしや…」

令嬢のかっ飛ばしたボールを追いかけ、転がったボールを手動で軌道修正
何も不自然には見えないな!
このままホールインワンさせちゃいかんのか?

「チカレタ…」

429芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2024/05/07(火) 13:45:31
>>426-427(俺は天邪鬼なの。だから、常時機嫌よくとかは無理だね)

(能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1519310970/62)

持ち物:下記の入れる宝石箱

「これで……+18、+19か? なー、お嬢様よ。もー、いいかげん帰らね?
 最初から踏んだり蹴ったりだったじゃん? 天候は霧かかって視界最悪だし。
ゴルフ行き成りやろーって、なに気まぐれかましたかと思ってたら
非売品の金かメタリックの『輝くゴルフボール』を自慢したかったのわかるけどよ。
 でも、それ最初の一打でどっか行ったじゃん? 見つからねーじゃん?
連れてきた使用人の数とかじゃ探しようねーし。この両親のゴルフ場、最近はろくに
整備してなかったからでゴミも鳥も多いしで、もー俺ってば持ってるピッチングウェッジで
お嬢様の頭をピッチングしてやってもいーんじゃねーかと思うのよ」

『しれっと殺人予告!? おまえ懲戒とか以前に此処で物理的に首切られたいのかよ!
あと、ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!
 ……あ、文章でウィゴーちゃんって言ってるかと思っちゃった……///』

「性的アプローチウェッジ・ウィゴーちゃん?」

『ころすぞ』

 まー、場所は普通のゴルフ場。しーて言うなら今日は結構霧が深め。
最初に打ったキラキラ光るボールは、今や何処やねんって事で
お嬢様の機嫌は、もう黒い衝動が出しかけてるぜ。願いアストロどうなるのかね?

『やっと、ゴール地点近く。ま、まー気を落とさないでください、お嬢様。
 今日が不幸でも明日は良い事が。……うん? ピン地点に鳥やゴミがメッチャ多い!
 しっしっ!【ズギュン】 まったく何で、こんな』

 「お    ・・・お゛   おい……こ、こりゃあ!」

 んで、奇跡かね? カップ(ゴルフ穴)の真近くにあった汚れたカップん中に
『きらきら輝くボール』が収まってんの。

 『こ、これは……!』

「か、カラスだ。カラスの野郎が最初に打ったボールを咥えて
この近くの巣に持って帰ろうとしたら、いま群がってた別の奴と
争い合って転がって入ったんだ……って、事はだぜ!?
 この……最初の黄金ボールでの、お嬢様の戦績は………
 バ    【バーディ】…………!!!」

 要約:お嬢様がきらきらボール打つ。すかさずウィゴーちゃんが
宝石箱に『過去改変』

 その後は、だらーっとお嬢様のへっぽこゴルフを野次る。
 どうにかこうにか、先にゴルフ場のカップ近くに仕込ませてた餌と
宝石箱に入れる前に、あらかじめ移してた汚れたカップ『ゴルフ場カップ近く仕込み済み』
にボール入れた頃まで、ウィゴーちゃんと追い払う途中で過去改変。
 
カラスと一緒に奇跡のサギは居たって事だよな?

 『説明文であろうと、ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトを
略称するのは断じて許しません!』
 
 「いいじゃん。もう今日は主戦男優賞と女優賞を総なめだよ」

430『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/05/10(金) 15:00:35
>>428(エリー)

この瞬間、令嬢の意識はボールに向けられている。
故意に注意を引かない限り、エリーに気付く事はない。
同行している『キャディー』も令嬢の性格は知っているので、
適当に口裏を合わせてくれるだろう。

    ドッヒュゥゥゥ――――――――――ッ!!

豪快に打ち込まれたボールは、カップとは全く違う方向にカッ飛んでいく。
見る見る内にグングン伸びる打球!
ゴルフ場をバッティングセンターと勘違いしているのか?
クラブよりバットを持たせた方がいいのかもしれない。
ともかく何とかするのがエリーに与えられた仕事だ。

         フ ッ …………

『陰影』の発動によって、エリーの姿は他者の視界から消失する。
自分の足で行き来する手間はあるが、さながら舞台の黒衣のように、
ボールの行く末を秘密裏に修正する事が出来た。
当の令嬢には全く気付かれていない。
なんなら『ホールインワン』させる事も出来るが、
明らかな別方向に飛んだ事実は残ってしまう。
結果を納得させられるだけの『裏付け』は必要だろう。

「フフン!いい所に落ちてるじゃない!あと一、二打でいけそうね!」

           スッ

     「さ、次はエリーの番よ!」

今度は令嬢がエリーに『ティーショット』を促す。
五歳の子供相手に大人気なく上機嫌だ。
彼女は自分が手助けされている事など知る由もなかった。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『速やかに対応する』⇒『ボールガールは楽じゃない』
『令嬢に気付かれない』⇒『影の立役者』

>>429(芦田)

「ぐぐ…………!!
 あなたが横でゴチャゴチャ言うから調子が出ないのよ!
 打つ時は静かにするのがマナーなんだから!」

令嬢の機嫌は、すこぶる悪かった。
今までの華々しい戦績も、こっそりと使用人の誰かが手助けした結果であり、
それがなくなった途端に駄目になってしまう事は避けられない。
疑問を差し挟む余地もない当然の流れだ。

      「は…………?」

              「え…………?」

予想もしない場所から現れた『純金製のボール』に、令嬢は目を丸くする。
二人からの説明を受けても、あまり状況が飲み込めていないようだ。
しかし、まもなく『よく分からないけど何か凄い事をした』という考えに至ったらしい。

「フフン!まぁ、私くらいになると、普通のゴルフじゃ物足りなくなってくるのよ!
 お陰で滅多にない場面が見られたでしょう?」

『過去改変』は一瞬かつ確実。
不確定要素があるとすれば、仕込みの餌に対するカラスの反応など、
生物の動きまでは把握しきれないところか。
だが、今回は気付かれる事なく済んだようだ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『速やかに対応する』⇒『時間差トリック』
『令嬢に気付かれない』⇒『ミラクルショット』

431『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/05/10(金) 15:05:12
>>430

おそらく、何らかの方法でボールの軌道を変えるというのが、
最もオーソドックスな方法ではないだろうか。
遠隔操作のヴィジョンや飛び道具を持つスタンドであれば、
有利に動く事が出来たかもしれない。
エリーPCは堅実な立ち回りで粗が少なく、
芦田PCは能力を活かした変則的かつ大胆な対応で、
両者が対照的な解答になったように思う。
キャディーを味方に引き入れて時間稼ぎをさせたエリーPCの行動は、
補強案として無理がなく、ベターなものだったと感じた。
それに対し、芦田PCの解答は絵的な面白さが際立っていたが、
フィルムの切り取りと挿入の内どちらを行ったか分かりにくい場合があるので、
出来るだけ明記するのが好ましいと考える。

今回は総合的な僅差で、エリーPCに《◎グッド!》を進呈したい。

《◎グッド!》エリー『サドゥンリー・アイ・シー』⇒PLマネー『一万円』獲得。

432『幸運のスタンドパズル』(出題:太田垣):2024/09/09(月) 08:54:14
◆主な状況

君の部屋に、見覚えのない手紙があった。

========================
 『★★★★(解答者はここに任意の施設やイベント名を入れよう!)』
 の関係者に告ぐ。

 爆弾を仕掛けた。
 9月1日のありとあらゆるイベント、行事について、
 これを中止せよ。
========================

手紙から目を離すと、
別の手紙があるではないか。
さっきまで無かったのだが。

==========================
 最初の予告状は読んだか?
 『★★★★(解答者はここに任意の施設やイベント名を入れよう!)』
 に送り付けたものだ。

 俺様のスタンド能力なら、楽勝なんだ。
 誰にも、警察にもバレずに『爆弾』を仕掛けられる。
 これまでそうしてきた。界隈で評判の爆弾魔なんだ。

 しかしだ。9/1、俺は別件で動けそうにない。
 このままじゃ評判が台無しだ!

