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【他】『妄想クロスワード』【妄】

145日沼 流月『サグ・パッション』:2020/06/05(金) 04:21:32
>>143(『大きな桃がどんぶらこ』)
詳細:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/104

       ルナ
「え!! これ流月マジでヤバいやつじゃん!!!!」

川を、流されている。しかも桃の中にいる。
恐るべき情報を日沼は理解した。

「あ、そゆこと、あのババァに拾って貰えばいいワケね」
 
「……いやァァ〜〜無理無理!!
 絶対あのババァじゃムリじゃん、このサイズ!
 重さもデカさもさぁ……持ち上がらないでしょ……
 流月も入ってるし! 流月重くないけど!
 ぷぷっ、てかほんと、大きすぎてウケる……え、どーしよ?」

「ヤバすぎて『かえって』笑えてきたし……とりあえず」

そして…………『どうするべき』なのかも。スタンドで、桃を殴る。
軽くだ、本当に軽く……『精D』で可能な限り、殴る力は加減する。
身体制御が素人並みでも、ある程度の『手加減』は可能なはずだ。

「『サグ・パッション』!」

……そうして桃に『痕』を付け、備える。
ババァの筋力では、桃を持ち上げることは出来ない。
少しも上がらない、ならば下がることもないだろう。
そこを反転させて『桃を上昇させる』という手は使えない。

ならば、どうする?

   「……『叛逆』の狼煙、よろしくっ!」

ババァが引き上げを諦め、桃が彼女の前を通り過ぎた瞬間に『反転』を引き起こす。
そうすると桃の動きは川の流れという『力』に逆らい始める。『川上』へ向かうという事だ。
川上。それはつまり『高所』……川の水源は、『山』にあるのが相場というものだ。

その水源まで……すなわち『山』まで、遡上することを狙っている。なぜか。

「自力じゃ持ち上げられないお婆……ババアに無理はさせられないからさァ〜ッ!
 流月的にはむしろ『逆』! 『ジジイの方に桃を見つけてもらう』ってのはどーよ!?」

                     ジジイ
そう。『山』だ。山には芝刈りをしている『成人男性』がいる。
『引き上げられる奴がいるところまで行ってしまえばいい』のだ。
疲れて水源に水を飲みに来て、腹も空かせてるであろうジジイに賭ける…………!!

…………あえてババァに『叛逆』開始の瞬間を見せつけたのは、保険だ。
もし山まで遡れなかったり、今日の間にジジイに遭遇することが出来なくとも、
異様な動きで『川上』に向かったデカい桃のことをババァが後でジジイに報告してくれれば、
貴重な『食糧』を求め、明日にでも探しに来てくれる可能性はあるだろう…………


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