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【ミ】『ギャザリング・ガーデン』其の二
108
:
宗像征爾『アヴィーチー』
:2018/03/05(月) 18:29:51
>>106
「デブリ――聞いた事のある言葉だな。宇宙のゴミの事だったか」
スタンドが人工衛星で、飛ばしているのがデブリだとすれば、あの暗幕は見た目通りの宇宙という事のようだ。
銃声の方は、もう一人のスタンドか。
銃を所持しているのは、この国では警官か猟師か犯罪者くらいなものだが、
スタンドであれば誰が持っていようと不思議はない。
「その飛び道具は確かに厄介だ。だが、一方で俺の方が有利な点もある」
「俺はそちらの能力の片鱗を見ているが、そちらは俺の能力を知らない」
どうにか急場は凌いだが、問題はこれからだ。
今の形勢を覆すためには、こちらから打って出る必要がある。
つまり、反撃しなければならない。
まず、棚の反対側に注意を払いつつ、現在地から北西方向(H―18)へ移動する。
先程の人工衛星のスタンドが、どの方向から攻撃してきても対処出来るようにする為だ。
この短い距離なら、すぐに移動を終えられるだろう。
(最初の銃声は、あのスタンドを呼び出す為のものだったと見ていいだろう。
その後に三発飛んできた。今の時点で二発防いでいる。
そうなると残りは一発か。俺の考えが間違っていなければだが)
何時でも盾を構えられるように警戒しながら、敵スタンドの動向を窺う。
同時に、『アヴィーチー』の右腕に意識を向けておく。
必要が生じた際には、速やかに『ノコギリ』を展開するつもりだ。
(それにしても、いくらパワーがあるとはいえ、ただ投げ続けるだけというのは考えにくい。
最初に聞いた爆発音を考慮すれば、あのデブリが爆発しないとも限らない。
あくまで可能性の段階だが、警戒には値する行動だ)
盾で防いだデブリは、その後どうなっていただろうか。
見る事が出来た範囲で、思い出してみたい。
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