 代わりにやってくれ。
 『爆弾』はすぐに送る。
 爆弾を使わずとも、『確実に爆弾があった』と『報道』さえあれば、
 爆発騒ぎ、大がかりな芝居、ニュースの改竄、何でも構わないぜ。

 俺のスタンドは、いつだってお前を爆殺できる。
 従った方が身のためだ。
==========================

手紙から目を離すと、
君の目の前に、
さっきまでは無かったはずの『小包』が……!

433『幸運のスタンドパズル』(出題:太田垣):2024/09/09(月) 08:55:15
>>432
◆状況の詳細

・『★★★★(解答者はここに任意の施設やイベント名を入れよう!)』
 には、解答者で任意の施設や、イベント名を入れてよい。

・君の部屋にある『小包』は開いてみると『爆弾』っぽかった。
 見た目、寸法、威力、仕組み、
 そもそも本物なのか偽物なのか、
 どれも解答者が自由に決めてよい。

・手紙にある通り、
 そこに『爆弾があった』と『報道』されるなら、
 『爆弾』を使う必要はないらしい。
 ガス爆発でも、自演での爆弾騒ぎでも、
 報道さえあれば手段は何でもよさそうだ。

・もし犯人に従って爆弾騒ぎを起こすとして、
 君は警察に目をつけられたいだろうか?
 その場にいた正義のスタンド使いに制裁されたいだろうか?
 …………君に疑いがかからない形が望ましいだろう。

・二通の手紙、爆弾の小包、
 どれも、君の目の前に、いつの間にか出現していた。
 これが爆発0.1秒前の爆弾だったら?
 犯人のスタンド能力が解らない以上、一端は従った方がよさそうか。

・自称爆弾魔のカスについて、能力や詳細など特に設定はない。
 解答者の方で好きに決めて好きにブチのめして構わない。
 なんなら手紙の命令に従う必要もない。

434美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2024/09/09(月) 17:30:27
>>432-433(『幸運のスタンドパズル』(出題:太田垣))

本体の声を収音し、音響機器から出力する。
出力に使用した機器は本体の『ファン』になり、『情報』を貢ぐ。

『プラン9・チャンネル7』
破壊力:― スピード:― 射程距離:A(120m)
持続力:B 精密動作性:― 成長性:B

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/91

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「――――――信じられない。
 『爆弾騒ぎ』だけでも重罪なのに、
 『予告不履行になるから代わりに仕掛けてこい』ですって?」
 
    「私を本気で怒らせてタダで済むと思わない事ね」

『手紙』で指定されていた場所は『海浜公園』だ。
この場所で『ロックフェス』が開催される事になっており、
会場に『爆弾』を仕掛けるというのが『爆弾魔』からの指示である。
非常に腹立たしい事だが、美作は従わざるを得なかった。
『プラン9』には『犯人に立ち向かえる戦闘力』も、
『犯人を突き止められる調査能力』もないのだから。
だからこそ、都合のいい『駒』として選ばれたのかもしれない。

(まずは『スタッフ』にハケてもらわないと…………)

美作が目を付けたのは『セッティング前のスピーカー』。
当然、まだ『電源』は入っていない。
これを利用しよう。

          ズ ギ ュ ン ッ

肩の上に『機械仕掛けの小鳥』――『プラン9・チャンネル7』を発現し、
ライブ用に用意された『大型スピーカー』を『能力対象』に捉える。

    【コホン――――――】

             【――――――ゴホン】

スピーカーを通して、本体の『咳払い』を会場内に流す。
『予告状』を受け取っているスタッフ達は、おそらく緊張した状態にあるだろう。
そういう時、人は些細な変化にも敏感に反応する。
『電源の入っていないスピーカーから音が聞こえる』というのは、
十分に『奇妙な事態』のはずだ。
自然な流れとして、そちら側に注意が向けられる事が予想できる。

        ス ッ

その『小さな混乱』に乗じて、会場の死角に『爆弾』を設置した。
だが、『爆弾魔』の思い通りになるのは『ここまで』だ。
この美作くるみの前で、1人たりとも『犠牲者』は出させない。

435美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2024/09/09(月) 17:32:35
>>434

(そんなに『報道』されたいなら――――『私』がしてあげるわよ)

注意深く視線を巡らせ、『防災行政無線』の『屋外拡声器』に狙いを定める。
非常時の設備である『屋外拡声器』は、人が集まる場所に設けられている事が多い。
つまり、ここ『海浜公園』も例外ではなかった。

    【 お集まりの皆様、よぉく聞いてちょうだい 】

    【 この会場に『爆弾』が仕掛けられているの 】

  【 嘘だと思うなら、今から言う場所を調べてみる事ね 】

   【 私の話が理解できた人は『今すぐ』逃げるのよ 】

『屋外拡声器』の伝達範囲は、平均して『半径300m』程と言われている。
この『臨時放送』は確実に『全員の耳』に届く上に、
突然の『電波ジャック』という異常事態によって、
人々の注目は『屋外拡声器』に集中するだろう。
その間、美作自身は誰にも見られる事なく、
会場から遠ざかる事が可能になるという寸法だ。
無論、これだけ派手にやれば間違いなく『報道』されるので、
『爆弾魔』が希望した通りの結果にも繋がる。
だが、それに見合った『有名税』は払ってもらおう。

     ――――――憎き『爆弾魔』を決して『逃がしはしない』。

駐車場に向かって歩きながら、『屋外拡声器』の出力を、
『通常音声』から『スタンド音声』に切り替える。

《 ここに居合わせた『スタンド使い』の皆、お願いだから『私の話』を聞いて 》

『プラン9』には『爆弾魔に立ち向かえる戦闘力』も、
『爆弾魔を突き止められる調査能力』もない。

《 この町に『スタンド使いの爆弾魔』が潜んでる。
  『予告は出したけど別件で動けないから代わりに仕掛けろ』と手紙で脅された。
  こうして『注意喚起』している私が『真犯人』じゃない事は分かって欲しい。
  件の手紙は客席に置いてきたから、それを見てもらえば事情は把握できると思う 》

だが、『爆弾魔に立ち向かえるスタンド使い』や、
『爆弾魔を突き止められるスタンド使い』を動かす事は出来る。
彼ら『正義のスタンド使い達』が『然るべき報い』を与えてくれるはずだ。
『ペンは剣よりも強し』。
この『情報拡散能力』こそが『プラン9』の真髄。
『美作を敵に回す行為』は『星見町を敵に回す事』にも等しい。

  《 それから――――ねぇ、どこかで聞いてくれているかしら?
    私は『あなた』に話しかけてるのよ。
    たった今、私が紹介してあげた『爆弾魔』の『あなた』にね 》

駐車場に停めてあったスクーターのシートに腰掛け、エンジンを始動させる。

《 誰にもバレずに楽勝で切り抜けてきた『犯罪者』が、
 『この町のスタンド使い全員』を敵に回して、
 いつまで逃げ続けられるか楽しみだわ 》

436有鹿 真冬『アルカディア』:2024/09/09(月) 23:26:46
『巌窟王vs爆弾魔』

『能力詳細』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/251-253

屋敷のサンルームで昼寝をしていたら届いた手紙。
そのまま二度寝を決め込んだら何と爆発物が有るではないか!
だが、真冬はこの刺激的なシチュエーションにワクワクしていた!
映画の主人公のように爆弾を解体できることに興奮している!

