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【ミ】『コメットテイル、禍福の星巡り』
702
:
スミノフ『デマーケイション』
:2018/11/18(日) 00:34:24
>>700-701
「そうだぜ。自分の体を張るのはこういう時じゃねえさ」
「こいつらに張ってやる命も体も今はねぇし」
硯がアリーナで働くことはないだろう。
猫と硯ではできることは違うし、どういった仕事を回されるか分かったものでもない。
「信用ねぇ……」
個人的には、猫を渡したくはない。
今ここで得た成果を手放すというのは惜しい以上にしこりが残る。
「俺は正直な話、お前らに猫を渡したくない。お前らは猫が欲しい」
自分にはどういう存在か詳しくは知らない。
この猫も、目の前の組織も。
「例えば、俺たちは猫を捕獲したが、猫を狙う敵対勢力の数が多かったので一時的に『アリーナ』と手を組んだ。そういうことにしよう」
「同盟によって猫は半ば共同管理」
「引き渡しの現場にお前らは付いてこれるようになる。そして安全に俺たちは猫を引き渡せる」
「猫の護衛とか言って海外にお前らの何人かを送って、依頼主が得体の知れない人間か見極めればいい」
「何かあって、依頼主が猫を手放しちまうことがあればお前らが保護しろよ」
そんな事が現実に起こるのかは謎だ。
あるいは彼らがそれらを引き起こしてでも猫を欲するのならばあるいは、といったところ。
「摘発じゃなく、一時的な同盟。アリーナ側は懐の深さを見せてくれていた方が今後、似たようなことが起きた時にいいと思うが」
「話せば分かるやつら、そういう実績があった方が色々出来るんじゃないか?」
まぁ、この提案が蹴られたらそれまでだ。
不評を掴んで終わることになるだろう。
それでも干されるほどじゃないと思うが。
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