「『アルカディア』ッ! 『爆弾』を『凍死』させろ!」

呼び出されて早々に色変わりと鹿角の破砕に『アルカディア』は耐えながら『爆弾』を『凍死』させた。
こうなれば『爆弾』の機能は全て死に絶え何をされてもどうしょうもない。
開封しただけで危険なのに誰かに頼るなど愚の骨頂。
真冬は他のスタンド使いを巻き込むことを良しとはしなかった。

「ペンチ! ハンマー! フッハハハハハハ! スリリングだ!」

爆弾の配線はグチャグチャに断ち切られ機械部分はハンマーで徹底的に破壊された。
スッキリした真冬は3度寝に入った。爆弾を抱きしめて。
後日、普通に警察に爆弾を受け渡して指紋で犯人は割り出されて捕まったとさ。

437一抹貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2024/09/09(月) 23:43:08
『相手が悪かった』

『詳細』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/188

いつも通り寂れた教会を掃除していたら謎の小包が置かれていた。
中から聞こえる機械音に嫌な予感をしながら開封すると…

「来たな…毎年恒例の命の危機…」

早々に『慈悲の刃』を出して配線を延陵なく斬っていく。
『慈悲の刃』は『機械』にも斬られたことを感知させない。
機械音が停止するまで配線を斬りまくり数分。

「終わったー! よし! 相手が悪かったですね!」

そのまま警察に爆弾を持ち込み指紋から犯人は割り出され爆弾事件は終わった。
犯人はピンポイントで爆弾を解体できる一抹に爆弾の扱いを任せたのがよくなかった…

438『幸運のスタンドパズル』(出題:太田垣):2024/09/10(火) 03:54:25
>>434-435 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』

ザワザワザワ
「本当に決行されるんですか」「卑劣な思惑に乗ってたまるかよ」
「名札を付けてない人はいませんか」
「搬入車ぜんぶ洗え」「怪しいものがあったらすぐに逃げてください」

>    【コホン――――――】

>             【――――――ゴホン】

  「きゃあっ」

通電していないはずのスピーカーからなぜか『咳払い』の音。
不安がピークに達したスタッフからは悲鳴が上がり、首をかしげる音響担当者。

明らかな異常事態であり、人々の目が数十秒、そちらに向いた。

思い返せば、『実行犯』が『爆弾』設置したのはこのタイミングだったのではないか、
と、のちに警察関係者は語っている。
現場にいても違和感のない『芸能関係者』がクロだ、との説も挙がったが、
のちに『犯人』が、『特殊な形』で確保され、有耶無耶になった。

>  【 お集まりの皆様、よぉく聞いてちょうだい 】
>  【 この会場に『爆弾』が仕掛けられているの 】

  「マイクは繋がってない、どこから?」 「公園の拡声器だ」

>  【 嘘だと思うなら、今から言う場所を調べてみる事ね 】
>  【 私の話が理解できた人は『今すぐ』逃げるのよ 】

 「………処理班を指定のポイントへ!!!」「こっちです!避難してください!」

スタッフの避難、警察の対処、人々が慌ただしく動き始める。
そして、

>  《                                    》

『無音』に聞こえるのスピーカーに耳を傾ける者たちがいた。

>  《                 

                                       》


小さな二輪を駆る『美作くるみ』の姿を見て、頷く男、女、少年少女、獣、人ならぬ存在……
…………この町の『スタンド使い』たち。

『犯人』は、影響力が高く、なおかつ無力な『駒』を見つけたつもりだったのだろうが、
それは大きな間違いだった。
のちに、犯人は『再起不能』の姿で見つかり、身柄を拘束された。

==========================================

リザルト ⇒『CLEAR!』
規模が大きくかっこいい。
こういった場での爆破予告の場合、『警察』や『警備』が配置されていそうで、
開けた屋外の会場、監視網を抜けて『死角』に爆弾を仕込むのって本当にできるのかな、と引っ掛かったが、
美作さんの場合は、捜査用の無線機を乗っ取って攪乱とかしてそう。

439『幸運のスタンドパズル』(出題:太田垣):2024/09/10(火) 03:55:33
>>436 有鹿 真冬『アルカディア』
>>437 一抹貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』

君たちの能力は『爆弾』に対しての相性が最高だ!
無事爆弾を無効化し、あとは警察に任せることとした。

犯人は簡単に特定された。
爆弾が一般人宅にあった旨が、テレビとかネットニュースとかに流れた。

………数か月後。

日常に戻った君の目の前に再度出現する『手紙』
そして、『爆弾入りの小包』。


======================

 拝啓。いかがお過ごしでしょうか。
 俺様です。指紋を残すアホの爆弾魔の俺様です。

 先日の強迫文の件についてなのですが………
 俺様は、自宅で…『爆弾解体』…みたいな小さい規模のじゃなくて
 大きめの施設で……『爆弾設置』とか…大がかりな奴…見てみたくて……

 スタジアムとか、学校とか、自宅以外の場所で、
『報道されうる規模の爆弾騒ぎ』を起こしていただけないでしょうか……?
 別に爆発そのものを起こさずとも、
 お得意の『爆弾解体』のあとに、どこかに置いておいて、
 警察に見つけてもらう、でも構わないんです。

 そういうのを見たかったんです。はい。

 皆様のようなスタンド使いが、
 正体不明かつ、逆らうとヤバそうな命令に、ひいこら言いながら
 誰にも疑われないように『爆弾騒ぎ』を起こす、ドタバタやクールな姿がみてみたくて…。
 
 これは俺様の曖昧な出題がよくなかったのだと反省しております。

 それと、お二人の行動について、
 俺様の『瞬間移動で爆弾を送り付けられる能力』への警戒が足りないように見えていて、
 爆発寸前の爆弾、就寝中にやられる可能性、建物自体への発破、あなたの身内への攻撃、
 歴戦のスタンド使いの皆様なら、一旦は各種リスクを想定し、
 強迫に従っていただけるものかと思っていたので、意外でした。
 
 まあ、それが結局できないから、こうして俺様は逮捕されてるんですよね。

 えへへ。

 そんなわけで、俺様の瞬間移動のスタンド能力でも、
 豚箱の奥の奥じゃこれが精いっぱいでして、
 無期懲役か死刑か、とにかくこれが最後の連絡です、ご安心ください。

 無理強いは致しませんが、
 かっこいい別解を魅せていただけると幸いです。

 敬具
======================


アホがなんか別解を要求しているみたいだ。
君は手紙を破り捨て、爆弾を解体し、日常に戻ってもよい。

440『幸運のスタンドパズル』(出題:太田垣):2024/09/16(月) 04:37:16
>>439
別解など無いようなので
真冬、 一抹のふたりは、手紙を特に気にせず日常に戻った、という裁定となる。

>>436 有鹿 真冬『アルカディア』
>>437 一抹貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』

リザルト ⇒『CLEAR』
君たちは爆弾魔の矮小な企みに乗らず、状況を乗り越え、生存した。
ただでさえ荒事まみれの日常、
いちいち気を張ったり、劇的な解決なんて、必要ないのだ。

=========================================
総評

たくらみに乗るかは好きなように設定してよい、との出題をしたが、
解答としてやって欲しいことをやってくれているか、
敵を侮らす策を練る『強いスタンド使いらしい行動』だったかを考え、
美作くるみ氏に《◎グッド!》を送りたい。

《◎グッド!》美作くるみ『プラン9・チャンネル7』⇒PLマネー『一万円』獲得。

441『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/09/16(月) 11:58:09
◆問題名:『お嬢様と森の貴婦人』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは『富豪の屋敷』で働いている。
そこに暮らす『令嬢』の世話係だ。
しかし、今回の舞台は『屋敷』ではない。

         ザワッ…………

『彼』あるいは『彼女』は、背中に荷物を背負い、
『画素数1億』という『超高級カメラ』を携えて、
鬱蒼とした『熱帯雨林』の中を歩いていた。
ふと気配を感じて視線を向けると、遠くの木々の間に『奇妙な動物』が見える。
馬に似た体型だが、四肢に『縞模様』が入っていることが特徴的だ。

     『絶滅危惧種』――――――『オカピ』である。

事の始まりは10日前に遡る。
その日、お嬢様に付き合って『ディスカバリーチャンネル』を視聴していた。
ちょうど『世界三大珍獣』の特集が組まれていたのだ。

「ねぇ、『オカピ』は『森の貴婦人』って呼ばれてるのよ。
 優雅な私に相応しいと思わない?思うわよね?」

この一言が発端となり、急遽『現地』に飛んで、
『オカピの写真』を撮ってくる羽目になってしまった。
大きく引き伸ばした高精細のパネルを、自室の壁に飾りたいらしい。
しかし、そう簡単には見つからず、ひたすら森の中を探し歩いた果てに、
運良く遭遇することに成功したのだ。

さて、ここからが本題だ。
もちろん『写真』を撮るのだが、『お嬢様からの追加注文』があった。
出発前に持たされた『衛星電話』で、次のように指示されている。

「そうそう!なるべく『近い距離』から撮ってきて。
 オカピは警戒心が強い動物だから、ビックリさせちゃあダメよ。
 それから『自然なままの姿』がいいわ。
 無理やり押さえつけて撮るなんていうのはダメ!
 じゃあ宜しくね!」

          ――――『そういうこと』だ。

なるべく『間近』で撮影し、出来るだけ『自然な姿』をカメラに収めなければならない。
まだ気付かれていないが、もし迂闊な行動を取ろうものなら、
即座に逃げられてしまい、二度と『シャッターチャンス』は訪れないだろう。
何かしら、有効な『策』を用意する必要がありそうだ。



◆所持アイテム:超高級カメラとキャンプ用具およびサバイバル用品。
◆成功条件:オカピの写真を撮る。
◆高評価条件:出来るだけ自然な姿を、なるべく間近で撮影する。
◆失敗条件:無策で接近したり大きな音を立てるなど、
      気付かれやすい行動や驚かせるような真似をすると、
      オカピに逃げられてしまう。
◆備考:場所は熱帯雨林。
    見渡す限り高い樹木が立ち並んでおり、オカピは10m先にいる。
    その他の細かな状況は自由。

(※現在、板の流れが緩やかなので、この問題は2週間ほど受け付けます)

442常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2024/09/26(木) 01:34:22
>>441
『裁縫道具』を発現し、加工した物を『手縫い化』…ヌイグルミのように変える能力
詳細 ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/47

「―――――――かしこまりました!!!!!!!!!!」
「この俺!!お嬢様のため!!!!必ずやこの常原!!!
 必ずや『激写』して参りますよ!!!うおおおおおおおおおおおお!!!!」

 ツネハラ     メ イ ド
『常原ヤマト』『家政婦』、
大柄でムチムチ肉付きのいい肢体、
パッツパツのメイド服はフリルでフリフリ、
編み込みヘア、眼帯。 成人。 筋肉質男性。
『お嬢様』の言う事に一も二もなく従うパワー型世話係は、
勢いのまま屋敷を飛び出し海を渡り、ジャングルへと潜入したのであった!


「(……『迷彩』を作らねば………布地3つで生地の用尺は足りるか……)」

事前に、コケや植物の生えた地面、倒木などを3つ、『手縫い化』。
ヌイグルミのようになった樹皮や地面は『布地』、草やツタは『糸』のようになるであろう、
これを能力で出した『布切りハサミ』で切り出し、
能力と、自前の加工技術で裁縫する………

作るのは、『ギリースーツ』。
頭に被れるフードさえあれば、今着ている服に布地を縫い付ける程度の加工でも機能はするため、
加工難度は高くないはずだ。
カメラのレンズ以外を覆うカバーも作れるとよい。
『本物』で作っているため、擬態のクオリティは高いはずだ。
大きな音が鳴らない程度に、そのへんの枝や葉などを縫い付けてもおく。

 「………………」
        モフ  モフ

そして、終始『自分自身』を『手縫い化』し行動する。
ヌイグルミのような体は当然『軽く』、『足跡』『足音』を減らせる。

また、ふわふわのヌイグルミボディは代謝が(おそらく)存在しなさそうなため、
人間の臭い、熱帯での発汗が抑えられている………といいな。

迷彩、足音の静音化、あわよくば消臭。
これで存在感を消して探索、ターゲットに接近、
発見の喜びで叫び出したいのを抑え、撮影を行う………!!!

443鷲見 健治『2NDハンド・ファイア』:2024/09/27(金) 01:36:24
>>441
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/237
元ギャングの鉄砲玉は汚れ仕事専門だが風変わりな仕事が回ってきた。
ちとばかり離れた位置のシマウマに似た珍獣を激写してこいというのが今回の仕事だ。
今の鷲見は迷彩服を来た密林の狩猟者だ。

「行くぜッッッ!!」

気づかれたら大爆走をして頭に『赤熱』を叩き込んで即座に解除。
衝撃のみが伝わり一切オカピが傷つかない鷲見流の狩猟方だ。
後は、地元の小屋に入れて生活サイクルで良いと思ったものを撮っていくだけだ。
たまには放牧して雄大な自然をバックにした写真を撮るのも悪くないだろう。

444<削除>:<削除>
<削除>

445有鹿 真冬『アルカディア』:2024/09/27(金) 03:24:38
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/254-260
幼馴染で歳も近い真冬も『オカピ』を写真に捉えたいと思った。
そうして迷彩服を着てやって来たのだが『不自然』なものが無い。
完全にアウェイな立場でオカピに挑む必要が出てきた。

「これじゃオカピに逃げられるぞ…」

「だが、地元の民の手が土に入っているのが勝因だッ!!」

「『アルカディア』ッ! 地面を『凍死』させろッ!」

地元の民が通るために土に手を入れている。
つまり、『不自然物』として周囲一帯を凍結できる。
歩くことは出来るが滑ってオカピの逃走は困難なものになるだろう。
そんなオカピと真逆に『アノラック』を着た真冬は『凍死』の影響を受けない。

「コケながら走るオカピ。これで行こう!」

コケながら走るオカピを連写して逃げ疲れたオカピも好き放題撮影したら能力を解除して野に帰そう。
お嬢様には逃げ疲れたオカピを優雅に休む姿だと騙し納得させてクラスメイトとはコケながら走るオカピを見せて笑いの種にしよう。

446一抹貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2024/09/27(金) 03:45:38
能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/188

今自分はお嬢様からの命令でロープに捕まりながら10m下のオカピを捉えようとしている。
餌を頬張るオカピが気づく様子が無いのがせめてもの救いだ。
半分ほど下ったら『インダルジェンス』に投げ縄を持たせてオカピを捉える。
高度な精密動作性と高い膂力でオカピを捕まえたまま着地したらオカピに『安息』を仕掛ける。

「ごめんよ。写真を撮ったらすぐに野に帰すからね…」

意識が完全に鎮静されたオカピを映えるスポットに運び適当に写真を撮ったら野に帰す。
熱帯雨林に帰るオカピを見ながら自分はいつ野に帰れるのか思いを馳せながら…

447遊部『フラジール・デイズ』:2024/09/27(金) 11:06:24
>>441

能力詳細→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/6


「何故、私がこんな雑用を」 はぁ〜……。

芦田「まぁまぁ、遊部の裏ボス人格さんよぉ!
たまには息抜きがてら遊ぶのは良いもんだろう!? それに、今回の題は
流石にウィゴーちゃんも、厳しいって事だから」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトね。あと、PL共有PCだからって
危険な人をホイホイ友人見たいな扱いで共演するの普通は駄目だからね!』

とりあえず、この狂人男と女々しいスタンドの処理は後回しだ。

 人格は『メイドのトレ(※主人に従うメイド人格)』でフラジール・デイズを発現。

「よし、ゆっくりと歩みつつ。私の指笛を合図にシャッターを切ってくれ」

 望まぬ相手の指定は『オカピ』

これによってオカピをフラジール・デイズを認識する事は絶対に出来ない。

だが、今までこの厳しい自然の中を生き抜いてきた絶滅危惧種だ。
 当然、人の気配に限らず。自然界の僅かな異音にも敏感な可能性がある。

(枝を踏むなり、草木を分ける際の認識出来ずとも野性の勘による違和感。
それにフラジール・デイズは対象に正確にピントを合わせて撮影する事は出来ない。
運も絡むものの、オーダーは自然そのままの野生の生き様)

 無理に小細工を弄するより、自身のスタンドの力を信じよう。
運も実力の内だしな。これで気づかれるようなら、こちらの過失だ。

距離がそこそこ良かったら、鳥のように指笛を放って連続で撮影は
行うものの、満足出来る作品になるかは正直不安だな……。

448小泉ななほ『エンド・オブ・ブック』:2024/09/28(土) 18:24:04
>>441
能力詳細ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1660224379/534

>ねぇ、『オカピ』は『森の貴婦人』って呼ばれてるのよ。
>優雅な私に相応しいと思わない?思うわよね?

「鏡見た事無い?」

ガキが、舐めてると潰すぞ
そう言わんばかりの顔でお嬢様を色々と罵倒するが
結局なんやかんやでこんな辺境の森まで来てしまった

さてと
オカピを撮影する事なんて簡単だ、容易いわ
殺せばいいのよ

容易するのは『本』
これを破けば、『物語』の数十秒の最後の瞬間が再現出来る
使うのはこれ、手榴弾

死ねぇっ!
   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {
         ("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii
     ,,       (    l, `'-i|    |i;;-'     ,,-'"   _,,-"
     "'-,,     `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '"  _,,--''"
         ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_  __,,-''"
        ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄   |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
      ,,-''::::二-''"     .--i|     .|i          "- ;;:::`、
    ._,-"::::/    ̄"''---  i|     |i            ヽ::::i
    .(:::::{:(i(____         i|     .|i          _,,-':/:::}
     `''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|      .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
       "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|      .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
               ̄ ̄"..i|       .|i
                 .i|        |i
                 i|        |i
                 .i|          .|i
                 i|         |i
                .i|           |i
               .i|      ,,-、 、  |i
               i|      ノ::::i:::トiヽ、_.|i
           _,,  i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
     ,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
     ;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ


オカピ爆死確認!

爆死さえ確認すればオカピを物語(本)にしてコレクションする出来る
まぁ、焦らず本を読んでから仕事をすればいい


「ふーん」

大して面白い物語でもなかった
一通り読み終わったら適当に本を破いて最期の数十秒の瞬間を再現してやろう
間近で、自然な姿をとらえるミッション
これにてコンプリートだ

そろそろオカピが爆死するのでさっさと離れよう
オカピは二度死ぬ

449『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/09/30(月) 17:54:59
>>442(常原)

他ならぬ『雇い主』の希望を叶えるため、怒涛の勢いで飛び出した常原は、
自らに課せられた『使命』を果たすべく行動を開始した!!

     シャキシャキシャキシャキシャキ

            シャキシャキシャキシャキシャキ

                   シャキシャキシャキシャキシャキ

周囲の植物を次々に『手縫い化』し、それらを『布切りハサミ』で加工していく。
やがて手製の『ギリースーツ』が完成する。
本物の素材を使っているだけに、全体的な完成度は非常に高い。
カメラを覆い隠す『カバー』も仕上がり、準備は万全だ。
警戒心の強い絶滅危惧種とはいえ、そう簡単に見破ることは出来ないだろう。

          モコ

              モコ

さらに『本体』を『手縫い化』することで、『隠密性』を上乗せする。
オカピの『視覚』・『聴覚』・『嗅覚』を欺き、常原はターゲットに近付いていく。
その密かな接近が気取られることはなかった。

         ――――――パシャリ

こうして常原ヤマトは、見事に任務を遂行したのであった。

「『写真』が届いたわよ。
 私の部屋を飾るのに相応しく、素晴らしい出来栄えだわ!
 優雅な『森の貴婦人』の姿を、間近から完璧に捉えているじゃない!
 ちょっと不安だったけれど、あなたに頼んで正解だったかも」

手にした『衛星電話』越しに、上機嫌な令嬢の様子が伝わってくる。

「…………唯一の欠点は『メイド』ってことね!
 あなた、今後は『執事』に転職する気はない?」


          ⇒『CLEAR!!』

※達成した条件
『近くで撮影した』⇒『ジャングルのマスコット』
『自然な姿を撮影した』⇒『行き届いた針仕事』

>>443(鷲見)

外見は馬に似ているが、オカピは『キリン科』に分類される動物だ。
そして、キリンは『時速50km』で走ることが出来る。
鷲見より『少し遅い程度』であり、このまま接近できると思われたのだが…………。

    ……………… ……………… ……………… ……………… ………………

予想に反して、なかなか距離が縮まらない。
通常の『舗装された道』と違って、
『熱帯雨林を大爆走する』というのは簡単な芸当ではなかった。
なにしろ『足場』が悪く、『2NDハンド・ファイア』の『精密性の低さ』と相まって、
どうしてもスピードは落ちざるを得ないのだ。
一方、オカピは完全に『適応』している。
じわじわと引き離されていき、やがて『見失ってしまった』――――。

「………………『気概』は評価してあげる」

『結果』を聞いた令嬢が、『衛星電話』を通して呼びかけてくる。

     「でも――――――」

ただ、決して『良いリアクション』ではなさそうだ。

  「『ビックリさせちゃダメ』って言ったでしょ!!
   正面から突っ込んだら逃げられるに決まってるわ!!
   そんなの私だって逃げるわよ!!」

        「Bloody!!Hell!!」

              「ふゥゥ〜〜〜〜〜〜ッ」

「あなたには『気付かれずに近付く方法』を考えて欲しかったわね。
 この仕事は『別の人』に頼むことにするから!」


          ⇒『FAILED』

(接近方法に工夫がないのは失敗条件に抵触する)

450『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/09/30(月) 17:59:45
>>445(有鹿)

広大な『熱帯雨林』は、まさしく『自然そのもの』。
『アルカディア』との相性は『最悪』と言っていいだろう。
それでも有鹿に白羽の矢が立ったのは、信頼されている証拠かもしれない。

    ピ ッ キ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ン

地元民が作った『人が通るための道』を『凍死』させる。
そこまでは良かった。
だが、考えてみて欲しい。
『絶滅』の危機に瀕している野生動物が、
わざわざ『人の手が入った不自然な道』を選ぶだろうか?
危険な『密猟者』と出くわしてしまうかもしれないのに?

      しかし、今回は『運が良かった』。

たまたまオカピが『人の作った道』の上にいたお陰で、なんとか近付くことは出来た。
ただ、『急に地面が凍る』という異常事態に驚いたオカピは、
すぐ脇にある『凍死していない獣道』に退避し、そのまま逃げ切られてしまう。
一応、写真は『そこそこ近く』から撮れたが…………。

「送ってくれた『写真』のことだけれど――――」

依頼主である令嬢の声が『衛星電話』から届けられる。

「まぁ、『ジャングル』だから相性が悪いのは分かってたし。
 そこで諦めずに『人の手が入った道』を利用したのは、
 なかなか目の付け所が良かったんじゃない?
 でも、『野生のオカピが不自然な道を通るかどうか』が気になったわね。
 『人の作った道に誘導する方法』まで用意してたら、もっと褒めてあげられたのに!」

    「とりあえず『お疲れ様』と言っておくわ」


          ⇒『CLEAR』

※達成した条件
『近くで撮影した』⇒『スリップ・トラップ』

>>446(一抹)

『上から近付く』――この方法なら、『オカピの視界』に入ることなく接近が可能だ。
そして、『ディヴァイン・インダルジェンス』の手には投げ縄が握られていた。
これで『残りの距離』を埋め、オカピを捕らえることに成功する。

        ソ ッ ………………

速やかに『安息』を発動させると、オカピは大人しくなった。
あとは撮影を済ませるだけでいい。
そのまま滞りなく仕事を終え、一抹は『帰国の日』を思い描く――――。

「『上から近付く』とは考えたわね!
 背景もバッチリだし、なかなか近くから撮れてるじゃない。
 そこは気に入ったわ」

数日後、『衛星電話』から聞こえてきた令嬢の声が、
懐かしい『文明社会』の匂いを感じさせる。

「でも、ちょっと『自然っぽくない』わねぇ?
 私が欲しかったのは、
 静謐でありながらも力強い生命力を感じさせるような写真なのよ。
 これじゃあ『借りてきた猫』みたいじゃない。
 せっかくなら『自然なままの姿』が見たかったんだけど…………。
 まぁ、『出来ない』なら仕方ないわ。
 次の便で帰ってきてもいいわよ!」


          ⇒『CLEAR』

※達成した条件
『近くで撮影した』⇒『スリーピング・ビューティー』

451『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/09/30(月) 18:11:15
>>447(遊部)

何故こんな状況に陥ってしまったのか?
だが、今度ばかりは『芦田』にも困難だろう。
ぼやきながらも、遊部は『雑用』に挑む。

      ――――――コクリ

『ダイヤの3』というコードネームを与えられた『トレ』は、
至って無味乾燥な表情で小さく頷いた。
あいにく『ハウスキーパー』の仕事からは外れているが、
こなせる範囲で最大限の成果を挙げてくれることだろう。
そのためには『本体の指示』が不可欠となる。

             ピュ〜〜〜〜イ

事前の取り決めに従い、指笛を聞いた『トレ』が、オカピの間近でカメラを構える。
『舞台外指定』によって、オカピは『フラジール・デイズ』を認識できなくなった。
懸念材料があるとすれば、ここが『ジャングル』であり、
『移動音』などの要素が絡むせいで、『完全な隠密行動』は難しいという点だ。
また、『トレもオカピを認識できない』が、ある程度は本体の視覚で補えるだろう。
『完璧な画角』を得るのは難しいものの、『間近』にいれば撮るのは簡単だ。

         パ シ ャ ッ

『指笛の音』に若干の反応を示したオカピだったが、
即座に逃げ出す程ではなく、無事に『撮影』は完了する。
その後も撮り続けたものの、さすがに『音の合図』を出し過ぎたせいか、
気配を悟ったオカピは森の奥に消えてしまった。
しかし、『依頼』は十分に果たせただろう。

「――――『写真』は受け取ったわ。
 かなり『近く』から撮れてるし、本当に『ありのままの姿』って感じね!
 まぁ?ちょっと『構図が甘い』ところはあるけれど。
 でも、『合格』にしてあげる!」

『衛星電話』から流れる令嬢の声が、遊部の仕事ぶりを称える。

「帰りのチケットは手配済みよ。
 あぁ、一緒にいる男は置いて帰ってもいいから。
 どうにかして自力で戻ってこられるんじゃないの?」


          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『近くで撮影した』⇒『ライト!カメラ!アクション!』
『自然な姿を撮影した』⇒『フラジール・リアクト』

>>448(小泉)

小泉ななほの『エンド・オブ・ブック』は、
『終わりを迎えたもの』を『物語』に変え、
それを破棄すれば『最期の瞬間』が再現される。

         ビリィッ!

手元の『本』を破くことで『手榴弾の最期』を再現!!

    ド ッ ガ ァ ァ ァ ン ! !

その爆発によってオカピを『爆殺』し、絶滅危惧種を容赦なく葬り去るッ!
『オカピの最期』を見届けた後は、『生前の姿』を再現して撮影すれば『任務完了』だ。

    ……………… ……………… ……………… ……………… ………………

問題は『手榴弾の本』が必要になることだろう。
そして、そのためには『手榴弾の最期』を目撃していなければならない。
『この場で手榴弾の本を用意できる』なら、
『頭の中で考えた作戦』を実行に移す価値はあるかもしれないが…………。

           ガサガサガサ

前方のオカピは、悠然と草を食んでいる。
まだ気付かれてはいないが、『別の作戦』を用意するべきだろうか?
鬱蒼たる辺境の森の中で、小泉とオカピの対峙は続く――――。

「あの子、まさか『手榴弾で爆破』なんて考えてないでしょうね?
 そもそも、そんな突飛なことを思いつくなんて…………」

ジャングルから遠く離れた自室で、
宝石の散りばめられた『鏡』を見つめながら、令嬢は独り言を呟く。

      「――――――『有り得る』わ」


          ⇒『NOT CLEAR』

    (失敗条件には抵触しないが成功でもない)

452『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/09/30(月) 18:14:42

どちらか片方の条件を達成するのは難しくないが、
いかにして2つを両立させるかがポイントになったのではないかと思う。

常原PCの解答は、2つの条件を満たすだけではなく、
その方法も高水準であり、今回の中で最も際立っていた。
ギリースーツを作るだけでは終わらず、音や匂いも消すなど、
環境に合わせて能力を最大限に活かす姿勢は高評価。

鷲見PCもオカピを無力化する策は考えていたものの、
そこに至るまでの行動に工夫が見られなかったのは残念なところ。
殴って気絶させるというのは、自然なままの姿を撮るという条件に反するので、
いずれにしても評価は低くならざるを得ない。

有鹿PCの場合、人の手が入った道を利用する着眼点こそ光っていたが、
そこで思考が止まってしまったのは非常に惜しかった。
自然なままの姿を撮る条件からは外れてしまうが、
凍死させる予定の道にオカピを誘導する方法まで考えていたなら、
もう少し評価は高かったと思われる。

一抹PCは、自然なままの姿を撮ることは出来なかったとはいえ、
上から近付くという接近方法に発想の妙を感じた。
正直、そのまま空中から撮ってしまっても良かった
(どうやって上に登ったかという説明は要る)ので、
無理に安息にこだわる必要はなかったのではないだろうか。

遊部PCについては、単に好相性の能力を投入することに留まらず、
その使い方が手慣れていて、そつなくこなしていた印象。
物音で気付かれる懸念や、精確に狙えない点にも言及しており、
そうした気配りが出来るところに安定感が滲み出ている。

小泉PCの解答に関しては、能力の発動条件で不発としたが、
発想の奇抜な面白さは評価したい。
なお、どこで手榴弾の最期を見届けたかが明記されていれば、
オカピ爆殺が通った可能性はある。

今回は、常原PCに《◎グッド!》を進呈したい。

《◎グッド!》常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』⇒PLマネー『一万円』獲得。

453『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/12/21(土) 05:46:56
◆問題名:『お嬢様に安眠を』
◆出題者:小石川
◆主な状況:

あなたは『令嬢の世話係』として、富豪の屋敷で働いている。

「――――それでね、私は言ってあげたのよ」

そろそろ『就寝時間』なのだが、まだ令嬢は『お喋り』を続けていた。
昼間の疲れのせいで、こっちが寝落ちしてしまいそうな状態なのだが、
そんなことはお構いなしに、今も令嬢に付き合わされている。
そして、令嬢が眠らない限り、こちらが休むことはできない。

「…………ふわぁ…………」

ここで令嬢が『欠伸』を1つ。
どうやら少しずつ『眠気』が強くなってきたらしい。
何か『あと一押し』の工夫があれば、無事に眠ってくれるはずだ。
自然に眠るのを待っていたら、あと小一時間は付き合う羽目になる。
ここは可及的速やかに『入眠』してもらおう。



◆所持アイテム:持ち歩いていても違和感のない日用品。
◆成功条件:令嬢を安眠に導く。
◆高評価条件:できるだけ手早く、なるべく優しく。
◆失敗条件:令嬢を傷付ける行為や苦痛を与える行為は厳禁。
◆備考:屋敷内にある令嬢の寝室が舞台。
    令嬢は天蓋付きベッドの上で横になっており、
    眠気が強くなっているものの、まだ眠ってはいない。
    細かな間取りや室内の設備および品物は、常識の範囲で言い切り可。

(※現在、板の流れが緩やかなので、この問題は2週間ほど受け付けます)

454一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2024/12/22(日) 01:20:05
>>453
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/188

              『ふわぁ…』

同じく欠伸をして背中をピンと張る。
まだお嬢様は喋り足りないようだが付き合っては二人にとって良くない影響が出かねない。
『ディヴァイン・インダルジェンス』を発現して頭に手を乗せて『安息』を与える。
あらゆる意識レベルが抑えられる『安息』に今のお嬢様が抗う余地は無いだろう。

「明日は桃鉄に付き合いますからね〜」

主従関係を破壊するゲームの約束をしながらお嬢様をベッド運び、布団を掛けてあげて寝かせよう。

455小石川『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2024/12/22(日) 08:20:51
>>453

己の部位を『切り離す』事で、それを遠隔操作できるナイフと、
他の生命体の部位を『切り離す』事で、同じく遠隔操作できるナイフ。
解除時に切り離されたままの部位は崩れ、切断面から元通り『生え代わる』。

『スーサイド・ライフ』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『ビー・ハート』
破壊力:C スピード:B 射程距離:D(2m)
持続力:C 精密動作性:B 成長性:D

『操作』
破壊力:D スピード:C 射程距離:B(10m)
持続力:C 精密動作性:C 成長性:―

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/140-141

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

  「大事なお身体を冷やさないように気を付けて下さいね……」

        スゥッ

令嬢に布団を掛け、それと同時に――――。

            ザ ン ッ

『ビー・ハート』で『令嬢の首から上』を切り離す。
この斬撃は令嬢を傷付けず、苦痛を与えることもない。
また、布団で隠れてしまうので、『切断』を悟られる可能性も消せる。

                  ソッ…………

そして、速やかに『令嬢の頭部』を操作し、『目蓋を閉じさせる』。
『部位(パーツ)』の制御は小石川の意思で行われるので、
この行動が阻止されることは決してない。
眠気が強くなっている令嬢は、『無意識に目を閉じたのだ』と錯覚するだろう。
『光』が入ってこなくなれば、自然な形で『入眠』に誘導できるはずだ。
さらに、視覚情報が途絶えた時、人間の意識は『耳』に集中する傾向がある。

  「……『自然に目蓋が下がる』のは、きっとお疲れなのでしょう」

             〜〜〜〜〜〜♪

寝室に置かれていた『オルゴール』を、
令嬢の耳元で奏でてリラックスさせ、安らかな眠りに導く。
視界が途絶した分だけ『音』に集中することになり、その『睡眠効果』は増す。
令嬢の寝息が聞こえてきたら、『首から上』と『首から下』を接合して自室に戻る。

456『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2024/12/22(日) 11:37:26
>>454(一抹)

『ディヴァイン・インダルジェンス』の『安息』を発動し、『完全なる安らぎ』に導く。
これなら文句を言われる心配はない。
令嬢をベッドに寝かせ、その場から去ろうとする一抹だが……。

「――――ちょっとあなた、どこ行くのよ?まだ話は終わってないのに」

『意識を取り戻した令嬢』に呼び止められ、寝室に引き返す結果になってしまった。

    『ディヴァイン・インダルジェンス』の『安息』には、
    『手を離した瞬間に解除される』という『欠点』がある。

仮に『安息だけ』で眠らせようとした場合、
自分の眠気を我慢しながら『つきっきり』で能力を使い続ける必要がある。
『安息』は一時しのぎとしては有効でも、根本的な解決法にはならない。
『一抹が離れても問題ない状態』まで持って行くためには、
何らかの『プラスアルファ』が必須だ。


          ⇒『NOT CLEAR』

(今回は成功でも失敗でもないので、これを踏まえてもう一度解答しても良い)

457遊部『フラジール・デイズ』:2024/12/22(日) 12:54:55
>>453『お嬢様に安眠を』 回答 

能力詳細→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/6

芦田「――なるほど、つまり永遠の眠りを ご所望と」

         ド  ゴォ  メシャアッッ

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト。DFを共有する前に
刹那だけ発現しつつの本体の意識を気絶寸前で再起不能にする一撃と共に解除……ようやく
クリスマス前に完成しました。これが、私からのプレゼントだ、豚野郎っ』  ズルズル

       ズルズルズル……

(あの狂人男。崖あたりで突き飛ばして仕留めたと思ったが
どうやって戻ってきたんだ……?)

血まみれでスタンドに引きずられる妙な生物を見送りつつ。
とりあえず、あの使用人? が居ない間に代わりをしてくれと頼まれた。
 賃金も、別に不満はなかったしな。

「ふぅむ。それで、相手はその言葉にどう反応したんだい?」 カロッ…

飴でも放り込みつつ、お嬢様の雑談の話を『私』は聞く。
 その間に『舞台指定をした、デルシー』に目配せして用意していたものをベットの
枕元で開かせる……中身は何かって? ふむ、私はね。
 あの狂人の所為で『一週間前に森』に居たんだ。

 『既に乾燥されてるラベンダー』だよ。森で採取しておいた。
あの男がペラペラ喋る無駄話には、お嬢様が話付きで面倒だと聞いてたしな。

そして、デルシーだが。面白い設定にしている。

『デルシーは、飴恐怖症で、見たり舐めても恐怖で汗を掻く』と設定してる。

フラジール・デイズの面白い性質は、設定しなければ生理現象を生じないが
設定すれば任意で尿や汗に涙を出せる所だ。普段、そんな設定は特に
日常生活や戦闘で利便性は無いが……思わぬ此処で優良性がある。

そう、デルシー(フラジール・デイズ)には予め
『屋敷においてあったオレンジを沢山食べさせてる』

桃娘(タオニャン)を知ってるかな? 中国の都市伝説であり、不老長寿とされる桃のみを
食べさせた少女は、体臭も桃の香りを発したらしい。

普通の人間に、普段色んな肉に野菜に穀物を摂取してる人間が少し飯を抜いて
果物だけ沢山食べたとて、果実臭なんぞ発さない。
けど、フラジール・デイズは違う。人形であり、人と異なる彼女ならば
大量の果物を摂取して、そして私の設定により汗を掻けば。

――オレンジのアロマ(安眠効果)と同じ効能の匂いも期待出来るはずだ。

(ラベンダーは、事前に用意したもの。何かの弾みで忘れるか
あの狂人男に台無しにされる懸念もあったが、オレンジとフラジール・デイズの
併せ技でも十分、お転婆娘を眠らすのには期待出来る)

 寝たのを確認したら……毛布だけ掛けて、私も床につくさ。
同性の為か、メイドのトレが随分と活躍してくれた為か少々最近厚かましい。
明日も色々と振り回されるだろう。

だが、まぁ財力に利便性は高い。今しばらくは持ちつ持たれつ、さ……。

458名無しは星を見ていたい:2024/12/22(日) 19:07:26
>>456
『安息』は全ての意思を強引に抑え込む能力だ。
今回は短かったが10分も使用すれば充分だ。

「まぁ、これに抗うのは無理なんだけどね…」

459『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2025/01/05(日) 03:54:21
>>458(一抹)

『ディヴァイン・インダルジェンス』で触れ続け、令嬢に『安息』を与え続ける。
本来、『安息』は『眠ったような状態』になるだけで、実際に眠っている訳ではない。
しかし、リラックスした状態になることで入眠しやすくなり、
何もしないよりは早く寝かしつけられるだろう。
ただ、眠気に干渉できるような能力ではない以上、
『いつ令嬢が眠るか』を予測するのは不可能だった。
令嬢の様子を観察しながら、彼女が眠りに落ちる瞬間を待つ。

  ……………… ……………… ……………… ……………… ………………

  ……………… ……………… ……………… ……………… ………………

  ……………… ……………… ……………… ……………… ………………

………………どうやら『寝た』ようだ。
欠伸を噛み殺しつつ、一抹は寝室から引き上げる。
相応の時間は掛かったものの、『令嬢を寝かせる』という目的は果たせた。

          ⇒『CLEAR』

※達成した条件
『優しく寝かせた』⇒『ソフトタッチ』

>>457(遊部)

前回に引き続き、『芦田のスタンド』からバトンを受け取った遊部は、
『令嬢の寝かしつけ』に挑むことになる。

「そしたら、あの子は『あなたには似合わない』なんて言うの」

本体が令嬢の相手をしている間に、
『ハートの7』の識別名を与えられた『夢想家デルシー』が動く。
まずは『熱帯雨林』で採取した『ドライフラワー』。
その香りは気分を落ち着かせ、間接的に眠りを誘う一助となるだろう。
ただ、それだけでは時間が掛かってしまうかもしれない。
ここで遊部は『さらなる策』を施す。

「だから、私は『あなたのセンスじゃ理解できないでしょうね』って返したわ」

副次的な特性として、『フラジール・デイズ』は『生理現象』をコントロールできる。
かつて『フラジール・リアクト』と名付けた『偽りの能力』。
今、まさに活かされる時だった。

「だって、『森の貴婦人』が私に合わない訳ないじゃない?」

       フワリ…………

事前に与えておいた『設定』が『スイッチ』の役目を果たし、
自由に『オン・オフ』が可能な『生きるアロマディフューザー』として機能する。

「――なんだか……眠くなってきたような……」

令嬢の瞼が徐々に重くなり、次第に口数が減っていく。
『オレンジのアロマ』には就寝を促し、寝つきを良くする効果がある。
それが『ラベンダーの鎮静作用』と相乗効果を生み、令嬢を安眠に導いた。

      …………zzz

無事に眠った令嬢に毛布を掛け、遊部は静かに退室する。
この調子だと、明日も『トレ』の出番は多くなることだろう。
しばらくは忙しい日々が続きそうだ。

          ⇒『CLEAR!』

※達成した条件
『手早く寝かせた』⇒『脆弱な反応』
『優しく寝かせた』⇒『お抱え調香師』

460『幸運のスタンドパズル(出題:小石川)』:2025/01/05(日) 04:02:43

令嬢を起こすことが目的の『お嬢様は低血圧(>>220)』の逆バージョン。
おそらく起こすよりも寝かせる方が難しかったと思うので、
参考までに解答例を提示させて頂いた。
今回は出なかったが、ベッドを揺らすことで眠気を誘ったり、
手足を温めて入眠を早めるような方法も考えられる。

一抹PCの解答は惜しい。
寝るのを待つだけではなく、安息を使った上で令嬢を説得していれば、
令嬢自身の意志で速やかに眠ってもらうこともできた。
それが達成されていたなら評価は上がっていただけに、もったいないと感じる。

遊部PCの解答は全く予想外だった。
隠密を得意とする能力だけに、なかなか活かしにくい特性ではあるが、
状況に合わせて巧みに利用していたと思う。
今回の条件には該当しないものの、令嬢に気付かせないという点もスマートで好印象。

今回は、スタンドの応用が光った遊部PCにグッドを進呈する。


《◎グッド!》遊部『フラジール・デイズ』⇒PLマネー『一万円』獲得。


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